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JP2007320888A - 浴用剤 - Google Patents

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JP2007320888A
JP2007320888A JP2006151457A JP2006151457A JP2007320888A JP 2007320888 A JP2007320888 A JP 2007320888A JP 2006151457 A JP2006151457 A JP 2006151457A JP 2006151457 A JP2006151457 A JP 2006151457A JP 2007320888 A JP2007320888 A JP 2007320888A
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Toshiko Tokuno
寿子 得能
Yuji Iwasaki
裕次 岩崎
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

【課題】
敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎等に優れたスキンケア効果を有し、かつ人体に対して安全性が高い浴用剤を提供することである。
【解決手段】
多価アルコール系保湿剤とキシロオリゴ糖分子中にウロン酸残基を有する酸性キシロオリゴ糖とを含有してなることを特徴とする浴用剤である。前記多価アルコール系保湿剤が、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール又はポリエチレングリコールであるのが好ましく、前記酸性キシロオリゴ糖が、キシロースの重合度が異なるオリゴ糖の混合組成物であり、キシロースの平均重合度が2.0〜15.0であるのが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、浴用剤に関し、より詳しくは、敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎等に対して優れたスキンケア効果を有し、かつ人体に対して安全性が高い新規な浴用剤に関する。
近年、敏感肌、乾燥肌又はアトピー性皮膚炎などの問題を抱える人が増加している。これらの原因としては、遺伝的素因に加えて、住環境や食生活の変化、大気汚染や水質汚染及び心理的ストレスの増加等が挙げられているが、決定的な要因が不明であり、予防や治療の為の十分な手立てはない。病態の研究も多くの研究機関でなされ、角質層のバリア機能の低下によって、特定のアレルゲンに対する抵抗が低下することが要因の一つと考えられているが、未だ解明されていない点が多く、根本的な治療による完治は困難な状況にあり、現状では、対処療法による症状改善が唯一の治療法となっている。
これらの症状が重篤な場合は、症状の増悪阻止や一時的な治癒を目的として、ステロイド外用剤又は非ステロイド系消炎外用剤等の使用、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤又はステロイド剤等の内服、更には、生活環境の改善、減感作療法、アレルゲン除去食療法又はスキンケア等の様々な試みがなされている。
角質に水分を与え、バリア機能を回復させるスキンケア用品として、ローション、クリーム、浴用剤などが開発されてきた。特に、保湿成分を配合させた浴用剤を使用すると、保湿成分を体全体に容易に付着させることができる。さらに、入浴により皮膚表面の汚れが落ちるので、保湿成分は、水和・膨潤した状態の角質層に直接的に付着する為、肌になじみやすく、したがって、低濃度でも高い効果が得られる。
このような背景から保湿成分や抗炎症成分を配合し、スキンケア機能を持たせた浴用剤の開発が望まれている。
スキンケア機能を持った浴用剤としては、尿素を配合した透明液状入浴剤、(特許文献1)、ヒユ科植物エキスを有効成分として含有するアトピー性皮膚炎治療用入浴剤(特許文献2)、生薬エキスを有効成分として含有するアトピー性皮膚炎治療剤(特許文献3及び4)、水溶性オリゴ糖を含有するドライスキン又はアトピー性皮膚炎改善用外用剤及び皮膚表面保護用入浴剤(特許文献5)が開示されている。
ウロン酸残基を有する酸性キシロオリゴ糖に関しては、多くの生理作用、例えば、ヒアルロン酸産生促進作用、コラーゲン産生促進作用、抗炎症作用を奏することが報告されている(非特許文献1、特許文献6乃至8)。特許文献9には酸性キシロオリゴ糖の浴用剤としての利用について提案されているが、具体的な使用法に関する記述はない。
特開2005−213236号公報 特開平8−099889号公報 特開平9−124500号公報 特開2005−232022号公報 特開2002−308783号公報 特開2003−221339号公報 特開2004−59478号公報 特開2004−59480号公報 特開2004−210664号公報 石原光朗 セルラーゼ研究会報第16巻,2001年,p17〜26
本発明の課題は、敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎等に優れたスキンケア効果を有し、かつ人体に対して安全性が高い浴用剤を提供することである。
前記課題を解決するために、ヒアルロン酸産生促進作用、コラーゲン産生促進作用、抗炎症作用及びアトピー性皮膚炎改善作用などの機能を持つ酸性キシロオリゴ糖を配合することによって、敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎等に優れたスキンケア効果を有し、かつ人体に対して安全性の高い浴用剤を発明するに至った。
即ち、本発明は、
(1)多価アルコール系保湿剤とキシロオリゴ糖分子中にウロン酸残基を有する酸性キシロオリゴ糖とを含有してなることを特徴とする浴用剤であり、
(2)前記多価アルコール系保湿剤が、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール又はポリエチレングリコールである前記(1)に記載の浴用剤であり、
(3)前記酸性キシロオリゴ糖が、キシロースの重合度が異なるオリゴ糖の混合組成物であって、キシロースの平均重合度が2.0〜15.0である前記(1)又は(2)に記載の浴用剤であり、
(4)前記酸性キシロオリゴ糖が、「リグノセルロース材料を酵素的及び/又は物理化学的に処理してキシロオリゴ糖成分とリグニン成分の複合体を得、次いで該複合体を酸加水分解処理してキシロオリゴ糖混合物を得、得られるキシロオリゴ糖混合物から、1分子中に少なくとも1つ以上のウロン酸残基を側鎖として有するキシロオリゴ糖を分解して得たもの」である前記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の浴用剤であり、
(5)ウロン酸が、グルクロン酸もしくは4−O−メチル−グルクロン酸もしくはヘキセンウロン酸である前記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の浴用剤である。
本発明により、乾燥肌や敏感肌、アトピー性皮膚炎等に優れたスキンケア効果を有し、かつ人体に対して安全性の高い浴用剤を提供することができる。
本発明の浴用剤は、多価アルコール系保湿剤とキシロオリゴ糖分子中にウロン酸残基を有する酸性キシロオリゴ糖とを含有してなる。本発明において、酸性キシロオリゴ糖の含有量は、浴用剤を浴湯に溶解させたときに、0.00001〜10質量%になるように配合させるのが好ましく、特に、0.0001〜1質量%が好ましい。
キシロオリゴ糖とは、キシロースの2量体であるキシロビオース、3量体であるキシロトリオース、あるいは4量体〜20量体程度のキシロースの重合体を言う。本発明で使用する酸性キシロオリゴ糖とは、キシロオリゴ糖1分子中に少なくとも1つ以上のウロン酸残基を有するものを言う。又、キシロースの重合度が異なるオリゴ糖の混合組成物であっても良い。一般的には、天然物から製造するために、このような組成物として得られることが多く、以下、主として酸性キシロオリゴ糖組成物について説明する。
該組成物は、平均重合度で示す数値は正規分布をとる酸性キシロオリゴ糖のキシロース鎖長の平均値で、2.0〜15.0が好ましく、5.0〜15.0がより好ましい。キシロース鎖長の上限と下限との差は15以下が好ましく、10以下がより好ましい。ウロン酸は天然では、ペクチン、ペクチン酸、アルギン酸、ヒアルロン酸、ヘパリン、コンドロイチン硫酸及びデルタマン硫酸等の種々の生理活性を持つ多糖の構成成分として知られている。本発明におけるウロン酸としては特に限定されないが、グルクロン酸、4−O−メチル−グルクロン酸又はヘキセンウロン酸が好ましい。
上記のような酸性キシロオリゴ糖組成物を得ることが出来れば、その製法は特に限定されないが、(1)木材からキシランを抽出し、それを酵素的に分解する方法〔非特許文献1参照〕と、(2)リグノセルロース材料を酵素的及び/又は物理化学的に処理してキシロオリゴ糖成分とリグニン成分の複合体を得、次いで該複合体を酸加水分解処理してキシロオリゴ糖混合物を得、得られるキシロオリゴ糖混合物から、1分子中に少なくとも1つ以上のウロン酸残基を側鎖として有するキシロオリゴ糖を分離する方法が挙げられる。
特に、(2)の方法が5〜15量体のように比較的高い重合度のものを大量に安価に製造することが可能である点で好ましく、以下にその概要を示す。
酸性オリゴ糖組成物は、化学パルプ由来のリグノセルロース材料を原料とし、加水分解工程、濃縮工程、希酸処理工程、精製工程を経て得ることができる。加水分解工程では、希酸処理、高温高圧の水蒸気(蒸煮・爆砕)処理もしくは、ヘミセルラーゼによってリグノセルロース中のキシランを選択的に加水分解し、キシロオリゴ糖とリグニンからなる高分子量の複合体を中間体として得る。濃縮工程では逆浸透膜等により、キシロオリゴ糖−リグニン様物質複合体が濃縮され、低重合度のオリゴ糖や低分子の夾雑物などを除去することができる。濃縮工程は逆浸透膜を用いることが好ましいが、限外濾過膜、塩析、透析などでも可能である。得られた濃縮液の希酸処理工程により、複合体からリグニン様物質が遊離し、酸性キシロオリゴ糖と中性キシロオリゴ糖を含む希酸処理液を得ることができる。この時、複合体から切り離されたリグニン様物質は酸性下で縮合し沈殿するのでセラミックフィルターや濾紙などを用いたろ過等により除去することができる。希酸処理工程では、酸による加水分解を用いることが好ましいが、リグニン分解酵素などを用いた酵素分解などでも可能である。
精製工程は、限外濾過工程、脱色工程、吸着工程からなる。一部のリグニン様物質は可溶性高分子として溶液中に残存するが、限外濾過工程で除去され、着色物質等の夾雑物は活性炭を用いた脱色工程によってそのほとんどが取り除かれる。限外濾過工程は限外濾過膜を用いることが好ましいが、逆浸透膜、塩析、透析などでも可能である。こうして得られた糖液中には酸性キシロオリゴ糖と中性キシロオリゴ糖が溶解している。イオン交換樹脂を用いた吸着工程により、この糖液から酸性キシロオリゴ糖のみを取り出すことができる。糖液をまず強陽イオン交換樹脂にて処理し、糖液中の金属イオンを除去する。ついで強陰イオン交換樹脂を用いて糖液中の硫酸イオンなどを除去する。この工程では、硫酸イオンの除去と同時に弱酸である有機酸の一部と着色成分の除去も同時に行っている。強陰イオン交換樹脂で処理された糖液はもう一度強陽イオン交換樹脂で処理し更に金属イオンを除去する。最後に弱陰イオン交換樹脂で処理し、酸性キシロオリゴ糖を樹脂に吸着させる。
樹脂に吸着した酸性オリゴ糖を、低濃度の塩(NaCl、CaCl2、KCl、MgCl2など)によって溶出させることにより、夾雑物を含まない酸性キシロオリゴ糖溶液を得ることができる。この溶液を、例えば、スプレードライや凍結乾燥処理により、白色の酸性キシロオリゴ糖組成物の粉末を得ることができる。
化学パルプ由来のリグノセルロースを原料とし、キシロオリゴ糖とリグニンからなる高分子量の複合体を中間体とした酸性キシロオリゴ糖組成物の上記製造法のメリットは、経済性とキシロースの平均重合度の高い酸性キシロオリゴ糖組成物が容易に得られる点にある。平均重合度は、例えば、希酸処理条件を調節するか、再度ヘミセルラーゼで処理することによって変えることが可能である。また、弱陰イオン交換樹脂溶出時に用いる溶出液の塩濃度を変化させることによって、 1分子あたりに結合するウロン酸残基の数が異なる酸性キシロオリゴ糖組成物を得ることもできる。さらに、適当なキシラナーゼ、ヘミセルラーゼを作用させることによってウロン酸結合部位が末端に限定された酸性キシロオリゴ糖組成物を得ることも可能である。このようにして得られた酸性キシロオリゴ糖組成物は、水溶液、又は粉体で浴用剤に配合することができる。
多価アルコール系保湿剤としては、エチレングリコール若しくはプロピレングリコール等の2価の多価アルコール、グリセリン、グルコース、フラクトース、ソルビトール、マルチトース若しくはマンニトール等の3価以上の多価アルコール又はポリエチレングリコール等を用いることができるが、本発明においては、特に、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール又はポリエチレングリコールであるのが好ましい。
本発明において、浴用剤中の多価アルコール系保湿剤の含有量としては、0.1〜10質量%が好ましく、特に、1〜5質量%が好ましい。多価アルコールの含有量が0.1質量%未満であると、十分な保湿効果を得ることができず、10質量%よりも多いと、入浴後の肌がべたつく等の不快感を与えることになるので好ましくない。
また、本発明においては、浴用剤の効果を阻害しない限り、他の保湿成分、例えば、油脂類等を所望に応じて、適宜適量添加することができる。油脂類としては、ヌカ油、米ヌカエキス、オリーブ油、ホホバ油、大豆油、菜種油、べに花油、コーン油、綿実油、ゴマ油、ひまし油、パーム油、やし油、ひまわり油、テレビン油、ベルガモット油若しくは菖蒲油等の植物性油、牛脂、豚脂若しくは羊脂等の動物性油、流動性パラフィン若しくは白色ワセリン等の炭化水素類が挙げられる。
本発明の酸性キシロオリゴ糖組成物を配合した浴用剤には医薬品、医薬部外品又は化粧品等に一般に用いられる各種任意成分を必要に応じて1種または2種以上組み合わせて配合することができる。前記各種任意成分は、必要に応じて、所望量を配合させることができる。医薬品、医薬部外品又は化粧品等に一般に用いられる各種任意成分としては無機塩類、有機酸類、無機酸類、生薬類、界面活性剤類、ビタミン類、天然香料、合成香料又は色素類等が挙げられる。
無機塩類としては、炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、硫酸アルミニウム、ポリリン酸ナトリウム、塩化アンモニウム、硫酸鉄、リン酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、チオ硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、硫化ナトリウム、炭酸マグネシウム、塩化カリウム、臭化カリウム又は次亜硫酸ナトリウム等が挙げられる。
有機酸類としては、コハク酸、安息香酸、クエン酸、フマル酸、酒石酸、ピロリドンカルボン酸又はサリチル酸等が挙げられる。無機酸類としては、ホウ酸、メタケイ酸又は無水ケイ酸等が挙げられる。
生薬類としては、ソウジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コウボク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ショウキョウ末、ニンジン、ケイヒ、シャクヤク、ハッカ葉、オウゴン、サンシン、ブクリョウ、ドクカツ、ショウブ、ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、龍脳、サフラン、オウバクエキス、チンピ、ウィキョウ、カン皮末又はカミツレ等が挙げられる。
界面活性剤類としては、ラウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリン酸ジエタノールアミド又はポリエチレングリコールモノステアレート等が挙げられる。ビタミン類としては、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD又はビタミンE等が挙げられる。
天然香料としては、アニシード、イランイラン、エレミ、オリス、オレンジ、ガルバナム、クラリーセージ、クローブ、コリアンダー、サンダルウッド、シトロネラ、シナモン、ジャスミン、スペアーミント、セダーウッド、ゼラニウム、セロリ、タンジェリン、トンカビーンズ、ネロリ、バイオレット、パチョリ、ピーチ、ベチバー、ペチグレン、ペパーミント、ペルーバルサム、ベルガモット、ユーカリ、ライラック、ラズベリー、ラベンダー、リリーオブザバレー、レモン、レモングラス、ライム若しくはローズ等の天然精油類又はアンバー、カストリウム、シベット若しくはムスク等の動物性チンキ等が挙げられる。
合成香料としては、ピネン、リモネン、カリオフィレン、ロンギホレン若しくはミルセン等の炭化水素類、シス−3−ヘキセノール、p−t−ブチロシクロヘキサノール、リナロール、ジヒドロリナロール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロミルセノール、メントール、イソボルネオール、イソカンフィルシクロヘキサノール、ファルネソール、ベンジルアルコール、α−フェニルエチルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、フェノキシエチルアルコール、シンナミックアルコール、アミルシンナミックアルコール、チモール若しくはオイゲノール等のアルコール類、シネオール、エストラゴール、β−ナフチルメチルエーテル、ジフェニルオキサイド、セドリルメチルエーテル、イソアミルフェニルエチルエーテル、アンブロキサン、グリサルバ(商標:IFF社)、ジヒドロローズオキサイド、リモネンオキサイド、メントフラン若しくはアンバーコア(登録商標:花王株式会社)等のエーテル類、シトロネラール、シトラール、ヒドロキシシトロネラール、ジメチルテトラヒドロベンズアルデヒド、マイラックアルデヒド(商標:IFF社)、コバノール(登録商標:高砂香料工業株式会社)、ベルンアルデヒド(商標:Givaudan社)、ベンズアルデヒド、スザラール(登録商標:高砂香料工業株式会社)、シンナミックアルデヒド、メチルシンナミックアルデヒド、バニリン、エチルバニリン、ヘリオトロピン若しくはヘリオブーケ(登録商標:高砂香料工業株式会社)等のアルデヒド類、ジヒドロジャスミン、ヘディオン(登録商標:Firmenich社)、シクロテン、カシュメラン(登録商標:IFF社)、カルボン、メントン、イソロンギホラノン、ラズベリーケトン若しくはアセトフェノン等のケトン類、クマリン、ギ酸リナリル、ギ酸シトロネリル、リナリルアセテート、シトロネリルアセテート、ゲラニルアセテート、テロペニルアセテート、セドリルアセテート、ベルドックス(登録商標:IFF社)、ベンジルアセテート、フェニルアリルアセテート、スチラリルアセテート、イソアミルアセテート、ローズフェノン、ジャスマール(商標:IFF社)、ベンジルベンゾエート、ベンジルサリチレート、ヘキシルサリチレート、メチルアトラレート、メチルアンスラニレート、エチルアンスラニレート若しくはフルテート(登録商標:花王株式会社)等のエステル類又はムスコン、ムスコール、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデカノン、シクロペンタデカノリド、エチレンドデカンジオエート、セレストリド(商標:IFF社)若しくはトラセオライド(商標:Quest International社)等のムスク類等が挙げられる。
色素類としては、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、青色1号、青色2号、赤色213号、赤色214号、赤色230号の(1)、赤色231号、赤色232号、だいだい色205号、黄色202号の(1)、青色202号又は青色203号等が挙げられる。
これらの他に、硫黄、湯の花、雲母末、中性白土、いり糖、殺菌剤又は防腐剤等を本発明の浴用剤に含有させることができる。
本発明の浴用剤は、公知の方法により製造することができ、酸性キシロオリゴ糖と、各種任意成分、例えば、無機塩、多価アルコール、有機酸及び界面活性剤とを加熱混合した後、冷却して固形化し、次いで、所望の形状に成形することにより、錠剤の形態で得ることができる。
また、本発明の浴用剤は、錠剤タイプ以外にも、粉末状、顆粒状又は液状等の公知の形態で用いることができる。
以下、本発明について実施例により詳説する。本発明はこれにより限定されるものではない。各測定法の概要、本発明で有効成分として含有させた酸性キシロオリゴ糖組成物UX10の調製例、得られた酸性キシロオリゴ糖組成物を用いて浴用剤を調製した実施例を以下に示す。なお、「部」とは「質量%」を示す。
<測定法の概要>
(1) 全糖量の定量:
全糖量は検量線をD−キシロース(和光純薬工業(株)製)を用いて作製し、フェノール硫酸法(還元糖の定量法、学会出版センター発行)にて定量した。
(2) 還元糖量の定量:
還元糖量は検量線をD−キシロース(和光純薬工業(株)製)を用いて作製、ソモジ−ネルソン法(還元糖の定量法、学会出版センター発行)にて定量した。
(3) ウロン酸量の定量:
ウロン酸は検量線をD−グルクロン酸(和光純薬工業(株)製)を用いて作製、カルバゾール硫酸法(還元糖の定量法、学会出版センター発行)にて定量した。
(4) 平均重合度の決定法:
サンプル糖液を50℃に保ち15000rpmにて15分遠心分離し不溶物を除去し上清液の全糖量を還元糖量(共にキシロース換算)で割って平均重合度を求めた。
(5) 酸性キシロオリゴ糖の分析方法:
オリゴ糖鎖の分布はイオンクロマトグラフ(ダイオネクス社製、分析用カラム:Carbo Pac PA−10)を用いて分析した。分離溶媒には100mM NaOH溶液を用い、溶出溶媒には前述の分離溶媒に酢酸ナトリウムを500mMとなるように添加し、溶液比で、分離溶媒:溶出溶媒=10:0〜4:6となるような直線勾配を組み分離した。得られたクロマトグラムより、キシロース鎖長の上限と下限との差を求めた。
(6) オリゴ糖1分子あたりのウロン酸残基数の決定法:
サンプル糖液を50℃に保ち15000rpmにて15分遠心分離し不溶物を除去し上清液のウロン酸量(D−グルクロン酸換算)を還元糖量(キシロース換算)で割ってオリゴ糖1分子あたりのウロン酸残基数を求めた。
(7) 酵素力価の定義:
酵素として用いたキシラナーゼの活性測定にはカバキシラン(シグマ社製)を用いた。酵素力価の定義はキシラナーゼがキシランを分解することで得られる還元糖の還元力をDNS法(還元糖の定量法、学会出版センター発行)を用いて測定し、1分間に1マイクロモルのキシロースに相当する還元力を生成させる酵素量を1ユニットとした。
<酸性キシロオリゴ糖組成物の調製例>
混合広葉樹チップを原料として、クラフト蒸解及び酸素脱リグニン工程により、酸素脱リグニンパルプスラリー(カッパー価9.6、パルプ粘度25.1cps)を得た。スラリーからパルプを濾別、洗浄した後、パルプ濃度10%、pH8に調製したパルプスラリーを用いて以下のキシラナーゼによる酵素処理を行った。
バチルスsp.S−2113株(独立行政法人産業技術総合研究所特許微生物寄託センター、寄託菌株 FERM BP−5264)の生産するキシラナーゼを1単位/パルプgとなるように添加した後、60℃で120分間処理した。その後、濾過によりパルプ残渣を除去し、酵素処理液1050Lを得た。
次に、得られた酵素処理液を濃縮工程、希酸処理工程、精製工程の順に供した。
濃縮工程では、逆浸透膜(日東電工(株)製、RO NTR−7410)を用いて濃縮液(40倍濃縮)を調製した。希酸処理工程では、得られた濃縮液のpHを3.5に調整した後、121℃で60分間加熱処理し、リグニンなどの高分子夾雑物の沈殿を形成させた。さらに、この沈殿をセラミックフィルター濾過で取り除くことにより、希酸処理溶液を得た。
精製工程では、限外濾過・脱色工程、吸着工程の順に供した。限外濾過・脱色工程では、希酸処理溶液を限外濾過膜(オスモニクス社製、分画分子量8000)を通過させた後、活性炭(和光純薬(株)製)770gの添加及びセラミックフィルター濾過により脱色処理液を得た。吸着工程では、脱色処理液を強陽イオン交換樹脂(三菱化学(株)製PK218)、強陰イオン交換樹脂(三菱化学(株)製PA408)、強陽イオン交換樹脂(三菱化学(株)製PK218)各100kgを充填したカラムに順次通過させた後、弱陰イオン交換樹脂(三菱化学(株)製WA30)100kgを充填したカラムに供した。この弱陰イオン交換樹脂充填カラムから75mM NaCl溶液によって溶出した溶液をスプレードライ処理することによって、酸性キシロオリゴ糖組成物の粉末(全糖量353g、回収率13.1%)を得た。以下、この酸性キシロオリゴ糖組成物をUX10とする。前述の測定方法により、UX10は平均重合度10.3、キシロース鎖長の上限と下限との差は15、酸性キシロオリゴ糖1分子あたりウロン酸残基を1つ含む糖組成化合物であった。
<実施例1>
炭酸水素ナトリウム45.4部、炭酸ナトリウム20.0部、酸性キシロオリゴ糖5.0部、デキストリン0.8部、 ポリエチレングリコール2.0部、コハク酸26.0部、酢酸ベンジル0.3部、フェニルエチルエーテル0.5部を攪拌機に入れ、40℃に加熱しながら30分攪拌した後、冷却固化し、得られた固形物を整粒機に導入し、粒子を得た。次いで、得られた粒子を打錠機で圧縮して錠剤タイプの浴用剤(1個当り45g)を得た。得られた浴用剤50gを40℃、150Lの湯(910×710mm浴槽中)に投入した。男性5名、女性5名の被験者に対し、連続10日間の入浴試験を実施した。被験者はかさつきや肌荒れなど敏感肌の症状を持つことを条件として選抜した。試験後アンケートをとり、下記の基準により保湿効果を評価した。結果を表1に示す。
しっとりする・・・5点、ややしっとりする・・・4点、
変わらない・・・3点、やや乾燥する・・・2点、乾燥する・・・1点
<比較例1>
酸性キシロオリゴ糖を配合せず、炭酸水素ナトリウムを50.4部とした以外は、実施例1と同様にして浴用剤を得た。結果を表1に示す。
Figure 2007320888
実施例1では合計点数が21、比較例1では合計点数が11となった。比較例1では、肌荒れは改善されなかったが、実施例1では、入浴後は肌がしっとりするなど保湿効果が優れており、連続的に使用することで、肌荒れが改善された。
本発明の浴用剤は、家庭以外にも、銭湯等の大衆浴場においても使用可能である。

Claims (5)

  1. 多価アルコール系保湿剤とキシロオリゴ糖分子中にウロン酸残基を有する酸性キシロオリゴ糖とを含有してなることを特徴とする浴用剤。
  2. 前記多価アルコール系保湿剤が、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール又はポリエチレングリコールである前記請求項1に記載の浴用剤。
  3. 前記酸性キシロオリゴ糖が、キシロースの重合度が異なるオリゴ糖の混合組成物であり、キシロースの平均重合度が2.0〜15.0である前記請求項1又は2に記載の浴用剤。
  4. 前記酸性キシロオリゴ糖が、「リグノセルロース材料を酵素的及び/又は物理化学的に処理してキシロオリゴ糖成分とリグニン成分の複合体を得、次いで該複合体を酸加水分解処理してキシロオリゴ糖混合物を得、得られるキシロオリゴ糖混合物から、1分子中に少なくとも1つ以上のウロン酸残基を側鎖として有するキシロオリゴ糖を分解して得たもの」である前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴用剤。
  5. ウロン酸が、グルクロン酸もしくは4−O−メチル−グルクロン酸もしくはヘキセンウロン酸である前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴用剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2011129374A1 (ja) * 2010-04-14 2013-07-18 ロート製薬株式会社 肌質改善用外用組成物

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