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JP2008016573A - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体素子およびその製造方法 Download PDF

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JP2008016573A
JP2008016573A JP2006185019A JP2006185019A JP2008016573A JP 2008016573 A JP2008016573 A JP 2008016573A JP 2006185019 A JP2006185019 A JP 2006185019A JP 2006185019 A JP2006185019 A JP 2006185019A JP 2008016573 A JP2008016573 A JP 2008016573A
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insulating film
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Shigeru Nonoyama
茂 野々山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】積層された絶縁膜の外周端に生じるクラックや剥離の有無を電気的に検出することが可能となる半導体素子を提供する。
【解決手段】シリコン基板上に積層された複数の絶縁膜を有する多層配線構造の半導体素子1であって、各辺の外周端に沿ってシールリング8,9が内外に2本形成され、両シールリング8,9は、各絶縁膜に形成された四角リング状の配線パターン11,14と、各絶縁膜間において膜厚方向で隣り合う配線パターン11,14間を接続するビアとで構成され、各配線パターン11,14に、半導体素子1の外周端に向かって延びる検出用配線17a〜17c,18a〜18cが形成され、外側のシールリング8の検出用配線17a〜17cと内側のシールリング9の検出用配線18a〜18cとが対をなすように対向して配設され、最上層の絶縁膜の両シールリング8,9が電極パッド6a,6bに接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、多層配線構造を有する半導体素子およびその製造方法に関するものである。
デジタル化社会が進むにつれ、半導体素子の高機能化・高速化の要望が強まっている。このような半導体素子の大規模高集積化に伴い、配線の多層化さらには配線層の微細化が進んでいる。近年、配線の微細化によって生じる寄生容量を抑制し、半導体素子の高速化に対応するために、従来のシリコン酸化膜やシリコン窒化膜などの酸化物誘電体よりも誘電率の低い低誘電率材料が絶縁膜に用いられるようになった。低誘電率材料は、従来の酸化膜誘電体と比較して、低ヤング率、低硬度、高膨張率、絶縁膜界面の低密着性といった物理的特性の著しい違いが存在し、この物理的特性の違いは誘電率が低くなるほど顕著に現れてくる。
このため低誘電率材料を用いた半導体素子において、ウエハからチップへの分割や組立時のチップへの接触によるダメージ、或いは、封止時や封止後の熱応力等といった組立の際に絶縁膜に加わる機械的又は熱的なストレスにより、剥離やクラックが発生し易い状況となっている。絶縁膜の剥離やクラックは配線間或いは絶縁層間のリークや配線断線を引き起こすため、半導体素子の性能や信頼性が低下するといった問題がある。
このような問題の対策として、図17,図18に示すように、従来の半導体素子51では、半導体素子51の各辺の外周端に沿って、絶縁膜52の剥離を防止するためのシールリング53,54が内外に2本形成されたものがある。各シールリング53,54はそれぞれ、積層された複数の各絶縁膜52に形成された四角リング状の配線パターン55,56と、各絶縁膜52間において膜厚方向で隣り合う配線パターン55,56間を接続するビア57,58とで構成されている。
これによると、シールリング53,54を形成したことにより、機械的或いは熱的なストレスから絶縁膜52の界面又は絶縁膜52の内部にクラックや剥離が生じることを抑制している。尚、下記特許文献1には、シールリングを形成した半導体装置が記載されている。
特開2004−153015
しかしながら、拡散プロセスの微細化にともなう、絶縁膜52の低ヤング率、低硬度、高膨張率、絶縁膜52の界面の低密着性はより一層に進んでおり、シールリング53,54を形成するだけでは、機械的又は熱的なストレスから絶縁膜52の界面或いは絶縁膜52の内部に発生するクラックや剥離を効果的に防止することが困難になってきている。また、図17に示すように、信頼性などに係わるような微小なクラックKや剥離が発生した場合、従来の半導体素子51では検出することが不可能である。
本発明は、半導体素子の絶縁膜に生じるクラックや剥離を電気的に検出することが可能であり、半導体素子の信頼性を向上させることが可能であり、また、微小なクラックや剥離の発生箇所のおおよその特定を可能とし、早期に発生原因を究明し、組立歩留の向上を図ることができる半導体素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本第1発明における半導体素子は、シリコン基板上に積層された複数の絶縁膜を有する多層配線構造の半導体素子であって、
半導体素子の各辺の外周端に沿って、絶縁膜の剥離を防止するためのシールリングが内外に複数本形成され、
各シールリングはそれぞれ、複数の絶縁膜に形成されたリング状の配線パターンと、絶縁膜間において膜厚方向で隣り合う配線パターン間を接続するビアとで構成され、
少なくともいずれかの絶縁膜における内外複数のシールリングの配線パターンに、半導体素子の外周端に向かって延びる検出用配線が形成され、
同一絶縁膜に形成された異なるシールリングの検出用配線が対をなすように対向して配設され、
最上層の絶縁膜の各シールリングがそれぞれ電極パッドに接続されているものである。
これによると、シールリングが接続された電極パッドに異電圧を加えて、互いに対をなす検出用配線同士を異なった電位にする。前記互いに対をなす検出用配線間に達するクラックや剥離が存在しない場合、前記互いに対をなす検出用配線間を流れる電流リーク量は非常に微小な電流値Iになる。
また、前記互いに対をなす検出用配線間に達するクラックや剥離が発生した場合、前記互いに対をなす検出用配線間を流れる電流リーク量は前記微小な電流値Iよりも大きな電流値になる。したがって、前記シールリングが接続された電極パッドを通じて、前記電流リーク量を計測することにより、微小なクラックや剥離の有無を検出することができ、半導体素子の信頼性が向上する。
本第2発明における半導体素子は、検出用配線は複数の絶縁膜に形成された内外複数のシールリングの各配線パターンに形成されているものである。
本第3発明における半導体素子は、同一絶縁膜において、一対の検出用配線が複数組み設けられ、
一対の検出用配線の先端部から半導体素子の辺の外周端までの距離が、各組み毎に異なっているものである。
これによると、電流リーク量を計測することにより、クラックや剥離の有無の検出に加えて、クラックや剥離の半導体素子の外周端からの奥行き距離も検出することができる。
本第4発明における半導体素子は、検出用配線はシールリングの配線パターンに対して絶縁膜の平面内で直角に配設され、
互いに対をなす検出用配線のうち、一方の検出用配線は、その先端部に、相対する他方の検出用配線に向かって屈曲する一方の屈曲配線部を有し、他方の検出用配線は、その先端部に、相対する一方の検出用配線に向かって屈曲する他方の屈曲配線部を有するものである。
これによると、クラックが一対の検出用配線間をこれら配線に沿ってほぼ平行に発生した場合、先端部にそれぞれ屈曲配線部を形成したことによって、上記クラックをより感度良く検出することができる。
本第5発明における半導体素子は、シールリングの配線パターンは周方向において複数の分割配線パターンに分割され、
検出用配線が各分割配線パターンに形成され、
最上段の絶縁膜の各分割配線パターンがそれぞれ電極パッドに接続されているものである。
これによると、例えば、各分割配線パターンを半導体素子の各辺の外周端に沿って配設することにより、クラックや剥離の有無を検出することができるとともに、クラックや剥離が半導体素子のいずれの辺の外周端で発生しているのかを検出することができる。
本第6発明における半導体素子は、各検出用配線は、その先端部に、絶縁膜の膜厚方向に屈曲した膜厚方向屈曲配線部を有するものである。
これによると、絶縁膜の膜厚方向において、例えば、クラックが上位の一方の検出用配線とその下の下位の他方の検出用配線との間に沿ってほぼ平行に発生した場合、先端部にそれぞれ膜厚方向屈曲配線部を形成したことによって、上記クラックをより感度良く検出することができる。
本第7発明は、前記第1発明に記載の半導体素子の製造方法であって、シリコン基板上に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜の所定位置にビアを形成する工程と、ビア上に複数本のシールリングを形成するとともに、各シールリングの配線パターンに検出用配線を形成する工程とを繰り返すことにより絶縁膜を複数積層し、
最上層の絶縁膜上に電極パッドを形成する工程と、最上層の絶縁膜の各シールリングをそれぞれ電極パッドに接続する工程とを有するものである。
以上のように、本第1発明によると、半導体装置の組立の際に絶縁膜に加わる機械的或いは熱的なストレスにより生じる微小なクラックや剥離の有無を電気的に検出することが可能となり、半導体素子の信頼性を向上することが可能となる。
また、本第3発明によると、クラックや剥離の有無の検出に加えて、クラックや剥離の半導体素子の外周端からの奥行き距離も検出することができる。
また、本第4発明によると、クラックが一対の検出用配線間をこれら配線に沿ってほぼ平行に発生した場合、上記クラックをより感度良く検出することができる。
また、本第5発明によると、クラックや剥離の有無を検出することができるとともに、クラックや剥離が半導体素子のいずれの箇所(辺)の外周端で発生しているのかを検出することも可能であり、早期に発生原因を究明し、組立歩留の向上を図ることが可能となる。
また、本第6発明によると、絶縁膜の膜厚方向において、例えば、クラックが上位の一方の検出用配線とその下の下位の他方の検出用配線との間に沿ってほぼ平行に発生した場合、上記クラックをより感度良く検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1を図1〜図7に基いて説明する。
図1,図7(f)に示すように、1は、シリコン基板2(基板の一例)上に積層された複数の絶縁膜3を有する多層配線構造の半導体素子である。最上層の絶縁膜3上には、保護膜5と複数の電極パッド6a〜6cとが形成されている。
図1,図2に示すように、半導体素子1の四つの各辺の外周端に沿って、絶縁膜3の剥離を防止するためのシールリング8,9が内外に2本平行に形成されている。外側のシールリング8は、各絶縁膜3に形成された四角リング状の配線パターン11と、各絶縁膜3間において膜厚方向で隣り合う配線パターン11間を接続するビア12とで構成されている。同様に、内側のシールリング9は、各絶縁膜3に形成されたリング状の配線パターン14と、各絶縁膜3間において膜厚方向で隣り合う配線パターン14間を接続するビア15とで構成されている。
図3,図4に示すように、各絶縁膜3における外側のシールリング8の配線パターン11にはそれぞれ、半導体素子1の外周端に向かって延びる3本の検出用配線17a〜17cが形成されている。同様に、各絶縁膜3における内側のシールリング9の配線パターン14にはそれぞれ、半導体素子1の外周端に向かって延びる3本の検出用配線18a〜18cが形成されている。検出用配線17a〜17cは配線パターン11に対して各絶縁膜3の平面内で直角に配設されている。同様に、検出用配線18a〜18cは配線パターン14に対して各絶縁膜3の平面内で直角に配設されている。これら各検出用配線17a〜17c,18a〜18cのうち、検出用配線17a,18aと検出用配線17b,18bと検出用配線17c,18cとがそれぞれ対をなすように平行に対向して配設されている。
また、最上層の絶縁膜3の外側のシールリング8の配線パターン11は接続用配線19を介して電極パッド6aに接続され、最上層の絶縁膜3の内側のシールリング9の配線パターン14は接続用配線20を介して電極パッド6bに接続されている。
尚、図3に示した各検出用配線18a〜18cと配線パターン11とが交差する交差部分Aの断面は、図5に示すように配線パターン11が途中で分断されていたり、或いは、図6に示すように各検出用配線18a〜18cが途中で分断されている。図5に示すように、分断された配線パターン11はビア12を介して上層又は下層の分断されていない配線パターン11に接続されている。また、図6に示すように、分断された各検出用配線18a〜18cはビア15を介して上層又は下層の分断されていない各検出用配線18a〜18cに接続されている。これにより、交差部分Aにおいて、各検出用配線18a〜18cと配線パターン11とが接触して導通することはない。
また、各絶縁膜3の材料としては、例えば酸化物誘電体や低誘電率誘電体材料などが用いられ、配線パターン11,14やビア12,15および検出用配線17a〜17c,18a〜18cの材料としては、例えば銅(Cu)やアルミニウム(Al)又はタングステン(W)などが用いられるが、これらに限るものではない。
以下、前記構成における作用を説明する。
半導体素子1を備えた半導体装置(図示省略)を組立てる際、半導体素子1をプリント基板(図示省略)等に搭載し、各電極パッド6a〜6cとプリント基板(図示省略)とをワイヤー(図示省略)で接続する。プリント基板の外部接続端子(図示省略)から半導体素子1の一方の電極パッド6aにプラス電位を加えるとともに他方の電極パッド6bにマイナス電位を加える。これにより、外側のシールリング8の各検出用配線17a〜17cがプラス電位となり、内側のシールリング9の各検出用配線18a〜18cがマイナス電位となる。
そして、図1に示すように、外側のシールリング8の検出用配線17a〜17cと内側のシールリング9の検出用配線18a〜18cとの間に達するクラックや剥離が存在しない場合、各検出用配線17a〜17cと各検出用配線18a〜18cとの間を流れる電流リーク量は非常に微小な電流値I(例えば約10−9A程度)になる。
また、ウェハをダイシングして半導体素子1を切断する際や半導体装置の組立の際に加わる機械的或いは熱的なストレス等によって、例えば、図3に示すように、一対の検出用配線17a,18a間に達するクラックKや剥離が発生した場合、一対の検出用配線17a,18a間を流れる電流リーク量は前記微小な電流値Iよりも大きな電流値(例えば約10−4A程度)になる。したがって、両電極パッド6a,6bからワイヤー(図示省略)とプリント基板の外部接続端子(図示省略)とを通じて、前記電流リーク量を計測することにより、クラックKや剥離の有無を検出することができる。
尚、クラックKや剥離が一対の検出用配線17b,18b間に達した場合や一対の検出用配線17c,18c間に達した場合も同様にして検出できる。
次に、半導体素子1の製造方法を図7に基いて説明する。
先ず、図7(a)に示すように、シリコン基板2上に、トランジスタや配線などを例えばCVD(化学気相堆積)法、エッチング法、イオン注入法、露光技術法を用いて形成し、その上に最下層の絶縁膜3を形成する。形成方法としては、例えばスピンコート法やCVD法等により、低誘電率な材料等を用いた絶縁膜3を形成する。
次に、下層のトランジスタや配線などとの接続を行うために、最下層の絶縁膜3にビア12,15を形成する。形成方法としては、フォトリソグラフィーとエッチングにより、ビア孔を形成し、例えばスパッタ法や電解めっき法により、銅(Cu)等のビア12,15を形成する。
次に、図7(b)に示すように、例えばCVD(化学気相堆積)法やスパッタ法等を用いて、最下層の絶縁膜3のビア12,15上にシールリング8,9を形成するとともに、各シールリング8,9の配線パターン11,14に検出用配線17a〜17c,18a〜18cを形成し、さらに、その他の必要な配線を形成する。
その後、図7(c)に示すように、最下層の絶縁膜3上に絶縁膜3を積層するとともに、ビア12,15を形成する。
さらに、図7(d)に示すように、さらに、ビア12,15上にシールリング8,9を形成するとともに、各検出用配線17a〜17c,18a〜18cを形成し、絶縁膜3を積層し、ビア12,15を形成する。前記各工程を繰り返すことにより絶縁膜3とシールリング8,9とを複数積層して、多層配線構造を形成する。
次に、図7(e)に示すように、例えばCVD(化学気相堆積)法やスパッタ法等を用いて、最上層の絶縁膜3上に電極パッド6a〜6cを形成する。次に、最上層の絶縁膜3のシールリング8,9と電極パッド6a,6bとを接続する接続用配線19,20を形成する。
その後、図7(f)に示すように、例えばCVD(化学気相堆積)法やスパッタ法等を用いて、最上層の絶縁膜3の表面に保護膜5を形成することで、多層配線構造を有する半導体素子1が製造される。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2を図8,図9に基いて説明する。
図8(a)に示すように、各絶縁膜3において、検出用配線17a,18aと検出用配線17b,18bと検出用配線17c,18cとの3組がそれぞれ対をなすように平行に対向して配設されている。このうち、一対の検出用配線17a,18aの先端部から半導体素子1の辺の外周端までの距離をLaとし、一対の検出用配線17b,18bの先端部から半導体素子1の辺の外周端までの距離をLbとし、一対の検出用配線17c,18cの先端部から半導体素子1の辺の外周端までの距離をLcとすると、距離La<距離Lb<距離Lcとなるように設定されている。
以下、前記構成における作用を説明する。
図8(b)に示すように、クラックKや剥離の半導体素子1の外周端からの奥行き距離Dが短い場合、一対の検出用配線17a,18a間を流れる電流リーク量のみが前記微小な電流値Iよりも大きな電流値になる。
また、図9(a)に示すように、前記クラックKや剥離の奥行き距離Dが長い場合、一対の検出用配線17a,18a間を流れる電流リーク量と一対の検出用配線17b,18b間を流れる電流リーク量とがそれぞれ前記微小な電流値Iよりも大きな電流値になる。
また、図9(b)に示すように、前記クラックKや剥離の奥行き距離Dがさらに長い場合、一対の検出用配線17a,18a間を流れる電流リーク量と一対の検出用配線17b,18b間を流れる電流リーク量と一対の検出用配線17c,18c間を流れる電流リーク量とがそれぞれ前記微小な電流値Iよりも大きな電流値になる。
このような違いにより、前記電流リーク量を計測することによって、クラックKや剥離の有無の検出に加えて、クラックKや剥離の奥行き距離Dも検出することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3を図10に基いて説明する。
互いに対をなす検出用配線17a,18aのうち、外側のシールリング8の検出用配線17a(一方の検出用配線の一例)は、その先端部に、相対する内側のシールリング9の検出用配線18a(他方の検出用配線の一例)に向かって屈曲する一方の屈曲配線部23aを有している。また、内側のシールリング9の検出用配線18aは、その先端部に、相対する外側のシールリング8の検出用配線17aに向かって屈曲する他方の屈曲配線部24aを有している。尚、一方の屈曲配線部23は他方の屈曲配線部24aよりも半導体素子1の外周端寄りの位置に形成されている。
同様に、一対の検出用配線17b,18bは、各先端部に、一方の屈曲配線部23bと他方の屈曲配線部24bとを有している。また、一対の検出用配線17c,18cは、各先端部に、一方の屈曲配線部23cと他方の屈曲配線部24cとを有している。
これによると、例えば、クラックKが一対の検出用配線17a,18a間をこれら配線17a,18aに沿ってほぼ平行に発生した場合、先端部に屈曲配線部23a,24aを形成したことによって、上記クラックKをより感度良く検出することができる。同様に、クラックKが一対の検出用配線17b,18b間に発生した場合や一対の検出用配線17c,18c間に発生した場合も、クラックKをより感度良く検出することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4を図11,図12に基いて説明する。
最上層の絶縁膜3上には、複数の電極パッド27a〜27d,28a〜28dが形成されている。
各絶縁膜3における両シールリング8,9の配線パターン11,14はそれぞれ、周方向において4つの分割配線パターン11a〜11d,14a〜14dに分割されている。これら各分割配線パターン11a〜11d,14a〜14dはそれぞれ、半導体素子1の4つの辺29a〜29dに沿って配設されており、各辺29a〜29dに対向している。
各検出用配線17a〜17cはそれぞれの分割配線パターン11a〜11dに形成されており、各検出用配線18a〜18cはそれぞれの分割配線パターン14a〜14dに形成されている。
また、最上層の絶縁膜3の外側のシールリング8の分割配線パターン11aは接続用配線19を介して電極パッド27aに接続され、最上層の絶縁膜3の内側のシールリング9の分割配線パターン14aは接続用配線20を介して電極パッド28aに接続されている。同様に、各分割配線パターン11b〜11dはそれぞれ接続用配線19を介して電極パッド27b〜27dに接続され、各分割配線パターン14b〜14dはそれぞれ接続用配線20を介して電極パッド28b〜28dに接続されている。
以下、前記構成における作用を説明する。
各電極パッド27a〜27dにプラス電位を加えるとともに他方の電極パッド28a〜28dにマイナス電位を加えて、各検出用配線17a〜17cをプラス電位とし、各検出用配線18a〜18cをマイナス電位とする。
そして、半導体素子1の各辺29a〜29dの外周端にクラックKや剥離が存在しない場合、各検出用配線17a〜17cと各検出用配線18a〜18cとの間を流れる電流リーク量は非常に微小な電流値Iになる。
また、例えば図12(a)に示すように、半導体素子1の第1の辺29aの外周端にクラックKや剥離が発生した場合、分割配線パターン11aに形成された検出用配線17a〜17cと検出用配線18a〜18cとの間を流れる電流リーク量が前記微小な電流値Iよりも大きな電流値になる。したがって、両電極パッド27a,28aからワイヤー(図示省略)とプリント基板の外部接続端子(図示省略)とを通じて、前記電流リーク量を計測することにより、半導体素子1の第1の辺29aの外周端におけるクラックKや剥離の有無を検出することができる。
同様に、半導体素子1の第2の辺29bの外周端におけるクラックKや剥離の有無を検出する場合は、両電極パッド27b,28bからワイヤーとプリント基板の外部接続端子とを通じて、前記電流リーク量を計測すればよい。また、第3の辺29cの外周端におけるクラックKや剥離の有無を検出する場合は、両電極パッド27c,28cからワイヤーとプリント基板の外部接続端子とを通じて、前記電流リーク量を計測すればよい。また、第4の辺29dの外周端におけるクラックKや剥離の有無を検出する場合は、両電極パッド27d,28dからワイヤーとプリント基板の外部接続端子とを通じて、前記電流リーク量を計測すればよい。これにより、クラックKや剥離の有無を検出することができるとともに、クラックKや剥離が半導体素子1のいずれの辺29a〜29dの外周端で発生しているのかを検出することができ、この検出に基いて、早期に発生原因を究明し、組立歩留の向上を図ることが可能となる。
前記実施の形態4では、シールリング8,9の配線パターン11,14をそれぞれ4つの分割配線パターン11a〜11d,14a〜14dに分割したが、4つ以外の複数に分割してもよい。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5を図13〜図16に基いて説明する。
図13〜図16に示すように、互いに対をなす検出用配線17a,18aのうち、外側のシールリング8の検出用配線17a(一方の検出用配線の一例)は、その先端部に、相対する内側のシールリング9の検出用配線18a(他方の検出用配線の一例)に向かって屈曲する一方の屈曲配線部23aを有している。また、内側のシールリング9の検出用配線18aは、その先端部に、相対する外側のシールリング8の検出用配線17aに向かって屈曲する他方の屈曲配線部24aを有している。
同様に、一対の検出用配線17b,18bは、各先端部に、一方の屈曲配線部23bと他方の屈曲配線部24bとを有している。また、一対の検出用配線17c,18cは、各先端部に、一方の屈曲配線部23cと他方の屈曲配線部24cとを有している。
各屈曲配線部23a〜23c,24a〜24cの先端部にはそれぞれ、絶縁膜3の膜厚方向(垂直方向)に屈曲して立ち上がる膜厚方向屈曲配線部31a〜31c,32a〜32cが形成されている。
これによると、プリント基板の外部接続端子(図示省略)から半導体素子1の一方の電極パッド6aにプラス電位を加えるとともに他方の電極パッド6bにマイナス電位を加えて、外側のシールリング8の各検出用配線17a〜17cをプラス電位とし、内側のシールリング9の各検出用配線18a〜18cをマイナス電位とする。これにより、一方の各膜厚方向屈曲配線部31a〜31cがプラス電位となり、他方の各膜厚方向屈曲配線部32a〜32cがマイナス電位となる。
絶縁膜3の膜厚方向(垂直方向)において、例えば、クラックKが上位の一方の検出用配線17aとその下の下位の他方の検出用配線18aとの間に沿ってほぼ平行に発生した場合、先端部に膜厚方向屈曲配線部31a,32aを形成したことによって、上記クラックKをより感度良く検出することができる。同様に、クラックKが上位の他方の検出用配線18aとその下の下位の一方の検出用配線17aとの間に沿ってほぼ平行に発生した場合も、クラックKをより感度良く検出することができる。
さらに、クラックKが上下で対向する検出用配線17b,18b間および検出用配線17c,18c間に発生した場合も同様である。
前記各実施の形態では、半導体素子1にシールリング8,9を内外2本形成しているが、3本以上の複数本形成してもよい。
前記各実施の形態では、絶縁膜3を5層形成しているが、5層に限定されるものではなく、5層以外の複数層形成してもよい。
前記各実施の形態では、検出用配線17a〜17cを3本、検出用配線18a〜18cを3本形成しているが、3本以外の複数本ずつ形成してもよく、或いは1本ずつ形成してもよい。
本発明の半導体素子とその製造方法は、多層配線構造における絶縁膜の微小な剥離やクラックを電気的に検出することが可能となり、低誘電材料の層間絶縁膜を用いた配線の微細化した半導体素子とその製造に対して有用である。
本発明の実施の形態1における半導体素子の隅部の平面図である。 図1におけるX−X矢視図である。 同、半導体素子の検出用配線を形成した箇所の拡大平面図である。 図3におけるY−Y矢視図である。 図3におけるZ−Z矢視図である。 図5におけるW−W矢視図である。 同、半導体素子の製造方法を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体素子の隅部の平面図であり、(a)はクラックが存在していない状態、(b)は奥行き距離の短いクラックが発生した状態を示す。 同、半導体素子の隅部の平面図であり、(a)は奥行き距離が前記図8(b)よりも長いクラックが発生した状態、(b)は奥行き距離が前記図9(a)よりも長いクラックが発生した状態を示す。 本発明の実施の形態3における半導体素子の隅部の平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体素子の概略平面図である。 同、半導体素子の隅部の平面図であり、(a)は一方の隅部、(b)は反対側の他方の隅部を示す。 本発明の実施の形態5における半導体素子の概略平面図である。 図13におけるX−X矢視図である。 同、半導体素子の一対の検出用配線の先端部分の拡大平面図である。 図15におけるX−X矢視図である。 従来の半導体素子の隅部の平面図である。 図17におけるX−X矢視図である。
符号の説明
1 半導体素子
2 シリコン基板(基板)
3 絶縁膜
6a〜6c,27a〜27d,28a〜28d 電極パッド
8,9 シールリング
11,14 配線パターン
11a〜11d,14a〜14d 分割配線パターン
12,15 ビア
17a〜17c,18a〜18c 検出用配線
23a〜23c 一方の屈曲配線部
24a〜24c 他方の屈曲配線部
29a〜29d 第1〜第4の辺
31a〜31c,32a〜32c 膜厚方向屈曲配線部
La〜Lc 検出用配線の先端部から半導体素子の辺の外周端までの距離

Claims (7)

  1. シリコン基板上に積層された複数の絶縁膜を有する多層配線構造の半導体素子であって、
    半導体素子の各辺の外周端に沿って、絶縁膜の剥離を防止するためのシールリングが内外に複数本形成され、
    各シールリングはそれぞれ、複数の絶縁膜に形成されたリング状の配線パターンと、絶縁膜間において膜厚方向で隣り合う配線パターン間を接続するビアとで構成され、
    少なくともいずれかの絶縁膜における内外複数のシールリングの配線パターンに、半導体素子の外周端に向かって延びる検出用配線が形成され、
    同一絶縁膜に形成された異なるシールリングの検出用配線が対をなすように対向して配設され、
    最上層の絶縁膜の各シールリングがそれぞれ電極パッドに接続されていることを特徴とする半導体素子。
  2. 検出用配線は複数の絶縁膜に形成された内外複数のシールリングの各配線パターンに形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体素子。
  3. 同一絶縁膜において、一対の検出用配線が複数組み設けられ、
    一対の検出用配線の先端部から半導体素子の辺の外周端までの距離が、各組み毎に異なっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体素子。
  4. 検出用配線はシールリングの配線パターンに対して絶縁膜の平面内で直角に配設され、
    互いに対をなす検出用配線のうち、一方の検出用配線は、その先端部に、相対する他方の検出用配線に向かって屈曲する一方の屈曲配線部を有し、他方の検出用配線は、その先端部に、相対する一方の検出用配線に向かって屈曲する他方の屈曲配線部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体素子。
  5. シールリングの配線パターンは周方向において複数の分割配線パターンに分割され、
    検出用配線が各分割配線パターンに形成され、
    最上段の絶縁膜の各分割配線パターンがそれぞれ電極パッドに接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体素子。
  6. 各検出用配線は、その先端部に、絶縁膜の膜厚方向に屈曲した膜厚方向屈曲配線部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4に記載の半導体素子。
  7. 前記請求項1に記載の半導体素子の製造方法であって、
    シリコン基板上に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜の所定位置にビアを形成する工程と、ビア上に複数本のシールリングを形成するとともに、各シールリングの配線パターンに検出用配線を形成する工程とを繰り返すことにより絶縁膜を複数積層し、
    最上層の絶縁膜上に電極パッドを形成する工程と、最上層の絶縁膜の各シールリングをそれぞれ電極パッドに接続する工程とを有することを特徴とする半導体素子の製造方法。
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