JP2008038991A - 鍔付き針状ころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】潤滑装置を別途設けることなく、容易に潤滑性を向上させることが可能な鍔付き針状ころ軸受を提供する。
【解決手段】鍔付き針状ころ軸受は、複数の針状ころ13と、複数の針状ころ13を保持する保持器14と、内周面に針状ころ13が転動する外輪軌道面11a及び外輪軌道面11aの軸方向両側で半径方向内方に突出する一対の鍔部17を備える外輪11と、を備える。一対の鍔部17には円周方向に少なくとも一つの溝部18がそれぞれ形成される。
【選択図】図1
【解決手段】鍔付き針状ころ軸受は、複数の針状ころ13と、複数の針状ころ13を保持する保持器14と、内周面に針状ころ13が転動する外輪軌道面11a及び外輪軌道面11aの軸方向両側で半径方向内方に突出する一対の鍔部17を備える外輪11と、を備える。一対の鍔部17には円周方向に少なくとも一つの溝部18がそれぞれ形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、鍔付き針状ころ軸受に関し、特に、トランスミッションの回転部分等、自動車や各種産業機械に用いられる鍔付き針状ころ軸受に関する。
従来、直径が比較的小さく、長さが直径に比べて長い針状ころを用いた針状ころ軸受が使用されている。針状ころ軸受としては、ケージアンドローラ、シェル形針状ころ軸受、ソリッド形針状ころ軸受等が考案されている。ケージアンドローラは、ころところを保持する保持器で構成され、シェル形針状ころ軸受は、薄い鋼板から精密深絞り加工で製作した軌道輪に、保持器付き針状ころを組み込んで構成され、また、ソリッド形針状ころ軸受は、削り出しの軌道輪に保持器付き針状ころを組み込んで構成される。
例えば、図5に示すケージアンドローラ100では、保持器101によって保持された複数の針状ころ102がハウジング103と、回転軸104に外嵌された内輪105間に配置される。また、図6に示す鍔無しのソリッド形針状ころ軸受110では、保持器101によって保持された複数の針状ころ102がハウジング103に内嵌された外輪106と、回転軸104に外嵌された内輪105間に配置されている。
図5及び図6に示すような針状ころ軸受では、潤滑油の供給及び排出を針状ころ102が配設される内輪105の外径側や外輪106或はハウジング103の内径側にて満遍なく行なわれる。
一方、図7に示すように、針状ころ102を支持するように、外輪106の両端部に鍔部107が設けられた、鍔付きのソリッド形針状ころ軸受120では、外輪106の鍔部107によって潤滑油の供給及び排出が滞り、潤滑油が外輪106の内径側に入り込みにくくなり、潤滑性が悪い。これにより、回転時に内輪105、針状ころ102、外輪106が相対回転数ゼロで回転するとフレッチング磨耗が生じやすくなり、また、焼付けや転がり寿命も低下することが懸念される。
このため、従来の軸受では、潤滑性を向上させるため潤滑油を供給する装置を別途設けたものが種々考案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2006−118525号公報
特開2003−206938号公報
実開平5−86029号公報
特開平11−280773号公報
しかしながら、特許文献1〜4に記載の潤滑装置を別途設ける場合には、装置の大型化を招いてしまい、特に、自動車用トランスミッションの回転部分に適用する場合、これらの潤滑装置を設けるスペースがなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、潤滑装置を別途設けることなく、容易に潤滑性を向上させることが可能な鍔付き針状ころ軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。
(1) 複数の針状ころと、該複数の針状ころを保持する保持器と、周面に前記針状ころが転動する軌道面及び該軌道面の軸方向両側で半径方向に突出する一対の鍔部を備える軌道輪と、を備える鍔付き針状ころ軸受であって、
前記一対の鍔部には円周方向に少なくとも一つの溝部がそれぞれ形成されることを特徴とする鍔付き針状ころ軸受。
(2) 前記溝部の深さは、前記鍔部の突出寸法未満であることを特徴とする(1)に記載の鍔付き針状ころ軸受。
(1) 複数の針状ころと、該複数の針状ころを保持する保持器と、周面に前記針状ころが転動する軌道面及び該軌道面の軸方向両側で半径方向に突出する一対の鍔部を備える軌道輪と、を備える鍔付き針状ころ軸受であって、
前記一対の鍔部には円周方向に少なくとも一つの溝部がそれぞれ形成されることを特徴とする鍔付き針状ころ軸受。
(2) 前記溝部の深さは、前記鍔部の突出寸法未満であることを特徴とする(1)に記載の鍔付き針状ころ軸受。
本発明によれば、軌道輪に設けられた一対の鍔部には、円周方向に少なくとも一つの溝部がそれぞれ形成されるので、潤滑装置を別途設けることなく、軸受全体にて効果的な潤滑を行うことができ、フレッチング磨耗やころ磨耗を抑制することができる。また、潤滑性の向上とともに油膜成形性が高まり、耐磨耗性や耐焼付性を向上させることができ、転がり寿命を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る鍔付き針状ころ軸受について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、鍔付き針状ころ軸受10は、内周面に外輪軌道面11aを有する外輪11と、内周面に内輪軌道面12aを有する内輪12と、外輪軌道面11a及び内輪軌道面12a間に転動自在に配置される複数の針状ころ13と、複数の針状ころ13を保持する複数のポケットが円周方向に等間隔で形成された保持器14と、を備える。
外輪11は、自動車等の各種装置のハウジング15に内嵌され、内輪12は、回転軸16に外嵌されており、鍔付き針状ころ軸受10は、回転軸16をハウジング15に対して回転自在に支持する。
図2にも示すように、外輪11は、外輪軌道面11aの軸方向両側で半径方向内方に突出する一対の鍔部17を備え、針状ころ13を軸方向において案内している。一対の鍔部17には、内周側に少なくとも一つの溝部18(本実施形態では、4つ)が円周方向に所定の間隔でそれぞれ形成されており、外輪軌道面11aへの潤滑性を向上させている。溝部18の深さdは、針状ころ13を軸方向に確実に案内をするように、鍔部17の突出寸法未満としている。
ここで、シェル形の針状ころ軸受の外輪11では、円筒素材の縁部をプレス加工によって折り曲げることで鍔部17を形成しているが、溝部18は、図4に示すように、円筒素材の縁部端面に予め形成しておき、鍔部17のプレス加工によって半径方向内方に向けられる。一方、ソリッド形の針状ころ軸受の外輪11は、機械加工によって形成されるので、溝部18は、鍔部17の形成と同時に形成される。
このように構成された鍔付き針状ころ軸受10では、図3に示すように、潤滑油の供給及び排出は、内輪12の外径側だけでなく、外輪11の鍔部17に形成された溝部18を通して外輪11の内径側でも行われる。これにより、別個の潤滑装置などを設けることなく、軸受全体にて効果的な潤滑を行うことができ、フレッチング磨耗やころ磨耗を抑制することができる。また、潤滑性の向上とともに油膜成形性が高まり、耐磨耗性や耐焼付性を向上させることができ、転がり寿命を向上させることができる。
また、鍔部17に形成した溝部18の深さdが、鍔部17の内周側への突出寸法未満であるので、鍔部17による針状ころ13の良好な案内状態を維持しつつ良好な潤滑性を得ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のものに限定されるものでなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本実施形態の鍔付き針状ころ軸受10では、鍔部17を有する外輪11の外輪軌道面11aと内輪12の内輪軌道面12a間に配置されているが、内輪を用いずに直接回転軸16に取り付けられてもよい。
本実施形態の鍔付き針状ころ軸受10では、鍔部17を有する外輪11の外輪軌道面11aと内輪12の内輪軌道面12a間に配置されているが、内輪を用いずに直接回転軸16に取り付けられてもよい。
また、本実施形態では、鍔部17は外輪11に形成されているが、内輪12に形成されるものであってもよく、さらに、この場合には、外輪を用いずに直接ハウジング15に取り付けられてもよい。
また、溝部18は、各鍔部17に円周方向に少なくとも一つ形成されればよく、潤滑性や針状ころの案内状態を考慮して任意の数に設定される。
また、溝部18は、各鍔部17に円周方向に少なくとも一つ形成されればよく、潤滑性や針状ころの案内状態を考慮して任意の数に設定される。
さらに、本実施形態の鍔部17は、保持器14の円環部14aと半径方向に対向するように配置されているが、鍔部17が保持器14の円環部14aの軸方向端面を囲うように、内輪12の外周面と対向するように配置されてもよい。
10 鍔付き針状ころ軸受
11 外輪(軌道輪)
11a 外輪軌道面(軌道面)
12 内輪
13 針状ころ
17 鍔部
18 溝部
11 外輪(軌道輪)
11a 外輪軌道面(軌道面)
12 内輪
13 針状ころ
17 鍔部
18 溝部
Claims (2)
- 複数の針状ころと、該複数の針状ころを保持する保持器と、周面に前記針状ころが転動する軌道面及び該軌道面の軸方向両側で半径方向に突出する一対の鍔部を備える軌道輪と、を備える鍔付き針状ころ軸受であって、
前記一対の鍔部には円周方向に少なくとも一つの溝部がそれぞれ形成されることを特徴とする鍔付き針状ころ軸受。 - 前記溝部の深さは、前記鍔部の突出寸法未満であることを特徴とする請求項1に記載の鍔付き針状ころ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006212203A JP2008038991A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 鍔付き針状ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006212203A JP2008038991A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 鍔付き針状ころ軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008038991A true JP2008038991A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39174255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006212203A Pending JP2008038991A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 鍔付き針状ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008038991A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140083061A (ko) * | 2011-12-13 | 2014-07-03 | 코요 베어링즈 유에스에이, 엘엘씨 | 베어링 외부 레이스 |
| US20170037904A1 (en) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Radial needle bearing with flange cutouts |
-
2006
- 2006-08-03 JP JP2006212203A patent/JP2008038991A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140083061A (ko) * | 2011-12-13 | 2014-07-03 | 코요 베어링즈 유에스에이, 엘엘씨 | 베어링 외부 레이스 |
| JP2015500451A (ja) * | 2011-12-13 | 2015-01-05 | コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー | 軸受外輪 |
| KR101632519B1 (ko) * | 2011-12-13 | 2016-06-21 | 코요 베어링즈 노쓰 아메리카 엘엘씨 | 베어링 외부 레이스 |
| US9447821B2 (en) | 2011-12-13 | 2016-09-20 | Koyo Bearings North America, LLC | Bearing outer race |
| US20170037904A1 (en) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Radial needle bearing with flange cutouts |
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