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JP2008043058A - 同期モータ制御装置とその制御方法 - Google Patents

同期モータ制御装置とその制御方法 Download PDF

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Shinya Morimoto
進也 森本
Akira Kumagai
彰 熊谷
Mamoru Takagi
護 高木
Kozo Ide
耕三 井手
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Abstract

【課題】 電流検出部へノイズが混入したり、電圧出力分解能が低くても、高精度な位置決めが可能で停止時の振動を抑制できる同期モータ制御装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】 回転位置を検出する位置検出部(11)と、電流を検出する電流検出部(1)と、回転位置から求められる磁極位置を基準とした電気角位相により電流を磁束方向のd軸電流と磁束と直交するq軸電流とに変換する座標変換部(2)と、同期モータに与えるトルク指令に基づいてd軸電流およびq軸電流を制御するdq軸電流制御部と、同期モータの回転速度を検出する回転速度検出部(12)と、を備えた同期モータ制御装置において、電気角位相にオフセット角度を加算するオフセット角度加算部(15)と、回転速度またはトルク指令または回転位置に応じてオフセット角度を調整するオフセット角度調整部(14)とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、低トルク・低速度および停止時に電流検出精度や電圧出力分解能が低い場合でもノイズ等によるトルク変動を抑えて精密な制御を可能とする同期モータ制御装置とその制御方法に関する。
従来の同期モータ制御装置を図に基づいて説明する。図2は同期モータの磁極位置を基準としたdq座標系を示す。dq座標系上ではトルクTはq軸電流Iqとトルク定数Ktにより式(1)のように表せる。
T=Kt×Iq (1)
図3に従来の制御ブロック図を示す。同期モータの電流を電流検出器1により検出し、A/D変換器を通して読み込む。読み込んだ電流検出値は座標変換器2によりdq座標系における電流、つまりd軸電流Idとq軸電流Iqに変換される。速度制御器3により得られるトルク指令T*から、q軸電流指令Iq* を T*/Kt により求め、前記q軸電流Iqとの差分をとりPI制御器4aによりq軸制御指令を決定する。d軸電流指令は0として、前記d軸電流Idとの差分をとり前記q軸と同様にPI制御器4bによりd軸制御指令を求める。フィードフォーワード補償器5は誘起電圧や同期モータのインピーダンスを補償する電圧をd軸、q軸個別に求め、それぞれのd軸制御指令、q軸制御指令に加算し、dq軸電圧指令を求める。前記dq軸電圧指令を2相3相変換器6により相電圧指令に変換し、PWM制御器7によりインバータ回路8を制御して電圧を同期モータへ出力する。尚、永久磁石内蔵型同期モータの場合は、リラクタンストルクを有効に利用するため、トルク指令とモータ特性に応じてd軸電流指令を決定している。
このような同期モータの制御を用いて精密機器を駆動する際、応答性を確保するため制御ゲインを高くする必要があるが、制御ゲインが高い場合はエンコーダの離散化誤差、電流検出分解能、電圧指令分解能などの影響で停止時に微小な振動が発生する。この振動を抑制するため、従来は位置制御および速度制御のゲインを停止時のみ下げるようにして調整していた。
図4において、モータの相電流を複数の増幅手段をもつ電流増幅器125へ取り込み、増幅された複数の電流ベクトル125a、125bを電流切替器126により外部セレクト信号Xに基づいて選択して1つの電流ベクトルを選択し、電流指令も前記外部セレクト信号に基づいて変換するようにすることで、必要な電流精度を外部セレクト信号により選択できるようにしている。
また、電流の検出分解能に起因するトルク脈動の低減やトルク制御の精密性を上げるため、増幅率の異なる複数の電流増幅器を備え、必要な電流検出分解能に応じて増幅器を切り替えるものもある(例えば、特許文献1参照)。また、同期モータの方程式を元にトルク指令に従って電流を流す位相と振幅を変化させて等価的に精密なトルク制御を行うものもある(例えば、特許文献2参照)。
図5において、電流演算部はエンコーダにより検出した位相θAとトルク指令により、電流を指令する位相と振幅を変化させて3相の電流指令を作成する際に、振幅と位相を変化させることにより精度が必要な場合は位相を最適値よりずらして振幅を増加させて電流を増やすことにより、電流分解能を上げるのと等価な特性を持たせている。
特開平10−17222号公報(図1) 特開平4−161085号公報(頁2〜4、第1図)
従来のモータ制御装置は、電流検出や電圧出力の分解能が固定であり、制御精度はこれら分解能に依存しているため、高精度な制御のためには高価な高分解能センサや高分解能出力を必要としていた。また、制御ゲインを切り替える方法は、応答を抑えることにより停止時の振動を減らすが、センサ情報などに含まれる誤差やノイズなどの外乱が入ると振動を抑制できないという問題点があった。
特許文献1の複数の増幅器を切り替える方法では、増幅器や切り替え部が必要となるため、コスト高になるという問題があった。
特許文献2の電流指令の位相と振幅を調整する方法では、電流検出分解能を等価的に増やすことができるが、停止時の振動を目的としているものではなく電流検出信号や位相情報に外乱が入ると振動を抑制できない。また電流指令を操作するために演算が複雑になるという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、電流検出部へノイズが混入したり、電圧出力分解能が低くても、高精度な位置決めが可能で停止時の振動を抑制できる同期モータ制御装置とその制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、同期モータの回転位置を検出する位置検出部と、前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記回転位置から求められる磁極位置を基準とした電気角位相により前記電流を磁束方向のd軸電流と磁束と直交するq軸電流とに変換する座標変換部と、前記同期モータに与えるトルク指令に基づいて前記d軸電流および前記q軸電流を制御するdq軸電流制御部と、前記同期モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、を備えた同期モータ制御装置において、前記電気角位相にオフセット角度を加算するオフセット角度加算部と、前記回転速度または前記トルク指令または前記回転位置に応じて前記オフセット角度を調整するオフセット角度調整部と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2の記載の発明は、請求項1の記載の同期モータ制御装置において、前記オフセット角度調整部は、前記回転速度が設定した停止レベルよりも高いか、または前記トルク指令が設定したトルク切替レベルよりも大きいときに前記オフセット角度を0とし、前記回転速度が前記停止レベルよりも低くかつ前記トルク指令が前記トルク切替レベルよりも小さいときに前記オフセット角度を大きくなるように調整することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1の記載の同期モータ制御装置において、前記オフセット角度調整部に、同期モータの位置制御を行う際に位置指令の変化がなくなり、前記位置指令と前記回転位置との偏差が設定した偏差レベルよりも小さくなったときに前記オフセット角度を大きくするように調整することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3記載の同期モータ制御装置において、前記トルク指令に前記オフセット角度から求めたトルク補正値を乗じることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の同期モータ制御装置において、前記トルク補正値は前記オフセット角度をΔθとすると1/cosΔθにより計算することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、同期モータの回転位置を検出する位置検出部と、前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記回転位置から求められる磁極位置を基準とした電気角位相により前記電流を磁束方向のd軸電流と磁束と直交するq軸電流とに変換する座標変換部と、前記同期モータに与えるトルク指令に基づいて前記d軸電流および前記q軸電流を制御するdq軸電流制御部と、前記同期モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、を備えた同期モータの制御方法において、前記回転位置から電気角位相を求めるステップと、前記電気角位相にオフセット角度を加算するステップと、前記回転速度応じて前記オフセット角度を調整するステップと、前記オフセット角度に応じてトルク補正値をもとめるステップと、前記トルク補正値をトルク指令に乗算するステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の同期モータの制御方法において、前記回転速度に応じて前記オフセット角度を調整するステップの代わりに、前記トルク指令または前記回転位置に応じて前記オフセット角度を調整するステップを備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によると、電流検出値を座標変換する際に、電流の座標変換位相に対するオフセット角度を加算することにより、発生トルクを抑制し、結果的に同じトルクを発生させるための電流を増加させ、制御指令に対するS/N比を上げることができる。
請求項2に記載の発明によると、モータの回転速度が停止のレベルになりトルク指令が低い場合にのみオフセット角度を加算するようにすることができ、通常運転時の効率を最大にしながら、低回転時に高精度なトルクや速度の制御ができるようになる。
請求項3に記載の発明によると、位置制御時の位置決め動作の際にのみオフセット角度を加算することができ、モータが回転するときの効率を最大にしながら、高精度な位置決めと停止時の振動抑制ができる。
請求項4および5に記載の発明によると、トルク指令を補正する機能を追加することにより、トルク制御を高精度化することができる。
請求項6および7に記載の発明によると、電流検出部へイズが混入したり、電圧出力分解能が低くても、高精度な位置決めが可能で、停止時の振動を抑制できる同期モータの制御方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の同期モータ制御装置の制御ブロック図である。図1は位置制御を行う場合の実施例を示している。図において、位置制御部11はエンコーダ10から取り込んだ位置と位置指令とを比較して速度指令を求める。速度制御部3は前記位置から微分部12を通して得られた回転速度と前記速度指令とを入力し、トルク指令T*を演算する。電流指令演算部13はトルク指令からq軸電流指令Iq*とd軸電流指令Id*を演算する。ここで、前記電流指令演算部13では、前記q軸電流指令Iq*およびd軸電流指令Id*を次のようにして求める。トルクと電流の関係は、磁束をφ、極対数をpn、dq軸に変換したインダクタンスをLd、Lqとすると、式(2)のようになる。

表面磁石型同期モータ(SPMM)の場合は、Ld=Lqであるので式(2)は式(3)になる。

つまり電流指令は次のようにして求めればよい。
Iq* = T*/(pn・φ) (4)
Id* = 0
埋込磁石型同期モータ(IPMM)では、高効率化のためにリラクタンストルクを利用するため、d軸電流は0とはならない。最大効率を得るためのd軸電流Id*は式(5)のようになる。

式(2)と式(5)の連立方程式を解くことにより、前記Id*、Iq*を求める。実際の演算では、計算量を減らすために、式(2)式(5)を簡略化あるいはあらかじめ計算してテーブル化しておいたものを使用する場合もある。また、高速回転の領域において、電圧が飽和しないように弱め界磁制御などを適用してd軸電流指令を更に操作する場合もある。
電流制御部は、同期モータの電流を電流検出部1により検出し、A/D変換部を通して読み込み、座標変換部2によりdq座標系における電流、つまりd軸電流Idとq軸電流Iqに変換される。前記d軸電流指令Id*および前記q軸電流指令Iq*は、それぞれ前記d軸電流Idと前記q軸電流Iqと差分をとりそれぞれPI制御部4a、4bに入力し、d軸制御指令、q軸制御指令を決定する。フィードフォーワード補償部5は式(6)に示すモータの方程式に従い、誘起電圧や同期モータのインピーダンスを補償する電圧をd軸、q軸個別に求め、それぞれのd軸制御指令、q軸制御指令に加算し、dq軸電圧指令Vd,Vqを求める。

ここで、vd, vqはそれぞれd軸電圧、q軸電圧、Rは巻線抵抗、ωは電気角周波数、pは微分演算子である。電気角周波数は回転速度にモータの極数を乗じて求められる。求められた前記dq軸電圧指令は2相3相変換部6により相電圧指令に変換され、PWM制御部7によりインバータ回路8を駆動して電圧を同期モータへ出力する。オフセット角度調整部14はトルク指令、回転速度または位置指令によりオフセット角度を演算する。位置検出部9はエンコーダ10から取り込んだ位置からモータの磁極位置を計算する。前記磁極位置に前記オフセット角度を加算部15により加算し、前記座標変換部2に入力する。
本発明が従来技術と異なる部分は、モータの状況応じてオフセット角度を演算するオフセット角度演算部とエンコーダから検出した位相に対して前記オフセット角度を加算するオフセット角度加算部とを備えた部分である。オフセット角度を加算することによりトルクおよび電流は次のようになる。つまり、前記オフセット角度をΔθとすると、同期モータに実際に流れるd軸電流Idmおよびq軸電流Iqmと前記座標変換後のd軸電流Idおよびq軸電流Iqとの関係は、式(7)のようになる。

電流制御は指令と検出値を一致させるように制御する。表面磁石型同期モータを例にすると、式(4)よりIdが0となるように制御されるので、電流指令と電流検出値が一致すると式(7)より次のようになる。

この場合q軸電流指令Iq*により同期モータに発生するトルクTは式(3)より、

となり、指令よりも実際に発生するトルクがcosΔθの分だけ小さくなる。この時、速度制御部3は不足したトルク分を補うように動作しトルク指令T*が大きく補正される。これは、同じトルクを発生するために必要な電流が大きくなることを意味する。
ここで電流を大きくした場合の効果について説明する。3相モータを制御する場合、モータ内部で3相が短絡されているため、3相のうち2相を検出するのが一般的となっている。U相電流iuとV相電流iuを検出する場合、前記座標変換部は以下のようになる。

式(10)では大きさは保存されるため、電流検出に誤差があればそれがそのままId、Iqの誤差となる。電流検出値が1%の誤差を持つとすると、Id、Iqにも1%の誤差が含まれることになる。停止時に電流制御を行うと電流検出誤差によるトルクが発生してモータが回転する。モータが回転することにより位置制御部11および速度制御部3によりトルク指令を発生させる。これは電流検出ばかりでなく、電圧出力分解能が低い場合も同様である。このような状況で、オフセット角度を操作することにより発生トルクはトルク指令よりも小さくなるためトルク指令が大きくなり電流値も大きくなる。前記オフセット角度Δθが60度とすると、同じトルクを発生させるトルク指令は2倍となり、電流は2倍の電流を流すことになる。この時、電流誤差成分が1%であるとすると、2倍の電流を流すためトルクに対する電流誤差の影響は相対的に半分の0.5%となる。つまり、電流検出誤差の影響が半分になる。また、ゲインは等価的に半分になり外乱に対する応答性が下がるため振動を抑制することができる。
図6は前記オフセット調整部の実施例2を示すブロック図である。図において、回転速度とトルク指令を入力し、それぞれ停止レベルおよびトルク切替レベル設定値と比較する。前記停止レベルから前記回転速度の絶対値を減じた停止判定値が負の場合は0、前記停止判定値が正になると前記停止判定値に比例して大きくなるような係数KSを求める。また、前記トルク切替レベルから前記トルク指令の絶対値を減じたトルク判定値が負の場合は0、前記トルク判定値が正の場合は前記トルク判定値に比例して大きくなるような係数KTを求める。前記係数KSと前記KTを乗じることによりオフセット角度に対する係数を求め、設定したオフセット角度基準値に乗じることによりオフセット角度を求める。これにより、速度が低くトルク指令が低い間のみオフセット角度を加算することにより、トルク指令が大きい場合や回転速度が大きいときには高効率で運転し、低速度・低トルクの領域では実施例1で説明したように外乱に対する応答を下げ振動を抑制することができる。
図7は前記オフセット調整の実施例3を示す図である。図において、位置指令と回転位置とを入力し、位置指令の前回値との差分が0となったときに動作する位置指令停止判定スイッチ71と前記位置指令と前記回転位置との差分値を計算する減算部と前記差分値が設定した位置決めレベルよりも小さくなったときに動作する位置決め判定スイッチ72とから構成され、オフセット角度設定値を前記位置指令停止判定スイッチ71と前記位置決め判定スイッチ72とが閉じたときにオフセット角度を出力するようになっている。また図6では、オフセット角度が急激に変化するのを防止するための一次遅れフィルタ73を追加している。これにより、位置制御を行う際に位置決め時のみ高精度なトルク制御を可能とし、位置が変化している間は高効率な運転が可能となる。
尚、位置決め時のオーバーシュートなどがある場合には、一定時間経過後にスイッチを動作させるようなディレイ回路を設けることで、位置決めが安定した後にオフセット角度を出力するようにして、安定化を図ることもできる。
図8に実施例4を示す制御ブロック図を示す。実施例1から実施例3においては、トルク指令とモータの発生トルクに誤差が発生する。このためトルク制御時には指令と実際のトルクとを一致させることができない。これを防止するため、トルク指令から電流指令を計算する際にオフセット角度に応じて変化させるゲインをトルク指令に乗じるトルク指令補正部81を追加する。オフセット角度によるトルクの変化は式(9)に示すようにcosΔθ倍となるため、係数として(1/cosΔθ)を乗じることによりトルク指令と実トルクを一致させることができる。これを実施例1から実施例3と併用することにより、回転数が低回転・低トルクあるいは停止時にトルクを高精度に制御し、それ以外の領域では高効率な運転が可能となる。
図9は本発明の同期モータ制御方法のフローチャートである。図9において、ステップST1で回転位置から電気角位相を求め、ステップST2で電気角位相にオフセット角度を加算し、ステップST3で回転速度の応じてオフセット角度を調整し、ステップST4でオフセット角度に応じてトルク補正値をもとめ、ステップST5でトルク補正値をトルク指令に乗算する。
以上のように、電流検出精度や電圧出力精度が悪い場合であっても、停止時や低速・低トルク時に電流制御を高精度化することが可能となるため、高精度が必要な用途だけでなく、一般的な用途でも低コストの電流検出手段や電圧出力手段を使うことができ、制御装置のコストを下げることも可能となる。
本発明の第1実施例を示すモータ制御装置の制御ブロック図 同期モータの座標系を示す図 従来の同期モータの制御ブロック図 従来の特許文献1の構成を示す図 従来の特許文献2の構成を示す図 本発明の実施例2を示すオフセット調整手段のブロック図 本発明の実施例3を示すオフセット調整手段のブロック図 本発明の実施例4を示す制御ブロック図 本発明の同期モータ制御方法のフローチャート
符号の説明
1 電流検出部
2 座標変換部
3 速度制御部
4a PI制御部(q軸)
4b PI制御部(d軸)
5 フィードフォーワード補償部
6 2相3相変換部
7 PWM制御部
8 インバータ回路
9 位置検出手段部
10 エンコーダ
11 位置制御部
12 微分部
13 電流指令演算部
14 オフセット角度調整部
15 オフセット角度加算器部
25 電流増幅部
25a、25b 電流ベクトル
26 電流切替部
71 位置指令停止判定スイッチ
72 位置決め判定スイッチ
73 一次遅れフィルタ
81 トルク指令補正部

Claims (7)

  1. 同期モータの回転位置を検出する位置検出部と、前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記回転位置から求められる磁極位置を基準とした電気角位相により前記電流を磁束方向のd軸電流と磁束と直交するq軸電流とに変換する座標変換部と、前記同期モータに与えるトルク指令に基づいて前記d軸電流および前記q軸電流を制御するdq軸電流制御部と、前記同期モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、を備えた同期モータ制御装置において、
    前記電気角位相にオフセット角度を加算するオフセット角度加算部と、前記回転速度または前記トルク指令または前記回転位置に応じて前記オフセット角度を調整するオフセット角度調整部と、を備えたことを特徴とする同期モータ制御装置。
  2. 前記オフセット角度調整部は、前記回転速度が設定した停止レベルよりも高いか、または前記トルク指令が設定したトルク切替レベルよりも大きいときに前記オフセット角度を0とし、前記回転速度が前記停止レベルよりも低くかつ前記トルク指令が前記トルク切替レベルよりも小さいときに前記オフセット角度を大きくなるように調整することを特徴とする請求項1記載の同期モータ制御装置。
  3. 前記オフセット角度調整部は、前記同期モータの位置制御を行う際に位置指令の変化がなくなり、前記位置指令と前記回転位置との偏差が設定した偏差レベルよりも小さくなったときに前記オフセット角度を大きくするように調整することを特徴とする請求項1記載の同期モータ制御装置。
  4. 前記トルク指令に前記オフセット角度から求めたトルク補正値を乗じることを特徴とする請求項1乃至3記載の同期モータ制御装置。
  5. 前記トルク補正値は前記オフセット角度をΔθとすると
    1/cosΔθ
    により計算することを特徴とする請求項4記載の同期モータ制御装置。
  6. 同期モータの回転位置を検出する位置検出部と、前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記回転位置から求められる磁極位置を基準とした電気角位相により前記電流を磁束方向のd軸電流と磁束と直交するq軸電流とに変換する座標変換部と、前記同期モータに与えるトルク指令に基づいて前記d軸電流および前記q軸電流を制御するdq軸電流制御部と、前記同期モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、を備えた同期モータ制御方法において、
    前記回転位置から電気角位相を求めるステップと、
    前記電気角位相にオフセット角度を加算するステップと、
    前記回転速度応じて前記オフセット角度を調整するステップと、
    前記オフセット角度に応じてトルク補正値をもとめるステップと、
    前記トルク補正値をトルク指令に乗算するステップと、
    を備えたことと特徴とする同期モータ制御方法。
  7. 前記回転速度に応じて前記オフセット角度を調整するステップの代わりに、前記トルク指令または前記回転位置に応じて前記オフセット角度を調整するステップを備えることを特徴とする請求項6記載の同期モータ制御方法。
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