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JP2008148935A - 内視鏡システムおよび内視鏡の対物レンズの洗浄方法 - Google Patents

内視鏡システムおよび内視鏡の対物レンズの洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの観察手段(第1および第2の観察手段)のいずれで観察している場合であっても、他方の観察手段による観察視野を極力確保可能な内視鏡システムを提供する。
【解決手段】内視鏡システム10の内視鏡12は、ノズル112と、第1および第2の観察手段64a,64bの対物レンズ82,92とを挿入部32の先端に順に有する。これら対物レンズは、ノズルからの送液や送気によりそれぞれ影響を受け得る位置に配置されている。制御回路162は、ノズルに接続された送気送水装置20に接続されているとともに、第1および第2の観察手段に接続される。制御回路は、リレー基板50で選択された観察手段による像を観察モニタ18に表示させたときに、観察モニタに像が表示された観察手段とは異なる観察手段の対物レンズの付着物を除去するように、送気送水装置を動作させ、その対物レンズに選択的に送液/送気させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、少なくとも2つの観察光学系を切り換えて使用する内視鏡システムおよび内視鏡の対物レンズの洗浄方法に関する。
従来より、内視鏡は医療分野等で広く利用されている。内視鏡は、例えば、体腔内に細長い挿入部を挿入することによって、体腔内の臓器等を観察したり、必要に応じて処置具挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をすることができる。挿入部の先端には、湾曲部が設けられ、内視鏡の操作部を操作することによってその湾曲部を湾曲させて、挿入部の先端部の観察窓の観察方向を変更することができる。
一般に、内視鏡の観察光学系の外表面は、体腔内に挿入された際に、体液等が付着して観察の妨げになる場合があるため、洗浄用の送気送水ノズルが設けられている。そして、送気送水ノズルから洗浄液を噴出したり、空気を吹き付ける等して、クリアな観察視野を確保することができる。
例えば、特許文献1には、2つの観察光学系を切り換えて使用する内視鏡が開示されている。これら観察光学系の一方は通常光観察用であり、他方は特殊光観察用である。そして、これら観察光学系の対物レンズは、送気送水ノズルからの気体や液体の吐出方向に、一直線上に配置されている。
例えば、特許文献2には、対物レンズに付着した血液等の付着物を高速フーリエ変換による周波数解析やコントラスト比によって認識するための構成が開示されている。
特開2006−187554号公報 特開平6−98854号公報
特許文献1に開示された内視鏡では、観察している方(第1の観察手段)の対物レンズは、血液等が付着した場合にノズルから送水後、送気等して対物レンズをクリアな状態にする。しかし、観察していない方(第2の観察手段)の対物レンズに血液等が付着している場合、その状態が観察モニタ上に写し出されない。このため、第1の観察手段からその第2の観察手段で観察を行おうとして観察手段を切り換えたときに、対物レンズに血液や細胞や残便等が付着している場合があり、すなわち、観察視野が確保されない場合がある。このように、観察手段を切り換えてからその都度対物レンズを洗浄する必要があり、観察の切り換えがスムーズに行えないことがある。
また、特許文献1に開示された内視鏡では、第1の観察手段および第2の観察手段の対物レンズが送気送水ノズルからの送気送水方向に一直線上に並べられている。そして、第1の観察手段の対物レンズが第2の観察手段の対物レンズよりもノズルに近接しているものとする。この場合、第1の観察手段で観察しているときに第2の観察手段の対物レンズを洗浄しようとすると、第1の観察手段の対物レンズ上を液体が流れることになるので、例えば数秒間など、観察視野を確保することができない。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、第1の観察手段および第2の観察手段のいずれで観察している場合であっても、他方の観察手段による観察視野を極力確保可能な内視鏡システムおよび内視鏡の対物レンズの洗浄方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、内視鏡システムは、内視鏡と、切換機構と、洗浄装置と、制御手段と、前記制御手段に接続される観察モニタと、検知手段とを具備する。内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、前記挿入部および操作部を挿通するように設けられ、前記挿入部の先端にそれぞれ対物レンズを有する、第1の観察手段および第2の観察手段と、前記第1の観察手段および第2の観察手段に並設されるように前記挿入部および操作部を挿通するように設けられ、前記挿入部の先端で前記第1の観察手段および第2の観察手段の対物レンズに向けて送液および/もしくは送気するためのノズルを前記挿入部の先端に有する洗浄路とを備えている。切換機構は、前記第1の観察手段および第2の観察手段を選択的に切り換える。洗浄装置は、前記内視鏡の洗浄路に接続され、前記洗浄路に送液/送気可能である。制御手段は、前記洗浄装置に接続され、前記内視鏡の第1の観察手段および第2の観察手段に接続される。検知手段は、前記制御手段に接続されているとともに、前記切換機構により選択された観察手段を検知可能であり、前記制御手段を介して前記観察モニタに、前記切換機構で選択された観察手段による像を表示させる。そして、内視鏡システムは、前記第1の観察手段の対物レンズと、前記第2の観察手段の対物レンズとは、前記ノズルからの送液および送気により影響を受けるとともに、前記第1の観察手段の対物レンズが前記第2の観察手段の対物レンズよりも前記ノズルに近接した位置に配置され、前記制御手段は、前記検知手段により前記切換機構で選択された観察手段による像を前記観察モニタに表示させたときに、前記観察モニタに像が表示された観察手段とは異なる観察手段の対物レンズの付着物を除去するとともに、表示中の観察画像の妨げとなることを防止するように、その対物レンズに選択的に送液/送気させるように前記洗浄装置を動作させることを特徴とする。
このため、挿入部の先端にノズル、第1の観察手段の対物レンズ、第2の観察手段の対物レンズが並べられた状態で、検知手段で第1の観察手段で観察していることを検知しているときに、第2の観察手段の対物レンズに血液や生体組織や残便等の付着物が付着した場合、洗浄装置から送気することによって、第1の観察手段による観察状態に影響を与えずに第2の観察手段の対物レンズを洗浄することができる。また、検知手段で第2の観察手段で観察し続けていることを検知しているときに、第1の観察手段の対物レンズに対して付着物が付着した時点で、または、定期的に、少量の送液、その後の強い送気を行うことによって、洗浄装置により観察が妨げられるのを防止し、第2の観察手段の対物レンズに極力影響を与えずに第1の観察手段の対物レンズのみを自動的に洗浄することができる。したがって、観察に用いている観察手段に影響を与えることを極力防止した状態で観察に用いていない観察手段の対物レンズがクリアな状態を保つことができる。
また、前記制御手段または前記洗浄装置は、前記洗浄装置から前記ノズルを介して吐出させる送液量を設定可能であり、前記制御手段は、前記検知手段により前記第2の観察手段が選択されていると判断したときに、前記洗浄装置から前記ノズルを介して前記第1の観察手段の対物レンズに一定間隔で前記設定された送液量の液体を送液させることが好適である。
このため、例えば検知手段で第2の観察手段で観察していることを検知しているときに、第1の観察手段の対物レンズに対して定期的に、設定された少量の送液を行うことによって、第1の観察手段の対物レンズに対して付着物が付着することを防止しつつ、第2の観察手段の対物レンズに極力影響を与えずに第1の観察手段の対物レンズのみを洗浄することができる。
また、前記制御手段に接続されているとともに、前記第1の観察手段及び/又は第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを前記第1の観察手段及び/又は第2の観察手段からの信号に基づいて検出する付着物検出手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記付着物検出手段からの信号に基づいて前記洗浄装置を動作させることが好適である。
付着物検出手段によって第1の観察手段及び/又は第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを検出することができるので、その検出データに基づいて洗浄装置を動作させることによって、第1の観察手段及び/又は第2の観察手段の観察状態を良好に保つことができる。
また、前記制御手段に接続されているとともに、前記付着物検出手段により前記第1の観察手段および第2の観察手段の少なくともいずれかの対物レンズに付着物が付着しているときに、そのことを警告する警告手段をさらに具備することが好適である。
このため、観察に用いていない観察手段の対物レンズに付着物が付着しているが、その観察手段の対物レンズを洗浄しないようにしている場合であっても、警告手段によって、その観察手段の対物レンズに付着物が付着していることを認識することができる。
また、前記制御手段または洗浄装置は、前記第2の観察手段が選択されているときに、前記付着物検出手段で前記第1の観察手段の対物レンズに付着物が付着していると判断したとき、前記洗浄装置から前記第1の観察手段の対物レンズに液体を吐出し、第2の観察手段による観察を妨げることを防止するように液量を調整する液量調整手段を備えていることが好適である。
制御手段や洗浄装置に設けられた液量調整手段によって、ノズルから第1の観察手段の対物レンズにのみ液体を付着させるなどして、第2の観察手段の対物レンズに影響を及ぼすことを防止することができる。
また、前記制御手段は、前記検知手段により前記第1の観察手段が選択されていると判断し、前記付着物検出手段で前記第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したものと判断したときに、前記洗浄装置から前記ノズルを介して前記第1の観察手段の対物レンズおよび第2の観察手段の対物レンズに送気させることが好適である。
第1の観察手段を選択しているときに第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したとき、洗浄装置から第1の観察手段および第2の観察手段の対物レンズに向かって送気することによって、付着物を吹き飛ばすことができる。このとき、液体を使用しないので、第1の観察手段の観察に影響を及ぼすことを極力防止することができる。
また、前記制御手段は、前記切換機構が切り換えられることを前記検知手段で検知したときに、前記第1の観察手段の対物レンズおよび前記第2の観察手段の対物レンズに送液させ、送気させるように前記洗浄装置を動作させることが好適である。
このため、観察手段の切り換え前に選択されていなかった観察手段の対物レンズに付着物が付着していた場合であっても、観察手段の切り換えを終えた段階で、観察モニタに表示される像をクリアな状態にすることができる。
また、上記課題を解決するために、内視鏡システムにおける内視鏡の対物レンズの洗浄方法であって、前記第1の観察手段および第2の観察手段のうち、選択された観察手段を前記検知手段で判断する工程と、前記第1の観察手段および第2の観察手段で撮像された像データ信号を前記付着物検出手段で処理するとともに所定の値と比較して、前記洗浄装置を動作させるか否かそれぞれ判断する工程と、前記付着物検出手段での判断が、前記第1の観察手段および第2の観察手段のうち、前記検知手段で検知されて選択されたものと判断した観察手段とは異なる観察手段の対物レンズに付着物が付着していると判断したときに、前記切換機構により選択された観察手段を前記検知手段により判断した信号と、前記付着物検出手段からの信号に基づいて前記洗浄装置を適宜に動作させる工程とを具備することを特徴とする。
このため、検知手段で第1の観察手段で観察していることを検知しているときに、第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを付着物検出手段で検出した場合、洗浄装置から送気することによって、第1の観察手段による観察に影響を与えずに第2の観察手段の対物レンズを洗浄する。また、検知手段で第2の観察手段で観察していることを検知しているときに、第1の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを付着物検出手段で検出した場合、洗浄装置から弱く送液することによって、第2の観察手段による観察に影響を与えずに第1の観察手段の対物レンズを洗浄する。
また、前記洗浄装置を動作させる工程は、前記洗浄装置から送気する工程を含むことが好適である。
このため、検知手段で第1の観察手段で観察していることを検知しているときに、第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを付着物検出手段で検出した場合、洗浄装置から送気することによって、第1の観察手段による観察に影響を与えずに第2の観察手段の対物レンズを洗浄する。
また、前記切換機構で前記第1の観察手段および第2の観察手段を切り換えたとき、前記観察モニタに表示させる観察手段を切り換えるとともに、前記洗浄装置を動作させて前記第1の観察手段の対物レンズおよび前記第2の観察手段の対物レンズに対して、前記洗浄装置から送水等の送液後、送気する工程を含むことが好適である。
このように、観察手段を切り換える際に前記第1の観察手段および第2の観察手段の両方の対物レンズを洗浄しておくことによって、観察手段が切り換えられたときに、良好な視界を得ることができる。
また、上記課題を解決するために、内視鏡システムは、内視鏡と、切換機構と、洗浄装置と、制御手段と、前記制御手段に接続される観察モニタと、検知手段とを具備する。そして、前記洗浄路は、前記挿入部の先端で前記第1の観察手段の対物レンズに向けて送液および/もしくは送気するための第1のノズルと、前記第2の観察手段の対物レンズに向けて送液および/もしくは送気するための第2のノズルとを前記挿入部の先端に備え、前記制御手段は、前記検知手段により前記切換機構で選択された観察手段による像を前記観察モニタに表示させたときに、前記観察モニタに像が表示された観察手段とは異なる観察手段の対物レンズへの付着物を除去するように前記洗浄装置を動作させることを特徴とする。
このため、挿入部の先端で第1の観察手段の対物レンズの洗浄用に1つのノズルを有し、第2の観察手段の対物レンズの洗浄用に他の1つのノズルを有する。このため、各対物レンズに付着物が付着した際に、別々に洗浄することができる。したがって、両方の対物レンズがクリアな状態に保つことができる。
また、前記制御手段に接続され、前記第1の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを前記第1の観察手段からの信号に基づいて検出するとともに、前記第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを前記第2の観察手段からの信号に基づいて検出する付着物検出手段をさらに具備することが好適である。
付着物検出手段を用いることによって、自動的に、または、ときには手動で洗浄装置を動作させて、対物レンズに付着した付着物を除去することができる。
また、前記制御手段に接続され、前記付着物検出手段により前記第1の観察手段および第2の観察手段のいずれかの対物レンズに付着物が付着したものと検出されたときに、そのことを警告する警告手段をさらに具備することが好適である。
警告手段によって、観察に用いていない観察手段の対物レンズに付着物が付着している場合であっても、そのことをユーザに知らせることができる。このため、付着物を極力早く除去することができる。
また、前記制御手段は、前記検知手段により前記第2の観察手段が選択されていると判断されているときに、前記洗浄装置を動作させて、前記第1の観察手段の対物レンズに前記第1のノズルを介して定期的に送液させ、前記検知手段により前記第1の観察手段が選択されていると判断されているときに、前記洗浄装置を動作させて、前記第2の観察手段の対物レンズに前記第2のノズルを介して定期的に送液させることが好適である。
このため、対物レンズに付着物を付着させ難くすることができる。
また、前記制御手段は、前記切換機構が切り換えられることを前記検知手段で検知したときに、前記第1の観察手段の対物レンズに前記第1のノズルから送液させ、送気させるように前記洗浄装置を動作させ、前記第2の観察手段の対物レンズに前記第2のノズルから送液させ、送気させるように前記洗浄装置を動作させることが好適である。
このため、観察手段の切り換え前に選択されていなかった観察手段の対物レンズに付着物が付着していた場合であっても、観察手段の切り換えを終えた段階で、観察モニタに表示される像をクリアな状態にすることができる。
また、上記課題を解決するために、内視鏡システムにおける内視鏡の対物レンズの洗浄方法であって、前記第1の観察手段および第2の観察手段のうち、選択された観察手段を前記検知手段で判断する工程と、前記第1の観察手段および前記第2の観察手段で撮像された像データ信号を前記付着物検出手段でそれぞれ処理するとともに所定の値と比較して、前記洗浄装置を動作させるか否か判断する工程と、前記付着物検出手段での判断において、前記第1の観察手段の対物レンズおよび前記第2の観察手段の対物レンズの少なくとも一方に付着物が付着したと判断したときに、前記検知手段からの信号および前記付着物検出手段からの信号に基づいて前記観察モニタに像が表示された観察手段への影響を防止するように前記洗浄装置を動作させる工程とを具備することを特徴とする。
付着物検出手段によって検出されたデータ、検知手段によって検知されたデータに基づいて洗浄装置を動作させることによって、対物レンズの洗浄方法を適宜に選択して、すなわち、最適な洗浄方法を自動的に選択することができる。
この発明によれば、第1の観察手段および第2の観察手段のいずれで観察している場合であっても、他方の観察手段による観察視野を極力確保可能な内視鏡システムおよび内視鏡の対物レンズの洗浄方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について図1ないし図4を用いて説明する。
図1に示すように、内視鏡システム10は、内視鏡12と、光源装置14と、プロセッサ16と、観察モニタ18と、送気送水装置(洗浄装置)20と、前方送水装置22とを備えている。
この内視鏡12は、通常光観察および特殊光観察を選択的に行うことが可能である。光源装置14は、この内視鏡12に照明光(通常光および特殊光)を供給する。プロセッサ16は、内視鏡12の観察光学系に対する信号処理や、観察モニタ18、送気送水装置20などの信号処理を行う信号処理装置として設けられている。このため、観察モニタ18は、このプロセッサ16から出力される映像信号が入力されることにより、通常光観察用又は特殊光観察用の各内視鏡画像を選択的に表示する。送気送水装置20は、通常光観察や特殊光観察を行う場合の後述する対物レンズ82,92の洗浄を自動/手動で選択的に行う。特に、手動で操作した場合には、自動で洗浄を行うように設定されていた場合であっても、手動による洗浄動作が優先される。前方送水装置22は、内視鏡12の挿入部32の前方にある血液等を生理食塩水等で流す(吹き飛ばす)のに用いられる。
内視鏡12は、体腔内に挿入し易いように細長な挿入部32と、この挿入部32の基端に連結された操作部34とを備えている。
操作部34は、操作部本体42と、この操作部本体42の側部から延出するユニバーサルケーブル44とを備えている。このユニバーサルケーブル44は、その端部にコネクタ46を備えている。このコネクタ46は、光源装置14に着脱自在に接続される。さらに、コネクタ46には、スコープケーブル48が配設されている。このスコープケーブル48は、プロセッサ16に対して着脱可能に接続される。
内視鏡12の挿入部32は、その先端に形成される硬質の先端硬質部52と、この先端硬質部52の基端に設けられた湾曲部54と、この湾曲部54の基端から操作部34にかけて配設される、可撓性を有する可撓管部56とを備えている。すなわち、可撓管部56は、操作部本体42に接続されている。
挿入部32および操作部34内には、照明光学系62と、第1の観察手段64aと、第2の観察手段64bと、洗浄路66と、前方送水用チャンネル(図示せず)とが挿通されている。このうち、挿入部32には、さらに、処置具挿通チャンネル(図示せず)が挿通されている。
照明光学系62は、1対の照明レンズ72a,72b(図2参照)と、光源装置14からの照明光を伝送するライトガイド74とを備えている。ライトガイド74は、挿入部32内に挿通されているとともに、操作部本体42を介してユニバーサルケーブル44内に挿通されている。そして、ライトガイド74の基端部は、コネクタ46から突出する図示しないライトガイドコネクタに接続されている。このライトガイド74は、例えば操作部34のユニバーサルケーブル44内では1つであるが、操作部本体42内で分岐され、挿入部32において2つに分割された状態で挿通されている。そして、2つに分割された各ライトガイド74の先端面は、先端硬質部52に設けられた2つの照明レンズ72a,72bの背面近傍にそれぞれ配置されている。すなわち、ライトガイド74の先端および照明レンズ72a,72bは、先端硬質部52の内部に固定されている。このため、光源装置14からの照明光は、ライトガイド74から照明レンズ72a,72bを通して出射される。
第1の観察手段64aは、第1の対物レンズ82(図2参照)と、通常光観察用撮像ユニット(以下、通常光撮像ユニットという)84と、第1の信号ケーブル86とを備えている。第1の対物レンズ82は、先端硬質部52に固定されている。この第1の対物レンズ82と、通常光撮像ユニット84とは、互いに対して固定されている。このとき、この第1の対物レンズ82と、通常光撮像ユニット84とは、光学的に接続されている。
図1に示す通常光撮像ユニット84は、CCDやCMOSなどの撮像素子(図示せず)と、この撮像素子が接続された回路基板(図示せず)とを備えている。したがって、第1の対物レンズ82に入射された光は、第1の対物レンズ82によって像が形成されて、通常光撮像ユニット84の撮像素子に結像されて撮像され、光電変換される。
通常光撮像ユニット84には、第1の信号ケーブル86の一端が接続されている。第1の信号ケーブル86の他端は、挿入部32から操作部本体42およびユニバーサルケーブル44を通してユニバーサルケーブル44の端部のコネクタ46内に設けられたリレー基板(切換機構)50に接続されている。
第2の観察手段64bは、第2の対物レンズ92(図2参照)と、特殊光観察用撮像ユニット(以下、特殊光撮像ユニットという)94と、第2の信号ケーブル96とを備えている。
ここで、この実施の形態では、特殊光観察のための特殊光撮像ユニットを蛍光撮像ユニットとして説明する。特殊光撮像ユニットには、暗視状態で観察を行う暗視観察用撮像ユニット、赤外線により観察を行う赤外線観察用撮像ユニット等、種々の撮像ユニットが許容される。
ところで、この実施の形態で蛍光観察を行う場合、蛍光撮像ユニット94の撮像素子は、通常光観察の場合に比べて微弱な光を撮像することが必要である。このため、蛍光撮像ユニット94には、そのSN比が高い、蛍光撮像に適した専用の撮像素子が採用されている。そうすると、通常光撮像ユニットの撮像素子を兼用した場合では、SN比が低い画像となり易いのに対して、SN比の良い蛍光画像を得ることができる。
第2の対物レンズ92は、先端硬質部52に固定されている。第2の対物レンズ92と、蛍光撮像ユニット94とは、互いに対して固定されている。このとき、第2の対物レンズ92と、蛍光撮像ユニット94とは、光学的に接続されている。したがって、第2の対物レンズ92に入射された光は、第2の対物レンズ92によって像が形成されて、蛍光撮像ユニット94に結像されて撮像され、光電変換される。
蛍光撮像ユニット94には、第2の信号ケーブル96の一端が接続されている。第2の信号ケーブル96の他端は、挿入部32から操作部本体42およびユニバーサルケーブル44を通してユニバーサルケーブル44の端部のコネクタ46に設けられたリレー基板(切換機構)50に接続されている。
リレー基板50は、第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bを、共通の信号ケーブル102に選択的に切換可能である。この共通の信号ケーブル102は、コネクタ46に接続されるスコープケーブル48内を通してプロセッサ16に接続される。さらに、図3に示すように、第1および第2の信号ケーブル86,96は、例えば図1に示すコネクタ46内でそれぞれ分岐されて、プロセッサ16の後述する制御回路162にそれぞれ接続される。このため、リレー基板50によって、第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bが切り換えられたとしても、第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bの信号はプロセッサ16の制御回路162に入力される。
また、操作部本体42には、観察手段切換ボタン(第1の制御スイッチ)104aと、制御スイッチ(第2の制御スイッチ)104bと、送気送水ボタン104cとが配設されている。なお、以後、観察手段切換ボタン104aを操作部本体42に設けられているものとして説明するが、観察手段切換ボタン104aは、内視鏡12の外部でプロセッサ16の検知回路166に直接接続されていることも好適である。また、操作部本体42には、それぞれ図示しないが、湾曲操作ノブ、通常光撮像ユニット84のテレ/ズーム操作を行うスイッチ(テレ/ズーム用ボタンともいう)、前方送水用ボタン、上述の処置具挿通チャンネルの処置具挿通口が配設されている。
観察手段切換ボタン104aは、ユニバーサルケーブル44およびスコープケーブル48内に挿通された第1の信号線106aによってプロセッサ16の後述する制御回路162に接続されている。制御スイッチ104bは、ユニバーサルケーブル44およびスコープケーブル48内に挿通された第2の信号線106bによってプロセッサ16の制御回路162に接続されている。
この実施の形態においては、例えば観察手段切換ボタン(切換機構)104aは、リレー基板50の切り換え(観察手段64a,64bの切り換え)を指示する信号を発生し、制御スイッチ104bは、例えばフリーズ指示の信号を発生する。また、送気送水ボタン104cが操作されると、送気送水装置20から洗浄路66を通して送液後、送気が行われる。
図1および図4に示すように、洗浄路66は、送気送水ノズル112と、先端硬質部52の管路114と、管部材116と、送気送水管路118と、分岐管120と、送気管路122と、送水管路124とを備えている。送気送水ノズル112は、略L字形状に曲げられた管状部材であって、その基端部分が先端硬質部52に固定されている。このノズル112の基端側には、先端硬質部52の管路114、管部材116を介して送気送水管路118が配設されている。
この送気送水管路118は、図4に示すように、その基端部分が分岐管120の先端に接続されている。この分岐管120の分岐端部は、送気管路122および送水管路124の先端部分にそれぞれ接続されている。これにより、送気送水管路118は、送気管路122および送水管路124と連通する。なお、管路116,118間、管路118,120間、管路120,122間、および管路120,124間は、それぞれ例えば糸巻きにより接続されて固定されている。そして、これら管路116,118,120,122,124のそれぞれの接続部分および分岐管120全体の周囲に例えば接着剤などが塗布され、各接続部分が気密(水密)保持されている。
図1に示すように、送気管路122および送水管路124は、ユニバーサルケーブル44のコネクタ46まで挿通されている。そして、送気管路122および送水管路124は、送気や送液を行う図示しないポンプが内蔵された送気送水装置20に接続される。
送気管路122および送水管路124は、その中途となる操作部本体42に、上述したように、手動操作用の送気送水ボタン104cが配設されている。この送気送水ボタン104cが操作されると、送気送水装置20から送気や送液が行われる。これにより送気送水ノズル112は、空気などの気体、または、蒸留水や生理食塩水などの液体を噴出口112aの噴出方向に配置された第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92の外表面に吹き付けて、血液、生体組織(細胞)、残便等の付着物を除去および洗浄して、クリアな状態での撮像および観察視野を確保することができる。なお、送気送水装置20を手動で動作させる場合、送気送水ボタン104cだけでなく、フットスイッチ(図示せず)が接続されていることが好適である。
図2に示すように、挿入部32の先端硬質部52の略円形状の先端には、図2の紙面に向かって見た略中央のやや上方に第1の対物レンズ82が配設されている。この第1の対物レンズ82を挟むように、左右に1対の照明レンズ72a,72bが配設されている。照明レンズ72bの下側には、第2の対物レンズ92が配設されている。
さらに、先端硬質部52の先端面には、第1の対物レンズ82の右側上方であって、照明レンズ72bの左側上方に前方送水用チャンネルの開口部68aが配設されている。第1の対物レンズ82の左側上方であって、照明レンズ72aの右側上方には、洗浄用の送気送水ノズル112が配設されている。そして、照明レンズ72aのやや右側下方には、処置具挿通チャンネルの開口部68bが配設されている。
なお、送気送水ノズル112、第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92は、ノズル112の噴出口112aが第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92に向くように略一直線上に配設されている。
図1に示すように、光源装置14は、ランプ(光源)132と、コリメータレンズ134と、回転フィルタ136と、集光レンズ138とを備えている。ランプ132は、励起光の波長を含む白色光を発生する。コリメータレンズ134は、このランプ132の光を平行な光束にする。回転フィルタ136は、このコリメータレンズ134の光路上に配置されている。そして、この回転フィルタ136は、例えば可視光波長帯域(380nm〜780nm)におけるR(RED),G(GREEN),B(BLUE)の波長帯域の光をそれぞれ通すRGBフィルタを周方向に備えている。回転フィルタ136には、例えばRGBフィルタの外側に、可視光の波長帯域より短波長の波長帯域の励起光(例えば蛍光観察用励起光)を通す励起光用フィルタを備えている。集光レンズ138は、この回転フィルタ136の透過光を集光してライトガイド74の基端部に出射する。このため、ライトガイド74の先端から照明レンズ72a,72bを通した光が内視鏡12の挿入部32の先端硬質部52の先端から出射される。
なお、回転フィルタ136は、ラック142に取り付けられた第1のモータ144により回転される。回転フィルタ136は、このラック142に噛合するギヤ付きの第2のモータ146により、矢印で示すように照明光軸と直交する方向に移動可能である。この第2のモータ146は、制御回路148により制御される。また、この光源装置14の制御回路148は、制御信号線を介してプロセッサ16の制御回路162に接続されている。そして、切換ボタン104aの操作により、対応する制御動作を行う。
挿入部32および操作部34内には、少なくとも液体を流通可能な内周長を有し、体腔内の被検部位に生理食塩水や蒸留水などの液体を送液(送水)するための前方送水用チャンネル(図1では省略している)が設けられている。この前方送水用チャンネルの先端は、先端硬質部52の先端面において開口されている(図2参照)。
この前方送水用チャンネルは、前方送水装置22に接続されている。操作部本体42には、図示しない前方送水ボタンが配設されている。この前方送水ボタンが操作されると、挿入部32の先端面から体腔への挿入方向に向かって生理食塩水や蒸留水などの液体が吹き付けられる。このため、体腔内の被検部位にある血液などの体液が吹き飛ばされて除去される。なお、図1に示すように、前方送水装置22には、フットスイッチ22aが接続されている。このフットスイッチ22aの操作により、ユーザは、挿入部32の先端面から体腔への挿入方向に向かって生理食塩水や蒸留水などの液体を吹き付けることもできる。すなわち、前方送水装置22を操作する場合、前方送水ボタンやフットスイッチ22aを用いることができる。
図3に示すように、このプロセッサ16は、制御回路(CPU)162と、メモリ164と、検知回路(検知手段)166と、第1のドライブ回路168aと、第2のドライブ回路168bと、信号処理回路170と、付着物検出回路(第1の観察手段64aの対物レンズ82の付着物を検出する第1の付着物検出手段、および、第2の観察手段64bの対物レンズ92の付着物を検出する第2の付着物検出手段)172と、警告回路(警告手段)174とを備えている。これらメモリ164、検知回路166、第1のドライブ回路168a、第2のドライブ回路168b、信号処理回路170、付着物検出回路172、および、警告回路174は、制御回路162に接続されている。制御回路162は、これら回路の動作状態を制御する。なお、付着物検出回路172は、この実施の形態では、制御回路162に接続されたFFT回路172aと、制御回路162およびFFT回路172aに接続された比較回路172bとを備えている。これらFFT回路172aおよび比較回路172bは、この実施の形態ではそれぞれ1つだけ備えているものとして説明するが、第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bに対してそれぞれ別々に動作する。すなわち、FFT回路172aおよび比較回路172bは、2つ備えているものと同然である。また、制御回路162には、さらに、光源装置14および送気送水装置20が接続されている。さらに、信号処理回路170には、図示しないR,G,B用メモリを備えている。この信号処理回路170には、観察モニタ18が接続されている。
なお、この実施の形態では、検知回路166、付着物検出回路172、警告回路174がプロセッサ18内に設けられているものとして説明するが、これらは、プロセッサ16の外部に配設されていることも好適である。
第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bは、それぞれ第1の信号ケーブル86、第2の信号ケーブル96の基端部で2つに分岐されている。第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bのうちの、それぞれ第1の信号ケーブル86、第2の信号ケーブル96の基端部の一方はリレー基板50に接続されている。このリレー基板50は、検知回路166によって検知された信号に基づいてリレー基板50を制御する。
また、第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bのうちの、それぞれ第1の信号ケーブル86、第2の信号ケーブル96の基端部の他方は、それぞれプロセッサ16内の制御回路162に接続されている。このため、第1の観察手段64aの通常光撮像ユニット84で撮像した像データ信号、および、第2の観察手段64bの蛍光撮像ユニット94で撮像した像データ信号は、共に制御回路162に入力される。したがって、第1の観察手段64aの通常光撮像ユニット84は、第1のドライブ回路168aにより常に制御された状態にあり、第2の観察手段64bの蛍光撮像ユニット94は、第2のドライブ回路168bにより常に制御された状態にある。
FFT回路172aは、第1の観察手段64aの通常光撮像ユニット84および第2の観察手段64bの蛍光撮像ユニット94で撮像した像のデータを高速フーリエ変換(FFT)する。比較回路172bは、FFT回路172aにより高速フーリエ変換した空間周波数のうち、低周波成分が所定値より大きい場合には、制御回路162に制御信号を発生する。この制御信号によって、送気送水装置20から送液後に送気、または、送気のみされる。
警告回路174は、選択された観察手段64a,64bとは異なる観察手段64a,64bの対物レンズ82,92に何らかの物体(例えば粘性の血液、細胞組織、残便などの付着物や液体等の付着物)が付着していることなどを信号処理回路170を通して観察モニタ18に点灯表示や点滅表示させたり、音声によりユーザに知らせたりする。この機能は、特に、第1の対物レンズ82や第2の対物レンズ92に付着物が付着した場合であっても、送気送水装置20を手動で動作させるようにした状態のときに用いられるが、自動で動作させるようにした状態のときに用いられることも好適である。
また、各撮像ユニット84,94によって撮影された被写体像が観察モニタ18(図1参照)に表示されるが、この観察モニタ18の上下方向が各撮像ユニット84,94の撮像素子(CCD素子又はCMOS素子)の垂直転送方向と一致し、左右方向が各撮像ユニット84,94の撮像素子(CCD素子又はCMOS素子)の水平転送方向に一致している。すなわち、各撮像ユニット84,94により撮影された内視鏡画像の上下方向および左右方向は、観察モニタ18の上下方向および左右方向と一致している。
この観察モニタ18に表示される内視鏡画像の上下方向および左右方向に対応するように、挿入部32の湾曲部54の上下方向および左右方向が決定されている。すなわち、湾曲部54は、操作部本体42での湾曲操作により、観察モニタ18に表示される画像の上下方向および左右方向に対応する上下方向および左右方向の4つの方向へ湾曲可能である。
すなわち、通常光での観察と特殊光の観察が切り換えられても、観察モニタ18に表示される内視鏡画像が常に湾曲部54の湾曲操作方向の上下方向および左右方向が等しくなるように各撮像ユニット84,94は、それぞれの撮像素子(図示せず)の水平転送方向および垂直転送方向がそれぞれ一致するように先端硬質部52内での設置方向が決められている。
これにより、ユーザは、内視鏡画像を通常光での観察画像と特殊光の観察画像に切り換えた際の観察モニタ18に表示される内視鏡画像の上下方向および左右方向の違和感を受けることなく湾曲部54の上下方向および左右方向の湾曲操作を行える。
第1の方向である上下方向は、観察モニタ18に表示される内視鏡画像の上下方向および湾曲部54が湾曲操作される上下方向として説明する。また、通常において、観察モニタ18は、その上下方向が鉛直上下方向と略一致するように、設置されている。更に、上下方向に略直交する第2の方向である左右方向は、観察モニタ18に表示される内視鏡画像の左右方向および湾曲部54が湾曲操作される左右方向と等しい。
次に、この実施の形態に係る内視鏡システム10の作用について説明する。
内視鏡システム10を起動させたとき、観察モニタ18には、通常光観察像が表示される。すなわち、内視鏡システム10を起動させたとき、第1の観察手段64aが選択されている。このとき、リレー基板50の信号ケーブル102には、第1の観察手段64aの第1の信号ケーブル86の基端が接続されている。このとき、第1の観察手段64aの通常光撮像ユニット84は、第1のドライブ回路168aによって制御されている。また、送気送水装置20が自動で動作するように設定されているものとする。
一方、光源装置14の制御回路148には、プロセッサ16の制御回路162から信号が入力される。すなわち、光源装置14は、通常光観察のための照明光の供給状態となる。この状態では、回転フィルタ136は、RGBフィルタが照明光路中に配置された状態でモータ144により回転駆動される。そして、ライトガイド74にはRGBの照明光が面順次で供給される。このため、ライトガイド74、照明レンズ72a,72bを経て患者の体腔内の患部等を照明する。
これに同期して、プロセッサ16の第1のドライブ回路168aは、CCDドライブ信号を出力する。そして、照明された患部等の被写体は、第1の観察手段64aの対物レンズ82を通って、通常光撮像ユニット84の受光面に結像され、光電変換される。この通常光撮像ユニット84は、ドライブ信号の印加により、光電変換した像データ信号を出力する。この信号は、第1の信号ケーブル86およびリレー基板50により選択されている共通の信号ケーブル102、制御回路162を通して信号処理回路170に入力される。
この信号処理回路170内に入力された信号は、その内部でA/D変換がされた後、R,G,B用メモリ(図示せず)に一時格納される。その後、R,G,B用メモリに格納された信号は、同時に読み出されて同時化されたR,G,B信号となり、さらにD/A変換されてアナログのR,G,B信号となり、観察モニタ18にカラー表示される。
また、第1の信号ケーブル86は、その基端部で分岐されているので、通常光撮像ユニット84によって取得した画像信号がプロセッサ16の制御回路162を介してFFT回路172aに入力される。FFT回路172aは、第1の観察手段64aで撮像した像データ信号を高速フーリエ変換する。そして、FFT回路172aに接続された比較回路172bで低周波成分を所定の値と比較する。このため、画像内の付着物の有無が判定される。
なお、第1の対物レンズ82に付着物が付着していないものの、観察画像全体が低周波成分の多い平坦画像の場合、画像全体で低周波成分が所定値よりも大きくなる。この場合、比較回路172bは、画像が平坦画像であると判断して送気送水装置20を動作させる制御信号を出力することを防止する。そして、周波数分析による計測は例えば数秒に1回など、適宜に設定した間隔で行う。
すなわち、例えば、第1の対物レンズ82に付着物が付着すると、内視鏡12からの画像は、観察モニタ18上に表示される画像中に付着物が現れる。内視鏡12の第1の観察手段64aの焦点は、挿入部32の先端の観察部位に合わせられている。このため、第1の対物レンズ82に付着した付着物の像には焦点は合わせられておらず、ぼけた像が表示される。このぼけた像のもとである付着物により像全体の空間周波数の低周波成分が増大する。
この場合、プロセッサ16の制御回路162は、送気送水装置20を動作させる。送気送水装置20は、送気管路122、分岐管120、送気送水管路118、管部材116、先端硬質部52の管路114および送気送水ノズル112を通して第1の対物レンズ82に向けて圧縮空気を送気する。すなわち、ここでは、第1の観察手段64aで観察を行っているので、送気送水装置20から自動的に送液してしまうと第1の対物レンズ82の視野が不意に妨げられてしまう。このため、ユーザの観察の妨げになり、自動で第1の対物レンズ82を洗浄する場合、送気のみ行う。すなわち、送気により第1の対物レンズ82を洗浄する。
なお、第2の観察手段64bの対物レンズ92に対しても送気により洗浄する。このときの送気は、第1の対物レンズ82に向けて送気した空気である。すなわち、1回の送気で第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92の両方を洗浄する。
一方、ユーザが操作部本体42の送気送水ボタン104cを操作して送気送水装置20を動作させる場合、第1の対物レンズ82の視野が妨げられることを前提にして送気送水ボタン104cを操作する。このため、送気送水装置20は、第1の対物レンズ82に送液した後、送気により第1の対物レンズ82上の液分を除去する。すなわち、送液および送気の両者によって第1の対物レンズ82を洗浄する。
なお、第2の観察手段64bの対物レンズ92に対しても送液および送気の両者により洗浄する。
また、第2の信号ケーブル96は、その基端部で分岐されているので、後述するように蛍光撮像ユニット94によって取得した画像信号がプロセッサ16の制御回路162を介してFFT回路172aに入力される。FFT回路172aは、第2の観察手段64bで撮像した像データ信号を高速フーリエ変換する。そして、FFT回路172aに接続された比較回路172bで低周波成分を所定の値と比較する。このため、画像内の付着物の有無が判定される。
なお、第2の対物レンズ92に付着物が付着していないものの、観察画像全体が低周波成分の多い平坦画像の場合、画像全体で低周波成分が所定値よりも大きくなる。この場合、上述したように、比較回路172bは、送気送水装置20を動作させる制御信号を出力することを防止する。そして、周波数分析による計測は例えば数秒に1回など、適宜に設定した間隔で行う。
内視鏡12の第2の観察手段64bの焦点は、挿入部32の先端の観察部位に合わせられている。このため、第2の対物レンズ92に付着した付着物の像には焦点は合わせられておらず、ぼけた像が撮像される。このぼけた像のもとである付着物により像全体の空間周波数の低周波成分が増大する。
この場合、プロセッサ16の制御回路162は、送気送水装置20を動作させる。送気送水装置20は、上述したように、送気送水ノズル112を通して第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92に向けて圧縮空気を送気する。すなわち、ここでは、第1の観察手段64aで観察を行っているので、送気送水装置20から自動的に送液してしまうと第1の対物レンズ82の視野が不意に妨げられてしまう。このため、自動で第2の対物レンズ92を洗浄する場合、送気のみ行う。すなわち、送気のみにより第2の対物レンズ92を洗浄する。
ユーザが、患部を通常光観察の他に、蛍光観察などの特殊光観察によって、より詳しく調べたいと望む場合、操作部本体42の切換ボタン104aを操作する。このように、切換ボタン104aを操作すると、切換ボタン104aから第1の信号線106aを通してその切換信号が検知回路166に入力される。検知回路166は、制御回路162にその切換信号を受け渡す。制御回路162は、リレー基板50に切換信号を入力してリレー基板50を切り換える。
具体的には、例えば、切換ボタン104aが操作されることにより、スコープケーブル48内に挿通されており、制御回路162に電気的に接続された切換信号線を介して、リレー基板50に切換信号が出力される。切換信号線が接続されるリレー基板50は、制御回路162からの信号の入力端が通常において、L(LOW)レベルの状態となっており、切換制御端子をプルダウンしている。その状態において通常光撮像ユニット84の信号ケーブル86が共通の信号ケーブル102と接続される。また、起動開始状態でも、切換制御端子は、Lレベルとなる。つまり、内視鏡システム10の起動から切換指示の操作が行われないときには、通常光観察の処理モードに設定されている。
そして、この状態において、ユーザが、切換ボタン104aを操作すると、制御回路162からの信号が切換信号線を介してリレー基板50の入力端にH(HIGH)レベルとなる制御信号が印加される。このとき、リレー基板50は、切換制御端子をプルアップし、その状態において蛍光撮像ユニット94の信号ケーブル96が共通の信号ケーブル102に接続される。
すなわち、リレー基板50は、例えば、切換ボタン104aの操作に応じて、各撮像ユニット(撮像素子)84,94にそれぞれ接続された信号ケーブル86,96のうちの一方の第1の信号ケーブル86が共通の信号ケーブル102に接続された状態から、他方の第2の信号ケーブル96が共通の信号ケーブル102に接続されるように切換動作を行う。このため、リレー基板50の信号ケーブル102には、第2の観察手段64bの第2の信号ケーブル96の基端が接続される。
したがって、制御回路162は、検知回路166を介して切換指示信号を受けて、リレー基板50の切換制御を行う。このとき、信号処理回路170を特殊光観察の処理モードに設定する。また、制御回路162は、送気送水装置20の動作を特殊光観察の処理モードに設定する。そして、第2の観察手段64bの蛍光撮像ユニット94を、第2のドライブ回路168bによって制御するとともに、プロセッサ16の制御回路162から光源装置14の制御回路148に信号を入力して、光源装置14を特殊光観察の処理モード(特殊光観察のための励起光の供給状態)に設定する。
このとき、検知回路166から信号が入力された制御回路162は、送気送水装置20に信号を出力する。送気送水装置20は、第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92に対して送液後、送気して、第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92を洗浄する。このため、通常光観察の処理モードから特殊光観察の処理モードに切り換えられたときに、第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92が洗浄される。このとき、送水時間は可変であるが例えば3秒程度、送気時間も可変であるが例えば5秒程度に設定されている。
そして、光源装置14の制御回路148には、プロセッサ16の制御回路162から信号が入力される。このとき、光源装置14内の制御回路148は、ギヤ付きモータ146により、モータ144と共に、回転フィルタ136を照明光路と直交する方向に移動させ、照明光路中に励起光フィルタを配置する。この状態では、ランプ132からの光は、励起光フィルタにより例えば400nm〜450nm付近の波長帯域の光が透過してライトガイド74に供給される。そして、この励起光は照明レンズ72a,72bを経て体腔内の患部等に照射される。
励起光が照射された患部等が例えば癌組織等の非正常組織である場合、その励起光を吸収して、正常な組織の場合よりも弱い蛍光を発する。その蛍光を発する部位の光の強弱は、第2の観察手段64bの対物レンズ92を通して、蛍光撮像ユニット94の受光面に結像されて光電変換される。
そして、この蛍光撮像ユニット94は、第2のドライブ回路168bからのドライブ信号の印加により、光電変換した信号を出力する。この場合、蛍光撮像ユニット94の内部で像データ信号が増幅されて出力される。この像データ信号は、第2の信号ケーブル96およびリレー基板50により選択されている共通の信号ケーブル102、制御回路162を通して信号処理回路170に入力される。
この信号処理回路170内に入力された像データ信号は、その内部でA/D変換された後、R,G,B用メモリ(図示せず)に、例えば同時に格納される。その後、R,G,B用メモリに格納された信号は、同時に読み出されて同時化されたR,G,B信号となり、さらにD/A変換されてアナログのR,G,B信号となり、観察モニタ18にモノクロで表示される。なお、信号処理回路170内に入力された信号のレベルを複数の閾値と比較し、その比較結果に応じて、割り当てる色を変えることにより、擬似カラー化して表示してもよい。
すなわち、例えば、第2の対物レンズ92に付着物が付着していると、内視鏡12からの画像は、観察モニタ18上に付着物が現れる。内視鏡12の第2の観察手段64bの焦点は、挿入部32の先端に対して離隔した観察部位に合わせられている。このため、第2の対物レンズ92に付着した付着物の像には焦点は合わせられておらず、ぼけた像が表示される。このぼけた像のもとである付着物により像全体の空間周波数の低周波成分が増大する。
この場合、プロセッサ16の制御回路162は、送気送水装置20を動作させる。送気送水装置20は、上述したように、送気送水ノズル112を通して第2の対物レンズ92に向けて圧縮空気を送気する。すなわち、ここでは、第2の観察手段64bで観察を行っているので、送気送水装置20から自動的に送液してしまうと第2の対物レンズ92の視野が不意に妨げられてしまう。このため、ユーザの観察の妨げになり、自動で第2の対物レンズ92を洗浄する場合、送気のみ行う。すなわち、送気により第2の対物レンズ92を洗浄する。
なお、第1の観察手段64aの対物レンズ82に対しても送気により洗浄する。このときの送気は、第2の対物レンズ92に向けて送気した空気である。すなわち、1回の送気で第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92の両方を洗浄する。
一方、ユーザが操作部本体42の送気送水ボタン104cを操作して送気送水装置20を動作させる場合、第2の対物レンズ92の視野が妨げられることを前提にして送気送水ボタン104cを操作する。このため、送気送水装置20は、第2の対物レンズ92に送液した後、送気により第2の対物レンズ92上の液分を吹き飛ばして除去する。すなわち、送液および送気の両者によって第2の対物レンズ92を洗浄する。
なお、第1の観察手段64aの対物レンズ82に対しても送液および送気の両者により第2の観察手段64bの対物レンズ92と同時に洗浄する。
また、第1の信号ケーブル86は、その基端部で分岐されているので、通常光撮像ユニット84によって取得した画像信号がプロセッサ16の制御回路162を介してFFT回路172aに入力される。FFT回路172aは、第1の観察手段64aで撮像した像データ信号を高速フーリエ変換する。そして、FFT回路172aに接続された比較回路172bで低周波成分を所定の値と比較する。このため、画像内の付着物の有無が判定される。
内視鏡12の第1の観察手段64aの焦点は、挿入部32の先端の観察部位に合わせられている。このため、第1の対物レンズ82に付着した付着物の像には焦点は合わせられておらず、ぼけた像が撮像される。このぼけた像のもと(原因)である付着物により像全体の空間周波数の低周波成分が増大する。
この場合、プロセッサ16の制御回路162は、送気送水装置20を動作させる。送気送水装置20は、上述したように、送気送水ノズル112を通して第1の対物レンズ82および第2の対物レンズ92に向けて圧縮空気を送気する。すなわち、ここでは、第2の観察手段64bで観察を行っているので、送気送水装置20から自動的に送液してしまうと第2の対物レンズ92の視野が不意に妨げられてしまう。このため、ユーザの観察の妨げになり、自動で第1の対物レンズ82を洗浄する場合、送気のみ行う。すなわち、送気により第1の対物レンズ82を洗浄する。
なお、切換ボタン104aを押圧すると、再び元の通常光観察の処理モードに切り換えられる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
この内視鏡システム10は、第1の観察手段64aを用いて観察する通常光観察画像と、第2の観察手段64bを用いて観察する特殊光観察画像、すなわち、蛍光観察画像とを得る状態を選択することができる。
検知回路166からのデータ、および、付着物検出回路172からのデータを用いることによって、制御回路162は、送気送水装置20を適宜に動作させることができる。このため、対物レンズ82,92を常に良好な状態に保つことができる。
すなわち、第1の観察手段64aで通常光観察を行っているときに、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した場合、手動で第1の対物レンズ82に送気送水装置20から適当な量の液体を送液した後、圧縮空気を送ってその付着物を除去することができる。このため、第1の観察手段64aを良好な観察状態にすることができる。このとき、第2の観察手段64bの対物レンズ92も第1の観察手段64aの対物レンズ82と一緒に洗浄することができる。
また、観察に用いていない第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着した場合、自動で第2の対物レンズ92に圧縮空気を送ってその付着物を除去することができる。このとき、圧縮空気によって、第2の対物レンズ92の付着物を除去するので、第1の観察手段64aの観察を不意に妨げることなく、良好な観察状態を維持することができる。このため、第2の観察手段64bで蛍光観察(特殊光観察)を行っていない場合であっても、第2の観察手段64bを常に良好な観察状態に維持しておくことができる。
また、第2の観察手段64bで特殊光観察を行っているときに、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着した場合、手動で第2の対物レンズ92に送気送水装置20から適当な量の液体を送液した後、圧縮空気を送ってその付着物を除去することができる。このため、第2の観察手段64bを良好な観察状態にすることができる。このとき、観察に用いていない第1の観察手段64aの対物レンズ82も一緒に洗浄することができる。
また、観察に用いていない第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した場合、自動で第1の対物レンズ82に圧縮空気を送ってその付着物を除去することができる。このとき、圧縮空気によって、第1の対物レンズ82の付着物を除去するので、第2の観察手段64bでの観察を不意に妨げることなく、良好な観察状態を維持することができる。このため、第1の観察手段64aで通常光観察を行っていない場合であっても、第1の観察手段64aを常に良好な観察状態に維持しておくことができる。
したがって、両観察手段64a,64bの視野の妨げを防止した状態で、両対物レンズ82,92の洗浄を行うことができる。
なお、第1の観察手段64aを用いて観察を行っているときに、付着物検出回路172による第2の観察手段64bの対物レンズ92への付着物の付着を検知したときに、その対物レンズ92の洗浄を手動で行うようにしている場合、警告回路174は、点滅表示や点灯表示等によって、その対物レンズ92に付着物が付着している旨を例えば観察モニタ18上に表示させることができる。この場合、観察モニタ18に表示させる代わりに、音声などによってそのことを指摘することも好適である。
また、第2の観察手段64bを用いて観察を行っているときに、付着物検出回路172による第1の観察手段64aの対物レンズ82への付着物の付着を検知したときに、その対物レンズ82の洗浄を手動で行うようにしている場合、警告回路174は、点滅表示や点灯表示等によって、その対物レンズ82に付着物が付着している旨を例えば観察モニタ18上に表示させることができる。この場合、観察モニタ18に表示させる代わりに、音声などによってそのことを指摘することも好適である。
また、第1の観察手段64aから第2の観察手段64bに切り換える際、または、第2の観察手段64bから第1の観察手段64aに切り換える際に、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92に対して送液および送気を行うことができる。このため、観察手段を切り換えた際に、観察モニタ18に良好な観察像を表示させることができる。
また、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92を洗浄するのに、1つの洗浄路66のみを用いれば良いので、内視鏡12の挿入部32の外径が大きくなることを防止することができる。
なお、この実施の形態では、送気送水ノズル、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92が略一直線上に配置されているものとして説明したが、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92の配置は、送気送水ノズル112からの送液および送気が対物レンズ82,92に届く範囲内であれば、略一直線上に配置されていることに限るものではない。すなわち、多少のズレが許容される。
また、この実施の形態では、付着物検出回路172に、像データ信号を高速フーリエ変換して周波数分析するFFT回路172aを設けることについて説明したが、周波数分析ではなく、観察像のコントラスト値を検出することによっても、付着物の付着を判定することができる。すなわち、この実施の形態では、付着物検出回路172にFFT回路172aを用いることについて説明したが、FFT回路172aの代わりに、観察像のコントラスト値を得る回路を配設することも好適である。
また、特殊光観察は、蛍光観察だけでなく、細胞や腺構造をはじめとする組織学的観察レベルの拡大倍率(望ましくは、100倍レベル以上の拡大率)を有する拡大光学系による拡大観察であってもよい。
また、この実施の形態の内視鏡12は、通常光観察用の撮像ユニットのみを備えた既存の内視鏡と同様の外観構造を有するので、スコープケーブル48を介して通常光観察用の撮像ユニットのみを備えた既存の内視鏡に対する駆動および信号処理を行う図示しないプロセッサに接続することにより、既存の内視鏡と同様に通常光観察用の内視鏡としても使用することもできる。つまり、内視鏡12は、通常光観察用の撮像ユニットのみを備えた既存の内視鏡と同様の互換性を保って、既存のプロセッサに接続して使用することもできる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
この実施の形態では、内視鏡12の外観に変更はないが、第1の観察手段64aと第2の観察手段64bとの両者の機能が変更されている。ここでは、第1の実施の形態で説明した状態と異なり、第1の観察手段64aを特殊光観察に用い、第2の観察手段64bを通常光観察に用いるものとする。第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bが配置された位置は、第1の実施の形態で説明した位置と同様である(図2参照)。すなわち、この実施の形態に係る内視鏡12は、送気送水ノズル112に近い位置の第1の観察手段64aでは蛍光観察(特殊光観察)を行い、離隔した第2の観察手段64bでは通常光観察を行う。
送気送水装置20は、第2の観察手段64bで観察している際に、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着したことを付着物検出回路172で検出した場合の送液量を設定するための図示しないツマミ(送液量調整手段)を備えている。もしくは、制御回路162は、送気送水装置20を制御する際に、送気送水装置20からの送液量を設定することも好適である。すなわち、制御回路162に送液量調整手段を備えていることも好適である。送気送水装置20は、自動で送気送水装置20を動作させる場合、および、手動で送気送水装置20を動作させる場合の送水時間および送気時間が適宜に設定される。もしくは、制御回路162は、送気送水装置20を制御する際に、送水時間および送気時間を設定することも好適である。送気送水装置20または制御回路162は、送気送水装置20からの送気量も設定可能である。
また、第2の観察手段64bの信号ケーブル96は分岐されておらず、制御回路162を通して付着物検出回路172に接続されていない。すなわち、第1の実施の形態では、第1および第2の観察手段64a,64bにそれぞれ付着物検出回路172が接続されているものとして説明したが、この実施の形態では、第1の観察手段64aにのみ付着物検出回路172が接続されているものとして説明する。このため、ここでは、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着したことを検出する機能はないものとする。
この実施の形態に係る内視鏡システム10の作用について説明する。
この実施の形態に係る内視鏡12の、第1および第2の観察手段64a,64bのうち、一般的には通常光観察用の第2の観察手段64bを長く使用する。このため、ここでは、内視鏡システム10を起動させると、通常光観察を行う第2の観察手段64bが選択される。
このとき、送気送水装置20のツマミを操作して、第1の観察手段64aの対物レンズ82のみを自動洗浄する際の、第1の観察手段64aの対物レンズ82に対する送液量(単位時間あたりの送水量)や送水時間などを設定する。また、手動および自動による送水量、送水時間、送気時間を適宜に設定する。
送気送水ノズル112に遠い位置にある、第2の観察手段64bにより通常光観察を行っているときに、送気送水ノズル112に近い位置にある、蛍光観察用の第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着したものとする。このとき、付着物検出回路172は、第1の観察手段64aの像データ信号の低周波成分が増大したことを検出する。したがって、制御回路162は、送気送水装置20から洗浄路66の送気送水ノズル112を通してツマミで設定した量の液体を吐出させる。このため、送気送水ノズル112から吐出した液体は、第1の観察手段64aの対物レンズ82に掛けられる。
このときの液体の吐出の勢いや吐出量は、ツマミによる調整によるが、例えば第1の観察手段64aの対物レンズ82にのみ掛かる量である。すなわち、送気送水ノズル112から吐出させた液体が第2の観察手段64bの対物レンズ92に掛かることが防止されている。
その後、制御回路162は、送気送水装置20から洗浄路66の送気送水ノズル112を通して気体(空気)を勢い良く吐出させる。このときの気体の吐出量は、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着した付着物を吹き飛ばすとともに、その対物レンズに付着した液体を吹き飛ばす程度である。したがって、蛍光観察用の第1の観察手段64aの対物レンズ82から付着物が除去される。この場合、第2の観察手段64bの対物レンズ92に液体が掛かることが防止されているので、第2の観察手段64bによる良好な観察状態を維持することができる。また、仮に第2の観察手段64bの対物レンズ92に液体が掛かった(液体が対物レンズ92に付着した)場合であっても、送気によりその液体を吹き飛ばして除去する。
なお、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着すると、通常光観察を行っている第2の観察手段64bによって、観察モニタ18にはその付着物が映る。このため、ユーザは、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着していることを認識する。このとき、ユーザが第2の観察手段64bの対物レンズ92を洗浄したいと思った場合、操作部本体42の送気送水ボタン104cを手動で操作する。すると、送気送水ノズル112は、ツマミの設定量に関係なく勢い良く液体を吐出する。その後、勢い良く気体を吐出する。このため、第2の観察手段64bの対物レンズ92だけでなく、送気送水ノズル112に近い第1の観察手段64aの対物レンズ82も洗浄される。
そして、蛍光観察などの特殊光観察を行う場合、操作部本体42の切換ボタン104aを操作する。すると、リレー基板50において、通常光観察用の第2の観察手段64bで観察している状態から、蛍光観察用の第1の観察手段64aで観察する状態に切り換えられる。このように観察手段64a,64bが切り換えられる際には、第1の実施の形態で説明したように、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92が共に洗浄される。そして、観察モニタ18には、例えば第1の観察手段64aの対物レンズ82の洗浄を終えた後、蛍光観察による観察像が表示される。
ここで、第1の観察手段64aで蛍光観察を行っている状態では、第1の観察手段64aの対物レンズ82を自動/手動洗浄することについて選択可能である。
第1の観察手段64aの対物レンズ82を自動洗浄するモードを選択している場合、ユーザの視野が不意に妨げられるものの、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した場合には、付着物検出回路172の判断に基づいてその対物レンズ82を洗浄する。このとき、第2の観察手段64bによる観察を妨げるものではないので、第2の観察手段64bの対物レンズ92も一緒に洗浄するために、ツマミの設定量に関係なく勢い良く送液し、その後、勢い良く送気する。このため、自動洗浄を選択するのは、観察のみ行っている際であることが好適である。
第1の観察手段64aの対物レンズ82を手動洗浄するモードを選択している場合、ユーザは操作部本体42の送気送水ボタン104cを押圧する。このとき、第2の観察手段64bの対物レンズ92も一緒に洗浄するために、勢い良く送液し、その後、勢い良く送気する。このため、手動洗浄を選択するのは、観察に加えて内視鏡的処置を行っている際であることが好適である。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
第2の観察手段64bを用いて通常光観察を行っているとき、送気送水装置20のツマミを操作するなどして、送気送水ノズル112から吐出させる液量や吐出時間を調整することができる。このため、送気送水ノズル112から遠い第2の観察手段64bを用いて通常光観察を行っているときに、第1の観察手段64aの対物レンズ82のみに付着物が付着した場合、その対物レンズ82にのみその吐出させた液体を至らせることができる。したがって、第2の観察手段64bの通常光観察を妨げることを極力防止した状態で、第1の観察手段64aの対物レンズ82を洗浄することができる。なお、この場合、第1の実施の形態で説明したように、液体を用いることなく、気体のみで第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着した付着物を除去することもできる。
そして、第2の観察手段64bを用いて通常光観察を行っているときであっても、手動操作により、第2の観察手段64bの対物レンズ92だけでなく、第1の観察手段64aの対物レンズ82の洗浄を行うことができる。
したがって、使用している観察手段に極力影響を与えずに、使用していない観察手段の対物レンズをきれいな状態に保つことができる。
さらに、第1の実施の形態と同様に、観察手段64a,64bを切り換えた際に、両方の観察手段64a,64bの対物レンズ82,92を洗浄することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について図5を用いて説明する。この実施の形態は第1および第2の実施の形態の変形例であって、第1および第2の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図5に示すように、先端硬質部52の先端面には、第1の観察手段64aの対物レンズ82と、第2の観察手段64bの対物レンズ92との間に、防護壁52aが形成されている。この防護壁52aは、先端硬質部52の先端面に対して突出し、その高さは、先端硬質部52の先端面に対して例えば0.1mm程度である。このため、第2の観察手段64bで観察している状態で、第1の観察手段64aの対物レンズ82を洗浄する場合、ツマミで調整したような、少量だけ液体を吐出した場合には、その液量自体が少ないことや、表面張力等により、液体が防護壁52aを越えて第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着することを防止する。
なお、この実施の形態では、図5中の防護壁52aの長さを、第2の観察手段64bの対物レンズ92の直径と略同一のように図示しているが、その長さは、液体が回りこんで第2の観察手段64bの対物レンズ92に到達することを防止するように、長く形成することも好適である。また、防護壁52aの高さは、液量等によってはその液体が防護壁52aを乗り越えることを防止し、送気送水ノズル112から勢い良く液体や気体を吐出したときに、それらを乗り越えて第2の観察手段64bの対物レンズ92を好適に洗浄可能な高さであれば良い。
この実施の形態では、上述したように、防護壁52aが第1の観察手段64aの対物レンズ82と、第2の観察手段64bの対物レンズ92との間に形成されている。このため、送気送水ノズル112から第1の観察手段64aの対物レンズ82に少量だけ液体を吐出させる場合に、第2の観察手段64bの対物レンズ92に液体が到達することを極力防止することができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同じ部材には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
この実施の形態では、図3に示すプロセッサ16から付着物検出回路172が除去されている。その代わり、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92をクリアな状態に保つために、送気送水ノズル112から定期的に(一定間隔で)液体を供給した後、勢い良く送気して、その液体を吹き飛ばすように設定可能とする。すなわち、プロセッサ16の制御回路162は、一定間隔で送気送水装置20に信号を出力する。このため、送気送水装置20から適宜な量だけ送液させて、対物レンズ82,92に付着物が付着することを予防(防止)する。
なお、仮に、対物レンズ82,92に付着物が付着した場合であっても、観察モニタ18を介してユーザがそのことを認識したときには、自動の洗浄を待つ必要はなく、操作部本体42の送気送水ボタン104cを操作することにより送気送水装置20を動作させて付着物を除去することができる。
この場合、第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bの両者に付着物検出回路172を必要としない。したがって、より安価に内視鏡システム10を構成することができる。
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態について、図6を用いて説明する。この実施の形態は、第1ないし第4の実施の形態の変形例であって、第1ないし第4の実施の形態で説明した部材と同じ部材には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
図6に示すように、挿入部32の先端硬質部52には、第1の実施の形態と同様に第1の観察手段64aおよび第2の観察手段64bが配設されている。そして、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92の近傍には、それぞれ洗浄路66が形成されている。すなわち、先端硬質部52には、第1および第2の送気送水ノズル113a,113bが配設されている。図示しないが、洗浄路66は、少なくとも挿入部32の先端部で、2つ存在している。このため、これら第1および第2の送気送水ノズル113a,113bは、それぞれ独立して液体や気体を吐出可能である。すなわち、第1および第2の観察手段64a,64bの対物レンズ82,92のうち、一方の対物レンズのみを送液および送気により選択的に洗浄可能である。
第1の送気送水ノズル113aは、第1の観察手段64aの対物レンズ82の右上に配設されている。第2の送気送水ノズル113bは、例えば第2の観察手段64bの対物レンズ92の例えば左下に配設されている。そして、好ましくは、第1および第2の送気送水ノズル113a,113bの液体および気体の吐出方向は略平行である。さらに、これら第1および第2の送気送水ノズル113a,113bは、第1の送気送水ノズル113aから液体や気体を吐出することによる第2の観察手段64bの対物レンズ92への影響を防止し、第2の送気送水ノズル113bから液体や気体を吐出することによる第1の観察手段64aの対物レンズ82への影響を防止する位置に配置されている。
なお、付着物検出回路172は、この実施の形態では設けられていても、設けられていなくても良いが、ここでは設けられているものとして説明する。
次に、この実施の形態に係る内視鏡システム10の作用について説明する。
例えば、第1の観察手段64aを用いて観察している場合に、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した際、付着物検出回路172により自動または手動で送気送水装置20を動作させる。このため、第1の送気送水ノズル113aから液体を吐出させた後、気体を吐出させて、第1の観察手段64aの対物レンズ82を洗浄する。
第1の観察手段64aを用いて観察している場合に、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着した際、自動で送気送水装置20を動作させる。このため、第2の送気送水ノズル113bから液体を吐出させた後、気体を吐出させて、第2の観察手段64bの対物レンズ92を洗浄する。このとき、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着した際であっても送気送水装置20を動作させないように設定することも好適である。
一方、送気送水ボタン104cの操作により第2の観察手段64bを用いて観察するように切り換える際に、併せて、第1の観察手段64aの対物レンズ82および第2の観察手段64bの対物レンズ92に対してそれぞれ送液後、送気して、特に、第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着した付着物を除去する。
このように、第2の観察手段64bを用いて観察している場合に、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した際、自動で送気送水装置20を動作させる。このため、第1の送気送水ノズル113aから液体を吐出させた後、気体を吐出させて、第1の観察手段64aの対物レンズ82を洗浄する。このとき、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した際であっても送気送水装置20を動作させないように設定することも好適である。
第2の観察手段64bを用いて観察している場合に、第2の観察手段64bの対物レンズ82に付着物が付着した際、自動または手動で送気送水装置20を動作させる。このため、第2の送気送水ノズル113bから液体を吐出させた後、気体を吐出させて、第2の観察手段64bの対物レンズ92を洗浄する。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の観察手段64a用の第1の送気送水ノズル113aと、第2の観察手段64b用の第2の送気送水ノズル113bを先端硬質部52の先端面に配設した。このため、第1の観察手段64aの対物レンズ82と第2の観察手段64bの対物レンズ92とを、別々に送液後、送気して、洗浄を行うことができる。
このとき、第1の送気送水ノズル113aの位置を、第1の観察手段64aの対物レンズ82のみを洗浄するように配置し、第2の送気送水ノズル113bの位置を、第2の観察手段64bの対物レンズ92のみを洗浄するように配置した。したがって、例えば第1の観察手段64aを用いて観察していた場合、現時点で観察に用いていない第2の観察手段64bの対物レンズ92に付着物が付着した場合は、第2の観察手段64bの対物レンズ92に第2の送気送水ノズル113bから勢い良く送液および送気して、付着物を除去することができる。同様に、例えば第2の観察手段64bを用いて観察していた場合は、第1の観察手段64aの対物レンズ82に付着物が付着した場合は、第1の観察手段64aの対物レンズ82に第1の送気送水ノズル113aから勢い良く送液および送気して、付着物を除去することができる。このため、それぞれの対物レンズ82,92を洗浄する場合であっても、観察手段64a,64bに影響を与えずに洗浄を行うことができる。
付着物検出回路172が設けられているので、例えば第1の実施の形態で説明したように、警告回路174等も適宜に動作させることができる。
(第6の実施の形態)
次に、第6の実施の形態について説明する。この実施の形態は第5の実施の形態の変形例であって、第5の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
この実施の形態では、付着物検出回路172は除去されている。そして、検知回路166は、リレー基板50で選択されなかった方の観察手段64a,64bがいずれであるか、判別する。
第2の観察手段64bが選択されたときには、観察に用いていない第1の観察手段64aの対物レンズ82に対して、例えば10秒のインターバルをおいて、第1の送気送水ノズル113aから3秒間の送液後、5秒間の送気を行う。すなわち、適当な間隔をおいて、第1の観察手段64aの対物レンズ82の洗浄を行う。このため、観察に用いていない第1の観察手段64aの対物レンズ82を常にクリアな状態に保つことができる。
また、第1の観察手段64aが選択されたときには、観察に用いていない第2の観察手段64bの対物レンズ92に対して、同様に、第2の送気送水ノズル113bから送液および送気する。このため、観察に用いていない第2の観察手段64bの対物レンズ92を常にクリアな状態に保つことができる。
例えば、第1の観察手段64aを観察に用いている場合、第1の観察手段64aの対物レンズ82を洗浄する際には、操作部本体42の送気送水ボタン104cを操作して、手動で送気送水装置20を動作させる。第2の観察手段64bを観察に用いている場合にその対物レンズ92を洗浄する際も同様である。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムの構成を示す概略図。 本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部の先端を示す概略図。 本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムのプロセッサの構成を示す概略的なブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムの内視鏡の内部に配設される洗浄路を示す概略的な縦断面図。 本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部の先端を示す概略図。 本発明の第5の実施の形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部の先端を示す概略図。
符号の説明
12…内視鏡、14…光源装置、16…プロセッサ、18…観察モニタ、20…送気送水装置(洗浄装置)、50…リレー基板(切換機構)、64a…第1の観察手段、64b…第2の観察手段、104a…観察手段切換ボタン、104b…制御スイッチ、104c…送気送水ボタン、162…制御回路、164…メモリ、166…検知回路、168a…第1のドライブ回路、168b…第2のドライブ回路、170…信号処理回路、172…付着物検出回路、172a…FFT回路、172b…比較回路、174…警告回路

Claims (16)

  1. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、
    前記挿入部および操作部を挿通するように設けられ、前記挿入部の先端にそれぞれ対物レンズを有する、第1の観察手段および第2の観察手段と、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段に並設されるように前記挿入部および操作部を挿通するように設けられ、前記挿入部の先端で前記第1の観察手段および第2の観察手段の対物レンズに向けて送液および/もしくは送気するためのノズルを前記挿入部の先端に有する洗浄路と
    を備えた内視鏡と、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段を選択的に切り換える切換機構と、
    前記内視鏡の洗浄路に接続され、前記洗浄路に送液/送気可能な洗浄装置と、
    前記洗浄装置に接続され、前記内視鏡の第1の観察手段および第2の観察手段に接続される制御手段と、
    前記制御手段に接続される観察モニタと、
    前記制御手段に接続されているとともに、前記切換機構により選択された観察手段を検知可能であり、前記制御手段を介して前記観察モニタに、前記切換機構で選択された観察手段による像を表示させる検知手段と
    を具備する内視鏡システムにおいて、
    前記第1の観察手段の対物レンズと、前記第2の観察手段の対物レンズとは、前記ノズルからの送液および送気により影響を受けるとともに、前記第1の観察手段の対物レンズが前記第2の観察手段の対物レンズよりも前記ノズルに近接した位置に配置され、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記切換機構で選択された観察手段による像を前記観察モニタに表示させたときに、前記観察モニタに像が表示された観察手段とは異なる観察手段の対物レンズの付着物を除去するとともに、表示中の観察画像の妨げとなることを防止するように、その対物レンズに選択的に送液/送気させるように前記洗浄装置を動作させることを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記制御手段または前記洗浄装置は、前記洗浄装置から前記ノズルを介して吐出させる送液量を設定可能であり、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記第2の観察手段が選択されていると判断したときに、前記洗浄装置から前記ノズルを介して前記第1の観察手段の対物レンズに一定間隔で前記設定された送液量の液体を送液させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記制御手段に接続されているとともに、前記第1の観察手段及び/又は第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを前記第1の観察手段及び/又は第2の観察手段からの信号に基づいて検出する付着物検出手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記付着物検出手段からの信号に基づいて前記洗浄装置を動作させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  4. 前記制御手段に接続されているとともに、前記付着物検出手段により前記第1の観察手段および第2の観察手段の少なくともいずれかの対物レンズに付着物が付着しているときに、そのことを警告する警告手段をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
  5. 前記制御手段または洗浄装置は、前記第2の観察手段が選択されているときに、前記付着物検出手段で前記第1の観察手段の対物レンズに付着物が付着していると判断したとき、前記洗浄装置から前記第1の観察手段の対物レンズに液体を吐出し、第2の観察手段による観察を妨げることを防止するように液量を調整する液量調整手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
  6. 前記制御手段は、前記検知手段により前記第1の観察手段が選択されていると判断し、前記付着物検出手段で前記第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したものと判断したときに、前記洗浄装置から前記ノズルを介して前記第1の観察手段の対物レンズおよび第2の観察手段の対物レンズに送気させることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
  7. 前記制御手段は、前記切換機構が切り換えられることを前記検知手段で検知したときに、前記第1の観察手段の対物レンズおよび前記第2の観察手段の対物レンズに送液させ、送気させるように前記洗浄装置を動作させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1に記載の内視鏡システム。
  8. 請求項3に記載の内視鏡システムにおける内視鏡の対物レンズの洗浄方法であって、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段のうち、選択された観察手段を前記検知手段で判断する工程と、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段で撮像された像データ信号を前記付着物検出手段で処理するとともに所定の値と比較して、前記洗浄装置を動作させるか否かそれぞれ判断する工程と、
    前記付着物検出手段での判断が、前記第1の観察手段および第2の観察手段のうち、前記検知手段で検知されて選択されたものと判断した観察手段とは異なる観察手段の対物レンズに付着物が付着していると判断したときに、前記切換機構により選択された観察手段を前記検知手段により判断した信号と、前記付着物検出手段からの信号に基づいて前記洗浄装置を適宜に動作させる工程と
    を具備することを特徴とする内視鏡の対物レンズの洗浄方法。
  9. 前記洗浄装置を動作させる工程は、前記洗浄装置から送気する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の洗浄方法。
  10. 前記切換機構で前記第1の観察手段および第2の観察手段を切り換えたとき、前記観察モニタに表示させる観察手段を切り換えるとともに、前記洗浄装置を動作させて前記第1の観察手段の対物レンズおよび前記第2の観察手段の対物レンズに対して、前記洗浄装置から送水等の送液後、送気する工程を含むことを特徴とする請求項8もしくは請求項9に記載の洗浄方法。
  11. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、
    前記挿入部および操作部を挿通するように設けられ、前記挿入部の先端にそれぞれ対物レンズを有する、第1の観察手段および第2の観察手段と、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段に並設されるように前記挿入部および操作部を挿通するように設けられた洗浄路と
    を備えた内視鏡と、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段を選択的に切り換える切換機構と、
    前記内視鏡の洗浄路に接続される洗浄装置と、
    前記洗浄装置に接続されているとともに、前記内視鏡の第1の観察手段および第2の観察手段に接続される制御手段と、
    前記制御手段に接続される観察モニタと、
    前記制御手段に接続されているとともに、前記切換機構により選択された観察手段を検知可能であり、前記制御手段を介して前記観察モニタに、前記切換機構で選択された観察手段による像を表示させる検知手段と
    を具備する内視鏡システムにおいて、
    前記洗浄路は、前記挿入部の先端で前記第1の観察手段の対物レンズに向けて送液および/もしくは送気するための第1のノズルと、前記第2の観察手段の対物レンズに向けて送液および/もしくは送気するための第2のノズルとを前記挿入部の先端に備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記切換機構で選択された観察手段による像を前記観察モニタに表示させたときに、前記観察モニタに像が表示された観察手段とは異なる観察手段の対物レンズへの付着物を除去するように前記洗浄装置を動作させることを特徴とする内視鏡システム。
  12. 前記制御手段に接続され、前記第1の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを前記第1の観察手段からの信号に基づいて検出するとともに、前記第2の観察手段の対物レンズに付着物が付着したことを前記第2の観察手段からの信号に基づいて検出する付着物検出手段をさらに具備することを特徴とする請求項11に記載の内視鏡システム。
  13. 前記制御手段に接続され、前記付着物検出手段により前記第1の観察手段および第2の観察手段のいずれかの対物レンズに付着物が付着したものと検出されたときに、そのことを警告する警告手段をさらに具備することを特徴とする請求項12に記載の内視鏡システム。
  14. 前記制御手段は、
    前記検知手段により前記第2の観察手段が選択されていると判断されているときに、前記洗浄装置を動作させて、前記第1の観察手段の対物レンズに前記第1のノズルを介して定期的に送液させ、
    前記検知手段により前記第1の観察手段が選択されていると判断されているときに、前記洗浄装置を動作させて、前記第2の観察手段の対物レンズに前記第2のノズルを介して定期的に送液させることを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1に記載の内視鏡システム。
  15. 前記制御手段は、前記切換機構が切り換えられることを前記検知手段で検知したときに、前記第1の観察手段の対物レンズに前記第1のノズルから送液させ、送気させるように前記洗浄装置を動作させ、前記第2の観察手段の対物レンズに前記第2のノズルから送液させ、送気させるように前記洗浄装置を動作させることを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれか1に記載の内視鏡システム。
  16. 請求項12に記載の内視鏡システムにおける内視鏡の対物レンズの洗浄方法であって、
    前記第1の観察手段および第2の観察手段のうち、選択された観察手段を前記検知手段で判断する工程と、
    前記第1の観察手段および前記第2の観察手段で撮像された像データ信号を前記付着物検出手段でそれぞれ処理するとともに所定の値と比較して、前記洗浄装置を動作させるか否か判断する工程と、
    前記付着物検出手段での判断において、前記第1の観察手段の対物レンズおよび前記第2の観察手段の対物レンズの少なくとも一方に付着物が付着したと判断したときに、前記検知手段からの信号および前記付着物検出手段からの信号に基づいて前記観察モニタに像が表示された観察手段への影響を防止するように前記洗浄装置を動作させる工程と
    を具備することを特徴とする内視鏡の対物レンズの洗浄方法。
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