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JP2008004740A - 磁性素子 - Google Patents

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JP2008004740A
JP2008004740A JP2006172433A JP2006172433A JP2008004740A JP 2008004740 A JP2008004740 A JP 2008004740A JP 2006172433 A JP2006172433 A JP 2006172433A JP 2006172433 A JP2006172433 A JP 2006172433A JP 2008004740 A JP2008004740 A JP 2008004740A
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Toei Ko
東栄 黄
Yuichiro Urano
裕一朗 浦野
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Sumida Corp
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Abstract

【課題】端子台に対して第1のコアの位置決めを確実に行うことができると共に、これらの間に接着剤を塗布する工程を省略することが可能であり、かつ第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを行うことが可能な磁性素子を提供すること。
【解決手段】第1の鍔部21、第2の鍔部22および柱脚部23を有し、さらに第2の鍔部22の対向面22aの縁部に段差部25が設けられ、対向面22aと反対側の面にコア側位置決め部26が設けられている第1のコア20と、巻枠部24に配置されるコイル30と、載置面50aを有し、段差部25と係合するガイド部53が設けられ、載置面50aにコア側位置決め部26と係合して第1のコア20に対する位置決めを行うベース側位置決め部52が設けられていて、端末32が絡げられる端子部54を具備する端子台50と、巻枠部24およびコイル30の周囲を覆う第2のコア40と、を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種の電子機器に実装される磁性素子に関する。
各種の電子機器が備えるDC/DCコンバータの中には、特許文献1に示すタイプが存在する。このタイプのDC/DCコンバータは、ドラムコア、リングコア、端子台等を備えている。ここで、端子台の中央には、凹部が形成されていて、この凹部には、ドラムコアの凸部が嵌め込まれる。それにより、端子台に対するドラムコアの位置決めが為される状態となっている。
また、特許文献2には、ドラムコアの下鍔部が段差状に設けられていると共に、この段差状のうち下方側(溝付外鍔)を端子台の装着孔に嵌め込む構成が開示されている。この装着孔の内周壁面には突起が設けられていると共に、溝付外鍔には溝が設けられている。そのため、装着孔に下鍔部を嵌め込むと共に、突起を溝に嵌め込むことにより、端子台に対するドラムコアの位置決めが為される。それによって、ドラムコアと端子台との間の接着工程を削減できる、とする技術内容について開示されている。
特許第2868064号公報(段落番号0016、図5、図6等参照) 実開平6−60111号公報(図3等参照)
ところで、特許文献1,2に開示されている構成では、ドラムコアと端子台との間の位置決めは行えるものの、位置決めが為されたのみでは、互いに離れる方向に移動するのを防ぐことができない。そのため、両者の間を接着剤等で強固に固定する必要がある。それにより、接着剤の塗布等の工程が必要となっており、その分だけ工数がかさむ状態となっている。
また、特許文献2に開示されている構成では、突起と溝との間の嵌め合いにより、ドラムコアと端子台との間の位置決めが為される。しかしながら、突起と溝との間の嵌合では、嵌め込む方向および個数によっては、固着する力がさほど強くない。そのため、巻線機でドラムコアに巻線を施す場合、その巻線時の高速回転によって生じる回転力で、端子台が外方に向かって飛び出す虞がある。また、巻線の端末を端子ピンに絡げる際には、巻線には引張力が及ぼされるが、その引張力によって端子台とドラムコアとの間の嵌合が外れて、端子台が飛び出す虞もある。
以上のような問題があるため、特許文献2に開示されている構成では、ドラムコアと端子台との間を接着剤等を用いて固定しないと、上記の問題を防ぐことが難しい状態となっている。
また、ドラムコアとリングコアとの間にスペーサを介在させ、このスペーサを、両者の間の磁気ギャップ管理手段として用いる手法が、一般に採用されている。しかしながら、この手法では、スペーサを装着する工程および当該スペーサを接着する工程が必要となっており、工数が増えると共に、装着および接着の際の作業を均一化する必要がある。そのため、精度の高いギャップ管理が困難となっている。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、端子台に対して第1のコアの位置決めを確実に行うことができると共に、これらの間に接着剤を塗布する工程を省略することが可能であり、かつ第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを行うことが可能な磁性素子を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、互いに対向する第1の鍔部および第2の鍔部を有すると共に、この第1の鍔部と第2の鍔部とを連結する柱脚部を有し、さらに第2の鍔部のうち第1の鍔部と対向する側の対向面の縁部に段差部が設けられ、当該第2の鍔部のうち第1の鍔部と対向する対向面と反対側の面にコア側位置決め部が設けられている第1のコアと、巻線を巻回することにより形成されると共に、第1のコアのうち、第1の鍔部、第2の鍔部および柱脚部で囲まれる巻枠部に配置されるコイルと、第1のコアが載置される載置面を有し、この第1のコアの段差部と係合するガイド部が設けられていて、載置面にコア側位置決め部と係合して第1のコアに対する位置決めを行うベース側位置決め部が設けられている端子台と、巻枠部およびコイルの周囲を覆う第2のコアと、端子台に設けられると共に、巻線の端末が絡げられる絡げ端子を有する端子部と、を具備するものである。
このように構成した場合には、第1のコアと端子台とは、段差部およびガイド部を介して、取付固定される。すなわち、段差部とガイド部とは互いに係合し、この係合によって、第1のコアと端子台とは、互いに離間する方向に向かう移動が規制される。また、第1のコアのコア側位置決め部と、端子台のベース側位置決め部も、互いに係合する。それにより、第1のコアと端子台との間の位置決めが為される。このため、第1のコアと端子台とは、互いに離間する方向への移動が規制されると共に、互いのずれが規制されて位置決めが為される。それにより、第1のコアと端子台とは、互いに取付固定される状態となる。すなわち、第1のコアと端子台とは、接着剤等のような固定手段を用いなくても、互いに取付固定される状態となる。それにより、第1のコアと端子台との間に、接着剤を塗布する工程を省略することが可能となる。
また、第1のコアの端子台に対する移動が規制されるので、巻線の端末が断線するのを防止することが可能となる。すなわち、第1のコアが端子台に対して移動する場合には、端末が第2の鍔部または端子台の縁部といった角部に接触すると共に、当該端末に移動による張力が生じる。そのため、端末が断線し易くなるが、上述のように第1のコアと端子台との間の移動が規制されるので、かかる断線を防止することが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、第2のコアは、ガイド部によって位置決めされつつ第1のコアと対向すると共に、このガイド部は、第2のコアを端子台に取り付ける際の位置決めとして機能するものである。
このように構成した場合には、第2のコアは、ガイド部によって位置決めされつつ第1のコアと対向する状態となる。このように、ガイド部が存在することにより、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを、正確かつ容易に行うことが可能となる。このため、第1のコアと第2のコアとの間に、磁気ギャップを容易に形成することが可能となる。また、ガイド部の存在により、磁気ギャップのギャップ管理を容易に行うことも可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、第1のコアまたは第2のコアのうち少なくとも一方には、これらが対向する部分に、互いの間隔を狭める突起部が設けられているものである。
このように構成した場合には、第1のコアと第2のコアとの間に存在する磁気ギャップは、突起部の存在する分だけ、寸法が小さくなる。また、第1のコアと第2のコアとの間には、ガイド部が介在し、両者の間の位置決めを正確かつ容易に行うことが可能となっている。そのため、突起部の寸法を適宜調整することにより、磁気ギャップの寸法も適宜調整可能となり、磁性素子における直流重畳特性を調整可能となる。特に、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを正確に行えるので、磁気ギャップの寸法を小さくすることが可能となり、直流重畳特性が良好かつギャップの管理が容易となる磁性素子を実現することが可能となる。
本発明によると、端子台に対して第1のコアの位置決めを確実に行うことが可能となる。また、第1のコアと端子台との間に、接着剤を塗布する工程を省略することが可能となる。さらに、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る、磁性素子10について、図1から図6に基づいて説明する。図1は、本実施の形態における磁性素子10の全体構成を示す斜視図である。また、図2は、磁性素子10の構成を示す側断面図である。
これら図1および図2等に示すように、磁性素子10は、ドラムコア20と、コイル30と、リングコア40と、端子台50と、絡げ端子54と、実装端子55と、を具備している。
これらのうち、図2〜図4に示すように、第1のコアとしてのドラムコア20は、上鍔部21と、下鍔部22と、柱脚部23と、を具備している。上鍔部21は、第1の鍔部に対応する部分であり、その平面形状が矩形状を為していて、略平板状に設けられている。本実施の形態では、この上鍔部21は、略正方形状に設けられている。また、この上鍔部21に対して、下鍔部22が、所定の距離だけ離間する状態で対向配置されている。この下鍔部22は、第2の鍔部に対応する部分であり、上述の上鍔部21と同様に、その平面形状が矩形状に設けられている。
また、上鍔部21と下鍔部22の間には、柱脚部23が設けられている。柱脚部23は、本実施の形態では、その平面形状が略扁平形状(略楕円形状)に設けられている。また、この柱脚部23は、上鍔部21と下鍔部22とを連結している。この柱脚部23の周囲には、コイル30が配置される。なお、以下の説明においては、上鍔部21、下鍔部22および柱脚部23で囲まれる部分を、巻枠部24とする。この巻枠部24には、後述するコイル30が配置される。
また、図2および図3に示すように、この下鍔部22には、段差部25が設けられている。段差部25は、下鍔部22のうち、図3におけるXX方向の一端側および他端側の縁部にそれぞれ設けられている。また、段差部25は、一端側および他端側の縁部のうち、上鍔部21と対向する対向面(上面22a)に設けられている。この段差部25には、後述するガイド部53が嵌まり込み、端子台50とドラムコア20との間の保持が確実になるように設けられている。
なお、下鍔部22のうち、図3におけるXX方向と直交するYY方向の長さ寸法は、上鍔部21よりも僅かに長く設けられている。しかしながら、下鍔部22のYY方向における長さ寸法は、上鍔部21と同一の寸法に設けるようにしても良い。
また、下鍔部22には、コア側位置決め部に対応する位置決め突起26が設けられている。位置決め突起26は、図4に示すように、下鍔部22の下面の中央部分に設けられている。この位置決め突起26は、柱脚部23と比較して、十分に小径に設けられている。また、この位置決め突起26は、後述する凹部52に嵌まり込む。かかる嵌まり込みを実現するために、位置決め突起26の高さ寸法はさほど高くはなく、後述するガイド部53が段差部25に嵌まり込んだ状態で、端子台50を若干撓ませるだけの高さ寸法に留まっている。
なお、このドラムコア20を構成する磁性材料の例としては、ニッケル系のフェライト、マンガン系のフェライト、センダスト(Fe−Si−Al;鉄−シリコン−アルミニウム)、パーマロイ(Fe−Ni)、Fe−Si−Cr等、種々の磁性材料を材質とすることが可能である。
また、この巻枠部24には、コイル30が配置される。このコイル30は、例えば丸線であるエナメル線(巻線31)を所定の巻数だけ巻回することにより構成されている。しかしながら、コイル30は、例えば平角線等のような、丸線以外の巻線31を巻回することによって構成されていても良い。
また、このドラムコア20の巻枠部24の外側には、第2のコアとしてのリングコア40が配置される。リングコア40は、図 に示すように、4つの壁面部41から構成されていて、当該4つの壁面部41により、リングコア40は、その外観が枠形状に設けられている。ここで、4つの壁面部41で囲まれる空間部42には、上述したドラムコア20が位置する。それにより、リングコア40は、ドラムコア20の巻枠部24の外側に位置する。そして、リングコア40は、ドラムコア20の上鍔部21および下鍔部22と、所定の空間(磁気ギャップG)を有して対向するように設けられている。
なお、このリングコア40を構成する磁性材料も、ドラムコア20の磁性材料と同様に、ニッケル系のフェライト、マンガン系のフェライト、センダスト(Fe−Si−Al;鉄−シリコン−アルミニウム)、パーマロイ(Fe−Ni)、Fe−Si−Cr等、種々の磁性材料を材質とすることが可能である。
ここで、リングコア40を構成する4つの壁面部41のうち、図5におけるSS方向に沿って配置されている一対の壁面部41a,41cは、その外観が矩形のプレート状に設けられている。しかしながら、図5におけるMM方向に沿って配置される一対の壁面部41b,41dは、当該プレート状を矩形に切り欠いた開口部43が設けられている点で相違している。この開口部43は、略矩形状に設けられていて、しかも、SS方向に沿って十分に長い寸法に設けられている。この開口部43からは、コイル30の端末32が延出され、当該端末32は、後述する絡げ端子に絡げられる。
なお、リングコア40の高さ寸法は、上述のドラムコア20の高さ寸法と略同一となるように設けられている。
また、下鍔部22の下面22bおよびリングコア40の下端部分40aは、端子台50の上面50a(載置面に対応)に接触する。この端子台50は、例えば絶縁性の樹脂を材質として形成されている。また、図6に示すように、端子台50には、プレート部51が設けられている。このプレート部51は、その平面形状が略矩形状となるように設けられている。また、このプレート部51の上面の中央部分には、ベース側位置決め部に対応する凹部52が設けられている。凹部52は、上述の位置決め突起26が嵌まり込む程度の大きさに設けられている。なお、本実施の形態では、凹部52は、位置決め突起26を入り込ませるのに十分な深さ寸法を有しているものの、プレート部51を貫通しない状態に設けられている。
また、この端子台50のうち、図6においてAA方向の一端側および他端側には、それぞれガイド部53が設けられている。このガイド部53は、長尺状に設けられていると共に、端子台50の一端側および他端側のそれぞれにおいて、BB方向に沿う状態が長手となるように設けられている。このガイド部53には、立上がり部53aと、フランジ部53bとが設けられている。これらのうち、立上がり部53aは、端子台50の上面50aから上方に向かうように延伸する部分である。また、フランジ部53bは、立上がり部53aの上端部分から、上面50aに略平行な方向に向かい延伸する部分である。なお、このフランジ部53bは、プレート部51の中心側に向かうように延伸している。
このガイド部53は、上述した段差部25に係止される。このとき、フランジ部53bは、その下面が段差部25の上面25aに当接する状態となり、ドラムコア20が、端子台50から離間する方向に向かって移動するのを規制している。このとき、立上がり部53aは、側面22cと接触する状態となるのが好ましいが、若干の隙間が存在する状態であっても良い。
また、フランジ部53bが段差部25の上面25aに接触すると共に、位置決め突起26が凹部52に嵌まり込むことにより、ドラムコア20と端子台50との間の位置決めおよび係止が為される。
また、端子台50の側面50b〜50eのうち、図1および図6におけるBB方向の一端側および他端側に位置する側面50b,50dには、絡げ端子54が設けられている。この絡げ端子54は、棒状の突出部分であり、側面50b,50dの法線方向に向かって突出している。なお、本実施の形態では、絡げ端子54は、側面50b,50dのそれぞれに、4つずつ設けられている。なお、この絡げ端子54と、後述する実装端子55とは、端子部を構成する。
また、端子台50の側面50b〜50eのうち、図1および図6におけるAA方向の一端側および他端側に位置する側面50c,50eには、実装端子55が設けられている。実装端子55は、その側面形状が略L字形状を為すように設けられている。すなわち、実装端子55は、側面50c,50eに沿う部分(側面部55a)と、端子台50の下面50fに沿う部分(下面部55b)とから構成されている(図2参照)。かかる2つの部分によって、実装端子55の側面形状は、略L字形状を為すように設けられている。なお、本実施の形態においては、この実装端子55も、側面50c,50eのそれぞれに、4つずつ設けられている。また、それぞれの実装端子55は、いずれかの絡げ端子54と電気的に導通している。そのため、絡げ端子54にコイル30の端末32を絡げ、下面部55bを例えば半田等によって接続固定すると、コイル30と不図示の実装基板とが電気的に接続される状態となる。
以上のような構成を有する磁性素子10を製造する場合、まず、ドラムコア20に対して、端子台50を取り付ける。この場合、下鍔部22が端子台50の上面50aと対向する状態とすると共に、段差部25の一端側(嵌め込みの先端側)とガイド部53の他端側とが係合するように、位置合わせを行う。
かかる位置合わせが為された後、ドラムコア20の嵌め込みの先端側を、端子台50の他端側に向けてスライドさせる。このとき、段差部25とガイド部53とが係合しているため、端子台50は上方へ移動する等の事態が生じずに、ガイド部53に沿って良好にスライドが案内される。
ここで、ドラムコア20をスライドさせていくと、位置決め突起26がプレート部51に近づいていき、スライドの継続によって位置決め突起26はプレート部51の縁部と衝突する。このとき、上面50aの中央が凹となるように、端子台50を若干撓ませると共に、ドラムコア20のスライドを継続させる。すると、位置決め突起26が、端子台50の撓みによる弾性力に抗しつつ、上面50aに当接しながら移動する。
そして、位置決め突起26が上面50aの中央部分に到達すると、当該位置決め突起26は、凹部52の上方に位置する。このとき、位置決め突起26と上面50aとの間の当接が解除されるため、端子台50の撓みも解除され、上面50aと下面22bとが当接する。また、かかる撓みの解除により、位置決め突起26は、凹部52に嵌まり込む状態となる。
以上のようにして、ドラムコア20が端子台50に対して取り付けられる。この後に、巻枠部24にコイル30を配置する。この場合、巻枠部24に所定の回数だけ、例えば巻線機を用いて巻線31を巻回することにより、図2に示すようなコイル30が形成される。このとき、端末32は、所定の長さ寸法だけ、コイル30の巻回部分から突出する状態としておく。また、以下に説明する端末32の絡げに先立って、端子台50に対して、絡げ端子54と実装端子55とを、予め取り付けておくのが好ましい。
続いて、端末32を、絡げ端子54に絡げる。このとき、端末32と絡げ端子54とを、例えば半田付けして、両者を強固に固定すると共に、端末32のエナメル部分を溶かすようにしても良いが、磁性素子10を実装基板に実装する際に、半田付けを行うようにしても良い。
続いて、端子台50に対してリングコア40を取り付ける。この場合、まず空間部42の内壁面に、立上がり部53aの外面側が接触する状態とする。続いて、リングコア40とドラムコア20の隙間部分に接着剤を充填する。この接着剤の充填により、リングコア40は、ドラムコア20および端子台50に対して、取付固定される。なお、接着剤は、リングコア40に予め塗布される状態としても良い。
以上のようにして、磁性素子10が完成する。この後に、例えば半田付け等によって、磁性素子10を実装基板に実装する。
このような構成の磁性素子10によれば、段差部25とガイド部53との間の係合により、ドラムコア20と端子台50とが互いに離間する方向へ移動するのを規制することが可能となる。また、本実施の形態の磁性素子10においては、上鍔部21および下鍔部22は、矩形状に設けられているため、ドラムコア20の回転方向における位置決めを行う必要がある。ここで、上述のように、段差部25とガイド部53とが係合することにより、ドラムコア20の回転方向における位置決めも良好に行うことが可能となる。
また、位置決め突起26を凹部52に嵌め込むことにより、ドラムコア20と端子台50とが、互いに位置ずれしない状態で、良好に取付固定することが可能となる。すなわち、ドラムコア20と端子台50とは、接着剤等のような固定手段を用いなくても、互いに取付固定することが可能となる。それにより、両者の間に、接着剤を塗布したり、塗布された接着剤を乾かす等する必要がなくなり、磁性素子10の製造に要する工数を削減することが可能となる。
また、本実施の形態では、段差部25とガイド部53とが係合する状態で、ドラムコア20をガイド部53に沿ってスライドさせ、位置決め突起26を凹部52に嵌め込んでいる。それにより、ドラムコア20と端子台50とを、位置ずれしない状態で良好に取付固定することが可能となる。また、ドラムコア20をスライドさせるだけで、ドラムコア20と端子台50とが取付固定されるので、磁性素子10の製造時における作業性を良好にすることが可能となる。
また、段差部25とガイド部53との間の係合、および位置決め突起26と凹部52との間の嵌合により、ドラムコア20が端子台50に対して移動するのが規制されるので、巻線31の端末32が断線するのを防止することが可能となる。すなわち、ドラムコア20と端子台50との間の移動が規制されておらず、ドラムコア20が端子台50に対して移動する場合には、端末32が下鍔部22またはプレート部51の縁部といった角部に接触すると共に、当該端末32に移動による張力が生じる。そのため、端末32が断線し易くなる。しかしながら、本実施の形態における磁性素子10では、ドラムコア20と端子台50との間の移動が規制されるので、かかる断線を防止することが可能となる。
また、本実施の形態では、ガイド部53は、リングコア40を端子台50に取り付ける際の位置決めとしても機能している。それにより、ドラムコア20とリングコア40との間の位置決めを、正確かつ容易に行うことが可能となる。このため、ドラムコア20とリングコア40との間に、磁気ギャップGを容易に形成することが可能となる。また、ガイド部53の存在により、磁気ギャップGのギャップ管理を容易に行うことも可能となる。
以上、本発明の一実施の形態に係る磁性素子10について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態においては、上鍔部21または壁面部41のうち少なくとも一方に、互いの間隔(磁気ギャップG)を狭めるための突起部を設けるようにしても良い。この状態を、図7に示す。なお、この図7においては、壁面部41に突起部Pが設けられている場合が示されている。このように、突起部Pを設ける場合には、磁気ギャップGは、突起部Pの存在する分だけ、寸法が小さくなる。そのため、突起部Pの寸法を適宜調整することにより、磁気ギャップGの寸法も適宜調整可能となる。それにより、磁性素子10において、磁気飽和が生じるのを抑えることが可能となり、磁性素子10における直流重畳特性を調整可能となる。
特に、上述の実施の形態では、リングコア40は、ガイド部53によって位置決めされ、ドラムコア20とリングコア40との間の位置決めを、正確かつ容易に行うことが可能となっている。そのため、磁気ギャップGの寸法を小さくすることが可能となり、直流重畳特性が良好な磁性素子10を実現することが可能となる。
なお、磁気ギャップGの寸法を、より正確に調整する必要がある場合、当該磁気ギャップGに、ギャップ管理用のスペーサを設置するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、コイル30は、1つのみ存在する場合について示されている。しかしながら、コイル30の個数は1つには限られず、巻枠部24に2つ以上配置する構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、第1のコアに、上鍔部21および下鍔部22を有するドラムコア20を対応させた場合について説明している。しかしながら、第1のコアは、ドラムコア20には限られず、1つの鍔部のみを有するT字型コアを、第1のコアに対応させても良い。なお、T字型コアを第1のコアに対応させる場合、鍔部は端子台50側に位置する。また、T字型コアのうち、鍔部が設けられていない側には、プレート状の蓋コアを取り付けるようにするのが好ましい。この場合、T字型コアと蓋コアとで、ドラム型のコアを構成する。このとき、T字型コアと蓋コアとが、第1のコアに対応する。
また、上述の実施の形態では、ドラムコア20と端子台50との間の取付固定は、段差部25とガイド部53との間の係合、および位置決め突起26と凹部52との間の嵌め込みによって実現している。しかしながら、かかる取付固定において、より取り付け強度を高める必要がある場合には、ドラムコア20と端子台50との間を、更に接着剤によって固定するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、コア側位置決め部として凸状の位置決め突起26を用いると共に、ベース側位置決め部として凹状の凹部52を用いている。しかしながら、コア側位置決め部とベース側位置決め部との間の凹凸関係は、かかる位置決め突起26および凹部52を用いる場合には限られず、これらの凹凸関係を逆にしても良い。また、コア側位置決め部およびベース側位置決め部に、凹状の部分と凸状の部分との両方を、それぞれ有する構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、ガイド部53は長尺状に設けられていて、しかもプレート部51の略全長に亘るように設けられている。しかしながら、ガイド部53は、プレート部51の略全長に亘ると共に長尺状に設けられる必要はなく、比較的短い形状のガイド部が、適宜の間隔で配置される構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態に係る磁性素子10は、DC/DCコンバータのみならず、トランス、ノイズフィルタ等、各種の用途に用いることが可能である。
本発明の磁性素子は、電気機器の分野において利用することができる。
本発明の一実施の形態に係る磁性素子の構成を示す斜視図である。 図1の磁性素子の構成を示す側断面図である。 図1の磁性素子のうち、ドラムコアの構成を示す斜視図であり、ドラムコアを上方から見た状態を示す図である。 図1の磁性素子のうち、ドラムコアの構成を示す斜視図であり、ドラムコアを下方から見た状態を示す図である。 図1の磁性素子のうち、リングコアの構成を示す斜視図である。 図1の磁性素子のうち、端子台の構成を示す斜視図である。 図1の磁性素子の変形例に係り、リングコアに突起部が設けられている構成を示す平面図である。
符号の説明
10…磁性素子
20…ドラムコア(第1のコアに対応)
21…上鍔部(第1の鍔部に対応)
22…下鍔部(第2の鍔部に対応)
23…柱脚部
24…巻枠部
25…段差部
26…位置決め突起(コア側位置決め部に対応)
30…コイル
31…巻線
40…リングコア(第2のコアに対応)
50…端子台
51…プレート部
52…凹部(ベース側位置決め部に対応)
53…ガイド部
54…絡げ端子(端子部の一部に対応)
55…実装端子(端子部の一部に対応)
G…ギャップ

Claims (3)

  1. 互いに対向する第1の鍔部および第2の鍔部を有すると共に、この第1の鍔部と第2の鍔部とを連結する柱脚部を有し、さらに上記第2の鍔部のうち上記第1の鍔部と対向する側の対向面の縁部に段差部が設けられ、当該第2の鍔部のうち上記第1の鍔部と対向する対向面と反対側の面にコア側位置決め部が設けられている第1のコアと、
    巻線を巻回することにより形成されると共に、上記第1のコアのうち、上記第1の鍔部、上記第2の鍔部および上記柱脚部で囲まれる巻枠部に配置されるコイルと、
    上記第1のコアが載置される載置面を有し、この第1のコアの段差部と係合するガイド部が設けられていて、上記載置面に上記コア側位置決め部と係合して上記第1のコアに対する位置決めを行うベース側位置決め部が設けられている端子台と、
    上記巻枠部および上記コイルの周囲を覆う第2のコアと、
    上記端子台に設けられると共に、上記巻線の端末が絡げられる絡げ端子を有する端子部と、
    を具備することを特徴とする磁性素子。
  2. 前記第2のコアは、前記ガイド部によって位置決めされつつ前記第1のコアと対向すると共に、このガイド部は、前記第2のコアを前記端子台に取り付ける際の位置決めとして機能することを特徴とする請求項1記載の磁性素子。
  3. 前記第1のコアまたは前記第2のコアのうち少なくとも一方には、これらが対向する部分に、互いの間隔を狭める突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の磁性素子。
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