JP2008048014A - アンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも,放射器と平板状の反射器とを備えるアンテナおいて,前記反射器は,受信する電波の偏波の方向に対して平行する方向に長手方向を有し,電波の到来方向に直交する面に略平行に配される矩形に形成された第1の反射器と,該第1の反射器の両長辺側をそれぞれ放射器方向に折曲部において折り曲げ形成し,受信する電波の偏波の方向に対して平行する方向に長手方向を有し,電波の到来方向に平行する面に略平行に配される矩形に形成された第2の反射器とからなる。そして,前記アンテナは,シールド性を有する電子機器箱体に収容された受信した信号を処理する信号処理回路を備え,該電子機器箱体は前記第1の反射器の一部を利用して構成した。
【選択図】 図5
Description
(例えば,特許文献1参照)
そこで,本発明においては,アンテナを小型化すると共に,なるべく薄型に構成することによって,ベランダやアンテナ支柱だけでなく室内設置にもその操作性がよく汎用性の高いアンテナを提案することになされるものであり,
その目的は,簡単な構成で電気的特性のよいアンテナを提案することを課題とする。
他の目的は,広帯域に亘って特性のよいアンテナを提案することを課題とする。
他の目的は,小型でも高性能なアンテナを提供することを課題とする。
他の目的は,設置工事に際して簡単且つ安全なアンテナを提供することを課題とする。
前記反射器は,受信する電波の偏波の方向に対して平行する方向に長手方向を有し,電波の到来方向に直交する面に略平行に配される矩形に形成された第1の反射器と,該第1の反射器の両長辺側をそれぞれ放射器方向に折曲部において折り曲げ形成し,受信する電波の偏波の方向に対して平行する方向に長手方向を有し,電波の到来方向に平行する面に略平行に配される矩形に形成された第2の反射器とからなるように構成した。
図1は本発明に係るアンテナの第1実施例の構成を示す概略斜視図であり,図2は第1実施例のアンテナを構成する放射器の概略構成図であり,図3は第1実施例のアンテナの構成を示す概略図であり,(a)は右側面図,(b)は上面図である。図4は本発明に係る第2実施例のアンテナの構成を示す前方側概略斜視図である。図5は本発明に係る第2実施例のアンテナの構成を示す後方側概略斜視図であり,図6は第2実施例のアンテナの一部を切断した概略断面図であり,図7は第2実施例のアンテナにおいて,反射器の形状を変化させたときの電気的特性のデータである。
先ず放射器10について図1および図2を用いて説明する。図1および図2において10は本発明の実施例の放射器を示す。この図に示されるように放射器10は,第1放射器11と第2放射器12を,図に示される前方(図に示される矢印F方向)に第2放射器12,後方に第1放射器11となるように相互に離隔して平行に配した構成になっている。この第1放射器11は薄板状の導電材を矩形に形成した一対の放射素子11a,11bをその長手方向の軸線を一致させて互いに対称位置に離隔して配置し,前記第2放射器は薄板状の導電材を矩形に形成した一対の放射素子12a,12bをその長手方向の軸線を一致させて互いに対称位置に離隔して配置すると共に,第1放射器11と第2放射器12とは相互に所定間隔だけ離して平行に配するように構成されている。
そして,矩形に形成された前記第1放射器11の放射素子11a,11bの四隅の内で最も内側で前記第2の放射器側に位置する元部Aa,Abと,前記第2放射器12の放射素子12a,12bの元部Ca,Cbの間であって,第1放射器11と第2放射器12の配列方向に相対向する元部と元部との間には,夫々位相調整用の位相調整手段15a,15bを介設している。
ここで,放射器の具体的な寸法を図3に示す。第1放射器11は長さW11=150mm,幅WW1=25mmの放射素子を長さW1=315mmとなるようにその長手方向の軸線を一致させて互いに対称位置に離隔して配置されており,第2放射器12は長さW22=130mm,幅WW2=25mmの放射素子を長さW2=275mmとなるようにその長手方向の軸線を一致させて互いに対称位置に離隔して配置されている。第1放射器11と第2放射器12の間隔L2=60mmである。
このように構成された放射器10は第1放射器11,第2放射器12の配列方向に最大の指向特性を有するように構成される。
尚,本発明の実施例において,前記第1放射器11および前記第2放射器12は板圧t=0.2mmの金属板を所定長に打ち抜き加工したものであるが,導電材をプレス加工したものでもよいし,薄い導電在を樹脂で一体成形した物でもよいなど,導電材料であれば実施例に限定されるものではない。
また,本発明の実施例では,前記位相調整手段15はプリント配線板に備えられた金属導体を所定の長さにエッチングすることによって形成したものでもよいし,金属板等を所定長に打ち抜き形成するなどして形成してもよい。
ここで,反射器29の具体的な寸法を図3に示す。第1反射器20は長さW4=320mm,高さH4=55mmであり,第2放射器12は第1放射器の長辺14において放射器10の方向に幅WW4=22.5mm(長さはW4と同じ寸法の320mm)だけ折り返した構成となっている。そして,第1放射器11と反射器20の間隔L3=55mmである。
尚,本発明の実施例において,前記反射器22は板圧t=0.2mmの金属板を所定長に折り曲げ加工したものであるが,導電材をプレス加工したものでもよいし,薄い導電在を樹脂で一体成形したものでもよいなど,導電材料であれば実施例に限定されるものではない。
図7において反射板Bで示されるのは,平板状であるのは反射板Aと同様であるが,高さH4が約半分の寸法である320×55mmであるときのデータである。(即ち,反射器B=高さが反射器Aの略半分。)
図7において反射器Cで示されるのは,本発明に係る実施例に示される反射器20であり,図1などによく示されるように反射器20は第1反射器21の長辺側から第2反射器22を放射器方向に折り曲げ形成した断面略コ字状に形成されている場合のデータである。この場合,第1反射器21の寸法が320×55mmであり第2反射器22が放射器10方向に22.5mm突設した状態にあるときのデータであるから,反射器Cは高さが100mmの反射器Aをコ字状に折り曲げ形成したものと同じである。(即ち,反射器C=反射器Aをコ字状にした。)
そこで次に,反射器Bの高さはそのままで,反射器Bの長辺14から放射器10方向に第2反射器22を突設させ,断面略コ字状に形成した反射器Cを用いて電気的特性を測定すると,動作利得においては反射器Aの場合と比較して僅かに低下するものの,そのほかは,ほぼ同程度の特性が得られることがわかる。
つまり,本発明の実施例に示される反射器20に示されている構成にすることによって,反射器の高さH4(即ち,第1の反射器61の高さ)を,高さが100mmの反射板の略半分程度にしても電気的特性を劣化させることなく,反射器の高さ方向の寸法を低くできることになり,延いてはアンテナを薄型でスリムに構成できるのである。
シールドケース31は,少なくとも信号増幅回路を収納するケース本体32から構成されており,本実施例ではケース本体32は前後を開口した枠体である。そして,この枠体32に信号増幅回路が形成されたプリント配線板を収納したら,枠体32の前方側の開口部を前記反射器20の第1反射器21によって閉塞されるように第1反射器21にシールド性を損なうことなく密着するように組み付けられる。そして,反射器に枠体32を組み付けたなら,枠体32の後方側の開口部を蓋体33で閉塞することによって,シールド性に優れた信号増幅回路30が形成されている。
尚,信号処理回路30を信号増幅回路で構成した例を示したが,例えば,本発明のアンテナで受信した信号と外部アンテナからの信号を混合する混合回路でもよく,信号増幅回路と混合回路を併せ持ったものでもよいなど,特に実施例に限定されるものではない。この場合,図に示される34がアンテナ出力端子であり,35が外部アンテナ入力端子である。
尚,本発明の第2実施例においては,信号処理回路30は第1反射器21の後方側に取り付けた例を示したが,特にこの実施例に限定されるものではなく,電気的特性に影響が出ない範囲において,反射器の一部を信号処理回路30のシールドケースの一部として使用すればよく,反射器の前側であってもよいし,反射器を挟み込むようにしてもよく,特にその取り付け位置は限定されるものではない。
尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
Claims (5)
- 少なくとも,放射器と平板状の反射器とを備えるアンテナおいて,
前記反射器は,受信する電波の偏波の方向に対して平行する方向に長手方向を有し,電波の到来方向に直交する面に略平行に配される矩形に形成された第1の反射器と,
該第1の反射器の両長辺側をそれぞれ放射器方向に折曲部において折り曲げ形成し,受信する電波の偏波の方向に対して平行する方向に長手方向を有し,電波の到来方向に平行する面に略平行に配される矩形に形成された第2の反射器とからなることを特徴としたアンテナ。
- 前記アンテナは,シールド性を有する電子機器箱体に収容された受信した信号を処理する信号処理回路を備え,該電子機器箱体は前記第1の反射器の一部を利用して構成したことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ
- 前記信号処理回路は,このアンテナで受信した信号を増幅する増幅回路であることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ
- 前記信号処理回路は,このアンテナで受信した信号と,このアンテナが受信する周波数帯の信号とは異なる周波数帯を受信する外付けのアンテナで受信した信号とを混合する混合回路であることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ
- 請求項5の発明は,請求項1から請求項4の何れか一項に記載のアンテナにおいて,その使用周波数はUHF帯であるように構成した。
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