JP2008144144A - コーティング剤組成物 - Google Patents
コーティング剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008144144A JP2008144144A JP2007286016A JP2007286016A JP2008144144A JP 2008144144 A JP2008144144 A JP 2008144144A JP 2007286016 A JP2007286016 A JP 2007286016A JP 2007286016 A JP2007286016 A JP 2007286016A JP 2008144144 A JP2008144144 A JP 2008144144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- integer
- group
- formula
- fluorine
- represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
【課題】簡易な工程で、速やかに、撥水撥油性の硬化被膜を形成することができるコーティング組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】
(A)下記式(1)又は(2)で表される含フッ素有機ケイ素化合物の少なくとも一種
Rf1−QZ1Aα (1)
AαZ1Q−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−QZ1Aα (2)
[式中、Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基、Rf2はパーフルオロオキシアルキレン基、
Z1は単結合又はケイ素原子1〜15個を含む2〜9価の有機基、Z2はケイ素原子2〜100個を含む2価のポリオルガノシロキシレン基であり、
Qは酸素原子及び/又は窒素原子を含んでいてよい炭素数2〜12の、2〜9価の基であり、但し式(2)において、互いに異なっていてもよく、
αは1〜8の整数、xは0〜5の整数であり、及び、Aは下記一般式で示される基である
−CbH2bSiR3−aXa
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、bは0〜6の整数である)。]、及び
(B)数平均分子量が100〜10,000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸を、前記(A)成分100質量部に対して、0.001〜10質量部で、
含有することを特徴とするコーティング剤組成物。
【選択図】なし
【解決手段】
(A)下記式(1)又は(2)で表される含フッ素有機ケイ素化合物の少なくとも一種
Rf1−QZ1Aα (1)
AαZ1Q−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−QZ1Aα (2)
[式中、Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基、Rf2はパーフルオロオキシアルキレン基、
Z1は単結合又はケイ素原子1〜15個を含む2〜9価の有機基、Z2はケイ素原子2〜100個を含む2価のポリオルガノシロキシレン基であり、
Qは酸素原子及び/又は窒素原子を含んでいてよい炭素数2〜12の、2〜9価の基であり、但し式(2)において、互いに異なっていてもよく、
αは1〜8の整数、xは0〜5の整数であり、及び、Aは下記一般式で示される基である
−CbH2bSiR3−aXa
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、bは0〜6の整数である)。]、及び
(B)数平均分子量が100〜10,000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸を、前記(A)成分100質量部に対して、0.001〜10質量部で、
含有することを特徴とするコーティング剤組成物。
【選択図】なし
Description
本発明は、短時間で硬化し、撥水性、撥油性、汚れ防止性に優れた硬化皮膜を得ることができ、種々の基材表面に防汚性を付与するコーティング剤組成物を提供する。
メガネレンズ、サングラス、携帯電話、電子手帳、音楽プレーヤーなどの携帯用電子機器、及び液晶ディスプレー、CRTディスプレー、プラズマディスプレー、ELディスプレー等の各種表示素子の表面、またはCD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの光記録媒体、窓ガラス、などは指紋、皮脂、汗、化粧品、食品等の汚れの付着を防ぐために防汚コーティングが施されていることが多い。
特許3508342号公報(特許文献1)にはパーフルオロポリエーテルの末端をアルコキシシリル基で変性した化合物をコーティングする方法が示されている。特許3622830号公報(特許文献2)および特開2005−290323号公報(特許文献3)にもパーフルオロポリエーテルの末端アルコキシシリル基で変性した化合物でコーティングする方法が開示されている。また、特開平2−248480号公報(特許文献4)や特開平6−184527号公報(特許文献5)では、ガラス板表面にフルオロアルキルシラン化合物層からなる耐汚染性被膜を形成する方法がしめされている。さらに、特開平6−256756号公報(特許文献6)ではガラス板表面にフルオロアルキルシラン化合物とポリシロキサン化合物からなる耐汚染性被膜を形成する方法が提案されている。
これらのフルオロアルキルシランあるいはパーフルオロポリエーテルの末端をアルコキシシリル基で変性した化合物を塗付するためには、通常、何らかの溶剤に溶解させて、スピンコート等を行なう必要がある。しかし、フッ素含有量が多いために、限れられた溶剤、主としてフッ素系溶剤、にしか溶解しない。さらに、これらの溶剤は水とも混じらないので、アルコキシシリル基を加水分解するのに空気中の水分を利用するために時間がかかる。
この問題を回避するために、各種溶剤が使用可能な基性基を備えるシランカップリング剤で表面処理した後に、該極性基とフロロアルキルカルボン酸ハライドもしくはパーフロロポリオキシアルキルカルボン酸ハライドを反応させてフッ素含有基を表面に固定する表面改質方法が知られている(特許文献7)。しかし、工程が2段であるので煩瑣であり、時間もかかる。また、酸ハライドの反応時にハロゲン化物が生成し、環境的にも好ましくない。
アルコキシシリル基の分解反応を促進するため、触媒を添加する方法もある。従来知られている触媒としてはテトラブチルチタネート、テトライソプロピルチタネート等の有機チタン酸エステル;ジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)チタン、ジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)チタン等の有機チタンキレート化合物;アルミニウムトリス(アセチルアセトナート)、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)等の有機アルミニウム化合物;ジルコニウムテトラ(アセチルアセトナート)、ジルコニウムテトラブチレート等の有機ジルコニウム化合物;ジブチルスズジオクトエート、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジ(2−エチルヘキサノエート)、ジオクチルスズジラウレート、ジオクチルスズジアセテート、ジオクチルスズジオクトエート等の有機スズ化合物;ナフテン酸スズ、オレイン酸スズ、ブチル酸スズ、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸亜鉛等の有機カルボン酸の金属塩;ヘキシルアミン、燐酸ドデシルアミン等のアミン化合物、およびその塩;ベンジルトリエチルアンモニウムアセテート等の4級アンモニウム塩;酢酸カリウム、硝酸リチウム等のアルカリ金属の低級脂肪酸塩;ジメチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン等のジアルキルヒドロキシルアミン;テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン等のグアニジル基含有有機ケイ素化合物;有機酸(酢酸、メタンスルホン酸など)、無機酸(塩酸、硫酸など)などが挙げられる。しかしながら、これらの触媒はフッ素系の溶剤に溶解しないか、溶解しても極僅かしか溶解しないため、触媒効率が悪い。また、金属分が残留することによって、硬化被膜の特性の劣化を来たす場合がある。
そこで、本発明は、簡易な工程で、速やかに硬化被膜を形成することができるコーティング剤組成物を提供することを目的とする。
上記要望に応えるべく検討した結果、硬化触媒として所定のカルボン酸を使用することによって、上記目的を達成できることを見出した。
すなわち本発明は、下記のものである。
(A)下記式(1)又は(2)で表される含フッ素有機ケイ素化合物の少なくとも一種
Rf1−QZ1Aα (1)
AαZ1Q−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−QZ1Aα (2)
[式中、Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基、Rf2はパーフルオロオキシアルキレン基、
Z1は単結合又はケイ素原子1〜15個を含む2〜9価の有機基、Z2はケイ素原子2〜100個を含む2価のポリオルガノシロキシレン基であり、
Qは酸素原子及び/又は窒素原子を含んでいてよい炭素数2〜12の、2〜9価の基であり、但し式(2)において、互いに異なっていてもよく、
αは1〜8の整数、xは0〜5の整数であり、及び、Aは下記一般式で示される基である
−CbH2bSiR3−aXa
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、bは0〜6の整数である)]、及び
(B)数平均分子量が100〜10,000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸を、前記(A)成分100質量部に対して、0.001〜10質量部で、
含有することを特徴とするコーティング剤組成物。
(A)下記式(1)又は(2)で表される含フッ素有機ケイ素化合物の少なくとも一種
Rf1−QZ1Aα (1)
AαZ1Q−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−QZ1Aα (2)
[式中、Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基、Rf2はパーフルオロオキシアルキレン基、
Z1は単結合又はケイ素原子1〜15個を含む2〜9価の有機基、Z2はケイ素原子2〜100個を含む2価のポリオルガノシロキシレン基であり、
Qは酸素原子及び/又は窒素原子を含んでいてよい炭素数2〜12の、2〜9価の基であり、但し式(2)において、互いに異なっていてもよく、
αは1〜8の整数、xは0〜5の整数であり、及び、Aは下記一般式で示される基である
−CbH2bSiR3−aXa
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、bは0〜6の整数である)]、及び
(B)数平均分子量が100〜10,000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸を、前記(A)成分100質量部に対して、0.001〜10質量部で、
含有することを特徴とするコーティング剤組成物。
上記本発明の表面処理剤は、速やかに硬化して、基材に強固に密着し、撥水性等に優れた表面を形成する。
[(A)成分]
含フッ素有機ケイ素化合物は、上記式(1)又は(2)で表されるものであり、これらの混合物であってもよい。Rf1、Rf2は、フッ素含有基である。Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基であり、分岐を有していてもよい。好ましくはRf1は炭素原子2〜14個を有する。該パーフルオロアルキル基としては下記の基が例示される。
CF3(CF2)n−
(ここで、nは1〜13、好ましくは4〜10の整数である)
含フッ素有機ケイ素化合物は、上記式(1)又は(2)で表されるものであり、これらの混合物であってもよい。Rf1、Rf2は、フッ素含有基である。Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基であり、分岐を有していてもよい。好ましくはRf1は炭素原子2〜14個を有する。該パーフルオロアルキル基としては下記の基が例示される。
CF3(CF2)n−
(ここで、nは1〜13、好ましくは4〜10の整数である)
また、パーフルオロオキシアルキル基としては、下記式で表される基が例示される。
CF3(CkF2kO)m−
(kは1〜8の整数、mは2〜200の整数である)
好ましくは、Rf1は下記式(3)、(4)又は5)で示される。
CF3(CkF2kO)m−
(kは1〜8の整数、mは2〜200の整数である)
好ましくは、Rf1は下記式(3)、(4)又は5)で示される。
Rf2は2価のパーフルオロオキシアルキレン基であり直鎖型であるか分岐型であるかは問わない。該基は、−CgF2gO−(gは1〜6の整数)の多数の繰り返し単位を含むもので、例えば一般式−(CgF2gO)h−で示されるものなどが挙げられる。ここで、hは1〜500、好ましくは2〜400、より好ましくは10〜200の整数である。また、gは繰返し単位ごとに異なっていてよい。
上記式で示される繰り返し単位−CgF2gO−としては、下記の単位等が挙げられ、これらの繰り返し単位、2種以上の組み合わせであってもよい。
−CF2O−
−CF2CF2O−
−CF2CF2CF2O−
−CF(CF3)CF2O−
−CF2CF2CF2CF2O−
−CF2CF2CF2CF2CF2CF2O−
−CF2O−
−CF2CF2O−
−CF2CF2CF2O−
−CF(CF3)CF2O−
−CF2CF2CF2CF2O−
−CF2CF2CF2CF2CF2CF2O−
Rf2としては、下記一般式(6)、(7)、(8)で示される基から選ばれるものが好ましい。
(式中、Yはそれぞれ独立にF又はCF3基、rは2〜6の整数、dは1〜3の整数、m、nはそれぞれ0〜200の整数、但しm+n=2〜200、sは0〜6の整数であり、各繰り返し単位の配列はランダムであってよい)
より好ましくは、上記gが1〜4の基を繰返し単位とする基である。また、m、p及びqは1〜50が好ましく、最も好ましくは10〜40の範囲である。
Qは上記Rf1またはRf2基と、Z1又はZ2基とを、夫々連結するための基であり、式(2)においては、互いに異なっていてもよい。但し、Z1が単結合である場合には、QがAに結合されており、Qが、Rf1またはRf2基とAを結合する基となる。該Qは、炭素数2〜12の2〜9価の有機基であり、酸素原子及び/又は窒素原子を含んでいてよい。該Qとしては、下記式で示される、炭化水素基、アミド、エーテル、エステル結合等を含む有機基が挙げられる。
Z1は単結合、又は、ケイ素原子1〜15個を含む2〜9価の基であり、例えば、下記式で表される基が挙げられる。なお、上述のとおり、Z1が単結合であるときには、加水分解性基AがQに直接結合されている。
Z2は、ケイ素原子2〜100個を含む2価のポリオルガノシロキシレン基であり、下記式で表される、直鎖の基が好ましい。
上式において、mは1〜99の整数、好ましくは9〜49の整数である。Rは、同一又は異なってよい、炭素数1〜4のアルキル基、アリール基又はアラールキル基である。
上式において、mは1〜99の整数、好ましくは9〜49の整数である。Rは、同一又は異なってよい、炭素数1〜4のアルキル基、アリール基又はアラールキル基である。
Aは、下記式で示される基である。
−CbH2bSiR3−aXa
式中、Xは加水分解性基であり、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などの炭素数1〜10のアルコキシ基、メトキシメトキシ基、メトキシエトキシ基などの炭素数2〜10のオキシアルコキシ基、アセトキシ基などの炭素数1〜10のアシロキシ基、イソプロペノキシ基などの炭素数2〜10のアルケニルオキシ基、クロル基、ブロモ基、ヨード基などのハロゲン基などが挙げられる。中でもメトキシ基、エトキシ基、イソプロペノキシ基、クロル基が好適である。また、aは2又は3、即ち、Xは複数個存在するが、互いに異なっていてもよい。反応性、基材に対する密着性の観点から、aは3であることが好ましい。
−CbH2bSiR3−aXa
式中、Xは加水分解性基であり、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などの炭素数1〜10のアルコキシ基、メトキシメトキシ基、メトキシエトキシ基などの炭素数2〜10のオキシアルコキシ基、アセトキシ基などの炭素数1〜10のアシロキシ基、イソプロペノキシ基などの炭素数2〜10のアルケニルオキシ基、クロル基、ブロモ基、ヨード基などのハロゲン基などが挙げられる。中でもメトキシ基、エトキシ基、イソプロペノキシ基、クロル基が好適である。また、aは2又は3、即ち、Xは複数個存在するが、互いに異なっていてもよい。反応性、基材に対する密着性の観点から、aは3であることが好ましい。
Aにおいて、Rは、炭素数1〜4の低級アルキル基又はフェニル基であり、中でもメチル基が好適である。bは0〜6の整数であり、好ましくは0、2、及び3である。
上記含フッ素有機ケイ素化合物の調製方法の一例を示す。式(1)のものは、先ず、下記式で表される不飽和基を有する化合物を、
(R、X、a、bについては上述のとおりである)
上記Z1の各結合手にHが結合されているオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、付加反応触媒、例えば白金化合物、の存在下で、部分付加反応させて、基Aを有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを生成する。次いで、下記式(i)で示される不飽和基を含む基Q’を有する含フッ素化合物を、上記基Aを有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンの残っているSi−H結合と付加反応させる。
Rf1Q’ (i)
式(i)において、Rf1は上で説明したとおりであり、Q’は、例えば下記で示す不飽和基を含む基である。
(R、X、a、bについては上述のとおりである)
上記Z1の各結合手にHが結合されているオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、付加反応触媒、例えば白金化合物、の存在下で、部分付加反応させて、基Aを有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを生成する。次いで、下記式(i)で示される不飽和基を含む基Q’を有する含フッ素化合物を、上記基Aを有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンの残っているSi−H結合と付加反応させる。
Rf1Q’ (i)
式(i)において、Rf1は上で説明したとおりであり、Q’は、例えば下記で示す不飽和基を含む基である。
式(2)のものは、下記式(ii)で示される、Rf2の両側に不飽和基を有する化合物を、
Q’Rf2Q’ (ii)
(式(ii)において、Rf2及びQ’は、上述のとおりである)
上記Z2の結合手に水素原子が結合されたオルガノハイドロジェンポリシロキサンと付加反応させてQ’−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−Q’部分を構成し、Q’に上述の、基Aを有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを付加反応させる。なお、付加反応は、公知の反応条件で行なってよく、また、最初に基Aを付加反応させてもよい。
Q’Rf2Q’ (ii)
(式(ii)において、Rf2及びQ’は、上述のとおりである)
上記Z2の結合手に水素原子が結合されたオルガノハイドロジェンポリシロキサンと付加反応させてQ’−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−Q’部分を構成し、Q’に上述の、基Aを有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを付加反応させる。なお、付加反応は、公知の反応条件で行なってよく、また、最初に基Aを付加反応させてもよい。
[(B)成分]
硬化触媒として作用する(B)成分は、数平均分子量が100〜10,000、好ましくは、200〜8000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸である。25重量%以上のフッ素原子を含むことによって、フッ素系溶剤への溶解性に優れる。さらに、硬化膜中で撥水撥油作用を奏する。好ましくはパーフルオロアルキルカルボン酸及び/又はパーフルオロポリエーテルカルボン酸が使用される。
硬化触媒として作用する(B)成分は、数平均分子量が100〜10,000、好ましくは、200〜8000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸である。25重量%以上のフッ素原子を含むことによって、フッ素系溶剤への溶解性に優れる。さらに、硬化膜中で撥水撥油作用を奏する。好ましくはパーフルオロアルキルカルボン酸及び/又はパーフルオロポリエーテルカルボン酸が使用される。
より好ましくは、カルボキシル基が結合する炭素原子上に、フッ素が1つ以上結合している構造が好ましい。この構造により触媒としての活性がより高められる。
なお、含フッ素カルボン酸の誘導体であって、使用時に加水分解等によりカルボン酸を発生させる誘導体もまた好適である。このようなカルボン酸誘導体としては、相当するカルボン酸の酸無水物及びエステル類である。
[(A)と(B)の混合比]
成分(B)の配合量は、所望の硬化時間、その分子量に依存して異なるが、成分(A)100質量部に対して0.001〜10質量部が好ましく、より好ましくは0.05〜2質量部である。添加量が前記下限値未満では、触媒の効果が発現し難く、上限値を超えると、硬化被膜の撥水性が低下するなど表面特性に悪影響をあたえる傾向がある。成分(A)と成分(B)の混合は、公知の混合手段で行なってよく、夫々を下記溶媒に溶かした後に混合してもよい。
成分(B)の配合量は、所望の硬化時間、その分子量に依存して異なるが、成分(A)100質量部に対して0.001〜10質量部が好ましく、より好ましくは0.05〜2質量部である。添加量が前記下限値未満では、触媒の効果が発現し難く、上限値を超えると、硬化被膜の撥水性が低下するなど表面特性に悪影響をあたえる傾向がある。成分(A)と成分(B)の混合は、公知の混合手段で行なってよく、夫々を下記溶媒に溶かした後に混合してもよい。
[溶媒]
本発明のコーティング剤組成物は使用直前に溶媒によって希釈してもよいが、予めフッ素系溶媒を混合しておいてもよい。好適なフッ素系溶媒としては、1,3−ビストリフルオロメチルベンゼン及び下記式で示されるものを例示することができる。
これらの溶媒は、例えば、商品名Novec HFE−7100、Novec HFE−7200、Novec 7300 、Fluorinert FC−77(住友3M 社製)、アサヒクリン AK−225(旭硝子社製)として、市販されている。これらを混合して使用したり、本発明の目的を阻害しない範囲で、非フッ素系の溶媒を添加することもできる。溶媒は、(A)成分と(B)成分の合計質量%が0.01〜1%、好ましくは0.05〜0.5重量%になるように添加することが好ましい。
本発明のコーティング剤組成物は使用直前に溶媒によって希釈してもよいが、予めフッ素系溶媒を混合しておいてもよい。好適なフッ素系溶媒としては、1,3−ビストリフルオロメチルベンゼン及び下記式で示されるものを例示することができる。
これらの溶媒は、例えば、商品名Novec HFE−7100、Novec HFE−7200、Novec 7300 、Fluorinert FC−77(住友3M 社製)、アサヒクリン AK−225(旭硝子社製)として、市販されている。これらを混合して使用したり、本発明の目的を阻害しない範囲で、非フッ素系の溶媒を添加することもできる。溶媒は、(A)成分と(B)成分の合計質量%が0.01〜1%、好ましくは0.05〜0.5重量%になるように添加することが好ましい。
[塗工方法]
コーティング剤組成物を対象とする物品に塗工する。塗工は、コーティングを施す物品をコーティング剤組成物中に浸漬した後、引き上げて、乾燥させる。(B)成分が触媒として働き、空気中の水分により加水分解、引き続き縮合反応が進行し、硬化したコーティング皮膜が速やかに形成される。塗工は、スプレー、はけ塗り、スピンコートなどの方法によってもよい。
コーティング剤組成物を対象とする物品に塗工する。塗工は、コーティングを施す物品をコーティング剤組成物中に浸漬した後、引き上げて、乾燥させる。(B)成分が触媒として働き、空気中の水分により加水分解、引き続き縮合反応が進行し、硬化したコーティング皮膜が速やかに形成される。塗工は、スプレー、はけ塗り、スピンコートなどの方法によってもよい。
塗工後の硬化は20℃〜35℃にて15分〜2時間程度放置すればよい。100℃以下の温度で加熱してもよい。相対湿度10%〜90%の範囲で硬化するが、高いほうがより好ましい。
上記コーティング剤で処理する基材は、特に制限されず、紙、布、金属及びその酸化物、ガラス、プラスチック、セラミックなど各種材質のものであってよく、これらに撥水撥油性、防汚性を付与することができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
[実施例及び比較例]
表1に示す含フッ素有機ケイ素化合物及びカルボン酸を、同表に示す濃度で、Novec HFE−7200(住友3M社製、フッ素系溶媒)中で混合して溶解し、コーティング剤溶液を調製した。試験片としてスライドガラスをこの溶液に浸漬したのち、引き上げて25℃、相対湿度50%の室内に放置した。コーティング剤を塗布してから30分後にスライドグラス表面の水の接触角を、接触角計(協和界面科学社製A3型)を用いて、滑落法により測定した。結果を表1に示す。
表1に示す含フッ素有機ケイ素化合物及びカルボン酸を、同表に示す濃度で、Novec HFE−7200(住友3M社製、フッ素系溶媒)中で混合して溶解し、コーティング剤溶液を調製した。試験片としてスライドガラスをこの溶液に浸漬したのち、引き上げて25℃、相対湿度50%の室内に放置した。コーティング剤を塗布してから30分後にスライドグラス表面の水の接触角を、接触角計(協和界面科学社製A3型)を用いて、滑落法により測定した。結果を表1に示す。
表1中のA−1〜A−7は以下の含フッ素有機ケイ素化合物である。
(A−1)
(A−1)
表1中のB−1〜B−6は下記の触媒である。
(B−1)
(B−1)
本発明のコーティング剤組成物は、迅速な処理が要求される、各種基材の表面処理剤として有用である。
Claims (7)
- (A)下記式(1)又は(2)で表される含フッ素有機ケイ素化合物の少なくとも一種
Rf1−QZ1Aα (1)
AαZ1Q−Rf2−(Q−Z2−Q−Rf2)x−QZ1Aα (2)
[式中、Rf1はパーフルオロアルキル基、またはパーフルオロオキシアルキル基、Rf2はパーフルオロオキシアルキレン基、
Z1は単結合又はケイ素原子1〜15個を含む2〜9価の有機基、Z2はケイ素原子2〜100個を含む2価のポリオルガノシロキシレン基であり、
Qは酸素原子及び/又は窒素原子を含んでいてよい炭素数2〜12の、2〜9価の基であり、但し式(2)において、互いに異なっていてもよく、
αは1〜8の整数、xは0〜5の整数であり、及び、Aは下記一般式で示される基である
−CbH2bSiR3−aXa
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、bは0〜6の整数である)]、及び
(B)数平均分子量が100〜10,000の、分子重量の25重量%以上のフッ素原子を含む含フッ素カルボン酸を、前記(A)成分100質量部に対して、0.001〜10質量部で、
含有することを特徴とするコーティング剤組成物。 - 前記(B)成分が、パーフルオロアルキルカルボン酸又はパーフルオロポリエーテルカルボン酸であることを特徴とする請求項1記載のコーティング剤組成物。
- (C)フッ素系溶媒を、(A)成分と(B)成分の合計質量%が0.01〜1%になる量でさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007286016A JP2008144144A (ja) | 2006-11-15 | 2007-11-02 | コーティング剤組成物 |
| US11/984,175 US7847015B2 (en) | 2006-11-15 | 2007-11-14 | Coating composition |
| DE200760012330 DE602007012330D1 (de) | 2006-11-15 | 2007-11-15 | Beschichtungszusammensetzung |
| EP07120741.9A EP1923434B8 (en) | 2006-11-15 | 2007-11-15 | Coating Composition |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006309528 | 2006-11-15 | ||
| JP2007286016A JP2008144144A (ja) | 2006-11-15 | 2007-11-02 | コーティング剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008144144A true JP2008144144A (ja) | 2008-06-26 |
Family
ID=39604660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007286016A Pending JP2008144144A (ja) | 2006-11-15 | 2007-11-02 | コーティング剤組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008144144A (ja) |
| DE (1) | DE602007012330D1 (ja) |
Cited By (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010254832A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 防汚塗料組成物及び防汚方法 |
| JP2011516631A (ja) * | 2008-03-12 | 2011-05-26 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 耐久性のあるコーティング組成物 |
| JP2011518231A (ja) * | 2008-03-12 | 2011-06-23 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 耐久性の自動車風防ガラスコーティングおよびその使用 |
| EP2927292A1 (en) | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Fluoropolyether-containing polymer-modified silane, surface treating agent, and article |
| JP2016065131A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 表面保護膜 |
| JP2016098306A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | 株式会社ソフト99コーポレーション | コーティング組成物 |
| JP2016112834A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | Dic株式会社 | ハードコートフィルム及び情報表示装置 |
| JP2016203478A (ja) * | 2015-04-22 | 2016-12-08 | 信越化学工業株式会社 | フルオロオキシアルキル基含有ポリマーを含む表面処理剤及び該表面処理剤で処理された物品 |
| WO2018066479A1 (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 信越化学工業株式会社 | 表面処理剤 |
| KR20180079386A (ko) | 2015-11-06 | 2018-07-10 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 표면처리된 수지 제품 |
| KR20180081052A (ko) | 2015-11-06 | 2018-07-13 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 플루오로폴리에터기 함유 폴리머 변성 유기 규소 화합물, 표면 처리제 및 물품 |
| JPWO2018047695A1 (ja) * | 2016-09-08 | 2018-12-20 | ダイキン工業株式会社 | パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物を含む組成物 |
| WO2019069642A1 (ja) | 2017-10-03 | 2019-04-11 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油部材及び撥水撥油部材の製造方法 |
| JP2019119747A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 信越化学工業株式会社 | 表面処理剤、物品及び表面処理方法 |
| KR20200013687A (ko) | 2017-05-25 | 2020-02-07 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 플루오로폴리에테르기 함유 폴리머 변성 유기 규소 화합물, 표면처리제 및 물품 |
| KR20200040786A (ko) | 2017-08-17 | 2020-04-20 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수 부재 및 발수 부재의 제조 방법 |
| KR20200058409A (ko) | 2017-09-27 | 2020-05-27 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 함불소 코팅제 조성물, 표면처리제 및 물품 |
| JP2020128535A (ja) * | 2018-02-02 | 2020-08-27 | ダイキン工業株式会社 | 電子機器 |
| KR20200104895A (ko) * | 2018-02-02 | 2020-09-04 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 플루오로(폴리)에테르기 함유 실란 화합물 |
| WO2020230618A1 (ja) | 2019-05-14 | 2020-11-19 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油部材及び撥水撥油部材の製造方法 |
| KR20200131258A (ko) | 2018-03-14 | 2020-11-23 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 함불소 코팅제 조성물, 표면처리제 및 물품 |
| KR20210005117A (ko) | 2018-04-24 | 2021-01-13 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 실리콘 점착제용 박리 필름 및 그 제조 방법 |
| KR20210048511A (ko) | 2018-08-20 | 2021-05-03 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 부재 및 발수발유 부재의 제조 방법 |
| WO2021085149A1 (ja) | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 信越化学工業株式会社 | 耐アルカリ性撥水部材及び該撥水部材の製造方法並びに撥水部材の耐アルカリ性と耐摩耗性の向上方法 |
| WO2021149376A1 (ja) * | 2020-01-20 | 2021-07-29 | 信越化学工業株式会社 | アルコキシシリル基を有するパーフルオロポリエーテル化合物、およびそれを含む組成物 |
| KR20220047357A (ko) | 2019-08-20 | 2022-04-15 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 부재 및 발수발유 부재의 제조 방법 |
| WO2022255158A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 信越化学工業株式会社 | 抗菌・抗カビ・抗ウイルス性を有する撥水撥油部材及び撥水撥油部材の製造方法並びに物品 |
| WO2023013477A1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油表面層を有する物品 |
| WO2023013476A1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油表面層を有する物品 |
| JPWO2023140177A1 (ja) * | 2022-01-19 | 2023-07-27 | ||
| EP4063406A4 (en) * | 2019-09-05 | 2023-10-04 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | SILOXANE ACRYLATE WITH PERFLUORPOLYETHER GROUP |
| WO2023248880A1 (ja) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | 信越化学工業株式会社 | フルオロポリエーテル基含有ポリマー、表面処理剤及び物品 |
| WO2024157843A1 (ja) * | 2023-01-25 | 2024-08-02 | 信越化学工業株式会社 | 物品及び物品の表面改質方法 |
| KR20250002281A (ko) | 2022-04-19 | 2025-01-07 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 물품의 제조 방법 및 발수발유 물품에 있어서의 물 및 기름의 제거성 개선 방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58147484A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Asahi Glass Co Ltd | ガラス表面の撥水撥油処理剤 |
| WO2002030848A1 (en) * | 2000-10-12 | 2002-04-18 | 3M Innovative Properties Company | Compositions comprising fluorinated polyether silanes for rendering substrates oil and water repellent |
-
2007
- 2007-11-02 JP JP2007286016A patent/JP2008144144A/ja active Pending
- 2007-11-15 DE DE200760012330 patent/DE602007012330D1/de active Active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58147484A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Asahi Glass Co Ltd | ガラス表面の撥水撥油処理剤 |
| WO2002030848A1 (en) * | 2000-10-12 | 2002-04-18 | 3M Innovative Properties Company | Compositions comprising fluorinated polyether silanes for rendering substrates oil and water repellent |
Cited By (80)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011516631A (ja) * | 2008-03-12 | 2011-05-26 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 耐久性のあるコーティング組成物 |
| JP2011518231A (ja) * | 2008-03-12 | 2011-06-23 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 耐久性の自動車風防ガラスコーティングおよびその使用 |
| JP2010254832A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 防汚塗料組成物及び防汚方法 |
| EP2927292A1 (en) | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Fluoropolyether-containing polymer-modified silane, surface treating agent, and article |
| KR20150113881A (ko) | 2014-03-31 | 2015-10-08 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 플루오로폴리에테르기 함유 중합체 변성 실란, 표면 처리제 및 물품 |
| JP2016065131A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 表面保護膜 |
| JP2016098306A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | 株式会社ソフト99コーポレーション | コーティング組成物 |
| JP2016112834A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | Dic株式会社 | ハードコートフィルム及び情報表示装置 |
| JP2016203478A (ja) * | 2015-04-22 | 2016-12-08 | 信越化学工業株式会社 | フルオロオキシアルキル基含有ポリマーを含む表面処理剤及び該表面処理剤で処理された物品 |
| KR20180081052A (ko) | 2015-11-06 | 2018-07-13 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 플루오로폴리에터기 함유 폴리머 변성 유기 규소 화합물, 표면 처리제 및 물품 |
| KR20180079386A (ko) | 2015-11-06 | 2018-07-10 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 표면처리된 수지 제품 |
| JPWO2018047695A1 (ja) * | 2016-09-08 | 2018-12-20 | ダイキン工業株式会社 | パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物を含む組成物 |
| JP7295472B2 (ja) | 2016-09-08 | 2023-06-21 | ダイキン工業株式会社 | パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物を含む組成物 |
| KR20190032448A (ko) * | 2016-09-08 | 2019-03-27 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 퍼플루오로(폴리)에테르기 함유 실란 화합물을 포함하는 조성물 |
| CN113355012A (zh) * | 2016-09-08 | 2021-09-07 | 大金工业株式会社 | 含有含全氟(聚)醚基的硅烷化合物的组合物 |
| JP2020172644A (ja) * | 2016-09-08 | 2020-10-22 | ダイキン工業株式会社 | パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物を含む組成物 |
| KR102322019B1 (ko) | 2016-09-08 | 2021-11-05 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 퍼플루오로(폴리)에테르기 함유 실란 화합물을 포함하는 조성물 |
| JP7007611B2 (ja) | 2016-09-08 | 2022-01-24 | ダイキン工業株式会社 | パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物を含む組成物 |
| JP2022062002A (ja) * | 2016-09-08 | 2022-04-19 | ダイキン工業株式会社 | パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物を含む組成物 |
| KR20190060768A (ko) | 2016-10-06 | 2019-06-03 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 표면 처리제 |
| WO2018066479A1 (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 信越化学工業株式会社 | 表面処理剤 |
| TWI766887B (zh) * | 2016-10-06 | 2022-06-11 | 日商信越化學工業股份有限公司 | 表面處理劑、具有表面處理劑的硬化物的物品以及於物品的表面形成硬化被膜的方法 |
| JPWO2018066479A1 (ja) * | 2016-10-06 | 2019-08-29 | 信越化学工業株式会社 | 表面処理剤 |
| KR20200013687A (ko) | 2017-05-25 | 2020-02-07 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 플루오로폴리에테르기 함유 폴리머 변성 유기 규소 화합물, 표면처리제 및 물품 |
| US11820912B2 (en) | 2017-05-25 | 2023-11-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Fluoropolyether group-containing polymer-modified organic silicon compound, surface treatment agent, and article |
| KR20200040786A (ko) | 2017-08-17 | 2020-04-20 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수 부재 및 발수 부재의 제조 방법 |
| US11905368B2 (en) | 2017-08-17 | 2024-02-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Water-repellent member and method for manufacturing water-repellent member |
| KR20200058409A (ko) | 2017-09-27 | 2020-05-27 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 함불소 코팅제 조성물, 표면처리제 및 물품 |
| KR20200062294A (ko) | 2017-10-03 | 2020-06-03 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 부재 및 발수발유 부재의 제조 방법 |
| US12146040B2 (en) | 2017-10-03 | 2024-11-19 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Water-repellent, oil-repellent member and method for manufacturing water-repellent, oil-repellent member |
| WO2019069642A1 (ja) | 2017-10-03 | 2019-04-11 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油部材及び撥水撥油部材の製造方法 |
| JP2019119747A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 信越化学工業株式会社 | 表面処理剤、物品及び表面処理方法 |
| KR102528832B1 (ko) * | 2018-02-02 | 2023-05-08 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 전자 기기 |
| JP2020128535A (ja) * | 2018-02-02 | 2020-08-27 | ダイキン工業株式会社 | 電子機器 |
| CN111670208B (zh) * | 2018-02-02 | 2025-02-07 | 大金工业株式会社 | 含氟代(聚)醚基的硅烷化合物 |
| CN111670207B (zh) * | 2018-02-02 | 2023-10-27 | 大金工业株式会社 | 电子设备 |
| CN111670208A (zh) * | 2018-02-02 | 2020-09-15 | 大金工业株式会社 | 含氟代(聚)醚基的硅烷化合物 |
| CN111670207A (zh) * | 2018-02-02 | 2020-09-15 | 大金工业株式会社 | 电子设备 |
| KR20200104895A (ko) * | 2018-02-02 | 2020-09-04 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 플루오로(폴리)에테르기 함유 실란 화합물 |
| KR20200105685A (ko) * | 2018-02-02 | 2020-09-08 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 전자 기기 |
| JP2021088715A (ja) * | 2018-02-02 | 2021-06-10 | ダイキン工業株式会社 | フルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物 |
| TWI794406B (zh) * | 2018-02-02 | 2023-03-01 | 日商大金工業股份有限公司 | 電子機器 |
| US11692061B2 (en) | 2018-02-02 | 2023-07-04 | Daikin Industries, Ltd. | Fluoro (poly) ether group-containing silane compound |
| TWI791756B (zh) * | 2018-02-02 | 2023-02-11 | 日商大金工業股份有限公司 | 含有氟(聚)醚基之矽烷化合物 |
| KR102423017B1 (ko) | 2018-02-02 | 2022-07-21 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 플루오로(폴리)에테르기 함유 실란 화합물 |
| JP7189457B2 (ja) | 2018-02-02 | 2022-12-14 | ダイキン工業株式会社 | フルオロ(ポリ)エーテル基含有シラン化合物 |
| JP7189450B2 (ja) | 2018-02-02 | 2022-12-14 | ダイキン工業株式会社 | 電子機器 |
| KR20200131258A (ko) | 2018-03-14 | 2020-11-23 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 함불소 코팅제 조성물, 표면처리제 및 물품 |
| US11987723B2 (en) | 2018-03-14 | 2024-05-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Fluorinated coating agent composition, surface treatment agent, and article |
| KR20210005117A (ko) | 2018-04-24 | 2021-01-13 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 실리콘 점착제용 박리 필름 및 그 제조 방법 |
| US12187931B2 (en) | 2018-04-24 | 2025-01-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Release film for pressure-sensitive silicone adhesive and production method therefor |
| US12077678B2 (en) | 2018-08-20 | 2024-09-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Water-repellent, oil-repellent member and method for manufacturing water-repellent, oil-repellent member |
| KR20210048511A (ko) | 2018-08-20 | 2021-05-03 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 부재 및 발수발유 부재의 제조 방법 |
| WO2020230618A1 (ja) | 2019-05-14 | 2020-11-19 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油部材及び撥水撥油部材の製造方法 |
| KR20220008874A (ko) | 2019-05-14 | 2022-01-21 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 부재 및 발수발유 부재의 제조 방법 |
| US12163044B2 (en) | 2019-08-20 | 2024-12-10 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Water- and oil-repelling member and water- and oil-repelling member production method |
| KR20220047357A (ko) | 2019-08-20 | 2022-04-15 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 부재 및 발수발유 부재의 제조 방법 |
| EP4063406A4 (en) * | 2019-09-05 | 2023-10-04 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | SILOXANE ACRYLATE WITH PERFLUORPOLYETHER GROUP |
| US12516219B2 (en) | 2019-09-05 | 2026-01-06 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Siloxane acrylate having perfluoropolyether group |
| KR20220098149A (ko) | 2019-10-31 | 2022-07-11 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 내알칼리성 발수 부재, 이 발수 부재의 제조 방법 및 발수 부재의 내알칼리성과 내마모성의 향상 방법 |
| WO2021085149A1 (ja) | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 信越化学工業株式会社 | 耐アルカリ性撥水部材及び該撥水部材の製造方法並びに撥水部材の耐アルカリ性と耐摩耗性の向上方法 |
| US12497538B2 (en) | 2019-10-31 | 2025-12-16 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Alkali-resistant water repellent member, method for producing said water repellent member, and method for improving alkali resistance and wear resistance of water repellent member |
| JP7547731B2 (ja) | 2020-01-20 | 2024-09-10 | 信越化学工業株式会社 | アルコキシシリル基を有するパーフルオロポリエーテル化合物、およびそれを含む組成物 |
| JP2021113278A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | 信越化学工業株式会社 | アルコキシシリル基を有するパーフルオロポリエーテル化合物、およびそれを含む組成物 |
| EP4095181A4 (en) * | 2020-01-20 | 2024-02-28 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | PERFLUORPOLYETHER COMPOUND CONTAINING ALKOXYSILYL GROUP AND COMPOSITION CONTAINING SAME |
| CN114981334A (zh) * | 2020-01-20 | 2022-08-30 | 信越化学工业株式会社 | 具有烷氧基甲硅烷基的全氟聚醚化合物及包含其的组合物 |
| WO2021149376A1 (ja) * | 2020-01-20 | 2021-07-29 | 信越化学工業株式会社 | アルコキシシリル基を有するパーフルオロポリエーテル化合物、およびそれを含む組成物 |
| EP4450562A3 (en) * | 2020-01-20 | 2025-01-22 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Alkoxysilyl group-containing perfluoropolyether compound, and composition containing same |
| WO2022255158A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 信越化学工業株式会社 | 抗菌・抗カビ・抗ウイルス性を有する撥水撥油部材及び撥水撥油部材の製造方法並びに物品 |
| KR20240015668A (ko) | 2021-05-31 | 2024-02-05 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 항균·항곰팡이·항바이러스성을 갖는 발수발유 부재, 발수발유 부재의 제조 방법 및 물품 |
| WO2023013476A1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油表面層を有する物品 |
| KR20240044454A (ko) | 2021-08-05 | 2024-04-04 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 표면층을 갖는 물품 |
| WO2023013477A1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 信越化学工業株式会社 | 撥水撥油表面層を有する物品 |
| KR20240042469A (ko) | 2021-08-05 | 2024-04-02 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 표면층을 갖는 물품 |
| WO2023140177A1 (ja) * | 2022-01-19 | 2023-07-27 | 信越化学工業株式会社 | フルオロポリエーテル基含有ポリマー組成物、コーティング剤及び物品、並びに物品の表面改質方法 |
| JPWO2023140177A1 (ja) * | 2022-01-19 | 2023-07-27 | ||
| KR20250002281A (ko) | 2022-04-19 | 2025-01-07 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 발수발유 물품의 제조 방법 및 발수발유 물품에 있어서의 물 및 기름의 제거성 개선 방법 |
| JPWO2023248880A1 (ja) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | ||
| WO2023248880A1 (ja) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | 信越化学工業株式会社 | フルオロポリエーテル基含有ポリマー、表面処理剤及び物品 |
| WO2024157843A1 (ja) * | 2023-01-25 | 2024-08-02 | 信越化学工業株式会社 | 物品及び物品の表面改質方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE602007012330D1 (de) | 2011-03-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2008144144A (ja) | コーティング剤組成物 | |
| JP4666667B2 (ja) | 含フッ素表面処理剤及び該表面処理剤で処理された物品 | |
| JP6044701B2 (ja) | 蒸着用フッ素系表面処理剤の硬化被膜を有する物品 | |
| US7847015B2 (en) | Coating composition | |
| TWI439489B (zh) | 含有氟氧伸烷基聚合物組成物及含有該組成物的表面處理劑及以該表面處理劑處理的物品 | |
| JP4998723B2 (ja) | 含フッ素コーティング剤組成物 | |
| JP4761057B2 (ja) | 防汚コーティング剤がハードコート層に固着された複合ハードコート層を有する基材及びその形成方法 | |
| JP6981532B2 (ja) | 含フッ素コーティング剤組成物、表面処理剤及び物品 | |
| JP5935748B2 (ja) | フルオロオキシアルキレン基含有ポリマー変性シラン及び該シランを含む表面処理剤並びに該表面処理剤で表面処理された物品 | |
| JP6891968B2 (ja) | 含フッ素コーティング剤組成物、表面処理剤及び物品 | |
| JP5630985B2 (ja) | 防汚基材の製造方法及び防汚性物品 | |
| JPWO2015190526A1 (ja) | シリル基を有するパーフルオロポリエーテルを含む硬化性組成物 | |
| CN113677738B (zh) | 含氟代聚醚基的化合物 | |
| EP3950778A1 (en) | Fluoropolyether-group-containing compound | |
| JP6911963B2 (ja) | フルオロポリエーテル基含有化合物 | |
| WO2021149376A1 (ja) | アルコキシシリル基を有するパーフルオロポリエーテル化合物、およびそれを含む組成物 | |
| TW201605996A (zh) | 含氟塗覆劑及經該塗覆劑處理之物品 | |
| JP6838671B2 (ja) | フルオロポリエーテル基含有化合物 | |
| JP2024158932A (ja) | 硬化性組成物 | |
| TW202030234A (zh) | 聚矽氧寡聚物及包含其之塗料組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20091027 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120510 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |