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JP2008064230A - スラスト軸受 - Google Patents

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JP2008064230A
JP2008064230A JP2006244220A JP2006244220A JP2008064230A JP 2008064230 A JP2008064230 A JP 2008064230A JP 2006244220 A JP2006244220 A JP 2006244220A JP 2006244220 A JP2006244220 A JP 2006244220A JP 2008064230 A JP2008064230 A JP 2008064230A
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JP
Japan
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cage
roller
guide surface
pocket
thrust bearing
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JP2006244220A
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Kenji Kotaki
賢司 小滝
Toshiyuki Tanaka
利幸 田中
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】保持器とハウジング又は軸との接触摩耗、あるいはころと保持器との接触摩擦を抑制して、寿命延長を図るとともに保持器の案内をより安定した状態に維持することができるスラスト軸受を提供する。
【解決手段】このスラスト軸受1は、軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪2,3と、該一対の軌道輪2,3の間に転動可能に配置された複数の転動体4と、一対の軌道輪2,3の間に配置されて、転動体4を保持する複数のポケット7が形成された円環状の保持器5とを備える。当該保持器5の内周面が軸57によって案内される保持器案内面とされ、且つ、該保持器案内面には、凸曲面部5aが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、旋削、押出、ミル、ターニング、研削等の加工装置やポンプ等のように比較的大きなアキシャル荷重が負荷される装置、機械等の回転支持部に用いられるスラスト軸受に関する。
従来用いられているスラスト軸受を図11(a),(b)に示す。図11(a)はスラスト軸受の要部断面図であり、図11(b)は、スラスト軸受に用いられる保持器のポケット形状を示す要部断面図である。
このスラスト軸受50は、図11(a)に示すように、転動体として円柱状のころを用いており、軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪51,52と、該一対の軌道輪51,52の間に転動自在に配置された複数のころ53と、一対の軌道輪51,52の間に配置されて、ころ53を保持する複数のポケット54が形成された円環状の保持器55とを備えている(例えば、特許文献1〜3参照)。なお、スラスト軸受50では、保持器の案内構造をころ案内方式として構成されている。
そして、一対の軌道輪51,52のうちの外輪に相当する軌道輪51がハウジング56に嵌合され、内輪に相当する軌道輪52に軸57が嵌合されて、該軸57を回転自在に支持している。また、保持器55の内周面が軸57によって案内される保持器案内面となっており、該保持器案内面は保持器55の軸方向に沿うように平坦面で形成されている。また、保持器55の外径面をハウジング56によって案内される保持器案内面とする場合も、同じく、該保持器案内面は保持器55の軸方向に沿うように平坦面で形成されている。
さらに、上記のような従来の保持器55では、例えば図11(b)に示すように、ポケット54がころ53の転動面に沿って円弧状に形成されたころ案内面58を有している。該ころ案内面58では、軸方向における一方側の端部にポケット54からころ53の脱落を防ぐ突出縁部58bが形成されるとともに、他方側の端部にはポケット54内にころ53の直径より僅かに小さな間隔を設けるための挟部58aが形成されている。該挟部58aは、ころ53の転動面を接触させてポケット54内方に格納することができ、ポケット54にころ53を組み込む際には、前記狭部58aが設けられた開口側から圧入して組み込むことができるように設けられている。
特開2003−336645号公報 特開2000−81041号公報 特開平11−101241号公報
ここで、上記従来のスラスト軸受50では、保持器55の軸によって案内される保持器案内面である内周面、あるいはハウジングによって案内される保持器案内面である外周面が保持器55の軸方向に沿うように平坦面で形成されているので、軸受回転時に前記保持器案内面(保持器55の内周面又は外周面)と、軸又はハウジングとの間に多大な摩擦力が発生してしまう虞があった。このため、保持器55の摩耗が促進されて寿命低下を招く原因となり、その上相手部材である軸又はハウジングにもダメージを与えてしまうきらいがあった。また、保持器のポケットが転動体であるころの転動面に沿って円弧状に形成されているので、ころと保持器の相対的な動きが、当該円弧状に形成されたポケットにより拘束されてしまうため、ころと保持器との接触摩擦の低減の観点で改善の余地があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持器とハウジング又は軸との接触摩耗、あるいはころと保持器との接触摩擦を抑制して、寿命延長を図るとともに保持器の案内をより安定した状態に維持することができるスラスト軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪と、該一対の軌道輪の間に転動可能に配置された複数の転動体と、前記一対の軌道輪の間に配置されて、前記転動体を保持する複数のポケットが形成された円環状の保持器とを備えて、ハウジングに組込まれ、軸を回転自在に支持するスラスト軸受であって、
前記保持器の内周面および外周面の少なくとも一方が、前記ハウジング又は前記軸によって案内される保持器案内面とされ、且つ、
該保持器案内面が、凸曲面状に形成されていることを特徴とするスラスト軸受。
(2) 軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪と、該一対の軌道輪の間に転動可能に配置された複数の転動体と、前記一対の軌道輪の間に配置されて、前記転動体を保持する複数のポケットが形成された円環状の保持器とを備えて、ハウジングに組込まれ、軸を回転自在に支持するスラスト軸受であって、
前記保持器の内周面および外周面の少なくとも一方が、前記ハウジング又は前記軸によって案内される保持器案内面とされ、且つ、
該保持器案内面に、油溜まり部が設けられていることを特徴とするスラスト軸受。
(3) 軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪と、該一対の軌道輪の間に転動可能に配置された複数の転動体である円柱状のころと、前記一対の軌道輪の間に配置されて、前記転動体を保持する複数のポケットが形成された円環状の保持器とを備えて、ハウジングに組込まれ、軸を回転自在に支持するスラスト軸受であって、
前記保持器の内周面および外周面の少なくとも一方が、前記ハウジング又は前記軸によって案内される保持器案内面とされ、且つ、
前記ポケットのころ案内面の曲率半径が前記ころの転動面の曲率半径より該ポケットのすきま分だけ大きいとともに、前記ポケットのころ案内面の最大径部がストレート面で形成されていることを特徴とするスラスト軸受。
(4) 前記ポケットの前記保持器の軸方向の一方の開口部側内面に、前記ころ案内面が設けられ、
前記ポケットの前記保持器の軸方向の他方の開口部側内面に、前記ころが挿入可能なストレート面、テーパ面又は前記ころ案内面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面が設けられるとともに、前記ころを保持するころ保持部が設けられていることを特徴とする(3)に記載のスラスト軸受。
(5) 前記ポケットの前記ころの挿入側の開口幅が該ころの径より大きく、且つ、
該ころの前記ポケットからの前記保持器の軸方向への突出量は、前記ポケットのころ案内面側よりころ挿入側の方が大きいことを特徴とする(3)又は(4)に記載のスラスト軸受。
(6) 複数の前記ポケットの前記ころの挿入方向が前記保持器の円周方向に交互に逆になることを特徴とする(3)〜(5)のいずれか一項に記載のスラスト軸受。
(7) 前記保持器案内面が、凸曲面状に形成されていることを特徴とする(3)〜(6)のいずれか一項に記載のスラスト軸受。
(8) 前記保持器案内面に、油溜まり部が設けられていることを特徴とする(3)〜(6)のいずれか一項に記載のスラスト軸受。
本発明によれば、保持器の内径部又は外径部の案内面が凸曲面状に形成されているので、保持器が案内される軸やハウジング等の相手部材に対して保持器案内面が点接触となる。これにより、軸受回転時における保持器案内面と相手部材との間に発生する摩耗を大幅に抑制することができ、保持器の寿命延長を図ることができるとともに、相手部材に与えるダメージを軽減することができる。
また、本発明によれば、保持器の内径部又は外径部の案内面に油溜まり部が設けられているので、油溜まり部に保持された油により保持器が案内される軸やハウジング等の相手部材に対する保持器案内面の潤滑効果が向上する。これにより、軸受回転時における保持器案内面と相手部材との間に発生する摩耗を大幅に抑制することができ、保持器の寿命延長を図ることができるとともに、相手部材に与えるダメージを軽減することができる。
さらに、本発明によれば、ポケットのころ案内面の最大径部には、ストレート面が形成されているので、保持器の内周面又は外周面が、軸又はハウジングに案内されている場合に、転動体であるころと前記保持器との相対的な軸方向の動きが前記ころのポケット内の曲面の形状に拘束されないようにすることができ、ころと保持器との接触摩擦を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態の一例について図に従って説明する。図1は本発明の第1実施形態であるスラスト円筒ころ軸受の一部を破断した要部斜視図、図2は図1に示すスラスト円筒ころ軸に組み込まれる保持器の平面図、図3は図2に示す保持器の一部を破断した要部斜視図、図4は図1に示すスラスト円筒ころ軸受の組み込み状態を示す要部断面図、図5は図2に示す保持器のポケット形状を説明するための要部断面図、図6は図2に示す保持器のポケットに対するころの突出量を説明するための要部断面図、図7は図2に示す保持器にころを組み込んだ状態を示す要部断面図である。図8は本発明の第2実施形態であるスラスト円筒ころ軸受の組み込み状態を示す要部断面図、図9および図10は本発明の第3実施形態であるスラスト円筒ころ軸受を説明するための図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態であるスラスト円筒ころ軸受1は、軸方向Xに互いに対向して配置された外輪(軌道輪)2および内輪(軌道輪)3を備えており、外輪2と内輪3との間には、転動面4aを有する転動体である、円柱状のころ4が複数個介装されている。また、ころ4は、外輪2と内輪3との間に組み込まれた円環状の保持器5によって、円周方向に略等間隔で転動自在に保持されている。
このスラスト円筒ころ軸受1は、図4に示すように、外輪2がハウジング56に嵌合され、内輪3に軸57が嵌合されて、該軸57を回転自在に支持している。また、保持器5の内周面が軸57によって案内される保持器案内面とされており、該保持器案内面には保持器5の径方向内方に突出する凸曲面部5aが設けられている。これにより、軸受回転時に保持器5の内周面における保持器案内面が軸57に対して点接触となる。
図2及び図3に示すように、保持器5には、ころ4と同数のポケット7が円周方向に略等間隔で設けられている。ポケット7は、ころ4が組み込まれた状態で、ころ4を保持器5の円周方向に転動自在とする大きさに形成されている。
また、ポケット7の四隅の角部には、所望の曲率半径を有する逃げ部9が設けられている。この逃げ部9の曲率半径を大きくすることにより、スラスト円筒ころ軸受1の回転時にころ4とポケット7とが接触した場合に、角部に発生する応力を効果的に緩和することができる。このため、保持器5の耐久性及び耐衝撃性を向上させることができる。
また、図3に示すように、ポケット7のころ4の転動面4aと対向する位置には、ころ案内面8が形成されている。ころ案内面8は、ころ4の転動面4aに沿って略円弧状に形成されている。また、該ころ案内面8の曲率半径は、転動面4aの曲率半径よりポケット7のすきま分だけわずかに大きく設定されている。
ころ案内面8は、図5に示すように、ポケット7の保持器5の軸方向の一方の開口部側内面に設けられており、ポケット7の保持器5の軸方向の他方の開口部側内面には、外開きのテーパ面71が設けられ、組み立て時に該テーパ面71側によりころ4が挿入される。テーパ面71のテーパ角は、5〜10°とされている。なお、外開きのテーパ面71に代えて、ストレート面、或いはころ案内面8の曲率半径より大きい曲率半径の曲面とすることもできるが、ころ4の挿入性を考慮すると、ポケット7のころ挿入側の開口幅d4の値をころ4の径よりも大きくしたテーパ面71とすることが望ましい。
また、ポケット7のころ案内面8とテーパ面71との間には、ポケット7に挿入されたころ4を該ポケット7内に保持するころ保持部72がストレート面を有して設けられており、ポケット7のころ挿入側の開口幅d4とポケット7のころ保持部72の内幅d3とポケット7のころ案内面8側の開口幅d1との関係がd1<d3<d4とされている。ころ保持部72は、本実施形態では、ストレート面としているが、ポケット7からのころ4の脱落を防止することができればよく、ストレート面に代えて、ころ案内面8と連続する曲面(凹曲面)でもよいし、逆の曲率を有する曲面(凸曲面)でもよい。ただし、ポケット7へのころ4の挿入時のころ4との接触摩擦による変形を考えるとストレート面とすることが望ましい。また、ころ保持部72のストレート面の保持器5の軸方向長さL1は、ポケット7へのころ4の挿入しやすさ(L1が短いほど挿入しやすい)と、ころ4の挿入時のポケット7の変形(L1長いほど変形しにくい)を考慮して決定される。本実施形態では、L1=0.05d0としてある。なお、値d0はころ案内面8の曲率半径の2倍の値であり、該値d0はころ径とポケットすきまとの和に等しい値としている。
さらに、ポケット7のころ案内面8における、保持器5の周方向での最大径部(d2=d0となる箇所)には、図5に示すように、ストレート面8aが形成されている。このストレート面8aにより、保持器5の内周面が軸57によって案内される場合に、ころ4と保持器5との相対的な軸方向の動きがころ4のポケット7内面の曲面の形状に拘束されないようにすることができる。なお、本実施形態では、ころ案内面8をゴシックアーチ形状として、その交差部(保持器5の周方向での最大径部)にストレート面8aを形成しているが、ころ案内面8を単一曲面として、その最大径部にストレート面8aを形成するようにしてもよい。また、ストレート面8aの保持器5の軸方向長さL2は、軸案内となるための保持器5の軸方向の動き量を考慮して決定される。本実施形態では、前記値d0に基づき、L2=0.05d0としてある。
さらに、本実施形態では、ころ4のポケット7への挿入性を考慮して、図6に示すように、ころ4のポケット7からの保持器5の軸方向のころ挿入側の突出量bを、ころ4のポケット7からの保持器5の軸方向のころ案内面8側の突出量aより大きくなるようにポケット5が形成される(b>a)。
また、本実施形態では、図7に示すように、保持器5の複数のポケット7のころ4の挿入方向が保持器5の円周方向に交互に逆になるようにポケット7を形成している。このようなポケット7の配置とすることにより、組み込み時のスラスト円筒ころ軸受1の向きに関係なく、保持器5の軸案内動作を安定した状態に維持することができる。
したがって、この実施形態によれば、保持器5の内径部の案内面に凸曲面部5aを設けているので、保持器5が案内される軸57に対して保持器5の案内面が点接触となる。これにより、軸受回転時における保持器5の案内面と軸57との間に発生する摩耗を大幅に抑制することができ、保持器5の寿命延長を図ることができるとともに、軸57に与えるダメージを軽減することができる。また、最大径部にストレート面8aが形成されているので、保持器5の内周面が軸57によって案内される場合に、ころ4と保持器5との相対的な軸方向の動きがころ4のポケット7内面の曲面の形状に拘束されないようにすることができる。これにより、ころ4と保持器5との接触摩擦を軽減することができ、保持器の案内をより安定した状態に維持することができる。
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態であるスラスト円筒ころ軸受について説明する。なお、上述した第1実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第2実施形態であるスラスト円筒ころ軸受1aは、図8に示すように、外輪2がハウジング56aに嵌合され、内輪3に軸57が嵌合されて、該軸57を回転自在に支持している。また、保持器5の外周面がハウジング56aによって案内される保持器案内面とされており、該保持器5の保持器案内面には保持器5の径方向外方に突出する凸曲面部5aが設けられている。これにより、軸受回転時に保持器5の外周面の保持器案内面がハウジング56aに対して点接触となる。
したがって、本実施形態によれば、保持器5の外周面の保持器案内面に凸曲面部5aが設けられているので、保持器5が案内されるハウジング56aに対して保持器5の保持器案内面が点接触となる。これにより、軸受回転時における保持器5の案内面とハウジング56aとの間に発生する摩耗を大幅に抑制することができ、保持器5の寿命延長を図ることができるとともに、ハウジング56aに与えるダメージを軽減することができる。なお、その他の構成および作用効果は、上述した第1実施形態と同様である。
次に、図9および図10を参照して、本発明の第3実施形態であるスラスト円筒ころ軸受を説明する。なお、上述した第1の実施形態と重複する部分については、各図に同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第3実施形態であるスラスト円筒ころ軸受1bは、図9に示すように、内輪3に軸57が嵌合され、外輪2がハウジング56に嵌合されて、前記軸57を回転自在に支持している。また、保持器5の内周面が軸57によって案内される保持器案内面とされており、該保持器案内面には、図9および図10(a)に示すように、保持器5の周方向全周に亙って断面円弧状の油溜まり溝(油溜まり部)5bが形成されている。
したがって、本実施形態によれば、保持器5の内周面の保持器案内面に油溜まり溝5bが設けられているので、この油溜まり溝5bに保持された油により、保持器5の保持器案内面が油膜を介して軸57に案内され、潤滑効果が向上する。これにより、軸受回転時における保持器5の案内面と軸57との間に発生する接触摩耗を大幅に抑制することができ、保持器5の寿命延長を図ることができるとともに、軸57に与えるダメージを軽減することができる。その他の構成および作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、油溜まり溝5bの形状は断面円弧状に限定されるものではなく、種々の形状を採用することができる。例えば、油溜まり溝5bの形状を、図10(b)に示すように、断面台形状や、図10(c)に示すように、断面三角形状としてもよい。
また、本実施形態では、保持器5の内周面を軸57によって案内される保持器案内面として、該保持器案内面に油溜まり溝5bを形成した場合を例示したが、保持器5の外周面をハウジングによって案内される保持器案内面とし、該保持器案内面に、上述した同様(図10(a)〜図10(c))の油溜まり溝5bを形成するようにしてもよい。この場合には、保持器5の外周面の保持器案内面に油溜まり溝5bが設けられるので、この油溜まり溝5bに保持された油により、保持器5の保持器案内面が油膜を介してハウジングに案内され、潤滑効果が向上する。これにより、軸受回転時における保持器5の案内面とハウジングとの間に発生する接触摩耗を大幅に抑制することができ、保持器5の寿命延長を図ることができるとともに、ハウジングに与えるダメージを軽減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、一体型の保持器を備えたスラスト軸受を例示したが、これに代えて、ピン等により結合される分割型の保持器を備えたスラスト軸受に本発明を適用してもよい。
本発明の第1実施形態であるスラスト円筒ころ軸受の一部を破断した要部斜視図である。 図1に示すスラスト円筒ころ軸に組み込まれる保持器の平面図である。 図2に示す保持器の一部を破断した要部斜視図である。 図1に示すスラスト円筒ころ軸受の組み込み状態を示す要部断面図である。 図2に示す保持器のポケット形状を説明するための要部断面図である。 図2に示す保持器のポケットに対するころの突出量を説明するための要部断面図である。 図2に示す保持器にころを組み込んだ状態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態であるスラスト円筒ころ軸受の組み込み状態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態であるスラスト円筒ころ軸受を説明するための要部断面図である。 図9に示すスラスト円筒ころ軸受に組み込まれる保持器に形成される油溜まり溝の形状例を示す要部断面図であり、(a)は図9のA部詳細図、(b)および(c)は油溜まり溝の変形例を示す図である。 (a)従来のスラスト軸受の一例であるスラスト円筒ころ軸受を説明するための要部断面図であり、(b)従来のスラスト軸受の保持器のポケット形状を説明するための要部断面図である。
符号の説明
1,1a,1b スラスト円筒ころ軸受(スラスト軸受)
2 外輪(軌道輪)
3 内輪(軌道輪)
4 円筒ころ(転動体)
5 保持器
5a 凸曲面部(保持器案内面)
5b 油溜まり溝(油溜まり部)
7 ポケット
8 ころ案内面
8a ストレート面
71 テーパ面
72 ころ保持部

Claims (8)

  1. 軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪と、該一対の軌道輪の間に転動可能に配置された複数の転動体と、前記一対の軌道輪の間に配置されて、前記転動体を保持する複数のポケットが形成された円環状の保持器とを備えて、ハウジングに組込まれ、軸を回転自在に支持するスラスト軸受であって、
    前記保持器の内周面および外周面の少なくとも一方が、前記ハウジング又は前記軸によって案内される保持器案内面とされ、且つ、
    該保持器案内面が、凸曲面状に形成されていることを特徴とするスラスト軸受。
  2. 軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪と、該一対の軌道輪の間に転動可能に配置された複数の転動体と、前記一対の軌道輪の間に配置されて、前記転動体を保持する複数のポケットが形成された円環状の保持器とを備えて、ハウジングに組込まれ、軸を回転自在に支持するスラスト軸受であって、
    前記保持器の内周面および外周面の少なくとも一方が、前記ハウジング又は前記軸によって案内される保持器案内面とされ、且つ、
    該保持器案内面に、油溜まり部が設けられていることを特徴とするスラスト軸受。
  3. 軸方向に互いに対向して配置された一対の軌道輪と、該一対の軌道輪の間に転動可能に配置された複数の転動体である円柱状のころと、前記一対の軌道輪の間に配置されて、前記転動体を保持する複数のポケットが形成された円環状の保持器とを備えて、ハウジングに組込まれ、軸を回転自在に支持するスラスト軸受であって、
    前記保持器の内周面および外周面の少なくとも一方が、前記ハウジング又は前記軸によって案内される保持器案内面とされ、且つ、
    前記ポケットのころ案内面の曲率半径が前記ころの転動面の曲率半径より該ポケットのすきま分だけ大きいとともに、前記ポケットのころ案内面の最大径部がストレート面で形成されていることを特徴とするスラスト軸受。
  4. 前記ポケットの前記保持器の軸方向の一方の開口部側内面に、前記ころ案内面が設けられ、
    前記ポケットの前記保持器の軸方向の他方の開口部側内面に、前記ころが挿入可能なストレート面、テーパ面又は前記ころ案内面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面が設けられるとともに、前記ころを保持するころ保持部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のスラスト軸受。
  5. 前記ポケットの前記ころの挿入側の開口幅が該ころの径より大きく、且つ、
    該ころの前記ポケットからの前記保持器の軸方向への突出量は、前記ポケットのころ案内面側よりころ挿入側の方が大きいことを特徴とする請求項3又は4に記載のスラスト軸受。
  6. 複数の前記ポケットの前記ころの挿入方向が前記保持器の円周方向に交互に逆になることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載のスラスト軸受。
  7. 前記保持器案内面が、凸曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載のスラスト軸受。
  8. 前記保持器案内面に、油溜まり部が設けられていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載のスラスト軸受。
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