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JP2008066921A - 圧電振動子 - Google Patents

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JP2008066921A JP2006241102A JP2006241102A JP2008066921A JP 2008066921 A JP2008066921 A JP 2008066921A JP 2006241102 A JP2006241102 A JP 2006241102A JP 2006241102 A JP2006241102 A JP 2006241102A JP 2008066921 A JP2008066921 A JP 2008066921A
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Atsushi Ono
淳 小野
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Epson Toyocom Corp
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Abstract

【課題】封止された状態での周波数調整が可能で、周辺の回路配線との間に生じる寄生容量を低減でき、安定した振動特性を有する圧電振動子を提供する。
【解決手段】圧電振動片21が内部に接合されたパッケージ容器10の上面開口を、主面の略全面に透明電極膜19が形成された透明なリッド18により封鎖し、圧電振動片21を気密に封止した。透明電極膜19は、パッケージ容器10の金属膜13およびスルーホール5を介して接地用の外部接続端子9に接続した。この構成によれば、リッド18の主面の略全面に形成された透明電極膜19により圧電振動片21がシールドされ、振動腕22,23に形成された励振電極と外部の回路配線との間に生じる寄生容量を低減できる。また、透明なリッド18の主面上に透明電極膜19が形成されているので、圧電振動片21が封止された状態で、レーザ光による励振電極のトリミングによって圧電振動片21の周波数調整を行なうことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電振動片を気密に封止した圧電振動子に関する。
従来より、各種情報・通信機器、OA機器、民生機器等の電子機器には、圧電振動片とIC素子とを同一パッケージ内に封止した圧電発振器、リアルタイムクロックモジュール等の圧電振動子が使用されている。特に最近は、モバイルコンピュータ等の携帯型情報機器や、携帯電話に代表される携帯型通信機器の分野で、装置の高機能化と共に小型化の進展が著しく、これに伴って圧電振動子の小型化が図られ、また、装置の回路基板への実装に適した表面実装型のものが要求されている。
このような小型化のニーズに応える圧電振動子として、セラミックケース(パッケージ容器)の内部に圧電振動片(水晶振動片)を片持ち状態に保持されるように接合し、不活性ガス雰囲気中でセラミックケースの上部開口を透明なリッド(ガラスリッド)により封鎖し、内部を気密に封止した構造が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
また、より小型なパッケージタイプの圧電振動子が特許文献2に紹介されている。ガラスまたは水晶からなるベース基板とリッド基板の間に、ギャップ形成および共晶接合用の金属層を介して圧電振動片を有する圧電振動片基板を挟むように重ねて接合することにより、金属層によって形成されるキャビティ内に水晶振動片を気密に封止した構造の圧電振動子が示されている。
さらに、特許文献1および2に記載の圧電振動子は、ガラスや水晶などからなる透明なリッドにより圧電振動片がキャビティ内に気密に封止されている。これにより、圧電振動子を封止したときの熱や応力などによって生じる圧電振動片の振動周波数の変動を、例えばレーザ光によって透明なリッドを介して圧電振動片の一部をトリミングして質量を変化させる方法などにより、封止された状態で圧電振動片の周波数調整を行なうことができる。
特開平9−36690号公報 特開2001−267875号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の圧電振動子では、圧電振動片の主面の少なくとも一方が、ガラスや水晶などの不導体によってカバーされた構造となっている。このため、圧電振動子が配線基板に実装された状態において、または電子部品が実装された他の実装配線基板が圧電振動子近傍に配置された電子機器内において、圧電振動片が不導体であるリッドのみを介して前記配線基板または他の実装配線基板に近接して配置される。このような状態では、圧電振動片の励振電極と、圧電振動子が実装された配線基板や周囲の実装配線基板の回路配線との間に浮遊容量(以下、寄生容量と記す)が生じ、圧電振動片の共振周波数が変化する虞がある。このような状態の圧電振動子、特に、低電圧駆動の圧電振動子においては、発振周波数や位相がシフトし易くなり、振動特性が不安定になるという問題があった。
本発明は、上記問題を解消するためになされたものであって、その目的は、封止された状態での周波数調整が可能で、周辺の回路配線との間に生じる寄生容量を低減でき、安定した振動特性を有する圧電振動子を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、圧電振動片と、該圧電振動片を気密に封止する透明なリッドと、複数の外部接続端子とを有する圧電振動子であって、リッドの主面に透明電極膜が形成され、透明電極膜が、接地用の外部接続端子に接続されていることを主旨とする。
この構成によれば、主面に透明電極膜が形成された透明なリッドにより圧電振動片が封止されているので、外側から圧電振動片に対して光が透過する。これにより、封止された状態で、レーザトリミングなどの光学的な方法で圧電振動片の周波数調整ができることに加えて、透明電極膜により圧電振動片がシールドされる。従って、封止された状態で圧電振動片の周波数調整をすることができ、圧電振動片の励振電極と周囲の回路配線との間に生じる寄生容量を低減することが可能な、安定した振動特性を有する圧電振動子が提供できる。
本発明では、透明電極膜がリッドの両主面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、透明電極膜によるシールド効果がより大きくなり、圧電振動片の振動特性の安定化をより高められるという効果を奏する。
本発明では、圧電振動片に対してリッドが配置されている側に外部接続端子が配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、圧電振動子を配線基板に実装した際に、配線基板の回路配線と近接される側に圧電振動片が配置されるが、リッドに透明電極膜が形成されているので、配線基板に対して圧電振動片がシールドされる。これにより、圧電振動子の構造設計において、配線基板の回路配線と圧電振動片の励振電極との間に生じる寄生容量を軽減されるので、実装される配線基板に対しての圧電振動片のレイアウトの自由度が広くなるという効果を奏する。
本発明では、リッドが、圧電振動片の両主面側に配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、圧電振動片を、透明電極膜が形成された二つのリッドで挟むように積層させることにより、圧電振動子の薄型化が図れるとともに、二つのリッドの各透明電極膜により、圧電振動片の両主面側がともにシールドされる。したがって、透明電極膜のシールド効果によって寄生容量の発生が低減され、且つ、二つのリッドの間に圧電振動片を挟んで積層させた薄型で、平面サイズが圧電振動片に近い小型の圧電振動子を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、圧電振動子の第1の実施形態について図面に従って説明する。
図1は、圧電振動子20を説明する図であり、図1(a)は平面図、同図(b)は図1(a)のA−A線縦断面である。なお、図1(a)では、説明の便宜上、圧電振動子20の上部を封鎖するリッド18は図示を省略している。
図1に示すように、圧電振動子20は、パッケージ容器10内部に圧電振動片21が接合され、主面に透明電極膜19が形成された透明なリッド18がパッケージ容器10の上面開口を封鎖するように接合され、パッケージ容器10内部の圧電振動片21が気密に封止されている。
アルミナ等のセラミック材料で形成されたパッケージ容器10は、矩形平板状の第一層1と、開口部の大きさが異なる矩形環状の第二層2、第三層3が順次積層されて構成されることにより、段差を有する凹部が形成されている。
パッケージ容器10の底面となる第一層1下面には、複数の外部接続端子9が形成されている。なお、本実施形態においては、外部接続端子9は接地用の外部接続端子として説明する(図1(b)を参照)。第二層2が形成する段差上の棚部には、マウント電極12a,12bが設けられ、図示しないスルーホールなどにより、複数の外部接続端子のうち接地用の外部接続端子9とは別の外部接続端子に導通されている。また、パッケージ容器10の最上面となる第三層3の矩形環状を有した上面には、シームリングなどの金属膜13が形成されている。金属膜13は、第一層1、第二層2、第三層3を連通させて設けられたスルーホール5により外部接続端子9と導通されている。
圧電振動片21は、矩形平板状の水晶板からなる基部25を一端部として、基部25から他端部に向けて延在され一対の振動腕22,23とを有している、所謂音叉片の振動片である。振動腕22,23の主面には、基部25に設けられた接続電極(図示せず)に接続された図示しない励振電極が形成されている。
圧電振動片21は、パッケージ容器10の第二層2の段差上のマウント電極12a,12bに、対応する接続電極が位置合せされ、Ag(銀)ペーストなどの導電性接着剤90a,90bにより片持ち支持された状態で接合されている。
なお、圧電振動片21の各接続電極と、それぞれに対応するパッケージ容器10のマウント電極12a,12bとの接続方法は、導電性接着剤を用いる方法に限らず、半田付けやその他の方法を用いてもよい。
ガラスなどの透明な平板からなるリッド18の一方の主面の略全面には、ITO(Indium Tin Oxide)などからなる透明電極膜19が、スパッタなどにより堆積されて形成されている。なお、透明電極膜19は、ITOに限らず、Al23(酸化アルミニウム)やGa23(酸化ガリウム)などが添加されたZnO(酸化亜鉛)や、Sb23(酸化アンチモン)やF(フッ素)などを添加したSnOX(酸化錫)などを用いることができるが、透過率が高く抵抗率が比較的低いITOが好適である。
リッド18は、パッケージ容器10上面に形成された金属膜13に、透明電極膜19形成面を向けてシーム溶接などにより接合されている。このとき、真空あるいは窒素等の不活性ガス雰囲気中、または該不活性ガスをパッケージ容器10内に充填させた状態でリッド18を接合することにより、圧電振動片21がパッケージ容器10内に気密を保って封止される。
また、リッド18に形成された透明電極膜19がパッケージ容器10の金属膜13により接合されているので、透明電極膜19と接地用の外部接続端子9とがスルーホール5により接続されている。
上述したように、リッド18により圧電振動片21をパッケージ容器10内に気密に封止したとき、シーム溶接の熱や封止応力などにより、圧電振動片21が若干の周波数変動を生じる。このため、圧電振動片21封止後に、圧電振動片21の一部を除去して質量を変化させ圧電振動片21の共振周波数を変化させることにより、圧電振動片21の周波数調整を行なう。周波数調整は、透明電極膜19が形成された透明なリッド18を介してレーザ光で圧電振動片21の励振電極の一部を加熱・溶解させてトリミングすることにより行なうことができる。
次に、上記第1の実施形態の効果を以下に記載する。
上記第1の実施形態の圧電振動子20の構成によれば、圧電振動片21が内部に接合されたパッケージ容器10の上面開口が、主面の略全面に透明電極膜19が形成された透明なリッド18により封鎖し、圧電振動片21を気密に封止した。透明電極膜19は、パッケージ容器10の金属膜13およびスルーホール5を介して接地用の外部接続端子9に接続した。
この構成によれば、圧電振動子20を配線基板に実装したとき、接地用の外部接続端子9を配線基板の接地用電極に接続すれば、ガラスなどの不導体からなる透明なリッド18の主面の略全面に形成された透明電極膜19により、圧電振動片21がシールドされる。これにより、圧電振動片21と配線基板、または、電子機器内に圧電振動片21が配置されたときなどに、周囲の回路配線との間に生じる寄生容量を低減できる。これにより、寄生容量による圧電振動片21の発振周波数や位相がシフトするなどの不具合を抑制することができる。
また、透明電極膜19が形成された透明なリッド18により圧電振動片21が封止されているので、外側から圧電振動片21に対して光が透過する。これにより、封止された状態で、レーザトリミングなどの光学的な方法で圧電振動片21の周波数調整ができる。
従って、封止された状態で圧電振動片21の周波数調整をすることができ、圧電振動片21の励振電極と周囲の回路配線との間に生じる寄生容量を低減することが可能な、安定した振動特性を有する圧電振動子20を提供することができる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、パッケージ容器10内に圧電振動片21を封止する構成とした。第2の実施形態では、二つのリッドで圧電振動片を挟むように重ねて構成された圧電振動子を、図面に沿って説明する。
図2は、圧電振動子の第2の実施形態を説明するものであり、(a)は、圧電振動子の全体構成を説明する斜視図、(b)は、図2(a)のB−B線断面図である。
図2に示すように、圧電振動子60は、水晶やガラスなどの平板からなる透明な下側リッド30および上側リッド50に、水晶などの圧電材料からなる圧電振動片基板40が挟んで積層させて接合された構造を有している。
圧電振動子60の底面となる下側リッド30の下側の主面の両端部近傍には、外部接続端子37,38およびその他の図示しない複数の外部接続端子が形成されている。また、反対側(上側)の主面の略全面には、ITOなどの透明電極膜39が形成されている。さらに、透明電極膜39上には、ギャップ形成および共晶接合用の枠状の金属層33が形成されている。金属層33は、例えばギャップ形成用のニッケル膜と、このニッケル膜上に共晶接合用の金属膜の積層膜からなるが、これに限らず、ギャップ形成用の金属膜にはニッケル以外の比較的硬い金属を用いることができ、また、共晶接合用の金属膜には金以外の錫や、金と錫の合金などを用いることができる。
外部接続端子37,38と金属層33とは、下側リッド30の厚み方向を貫通するように形成されたスルーホール35により導通されている。
上側リッド50の下側の主面には、略全面にITOなどの透明電極膜59が形成されている。また、透明電極膜59上には、上述した下側リッド30の金属層33と同様な構成のギャップ形成および共晶接合用の枠状の金属層53が形成されている。
圧電振動片基板40は、図示はしないが枠部と、この枠部と一体で形成された圧電振動片とから構成されている。圧電振動片は、両主面にCr(クロム)膜およびAu膜の積層膜などにより形成された一対の励振電極(図示せず)を有し、各励振電極は、枠部に形成されたCrおよびAuの積層膜などからなる接続電極(図示せず)にそれぞれ接続されている。
上述した矩形平板状の上側リッド50の各コーナー部には、切欠部C51〜C54が形成されている。同様に、下側リッド30および圧電振動片基板40の各コーナー部にも切欠部が形成されているが、図2(a)の紙面右側奥に隠れる切欠部の図示は省略し、下側リッド30の紙面左側手前の切欠部C31,C32および圧電振動片基板40の紙面左側手前の切欠部C41,C42のみを図示している。また、圧電振動片基板40の切欠部C41,C42およびこの対角のコーナー部に形成された切欠部と、下側リッド30の切欠部C31,C32およびこの対角のコーナー部に形成された切欠部のそれぞれの表面にはCr膜とAu膜の積層膜などからなる金属膜が形成されている。
以上のように構成された下側リッド30、圧電振動片基板40および上側リッド50は、図2(a),(b)に示されるように積層された状態で真空雰囲気中で共晶接合されている。この状態において、圧電振動片基板40の圧電振動片は、下側リッド30および上側リッド50それぞれの金属層33および金属層53により形成されるキャビティ内に気密に封止されている。また、上側リッド50の透明電極膜59と、下側リッド30の透明電極膜39とが、金属層53とスルーホール45、または金属層33とスルーホール35とをそれぞれ介して、下側リッド30の接地用の外部接続端子37,38に接続されている。
また、下側リッド30の切欠部C31,C32と圧電振動片基板40の切欠部C41,C42のそれぞれに接触するように塗布されたAgペーストなどの導電性接着剤またはろう材36により、圧電振動片基板40の接続電極と下側リッド30の外部接続端子37以外の外部接続端子とが電気的に接続されている。同様に、圧電振動片基板40の切欠部C41,C42の対角の切欠部と下側リッド30の切欠部C31,C32の対角の切欠部も、ろう材36を用いてそれぞれ接続され、圧電振動片基板40と下側リッド30の外部接続端子38との接続が図られている。
なお、本実施形態では、金属膜を表面に有する切欠部により圧電振動片基板40と下側リッド30とを電気的に接続する例を説明したが、これに限らず、スルーホールを形成する方法など、他の接続方法を用いてもよい。
以上述べた第2の実施形態の圧電振動子60の構成によれば、上側リッド50の透明電極膜59と、下側リッド30の透明電極膜39により、圧電振動片基板40の圧電振動片がシールドされることにより、周辺の電極との間に発生する寄生容量を低減できる。また、透明な上側リッド50および下側リッド30のシールド膜となる透明電極膜59および39もそれぞれ透明であるため、圧電振動片を封止した状態で、レーザ光により圧電振動片の励振電極をトリミングして振動周波数を調整することができる。さらに、上側リッド50と下側リッド30の間に圧電振動片を有する圧電振動片基板40を挟んで積層させた構造により、薄型で、且つ平面サイズが圧電振動片に近いサイズに小型化された圧電振動子60を提供することができる。
(第3の実施形態)
上記第1の実施形態では、パッケージ容器10の上面側を、透明電極膜19が形成されたリッド18で封鎖して内部に圧電振動片21を封止し、パッケージ容器10の下面(底面)側に外部接続端子9を配設する構成とした。第3の実施形態では、外部接続端子をリッド側に設けるように構成された圧電振動子の一実施形態としての圧電デバイスについて図面に沿って説明する。
図3は、圧電振動子を備えた圧電デバイスの構成を説明する縦断面図である。
図3に示すように、圧電デバイス80は、パッケージ容器70内部に接合された圧電振動片21が透明なリッド78により気密に封止された圧電振動子と、パッケージ容器70のリッド78が設置された側の反対側に接合されたIC100とを有している。また、パッケージ容器70のIC100が接合された側には外部接続端子としての複数の外部接続リード101が形成されている。そして、パッケージ容器70とIC100とが、リッド78の略全面と外部接続リード101の一部を露出するように、封止樹脂95により封止されている。
パッケージ容器70は、矩形平板状の第一層61と、開口部の大きさが異なる矩形環状の第二層62、第三層63が順次積層して構成され、段差を有する凹部が形成されている。パッケージ容器70の凹部内の第二層62が形成する段差上の棚部には、マウント電極72aが設けられている。また第三層63の矩形環状を有した上面には、シームリングなどの金属膜73が形成されている。金属膜73は、第一層61、第二層62、第三層63を連通させて設けられたスルーホール65により導通されている。
パッケージ容器70の第一層61の凹部の反対側の面となる面には、ダイパッド103と、複数の外部接続リード101が形成されている。なお、図3に図示する本実施形態においては、外部接続リード101は接地用の外部接続リードとして説明する。また、マウント電極72aは、図示しないスルーホールなどにより、複数の外部接続リードのうち接地用の外部接続リード101とは別の外部接続リードに導通されている。
圧電振動片21は、パッケージ容器70の第二層62の段差上のマウント電極72aに、対応する接続電極を位置合せされ、Agペーストなどの導電性接着剤91aにより片持ち支持された状態で接合されている。そして、パッケージ容器70の第三層63の開口面に有する金属膜73に、主面の略全面にITOなどからなる透明電極膜79が形成された透明なリッド78が接合され、圧電振動片21がパッケージ容器70内に気密を保って封止されている。
パッケージ容器70のダイパッド103上には、Agペーストなどの導電性接着剤91aによりIC100が接着固定され、IC100の上面に設置された図示しない複数の電極パッドと、対応する外部接続リード(101、その他)とが、ボンディングワイヤ110により接続されている。
以上述べたように、パッケージ容器70内部に接合された圧電振動片21が透明なリッド78により気密に封止された圧電振動子と、外部接続リード101に接続されたIC100とは、封止樹脂95により成型されて樹脂封止されている。この樹脂封止された状態において、リッド78の略全面と、外部接続リード101の一部が、封止樹脂95から露出されている。封止樹脂95から外側に水平に露出された外部接続リード101は、所定の長さの水平部分を有してリッド78側に折り曲げられ、さらに、リッド78の外側の主面近傍で内側に折り曲げられている。
この構成の圧電デバイス80は、外部接続リード101を配線基板の接続電極と位置合せして接合した際に、圧電振動片21がリッド78を介して配線基板側に配置される。このとき、リッド78の主面に形成された透明電極膜79のシールド効果により、配線基板の回路配線と圧電振動片21の励振電極との間に生じる寄生容量を軽減することができる。また、配線基板に接合する前に、圧電振動片21が封止された状態で、透明電極膜79が形成された透明なリッド78を介して、レーザ光により励振電極をトリミングすることによって、圧電振動片21の振動周波数調整を実施することができる。このように、本実施形態の構成によれば、圧電振動子の構造設計において、実装される配線基板に対しての圧電振動片のレイアウトの自由度が広くなるという効果を奏する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、以下の変形例を実施することもできる。
(変形例)
上記第1〜第3の実施形態では、リッドのいずれか一方の主面に透明電極膜が形成された構成を説明したが、リッドの両主面に透明電極膜を形成する構成としてもよい。
図4は、リッドの両主面に透明電極膜を形成した圧電振動子150を説明する縦断面図である。なお、この変形例に示す圧電振動子150のリッド118部分以外の構成は、上記第1の実施形態(図1)と同様であるため、同一構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図4に示す圧電振動子150は、パッケージ容器10内部に圧電振動片21が接合され、上面開口を封鎖するように透明なリッド118が接合されることにより、パッケージ容器10内部の圧電振動片21が気密に封止されている。
透明な平板からなるリッド118の両主面の略全面と側面の一部には、ITOなどからなる透明電極膜119がスパッタなどにより堆積されて形成され、リッド118の両主面の透明電極膜119は電気的に導通されている。
この構成によれば、透明電極膜119によるシールド効果がより大きくなり、圧電振動片21と外部の回路配線の間に生ずる寄生容量の抑制効果が大きくなることによって、圧電振動子150の振動特性の安定化をより高められるという顕著な効果を奏する。
(a)は、圧電振動子の第1の実施形態を説明する平面図、(b)は、(a)のA−A線縦断面図。 (a)は、圧電振動子の第2の実施形態の全体構成を説明する斜視図、(b)は、(a)のB−B線断面図。 圧電振動子の第3の実施形態の構成を説明する縦断面図。 圧電振動子の変形例を説明する縦断面図。
符号の説明
9,37,38…外部接続端子、10…パッケージ容器、13…金属膜、12a,12b…マウント電極、18,78,118…リッド、19,79,119…透明電極膜、21…圧電振動片、30…下側リッド、33,53…金属層、40…圧電振動片を有する圧電振動片基板、50…上側リッド、20,60,150…圧電振動子、80…圧電振動子を備えた圧電デバイス、95…封止樹脂、100…IC、101…外部接続端子としての外部接続リード。

Claims (4)

  1. 圧電振動片と、前記圧電振動片を気密に封止する透明なリッドと、複数の外部接続端子とを有する圧電振動子であって、
    前記リッドの主面に透明電極膜が形成され、前記透明電極膜が、接地用の前記外部接続端子に接続されていることを特徴とする圧電振動子。
  2. 請求項1に記載の圧電振動子において、
    前記透明電極膜が前記リッドの両主面に形成されていることを特徴とする圧電振動子。
  3. 請求項1または2に記載の圧電振動子において、
    前記圧電振動片に対して前記リッドが配置されている側に前記外部接続端子が配設されていることを特徴とする圧電振動子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧電振動子において、
    前記リッドが、前記圧電振動片の両主面側に配設されていることを特徴とする圧電振動子。
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