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JP2008038766A - 圧縮機 - Google Patents

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JP2008038766A
JP2008038766A JP2006214561A JP2006214561A JP2008038766A JP 2008038766 A JP2008038766 A JP 2008038766A JP 2006214561 A JP2006214561 A JP 2006214561A JP 2006214561 A JP2006214561 A JP 2006214561A JP 2008038766 A JP2008038766 A JP 2008038766A
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JP
Japan
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chamber
roller
compressor
cylinder
communication passage
Prior art date
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JP2006214561A
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English (en)
Inventor
Yoshito Taaze
嘉人 田畔
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】焼結化が容易となって、容易かつ安価に製造できる圧縮機を提供する。
【解決手段】ローラ27と、このローラ27に一体に取り付けられたブレード28とによって、シリンダ室22を冷媒ガスの吸入室23と冷媒ガスの吐出室24とに仕切っている。このローラ27には、消音室70と、上記シリンダ室22に開口して上記消音室70を上記シリンダ室22に連通する連通通路80とを設けている。したがって、上記消音室70および上記連通通路80を機械加工によらないで形成しようとすると、上記ローラ27を焼結により製造する必要があるが、上記ローラ27は、上記シリンダ21に比べて、小型であるため、上記シリンダ21の焼結化に比べて、上記ローラ27の焼結化は、容易となる。同時に、高価な焼結材料の使用量を、低減できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば空気調和機や冷蔵庫等に用いられる圧縮機に関する。
従来、圧縮機としては、シリンダ室を有するシリンダと、上記シリンダ室の内面に沿って上記シリンダ室の中心軸の回りを運動するローラと、上記ローラに一体に取り付けられると共に上記ローラとともに上記シリンダ室を冷媒ガスの吸入室と冷媒ガスの吐出室とに仕切るブレードとを備えたものがある(特開2002−213355号公報:特許文献1参照)。
そして、上記シリンダや上記シリンダの開口端に取り付けられた端板部には、消音室と、上記シリンダ室に開口して上記消音室を上記シリンダ室に連通する連通通路とを設けている。
特開2002−213355号公報
しかしながら、上記従来の圧縮機では、上記シリンダや上記端板部に、上記消音室および上記連通通路を設けているので、上記消音室および上記連通通路を機械加工によらないで形成しようとすると、上記シリンダや上記端板部を焼結により製造する必要があって、上記シリンダや上記端板部は、上記ローラよりも大型部品であるため、上記シリンダや上記端板部の焼結化は、上記ローラを焼結で作るより大型の焼結設備が必要で、困難であった。同時に、高価な焼結材料を多量に使用していた。
したがって、上記シリンダや上記端板部の製造は、困難で高価となり、圧縮機の製造は、困難で高価となっていた。
そこで、この発明の課題は、焼結化が容易となって、容易かつ安価に製造できる圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の圧縮機は、
シリンダ室を有するシリンダと、上記シリンダ室の内面に沿って上記シリンダ室の中心軸の回りを運動するローラと、上記ローラに一体に取り付けられると共に上記ローラとともに上記シリンダ室を冷媒ガスの吸入室と冷媒ガスの吐出室とに仕切るブレードとを備え、
上記ローラには、消音室と、上記シリンダ室に開口して上記消音室を上記シリンダ室に連通する連通通路とを設けていることを特徴としている。
この発明の圧縮機によれば、上記ローラには、上記消音室と、上記シリンダ室に開口して上記消音室を上記シリンダ室に連通する上記連通通路とを設けているので、上記消音室および上記連通通路を機械加工によらないで形成しようとすると、上記ローラを焼結により製造する必要があるが、上記ローラは、上記シリンダや上記シリンダの開口端に取り付けられた端板部に比べて、小型であるため、上記シリンダや上記端板部の焼結化に比べて、上記ローラの焼結化は、容易となる。同時に、高価な焼結材料の使用量を、低減できる。したがって、上記ローラを容易かつ安価に製造できて、圧縮機を容易かつ安価に製造できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記連通通路は、上記ローラの周面および端面のみに開口する一方、上記消音室は、上記ローラの端面のみに開口している。
この実施形態の圧縮機によれば、上記連通通路は、上記ローラの周面および端面のみに開口する一方、上記消音室は、上記ローラの端面のみに開口しているので、焼結による、上記消音室および上記連通通路の形成が容易となって、上記ローラを一層容易に製造できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記連通通路は、上記ローラの周面のみに開口する一方、上記消音室は、上記ローラの端面のみに開口している。
この実施形態の圧縮機によれば、上記連通通路は、上記ローラの周面のみに開口する一方、上記消音室は、上記ローラの端面のみに開口しているので、上記ローラの剛性を高めることができる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記消音室と上記連通通路とは、一体に、一つの空間で、形成され、この空間は、上記ローラの周面のみに開口している。
この実施形態の圧縮機によれば、上記消音室と上記連通通路とは、一体に、一つの空間で、形成され、この空間は、上記ローラの周面のみに開口しているので、上記ローラの剛性を高めることができると共に、上記ローラを一層容易に製造できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記ローラは、焼結材からなる。
この実施形態の圧縮機によれば、上記ローラは、焼結材からなるので、上記記消音室および上記連通通路を、上記ローラとともに、一度で形成できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記連通通路の上記シリンダ室への開口部は、上記シリンダ室の中心軸の方向からみて、上記ブレードの中心線よりも、上記シリンダ室の冷媒ガスの吸入側にある。
この実施形態の圧縮機によれば、上記連通通路の上記シリンダ室への開口部は、上記シリンダ室の中心軸の方向からみて、上記ブレードの中心線よりも、上記シリンダ室の冷媒ガスの吸入側にあるので、上記吐出室で圧縮されて上記消音室に閉じこめられた冷媒ガスの圧縮率を小さくできる。したがって、上記消音室内の冷媒ガスが、上記吸入室で、再膨張するときに、上記吸入室での冷媒ガスの膨張率は、小さいので、圧縮損失を小さくできる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記連通通路は、上記消音室の最下端部に開口している。
この実施形態の圧縮機によれば、上記連通通路は、上記消音室の最下端部に開口しているので、上記消音室には、上記ローラ周面や上記ローラ端面を潤滑したり、上記吐出室と上記吸入室とを上記ローラ外周面や上記ローラ端面でシールしたり、上記ローラ内周面側空間と上記シリンダ室とを上記ローラ端面でシールするための潤滑油が溜まる凹みがない。したがって、上記吐出室で圧縮された冷媒ガスが、上記消音室から上記吸入室へ、再膨張する度に、上記消音室の上記潤滑油は、再膨張した冷媒ガスととともに、排出されるので、上記消音室に上記潤滑油が溜まらず、上記消音室の容積を維持できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記密閉容器内の冷媒ガスは、二酸化炭素である。
この実施形態の圧縮機によれば、上記密閉容器内の冷媒ガスは、二酸化炭素であるので、高圧の冷媒ガスを用いることになるが、上記シリンダ室で圧縮されて生じる冷媒ガスの脈動を、上記消音室によって、消すことができて、脈動に起因する圧縮機の騒音や振動を、確実に低減できる。
この発明の圧縮機によれば、上記ローラには、上記消音室と、上記シリンダ室に開口して上記消音室を上記シリンダ室に連通する上記連通通路とを設けているので、上記ローラの焼結化は容易であり、圧縮機を容易かつ安価に製造できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の圧縮機の第1実施形態である縦断面図を示している。この圧縮機は、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮要素2と、上記密閉容器1内に配置されると共に上記圧縮要素2をシャフト12を介して駆動するモータ3とを備えている。
この圧縮機は、いわゆる縦型の高圧ドーム型のロータリ圧縮機であって、上記密閉容器1内に、上記圧縮要素2を下に、上記モータ3を上に、配置している。つまり、上記圧縮機は、上記シャフト12の軸12aが鉛直方向となるように、配置されている。このモータ3のロータ6によって、上記シャフト12を介して、上記圧縮要素2を駆動するようにしている。
上記圧縮要素2は、アキュームレータ10から吸入管11を通して冷媒ガスを吸入する。この冷媒ガスは、この圧縮機とともに、冷凍システムの一例としての空気調和機を構成する図示しない凝縮器、膨張機構、蒸発器を制御することによって、得られる。この冷媒は、例えば、二酸化炭素やR410AやR22である。
上記圧縮機は、圧縮した高温高圧の冷媒ガスを、上記圧縮要素2から吐出して密閉容器1の内部に満たすと共に、上記モータ3のステータ5と上記ロータ6との間の隙間を通して、上記モータ3を冷却した後、上記モータ3の上側に設けられた吐出管13から外部に吐出するようにしている。
上記密閉容器1内の高圧領域の下部には、潤滑油が溜められた油溜まり部9が形成されている。この潤滑油は、上記油溜まり部9から、上記シャフト12に設けられた(図示しない)油通路を通って、上記圧縮要素2や上記モータ3のベアリング等の摺動部に移動して、この摺動部を潤滑する。この潤滑油は、例えば、(ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコール等の)ポリアルキレングリコール油や、エーテル油や、エステル油や、鉱油である。上記油通路は、例えば、上記シャフト12の外周面に設けられた螺旋溝や、上記シャフト12の内部に設けられた孔部である。
上記モータ3は、上記ロータ6と、このロータ6の径方向外側にエアギャップを介して配置された上記ステータ5とを有する。
上記ロータ6は、ロータコア610と、このロータコア610に埋設された複数の磁石とを有する。上記ロータコア610は、円筒形状であり、例えば積層された電磁鋼板からなる。上記ロータコア610の中央の孔部には、上記シャフト12が取り付けられている。上記磁石は、平板状の永久磁石である。上記複数の磁石は、上記ロータコア610の周方向に等間隔の中心角度で、配列されている。
上記ステータ5は、ステータコア510と、上記ステータコア510に巻かれたコイル520とを有する。上記ステータコア510は、積層された複数の鋼板からなり、上記密閉容器1に、圧入や焼き嵌めなどによって、嵌め込まれている。上記コイル520に電流を流して上記ステータ5に発生する電磁力によって、上記ロータ6を、上記シャフト12と共に、回転させる。
上記圧縮要素2は、上記密閉容器1の内面に取り付けられるシリンダ21と、このシリンダ21の上下の開口端のそれぞれに取り付けられている上側の端板部50および下側の端板部60とを備える。上記シリンダ21、上記上側の端板部50および上記下側の端板部60によって、シリンダ室22を形成する。
上記上側の端板部50は、円板状の本体部51と、この本体部51の中央に上方へ設けられたボス部52とを有する。上記本体部51および上記ボス部52は、上記シャフト12に挿通されている。
上記本体部51には、上記シリンダ室22に連通する吐出口51aが設けられている。上記本体部51に関して上記シリンダ21と反対側に位置するように、上記本体部51に吐出弁31が取り付けられている。この吐出弁31は、例えば、リード弁であり、上記吐出口51aを開閉する。
上記本体部51には、上記シリンダ21と反対側に、上記吐出弁31を覆うように、カップ型のマフラカバー40が取り付けられている。このマフラカバー40は、(ボルト等の)固定部材35によって、上記本体部51に固定されている。上記マフラカバー40は、上記ボス部52に挿通されている。
上記マフラカバー40および上記上側の端板部50によって、マフラ室42を形成する。上記マフラ室42と上記シリンダ室22とは、上記吐出口51aを介して、連通されている。
上記マフラカバー40は、孔部43を有する。この孔部43は、上記マフラ室42と上記マフラカバー40の外側とを連通する。
上記下側の端板部60は、円板状の本体部61と、この本体部61の中央に下方へ設けられたボス部62とを有する。上記本体部61および上記ボス部62は、上記シャフト12に挿通されている。
要するに、上記シャフト12の一端部は、上記上側の端板部50および上記下側の端板部60に支持されている。すなわち、上記シャフト12は、片持ちである。上記シャフト12の一端部(支持端側)は、上記シリンダ室22の内部に進入している。
上記シャフト12の支持端側には、上記圧縮要素2側の上記シリンダ室22内に位置するように、偏心ピン26を設けている。この偏心ピン26は、ローラ27に嵌合している。このローラ27は、上記シリンダ室22内で、公転可能に配置され、このローラ27の公転運動で圧縮作用を行うようにしている。
次に、上記シリンダ室22の圧縮作用を説明する。
図2に示すように、上記ローラ27に一体に設けたブレード28で上記シリンダ室22内を仕切っている。すなわち、上記ブレード28の右側の室は、上記吸入管11が上記シリンダ室22の内面に開口して、吸入室(低圧室)23を形成している。一方、上記ブレード28の左側の室は、(図1に示す)上記吐出口51aが上記シリンダ室22の内面に開口して、吐出室(高圧室)24を形成している。
上記ブレード28の両面には、半円柱状のブッシュ25,25が密着して、シールを行っている。上記ブレード28と上記ブッシュ25,25との間は、上記潤滑油で潤滑を行っている。
そして、上記偏心ピン26が、上記シャフト12と共に、偏心回転して、上記偏心ピン26に嵌合した上記ローラ27が、このローラ27の外周面を上記シリンダ室22の内周面に接して、公転する。つまり、上記ローラ27は、上記シリンダ室22の内面に沿って上記シャフト12の中心軸12aの回りを公転運動する。
上記ローラ27が、上記シリンダ室22内で公転するに伴って、上記ブレード28は、このブレード28の両側面を上記ブッシュ25,25によって保持されて進退動する。すると、上記吸入管11から低圧の冷媒ガスを上記吸入室23に吸入して、上記吐出室24で圧縮して高圧にした後、(図1に示す)上記吐出口51aから高圧の冷媒ガスを吐出する。
その後、図1に示すように、上記吐出口51aから吐出された冷媒ガスは、上記マフラ室52を経由して、上記マフラカバー40の外側に排出される。
図2と図3に示すように、上記ローラ27の外周面と上記シリンダ室22の内周面との間には、潤滑と、上記吸入室23と上記吐出室24との高低圧を隔てるシールとを兼ねた上記潤滑油が、介在している。また、上記ローラ27の端面と上記端板部50,60との間には、潤滑と、上記吸入室23と上記吐出室24との高低圧を隔てるシールと、上記ローラ27の内周面、上記偏芯ピン26および上記端板部50,60で形成されるローラ内側空間100と上記シリンダ室22とを隔てるシールとを兼ねた上記潤滑油が、介在している。
上記ローラ27には、消音室70と、上記シリンダ室22に開口して上記消音室70を上記シリンダ室22に連通する連通通路80とを設けている。上記ローラ27の端面と上記端板部50,60との間は、上記潤滑油によってシールされているので、上記消音室70および上記連絡通路80は、上記ローラ内側空間100に連通することなく、上記消音室70および上記連絡通路80と上記ローラ内側空間100との圧力差を保つことができる。上記ローラ27は、焼結材からなる。
上記連通通路80は、上記ローラ27の周面および上端面のみに開口し、上記ローラ27の径方向に延びた溝状に形成されている。上記消音室70は、上記ローラ27の上端面のみに開口し、上記ローラ27の厚み方向に延びた略円筒形状に形成されている。上記連通通路80は、上記消音室70の上端に接続している。上記消音室70の底は、上記連通通路80の底よりも、深い位置にある。
上記連通通路80の上記シリンダ室22への開口部は、上記シリンダ室22の中心軸22aの方向からみて、上記ブレード28の中心線28aよりも、上記シリンダ室22の冷媒ガスの吸入側(つまり、吸入室23側)にある。
ここで、圧縮機が動作するとき、上記シリンダ室22で圧縮される冷媒ガスに脈動が生じる。この脈動は、圧縮機の騒音や振動の原因である。しかし、上記シリンダ室22は、上記連通通路80を介して、上記消音室70に連通している。
したがって、上記シリンダ室22で圧縮される冷媒ガスに生じた脈動は、上記連通通路80を介して、上記消音室70に導かれる。つまり、上記消音室70の上記ローラ27の上端面の開口、および、上記連通通路80の上記ローラ27の上端面の開口は、上記上側の端板部50に閉鎖されているので、上記脈動を上記消音室70に確実に導くことができる。この結果、上記消音室70の消音効果が十分に発揮されて、上記冷媒ガスの脈動に起因する騒音や振動が、効果的に低減される。
上記構成の圧縮機によれば、上記ローラ27には、上記消音室70と、上記シリンダ室22に開口して上記消音室70を上記シリンダ室22に連通する上記連通通路80とを設けているので、上記消音室70および上記連通通路80を機械加工によらないで形成しようとすると、上記ローラ27を焼結により製造する必要があるが、上記ローラ27は、上記シリンダ21や上記端板部50,60に比べて、小型であるため、上記シリンダ21や上記端板部50,60の焼結化に比べて、上記ローラ27の焼結化は、容易となる。同時に、高価な焼結材料の使用量を、低減できる。したがって、上記ローラ27を容易かつ安価に製造できて、圧縮機を容易かつ安価に製造できる。
また、この圧縮機は、いわゆるスイング圧縮機であって、上記ローラ27は自転せず、上記シリンダ21と上記ローラ27との相対的接触位置は常に変わらないので、上記消音室70および上記連通通路80を、上記ローラ27に設けても、上記ローラ27が上記シリンダ室22内で公転運動する度に、上記連絡通路80は常に同じ位置で上記吸入室23に開口されるので、回転毎に消音特性が変化することがない。
また、上記連通通路80は、上記ローラ27の周面および端面のみに開口する一方、上記消音室70は、上記ローラ27の端面のみに開口しているので、焼結による、上記消音室70および上記連通通路80の形成が容易となって、上記ローラ27を一層容易に製造できる。
また、上記ローラ27は、焼結材からなるので、上記記消音室70および上記連通通路80を、上記ローラ27とともに、一度で形成できる。また、上記消音室70を、機械加工によるよりも複雑な形状にできる。つまり、上記消音室70を、圧縮機の振動特性などに対応する適切な形状にできて、消音効果を向上できる。
また、上記連通通路80の上記シリンダ室22への開口部は、上記シリンダ室22の中心軸22aの方向からみて、上記ブレード28の中心線28aよりも、上記シリンダ室22の冷媒ガスの吸入側にあるので、上記吐出室24で圧縮されて上記消音室70に閉じこめられた冷媒ガスの圧縮率を小さくできる。したがって、上記消音室70内の冷媒ガスが、上記吸入室23で、再膨張するときに、上記吸入室23での冷媒ガスの膨張率は、小さいので、圧縮損失を小さくできる。
また、上記密閉容器1内の冷媒ガスを二酸化炭素とした場合、高圧の冷媒ガスを用いることになるが、上記シリンダ室22で圧縮されて生じる冷媒ガスの脈動を、上記消音室70によって、消すことができて、脈動に起因する圧縮機の騒音や振動を、確実に低減できる。
(第2の実施形態)
図4Aと図4Bは、この発明の圧縮機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態(図2と図3)と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、ローラの形状が相違する。
この第2の実施形態のローラ127では、連通通路81は、上記ローラ127の周面および上端面のみに開口する一方、消音室71は、上記ローラ127の上端面のみに開口している。
上記連通通路81は、上記ローラ127の径方向に延びた溝状に形成されている。上記消音室71は、上記ローラ127の厚み方向に延びた略円筒形状に形成されている。上記消音室71の底は、上記連通通路81の底と同じ高さにある。
したがって、焼結による、上記消音室71および上記連通通路81の形成が一層容易となって、上記ローラ127を一層容易に製造できる。
なお、上記消音室71および上記連通通路81のブレード128に対する相対的な位置は、上記第1の実施形態と同じである。
(第3の実施形態)
図5Aと図5Bは、この発明の圧縮機の第3の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図4Aと図4B)と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、ローラの形状が相違する。
この第3の実施形態のローラ227では、上記第2の実施形態の上記消音室71および上記連通通路81のそれぞれと同じ形状の消音室72および連通通路82が、上記ローラ227の上下端面のそれぞれに、設けられている。
したがって、上記消音室72および上記連通通路82を上記ローラ227の片側端面に設ける場合に比べて容積を大きくでき、上記冷媒ガスの脈動に起因する騒音や振動を一層低減できる。また、上記ローラ227の上下端面の上記消音室72および上記連絡通路82の形状を同一形状にすれば、上記ローラ227の上下端面の摺動特性も同特性にすることができる。
なお、上記消音室72および上記連通通路82のブレード228に対する相対的な位置は、上記第2の実施形態と同じである。また、上記消音室72および上記連通通路82の上記ブレード228に対する相対的な位置は、上下の上記消音室72および上記連通通路82の位置関係が、それぞれ、異なってもよい。
(第4の実施形態)
図6Aと図6Bは、この発明の圧縮機の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態(図2と図3)と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、ローラの形状が相違する。
この第4の実施形態のローラ327では、連通通路83は、上記ローラ327の幅方向中央位置で上記ローラ327の周面のみに開口する一方、消音室73は、上記ローラ327の上端面のみに開口している。
上記連通通路83は、上記ローラ327の径方向に延びた略円筒形状に形成されている。上記消音室73は、上記ローラ327の厚み方向に延びた略円筒形状に形成されている。上記連通通路83は、上記消音室73の下端に接続している。上記消音室73の底は、上記連通通路83の底と同じ高さにある。
したがって、上記ローラ327の剛性を高めることができる。なお、上記消音室73および上記連通通路83のブレード328に対する相対的な位置は、上記第1の実施形態と同じである。
(第5の実施形態)
図7Aと図7Bは、この発明の圧縮機の第5の実施形態を示している。上記第4の実施形態(図6Aと図6B)と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、ローラの形状が相違する。
この第5の実施形態のローラ427では、消音室74は、上記ローラ427の上下端面のみに開口し、連通通路84は、上記消音室74の高さ方向中央部に連通している。
したがって、上記消音室74を上記ローラ427の片側端面のみに貫通する場合に比べて容積を大きくでき、上記冷媒ガスの脈動に起因する騒音や振動を一層低減できる。また、上記ローラ427の上下端面に貫通する上記消音室74の形状を同一形状にできて、上記ローラ427の上下端面の摺動特性も同特性にすることができる。なお、上記消音室74および上記連通通路84のブレード428に対する相対的な位置は、上記第4の実施形態と同じである。
(第6の実施形態)
図8Aと図8Bは、この発明の圧縮機の第6の実施形態を示している。上記第1の実施形態(図2と図3)と相違する点を説明すると、この第6の実施形態では、ローラの形状が相違する。
この第6の実施形態のローラ527では、消音室75と連通通路85とは、一体に、一つの空間90で、形成され、この空間90は、上記ローラ527の周面のみに開口している。上記空間90の形状は、略角柱形状である。
したがって、上記ローラ527の剛性を高めることができると共に、上記ローラ527を一層容易に製造できる。なお、上記消音室75および上記連通通路85のブレード528に対する相対的な位置は、上記第1の実施形態と同じである。
ここで、上記第2〜上記第4の実施形態(図4A,4B〜図6A,6B)のそれぞれでは、上記連通通路81,82,83は、上記消音室71,72,73の最下端部に開口している。
したがって、上記消音室71,72,73には、上記ローラ127,227,327周面や上記ローラ127,227,327端面を潤滑したり、上記吐出室24と上記吸入室23とを上記ローラ127,227,327外周面や上記ローラ127,227,327端面でシールしたり、上記ローラ127,227,327内周面側空間と上記シリンダ室22とを上記ローラ127,227,327端面でシールするための潤滑油が溜まる凹みがない。このため、上記吐出室24で圧縮された冷媒ガスが、上記消音室71,72,73から上記吸入室23へ、再膨張する度に、上記消音室71,72,73の上記潤滑油は、再膨張した冷媒ガスととともに、排出されるので、上記消音室71,72,73に上記潤滑油が溜まらず、上記消音室71,72,73の容積を維持できる。
なお、同様に,上記第5の実施形態(図7A,7B)において、上記連通通路84が、上記消音室74の最下端部に開口するようにしてもよい。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記ローラは焼結材に限らない、例えば、鋳物製でもよく、上記連通通路と上記消音室は、鋳型で作成してもよいし、機械加工で作成してもよい。また、上記連絡通路と上記消音室は、ヘルムホルツ共鳴型消音器として設計してもよいが、上記連絡通路と上記消音室に存在する潤滑油による容積減少分があるため、目標である冷凍システムの条件で設計した共鳴周波数で消音効果があるように、試験等で確認し、上記連絡通路と上記消音室の形状を調整すればよい。
また、連通通路のシリンダ室への開口部は、上記シリンダ室の中心軸の方向からみて、ブレードの中心線よりも、上記シリンダ室の冷媒ガスの吐出側にあってもよく、または、上記ブレードの中心線に一致する位置にあってもよく、上記連通通路および上記消音室の上記ブレードに対する相対的な位置は、自由である。また、連通通路および消音室の形状は、自由である。
また、圧縮要素として、2つのシリンダ室を有する2シリンダタイプでもよい。また、圧縮要素が上、モータが下に配置されていてもよい。また、圧縮機は、密閉容器が圧縮要素にて圧縮される前の冷媒で満たされる、いわゆる低圧ドーム型の圧縮機であってもよい。また、上記圧縮機は、上記シャフト12の軸12aが水平方向となるように、配置された横型圧縮機であってもよい。
本発明の圧縮機の第1実施形態を示す縦断面図である。 圧縮要素の平面図である。 圧縮要素の要部拡大の縦断面図である。 本発明の圧縮機の第2実施形態を示すと共にローラの平面図である。 ローラの縦断面図である。 本発明の圧縮機の第3実施形態を示すと共にローラの平面図である。 ローラの縦断面図である。 本発明の圧縮機の第4実施形態を示すと共にローラの平面図である。 ローラの縦断面図である。 本発明の圧縮機の第5実施形態を示すと共にローラの平面図である。 ローラの縦断面図である。 本発明の圧縮機の第6実施形態を示すと共にローラの平面図である。 ローラの縦断面図である。
符号の説明
1 密閉容器
2 圧縮要素
3 モータ
12 シャフト
21 シリンダ
22 シリンダ室
22a 中心軸
23 吸入室
24 吐出室
27,127,227,327,427,527 ローラ
28,128,228,328,428,528 ブレード
28a 中心線
50 (上側の)端板部
60 (下側の)端板部
70,71,72,73,74,75 消音室
80,81,82,83,84,85 連通通路
90 空間
100 ローラ内側空間

Claims (8)

  1. シリンダ室(22)を有するシリンダ(21)と、
    上記シリンダ室(22)の内面に沿って上記シリンダ室(22)の中心軸(22a)の回りを運動するローラ(27,127,227,327,427,527)と、
    上記ローラ(27,127,227,327,427,527)に一体に取り付けられると共に上記ローラ(27,127,227,327,427,527)とともに上記シリンダ室(22)を冷媒ガスの吸入室(23)と冷媒ガスの吐出室(24)とに仕切るブレード(28,128,228,328,428,528)と
    を備え、
    上記ローラ(27,127,227,327,427,527)には、
    消音室(70,71,72,73,74,75)と、
    上記シリンダ室(22)に開口して上記消音室(70,71,72,73,74,75)を上記シリンダ室(22)に連通する連通通路(80,81,82,83,84,85)と
    を設けていることを特徴とする圧縮機。
  2. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記連通通路(80,81,82)は、上記ローラ(27,127,227)の周面および端面のみに開口する一方、
    上記消音室(70,71,72)は、上記ローラ(27,127,227)の端面のみに開口していることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記連通通路(83,84)は、上記ローラ(327,427)の周面のみに開口する一方、
    上記消音室(73,74)は、上記ローラ(327,427)の端面のみに開口していることを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記消音室(75)と上記連通通路(85)とは、一体に、一つの空間(90)で、形成され、
    この空間(90)は、上記ローラ(527)の周面のみに開口していることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記ローラ(27,127,227,327,427,527)は、焼結材からなることを特徴とする圧縮機。
  6. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記連通通路(80,81,82,83,84,85)の上記シリンダ室(22)への開口部は、上記シリンダ室(22)の中心軸(22a)の方向からみて、上記ブレード(28,128,228,328,428,528)の中心線(28a)よりも、上記シリンダ室(22)の冷媒ガスの吸入側にあることを特徴とする圧縮機。
  7. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記連通通路(81,82,83)は、上記消音室(71,72,73)の最下端部に開口していることを特徴とする圧縮機。
  8. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記密閉容器(1)内の冷媒ガスは、二酸化炭素であることを特徴とする圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113623212A (zh) * 2021-09-14 2021-11-09 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种气缸、压缩机和空调器

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