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JP2008069948A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第1変速のイナーシャ相が開始する前に後戻りの第2変速判断が為された場合に、変速ショックの発生を抑制しつつ第2変速制御を速やかに開始して加速要求等に対するレスポンスを向上させる。
【解決手段】後戻りの第2変速判断が為された時(時間t2 )にタービン回転速度NTが変速後ギヤ段の同期回転速度ntdoki2の近傍にある場合に、その第2変速で係合させられる第1ブレーキB1の油圧指令値1が所定値以上の時には、直ちに第1変速制御から第2変速制御に切り換え、係合側の油圧指令値1を所定の変化率で上昇させるとともに解放側の油圧指令値2を所定の変化率で低下させるため、変速ショックの発生を抑制しつつ第2変速が速やかに行われ、運転者の加速要求等に対するレスポンスが向上する。
【選択図】図10

Description

本発明は自動変速機の変速制御装置に係り、特に、第1変速中に第2変速の変速判断が為された多重変速判断時の変速制御に関するものである。
複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることにより変速比が異なる複数のギヤ段を成立させる自動変速機が自動車などに多用されている。そして、このような自動変速機において、第1変速中に第2変速の変速判断が為された多重変速判断時には、その第1変速を実行させるための第1変速制御の途中であっても、第2変速を実行させるための第2変速制御に切り換えることが行われている。その場合に、第2変速が、第1変速の変速前ギヤ段に戻る後戻り多重変速で、第1変速において入力軸回転速度が変化するイナーシャ相の開始前、すなわち入力軸回転速度が第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度近傍にある時に、第2変速判断が為されると、第1変速の変速進行状況を正確に把握することができないため、そのまま第2変速制御を開始すると、摩擦係合要素の係合や解放のタイミングがずれるなどして変速ショックを生じる可能性がある。具体的には、第1変速で解放されるとともに第2変速で係合させられる摩擦係合要素は、第1変速のイナーシャ相が開始する前であっても、完全に係合したままの係合状態である場合だけでなく、油圧シリンダの作動油が完全に抜けた解放状態であったり、油圧シリンダ内に作動油が残った解放状態であったりするため、適切な変速制御を行うことは困難である。このため、特許文献1では、第1変速が十分に進行し、適切に第2変速制御を行うことができると判断された時に、第1変速制御から第2変速制御に切り換えるようにしている。
特開2001−124193号公報
しかしながら、このように第2変速を実行させるための第2変速制御の開始を遅延させると、運転者の加速要求等に対するレスポンスが低下するため、良好なフィーリングが得られなくなるという問題があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、第1変速のイナーシャ相が開始する前に後戻りの第2変速判断が為された場合に、変速ショックの発生を抑制しつつ第2変速制御を速やかに開始して運転者の加速要求等に対するレスポンスを向上させることにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることにより変速比が異なる複数のギヤ段を成立させる自動変速機に関し、第1変速中に第2変速の変速判断が為された多重変速判断時に、その第1変速を実行させるための第1変速制御からその第2変速を実行させるための第2変速制御に切り換える自動変速機の変速制御装置において、(a) 前記多重変速判断が為された時に前記自動変速機の入力軸回転速度が前記第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度近傍にある場合に、その第2変速で係合させられる係合側摩擦係合要素の係合力に関する指令値に基づき、その係合側摩擦係合要素の係合力が所定値以上であるか否かを判断する係合力判断手段と、(b) その係合力判断手段により前記係合側摩擦係合要素の係合力が所定値以上である旨が判断された場合には、直ちに前記第1変速制御から前記第2変速制御に切り換える変速切換手段と、を有することを特徴とする。
第2発明は、第1発明の自動変速機の変速制御装置において、前記変速切換手段によって前記第1変速制御から前記第2変速制御に切り換えられた場合には、前記係合側摩擦係合要素の係合力を徐々に上昇させるとともに、前記第2変速で解放される解放側摩擦係合要素の係合力を徐々に低下させるように第2変速制御を行うことを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明の自動変速機の変速制御装置において、前記変速切換手段によって前記第1変速制御から前記第2変速制御に切り換えられた場合は、その第2変速制御の実行中に第3変速の判断が為されても、第2変速が終了するまでその第2変速制御を継続することを特徴とする。
このような自動変速機の変速制御装置においては、多重変速判断が為された時に自動変速機の入力軸回転速度が第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度近傍にある場合、言い換えれば第1変速で入力軸回転速度が変化するイナーシャ相の開始前にその第1変速の変速前のギヤ段へ戻す後戻りの第2変速判断が為された場合に、その第2変速で係合させられる係合側摩擦係合要素の係合力に関する指令値に基づいてその係合力が所定値以上である旨の判断が為された場合には、変速切換手段によって直ちに第1変速制御から第2変速制御に切り換えられるため、変速ショックの発生を抑制しつつ第2変速が速やかに行われ、運転者の加速要求等に対するレスポンスが向上する。すなわち、係合側摩擦係合要素の係合力が所定値以上であれば、第1変速が十分に進行しておらず、例えば油圧シリンダ内に作動油が残ったガタ詰め状態(パック詰め状態)以上の係合状態であるため、直ちに第2変速制御へ切り換えても、変速ショックの発生を抑制しつつその第2変速制御を適切に行うことができるのである。
第2発明では、上記変速切換手段によって第1変速制御から第2変速制御に切り換えられた場合には、第2変速で係合させる係合側摩擦係合要素の係合力を徐々に上昇させるとともに、第2変速で解放する解放側摩擦係合要素の係合力を徐々に低下させるように第2変速制御が行われるため、それ等の係合力の変化率を適当に設定することにより、係合側摩擦係合要素を係合状態に維持して入力軸回転速度が第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度付近から外れることがないように第2変速を行わせることが可能で、その入力軸回転速度の急変化等によるショックを抑制しつつ第2変速を短時間で適切に行うことができる。
第3発明では、変速切換手段によって第1変速制御から第2変速制御に切り換えられた場合は、その第2変速制御の実行中に第3変速の変速判断が為されても、第2変速が終了するまでその第2変速制御が継続されるため、制御が複雑になって変速ショックを生じることが防止される。すなわち、この第2変速制御では、第1変速制御の途中から第2変速制御が開始されるため、例えば第2発明のように通常の単一変速における変速制御とは異なる制御となり、このような特殊な変速制御での変速中に更に多重変速を行うと、適切な制御が困難で変速ショックを生じる可能性が高くなるのである。
本発明は、車両用の自動変速機に好適に適用され、燃料の燃焼によって駆動力を発生するエンジン駆動車両や、電動モータによって走行する電気自動車など、種々の車両用自動変速機に適用され得る。自動変速機としては、例えば遊星歯車式や平行軸式など、複数のクラッチやブレーキの作動状態に応じて複数のギヤ段が成立させられる種々の自動変速機が用いられる。
摩擦係合要素としては油圧式のものが好適に用いられ、例えばソレノイド弁等による油圧制御やアキュムレータの作用などで油圧(係合力)を所定の変化パターンで変化させたり、所定のタイミングで油圧を変化させたりすることによって変速制御が行われるが、電磁式等の他の摩擦係合要素を用いることもできる。これ等の摩擦係合要素は、油圧シリンダ等のアクチュエータによって係合させられる単板式或いは多板式のクラッチやブレーキ、ベルト式のブレーキなどである。
多重変速判断は、第1変速を実行させるための第1変速制御、すなわち摩擦係合要素の係合解放状態を切り換える途中で、アクセル操作などにより第2変速を行うべき判断が為される場合であるが、これ等の第1変速および第2変速の変速判断は、アクセル操作や車速変化に伴って変速マップ等の変速条件に従って自動的に行われる場合でも、シフトレバーなどによる運転者の手動変速操作に応じて行われる場合でも良い。
上記第1変速および第2変速は、複数の摩擦係合要素の何れか1つを解放するとともに他の1つを係合させるクラッチツークラッチ変速であっても良いが、一方向クラッチを備えることにより、単一の摩擦係合要素を解放するだけで第1変速制御を実施し、その摩擦係合要素を係合するだけで第2変速制御を実施する場合であっても良い。
本発明は、種々の多重変速のうち特に第1変速の変速前ギヤ段へ後戻り変速する多重変速に有効で、第1変速制御で解放した摩擦係合要素を第2変速制御で係合させる際に、その第2変速制御を適切に行うことができる。後戻り多重変速は、アップシフトに続いてダウンシフトを行う場合でも、ダウンシフトに続いてアップシフトを行う場合でも良い。
係合力判断手段は、例えば係合側摩擦係合要素の摩擦材が接触するガタ詰め状態以上の係合状態であることを判断できるように所定値が定められるが、係合側摩擦係合要素が完全な係合状態であることを判断できるように、入力トルク等をパラメータとして所定値を定めることもできるなど、種々の態様が可能である。係合力に関する指令値に対して実際の係合力が応答遅れを有する場合には、その応答遅れに拘らずガタ詰め状態以上の所定の係合状態に維持されるように所定値を設定することが望ましい。
第2発明では、第2変速で係合させる係合側摩擦係合要素の係合力を徐々に上昇させるとともに、第2変速で解放する解放側摩擦係合要素の係合力を徐々に低下させるように第2変速制御を行うため、係合側摩擦係合要素を係合状態に維持して入力軸回転速度が第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度付近から外れることがないように第2変速を行わせることができるが、第1発明の実施に際しては、第2変速中に係合側摩擦係合要素がスリップして入力軸回転速度が第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度付近から外れるような第2変速制御を行うことも可能である。その場合でも、係合側摩擦係合要素がガタ詰め状態以上の所定の係合状態であれば、その係合力を適切に制御することが可能で、急係合等によるショックを抑制しつつ第2変速を速やかに行わせることができる。
第2発明において、係合側摩擦係合要素の係合力を徐々に上昇させる際の変化率や、解放側摩擦係合要素の係合力を徐々に低下させる際の変化率は、予め一定値が定められても良いが、自動変速機への入力トルクを考慮して設定することが望ましい。入力トルクの代りに、動力源の発生トルクや運転者の要求トルク(アクセル操作量など)を用いることも可能である。
第3発明では、第2変速制御の実行中は第3変速への切換を禁止して第2変速制御を継続するようになっているが、他の発明の実施に際しては、第2変速制御の実行中であっても第3変速制御への切換が許容されるようにしても良い。その場合も、第3変速で係合させられる係合側摩擦係合要素の係合力に基づいて、その係合力が所定値以上の場合には直ちに第3変速制御へ切り換えるようにすることができる。また、前記特許文献1のように、適切に第3変速制御を行うことができると判断できるまで待って第3変速制御へ切り換えるようにしても良い。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両などの横置き型の車両用駆動装置の骨子図であり、ガソリンエンジン等の内燃機関によって構成されているエンジン10の出力は、トルクコンバータ12、自動変速機14を経て、図示しない差動歯車装置から駆動輪(前輪)へ伝達されるようになっている。上記エンジン10は車両走行用の動力源で、トルクコンバータ12は流体継手である。
自動変速機14は、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置20を主体として構成されている第1変速部22と、シングルピニオン型の第2遊星歯車装置26およびダブルピニオン型の第3遊星歯車装置28を主体として構成されている第2変速部30とを同軸線上に有し、入力軸32の回転を変速して出力歯車34から出力する。入力軸32は入力部材に相当するもので、本実施例ではトルクコンバータ12のタービン軸であり、出力歯車34は出力部材に相当するもので、差動歯車装置を介して左右の駆動輪を回転駆動する。なお、自動変速機14は中心線に対して略対称的に構成されており、図1では中心線の下半分が省略されている。
上記第1変速部22を構成している第1遊星歯車装置20は、サンギヤS1、キャリアCA1、およびリングギヤR1の3つの回転要素を備えており、サンギヤS1が入力軸32に連結されて回転駆動されるとともに、リングギヤR1が第3ブレーキB3を介して回転不能にケース36に固定されることにより、キャリアCA1が中間出力部材として入力軸32に対して減速回転させられて出力する。また、第2変速部30を構成している第2遊星歯車装置26および第3遊星歯車装置28は、一部が互いに連結されることによって4つの回転要素RM1〜RM4が構成されており、具体的には、第3遊星歯車装置28のサンギヤS3によって第1回転要素RM1が構成され、第2遊星歯車装置26のリングギヤR2および第3遊星歯車装置28のリングギヤR3が互いに連結されて第2回転要素RM2が構成され、第2遊星歯車装置26のキャリアCA2および第3遊星歯車装置28のキャリアCA3が互いに連結されて第3回転要素RM3が構成され、第2遊星歯車装置26のサンギヤS2によって第4回転要素RM4が構成されている。上記第2遊星歯車装置26および第3遊星歯車装置28は、キャリアCA2およびCA3が共通の部材にて構成されているとともに、リングギヤR2およびR3が共通の部材にて構成されており、且つ第2遊星歯車装置26のピニオンギヤが第3遊星歯車装置28の第2ピニオンギヤを兼ねているラビニヨ型の遊星歯車列とされている。
上記第1回転要素RM1(サンギヤS3)は第1ブレーキB1によって選択的にケース36に連結されて回転停止させられ、第2回転要素RM2(リングギヤR2、R3)は第2ブレーキB2によって選択的にケース36に連結されて回転停止させられ、第4回転要素RM4(サンギヤS2)は第1クラッチC1を介して選択的に前記入力軸32に連結され、第2回転要素RM2(リングギヤR2、R3)は第2クラッチC2を介して選択的に入力軸32に連結され、第1回転要素RM1(サンギヤS3)は中間出力部材である前記第1遊星歯車装置20のキャリアCA1に一体的に連結され、第3回転要素RM3(キャリアCA2、CA3)は前記出力歯車34に一体的に連結されて回転を出力するようになっている。
上記クラッチC1、C2およびブレーキB1、B2、B3(以下、特に区別しない場合は単にクラッチC、ブレーキBという)は、多板式のクラッチやバンドブレーキなど油圧アクチュエータによって係合制御される油圧式摩擦係合要素であり、油圧制御回路98(図3参照)のリニアソレノイド弁SL1〜SL5の励磁、非励磁や図示しないマニュアルバルブによって油圧回路が切り換えられることにより、図2に示すように係合、解放状態が切り換えられ、シフトレバー72(図3参照)の操作位置(ポジション)に応じて前進6段、後進1段の各ギヤ段が成立させられる。図2の「1st」〜「6th」は前進の第1速ギヤ段〜第6速ギヤ段を意味しており、「Rev」は後進ギヤ段であり、それ等の変速比(=入力軸回転速度NIN/出力軸回転速度NOUT )は、前記第1遊星歯車装置20、第2遊星歯車装置26、および第3遊星歯車装置28の各ギヤ比ρ1、ρ2、ρ3によって適宜定められる。図2の「○」は係合、空欄は解放を意味している。
上記シフトレバー72は、例えば図4に示すシフトパターンに従って駐車ポジション「P」、後進走行ポジション「R」、ニュートラルポジション「N」、前進走行ポジション「D」、「4」、「3」、「2」、「L」へ操作されるようになっており、「P」および「N」ポジションでは動力伝達を遮断するニュートラルが成立させられるが、「P」ポジションでは図示しないメカニカルパーキング機構によって機械的に駆動輪の回転が阻止される。
図3は、図1のエンジン10や自動変速機14などを制御するために車両に設けられた制御系統を説明するブロック線図で、アクセルペダル50の操作量(アクセル開度)Accがアクセル操作量センサ51により検出されるようになっている。アクセルペダル50は、運転者の出力要求量に応じて大きく踏み込み操作されるもので、アクセル操作部材に相当し、アクセル操作量Accは出力要求量に相当する。また、エンジン10の吸気配管には、スロットルアクチュエータ54によって開度θTHが変化させられる電子スロットル弁56が設けられている。この他、エンジン10の回転速度NEを検出するためのエンジン回転速度センサ58、エンジン10の吸入空気量Qを検出するための吸入空気量センサ60、吸入空気の温度TA を検出するための吸入空気温度センサ62、上記電子スロットル弁56の全閉状態(アイドル状態)およびその開度θTHを検出するためのアイドルスイッチ付スロットルセンサ64、車速Vに対応する出力歯車34の回転速度(出力軸回転速度に相当)NOUT を検出するための車速センサ66、エンジン10の冷却水温TW を検出するための冷却水温センサ68、フットブレーキ操作の有無を検出するためのブレーキスイッチ70、シフトレバー72のレバーポジション(操作位置)PSHを検出するためのレバーポジションセンサ74、タービン回転速度NTを検出するためのタービン回転速度センサ76、油圧制御回路98内の作動油の温度であるAT油温TOIL を検出するためのAT油温センサ78、イグニッションスイッチ82などが設けられており、それらのセンサから、エンジン回転速度NE、吸入空気量Q、吸入空気温度TA 、スロットル弁開度θTH、車速V(出力軸回転速度NOUT )、エンジン冷却水温TW 、ブレーキ操作の有無、シフトレバー72のレバーポジションPSH、タービン回転速度NT、AT油温TOIL 、イグニッションスイッチ82の操作位置などを表す信号が電子制御装置90に供給されるようになっている。上記タービン回転速度NTは、入力部材である入力軸32の回転速度(入力軸回転速度NIN)と同じである。
油圧制御回路98は、自動変速機14の変速制御に関して図5に示す回路を備えている。図5において、オイルポンプ40から圧送された作動油は、リリーフ型の第1調圧弁100により調圧されることによって第1ライン圧PL1とされる。オイルポンプ40は、例えば前記エンジン10によって回転駆動される機械式ポンプである。第1調圧弁100は、タービントルクTT すなわち自動変速機14の入力トルクTIN、或いはその代用値であるスロットル弁開度θTHに応じて第1ライン圧PL1を調圧するもので、その第1ライン圧PL1は、シフトレバー72に連動させられるマニュアルバルブ104に供給される。そして、シフトレバー72が「D」ポジション等の前進走行ポジションへ操作されているときには、このマニュアルバルブ104から第1ライン圧PL1と同じ大きさの前進ポジション圧PD がリニアソレノイド弁SL1〜SL5へ供給される。リニアソレノイド弁SL1〜SL5は、それぞれ前記クラッチC1、C2、ブレーキB1〜B3に対応して配設されており、電子制御装置90から出力される駆動信号に従ってそれぞれ励磁状態が制御されることにより、それ等の係合油圧PC1、PC2、PB1、PB2、PB3がそれぞれ独立に制御され、これにより第1速ギヤ段「1st」〜第6速ギヤ段「6th」の何れかを択一的に成立させることができる。リニアソレノイド弁SL1〜SL5は何れも大容量型で、出力油圧がそのままクラッチC1、C2、ブレーキB1〜B3に供給され、それ等の係合油圧PC1、PC2、PB1、PB2、PB3を直接制御する直接圧制御が行われる。
前記電子制御装置90は、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、図6に示すようにエンジン制御手段120および変速制御手段130の各機能を実行するようになっており、必要に応じてエンジン制御用と変速制御用とに分けて構成される。
エンジン制御手段120は、エンジン10の出力制御を行うもので、前記スロットルアクチュエータ54により電子スロットル弁56を開閉制御する他、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁92(図3参照)を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ等の点火装置94を制御する。電子スロットル弁56の制御は、例えば図7に示す関係から実際のアクセル操作量Accに基づいてスロットルアクチュエータ54を駆動し、アクセル操作量Accが増加するほどスロットル弁開度θTHを増加させる。また、エンジン10の始動時には、スタータ(電動モータ)96によってクランキングする。
変速制御手段130は、自動変速機14の変速制御を行うもので、例えば図8に示す予め記憶された変速線図(変速マップ)から実際のスロットル弁開度θTHおよび車速Vに基づいて自動変速機14の変速すべきギヤ段を決定し、すなわち現在のギヤ段から変速先のギヤ段への変速判断を実行し、その決定されたギヤ段への変速作動を開始させる変速出力を実行するとともに、駆動力変化などの変速ショックが発生したりクラッチCやブレーキBの摩擦材の耐久性が損なわれたりすることがないように、油圧制御回路98のリニアソレノイド弁SL1〜SL5の励磁状態を連続的に変化させる。前記図2から明らかなように、本実施例の自動変速機14は、クラッチCおよびブレーキBの何れか1つを解放するとともに他の1つを係合させるクラッチツークラッチ変速により、連続するギヤ段の変速が行われるようになっている。図8の実線はアップシフト線で、破線はダウンシフト線であり、車速Vが低くなったりスロットル弁開度θTHが大きくなったりするに従って、変速比が大きい低速側のギヤ段に切り換えられるようになっており、図中の「1」〜「6」は第1速ギヤ段「1st」〜第6速ギヤ段「6th」を意味している。
そして、シフトレバー72が「D」ポジションへ操作されると、総ての前進ギヤ段「1st」〜「6th」を用いて自動的に変速する最上位のDレンジ(自動変速モード)が成立させられる。また、シフトレバー72が「4」〜「L」ポジションへ操作されると、4、3、2、Lの各変速レンジが成立させられる。4レンジでは第4速ギヤ段「4th」以下の前進ギヤ段で変速制御が行われ、3レンジでは第3速ギヤ段「3rd」以下の前進ギヤ段で変速制御が行われ、2レンジでは第2速ギヤ段「2nd」以下の前進ギヤ段で変速制御が行われ、Lレンジでは第1速ギヤ段「1st」に固定される。したがって、例えばDレンジの第6速ギヤ段「6th」で走行中に、シフトレバー72を「D」ポジションから「4」ポジション、「3」ポジション、「2」ポジションへ操作すると、変速レンジがD→4→3→2へ切り換えられて、第6速ギヤ段「6th」から第4速ギヤ段「4th」、第3速ギヤ段「3rd」、第2速ギヤ段「2nd」へ強制的にダウンシフトさせられ、手動操作でギヤ段を変更することができる。
上記変速制御手段130は多重変速手段140を備えており、第1変速中に第2変速の判断が為された多重変速判断時であって、その第2変速が、第1変速の変速前ギヤ段に戻る後戻り変速の場合に、第1変速において入力軸回転速度であるタービン回転速度NTが変化するイナーシャ相の開始前、すなわちタービン回転速度NTが第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度付近に保持されている場合でも、一定の条件下で、第1変速を実行させるための第1変速制御から第2変速を実行させるための第2変速制御へ直ちに切り換えるようになっている。このために、多重変速手段140は係合力判断手段142、変速切換手段144、および第3変速制限手段146を備えており、図9のフローチャートに従って信号処理を行うようになっている。図9のフローチャートのステップS4は係合力判断手段142に相当し、ステップS5は変速切換手段144に相当し、ステップS6は第3変速制限手段146に相当する。
図10は、後戻り多重変速時に上記図9のフローチャートに従って信号処理が行われた場合の各部の変化を説明するタイムチャートの一例で、アクセルペダル50が踏込み操作されたパワーON時に車速Vの増加などで第2速ギヤ段「2nd」から第3速ギヤ段「3rd」へのアップシフト判断が為され(時間t1 )、第1ブレーキB1を解放するとともに第3ブレーキB3を係合させる2→3アップシフト制御(第1変速制御)を実行している際に、その変速動作の途中でアクセルペダル50が更に踏込み操作されるなどして第3速ギヤ段「3rd」から第2速ギヤ段「2nd」へのダウンシフト判断が為され(時間t2 )、そのダウンシフト判断に従って上記第1ブレーキB1を係合するとともに第3ブレーキB3を解放する3→2ダウンシフト制御(第2変速制御)が直ちに行われた場合である。この場合は、第1ブレーキB1が、第2変速で係合させられる係合側摩擦係合要素で、油圧指令値1はその第1ブレーキB1に関するものであり、第3ブレーキB3が、第2変速で解放される解放側摩擦係合要素で、油圧指令値2はその第3ブレーキB3に関するものである。なお、ブレーキB1、B3の実際の油圧すなわち係合力は、上記油圧指令値1、2よりも遅れて且つなまされた形で変化する。
以下、上記2→3→2の後戻り多重変速の場合について、図9のフローチャートに従って具体的に説明する。ステップS1では、第1変速中に第2変速の変速判断が為された多重変速か否かを判断し、多重変速の場合はステップS2を実行する。ステップS2では、第2変速が、第1変速の変速前ギヤ段に戻る後戻り変速か否かを判断し、後戻り変速の場合はステップS3を実行する。ステップS3では、入力軸回転速度であるタービン回転速度NTが第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度ntdoki2の近傍に保持されているか否か、言い換えれば第1変速においてタービン回転速度NTが変化するイナーシャ相が始まる前に第2変速の変速判断が為されたか否かを判断し、タービン回転速度NTが同期回転速度ntdoki2の近傍に保持されている場合にはステップS4を実行する。変速後ギヤ段の同期回転速度ntdoki2は、変速後ギヤ段である第2速ギヤ段「2nd」の変速比に出力軸回転速度NOUT を掛け算することによって求められ、その同期回転速度ntdoki2の近傍か否かは、例えばタービン回転速度センサ76の誤差±αを加算した範囲内(ntdoki2±α)か否かによって判断すれば良い。
ステップS4では、第2変速の係合側摩擦係合要素である第1ブレーキB1の係合力が所定値以上であるか否かを、その第1ブレーキB1の油圧指令値1に基づいて判断する。具体的には、油圧指令値1が、第1ブレーキB1の油圧シリンダ内に作動油が残ったガタ詰め状態以上の所定の係合状態であると判断できる予め定められた判定値以上か否かによって判断する。判定値は、第2変速の変速判断が為された時間t2 で直ちに第2変速制御が開始され、第1ブレーキB1の油圧指令値1が上昇させられることにより、実際の油圧PB1の変化の応答遅れに拘らず第1ブレーキB1がガタ詰め状態以上の所定の係合状態に維持されるような油圧指令値で、予め一定値が定められるが、油圧指令値1の変化勾配が変速の種類等によって異なる場合には、その変化勾配等に応じて設定されるようにすることもできる。また、変速制御の態様すなわちアップシフトかダウンシフトか、駆動状態のパワーONか被駆動状態のパワーOFFか、或いは変速の種類(どのギヤ段からどのギヤ段への変速か)、などに応じて異なる判定値が設定されるようにすることもできる。
そして、上記ステップS4の判断がYES(肯定)の場合、すなわち第1ブレーキB1がガタ詰め状態以上の係合状態であると判断された場合は、ステップS5で第1変速制御から第2変速制御へ切り換えて、その第2変速制御を直ちに開始する。この場合の第2変速制御は、通常の単一変速の場合とは異なるもので、図10から明らかなように第1ブレーキB1の油圧指令値1を所定の変化率で上昇させ、第1ブレーキB1の係合力を徐々に上昇させるとともに、解放側摩擦係合要素である第3ブレーキB3の油圧指令値2を所定の変化率で低下させ、第3ブレーキB3の係合力を徐々に低下させる。この時の油圧指令値1、2の変化率は、予め一定値が定められても良いが、本実施例では自動変速機14への入力トルクやエンジントルク、或いは運転者の要求トルクを表すアクセル操作量Accをパラメータとして、例えば第1ブレーキB1が完全な係合状態に維持され、タービン回転速度NTが同期回転速度ntdoki2の近傍から外れることがないように予め定められたマップ等に従って設定される。
次のステップS6では、上記第2変速制御の実行中に第3変速の判断が為されても、その第3変速を実行させるための第3変速制御への切換を禁止し、ステップS7では、第2変速制御が終了したか否かを判断する。第2変速制御は、タービン回転速度NTが第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度ntdoki2の近傍に所定の判定時間hanteiT以上継続して保持されている場合に係合終了判定を行い(時間t3 )、その係合終了判定に基づいて第1ブレーキB1の油圧指令値1を一気にMAX圧(ライン圧)まで上昇させることによって終了し(時間t4 )、このように第2変速制御が終了したらステップS7の判断がYES(肯定)となり、ステップS8で次の変速が許可される。
このように、本実施例の変速制御装置は、多重変速判断が為された時(時間t2 )にタービン回転速度NTが第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度ntdoki2の近傍にある場合、言い換えれば第1変速でタービン回転速度NTが変化するイナーシャ相の開始前にその第1変速の変速前のギヤ段へ戻す後戻りの第2変速判断が為された場合に、その第2変速で係合させられる係合側摩擦係合要素である第1ブレーキB1の係合力に関する油圧指令値1が所定値以上の時には、ステップS5で直ちに第1変速制御から第2変速制御に切り換えられるため、変速ショックの発生を抑制しつつ第2変速が速やかに行われ、運転者の加速要求等に対するレスポンスが向上する。すなわち、第1ブレーキB1の係合力が所定値以上であれば、第1変速が十分に進行しておらず、その第1ブレーキB1の油圧シリンダ内に作動油が残ったガタ詰め状態以上の係合状態であるため、直ちに第2変速制御へ切り換えても、変速ショックの発生を抑制しつつその第2変速制御を適切に行うことができるのである。
特に本実施例では、ステップS5の第2変速制御において、第2変速で係合させる第1ブレーキB1の油圧指令値1を所定の変化率で上昇させ、第1ブレーキB1の係合力を徐々に上昇させるとともに、解放側摩擦係合要素である第3ブレーキB3の油圧指令値2を所定の変化率で低下させ、第3ブレーキB3の係合力を徐々に低下させるため、それ等の変化率を適当に設定することにより、第1ブレーキB1を係合状態に維持してタービン回転速度NTが同期回転速度ntdoki2の近傍から外れることがないように第2変速を行わせることが可能で、そのタービン回転速度NTの急変化等によるショックを抑制しつつ第2変速を短時間で適切に行わせることができる。本実施例では、上記油圧指令値1、2の変化率が、第1ブレーキB1の係合状態に関与する入力トルクやエンジントルク、或いはアクセル操作量Accをパラメータとして設定されるため、第1ブレーキB1が完全な係合状態に維持されるようにすることができる。
また、本実施例では、ステップS5で第2変速制御が実行されている時には、その第2変速制御の実行中に第3変速の変速判断が為されても、ステップS6で第3変速制御への切換が禁止され、第2変速が終了するまで第2変速制御が継続されるため、制御が複雑になって変速ショックを生じることが防止される。すなわち、ステップS5の第2変速制御では、通常の単一変速における変速制御とは異なり、直ちに第1ブレーキB1の油圧指令値1を所定の変化率で上昇させるとともに、第3ブレーキB3の油圧指令値2を所定の変化率で低下させるため、このような特殊な変速制御での変速中に更に多重変速を行うと、適切な制御が困難で変速ショックを生じる可能性が高くなるのである。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用された車両用駆動装置の骨子図である。 図1の自動変速機の各ギヤ段を成立させるためのクラッチおよびブレーキの係合、解放状態を説明する図である。 図1の実施例の車両に設けられた電子制御装置の入出力信号を説明する図である。 図3のシフトレバーのシフトパターンの一例を示す図である。 図3の油圧制御回路のうち自動変速機の変速制御に関連する部分の構成を説明する回路図である。 図3の電子制御装置が備えている機能を説明するブロック線図である。 図6のエンジン制御手段によって行われるスロットル制御で用いられるアクセル操作量Accとスロットル弁開度θTHとの関係の一例を示す図である。 図6の変速制御手段によって行われる自動変速機の変速制御で用いられる変速線図(マップ)の一例を示す図である。 図6の多重変速手段が備えている係合力判断手段、変速切換手段、第3変速制限手段の処理内容を具体的に説明するフローチャートである。 2→3→2の後戻り多重変速時に図9のフローチャートに従って信号処理が行われ、ステップS4の判断がYES(肯定)となって第2変速制御が直ちに開始された場合の各部の変化を示すタイムチャートの一例である。
符号の説明
14:自動変速機 90:電子制御装置 140:多重変速手段 142:係合力判断手段 144:変速切換手段 146:第3変速制限手段 NT:タービン回転速度(入力軸回転速度) C1、C2:クラッチ(摩擦係合要素) B1〜B3:ブレーキ(摩擦係合要素)

Claims (3)

  1. 複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることにより変速比が異なる複数のギヤ段を成立させる自動変速機に関し、第1変速中に第2変速の変速判断が為された多重変速判断時に、該第1変速を実行させるための第1変速制御から該第2変速を実行させるための第2変速制御に切り換える自動変速機の変速制御装置において、
    前記多重変速判断が為された時に前記自動変速機の入力軸回転速度が前記第2変速の変速後ギヤ段の同期回転速度近傍にある場合に、該第2変速で係合させられる係合側摩擦係合要素の係合力に関する指令値に基づき、該係合側摩擦係合要素の係合力が所定値以上であるか否かを判断する係合力判断手段と、
    該係合力判断手段により前記係合側摩擦係合要素の係合力が所定値以上である旨が判断された場合には、直ちに前記第1変速制御から前記第2変速制御に切り換える変速切換手段と、
    を有することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 前記変速切換手段によって前記第1変速制御から前記第2変速制御に切り換えられた場合には、前記係合側摩擦係合要素の係合力を徐々に上昇させるとともに、前記第2変速で解放される解放側摩擦係合要素の係合力を徐々に低下させるように該第2変速制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 前記変速切換手段によって前記第1変速制御から前記第2変速制御に切り換えられた場合は、該第2変速制御の実行中に第3変速の判断が為されても、第2変速が終了するまで該第2変速制御を継続する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機の変速制御装置。
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