JP2008001840A - 透明塩化ビニル系樹脂組成物および成形体 - Google Patents
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Abstract
【課題】鉛やトリブチル錫化合物などのPRTR対象物質を含むことなく、優れた透明性、成形加工性、耐衝撃性を併せ持ち、他の各種特性にも優れた塩化ビニル系樹脂組成物およびその成形体を提供する。
【解決手段】塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、安定剤を0.5〜5重量部、滑剤を0.1〜5重量部含む透明塩化ビニル系樹脂組成物であって、安定剤が金属石鹸系安定剤であり、滑剤が酸価0.01〜70mgKOH/g、密度920〜980kg/m3、分子量900〜8000の変性ポリエチレン、および/または、分子量2000〜20000のポリプロピレンである。
衝撃改良剤として、塩素含有量30〜50重量%、屈折率1.50〜1.55の塩素化ポリエチレンを用いてもよく、その際の衝撃改良剤の含有量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し1〜10重量部であり、この場合滑剤として上記のポリプロピレンを単独で使用してもよい。
【選択図】なし
【解決手段】塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、安定剤を0.5〜5重量部、滑剤を0.1〜5重量部含む透明塩化ビニル系樹脂組成物であって、安定剤が金属石鹸系安定剤であり、滑剤が酸価0.01〜70mgKOH/g、密度920〜980kg/m3、分子量900〜8000の変性ポリエチレン、および/または、分子量2000〜20000のポリプロピレンである。
衝撃改良剤として、塩素含有量30〜50重量%、屈折率1.50〜1.55の塩素化ポリエチレンを用いてもよく、その際の衝撃改良剤の含有量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し1〜10重量部であり、この場合滑剤として上記のポリプロピレンを単独で使用してもよい。
【選択図】なし
Description
本発明は、透明な硬質塩化ビニル系樹脂組成物およびその成形体に関する。
詳しくは、鉛やトリブチル錫化合物などのPRTR(Pollutant Release and Transfer Register:環境汚染物質排出・移動登録)対象物質を含むことなく、優れた透明性、成形加工性、耐衝撃性を併せ持ち、その他の各種特性にも優れた塩化ビニル系樹脂組成物およびその成形体に関する。
詳しくは、鉛やトリブチル錫化合物などのPRTR(Pollutant Release and Transfer Register:環境汚染物質排出・移動登録)対象物質を含むことなく、優れた透明性、成形加工性、耐衝撃性を併せ持ち、その他の各種特性にも優れた塩化ビニル系樹脂組成物およびその成形体に関する。
塩化ビニル系樹脂は、機械的強度、耐候性、耐薬品性に優れており、他のプラスチック材料と比較しても安価であることから、給排水パイプ、プレート、継手等の幅広い範囲で利用されている。
これら塩化ビニル系樹脂は、成形温度領域と分解温度領域が近いため、樹脂単独での成形は困難であり、成形時には一般に(熱)安定剤が用いられている。
これら塩化ビニル系樹脂は、成形温度領域と分解温度領域が近いため、樹脂単独での成形は困難であり、成形時には一般に(熱)安定剤が用いられている。
塩化ビニル系樹脂用の(熱)安定剤としては、従来から、無機系、有機系、金属石鹸など多種類の安定剤が開発されている。この多様な安定剤のなかで、性能(成形品の透明性を高められる等)およびコスト面で優れている鉛系安定剤が、以前からよく使用されており、代表的な熱安定剤として知られている。
しかし、近年、環境問題への関心が高まり、重金属の安全性、特に鉛の毒性が問題になってきており、低・無毒性のポリ塩化ビニル(PVC)用熱安定剤の必要性が高まってきている。
この鉛系安定剤の代わりに、環境にもやさしく、透明性を高めることのできる安定剤として、ブチル錫以外の錫系安定剤や金属石鹸系複合安定剤がクローズアップされている。
しかし、近年、環境問題への関心が高まり、重金属の安全性、特に鉛の毒性が問題になってきており、低・無毒性のポリ塩化ビニル(PVC)用熱安定剤の必要性が高まってきている。
この鉛系安定剤の代わりに、環境にもやさしく、透明性を高めることのできる安定剤として、ブチル錫以外の錫系安定剤や金属石鹸系複合安定剤がクローズアップされている。
錫系安定剤は、その多くが液状であり、これを用いると高い透明性が得られる反面、成形加工時の溶融樹脂の滑性が低下することと、成形体の熱変形温度(柔軟温度)が低下するという問題がある。
一方、金属石鹸系安定剤(以下「金属石鹸」とも言う)は、錫系安定剤に比べて、溶融樹脂の滑性は高くなり、成形体の柔軟温度の低下も少ないが、熱安定性に劣るため、その配合処方には、ゼオライトやハイドロタルサイトといった無機化合物系の安定化助剤が必要となり、これらの安定化助剤が透明性を阻害するという問題がある。
一方、金属石鹸系安定剤(以下「金属石鹸」とも言う)は、錫系安定剤に比べて、溶融樹脂の滑性は高くなり、成形体の柔軟温度の低下も少ないが、熱安定性に劣るため、その配合処方には、ゼオライトやハイドロタルサイトといった無機化合物系の安定化助剤が必要となり、これらの安定化助剤が透明性を阻害するという問題がある。
樹脂中において、粉末状金属石鹸などが均一に分散していれば、光の透過性が高まり、成形体の透明性は優れたものとなる。この均一分散を達成するための研究(例えば、分散助剤を添加する等)が最近、活発に行われるようになってきている。
また、成形機内部での樹脂のスムーズな流れが生じ難く、流れが滞る部分で樹脂組成物の分離や分解等が生じることがある。そこで、硬質塩ビでは、成形加工性を向上させるために(外部)滑剤を添加することが一般的である。この滑剤についても、安定剤同様、種々多様なものが開発されているが、透明性を損なう原因となるものが多い。
さらに、硬質塩ビにおいては、(軟質塩ビとは異なり)成形品に耐衝撃性を付与する必要があるために、衝撃改良剤も、一般的に添加される。この衝撃改良剤についても、上記の安定剤や滑剤と同様、透明性を損なう原因となるものが多かった。
さらに、硬質塩ビにおいては、(軟質塩ビとは異なり)成形品に耐衝撃性を付与する必要があるために、衝撃改良剤も、一般的に添加される。この衝撃改良剤についても、上記の安定剤や滑剤と同様、透明性を損なう原因となるものが多かった。
本発明は、以上の諸点を考慮し、硬質用途において、分散助剤の配合を要することなく、優れた透明性を有すると共に、成形時における加工性(溶融体の粘性、熱安定性、ゲル化時間等)が良好で、しかも、成形加工後の耐衝撃性や外観が優れていて、高い柔軟温度を維持した、PRTR対象物質を含まない透明塩化ビニル系樹脂組成物と、その成形体を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明者らは、まず、優れた透明性を得るために、PRTR対象物質を含まない熱安定剤として、(1)金属石鹸系安定剤を用いることに着目し、金属石鹸系安定剤やそれに伴う無機化合物系安定化助剤を均一に分散させる技術に主眼を置き、検討を行った。
そこで、本発明者らは、金属石鹸等の均一分散を達成できる(すなわち、分散助剤としての役割を有する)滑剤を探すべく、鋭意研究を重ねた結果、無数にある滑剤の中から、(2)特定の変性ポリエチレンが有効であることを見出した。
そこで、本発明者らは、金属石鹸等の均一分散を達成できる(すなわち、分散助剤としての役割を有する)滑剤を探すべく、鋭意研究を重ねた結果、無数にある滑剤の中から、(2)特定の変性ポリエチレンが有効であることを見出した。
次に、本発明者らは、優れた成形加工性をも得るために、硬質塩ビの加工性の改良を目的として、良好な外部滑剤としての活性を有する滑剤を探すべく、検討を重ねたところ、(3)特定のポリプロピレンが、その添加量が少量であっても、溶融体の粘度を低減する効果が大きく、成形体の柔軟温度の低下を抑制できることを見出した。
すなわち、本発明では、「(1)金属石鹸系安定剤」を必須成分とし、滑剤として「(2)特定の変性ポリエチレン」および/または「(3)特定のポリプロピレン」を用いることが、最も合目的(透明性と成形加工性を両立した樹脂組成物)であり、しかもこの(1)〜(3)の組み合わせによれば、可塑剤や分散助剤の使用を低減できる(ゼロにする)効果をも奏することができる。
また、無限に存在する安定剤や滑剤の中から、これら「金属石鹸系安定剤」と「特定の変性ポリエチレン」、「特定のポリプロピレン」を選定することで、硬質塩ビにおいて、PRTR対象物質を含むことなく、優れた透明性と成形加工性とを確保でき、しかもその他の各種特性についても優れたものとできることを見出した。
また、無限に存在する安定剤や滑剤の中から、これら「金属石鹸系安定剤」と「特定の変性ポリエチレン」、「特定のポリプロピレン」を選定することで、硬質塩ビにおいて、PRTR対象物質を含むことなく、優れた透明性と成形加工性とを確保でき、しかもその他の各種特性についても優れたものとできることを見出した。
本発明者らは、さらに、優れた耐衝撃性をも得るために、塩化ビニル系樹脂の透明性を損なうことのない衝撃改良剤を探すべく、検討を重ねたところ、(4)特定の塩素化ポリエチレンが、優れた耐衝撃性を付与できるばかりでなく、塩化ビニル系樹脂とも相溶性が良好であることに加えて、分散助剤としての役割をも兼備しることを見出した。
すなわち、この「(4)特定の塩素化ポリエチレン」は、上記「(1)特定の変性ポリエチレン」と同様に、金属石鹸等の均一分散を達成できる作用があり、成形体の透明性を優れたものとすることができる。このため、この「特定の塩素化ポリエチレン」を使用することで、「特定の変性ポリエチレン」を使用せずとも、透明性と耐衝撃性とを優れたものとすることができる。
すなわち、この「(4)特定の塩素化ポリエチレン」は、上記「(1)特定の変性ポリエチレン」と同様に、金属石鹸等の均一分散を達成できる作用があり、成形体の透明性を優れたものとすることができる。このため、この「特定の塩素化ポリエチレン」を使用することで、「特定の変性ポリエチレン」を使用せずとも、透明性と耐衝撃性とを優れたものとすることができる。
本発明は、以上の知見の下でなし得たもので、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、安定剤を0.5〜5重量部、滑剤を0.1〜5重量部含む透明塩化ビニル系樹脂組成物であって、安定剤が、金属石鹸系安定剤であり、滑剤が、酸価(酸価:試料1g中に含まれる酸性成分を中和するのに要する水酸化カリウムのmg数)0.01〜70mgKOH/g、密度920〜980kg/m3、分子量900〜8000の変性ポリエチレン、および/または、分子量2000〜20000のポリプロピレンであることを特徴とする透明塩化ビニル系樹脂組成物を要旨とする。
また、本発明は、さらに衝撃改良剤として、塩素含有量30〜50重量%、屈折率1.50〜1.55の塩素化ポリエチレンを1〜10重量部含んでいてもよく、この場合、滑剤は、分子量2000〜20000のポリプロピレンのみであってもよい。
そして、安定剤として、さらにメチル錫化合物、オクチル錫化合物の少なくとも1種を、金属石鹸系安定剤との合量中、0.1〜50重量%となるように含んでもよい。
また、本発明は、さらに衝撃改良剤として、塩素含有量30〜50重量%、屈折率1.50〜1.55の塩素化ポリエチレンを1〜10重量部含んでいてもよく、この場合、滑剤は、分子量2000〜20000のポリプロピレンのみであってもよい。
そして、安定剤として、さらにメチル錫化合物、オクチル錫化合物の少なくとも1種を、金属石鹸系安定剤との合量中、0.1〜50重量%となるように含んでもよい。
また、本発明の透明塩化ビニル系樹脂組成物から得られる成形体は、厚さ1mmにおけるJIS−K−7361−1で測定される全光線透過率が60%以上、かつクラッシュベルグ法で測定される柔軟温度が70℃以上である。
そして、上記の衝撃改良剤をさらに含む組成物から得られる成形体は、0℃、1kg重錘での落錘試験において50%破壊されるときの、落下高さが60cm以上である。
そして、上記の衝撃改良剤をさらに含む組成物から得られる成形体は、0℃、1kg重錘での落錘試験において50%破壊されるときの、落下高さが60cm以上である。
本発明における塩化ビニル系樹脂としては、ホモポリマーのポリ塩化ビニルの他に、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−アクリル共重合体等のコポリマーをも使用することができるし、さらにはこれらを後塩素化したいわゆる後塩素化塩化ビニル系樹脂をも使用することができ(なお、特に断わらない限り、「塩化ビニル系樹脂」と記すときは、後塩素化塩化ビニル系樹脂を含む意味である)、いずれかを単独であるいは適宜の組み合わせによる2種以上を混合して使用することができる。
これらの塩化ビニル系樹脂の平均重合度は、500〜3000程度で、好ましくは700〜1500程度の硬質のものが適している。平均重合度が、500未満であると、機械的強度が低く、3000を超えると、溶融粘度が高く成形加工が困難になる。
これらの塩化ビニル系樹脂の平均重合度は、500〜3000程度で、好ましくは700〜1500程度の硬質のものが適している。平均重合度が、500未満であると、機械的強度が低く、3000を超えると、溶融粘度が高く成形加工が困難になる。
透明塩化ビニル系樹脂組成物中の安定剤の含有量は、熱安定効果や機械的強度などの観点から、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し0.5〜5重量部、好ましくは1〜3重量部である。
0.5重量部未満では、十分な熱安定性が得られず、5重量部を超えると、熱安定効果が飽和するだけではなく、成形体の熱変形温度や機械的強度の低下が起こるうえ、均一分散が困難となるため透明性が阻害される。
0.5重量部未満では、十分な熱安定性が得られず、5重量部を超えると、熱安定効果が飽和するだけではなく、成形体の熱変形温度や機械的強度の低下が起こるうえ、均一分散が困難となるため透明性が阻害される。
本発明における安定剤は、粉末状の金属石鹸系安定剤を用いることが重要である。
この金属石鹸系安定剤としては、金属石鹸の金属が、鉛やカドミウム以外(いわゆる無毒性の金属)であれば、特に限定されない。
また、金属石鹸の金属が複合された複合金属石鹸も用いることができ、この場合の金属の組み合わせとしては、例えば、バリウム/亜鉛系、カルシウム/亜鉛系、マグネシウム/亜鉛系、バリウム/カルシウム/亜鉛系、カルシウム/マグネシウム/亜鉛系、等が挙げられる。
また、上記金属石鹸の脂肪酸としては、特に限定されず、例えば、2−エチルヘキソイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、リノール酸、ベヘン酸、安息香酸などが挙げられる。
なかでも、透明性と成形加工性のバランスを取るためには、ステアリン酸カルシウムとステアリン酸亜鉛との組み合わせ等が好適に使用できる。
この金属石鹸系安定剤としては、金属石鹸の金属が、鉛やカドミウム以外(いわゆる無毒性の金属)であれば、特に限定されない。
また、金属石鹸の金属が複合された複合金属石鹸も用いることができ、この場合の金属の組み合わせとしては、例えば、バリウム/亜鉛系、カルシウム/亜鉛系、マグネシウム/亜鉛系、バリウム/カルシウム/亜鉛系、カルシウム/マグネシウム/亜鉛系、等が挙げられる。
また、上記金属石鹸の脂肪酸としては、特に限定されず、例えば、2−エチルヘキソイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、リノール酸、ベヘン酸、安息香酸などが挙げられる。
なかでも、透明性と成形加工性のバランスを取るためには、ステアリン酸カルシウムとステアリン酸亜鉛との組み合わせ等が好適に使用できる。
なお、本発明では、硬質塩ビを目的とするため、その使用量は少量に限定されるが、安息香酸亜鉛、2エチルヘキシル酸亜鉛等の液状の金属石鹸系安定剤を使用することもできる。
また、本発明では、上記の金属石鹸系安定剤の熱安定性を補足するための安定化助剤を添加してもよい。この安定化助剤としては、ハイドロタルサイト、ゼオライト、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの無機化合物が挙げられ、なかでも透明性を阻害しない酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムを(均一分散される)範囲内で(例えば、金属石鹸系安定剤100重量部に対し、1〜10重量部程度)添加することが好ましい。
透明塩化ビニル系樹脂組成物中の滑剤の含有量は、透明性(金属石鹸の分散性)や成形加工時の外部滑剤としての滑性などの観点から、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し0.1〜5重量部、好ましくは0.5〜3重量部である。
0.1重量部未満では、金属石鹸の分散助剤としての役割に乏しく良好な透明性が得られないうえ、粘度低減による加工性改良効果が少ない。5重量部を超えると、成形体の外観の悪化や耐衝撃性の低下が起こる。
0.1重量部未満では、金属石鹸の分散助剤としての役割に乏しく良好な透明性が得られないうえ、粘度低減による加工性改良効果が少ない。5重量部を超えると、成形体の外観の悪化や耐衝撃性の低下が起こる。
本発明における滑剤は、酸価が0.01〜70mgKOH/g、密度が920〜980kg/m3、分子量が900〜8000である変性ポリエチレン、および/または、分子量が2000〜20000であるポリプロピレンであることが重量である。
このような滑剤を用いることで、分散助剤の配合を極小量あるいはゼロとした条件下においても、金属石鹸系安定剤やそれに伴う無機化合物系安定化助剤の均一な分散状態を達成することができ、優れた透明性を有する硬質塩化ビニル系樹脂を得ることができる。
このような滑剤を用いることで、分散助剤の配合を極小量あるいはゼロとした条件下においても、金属石鹸系安定剤やそれに伴う無機化合物系安定化助剤の均一な分散状態を達成することができ、優れた透明性を有する硬質塩化ビニル系樹脂を得ることができる。
本発明で用いられる変性ポリエチレンは、未変性のポリエチレン(以下「原料ポリエチレン」とも言う)が、変性後に酸価、密度、分子量が上記のような範囲内にある変性ポリエチレンとなるのであれば、その変性方法については、特に限定されず、特開平5−271355号などに示される従来公知の方法を用いればよい。例えば、酸化変性、酸グラフト変性などが挙げられる。
酸化変性は、原料ポリエチレンを溶融状態で攪拌下に酸素または酸素含有ガスと接触させることにより、また、酸グラフト変性は、低分子量のポリエチレンにマレイン酸、無水マレイン酸などの不飽和カルボン酸またはその誘導体をグラフト共重合させることにより、それぞれ変性ポリエチレンが得られる。
酸化変性は、原料ポリエチレンを溶融状態で攪拌下に酸素または酸素含有ガスと接触させることにより、また、酸グラフト変性は、低分子量のポリエチレンにマレイン酸、無水マレイン酸などの不飽和カルボン酸またはその誘導体をグラフト共重合させることにより、それぞれ変性ポリエチレンが得られる。
この原料ポリエチレンとしては、変性後に上記のような酸価、密度および分子量を有する変性ポリエチレンが得られるエチレン単独重合体またはエチレンとα−オレフィンとの共重合体であれば、特に限定されない。
このα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなどの炭素数3〜8のα−オレフィンが好ましい。
このα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなどの炭素数3〜8のα−オレフィンが好ましい。
変性ポリエチレンの酸価は、0.01〜70mgKOH/g、好ましくは、1〜30mgKOH/gである。
酸価が、0.01mgKOH/g未満であると、金属石鹸系安定剤や安定化助剤である無機化合物の分散性の向上効果が小さく、70mgKOH/gを超えると、原料ポリエチレンを変性処理する際の生産安定性が低くなり、塩化ビニル系樹脂との親和性が増し、滑性付与効果が少なくなる。
酸価が、0.01mgKOH/g未満であると、金属石鹸系安定剤や安定化助剤である無機化合物の分散性の向上効果が小さく、70mgKOH/gを超えると、原料ポリエチレンを変性処理する際の生産安定性が低くなり、塩化ビニル系樹脂との親和性が増し、滑性付与効果が少なくなる。
変性ポリエチレンの密度は、JISK6760に示される密度勾配管法で測定され、920〜980kg/m3、好ましくは930〜980kg/m3である。
密度を上記の範囲内とすることによって、変性ポリエチレンの屈折率を塩化ビニル系樹脂の屈折率(約1.51〜1.54)と同程度にすることができ、屈折率の近いもの同志が混合されると透過性が高くなるため、この結果、塩化ビニル系樹脂成形体が優れた透明性を確保できることになる。
密度が920kg/m3未満であると、変性ポリエチレンの屈折率が1.50以下となり、980kg/m3を超えると、変性ポリエチレンの屈折率が1.55以上となり、いずれも透明性が低下する。
密度を上記の範囲内とすることによって、変性ポリエチレンの屈折率を塩化ビニル系樹脂の屈折率(約1.51〜1.54)と同程度にすることができ、屈折率の近いもの同志が混合されると透過性が高くなるため、この結果、塩化ビニル系樹脂成形体が優れた透明性を確保できることになる。
密度が920kg/m3未満であると、変性ポリエチレンの屈折率が1.50以下となり、980kg/m3を超えると、変性ポリエチレンの屈折率が1.55以上となり、いずれも透明性が低下する。
変性ポリエチレンの分子量は、粘度法で測定され、本発明では900〜8000、好ましくは1000〜5000である。
分子量が、900未満の場合には、粘度低下による加工性改良効果が低く、8000を超えると、練りムラが生じやすく成形体の外観が悪くなる。
分子量が、900未満の場合には、粘度低下による加工性改良効果が低く、8000を超えると、練りムラが生じやすく成形体の外観が悪くなる。
そして、本発明では、滑剤として、上記のような変性ポリエチレンを単独で用いるだけでなく、特定のポリプロピレンを単独で用いてもよく、さらには、変性ポリエチレンとそのポリプロピレンを併用することもできる。
この特定のポリプロピレンは、少量の使用で溶融体の粘度低減効果が大きいため、得られる成形体の柔軟温度の低下を抑える効果を確保することができる。従って、上記の変性ポリエチレンとの併用により、優れた透明性とともに、優れた成形加工性、あるいは成形体の優れた寸法・形状安定性をも得ることができる。
滑剤として、変性ポリエチレンとポリプロピレンとを併用する際には、その配合割合は、重量比で100:0〜60:40、好ましくは90:10〜70:30が適している。ポリプロピレンの割合が多すぎれば、変性ポリエチレンによる金属石鹸等の均一分散効果を良好に得ることができず、少なすぎれば、ポリプロピレンによる粘度低減効果を良好に得ることができなくなる。
この特定のポリプロピレンは、少量の使用で溶融体の粘度低減効果が大きいため、得られる成形体の柔軟温度の低下を抑える効果を確保することができる。従って、上記の変性ポリエチレンとの併用により、優れた透明性とともに、優れた成形加工性、あるいは成形体の優れた寸法・形状安定性をも得ることができる。
滑剤として、変性ポリエチレンとポリプロピレンとを併用する際には、その配合割合は、重量比で100:0〜60:40、好ましくは90:10〜70:30が適している。ポリプロピレンの割合が多すぎれば、変性ポリエチレンによる金属石鹸等の均一分散効果を良好に得ることができず、少なすぎれば、ポリプロピレンによる粘度低減効果を良好に得ることができなくなる。
本発明のポリプロピレンは、粘度法で測定された分子量が、2000〜20000、好ましくは、3000〜15000である。
分子量が、2000未満あるいは20000を超えると、上記の変性ポリエチレンの場合と同様に、粘度低下による加工性や成形体の外観について問題が発生する。
分子量が、2000未満あるいは20000を超えると、上記の変性ポリエチレンの場合と同様に、粘度低下による加工性や成形体の外観について問題が発生する。
上記ポリプロピレンとしては、分子量が上記範囲内にあれば、通常使用されるプロピレン単独重合体をそのまま使用することができる。
また、α―オレフィンとの共重合体も使用でき、このα−オレフィンとしては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなどの炭素数3〜8のα−オレフィンが好ましく使用できる。
また、α―オレフィンとの共重合体も使用でき、このα−オレフィンとしては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなどの炭素数3〜8のα−オレフィンが好ましく使用できる。
以上のような酸価、密度、分子量を有する変性ポリエチレンおよび/またはポリプロピレンを滑剤として用いることで、粉末状の金属石鹸やそれに伴なう安定化助剤を均一に分散することができ、さらには、溶融粘度の上昇や柔軟温度の低下を抑制することができ、その結果、優れた透明性と成形加工性とを両立した塩化ビニル系樹脂組成物を得ることができる。
また、本発明では、上記滑剤の変性ポリエチレンと同様の分散助剤としての作用を有する(すなわち、粉末状の金属石鹸やそれに伴なう安定化助剤を均一に分散することができる)特定の塩素化ポリエチレンを、衝撃改良剤として用いることも重要な特徴の一つである。
この衝撃改良剤としての塩素化ポリエチレンは、塩素含有量が30〜50重量%、屈折率が1.50〜1.55であることが重要である。
この塩素化ポリエチレンを衝撃改良剤として用いることで、優れた耐衝撃性のみならず、金属石鹸系安定剤やそれに伴う無機化合物系安定化助剤の均一な分散状態を達成することができ、優れた透明性をも備えた硬質塩化ビニル系樹脂成形体を得ることができる。
このような作用を良好に発現させるために、本発明では、分子量が20万〜35万程度の塩素化ポリエチレンを使用することが適している。
この塩素化ポリエチレンを衝撃改良剤として用いることで、優れた耐衝撃性のみならず、金属石鹸系安定剤やそれに伴う無機化合物系安定化助剤の均一な分散状態を達成することができ、優れた透明性をも備えた硬質塩化ビニル系樹脂成形体を得ることができる。
このような作用を良好に発現させるために、本発明では、分子量が20万〜35万程度の塩素化ポリエチレンを使用することが適している。
本発明で用いられる塩素化ポリエチレンは、通常のポリエチレン(以下「原料ポリエチレン」とも言う)が、塩素化後に塩素含有量および屈折率が上記のような範囲内にある塩素化ポリエチレンになるのであれば、その塩素化方法については、特に限定されず、例えば、粉末状のポリエチレンを水性懸濁下で、融点付近まで温度を上昇させた状態でガス状の塩素を導入することにより塩素化する方法のような、従来公知の方法を用いればよい。あるいは、所望の塩素含有量や屈折率を有する市販の塩素化ポリエチレンを用いてもよい。
この原料ポリエチレンとしては、前述の変性ポリエチレンの原料ポリエチレンと同様に、塩素化後に上記のような塩素含有量および屈折率を有する塩素化ポリエチレンが得られるエチレン単独重合体またはエチレンとα−オレフィンとの共重合体であれば、特に限定されない。
衝撃改良剤としての塩素化ポリエチレンの塩素含有量は、30〜50重量%、好ましくは、35〜45重量%である。
母体となる塩化ビニル系樹脂として、後塩素化塩化ビニル系樹脂を用いた場合は、衝撃改良剤としての塩素化ポリエチレンの塩素含有量は、上記範囲内において高めに(具体的には、50〜40重量%程度に)設定することが好ましい。
塩素含有量が、30重量%未満であると、塩化ビニル系樹脂(母体)との相溶性が低下し、50重量%を超えると、塩素化反応時に均一に塩素化されず組成物の熱安定性が低くなる。
母体となる塩化ビニル系樹脂として、後塩素化塩化ビニル系樹脂を用いた場合は、衝撃改良剤としての塩素化ポリエチレンの塩素含有量は、上記範囲内において高めに(具体的には、50〜40重量%程度に)設定することが好ましい。
塩素含有量が、30重量%未満であると、塩化ビニル系樹脂(母体)との相溶性が低下し、50重量%を超えると、塩素化反応時に均一に塩素化されず組成物の熱安定性が低くなる。
また、塩素化ポリエチレンの屈折率は、1.50〜1.55、好ましくは1.53〜1.54である。
この範囲内の屈折率であれば、塩化ビニル系樹脂(母体)の屈折率(約1.51〜1.54)と同程度にすることができ、屈折率の近いもの同志が混合されると透過性が高くなるため、この結果、塩化ビニル系樹脂成形体が優れた透明性を確保できることになる。
したがって、塩素化ポリエチレンの屈折率が1.50未満あるいは、1.55を超えると、塩化ビニル系樹脂の屈折率と乖離するため、透明性が低下する。
この範囲内の屈折率であれば、塩化ビニル系樹脂(母体)の屈折率(約1.51〜1.54)と同程度にすることができ、屈折率の近いもの同志が混合されると透過性が高くなるため、この結果、塩化ビニル系樹脂成形体が優れた透明性を確保できることになる。
したがって、塩素化ポリエチレンの屈折率が1.50未満あるいは、1.55を超えると、塩化ビニル系樹脂の屈折率と乖離するため、透明性が低下する。
上記の衝撃改良剤の含有量は、透明性(金属石鹸の分散性)や成形体の耐衝撃性、柔軟温度などの観点から、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し1〜10重量部、好ましくは3〜5重量部である。
1重量部未満では、金属石鹸の分散助剤としての役割に乏しく良好な透明性が得られないうえ、衝撃改良効果が少なく、10重量部を越えると成形体の柔軟温度の低下が大きくなる。
1重量部未満では、金属石鹸の分散助剤としての役割に乏しく良好な透明性が得られないうえ、衝撃改良効果が少なく、10重量部を越えると成形体の柔軟温度の低下が大きくなる。
本発明において、以上のような塩素含有量、屈折率を有する塩素化ポリエチレンを衝撃改良剤として、上記の含有量で配合することにより、粉末状の金属石鹸やそれに伴なう安定化助剤を均一に分散することができ、しかも、得られる成形体の耐衝撃性を向上させることができる。
このとき、滑剤としては、前述の変性ポリエチレンおよび/または前述のポリプロピレンを用いてもよいが、衝撃改良剤としての上記塩素化ポリエチレンは、変性ポリエチレンと同様に金属石鹸や安定化助剤を均一に分散する作用を有するため、変性ポリエチレンを使用せず、ポリプロピレンの使用のみで溶融粘度の上昇や柔軟温度の低下を抑制することができる。
この結果として、変性ポリエチレンに比べれば低廉な塩素化ポリエチレンの使用で、優れた耐衝撃性、透明性、成形加工性を併せ持った塩化ビニル系樹脂組成物およびその成形体を、コスト面で有利に得ることができると言った予想外の効果を奏することができる。
このとき、滑剤としては、前述の変性ポリエチレンおよび/または前述のポリプロピレンを用いてもよいが、衝撃改良剤としての上記塩素化ポリエチレンは、変性ポリエチレンと同様に金属石鹸や安定化助剤を均一に分散する作用を有するため、変性ポリエチレンを使用せず、ポリプロピレンの使用のみで溶融粘度の上昇や柔軟温度の低下を抑制することができる。
この結果として、変性ポリエチレンに比べれば低廉な塩素化ポリエチレンの使用で、優れた耐衝撃性、透明性、成形加工性を併せ持った塩化ビニル系樹脂組成物およびその成形体を、コスト面で有利に得ることができると言った予想外の効果を奏することができる。
さらに、本発明の塩化ビニル系樹脂では、より優れた透明性を確保するために、PRTR対象物質ではないメチル錫化合物および/またはオクチル錫化合物を安定剤として併用してもよく、これらの含有量は、金属石鹸系安定剤との合量中、0.1〜70重量%とすることが好ましい。
金属石鹸系安定剤に対して、これら錫化合物の含有量が少なすぎれば、これらの錫化合物を併用する技術的意義(透明性を高める作用)が発現せず、多すぎると、成形加工時の溶融体の滑性が低くなるうえ、成形体の熱変形温度(柔軟温度)が低下する。
金属石鹸系安定剤に対して、これら錫化合物の含有量が少なすぎれば、これらの錫化合物を併用する技術的意義(透明性を高める作用)が発現せず、多すぎると、成形加工時の溶融体の滑性が低くなるうえ、成形体の熱変形温度(柔軟温度)が低下する。
メチル錫化合物としては、ジメチル錫ラウレート、ジメチル錫マレート、メチル錫メルカプト、ジメチル錫メルカプト、ジメチル錫メルカプトアセテート、メチル錫イソオクチルチオグリコレート、メチル錫サルファイドなどが挙げられ、また、オクチル錫化合物としては、ジオクチル錫ラウレート、ジオクチル錫マレート、オクチル錫メルカプト、ジオクチル錫ジメルカプト、ジオクチル錫メルカプトアセテート、オクチル錫イソオクチルチオグリコレート、オクチル錫サルファイドなどが挙げられる。
また、本発明では、上記金属石鹸系安定剤と錫化合物以外に、成形時の流動性を高めるために、必要に応じて、多価アルコールおよび/またはポリメチルメタアクリレートを添加してもよい。多価アルコールとしては、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール及びトリペンタエリスリトールなどのポリオール類、これらの混合物やエステル化合物が好適に使用できる。
加えて、本発明では、必要に応じて、本発明の特性(透明性や成形加工性など)を損なわない範囲において、帯電防止剤、難燃剤、加工助剤、紫外線吸収剤、顔料・染料等の着色剤などの各種添加剤を適宜添加することができる。
これらの帯電防止剤、難燃剤、加工助剤、紫外線吸収剤、着色剤などとしては、通常の塩化ビニル系樹脂に配合する通常のものが使用できる。
これらの帯電防止剤、難燃剤、加工助剤、紫外線吸収剤、着色剤などとしては、通常の塩化ビニル系樹脂に配合する通常のものが使用できる。
本発明における透明塩化ビニル系樹脂組成物は、所定量の塩化ビニル系樹脂と、安定剤、滑剤、衝撃改良剤、その他適宜の配合剤とを、スーパーミキサーやヘンシェルミキサー、ブレンダー等を用い混合して得ることができる。
このようにして得られる組成物は、押出成形、カレンダー成形、プレス成形、等の公知の手段によって加工され、その加工方法は、目的に応じて適宜選択される。
本発明の成形体は、所定の評価基準による、所定の透明性、成形加工性、耐衝撃性、その他の特性を有するものである。
本発明の成形体は、所定の評価基準による、所定の透明性、成形加工性、耐衝撃性、その他の特性を有するものである。
また、本発明では、厚さが1mmの成形体とした場合、JIS−K−7361−1に準じて測定される全光線透過率が60%以上、クラッシュベルグ法で測定した柔軟温度が70℃以上であることが重要である。
全光線透過率が60%未満であると、十分な透明性が得られない。全光線透過率の上限は、特に限定されず、より高いほうが好ましいが、実用上は75〜80%程度あれば十分である。
成形体が、上記のような全光線透過率を有していれば、硬質塩ビ中においても、金属石鹸系安定剤などが均一に分散されていることになり、本発明で所望する優れた透明性を有する成形体とすることができる。
成形体が、上記のような全光線透過率を有していれば、硬質塩ビ中においても、金属石鹸系安定剤などが均一に分散されていることになり、本発明で所望する優れた透明性を有する成形体とすることができる。
また、柔軟温度が70℃未満であると、夏場等の高温下で反りや変形が起こる。柔軟温度についても、上限は特に限定されず、より高いほうが好ましいが、実用上は夏場に起こる可能性がある温度の上昇分(75〜80℃)の範囲内であれば十分である。
さらに、本発明による成形体は、0℃、1kg重錘での落錘試験において50%破壊されたときの、落下高さが60cm以上であることが重要である。
重さ1kgの重錘を落下させ、該成形板が50%破壊されたときの重錘の落下高さが、60cm未満であると、冬場の施工時に釘打ちした際に割れや欠けが発生する。50%破壊高さについても、上限は特に限定されず、より高いほうが好ましいが、実用上は100cm程度あれば十分である。
成形体が、上記のような50%破壊高さを有していれば、本発明で所望する優れた耐衝撃性を有する成形体とすることができる。
成形体が、上記のような50%破壊高さを有していれば、本発明で所望する優れた耐衝撃性を有する成形体とすることができる。
そして、本発明における透明塩化ビニル系樹脂組成物の成形加工性は、当該組成物が熱安定性に優れているか否かが基準となる。
この熱安定性は、プラストミルでの分解時間で評価することができる。
本発明では、この分解時間が10分以上のものが適している。10分未満であると、成形時の熱安定性が低下し、成形体に焼け色が発生したり、炭化物の発生により品質上、成形加工上の不具合がある。
この熱安定性は、プラストミルでの分解時間で評価することができる。
本発明では、この分解時間が10分以上のものが適している。10分未満であると、成形時の熱安定性が低下し、成形体に焼け色が発生したり、炭化物の発生により品質上、成形加工上の不具合がある。
本発明における耐衝撃性は、透明塩化ビニル系樹脂組成物から得られた成形体を、例えば、建築材料として屋内や屋外で使用した場合における重量物の落下や、飛翔物(砂利、瓦、小石等)の衝突などの際の衝撃に充分耐える強度を意味する。
本発明では、この屋内外使用等における衝撃に充分耐える特性(耐衝撃性)を有していることが重要となる。
本発明では、この屋内外使用等における衝撃に充分耐える特性(耐衝撃性)を有していることが重要となる。
本発明によるPRTR対象物質を含まない透明塩化ビニル系樹脂組成物及びその成形体は、硬質用途において、分散助剤の配合を要することなく、優れた透明性を有すると共に、成形時における加工性(溶融体の粘性、熱安定性、ゲル化時間)が良好であるため、既存の成形方法や成形機を用いて生産できるうえ、成形加工後の耐衝撃性や外観が優れていて、高い柔軟温度を有する。
このような優れた諸特性を有する本発明の樹脂組成物による成形体は、給排水パイプ、プレート、継手、波板等の素材、特に屋外使用の素材として好適である。
このような優れた諸特性を有する本発明の樹脂組成物による成形体は、給排水パイプ、プレート、継手、波板等の素材、特に屋外使用の素材として好適である。
〔実施例1〜10、比較例1〜7〕
下記の塩化ビニル系樹脂、安定剤、滑剤(変性ポリエチレン、特定のポリプロピレン)、衝撃改良剤(塩素化ポリエチレン)、錫化合物、その他の配合剤を、表1、2に示す割合で添加し、スーパーミキサーを用いて混合し、塩化ビニル系樹脂組成物を調製した。
表1、2中の数字は、重量部を示す。
下記の塩化ビニル系樹脂、安定剤、滑剤(変性ポリエチレン、特定のポリプロピレン)、衝撃改良剤(塩素化ポリエチレン)、錫化合物、その他の配合剤を、表1、2に示す割合で添加し、スーパーミキサーを用いて混合し、塩化ビニル系樹脂組成物を調製した。
表1、2中の数字は、重量部を示す。
(使用原料)
塩化ビニル系樹脂:重合度1050のポリ塩化ビニル(塩化ビニルのホモポリマー,信越化学工業社製 商品名“TK−1000”)
金属石鹸系安定剤:ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛(水澤化学社製 商品名“NT-C1、NT-Z1”)
安定化助剤(無機化合物系):水酸化マグネシウム(神島化学工業社製 商品名“水酸化マグネシウム10A”)
錫系安定剤(メチル錫化合物、オクチル錫化合物以外の錫系安定剤):ジブチル錫メルカプト(錫16wt%)(堺化学工業社製 商品名“TN−480”)
滑剤(変性ポリエチレン):酸価1mgKOH/g、密度930kg/m3、分子量4000の酸化変性によるポリエチレン(エチレンの単独重合体,三洋化成社製 商品名“サンワックスLEL−400P”)
滑剤(ポリプロピレン):分子量4000のポリプロピレン(プロピレンの単独重合体,三洋化成社製 商品名“ビスコール550P”)
衝撃改良剤(塩素化ポリエチレン):塩素含有量40重量%、屈折率1.53、原料ポリエチレンの分子量50000の塩素化ポリエチレン(エチレンの単独重合体,昭和電工社製 商品名“エラスレン404B”)
メチル錫化合物:ジメチル錫メルカプト(錫15.5wt%)(堺化学工業社製 商品名“MK−6”)
オクチル錫化合物:ジオクチル錫メルカプト(錫15.8wt%)(堺化学工業社製 商品名“TN−870”)
加工助剤:アクリル系加工助剤(三菱レイヨン社製 商品名“メタブレンP−551A”)
塩化ビニル系樹脂:重合度1050のポリ塩化ビニル(塩化ビニルのホモポリマー,信越化学工業社製 商品名“TK−1000”)
金属石鹸系安定剤:ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛(水澤化学社製 商品名“NT-C1、NT-Z1”)
安定化助剤(無機化合物系):水酸化マグネシウム(神島化学工業社製 商品名“水酸化マグネシウム10A”)
錫系安定剤(メチル錫化合物、オクチル錫化合物以外の錫系安定剤):ジブチル錫メルカプト(錫16wt%)(堺化学工業社製 商品名“TN−480”)
滑剤(変性ポリエチレン):酸価1mgKOH/g、密度930kg/m3、分子量4000の酸化変性によるポリエチレン(エチレンの単独重合体,三洋化成社製 商品名“サンワックスLEL−400P”)
滑剤(ポリプロピレン):分子量4000のポリプロピレン(プロピレンの単独重合体,三洋化成社製 商品名“ビスコール550P”)
衝撃改良剤(塩素化ポリエチレン):塩素含有量40重量%、屈折率1.53、原料ポリエチレンの分子量50000の塩素化ポリエチレン(エチレンの単独重合体,昭和電工社製 商品名“エラスレン404B”)
メチル錫化合物:ジメチル錫メルカプト(錫15.5wt%)(堺化学工業社製 商品名“MK−6”)
オクチル錫化合物:ジオクチル錫メルカプト(錫15.8wt%)(堺化学工業社製 商品名“TN−870”)
加工助剤:アクリル系加工助剤(三菱レイヨン社製 商品名“メタブレンP−551A”)
得られた組成物につき、各特性を下記の評価方法で評価し、この結果を併せて表1、2に示す。
(評価方法)
(A)透明性:実施例1〜10および比較例1〜7の組成物を1mm厚の板状に成形し、この成形体について、JIS−K−7361−1に準拠して全光線透過率を測定した。
○:全光線透過率60%以上のもの。
×:全光線透過率60%未満のもの。
(B)熱安定性(成形加工性):東洋精機社製のラボプラストミル試験機に、実施例1〜10および比較例1〜7の組成物をそれぞれ65g投入し、ローターの回転数50rpm、チャンバー温度200℃の条件下で混練した後、塩化ビニル系樹脂組成物を投入してから分解によりトルクが立ち上がりを示すまでの時間を測定した。この時間が長いほど熱安定性が高く、以下の基準で判定した。
○:トルク立ち上がりまで10分以上
△:トルク立ち上がりまで8分以上、10分未満
×:トルク立ち上がりまで8分未満
(C)柔軟温度:得られた1mm厚みの成形板について、JISK6734によるクラッシュベルグ柔軟温度を測定し、その結果につき以下の基準で判定した。
○:柔軟温度が70℃以上のもの
△:柔軟温度が65℃以上、70℃未満のもの
×:柔軟温度が65℃未満のもの
(D)耐衝撃性:得られた1mm厚みの成形板について、0℃において、先端形状がナス型である重さ1kgの重錘を落下させた際に、該成形板が50%破壊されたときの、重錘の落下高さを測定し、以下の基準で判定した。
○:50%破壊時の落下高さが60cm以上のもの
×:50%破壊時の落下高さが60cm未満のもの
(E)成形後の外観の評価:得られた成形板の外観を目視にて観察し、以下の基準で判定した。
○:表面の平滑性が極めて優れており、ムラ等の無いもの
△:表面上に霜降り状やあばた状の面荒れを僅かに生じたが、実用上問題なかったもの
×:表面上に霜降り状やあばた状の面荒れ、焼けなどを生じ、実用性がなかったもの
(A)透明性:実施例1〜10および比較例1〜7の組成物を1mm厚の板状に成形し、この成形体について、JIS−K−7361−1に準拠して全光線透過率を測定した。
○:全光線透過率60%以上のもの。
×:全光線透過率60%未満のもの。
(B)熱安定性(成形加工性):東洋精機社製のラボプラストミル試験機に、実施例1〜10および比較例1〜7の組成物をそれぞれ65g投入し、ローターの回転数50rpm、チャンバー温度200℃の条件下で混練した後、塩化ビニル系樹脂組成物を投入してから分解によりトルクが立ち上がりを示すまでの時間を測定した。この時間が長いほど熱安定性が高く、以下の基準で判定した。
○:トルク立ち上がりまで10分以上
△:トルク立ち上がりまで8分以上、10分未満
×:トルク立ち上がりまで8分未満
(C)柔軟温度:得られた1mm厚みの成形板について、JISK6734によるクラッシュベルグ柔軟温度を測定し、その結果につき以下の基準で判定した。
○:柔軟温度が70℃以上のもの
△:柔軟温度が65℃以上、70℃未満のもの
×:柔軟温度が65℃未満のもの
(D)耐衝撃性:得られた1mm厚みの成形板について、0℃において、先端形状がナス型である重さ1kgの重錘を落下させた際に、該成形板が50%破壊されたときの、重錘の落下高さを測定し、以下の基準で判定した。
○:50%破壊時の落下高さが60cm以上のもの
×:50%破壊時の落下高さが60cm未満のもの
(E)成形後の外観の評価:得られた成形板の外観を目視にて観察し、以下の基準で判定した。
○:表面の平滑性が極めて優れており、ムラ等の無いもの
△:表面上に霜降り状やあばた状の面荒れを僅かに生じたが、実用上問題なかったもの
×:表面上に霜降り状やあばた状の面荒れ、焼けなどを生じ、実用性がなかったもの
本発明の透明塩化ビニル系樹脂組成物は、硬質用途において、分散助剤の配合を要することなく、優れた透明性を有すると共に、成形時における加工性(溶融体の粘性、熱安定性、ゲル化時間)が良好で、PRTR対象物質を含まないため、この樹脂組成物を用いて得られる成形体は、耐衝撃性や外観が優れていて、高い柔軟温度を維持し、透明性も良好である。
このような優れた諸特性を有する本発明による成形体は、全光線透過率が60%以上、柔軟温度が70℃以上、落錘試験での50%破壊高さが60cm以上であることから、屋外使用にも適しており、給排水パイプ、プレート、継手、波板等として、好適に使用することができるものである。
このような優れた諸特性を有する本発明による成形体は、全光線透過率が60%以上、柔軟温度が70℃以上、落錘試験での50%破壊高さが60cm以上であることから、屋外使用にも適しており、給排水パイプ、プレート、継手、波板等として、好適に使用することができるものである。
Claims (5)
- 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、安定剤を0.5〜5重量部、滑剤を0.1〜5重量部含む透明塩化ビニル系樹脂組成物であって、
前記安定剤が、金属石鹸系安定剤であり、
前記滑剤が、酸価0.01〜70mgKOH/g、密度920〜980kg/m3、分子量900〜8000の変性ポリエチレン、および/または、分子量2000〜20000のポリプロピレンであることを特徴とする透明塩化ビニル系樹脂組成物。 - さらに、衝撃改良剤を1〜10重量部含み、該衝撃改良剤が、塩素含有量30〜50重量%、屈折率1.50〜1.55の塩素化ポリエチレンであることを特徴とする請求項1記載の透明塩化ビニル系樹脂組成物。
- 滑剤が、分子量2000〜20000のポリプロピレンであることを特徴とする請求項2記載の透明塩化ビニル系樹脂組成物。
- 安定剤として、さらにメチル錫化合物、オクチル錫化合物の少なくとも1種を、金属石鹸系安定剤との合量中、0.1〜50重量%となるように含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の透明塩化ビニル系樹脂組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の透明塩化ビニル系樹脂組成物から得られる成形体であって、
前記成形体の厚さ1mmにおけるJIS−K−7361−1で測定される全光線透過率が60%以上、クラッシュベルグ法で測定される柔軟温度が70℃以上であることを特徴とする透明塩化ビニル系樹脂成形体。
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