JP2008066974A - 画像表示方法及び画像表示装置並びにカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影した画像の数や多くの撮影結果を効果的に視認可能として、そのときの興奮や発見の感興を、再現可能とした画像表示方法及び画像表示装置並びにカメラを提供することである。
【解決手段】被写体からの像信号が撮像素子17にて撮像信号に変換され、この変換された撮像信号に基づいた上記被写体の撮影画像が記録メディア25に記録される。この記録メディア25に記録された複数の撮影画像から成る画像群は、表示部30に表示される。ここで、表示部30に表示させる画像群が選択されて順次入力され、上記順次入力される複数の画像データが、少なくとも画像の一部を重ねながら表示部30に配置されて一覧表示されるように表示制御部28で制御される。また、上記一覧表示された各画像は、順次拡大表示された後、表示部30の画面内から消失されるように、表示制御部28によって制御される。
【選択図】 図1
【解決手段】被写体からの像信号が撮像素子17にて撮像信号に変換され、この変換された撮像信号に基づいた上記被写体の撮影画像が記録メディア25に記録される。この記録メディア25に記録された複数の撮影画像から成る画像群は、表示部30に表示される。ここで、表示部30に表示させる画像群が選択されて順次入力され、上記順次入力される複数の画像データが、少なくとも画像の一部を重ねながら表示部30に配置されて一覧表示されるように表示制御部28で制御される。また、上記一覧表示された各画像は、順次拡大表示された後、表示部30の画面内から消失されるように、表示制御部28によって制御される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カメラで撮影した画像等を正しく管理すると共に、分かりやすく表示して、ユーザに想い出を想起させる効果を有する画像表示方法及び画像表示装置並びにカメラを提供するものである。
これまで、デジタルカメラ等で撮影された画像は、モニタにサムネイル形式で一覧表示したり、撮影した順番に、撮影者の操作に従って順次表示をするような表示方法が知られていた。ところが、こうした表示方法は無味乾燥なものとの考えから、BGMとして音楽をつけたりするスライドショー形式での表示等の提案がなされていた。
そのような表示効果の提案としては、例えば、表示画像に含まれる顔等の大きさや数によって、表示の効果を切り替える提案がなされていた(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2005−182196号公報
しかしながら、上述した特許文献に記載の技術は、スライドショーに対する効果の提案にすぎず、画像がたくさん存在する場合にどれだけの画像があるかを知ることができず、複数の画像が相互効果でかもし出す雰囲気等を期待できるものではなかった。
一般的に、カメラで撮影された画像は、一枚だけで、そのときの想い出全てを想起させるに足るものではない。いくつかの画像を見て初めて、或いは撮影された画像の多さを見て得られる感慨もあり、フィルムカメラの時代の同時プリントサービスを見る時などは、そうした効果を無意識に楽しんでいた。ところが、デジタルカメラの時代になって、これに代わる鑑賞法が提案されていたとは言い難いものであった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影した画像の数や多くの撮影結果を効果的に視認可能として、そのときの興奮や発見の感興を、再現可能とした画像表示方法及び画像表示装置並びにカメラを提供することである。
すなわち請求項1に記載の発明は、入力された複数の画像データを表示手段に表示させる画像表示方法であって、表示させる複数の画像データを選択して順次入力するステップと、上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行うステップと、上記一覧表示された各画像を順次拡大表示させた後上記表示手段の画面内から消失させる拡大表示ステップと、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記拡大表示ステップは、上記一覧表示された各画像を順次画面一杯になるように拡大させた後に、該拡大画像をフェードアウトさせるものであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記拡大表示ステップは、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後に移動させて上記画面内から消失させるものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出するステップを具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、入力された複数の画像データを表示手段に表示させる画像表示方法であって、表示させる複数の画像データを選択して順次入力するステップと、上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行うステップと、上記一覧表示された各画像を順次拡大させた後上記表示手段の画面内からフェードアウトさせる第1の拡大表示モードと、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後移動させて上記画面内から消失させる第2の拡大表示モードとの何れか一方に切り替えるステップと、上記選択された拡大表示モードに従って各画像の拡大表示を行うステップと、を具備することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明に於いて、更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出するステップを具備することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明に於いて、上記切り替えは、上記検出された重要部に基づいて行われることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の発明に於いて、上記各画像を順次重ねて一覧表示を行う際に、上記各画像に於ける重要部が他の画像によって隠れないように配置することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1若しくは5に記載の発明に於いて、上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、複数の撮影画像からなる画像群を表示する表示手段と、上記表示させる画像群を選択して順次入力し、上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大表示させた後上記表示手段の画面内から消失させる拡大表示を行う表示制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明に於いて、上記拡大表示は、上記一覧表示された各画像を順次画面一杯になるように拡大させた後、該拡大画像をフェードアウトさせるものであることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の発明に於いて、上記拡大表示は、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後移動させて上記画面内から消失させるものであることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の発明に於いて、更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、複数の撮影画像から成る画像群を表示する表示手段と、上記表示手段に表示させる画像群を選択して順次入力する選択手段と、上記選択手段で順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大させた後、上記表示手段の画面内からフェードアウトさせる第1の拡大表示モードと、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後、移動させて上記画面内から消失させる第2の拡大表示モードとの何れか一方に切り替え、上記切り替えられた拡大表示モードに従って各画像の拡大表示を行う表示制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明に於いて、更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の発明に於いて、上記表示制御手段は、上記検出された重要部に基づいて上記切り替えを行うことを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項15に記載の発明に於いて、上記各画像を順次重ねて一覧表示を行う際に、上記各画像に於ける重要部が他の画像によって隠れないように配置することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項10若しくは14に記載の発明に於いて、上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、被写体を撮像して撮像信号を取得する撮像手段と、上記撮像手段で取得された撮像信号に基づいて上記被写体の撮影画像を複数記録可能な記録手段と、上記記録手段に記録された複数の撮影画像から成る画像群を表示する表示手段と、上記表示させる画像群を選択して順次入力し、上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大表示させた後上記表示手段の画面内から消失させる表示制御を行う表示制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の発明に於いて、上記表示制御手段は、上記表示手段に一覧表示された各画像を順次画面一杯になるように拡大させた後、該拡大画像をフェードアウトさせるように表示制御することを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項19に記載の発明に於いて、上記表示制御手段は、上記表示手段に一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後、移動させて上記画面内から消失させるように表示制御することを特徴とする。
請求項22に記載の発明は、請求項19に記載の発明に於いて、更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする。
請求項23に記載の発明は、請求項22に記載の発明に於いて、更に、上記顔の有無を検出するためにサイズの異なる顔類似パターンを記憶する記憶手段を具備し、上記重要部検出部は、上記各画像に於ける重要部が少なくとも各画像の顔の有無に基づいて検出する場合に、上記記憶手段に記憶されたサイズの異なる顔類似パターンに基づいて検出することを特徴とする。
請求項24に記載の発明は、請求項20に記載の発明に於いて、上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする。
請求項25に記載の発明は、被写体を撮像して撮像信号を取得する撮像手段と、上記撮像手段で取得された撮像信号に基づいて上記被写体の撮影画像を複数記録可能な記録手段と、上記記録手段に記録された複数の撮影画像から成る画像群を表示する表示手段と、上記表示手段に表示させる画像群を選択して順次入力する選択手段と、上記選択手段で順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大させた後、上記表示手段の画面内からフェードアウトさせる第1の拡大表示モードと、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後、移動させて上記画面内から消失させる第2の拡大表示モードとの何れか一方に切り替え、上記切り替えられた拡大表示モードに従って各画像の拡大表示を行う表示制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項26に記載の発明は、請求項25に記載の発明に於いて、更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする。
請求項27に記載の発明は、請求項26に記載の発明に於いて、更に、上記顔の有無を検出するためにサイズの異なる顔類似パターンを記憶する記憶手段を具備し、上記重要部検出部は、上記各画像に於ける重要部が少なくとも各画像の顔の有無に基づいて検出する場合に、上記記憶手段に記憶されたサイズの異なる顔類似パターンに基づいて検出することを特徴とする。
請求項28に記載の発明は、請求項26に記載の発明に於いて、上記表示制御手段は、上記検出された重要部に基づいて上記切り替えを行うことを特徴とする。
請求項29に記載の発明は、請求項26に記載の発明に於いて、上記表示制御手段は、上記表示手段に上記各画像を順次重ねて一覧表示を行う際に、上記各画像に於ける重要部が他の画像によって隠れないように配置することを特徴とする。
請求項30に記載の発明は、請求項25に記載の発明に於いて、上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする。
本発明によれば、撮影した画像の数や多くの撮影結果を効果的に視認可能として、そのときの興奮や発見の感興を、再現可能とした画像表示方法及び画像表示装置並びにカメラを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
次に、図1を参照して、本発明のカメラについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの基本構成を示したブロック図である。このデジタルカメラ(以下、カメラと略記する)10は、メインCPU(以下、MPUと記す)11と、オートフォーカス(AF)制御部12と、シャッタ制御部13と、レンズ部15と、シャッタ16と、撮像素子17と、アナログフロントエンド(AFE)部18と、画像処理回路20と、重要部検出部21と、記録再生制御部24と、記録メディア25と、ROM26と、表示制御部28と、表示部30と、補助光発光部32と、複数のスイッチ33a、33b、33cから成る操作部等を有して構成される。
制御手段としての機能を有するMPU11はマイクロコントローラ等から構成されるもので、ユーザによる各種の操作をスイッチ33a、33b、33cの状態によって検出する。MPU11は、上記スイッチ33a、33b、33cの検出結果と所定のプログラムに従って、撮影時に上述した各ブロックをシーケンシャルに制御する。また、MPU11は、プログラムに従って撮影や再生等、カメラ10の全体の制御を司るものである。MPU11に接続されたROM26は、不揮発性で且つ記録可能なメモリ(記憶手段)で、例えばフラッシュROMから構成され、カメラ10の制御処理を行う制御用のプログラムや後述する顔類似パターンが格納されている。
上記スイッチ33a、33b、33cは、撮影者の指示をMPU11に通知する。操作部の代表例としてスイッチ33a、33b、33cを図示しているが、スイッチ33aはレリーズスイッチ、33bや33cは、例えば撮影/再生モード切り替えや撮影モードや表示モードの切り替え等のスイッチである。例えば、明るいシーンで、より表示部の液晶を見やすくするために、後述するバックライト30aの強さを強くするような操作も、このスイッチ制御にてなされるようにしている。MPU11は、撮影や表示等のユーザの指示をスイッチ33a、33b、33cで検出する。
被写体30からの像は、レンズ部15及びシャッタ16を介して、多数の受光面(画素)から成るCMOSセンサやCCD等で構成される撮像手段としての撮像素子17で受光される。撮像素子17では、これが電気的な信号に変換されるので、この結果がA/D変換部を含むAFE部18にてデジタル信号化され、更に画像処理部20に入力される。
上記レンズ部15は、入射された被写体35の像を撮像素子17に結像するためのものである。シャッタ16は、レンズ部15を通過した光が撮像素子17へ入射するのを選択的に遮り、露出量を調整するためのものである。
AF制御部12は、レンズ部15のピント位置を制御するものである。ピント位置の制御は、画像処理部20が撮像素子17から出力される画像データのコントラストを検出してMPU11に出力し、これに従ってMPU11がAF制御部12に制御信号を出力することにより実行される。MPU11は、画像データのコントラスト信号が最大になるようにAF制御部12に制御信号を出力する。
上記シャッタ制御部13は、シャッタ16の開閉を制御するために設けられている。シャッタ制御部13は、入射光が明るい場合には短い時間でシャッタ16を閉じ、暗い場合には、長い時間でシャッタ16を閉じるように制御して、撮像素子17への入射光量を所定量に保つ露出制御を行う。
尚、露出制御時には、シャッタ16の開放時間の切り替え以外にも、レンズ部15と撮像素子17間へのNDフィルタや絞り手段(図示せず)を介在させて制御する場合もある。また、後述するCCD等の撮像素子17や表示部30は、従来の写真フイルムやプリントとは異なり、ダイナミックレンジが狭く明暗の表示が難しいので、これらの制御に加え、上述した画像処理制御やバックライトの制御を有効利用して、様々なシーンに対応可能としている。
撮像素子17は、CMOSやCCDから構成されるもので、結像された被写体の像を画像信号に変換する。AFE部18は、撮像素子17から出力されるアナログの電気信号をデジタルの画像データに変換して出力する。また、AFE部18には、切り出し部18aが設けられている。この切り出し部18aは、撮像素子17の出力する信号を取捨選択して、全部の受光面から限られた範囲の画像データや、間引かれた画素データのみを抽出することができる。また、撮像素子17から画素を間引いて抽出することもできる。例えば、表示部30のパネルに表示できる画像サイズは限られているので、予め画素の数を絞って表示制御する。これによって、高速の表示制御が可能となり、特別に光学ファインダ等を設けなくとも、リアルタイムに撮像素子17に入ってきた信号を処理して略同時に表示して、ユーザがこの表示を見ながら撮影をすることができる。但し、この表示部30のパネルは、強い太陽光下等では見えにくくなるので、バックライトを有し、ここでは、その明るさを変更できるように、明るさ調整部30aを備えている。これは、自動的またはユーザの操作によって、バックライトの明るさを変更可能としたものである。
画像処理部20は、AFE部18から出力された画像データについて、ガンマ(階調補正)や色や階調やシャープネスを補正処理する。また、この画像処理部20は、画像処理部内のJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)コア部(図示せず)等の静止画像用の圧縮伸長部を有しており、撮影時にはこの圧縮伸長部で画像データを圧縮する。加えて、画像処理部20には、画像の有する明るさの分布を判定して、明るい部分も暗い部分に対して各々に適切に増幅を行って、視認性を良くするための最適化処理部20aが設けられている。
上記重要部検出部21は、撮影時の情報を利用して、被写体の中に人間の顔が存在するかどうか(顔検出)や、画像の中にある色が鮮やかなもの、コントラストの高い低い等から、その画像の重要な部分を検出する重要部検出手段である。顔検出は、画像処理部20から出力される画像データに基づいて、ピント合わせ時の情報や後述するモニタ画像の中から特徴点を抽出することによって顔を検出する。そして、重要部検出部21は、その画面内での顔の大きさや位置、コントラストの高い低い等の変化や色鮮やかなものがある位置等をMPU11に出力する。
上記画像処理部20内で圧縮された画像データは、記録再生制御部24を介して、画像を保存記録する記録媒体である記録メディア25に記録される。記録再生制御部24、は再生時には記録メディア25から画像データを読み出す。この読出された画像データは、画像処理部20によって再生され、表示制御手段である表示制御部28を介して、表示手段である表示部30にて表示されて鑑賞可能になっている。
また、この表示部30は液晶や有機EL等から成るもので、カメラのファインダの機能を兼用している。この表示部30は、撮影時にはモニタ画像を表示し、再生時には伸張処理された記録画像を表示する。上述したように、撮影時には、ユーザは表示部30に表示された画像を見ながら、構図やタイミングを決めて撮影操作を行う。
撮像素子17からの画像信号をほぼリアルタイムで表示部30に表示できるように、AFE部18によって表示サイズに制限された画像データが画像処理部20で高速に処理された後、表示制御部28を介して表示部30に表示される。そして、再生時には、記録メディア25に記録された圧縮データが記録再生制御部24により読み出され、画像処理部20によって再生され、表示部30に表示される。
この表示部30では、所定の時間内に撮影された複数の画像群を一覧表示したり、そこから選択された画像を拡大表示したりするばかりでなく、所定のトランジション効果で順次画像が表示される、いわゆるスライドショーの表示が可能である。ここで、どの画像を再生したり、どの画像に様々なトランジション効果をかけるかなどは、MPU11が、所定のプログラムに従って表示制御部28を制御する。その際、記録メディア25に記録されている内容を、適宜、記録再生制御部24で読み出して、再生する画像の選択を、ユーザの操作に従って、または、所定のアルゴリズムに従って実行する。
表示制御部28は、選択された画像を次第に拡大する機能を有する拡大部28aや、フェードイン・フェードアウト(FIFO)の制御を行う機能を有するFIFO28b、画像を画面内で移動させる機能を有する移動部28c等を含んで構成される。表示制御部28では、これらの機能を作動させることによって、選択された画像に上述した効果を付与して表示することができるようになっている。
補助光発光部32は、露出を補助する補助光照射手段である。被写体が相対的、または絶対的に暗い場合には、強い光を投射する補助光発光部32が補助光として利用される。これは、白色LEDやキセノン(Xe)放電発光管のような光源を想定しており、流す電流量で光量が制御できるようになっている。
更に、MPU11内には、MPU11の処理機能の1つとしてシーン判定部11a及び露出制御部11bが設けられている。露出制御部11bは、AFE部18からの画像データに基づいて、NDフィルタや絞り、シャッタ16、補助光発光部32及び画像処理部20のガンマ補正機能、または最適化処理部20aを制御して、画像の露出を適正にする。
露出制御部11bは、特に、撮影時のモニタ画像表示時は、画面全体の被写体の様子を確認できるように露出制御する。具体的には、撮像素子17のデータ読み出し制御によってこれを制御する。
シーン判定部11aは、表示部30のモニタ画像により画面全体の明るさを判断して、暗いシーンや逆光シーンを判定する。シーン判定部11aは、判定に際して、撮像素子17の広い範囲からの画像データを利用する。また、シーン判定部11aは、シーン判定に重要部検出部21の結果も利用する。そして、露出制御部11bは、シーン判定結果にも応じて、撮像素子17に入射する光量を切り替える。
次に、このように構成されたカメラの撮影動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。尚、このカメラの動作は、主にカメラ内のMPU11の制御によって行われる。
図示されない電源スイッチがオンされると、本シーケンスが開始される。そして、先ず、ステップS1に於いてユーザによる撮影の操作が行われたか否かが判定される。ここで、撮影の操作が行われた場合はステップS2へ移行し、そうでない場合はステップS8へ移行する。
ステップS2では、撮影する画像の中に顔の部分が存在するか否かが判定される。その結果、顔が存在する場合は、ステップS4に移行して顔と背景のバランスが取れた露出制御が行われる。これは、露出補正によるものや、γ補正、補助光発光等が組み合わされて行われるものである。こうした処理は、最適化処理部20aにて行われる。このような制御が伴われて、続くステップS5で撮影が行われる。一方、上記ステップS2にて、顔が存在しないと判定された場合は、ステップS3に移行して、一般的な平均測光による露出制御による撮影(AUTO撮影)が行われる。
このように、撮像素子17によって取得された画像は、ステップS6にて圧縮された後、ステップS7にて記録される。この時、顔検出の結果を一緒に記録するようにしてもよい。つまり、顔の大きさや位置の情報を、画像データと一緒に記録するようにする。
一方、上記ステップS1にて撮影の操作が行われていないと判定された場合は、ステップS8に於いて、再生モードであるか否かが判定される。このステップS8にて、再生モードでないと判定された場合は、次にステップS9に於いて、図示されない電源スイッチの状態が判定される。ここで、電源スイッチがオフの場合は、電源をオフにする制御が行われる。一方、それ以外の場合は、ステップS10に移行して、撮像された画像がリアルタイムに表示部30に表示される。ユーザは、この表示画像を観察しながら、撮影のタイミングや構図を決定して、上述した撮影動作を行えばよい。また、ズーム機能搭載機種では、ステップS10の表示画像を見ながらズーム操作が行われると、続くステップS11にて、これに従ったズーム制御が行われる。その後、上記ステップS1に移行する。
また、ステップS8に於いて、図示されないモードスイッチ等が使用されてユーザにより再生モードに設定されている場合は、ステップS8に移行して、撮影された画像を表示するモードに移行する。尚、ここでは詳細なフローチャートは示されていないが、サムネイルの一覧表示や、そこから選択された画像を拡大する表示、また、順番に画像を出力するスライドショー等の機能などを駆使して、ユーザの好みに応じた表示が行われればよい。
また、本発明のような表示方法は、ユーザが、あるイベントや、ある旅行の時の撮影結果から、そのときの思い出を効果的に回想したい時等に、その旨の操作を行うようにしている。すなわち、ステップS13にて、回想の有無が判定される。ここで、回想しない場合は上記ステップS8に移行するが、回想する場合は、ステップS14に移行する。
つまり、ステップS14にて、ユーザ自身が見たいと思う上述したイベント等が、カレンダー表示やサムネイル表示から選択される。そして、その結果が詳細を後述するステップS15及びS16のサブルーチンにて表示される。
すなわち、ステップS15では、先ずそのときに撮影された画像の一覧が表示されて、どれくらいの画像が撮影されたかが、画像をひとまとまりに表現して視覚的に表示されると共に、全体の画像がちりばめられて全体の雰囲気を楽しめるようにされる。次のステップS16では、これらの画像が順次拡大されて内容がよく見えるようにされながら、想い出が回想されていくような効果が付与される。その後、上記ステップS8に移行する。
ところで、上記ステップS15にて説明したような一覧表示は、例えば、図3(a)に示されるようなシーン40及び図3(b)に示されるようなシーン41を、ある場面で撮影した場合に、これらが同じ機会に撮影されたことが分かるようにした方がよい。すなわち、図4のような一覧表示を行う場合、図4(a)に示されるように、2つの画像40a、41aを重ねて同じ機会であることを示す。また、図3(b)に示される画像で重要な被写体の顔の部分は見えるようにした方がよい。例えば、図4(b)に示されるような画像の重ね方では、被写体の顔が見えず、同じような写真が並んで多様な効果を期待することができず、2つの画像の違いが分かりにくい。
したがって、本発明では、各画像の重要部分が重ねても見えるような表示方法を行うようにしている。
図5を参照して、顔検出により画面に人物が存在するか否かを判定する例について説明する。人物の存在を判定する手段は種々あるが、ここでは、画面内に顔のパターンが存在するか否かを検出する方法の例を説明する。
図5(a)は基準となる顔類似パターン45aを示す図であり、同様に図5(b)及び(c)も、顔のサイズの異なる顔類似パターン45b及び45cを示す図である。これらの顔類似パターンは、ROM26に記憶されている。図5(d)に示されるシーン41は、図3(b)に示されるものと同一シーンである。
重要部検出部21で、図3(b)に示されるシーン41に於いて、上述した基準となる顔類似パターンを画面内で走査させ、それがマッチングする部分があれば、撮影画面に人物が存在すると判定する。図5(d)に示される例は、人物46に対して、図5(a)に示される顔類似パターン45aが適合した場合である。
このような方法で、画面内に人物が存在するか否かを判定することができる。尚、画面内に顔のパターンが存在するか否かを検出する方法については、上述した方法に限られるものではない。
また、このような顔の検出や、その他の画像分析による各画像の重要ポイント分析ができれば、図6に示されるように、各画像の重要部を隠さないで、多くのデータを限られた範囲に重ねて表示することができる。ユーザは、こうした表示を見て、一目で撮影量を把握することができ、多くの画像を撮影したひとときを思い出すことができる。
本実施の形態では、図7のフローチャートを参照して説明するように、最後に撮影した画像を中央に表示し、そのまわりに、右回りにその前に撮影された画像を並べていくような制御を行うものとする。但し、単純に同じ並べ方を行っていくと、図6(b)に示されるように、大きく画面から飛び出しかねない。それ故、なるべく図6(a)に矢印Aで示されるように、中央部にまとまるように、時折、規則性を変えて表示していくようにする。つまり、図6(b)の場合、画像486 は、図示矢印B方向で表される位置に配置されるようにする。尚、図6(a)及び(b)に於いて、43は画面、481 ,482 ,…,486 は画像、491 ,492 ,…,496 は重要部を表している。
また、多くの画像を一覧表示する場合ときのスピードは、多くの画像がある場合は各画像を表示していく時のスピードを速めにして、画像撮影時の興奮を伝えられるような工夫が行われる。
以下、図7のフローチャートを参照して、図2のフローチャートのステップS15に於けるサブルーチン「一覧表示」の動作について説明する。
本サブルーチンが開始されると、先ず、ステップS21にて、表示される画像の数によって、次の画像表示のタイミングが決定される。このタイミングは、MPU11内または表示制御部28内のタイマ機能に基づいて、画像の数に関係なく一定の値が決定される。次いで、ステップS22にて、その一連の画像の最後の画像の重要ポイント位置が判定される。尚、このステップS22のサブルーチン「最後の画像の重要部判定」の詳細な動作については後述する。その後、ステップS23にて、最後の画像が画面中央になるように表示される。
そして、ステップS24に於いて、その前に撮影された画像で表示すべきものがあるか否かが判定される。ここで、表示すべき画像が無い場合は本ルーチンを抜けて図府のフローチャートのステップS16に移行する。一方、前の画像表示がある場合は、ステップS34に移行して、すでに表示されている画像のうち重要な部分の位置が判定される。尚、このステップS34のサブルーチン「表示画像の重要部判定」の詳細な動作については後述する。
次に、ステップS26では、重要部を隠さないように、90度毎に右回りに、且つ外側に配置するように表示していく。但し、図6(b)に示されるように、大きく円周からはみ出すような表示は、美観上好ましくないので、そのような配置になりそうな場合は、ステップS27にてそれが判定される。その結果、表示の形状が好ましくない場合は、ステップS28に移行して、90度のシフトから45度シフトに切り替えて表示が行われるようにする。その後、ステップS27に移行する。
一方、上記ステップS27にて、上記ステップS35で位置決めされた表示でよい場合は、ステップS29に移行する。そして、このステップS29にて、上記ステップS21で決定されたタイミングにて画像表示が行われる。その後、上記ステップS24に移行する。
尚、ここでは、90度、45度で表示位置を切り替えているが、これは表示される画像の数によって変化させてもよい。例えば、画像の数が多い場合は角度を小さくして、よりたくさんの画像を表示可能としてもよい。
また、画像の配置は右回りに行っているがこれに限られるものではなく、更に表示位置も図示の位置に限られるものではないのは勿論である。
このような表示を先ず行って、鑑賞者には一連の撮影時の全体の雰囲気を伝えるが、次のタイミングでは各画像が大きくよく見えるように拡大表示を行う(図2のフローチャートのステップS16)。この拡大表示は、いくつかの拡大表示方法が考えられる。
例えば、図8(a)に示されるように、拡大された画像48Lを、矢印C1及びC2で示されるように、だんだん拡大して画面全体に広げる方法である。この時、拡大画像48Lの下に表示されている画像48が消えてしまうので、だんだんフェードアウトしていくような効果を付加する。尚、図中49Lは重要部である。
また、図8(b)に示されるように、所定の大きさに拡大したあとは、そのまま、例えば図示矢印D方向に沿って、画面外に消えていく方法である。これによって、下に表示されている画像48は、一瞬隠れるが、拡大画像48Lが画面外に移動した後は、再び視認可能となる。
このように、一覧表示を最終的に隠すことなく、順次、各画像を拡大するには、このような2つの方法がある。これによって、多くの想い出の相互作用の効果を楽しみながら、各画像が走馬灯のように脳裏をよぎるような表現が可能となる。
このような2つの選択方法としては、図9のフローチャートのように、顔の有無で人物の写真か、風景やマクロ写真といったそれ以外の写真かによって切り替える方式が考えられる。
以下、図9のフローチャートを参照して、図2のフローチャートのステップS16に於けるサブルーチン「拡大表示」の動作について説明する。
本サブルーチンが開始されると、先ず、ステップS31にて、最初に撮影された画像が選択される。次いで、ステップS32にて、サブルーチン「表示画像の重要部判定」が実行される。更に、ステップS33では、上記ステップS32で判定された画像の重要部が顔であるか否かが判定される。
ここで、重要部が顔である場合はステップS35に移行して、所定の大きさまで拡大する。その後、ステップS36にて、それが画面内をよぎっていくような表現で表示が行われる(図8(b)参照)。つまり、その瞬間を時間的に切り取ったスナップのような雰囲気が求められるので、全体のまとまりとしての表示が重要であり、背景や人物の一部だけが不自然に拡大されるような必要以上の拡大は好ましくない。また、フェードアウトで、他の画像と重なることも好ましい表現とはいえない。
しかし、風景や小物などは、そのときの雰囲気を空間的に切り取った画像であることが多く、その一部を拡大したり、全体をフェードアウトしたりする効果に耐えられるものであることが多い。そこで、上記ステップS33で重要部が顔ではないと判定された場合は、ステップS34に移行して、図8(a)に示されるように、画面全体に広げながらフェードアウトするような表現が行われる。
これらは、画像の拡大に伴って移動させて、その方向に消えていくように表示される。そして、ステップS37に於いて、このような動作を経て、次の画像がなくなるまで繰り返される。そして、ステップS38にて、次に撮影された画像が選択される毎に、上記ステップS32に移行して、順次、同様の拡大方法で表示され、移動して消えていく。
したがって、最初に撮影されたものから、順次、想い出が想起されては消えていくような効果を奏することができる。これによって、単なるスライドショーのように、順次画像が表示されるような表現ではなく、全体の雰囲気や個々の画像の雰囲気の相互作用によって、より豊かに創造力を刺激する画像表示方法が提供可能となる。
また、ここまでは、画像の重要部は、単に画像に含まれる顔の部分として説明したが、風景写真や花の写真のようなマクロ撮影写真であっても、図10に破線52で示されるような部分を重要部とすることで、その画像の雰囲気を一部分ながら的確に表現することが可能である。これによって、図6に示されるように重ねて表示した時にも、この重要部を見せておくことで、どのような写真が含まれているかを文字通り端的に表現することが可能となる。
例えば、図10(a)に示されるようなシーン51では、建物53の真ん中を表示するよりは、空54との境目を代表部分とした方が、背景と建物の関係が明確となり、その写真の内容を把握しやすくなる。このような部分を判定するためには、後述する図11のフローチャートのステップS46のように、コントラスト変化の大きいところを抽出すれぱよい。空54はコントラストが低く、建物53はコントラストが高い。
また、図10(b)に示されるようなシーン55では、花56の中心部と、花びらを含む領域を重要部52とすればよい。このあたりは、はっきりした波長分布の違いがあって彩度が高く、且つ、色の変化が大きい部分を画像から選択するようにすれば選択可能で、図11のフローチャートのステップS44のように判定すればよい。つまり、一覧表示のとき、重要部を考慮した表示とすることはすでに述べたが、この場合、図11に示されるようなフローチャートを参照して、各画像の重要部を判定する。
以下、図11のフローチャートを参照して、図7のフローチャートのステップS22に於けるサブルーチン「最後の画像の重要部判定」の動作について説明する。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS41にて、最後の画像であるか否かが判定される。その結果、最後でなければステップS42に移行して次の画像が選択される。そして、上記ステップS41に移行して、最後の画像が検出されるまで繰り返される。
上記ステップS41にて最後の画像であると判定された場合には、ステップS43に移行して、重要部である顔の有無が検出される。これは、撮影時に得られたものがあれば、その結果を利用してもよいが、表示に際して画像の中から判定してもよい。このステップS43にて重要部がある場合は、本ルーチンを抜けて図7のフローチャートのステップS23に移行する。一方、ステップS43にて重要部が無い場合は、ステップS44に移行して、彩度が高くて色の変化が大きい画面中央部が重要部とされる。
ここで、彩度が高くて色の変化が大きいエリアの判定について説明する。
彩度が高くて色の変化が大きいエリアの判定は、例えば、画面内の各領域について、図12(a)、(b)に示されるように、各エリア(A1 ,A2 ,…)毎に、撮像素子17の有するカラーフィルタ(図示せず)を経たRGBの信号レベルを調べ、その差異の大きなエリアを選択したり、その分布が特徴的なもの(周辺部は背景とみなし、それとは異なるパターンの部分)を、候補エリアにするという方法でもよい。
また、RGBの各信号を所定の座標変換にて、色空間としてCIE表色系等のXYZ座標系で表し、輝度をY軸に取ると、図13に示されるような色度図が得られる。
例えば、この色度図上で、中央部から離れた場所の座標が得られる撮像素子上のエリアを、色の鮮やかな(彩度の高い)被写体が存在する場所と判定することができる。もちろん、真っ赤な絨毯の上の白い花などは、花の方を見せたいので、周辺の彩度が高く、中心の彩度が低い場合等は、彩度の変化がある部分を優先して表示するようにしてもよい。
ステップS45では、再度重要部の有無について検出される。その結果、重要部がある場合は、本ルーチンを抜けて図7のフローチャートのステップS23に移行する。一方、ステップS45にて重要部が無い場合は、ステップS46に移行して、コントラストの変化の大きい部分が重要部とされる。
ここで、コントラストの変化について説明する。コントラスト変化の大きなエリアの判定は、例えば、図14(a)に示されるように、撮像素子17の縦方向の所定の位置で、横方向に対して得られた像の変化に対し、図14(b)に示されるような、それを微分した時に得られる微分信号のピークΔImが得られるエリア(ここではエリアAB 部)を選択するようにすればよい。また、図14(b)に斜線部で示されるように、微分信号のうち、正の値を示す部分の面積(積分値)の大きい部分が存在するエリア(ここではエリアAB 部)を選択するようにしてもよい。更には、あまりにもコントラストが大きい部分は無視するようにしたり、色の変化を加味するようにしてもよい。
このような判定方法によって、像の変化がわかりやすい、すなわち、コントラストの高い部分を優先した判定が可能となる。
その後、本ルーチンを抜けて図7のフローチャートのステップS23に移行する。
ところで、上述したステップS44、S46については、先に説明したが、色やコントラストから重要部を判定している。本実施形態に於いて、色の方を重視したのは、一覧表示時に、色鮮やかな表示の方が小さい画面でも感覚に訴える表示ができるからである。但し、同じような写真しかない場合は同じような画像ばかりがずらりと並ぶことになり、面白味がなくなる。したがって、常に同じ判定ばかりが出るような状況では、重要部判定をランダムに切り替えるような工夫を入れてもよい。
図15は、図7のフローチャートのステップS25及び図9のフローチャートのステップS32に於けるサブルーチン「表示画像の重要部判定」の動作について説明するためのフローチャートである。
尚、このサブルーチンに於けるステップS51〜S54の動作は、上述した図11のフローチャートに於けるステップS43〜S46の動作と同じであるので、それぞれ対応するステップを参照するものとしてその説明を省略する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
更に、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…デジタルカメラ、11…メインCPU(MPU)、12…オートフォーカス(AF)制御部、13…シャッタ制御部、15…レンズ部、16…シャッタ、17…撮像素子、18…アナログフロントエンド(AFE)部、20…画像処理回路、21…重要部検出部、24…記録再生制御部、25…記録メディア、26…ROM、28…表示制御部、30…表示部、32…補助光発光部、33a、33b、33c…複数のスイッチ、35…被写体、40、41…シーン、45a、45b、45c…顔類似パターン。
Claims (30)
- 入力された複数の画像データを表示手段に表示させる画像表示方法であって、
表示させる複数の画像データを選択して順次入力するステップと、
上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行うステップと、
上記一覧表示された各画像を順次拡大表示させた後上記表示手段の画面内から消失させる拡大表示ステップと、
を具備することを特徴とする画像表示方法。 - 上記拡大表示ステップは、上記一覧表示された各画像を順次画面一杯になるように拡大させた後に、該拡大画像をフェードアウトさせるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示方法。
- 上記拡大表示ステップは、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後に移動させて上記画面内から消失させるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示方法。
- 更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出するステップを具備することを特徴とする請求項1に記載の画像表示方法。
- 入力された複数の画像データを表示手段に表示させる画像表示方法であって、
表示させる複数の画像データを選択して順次入力するステップと、
上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行うステップと、
上記一覧表示された各画像を順次拡大させた後上記表示手段の画面内からフェードアウトさせる第1の拡大表示モードと、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後移動させて上記画面内から消失させる第2の拡大表示モードとの何れか一方に切り替えるステップと、
上記選択された拡大表示モードに従って各画像の拡大表示を行うステップと、
を具備することを特徴とする画像表示方法。 - 更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出するステップを具備することを特徴とする請求項5に記載の画像表示方法。
- 上記切り替えは、上記検出された重要部に基づいて行われることを特徴とする請求項6に記載の画像表示方法。
- 上記各画像を順次重ねて一覧表示を行う際に、上記各画像に於ける重要部が他の画像によって隠れないように配置することを特徴とする請求項6に記載の画像表示方法。
- 上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする請求項1若しくは5に記載の画像表示方法。
- 複数の撮影画像からなる画像群を表示する表示手段と、
上記表示させる画像群を選択して順次入力し、上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大表示させた後上記表示手段の画面内から消失させる拡大表示を行う表示制御手段と、
を具備することを特徴とする画像表示装置。 - 上記拡大表示は、上記一覧表示された各画像を順次画面一杯になるように拡大させた後、該拡大画像をフェードアウトさせるものであることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置。
- 上記拡大表示は、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後移動させて上記画面内から消失させるものであることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置。
- 更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置。
- 複数の撮影画像から成る画像群を表示する表示手段と、
上記表示手段に表示させる画像群を選択して順次入力する選択手段と、
上記選択手段で順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大させた後、上記表示手段の画面内からフェードアウトさせる第1の拡大表示モードと、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後、移動させて上記画面内から消失させる第2の拡大表示モードとの何れか一方に切り替え、上記切り替えられた拡大表示モードに従って各画像の拡大表示を行う表示制御手段と、
を具備することを特徴とする画像表示装置。 - 更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする請求項14に記載の画像表示装置。
- 上記表示制御手段は、上記検出された重要部に基づいて上記切り替えを行うことを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置。
- 上記各画像を順次重ねて一覧表示を行う際に、上記各画像に於ける重要部が他の画像によって隠れないように配置することを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置。
- 上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする請求項10若しくは14に記載の画像表示装置。
- 被写体を撮像して撮像信号を取得する撮像手段と、
上記撮像手段で取得された撮像信号に基づいて上記被写体の撮影画像を複数記録可能な記録手段と、
上記記録手段に記録された複数の撮影画像から成る画像群を表示する表示手段と、
上記表示させる画像群を選択して順次入力し、上記順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大表示させた後上記表示手段の画面内から消失させる表示制御を行う表示制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。 - 上記表示制御手段は、上記表示手段に一覧表示された各画像を順次画面一杯になるように拡大させた後、該拡大画像をフェードアウトさせるように表示制御することを特徴とする請求項19に記載のカメラ。
- 上記表示制御手段は、上記表示手段に一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後、移動させて上記画面内から消失させるように表示制御することを特徴とする請求項19に記載のカメラ。
- 更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする請求項19に記載のカメラ。
- 更に、上記顔の有無を検出するためにサイズの異なる顔類似パターンを記憶する記憶手段を具備し、
上記重要部検出部は、上記各画像に於ける重要部が少なくとも各画像の顔の有無に基づいて検出する場合に、上記記憶手段に記憶されたサイズの異なる顔類似パターンに基づいて検出することを特徴とする請求項22に記載のカメラ。 - 上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする請求項20に記載のカメラ。
- 被写体を撮像して撮像信号を取得する撮像手段と、
上記撮像手段で取得された撮像信号に基づいて上記被写体の撮影画像を複数記録可能な記録手段と、
上記記録手段に記録された複数の撮影画像から成る画像群を表示する表示手段と、
上記表示手段に表示させる画像群を選択して順次入力する選択手段と、
上記選択手段で順次入力される複数の画像データを、少なくとも画像の一部を重ねながら上記表示手段に配置させて一覧表示を行い、上記一覧表示された各画像を順次拡大させた後、上記表示手段の画面内からフェードアウトさせる第1の拡大表示モードと、上記一覧表示された各画像を順次所定の大きさまで拡大させた後、移動させて上記画面内から消失させる第2の拡大表示モードとの何れか一方に切り替え、上記切り替えられた拡大表示モードに従って各画像の拡大表示を行う表示制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。 - 更に、上記各画像に於ける重要部を、少なくとも各画像のコントラスト、彩度、及び顔の有無の何れか1つに基づいて検出する重要部検出手段を具備することを特徴とする請求項25に記載のカメラ。
- 更に、上記顔の有無を検出するためにサイズの異なる顔類似パターンを記憶する記憶手段を具備し、
上記重要部検出部は、上記各画像に於ける重要部が少なくとも各画像の顔の有無に基づいて検出する場合に、上記記憶手段に記憶されたサイズの異なる顔類似パターンに基づいて検出することを特徴とする請求項26に記載のカメラ。 - 上記表示制御手段は、上記検出された重要部に基づいて上記切り替えを行うことを特徴とする請求項26に記載のカメラ。
- 上記表示制御手段は、上記表示手段に上記各画像を順次重ねて一覧表示を行う際に、上記各画像に於ける重要部が他の画像によって隠れないように配置することを特徴とする請求項26に記載のカメラ。
- 上記一覧表示に要する時間は、上記入力される画像群の画像数に無関係に一定であることを特徴とする請求項25に記載のカメラ。
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