JP2008015118A - 光学フィルム製造方法、それを用いて製造されたセルロースエステルフィルム、並びに、そのセルロースエステルフィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】含有される粒子が、全粒子の90%以上が、絶対最大長をX(nm)、アスペクト比をYとした場合、Y>(X^2)/20000,Y>20×(X^(−0.5))Y<20、50<X<500の粒径範囲に含まれる粒子であり、さらに、ドラフト比が2.1〜6.0か、もしくはスリット通過時間が0.1〜2.0secとなるランド長を備える。
【選択図】図6
Description
A:前記スリットから前記液状樹脂が流涎される速度に対する前記金属支持体の線速度の比が、前記液状樹脂溶液である場合は、2.1〜6.0であり、前記液状樹脂が溶融樹脂である場合は10〜30である。
B:前記ダイのスリットを前記樹脂溶液が通過する時間が0.1〜2.0秒の範囲である。
[式1] Y>(X^2)/20000
[式2] Y>20×(X^(−0.5))
[式3] Y<20
[式4] 50<X<500
式(2) Δn=npr−nvt
すなわち、複屈折性微粒子の絶対最大長方向の屈折率が、それに直交する方向の平均屈折率よりも大きければ正の複屈折、その逆であれば負の複屈折となる。本発明で使用される複屈折性微粒子の持つ複屈折の絶対値には特に制限はないが、0.01〜0.3であることが好ましく、0.05〜0.3であることがさらに好ましい。負の複屈折性を示す複屈折性結晶としては、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸マグネシウム、炭酸コバルト、炭酸マンガン、および炭酸バリウム等が挙げられる。針状結晶の場合は結晶の長い方向の屈折率がそれとは直行する方向の屈折率よりも小さい材料を意味する。炭酸塩微粒子は、均一沈殿法あるいは炭酸ガス化合法等によって製造することができる。例えば、特開平3−88714号、特公昭55−51852号、特開昭59−223225号等に記載の方法で製造することができる。本発明に用いる微粒子は表面が疎水化処理されたものでもよく、その疎水化度がメタノールウェッタビリティ値で20%以下であることが好ましい。前記微粒子の疎水化度は、アルコール系を含む溶媒や純水などを用いて定量することが好ましい。疎水化度を定量化する方法としては、メタノールウェッタビリティ法(以下、MW法と称する)が好ましく、疎水化度は、本法で求められるメタノールウェッタビリティ値(以下、MW値と称する)で表すことが好ましい。上記のMW法において、微粒子の疎水化度を定量化するためには、メタノールと純水とを混合させた第1溶液及び第2溶液をそれぞれ用いる。このとき、メタノールと純水との配合比は、第1溶液においては体積比が4:6であることが好ましく、また、第2溶液では体積比が6:4とすることが好ましい。そして、各溶液に前記微粒子を同量添加して攪拌混合し、この混合した各溶液を遠心分離させて、前記微粒子の沈降物の体積をそれぞれ求め、第1溶液における微粒子の沈降物の体積をtmlとし、第2溶液における微粒子の沈降物の体積をsmlとしたときに、MW値を、MW=(t/s)×100〔%〕から求める。
本発明の光学フィルムの製造方法を溶液流延製膜法で行う場合について、説明する。
以下、熱可塑性樹脂としてセルロースエステルを例に挙げて、本発明を説明する。
本発明に用いられるセルロースエステルの原料のセルロースとしては、特に限定はないが、綿花リンター、木材パルプ、ケナフ等を挙げることができる。またそれらから得られたセルロースエステルはそれぞれ単独で、または任意の割合で混合して使用することができる。
式(b) 0≦x≦2.5
アシル基で置換されていない部分は通常水酸基として存在している。これらは公知の方法で合成することができる。
セルロースエステルを溶解してドープの形成に有用な有機溶媒としては、塩素系有機溶媒と非塩素系有機溶媒がある。塩素系の有機溶媒としてメチレンクロライド(塩化メチレン)を挙げることができ、セルロースエステル、特にセルローストリアセテートの溶解に適している。
本発明において、セルロースエステル溶液またはドープには、いわゆる可塑剤として知られる化合物を、機械的性質向上、柔軟性を付与、耐吸水性付与、水蒸気透過率低減、リタデーション調整等の目的で添加することが好ましく、例えばリン酸エステルやカルボン酸エステルが好ましく用いられる。
ただし、式中、R1 はn価の有機基、nは2以上の正の整数、OH基はアルコール性、及び/またはフェノール性水酸基を表す。
本発明において、セルロースエステル溶液またはドープには、有害な紫外線をカットするために、紫外線吸収剤を含有させることができる。
酸化防止剤としては、ヒンダードフェノール系の化合物が好ましく用いられ、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオール−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2,2−チオ−ジエチレンビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−イソシアヌレイト等が挙げられる。特に2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕が好ましい。また例えば、N,N′−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン等のヒドラジン系の金属不活性剤やトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト等のリン系加工安定剤を併用してもよい。これらの化合物の添加量は、セルロースエステルに対して重量割合で1ppm〜1.0%が好ましく、10〜1000ppmがさらに好ましい。
本発明のセルロースエステル溶液またはドープには、光学フィルムの滑り性を良くするため、あるいは物性を改善するために、マット剤などの微粒子を添加することができる。微粒子としては、無機化合物の微粒子または有機化合物の微粒子が挙げられ、その形状としては、球状、平板状、棒状、針状、層状、不定形状などが用いられる。無機化合物の微粒子の例としては、二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化カルシウム、カオリン、タルク、クレイ、焼成ケイ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、及びリン酸カルシウム等の金属酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、リン酸塩、炭酸酸塩を挙げることができる。
本発明の光学フィルムには、大きな位相差制御範囲を確保するため、あるいは物性を改善するために、複屈折性を有する微粒子を添加する。これにより、本発明の光学フィルムは、3次元屈折率の関係がnx>nz>nyを満たす光学フィルムとなる。ここで、nxとは光学フィルム面内の遅相軸(x軸)方向(配向方向)の屈折率を示し、nyとはそれと垂直方向(y軸)方向の屈折率を示し、nzとは光学フィルムの厚み(z軸)方向の屈折率を示す。
[式1] Y>(X^2)/20000
[式2] Y>20×(X^(−0.5))
[式3] Y<20
[式4] 50<X<500
本発明で用いられるドープあるいは微粒子分散液には、界面活性剤を含有することが好ましく、リン酸系、スルホン酸系、カルボン酸系、ノニオン系、カチオン系等特に限定されない。これらは、例えば特開昭61−243837号公報等に記載されている。界面活性剤の添加量は、セルロースアシレートに対して0.002〜2重量%が好ましく、0.01〜1重量%がより好ましい。添加量が0.001重量%未満であれば添加効果を十分に発揮することができず、添加量が2重量%を超えると、析出したり、不溶解物を生じたりすることがある。
さらに、剥離時の荷重を小さくするための剥離促進剤も、ドープに添加してもよい。それらは、界面活性剤が有効であり、リン酸系,スルホン酸系,カルボン酸系,ノニオン系,カチオン系等があるが、これらに特に限定されない。これらの剥離促進剤は、例えば特開昭61−243837号公報等に記載されている。特開昭57−500833号公報にはポリエトキシル化リン酸エステルが剥離促進剤として開示されている。特開昭61−69845号公報には非エステル化ヒドロキシ基が遊離酸の形であるモノまたはジリン酸アルキルエステルをセルロースエステルに添加することにより迅速に剥離できることが開示されている。また、特開平1−299847号公報には非エステル化ヒドロキシル基及びプロピレンオキシド鎖を含むリン酸エステル化合物と無機物粒子を添加することにより剥離荷重が低減できることが開示されている。
(3) R2-B2-X
式中、R1及びR2は、それぞれ、炭素数4〜40の置換もしくは無置換のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基またはアリール基であり、M1は、アルカリ金属、アンモニア、低級アルキルアミンであり、B1及びB2は、それぞれ、2価の連結基であり、Xは、カルボン酸またはその塩、スルホン酸またはその塩、あるいは硫酸エステルまたはその塩であり、n1は、1または2であり、そして、n2は、3−n1である。
RZ−2 C12H25O-P(=O)-(OK)2
RZ−3 C12H25OCH2CH2O-P(=O)-(OK)2
RZ−4 C15H31(OCH2CH2)5O-P(=O)-(OK)2
RZ−5 {C12H25O(CH2CH2O)5}2-P(=O)-OH
RZ−6 {C18H35(OCH2CH2)8O}2-P(=O)-ONH4
RZ−7 (t-C4H9)3-C6H2-OCH2CH2O-P(=O)-(OK)2
RZ−8 (iso-C9H19-C6H4-O-(CH2CH2O)5-P(=O)-(OK)(OH)
RZ−9 C12H25SO3Na
RZ−10 C12H25OS3Na
RZ−11 C17H33COOH
RZ−12 C17H33COOH・N(CH2CH2OH)3
RZ−13 iso-C8H17-C6H4-O-(CH2CH2O)3-(CH2)2SO3Na
RZ−14 (iso-C9H19)2-C6H3-O-(CH2CH2O)3-(CH2)4SO3Na
RZ−15 トリイソプロピルナフタレンスルフォン酸ナトリウム
RZ−16 トリ-t-ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム
RZ−17 C17H33CON(CH3)CH2CH2SO3Na
RZ−18 C12H25-C6H4SO3・NH4
これらの化合物の使用量は、ドープ中に0.002〜2重量%で含有することが好ましい。より好ましくは0.005〜1重量%であり、さらに好ましくは0.01〜0.5重量%である。その添加方法は、特に限定されないがそのまま液体あるいは固体のまま、溶解する前に他の素材と共に添加され溶液としてもよいし、予め作製されたセルロースアシレート溶液に後から添加してもよい。
この他、カオリン、タルク、ケイソウ土、石英、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アルミナ等の無機微粒子、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属の塩等の熱安定剤を加えてもよい。さらに帯電防止剤、難燃剤、滑剤、油剤等も加える場合がある。
本実施形態の光学フィルムの製造方法は、溶液流延製膜法により実施される。
微粒子分散液の調製方法は、特に限定はされないが、下記のa)もしくはb)の方法で行なうことが好ましい。
本発明においては、上記の方法で予め調製された微粒子分散液と溶媒とセルロースエステルとを混合してドープが調製される。具体的には、溶解釜1に溶媒の一部と微粒子分散液とを添加混合した後、ここに残りの溶媒とセルロースエステルとを攪拌しながら添加し溶解させることが好ましい。可塑剤等の添加剤は、先に溶解釜1に添加していても、後から添加することもできる。
図2に示す溶解釜1で、予め微粒子分散液とセルロースエステルと溶媒を混合してドープを調製する場合は、通常、微粒子分散液をインライン添加する必要はない。しかしながら、必要に応じて、微粒子の全部もしくは一部をインラインで混合することができる。
前工程までに調製されたドープを、図2に示す導管22によってダイ30に送液し、無限に移送する無端の金属支持体31、すなわち例えば回転駆動ステンレス鋼製エンドレスベルトまたは回転駆動ステンレス鋼製ドラム(金属支持体)31上の流延位置に、ダイ30からドープを流延する工程である。金属支持体31の表面は鏡面となっている。ダイ30(例えば加圧型ダイス)は口金部分のスリット形状を調整でき、膜厚を均一にしやすいため好ましい。ダイ30には、コートハンガーダイスやTダイス等があるが、何れも好ましく用いられる。製膜速度を上げるためにダイ30を金属支持体31上に2基以上設け、ドープ量を分割して重層してもよい。
ウェブ(金属支持体上にドープを流延した以降の流延膜)32を金属支持体31上で加熱し金属支持体31からウェブ32が剥離可能になるまで溶媒を蒸発させる工程である。溶媒を蒸発させるには、ウェブ32側から風を吹かせる方法及び/または金属支持体31の裏面から液体により伝熱させる方法、輻射熱により表裏から伝熱する方法等があるが、裏面液体伝熱の方法が乾燥効率がよく好ましい。またそれらを組み合わせる方法も好ましい。裏面液体伝熱の場合は、ドープ使用有機溶媒の主溶媒または最も低い沸点を有する有機溶媒の沸点以下で加熱するのが好ましい。
金属支持体31上で溶媒が蒸発したウェブ32を、剥離位置33で剥離する工程である。剥離されたウェブ32は次工程に送られる。剥離する時点でのウェブ32の残留溶媒量(後述の式)があまり大き過ぎると剥離し難かったり、逆に金属支持体31上で充分に乾燥させてから剥離すると、途中でウェブ32の一部が剥がれたりする。本発明において、薄手のウェブを金属支持体から剥離する際、平面性の劣化やつれがないように行うには、剥離張力として剥離できる最低張力から170N/m以内の力で剥離することが好ましく、140N/m以内の力がより好ましい。
ここで、Mはウェブの任意時点での質量で、下記のガスクロマトグラフィーにより測定した質量であり、Nは該Mを110℃で3時間乾燥させた時の質量である。
剥離後、一般には、図2に示すように、ウェブ32を複数の搬送ロール36に交互に通して搬送するロール乾燥装置35及びウェブ32の両端を把持して搬送するテンター装置34を用いてウェブ32を乾燥する。図2では、テンター装置34の後に、搬送ロール36を具備するロール乾燥装置35が配置されているが、この配置のみに限定されるものではない。
乾燥が終了したウェブ32を光学フィルムとして巻き取り、図2に示す光学フィルムの元巻37を得る工程である。乾燥を終了する光学フィルムの残留溶媒量は、0.5重量%以下、好ましくは0.1重量%以下とすることにより寸法安定性の良好な光学フィルムを得ることができる。
次に、本発明の光学フィルムの製造方法を溶融押出し製膜法で行う場合について、説明する。
溶融押出し製膜法としては、図示は省略したが、Tダイを用いた方法やインフレーション法などの溶融押出し法、カレンダー法、熱プレス法、射出成形法などがある。中でも、厚さムラが小さく、30〜200μm程度の厚さに加工しやすく、かつ、リタデーションの絶対値およびそのバラツキを小さくできるTダイを用いた溶融押出し法が好ましい。
本発明による、セルロースエステルフィルムは、良好な透湿性、寸法安定性等から液晶表示部材、詳しくは偏光板用保護フィルムに用いられるのが好ましい。特に、透湿性と寸法安定性に対して共に厳しい要求のある偏光板用保護フィルムにおいて、本発明によるセルロースエステルフィルムは好ましく用いられる。
液晶表示装置の部材としては高い透過率が求められ、上述の添加剤を組み合せて添加し、製造されたセルロ−スエステルフィルムの500nm透過率は、85〜100%が好ましく、90〜100%がさらに好ましく、92〜100%が最も好ましい。400nm透過率は40〜100%が好ましく、50〜100%がさらに好ましく、60〜100%が最も好ましい。また、紫外線吸収性能が求められることがあり、その場合は、380nm透過率は0〜10%が好ましく、0〜5%がさらに好ましく、0〜3%が最も好ましい。
本発明のセルロ−スエステルフィルムは、幅手方向での膜厚分布R(%)を0≦R(%)≦5%であることが好ましく、さらに好ましくは、0≦R(%)≦3%であり、特に好ましくは、0≦R(%)≦1%である。
本発明のセルロースエステルフィルムは、ヘーズ値が、2%以内が好ましく、1.5%以内がより好ましく、1%以内が最も好ましい。
弾性率は1.5〜5GPaの範囲が好ましく、さらに好ましくは、1.8〜4GPaであり、特に好ましくは、1.9〜3GPaの範囲である。
セルロ−スエステルフィルムをLCD用部材として使用する際、光学フィルムの光漏れを低減するため高い平面性が要求される。中心線平均粗さ(Ra)は、JIS B 0601に規定された数値であり、測定方法としては、例えば、触針法もしくは光学的方法等が挙げられる。
本発明の光学フィルムは、正の複屈折性を有する成分と負の複屈折性を有する成分とからなり、光学フィルムとしては延伸方向の屈折率が最も高くなる(nx>nz)ものではあるが、負の複屈折性を有する成分の正常光屈折率と異常光屈折率の屈折率差(以下、Δnという。)が、正の複屈折率を有する成分の実質的なΔnに比べ非常に大きいものとなり、3次元屈折率の関係がnx>nz>nyを満たすものである。
Ro=(nx−ny)×d(nm)
Rth={(nx+ny)/2−nz}×d(nm)
ここにおいて、dは光学フィルムの厚み(nm)、屈折率nx(フィルムの面内の最大の屈折率、遅相軸方向の屈折率ともいう)、屈折率ny(フィルム面内で遅相軸に直角な方向の屈折率)、屈折率nz(厚み方向におけるフィルムの屈折率)である。
本発明の偏光板、それを用いた本発明の液晶表示装置について説明する。
偏光板は一般的な方法で作製することができる。アルカリ鹸化処理した本発明のセルロ−スエステルフィルムは、ポリビニルアルコール系フィルムをヨウ素溶液中に浸漬延伸して作製した偏光子の少なくとも一方の面に、完全鹸化型ポリビニルアルコール水溶液を用いて貼り合わせることが好ましい。もう一方の面にも本発明のセルロ−スエステルフィルムを用いても、別の偏光板保護フィルムを用いてもよい。本発明のセルロ−スエステルフィルムに対して、もう一方の面に用いられる偏光板保護フィルムは市販のセルロースエステルフィルムを用いることができる。例えば、市販のセルロースエステルフィルムとして、KC8UX2M、KC4UX、KC5UX、KC4UY、KC8UY、KC12UR、KC8UY−HA、KC8UX−RHA(以上、コニカミノルタオプト(株)製)等が好ましく用いられる。あるいは、セルロースエステルフィルム以外の環状オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート等のフィルムをもう一方の面の偏光板保護フィルムとして用いてもよい。この場合は、ケン化適性が低いため、適当な接着層を介して偏光板に接着加工することが好ましい。
本発明による液晶表示装置は、棒状の液晶分子が一対のガラス基板に狭持された液晶セルと、液晶セルを挟むように配置された偏光膜及びその両側に配置された透明保護層からなる2枚の偏光板を持つ液晶表示装置であって、2枚の偏光板のうち、例えば1枚の偏光板が、フィルムの面内方向リタデーション(Ro)値が0に近いものであり、かつフィルムの厚み方向のリタデーション(Rth)値が0に近いものである光学フィルムを具備するものであり、もう1枚の偏光板が、本発明による上記の光学フィルムを具備するものである。
〈ドラフト比を変更する場合〉
図8の実施例及び比較例は、それぞれドラフト比を変更し、さらに微粒子の体積割合、および粒子分布範囲を調整したものである。ここで、粒子分布範囲とは、図11に示すように、微粒子全体の中で一定の粒径範囲の形状の微粒子が特に多く含まれている場合のその微粒子の形状を指すものである。例えば、図11の粒子分布範囲は絶対最大長50〜100nm、アスペクト比2〜4と表される。実施例1〜9は好ましい粒子分布範囲内の同じ範囲を有する炭酸ストロンチウムをほぼ同じ好ましい体積割合で含有するドープにおいて、ドラフト比を2.1〜6.0という好ましい範囲で変えたものであり、実施例17〜19、及び実施例20〜22は同様の条件でドラフト比を2.1〜6.0以外の範囲に採ったものである。また、実施例10〜14はドラフト比の条件を等しくし、粒子分布範囲を好ましい範囲内で変更したものである。ここで、実施例10は図6における好ましい微粒子の粒径範囲を示す領域(c)の中央に位置し、実施例11は領域(c)の右下、実施例12は領域(c)の左下、実施例13は領域(c)の右上、実施例14は領域(c)の左上にそれぞれ位置する。また、比較例1〜3は、微粒子の体積割合を調整せずに実施例1〜9と他の条件は同じで作成したものである。さらに、実施例15、実施例16はそれぞれ比較例3で使用した炭酸ストロンチウム分散液を遠心分離機もしくは濾過機を使用して、粒子分級し微粒子の体積割合を向上させたものであり、比較例4は比較例3で使用した炭酸ストロンチウム分離液を遠心分離した下半分を使用したもので、体積割合が低下したものである。さらに、比較例8〜10は、比較例1〜3の条件でドラフト比を2.1〜6.0以外の範囲に採ったものである。(以下では、比較例1〜4と比較例8〜10をまとめたものを、比較例1〜10という。)
(炭酸ストロンチウムの微粒子作成)
水300gに対し、メタノール60g(水に対し20%)と、水酸化ストロンチウム八水和物80g(水に対し26.7%)とを加えた懸濁液を調整した。この懸濁液をステンレスビーカーに入れ、攪拌モーター(アズワン製スリーワンモーターTORNADO PM203)に取り付けた攪拌羽根で懸濁液を攪拌した。次に、高低温用サーキュレーターFC−25MC(ユラボ製)にバスリキッドサーマルH5S(ユラボ製)を満たし、このサーキュレーターのバス部に上記懸濁液を入れたビーカーを入れて懸濁液の温度をー10℃〜0℃に保った。次に、懸濁液を攪拌しながらCO2ガスを50〜200ml/minの流量で懸濁液中に導入し、pHが12以下になったところでCO2ガス導入を止めた。次に、−5℃〜0℃に保った水とメタノールの混合液500gに上記懸濁液を攪拌しながら投入し懸濁希釈液を作成した。次に、この懸濁希釈液の温度を1〜6時間かけて25℃まで上昇させ微粒子の熟成を行なった。さらに、未反応分を取り除くため、懸濁希釈液を0.05μmポアサイズのメンブレンフィルターVMWP09025(アズワン製)で吸引濾過し、さらにフィルター上において純水で洗浄後、エタノールで洗浄して取り出した生成物を自然乾燥させて微粒子を得た。
本実施例において、所望の微粒子の形状を得るため、透過型電子顕微鏡(TEM)による観察及びコンピュータソフトによる画像解析を用いた下記方法で微粒子の絶対最大長及びアスペクト比を測定し、体積割合を算出した。
微粒子の結晶性に関してはX線回折測定装置を用いて評価を行なった。これは、測定した半値幅が狭いほど、結晶が高純度で(単結晶に近く)できていると判定ができる。具体的には、X線回折測定装置(理学電気社製 CN2013)を用いて、(111)面の回折ピークの半値幅を測定したところ、全ての実施例で得られた結晶が確かに炭酸ストロンチウム結晶であることが認められた。また、前記市販品及び全ての実施例の炭酸ストロンチウム結晶とともに、(111)面の回折ピークの半値幅は0.2°であった。
炭酸ストロンチウムの微粒子1.0gをエタノール20.0gに分散し、グリセリンステアレート(花王・エキセルT−95)を0.05g添加し50℃で10時間攪拌し表面処理を行い、この溶液を濾過し、微粒子を乾燥させた。
下記各組成物を、超音波分散機UH−300(株式会社エスエムテー製)において出力目盛り10で連続40分間分散し、微粒子A〜K、K−1、K−2、及びK−3における微粒子分散液を調製した。
微粒子A〜K、K−1、K−2、K−3 16重量部
メチレンクロライド 92重量部
エタノール 92重量部
セルロースアセテートプロピオネート 25重量部
(アセチル基置換度1.90、プロピオニル基置換度0.75、重量平均分子量190,000)
トリフェニルホスフェート(TTP) 21重量部
エチルフタリルエチルグリコレート(EPEG) 5重量部
チヌビン326(チバスペシャルケミカルズ製) 1重量部
チヌビン109(チバスペシャルケミカルズ製) 1重量部
チヌビン171(チバスペシャルケミカルズ製) 1重量部
メチレンクロライド 468重量部
エタノール 34重量部
セルロースアセテートプロピオネート 147重量部
(アセチル基置換度1.90、プロピオニル基置換度0.75、重量平均分子量190,000)
メチレンクロライド 100重量部
上記作成した、各ドープ液を40℃に保ち、40℃に保温された無限移行する無端の金属支持体であるステンレスベルト上に均一に流延した。この流延膜の残留溶媒量が80%まで乾燥した後、ステンレスベルト上から剥離し、剥離したセルロースエステルフィルムのウェブを40℃で残留溶剤量を20%まで溶媒を蒸発させた後、テンターで幅方向に1.3倍の延伸を行なった。さらに多数のロールで搬送させながら120℃で乾燥して80μm、幅1.3mの光学フィルムを得た。
図8における、実施例1〜22、及び比較例1〜10において、ドラフト比の変更は、ドープの流量およびステンレスベルトの走行速度の調整により行った。図5にドラフト比Dr調整のためのステンレスベルト(金属ベルト)の線速度Vbと流延膜の線速度Vrmの関係を図示している。ここで流延膜の線速度Vrmとは、ダイから出た直後の速度である。
Vrm=L/(Q×10^3/(W・H))
ここで、
Dr:ドラフト比
Vb:ステンレスベルト(金属ベルト)の線速度[mm/sec]
Vrm:流延膜の線速度[ml/sec]
Q:ドープ流量[ml/sec](幅WのダイのスリットSから単位時間当たりに出てくるドープ体積)
W:スリットSの幅[mm]
H:スリットSの間隙[mm]
L:ランド長[mm](スリットSのドープ流動方向の長さ)
本実施例では、アッベ屈折率計1T(株式会社アタゴ製)と分光光源装置を用いて光学フィルムの平均屈折率を測定した。また、市販のマイクロメータを用いて光学フィルムの厚みを測定した。さらに、自動複屈折計KOBRA−21ADH(王子計測機器(株)製)を用いて、23℃、55%RHの環境下で24時間放置した光学フィルムにおいて、同環境下波長が590nmにおける光学フィルムのリタデーション測定を行なった。上記の平均屈折率と膜厚を下記式に入力し内面リタデーションRo、厚み方向のリタデーションRthの値を得た。
Ro=(nx−ny)×d
Rth={(nx+ny)/2−nz}×d
式中、面内の遅相軸方向の屈折率をnx、面内で遅相軸に直交する方向の屈折率をny、光学フィルムの厚さ方向の屈折率をnz、dは光学フィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。前述のとおり、本発明においては160≦Ro≦300、−50≦Rth≦50を満たすnx,ny,nzであることが好ましく。中でも、Ro=270nm、Rth=0nmを満たすnx,ny,nzが特に好ましい。
本実施例では、ヘーズは,JIS K−7136に従って,ヘイズメーターNDH2000(日本電色工業(株))を用いて測定し、これを透明性の指標とした。ここで、ヘーズは1%以下であることが好ましい。
光学フィルムの破断のしやすさを示すスリッティング性の評価には工程で長尺、長時間のテストを行なう必要があるがコスト、時間が膨大になる。そこで、本実施例では、下記の強制的な厳しい条件で試験を行なうことで短時間での評価が可能である。スリッター38で300mm幅の光学フィルムを1000mの長さの切断を、スリット幅を50mm、スリット速度を10m/min、張力を5kg、スリット方式を上刃/下刃方式の条件で行い、このときの光学フィルムの破断回数を計測する。上記条件で評価したときの破断頻度と実際の工程での破断頻度については経験上のデータの蓄積があり、上記の破断頻度に対する実用性のレベルの評価を図10に示す。
本実施例では、作成したセルロースエステルフィルムの搬送方向に垂直に出る膜厚ムラを横段として、目視で評価を行なった。ここで、図8の表の横段における記号は、◎は横断がない、○は横断がかすかにある、△は横断があるが光学フィルムとしてなんとか使えるレベル、×は横断が光学フィルムとして許容できないレベル、という評価をそれぞれ表している。
本実施例では、作成したセルロースエステルフィルムの搬送方向に平行に出る膜厚ムラを縦スジとして、目視で評価を行なった。ここで、図8の表の縦スジにおける記号は、◎は縦スジがない、○は縦スジがかすかにある、△は縦スジがあるが光学フィルムとしてなんとか使えるレベル、×は縦スジが光学フィルムとして許容できないレベル、という評価をそれぞれ表している。
後述の〈偏光板の作成〉〈偏光板βの作成〉〈液晶表示装置の作成〉により作成した液晶パネルの白表示と黒表示時のコントラストについて、ELDIM社製EZ−contrastを用いて測定を行った。パネル面の法線方向からの傾き角80°における液晶パネルの白表示と黒表示時のコントラストが大きいほど視野角は広いと言える。パネル面の法線方向からの傾き角80°におけるコントラストを全方位にわたって平均した値をコントラストとして評価した。ここで、コントラストの値は30以上であることが好ましい。
横段、縦スジ、位相差、ヘーズ、コントラスト、スリッティング性の評価を総合して、各実施例及び比較例における光学フィルムの評価を行なっている。ここで、図8の表の総合評価における記号は、◎は特に好適、○は好適、△はおおよそ好適、×は不適、という評価をそれぞれ表している。
[粒径範囲式]
Y>(X^2)/20000
Y>20×(X^(−0.5))
Y<20
50<X<500
を満たす粒径範囲の微粒子の体積割合が大きく、ドラフト比が、2.1〜6.0を満たすことが好ましい。さらに、遠心分離機や濾過機を用いて粒子分級を行なうことで[粒径範囲式]を満たす粒子の体積割合を上げることがより好ましい。
図9の実施例及び比較例は、ダイのスリットをドープが通過する時間と、粒子分布範囲、及び微粒子の体積割合を調整したものである。ここで、実施例101〜109は好ましい粒子分布範囲内で同じ範囲を有する炭酸ストロンチウムをほぼ同じ好ましい体積割合で含有するドープにおいて、スリット通過時間を0.1〜2.0[sec]という好ましい範囲で変えたものであり、実施例117〜119、及び実施例120〜122は同様の条件でスリット通過断時間を0.1〜2.0[sec]以外の範囲に採ったものである。また、実施例110〜114はスリット通過時間の条件を等しくし、粒子分布範囲を好ましい範囲内で変更したものである。ここで、実施例110は図6における好ましい微粒子の粒径範囲を示す領域(c)の中央に位置し、実施例111は領域(c)の右下、実施例112は領域(c)の左下、実施例113は領域(c)の右上、実施例114は領域(c)の左上にそれぞれ位置する。また、比較例101〜103は、微粒子の体積割合を調整せずに実施例101〜109と他の条件は同じで作成したものである。さらに、実施例115、実施例116はそれぞれ比較例103で使用した炭酸ストロンチウム分散液を遠心分離機もしくは濾過機を使用して、粒子分級し微粒子の体積割合を向上させたものであり、比較例104は比較例103で使用した炭酸ストロンチウム分散液を遠心分離した下半分を使用したもので、体積割合が低下したものである。さらに、比較例108〜110は、比較例101〜103の条件でスリット通過時間を0.1〜2.0〔sec〕以外の範囲に採ったものである。また、比較例11〜14は、実施例10の微粒子を用いてドラフト比を2.1〜6.0以外の範囲とし、さらにスリット通過時間を0.1〜2.0〔sec〕以外の範囲に採ったものである。(以下では、比較例101〜104と比較例108〜110をまとめたものを、比較例101〜110という。)
実施例101〜122、及び比較例101〜110において、ダイのスリットS内を流れるドープのスリット通過時間の変更は、ドープを流すダイをランド長Lの異なるダイに交換するとともに、ドープの流量を変更することで行なった。図4(A)及び図4(B)にランド長Lの異なるダイの例を示している。また、図3はそれらのダイの斜視図の例を示している。ここで、ステンレスベルトの走行速度は、ダイ及びドープ流量の変更に伴い、仕上がりフィルムが80μmになるよう調整した。
ここで、
Q:ドープ流量[ml/sec](幅WのダイのスリットSから単位時間当たりに出てくるドープ体積)
W:スリットSの幅[mm]
H:スリットSの間隙[mm]
L:ランド長[mm](スリットSのドープ流動方向の長さ)
θ:スリット通過時間[sec]
である。
〈ドラフト比を変更する場合〉
図13の実施例及び比較例は、それぞれドラフト比を変更し、さらに微粒子の体積割合、および粒子分布範囲を調整したものである。実施例201〜209は好ましい粒子分布範囲内の同じ範囲を有する炭酸ストロンチウムをほぼ同じ好ましい体積割合で含有する溶融液において、ドラフト比を10〜30という好ましい範囲で変えたものであり、実施例217〜219、及び比較例220〜222は同様の条件でドラフト比を10〜30以外の範囲に採ったものである。また、実施例210〜214はドラフト比の条件を等しくし、粒子分布範囲を好ましい範囲内で変更したものである。ここで、実施例210は図6における好ましい微粒子の粒径範囲を示す領域(c)の中央に位置し、実施例211は領域(c)の右下、実施例212は領域(c)の左下、実施例213は領域(c)の右上、実施例214は領域(c)の左上にそれぞれ位置する。また、比較例201〜203は、微粒子の体積割合を調整せずに実施例201〜209と他の条件は同じで作成したものである。さらに、実施例215、実施例216はそれぞれ比較例203で使用した炭酸ストロンチウム分散液を遠心分離機もしくは濾過機を使用して、粒子分級し微粒子の体積割合を向上させたものであり、比較例204は比較例203で使用した炭酸ストロンチウム分離液を遠心分離した下半分を使用したもので、体積割合が低下したものである。さらに、比較例208〜210は、比較例201〜203の条件でドラフト比を10〜30以外の範囲に採ったものである。(以下では、比較例201〜204と比較例208〜210をまとめたものを、比較例201〜210という。)
下記各組成物を、2軸式押出し機KZW−TW(テクノベル製)を用いて250℃で溶融混合し、ペレット化することで、粒子含有樹脂ペレットa〜k、k−1、k−2、k−3を作成した。
微粒子A〜K、K−1、K−2、K−3 8重量部
セルロースアセテートプロピオネート 72重量部
(60℃で24時間真空乾燥済み、アセチル置換度1.90、プロピオニル置換度0.75、重量平均分子量190,000)
トリメチロールプロパンベンゾエート 10重量部
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕 0.01重量部
上記作成したペレットを250℃で溶融し、微粒子A〜K、K−1、K−2、K−3における溶融液を得た。
上記で作成した溶融液を、ダイよりフィルム状に30℃の冷却ドラム上に溶融押し出し、冷却固化させて、セルロースエステルフィルムを得た。
図13における、実施例201〜222、及び比較例201〜210において、ドラフト比の変更は、溶融液の流量および冷却ドラムの回転速度の調整により行った。ここで冷却ドラムの回転速度は、外周部の線速度であり、それは金属ベルトの線速度と同じになる。そこで、ドラフト比は下式で求められる。
Vrm(Y)=Q×10^3/(W・H)
ここで、
Dr(Y):ドラフト比
Vb(Y):冷却ドラムの回転速度(金属ベルトの線速度)[mm/sec]
Vrm:流延膜の線速度[ml/sec]
Q:溶融液流量[ml/sec](幅WのダイのスリットSから単位時間当たりに出てくる溶融液体積)
W:スリットSの幅[mm]
H:スリットSの間隙[mm]
L:ランド長[mm](スリットSの溶融液流動方向の長さ)
図14の実施例及び比較例は、ダイのスリットを溶融液が通過する時間と、粒子分布範囲、及び微粒子の体積割合を調整したものである。ここで、実施例301〜309は好ましい粒子分布範囲内で同じ範囲を有する炭酸ストロンチウムをほぼ同じ好ましい体積割合で含有する溶融液において、スリット通過時間を0.1〜2.0[sec]という好ましい範囲で変えたものであり、実施例317〜319、及び実施例320〜322は同様の条件でスリット通過断時間を0.1〜2.0[sec]以外の範囲に採ったものである。また、実施例310〜314はスリット通過時間の条件を等しくし、粒子分布範囲を好ましい範囲内で変更したものである。ここで、実施例310は図6における好ましい微粒子の粒径範囲を示す領域(c)の中央に位置し、実施例311は領域(c)の右下、実施例312は領域(c)の左下、実施例313は領域(c)の右上、実施例314は領域(c)の左上にそれぞれ位置する。また、比較例301〜303は、微粒子の体積割合を調整せずに実施例301〜309と他の条件は同じで作成したものである。さらに、実施例315、実施例316はそれぞれ比較例303で使用した炭酸ストロンチウム分散液を遠心分離機もしくは濾過機を使用して、粒子分級し微粒子の体積割合を向上させたものであり、比較例304は比較例303で使用した炭酸ストロンチウム分散液を遠心分離した下半分を使用したもので、体積割合が低下したものである。さらに、比較例308〜310は、比較例301〜303の条件でスリット通過時間を0.1〜2.0〔sec〕以外の範囲に採ったものである。また、比較例211〜214は、実施例210の微粒子を用いて、ドラフト比を10〜30以外の範囲とし、さらにスリット通過時間を0.1〜2.0〔sec〕以外の範囲に採ったものである。(以下では、比較例301〜304と比較例308〜310をまとめたものを、比較例301〜310という。)
実施例301〜322、及び比較例301〜310において、ダイのスリットS内を流れる溶融液のスリット通過時間の変更は、溶融液を流すダイをランド長Lの異なるダイに交換するとともに、溶融液の流量を変更することで行なった。図4(A)及び図4(B)にランド長Lの異なるダイの例を示している。また、図3はそれらのダイの斜視図の例を示している。ここで、冷却ドラムの回転速度は、ダイ及び溶融液流量の変更に伴い、仕上がりフィルムが80μmになるよう調整した。
ここで、
Q(Y):溶融液流量[ml/sec](幅WのダイのスリットSから単位時間当たりに出てくる溶融液体積)
W:スリットSの幅[mm]
H:スリットSの間隙[mm]
L:ランド長[mm](スリットSの溶融液流動方向の長さ)
θ:スリット通過時間[sec]
である。
本実施例では、図12に示すように、本発明により作成されたセルロースエステルフィルムを使用して作成した偏光板61を、横電界スイッチングモード型液晶セル70を挟んでバックライト側に貼り合せ、偏光板β60を、横電界スイッチングモード型液晶セル70を挟んで反対側に貼り合せる。ここで、偏光板βにおける液晶セル側の偏光板保護フィルム62はRo、Rthともほぼ0に近いものを使用しており、このように本発明の偏光板61と組み合わせた場合にコントラストが非常に良くなる。ここで、図12には液晶表示装置の構成を説明するための図である。
偏光板保護フィルムとして、実施例1で作成したセルロースエステルフィルムを60℃の2モル/Lの水酸化ナトリウム溶液に90秒間浸漬し、ついで水洗、乾燥して偏光子と貼合する側を鹸化した。同様に、反対側の偏光板保護フィルムとして、市販のセルロースエステルフィルムKC8UX2M(コニカミノルタオプト(株)製)の鹸化も行なった。
前記偏光子を固形分2質量%のポリビニルアルコール接着剤槽中に1〜2秒浸漬した。
(工程2)で偏光子に付着した過剰の接着剤を軽く拭き除き、これを(工程1)で処理した実施例1で作成した本発明のセルロースエステルフィルムの鹸化した面上にのせ、さらに反対側の偏光板保護フィルムとして、(工程1)で処理した市販のセルロースエステルフィルムKC8UX2Mの鹸化した面が偏光子に接するように積層し、偏光板J1とした。
(工程3)でセルロースエステルフィルムと偏光子を積層した偏光板を圧力20〜30N/cm2、搬送スピードは約2m/分で貼合した。
80℃の乾燥機中に(工程4)で作成した偏光板を2分間乾燥した。
偏光板βに用いるセルロースエステルフィルム−βを下記のようにして作成した。
特開2000−344823号公報に記載の重合方法により塊状重合を行った。即ち、攪拌機、窒素ガス導入管、温度計、投入口及び環流冷却管を備えたフラスコに下記メチルメタクリレートとルテノセンを導入しながら内容物を70℃に加熱した。次いで、充分に窒素ガス置換した下記β−メルカプトプロピオン酸の半分を攪拌下フラスコ内に添加した。β−メルカプトプロピオン酸添加後、攪拌中のフラスコ内の内容物を70℃に維持し2時間重合を行った。更に、窒素ガス置換したβ−メルカプトプロピオン酸の残りの半分を追加添加後、更に攪拌中の内容物の温度が70℃に維持し重合を4時間行った。反応物の温度を室温に戻し、反応物に5質量%ベンゾキノンのテトラヒドロフラン溶液を20重量部添加して重合を停止させた。重合物をエバポレーターで減圧下80℃まで徐々に加熱しながらテトラヒドロフラン、残存モノマー及び残存チオール化合物を除去してポリマー7を得た。重量平均分子量は3,400であった。また水酸基価(下記の測定方法による)は50であった。
メチルメタクリレート 100重量部
ルテノセン(金属触媒) 0.05重量部
β−メルカプトプロピオン酸 12重量部
この測定は、JIS K 0070(1992)に準ずる。この水酸基価は、試料1gをアセチル化させたとき、水酸基と結合した酢酸を中和するのに必要とする水酸化カリウムのmg数と定義される。具体的には試料Xg(約1g)をフラスコに精秤し、これにアセチル化試薬(無水酢酸20mlにピリジンを加えて400mlにしたもの)20mlを正確に加える。フラスコの口に空気冷却管を装着し、95〜100℃のグリセリン浴にて加熱する。1時間30分後、冷却し、空気冷却管から精製水1mlを加え、無水酢酸を酢酸に分解する。次に電位差滴定装置を用いて0.5mol/L水酸化カリウムエタノール溶液で滴定を行い、得られた滴定曲線の変曲点を終点とする。更に空試験として、試料を入れないで滴定し、滴定曲線の変曲点を求める。水酸基価は、次の式によって算出する。
水酸基価={(B−C)×f×28.05/X}+D
式中、Bは空試験に用いた0.5mol/Lの水酸化カリウムエタノール溶液の量(ml)、Cは滴定に用いた0.5mol/Lの水酸化カリウムエタノール溶液の量(ml)、fは0.5mol/L水酸化カリウムエタノール溶液のファクター、Dは酸価、また、28.05は水酸化カリウムの1mol量56.11の1/2である。
(二酸化珪素分散液β)
アエロジルR972V(日本アエロジル(株)製) 12重量部
(一次粒子の平均径16nm、見掛け比重90g/リットル)
エタノール 88重量部
以上をデゾルバーで30分間撹拌混合した後、マントンゴーリンで分散を行った。分散後の液濁度は200ppmであった。二酸化珪素分散液に88重量部のメチレンクロライドを撹拌しながら投入し、デゾルバーで30分間撹拌混合し、二酸化珪素分散希釈液βを作製した。
チヌビン109(チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 11重量部
チヌビン171(チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチレンクロライド 100重量部
以上を密閉容器に投入し、加熱し、撹拌しながら、完全に溶解し、濾過した。
セルロースアセテート 100重量部
(アセチル置換度2.92、分子量Mn=148000、分子量Mw=310000、Mw/Mn=2.1)
上記調製したポリマー 12重量部
メチレンクロライド 440重量部
エタノール 40重量部
以上を密閉容器に投入し、加熱し、撹拌しながら、完全に溶解し、安積濾紙(株)製の安積濾紙No.24を使用して濾過し、ドープ液βを調製した。
コントラストの評価を行う液晶パネルを以下のようにして作製した。
ここで、図12に示すように本発明に係る液晶表示装置において、偏光板β60は、偏光板保護フィルム68、偏光子64、及びセルロースエステルフィルム−β62で構成されている。ここで、偏光板β60における偏光子64は、偏光子の透過軸72及び偏光子の吸収軸73を有している。また、偏光板61は、実施例及び比較例のセルロースエステルフィルム66、偏光子64、及び偏光板保護フィルム68で構成されている。さらに、偏光板61における偏光子64は偏光子の透過軸74及び偏光子の吸収軸75を有している。また、横電界スイッチングモード型液晶セル70は液晶のラビング軸71を有している。
2:送液ポンプ
3:濾過器
4:ストックタンク
5:送液ポンプ
6:濾過器
8:導管
10:溶解釜
11:送液ポンプ
12:濾過器
13:ストックタンク
14:送液ポンプ
15:濾過器
16:導管
17:切り替え弁
20:合流管
21:混合機
22:導管
23:供給管
30:ダイ
31:金属支持体
32:ウェブ
33:剥離位置
34:テンター装置
35:ロール乾燥装置
36:搬送ロール
37:元巻
60:偏光板β
61:偏光板J1〜J22、J101〜J122、J201〜J222、J301〜
J322、H1〜H14、H101〜H110、H201〜H214、H301〜
H310
62:セルロースエステルフィルム−β(偏光板保護フィルム)
64:偏光子
66:実施例および比較例のセルロ−スエステルフィルム(偏光板保護フィルム)
68:偏光板保護フィルム
70:横電界スイッチングモード型液晶セル
71:液晶のラビング軸
72、74:偏光子の透過軸
73、75:偏光子の吸収軸
76:実施例および比較例のセルロ−スエステルフィルムの遅相軸
S:スリット
W:スリットの幅
L:スリットのドープ流動方向の長さ(ランド長)
H:スリットの間隙
Claims (9)
- 所定の粒子を含み、有機溶媒を主成分とする樹脂溶液、又は、熱可塑性により加熱溶融している溶融樹脂のいずれかである液状樹脂をダイのスリットから、移行する金属支持体上に連続的に流延させる工程を有する光学フィルム製造方法において、
前記所定の粒子は、全粒子の90%以上が、絶対最大長50nmより大きくかつ500nmより小さく、さらに、前記絶対最大長に平行な2本の直線で投影された粒子の像を挟んだときの2直線間の最短距離である対角幅で、前記絶対最大長を割った値が、前記絶対最大長(単位はnm)の2乗を20000で割った値よりも大きく、かつ、前記絶対最大長(単位はnm)を−0.5乗したものに20をかけた値よりも大きく、かつ、20よりも小さくなる粒径範囲に含まれる粒子であり、
下記A、B、又は、それら双方を満たすことを特徴とする光学フィルム製造方法。
A:前記スリットから前記液状樹脂が流涎される速度に対する前記金属支持体の線速度の比が、前記液状樹脂溶液である場合は、2.1〜6.0であり、前記液状樹脂が溶融樹脂である場合は10〜30である。
B:前記ダイのスリットを前記樹脂溶液が通過する時間が0.1〜2.0秒の範囲である。 - 遠心分離機により粒径分級することによって、全粒子の90%以上が前記粒径範囲に入る前記所定の粒子を取得する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム製造方法。
- 濾過機により粒径分級することによって、全粒子の90%以上が前記粒径範囲に入る前記所定の粒子を取得する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム製造方法。
- 前記粒子が負の複屈折性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光学フィルム製造方法。
- 前記樹脂がセルロースエステルであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光学フィルム製造方法。
- 前記樹脂がセルロースアセテートプロピオネートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光学フィルム製造方法。
- 請求項5又は請求項6に記載の光学フィルム製造方法で製造されたことを特徴とするセルロースエステルフィルム。
- 偏光膜及びその両側に配置された透明保護膜からなる偏光板であって、前記両側の透明保護膜のうち少なくとも1つに、請求項7に記載のセルロースエステルフィルムが用いられていることを特徴とする偏光板。
- 液晶セルと、前記液晶セルを挟むように配置された2枚の偏光板を具備する液晶表示装置であって、前記2枚の偏光板のうち少なくとも1枚の偏光板が、請求項8に記載の偏光板であることを特徴とする液晶表示装置。
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