JP2008150714A - コールドオフセット印刷用新聞用紙 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
原紙上に軽質炭酸カルシウムを含む顔料と澱粉を含むバインダーを含有する表面処理剤を塗布、乾燥してなるコールドオフセット印刷用新聞用紙において、前記炭酸カルシウムが、一次粒子径が0.1〜2.0μmの炭酸カルシウム二次凝集体であり、体積平均二次粒子径が1.0〜3.0μmであり、軽質炭酸カルシウム二次凝集体が顔料100質量部中50〜100質量部、バインダーの顔料100質量部に対する比率が30質量部以上70質量部未満、前記表面処理剤の固形分塗布量が片面当たり2.4g/m2以下、王研式平滑度が10秒以上、100秒未満にする。
【選択図】なし
Description
(1)原紙上に、軽質炭酸カルシウムを含む顔料と澱粉を含むバインダーを含有する表面処理剤を塗布、乾燥し、製造されるオフセット印刷用紙において、前記軽質炭酸カルシウムが、平均一次粒子径が0.1〜2.0μmである軽質炭酸カルシウム凝集体であり、軽質炭酸カルシウム凝集体の体積平均二次粒子径が1.0〜3.0μmであり、軽質炭酸カルシウムが顔料100質量部中50〜100質量部の割合で配合され、バインダーの顔料100質量部に対する比率が30質量部以上70質量部未満であり、前記表面処理剤の固形分塗布量が片面当たり2.4g/m2以下であり、王研式平滑度が10秒以上、100秒未満であるコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(2)前記軽質炭酸カルシウムが、平均一次粒子径0.1〜0.6μmである立方体状軽質炭酸カルシウム凝集体、および/または一次粒子径の平均長さが0.7〜2.0μmである紡錘状軽質炭酸カルシウム凝集体である(1)に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(3)前記バインダーがガラス移転点温度が0℃以下であるスチレン−ブタジエン共重合体ラテックスを含有する(1)又は(2)に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(4)前記顔料がカオリンを含有する(1)〜(3)のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(5)前記表面処理剤がフィルム転写型塗工装置で塗工される(1)〜(4)のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
後述のようにして得た実施例及び比較例となるコールドオフセット用新聞印刷用紙について、下記の物性を測定し、その結果を表1に示した。
顔料スラリーについて、レーザー回折式粒度分布測定装置 (形式:SALD−2000、島津製作所製)で測定し、メディアン径を平均粒子径とした。
本発明におけるコールドオフセット印刷新聞用紙の白色度は、分光白色度測色計(スガ試験機社製)を使用してISO 3688に記載の方法で測定した。
(動摩擦係数)
JIS P 8147に準拠した。
表裏−縦縦での測定で、引張速度は200mm/minで測定。
(平滑度)
JAPAN TAPPINo.5の王研式平滑度試験器により測定。
(コールドオフセット印刷用新聞用紙の水滴下0.1秒後の表面接触角)
23℃、50%RH雰囲気下で、動的表面接触角測定装置(ダイナミックアブソープションテスタ DAT1100、Fibro社製)を用い、水滴を滴下後0.1秒後の表面接触角を測定した。
JAPAN TAPPI No.45に準拠した。
(接触角)
各実施例及び比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について23℃50RH雰囲気下で動的表面接触各測定装置(ダイナミックアブソープションテスタDAT1100、Fibro社製)を用い、水滴を滴下後1秒後の表面接触各を測定した。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について、オフセット印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を使用して用紙ワイヤー側のカラー4色刷り片面印刷を行い、5000部印刷を行った後、1胴目のブランケット非画線部の堆積物をPET透明テープで採取し、画像解析装置(DA−6000、王子計測機器製)にて堆積物面積率を測定した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:面積率が0.5%以下であり、紙粉の堆積度合いが明確に低い
4:面積率が0.5〜1.0%であり、紙粉の堆積度合いがやや低い
3:面積率が1.0〜3.0%であり、紙粉の堆積度合いは実用上問題ないレベル
2:面積率が3.0〜5.0%であり、紙粉の堆積度合いがやや高い
1:面積率が5.0%以上であり、紙粉の堆積度合いが明確に高い
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得た、コールドオフセット用新聞印刷用紙を短冊状に切り、サンプル台紙(OK特アートポスト 256g/m2)に横並びに貼り付けたものを作成する。インキ練り用のゴムロールを4胴目にセットしたRI印刷試験機(石川島産業機械製)にて該当する金属ロールとの間でオフセット輪転機用新聞印刷インキ(NEWS WEBMASTER/プロセス墨G2:サカタインクス株式会社製)を0.5cc練った後、インキ練り用のゴムロールを2胴目に移動し、新たに4胴目に比較的平滑性の高いインキ転写用片面塗工紙を巻いたゴムロールを装着し、2胴目で印刷を行う。4胴目のロールにタッチした時点で一旦回転を止め、そこから一定時間毎に2cmずつ4胴目のロールにインキを転写し、その転写濃度変化を目視評価した。評価は5段階で行った。なお、下記において基準品とは比較例1で得られたコールドオフセット用印刷用紙である。
5:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度が明確に低い
4:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度がやや低い
3:基準品と同等のインキ濃度。
2:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度がやや高い
1:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度が明確に高い
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について、非画線部のみのアルミ版とブランケット(DAYインターナショナル製DAYブランケット8891)をセットしたオフセット印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を用いて、インキをのせずに1〜4胴すべてで水刷りを行い、200部印刷を行った後、水供給を停止し、新聞用紙のブランケットへの貼りつき度合いを目視にて判定した。評価は次の5段階評価で行った。
5:繊維の取られが全く発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生。
3:繊維の取られは発生するが、実用上問題のないレベル。
2:一部で紙層破壊発生。
1:全面で紙層破壊発生。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、チラシを40%含む新聞脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、ロジンサイズ剤(AL−1208、荒川化学株式会社製)を0.2%、填料としてタルクを2%、ホワイトカーボン(自製品)を2%、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪42.0g/m2のコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、チラシを40%含む新聞脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、ロジンサイズ剤(AL−1208、荒川化学株式会社製)を0.2%、填料としてタルクを2%、ホワイトカーボン(自製品)を2%、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪43.0g/m2のコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、チラシを40%含む新聞脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、ロジンサイズ剤(AL−1208、荒川化学株式会社製)を0.2%、填料としてタルクを2%、ホワイトカーボン(自製品)を2%、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪37.0g/m2のコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料としてタルクを2%、ホワイトカーボン(自製品)を2%、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪42.0g/m2のコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
顔料として下記のようにして作製した軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aスラリーの固形分として100部、接着剤として糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)の固形分として50部、表面サイズ剤としてオレフィン系表面サイズ剤(商品名:OT25、荒川化学工業株式会社製)を固形分として5部を加え、固形分濃度20%の塗料を調製し、これを上記原紙(A)の両面に、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.83g/m2となるように塗布、乾燥して実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aは、水酸化カルシウムと二酸化炭素含有ガスとの炭酸化反応工程において、原料石灰乳に炭酸化率20%の膠質粒子状水酸化カルシウム懸濁液を水酸化カルシウム換算で23質量部添加し、反応開始温度50℃で炭酸ガス濃度30%の炭酸ガス含有ガスを吹き込み、炭酸化率が100%になるまで反応させ、BET比表面積28.9m2/gの軽質炭酸カルシウム凝集体を得た。得られた軽質炭酸カルシウム凝集体をフィルタープレスにより脱水し、炭酸カルシウムに対しポリアクリル酸系の分散剤(商品名;アロンT50、東亞合成株式会社製)を1.2質量部加えてコーレスミキサーで分散処理を施し、固形分濃度45%のスラリーを作製した。この軽質炭酸カルシウム一次粒子は、平均粒子径0.25μmのカルサイト系立方体状軽質炭酸カルシウムであり、二次凝集体を形成して平均粒子径が2.5μmとなっていた。この軽質炭酸カルシウムを二次凝集体Aとした。
実施例1の接着剤として酸化トウモロコシ澱粉量を40部、スチレンブタジエンラテックス(商品名:T2635R、JSR株式会社製)を10部とし、表面サイズ剤を使用せず、乾燥後の塗工量を片面当たり0.8g/m2とした以外は実施例1と同様にして、実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例2の顔料として軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aを固形分として60部、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社製)を40部とした以外は実施例2と同様にして、実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例2の顔料として軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aを固形分として80部、カオリンを20部とした以外は実施例2と同様にして、実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例2の顔料として軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aを固形分として80部、カオリンを20部、接着剤として澱粉を20部、スチレンブタジエンラテックスを20部とした以外は実施例2と同様にして、実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例4の軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aに替えて次のようにして作製した軽質炭酸カルシウム二次凝集体Bを用いた以外は実施例4と同様にして、実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
水酸化カルシウムと炭酸ガスとの炭酸化反応を利用して軽質炭酸カルシウムを合成し、固形分濃度25%、平均粒子径4.7μmの軽質炭酸カルシウムスラリーを得た。この軽質炭酸カルシウム一次粒子は平均粒子径1.1μmのカルサイト系紡錘状軽質炭酸カルシウムであり、二次凝集体を形成して平均粒子径が4.7μmとなっていた。この炭酸カルシウムスラリーにポリアクリル酸系の分散剤(商品名;アロンT50、東亞合成株式会社製)を0.5部添加後、横型サンドグラインダー(商品名;UVM−60、アイメックス株式会社製)を用いて、処理流量5L/minで粉砕処理し、スラリー粘度220mPa・sの粉砕軽質炭酸カルシウムスラリーを得た。この粉砕品スラリーを10分間の超音波処理後に測定した平均粒子径は2.1μmであり、軽質炭酸カルシウム二次凝集体Bとした。
実施例1の原紙Aに替えて原紙Dを用いた以外は実施例1と同様にして、実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)の固形分として100部、表面サイズ剤としてオレフィン系表面サイズ剤(商品名:OT25、荒川化学工業株式会社製)を固形分として5部を加え、固形分濃度10%の塗料を調製し、これを上記原紙(B)の両面に、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.3g/m2となるように塗布、乾燥して実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例1の接着剤として澱粉100部、塗料固形分濃度を18%とし、乾燥後の塗工量が片面あたり1.05g/m2となるように塗布、乾燥した以外は実施例1と同様にして、実量44.1g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例1の軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aに替えて次のようにして作製した軽質炭酸カルシウム二次凝集体Cを用いた以外は実施例1と同様にして、実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
軽質炭酸カルシウム二次凝集体Cの製造方法は、水酸化カルシウムと二酸化炭素含有ガスとの炭酸化反応工程において、原料石灰乳に炭酸化率20%の膠質粒子状水酸化カルシウム懸濁液を水酸化カルシウム換算で28質量部添加し、反応開始温度50℃で炭酸ガス濃度30%の炭酸ガス含有ガスを吹き込み、炭酸化率が100%になるまで反応させ、BET比表面積32.8m2/gの軽質炭酸カルシウム凝集体を得た。得られた軽質炭酸カルシウム凝集体をフィルタープレスにより脱水し、炭酸カルシウムに対しポリアクリル酸系の分散剤(商品名;アロンT50、東亞合成株式会社製)を1.5質量部加えてコーレスミキサーで分散処理を施し、固形分濃度30%のスラリーを作製した。この軽質炭酸カルシウム一次粒子は平均粒子径0.21μmのカルサイト系立方体状軽質炭酸カルシウムであり、二次凝集体を形成して平均粒子径が3.2μmとなっていた。このスラリーを軽質炭酸カルシウム二次凝集体Cとした。
実施例1の軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aに替えて次のようにして作製した軽質炭酸カルシウム分散体Dを用いた以外は実施例1と同様にして、実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
軽質炭酸カルシウム分散体Dの製造方法は、水酸化カルシウムと二酸化炭素含有ガスとの炭酸化反応工程において、多段炭酸化反応により得られた中間体水性懸濁液に、炭酸化率30%の膠質粒子状水酸化カルシウムをCa化合物のモル比が100:8になるように混合したのち、反応開始温度15℃で炭酸ガス濃度30%の炭酸ガス含有ガスを吹き込み、炭酸化率が100%になるまで反応させ、BET比表面積15m2/gの立方体状の軽質炭酸カルシウム分散体を得た。得られた軽質炭酸カルシウム凝集体をフィルタープレスにより脱水し、炭酸カルシウムに対しポリアクリル酸系の分散剤(商品名;アロンT50、東亞合成株式会社製)を1.5質量部加えてコーレスミキサーで分散処理を施し、固形分濃度60%のスラリーを作製した。この軽質炭酸カルシウム一次粒子は平均粒子径0.61μmのカルサイト系立方体状軽質炭酸カルシウムであり、二次凝集体を形成していなかった。この分散体スラリーを軽質炭酸カルシウム分散体Dとした。
実施例1の軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aに替えて、次のようにして作製した軽質炭酸カルシウムEを用いた以外は実施例1と同様にして、実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
水酸化カルシウムと炭酸ガスとの炭酸化反応を利用して軽質炭酸カルシウムを合成し、固形分濃度25%、平均粒子径4.7μmの軽質炭酸カルシウムスラリーを得た。この軽質炭酸カルシウム一次粒子は平均粒子径1.1μmのカルサイト系紡錘状軽質炭酸カルシウムであり、二次粒子を形成して平均粒子径が4.7μmとなっていた。この炭酸カルシウムスラリーに分散剤(商品名;アロンT50、東亞合成株式会社製)を0.8部添加後、横型サンドグラインダー(商品名;UVM−60、アイメックス株式会社製)を用いて、処理流量9L/minで粉砕処理し、スラリー粘度2mPa・sの粉砕軽質炭酸カルシウムスラリーを得た。この粉砕品は二次凝集体を形成しておらず、平均粒子径は0.69μmであった。このスラリーを軽質炭酸カルシウム分散体Eとした。
実施例1の軽質炭酸カルシウム二次凝集体Aに替えて、次のようにして作製した軽質炭酸カルシウム二次凝集体Fを用いた以外は実施例1と同様にして、実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
水酸化カルシウムと二酸化炭素含有ガスとの炭酸化反応を利用して軽質炭酸カルシウムを合成し、固形分濃度25%、平均粒子径4.7μmの軽質炭酸カルシウムスラリーを得た。この軽質炭酸カルシウム一次粒子は平均粒子径1.1μmのカルサイト系紡錘状軽質炭酸カルシウムであり、二次凝集体を形成して平均粒子径が4.7μmとなっていた。この軽質炭酸カルシウムを二次凝集体Fとした。
実施例1の原紙Aに替えて原紙Cを用い、塗料固形分濃度を26%とし、乾燥後の塗工量が片面あたり3.3g/m2となるように塗布、乾燥した以外は実施例1と同様にして、実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
Claims (5)
- 少なくとも原紙の一方の面に、軽質炭酸カルシウムを含む顔料と澱粉を含むバインダーを含有する表面処理剤を塗布、乾燥し、製造されるオフセット印刷用紙において、前記軽質炭酸カルシウムが、一次粒子径が0.1〜2.0μmの炭酸カルシウム二次凝集体であり、レーザー法で測定した体積平均二次粒子径が1.0〜3.0μmであり、軽質炭酸カルシウム二次凝集体が顔料100質量部中50〜100質量部の割合で配合され、バインダーの顔料100質量部に対する比率が30質量部以上70質量部未満であり、前記表面処理剤の固形分塗布量が片面当たり2.4g/m2以下であり、王研式平滑度が10秒以上、100秒未満であることを特徴とするコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記軽質炭酸カルシウム二次凝集体が、平均一次粒子径0.1〜0.6μmである立方体状軽質炭酸カルシウム凝集体、および/または一次粒子径の平均長さが0.7〜2.0μmである紡錘状軽質炭酸カルシウム凝集体であることを特徴とする請求項1記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記バインダーがガラス移転点温度が0℃以下であるスチレン-ブタジエン共重合体ラテックスを含有することを特徴とする請求項1または2に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記顔料がカオリンを含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記表面処理剤がフィルム転写型塗工装置で塗工されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
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