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JP2008035319A - 多値変調受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長分散と偏波モード分散に対し、適応的、高精度に分散補償を行う。
【解決手段】等化フィルタ12−1〜12−nは、フィルタの重みである少なくとも1つの可変パラメータを有し、平均化可変パラメータ設定値(W0、W1、・・・、WN)にもとづき1チャネル分のチャネル信号の波形等化処理を行う。信号品質モニタ部14−1〜14−nは、フィルタ出力信号の信号品質をモニタする。可変パラメータ設定値算出部15−1〜15−nは、信号品質から可変パラメータとして設定すべき可変パラメータ設定値を算出する。可変パラメータ平均化処理部17は、各チャネル系列で算出された可変パラメータ設定値を平均化し、平均化可変パラメータ設定値(W0、W1、・・・、WN)を生成して等化フィルタ12−1〜12−nへ送信し、nチャネルの等化フィルタ12−1〜12−nに対して同じ重みを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は多値変調受信装置に関し、特に多値変調された光信号の受信処理を行う多値変調受信装置に関する。
近年、光伝送の長距離化、大容量化が進むにつれて、光ファイバで発生する波長分散を補償する分散補償技術が必須となってきている。10Gbit/sec程度の光伝送システムでは、伝送路上に一定間隔で配置される光増幅中継器に、分散補償ファイバ(DCF:Dispersion Compensating Fiber)を配置して分散補償する方法が一般的に行われている。
10Gbit/secの光伝送システムならば、DCFを配置する分散補償方法により、温度変動及び経時変動に伴って変化する波長分散に対しても、BER(Bit Error Rate:誤り率)は許容範囲に収まることが多い。
ところが、より高速の変調を行って10Gbit/secを超える、例えば、40Gbit/sec以上の高速光伝送を行おうとすると、10Gbit/secの光伝送システムと比べて、波長分散の影響はさらに厳しくなり、また、10Gbit/sec伝送のときは、あまり問題視されなかった偏波モード分散の影響も大きく現れてくる。
具体的には、波長分散の影響は、伝送速度の自乗に比例して厳しくなるので、40Gbit/secでの波長分散の許容範囲は、10Gbit/secの場合の1/16(例えば約40ps/nm程度以下)と非常に小さくなる。また、偏波モード分散の影響は、伝送速度に比例して厳しくなるので、偏波モード分散の許容範囲は、10Gbit/secの場合の1/4と小さくなる。
このため、40Gbit/secの高速光伝送システムでは、さらに高精度の分散補償技術が必要であり、波長分散や偏波モード分散によって生じる波形劣化をいかに抑制するかが重要な課題になっている。
ここで、波長分散とは、光信号の伝搬時間が、光信号中の異なる波長成分に対して一定でない現象のことである。波長分散は、波長が1nm異なる2つの単色光を1km伝搬させたときの伝搬時間差として表される。
また、偏波モード分散とは、光ファイバ等で構成される伝送路が有する微小な複屈折によって2つの直交する偏波状態間での伝搬定数が異なる現象である。例えば光ファイバの場合、コアの断面が真円であれば、偏波モード分散は生じないのだが、現実の光ファイバでは、わずかな楕円率や、非対称な応力によって複屈折が生じることになる。なお、偏波モード分散には、1次偏波モード分散と高次偏波モード分散がある。
複屈折を有する伝送路では、屈折率が入射偏光によって少しずつ異なり、光ファイバ伝送路には、遅い軸(slow axis:屈折率が大きく光が遅い速度で通過する光路)と速い軸(fast axis:屈折率が小さく光が速い速度で通過する光路)が等価的に存在することになる。この遅い軸と早い軸の間の伝搬時間差が、1次偏波モード分散と呼ばれる。1次偏波モード分散によって光信号に発生する波形ひずみの量は、遅い軸または速い軸のどちら側に、光がどのくらいの比率で入るかにも依存する。
また、長距離の光ファイバ伝送路では、遅い軸と速い軸の両軸は、直線状に存在するのではなく、固有の遅い軸・速い軸とを有するある区間と、また固有の遅い軸・速い軸を有する別の区間とが互いに傾きをもって接続されているようにモデル化され、このような複数の区間が多数接続されて遅い軸と速い軸が伝送路上に存在していることになる。
このような状態では、光波長が異なるチャネルに対しては、チャネル毎に遅い軸と速い軸が変わってきたり、または1つの波長チャネルでも変調スペクトルの中で高周波数成分、低周波数成分があるので、これら光周波数成分毎に遅い軸・速い軸が変わってきたりするといった複雑な波形劣化が生じる。このような現象を高次偏波モード分散と呼ぶ。
伝送距離が長くなると、1次偏波モード分散は数psから十数ps程度まで累積してしまうことがある。10Gbit/secだと1タイムスロットが100ps程度なので、数psの偏波モード分散ならば許容範囲内であったため、10Gbit/sec以下の光伝送システムでは、偏波モード分散はあまり問題とはならなかったが、40Gbit/secの光伝送では、10Gbit/secの場合の1/4のタイムスロットとなるので、数psから十数psの偏波モード分散は非常に大きな符号間干渉の要因となって見えてくる。
従来の光伝送技術として、多値変調した光信号の送受信を行って分散による波形劣化を抑制する多値変調光伝送技術が提案されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1、2)。
特表2004−516743号公報(段落番号〔0018〕〜〔0037〕、第1図) Ele sig processing tech in LH sys-COM1990-p1439 APD FET opt Rx operat at 8G-トランスバーサルF-JLT1987
一方、光ファイバ伝送路を冗長化構成とし、ある光ファイバ伝送路に障害が発生した場合には予備の経路に切り替える光プロテクションスイッチング機能を有する光ネットワークの研究・開発が行われている。
このような光ネットワークで40Gbit/secの伝送を行う場合、上述のように40Gbit/secの波長分散の分散トレランスは非常に狭いので、現用系の光ファイバ伝送路と予備系の光ファイバ伝送路のそれぞれの波長分散の値にわずかな差があると、光ファイバを切り替えたときに、その分散値の差が分散トレランスの許容範囲を超えてしまうことになる。また、光ネットワーク上で、例えば、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)信号を伝送する場合、SDHの光パス切り替えまでの所要時間は50ms以内と定められている。
一方、偏波モード分散においては、光ファイバ伝送路が振動したり(例えば、架空ケーブルの風による振動、鉄道線路沿いに敷設されているケーブルの車両通過による振動など)、光ファイバ伝送路に物理的な外圧や変位が加わったりすると(例えば、局舎内での作業中に人が触れたりなど)、伝送路中を伝搬する光信号の偏波状態が変わり(遅い軸で伝搬されていた光が速い軸で伝搬されたり、遅い軸・速い軸に対する光の分岐比が異なってきたり)、波形の崩れ方が時間と共に変動することになる。
したがって、40Gbit/secのプロテクションスイッチング機能を有する冗長系光ネットワークを構築する際には、波長分散及び偏波モード分散の両方の分散に対して、数ms程度以内の短時間で、波形劣化変動に追従して波形劣化を元に戻すような、適応的で高精度な分散補償技術の実現が強く求められている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、波長分散及び偏波モード分散によって生じる波形劣化に対し、短時間で波形劣化変動に追従し、適応的にかつ高精度に分散補償を行う多値変調受信装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、多値変調された光信号の受信処理を行う多値変調受信装置において、伝送路を通じて伝送された多値変調光信号を受信してn光信号に分岐する光分岐部と、分岐後の所望の1チャネル分の光信号の復調処理を行い、電気のチャネル信号に変換する復調処理部と、フィルタの重みである少なくとも1つの可変パラメータを有し、平均化可変パラメータ設定値にもとづき、チャネル信号の波形等化処理を行う等化フィルタと、波形等化処理後のフィルタ出力信号の識別処理を行う識別処理部と、フィルタ出力信号の信号品質をモニタする信号品質モニタ部と、信号品質から可変パラメータとして設定すべき可変パラメータ設定値を算出する可変パラメータ設定値算出部と、から構成され、nチャネル配置される等化処理部と、各チャネル系列で算出された可変パラメータ設定値を平均化し、平均化可変パラメータ設定値を生成して等化フィルタへ送信し、nチャネルの等化フィルタに対して同じ重みを設定する可変パラメータ平均化処理部と、を有することを特徴とする多値変調受信装置が提供される。
ここで、光分岐部は、伝送路を通じて伝送された多値変調光信号を受信してn光信号に分岐する。なお、分岐されて得られるn光信号は、本質的に同等の光信号である。復調処理部、等化フィルタ、識別処理部は、全体としてnチャネルの並列光受信回路を構成しており、各受信回路チャネルは、光分岐部から分配された光信号が担う、多値変調符号あたりnビットの情報から、それぞれ異なる1ビットずつの情報を抽出して受信するものである。復調処理部は、分岐後の1チャネル分の光信号の復調処理を行い、電気のチャネル信号に変換する。等化フィルタは、フィルタの重みである少なくとも1つの可変パラメータを有し、平均化可変パラメータ設定値にもとづき、チャネル信号の波形等化処理を行う。識別処理部は、波形等化処理後のフィルタ出力信号の識別処理を行う。信号品質モニタ部は、フィルタ出力信号の信号品質をモニタする。可変パラメータ設定値算出部は、信号品質から可変パラメータとして設定すべき可変パラメータ設定値を算出する。可変パラメータ平均化処理部は、各チャネル系列で算出された可変パラメータ設定値を平均化し、平均化可変パラメータ設定値を生成して等化フィルタへ送信し、nチャネルの等化フィルタに対して同じ重みを設定する。
本発明の多値変調受信装置は、各チャネル系列で算出された、nチャネルの等化フィルタの可変パラメータ設定値を平均化し、平均化可変パラメータ設定値を生成して等化フィルタに送信し、nチャネルの等化フィルタに対して同じ重みを設定する構成とした。これにより、可変パラメータ設定値の収束化を高速に行うことが可能になり、さらに光ファイバ伝送路の波長分散及び偏波モード分散の変化に対する追従速度の高速化と波形劣化の低減化とを実現することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は多値変調受信装置の原理図である。多値変調受信装置1は、送信側で多値変調されて光ファイバ伝送路Fを通じて流れてきた多値変調光信号を受信して復調する装置である。
多値変調受信装置1は、光分岐部16、可変パラメータ平均化処理部17、多重化処理部18、nチャネル分の等化処理部10−1〜10−nから構成される。また、等化処理部10−1〜10−nは、復調処理部11−1〜11−n、等化フィルタ12−1〜12−n、識別処理部13−1〜13−n、信号品質モニタ部14−1〜14−n、可変パラメータ設定値算出部15−1〜15−nから構成される。
光分岐部16は、光ファイバ伝送路Fを通じて伝送された多値変調光信号を受信してnチャネルの光信号に分岐(n分岐)する。復調処理部11−1〜11−nは、分岐後の1チャネル分の光信号の復調処理を行い、電気のチャネル信号に変換する。
等化フィルタ12−1〜12−nは、フィルタの重みである少なくとも1つの可変パラメータ(タップ係数)を有し、可変パラメータ平均化処理部17から送信される平均化可変パラメータ設定値(W0、W1、・・・、WN)にもとづき、1チャネル分のチャネル信号の波形等化処理を行う。識別処理部13−1〜13−nは、波形等化処理後の等化フィルタ12−1〜12−nからのフィルタ出力信号の識別処理を行って識別信号を生成する。多重化処理部18は、nチャネル分の識別信号の多重化を行う。
信号品質モニタ部14−1〜14−nは、フィルタ出力信号の信号品質をモニタする。可変パラメータ設定値算出部15−1〜15−nは、信号品質から可変パラメータとして設定すべき可変パラメータ設定値を算出する。
可変パラメータ平均化処理部17は、各チャネル系列で算出された可変パラメータ設定値を平均化し、平均化可変パラメータ設定値(W0、W1、・・・、WN)を生成して等化フィルタ12−1〜12−nへ送信し、nチャネルすべての等化フィルタ12−1〜12−nに対して同じ重み(可変パラメータ)を設定する(以降の説明では可変パラメータのことを重みとも表記する)。
次に多値変調受信装置1の詳細な構成及び動作を説明する前に、多値変調受信装置1のベースとなる、差分直交位相変調で光伝送を行うRZ−DQPSK(Return to Zero-Differential Quadrature Phase Shift Keying)システムの構成及び動作について説明する。
図2、図3はRZ−DQPSKシステムの構成を示す図であり、図2はRZ−DQPSK送信装置5を示し、図3はRZ−DQPSK受信装置6を示す。RZ−DQPSKシステム2は、RZ−DQPSK送信装置5と、RZ−DQPSK受信装置6から構成され、光ファイバ伝送路Fで接続される。なお、光ファイバ伝送路Fには、光増幅中継器や、WDM(Wavelength Division Multiplexing)の波長多重分離器、波長クロスコネクト装置などが設けられる場合もあるが図では省略している。
図2のRZ−DQPSK送信装置5は、データ送信部51、位相変調器52a、52b、光源53、分岐部C1、合波部C2、π/2移相部54、RZパルス化強度変調器55から構成され、20Gbit/sec(以下、Gbit/secは単にGとも表記する)の互いに独立した2つの光位相変調を行って、光ファイバ伝送路Fへ流す際には、40Gの情報量を持つ光信号にして送信する装置である。
データ送信部51は、20GのI信号と、20GのQ信号との2つのチャネル信号を出力し、I信号を位相変調器52aに入力し、Q信号を位相変調器52bに入力する。なお、データ送信部51は、例えば、OTN(Optical Transport Network)またはSDH(Synchronous Digital Hierarchy)またはSONET(Synchronous Optical Network)などのフレーム処理を行うframer、FEC(Forward Error Correction) encoder、DQPSK precoder等の機能を含んでもよい。
光源53は、連続光を出射する。分岐部C1は、連続光を2分岐して、分岐された一方の光を位相変調器52aに入力し、他方の光をπ/2移相部54に入力する。π/2移相部54は、光の電界の位相をπ/2移相して、位相変調器52bに入力する。ここで、π/2移相部54と位相変調器52bの順番は逆であってもよく、またπ/2移相部54による移相量は−π/2であってもよい。
位相変調器52aは、I信号の0、1に対応させて、入力光の位相を変化させ、位相変調器52bは、Q信号の0、1に対応させて、π/2移相された入力光の位相を変化させる。(あるいはπ/2移相部54と位相変調器52bの順番が逆である場合には、Q信号の0、1に対応させて位相を変化させたのちに、π/2移相される。)合波部C2は、位相変調器52a、52bからの出力を合波して合波信号を生成する。
このように、I信号、Q信号によってそれぞれ別々に位相変調を施し、位相変調した成分を光の電界の位相でπ/2ずらして合波することで、4値の直交位相変調(QPSK)を行っている。
RZパルス化強度変調器55は、変調を行う信号源に20Gのクロック源(図示せず)を有し、20Gのクロック信号によって、位相だけが変調されている合波信号に対して、繰り返し強度変調を行い、合波信号の強度波形をRZのパルス列の波形に整形する。そして、RZパルスに整形された1波長の40G光信号は、光ファイバ伝送路Fから出力される。
図4はQPSKのフェーズダイアグラムを示す図である。横軸は実部Re、縦軸は虚部Imである。ここで、光の電界の時間の関数E(t)は、振幅をA(t)、電界の振動を表す関数をexp(j(ωt−θ(t)))とすると、以下の式(1a)のように表され、式(1a)を展開して式(1b)になる。
Figure 2008035319
式(1b)のA(t)・exp(−jθ(t))の部分を複素平面で図示したものがフェーズダイアグラム(位相図)である。
位相変調器52aがI信号で変調すると、図4に示すフェーズダイアグラムにおいて、実軸上方向に0(I=0)になるか、π(I=1)になるかが決まり、位相変調器52bがQ信号で変調すると、I信号に対しπ/2回転しているので、虚軸上方向にπ/2(Q=0)になるか、3π/2(Q=1)になるかが決まる。
そして、これらの変調信号が合波部C2で合波されると、フェーズダイアグラム上では、実軸と虚軸上での直交加算に対応することになるので、光信号の位相状態(合波信号の位相状態)は、π/4(0、0)、3π/4(1、0)、5π/4(1、1)、7π/4(0、1)のそれぞれの位相状態となる(隣接する位相はすべて直交している)。
図5はRZパルス化強度変調器55の動作を示す図である。グラフg1は、横軸が時間、縦軸が強度であり、RZパルス化強度変調器55の光強度パルスを示している。グラフg2は、横軸が時間、縦軸が位相であり、時間に伴って変化している合波信号の位相状態を示している。
RZパルス化強度変調器55では、合波信号の位相が変化するときには、位相が変化する瞬間と強度パルスのボトムとが一致するようにして出力を消光し(光出力=0)、合波信号の位相が一定のときには、合波信号の符号の中心が強度パルスのピークに一致するようにして出力を強めて(光出力=1)、RZのパルスに整形する。
なお、RZパルス化強度変調器55は、送信装置の構成要素として存在しなくても位相変調されたデータの伝送は可能ではあるが、位相変調信号をRZパターンにして光ファイバ伝送路Fへ流すことで、光ファイバ伝送路F上の光信号の非線形効果によって生じる歪みを低減することが可能である。
次に図3に戻りRZ−DQPSK受信装置6について説明する。RZ−DQPSK受信装置6は、分岐部C1、遅延干渉計60a、60b、dual pin PD(Photo Diode)63a、63b、プリアンプ部64a、64b、識別部65a、65b、データ受信部66から構成され、40Gの光変調信号を復調して受信処理を行う装置である。
分岐部C1は、受信した1波長の光信号を2つのチャネルに分岐し、分岐した光信号をそれぞれ遅延干渉計60a、60bへ出力する。遅延干渉計60a、60bは、分岐された2つのチャネル毎に配置されて、独立に光信号の位相変調の情報を強度変調の情報に復元するマッハ・ツェンダ型遅延干渉計(Mach-Zehnder Interferometer)である。
遅延干渉計60aの2本の導波路(アーム:arm)a1、a2の内、一方のアームa2にはπ/4移相器61aが設けられ図示しない干渉計制御部により、導波路の屈折率を微妙に調整することにより干渉点Xでのアーム間光位相差がπ/4となるようにする。移相器61aが設置されていないアームa1側の導波路は、a2と比較し概略1符号化時間分の遅延を与えるだけ光路長が長くなっている。
これにより、アームa1の光路を通ってきた1つ前の符号と、アームa2の光路を通ってきた現在受信した符号をπ/4ずらした符号と、を干渉点Xにおいて干渉させる。なお、遅延干渉計60bは、片側のアームa2に−π/4移相器61bを設けたことが遅延干渉計60aと異なり、その他の基本動作は遅延干渉計60aと同じである。
また、遅延干渉計60a、60bそれぞれは、干渉点Xにおける干渉値を出力する2本の出力アームとして、上出力側アーム62a−1、62b−1と下出力側アーム62a−2、62b−2が備えられている。上出力側アーム62a−1、62b−1の出力値と下出力側アーム62a−2、62b−2の出力値とは相補的関係をとり、例えば、上出力側アーム62a−1の出力値が“+a”ならば、下出力側アーム62a−2の出力値は“−a”となる。
dual pin PD(差動受光器)63a、63bは、O/E部であって、強度変調された光信号の直接検波を行い、光強度を電流信号に直接置き換える直接光検波器である。dual pin PD63a、63bは、2つのPDp1、p2が接続された構成をとり、その接続点から出力をとる構成となっている。
上側PDp1のカソードにはプラスのバイアス電圧がかかり、上側PDp1のアノードは、下側PDp2のカソードと接続する。下側PDp2のアノードにはマイナスのバイアス電圧がかかる。また、遅延干渉計60a、60bの上出力側アーム62a−1、62b−1のそれぞれは、dual pin PD63a、63bの上側PDp1に接続され、下出力側アーム62a−2、62b−2はdual pin PD63a、63bの下側PDp2に接続される。
識別部65a、65bは、クロック再生と二値閾値判定機能を有し、プリアンプ部64a、64bで電流−電圧変換された信号から、クロックならびに二値の判定を行い、ディジタル信号を生成して出力する。
データ受信部66は、識別部65aから出力された20Gbpsのディジタル信号と、識別部65bから出力された20Gbpsのディジタル信号とを受信して所定のデータ受信処理を行う。その際、2チャネルの20Gディジタル信号をシリアル多重化して40Gディジタル信号として出力してもよい。また、データ受信部66は、OTNまたはSDHまたはSONETなどのフレーム処理を行うframer、FEC decoder等の機能を含んでもよい。
ここで、QPSK復調動作について図6〜図9を用いて詳しく説明する。図6、図7は遅延干渉計60a、60bの透過率を示す図である。横軸は干渉点Xに到来する、相対的に遅延された2つの符号、すなわちi番目の符号とi−1番目の符号の間の位相差Δθであり、縦軸は遅延干渉計60a、60bの光出力パワーである。図中、上出力側アーム62a−1、62b−1の光出力パワーを実線で示し、下出力側アーム62a−2、62b−2の光出力パワーを点線で示す。
なお、遅延干渉計60a、60bでは、1つ前に到着した符号と、現在到着した符号にπ/4位相差を付けた符号とを干渉させており、そのため干渉点Xにおける干渉が最大または最小になるΔθは−π/4となっている。
図6の遅延干渉計60aの透過率に対し、符号間の位相差Δθ=0のとき、上出力側アーム62a−1の光出力は、光出力P1となり、Δθ=π/2のときも、上出力側アーム62a−1の光出力は、光出力P1となって、Δθ=0、π/2のときは、比較的強め合う光出力となる(Δθ=0、π/2のときは同じ光出力値をとるようにするために、0からπ/4ずらす干渉計構成にしている)。また、Δθ=π、3π/2のときは、上出力側アーム62a−1の出力は、光出力P2となり、比較的弱め合う光出力となる(この場合も、0からπ/4ずらしているので、Δθ=π、3π/2のときは同じ光出力値をとる)。
一方、下出力側アーム62a−2の光出力について見ると、上出力側アーム62a−1の光出力と相補的な関係になっている(よって、同一位相差Δθにおける上出力側アーム62a−1の光出力と下出力側アーム62a−2の光出力とを加算した値は常に一定である)。すなわち、Δθ=0、π/2のときは、下出力側アーム62a−2の光出力は、比較的弱め合う光出力P2となり、Δθ=π、3π/2のときは、下出力側アーム62a−2の光出力は、比較的強め合う光出力P1となる。
上出力側アーム62a−1は、dual pin PD63aの上側PDp1に接続され、下出力側アーム62a−2は、dual pin PD63aの下側PDp2に接続されるので、Δθ=0、π/2のときは、上側PDp1に電流が多く流れ、Δθ=π、3π/2のときは、下側PDp2に電流が多く流れることになる。
図8はdual pin PD63a、63bを流れる電流の向きを示す図である。(A)はdual pin PD63aを流れる電流の向きを示しており、(B)はdual pin PD63bを流れる電流の向きを示している。
(A)に対し、上側PDp1に電流が多く流れるときは、図に示すように、dual pin PD63aからの出力電流の向きは矢印r1となり(プラスの出力電流)、下側PDp2に電流が多く流れるときは、dual pin PD63aからの出力電流の向きは矢印r2(マイナスの出力電流)となる。
次に図7の遅延干渉計60bの透過率に対しても同様に見ていくと、符号間位相差Δθ=0のとき、上出力側アーム62b−1の光出力は、Δθ=0、3π/2のときは、光出力P1となって、比較的強め合う光出力となり、Δθ=π/2、πのときは、光出力P2となって、比較的弱め合う光出力となる。
また、下出力側アーム62b−2の光出力は、Δθ=0、3π/2のときは、比較的弱め合う光出力P2となり、Δθ=π/2、πのときは、比較的強め合う光出力P1となる。
したがって、Δθ=0、3π/2のときは、上側PDp1に電流が多く流れ、Δθ=π/2、πのときは、下側PDp2に電流が多く流れるので、図8の(B)に示すように、上側PDp1に電流が多く流れるときは、dual pin PD63bからの出力電流の向きは矢印r1となり(プラスの出力電流)、下側PDp2に電流が多く流れるときは、dual pin PD63bからの出力電流の向きは矢印r2(マイナスの出力電流)となる。
図9はΔθと電流の向きとの関係を示す図である。遅延干渉計60aでは、Δθ=0、π/2のときは、dual pin PD63aの出力電流はプラスの電流なので、図中“+”と記し、Δθ=π、3π/2のときは、dual pin PD63aの出力電流はマイナスの電流なので“−”と記す。
同様に、遅延干渉計60bでのΔθに対し、Δθ=0、3π/2のときは、dual pin PD63bの出力電流はプラスの電流なので、図中“+”と記し、Δθ=π/2、πのときは、dual pin PD63bの出力電流はマイナスの電流なので“−”と記す。
ここで、送信側では、位相差がπ/2毎の4値をとるので、受信側でも1つ前に到着した符号と、現在到着した符号との間の位相差は4通り存在することになる。位相が回転しないときはΔθ=0、位相が反時計回りに1つ動くとΔθ=π/2、2つ動くとΔθ=π、3つ動くとΔθ=3π/2である。そして、1つ前に到着した符号と現在到着した符号で位相が何度回転したかに応じてdual pin PDの出力電流が+、−で2通り出てくる。
これにより、一方の遅延干渉計60aとdual pin PD63aとから、4値の位相変調から2つの状態を取り出しており(送信された40Gの情報量の内、半分の20Gを取り出している)、もう片方の遅延干渉計60bとdual pin PD63bとからも、4値の位相変調から別の2つの状態を取り出している。
したがって、2組の遅延干渉計60aとdual pin PD63a、遅延干渉計60bとdual pin PD63bからは、+、−の組み合わせとして、(+、+)、(+、−)、(−、−)、(−、+)の4状態を再生していることになる。その後の処理としては、後段の識別部65a、65bにおいて、プラス/マイナスの電流信号を電圧信号に変換し、しきい値により、電圧信号から0、1のビット判定を行い、ディジタル信号を生成する。
このように、RZ−DQPSK受信装置6では、ほぼ同じ回路構成を2系統配置して復調処理を行うことで、RZ−DQPSK受信処理を行っており、回路構成の簡易化が実現されている。
次にRZ−DQPSKシステム2をWDM伝送に適用した場合の構成について説明する。図10はWDM用RZ−DQPSKシステムの概略構成を示す図である。WDM用RZ−DQPSKシステム3は、波長λ1〜λnのn波長のWDM伝送を行うシステムであり、RZ−DQPSK送信装置3a−1〜3a−nと、RZ−DQPSK受信装置3b−1〜3b−nとを含み、光ファイバ伝送路F上には波長多重化部41、波長分離部42、光増幅中継器43−1〜43−mが設置される。
RZ−DQPSK送信装置3a−1〜3a−nからそれぞれ出力された波長λ1〜λnの光信号は、波長多重化部41で波長多重されてWDM信号となる。WDM信号は、光増幅中継器43−1〜43−mで増幅中継されながら、光ファイバ伝送路F上を流れる。波長分離部42では、WDM信号を受信して波長λ1〜λnの各波長の光信号に分離し、波長λ1〜λnのn波の光信号はそれぞれ、該当のRZ−DQPSK受信装置3b−1〜3b−nへ入力される。
以上説明したように、上記のRZ−DQPSKシステム2による光伝送方式では、40Gの情報量を伝送する場合、1符号で2ビット送信できるので、1秒当たり20G回の光強度の切り替えでよく、1符号1ビットで光強度を1秒間に40G回切り替える光伝送方式と比べて、変調速度を遅くできるため、波長分散及び偏波モード分散による波形劣化の影響を低減することができる。ただし、10Gの光伝送の場合と比べれば、上記のRZ−DQPSKシステム2は、まだ高速なので、波長分散及び偏波モード分散の波形歪は、10Gで発生する波形歪よりも顕著なものとなり、さらなる分散補償技術が必要である。したがって、本発明では、さらに処理時間、補償精度等を高めて、適応的にかつ高精度に分散補償を行う多値変調受信装置を提供するものである。
次に図1で示した多値変調受信装置1の各構成要素の動作について詳しく説明する。光ファイバ伝送路Fを通じて入力された多値変調光信号は、光分岐部16によってn分岐され、n個のチャネルに分配される。復調処理部11−1〜11−nは、分配された多値変調光信号を復調し電気信号に変換する。復調処理部11−1〜11−nの構成としては、遅延干渉計と差動フォトダイオードの組み合わせ、局部光源と光位相ハイブリッド回路と差動フォトダイオードの組み合わせ、フォトダイオードと非線形あるいは線形な増幅回路の組み合わせなどの構成が考えられる。
各チャネルの等化フィルタ12−1〜12−nは、少なくとも1つの可変パラメータ(重み)を有し、その可変パラメータの設定値に応じて、等化フィルタ12−1〜12−nの伝達関数が変化するように設計されている。可変パラメータの値を適切に設定することにより、光受信信号に含まれる符号間干渉を補償し低減することが可能である。
すなわち、等化フィルタ12−1〜12−nの重みを設定してフィルタリングを行うことで、識別処理部13−1〜13−nへ出力すべきフィルタ出力信号の波形歪を復元し、識別処理部13−1〜13−nが有するしきい値に対してマージンを広げさせることで(アイパターンを広げることで)ビット誤り率を低下させることができる。また、波形歪が変動してもフィルタの重みを調整することで追従させることが可能である(O/E後の電気ベースの分散補償(EDC:Electronic Dispersion Compensation:電気的分散補償)を行っている)。
等化フィルタ12−1〜12−nの構成としては、有限インパルス応答(FIR:Finite Impulse Response)特性を有する線形アナログフィルタ(トランスバーサルフィルタ、フィードフォワード等化器(FFE:Feed Forward Equalizer))や、識別回路による判定結果をアナログ的に帰還する構成の識別帰還フィルタ(判定帰還等化器(DFE:Decision Feedback Equalizer))、アナログ/ディジタル(A/D)変換器とディジタル信号処理回路を組み合わせたディジタルフィルタなどが適用可能である。また、これらをカスケードに接続するなどして併用する構成も可能である。各チャネルの等化フィルタ12−1〜12−nで波形整形された電気信号は、各チャネルの識別処理部13−1〜13−nと信号品質モニタ部14−1〜14−nとに入力される。
信号品質モニタ部14−1〜14−nとしては、例えば、入力がアナログ信号であれば、信号品質モニタ部14−1〜14−nに識別回路を具備させ、その識別結果値と入力アナログ値との差をアナログ信号の品質として推定することが可能である。
または、アナログ信号の入力に対して複数の識別回路を具備し、第1の識別回路による識別結果にもとづいて、第2の識別回路の識別しきい値を変化させ、それら複数の識別結果を組み合わせて信号品質を推定してもよい(信号品質モニタ部の識別回路と、識別処理部の識別回路とを兼ねる構成としてもよい)。
さらに、別の例として、等化フィルタ12−1〜12−nの出力がディジタル信号である場合には、信号品質モニタ部14−1〜14−nに誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)回路を具備させ、検出された符号誤り数を信号品質とすることも可能である。
各チャネルの可変パラメータ設定値算出部15−1〜15−nは、各チャネルの信号品質モニタの出力から、等化フィルタ12−1〜12−nの可変パラメータとして設定すべき値を算出する。
例えば、等化フィルタとしてトランスバーサルフィルタや識別帰還フィルタを用いる場合には、1つのフィルタに対して複数の重み値を設定することになるが、この重みを算出するアルゴリズムとして、最小平均自乗誤差法や零強制(zero-forcing)法を用いることが可能である。また、ディジタルフィルタを用いる場合のアルゴリズムとしては、ビタビ(Viterbi)アルゴリズムを用いた最尤系列推定(MLSE:Maximum Liklihood Sequence Estimation)を用いることができる。
ここで、多値変調受信装置1の特徴として重要なことは、光ファイバ伝送路F上を伝送されることによって生じた波長分散や偏波モード分散に起因する符号間干渉は、多値変調受信装置1内のすべてチャネルの復調処理部11−1〜11−nから出力される電気波形に対して、共通の伝達関数をもって発生するということである。
すなわち、波長分散や偏波モード分散に起因する符号間干渉を補償するためには、すべての受信チャネルの等化フィルタ12−1〜12−nの可変パラメータ値は同一に設定すればよいということがわかる。
そこで、多値変調受信装置1の可変パラメータ平均化処理部17では、各チャネルの可変パラメータ設定値算出部15−1〜15−nで得られた結果の平均をとり、全チャネルの等化フィルタ12−1〜12−nについて共通の可変パラメータ値を設定する。
このように、すべてのチャネル系列から得られる可変パラメータの情報を平均化して、平均化した値を全チャネルの等化フィルタ12−1〜12−nの重みとして共通に与えることで、波形歪の変動に対して高速に追従することが可能になる。
このような平均化・共通化を行うことにより、装置立ち上げ時の可変パラメータ収束を高速化することができ、光ファイバ伝送路Fで発生した波長分散ならびに偏波モード分散の変化に対する追従速度の高速化、定常状態における誤差の低減化を実現することが可能になる。
一方、識別処理部13−1〜13−nは、等化処理部10−1〜10−nの出力段に設けられ、クロック・データリカバリ(CDR:Clock Data Recovery)回路を具備することが一般的であるが、信号品質モニタ部14−1〜14−nに含まれて役割を兼ねてもよい。多重化処理部18は、識別処理部13−1〜13−nで識別処理されたnチャネルの信号をシリアル信号に多重化して出力する(なお、多重化処理部18が識別機能を兼ねてもよい)。
次に多値変調受信装置1の具体的な実施の形態として、2チャネルのDQPSKの受信装置に適用した場合について以降説明する。なお、DQPSK方式には、符号に同期して光強度波形をRZパルスに整形することの有無とその整形方法とにしたがって、NRZ(Non Return to Zero)−DQPSK、RZ−DQPSK、CSRZ(Carrier-Suppressed Return to Zero)−DQPSKなどと称される各種のバリエーションが提案されているが(以下、これらを総称して単にDQPSKと記す)、以降で説明する多値変調受信装置はこれらすべてに対応しうるものである。
最初に、フィルタ重み算出アルゴリズムにzero-forcing algorithmを用いた多値変調受信装置の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、等化フィルタに設定すべき重みを、すべてのチャネルから算出して平均化するものである。
すなわち、一般化すると、1つの等化フィルタに対して、設定すべきN個の可変パラメータp1〜pNがあり、チャネル1〜チャネルnの可変パラメータ設定値算出部を可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnとした場合に、可変パラメータ設定値算出部CHk(1≦k≦n)は、チャネルkの信号品質にもとづいて、N個の可変パラメータp1〜pNの設定値を算出する。
すると、N個の可変パラメータp1〜pNがn組できるので、可変パラメータ平均化処理部17では、これらn組の平均をとって1組の平均化可変パラメータ設定値を求めて、すべての等化フィルタの重み付けとして使用する。
図11は多値変調受信装置の構成を示す図である。zero-forcing algorithmを用いた第1の実施の形態の多値変調受信装置1−1に対し、光ファイバ伝送路Fを通じて到達したDQPSK光信号は、まず、光分岐部16(1:2光スプリッタ)により2分岐され、それぞれの受信回路チャネルch1、ch2(図1の等化処理部10−1、10−2に該当)に供給される。
受信回路チャネルch1のフロントエンドには、図3で上述したようなマッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1が配置され、受信回路チャネルch2のフロントエンドには、図3で上述したようなマッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2が配置される。
なお、マッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1は、図1の復調処理部11−1に含まれ、マッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2は、図1の復調処理部11−2に含まれる。
遅延干渉計11a−1、11a−2においては、遅延干渉計11a−1の動作位相を+π/4、遅延干渉計11a−2の動作位相を−π/4に設定することにより、a[Gbaud]の符号伝送速度で伝送されてくる2a[Gbps]の情報のうち、半分のa[Gbps]の情報が光強度信号に変換され、差動受光器11b−1、11b−2でそれぞれ光電変換される(詳細動作は上述したので省略)。
光電変換されたa[Gbps]の情報を担う電気信号は、図1の等化フィルタ12−1、12−2に該当するトランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2によって波形整形された後、しきい値判定回路13a−1、13a−2に入力される。
なお、トランスバーサルフィルタ12a−1は、遅延線La−1、可変パラメータ乗算部2a−1、加算部2b−1から構成され、トランスバーサルフィルタ12a−2は、遅延線La−2、可変パラメータ乗算部2a−2、加算部2b−2から構成される。
遅延線La−1、La−2は、バッファ11c−1、11c−2からの入力信号を時間T刻みで遅延させる毎にタップする。可変パラメータ乗算部2a−1、2a−2は、タップしたi番目(i=0〜N)の成分に重みWiを乗じ、加算部2b−1、2b−2は、全成分の総和をとり出力する。この重み値(W0、W1、・・・、WN)を可変することにより、フィルタの伝達関数を補正することが可能である。
しきい値判定回路13a−1、13a−2は、図1の識別処理部13−1、13−2に該当し、差分器14a−1と乗算器14b−1、差分器14a−2と乗算器14b−2は、信号品質モニタ部14−1、14−2にそれぞれ該当する。
しきい値判定回路13a−1、13a−2は、クロック再生機能と2値識別機能を具備し、入力されたアナログ波形から、a[GHz]のクロックとa[Gbps]の2値ディジタル信号を出力する。この出力が、受信回路チャネルch1、ch2の出力となり、総合的には2a[Gbps]の信号が並列出力されることになる(40Gbpsの多値変調光信号の受信処理ならば、しきい値判定回路13a−1、13a−2からはそれぞれ20GHzの再生クロックと20Gbpsの2値ディジタル信号が出力され、図示しない後段の多重化処理部で多重化されて40Gbpsの情報が生成される)。
差分器14a−1、14a−2は、各チャネルのしきい値判定回路13a−1、13a−2の入力(フィルタ出力信号)と出力(識別信号)とをアナログ値としての差を求め、乗算器14b−1、14b−2は、その差に利得調整定数Δj(jはチャネル番号であり、この例では1または2である)を乗じて、乗算結果を信号品質の指標値とする。
ここで、しきい値判定回路13a−1、13a−2でしきい値判定した結果は0または1の2値であるが、しきい値判定回路13a−1、13a−2に入力される信号は、例えば、0.7や0.8といった端数であるので、しきい値判定回路の入力値と出力値との差をとった差分値は、しきい値判定回路に設定されているしきい値からどれだけ離れて入力振幅の余裕を持っているかを示す指標(信号品質)となり、この指標はアイマージンに比例するものである。
一方、遅延線L1、乗算器m11〜m1kは、図1の可変パラメータ設定値算出部15−1の機能に含まれ、遅延線L2、乗算器m21〜m2kは、図1の可変パラメータ設定値算出部15−2の機能に含まれ、平均化用積算器b0〜bnは、図1の可変パラメータ平均化処理部17に該当する。
しきい値判定回路13a−1の出力である識別信号(ch1)は、遅延線L1によって時間T刻みで遅延させる毎にタップし、乗算器m11〜m1kは、そのタップしたi番目の識別信号に信号品質指標値(ch1)を乗じて、受信回路チャネルch1から重み値(W10、W11、・・・、W1N)を生成する。
同様にして、しきい値判定回路13a−2の出力である識別信号(ch2)は、遅延線L2によって時間T刻みで遅延させる毎にタップし、乗算器m21〜m2kは、そのタップしたi番目の識別信号に信号品質指標値(ch2)を乗じて、受信回路チャネルch2から重み値(W20、W21、・・・、W2N)を生成する。
そして、平均化用積算器b0〜bnは、乗算結果の重み値である(W10、W11、・・・、W1N)と(W20、W21、・・・、W2N)とをそれぞれ時間的に積算する。これにより、トランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2に設定すべき平均化した重み値(W0、W1、・・・、WN)を算出する。
このようなアルゴリズム(zero-forcing algorithm)によって、受信回路チャネルch1から算出される重み値(W10、W11、・・・、W1N)と受信回路チャネルch2から算出される重み値(W20、W21、・・・、W2N)を平均化した値(W1、W2、・・・、WN)を、2つのチャネルのトランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2の重み値として採用し、トランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2に設定するものである。
上記のような多値変調受信装置1−1の構成とすることにより、主に以下に記す(A)〜(C)の効果が得られる。
(A)定常状態における重み値の変動・誤差が小さくなり、その結果、トランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2で整形された波形の品質がより安定なものとなる。
(B)多値変調光信号の受信が開始された直後からトランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2の重み値が安定するまでの時間が短縮される結果、信号入力を開始してから高品質な信号出力が開始されるまでの所要時間が短縮される。
(C)時間とともに光ファイバ伝送路Fの伝達関数が急激に変化する場合、例えば、光プロテクションスイッチングに伴って信号伝達経路が変更される場合や、偏波モード分散の大きな伝送路において作業者がファイバを動かしたりすることに伴う急激な波形の変化などに対して、より高速に追従することができる。
次に第2の実施の形態の多値変調受信装置について説明する。第2の実施の形態では、zero-forcing algorithmを用いた多値変調受信装置に対し、設定すべき等化フィルタの重み値のうち、ある一部の重みは、受信回路チャネルch1から算出し、別の一部の重みは受信回路チャネルch2から算出し、それらの計算値を組み合わせて、すべての等化フィルタに共通の重みを設定するという構成である。
すなわち、一般化すると、1つの等化フィルタに対して、設定すべきN個の可変パラメータp1〜pNがあり、チャネル1〜チャネルnの可変パラメータ設定値算出部を可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnとした場合に、可変パラメータ設定値算出部CHa(1≦a≦n)では、チャネルaの信号品質にもとづいて、可変パラメータp1〜pNの中の任意の一部の可変パラメータの設定値を算出する。
一方、可変パラメータ設定値算出部CHb(1≦b≦n、a≠b)は、チャネルbの信号品質にもとづいて、可変パラメータp1〜pNの中から可変パラメータ設定値算出部CHaで選択された以外の可変パラメータの設定値を算出する。
このように、第2の実施の形態では、すべての可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnで、N個の可変パラメータp1〜pNの設定値を算出するようにして、可変パラメータ設定算出処理を可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnで分担させるものである。
図12は多値変調受信装置の構成を示す図である。多値変調受信装置1−2は、図11で上述した多値変調受信装置1−1とは、基本的な構成は同じなので、動作上の異なる点について説明する。
平均化可変パラメータ設定値W0の算出においては、信号品質指標値(ch1)と、遅延してタップされた識別信号(ch1)とが乗算器m11で乗算され、乗算結果を平均化用積算器b0に入力して、平均化可変パラメータ設定値W0を求めている。また、平均化可変パラメータ設定値W1の算出においては、信号品質指標値(ch2)と、遅延してタップされた識別信号(ch2)とが乗算器m21で乗算され、乗算結果を平均化用積算器b1に入力して、平均化可変パラメータ設定値W1を求めている。
さらに、平均化可変パラメータ設定値W2の算出においては、信号品質指標値(ch1)と、遅延してタップされた識別信号(ch1)とが乗算器m12で乗算され、乗算結果を平均化用積算器b2に入力して、平均化可変パラメータ設定値W2を求めている。同様にして、平均化可変パラメータ設定値WNの算出においては、信号品質指標値(ch2)と、遅延してタップされた識別信号(ch2)とが乗算器m2kで乗算され、乗算結果を平均化用積算器bnに入力して、平均化可変パラメータ設定値Wnを求めている。
このように、第2の実施の形態では、設定すべき等化フィルタの重み値を各受信回路チャネルの可変パラメータ設定値算出部で分担して行う構成としたので、上記の(A)〜(C)の効果に加えて、さらに図11で上述した構成よりも回路規模及び消費電力の削減を図ることが可能になる。
次にフィルタ重み算出アルゴリズムにleast mean square error algorithmを用いた2チャネルのDQPSKの多値変調受信装置の構成及び動作について説明する。least mean square error algorithmを用いた第3の実施の形態の多値変調受信装置では、等化フィルタに設定すべき重みを、すべてのチャネルから算出して平均化するものである。
図13は多値変調受信装置の構成を示す図である。least mean square error algorithmを用いた第3の実施の形態の多値変調受信装置1−3に対し、光ファイバ伝送路Fを通じて到達したDQPSK光信号は、まず、光分岐部16(1:2光スプリッタ)により2分岐され、それぞれの受信回路チャネルch1、ch2(図1の等化処理部10−1、10−2に該当)に供給される。
受信回路チャネルch1のフロントエンドには、図3で上述したようなマッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1が配置され、受信回路チャネルch2のフロントエンドには、図3で上述したようなマッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2が配置される。
なお、マッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1は、図1の復調処理部11−1に含まれ、マッハ・ツェンダ型の遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2は、図1の復調処理部11−2に含まれる。
バッファ11c−1、11c−2出力後の光電変換された電気信号は、図1の等化フィルタ12−1、12−2に該当するトランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2によって波形整形された後、しきい値判定回路13a−1、13a−2に入力される。
なお、トランスバーサルフィルタ12a−1は、遅延線La−1、可変パラメータ乗算部2a−1、加算部2b−1から構成され、トランスバーサルフィルタ12a−2は、遅延線La−2、可変パラメータ乗算部2a−2、加算部2b−2から構成される。
遅延線La−1、La−2は、入力信号を時間T刻みで遅延させる毎にタップする。可変パラメータ乗算部2a−1、2a−2は、タップしたi番目(i=0〜N)の成分に重みWiを乗じ、加算部2b−1、2b−2は、全成分の総和をとり出力する。この重み値(W0、W1、・・・、WN)を可変することにより、フィルタの伝達関数を補正する。
しきい値判定回路13a−1、13a−2は、図1の識別処理部13−1、13−2に該当し、差分器14a−1と乗算器14b−1、差分器14a−2と乗算器14b−2は、信号品質モニタ部14−1、14−2にそれぞれ該当する。
差分器14a−1、14a−2は、各チャネルのしきい値判定回路13a−1、13a−2の入力(フィルタ出力信号)と出力(識別信号)とをアナログ値としての差を求め、乗算器14b−1、14b−2は、その差に利得調整定数Δjを乗じて信号品質指標値を生成する。
一方、乗算器m11〜m1kは、図1の可変パラメータ設定値算出部15−1の機能に含まれ、乗算器m21〜m2kは、図1の可変パラメータ設定値算出部15−2の機能に含まれ、平均化用積算器b0〜bnは、図1の可変パラメータ平均化処理部17に該当する。
乗算器m11〜m1kは、トランスバーサルフィルタ12a−1内の遅延線La−1によって時間T刻みで遅延させる毎にタップしたi番目の信号に信号品質指標値(ch1)を乗じて、受信回路チャネルch1から重み値(W10、W11、・・・、W1N)を生成する。
また、乗算器m21〜m2kは、トランスバーサルフィルタ12a−2内の遅延線La−2によって時間T刻みで遅延させる毎にタップしたi番目の信号に信号品質指標値(ch2)を乗じて、受信回路チャネルch2から重み値(W20、W21、・・・、W2N)を生成する。
そして、平均化用積算器b0〜bnは、乗算結果である重み値(W10、W11、・・・、W1N)と(W20、W21、・・・、W2N)とをそれぞれ時間的に積算する。これにより、トランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2に設定すべき重み値(W0、W1、・・・、WN)を算出する。
ここで、第1、第2の実施の形態では、しきい値判定後の識別信号に信号品質指標値を乗算して重みを算出するフィードバック制御であったが、第3の実施の形態では、しきい値判定前のトランスバーサルフィルタ内でタップしている信号に対して、信号品質指標値を乗算して重みを算出するフィードフォワード制御を行うものである。
図14は多値変調受信装置の構成を示す図である。第4の実施の形態では、least mean square error algorithmを用いた多値変調受信装置1−4に対し、設定すべき等化フィルタの重み値のうち、ある一部の重みは、受信回路チャネルch1から算出し、別の一部の重みは受信回路チャネルch2から算出し、それらの計算値を組み合わせて、すべての等化フィルタに共通の重みを設定するという構成である。多値変調受信装置1−4は、図13で上述した多値変調受信装置1−3とは、基本的な構成は同じなので、動作上の異なる点について説明する。
平均化可変パラメータ設定値W0の算出においては、信号品質指標値(ch1)と、トランスバーサルフィルタ12a−1内の遅延線La−1で遅延してタップされた信号とが乗算器m11で乗算され、乗算結果を平均化用積算器b0に入力して、平均化可変パラメータ設定値W0を求めている。
また、平均化可変パラメータ設定値W1の算出においては、信号品質指標値(ch2)と、トランスバーサルフィルタ12a−2内の遅延線La−2で遅延してタップされた信号とが乗算器m21で乗算され、乗算結果を平均化用積算器b1に入力して、平均化可変パラメータ設定値W1を求めている。
さらに、平均化可変パラメータ設定値WNの算出においては、信号品質指標値(ch1)と、トランスバーサルフィルタ12a−1内の遅延線La−1で遅延してタップされた信号とが乗算器m1kで乗算され、乗算結果を平均化用積算器bnに入力して、平均化可変パラメータ設定値Wnを求めている。
このように、第4の実施の形態では、設定すべき等化フィルタの重み値を各受信回路チャネルch1、ch2の可変パラメータ設定値算出部で分担して行う構成としたので、上記の(A)〜(C)の効果に加えて、さらに図13で上述した構成よりも回路規模及び消費電力の削減を図ることが可能になる。
次に多値変調受信装置の変形例について説明する。図15は変形例の多値変調受信装置の構成を示す図である。多値変調受信装置1aは、図11で示した多値変調受信装置1−1の変形構成例を示している。多値変調受信装置1aは、等化処理部10a−1、10a−2と、パラメータ設定部20aから構成される。
等化処理部10a−1は、遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1、トランスバーサルフィルタ12a−1、しきい値判定回路13a−1から構成される。なお、遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1は図1の復調処理部11−1に含まれ、トランスバーサルフィルタ12a−1は図1の等化フィルタ12−1に該当し、しきい値判定回路13a−1は、図1の識別処理部13−1に該当する。
等化処理部10a−2は、遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2、トランスバーサルフィルタ12a−2、しきい値判定回路13a−2から構成される。なお、遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2は図1の復調処理部11−2に含まれ、トランスバーサルフィルタ12a−2は図1の等化フィルタ12−2に該当し、しきい値判定回路13a−2は、図1の識別処理部13−2に該当する。
パラメータ設定部20aは、差分器14a−1、乗算器14b−1、遅延線L1、乗算器m11〜m1k、平均化用積算器b0〜bnから構成される。差分器14a−1と乗算器14b−1は、図1の信号品質モニタ部14−1に該当し、遅延線L1と乗算器m11〜m1kは、図1の可変パラメータ設定値算出部15−1に該当し、平均化用積算器b0〜bnは、図1の可変パラメータ平均化処理部17に該当する。
ここで、図11の多値変調受信装置1−1では、差分器と乗算器を含む信号品質モニタ部と、乗算器及び遅延線を含む可変パラメータ設定値算出部とを、すべてのチャネルに対して配置して、複数チャネルからの重みを取得して、平均化用積算器b1〜bnを含む可変パラメータ平均化処理部17で平均化した。
一方、図15の多値変調受信装置1aでは、1チャネルのみに対して、差分器14a−1と乗算器14b−1を含む信号品質モニタ部と、乗算器m11〜m1k及び遅延線L1を含む可変パラメータ設定値算出部15−1とを配置して、1チャネルのみから重みを算出、取得し、平均化用積算器b1〜bnを含む可変パラメータ平均化処理部17で平均化し、平均化の結果をすべてのトランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2へ設定するものである(その他の構成、動作は図11と同じなので説明は省略する)。
なお、パラメータ設定部20aは、図では受信回路チャネルch1側に配置しているが、受信回路チャネルch2側に配置しても構わない。このように、複数の受信回路チャネルの任意の1つのチャネルのみにパラメータ設定部を設けて、1つのチャネルから重みを算出し、すべての等化フィルタに対して、その重みを設定する構成にすることで、上記の(A)〜(C)の効果に加えて、さらに回路規模及び消費電力の削減を図ることが可能になる。
図16は変形例の多値変調受信装置の構成を示す図である。多値変調受信装置1bは、図13で示した多値変調受信装置1−3の変形構成例を示している。多値変調受信装置1bは、等化処理部10b−1、10b−2と、パラメータ設定部20bから構成される。
等化処理部10b−1は、遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1、トランスバーサルフィルタ12a−1、しきい値判定回路13a−1から構成される。トランスバーサルフィルタ12a−1は、遅延線La−1、可変パラメータ乗算部2a−1、加算部2b−1から構成される。
なお、遅延干渉計11a−1、差動受光器11b−1、バッファ11c−1は図1の復調処理部11−1に含まれ、トランスバーサルフィルタ12a−1は図1の等化フィルタ12−1に該当し、しきい値判定回路13a−1は、図1の識別処理部13−1に該当する。
等化処理部10b−2は、遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2、トランスバーサルフィルタ12a−2、しきい値判定回路13a−2から構成される。トランスバーサルフィルタ12a−2は、遅延線La−2、可変パラメータ乗算部2a−2、加算部2b−2から構成される。
なお、遅延干渉計11a−2、差動受光器11b−2、バッファ11c−2は図1の復調処理部11−2に含まれ、トランスバーサルフィルタ12a−2は図1の等化フィルタ12−2に該当し、しきい値判定回路13a−2は、図1の識別処理部13−2に該当する。
パラメータ設定部20bは、差分器14a−1、乗算器14b−1、乗算器m11〜m1k、平均化用積算器b0〜bnから構成される。差分器14a−1と乗算器14b−1は、図1の信号品質モニタ部14−1に該当し、乗算器m11〜m1kは、図1の可変パラメータ設定値算出部15−1に該当し、平均化用積算器b0〜bnは、図1の可変パラメータ平均化処理部17に該当する。
ここで、図13の多値変調受信装置1−3では、差分器と乗算器を含む信号品質モニタ部と、乗算器を含む可変パラメータ設定値算出部とを、すべてのチャネルに対して配置して、複数チャネルからの重みを取得し、平均化用積算器b1〜bnを含む可変パラメータ平均化処理部17で平均化したが、図16の多値変調受信装置1bでは、1チャネルのみに対して乗算器m11〜m1kを含む可変パラメータ設定値算出部を配置して、1チャネルのみからの重みを算出、取得して、平均化用積算器b1〜bnを含む可変パラメータ平均化処理部で平均化し、平均化結果をすべてのトランスバーサルフィルタ12a−1、12a−2へ設定するものである(その他の構成、動作は図13と同じなので説明は省略する)。
なお、パラメータ設定部20bは、図では受信回路チャネルch1側に配置しているが、受信回路チャネルch2側に配置しても構わない。このように、複数の受信回路チャネルの任意の1つのチャネルのみにパラメータ設定部を設けて、1つのチャネルから重みを算出し、すべての等化フィルタに対して、その重みを設定する構成にすることで、上記の(A)〜(C)の効果に加えて、さらに回路規模及び消費電力の削減を図ることが可能になる。
多値変調受信装置の原理図である。 RZ−DQPSK送信装置の構成を示す図である。 RZ−DQPSK受信装置の構成を示す図である。 QPSKのフェーズダイアグラムを示す図である。 RZパルス化強度変調器の動作を示す図である。 遅延干渉計の透過率を示す図である。 遅延干渉計の透過率を示す図である。 dual pin PDを流れる電流の向きを示す図である。 Δθと電流の向きとの関係を示す図である。 WDM用RZ−DQPSKシステムの概略構成を示す図である。 多値変調受信装置の構成を示す図である。 多値変調受信装置の構成を示す図である。 多値変調受信装置の構成を示す図である。 多値変調受信装置の構成を示す図である。 変形例の多値変調受信装置の構成を示す図である。 変形例の多値変調受信装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 多値変調受信装置
10−1〜10−n 等化処理部
11−1〜11−n 復調処理部
12−1〜12−n 等化フィルタ
13−1〜13−n 識別処理部
14−1〜14−n 信号品質モニタ部
15−1〜15−n 可変パラメータ設定値算出部
16 光分岐部
17 可変パラメータ平均化処理部
18 多重化処理部
F 光ファイバ伝送路

Claims (8)

  1. 多値変調された光信号の受信処理を行う多値変調受信装置において、
    伝送路を通じて伝送された多値変調光信号を受信してn光信号に分岐する光分岐部と、
    分岐後の所望の1チャネル分の光信号の復調処理を行い、電気のチャネル信号に変換する復調処理部と、フィルタの重みである少なくとも1つの可変パラメータを有し、平均化可変パラメータ設定値にもとづき、前記チャネル信号の波形等化処理を行う等化フィルタと、波形等化処理後のフィルタ出力信号の識別処理を行う識別処理部と、前記フィルタ出力信号の信号品質をモニタする信号品質モニタ部と、前記信号品質から前記可変パラメータとして設定すべき可変パラメータ設定値を算出する可変パラメータ設定値算出部と、から構成され、nチャネル配置される等化処理部と、
    各チャネル系列で算出された前記可変パラメータ設定値を平均化し、前記平均化可変パラメータ設定値を生成して前記等化フィルタへ送信し、nチャネルの前記等化フィルタに対して同じ重みを設定する可変パラメータ平均化処理部と、
    を有することを特徴とする多値変調受信装置。
  2. 1つの前記等化フィルタに対して、設定すべきN個の前記可変パラメータp1〜pNがあり、チャネル1〜チャネルnの前記可変パラメータ設定値算出部を可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnとした場合に、可変パラメータ設定値算出部CHk(1≦k≦n)は、チャネルkの前記信号品質にもとづいて、N個の前記可変パラメータp1〜pNの設定値を算出することを特徴とする請求項1記載の多値変調受信装置。
  3. 1つの前記等化フィルタに対して、設定すべきN個の前記可変パラメータp1〜pNがあり、チャネル1〜チャネルnの前記可変パラメータ設定値算出部を可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnとした場合に、可変パラメータ設定値算出部CHa(1≦a≦n)は、チャネルaの前記信号品質にもとづいて、前記可変パラメータp1〜pNの中の任意の一部の前記可変パラメータの設定値を算出し、可変パラメータ設定値算出部CHb(1≦b≦n、a≠b)は、チャネルbの前記信号品質にもとづいて、前記可変パラメータp1〜pNの中から前記可変パラメータ設定値算出部CHaで選択された以外の可変パラメータの設定値を算出し、すべての前記可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnで、N個の前記可変パラメータp1〜pNの設定値を算出するようにして、可変パラメータ設定算出処理を前記可変パラメータ設定値算出部CH1〜CHnで分担することを特徴とする請求項1記載の多値変調受信装置。
  4. 前記信号品質モニタ部は、前記フィルタ出力信号と前記識別処理部からの出力である識別信号との差分値を求め、前記差分値に利得調整定数を乗じて前記信号品質である信号品質指標値を生成し、前記可変パラメータ設定値算出部は、単位時間の遅延を発生させて前記識別信号を順次遅延させ、遅延後の前記識別信号に前記信号品質指標値を乗じて前記可変パラメータ設定値を算出することを特徴とする請求項1記載の多値変調受信装置。
  5. 前記信号品質モニタ部は、前記フィルタ出力信号と前記識別処理部からの出力である識別信号との差分値を求め、前記差分値に利得調整定数を乗じて前記信号品質である信号品質指標値を生成し、前記等化フィルタは、単位時間の遅延を発生させて、前記チャネル信号を順次遅延させ、前記可変パラメータ設定値算出部は、遅延後の前記チャネル信号に前記信号品質指標値を乗じて前記可変パラメータ設定値を算出することを特徴とする請求項1記載の多値変調受信装置。
  6. 多値変調された光信号の受信処理を行う多値変調受信装置において、
    伝送路を通じて伝送された多値変調光信号を受信してn光信号に分岐する光分岐部と、
    分岐後の所望の1チャネル分の光信号の復調処理を行い、電気のチャネル信号に変換する復調処理部と、フィルタの重みである少なくとも1つの可変パラメータを有し、平均化可変パラメータ設定値にもとづき、前記チャネル信号の波形等化処理を行う等化フィルタと、波形等化処理後のフィルタ出力信号の識別処理を行う識別処理部と、から構成され、nチャネル配置される等化処理部と、
    前記フィルタ出力信号の信号品質をモニタする信号品質モニタ部と、前記信号品質から前記可変パラメータとして設定すべき可変パラメータ設定値を算出する可変パラメータ設定値算出部と、1チャネル系列のみで算出された前記可変パラメータ設定値を平均化し、前記平均化可変パラメータ設定値を生成して前記等化フィルタへ送信し、nチャネルすべての前記等化フィルタに対して同じ重みを設定する可変パラメータ平均化処理部と、から構成され、nチャネルの中の任意の1チャネルのみに配置されるパラメータ設定部と、
    を有することを特徴とする多値変調受信装置。
  7. 前記信号品質モニタ部は、前記フィルタ出力信号と前記識別処理部からの出力である識別信号との差分値を求め、前記差分値に利得調整定数を乗じて前記信号品質である信号品質指標値を生成し、前記可変パラメータ設定値算出部は、単位時間の遅延を発生させて前記識別信号を順次遅延させ、遅延後の前記識別信号に前記信号品質指標値を乗じて前記可変パラメータ設定値を算出することを特徴とする請求項6記載の多値変調受信装置。
  8. 前記信号品質モニタ部は、前記フィルタ出力信号と前記識別処理部からの出力である識別信号との差分値を求め、前記差分値に利得調整定数を乗じて前記信号品質である信号品質指標値を生成し、前記等化フィルタは、単位時間の遅延を発生させて、前記チャネル信号を順次遅延させ、前記可変パラメータ設定値算出部は、遅延後の前記チャネル信号に前記信号品質指標値を乗じて前記可変パラメータ設定値を算出することを特徴とする請求項6記載の多値変調受信装置。
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