JP2008024052A - 懸架装置の支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】上部回動機構の分解・組立が容易で作業性を向上させると共に、結合部のガタを抑制して操縦安定性を向上させた懸架装置の支持構造を提供する。
【解決手段】ダブルアクスルサスペンションからなる懸架装置の支持構造において、車体側ナックル2に車輪側ナックル1を回動可能に支持する上部支持軸受26が、内周に複列の外側転走面31aが形成された外輪31と、外周にこれらに対向する複列の内側転走面32a、33aが形成された上部枢軸27と、両転走面間に収容された複列の転動体35とを備え、上部枢軸27が車体側ナックル2に締結ボルト28を介して分離可能に固定されると共に、その間にワッシャ30が介装され、このワッシャ30が、外周に平坦部30bと内周に爪部38aを有すると共に、これらが車体側ナックル2と上部枢軸27の切欠き37aにそれぞれ係合されて上部枢軸27が回り止めされている。
【選択図】図3
【解決手段】ダブルアクスルサスペンションからなる懸架装置の支持構造において、車体側ナックル2に車輪側ナックル1を回動可能に支持する上部支持軸受26が、内周に複列の外側転走面31aが形成された外輪31と、外周にこれらに対向する複列の内側転走面32a、33aが形成された上部枢軸27と、両転走面間に収容された複列の転動体35とを備え、上部枢軸27が車体側ナックル2に締結ボルト28を介して分離可能に固定されると共に、その間にワッシャ30が介装され、このワッシャ30が、外周に平坦部30bと内周に爪部38aを有すると共に、これらが車体側ナックル2と上部枢軸27の切欠き37aにそれぞれ係合されて上部枢軸27が回り止めされている。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動車等、車両の懸架装置の支持構造に関し、特に、ダブルアクスルサスペンション(以下DASと呼ぶ)からなる懸架装置の支持構造に関するものである。
車両の懸架装置としてDASが知られている。このDASは、図8に示すように、懸架装置を構成するナックル51が、懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックル51aと、車輪52の旋回を受持つ車輪側ナックル51bの二分割構造になっている。ここで、二股状に形成された車体側ナックル51aの下部は、ロアリンク53の外端部に回動可能に連結されている。ロアリンク53は、車幅方向内方に延びて、その内端部はサスペンションメンバー等の車体側部材(図示せず)に上下方向へ揺動可能に連結されている。また、車体側ナックル51aの上部と車体との上下方向の間にはショックアブソーバ54が配設され、このショックアブソーバ54の外周には、コイルスプリング(図示せず)が略同軸に配置されている。車輪52は、車輪側ナックル51bに対して車輪用軸受55を介して回転自在に支持されている。
ここで、車輪側ナックル51bの上部は、図9に示すように、上部回動機構56を介して車体側ナックル51aに回動可能に支持されている。この上部回動機構56は、車体側ナックル51aに固定ボルト57を介して締結された上部枢軸58と、この上部枢軸58と車輪側ナックル51bとの間に装着された上部支持軸受59とからなる。なお、この上部支持軸受59は、例えば、複列円錐ころ軸受からなり、車輪側ナックル51bに内嵌された外輪60と、この外輪60に複列の円錐ころ61、61を介して回転自在に内挿された一対の内輪62、62を備えている。そして、上部枢軸58は一端部に鍔部58aを有し、この鍔部58aと、車輪側ナックル51bの上部と車体側ナックル51aとの間に介装された蓋部材63とで一対の内輪62、62を挟持した状態で軸方向に固定している。
一方、車輪側ナックル51bの下部は、下部回動機構64を介して車体側ナックル51aに回動可能に支持されている。この下部回動機構64は、車体側ナックル51aに固定ボルト57を介して締結された下部枢軸65と、この下部枢軸65と車輪側ナックル51bとの間に装着された下部支持軸受66とからなる。なお、この下部支持軸受66は針状ころ軸受で構成されている。この下部回動機構64および前述した上部回動機構56で、所謂キングピン軸67が構成されている。このキングピン軸67は、車輪52の中心に対して所定の角度傾斜するように設定され、このキングピン軸67周りに、車輪側ナックル51bが回動可能となっている。
車輪用軸受55は、車輪52を支持するハブ輪68と車輪側ナックル51bとの間に嵌合されている。また、等速自在継手69によってエンジンからの回転トルクがドライブシャフト70を介してハブ輪68に伝達されている。
ここで、図示しない操舵機構を介して操舵力が車輪側ナックル51bに伝達されると、この車輪側ナックル51bは上部および下部回動機構56、64によってキングピン軸67周りに回動し、この車輪側ナックル51bに支持された車輪52が転舵される。また、車体重量は、ショックアブソーバ54、車体側ナックル51a、上部回動機構56、車輪側ナックル51bを介して車輪に支持される。そして、車両が走行路面上の凹凸を通過する等して発生する車輪52の上下動に対しては、ショックアブソーバ54の伸縮によって減衰されると共に、このショックアブソーバ54と同軸に配設されたコイルスプリングの撓みによって吸収される。
EP1319533A1公報
こうした従来のDASにおいて、例えば、上部回動機構56の上部支持軸受59を交換する場合、車体側ナックル51aから車輪側ナックル51bを取り外すことが困難なため、止むを得ず等速自在継手69を分解してから枢軸58を抜き、最後に上部支持軸受59を取り外さなければならない。これでは作業が煩雑になり作業性が悪くなるため改善が望まれていた。
さらに、車輪用軸受55が、ハブ輪68と等速自在継手69に一体にユニット化された第4世代構造であれば等速自在継手69を分解することはできず、したがって、上部支持軸受59を交換することが実質的にできなかった。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、上部回動機構の分解・組立が容易で作業性を向上させると共に、結合部のガタを抑制して操縦安定性を向上させた懸架装置の支持構造を提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、車輪の旋回を受持つ車輪側ナックルと懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックルの二分割構造からなり、前記車輪側ナックルが、車輪用軸受装置を介して車輪を回転自在に支持すると共に、略車幅方向に延在する前記車体側ナックルに上部および下部回動機構を介して回動可能に連結された懸架装置の支持構造において、前記上部回動機構が、前記車体側ナックルに対して前記車輪側ナックルを回動可能に支持する上部支持軸受を備え、この上部支持軸受が、前記車輪側ナックルの筒状部に内嵌され、内周に複列の外側転走面が形成された外輪と、外周にこれら複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された上部枢軸と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記上部枢軸が前記車体側ナックルに締結ボルトを介して分離可能に固定されると共に、前記車体側ナックルと車輪側ナックルとの間にワッシャが介装され、このワッシャが前記車体側ナックルと上部枢軸にそれぞれ係合されて当該上部枢軸が回り止めされている。
このように、車輪の旋回を受持つ車輪側ナックルと懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックルの二分割構造からなり、車輪側ナックルが、車輪用軸受装置を介して車輪を回転自在に支持すると共に、略車幅方向に延在する車体側ナックルに上部および下部回動機構を介して回動可能に連結された懸架装置の支持構造において、上部回動機構が、車体側ナックルに対して車輪側ナックルを回動可能に支持する上部支持軸受を備え、この上部支持軸受が、車輪側ナックルの筒状部に内嵌され、内周に複列の外側転走面が形成された外輪と、外周にこれら複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された上部枢軸と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、上部枢軸が車体側ナックルに締結ボルトを介して分離可能に固定されると共に、車体側ナックルと車輪側ナックルとの間にワッシャが介装され、このワッシャが車体側ナックルと上部枢軸にそれぞれ係合されて当該上部枢軸が回り止めされているので、車輪側ナックルおよび車体側ナックルの径方向外方側から各部品を容易に脱着することができ、組立スペースを確保して組立作業が簡便化できると共に、結合部のガタを抑制して操縦安定性を向上させた懸架装置の支持構造を提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記ワッシャが、外周に前記車体側ナックルに係合する平坦部を有し、内周に軸方向に延びる爪部が折曲形成されると共に、前記上部枢軸の端部に切欠きが形成され、この切欠きに前記爪部が係合されていれば、簡単かつコンパクトな構成で上部枢軸の回り止めを確実に行うことができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記上部枢軸が、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成された内輪部材と、この内輪部材の小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪とを備え、前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部によって軸受に所定の予圧が付与された状態で前記内輪が軸方向に固定されていれば、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、上部回動機構のガタを抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記車輪用軸受装置が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された等速自在継手の外側継手部材からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記ハブ輪の内周に硬化した凹凸部が形成されると共に、前記外側継手部材に突設された中空状の軸部が前記ハブ輪に内嵌され、前記軸部を拡径して前記凹凸部に食い込ませて前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されていれば、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、ハブ輪の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。
好ましくは、請求項5に記載の発明のように、前記外方部材が前記車輪側ナックルに内嵌され、アウター側の端部外周にテーパ状の止め輪溝が形成されると共に、前記車輪側ナックルのアウター側の端部に止め輪が装着され、この止め輪が、断面が略コの字形で全体として円環状に形成されて内径部に所定の角度傾斜した複数の爪を有し、これらの爪が前記止め輪溝に弾性係合して前記外方部材が軸方向に固定されていれば、組立作業性を向上させると共に、軸方向のすきまを詰めた状態で固定することができる。
本発明に係る懸架装置の支持構造は、車輪の旋回を受持つ車輪側ナックルと懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックルの二分割構造からなり、前記車輪側ナックルが、車輪用軸受装置を介して車輪を回転自在に支持すると共に、略車幅方向に延在する前記車体側ナックルに上部および下部回動機構を介して回動可能に連結された懸架装置の支持構造において、前記上部回動機構が、前記車体側ナックルに対して前記車輪側ナックルを回動可能に支持する上部支持軸受を備え、この上部支持軸受が、前記車輪側ナックルの筒状部に内嵌され、内周に複列の外側転走面が形成された外輪と、外周にこれら複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された上部枢軸と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記上部枢軸が前記車体側ナックルに締結ボルトを介して分離可能に固定されると共に、前記車体側ナックルと車輪側ナックルとの間にワッシャが介装され、このワッシャが前記車体側ナックルと上部枢軸にそれぞれ係合されて当該上部枢軸が回り止めされているので、車輪側ナックルおよび車体側ナックルの径方向外方側から各部品を容易に脱着することができ、組立スペースを確保して組立作業が簡便化できると共に、結合部のガタを抑制して操縦安定性を向上させた懸架装置の支持構造を提供することができる。
車輪の旋回を受持つ車輪側ナックルと懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックルの二分割構造からなり、前記車輪側ナックルが、車輪用軸受装置を介して車輪を回転自在に支持すると共に、略車幅方向に延在する前記車体側ナックルに上部および下部回動機構を介して回動可能に連結された懸架装置の支持構造において、前記上部回動機構が、前記車体側ナックルに対して前記車輪側ナックルを回動可能に支持する上部支持軸受を備え、この上部支持軸受が、前記車輪側ナックルの筒状部に内嵌され、内周に複列の外側転走面が形成された外輪と、外周にこれら複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された上部枢軸と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記上部枢軸が前記車体側ナックルに締結ボルトを介して分離可能に固定されると共に、前記車体側ナックルと車輪側ナックルとの間にワッシャが介装され、このワッシャが、外周に前記車体側ナックルに係合する平坦部を有し、内周に軸方向に延びる爪部が折曲形成されると共に、前記上部枢軸の端部に切欠きが形成され、この切欠きに前記爪部が係合されて前記車体側ナックルに対して当該上部枢軸が回り止めされている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る懸架装置の支持構造の一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の車輪用軸受装置を示す要部拡大図、図3は、図1の上部回動機構を示す要部拡大図、図4(a)は、回り止め用のワッシャを示す正面図、(b)は、(a)の断面図、図5は、図1の下部回動機構を示す要部拡大図、図6および図7は、本発明に係る懸架装置の組立方法を示す説明図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図面左側)、中央寄り側をインナー側(図面右側)という。
図1は、本発明に係る懸架装置の支持構造の一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の車輪用軸受装置を示す要部拡大図、図3は、図1の上部回動機構を示す要部拡大図、図4(a)は、回り止め用のワッシャを示す正面図、(b)は、(a)の断面図、図5は、図1の下部回動機構を示す要部拡大図、図6および図7は、本発明に係る懸架装置の組立方法を示す説明図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図面左側)、中央寄り側をインナー側(図面右側)という。
この懸架装置は、車輪(図示せず)の旋回を受持つ車輪側ナックル1と、懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックル2との二分割構造からなるDASを構成している。車輪側ナックル1は、車輪用軸受装置3を介して車輪を回転自在に支持すると共に、略車幅方向に延在してこの車輪側ナックル1の径方向外方側に位置する車体側ナックル2に上部および下部回動機構4、5を介して回動可能に連結されている。
車輪用軸受装置3は、図2に拡大して示すように、ハブ輪6と複列の転がり軸受7および等速自在継手8がユニット化された第4世代と呼称される構成を備えている。ハブ輪6は、アウター側の端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジ9を一体に有し、その円周等配位置にハブボルト9aが植設されている。ハブ輪6の内周面には凹凸部10が形成され、高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。なお、凹凸部10はアヤメローレット状に形成され、旋削等により独立して形成された複数の環状溝と、ブローチ加工等により形成された複数の軸方向溝とを略直交させて構成した交叉溝、あるいは、互いに傾斜した螺旋溝で構成した交叉溝からなる。また、凹凸部10の凸部は良好な食い込み性を確保するために、その先端部が三角形状等の尖塔形状に形成されている。
複列の転がり軸受7は、外方部材11と内方部材12と複列の転動体(ボール)13、13とを備えている。外方部材11は円筒状をなし、アウター側の端部外周にテーパ状の止め輪溝11bが形成されていると共に、内周に複列の外側転走面11a、11aが一体に形成されている。この外方部材11は車輪側ナックル1に内嵌され、この車輪側ナックル1のアウター側の端部に装着された止め輪14によって固定されている。すなわち、この止め輪14は鋼板をプレス加工によって断面が略コの字形で、全体として円環状に形成され、内径部に所定の角度傾斜した複数の爪14aを有している。そして、この複数の爪14aを弾性変形させながら外方部材11を車輪側ナックル1に嵌合していくことにより、爪14aが外方部材11の止め輪溝11bの位置で弾性復元し、止め輪溝11bの壁面に弾性接触することにより軸方向のすきまを詰めた状態で固定される。こうした固定手段を採用することにより、組立作業性を向上させると共に、軸方向のすきまを詰めた状態で外方部材11を固定することができる。
一方、内方部材12は、ハブ輪6と、このハブ輪6の小径段部6bに突合せ状態に内嵌される後述する外側継手部材18とを指し、外周に複列の外側転走面11a、11aに対向する一方(アウター側)の内側転走面6aがハブ輪6の外周に、他方(インナー側)の内側転走面18aが外側継手部材18の外周にそれぞれ形成されている。そして、複列の転動体13、13がこれら転走面11a、6aと11a、18a間にそれぞれ収容され、保持器15、15によって転動自在に保持されている。また、外方部材11と内方部材12との間に形成される環状空間の開口部にはシール16、17が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
等速自在継手8は、外側継手部材18と継手内輪19とケージ20およびトルク伝達ボール21を備えている。外側継手部材18は、カップ状のマウス部22と、このマウス部22の底部をなす肩部23と、この肩部23から軸方向に延びる中空の軸部24とを有している。この軸部24の外周には、ハブ輪6の小径段部6bに内嵌されるインロウ部24aと、このインロウ部24aから軸方向に延びる嵌合部24bとが一体に形成されている。マウス部22の開口側の外周にはブーツBが装着され、中空の軸部24に装着されたエンドキャップ25とで、マウス部22内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内部に侵入するのを防止している。
また、外側継手部材18において、肩部23から軸部24のインロウ部24aに亙って高周波焼入れによって、表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。なお、軸部24の嵌合部24bは鍛造後の硬さの生のままとされている。
ここで、ハブ輪6と外側継手部材18の固定は塑性結合によって行われる。すなわち、外側継手部材18の軸部24をハブ輪6に内嵌すると共に、中空の軸部24にマンドレル等の拡径治具を押し込んで嵌合部24bを拡径し、この嵌合部24bをハブ輪6の凹凸部10に食い込ませて加締め、ハブ輪6と外側継手部材18とが一体に塑性結合されている。これにより、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、ハブ輪6の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。さらに、車両への組込性を簡便にすることができる。なお、ハブ輪6と外側継手部材18の固定はこれ以外にも、図示はしないが、例えば、外側継手部材18の軸部24をハブ輪6に内嵌すると共に、軸部24の端部を径方向外方に塑性変形させて加締部を形成し、この加締部によってハブ輪6と外側継手部材18とを、所謂揺動加締で塑性結合しても良い。
上部回動機構4は、図3に拡大して示すように、車体側ナックル2に対して車輪側ナックル1を回動自在に支持する上部支持軸受26を備えている。この上部支持軸受26は車輪側ナックル1の筒状部1bに内嵌され、内周にテーパ状の複列の外側転走面31a、31aが形成された外輪31と、外周にこれら複列の外側転走面31a、31aに対向する複列の内側転走面32a、33aが形成された上部枢軸27と、両転走面間に保持器34、34を介して転動自在に収容された複列の転動体(円錐ころ)35、35とを備えた背面合せタイプの複列の円錐ころ軸受で構成されている。上部枢軸27は車体側ナックル2に締結ボルト28を介して分離可能に固定されている。
ここで、上部枢軸27は内輪部材32と、この内輪部材32に外嵌固定された内輪33とからなる。内輪部材32は、外周に複列の外側転走面31a、31aに対向するテーパ状の一方の内側転走面32aと、この内側転走面32aから軸方向に延びる小径段部32bが形成されている。内側転走面32aの大径側には転動体35を案内する大鍔32cが一体に形成されている。内輪33は、内輪部材32の小径段部32bに圧入され、外周に複列の外側転走面31a、31aに対向するテーパ状の他方の内側転走面33aと、この内側転走面33aの大径側に転動体35を案内する大鍔33bが一体に形成されている。そして、内輪33は、内輪部材32の小径段部32bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部32dによって軸受に所定の予圧が付与された状態で軸方向に固定されている。これにより、軽量・コンパクト化を図ると共に、上部回動機構4のガタを抑制することができる。
また、外輪31と上部枢軸27との間に形成される環状空間の開口部にはシール36、36が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
本実施形態では、車体側ナックル2の嵌合孔2aにスリーブ29が嵌着され、車体側ナックル2と車輪側ナックル1との間に回り止め用のワッシャ30が介装されている。そして、上部枢軸27の端部に雌ねじ27aと、スリーブ29の一端が嵌挿する環状の凹部37が形成され、この凹部37には周方向に一箇所切欠き37aが形成されている。一方、スリーブ29の周方向にも一箇所切欠き29aが形成され、この切欠き29aと前記上部枢軸27における凹部37の切欠き37aとを整合させた状態でワッシャ30が装着されている。
ワッシャ30は、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて円板状形成され、図4に示すように、締結ボルト28が挿入される円孔38を有し、外周に略全周に亙って鍔部30aが形成されると共に、外周の一箇所に位置決め用の平坦部30bが形成されている。また、円孔38の内周の一箇所に軸方向に延びる爪部38aが折曲形成されている。この爪部38が前記切欠き37a、29aに係合し、上部枢軸27の回り止めを行っている。このように、車体側ナックル2と車輪側ナックル1との間に回り止め用のワッシャ30が介装されることによって、簡単かつコンパクトな構成で上部枢軸27の回り止めを確実に行うことができる。なお、図示はしないが、少なくともワッシャと枢軸との当接面にフェイススプライン等の凹凸面を形成し、上部枢軸の回り止めとしても良い。
このように、本実施形態では、車輪側ナックル1を回転自在に支承する上部支持軸受26を車輪側ナックル1に内嵌し、この上部支持軸受26を構成する上部枢軸27を車体側ナックル2の径方向外方側から締結ボルト29で固定することができるため、上部回動機構4の分解・組立が容易で作業性を向上させることができると共に、結合部のガタを抑制して操縦安定性を向上させた懸架装置の支持構造を提供することができる。なお、ここでは、上部支持軸受26として、転動体35に円錐ころを使用した複列円錐ころ軸受を例示したが、これに限らず、転動体35にボールを使用した複列アンギュラ玉軸受であっても良い。
車輪側ナックル1の下部は、下部回動機構5を介して車体側ナックル2に回動可能に支持されている。この下部回動機構5は、図5に拡大して示すように、車体側ナックル2に締結ボルト28を介して分離可能に固定された下部枢軸39と、この下部枢軸39と車輪側ナックル1との間に装着された下部支持軸受40とからなる。
下部支持軸受40は、車輪側ナックル1の筒状部1bに内嵌され、断面が略カップ状に形成された鋼板プレス製の外輪41と、この外輪41に収容された複数の針状ころ42からなる。下部枢軸39はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼からなり、少なくとも外周面が高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。そして、下部枢軸39の内周には雌ねじ39aが形成され、この雌ねじ39aに締結ボルト28をばねワッシャ43を介して締め付けることにより下部枢軸39が固定されている。
また、車体側ナックル2にスリーブ44が装着され、このスリーブ44に締結ボルト28が嵌挿されるが、39bは工具の係止用孔で、車体側ナックル2に穿設された通孔45を介してこの係止用孔39bに工具(図示せず)を係止した状態で締結ボルト28が締結されている。すなわち、この締結ボルト28を締結する際、下部枢軸39の回り止めを行うことができる。
次に、図6および図7を用いて本発明に係る懸架装置の組立方法を詳細に説明する。
図6に示すように、先ず、車輪用軸受装置3を車輪側ナックル1に組み立てると共に、車輪側ナックル1に上部支持軸受26および下部支持軸受40を介して下部枢軸39を内嵌する。その後、上部回動機構4において、ワッシャ30を径方向外方側から上部枢軸27に装着する。そして、車輪側ナックル1に車体側ナックル2を外嵌して組み立てる。次に、図7に示すように、車体側ナックル2に径方向外方側からスリーブ29、44とばねワッシャ43および締結ボルト28を装着すると共に、この締結ボルト28を締結して上部および下部支持軸受26、40を固定する。
図6に示すように、先ず、車輪用軸受装置3を車輪側ナックル1に組み立てると共に、車輪側ナックル1に上部支持軸受26および下部支持軸受40を介して下部枢軸39を内嵌する。その後、上部回動機構4において、ワッシャ30を径方向外方側から上部枢軸27に装着する。そして、車輪側ナックル1に車体側ナックル2を外嵌して組み立てる。次に、図7に示すように、車体側ナックル2に径方向外方側からスリーブ29、44とばねワッシャ43および締結ボルト28を装着すると共に、この締結ボルト28を締結して上部および下部支持軸受26、40を固定する。
本実施形態では、車輪側ナックル1および車体側ナックル2の径方向外方側から各部品を脱着することができるので、組立スペースを確保して組立作業が簡便化できると共に、上部枢軸27に回り止め用のワッシャ30が装着されているため、締結ボルト28を容易に脱着することができ、取り分け、上部支持軸受26の分解・組立作業が簡便化できる。なお、ここでは、車輪用軸受装置3として、ハブ輪6と外側継手部材18とが一体に塑性結合された第4世代構造を例示したが、これに限らず、第1乃至第3世代構造であっても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る懸架装置の支持構造は、懸架装置を構成するナックルが、懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックルと、車輪の旋回を受持つ車輪側ナックルの二分割構造からなるDASに適用できる。
1・・・・・・・・・・・・車輪側ナックル
1b・・・・・・・・・・・筒状部
2・・・・・・・・・・・・車体側ナックル
2a・・・・・・・・・・・嵌合孔
3・・・・・・・・・・・・車輪用軸受装置
4・・・・・・・・・・・・上部回動機構
5・・・・・・・・・・・・下部回動機構
6・・・・・・・・・・・・ハブ輪
6a、32a、33a・・・内側転走面
6b、32b・・・・・・・小径段部
7・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受
8・・・・・・・・・・・・等速自在継手
9・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
9a・・・・・・・・・・・ハブボルト
10・・・・・・・・・・・凹凸部
11・・・・・・・・・・・外方部材
11a、31a・・・・・・外側転走面
11b・・・・・・・・・・止め輪溝
12・・・・・・・・・・・内方部材
13、35・・・・・・・・転動体
14・・・・・・・・・・・止め輪
14a・・・・・・・・・・爪
15、34・・・・・・・・保持器
16、17、36・・・・・シール
18・・・・・・・・・・・外側継手部材
19・・・・・・・・・・・継手内輪
20・・・・・・・・・・・ケージ
21・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール
22・・・・・・・・・・・マウス部
23・・・・・・・・・・・肩部
24・・・・・・・・・・・軸部
24a・・・・・・・・・・インロウ部
24b・・・・・・・・・・嵌合部
25・・・・・・・・・・・エンドキャップ
26・・・・・・・・・・・上部支持軸受
27・・・・・・・・・・・上部枢軸
27a、39a・・・・・・雌ねじ
28・・・・・・・・・・・締結ボルト
29、44・・・・・・・・スリーブ
29a、37a・・・・・・切欠き
30・・・・・・・・・・・ワッシャ
30a・・・・・・・・・・鍔部
30b・・・・・・・・・・平坦部
31、41・・・・・・・・外輪
32・・・・・・・・・・・内輪部材
32c、33b・・・・・・大鍔
32d・・・・・・・・・・加締部
33・・・・・・・・・・・内輪
37・・・・・・・・・・・凹部
38・・・・・・・・・・・円孔
38a・・・・・・・・・・爪部
39・・・・・・・・・・・下部枢軸
39b・・・・・・・・・・係止用孔
40・・・・・・・・・・・下部支持軸受
42・・・・・・・・・・・針状ころ
43・・・・・・・・・・・ばねワッシャ
45・・・・・・・・・・・通孔
51・・・・・・・・・・・ナックル
51a・・・・・・・・・・車体側ナックル
51b・・・・・・・・・・車輪側ナックル
52・・・・・・・・・・・車輪
53・・・・・・・・・・・ロアリンク
54・・・・・・・・・・・ショックアブソーバ
55・・・・・・・・・・・車輪用軸受
56・・・・・・・・・・・上部回動機構
57・・・・・・・・・・・固定ボルト
58・・・・・・・・・・・上部枢軸
58a・・・・・・・・・・鍔部
59・・・・・・・・・・・上部支持軸受
60・・・・・・・・・・・外輪
61・・・・・・・・・・・円錐ころ
62・・・・・・・・・・・内輪
63・・・・・・・・・・・蓋部材
64・・・・・・・・・・・下部回動機構
65・・・・・・・・・・・下部枢軸
66・・・・・・・・・・・下部支持軸受
67・・・・・・・・・・・キングピン軸
68・・・・・・・・・・・ハブ輪
69・・・・・・・・・・・等速自在継手
70・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
B・・・・・・・・・・・・ブーツ
K/S・・・・・・・・・・キングピン軸
1b・・・・・・・・・・・筒状部
2・・・・・・・・・・・・車体側ナックル
2a・・・・・・・・・・・嵌合孔
3・・・・・・・・・・・・車輪用軸受装置
4・・・・・・・・・・・・上部回動機構
5・・・・・・・・・・・・下部回動機構
6・・・・・・・・・・・・ハブ輪
6a、32a、33a・・・内側転走面
6b、32b・・・・・・・小径段部
7・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受
8・・・・・・・・・・・・等速自在継手
9・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
9a・・・・・・・・・・・ハブボルト
10・・・・・・・・・・・凹凸部
11・・・・・・・・・・・外方部材
11a、31a・・・・・・外側転走面
11b・・・・・・・・・・止め輪溝
12・・・・・・・・・・・内方部材
13、35・・・・・・・・転動体
14・・・・・・・・・・・止め輪
14a・・・・・・・・・・爪
15、34・・・・・・・・保持器
16、17、36・・・・・シール
18・・・・・・・・・・・外側継手部材
19・・・・・・・・・・・継手内輪
20・・・・・・・・・・・ケージ
21・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール
22・・・・・・・・・・・マウス部
23・・・・・・・・・・・肩部
24・・・・・・・・・・・軸部
24a・・・・・・・・・・インロウ部
24b・・・・・・・・・・嵌合部
25・・・・・・・・・・・エンドキャップ
26・・・・・・・・・・・上部支持軸受
27・・・・・・・・・・・上部枢軸
27a、39a・・・・・・雌ねじ
28・・・・・・・・・・・締結ボルト
29、44・・・・・・・・スリーブ
29a、37a・・・・・・切欠き
30・・・・・・・・・・・ワッシャ
30a・・・・・・・・・・鍔部
30b・・・・・・・・・・平坦部
31、41・・・・・・・・外輪
32・・・・・・・・・・・内輪部材
32c、33b・・・・・・大鍔
32d・・・・・・・・・・加締部
33・・・・・・・・・・・内輪
37・・・・・・・・・・・凹部
38・・・・・・・・・・・円孔
38a・・・・・・・・・・爪部
39・・・・・・・・・・・下部枢軸
39b・・・・・・・・・・係止用孔
40・・・・・・・・・・・下部支持軸受
42・・・・・・・・・・・針状ころ
43・・・・・・・・・・・ばねワッシャ
45・・・・・・・・・・・通孔
51・・・・・・・・・・・ナックル
51a・・・・・・・・・・車体側ナックル
51b・・・・・・・・・・車輪側ナックル
52・・・・・・・・・・・車輪
53・・・・・・・・・・・ロアリンク
54・・・・・・・・・・・ショックアブソーバ
55・・・・・・・・・・・車輪用軸受
56・・・・・・・・・・・上部回動機構
57・・・・・・・・・・・固定ボルト
58・・・・・・・・・・・上部枢軸
58a・・・・・・・・・・鍔部
59・・・・・・・・・・・上部支持軸受
60・・・・・・・・・・・外輪
61・・・・・・・・・・・円錐ころ
62・・・・・・・・・・・内輪
63・・・・・・・・・・・蓋部材
64・・・・・・・・・・・下部回動機構
65・・・・・・・・・・・下部枢軸
66・・・・・・・・・・・下部支持軸受
67・・・・・・・・・・・キングピン軸
68・・・・・・・・・・・ハブ輪
69・・・・・・・・・・・等速自在継手
70・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
B・・・・・・・・・・・・ブーツ
K/S・・・・・・・・・・キングピン軸
Claims (5)
- 車輪の旋回を受持つ車輪側ナックルと懸架装置の上下動を受持つ車体側ナックルの二分割構造からなり、前記車輪側ナックルが、車輪用軸受装置を介して車輪を回転自在に支持すると共に、略車幅方向に延在する前記車体側ナックルに上部および下部回動機構を介して回動可能に連結された懸架装置の支持構造において、
前記上部回動機構が、前記車体側ナックルに対して前記車輪側ナックルを回動可能に支持する上部支持軸受を備え、この上部支持軸受が、前記車輪側ナックルの筒状部に内嵌され、内周に複列の外側転走面が形成された外輪と、外周にこれら複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された上部枢軸と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記上部枢軸が前記車体側ナックルに締結ボルトを介して分離可能に固定されると共に、前記車体側ナックルと車輪側ナックルとの間にワッシャが介装され、このワッシャが前記車体側ナックルと上部枢軸にそれぞれ係合されて当該上部枢軸が回り止めされていることを特徴とする懸架装置の支持構造。 - 前記ワッシャが、外周に前記車体側ナックルに係合する平坦部を有し、内周に軸方向に延びる爪部が折曲形成されると共に、前記上部枢軸の端部に切欠きが形成され、この切欠きに前記爪部が係合されている請求項1に記載の懸架装置の支持構造。
- 前記上部枢軸が、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成された内輪部材と、この内輪部材の小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪とを備え、前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部によって軸受に所定の予圧が付与された状態で前記内輪が軸方向に固定されている請求項1または2に記載の懸架装置の支持構造。
- 前記車輪用軸受装置が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された等速自在継手の外側継手部材からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記ハブ輪の内周に硬化した凹凸部が形成されると共に、前記外側継手部材に突設された中空状の軸部が前記ハブ輪に内嵌され、前記軸部を拡径して前記凹凸部に食い込ませて前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されている請求項1乃至3いずれかに記載の懸架装置の支持構造。
- 前記外方部材が前記車輪側ナックルに内嵌され、アウター側の端部外周にテーパ状の止め輪溝が形成されると共に、前記車輪側ナックルのアウター側の端部に止め輪が装着され、この止め輪が、断面が略コの字形で全体として円環状に形成されて内径部に所定の角度傾斜した複数の爪を有し、これらの爪が前記止め輪溝に弾性係合して前記外方部材が軸方向に固定されている請求項4に記載の懸架装置の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006196026A JP2008024052A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | 懸架装置の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006196026A JP2008024052A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | 懸架装置の支持構造 |
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| JP2008024052A true JP2008024052A (ja) | 2008-02-07 |
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ID=39115148
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006196026A Pending JP2008024052A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | 懸架装置の支持構造 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008024052A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104456A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Ntn Corp | 電動リニアアクチュエータ |
| WO2017213271A1 (ja) * | 2017-06-26 | 2017-12-14 | 株式会社小松製作所 | ダンプトラック |
-
2006
- 2006-07-18 JP JP2006196026A patent/JP2008024052A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2013104456A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Ntn Corp | 電動リニアアクチュエータ |
| CN104024695A (zh) * | 2011-11-11 | 2014-09-03 | Ntn株式会社 | 线性电动致动器 |
| US9353838B2 (en) | 2011-11-11 | 2016-05-31 | Ntn Corporation | Electric linear actuator |
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| CN107635801A (zh) * | 2017-06-26 | 2018-01-26 | 株式会社小松制作所 | 自卸车 |
| JP6271821B1 (ja) * | 2017-06-26 | 2018-01-31 | 株式会社小松製作所 | ダンプトラック |
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