JP2008149308A - 廃水浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蛇腹式フィルタを使用し、逆洗効果を高めると共に、小面積で精密濾過が可能な、廃水浄化装置を提供する。
【解決手段】蛇腹式フイルタ11を、中空筒状に、かつ、伸縮自在に蛇腹状に折畳んで構成し、常時はばね14の力により折畳んだ状態で設置し、逆洗時には、ばね14の力に抗して伸ばすことにより、逆洗効果を高めるとともに、蛇腹式フィルタ11の外周表面に付着していた付着物をベルトコンベア7上に沈殿させて排出できるようにした廃水浄化装置。
【効果】逆洗効果を高め、小面積で精密濾過が可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】蛇腹式フイルタ11を、中空筒状に、かつ、伸縮自在に蛇腹状に折畳んで構成し、常時はばね14の力により折畳んだ状態で設置し、逆洗時には、ばね14の力に抗して伸ばすことにより、逆洗効果を高めるとともに、蛇腹式フィルタ11の外周表面に付着していた付着物をベルトコンベア7上に沈殿させて排出できるようにした廃水浄化装置。
【効果】逆洗効果を高め、小面積で精密濾過が可能になる。
【選択図】図1
Description
この発明は、廃水を浄化する廃水浄化装置に関する。
従来の逆洗式フイルタは、濾紙を折畳んでリング状に配置し、廃水の浄化時には外周表面から内部方向に廃水を流通させ、逆洗時には内部から外周表面方向に浄化時の2倍以上の流速で浄化水を流して逆洗していた。
また、従来の他の逆洗式フイルタは、つる巻き状バネを用い、廃水の浄化時にはつる巻き状バネの外周表面から内部方向に廃水を流通させ、逆洗時には内部から外周表面方向に浄化水を流して、ばねを伸ばして逆洗していた。
また、従来の他の逆洗式フイルタは、つる巻き状バネを用い、廃水の浄化時にはつる巻き状バネの外周表面から内部方向に廃水を流通させ、逆洗時には内部から外周表面方向に浄化水を流して、ばねを伸ばして逆洗していた。
従来の逆洗式フイルタは、上記の如く構成され、濾紙を折畳んでリング状に配置したものは、精密濾過は可能であるが、逆洗効果は殆どなく、直ぐにフイルタが目詰まりを起こし実情にそぐわない。
一方、つる巻き状バネを用いたものは、逆洗効果は得られるが、通水面積が少なく、かつ、精密濾過は殆ど不可能であり実情にそぐわない。
一方、つる巻き状バネを用いたものは、逆洗効果は得られるが、通水面積が少なく、かつ、精密濾過は殆ど不可能であり実情にそぐわない。
この発明は、蛇腹式フイルタを、例えば、濾紙、もしくは、濾布を、中空筒状に、かつ、伸縮自在に蛇腹状に折畳んで構成し、常時は、ばね力により折畳んだ状態で設置し、逆洗時には、ばね力に抗して蛇腹式フイルタを伸ばすことにより、逆洗効果を高めると共に、小面積で精密濾過が可能な廃水浄化装置を提供することを目的とする。
上記課題解決手段は、廃水が注ぎ込まれる浄化槽内に、沈殿物を浄化槽外に排出するベルトコンベアと、中空筒状に、かつ、伸縮自在に蛇腹状に折畳まれて構成され、常時はバネ力により折畳まれ、外周表面から内部方向に廃水を通過させて浄化する蛇腹式フイルタを備え、逆洗時には蛇腹式フイルタの内部から外周表面方向に逆流させて、バネ力に抗して蛇腹式フイルタを伸ばすようにして構成した。
以下この発明の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施例を示す側面断図、図2は、図1の正面断面図で、図において、工作機1からの廃液2は、吸着剤収納容器3を介して浄化槽4のダーティタンク5内に注ぎ込まれる。
吸着剤収納容器3内には、水酸化マグネシュウムを主成分とする吸着剤6が、例えば、布袋に詰められて設置されており、水酸化マグネシュウムから廃液中に溶出するOH基により、廃液2のpH値を9〜10に保って廃液2の劣化を防ぐと共に、常時、廃液2中のマグネシュウムイオン濃度が10ppm程度になるように溶出して、廃水2中の微粒子の凝集作用を促進する。
図1は、この発明の一実施例を示す側面断図、図2は、図1の正面断面図で、図において、工作機1からの廃液2は、吸着剤収納容器3を介して浄化槽4のダーティタンク5内に注ぎ込まれる。
吸着剤収納容器3内には、水酸化マグネシュウムを主成分とする吸着剤6が、例えば、布袋に詰められて設置されており、水酸化マグネシュウムから廃液中に溶出するOH基により、廃液2のpH値を9〜10に保って廃液2の劣化を防ぐと共に、常時、廃液2中のマグネシュウムイオン濃度が10ppm程度になるように溶出して、廃水2中の微粒子の凝集作用を促進する。
図3は、水酸化マグネシュウムの電荷0ポイント特性を示し、横軸にpH値を、縦軸に濃度をとっており、電荷0ポイント:pH12より低いpH領域の液中においては、
Mg(OH)2=Mg(OH)+OH−の平衡から、Mg(OH)+が生じやすく、Mg(OH)2の表面は+に帯電し、また、液中にはOH−が多くなり塩基性を示す。
このため、廃液2のpH値は9〜10に保たれ、クーラント液・洗浄液等の劣化に伴うpH値の低下は阻止され、また、冷却配管中等の錆発生等の予防にも対応できる。
また、廃液2中の微粒子・微細油等は−に帯電しており、+に帯電したMg(OH)2の表面に吸引されて、微粒子・微細油等のそれぞれの相互間距離は、互いに引力が働く距離よりも狭くなって凝集し、廃液2中の微粒子の沈殿速度を速め、微細油は液面に浮上する。
さらに、Mg(OH)2は、常に廃液中のマグネシュウムイオン濃度が10ppm程度になるように、マグネシュウムイオン溶出する性状があり、このマグネシュウムイオンにより廃液中の微粒子の凝集作用を促進する。
Mg(OH)2=Mg(OH)+OH−の平衡から、Mg(OH)+が生じやすく、Mg(OH)2の表面は+に帯電し、また、液中にはOH−が多くなり塩基性を示す。
このため、廃液2のpH値は9〜10に保たれ、クーラント液・洗浄液等の劣化に伴うpH値の低下は阻止され、また、冷却配管中等の錆発生等の予防にも対応できる。
また、廃液2中の微粒子・微細油等は−に帯電しており、+に帯電したMg(OH)2の表面に吸引されて、微粒子・微細油等のそれぞれの相互間距離は、互いに引力が働く距離よりも狭くなって凝集し、廃液2中の微粒子の沈殿速度を速め、微細油は液面に浮上する。
さらに、Mg(OH)2は、常に廃液中のマグネシュウムイオン濃度が10ppm程度になるように、マグネシュウムイオン溶出する性状があり、このマグネシュウムイオンにより廃液中の微粒子の凝集作用を促進する。
このようにして廃液2中の微粒子は、ダーティタンク5内に設置されたベルトコンベア7上に沈殿し、ダーティタンク5外に排出される。
ベルトコンベア7は、例えば、1分間の移動速度を10cmと非常にゆっくりと設定して、ベルトコンベア7上に沈殿堆積した微粒子を廃液2中に拡散させないようにする。
また、ベルトコンベア7に突起8を設け、この突起8がダーティタンク5の廃液2中から液面9外に出る際、突起8の上表面が液面9に対してほぼ平行状態になるように設け、突起8上に堆積した微粒子の廃液2中への拡散を防止する。
突起8の上表面の液面9に対する角度は、ほぼ平行状態が理想的であるが、突起8上に堆積した微粒子を掬い取るように、若干角度を持たせる必要が有る。
ベルトコンベア7は、例えば、1分間の移動速度を10cmと非常にゆっくりと設定して、ベルトコンベア7上に沈殿堆積した微粒子を廃液2中に拡散させないようにする。
また、ベルトコンベア7に突起8を設け、この突起8がダーティタンク5の廃液2中から液面9外に出る際、突起8の上表面が液面9に対してほぼ平行状態になるように設け、突起8上に堆積した微粒子の廃液2中への拡散を防止する。
突起8の上表面の液面9に対する角度は、ほぼ平行状態が理想的であるが、突起8上に堆積した微粒子を掬い取るように、若干角度を持たせる必要が有る。
ベルトコンベア7上に沈殿しない微粒子は、ダーティタンク5内の廃液2と共に、ポンプ10によって蛇腹式フイルタ11を介してクリーンタンク12内に汲上げられ、蛇腹式フイルタ11の外周表面から内部方向に廃液2が流れ、蛇腹式フイルタ11の外周表面で濾過される。
蛇腹式フイルタ11は、濾紙もしくは濾布を中空筒状で、かつ、アコーデオン式、もしくは、小田原ちょうちん式に伸縮自在に蛇腹状に折畳まれて構成され、図4に示す如く、パンチングメタル等からなる間隙を多数有する容器13内に設置され、ばね14のばね力により、常時折畳んだ状態にされている。
逆洗時には、ポンプ10を逆回転させてクリーンタンク12内の浄化液を、蛇腹式フイルタ11の内部から外周表面方向に流し、図5に示す如く、ばね14のばね力に抗して蛇腹式フイルタ11を伸ばして逆洗を効果的に行う。
この逆洗でベルトコンベア7上に沈殿堆積した微粒子は、ベルトコンベア7によりダーティタンク5外に排出される。
このようにして浄化されたクリーンタンク12内の浄化水は、ポンプ15によって工作機1に送り込まれる。
蛇腹式フイルタ11は、濾紙もしくは濾布を中空筒状で、かつ、アコーデオン式、もしくは、小田原ちょうちん式に伸縮自在に蛇腹状に折畳まれて構成され、図4に示す如く、パンチングメタル等からなる間隙を多数有する容器13内に設置され、ばね14のばね力により、常時折畳んだ状態にされている。
逆洗時には、ポンプ10を逆回転させてクリーンタンク12内の浄化液を、蛇腹式フイルタ11の内部から外周表面方向に流し、図5に示す如く、ばね14のばね力に抗して蛇腹式フイルタ11を伸ばして逆洗を効果的に行う。
この逆洗でベルトコンベア7上に沈殿堆積した微粒子は、ベルトコンベア7によりダーティタンク5外に排出される。
このようにして浄化されたクリーンタンク12内の浄化水は、ポンプ15によって工作機1に送り込まれる。
図6はこの発明の他の実施例を示す正面断面図で、突起8を、図7に示すように、ベルトコンベア7上の微粒子16を廃液2と共に掬い取るように、突起8の上表面が液面9に対して可也の角度になるように傾斜して設けられ、かつ、図8に示すように、ベルトコンベア7の幅方向に、液面9に対して、例えば、3度〜5度傾斜させて、微粒子16と共に掬い取られた廃液2を、ゆっくりと、かつ、微粒子16を廃液2中に拡散さないようにダーティタンク5内に戻す。
この場合、突起8のベルトコンベア7の幅方向の距離は長く、微粒子16と共に掬い取られた廃液2をゆっくりと、かつ、微粒子16を廃液2中に拡散させずにダーティタンク5内に戻すことができる。
この場合、突起8のベルトコンベア7の幅方向の距離は長く、微粒子16と共に掬い取られた廃液2をゆっくりと、かつ、微粒子16を廃液2中に拡散させずにダーティタンク5内に戻すことができる。
図9はこの発明のさらに他の実施例を示す正面断面図で、アジャスター17により、突起8のベルトコンベア7の幅方向への傾斜を付けている。
即ち、図2の実施例においてアジャスター17を設けることにより、図6の実施例の効果を得るものである。
即ち、図2の実施例においてアジャスター17を設けることにより、図6の実施例の効果を得るものである。
なお、上記実施例は、ばね14の押圧力によって蛇腹式フイルタ11を折畳んだが、ばね14の引っ張り力によって蛇腹式フイルタ11を折畳んでもよい。
即ち、例えば、ばね14を2個、ダーティタンク5の壁面上端部から吊り下げ、この2個のばね14のそれぞれの下端面に支持板の両端部を取り付け、この支持板に蛇腹式フイルタ11の下面を固定し、常時はばね14の引っ張り力によって蛇腹式フイルタ11を折畳み、逆洗時はばね14の引っ張り力に抗して蛇腹式フイルタ11を伸ばしてもよい。
さらに、ポンプ10を逆回転可能なポンプとして、濾過時、並びに、逆洗時とも、1台のポンプで対応したが、濾過時用のポンプと逆洗時用のポンプとを、それぞれ別個に設けても良い。
即ち、例えば、ばね14を2個、ダーティタンク5の壁面上端部から吊り下げ、この2個のばね14のそれぞれの下端面に支持板の両端部を取り付け、この支持板に蛇腹式フイルタ11の下面を固定し、常時はばね14の引っ張り力によって蛇腹式フイルタ11を折畳み、逆洗時はばね14の引っ張り力に抗して蛇腹式フイルタ11を伸ばしてもよい。
さらに、ポンプ10を逆回転可能なポンプとして、濾過時、並びに、逆洗時とも、1台のポンプで対応したが、濾過時用のポンプと逆洗時用のポンプとを、それぞれ別個に設けても良い。
蛇腹式フイルタを、中空筒状に、かつ、伸縮自在に蛇腹状に折畳んで構成し、常時はばね力により折畳んだ状態で設置し、逆洗時には、ばね力に抗して蛇腹式フイルタを伸ばすことにより、逆洗効果を高めると共に、小面積で精密濾過が可能な廃水浄化装置を構成することが出来る。
2:廃液
4:浄化槽
5:ダーティタンク
6:吸着剤
7:ベルトコンベア
8:突起
11:蛇腹式フイルタ
12:クリーンタンク
14:ばね
4:浄化槽
5:ダーティタンク
6:吸着剤
7:ベルトコンベア
8:突起
11:蛇腹式フイルタ
12:クリーンタンク
14:ばね
Claims (1)
- 廃水が注ぎ込まれる浄化槽内に設置され、沈殿物を浄化槽外に排出するベルトコンベアと、
中空筒状に、かつ、伸縮自在に蛇腹状に折畳まれて構成され、常時はばね力により折畳まれて前記浄化槽内に設置され、外周表面から内部方向に廃水を通過させて浄化する蛇腹式フイルタを備え、
逆洗時は、液体前記蛇腹式フイルタの内部から外周表面方向に逆流させ、前記ばね力に抗して前記蛇腹式フイルタを伸ばし、前記蛇腹式フイルタの外周表面に付着していた付着物を、前記ベルトコンベア上に沈殿させるようにしたことを特徴とする廃水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006357322A JP2008149308A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | 廃水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006357322A JP2008149308A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | 廃水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008149308A true JP2008149308A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39652083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006357322A Pending JP2008149308A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | 廃水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008149308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018118139A (ja) * | 2018-05-07 | 2018-08-02 | 株式会社リヒトラブ | ペンケース |
-
2006
- 2006-12-18 JP JP2006357322A patent/JP2008149308A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018118139A (ja) * | 2018-05-07 | 2018-08-02 | 株式会社リヒトラブ | ペンケース |
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