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JP2008037261A - サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート - Google Patents

サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート Download PDF

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JP2008037261A
JP2008037261A JP2006214415A JP2006214415A JP2008037261A JP 2008037261 A JP2008037261 A JP 2008037261A JP 2006214415 A JP2006214415 A JP 2006214415A JP 2006214415 A JP2006214415 A JP 2006214415A JP 2008037261 A JP2008037261 A JP 2008037261A
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JP2006214415A
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Daisuke Ito
大介 伊藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】乗員の胸部から腰部等までを広範囲にカバーするサイドエアバッグを短時間で完
全展開させる。
【解決手段】シートバック14のドア側側部14B内にはサイドエアバッグ装置20が配設されており、その周囲には第1内側力布52、第1外側力布54及び第2力布70といった二種類の力布が配設されている。第2力布70は第1内側力布52、第1外側力布54よりも長く、側面視で斜め上方に配置されている。さらに、第2力布70の先端部70Cは、第1外側力布54の先端部54Cに一部重ねられている。従って、インフレータ72が作動してガス噴出部74からガスが噴出されると、最初に第1内側力布52、第1外側力布54によって破断予定部が破断され、続いて第2力布70によって破断予定部が下方側へ迅速に開裂していく。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス発生手段の作動により乗員の上体とサイドドアとの間にサイドエアバッグを膨張展開させるサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートに関する。
下記特許文献1には、従来のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートの一例が開示されている。簡単に説明すると、この先行技術では、車両用シートのシートバックにおけるドア側の側部の内部にサイドエアバッグ装置が配設されている。シートバックの側部を覆う部分のトリムカバーは、前面部と側面部とによって構成されており、両者の境目に破断部が設定されている。さらに、トリムカバーの前面部の内側及び側面部の内側には、略台形状に形成された伸び難い力布がそれぞれ配設されている。そして、双方の短辺部を破断部と共縫いすることにより、バッグ展開時の膨張圧が一対の力布を介して破断部に集中的に作用するようになっている。
特開2003−252163号公報
しかしながら、上記先行技術に開示された構成による場合、以下に説明する点において改善の余地がある。
すなわち、近年、側面衝突時におけるサイドエアバッグによる乗員保護範囲を胸部だけでなく、例えば、胸部から腰部にかけての部分を広範囲にカバーしたいという要請がある。この場合、サイドエアバッグのサイズが大型化する。ところが、先行技術のような破断構造を大型のサイドエアバッグを備えた車両用シートに適用すると、展開初期に破断部の縫合糸を破断させた後のバッグ膨張圧が不足し、破断部を設定した全範囲に亘って迅速に破断させることが難しい場合がある。つまり、サイドエアバッグの展開開始から展開完了までに時間がかかる可能性がある。なお、このような現象は、トリムカバーに伸び易い素材を使った場合等にも同様に起こり得る。
本発明は上記事実を考慮し、乗員の胸部から腰部等までを広範囲にカバーするサイドエアバッグを短時間で完全展開させることができるサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを得ることが目的である。
請求項1の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、シートバックのドア側サイド部に内設され、作動することによりガスを発生するガス発生手段及びこのガス発生手段から発生したガスによって膨張展開するサイドエアバッグを含んで構成されたサイドエアバッグ装置と、シートバックのドア側サイド部を覆い、バッグ展開方向側に位置するフロント側表皮及びサイド側表皮並びに両者の端末部同士を所定値以上の荷重入力により破断する縫合糸で縫合した破断予定部を含んで構成されたシートバック表皮と、シートバックフレーム側に固定端を有し、フロント側表皮及びサイド側表皮の内側面に沿ってそれぞれ延在されて破断予定部に自由端が固定された第1力布と、シートバックフレーム側に固定端を有し、フロント側表皮及びサイド側表皮の少なくとも一方の内側面に沿って延在されて破断予定部における第1力布の自由端との固定部位に対しシートバック高さ方向に隣接又は近接する位置若しくは一部重なった位置にて自由端が固定された第2力布と、を有し、さらに、前記第2力布は前記第1力布よりも長く設定されて弛みを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートにおいて、前記ガス発生手段は、略車両上下方向を長手方向として配置されると共に長手方向の一端部にガス噴出口を有し、前記第1力布の自由端は当該ガス発生手段のガス噴出口配置側に配置されていると共に、前記第2力布の自由端は当該ガス発生手段のガス噴出口配置側と反対側に配置されている、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートにおいて、前記第1力布の自由端は、前記ガス発生手段から噴出されるガスの主流が噴出される方向に位置されており、前記第2力布の自由端は、当該ガス発生手段から噴出されるガスの主流がサイドエアバッグ内にて方向転換されたガスの主流の下流側にずらした位置にて連結されている、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートにおいて、前記第2力布の自由端は、シートバック高さ方向に分岐した略Y字状に形成されており、当該第2力布の二股に分かれた分岐部間に前記第1力布の自由端が配置されており、かつ二股に分かれた一方と他方とで長さが異なる、ことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、ガス発生手段によってガスが発生すると、シートバックのドア側サイド部に内設されたサイドエアバッグ装置のサイドエアバッグが膨張する。このため、バッグ膨張圧が、シートバックフレーム側に固定端を有しフロント側表皮及びサイド側表皮の内側面に沿ってそれぞれ延在されかつ自由端がフロント側表皮とサイド側表皮の端末部同士を縫合する破断予定部に固定された第1力布に作用する。その結果、第1力布は伸長し膨張圧力を破断予定部に集中的に作用させる。これにより、フロント側表皮の端末部とサイド側表皮の端末部とが互いに離間する方向へ引っ張られ、破断予定部を縫合している縫合糸を破断するきっかけ(破断予定部を開裂させるきっかけ)が与えられる。縫合糸が破断されると、破断予定部が開裂され、サイドエアバッグの一部がドアの内側に沿って膨張展開される(サイドエアバッグがシートバックのドア側サイド部から出始める)。
その後、第1力布よりも長く設定された第2力布の弛み部分が伸びきると、第2力布に張力が発生する。第2力布は、シートバックフレーム側に固定端を有し、フロント側表皮及びサイド側表皮の少なくとも一方の内側面に沿って延在されて破断予定部における第1力布の自由端との固定部位に対しシートバック高さ方向に隣接又は近接する位置若しくは一部重なった位置にて自由端が固定されているため、第1力布によって破断予定部が破断された後は、第2力布が第1力布による破断予定部の開裂動作を引き継いで縫合糸を切るきっかけを与える。従って、サイドエアバッグが従来より大型であったとしても、その展開途中で破断予定部を裂ききれなくなるといった事態は生じず、サイドエアバッグは円滑かつ迅速にドア方向に沿って膨張展開される。
つまり、本発明によれば、破断予定部の縫合糸を切断するきっかけを二段階に与えることができる。その結果、サイドエアバッグが乗員の胸部だけでなく腰部等をもカバーする大型のものであったとしても、破断予定部の開裂動作を円滑かつ迅速に行わせることができる。
請求項2記載の本発明によれば、ガス発生手段はシートバックのドア側サイド部内に略車両上下方向を長手方向として配置されており、長手方向の一端部にガス噴出口を有する構造とされている。
ここで、本発明では、第1力布の自由端をガス発生手段のガス噴出口配置側に配置すると共に、第2力布の自由端をガス発生手段のガス噴出口配置側と反対側に配置したので、ガス噴出口に近い位置にある第1力布側に迅速にバッグ膨張圧を作用させることができ、その後に(タイミングをずらして)ガス噴出口から遠い位置にある第2力布にバッグ膨張圧を作用させることができる。
請求項3記載の本発明は、第1力布の自由端の位置と第2力布の自由端の位置を、ガス発生手段から噴出されるガスの主流方向との関係において決めたものである。これによれば、ガス発生手段から噴出されるガスの主流が噴出される方向に第1力布の自由端が配置されているため、第1力布の自由端に迅速にバッグ膨張圧を作用させることができる。従って、破断予定部における第1力布の自由端の縫合部位は、極めて迅速に開裂される。
その後、ガス発生手段から噴出されるガスの主流がサイドエアバッグ内にて方向展開されるが、その方向展開後のガスの主流の下流側に第2力布の自由端が配置されているため、方向展開後のバッグ展開方向側に第2力布の自由端が配置されていることになる。従って、サイドエアバッグを展開させたい方向に第2力布の自由端による開裂動作を効率良く進行させることができる。
請求項4記載の本発明によれば、ガス発生手段によってガスが発生すると、シートバックのドア側サイド部に内設されたサイドエアバッグ装置のサイドエアバッグが膨張する。このため、バッグ膨張圧が、シートバックフレーム側に固定端を有しフロント側表皮及びサイド側表皮の内側面に沿ってそれぞれ延在されかつ自由端がフロント側表皮とサイド側表皮の端末部同士を縫合する破断予定部に固定された第1力布に作用する。その結果、第1力布は伸長し膨張圧力を破断予定部に集中的に作用させる。これにより、フロント側表皮の端末部とサイド側表皮の端末部とが互いに離間する方向へ引っ張られ、破断予定部を縫合している縫合糸を破断するきっかけ(破断予定部を開裂させるきっかけ)が与えられる。縫合糸が破断すると、破断予定部が開裂され、サイドエアバッグの一部がドアに沿って膨張展開される(サイドエアバッグがシートバックのドア側サイド部から出始める)。
その後、第1力布よりも長く設定された第2力布の分岐部のうち短い方の分岐部の弛みが伸びきると、当該短い方の分岐部に張力が発生する。これにより、第1力布による破断予定部の破断部位に連続して、当該短い方の分岐部側に位置する縫合糸を切るきっかけが更に与えられて、当該短い方の分岐部側に開裂が進行する。
さらに、第2力布の分岐部のうち長い方の分岐部の弛みが伸びきると、当該長い方の分岐部に張力が発生する。これにより、第1力布による破断予定部の破断部位に連続して、当該長い方の分岐部側に位置する縫合糸を切るきっかけが更に与えられて、当該長い方の分岐部側に開裂が進行する。
つまり、本発明によれば、破断予定部の縫合糸を切断するきっかけを三段階に与えることができる。その結果、サイドエアバッグが乗員の胸部だけでなく腰部等をもカバーする大型のものであったとしても、破断予定部の開裂動作をより一層円滑かつ迅速に行わせることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、乗員の胸部から腰部等までを広範囲にカバーするサイドエアバッグを短時間で完全展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、ガス発生手段のガス噴出口の配置位置と第1力布及び第2力布の配置位置とを遠近関係付けたので、短い方の第1力布に対する要求特性と長い方の第2力布に対する要求特性を「ガス発生手段の配置」という簡単な構成で実現させることができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本題明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、サイドエアバッグの膨張展開形状に合致した開裂動作を第2力布に起こさせることができ、その結果、大型化されたサイドエアバッグの展開形状が如何様であっても迅速に膨張展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、乗員の胸部から腰部等までを広範囲にカバーするサイドエアバッグをより一層短時間で完全展開させることができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートの第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図3には、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートのサイドエアバッグ展開状態の全体斜視図が示されている。また、図1には、当該車両用シートのシートバックをシート側方から見た要部拡大側面図が示されている。さらに、図2には、当該シートバックのサイドエアバッグ装置配設部位での周辺構造を拡大して示す要部拡大平断面図が示されている。
図3に示されるように、車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション12と、このシートクッション12の後端部に傾倒可能に支持されて乗員の背もたれとして利用されるシートバック14と、このシートバック14の上端部に上下動可能に支持されて乗員の頭部を支持するヘッドレスト16と、を含んで構成されている。さらに、シートバック14は、シート幅方向中央部に配置され乗員の背中を直接支持する中央部14Aと、この中央部14Aの車両幅方向外側の端部に一体的に設けられたドア側サイド部14Bと、中央部14Aの車両幅方向内側の端部に一体的に設けられたトンネル側(内側)サイド部14Cとを備えている。なお、ドア側サイド部14B及びトンネル側サイド部14Cは、いずれも車両前方側へ隆起した形状になっている。
上述したドア側サイド部14Bの高さ方向中間部には、側面衝突時にサイドエアバッグ18を図示しないサイドドアの内側に沿ってシート前方側へ膨張展開させるサイドエアバッグ装置20が内設されている。以下、サイドエアバッグ装置20の周辺構造について詳細に説明する。
図2に示されるように、ドア側サイド部14Bの略中央には、プレス成形によって断面形状が略L字状に形成されたシートバックフレーム側部22がシートバック高さ方向に沿って配設されている。なお、シートバックフレームは正面視で下方が開放された略コ字状に構成されており、その内の両サイドにシートバックフレーム側部22が配置されている。シートバックフレーム側部22は、車両前後方向に沿って延在する略平板状の基部22Aと、基部22Aの後端部から車両幅方向内側へ略直角に屈曲された屈曲部22Bと、基部22Aの前端部から車両幅方向内側へ略C字状に曲げられた円弧部22Cと、によって構成されている。
上記シートバックフレーム側部22の基部22A及び円弧部22Cの周囲には、断面形状が上下逆向きの略レの字状に形成されたシートバックパッド側部24が配設されている。シートバックパッド側部24は所定硬度のウレタンフオーム等によって構成されており、車両前後方向に沿って直線状に配置された所定厚さのパッド側部24Aと、このパッド側部24Aの前部からシートバックパッド前部26側へ延出されたラウンド形状のパッド前部24Bと、によって構成されている。パッド側部24Aとパッド前部24Bとが交差する内角側には、略車両前方側へ切れ込む凹溝28が形成されている。なお、この凹溝28が、サイドエアバッグ18の膨張展開時に、シートバックパッド側部24をパッド側部24Aとパッド前部24Bとに分断する際の破断起点となる。
さらに、上述したパッド側部24Aの外側(車両幅方向外側)には、シートサイド側表皮30が配置されている。また、パッド前部24Bの外側(車両前方側)には、フロントサイド側表皮32が配置されている。フロントサイド側表皮32の内端部32Aは、シートバックパッド前部26の前面を覆うフロントセンタ側表皮34の外端部34Aと第1縫合糸36によって縫合されている。なお、シートバックパッド前部26の背面側には、シートバックパッド前部26を支持するシートバックパッドボード38が配設されている。また、フロントサイド側表皮32の外端部32Bは、シートサイド側表皮30の前端部30Aと後述する第2縫合糸40で縫合されている。
さらに、シートサイド側表皮30の後端部30Bは、基材44と表皮層46とで二層構造に形成されたシートバックトリム(シートバックボード)48の幅方向の端部48Aによって覆われている。なお、シートサイド側表皮30の後端部30B自体は、シートバック14内に配索された図示しないワイヤにホグリングで係止される等の係止手段によって係止されている。
上述したシートバックフレーム側部22の基部22Aとシートバックパッド側部24のパッド側部24Aとの間には所定幅のスペース50が形成されており、このスペース50内に略箱体形状にサブアッセンブリ化されたサイドエアバッグ装置20が配設されている。なお、一般には、サイドエアバッグ装置20はその外郭を構成するケースを備えており、そのケースがシートバックフレーム側部22の基部22Aに固定及び支持されるようになっている。
ここで、上述したシートサイド側表皮30の内側及びフロントサイド側表皮32の内側には、合計3本の力布が配設されており、以下に詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、サイドエアバッグ装置20の上段側には、第1力布としての左右一対の第1内側力布52及び第1外側力布54が配設されている。第1内側力布52及び第1外側力布54は各々帯状に形成されており(ストラップ状に形成されており)、シートサイド側表皮30やフロントサイド側表皮32といったシートバック表皮と異なり、いずれも伸び難く構成されている。
第1内側力布52及び第1外側力布54は、その固定端をシートバックフレーム側部22に有している。具体的には、シートバックフレーム側部22の屈曲部22Bの後面には、プレートで構成された支持部材56がボルト58及び袋ナット60で固定されている。なお、支持部材56には、サイドエアバッグ18の膨張展開時の反力を支持できる程度の強度及び剛性が付与されている。その意味では、支持部材56は、第1内側力布52及び第1内側力布54のアンカプレートともいえる。
支持部材56の中間部は平板状に構成されており、シートバックフレーム側部22の屈曲部22Bへの取付座として用いられている。支持部材56の外側の端部は当該中間部からそのまま車両幅方向外側へ張出されており、又支持部材56の内側の端部は当該中間部から車両前方側へ斜めに屈曲されている。さらに、支持部材56の外側の端部及び内側の端部にはスリット状の狭幅な係止孔62がそれぞれ形成されており、かかる係止孔62に第1内側力布52の基端部52A及び第1外側力布54の基端部54Aがそれぞれ挿通されて縫製により固定されている。換言すれば、係止孔62の位置で第1内側力布52及び第1外側力布54の固定点の位置が決まるので、その位置をシートバックパッド側部24等とのレイアウトを考慮して、支持部材56の外側の端部及び内側の端部の張り出し量と屈曲角度で調整する構成となっている。
第1外側力布54の中間部54Bはシートサイド側表皮30の内側に沿って車両前方側へ延在されており、自由端である先端部54Cはシートサイド側表皮30の前端部30Aに第3縫合糸64で縫製されている(図2の付図参照)。同様に、第1内側力布52の中間部52Bは基端部52Aから車両前方側へ延出された後、フロントサイド側表皮32の内側に沿って延在されており、自由端である先端部52Cがシートサイド側表皮30の外端部32Bに第3縫合糸64で縫製されている。なお、シートバックパッド前部26とシートバックパッド側部24との接続部位には、第1内側力布52の中間部52Bを挿通させるための挿通路66が車両前後方向に沿って形成されている。
そして、各々二枚重ねになったフロントサイド側表皮32の外端部32B及び第1内側力布52の先端部52Cとシートサイド側表皮30の前端部30A及び第1外側力布54の先端部54Cとが、所定値以上の荷重が作用することにより破断する第2縫合糸40によって縫合されている。この第2縫合糸40によって縫合されたラインの一部(図3の矢印Aで示す範囲)が、破断予定部42である。
図1に示されるように、上述した第1外側力布54の下方側には、更に第2力布70が配設されている。第2力布70は第1外側力布54及び第1内側力布52よりも長さが長く、又第1外側力布54及び第1内側力布52と同じように殆ど伸びない特性を有している。
第2力布70の固定端である基端部70Aは第1外側力布54の基端部54Aよりも車両下方側ヘオフセットした位置に設定されている。なお、取付構造は、第1外側力布54の場合と同様であり、第2力布70用の支持部材(図示省略)がシートバックフレーム側部22の屈曲部22Bに取り付けられている。なお、上下の支持部材を繋いで一部品で構成してもよい。
第2力布70の中間部70Bは第1外側力布54の中間部54Bと同様にシートサイド側表皮30の内側に配置されているが、車両側面視における配索経路は固定端から車両前方斜め上方へ向けて配索されている。さらに、第2力布70の自由端である先端部70Cは第1外側力布54の先端部54Cに一部上下に重ねて下方側に縫製されている。なお、この実施形態では、第1外側力布54の先端部54Cの下半分に第2力布70の先端部70Cの上半分が重なるように配置されている。従って、オーバーラップさせた部位では、三枚重ねの状態で第2縫合糸40、第3縫合糸64で縫合される。
また、サイドエアバッグ装置20内には、ガス発生手段としてのインフレータ72及びインフレータ72から噴出されたガスによって膨張展開するサイドエアバッグ18が折り畳み状態で配設されている。サイドエアバッグ18は乗員の胸部及び腰部をカバーできる大型のものとされている。因みに、図3に示されるように、側面視で略達磨形状に膨張されるサイドエアバッグ18の上部18Aが乗員の胸部保護用であり、下部18Bが乗員の腰部保護用である。
図1に戻り、インフレータ72は略円筒形状に形成されており、シートバック高さ方向を長手方向として配置(縦置き式で配置)されている。インフレータ72の上端部には、ガス噴出口が形成されたガス噴出部74が設けられている。このガス噴出部74に対して車両前後方向に対向する位置に、上述した第1内側力布52及び第1外側力布54の自由端である先端部52C、54Cが配置されており、ガス噴出部74と反対側に第2力布70が配置されている。さらに、本実施形態の場合、インフレータ72から噴出されたガスの主流方向側(図4(B)の矢印P方向側)に第1内側力布52及び第1外側力布54の自由端である先端部52C、54Cが配置されており、ガスがサイドエアバッグ18の基布内側面に当接して車両下方側へ方向転換した側(図4(B)の矢印Q方向側)に第2力布70の自由端である先端部70Cが配置されている。
(本実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
側面衝突時になると、図示しないエアバッグセンサによって側面衝突状態が検知され、その信号がエアバッグECUに入力される。エアバッグECUでは、サイドエアバッグ装置20を作動させるべきか否かを入力信号に基づいて判断し、「エアバッグ作動」と判断すると、インフレータ72に所定の電流が通電される。これにより、インフレータ72が作動してガスが発生し、ガス噴出部74のガス噴出口からガスが噴出される。その結果、シートバック14のドア側サイド部14B内に折り畳み状態で格納されていたサイドエアバッグ18が膨張する。
サイドエアバッグ18のバッグ膨張圧は、シートバックパッド側部24のパッド側部24Aを介して第1外側力布54に作用すると共にパッド前部24Bを介して第1内側力布52に作用する。なお、この過程でシートバックパッド側部24のパッド側部24Aとパッド前部24Bとの接続部の内角側の凹溝28に応力集中が生じ、シートバックパッド側部24を凹溝28から破断予定部42にかけて破断していく。
上記の膨張初期の段階では、第1外側力布54及び第1内側力布52にバッグ膨張圧が作用し、これを互いに離間させる方向へ引っ張るが、第2力布70は第1外側力布54よりも長く設定されており、中間部70Bが弛み部として機能するため、第2力布70には張力は殆ど発生していない。
そして、第1内側力布52及び第1外側力布54に作用するバッグ膨張圧が、第1内側力布52及び第1外側力布54の先端部52C、54C同士を繋いでいる第2縫合糸40の破断荷重を超えると、第2縫合糸40が破断して、シートサイド側表皮30及びフロントサイド側表皮32を互いに離間する方向へ展開させる。つまり、第1内側力布52及び第1外側力布54が破断予定部42に開裂のきっかけを与える。これにより、破断予定部42は第1内側力布52の先端部52C及び第1外側力布54の先端部54Cが縫合されている部位から開裂し、図4(A)に示されるように、サイドエアバッグ18の一部(上部18A側)がシートバック14のドア側サイド部14Bから膨出し始める。
その後、第1外側力布54よりも長く設定された第2力布70の中間部70Bが伸びきると(弛みがなくなると)、第2力布70に張力が発生する。第2力布70は、固定端である基端部70Aがシートバックフレーム側部22の図示しない支持部材に固定されると共に、中間部70Bがシートサイド側表皮30の内側に車両前方側斜め上方へ向けて延在され、更に自由端である先端部70Cが破断予定部42における第1外側力布54の先端部54Cに一部重ねて下方側に配置されているので、第1内側力布52及び第1外側力布54によって破断予定部42が破断して開裂した後は、第2力布70が第1外側力布54による破断予定部42の開裂動作を引き継いで第2縫合糸40をシートバック下方側へ向けて切るきっかけを与えていく。従って、サイドエアバッグ18が膨張展開途中で破断予定部42を裂ききれなくなるといった事態は生じず、図4(B)に示されるように、サイドエアバッグ18の下部18Bは円滑に破断予定部42を区間A(図3参照)の下端まで引き裂き、サイドエアバッグ18はサイドドアの内側に車両前方側へ向けて膨張展開される。その結果、側面衝突時に乗員の胸部及び腰部に入力される二次衝突荷重の量を軽減(緩和)することができる。
つまり、本実施形態によれば、破断予定部42の第2縫合糸40を切断するきっかけを二段階に与えることができる。補足すると、第1段階のきっかけは開裂起点を設けるためのものであり、第2段階のきっかけは開裂起点からサイドエアバッグ18を展開させたい方向へ開裂動作を連鎖的に誘発させるためのものである。
以上の結果、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート10では、サイドエアバッグ18が乗員の胸部だけでなく腰部をもカバーする大型のものであったとしても、破断予定部42の開裂動作を円滑かつ迅速に行わせることができる。その結果、本実施形態によれば、乗員の胸部から腰部までを広範囲にカバーする略達磨形状のサイドエアバッグ18を短時間で完全展開させることができる。
また、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート10によれば、インフレータ72を略円筒形状に形成すると共に長手方向の一端部にガス噴出部74を設け、当該インフレータ72を略車両上下方向を長手方向としてシートバック14のドア側サイド部14B内に配設し、更にガス噴出部74を第1内側力布52の先端部52C及び第1外側力布54の先端部54Cに対向して配置させ、インフレータ72のガス噴出部74と反対側に第2力布70を配置したので、ガス噴出部74に近い位置にある第1外側力布54及び第1内側力布52側に迅速にバッグ膨張圧を作用させることができ、その後に(タイミングをずらして)ガス噴出部74から遠い位置にある第2力布70にバッグ膨張圧を作用させることができる。その結果、本実施形態によれば、短い方の第1内側力布52及び第1外側力布54に対する要求特性と長い方の第2力布70に対する要求特性を「インフレータ72の配置」という簡単な構成で実現させることができる。
さらに、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート10では、第1外側力布54の先端部54Cの位置と第2力布70の自由端である先端部70Cの位置とを、インフレータ72から噴出されるガスの主流方向との関係において決めたので、即ちインフレータ72から噴出されたガスの主流方向側(図4(B)の矢印P方向側)に第1内側力布52及び第1外側力布54を配置し、ガスがサイドエアバッグ18の上部18Aの基布内側面に当接して車両下方側へ方向転換した側(図4(B)の矢印Q方向側)に第2力布70の先端部70Cを配置したので、第1内側力布52、第1外側力布54の先端部52C、54Cに迅速にバッグ膨張圧を作用させることができる。従って、破断予定部42における第1内側力布52の先端部52Cと第1外側力布54の先端部54Cとの縫合部位を極めて迅速に開裂させることができる。さらにその後、方向転換後のガスの主流の下流側に第2力布70の自由端である先端部70Cを配置したので、サイドエアバッグ18を展開させたい方向に第2力布70の先端部70Cによる開裂動作を効率良く進行させることができる。その結果、本実施形態によれば、大型化されたサイドエアバッグ18の展開形状が如何様であっても迅速に膨張展開させることができる。
〔第1実施形態のバリエーション〕
次に、図5及び図6を用いて、上述した第1実施形態のバリエーションについて説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図5(B)に示される例では、ガス噴出部74が下方側となるようにインフレータ72が配置されている。これに対応して、短い方の第1内側力布52、第1外側力布54がシート下方側に配置され、長い方の第2力布70がシート上方側に配置されている。なお、図5(A)は、上述した第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを対比用に図示したものであるが、サイドエアバッグは略達磨形状ではなく簡略化したものをサイドエアバッグ80として図示している。
この場合、図5(A)に示される第1実施形態タイプとガス噴出方向が上下逆向きになるため、インフレータ72のガス噴出部72から噴出されるガスの主流の方向は、最初はP方向(車両前方側)で、サイドエアバッグ80の基布に当接した後、R方向(車両上方側)へ変更される。従って、破断予定部42を下端から上端へ向けて開裂させて、サイドエアバッグ80を車両下方側から車両上方側へ膨張展開させていく必要がある場合(先に腰部を拘束してから胸部を拘束する設計の場合)に有効である。
図6(A)に示される例では、サイドエアバッグ82が胸部保護用とされている。その他の構成、特に第1内側力布52、第1外側力布54、第2力布70の配置は、前述した第1実施形態と同様である。
図6(B)に示される例では、サイドエアバッグ84がシートバック14の上端部よりも上方へ膨張する大型のエアバッグとされており、下部84Aが胸部保護用とされ、上部84Bが頭部保護用とされている。このサイドエアバッグ84内には、下部84Aと上部84Bとを隔成する位置に、中央部に両者を連通する連通孔86が形成された隔壁88が配設されている。その他の構成、特に第1内側力布52、第1外側力布54、第2力布70の配置は、上述した図5(B)に示される例と同様である。
この場合、隔壁88を形成したことで、胸部に対応するサイドエアバッグ84の下部84Aが先に膨張展開され、その後に下部84A内に供給されたガスが連通孔86を通って(図6(B)に矢印Sでこれを示す)、上部84Bを膨張展開させる。
〔第2実施形態〕
以下、図7を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートの第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7(A)に示されるように、この第2実施形態では、第2力布90が側面視で略Y字状に形成されている。さらに、二股に分かれた一方の分岐部90Aの長さは第1内側力布52、第1外側力布54よりも長いが、他方の分岐部90Bの長さよりも短くなっている。また、第1外側力布54の先端部54Cは、第2力布90の一方の分岐部90Aと他方の分岐部90Bとの中間に位置されている。
(作用・効果)
上記構成によれば、側面衝突時にインフレータ72が作動してガスが車両前方側へ向けて噴出されると、まず最初に第1内側力布52の先端部52C及び第1外側力布54の先端部54Cにバッグ膨張圧がかかり、破断予定部42(図7では図示省略。図2参照)における当該先端部52C、54Cが固定された部位が破断される。これにより、サイドエアバッグ92の一部がサイドドアの内側に車両前方側へ膨張展開される(サイドエアバッグ92がシートバック14のドア側サイド部14Bから出始める)。
その後、第1内側力布52、第1外側力布54よりも長い第2力布90の内、短い方の一方の分岐部90Aの弛みが伸びきり、当該短い方の一方の分岐部90Aに張力が発生する。これにより、第1内側力布52、第1外側力布54による破断予定部42の破断に続きかつ当該短い方の一方の分岐部90A側に位置する第2縫合糸40(図7では図示省略。図2参照)を切るきっかけが更に与えられて、当該短い方の一方の分岐部90A側(車両上方側)に開裂が進行する。
さらに、第2力布90の内、長い方の他方の分岐部90Bの弛みが伸びきると、当該長い方の他方の分岐部90Bに張力が発生する。これにより、第1内側力布52、第1外側力布54による破断予定部42の破断に続きかつ当該長い方の他方の分岐部90B側に位置する第2縫合糸40を切るきっかけが更に与えられて、当該長い方の他方の分岐部90B側(車両下方側)に開裂が進行する。
つまり、本実施形態によれば、破断予定部42の第2縫合糸40を切断するきっかけを三段階に与えることができる。その結果、サイドエアバッグ92が乗員の胸部だけでなく腰郎等をもカバーする大型のものであったとしても、破断予定部42の開裂動作をより一層円滑かつ迅速に行わせることができる。その結果、本実施形態によれば、乗員の胸部から腰部等までを広範囲にカバーするサイドエアバッグ92をより一層短時間で完全展開させることができる。
図7(B)に示される例は、インフレータ72を上下逆向きに配置した場合を示したものである。その関係で、この例では、第1内側力布52及び第1外側力布54が第2力布90の短い方の一方の分岐部90Aを横断するように配置されており、インフレータ72のガス噴出部74からの主流は最初に車両前方側(矢印P)へ向けられ、サイドエアバッグ92の基布の内側面に当接してから車両上方側(矢印R)へと方向転換されるようになっている。なお、図7(B)のサイドエアバッグ92の上部側にはガスの主流の流れを整流するための楕円柱形状の仕切り94が配設されているが、この仕切り94は必要に応じて設けられる。
〔上記実施形態の補足説明〕
以下、上記実施形態の補足説明を列挙する。
(1)上述した各実施形態では、第2力布70、90をシートサイド側表皮30及びフロントサイド表皮32の前者側のみに設定したが、これに限らず、後者側のみに設定してもよいし、双方に設定してもよい。双方に設定した場合、より確実な効果が得られる。
(2)上述した第1実施形態では、第2力布70の先端部70Cを第1外側力布54の先端部54Cに一部重ねて配置する構成を採ったが、これに限らず、第2力布70の先端部70Cを第1外側力布54の先端部54Cに隣接して配置してもよいし、第2力布70の先端部70Cを第1外側力布54の先端部54Cに近接して(即ち、若干離間させて)配置してもよい。要は、第1外側力布54による破断予定部42の破断を起点として、サイドエアバッグ18を膨張展開させたい方向に開裂動作を誘発する効果が得られる範囲に第2力布70の先端部70Cが設定されていればよい。
第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートのシートバックをシート側方から見て示す要部拡大側面図である。 図1に示されるシートバックをサイドエアバッグ装置の配設部位で切断した要部拡大平断面図(図1の2−2線断面図)である。 第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートをサイドエアバッグ展開状態で示す全体斜視図である。 図1に示されるサイドエアバッグの膨張展開過程を示す作動説明図である。 第1実施形態のバリエーションに係り、(A)は対比用に示したもので図1図示の第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを描いた要部拡大側面図であり、(B)はインフレータの配置を上下逆向きにした構成を示す要部拡大側面図である。 第1実施形態のバリエーションに係り、(A)はサイドエアバッグを胸部保護用の従来タイプにした場合の例を示す要部拡大側面図であり、(B)はサイドエアバッグを胸部及び頭部保護用のエアバッグとした場合の例を示す要部拡大側面図である。 第2実施形態に係り、(A)はインフレータの配置を第1実施形態の場合と同様にした例を示す要部拡大側面図であり、(B)はインフレータの配置を上下逆向きにした例を示す要部拡大側面図である。
符号の説明
10 車両用シート
14 シートバック
14B ドア側サイド部
18 サイドエアバッグ
20 サイドエアバッグ装置
22 シートバックフレーム側部
30 シートサイド側表皮
30A 前端部(端末部)
32 フロントサイド表皮(フロント側表皮)
32B 外端部(端末部)
40 第2縫合糸
42 破断予定部
52 第1内側力布(第1力布)
52A 基端部(固定端)
52C 先端部(自由端)
54 第1外側力布(第1力布)
54A 基端部(固定端)
54C 先端部(自由端)
70 第2力布
70A 基端部(固定端)
70B 中間部(弛み)
70C 先端部(自由端)
72 インフレータ(ガス発生手段)
74 ガス噴出部
80 サイドエアバッグ
82 サイドエアバッグ
84 サイドエアバッグ
90 第2力布
90A 一方の分岐部
90B 他方の分岐部
92 サイドエアバッグ

Claims (4)

  1. シートバックのドア側サイド部に内設され、作動することによりガスを発生するガス発生手段及びこのガス発生手段から発生したガスによって膨張展開するサイドエアバッグを含んで構成されたサイドエアバッグ装置と、
    シートバックのドア側サイド部を覆い、バッグ展開方向側に位置するフロント側表皮及びサイド側表皮並びに両者の端末部同士を所定値以上の荷重入力により破断する縫合糸で縫合した破断予定部を含んで構成されたシートバック表皮と、
    シートバックフレーム側に固定端を有し、フロント側表皮及びサイド側表皮の内側面に沿ってそれぞれ延在されて破断予定部に自由端が固定された第1力布と、
    シートバックフレーム側に固定端を有し、フロント側表皮及びサイド側表皮の少なくとも一方の内側面に沿って延在されて破断予定部における第1力布の自由端との固定部位に対しシートバック高さ方向に隣接又は近接する位置若しくは一部重なった位置にて自由端が固定された第2力布と、
    を有し、
    さらに、前記第2力布は前記第1力布よりも長く設定されて弛みを有することを特徴とするサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  2. 前記ガス発生手段は、略車両上下方向を長手方向として配置されると共に長手方向の一端部にガス噴出口を有し
    前記第1力布の自由端は当該ガス発生手段のガス噴出口配置側に配置されていると共に、前記第2力布の自由端は当該ガス発生手段のガス噴出口配置側と反対側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  3. 前記第1力布の自由端は、前記ガス発生手段から噴出されるガスの主流が噴出される方向に位置されており、
    前記第2力布の自由端は、当該ガス発生手段から噴出されるガスの主流がサイドエアバッグ内にて方向転換されたガスの主流の下流側にずらした位置にて連結されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  4. 前記第2力布の自由端は、シートバック高さ方向に分岐した略Y字状に形成されており、
    当該第2力布の二股に分かれた分岐部間に前記第1力布の自由端が配置されており、かつ二股に分かれた一方と他方とで長さが異なる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
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