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JP2008018311A - 重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法 - Google Patents

重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法 Download PDF

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JP2008018311A JP2006190469A JP2006190469A JP2008018311A JP 2008018311 A JP2008018311 A JP 2008018311A JP 2006190469 A JP2006190469 A JP 2006190469A JP 2006190469 A JP2006190469 A JP 2006190469A JP 2008018311 A JP2008018311 A JP 2008018311A
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Abstract

【課題】重金属を含有する廃水や更にキレート剤を含有する難処理性の廃水において、廃水中に含有される重金属を効率よく除去し、かつフロックを形成することにより、固液分離を容易にできる重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法を提供すること。
【解決手段】メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体とを含むことを特徴とする金属含有廃水処理剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、プリント配線基盤洗浄水やめっき廃水などの重金属イオンを含んだ廃水の廃水処理に有用な重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法に関する。
従来、重金属イオンを含有する廃水から重金属を除去する方法として、廃水中に水酸化カルシウムなどのアルカリ性物質を添加し、水酸化物として沈殿させ、ろ過、デカンテーションなどの工程を経て除去する方法が試みられている。しかし、この方法では、使用するアルカリの量が多く、スラッジの生成量が増えるといった問題があった。
さらに、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)などのキレート剤の存在下では、pHをアルカリにしても、キレート剤と金属錯体を形成した重金属イオンは水酸化物としての沈殿が不完全で、廃水中から完全に除去することが困難であった。
そのため、キレート剤存在下の重金属イオンを含有する廃水を処理する技術として、重金属イオンと強力な金属錯体を形成するチオカルバミン酸塩類を添加して、重金属イオンを不溶化する方法があるが、廃水のpHが酸性から弱アルカリ性の状態でチオカルバミン酸塩類を使用すると、有毒な二硫化炭素ガスを発生する問題があり、それを防止するために、水酸化ナトリウムなどで廃水を強アルカリ性にして添加すれば、二硫化炭素ガスの発生量は少なくなるが、使用するアルカリの量が増え、コスト高となるなどの問題がある。
また、特許第3621963号公報(特許文献1)には、カルボキシル基含有のアニオン性高分子と塩化鉄又は鉱酸などの酸性物質から成る除去剤を用いて重金属イオンを不溶化し除去する方法が開示されている。さらに、特許第3696943号公報(特許文献2)では、ノボラック樹脂含有アルカリ物質から成る処理剤と、硫酸鉄などの酸性物質を用いて重金属イオンを不溶化し除去する方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法では、キレート剤を含有する重金属含有廃水では、重金属を不溶化する力が弱く、フロックの形成も不十分で、必ずしも十分に重金属が除去できてない。
特許第3621963号公報 特許第3696943号公報
本発明は、重金属を含有する廃水やさらにキレート剤を含有する難処理性の廃水において、廃水中に含有される重金属を効率よく除去し、かつフロックを形成することにより、固液分離を容易にすることができる重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定のイオウ化合物と特定のカチオン性重合体を組み合わせて用いることにより、重金属含有廃水処理剤として、廃水中に含有される重金属を効率よく除去し、かつフロックを形成して容易に固液分離することが可能となることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
(1)メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体とを含むことを特徴とする金属含有廃水処理剤、
(2)重金属含有廃水に、メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体とを添加して重金属を沈殿除去することを特徴とする廃水処理方法、
(3)高分子凝集剤をさらに重金属含有廃水に添加して、重金属を沈殿除去することを特徴とする(2)に記載の廃水処理方法、
を提供するものである。
本発明の重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法によれば、プリント配線基盤洗浄水やめっき廃水などの重金属を含有する廃水をはじめ、一般的な高分子凝集剤や無機凝集剤では凝集沈殿除去が困難なキーレート剤を含有する重金属含有廃水について、効果的かつ容易に重金属の凝集沈殿除去処理を行うことが可能となる。言い換えると、本発明の重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法によれば、廃水中に含有される重金属を効率よく除去し、かつフロックを形成することにより、固液分離を容易にすることができる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
本発明の重金属含有廃水処理剤は、メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体とを含む。この重金属含有廃水処理剤は、重金属含有廃水に添加されると、廃水中に含有される重金属を効率よく除去し、かつフロックを形成することにより、固液分離を容易にすることができる。
本発明で用いられるメルカプトカルボン酸としては、例えば、メルカプト酢酸、メルカプトプロピオン酸、メルカプト酪酸、ビス(メルカプトメチル)酢酸などの炭素数2〜4のメルカプト脂肪族モノカルボン酸、メルカプトコハク酸、ジメルカプトコハク酸、メルカプトマレイン酸、ジメルカプトマレイン酸、メルカプトマロン酸などの炭素数3〜4のメルカプト脂肪族ジカルボン酸が挙げられ、メルカプトカルボン酸エステルとしては、メルカプト酢酸メチル、メルカプト酢酸エチル、メルカプトプロピオン酸メチル、メルカプトプロピオン酸エチルなどのメルカプト脂肪族モノカルボン酸エステルなどを挙げることができる。
メルカプトカルボン酸及び亜ジチオン酸と塩を形成する塩としては、例えば、リチウム、カリウム、ナトリウムなどのアルカリ金属塩、アンモニア、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアミン塩などを挙げることができる。これらの中で、メルカプト脂肪族モノカルボン酸、メルカプト脂肪族ジカルボン酸、亜ジチオン酸及びそれらの塩は、重金属イオンの除去性がより向上するので好適に用いられる。
本発明に用いるジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン又はそれらの酸塩からなるカチオン性重合体において、ジシアンジアミド縮合物としては、例えば、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとホルムアルデヒドの縮合物、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンの縮合物、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンとホルムアルデヒドの縮合物などを挙げることができる。ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンの縮合物、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンとホルムアルデヒドの縮合物で用いるポリアルキレンポリアミとしては、例えば、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トエチレンテトラアミン、テトラエチレンペンタアミン、プロピレンジアミン、ジプロピレントリアミンなどを挙げることができる。ジシアンジアミド縮合物と酸塩を形成する酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、蟻酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸などを挙げることができる。
ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとホルムアルデヒドの縮合物、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンの縮合物、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンとホルムアルデヒドの縮合物及びこれらの酸塩などの製造方法に特に制限はなく、例えば、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとホルムアルデヒドの縮合物の場合は、ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとホルムアルデヒドを、必要に応じて溶媒を用いて、40〜100℃で反応させることができる。ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンの縮合物の場合は、塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンを、必要に応じて溶媒を用いて、100〜150℃で反応させ、次にジシアンジアミドと150〜300℃で反応させることができる。ジシアンジアミドと塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンとホルムアルデヒドの縮合物の場合は、塩化アンモニウムとポリアルキレンポリアミンを、必要に応じて溶媒を用いて、50〜100℃で反応させ、次にジシアンジアミドと50〜150℃で反応させ、さらにホルムアルデヒドと40〜100℃で反応させることができる。使用する溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、アセトン、メチルエチルケトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドなどを挙げることができる。酸塩とする場合は、必要により溶媒を用いて、酸の添加、又は、酸溶液へのジシアンジアミド縮合物の添加により酸塩を形成することができる。
ポリアリルアミン及びその酸塩の製造で用いるアリルアミンとしては、例えば、アリルアミン、N−メチルアリルアミンなどのモノアリルアミン、ジアリルアミン、N−メチルジアリルアミンなどのジアリルアミンを挙げることができる。ポリアリルアミンの酸塩の形成に用いられる酸としては、前記ジシアンジアミド縮合物の酸塩を形成する酸と同様なものを挙げることができる。
ポリアリルアミン及びその酸塩の製造方法に特に制限はなく、例えば、酸によって酸塩としたアリルアミンを単独で、若しくは2種以上の混合物を、あるいは二酸化硫黄とを開始剤の存在下で、必要に応じて溶媒を用いて重合反応させることができる。開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイソプロピルパージカーボネート、tert−ブチルパーベンゾエート、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、ジキュミルパーオキサイド、tert−ブチルキュミルパーオキサイド、キュメンヒドロキシパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパーオキサイドなどの過酸化物、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩、2,2'-アゾビスイソブチロニトリル、2,2'-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)、2,2'-アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2'−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2'−アゾビス(2−イミダゾリン−2イル−プロパン)二塩酸塩などのアゾ化合物などを挙げることができる。使用する溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドなどを挙げることができる。重合反応温度は、40〜120℃であることが好ましい。また、ポリアリルアミンは、ポリアリルアミンの酸塩を、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどの塩基処理、又は強塩基性イオン交換樹脂処理することで製造することができる。これらの中で、ポリモノアリルアミン又はその酸塩は、固液分離しやすいフロックの形成が特に良好なので、好適に用いることができる。
ポリビニルアミン及びその酸塩の形成に用いられる酸としては、前記ジシアンジアミド縮合物の酸塩を形成する酸と同様なものを挙げることができる。
ポリビニルアミン又はその酸塩の製造方法に特に制限はなく、例えば、N−ビニルホルムアミドを開始剤の存在下で、必要に応じて溶媒を用いて重合反応させ、酸又は塩基により、アミド部の一部又は全部を加水分解することができる。重合反応させる方法としては、前記ポリアリルアミン又はその酸塩の製造方法と同様な製造方法で製造することができる。
加水分解に用いる酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、蟻酸、酢酸などの有機酸を挙げることができる。加水分解に用いる塩基としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどを挙げることができる。加水分解の際、不純物によって起こるゲル化を防止する目的で任意に、例えば、塩酸ヒドロキシアミン、硫酸ヒドロキシアミンなどのゲル化防止剤を加えて加水分解を行ってもよい。また、一般的に加水分解にこのゲル化防止剤で処理を行った後に、加水分解を行うことが特に好ましい。加水分解反応温度は、40〜120℃であることが好ましい。
次に、本発明の重金属含有廃水の処理方法について説明する。本発明の廃水処理方法は、重金属を含有する廃水に、メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体とを添加して重金属を沈殿除去する方法である。
この方法によれば、重金属を含む沈殿物が効率よく得られ、しかも沈殿物のフロックの微細化が防止される。このため、形成されたフロックが凝集沈殿処理などの固液分離処理によって除去可能となる。このとき、フロックの微細化が防止されているため、フロックを容易に除去できる。即ち、重金属を容易に且つ効率よく除去できる。
本発明の処理方法において、その対象となる重金属含有廃水とは、カドミウム、ニッケル、水銀、銅、鉛、亜鉛、砒素、クロムなどの重金属イオンを含有した廃水であり、特に、キレート剤を含有する重金属イオンを含有した廃水を挙げることができる。
本発明の処理方法においては、重金属含有廃水に、前記イオウ化合物を添加し、次いで前記カチオン性重合体を添加して重金属を凝集沈殿する。又は、重金属含有廃水に、前記カチオン性重合体を添加し、次いで前記イオウ化合物を添加して重金属を凝集沈殿する。或いは、前記イオウ化合物と前記カチオン性重合体を任意の割合で混合したもの若しくはそれぞれを同時に重金属含有廃水に添加して重金属を凝集沈殿することができる。
本発明の処理方法において、凝集沈殿した重金属を含むフロックは、重金属含有廃水の固液分離により除去され、こうして、清浄化された廃水が得られる。なお、凝集沈殿した重金属を含むフロックは、固液分離後、脱水して最終的に廃棄物として処分あるいは再利用することができる。固液分離する方法としては、ろ過、重力沈降、遠心濃縮、膜分離などを挙げることができる。脱水方法としては、遠心脱水機、ベルトプレス脱水機、スクリュープレス脱水機、フィルタープレス脱水機などを用いる脱水を挙げることができる。
本発明の処理方法においては、必要に応じて塩酸、硫酸、硝酸などの酸や、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの塩基を用いて廃水のpHを調製することもできる。
本発明の方法において、イオウ化合物の廃水に対する添加量は、廃水中の重金属濃度、種類、キレート剤の含有量によって変動するので一概に規定できないが、10〜30,000ppm(質量比)であることが好ましく、20〜10,000ppm(質量比)であることがより好ましい。イオウ化合物の廃水に対する添加量が上記範囲内にあると、重金属含有廃水中の重金属を効果的に除去できるという利点が得られる。カチオン性重合体の廃水に対する添加量は、廃水中の重金属濃度、種類、キレート剤の含有量によって変動するので一概に規定できないが、10〜30,000ppm(質量比)であることが好ましく、20〜10,000ppm(質量比)であることがより好ましい。カチオン性重合体の廃水に対する添加量が上記範囲内にあると、重金属含有廃水中の重金属を効果的に凝集できるという利点が得られる。本発明において、イオウ化合物とカチオン性重合体の添加量の質量比(イオウ化合物添加量:カチオン性重合体添加量)は、95:5〜10:90であることが好ましく、90:10〜30:70であることがより好ましい。イオウ化合物とカチオン性重合体の添加量の質量比を前記範囲内とすることにより、重金属含有廃水中の重金属を効果的に凝集沈殿することができる。
本発明の処理方法において、重金属含有廃水に対し、さらに高分子凝集剤を添加することが好ましい。このような高分子凝集剤としては、例えば、アニオン性高分子凝集剤、カチオン性高分子凝集剤、ノニオン性高分子凝集剤、両性高分子凝集剤、これら高分子凝集剤の混合物などを挙げることができる。アニオン性高分子凝集剤としては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミドの部分加水分解物、アクリルアミドとアクリル酸ナトリウムの共重合物、アクリルアミドとビニルスルホン酸ナトリウムの共重合物、アクリルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムとの共重合物、アクリルアミドとアクリル酸ナトリウムと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムとの三元共重合物などを挙げることができる。カチオン性高分子凝集剤としては、例えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートの4級化物又はその塩の重合物、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートの4級化物又はその塩とアクリルアミドとの共重合物、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物又はその4級化物などを挙げることができる。ノニオン性高分子凝集剤としては、例えば、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイドなどを挙げることができる。両性高分子凝集剤としては、例えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートの4級化物又はその塩とアクリル酸又はその塩とアクリルアミドとの共重合物などを挙げることができる。本発明に用いる高分子凝集剤は、通常分子量が百万〜数千万を有するものである。このような高分子凝集剤をさらに添加することで、凝集沈殿したフロックの微細化を防止し、フロックと液との分離を容易にすることができるので好ましい。
本発明の方法において、前記高分子凝集剤の廃水に対する添加量は、廃水中の重金属濃度、種類、キレート剤の含有量によって変動するので一概に規定できないが、50ppm(質量比)以下であることが好ましく、20ppm(質量比)以下であることがより好ましい。前記高分子凝集剤の廃水に対する添加量が上記範囲内にあると、フロックが効果的に形成できるという利点が得られる。
本発明の処理方法において、重金属の除去性をそこなわない程度に無機凝集剤を併用してもよい。このような無機凝集剤としては、例えば、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミニウムなどのアルムニウム化合物、塩化鉄(II)、塩化鉄(III)、硫酸鉄(II)、硫酸鉄(III)、ポリ硫酸鉄(III)などの鉄化合物、石灰などのカルシウム化合物、マグネシウム化合物などを挙げることができる。これらの中で、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、塩化鉄(III)、ポリ硫酸鉄(III)は、凝集力と強固なフロックの形成性が良好となる傾向にある。
本発明の重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法は、重金属を含有する廃水及びキレート剤がさらに含有されている重金属を含有する廃水に適用することができる。特に、キレート剤がさらに含有されている重金属を含有する廃水に対し、本発明の重金属含有廃水処理剤及びそれを用いた廃水処理方法を適用することにより、確実に廃水中に含有される重金属を除去し、かつフロックを形成して容易に固液分離することが可能となる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
なお、実施例においては、下記の4種の高分子凝集剤、及び4種の無機凝集剤を用いた。
高分子凝集剤C1:アニオン性高分子凝集剤、東亞合成(株)、アロンフロック(登録商標)A101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系
高分子凝集剤C2:カチオン性高分子凝集剤、ハイモ(株)、ハイモロック(登録商標)MP−384、分子量500万、ポリジメチルアミノエチルアクリレート系
高分子凝集剤C3:ノニオン性高分子凝集剤、東亞合成(株)、アロンフロックN107、分子量1600万、ポリアクリルアミド系
高分子凝集剤C4:両性高分子凝集剤、ハイモ(株)、ハイモロックMS−884、分子量750万、ポリジメチルアミノエチルアクリレート/アクリルアミド/アクリレート系
無機凝集剤D1:硫酸アルミニウム
無機凝集剤D2:ポリ塩化アルミニウム
無機凝集剤D3:塩化鉄(III)
無機凝集剤D4:ポリ硫酸鉄(III)
実施例1
反応容器に、塩化アンモニウム53.5g(1.0モル)、37質量%ホルムアルデヒド162.2g(2.0モル)及び水300gを仕込み、40℃で0.5時間混合した。次に、ジシアンジアミド84.0g(1.0モル)を、40℃で徐々に添加し、さらに95℃にて2時間反応させた。反応終了後、冷却して濃度が20質量%となるように水を添加して、カチオン性重合体B1の水溶液を得た。
試験廃水として銅イオン50ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の廃水を用いて、廃水処理方法の評価を行った。
試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを添加して3分間攪拌し、次いで、得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gを添加して3分間攪拌した。さらに、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加して3分間攪拌した。
直ちに、得られた処理廃水のフロック径を、物差しを用いて目視測定した。平均フロック径は6mmであった。処理廃水を、定性用濾紙No.2[アドバンテック(株)製]にてろ過を行い、ろ液をICP発光分析装置[ICPS−1000II、(株)島津製作所]を用いて重金属イオン濃度の測定を行った。銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例2
反応容器に、ジエチレントリアミン51.5(0.5モル)を仕込み、塩化アンモニウム32.1g(0.6モル)を100℃で徐々に添加し、さらに140℃にて1時間反応させた。次に、ジシアンジアミド54.6g(0.65モル)を、180℃で徐々に添加し、さらに260℃にて2時間反応させた。反応終了後、冷却して濃度が20質量%となるように水を添加して、カチオン性重合体B2の水溶液を得た。
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の代わりに、このカチオン性重合体B2を使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例3
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B3としてポリモノアリルアミン塩酸塩(分子量5,000)の40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例4
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B4としてポリモノアリルアミン塩酸塩(分子量60,000)の20質量%水溶液0.5gを使用した以外は実施例1と同様にして廃水処理を行い、フロック径と、銅イオン濃度を測定した。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例5
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B5としてポリモノアリルアミン塩酸塩(分子量150,000)の40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例6
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B6としてポリモノアリルアミン(分子量15,000)の15質量%水溶液0.67gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例7
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B7としてポリモノアリルアミン(分子量60,000)の10質量%水溶液1.0gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例8
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B8としてポリビニルアミン塩酸塩(分子量140,000、ビニルアミン構造単位70モル%)の23質量%水溶液0.43gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例9
実施例1で使用したカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gの代わりに、カチオン性重合体B9としてポリビニルアミン塩酸塩(分子量60,000、ビニルアミン構造単位95モル%)の17質量%水溶液0.59gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例10
実施例1で使用したアニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の代わりに、カチオン性高分子凝集剤C2[カチオン性高分子凝集剤、ハイモ(株)、ハイモロックMP−384、分子量500万、ポリジメチルアミノエチルアクリレート系]を使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例11
実施例1で使用したアニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の代わりに、ノニオン性高分子凝集剤C3[ノニオン性高分子凝集剤、東亞合成(株)、アロンフロックN107、分子量1600万、ポリアクリルアミド系]を使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例12
実施例1で使用したアニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の代わりに、両性高分子凝集剤C4[ハイモ(株)、ハイモロックMS−884、分子量750万、ポリジメチルアミノエチルアクリレート/アクリルアミド/アクリレート系]を使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例13
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、メルカプト酢酸アンモニウムの40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は5mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例14
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、メルカプト酢酸ナトリウムの40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例15
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、メルカプト酢酸カリウムの40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例16
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、メルカプト酢酸0.1gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例17
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、メルカプトプロピオン酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例18
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、ビス(メルカプトメチル)酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は5mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例19
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの代わりに、ジメルカプトコハク酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例20
実施例1で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25g、カチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5g、及びアニオン性高分子凝集剤C1の0.1質量%水溶液0.8gの代わりに、それぞれ、亜ジチオン酸ナトリウム0.16g、カチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.8g、及びアニオン性高分子凝集剤C1の0.1質量%水溶液1.2gを使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例21
実施例1で使用した試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gを添加し3分間攪拌し、次いで、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを添加して3分間攪拌した。さらに、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例22
実施例1で使用した試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gと、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gの混合溶液を添加して3分間攪拌した。次に、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例23
実施例1で使用した銅イオン50ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の試験廃水の代わりに、銅イオン50ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH6.0の試験廃水を使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例24
実施例1で使用した銅イオン50ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の試験廃水の代わりに、銅イオン50ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH9.0の試験廃水を使用した以外は実施例1と同じ操作を行った。平均フロック径は3mmであり、銅イオン濃度は0.2ppmであった。
実施例25
実施例1で使用した試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.5gを添加して3分間攪拌し、次いで、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.8gを添加して3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は2mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例26
実施例25で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.5g、及びカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.8gの代わりに、それぞれ、亜ジチオン酸ナトリウム0.4g、及びカチオン性重合体B1の20質量%水溶液2.0gを使用した以外は実施例25と同じ操作を行った。平均フロック径は2mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例27
実施例1で使用した試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを添加して3分間攪拌し、次いで、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gを添加して3分間攪拌した。さらに、20質量%の水酸化ナトリウム水溶液にてpHを6.0に調製し、無機凝集剤D1[硫酸アルミニウム]の8質量%水溶液1.25gを添加し3分間攪拌した。次いで、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加して3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例28
実施例26で使用した無機凝集剤D1[硫酸アルミニウム]の8質量%水溶液1.25gの代わりに、無機凝集剤D2[ポリ塩化アルミニウム]の10質量%水溶液1.0gを使用した以外は実施例28と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例29
実施例27で使用した無機凝集剤D1[硫酸アルミニウム]の8質量%水溶液1.25gの代わりに、無機凝集剤D4[ポリ硫酸鉄(III)]の11質量%水溶液0.91gを使用した以外は実施例27と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例30
実施例27で使用したメルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25g、カチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5g、無機凝集剤D1[硫酸アルミニウム]の8質量%水溶液1.25g、及びアニオン性高分子凝集剤C1の0.1質量%水溶液0.8gの代わりに、それぞれ、亜ジチオン酸ナトリウム0.2g、カチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.8g、無機凝集剤D3[塩化鉄(III)]の38質量%水溶液0.53g、及びアニオン性高分子凝集剤C1の0.1質量%水溶液1.2gを使用した以外は実施例27と同じ操作を行った。平均フロック径は4mmであり、銅イオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例31
試験廃水としてクロムイオン20ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の廃水を用いて、廃水処理方法の評価を行った。
試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.15gを添加して3分間攪拌し、次いで、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.3gを添加して3分間攪拌した。さらに、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.4gを添加して3分間攪拌し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は6mmであり、クロムイオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例32
実施例31で用いたクロムイオン20ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の試験廃水の代わりに、ニッケルイオン20ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の試験廃水を使用した以外は実施例31と同じ操作を行った。平均フロック径は6mmであり、ニッケルイオン濃度は0.1ppm未満であった。
実施例33
試験廃水として銅イオン、クロムイオン、ニッケルイオン、カドミウムイオンをそれぞれ10ppmと、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)100ppmを含むpH3.0の廃水を用いて、廃水処理方法の評価を行った。
試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.35gを添加して3分間攪拌し、次いで、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.4gを添加して3分間攪拌した。さらに、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.6gを添加し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は4mmであり、銅イオン、クロムイオン、ニッケルイオン、カドミウムイオン濃度はいずれも0.1ppm未満であった。
比較例1
実施例1で用いた試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、水酸化カルシウムを廃水のpHが10.0となるように添加して、3分間攪拌し、次いで、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は1mmであり、銅イオン濃度は23.0ppmであった。
比較例2
実施例1で用いた試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、メルカプト酢酸モノエタノールアミンの40質量%水溶液0.25gを添加して3分間攪拌し、次いで、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。平均フロック径は1mm未満であり、銅イオン濃度は15.2ppmであった。
比較例3
実施例1で用いた試験廃水200mlを300mlのビーカーにとり、ジャーテスターで回転数120rpmにて撹拌しながら、実施例1で得られたカチオン性重合体B1の20質量%水溶液0.5gを添加して3分間攪拌した。さらに、アニオン性高分子凝集剤C1[東亞合成(株)、アロンフロックA101、分子量1300万、ポリアクリルアミド系]の0.1質量%水溶液0.8gを添加し3分間攪拌して廃水処理を行い、実施例1と同様にしてフロック径と、重金属イオン濃度を測定した。フロックは形成されず、銅イオン濃度は47.6ppmであった。
表1−1、表1−2及び表1−3に見られるように、キレート剤を含有する重金属含有廃水に、イオウ化合物を添加し、次いで、カチオン性重合体を添加した実施例24及び25では、フロックの凝集物が形成され、重金属がほとんど除去されている。高分子凝集剤がさらに添加されている実施例1〜23、高分子凝集剤と無機凝集剤がさらに添加されている実施例26〜29においても、フロックの凝集物が形成され、重金属がほとんど除去されている。
これに対し、従来の水酸化カルシウムを使用する方法の比較例1では、フロックは形成されるが、重金属が十分に除去されていない。イオウ化合物と高分子凝集剤のみを添加した比較例2ではフロック径が微細となり、カチオン性重合体と高分子凝集剤のみを添加した比較例3では、フロック径が形成されず、重金属が十分に除去されていない。
Figure 2008018311
Figure 2008018311
Figure 2008018311

Claims (3)

  1. メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、
    ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体と、
    を含むことを特徴とする重金属含有廃水処理剤。
  2. 重金属含有廃水に、メルカプトカルボン酸、亜ジチオン酸、それらの塩、メルカプトカルボン酸エステル及び亜ジチオン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種のイオウ化合物と、ジシアンジアミド縮合物、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン及びそれらの酸塩からなる群より選択される少なくとも1種のカチオン性重合体とを添加して重金属を沈殿除去することを特徴とする廃水処理方法。
  3. 高分子凝集剤をさらに重金属含有廃水に添加して、重金属を沈殿除去することを特徴とする請求項2に記載の廃水処理方法。
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