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JP2008144751A - エンジンカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け作業性に優れ、分体同士の継ぎ目で生じる騒音を抑制し得るエンジンカバーを提供する。
【解決手段】エンジンカバーの第1分体を、第1カバー本体と、第1カバー本体の一端部の第1取付端部と、で構成し、エンジンカバーの第2分体を、第2カバー本体と、第2カバー本体の一端部の第2取付端部と、で構成する。第1取付端部に、第1カバー本体の下方で外周方向に延びる第1係合端部を設ける。また、第2取付端部に、第2カバー本体の下方で外周方向に延びる第2係合端部を設け、第2係合端部の少なくとも一部が外周端部よりも内周側に配置されるようにする。そして、第2カバー本体の一部である本体側係合部と第2係合端部と、の間に第1係合端部が保持されて第1分体と第2分体とが一体化するようにし、第1係合端部と本体側係合部との間と、第1係合端部と第2係合端部との間と、の少なくとも一方に、弾性材からなるクッション体を装着する。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動車のエンジン側部材の上面を覆うエンジンカバーに関する。
自動車のエンジンルームにはエンジン側部材が配設されている。エンジン側部材は、エンジンやシリンダヘッドカバーなどの部材が組み付けられ一体化されてなる。エンジン側部材の上面は、一般に、エンジンカバーで覆われる。エンジンカバーは、エンジン側部材を覆ってエンジンルームの意匠性を高めるとともに、エンジンが外界に放出する騒音を遮断したり減衰したりする。エンジンカバーは、エンジン側部材の形状やエンジンルームの形状等に応じて種々の形状に設計される。ところで、例えばエンジンルームにタワーバーを配設する場合などには、エンジンカバーを複数の分体で構成する場合がある。エンジンカバーをエンジン側部材に容易に脱着できるようにするためである。
ところで、エンジンカバーを複数の分体で構成すると、エンジンカバーをエンジン側部材に取り付けたときに、分体同士の継ぎ目に段差が生じる場合がある。分体同士の継ぎ目に段差が生じると、分体同士を面一に配置できず、エンジンルームの意匠性が悪化する場合がある。また、エンジンから伝達した振動や自動車が走行する際に生じる振動等によってエンジンカバーが振動すると、この継ぎ目の部分において、一方の分体の端部が他方の分体の端部を打って、騒音が生じる場合がある。
特許文献1には、複数の分体からなるトランクサイドにおける分体同士の組み付け構造が紹介されている。特許文献1に紹介されている分体同士の組み付け構造では、一方の分体の端部に段差部を設けるとともに、この段差部に係合孔を設けている。そして、他方の分体の端部にこの係合孔に係合する係合部材を設けている。この技術によると、2つの分体の継ぎ目に生じる段差を低減できる。
しかし、特許文献1に紹介されている分体同士の組み付け構造は、組み付け作業に比較的広い空間を要する。一方、エンジンカバーは狭い空間であるエンジンルームに配設されるものである。このため、エンジンカバーにこの技術を転用すると、組み付け作業効率が悪化する問題があった。また、2つの分体が硬質の材料からなる場合には、エンジンカバーが振動すると、分体同士の継ぎ目において依然騒音が生じる問題もあった。
特開平7−267146号公報
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、組み付け作業性に優れ、分体同士の継ぎ目で生じる騒音を抑制し得るエンジンカバーを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のエンジンカバーは、複数の分体からなり、自動車のエンジン側部材の上面を覆うエンジンカバーであって、該分体の一つである第1分体は、該エンジン側部材に固定される第1固定部を持ち板状をなす第1カバー本体と、該第1カバー本体の一端部に設けられている第1取付端部と、を持ち、該分体の他の一つである第2分体は、該エンジン側部材に固定される第2固定部を持ち板状をなす第2カバー本体と、該第2カバー本体の一端部に設けられている第2取付端部と、を持ち、該第1取付端部は、該第1カバー本体の下方に配置され該第1カバー本体の外周方向に延びる第1係合端部を持ち、該第2取付端部は、該第2カバー本体の下方に配置され該第2カバー本体の外周方向に延びる第2係合端部を持ち、該第2係合端部の少なくとも一部は、該第2カバー本体の外周端部よりも内周側に配置され、該第1分体と該第2分体とは、該第2カバー本体のなかで該第2係合端部と対面する部分からなる本体側係合部と、該第2係合端部と、の間に該第1係合端部が保持されて一体化し、該第1係合端部と該本体側係合部との間と、該第1係合端部と該第2係合端部との間と、の少なくとも一方には、弾性材からなるクッション体が装着されていることを特徴とする。
本発明のエンジンカバーは、下記の(1)〜(6)の何れかを備えるのが好ましい。(1)〜(6)の複数を備えるのがより好ましい。
(1)前記第2係合端部の先端は、前記第2カバー本体の外周端部よりも外周側まで延出している。
(2)前記第1取付端部は、前記第1カバー本体の外周端部から下方に延び前記第1係合端部に連続する第1脚部を持ち、前記第2取付端部は、前記第2カバー本体の外周端部よりも内周側の下面から下方に延び前記第2係合端部に連続する第2脚部を持つ。
(3)前記第2カバー本体は、板状の上壁部と該上壁部に連続し下方に延びる側壁部と、を持つ湾曲板状をなし、前記第2係合端部は、該側壁部に連続する。
(4)前記第2係合端部と前記本体側係合部との距離は、前記第2カバー本体の内周側から外周側に向けて大きくなっており、前記第1分体と前記第2分体とが一体化した状態において、前記第1係合端部は前記第2係合端部と平行に延びる。
(5)前記第1係合端部の一部は、前記本体側係合部以外の前記第2カバー本体の一部からなる対面部と対面し、前記クッション体は、前記第1係合端部と前記本体側係合部との間と、前記第1係合端部と前記第2係合端部との間と、のなかで前記第1係合端部と前記第2係合端部との間にのみ装着され、前記第1係合端部と該対面部との間には弾性材からなる第2のクッション体が装着されている。
(6)前記第1固定部の中心と前記第1分体の重心とは異なる位置に存在し、前記第1取付端部は、該重心を挟んで前記第1固定部の中心と逆側の領域に設けられている。
本発明のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とは、第1分体の第1係合端部が、第2分体の本体側係合部と第2係合端部との間に保持されて、互いに組み付けられる。このため、本発明のエンジンカバーによると、第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付ける際や、エンジン側部材から第1分体と第2分体との少なくとも一方を取り外す際に、煩雑な作業を要さない。すなわち、本発明のエンジンカバーは、組み付け作業性に優れる。
また、本発明のエンジンカバーにおいては、第2係合端部と本体側係合部との間と、第1係合端部と第2係合端部との間と、の少なくとも一方に、弾性材からなるクッション体が装着されている。したがって、エンジンから伝達した振動や走行時の振動が第1分体や第2分体に伝達し、各分体が大きく振動した場合にも、この振動がクッション体で吸収され、他方の分体に伝達され難い。このため、上述した分体同士の継ぎ目で生じる騒音が大きく低減する。
さらに、第1係合端部は第1カバー本体の下方に配置されるため、第1係合端部の上面は、第1カバー本体の上面および本体側係合部の上面よりも下方に配置される。このため、本体側係合部の上面と第1カバー本体の上面とを面一にできる。このため、第1分体と第2分体との継ぎ目に生じる段差をなくすことができ、エンジンカバーの意匠性を向上させ得る。
本発明のエンジンカバーは、2つの分体がそれぞれ異なる位置でエンジン側部材に固定されるため、分体同士の継ぎ目で生じる騒音を低減し得る。すなわち、本発明のエンジンカバーは、第1分体が第1固定部でエンジン側部材に固定されるとともに、第2分体が第2固定部でエンジン側部材に固定される。このため、それぞれの分体はエンジン側部材に安定かつ強固に固定され、エンジンから伝達した振動や走行時の振動が各分体に伝達しても、各分体が大きく振動し難い。したがって、本発明のエンジンカバーでは、一方の分体の端部が他方の分体の端部を打つ可能性は低く、上述した分体同士の継ぎ目で生じる騒音をより一層低減し得る。
上記(1)を備える本発明のエンジンカバーによると、第1取付端部を第2係合端部の先端ですくい上げるようにガイドしつつ、2つの分体をエンジン側部材に固定できる。このため、上記(1)を備える本発明のエンジンカバーは、組み付け作業性に優れる。
上記(2)または上記(3)を備える本発明のエンジンカバーによると、第1取付端部と第2取付端部との少なくとも一方を簡単な構造にできる。よって、エンジンカバーの製造コストを低減できる。
上記(4)を備える本発明のエンジンカバーによると、第1カバー本体の外周側における本体側係合部と第2係合端部との距離が大きいために、本体側係合部と第2係合端部との間に第1係合端部を差し込み易い。よって、上記(4)を備える本発明のエンジンカバーは、さらに組み付け作業性に優れる。さらに、第1係合端部は、第1分体と第2分体とが一体化した状態において第2係合端部と平行に延びるため、第2係合端部によって第1係合端部を安定に保持できる。
上記(5)を備える本発明のエンジンカバーによると、クッション体によって、第1係合端部が本体側係合部に向けて押圧されるため、第1分体と第2分体との接合部分(本体側係合部の上面と第1カバー本体の上面と)がより確実に面一となる。さらに、クッション体は、第1係合端部と本体側係合部との間には装着されていないため、本体側係合部と第2係合端部との間に第1係合端部を容易に差し込むことができる。このため、上記(5)を備える本発明のエンジンカバーは組み付け作業性に優れる。さらに、第1係合端部と第2係合端部との間にクッション体が装着され、かつ、対面部と第1係合部との間に第2のクッション体が装着されているため、第1分体と第2分体とが上下方向に相対移動し難く、分体同士の継ぎ目において騒音が生じ難い。よって、上記(5)を備える本発明のエンジンカバーは、意匠性と組み付け作業性とに優れ、分体同士の継ぎ目で生じる騒音を抑制し得る。
上記(6)を備える本発明のエンジンカバーは、分体同士の継ぎ目で生じる騒音をさらに低減でき、かつ、組み付け作業性により一層優れる。すなわち、第1固定部の中心と第1分体の重心とが異なる位置に存在するようにすると、第1分体をエンジン側部材に仮固定した時点において、第1分体は重心方向に傾く。第1分体の第1取付端部は、重心を挟んで第1固定部の中心と逆側の領域に設けられているため、第1分体は重心方向に傾くと、第1取付端部は大きく垂下する。第1取付端部が垂下すると、第1取付端部の第1係合端部が、第2分体の第2係合端部に圧接し、両者は密着する。この状態で第1分体と第2分体とをエンジン側部材に固定することで、簡単な組み付け工程によって第1係合端部と第2係合端部とを密着させつつ第1分体と第2分体とを組み付けることができる。なお、第1係合端部と第2係合端部とを密着させることで、第1分体と第2分体とが互いに安定かつ強固に固定される。このため、エンジンから伝達した振動や走行時の振動が第1分体および第2分体に伝達しても、第1分体および第2分体が大きく振動し難くなり、上述した分体同士の継ぎ目で生じる騒音がより一層低減する。
本発明のエンジンカバーにおいて、第1分体と第2分体とは、それぞれ、エンジンに直接固定されても良いし、エンジン以外のエンジン側部材(例えばシリンダヘッドカバーなど)に固定されても良い。また、本発明のエンジンカバーは、第1分体および第2分体のみからなっても良いし、第1分体および第2分体以外の分体をさらに備えても良い。さらに、本発明のエンジンカバーは、第1係合端部、第2係合端部、および本体側係合部からなる取付構造部を1組のみ備えても良いし、複数組備えても良い。
さらに、第1カバー本体および第2カバー本体は全体として板状をなせば良く、平板状や湾曲板状等の種々の形状にできる。
以下、本発明のエンジンカバーを図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1のエンジンカバーは、一つの取付構造部を備える。また、実施例1のエンジンカバーは上記(1)、(2)、(5)、(6)を備える。実施例1のエンジンカバーを模式的に表す上面図を図1に示す。実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大上面図を図2、図4、図6に示す。実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図を図3、図5、図7、図8に示す。なお、図3は第1分体および第2分体を図2中A−A位置で切断した様子を表す。図5は第1分体および第2分体を図4中A−A位置で切断した様子を表す。図7は第1分体および第2分体を図6中A−A位置で切断した様子を表す。図8は第1分体および第2分体を図6中B−B位置で切断した様子を表す。以下、実施例1において、前、後、左、右とは図1に示す前、後、左、右を指し、上、下とは図3に示す上、下を指す。
実施例1のエンジンカバーは、第1分体1と第2分体2とからなる。第1分体1は、第1カバー本体10と第1取付端部11とを持つ。第1カバー本体10は略板状をなし、第1固定部12を持つ。第1固定部12は3つの貫通孔(12a、12b、12c)からなる。第1カバー本体10に形成されている3つの貫通孔(12a、12b、12c)の中心(すなわち第1固定部12の中心)Xは、第1分体1の重心Yよりも左後側に存在する。
第1取付端部11は、第1カバー本体10の前端部右側に設けられている。すなわち、第1取付端部11は、第1分体1の重心Yを挟んで第1固定部12の中心Xと逆側の領域に設けられている。第1取付端部11は、第1脚部13と第1係合端部14とを持つ。図3に示すように、第1脚部13は第1カバー本体10の前側外周端部から下方に延びる。第1係合端部14は、この第1脚部13に連続し、第1カバー本体10の外周方向(すなわち、第1カバー本体10における第2分体2側の端面よりも外方向、図3における前方)に延びる。従って、第1カバー本体10の上面10aと第1係合端部14の上面14aとは段差状をなす。第1係合端部14は、その全体が第1カバー本体10の前側外周端部よりも外周側(前側)に延出している。なお、第1係合端部14の肉厚はほぼ一定であり、第1係合端部14は第1カバー本体10とほぼ平行に延びている。
第2分体2は、第2カバー本体20と第2取付端部21とを持つ。第2カバー本体20は略板状をなし、第2固定部22を持つ。第2固定部22は4つの貫通孔(22a、22b、22c、22d)からなる。第2取付端部21は、第2分体2の後端部右側に設けられている。第2取付端部21は、第2脚部23と第2係合端部24とを持つ。図3に示すように、第2脚部23は、第2カバー本体20の後側外周端部よりも内周側の下面から下方に延びる。第2脚部23の上下方向の長さは、第1脚部13の上下方向の長さよりも大きい。第2係合端部24は、この第2脚部23に連続し、第2カバー本体20の外周方向(すなわち、第2カバー本体20における第1分体1側の端面よりも外方向、図3における後方)に延びる。また、第2係合端部24は、第2カバー本体20とほぼ平行に延びている。第2係合端部24の一部は、第2カバー本体20の後側外周端部よりも内周側(前側)に配置されている。また、第2係合端部24の他の一部は、第2カバー本体20の後側外周端部よりも外周側(後側)にまで延出している。
第2カバー本体20のなかで第2係合端部24と対面する部分(本体側係合部25)の上面25aは、第2カバー本体20の上面20aと面一である。また、本体側係合部25と第2係合端部24との距離は、第2カバー本体20の内周側から外周側に向けて大きくなっている。詳しくは、本体側係合部25の下面25bと、第2係合端部24の上面24aとは、上下方向に離間している。本体側係合部25の下面25bは、第2カバー本体20の外周側に位置する部分が第2カバー本体20の内周側に位置する部分よりも一段高くなった段差状をなす。したがって、本体側係合部25の下面25bと第2係合端部24の上面24aとの上下方向の距離は、第2カバー本体20の内周側(図3中前側)から外周側(図3中後側)に向けて大きくなっている。また、本体側係合部25の下面25bと第2係合端部24の上面24aとの上下方向の距離は、第1取付端部11の肉厚よりも大きい。
第2分体2には、EPDMからなるスポンジ状のクッション体3および第2のクッション体が固着されている。詳しくは、クッション体3は、第2係合端部24の上面24aに固着されている。第2のクッション体30は、対面部27の下面に固着されている。対面部27は、第2カバー本体20における本体側係合部25以外の部分のなかで第1係合端部14と対面する部分である。実施例1において、対面部27は本体側係合部25に隣接している。また、図示しないが、本体側係合部25を除く第2カバー本体20の後端部下面にも、EPDMからなるスポンジ状の第3のクッション体が固着されている。
エンジン側部材(図略)のなかで、第1分体1の3つの貫通孔(第1固定部12)に対応する位置には、エンジン側第1固定部(図略)が形成されている。また、エンジン側部材のなかで、第2分体2の4つの貫通孔(第2固定部22)に対応する位置には、エンジン側第2固定部(図略)が形成されている。エンジン側第1固定部は、3つのネジ受孔からなる。エンジン側第2固定部は、4つのネジ受孔からなる。
実施例1のエンジンカバーをエンジン側部材に組み付ける方法を以下に説明する。
先ず、第1分体1を図略のエンジン側部材に仮固定する。上述したように、エンジン側部材には第1分体1の3つの貫通孔(第1固定部12)に対応する位置に、3つのネジ受け孔からなるエンジン側第1固定部が形成されている。このため、第1分体1をエンジン側部材の上部にあて、第1分体1の3つの貫通孔にそれぞれボルト(図略)を差し込むと、各ボルトの先端が各ネジ受孔に挿入され、第1分体1がエンジン側部材に仮固定される。図1に示すように、第1固定部12の中心X(3つの貫通孔12a〜12cの中心)と第1分体1の重心Yとは異なる位置に存在する。このため、第1分体1をエンジン側部材に仮固定すると、第1分体1は、重力によって重心Y方向に傾く。また、第1取付端部11は第1分体1の重心Yを挟んで第1固定部12の中心Xと逆側の領域に設けられているため、第1分体1が重心Y方向に傾くと、第1取付端部11はエンジン側部材に向けて大きく垂下する(図3)。
次いで、第2分体2をエンジン側部材に仮固定する。このとき、先ず、図2および図3に示すように、第2分体2をエンジン側部材の上部にあてがい、第2係合端部24を第1係合端部14の下方に差し込む。そして、図4および図5に示すように、第2係合端部24で第1係合端部14をすくい上げつつ、第1係合端部14を第2係合端部24と本体側係合部25との間に挟み込む。そして、第2固定部22の各貫通孔にそれぞれ図略のボルトを差し込み、各ボルトの先端をエンジン側第2固定部の各ネジ受孔に挿入する。ボルトをエンジン側第2固定部のネジ受孔に螺合させると、第2分体2がエンジン側部材に固定される。上述したように、第1係合端部14は重力により垂下しているため、このとき、第2係合端部24ですくい上げられた第1係合端部14は第2係合端部24に圧接した状態で、第2係合端部24と本体側係合部25との間に保持される(図6、図7)。
この後、第1分体1の3つの貫通孔にそれぞれ差し込んでいたボルト(図略)を、各ネジ受孔に螺合させて、第1分体1をエンジン側部材に固定することで、実施例1のエンジンカバーがエンジン側部材に組み付けられる。
実施例1のエンジンカバーでは、第1分体1の第1係合端部14が、第2分体2の本体側係合部25と第2係合端部24との間に保持されて、第1分体1と第2分体2とが一体化される。したがって、第1分体1と第2分体2とをエンジン側部材に組み付ける作業は、上述したように、第1分体1をエンジン側部材に仮固定する工程と、第2分体2の第2係合端部24で第1分体1の第1係合端部14をすくい上げつつ第2分体2をエンジン側部材に固定する工程と、第1分体1をエンジン側部材に固定する工程と、のみでよい。このため、実施例1のエンジンカバーによると、第1分体1と第2分体2とを組み付ける際に煩雑な作業を要さない。よって、実施例1のエンジンカバーは組み付け作業性に優れる。
さらに、本体側係合部25の下面25bと第2係合端部24の上面24aとの上下方向の距離が、第2カバー本体20の内周側から外周側に向けて大きくなっているため、第1係合端部14を本体側係合部25と第2係合端部24との間に差し込む作業は、容易である。このことによっても、実施例1のエンジンカバーは組み付け作業性に優れる。
また、実施例1のエンジンカバーによると、第1分体1は第1固定部12によってエンジン側部材に固定され、第2分体2は第2固定部22によってエンジン側部材に固定され、さらに、第1係合端部14は第2係合端部24と本体側係合部25との間に保持される。このため、第1分体1および第2分体2がそれぞれエンジン側部材に固定されるとともに、第1分体1と第2分体2とが強固に一体化される。このため、実施例1のエンジンカバーによると、第1分体1および第2分体2がエンジン側部材に対してガタつき難く、かつ、第1分体1と第2分体2との継ぎ目もガタつき難い。よって、実施例1のエンジンカバーによると、走行時等にも騒音が生じ難い。
また実施例1のエンジンカバーでは、図7に示すように、第1係合端部14と第2係合端部24との間に弾性材からなるクッション体3が装着されている。また、図8に示すように、対面部27と第2係合端部24との間には弾性材からなる第2のクッション体30が装着されている。したがって、走行時等に生じ第1分体1や第2分体2に伝達した振動は、クッション体3および第2のクッション体30で吸収され、他方の分体に伝達され難い。さらに、クッション体3および第2のクッション体30は、第1分体1と第2分体2との間に介在することで、第1分体1と第2分体2との上下方向の相対移動を規制する。このため、実施例1のエンジンカバーによると、上述した分体同士の継ぎ目に生じる騒音が大きく低減する。さらに、実施例1のエンジンカバーでは、第1係合端部14が第2係合端部24に圧接し、第1係合端部14と第2係合端部24とが密着している。このため、第1分体1と第2分体2との継ぎ目に生じるガタつきはより一層低減する。よって、実施例1のエンジンカバーによると、上述した分体同士の継ぎ目に生じる騒音をより一層低減し得る。さらに、第1係合端部14と本体側係合部25との間にはクッション体が装着されていないため、第1係合端部14は、本体側係合部25と第2係合端部24との間に容易に差し込むことができる。このことによっても、実施例1のエンジンカバーは取り付け作業性に優れる。
なお、実施例1のエンジンカバーでは、第1分体1と第2分体2とをエンジン側部材に組み付けると、第2カバー本体20の後端部は、第1カバー本体10の前端部の上に載置される。実施例1のエンジンカバーでは、上述したように、本体側係合部25を除く第2カバー本体20の後端部下面に、第3のクッション体(図略)が固着されている。このため、この第1カバー本体10の後端部と第2カバー本体20の前端部との接合部分もまた、ガタつくことがない。
第1分体1と第2分体2とをエンジン側部材に組み付けると、図7に示すように、第1係合端部14の上面14aは、第1カバー本体10の上面10aおよび本体側係合部25の上面25aよりも下方に配される。そして、第1係合端部14は、クッション体3によって本体側係合部25に向けて押圧される。このため、実施例1のエンジンカバーによると、第1カバー本体10の上面10aと本体側係合部25の上面25a(第2カバー本体20の上面20a)とを確実に面一にできる。よって、実施例1のエンジンカバーは意匠性に優れる。
なお、実施例1のエンジンカバーにおいては、スポンジ状のクッション体3および第2のクッション体30を用いているが、本発明のエンジンカバーにおけるクッション体3および第2のクッション体30の材料はこれに限定されない。例えば、クッション体3および/または第2のクッション体30の材料として、スポンジゴムやシリコンゴム、ポリウレタン等を用いても良いし、PET等の樹脂からなる不織布を用いても良い。
さらに、実施例1のエンジンカバーにおいては第1固定部12および第2固定部22を単なる貫通孔状に形成したが、本発明のエンジンカバーにおける第1固定部12および第2固定部22は、すり鉢状に形成しても良いし、長穴状に形成しても良い。これらの場合には、第1分体1や第2分体2を、エンジン側部材に仮固定した後に大きく動かし得る。このため、第1分体1や第2分体2をエンジン側部材や他方の分体に対して容易に位置合わせできる利点がある。
さらに、実施例1のエンジンカバーにおいては、第1固定部12および第2固定部22を複数の貫通孔から構成したが、本発明のエンジンカバーにおける第1固定部12および第2固定部22は1のみの貫通孔から構成しても良い。また、第1固定部12および第2固定部22は他の形状に形成しても良い。例えば、第1固定部12および第2固定部22を突起状に形成するとともに、エンジン側部材に孔状のエンジン側取付部を設けて、両者を係合させることで第1分体1および第2分体2をエンジン側部材に組み付けても良い。
実施例1では、先ず第1分体1をエンジン側部材に仮固定し、次いで第2分体2をエンジン側部材に仮固定したが、本発明のエンジンカバーをエンジン側部材に取り付ける方法はこれに限定されない。例えば、先ず第2分体2をエンジン側部材に固定し、次いで第1分体1をエンジン側部材に固定しても良い。この場合にも、第1分体1をエンジン側部材に仮固定する際に、第1分体1の第1取付端部11が重力によって下垂するため、第1係合端部14を第2係合端部24に容易に密着させ得る。
(実施例2)
実施例2のエンジンカバーは、取付構造部を3組備えること以外は実施例1のエンジンカバーと同じである。実施例2のエンジンカバーを模式的に表す上面図を図9に示す。以下、実施例2において、前、後、左、右、とは、図9に示す前、後、左、右、を指す。さらに、実施例2において、上とは図9中手前側を指し、下とは図9中奥側を指す。
実施例2のエンジンカバーにおける第1分体1は、3つの第1取付端部110、111、112を持つ。3つの第1取付端部110、111、112は、第1カバー本体10の前端部に設けられている。詳しくは、第1取付端部の一つである右側第1取付端部110は、実施例1のエンジンカバーにおける第1取付端部11と同位置に設けられている。第1取付端部の他の一つである左側第1取付端部111は、第1カバー本体10の前端部左側に設けられている。第1取付端部の他の一つである中側第1取付端部112は、第1カバー本体10の前端部のなかで左右方向の略中央に設けられている。右側第1取付端部110における第1係合端部を、右側第1係合端部140と呼ぶ。左側第1取付端部111における第1係合端部を、左側第1係合端部141と呼ぶ。中側第1取付端部112における第1係合端部を、中側第1係合端部142と呼ぶ。右側第1係合端部140の前後方向の長さと、左側第1係合端部141の前後方向の長さと、中側第1係合端部142の前後方向の長さとは、同じである。
実施例2のエンジンカバーにおける第2分体2は、3つの第2取付端部210、211、212を持つ。3つの第2取付端部210、211、212は、第2カバー本体20の後端部に設けられている。詳しくは、第2取付端部の一つである右側第2取付端部210は、実施例1のエンジンカバーにおける第2取付端部21と同位置に設けられている。第2取付端部の他の一つである左側第2取付端部211は、第2カバー本体20の後端部左側に設けられている。第2取付端部の他の一つである中側第2取付端部212は、第2カバー本体20の後端部のなかで左右方向の略中央に設けられている。右側第2取付端部210における第2係合端部を、右側第2係合端部240と呼ぶ。左側第2取付端部211における第2係合端部を、左側第2係合端部241と呼ぶ。中側第2取付端部における第2係合端部を、中側第2係合端部242と呼ぶ。右側第2係合端部240の第2カバー本体からの突出長さL1と、左側第2係合端部241の第2カバー本体からの突出長さL2と、中側第2係合端部242の第2カバー本体からの突出長さL3と、の関係は、L1>L2>L3である。
実施例2のエンジンカバーは、3組の取付構造部を持つため、第1分体1と第2分体2とが互いに強固に固定される。このため、実施例2のエンジンカバーによると、走行時等に分体同士の継ぎ目で生じる騒音を、より確実に防止できる。
また、実施例2のエンジンカバーにおいては、右側第2係合端部240の第2カバー本体からの突出長さL1と、左側第2係合端部241の第2カバー本体からの突出長さL2と、中側第2係合端部242の第2カバー本体からの突出長さL3と、の関係が、L1>L2>L3である。このため、第2分体2をエンジン側部材に組み付ける際には、先ず右側第2係合端部240を右側第1係合端部140の下方に差し込み、次いで左側第2係合端部241を左側第1係合端部141の下方に差し込み、次いで中側第2係合端部242を中側第1係合端部142の下方に差し込む。そして、各第2係合端部240〜242によって、各第1係合端部140〜142をすくい上げ、第2分体2の第2固定部22をエンジン側部材に固定する。このため、実施例2のエンジンカバーによると、3つの第1係合端部140〜142を、それぞれ対応する第2係合端部240〜242と本体側係合部との間に確実に保持できる。したがって、実施例2のエンジンカバーは、3組の取付構造部を持つにもかかわらず、第1分体1と第2分体2とをエンジン側部材に組み付ける作業が、非常に容易になる。
なお、本発明のエンジンカバーに複数組の取付構造部を設ける場合、何れかの第2係合端部の長さが他の第2係合端部の長さと異なれば、実施例2のエンジンカバーと同様に、第1分体1と第2分体2とをエンジン側部材に組み付ける作業が容易になる。なお、本発明のエンジンカバーに複数組の取付構造部を設ける場合、各第2係合端部の長さは同じであっても良い。この場合には、実施例2のエンジンカバーに比べて取付作業性が悪くなるが、実施例2のエンジンカバーと同様に第1分体1と第2分体2とが互いに強固に固定されるため、上述した走行時等の騒音を確実に防止できる効果がある。
(実施例3)
実施例3のエンジンカバーは、上記(1)、(4)および(6)を備える。実施例3のエンジンカバーは、第1取付端部および第2取付端部の形状と、クッション体の位置以外は実施例1のエンジンカバーと同じである。実施例3のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図を図10に示す。以下、実施例3において、前、後、上、下、とは、図10に示す前、後、上、下を指す。
実施例3のエンジンカバーにおける第2取付端部21は、第2脚部を持たず、第2係合端部24のみを持つ。第2係合端部24は、第2カバー本体20に連続し、第2カバー本体20の外周方向(後方)かつ下方に延びる。第2係合端部24の肉厚はほぼ一定であり、本体側係合部25の肉厚もまたほぼ一定である。よって、第2係合端部24と本体側係合部25との距離は、第2カバー本体20の内周側から外周側に向けて大きくなっている。
実施例3のエンジンカバーにおける第1取付部11は、第1脚部13と第1係合端部14とを持つ。第1係合端部14の肉厚はほぼ一定であり、第1係合端部14は第1カバー本体10と交差する方向に延びている。詳しくは、第1係合端部14は、第1カバー本体10の外周方向(前方)かつ上方に延びている。さらに、第1係合端部14は、第1分体1と第2分体2とが一体化した状態(すなわち図10に示す状態)において、第2係合端部24と平行に延びている。第1カバー本体10と本体側係合部25とは略同一面になっている。
本体側係合部25の下面25bと、第2係合端部24の上面24aとには、それぞれ、クッション体301、302が固着されている。
実施例3のエンジンカバーでは、第2係合端部24を第2カバー本体20の外周方向かつ下方に延ばしたことで、第2カバー本体20の外周側における第2係合端部24と本体側係合部25との距離を大きくできる。このため、第1係合端部14を本体側係合部25と第2係合端部24との間に差し込む作業は、実施例1のエンジンカバーよりもさらに容易になる。よって、実施例3のエンジンカバーは、組み付け作業性に優れる。
さらに、第1係合端部14は、第1分体1と第2分体2とが一体化した状態において、第2係合端部24と平行に延びる。このため、第2係合端部24によって第1係合端部14を安定に保持できる。また、第1係合端部14の上面14aと本体側係合部25の下面25bとの間にクッション体301が介在し、第2係合端部24の上面24aと第1係合端部14の下面14bとの間にクッション体302が介在することによっても、第1係合端部14は、本体側係合部25と第2係合端部24との間に安定に保持される。
なお、実施例3のエンジンカバーでは、第1係合端部14と第2係合端部24とは平行に延びているが、本発明における第1係合端部14と第2係合端部24との平行とは、略平行を含む概念である。
(実施例4)
実施例4のエンジンカバーは、上記(1)、(3)、(5)、(6)を備える。実施例4のエンジンカバーは、第1カバー本体、第2カバー本体および第2取付端部の形状以外は実施例1のエンジンカバーと同じである。実施例4のエンジンカバーを模式的に表す要部拡大斜視図を図11に示す。以下、実施例4において、上、下、左、右、前、後、とは、図11に示す上、下、左、右、前、後を指す。
実施例4のエンジンカバーにおける第1カバー本体10は、第1上壁部101と第1側壁部102とを持つ湾曲板状をなす。詳しくは、第1上壁部101は略平板状をなし、図略の第1固定部を持つ。第1側壁部102は第1上壁部101の右端部に連続し、下方に延びる。第2カバー本体20は、第2上壁部201と第2側壁部202とをもつ湾曲板状をなす。詳しくは、第2上壁部201は略平板状をなし、図略の第2固定部を持つ。第2側壁部202は、第2上壁部201の右端部に連続し、下方に延びる。
実施例4のエンジンカバーにおいて、第2係合端部24は第2側壁部202に連続する。詳しくは、第2係合端部24の右端部は第2側壁部202の内面202aに連続し、図11中左方向に突出している。第2係合端部24の一部は、第2カバー本体20の後側外周端部よりも外周側(後側)に配置されている。なお、第2係合端部24は第2カバー本体20の外周方向(図11中前後方向)にも延びている。
さらに、第2係合端部24の下面24bと第2側壁部202の内面202aとの間には、リブ26が架け渡されている。第2係合端部24は、このリブ26によって補強されている。
実施例4のエンジンカバーでは、第2係合端部24が第2側壁部202に連続しているため、実施例1のエンジンカバーのような第2脚部を必要としない。このため、第2取付端部21を簡単な形状にできる。
(実施例5)
実施例5のエンジンカバーは、上記(1)、(6)を備える。実施例5のエンジンカバーは、第1カバー本体および第2カバー本体の形状以外は実施例1のエンジンカバーと同じである。実施例5のエンジンカバーを模式的に表す上面図を図12に示す。実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図を図13〜図14に示す。なお、図13は第1分体および第2分体を図12中A−A位置で切断した様子を表す。図14は第1分体および第2分体を図12中B−B位置で切断した様子を表す。以下、実施例5において、左、右、とは図12に示す左、右、を指す。また、上、下、とは、図13に示す上、下、を指す。前、後、とは図12および図13に示す前、後、を指す。
実施例5のエンジンカバーにおける第1分体1は、2つの第1取付端部110、111を持つ。図12〜図14に示すように、第1取付端部の一つである右側第1取付端部110は、第1分体1の前端部右側部分に形成されている。第1取付端部の他の一つである左側第1取付端部111は、第1分体1の前端部左側部分に形成されている。実施例5のエンジンカバーにおいては、第1分体1の前端部のなかで左右方向の略中央部分と、第1分体1の後側部分とが第1カバー本体10に相当する。右側第1取付端部110および左側第1取付端部111は凹んでいる。換言すると、第1分体1の前端部右側部分および前端部左側部分は、第1カバー本体10の下方に配置されている。実施例5のエンジンカバーでは、右側第1取付端部110の全体が右側第1係合端部140に相当し、左側第1取付端部111の全体が左側第1係合端部141に相当する。なお、実施例5のエンジンカバーにおいて、第1カバー本体10の前端部のなかで左右方向の略中央部分は、右側第1取付端部110および左側第1取付端部111に比べて、第1カバー本体10の外周方向(すなわち図12中前方)に膨出している。
図12に示すように、右側第1係合端部140および左側第1係合端部141の上面には、クッション体301および第2のクッション体30が固着されている。このクッション体301と第2のクッション体30とは一体化されている。また、図12および図13に示すように、右側第1係合端部140および左側第1係合端部141の下面には、クッション体302が固着されている。
第2分体2は、2つの第2取付端部210、211を持つ。図12〜図14に示すように、第2取付端部の一つである右側第2取付端部210は、第2分体2の後端部右側部分に形成されている。第2取付端部の他の一つである左側第2取付端部211は、第2分体2の後端部左側部分に形成されている。実施例2のエンジンカバーにおける第2分体2の後端部のなかで、左右方向の略中央部分は、第2分体2の後端部右側部分および後端部左側部分に比べて、第2カバー本体20の内周方向(すなわち、図12中前方)に引込んでいる。右側第2取付端部210における第2係合端部を、右側第2係合端部240と呼ぶ。左側第2取付端部211における第2係合端部を、左側第2係合端部241と呼ぶ。実施例5のエンジンカバーは、2つの本体側係合部250、251を持つ。本体側係合部の一つである右側本体側係合部250は、第2カバー本体20のなかで右側第2係合端部240と対面する部分からなる。本体側係合部の他の一つである左側本体側係合部251は、第2カバー本体20のなかで左側第2係合端部241と対面する部分からなる。また、実施例5のエンジンカバーは、2つの対面部270、271を持つ。対面部の一つである右側対面部270は、第2カバー本体20のなかで右側本体側係合部240の左側または右側に隣接する部分からなる。対面部の他の一つである左側対面部271は、第2カバー本体20のなかで左側本体側係合部241の左側または右側に隣接する部分からなる。
実施例5のエンジンカバーでは、第1分体1の右側第1係合端部140が第2分体2の右側本体側係合部250と右側第2係合端部240との間に保持され、左側第1係合端部141が第2分体2の左側本体側係合部251と左側第2係合端部241との間に保持されて、第1分体1と第2分体2とが一体化される。このとき、第1カバー本体10の一部(第1カバー本体10の前端部のなかで左右方向の略中央部分)と、第2カバー本体20の一部(第2カバー本体20の後端部のなかで左右方向の略中央部分)とは、突き合わされる。したがって、第1分体1と第2分体2とをエンジン側部材に組み付ける作業は、第1分体1をエンジン側部材に仮固定する工程と、右側第2係合端部240で右側第1係合端部140をすくい上げるとともに左側第2係合端部241で左側第1係合端部141をすくい上げつつ第2分体2をエンジン側部材に固定する工程と、第1分体1をエンジン側部材に固定する工程と、のみでよい。このため、実施例5のエンジンカバーは組み付け作業性に優れる。
また、図13に示すように、右側第1係合端部140と右側第2係合端部240との間と、右側第1係合端部140と右側本体側係合部250との間とには、それぞれ、弾性材からなるクッション体301、302が装着されている。さらに、図14に示すように、右側第1係合端部140と右側対面部270との間にもまた、弾性材からなる第2のクッション体30が装着されている。図示しないが、左側第1係合端部141と左側第2係合端部241との間と、左側第1係合端部141と左側本体側係合部251との間とにも、クッション体301、302が装着され、左側第1係合端部141と左側対面部271との間にも第2のクッション体30が装着されている。このため、実施例5のエンジンカバーによると、分体同士の継ぎ目に生じる騒音が大きく低減する。
実施例1のエンジンカバーを模式的に表す上面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材組み付けている様子を模式的に表す要部拡大上面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材組み付けている様子を模式的に表す要部拡大上面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材組み付けている様子を模式的に表す要部拡大上面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。 実施例1のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。 実施例2のエンジンカバーを模式的に表す上面図である。 実施例3のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。 実施例4のエンジンカバーを模式的に表す要部拡大斜視図である。 実施例5のエンジンカバーを模式的に表す上面図である。 実施例5のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。 実施例5のエンジンカバーにおける第1分体と第2分体とをエンジン側部材に組み付けている様子を模式的に表す要部拡大断面図である。
符号の説明
1:第1分体
2:第2分体
3、301、302:クッション体
10:第1カバー本体
11、110、111、112:第1取付端部
12:第1固定部
13:第1脚部
14、140、141、142:第1係合端部
20:第2カバー本体
21、210、211、212:第2取付端部
22:第2固定部
23:第2脚部
24、240、241、242:第2係合端部
27:対面部
101:第1上壁部
102:第1側壁部
201:第2上壁部
202:第2側壁部
X:第1固定部の中心
Y:第1分体の重心

Claims (7)

  1. 複数の分体からなり、自動車のエンジン側部材の上面を覆うエンジンカバーであって、
    該分体の一つである第1分体は、該エンジン側部材に固定される第1固定部を持ち板状をなす第1カバー本体と、該第1カバー本体の一端部に設けられている第1取付端部と、を持ち、
    該分体の他の一つである第2分体は、該エンジン側部材に固定される第2固定部を持ち板状をなす第2カバー本体と、該第2カバー本体の一端部に設けられている第2取付端部と、を持ち、
    該第1取付端部は、該第1カバー本体の下方に配置され該第1カバー本体の外周方向に延びる第1係合端部を持ち、
    該第2取付端部は、該第2カバー本体の下方に配置され該第2カバー本体の外周方向に延びる第2係合端部を持ち、
    該第2係合端部の少なくとも一部は、該第2カバー本体の外周端部よりも内周側に配置され、
    該第1分体と該第2分体とは、該第2カバー本体のなかで該第2係合端部と対面する部分からなる本体側係合部と、該第2係合端部と、の間に該第1係合端部が保持されて一体化し、
    該第1係合端部と該本体側係合部との間と、該第1係合端部と該第2係合端部との間と、の少なくとも一方には、弾性材からなるクッション体が装着されていることを特徴とするエンジンカバー。
  2. 前記第2係合端部の先端は、前記第2カバー本体の外周端部よりも外周側まで延出している請求項1に記載のエンジンカバー。
  3. 前記第1取付端部は、前記第1カバー本体の外周端部から下方に延び前記第1係合端部に連続する第1脚部を持ち、
    前記第2取付端部は、前記第2カバー本体の外周端部よりも内周側の下面から下方に延び前記第2係合端部に連続する第2脚部を持つ請求項1または請求項2に記載のエンジンカバー。
  4. 前記第2カバー本体は、板状の上壁部と該上壁部に連続し下方に延びる側壁部と、を持つ湾曲板状をなし、
    前記第2係合端部は、該側壁部に連続する請求項1または請求項2に記載のエンジンカバー。
  5. 前記第2係合端部と前記本体側係合部との距離は、前記第2カバー本体の内周側から外周側に向けて大きくなっており、
    前記第1分体と前記第2分体とが一体化した状態において、前記第1係合端部は前記第2係合端部と平行に延びる請求項1〜請求項4の何れか一つに記載のエンジンカバー。
  6. 前記第1係合端部の一部は、前記本体側係合部以外の前記第2カバー本体の一部からなる対面部と対面し、
    前記クッション体は、前記第1係合端部と前記本体側係合部との間と、前記第1係合端部と前記第2係合端部との間と、のなかで前記第1係合端部と前記第2係合端部との間にのみ装着され、
    前記第1係合端部と該対面部との間には弾性材からなる第2のクッション体が装着されている請求項1〜請求項5の何れか一つに記載のエンジンカバー。
  7. 前記第1固定部の中心と前記第1分体の重心とは異なる位置に存在し、前記第1取付端部は、該重心を挟んで前記第1固定部の中心と逆側の領域に設けられている請求項1〜請求項6の何れか一つに記載のエンジンカバー。
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