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JP2008151004A - 燃料含水率検出方法およびこれを用いたヒータ通電開始時期設定方法 - Google Patents

燃料含水率検出方法およびこれを用いたヒータ通電開始時期設定方法 Download PDF

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JP2008151004A
JP2008151004A JP2006338762A JP2006338762A JP2008151004A JP 2008151004 A JP2008151004 A JP 2008151004A JP 2006338762 A JP2006338762 A JP 2006338762A JP 2006338762 A JP2006338762 A JP 2006338762A JP 2008151004 A JP2008151004 A JP 2008151004A
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Hiromichi Yasuda
宏通 安田
Yoichiro Goya
陽一郎 合屋
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】燃料含水率を検出する場合、従来は燃料中のアルコール濃度を検出するだけのためのセンサを組み込んでおり、そのためのコストが嵩む。
【解決手段】本発明による燃料含水率検出装置は、燃焼室14内の圧力Pを検出する筒内圧センサ20と、燃焼室14への燃料の供給量を設定する燃料噴射量設定部39と、クランク角位相を検出するクランク角センサ37と、筒内圧センサ20によって燃焼室14内の圧力Pが検出された時点における燃焼室14の容積Vを算出する燃焼室容積算出部41と、燃料の供給量,燃焼室14の圧力Pおよび容積Vから燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出する低位発熱量指標算出部43と、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率Wを算出する燃料含水率算出部44とを具える。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンに供給される燃料の含水率を検出する方法およびエンジンの排気通路に配されたセンサを加熱するためのヒータに対する通電開始時期の設定方法に関する。
近年、資源枯渇および環境への懸念からエタノール燃料が注目されている。このエタノール燃料は、セルロース,トウモロコシ,天然ガスなどから比較的容易に生産できる安価で現実的な環境保全燃料であり、このような燃料に対応したFFV(Flex Fuel Vehicle:フレキシブル燃料自動車)の開発が急がれている。
一方、エタノールは周知のような吸湿性を有しているため、生産地や製造工場によって品質が変動しやすく、E100(エタノール100%)の燃料であっても、その生成過程における水分の混入によるある程度の含水率を有することを免れない。通常、燃料中の含水率が高くなるほど排気ガスに含まれる水分量が多くなるため、熱衝撃に弱いジルコニアなどのセラミックスを用いたOセンサやA/Fセンサにおいては、その使用時に被水割れなどの事故に対する注意が必要となる。すなわち、これらセンサの検出素子が活性化する温度は600℃以上であることから、エンジンの始動時にセンサも早く活性化させる必要上、検出素子を加熱するためのヒータがこれらのセンサに組み込まれている。エンジンの冷態始動時に、特に寒冷地においては排気管の内壁に凝縮した水滴がヒータにより加熱中のセンサの検出素子に触れると、熱衝撃によって検出素子にクラックが発生する、いわゆる被水割れを起こす可能性がある。
特許文献1には、燃料供給経路の途中にアルコール濃度センサを組み込んで燃料中のアルコール濃度を検出し、これに基づいて排気ガス中に含まれる水分量を推定し、排気通路に配されたセンサのヒータに対する通電開始時期を制御する技術が開示されている。これによると、水分量が多いほど通電開始時期を遅らせて排気通路内の水滴をより確実に蒸発させ、検出素子が被水割れすることによるセンサの破損事故を抑制することができる。
特開2005−344550号公報
特許文献1では、燃料中のアルコール濃度を検出するだけのためのセンサを組み込んでいるため、そのためのコストアップを避けることができない。
本発明の主たる目的は、燃料の性状を検出するための専用のセンサを用いることなく、燃料の含水率を検出し得る方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、エンジンの排気通路に配され、ヒータを用いて加熱することにより活性化するセンサに対し、エンジンの始動後におけるヒータへの通電開始時期を先の燃料含水率検出方法を利用して設定し得る方法を提供することにある。
エンジンの燃焼の1サイクルにおける熱発生量は、エンジンに供給された燃料の燃焼成分(CnHmO)における炭素と水素との分率に完全に比例する。従って、例えば水を5%含むE95のアルコール燃料の熱発生量は、他の不純物を考慮しない場合、E100のアルコール燃料を使用した場合の熱発生量よりも5%低い値となる。つまり、E100のアルコール燃料における熱発生量が予め判っている場合、エンジンに供給された燃料の熱発生量を求めることによって、その含水率を推定することが可能となる。
本発明はかかる知見に鑑みてなされたものであり、その第1の形態は、エンジンの燃焼室内の圧力を検出するステップと、検出された燃焼室内の圧力に基づいてエンジンに供給された燃料の含水率を推定するステップとを具えたことを特徴とする燃料含水率検出方法にある。
本発明の第1の形態による燃料含水率検出方法において、燃料の含水率を推定するステップが、検出された燃焼室の圧力とこの時の燃焼室の容積とから燃料の熱発生量に関する制御パラメータを算出するステップと、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合を算出するステップとを含むものであってよい。この場合、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定するステップをさらに具え、ここでエンジンの運転状態が定常状態にあると判断した場合に燃料の含水率を推定するステップを実行することが好ましい。
燃料の含水率を推定するステップは、検出された燃焼室の圧力,この時の燃焼室の容積および燃焼室に対して設定された燃料の供給量から燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出するステップと、予め設定された所定含水率の場合における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合を算出するステップとを含むものであってよい。
燃焼室内の圧力を検出するステップが燃焼室内の最大圧力を複数回の燃焼サイクルにおける平均値として算出するステップを含み、含水率を推定するステップは、予め設定された所定含水率における燃焼室内の最大圧力に対し、算出された燃焼室内の平均最大圧力の割合を算出するステップを含むものであってよい。この場合、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定するステップをさらに具え、ここでエンジンの運転状態が定常状態にあると判断した場合に燃焼室内の最大圧力を検出するステップを実行することが好ましい。
何れの場合においても、予め設定された所定含水率の燃料は、エンジンに供給されるべき公称含水率の燃料であることが有効であり、特に吸湿性の高いアルコール燃料において好適であると言える。
本発明の第2の形態は、エンジンの燃焼室内の圧力を検出する筒内圧センサと、この筒内圧センサによって検出された燃焼室内の圧力に基づいてエンジンに供給された燃料の含水率を推定する含水率推定手段とを具えたことを特徴とする燃料含水率検出装置にある。
本発明の第2の形態による燃料含水率検出装置において、エンジンのクランク角位相を検出するクランク角センサをさらに具え、含水率推定手段が、このクランク角センサからの検出信号に基づき、筒内圧センサによって燃焼室内の圧力が検出された時点における燃焼室の容積を算出する燃焼室容積算出手段と、この燃焼室容積算出手段によって算出された燃焼室の容積および筒内圧センサによって検出された燃焼室内の圧力から燃料の熱発生量に関する制御パラメータを算出するパラメータ算出手段と、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、パラメータ算出手段にて算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段とを有するものであってよい。この場合、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段をさらに具え、この運転状態判定手段にてエンジンの運転状態が定常状態にあると判断された場合、含水率算出手段により燃料含水率を算出することが好ましい。
運転状態判定手段は、吸気通路の途中に配されたスロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサまたは吸気通路内の吸気の流量を検出するエアフローセンサを含み、このスロットル開度センサ/エアフローセンサからの検出情報と、前記クランク角センサからの検出情報とに基づいてエンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定するものであってよい。
燃焼室への燃料の供給量を設定する燃料供給量設定手段と、エンジンのクランク角位相を検出するクランク角センサとをさらに具え、含水率推定手段が、クランク角センサからの検出信号に基づき、筒内圧センサによって燃焼室内の圧力が検出された時点における燃焼室の容積を算出する燃焼室容積算出手段と、燃料供給量設定手段にて設定された燃料の供給量,筒内圧センサによって検出された燃焼室の圧力および燃焼室容積算出手段によって算出された燃焼室の容積から燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出するパラメータ算出手段と、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、パラメータ算出手段にて算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段とを有するものであってよい。
パラメータ算出手段が燃焼室内の最大圧力を複数回の燃焼サイクルにおける平均値として算出する平均化手段を含み、含水率推定手段は、予め設定された所定含水率における燃焼室内の最大圧力に対し、平均化手段にて算出された燃焼室内の平均最大圧力の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段を含むことができる。この場合、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段をさらに具え、この運転状態判定手段判定手段にてエンジンの運転状態が定常状態にあると判断された場合、含水率算出手段により燃料含水率を算出することが好ましい。
何れの場合においても、予め設定された所定含水率の燃料は、エンジンに供給されるべき公称含水率の燃料であることが有効であり、特に吸湿性の高いアルコール燃料において好適である。
本発明の第3の形態は、排気通路に臨むように配されたセンサに組み込まれたヒータに対する通電開始時期をエンジンの再始動後に制御するための方法であって、本発明による燃料含水率検出方法によって燃料中に含まれる含水率を推定するステップと、推定された燃料含水率に基づき、エンジンの再始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定するステップとを具えたことを特徴とするものである。
本発明の第3の形態によるヒータ通電開始時期設定方法において、燃料中の水分率が大きいほどヒータに対する通電開始時期が遅くなるように設定することが望ましい。
本発明の第4の形態は、排気通路に臨むように配されたセンサに組み込まれたヒータに対する通電開始時期をエンジンの再始動後に制御するための装置であって、本発明による燃料含水率検出装置と、この燃料含水率検出装置によって推定された燃料含水率に基づき、エンジンの再始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定する通電開始時期設定手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明の第1の形態の燃料含水率検出方法によると、エンジンの燃焼室内の圧力を検出し、検出された燃焼室内の圧力に基づいてエンジンに供給された燃料の含水率を推定するようにしたので、アルコール濃度センサなどの特別なセンサを使用することなく、燃料含水率を推定することができる。
燃料の含水率を推定するに際し、検出された燃焼室の圧力とこの時の燃焼室の容積とから燃料の熱発生量に関する制御パラメータを算出し、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合を算出する場合、より高精度に燃料含水率を推定することができる。特に、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定し、ここでエンジンの運転状態が定常状態にあると判断した時に燃料の含水率を推定するようにした場合、燃料含水率をさらに高精度に推定することができる。
燃料の含水率を推定するに際し、検出された燃焼室の圧力,この時の燃焼室の容積および燃焼室に対して設定された燃料の供給量から燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出し、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合を算出するようにした場合、エンジンが加減速時などの過渡的な運転状態にあっても燃料含水率を推定することができる。
燃焼室内の圧力を検出する際に燃焼室内の最大圧力を複数回の燃焼サイクルにおける平均値として算出し、含水率を推定する際に予め設定された所定含水率における燃焼室内の最大圧力に対し、算出された燃焼室内の平均最大圧力の割合を算出する場合、燃料含水率を極めて簡便に推定することができる。特に、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定し、ここでエンジンの運転状態が定常状態にあると判断した時に燃焼室内の最大圧力を検出する場合、より高精度に燃料含水率を推定することができる。
本発明の第2の形態の燃料含水率検出装置によると、エンジンの燃焼室内の圧力を検出する筒内圧センサと、この筒内圧センサによって検出された燃焼室内の圧力に基づいてエンジンに供給された燃料の含水率を推定する含水率推定手段とを具えているので、アルコール濃度センサなどの特別なセンサを使用することなく、燃料含水率を推定することができる。
エンジンのクランク角位相を検出するクランク角センサをさらに具え、含水率推定手段が、このクランク角センサからの検出信号に基づき、筒内圧センサによって燃焼室内の圧力が検出された時点における燃焼室の容積を算出する燃焼室容積算出手段と、この燃焼室容積算出手段によって算出された燃焼室の容積および筒内圧センサによって検出された燃焼室内の圧力から燃料の熱発生量に関する制御パラメータを算出するパラメータ算出手段と、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、パラメータ算出手段にて算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段とを有する場合、より高精度に燃料含水率を推定することができる。特に、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段をさらに具え、この運転状態判定手段にてエンジンの運転状態が定常状態にあると判断された時に含水率算出手段によって燃料含水率を算出する場合、燃料含水率をさらに高精度に推定することができる。
燃焼室への燃料の供給量を設定する燃料供給量設定手段と、エンジンのクランク角位相を検出するクランク角センサとをさらに具え、含水率推定手段が、クランク角センサからの検出信号に基づき、筒内圧センサによって燃焼室内の圧力が検出された時点における燃焼室の容積を算出する燃焼室容積算出手段と、燃料供給量設定手段にて設定された燃料の供給量および筒内圧センサによって検出された燃焼室の圧力ならびに燃焼室容積算出手段によって算出された燃焼室の容積から燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出するパラメータ算出手段と、予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、パラメータ算出手段にて算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段とを有する場合、エンジンが加減速時などの過渡的な運転状態にあっても燃料含水率を推定することができる。
燃焼室内の最大圧力を複数回の燃焼サイクルにおける平均値として算出する平均化手段をパラメータ算出手段が含み、予め設定された所定含水率における燃焼室内の最大圧力に対し、平均化手段にて算出された燃焼室内の平均最大圧力の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段を含水率推定手段が有する場合、燃料含水率を極めて簡便に推定することができる。特に、エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段をさらに具え、この運転状態判定手段判定手段にてエンジンの運転状態が定常状態にあると判断された時に含水率算出手段によって燃料含水率を算出する場合、より高精度に燃料含水率を推定することができる。
本発明の第3の形態のヒータ通電開始時期設定方法によると、本発明の燃料含水率検出方法により燃料中に含まれる含水率を推定し、推定された燃料含水率に基づき、エンジンの再始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定するので、アルコール濃度センサなどの特別なセンサを使用することなく、エンジンの始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定してセンサの被水割れによる損傷事故を低減させることができる。
ヒータに対する通電開始時期を設定するに際し、燃料中の水分率が大きいほどヒータの通電開始時期が遅くなるように設定した場合、センサの被水割れによる損傷事故をより確実に低減させることができる。
本発明の第4の形態のヒータ通電開始時期設定装置によると、本発明による燃料含水率検出装置と、この燃料含水率検出装置によって推定された燃料含水率に基づき、エンジンの再始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定する通電開始時期設定手段とを具えているので、アルコール濃度センサなどの特別なセンサを使用することなく、エンジンの始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定してセンサの被水割れによる損傷事故を低減させることができる。
本発明を排気通路内にA/Fセンサが組み込まれた火花点火式内燃機関に対して応用した実施形態について、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明はこのような実施形態のみに限らず、必要に応じてこれらの実施形態の一部を相互に組み合わせたり、本発明の精神に帰属する他の任意の技術にも応用することができる。
本実施形態におけるエンジンシステムの概念を図1に示し、その制御ブロックを図2に示す。本実施形態におけるエンジン10は、燃料であるE100のアルコール燃料(無水エタノール)を燃料噴射弁11から吸気ポート12内に噴射し、点火プラグ13によって着火させる型式のものである。
燃焼室14にそれぞれ臨む吸気ポート12および排気ポート15が形成されたシリンダヘッド16には、吸気ポート12を開閉する吸気弁17および排気ポート15を開閉する排気弁18を含む動弁機構が組み込まれている。先の燃料噴射弁11や、燃焼室14内の混合気を着火させる点火プラグ13およびこの点火プラグ13に火花を発生させるイグニッションコイル19の他に、燃焼室14内の圧力を検出するための筒内圧センサ20もシリンダヘッド16に搭載されている。筒内圧センサ20によって検出された信号は、ECU21に出力される。
吸気ポート12に連通するようにシリンダヘッド16に連結されて吸気ポート12と共に吸気通路22を画成する吸気管23の上流端側には、大気中に含まれる塵埃などを除去して吸気通路22に導くためのエアクリーナ24が設けられている。このエアクリーナ24よりも下流側に位置する吸気管23の部分には、運転者によって操作される図示しないアクセルペダルの踏み込み量に基づき、吸気通路22の開度が調整されるスロットル弁25が組み込まれている。また、このスロットル弁25にはその開度を検出するためのスロットル開度センサ26が付設され、その検出情報がECU21に出力されるようになっている。本実施形態では、アクセルペダルとスロットル弁25とを機械的に連結しているが、アクセルペダルの踏み込み動作と、スロットル弁25の開閉動作とを切り離し、アクチュエータを用いてスロットル弁25の開閉動作を電気的に制御できるようにしたものであってもよい。
スロットル弁25とエアクリーナ24との間の吸気管23の途中には、サージタンク27が形成され、このサージタンク27とエアクリーナ24との間の吸気管23の途中には、吸気通路22内を流れる吸気流量を検出してこれをECU21に出力するエアフローメータ28が取り付けられている。吸気管23におけるエアフローメータ28の取り付け位置は、スロットル弁25の取り付け位置よりも上流側であればよく、図1の如き位置に限定されるものではない。
排気ポート15に連通するようにシリンダヘッド16に連結されて排気ポート15と共に排気通路29を画成する排気管30の途中には、燃焼室14内での混合気の燃焼により生成する有害物質を無害化するための三元触媒31が組み込まれている。なお、この三元触媒31を排気通路29に沿って直列に複数個組み込むことも有効である。三元触媒31と排気ポート15との間の排気管30の途中には、排気通路29内を流れる排気ガス中の空燃比を検出してECU21に出力するA/Fセンサ32が設けられている。本実施形態におけるA/Fセンサ32は、ジルコニアを検出素子として用いているため、その活性化を促進させるヒータ32aがA/Fセンサ32に組み込まれている。ヒータ32aは、ECU21から電力を受けて検出素子をその活性化温度まで迅速に上昇させる。
従って、エアクリーナ24を通って吸気管23から燃焼室14内に供給される吸気は、燃料噴射弁11から吸気ポート12内に噴射される燃料と混合気を形成し、点火プラグ13の火花により着火して燃焼し、これによって生成する排気ガスが三元触媒31を通って排気管30から大気中に排出される。
ピストン33が往復動するシリンダブロック34には、連接棒35を介してピストン33が連結されるクランク軸36の回転位相、つまりクランク角を検出してこれをECU21に出力するクランク角センサ37が取り付けられている。
ECU21は、イグニッションキースイッチ38からの信号や、上述したセンサ20,26,32,37およびエアフローメータ28からの検出情報などに基づき、予め設定されたプログラムに従って円滑なエンジン10の運転がなされるように、燃料噴射弁11,イグニッションコイル19,A/Fセンサ32のヒータ32aなどの作動を制御するようになっている。また、燃料噴射弁11からの燃料の噴射量は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量などに基づき、スロットル弁25の開度に応じた吸気量に対して所定の割合となるように、ECU21内に組み込まれた本発明における燃料供給量設定手段としての燃料噴射量設定部39にて設定される。さらに、イグニッションコイル19に対する通電時期は、スロットル開度センサ26およびクランク角センサ37などからの情報に基づいてECU21の点火時期設定部40にて設定される。
本実施形態におけるECU21は、燃料中の含水率を推定し、これに基づいてヒータ32aに対する通電開始時期を設定する機能も具えている。このため、先の燃料噴射量設定部39の他に、燃焼室容積算出部41と、熱発生量指標算出部42と、本発明におけるパラメータ算出手段としての低位発熱量指標算出部43と、燃料含水率算出部44と、比較部45と、通電開始時期算出部46と、記憶部47とを有する。
燃焼室容積算出部41は、筒内圧センサ20によって燃焼室14内の圧力が検出された時点における燃焼室14の容積Vをクランク角センサ37からの情報に基づいて算出し、これを熱発生量指標算出部42に出力する。燃焼室14内の圧力Pが検出された時点における燃焼室14の容積Vは、クランク角センサ37によって検出されるクランク角位相から自ずと求めることができ、本実施形態における燃焼室容積算出部41は、マップ化したデータとしてこれを有している。
熱発生量指標算出部42は、燃焼室14内の圧力、つまり筒内圧Pと、この筒内圧Pの検出時における燃焼室14の容積Vを所定の指数κで累乗した値との積PVκを筒内圧Pの検出時における瞬時熱発生量hに関する制御パラメータ、つまり熱発生量指標として算出する。筒内圧Pおよびこの筒内圧Pの検出時における燃焼室14の容積Vを指数κで累乗した値Vκの積(以下、これを熱発生量パラメータと呼称する)PVκと、瞬時熱発生量hとが相関を有する、つまりh∽PVκとなることは、特開2005−36754号公報などで詳述されており、周知である。この熱発生量指標算出部42にて算出された熱発生量パラメータPVκは、低位発熱量指標算出部43に出力される。
低位発熱量指標算出部43は、熱発生量パラメータPVκを燃料噴射量設定部39にて設定された1つの気筒への1サイクル当たりの燃料の供給量(以下、これを設定噴射量と呼称する)τで除算した値を、燃料中に含まれた水の潜熱を考慮しない真の燃料の発熱量である低位発熱量Qに関する制御パラメータ、つまり低位発熱量指標h/τとして算出する。低位発熱量Qは、瞬時熱発生量hを設定噴射量τで除算したものであるが、上述したh∽PVκの関係から、Q∽PVκ/τとして表すことができる。
低位発熱量Qは、燃料含水率Wが高くなるほど少なくなる傾向があり、図3に示すような右下がりのグラフとなる。なお、燃料含水率Wが所定値WRH以上となる領域は、実際にあり得ない領域であり、燃料含水率Wが0〜WRH%の範囲において、燃料含水率Wと低位発熱量Qとが比例関係にあることが理解されよう。従って、予め燃料含水率Wが0%、つまりE100の燃料における低位発熱量QE100を求めておくことにより、低位発熱量指標算出部43にて算出された低位発熱量指標h/τの値から、比例関係を利用して対応する燃料含水率WをQ=αW+QE100(ただし、α<0)の関係を利用してW=(Q−QE100)/αから求めることができる。燃料含水率算出部44は、図3に示すグラフをマップとして記憶しており、低位発熱量指標算出部43にて算出された低位発熱量指標h/τから燃料含水率Wを推定し、これを比較部45に出力する。
なお、エンジン10の運転状態が定常状態、すなわちエンジン回転数およびスロットル弁開度がほぼ一定の範囲に収まっている場合、上述した低位発熱量指標h/τを算出せずとも熱発生量指標PVκから燃料含水率Wを推定することも可能である。具体的には、エンジン10の運転状態が定常状態の場合における熱発生量指標PVκを複数回算出してその平均値PVκ を制御パラメータとして求め、予め算出しておいたE100の燃料における熱発生量HE100に対する熱発生量指標PVκの平均値PVκ の割合から、対応する燃料含水率WをW=1−(PVκ /HE100)により算出することができる。
しかしながら、本実施形態のように熱発生量指標PVκと設定燃料噴射量τとに基づいて低位発熱量指標h/τを算出することにより、エンジン10の運転状態が定常状態ではなく、加減速時などの過渡状態であっても、燃料含水率Wを正確に算出することができる利点を有する。
比較部45は、燃料含水率算出部44にて算出された燃料含水率Wが予め設定された所定値WRH未満であるか否かを判定し、所定値WRH未満であると判断した場合、燃料含水率算出部44にて算出された燃料含水率Wを通電開始時期算出部46に出力する。しかしながら、燃料含水率Wが所定値WRH以上の場合、燃料含水率算出部44にて算出された燃料含水率Wはあり得ない値であるので、この値をキャンセルして通電開始時期算出部46へは出力しない。
通電開始時期算出部46は、比較部45から出力された燃料含水率Wに基づき、エンジン10を再始動した後のA/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電開始時期Tを算出し、これを記憶部47に出力する。通電開始時期Tは燃料含水率Wが高いほど遅くなる傾向があり、図4に示すような関係を持つ。通電開始時期算出部46は図4に示すグラフをマップとして記憶しており、このようなマップは実験などから経験的に求められる。なお、燃料含水率Wが予め設定された所定値WRL以下となる領域は、A/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電開始時期Tをエンジン10の始動時から遅延させる効果を認められない領域である。つまり、A/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電をエンジン10の始動と同時に行っても、被水割れの事故発生確率が変化しないので、燃料含水率Wが所定値WRL以下の場合には、エンジン10の始動と同時にA/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電を行い、燃焼のフィードバック制御を直ちに行うようにすることが有効である。
記憶部47は、エンジン10の停止直前に通電開始時期算出部46にて算出された通電開始時期Tを記憶するものであり、エンジン10の再始動時におけるA/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電開始時期をここで記憶された通電開始時期Tに設定する。
なお、ECU21におけるエンジン10の停止判定は、イグニッションキースイッチ38がオフとなっているか、あるいはエンジン回転数がアイドル回転数よりも低い所定値以下の状態が所定時間継続した場合、エンジン10が停止したと判断される。また、エンジン10の始動判定は、イグニッションキースイッチ38がオン状態にてエンジン回転数がアイドル回転数以上の状態が所定時間継続した場合、エンジン10が始動したと判断される。
このような本実施形態によるA/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電開始時期Tの設定手順について図5を参照しつつ説明する。まず、S11のステップにて熱発生量指標PVκを熱発生量指標算出部42にて算出し、S12のステップにて低位発熱量指標h/τを低位発熱量指標算出部43にて算出し、S13のステップにて燃料含水率Wを燃料含水率算出部44にて算出する。次に、S14のステップにて算出された燃料含水率Wがあり得ない設定値WRHよりも小さいか否かを比較部45にて判定する。
S14のステップにて燃料含水率Wが設定値WRH以上である、つまり算出された燃料含水率Wが実際にあり得ない値であると判断した場合には、何らかのエラーが考えられるので、S11のステップに戻り、再び燃料含水率Wを算出し直す。一方、S14のステップにて燃料含水率Wが設定値WRH未満であると比較部45が判断した場合には、S15のステップに移行して通電開始時期Tを通電開始時期算出部46にて算出した後、S16のステップにてエンジン10が停止しているか否かを判定する。
ここで、エンジン10が停止していないと判断した場合には、S11のステップに戻って再度通電開始時期Tを算出する。また、S16のステップにてエンジン10が停止しているとECU21が判断した場合には、S17のステップに移行してS15のステップにて算出された最新の通電開始時期Tを記憶部47に記憶する。
このように、エンジン10が停止するまでは常に通電開始時期Tの算出を繰り返し、最新の通電開始時期Tが記憶部47に記憶更新される。
エンジン10の始動後におけるA/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電は、図6に示した手順に従って行われる。すなわち、S21のステップにてエンジン10が始動しているか否かを判定し、エンジン10が始動していない場合には何もせずに終了する。また、このS21のステップにてエンジン10が始動しているとECU21が判断した場合には、S22のステップにてタイマのカウントアップを開始し、S23のステップにて記憶部47に記憶されている通電開始時期Tを読み出す。さらに、S24のステップにてタイマのカウント値TCが読み出された通電開始時期T以上であるか否かを判定し、タイマのカウント値TCが通電開始時期T以上となるまでタイマのカウントアップを続ける。そして、タイマのカウント値TCが通電開始時期T以上となった時点で、S25のステップに移行し、A/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電を行う。
このように、タイマのカウントアップを行っている間に、排気通路29内に凝結した水滴を高温の排気ガスの流動に伴って気化させ、A/Fセンサ32の素子に水滴が付着したとしてもこれを確実に気化させる。このため、ヒータ32aに対する通電を開始して素子を活性化温度に上昇させたとしても、被水割れなどの事故をより確実に防止することができる。また、エンジン10の始動後にA/Fセンサ32を用いたフィードバック制御をいたずらに遅らせることなく、これを開始させることができる。
ところで、筒内圧の最大値Pは、燃料の性状によって相違するので、筒内圧の最大値Pから燃料の含水率Wを予測することも可能である。図7は、E100(実線)およびE95(破線)の燃料を使用した場合のクランク角位相に応じた筒内圧Pの変化を示しており、燃料含水率Wが高いほど筒内圧の最大値Pが低下することを認識されよう。このような原理に基づく本発明の別な実施形態の制御ブロックを図8に示し、その制御の手順を図9に示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
本実施形態におけるECU21は、先の燃料噴射量設定部39,燃料含水率算出部44,比較部45,通電開始時期算出部46,記憶部47の他に、定常状態判定部48と、最大圧力検出部49と、平均最大圧力算出部50と、カウンタ51とを有する。
定常状態判定部48は、エンジン10の運転状態が定常状態にあるか否かをスロットル弁開度センサ26およびクランク角センサ37からの検出信号に基づいて判定する。具体的には、スロットル弁開度の変化率およびエンジン回転数の変化率が所定期間に亙ってそれぞれ所定範囲内にある場合、エンジン10の運転状態が定常状態にあると判断する。この判定結果は、最大圧力検出部49およびカウンタ51に出力される。
最大圧力検出部49は、筒内圧センサ20からの検出信号に基づき、1サイクル毎の最大圧力Pを算出してこれを平均最大圧力算出部50に算出する。
上述した最大圧力検出部49と共に本発明におけるパラメータ算出手段として機能する平均最大圧力算出部50は、最大圧力検出部49から出力されるnサイクル分の筒内圧の最大圧力Pの平均値PXmを算出し、これを燃料含水率算出部44に出力する。
カウンタ51は、最大圧力検出部49での筒内圧の最大圧力Pの検出回数をカウントする。
本発明における含水率推定手段としての燃料含水率算出部44は、予め設定された含水率0%の燃料を使用した場合における燃焼室14内の最大圧力PXE100に対し、平均最大圧力算出部50にて算出された燃焼室14内の平均最大圧力PXmの割合に基づき、使用燃料の含水率WをW=1−(PXm/PE100)から算出する。
このような本実施形態によるA/Fセンサ32のヒータ32aに対する通電開始時期Tの設定手順について図9を参照しつつ説明する。まず、S31のステップにてエンジン10の運転状態が定常状態にあるか否かを定常状態判定部48にて判定し、エンジン10が定常状態にない、すなわち加減速などの過渡状態にあると判断した場合には、正確な燃料含水率Wを算出できないので、S32のステップに移行してカウンタ51のカウント値Cを0にリセットし、このフローを終了する。
一方、エンジン10の運転状態が定常状態にあると判断した場合には、S33のステップに移行してカウンタ51のカウントアップを行い、S34のステップにて最大圧力検出部49が筒内圧センサ20からの情報に基づいて最大圧力Pを検出し、これを平均最大圧力算出部50に出力する。そして、S35のステップにてカウンタ51のカウント値Cが所定値CRに達しているか否かを判断するが、最初は所定値CRよりも小さいのでS31のステップに戻り、最大圧力Pの検出データを平均最大圧力算出部50に蓄積させる。このようにして、S35のステップにてカウンタ51のカウント値Cが所定値CRに達したと判断した場合には、S36のステップに移行して平均最大圧力算出部50にて平均最大圧力PXmを算出し、これを燃料含水率算出部44に出力する。そして、S37のステップにてカウンタ51のカウント値Cを0にリセットし、さらにS38のステップにて燃料含水率算出部44にて燃料含水率Wを算出する。
しかる後、算出された燃料含水率Wが所定値WRLよりも大きいか否かをS39のステップにて判定し、燃料含水率Wが所定値WRL以下である、つまり算出された燃料含水率Wが通電開始時期Tの遅延による影響を与えない領域にあると比較部45が判断した場合には、S40のステップにて通電開始時期Tを0に設定し、さらにS41のステップに移行してエンジン10が停止しているか否かを判定する。また、S39のステップにて燃料含水率Wが所定値WRLよりも大きいと比較部45が判断した場合には、S42のステップに移行して通電開始時期算出部46が通電開始時期Tを算出した後、先のS41のステップに移行してエンジン10が停止しているか否かをECU21が判定する。
このS41のステップにてエンジン10が停止していないと判断した場合には、S31のステップに戻ってエンジン10が停止していると判断するまで通電開始時期Tを算出し直す。また、S41のステップにてエンジン10が停止していると判断した場合にはS43のステップに移行し、通電開始時期算出部46にて算出された最新の通電開始時期Tを記憶部47に記憶させる。
このように、エンジン10が停止するまでは常に通電開始時期Tの算出を繰り返し、最新の通電開始時期Tを記憶部47に記憶させる。
上述した実施形態においては、E100のアルコール燃料を使用する場合の燃料含水率Wを算出するようにしている。しかしながら、ガソリンとアルコールとの混合燃料などを使用した場合においても、予めガソリンに対するアルコールの基準となる混合割合が判っている限り、その制御パラメータ値を比較部45に予め読み込んでおくことによって本発明を適用させることが可能である。また、上述したA/Fセンサ32の他に、ヒータ32aに対する通電によって被水割れによる事故を起こす可能性があるOセンサやNOセンサなどを排気通路29に組み込んだエンジンシステムにおいても本願発明は適用可能であり、圧縮点火式内燃機関に対しても同様に適用できることは言うまでもない。
このように、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
本発明を火花点火式内燃機関に適用した一実施形態の概念図である。 図1に示した実施形態における制御ブロック図である。 燃料含水率と低位発熱量指標との関係を表すグラフである。 燃料含水率とヒータに対する通電開始時期との関係を表すグラフである。 図1に示した実施形態におけるヒータに対する通電開始時期の設定手順を表すフローチャートである。 ヒータに対する通電操作の手順を表すフローチャートである。 エンジンのクランク角位相と筒内圧との関係を模式的に表すグラフである。 本発明の他の実施形態における制御ブロック図である。 図8に示した実施形態におけるヒータに対する通電開始時期の設定手順を表すフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン
11 燃料噴射弁
12 吸気ポート
13 点火プラグ
14 燃焼室
15 排気ポート
16 シリンダヘッド
17 吸気弁
18 排気弁
19 イグニッションコイル
20 筒内圧センサ
21 ECU
22 吸気通路
23 吸気管
24 エアクリーナ
25 スロットル弁
26 スロットル開度センサ
27 サージタンク
28 エアフローメータ
29 排気通路
30 排気管
31 三元触媒
32 A/Fセンサ
32a ヒータ
33 ピストン
34 シリンダブロック
35 連接棒
36 クランク軸
37 クランク角センサ
38 イグニッションキースイッチ
39 燃料噴射量設定部
40 点火時期設定部
41 燃焼室容積算出部
42 熱発生量指標算出部
43 低位発熱量指標算出部
44 燃料含水率算出部
45 比較部
46 通電開始時期算出部
47 記憶部
48 定常状態判定部
49 最大圧力検出部
50 平均最大圧力算出部
51 カウンタ
P 燃焼室内の圧力(筒内圧)
最大筒内圧
Xm 平均最大筒内圧
V 筒内圧の検出時における燃焼室の容積
h 筒内圧の検出時における瞬時熱発生量
Q 燃料の低位発熱量
W 燃料含水率
T ヒータに対する通電開始時期
κ 指数
τ 設定噴射量

Claims (14)

  1. エンジンの燃焼室内の圧力を検出するステップと、
    検出された燃焼室内の圧力に基づいてエンジンに供給された燃料の含水率を推定するステップと
    を具えたことを特徴とする燃料含水率検出方法。
  2. 燃料の含水率を推定するステップは、
    検出された燃焼室の圧力と、この時の燃焼室の容積とから燃料の熱発生量に関する制御パラメータを算出するステップと、
    予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合を算出するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料含水率検出方法。
  3. エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定するステップをさらに具え、ここでエンジンの運転状態が定常状態にあると判断した場合に燃料の含水率を推定するステップが実行されることを特徴とする請求項2に記載の燃料含水率検出方法。
  4. 燃料の含水率を推定するステップは、
    検出された燃焼室の圧力と、この時の燃焼室の容積と、燃焼室に対して設定された燃料の供給量とから燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出するステップと、
    予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、算出された制御パラメータの値の割合を算出するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料含水率検出方法。
  5. 燃焼室内の圧力を検出するステップは、燃焼室内の最大圧力を複数回の燃焼サイクルにおける平均値として算出するステップを含み、
    含水率を推定するステップは、予め設定された所定含水率における燃焼室内の最大圧力に対し、算出された燃焼室内の平均最大圧力の割合を算出するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料含水率検出方法。
  6. エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定するステップをさらに具え、ここでエンジンの運転状態が定常状態にあると判断した場合に燃焼室内の最大圧力を検出するステップが実行されることを特徴とする請求項5に記載の燃料含水率検出方法。
  7. エンジンの燃焼室内の圧力を検出する筒内圧センサと、
    この筒内圧センサによって検出された燃焼室内の圧力に基づいてエンジンに供給された燃料の含水率を推定する含水率推定手段と
    を具えたことを特徴とする燃料含水率検出装置。
  8. エンジンのクランク角位相を検出するクランク角センサをさらに具え、前記含水率推定手段は、このクランク角センサからの検出信号に基づき、前記筒内圧センサによって燃焼室内の圧力が検出された時点における燃焼室の容積を算出する燃焼室容積算出手段と、
    この燃焼室容積算出手段によって算出された燃焼室の容積と、前記筒内圧センサによって検出された燃焼室内の圧力とから燃料の熱発生量に関する制御パラメータを算出するパラメータ算出手段と、
    予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、前記パラメータ算出手段にて算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段とを有することを特徴とする請求項7に記載の燃料含水率検出装置。
  9. エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段をさらに具え、この運転状態判定手段にてエンジンの運転状態が定常状態にあると判断された場合、前記含水率算出手段により燃料含水率が算出されることを特徴とする請求項8に記載の燃料含水率検出装置。
  10. 燃焼室への燃料の供給量を設定する燃料供給量設定手段と、
    エンジンのクランク角位相を検出するクランク角センサと
    をさらに具え、前記含水率推定手段は、
    前記クランク角センサからの検出信号に基づき、前記筒内圧センサによって燃焼室内の圧力が検出された時点における燃焼室の容積を算出する燃焼室容積算出手段と、
    前記燃料供給量設定手段にて設定された燃料の供給量および前記筒内圧センサによって検出された燃焼室の圧力ならびに前記燃焼室容積算出手段によって算出された燃焼室の容積から燃料の発熱量に関する制御パラメータを算出するパラメータ算出手段と、
    予め設定された所定含水率における制御パラメータの値に対し、前記パラメータ算出手段にて算出された制御パラメータの値の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段と
    を有することを特徴とする請求項7に記載の燃料含水率検出装置。
  11. 前記パラメータ算出手段は、燃焼室内の最大圧力を複数回の燃焼サイクルにおける平均値として算出する平均化手段を含み、
    前記含水率推定手段は、予め設定された所定含水率における燃焼室内の最大圧力に対し、前記平均化手段にて算出された燃焼室内の平均最大圧力の割合から使用燃料の含水率を算出する含水率算出手段を有することを特徴とする請求項7に記載の燃料含水率検出装置。
  12. エンジンの運転状態が定常状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段をさらに具え、この運転状態判定手段判定手段にてエンジンの運転状態が定常状態にあると判断された場合、前記含水率算出手段により燃料含水率が算出されることを特徴とする請求項11に記載の燃料含水率検出装置。
  13. 排気通路に臨むように配されたセンサに組み込まれたヒータに対する通電開始時期をエンジンの再始動後に制御するための方法であって、
    請求項1から請求項6の何れかに記載の燃料含水率検出方法により、燃料中に含まれる含水率を推定するステップと、
    推定された燃料含水率に基づき、エンジンの再始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定するステップと
    を具えたことを特徴とするヒータ通電開始時期設定方法。
  14. 排気通路に臨むように配されたセンサに組み込まれたヒータに対する通電開始時期をエンジンの再始動後に制御するための装置であって、
    請求項7から請求項12の何れかに記載の燃料含水率検出装置と、
    この燃料含水率検出装置によって推定された燃料含水率に基づき、エンジンの再始動後におけるヒータに対する通電開始時期を設定する通電開始時期設定手段と
    を具えたことを特徴とするヒータ通電開始時期設定装置。
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