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JP2008145330A - 厚み測定装置 - Google Patents

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JP2008145330A
JP2008145330A JP2006334423A JP2006334423A JP2008145330A JP 2008145330 A JP2008145330 A JP 2008145330A JP 2006334423 A JP2006334423 A JP 2006334423A JP 2006334423 A JP2006334423 A JP 2006334423A JP 2008145330 A JP2008145330 A JP 2008145330A
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Takao Taniguchi
孝男 谷口
Kenji Mizoguchi
健治 溝口
Nobumitsu Kondou
展充 近藤
Kuniyuki Hashimoto
邦之 橋本
Takeshi Tomita
武 冨田
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

【課題】手動作業で行っても測定センサにダメージを与えることなく、測定精度も安定的に維持することが可能な厚み測定装置を提供すること。
【解決手段】昇降部3には、ワーク8に接触させる接触体31と、測定基準面20に当接して測定基準点を定めるための基準棒32と、接触体31の変位を測定する測定器33とを備える。基準プレート2は、測定基準面20よりも上方に位置する準備面22と、準備面22と測定基準面20とを滑らかに接続する接続面21とを有しており、昇降部3の昇降方向と直交する方向にスライド可能である。基準プレート2の移動可能な位置は、基準棒32と測定基準面20が当接する測定位置と、準備面22が当接する準備位置とに設定されている。準備面22の高さは、昇降部3を下降させて基準棒32の下端320を当接させた際に接触体31がワーク8と接触しない高さに設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、板状のワークの厚みを測定する際に、その装置の故障を防止して精度の高い測定を継続することができる厚み測定装置に関する。
例えば、自動変速機に組み込まれる部品(ワーク)として、湿式多板クラッチ/ブレーキに使用する複数のプレートを重ね合わせた多板プレートがある。この部品を組み込む際にはその厚みを正確に測定し、その厚みに応じて、クラッチ、ブレーキのピストンのストロークを調整するために組み合わせるパッキングプレートを複数の種類の中から選択する必要がある。従って、この場合には、ワークの厚みを測定することが不可欠な作業となる。また、自動変速機の部品に限らず、必要に応じて部品の厚みを測定する必要がある場合もある。
ところで、ワークの厚み測定を行う装置としては、非接触式のセンサを用いて構成することも可能である(例えば特許文献1参照)が、容易に精度よく測定するする場合には、接触式のセンサを用いた装置を構成し、作業者による手動作業によって操作することが好ましい場合がある。
このような接触式のセンサを組み込んだ手動作業の装置においては、センサとワークとが離隔した状態から、両者が接触する位置までセンサを相対移動させる必要がある。このとき、作業者によってはその移動を速くしすぎてセンサ等をワークとの接触時の衝撃によって破損させてしまうおそれもある。また、センサが破損しないまでも、いわゆるゼロ点が衝撃によって変化して測定精度を悪化させるおそれもある。
特開2006−308378号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、手動作業で行っても測定センサにダメージを与えることなく、測定精度も安定的に維持することが可能な厚み測定装置を提供しようとするものである。
本発明は、板状のワークの厚みを測定するための厚み測定装置であって、
上記ワークを載置する載置面を有する載置台と、
測定基準面を有する基準プレートと、
上記載置台に対向して昇降可能であると共に自重により下降するよう設けられた昇降部とを有し、
該昇降部には、上記載置台に載置された上記ワークの上面に接触させる接触体と、上記測定基準面に当接して測定基準点を定めるための基準棒と、上記接触体の変位を測定する測定器とを備え、
上記基準プレートは、上記測定基準面よりも上方に位置する準備面と、該準備面と上記測定基準面とを滑らかに接続する接続面とを有していると共に、上記昇降部の昇降方向と直交する方向にスライド可能に設けられており、
上記基準プレートがスライドにより移ることができる位置は、上記昇降部が下降した際に該昇降部と共に下降する上記基準棒の下端と上記測定基準面が当接する測定位置と、上記準備面が当接する準備位置とに設定されており、

上記準備面の高さは、上記昇降部を下降させて上記基準棒の下端を当接させた際に上記接触体が上記ワークと接触しない高さに設定されており、
上記載置台に載置された上記ワークの厚みを測定するに当たっては、上記準備位置に位置する上記基準プレートの上記準備面に上記基準棒の下端が当接するよう上記昇降部を下降させ、その後、上記基準プレートをスライドさせて上記基準棒を上記接続面上を摺動させて上記測定基準面に導くことにより、上記接触体と上記ワークの上面とを接触させて厚み測定を行うことができるよう構成されていることを特徴とする厚み測定装置にある(請求項1)。
本発明の厚み測定装置は、上記のごとく、載置台と基準プレートと昇降部とを有し、昇降部を下降させることによって載置台の上に載置したワークの厚みを測定するよう構成されている。そして、ここで注目すべきことは、上記基準プレートに高さの異なる上記測定基準面と上記準備面とを設けてあり、かつ、この基準プレートをスライドさせることによって、上記昇降部に備えられた上記基準棒に当接させる面を変更可能なことである。さらには、上記準備面の高さが、上記昇降部を下降させて上記基準棒の下端を当接させた際に上記接触体が上記ワークと接触しない高さに設定してあることである。
そして、上記載置台に載置された上記ワークの厚みを測定するに当たっては、まず、上記準備位置に位置する上記基準プレートの上記準備面に上記基準棒の下端が当接するよう上記昇降部を下降させる。このとき、上記昇降部に備えられた上記接触体は、未だ上記ワークとは接触しない。そのため、たとえ勢いよく昇降部を下降させた場合であっても、接触体にダメージが与えられることはない。
次に、上記基準プレートをスライドさせると、上記基準棒が上記接続面上を相対的に摺動して自重により下降しながら上記測定基準面に導かれる。そして、これにより、上記接触体と上記ワークの上面とが接触して厚み測定が行われる。このとき、上記昇降部の下降は、上記基準プレートの表面と上記基準棒との相対的な摺動移動に伴って行われるので、上記接触体と上記ワークが接触する際にも、大きな衝撃が生じることがなく非常にスムーズで緩やかなものとなる。それ故、測定時にも接触体にダメージが与えられることがない。
このように、本発明によれば、上記接触体と上記測定器とから構成される接触式のセンサにダメージを与えることなく、測定精度も安定的に維持することが可能な厚み測定装置を提供することができる。
本発明においては、上記ワークはリング状であり、上記接触体はリング状の接触プレートよりなることが好ましい(請求項2)。ワークがリング状である場合には、その全周に当接可能な上記リング状の接触プレートを上記接触体として用いることにより、測定精度をより高めることができる。
また、上記測定器は複数備えられており、上記接触プレートには、その円周方向において略等間隔で上記測定器のそれぞれの測定子が当接配置されており、上記複数の測定器の測定結果を演算して出力する出力装置を有することが好ましい(請求項3)。この場合には、さらに測定精度を高めることができる。
また、上記載置台は、リング状又は複数の円弧状の上記載置面を有しており、上記基準プレートは、上記載置台の略中心部に上記測定基準面及び上記準備面を位置させることが可能な位置に配設されており、かつ、上記昇降部の上記基準棒は、上記接触プレートの略中心部に配設されていることが好ましい(請求項4)。この場合には、上記ワークを安定的に載置台にセットすることができ、かつ、上記基準棒をその中心部に位置させることによって、測定時における昇降部の安定性を高めることができ、さらに測定精度を高めることができる。
また、上記ワークは、自動変速機に組み込まれる複数のリング状のプレートを重ね合わせた多板プレートであることが好ましい(請求項5)。この多板プレートは、前述したごとく、自動変速機に組み込む際にその厚みを正確に測定し、その厚みに応じて組み合わせる他の部品を複数の種類の中から選択する必要があるので、上記の測定精度が高い厚み測定装置を用いることが非常に有効である。
(実施例1)
本発明の実施例に係る厚み測定装置につき、図1〜図8を用いて説明する。
本例の厚み測定装置1は、図7、図8に示すごとく、自動変速機に組み込まれる複数のリング状のプレート80〜89を重ね合わせた多板プレートよりなるワーク8の厚みを測定するための装置である。ワーク8は、同図に示すごとく、内周側又は外周側にスプラインを有するリング状のプレート80〜89を複数枚重ね合わせたものであり、1枚ごとのそれぞれの厚みよりも重ね合わせた際の合計の厚み(本例では図8に示すTの厚み)を正確に把握する必要があるという性質の部品である。
厚み測定装置1は、図1〜図5に示すごとく、上記ワーク8を載置する載置面110を有する載置台11と、測定基準面20を有する基準プレート2と、上記載置台11に対向して昇降可能であると共に自重により下降するよう設けられた昇降部3とを有している。
昇降部3には、載置台11に載置されたワーク8の上面に接触させる接触体31と、測定基準面20に当接して測定基準点を定めるための基準棒32と、接触体31の変位を測定する測定器33とを備えている。
上記基準プレート2は、測定基準面20よりも上方に位置する準備面22と、準備面22と測定基準面20とを滑らかに接続する接続面21を有していると共に、上記昇降部3の昇降方向と直交する方向にスライド可能に設けられている。
また、基準プレート2がスライドにより移ることができる位置は、上記昇降部3が下降した際に基準棒32の下端320と測定基準面20が当接する測定位置と、準備面22が当接する準備位置とに設定されている。
準備面22の高さは、昇降部3を下降させて基準棒32の下端320を当接させた際に接触体31がワーク8と接触しない高さに設定されている。
そして、載置台11に載置されたワーク8の厚みを測定するに当たっては、準備位置に位置する基準プレート2の準備面22に基準棒32の下端320が当接するよう昇降部3を下降させ、その後、基準プレート2をスライドさせて基準棒32を接続面22上を摺動させて測定基準面20に導くことにより、接触体31とワーク8の上面とを接触させて厚み測定を行うことができるよう構成されている。
以下、上記厚み測定装置1の構成についてさらに詳しく説明する。
図1、図2に示すごとく、厚み測定装置1は、ベースプレート101上に上記載置台11及び基準プレート2を有すると共に、上記ベースプレート101から立設した支柱部102に設けた鉛直に延びる昇降レール103を介して上下方向にスライド可能に昇降部3が配設されている。
載置台11は、図1、図2、図4に示すごとく、円弧状の2つのブロック111、112よりなり、これらの上面が載置面110となっている。この載置台11は、上述したワーク8の一番下に位置する厚みの最も厚いプレート(スリーブ)89の下半部890の外形状に合致した内周形状を有しており、ワーク8を常に所定位置に位置決めすることができるよう構成されている。また、載置台11の各ブロック111、112は、後述する基準プレート2を配置するための貫通穴(図示略)をそれぞれ側面に有している。
基準プレート2は、図1、図4に示すごとく、帯状を呈しており、ベースプレート101上において上述した載置台11の貫通穴を貫通させた状態で配置されている。基準プレート2は、図4に示すごとく、左右一対のガイド板29によりガイドされ、矢印C1、C2方向にスライド可能にベースプレート101上に支持されている。基準プレート2は、その一端に垂直に立設させた第3ハンドル28が設けられており、これを作業者が押し引きすることによって、スライド可能となっている。
基準プレート2の上面には、同図に示すごとく、水平な面である測定基準面20と、これよりも上方に位置する水平な面である準備面22が形成されている。また、これらの間には、滑らかに接続する接続面21が形成されている。なお、本例では設側面21を傾斜面で構成したが、滑らかな曲面等に置き換えてもよい。そして、基準プレート2を矢印C1方向における移動限(準備位置)までスライドさせた際には、載置台11の中心点Oに上記準備面22が配置され、基準プレート2を矢印C2方向における移動限(測定位置)までスライドさせた際には、載置台11の中心点Oに上記測定基準面20が配置されるようにスライド移動領域が設定されている。
昇降部3は、図1〜図3に示すごとく、上記昇降レール103にスライド可能に係合するスライダ部301に固定された背面板302と、この背面板302の下端部から水平方向に延設された底面板303とを有している。
図3に示すごとく、底板面303上には、その中心部を挟んだ対向する2箇所の測定用貫通穴305が設けられており、接触体31の変位を測定するための測定器33としてのデジタルダイヤルゲージの測定子331(図1)が上記測定用貫通穴305を貫通した状態で配設されている。
また、図3に示すごとく、底板面303には、その中心部を囲むように等間隔で3箇所に接触体支持用貫通穴306が設けられている。この貫通穴306には、スリーブ307が配設されており、この中に、接触体31を支持する鍔部を上端に有する支持ロッド315(図1、図2)が移動可能に保持されている。
また、図5に示すごとく、本例における接触体31は、リング状の接触プレートよりなり、3本の上記支持ロッド315に固定され、底板面303のスリーブ307によってぶら下げられた状態で保持されている。そして、接触体31の上面には、上記測定子331の先端が当接しており、底面板303に対する接触体31の相対的な変位を上記デジタルダイヤルゲージによって測定できるように構成されている。
また、図1、図2に示すごとく、上記底板面303の下面からは下方に向けて上記基準棒32が配設されている。この基準棒32は、上述した載置台11の中心点O(図4、図5)に合致するように配設されており、その下端320は、上記基準プレート2の上面に当接可能に構成されている。また、基準棒32の長さは、図6に示すごとく、下端320が基準プレート2の測定基準面20に当接した際に接触体31が載置台11にセットされたワーク8の上面に当接し、厚み測定に有効な量だけ接触体31が底面板303に対して相対的に変位可能なように調整されている。また、図1に示すごとく、上述した基準プレート2の準備面22の高さは、これに基準棒32の下端320が当接した際に、上記接触体31が載置台11にセットされたワーク8の上面よりも上方に位置して接触しないような高さに調整してある。
また、上記接触体(接触プレート)31は上記のごとくリング形状を呈しており、その中心点は、昇降方向において上記載置台11の中心点Oと合致させてある。すなわち、本例では、上記基準棒32、接触体31、載置台11の中心点が、上下方向においてすべて一致するように同軸に配置されており、さらに、上記基準プレート2が、その測定基準面20及び準備面22がその中心点Oを位置させることが可能なように配設されている。
また、図1〜図3に示すごとく、底面板303の上面には、これを支持する第2ハンドル372が設けられている。また、背面板302には、これを貫通して進退可能に設けられた第1ハンドル371が設けられている。図3に示すごとく、この第1ハンドル371の先端を支柱部102に設けた固定ブロック107の係合穴108に挿入することにより、昇降部3全体が昇降できないように固定可能となっている。また、第1ハンドル371は、図示しないスプリングによって上記固定ブロック107に向かって付勢されているので、その付勢力に抗して作業者が後退させることによってはじめて係合穴108から引き抜けるようになっている。また、上記固定ブロック107の下端部はテーパ面109となっており、第1ハンドル371が固定ブロック107よりも下方から上昇する際に、そのテーパ面109(図1)に沿って自動的に後退するようになっている。
また、図1に示すごとく、上記底板面303には、上方からチェーン38が接続されており、図示しない荷重バランス部に連結されている。そして、昇降部3は自由状態においては自重によって降下するように調整されている。
また、上記測定器(デジタルダイヤルゲージ)33からは、それぞれ出力を伝達するための出力線332(図1)が延設されており、測定結果を演算して出力する出力装置(図示略)に接続されている。
次に、上記構成の厚み測定装置1を用いて上記ワーク8の厚みを測定する手順について説明する。
まず最初に、図1、図4に示すごとく、昇降部3を上端に固定すると共に、基準プレート2を矢印C1方向のスライド限である準備位置に固定した状態で、ワーク8を載置台11上にセットする。
次いで、第1ハンドル371を矢印A方向に後退させて固定ブロック107との係合状態を解除すると共に、当該第1ハンドル371と第2ハンドル372とを矢印B方向に操作して、昇降部3を降下させる。そして、図1に示すごとく、昇降部3の基準棒32の下端320を、基準プレート2の準備面22に当接させる。この時点では、接触体31とワーク8の上面にわずかな隙間が残され、両者は非接触状態のままである。
次いで、図6に示すごとく、第1ハンドル371及び第2ハンドル372を自由状態に解放した上で、第3ハンドル28を引いて基準プレート2を矢印C2方向のスライド限である測定位置までスライドさせる。これにより、基準棒32の下端320は、基準プレート2の上面の準備面22、接続面21を経て測定基準面20上に移動する。そして、この移動の途中である基準棒32の下端320が接続面21に当接している間に昇降部3が徐々に自重によって降下し、接触体31がワーク8に接触し、最終的に測定基準面22上に基準棒32の下端320が移動した際に、測定に必要な量だけ接触体31が昇降部3の底面板303に対して相対的に変位する。この接触体31の変位は、測定子331に伝達され、それを測定した測定器33の測定結果が演算されて出力装置に表示される。これにより、ワーク8の厚み測定が完了する。
その後、第2ハンドル372を操作して昇降部3を上昇させて、第1ハンドル371と固定ブロック107とを係合させて上昇点で昇降部3を固定し、ワーク8を次の測定対象のものに交換すると共に基準プレート2を矢印C1方向の準備位置に戻すという一連の動作を繰り返すことによって、連続的にワークの厚み測定を実行できる。
なお、測定精度を高めるために、定期的に、所望の厚みを有するマスターワークをセットして、上記の厚み測定を実施して、測定器33のいわゆるゼロ点調整を行うことが好ましい。
以上のように、本例の厚み測定装置1は、基準プレート2に高さの異なる測定基準面20と準備面22とを設けてあり、かつ、この基準プレート2をスライドさせることによって、昇降部3に備えられた基準棒32に当接させる面を変更可能である。さらには、準備面22の高さが、昇降部3を下降させて基準棒32の下端320を当接させた際に接触体31がワーク8と接触しない高さに設定してある。そのため、載置台11に載置されたワーク8の厚みを測定するに当たっては、準備位置に位置する基準プレート2の準備面22に基準棒32の下端320が当接するよう昇降部3を下降させたとき、昇降部3に備えられた接触体31は、未だワーク8とは接触しない。そのため、たとえ勢いよく昇降部3を下降させた場合であっても、接触体31にダメージが与えられることはない。
また、基準プレート2をスライドさせると、基準棒32が接続面21上を相対的に摺動して自重により下降しながら測定基準面20に導かれる。そして、これにより、接触体31とワーク8の上面とが接触して厚み測定が行われる。このとき、昇降部3の下降は、基準プレート2の表面と基準棒32との相対的な摺動移動に伴って行われるので、接触体31とワーク8が接触する際にも、大きな衝撃が生じることがなく非常にスムーズで緩やかなものとなる。それ故、測定時にも接触体31にダメージが与えられることがない。
このように、本例によれば、接触体31と測定器33とから構成される接触式のセンサにダメージを与えることなく、測定精度も安定的に維持することが可能な厚み測定装置1を提供することができる。
実施例1における、厚み測定装置を正面から見た説明図。 実施例1における、厚み測定装置を側面から見た説明図。 実施例1における、厚み測定装置を上面から見た説明図。 実施例1における、載置台にワークをセットした状態を示す説明図。 実施例1における、接触子の形状を示す説明図(図2のX−X線矢視断面図)。 実施例1における、ワークの厚み測定を実施している状態を示す説明図。 実施例1における、ワークの平面図。 実施例1における、ワークの断面図(図7のY−Y線矢視断面図)。
符号の説明
1 厚み測定装置
2 基準プレート
20 測定基準面
21 接続面
22 準備面
3 昇降部
31 接触体
32 基準棒
33 測定器

Claims (5)

  1. 板状のワークの厚みを測定するための厚み測定装置であって、
    上記ワークを載置する載置面を有する載置台と、
    測定基準面を有する基準プレートと、
    上記載置台に対向して昇降可能であると共に自重により下降するよう設けられた昇降部とを有し、
    該昇降部には、上記載置台に載置された上記ワークの上面に接触させる接触体と、上記測定基準面に当接して測定基準点を定めるための基準棒と、上記接触体の変位を測定する測定器とを備え、
    上記基準プレートは、上記測定基準面よりも上方に位置する準備面と、該準備面と上記測定基準面とを滑らかに接続する接続面とを有していると共に、上記昇降部の昇降方向と直交する方向にスライド可能に設けられており、
    上記基準プレートがスライドにより移ることができる位置は、上記昇降部が下降した際に該昇降部と共に下降する上記基準棒の下端と上記測定基準面が当接する測定位置と、上記準備面が当接する準備位置とに設定されており、
    上記準備面の高さは、上記昇降部を下降させて上記基準棒の下端を当接させた際に上記接触体が上記ワークと接触しない高さに設定されており、
    上記載置台に載置された上記ワークの厚みを測定するに当たっては、上記準備位置に位置する上記基準プレートの上記準備面に上記基準棒の下端が当接するよう上記昇降部を下降させ、その後、上記基準プレートをスライドさせて上記基準棒を上記接続面上を摺動させて上記測定基準面に導くことにより、上記接触体と上記ワークの上面とを接触させて厚み測定を行うことができるよう構成されていることを特徴とする厚み測定装置。
  2. 請求項1において、上記ワークはリング状であり、上記接触体はリング状の接触プレートよりなることを特徴とする厚み測定装置。
  3. 請求項2において、上記測定器は複数備えられており、上記接触プレートには、その円周方向において略等間隔で上記測定器のそれぞれの測定子が当接配置されており、上記複数の測定器の測定結果を演算して出力する出力装置を有することを特徴とする厚み測定装置。
  4. 請求項2又は3において、上記載置台は、リング状又は複数の円弧状の上記載置面を有しており、上記基準プレートは、上記載置台の略中心部に上記測定基準面及び上記準備面を位置させることが可能な位置に配設されており、かつ、上記昇降部の上記基準棒は、上記接触プレートの略中心部に配設されていることを特徴とする厚み測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記ワークは、自動変速機に組み込まれる複数のリング状のプレートを重ね合わせた多板プレートであることを特徴とする厚み測定装置。
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