[go: up one dir, main page]

JP2008036341A - ミシン - Google Patents

ミシン Download PDF

Info

Publication number
JP2008036341A
JP2008036341A JP2006218233A JP2006218233A JP2008036341A JP 2008036341 A JP2008036341 A JP 2008036341A JP 2006218233 A JP2006218233 A JP 2006218233A JP 2006218233 A JP2006218233 A JP 2006218233A JP 2008036341 A JP2008036341 A JP 2008036341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
yarn
sewing machine
looper
air blowing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006218233A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Sadasue
数也 貞末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2006218233A priority Critical patent/JP2008036341A/ja
Priority to TW096129393A priority patent/TW200825235A/zh
Priority to US11/889,119 priority patent/US20080308027A1/en
Priority to CNA2007101363977A priority patent/CN101122072A/zh
Publication of JP2008036341A publication Critical patent/JP2008036341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B1/00General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both
    • D05B1/08General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making multi-thread seams
    • D05B1/12Lock-stitch seams
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/08Loop takers, e.g. loopers for lock-stitch sewing machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B63/00Devices associated with the loop-taker thread, e.g. for tensioning
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B87/00Needle- or looper- threading devices
    • D05B87/02Needle- or looper- threading devices with mechanical means for moving thread through needle or looper eye

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】ルーパ糸の糸替えを容易とする
【解決手段】下ルーパ21に揺動可能に取り付けられ糸道管110を支持する糸案内レバー121の下端部と、糸道管110の糸挿入口111に対向して離接移動自在に設けられ該糸挿入口111にエアーを吹き付けるエアー吹き付けユニット130とを連結部材161で連結することにより両者が連動する。すなわち、操作レバー4を操作することで、糸排出口112が下ルーパ21の糸穴21bに合致する糸通し位置に配置される際にはエアーノズル132の吐出口132aが糸挿入口111に近接する吹き付け位置に配置され、糸道管110が退避位置に移動した際にはエアーノズル132が待機位置に移動される。これにより、下ルーパ21への糸通しを従来よりも容易とすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミシンに関し、特に、ルーパに糸を通す糸通し装置を備えたミシンに関する。
従来から、例えば、縁かがりオーバーロックミシンや二重環縫いミシン等において、加圧されたエアーを利用してルーパに糸を通す糸通し装置を具備するミシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかるミシンにおける糸通し装置は、図11〜図13に示すように、針の上下動に同期して進退することで針糸のループに挿入される延出部510aを有する下ルーパ510を備えた下ルーパ駆動機構500と、一端を糸挿入口521とし、他端を糸排出口522とし、内部に糸を挿通可能な糸経路を有する糸道管520と、糸排出口522がルーパ510の糸穴510bに合致する糸通し位置とこの糸通し位置から離れた退避位置との間を移動するように糸道管520を移動させる糸案内レバー530と、糸挿入口521に対向配置され当該糸挿入口521にエアーを吹き付けるエアー吹き付けユニット540と、エアー吹き付けユニット540にエアーを供給するエアーポンプ550とを備えている。
そして、下ルーパ510の糸穴510bに糸(以下、下ルーパ糸Tという)を通す際には、糸道管520の他端である糸排出口522を下ルーパ510の糸穴510bに合致させた後、糸道管520の一端である糸挿入口521に加圧されたエアーを吹き付けて下ルーパ510の糸穴510bに下ルーパ糸が挿通されるようになっている。
特開2005−318932号公報
ところで、上記特許文献1に開示される糸通し装置を有するミシンにあっては、下ルーパ510の糸替えをする際には、まず、はずみ車507及びミシン機枠Mに設けられた表示m1、m2を合致させて下ルーパ510を糸通し位置に配置し、次いで、糸案内レバー530を矢印A方向(図12参照)に移動して糸道管520の糸排出口522と下ルーパ510の糸穴510bとを合致させる(図13参照)。そして、エアー吹き付けユニット540の操作レバー4を図11に示す矢印C方向に移動してエアーノズル541の吹出口541aが糸挿入口521に対向配置されるように接近させた後、エアーポンプ550を操作して圧縮エアーを吹き付けて下ルーパ糸を通していた。また、下ルーパ糸Tを通した後は、まず、操作レバー4を図11に示す矢印D方向に移動した後、糸案内レバー530を図13に示す矢印B方向に移動させる必要があった。このため、下ルーパ510の糸替えをする際の操作部位が多く糸替えが面倒であるという問題があった。また、その操作に手順があるため操作に手間がかかるという問題があった。
本発明は、ルーパ糸の糸替えを容易とすることをその目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、針の上下動に同期して進退することで針糸のループに挿入される先端に糸穴を形成したルーパを備えたルーパ駆動機構と、一端を糸挿入口とし、他端を糸排出口とし、内部に糸を挿通可能な糸経路を有する糸道管と、前記糸排出口が前記ルーパの糸穴に合致する糸通し位置とこの糸通し位置から離れた退避位置との間で移動するように前記糸道管を移動させる糸道管移動手段と、前記糸挿入口に対向配置され該糸挿入口にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記エアー吹き付け手段にエアーを供給するエアー供給手段と、前記糸挿入口に近接する吹き付け位置とこの吹き付け位置から離れた待機位置との間で移動するように前記エアー吹き付け手段を移動させるエアー吹き付け移動手段と、前記糸道管が前記糸通し位置に配置される際に前記エアー吹き付け手段を吹き付け位置に配置するように前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け移動手段とを連動させる連動手段とを備えることを特徴とするミシンである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記連動手段は、前記糸道管移動手段を駆動する第一アクチュエータと、前記エアー吹き付け移動手段を駆動する第二アクチュエータと、前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け移動手段の動作方向が互いに一致するように前記第一及び第二アクチュエータを駆動する連動制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記連動手段は、前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け手段とを連結する連結部材を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記連動手段は、前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け手段の少なくとも一方を駆動するアクチュエータを備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2又は請求項4記載の発明において、前記ルーパは、主軸と連動するルーパ軸を介してミシンモータにより動力が付与され、前記ルーパに糸を通す糸通し動作の開始を入力する入力手段と、ミシンモータによって回転する主軸が所定の回転角度に位置することを検出する主軸角度検出手段と、前記入力手段から糸通し動作の開始が入力された際に、前記主軸角度検出手段の検出に基づき前記主軸を所定の回転角度で停止すると共に前記アクチュエータを駆動させて前記エアー吹き付け手段を吹き付け位置に配置する吹き付け制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか一項記載の発明において、前記ミシンモータの駆動に応じて前記糸道管を退避位置に配置する復帰手段を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、連動手段により、糸道管を糸通し位置に移動させることでエアー吹き付け手段が吹き付け位置に移動され、逆に、エアー吹き付け手段を吹き付け位置に移動させることで糸道管が糸通し位置に移動される。つまり、糸道管移動手段とエアー吹き付け移動手段の何れか一方を操作することで他方も同時に操作することができる。これにより、ルーパに糸を通す際の操作が従来よりも簡略化されるとともに操作手順が不要となるため糸通し操作が容易となる。また、その結果ミシンの操作性を向上することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、糸道管移動手段は第一アクチュエータによって駆動され、エアー吹き付け移動手段は第二アクチュエータにより駆動される。また、連動制御手段により、糸道管移動手段とエアー吹き付け移動手段は、互いの動作方向が一致するように駆動される。つまり、糸道管移動手段とエアー吹き付け移動手段とが電気的に連動する。従って、例えば、糸道管を糸通し位置に自動で配置することが可能となり、ルーパへの糸通し作業を容易に行うことができる。また、糸道管を退避位置に自動で配置することも可能となる。また、糸道管移動手段とエアー吹き付け移動手段とを機械的に直接連結することなく両者を連動させることができるため、ミシンにおける配置の自由度を向上することができる。
請求項3記載の発明によれば、連結部材により、糸道管移動手段とエアー吹き付け手段とが機械的に連結されて連動する。このため、簡易な構成で安価に請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、アクチュエータの駆動により糸道管移動手段とエアー吹き付け手段とを電気的に制御することができ、連結部材を介して両者の駆動を同時に制御することが可能となる。つまり、一つのアクチュエータと連結部材とを用いることにより、コストを抑制しつつ糸道管移動手段とエアー吹き付け手段とを電気的に制御することが可能となる。また、例えば、糸道管移動手段とエアー吹き付け手段が所定の位置に配置されていることを検出する検出手段を用いることにより、両者が所定の位置で自動的に停止するように制御することも可能となる。
請求項5記載の発明によれば、請求項2又は請求項4記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、吹き付け制御手段は、入力手段からルーパに糸を通す糸通し動作の開始が入力された際に、主軸角度検出手段の検出に基づき主軸を所定の回転角度で停止すると共に、アクチュエータを駆動してエアー吹き出し手段を吹き出し位置に配置する制御を行う。また、これによって糸道管が糸通し位置に配置される。従って、ルーパに糸を通す糸通し作業を容易に行うことができ、ミシンの操作性の向上を図ることができる。
なお、「所定の回転角度」とは、例えば、主軸と連動して揺動するルーパをその揺動の一端に配置する際の主軸角度などをいい、所望の回転角度に設定することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1から請求項5の何れか一項記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、復帰手段により、ミシンモータの駆動に応じて糸道管が退避位置に配置される。また、連動手段を介してエアー吹き付け手段が待機位置に配置される。これにより、例えば、ルーパに糸を通した後に、ユーザが糸道管を退避位置に復帰し忘れた場合であっても円滑に縫製動作に移行することができる。すなわち、ルーパに糸を通す糸通し作業において、ミシンのユーザは、ルーパに糸を通した後糸道管を糸通し位置から退避位置に復帰させる復帰動作を行う必要がなく、ルーパへの糸通し作業が容易となる。また、その結果として、ミシンの操作性の向上が図られる。
以下、図1〜図10に基づき本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。本実施形態では、ミシンとして縁かがりミシンを例に説明する。縁かがりミシンは、上下動を行う縫い針3と、被縫製物である布地の下側で縫い針3に通された縫い糸のループに下ルーパ糸Tを挿通させる下ルーパ21と、下ルーパ糸Tのループに上ルーパ糸を挿通させる上ルーパ11とを備えており、これら縫い針3、下ルーパ21及び上ルーパ11により順次糸を交絡させることで布地に縁かがり縫いを施すミシンである。
なお、以下の説明において、垂直上下方向をZ軸方向とし、水平面に設置した状態におけるミシン1のアーム部の長手方向(左右方向)をY軸方向とし、図示しない針板の板面に平行であってY軸方向に直交する前後方向をX軸方向とする。また、X軸方向とY軸方向とZ軸方向とは互いに直交するものとする。
(第一実施形態:全体構成)
図1は本発明の第一実施形態たるミシン1の全体構成を示した側面図である。
図1に示すように、ミシン(縁かがりミシン)1は、ミシンモータ5(図7及び図8参照)により縫い針3(針)を上下に駆動する図示しない針駆動機構と、縫い針3の上下動に同期して進退することで被縫製物である布地の下側で針糸T1,T2(図4参照)のループに挿入される延出部21aを有する下ルーパ21を備えた下ルーパ駆動機構20(ルーパ駆動機構)と、下ルーパ糸Tのループに上ルーパ糸を挿通させる上ルーパ11を備えた上ルーパ駆動機構10と、下ルーパ21の糸穴21bに糸を通すための糸通し装置100とを備えている。以下、各部を詳細に説明する。
(針駆動機構)
図示しない針駆動機構は、ミシンモータ5により回転する図示しない上軸と、回転錘及びクランクロッドにより上軸の回転運動を上下動に変換して針棒2に伝達する周知の伝達機構とを備えている。針棒2の下端には二本の縫い針3,3が保持されている。そして、ミシンモータ5の駆動により上軸が回転すると、伝達機構を介して針棒2に上下動が付与され、針棒2及び縫い針3が往復上下動を行う。
(上ルーパ駆動機構)
上ルーパ駆動機構10は、上ルーパ11と、該上ルーパ11を保持する上ルーパ保持体12と、上ルーパ保持体12を直進動作と二つの軸周りの回転動作とを可能に支持する支持部材13と、上ルーパ保持体12との連結点を二位置間で往復移動させる動作機構14とを備えている。上ルーパ保持体12は、丸棒体であり、その一端部(図1における上端部)において上ルーパ11を保持している。そして、上ルーパ11は、後述する下ルーパ21の移動軌跡の後方を通過して上ルーパ糸を挿通させると共に、その先端部を縫い針3,3の針落ち位置まで移動させて上ルーパ糸のループに縫い針3,3及び針糸T1,T2(図4参照)を挿通させる。
(下ルーパ駆動機構)
下ルーパ駆動機構20は、図示しない針板の下側に配置され、前後方向に沿ってミシン機枠Mに回転可能に支持されたルーパ軸たる下ルーパ駆動軸22と、ミシン主軸(主軸)たる下軸6から分岐すると共にその回転駆動力を往復回動駆動力に変換して下ルーパ駆動軸22に付与する図示しない伝達機構と、下ルーパ駆動軸22の先端部に固定装備されて揺動を行う下ルーパ保持アーム23と、その揺動端部に保持された下ルーパ21とを備えている。
下ルーパ駆動軸22は、下軸6と同期して往復回動を行うことで下ルーパ保持アーム23を揺動させる。これにより、下ルーパ21は、針板の下側で縫い針3、3の移動軌跡の近傍であってその後方を通過するように移動する。つまり、下ルーパ21は、下軸6と連動する下ルーパ駆動軸22を介してミシンモータ5により動力が付与されて駆動する。そして、下ルーパ21は、下降した縫い針3、3に挿通された針糸T1,T2のループを捕捉し、当該ループに下糸(以下、下ルーパ糸Tとする)のループを挿通させる。
また、図4及び図5に示すように、下ルーパ21の剣先すなわち延出部21aには、後述する糸道管110の糸排出口112から排出された下ルーパ糸Tを通す糸穴21bが形成されている。また、この糸穴21bから糸排出口112の退避位置に対向する箇所に向けてルーパ溝21cが形成されている。このルーパ溝21cは、糸排出口112から排出された下ルーパ糸Tが下ルーパ21と後述する糸案内レバー121との間に挟まって糸案内レバー121の回動が阻止されるのを防止するためのものである。
また、下軸6の一端にはミシン機枠Mの外側に位置するはずみ車7が固定されており、はずみ車7と下軸6とは一体に回転するようになっている。かかるはずみ車には表示m1が設けられており、当該表示m1がミシン機枠Mに設けられた表示m2と合致するとき、下ルーパ21がその揺動における一方の揺動端であって図1に示すような最右端位置に配置されるようになっている。
(糸通し装置)
次に、本実施形態における糸通し装置100について詳しく説明する。
糸通し装置100は、ミシン機枠Mに形成された糸溝17から導かれた下ルーパ糸Tを下ルーパ21の糸穴21bに通すためのものであり、針棒2の下方に設けられている。
かかる糸通し装置100は、図1〜図5に示すように、一端を糸挿入口111とし、他端を糸排出口112とし、内部に下ルーパ糸Tを挿通可能な糸経路を有する糸道管110と、糸排出口112が下ルーパ21の糸穴21bに合致する糸通し位置(図5参照)とこの糸通し位置から離れた退避位置(図4参照)との間を移動可能となるように、糸道管110を移動させる糸道管移動手段としての糸道管移動機構120と、糸挿入口111に対向配置され、当該糸挿入口111にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段としてのエアー吹き付けユニット130と、エアー吹き付けユニット130にエアーを供給するエアー供給手段としてのエアーポンプ140と、糸挿入口111に近接する吹き付け位置とこの吹き付け位置から離れた待機位置との間で移動するようにエアー吹き付けユニット130を移動させるエアー吹き付け移動手段としてのエアー吹き付け移動機構150と、糸道管110が糸通し位置に配置される際にエアー吹き付けユニット130を吹き付け位置に配置するように糸道管移動機構120とエアー吹き付け移動機構150とを連動させる連動手段としての連動機構160とを備えている。
(糸案内手段)
糸道管110は、図4及び図5に示すように、針棒2の下方に設けられた下ルーパ21が揺動する平面に対して並行に設けられている。この糸道管110は、二箇所で湾曲されて側面視略コ字状に形成された管状の部材である。この糸道管110は、図4に示すように、一端部が糸を挿入する糸挿入口111として機能し、該糸挿入口111は、その端部側に向かうにつれて拡径されている。これは、下ルーパ糸Tの挿入を容易にするためである。また、糸道管110は、図5に示すように、他端部が下ルーパ糸Tを排出する糸排出口112として機能し、該糸排出口112は、その端部が略直角に屈曲されている。つまり、糸道管110は、下ルーパ21の糸穴21bに下ルーパ糸Tを導くための糸案内手段として機能する。かかる糸道管110は、後述する糸道管移動機構120に接続されることにより、糸排出口112が下ルーパ21の糸穴21bに合致する糸通し位置(図2及び図5に示す位置)と、この糸通し位置から離れた退避位置(図1及び図4に示す位置)との間を移動可能となっている。
(糸道管移動手段)
糸道管移動機構120は、糸道管110を支持するとともに揺動により一端(上端)部が糸通し位置と退避位置との間を往復運動する糸案内レバー121と、糸案内レバー121を回動可能に支持する糸案内レバー台122と、糸案内レバー121の一端部と糸案内レバー台122とを連結し、糸案内レバー121を揺動させて糸排出口112の位置を糸通し位置と退避位置とに切り替える切り替えレバー123とを備えている。
糸案内レバー121は、長尺の板材から成形されており、一端部と他端部とが互いに反対方向に湾曲するように形成されている。糸案内レバー121は、ほぼ中央に長孔121aを有し、この長孔121aで糸案内レバー台122に回動自在に係止されている。糸案内レバー121の一端部(図1〜図5における上端部)には、糸道管110の他端部が表面側から裏面側に向けて貫通するように取り付けられており、糸排出口112として機能する。また、糸案内レバー121の中央部近傍では、糸道管110の糸挿入口111近傍が接着剤やハンダによって接着されている。また、糸案内レバー121の他端部には、切り替えレバー123と連結するための連結孔121bが形成されている。
糸案内レバー台122は、板材からなり、下ルーパ21を支持する下ルーパ保持アーム23に着脱自在に取り付けられている。なお、下ルーパ保持アーム23は、一端部で下ルーパ21を支持し、他端部で下ルーパ21を回動させる下ルーパ軸22に接続されている。すなわち、糸道管移動機構120は、下ルーパ21に対して着脱自在に取り付けられており、糸道管移動機構120に設けられている糸道管110も当然のことながら、下ルーパ21に対して着脱自在に取り付けられていることとなる。
糸案内レバー台122の一端部には、糸案内レバー121側に突出し、糸案内レバー121が回動する際の支点となる支点軸122aが形成されており、この支点軸122aが糸案内レバー121の長孔121aに係止されている。また、糸案内レバー台122の他端には、切り替えレバー123を回動可能に支持する回動軸122bが形成されている。
切り替えレバー123は、板材からなり、糸案内レバー121と糸案内レバー台122との間に設けられている。切り替えレバー123の一端には、回動軸122bを挿入するための挿入孔123aが形成されており、挿入孔123aに回動軸122bが挿入されることにより、切り替えレバー123は、回動軸122bに対して回動自在となっている。また、切り替えレバー123の他端には、糸案内レバー121と連結するための連結軸123bが形成されており、糸案内レバー121の連結孔121bに切り替えレバー123の連結軸123bを挿入することにより、切り替えレバー123が糸案内レバー121に対して回動自在に連結される。さらに、本実施形態における連結軸123bは、X軸方向すなわち図4及び図5における紙面手前側に突出しており、後述する連結部材161の連結溝161aに嵌合されるようになっている(図4及び図5参照)。
(エアー吹き付け手段)
エアー吹き付けユニット130には、糸挿入口111に近接する吹き付け位置(図2及び図5に示す位置)とこの吹き付け位置から離れた待機位置(図1及び図4に示す位置)との間で移動可能とされた基台131と、この基台131の移動方向に沿って取り付けられエアーを糸挿入口111に吹き付けるためのエアーノズル132とが設けられている。
基台131には、その下端においてX軸方向に突設された凸部131aと、Y軸方向に沿って形成された長孔131bとが設けられている。
かかるエアー吹き付けユニット130は、下ルーパ21の糸穴21bと糸排出口112とが合致するときに、糸挿入口111に対向配置されて該糸挿入口111にエアーを吹き付ける本実施形態のエアー吹き付け手段として機能する。
なお、糸通し装置100には、図1に示すように、一端がミシン機枠M外方に開口され、他端がエアーノズル132の吹出口132aの上方に開口するように、内部に糸を挿通可能な糸経路を有する糸導入手段としての糸溝17が設けられている。そして、ミシン機枠M外方に開口された一端から挿入され他端から引かれた下ルーパ糸Tが、エアー吹き付けユニット130によって加圧されたエアーを吹き付けられることにより糸挿入口111に挿入される。
(エアー供給手段)
エアーポンプ140は、伸縮自在な中空の蛇腹部141と、この蛇腹部141の一端部に接続され、蛇腹部141を圧縮するためのレバー部142とを備えている。蛇腹部141は、他端部がエアー管143を介してエアーノズル132に接続されている。
つまり、レバー部142を操作して蛇腹部141を圧縮することにより、蛇腹部141内のエアーはエアー管143を伝ってエアーノズル132に送られ、先端の吹出口132aから吹き出されるようになっている。
(エアー吹き付け移動手段)
エアー吹き付け移動機構150は、ミシン機枠Mに固定され基台131を支持する支持部材151と、糸挿入口111に近接する吹き付け位置とこの吹き付け位置から離れた待機位置との間で移動可能となるようにエアー吹き付けユニット130を移動させる操作レバー4とを備えている(図1参照)。
支持部材151は、X軸方向に突設されると共にY軸方向に並設された二つの凸部151a、151aを有し、該凸部151aが基台131の長孔131bと嵌合することで、エアー吹き付けユニット130をY軸方向に沿ってスライド移動自在に支持している。
操作レバー4は、基台131のほぼ中央部に固定されており、操作レバー4の移動に合わせて基台131もY軸方向に沿って移動するようになっている。この操作レバー4は、ミシン機枠Mに形成された溝8に移動可能に係止されており、ユーザは操作レバー4を操作することによりエアー吹き付けユニット130をY軸方向に沿って移動させることができるようになっている。
(連動機構)
ここで、本実施形態たるミシン1における連動機構160について、図面を参照しながら詳しく説明する。
連動機構160は、上述した糸道管移動機構120の糸案内レバー121とエアー吹き付けユニット130の基台131とを連結する連結部材161を備えている。
連結部材161は、図3に示すように、平面視にて略コ字状を呈する長方形の板材からなり、その長手方向がY軸方向に沿うようにベッド部内の下方に配置されている。この連結部材161には、長手方向の一端側と他端側にそれぞれY軸方向に沿う長孔161cが設けられている。長孔161cには、ミシン機枠Mにねじ止め固定された土台162の上面に突設された凸部162aが下方からそれぞれ嵌合されている。つまり、連結部材161は、長孔161c及び凸部162aを介して土台162に支持されることにより、ミシン機枠Mに対してY軸方向に沿ってスライド移動自在となっている。
連結部材161の一端(図3における左端)は上方に向けて折曲されており、上端が開口された略U字状の連結溝161aとなっている。また、連結部材161の他端(同右端)も上方に向けて折曲され、上下方向に沿って長尺な連結孔161bが設けられている。そして、ミシン1に組み込まれた状態において、連結溝161aには、糸案内レバー121と切り替えレバー123とを連結する連結軸123bが嵌合される。また、連結孔161bには、基台131の下端においてX軸方向に突設された凸部131aが嵌合される。つまり、連結部材161の一端側に連結された糸案内レバー121と他端側に連結された基台131とが、Y軸方向に沿う移動に関して互いに連動するようになっている。
かかる連結部材161は、そのY軸方向の両端に位置する連結溝161aと連結孔161b間の距離が、その一端に連結される糸道管移動機構120により糸道管110が糸通し位置(図5参照)に配置される際に、他端に連結されたエアー吹き出しユニット130のエアーノズル132の先端(吐出口132a)が吹き出し位置に配置される長さに設定されている。すなわち、連結部材161は、糸道管移動機構120の糸案内レバー121とエアー吹き出しユニット130の基台131とを機械的に連結する本実施形態における連結部材であり、糸道管110が糸通し位置に配置される際にエアー吹き付けユニット130を吹き付け位置に配置するように糸道管移動機構120とエアー吹き付けユニット130とを連動させる連動手段として機能する。
(ミシンの動作説明)
次に、本実施形態に係るミシン1の動作について説明する。
下ルーパ21の糸替えを行う際には、まず、はずみ車7を回転させて該はずみ車7の表示m1とミシン機枠Mの表示m2とを合致させて下ルーパ21をその揺動における最右端に移動させる。
図1に示すように、操作レバー4が最右端すなわち最後退位置に配置されている場合、糸案内レバー121の下端に連結されている連結部材161もまた図1における最右端に配置される。このため、糸案内レバー121が支点軸122aを中心にB方向(反時計回り方向)に回動されて糸道管110が退避位置に配置される(図4参照)。また、エアー吹き付けユニット130のエアーノズル132は、図1に示すように、その先端の吐出口132aが糸挿入口111から離れた待機位置に配置される。
次に、ユーザの操作により、操作レバー4を図1における最左端すなわち最前進位置に移動すると、連結部材161もまた図1における最左端に移動する。これにより、糸案内レバー121が支点軸122aを中心にA方向(時計周り方向)に回動されて糸道管110が糸通し位置に配置される(図5参照)。
そして、かかる糸通し位置においてエアーポンプ140を作動させると、エアーノズル132の先端の吐出口132aから加圧されたエアーが吐出され、糸挿入口111から糸道管110内に挿入された下ルーパ糸Tが糸排出口112から排出されて下ルーパ21の糸穴21bに挿通される。
下ルーパ21に下ルーパ糸Tが挿通された後は、操作レバー4を右側に移動することにより、糸道管110は退避位置に移動し、エアー吹き出しユニット130は待機位置に移動することとなる。
(第一実施形態の効果)
以上のように、第一実施形態に係るミシン1によれば、連結部材161により、糸道管110を糸通し位置に移動させることでエアー吹き付けユニット130を吹き付け位置に移動することができ、逆に、エアー吹き付けユニット130を吹き付け位置に移動させることで糸道管110を糸通し位置に移動することができる。つまり、操作レバー4を操作することで糸案内レバー121とエアー吹き付け移動手段の何れか一方を操作することで他方も同時に操作することができる。これにより、下ルーパ21に下ルーパ糸Tを通す際の操作が従来よりも簡略化されるとともに操作手順が不要となるため糸通し操作が容易となる。また、ミシン1の操作性を向上することができる。
(第二実施形態:全体構成)
次に、図6〜図9に基づき、本発明の第二実施形態について詳しく説明する。なお、第二実施形態において、上記第一実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、重複する記載は省略するものとする。
第二実施形態における連動機構260は、図6〜図8に示すように、該連動機構260を駆動するアクチュエータとしてのステッピングモータ270と、下軸6が所定の回転角度に位置することを検出する主軸角度検出手段としての主軸センサ280と、主軸センサ280の検出に基づきステッピングモータ270の駆動を制御する制御部50と、下ルーパ21に下ルーパ糸Tを通す糸通し動作の開始を入力する入力手段としての糸通しボタン290とを備えているという点において第一実施形態と異なっている。
(連動機構)
図6に示す連結部材261には、第一実施形態と同様に連結溝261a、連結孔261b及び長孔261cが設けられている他、Y軸方向と平行をなす端縁に、当該端縁に沿って直線状に配列された歯部すなわちラック261dが設けられている。
連結部材261の側方にはステッピングモータ270が配設されており、該ステッピングモータ270に取り付けられたピニオンギア271がラック261dと歯合する。
ステッピングモータ270は、ミシン機枠Mのベッド部内に固定されている。このステッピングモータ270は、制御部50と電気的に接続されており(図8参照)、該制御部50から出力される所定のパルス数に応じて回転することで、連結部材261に対してY軸方向に沿う往復直線運動を付与する。糸道管110を糸通し位置或いは退避位置に配置するための移動距離や必要なパルス数(所定のパルス数)は、予め後述する制御部50の記憶部であるROM52に記憶されている。なお、本実施形態では、当該ステッピングモータ270が連動機構260の駆動源として機能するため、第一実施形態における操作レバー4に相当する操作部は必ずしも必要としない。
また、図7に示すように、第二実施形態では、駆動ベルト9を介してミシンモータ5から回転力が付与されて回転する下軸6(主軸)の端部近傍に遮蔽版6aが固定されている。遮蔽板6aは、下軸6の外周つまり軸周りの一部にXZ平面と平行に取り付けられており、下軸6と一体回転可能に設けられている。
主軸センサ280は、ミシン機枠M内の上部に固定されている。本実施形態における主軸センサ280は、発光部と受光部とを有するフォトセンサであり、下軸6と共に回転する遮蔽板6aがこれら発光部と受光部との間に配置されることで下軸6が所定の回転角度に位置することを検出することができるようになっている。
(操作パネル)
また、ミシン1には、ユーザによる操作入力を行うための操作パネル60が設けられており、操作パネル60に入力された各種データや操作信号は、後述する制御部50に出力される。操作パネル60は、液晶表示パネル(図示略)とその液晶表示パネルの表示画面上に設けられたタッチパネル(図示略)とを備えて構成されており、液晶表示パネルに表示される各種操作キー等をタッチ操作することにより、タッチパネルがタッチ指示された位置を検出し、検出した位置に応じた操作信号を後述する制御部50に出力するようになっている。
さらに、本実施形態における操作パネル60は、下ルーパ21に下ルーパ糸Tを通す糸通し動作の開始を入力する入力手段としての糸通しボタン290と、その糸通し後にエアー吹き付けユニット230を待機位置に移動させると共に糸道管110を退避位置に移動させる退避動作の開始を入力するための退避ボタン291とを備えている。
そして、これら糸通しボタン290及び退避ボタン291がユーザによって押下されると、各ボタンが押下された旨の信号が制御部50に出力され、制御部50が後述する種々の制御を行う。
(ミシンの制御系)
次に、図8に基づき制御部50の構成について説明する。
図8に示すように、制御部50には、ミシンモータ5やステッピングモータ270等の駆動源と、主軸センサ280等のセンサやミシン起動ペダル15及び操作パネル60などが接続されている。なお、図8は本実施形態に必要な構成のみ示したもので、制御部50は、その他の駆動源、センサ等も有する。
かかる制御部50は、マイコンであるMPU(Micro Processor Unit)51と、ROM(Read Only Memory)52と、RAM(Random Access Memory)53と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)54と、を備えている。
ROM52には、縁かがりミシン1の制御プログラムが格納されている。特に、本実施形態におけるROM52には、エアー吹き付けユニット230を待機位置から吹き付け位置まで移動するために必要なパルス数や、逆に、エアー吹き付けユニット230を吹き付け位置から待機位置まで移動するために必要なパルス数に関するデータが記憶されている。RAM53は、MPU51にワークエリアを提供するメモリである。EEPROM54には、縫製に係る各種データがバックアップされる。そして、MPU51は、ROM52に格納された制御プログラムに従って処理を行う。
さらに、本実施形態における制御部50は、糸通しボタン290から糸通し動作の開始が入力された際に、主軸センサ280の検出に基づき下軸6を所定の回転角度で停止すると共にステッピングモータ270を駆動させてエアー吹き付けユニット230を吹き付け位置に配置する制御を行う。すなわち制御部50は、本発明の吹き付け制御手段として機能する。
具体的に、制御部50は、操作パネル60の糸通しボタン290が押下されると、主軸センサ280からの検出信号に基づき、下軸6と連動して揺動する下ルーパ21がその揺動の一端となる位置(図4及び図5に示す位置)に配置される角度(所定の回転角度)で下軸6を停止した後、ROM52に記憶されたデータに基づき、糸道管110を退避位置から糸通し位置まで移動するために必要な数のパルス信号を出力してステッピングモータ270を駆動する制御を行う。
また、制御部50は、操作パネル60の退避ボタン291が押下されると、ROM52に記憶されたデータに基づき、糸道管110を糸通し位置から退避位置に移動するために必要な数のパルス信号を出力してステッピングモータ270を駆動する制御を行う。
(ミシンの動作説明)
次に、図9に示すフローチャートに基づき第二実施形態たるミシン1の動作説明を行う。
まず、糸通しボタン290が押下されると(ステップS1)、操作パネル60から制御部50に該糸通しボタン290が押下された旨の信号が出力される。これに基づき、制御部50は、ミシンモータ5を駆動して(ステップS2)下軸6が所定の回転角度に位置するか否かの判断を行う(ステップS3)。
ここで、所定の回転角度とは、下軸6に対する遮蔽板6aの取り付け位置に応じて所望の回転角度に設定することが可能であり、本実施形態では、下軸6と連動する下ルーパ21が、図4及び図5に示すように、当該各図中における最右端すなわち縫い針3,3が上昇する際に形成される針糸T1,T2のループに延出部21aが挿通された状態となる位置であって、該下ルーパ21の揺動の一端に配置される際の下軸6の角度をいうものとする。
下軸6が上記所定の回転角度に配置されていない場合(ステップS3;No)、制御部50は、ミシンモータ5の駆動を継続したまま下軸6が所定の回転角度となるまで繰り返し判断を行う。そして、下軸6が所定の回転角度に位置することが検出された場合(ステップS3;Yes)、制御部50は、ミシンモータ5を停止(ステップS4)することで下ルーパ21を停止する。
次に、制御部50は、ステッピングモータ270を図6に示す矢印E方向に駆動(ステップS5)してエアーノズル132を吹き出し位置(図5参照)まで前進させる(ステップS6)。その際、連結部材261を介してエアー吹き出しユニット230と連動する糸案内レバー121が図5に示す矢印A方向に揺動されることにより、糸道管110が糸通し位置に配置される。ステッピングモータ270は、連結部材261を待機位置から吹き付け位置まで移動するための距離(移動距離)に対応するパルス数であって、予めROM52に記憶されている数のパルス信号を制御部50から出力されて駆動される。そして、当該所定のパルス数に応じた量だけ回転した後、ステッピングモータ270が停止する(ステップS7)。
ステップS7でステッピングモータ270が停止した後糸通しが行われ、退避ボタン291が押下されると(ステップS9)、制御部50は、ステッピングモータ270を図6に示す矢印F方向に駆動して(ステップS9)エアーノズル132を待機位置まで後退させる(ステップS10)。その際、連結部材261を介してエアー吹き付けユニット230と連動する糸案内レバー121が図4に示す矢印B方向に揺動されることにより、糸道管110が退避位置に配置される。そして、制御部50は、前進時と同様にステッピングモータ270を所定のパルス数に対応する量だけ回転した後停止して(ステップS11)処理を終了する。
(第二実施形態の効果)
第二実施形態たるミシン1によれば、ステッピングモータ270の駆動により糸道管110を支持する糸案内レバー121とエアー吹き付けユニット230とを電気的に制御することができると共に、連結部材261を介して両者の駆動を同時に制御することが可能となる。つまり、連結部材261と該連結部材261を駆動する一つのアクチュエータ(ステッピングモータ270)とを用いることにより、コストを抑制しつつ糸案内レバー121とエアー吹き付けユニット230と同時に駆動する制御を行うことができる。従って、従来よりも糸通し動作を容易に行うことができ、ミシン1の操作性が向上する。
(その他)
なお、図10に示すように、ミシンモータ5の駆動に応じて糸道管110を退避位置に配置する復帰手段としての案内部材167をミシン機枠Mのベッド部内に固定して設けることとしてもよい。これにより、ミシンモータ5が駆動して下軸6及び下ルーパ駆動軸22を介して下ルーパ21が揺動を開始すると、該下ルーパ21の中央部に回動自在に支持されている糸案内レバー121もまた下ルーパ21と共に揺動される。そして、糸案内レバー121の凸部121eが案内部材167の傾斜部167aに当接されると、当該傾斜部167aに沿って退避位置に案内される。つまり、ミシンモータ5の駆動に応じて糸道管110を退避位置に移動することができる。従って、例えば、下ルーパ21に下ルーパ糸Tを通した後に、ユーザが糸道管110を退避位置に復帰し忘れた場合であっても円滑に縫製動作に移行することができる。すなわち、下ルーパ21に下ルーパ糸Tを通す糸通し作業において、ミシン1のユーザは、下ルーパ21に下ルーパ糸Tを通した後糸道管110を糸通し位置から退避位置に復帰させる復帰動作を行う必要がなく、糸通し作業が容易となる。
また、第二実施形態では、連結部材261の端縁にラック261dを設けることで、連結部材261を直接ステッピングモータ270で駆動することとしたが、例えば、基台231や糸案内レバー121の少なくとも一方をステッピングモータ270で駆動する構成とし、連結部材261を介して基台231及び糸案内レバー121を連動させるようにしてもよい。また、アクチュエータはステッピングモータのみならず、例えば、ソレノイドであってもよい。
また、連動手段として、糸案内レバー121を揺動するための第一アクチュエータとしての第一ステッピングモータ(図示略)と、エアー吹き付けユニット130を駆動する第二アクチュエータとしての第二ステッピングモータ(図示略)とを設け、両ステッピングモータを制御部50により制御することで糸案内レバー121とエアー吹き付けユニット130とを電気的に連動させる構成としてもよい。
また、連結部材161とその両端に連結される糸案内レバー121或いは基台131との連結部に、回転比率の異なるギアや、長さの異なるリンクを用いることで、操作レバー4のY軸方向に沿う移動距離とそれに応じて移動するエアー吹き出しユニット130の移動距離を所望に変更することも可能である。
本発明の第一実施形態たるミシンの全体構成を示す側面図である。 図1中に示すI部の拡大図であり、糸案内レバーが糸通し位置に、エアーノズルが吹き出し位置に移動した状態を示す。 本発明の第一実施形態における連動機構を示す分解斜視図である。 本発明の第一実施形態における糸案内レバーとエアー吹き付けユニットとの連結構造(退避位置)を示す概略図である。 本発明の第一実施形態における糸案内レバーとエアー吹き付けユニットとの連結構造(糸通し位置)を示す概略図である。 本発明の第二実施形態における連動機構を示す分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るミシンにおける主軸角度検出センサを示す概略図である。 本発明の第二実施形態における制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第二実施形態に係るミシンの動作を示すフローチャートである。 本発明を適用したその他の例を示し、糸通し装置に復帰手段を設けた例を示す概略図である。 従来のミシンの構成を示す概略側面図である。 従来のミシンにおける糸通し装置(退避位置)を示す側面図である。 従来のミシンにおける糸通し装置(糸通し位置)を示す側面図である。
符号の説明
1 ミシン(縁かがりミシン)
2 針棒
3 縫い針
4 操作レバー(エアー吹き付け移動手段)
5 ミシンモータ
6 下軸(ミシン主軸)
7 はずみ車
8 溝
9 駆動ベルト
10 上ルーパ駆動機構(ルーパ駆動機構)
11 上ルーパ
12 上ルーパ保持体
13 支持部材
14 動作機構
15 ミシン起動ペダル
17 糸溝
20 下ルーパ駆動機構(ルーパ駆動機構)
21 下ルーパ(ルーパ)
21a 延出部
21b 糸穴
21c ルーパ溝
22 下ルーパ駆動軸
23 下ルーパ保持アーム
50 制御部
60 操作パネル
100 糸通し装置
110 糸道管
111 糸挿入口
112 糸排出口
120 移動機構(糸道管移動手段)
121 糸案内レバー
121a 長孔
121b 連結孔
121d 鉤状部(糸寄せ部)
122 糸案内レバー台
122a 支点軸
122b 回動軸
123 切り替えレバー
123a 挿入孔
123b 連結軸
130,230 エアー吹き付けユニット(エアー吹き付け手段)
131,231 基台
132 エアーノズル
140 エアーポンプ(エアー供給手段)
150 エアー吹き付け移動機構(エアー吹き付け移動手段)
160,260 連動機構(連動手段)
161,261 連結部材
161a,261a 連結溝
161b,261b 連結孔
161c,261c 長孔
162 土台
163 支持部材
167 案内部材(復帰手段)
261d ラック
270 ステッピングモータ(アクチュエータ)
271 ピニオン
280 主軸センサ(主軸角度検出手段)
290 糸通しボタン(入力手段)
291 退避ボタン
M ミシン機枠
T 下ルーパ糸

Claims (6)

  1. 針の上下動に同期して進退することで針糸のループに挿入される先端に糸穴を形成したルーパを備えたルーパ駆動機構と、
    一端を糸挿入口とし、他端を糸排出口とし、内部に糸を挿通可能な糸経路を有する糸道管と、
    前記糸排出口が前記ルーパの糸穴に合致する糸通し位置とこの糸通し位置から離れた退避位置との間で移動するように前記糸道管を移動させる糸道管移動手段と、
    前記糸挿入口に対向配置され該糸挿入口にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記エアー吹き付け手段にエアーを供給するエアー供給手段と、
    前記糸挿入口に近接する吹き付け位置とこの吹き付け位置から離れた待機位置との間で移動するように前記エアー吹き付け手段を移動させるエアー吹き付け移動手段と、
    前記糸道管が前記糸通し位置に配置される際に前記エアー吹き付け手段を吹き付け位置に配置するように前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け移動手段とを連動させる連動手段とを備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記連動手段は、前記糸道管移動手段を駆動する第一アクチュエータと、前記エアー吹き付け移動手段を駆動する第二アクチュエータと、前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け移動手段の動作方向が互いに一致するように前記第一及び第二アクチュエータを駆動する連動制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記連動手段は、前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け手段とを連結する連結部材を備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  4. 前記連動手段は、前記糸道管移動手段と前記エアー吹き付け手段の少なくとも一方を駆動するアクチュエータを備えることを特徴とする請求項3記載のミシン。
  5. 前記ルーパは、主軸と連動するルーパ軸を介してミシンモータにより動力が付与され、
    前記ルーパに糸を通す糸通し動作の開始を入力する入力手段と、
    ミシンモータによって回転する主軸が所定の回転角度に位置することを検出する主軸角度検出手段と、
    前記入力手段から糸通し動作の開始が入力された際に、前記主軸角度検出手段の検出に基づき前記主軸を所定の回転角度で停止すると共に前記アクチュエータを駆動させて前記エアー吹き付け手段を吹き付け位置に配置する吹き付け制御手段とを備えることを特徴とする請求項2又は請求項4記載のミシン。
  6. 前記ミシンモータの駆動に応じて前記糸道管を退避位置に配置する復帰手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項記載のミシン。
JP2006218233A 2006-08-10 2006-08-10 ミシン Pending JP2008036341A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006218233A JP2008036341A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 ミシン
TW096129393A TW200825235A (en) 2006-08-10 2007-08-09 Sewing machine
US11/889,119 US20080308027A1 (en) 2006-08-10 2007-08-09 Sewing machine
CNA2007101363977A CN101122072A (zh) 2006-08-10 2007-08-10 缝纫机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006218233A JP2008036341A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 ミシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008036341A true JP2008036341A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39084563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006218233A Pending JP2008036341A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 ミシン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080308027A1 (ja)
JP (1) JP2008036341A (ja)
CN (1) CN101122072A (ja)
TW (1) TW200825235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138163A1 (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社鈴木製作所 ミシンの糸通し装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5935073B2 (ja) * 2011-06-16 2016-06-15 株式会社鈴木製作所 ミシンの気体搬送糸通し装置
JP5974214B2 (ja) * 2011-09-20 2016-08-23 株式会社鈴木製作所 ミシンの気体搬送糸通し装置
CN104082910B (zh) * 2014-06-16 2016-06-08 武汉纺织大学 全自动无纺布鞋套锁边机
DE102015207993A1 (de) * 2015-04-30 2016-11-03 Dürkopp Adler AG Nähmaschine
CN108729051B (zh) * 2018-08-16 2023-12-26 广东溢达纺织有限公司 换线穿线机构及其方法
TWI856335B (zh) * 2022-01-18 2024-09-21 麗特絲股份有限公司 縫紉機及車縫方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2865470B2 (ja) * 1992-02-24 1999-03-08 株式会社鈴木製作所 ミシンの糸通し装置
US5301622A (en) * 1992-03-02 1994-04-12 Suzuki Manufacturing, Ltd. Looper for sewing machine
US6880472B2 (en) * 2002-12-17 2005-04-19 Juki Corporation Looper threading apparatus for sewing machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138163A1 (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社鈴木製作所 ミシンの糸通し装置
CN107849769A (zh) * 2016-02-10 2018-03-27 株式会社铃木制作所 缝纫机的穿线装置
US10472754B2 (en) 2016-02-10 2019-11-12 Suzuki Manufacturing, Ltd. Sewing machine threading device

Also Published As

Publication number Publication date
TW200825235A (en) 2008-06-16
CN101122072A (zh) 2008-02-13
US20080308027A1 (en) 2008-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102080307A (zh) 上下进给缝纫机
CN101122072A (zh) 缝纫机
JP2006102396A (ja) ミシン
JP2008119361A (ja) ミシン
US8220402B2 (en) Sewing machine and computer readable medium storing a fastening stitch processing program
JP4722510B2 (ja) ミシン
JP2009011544A (ja) ミシン
JP4665619B2 (ja) ジグザグミシン
JP2009125247A (ja) ミシン
JP2016119933A (ja) ミシン
JP2007282978A (ja) 穴かがり縫いミシン
JP3940588B2 (ja) 穴かがりミシンの下糸切断装置
JP3868805B2 (ja) 根巻きボタン付けミシン
JP2008036218A (ja) ミシン
JP2009165737A (ja) ミシンの糸通し装置及びミシン
JP5059367B2 (ja) ミシンの糸切断装置
JP4800063B2 (ja) ミシン
JP4920904B2 (ja) ミシン
JP4603930B2 (ja) 布保持具
JP4707354B2 (ja) ボタン付けミシン
JP4634100B2 (ja) ボタン付けミシン
JP4862322B2 (ja) 鳩目穴かがり縫いミシンの芯糸供給装置
JP2005143634A (ja) 縫製装置
JP3811931B2 (ja) 糸調子開放機能付きミシン
JP4800072B2 (ja) 根巻きボタン付けミシン及びボタン付け方法