[go: up one dir, main page]

JP2007265144A - 非接触型icラベル - Google Patents

非接触型icラベル Download PDF

Info

Publication number
JP2007265144A
JP2007265144A JP2006090786A JP2006090786A JP2007265144A JP 2007265144 A JP2007265144 A JP 2007265144A JP 2006090786 A JP2006090786 A JP 2006090786A JP 2006090786 A JP2006090786 A JP 2006090786A JP 2007265144 A JP2007265144 A JP 2007265144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
antenna
film base
conductors
label
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006090786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4781871B2 (ja
Inventor
Yuichi Ito
悠一 伊藤
裕也 ▲高▼橋
Hironari Takahashi
Machiko Nakayama
真知子 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2006090786A priority Critical patent/JP4781871B2/ja
Publication of JP2007265144A publication Critical patent/JP2007265144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4781871B2 publication Critical patent/JP4781871B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】複数の周波数を選択的に用いて通信可能な非接触型ICラベルであって、通信周波数を選択可能な構成を容易に実現する。
【解決手段】ICチップ110が搭載されるとともに2.45GHzにてICチップ110が通信するためのボウタイアンテナ部120が形成されたフィルム基材150を、ボウタイアンテナ部120と接続されることによりUHF帯の周波数にてICチップ110が通信するためのメアンダアンテナ部130が形成されたフィルム基材140に貼着する。フィルム基材140は脆弱性を有するフィルムからなり、フィルム基材150はフィルム基材140よりも引張破断力が強い材料から構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触状態にて通信可能な非接触型ICラベルに関し、特に、複数の周波数を選択的に用いて通信可能な非接触型ICラベルに関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、商品等に貼付されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理が行われている。このようなラベルを用いた情報管理においては、ラベルに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICラベルがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICラベルにおいては、近年、小型化及び通信可能距離を確保するために、900MHz〜1000MHzのUHF帯や2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行う微細なICチップが用いられ始めている。このような微細なICチップを用いた場合、ICチップに導電性のアンテナを接続することにより、ICチップの通信可能距離を延ばすことができる。
図5は、2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載された非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本構成例は図5に示すように、樹脂や紙等からなるベース基材440上に、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成された2つの帯状の導体420a,420bからなるアンテナ部420が形成されており、この2つの導体420a,420bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ410が搭載されて構成されている。なお、2つの導体420a,420bは、対向する一端が給電点421a,421bとなり、この給電点421a,421bにICチップ410が接続されている。また、ベース基材440の裏面にはその全面に粘着剤441が塗布され、剥離紙460が剥離可能に貼着されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル400においては、剥離紙460が剥離されて物品等に貼着されて使用され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電波によりアンテナ部420に電流が流れ、この電流が給電点421a,421bを介してICチップ410に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ410に情報が書き込まれたり、ICチップ410に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
上述した非接触型ICラベル400のような非接触通信媒体においては、情報の書き込みや読み出しを行う周波数が、上述した900MHz〜1000MHzのUHF帯や2.45GHz、あるいは13.56MHzに設定されている。これらの周波数の違いは、ICチップの機能とアンテナの形状によって決まるが、複数の周波数に対応自在なICチップを搭載するとともに、互いに異なる周波数に対応するアンテナをこのICチップに接続しておき、アンテナを選択的に使用することにより複数の周波数帯を選択的に用いて通信を行う非接触通信媒体が特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された非接触通信媒体においては、アンテナが形成されたシート基材に切り取り線を形成しておき、この切り取り線を用いてアンテナの一部を切断し、それにより、複数のアンテナを選択的に使用する構成となっている。
特開2005−284516号公報
上述したように、シート基材に、アンテナの一部を切断可能とするような切り取り線を形成しておく場合、アンテナ上にも切り取り線を形成しておくことになり、それにより、アンテナに断線が生じる可能性がある。また、例えば、ミシン目のカット部とタイ部のうちタイ部の割合を大きくしてカット部がアンテナにかからないように切り取り線を形成した場合は、切り取り線を用いてシート基材を切断する際、切断部が切り取り線から逸れて意図しない部分に切れ込みが入ってしまう可能性がある。
そこで、切り取り線の形状を調節することにより、アンテナに断線が生じたり、意図しない部分に切れ込みが入ったりすることを回避することが考えられるが、アンテナの配置や形状が複雑である場合、切り取り線の形状を調節することが困難となるため、通信周波数をさらに容易に選択可能な構成とすることが好ましい。
本発明は、複数の周波数を選択的に用いて通信可能な非接触型ICラベルであって、通信周波数を選択可能な構成を容易に実現することができる非接触型ICラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1及び第2の周波数にて通信可能なICチップが搭載されるとともに、前記第1の周波数にて前記ICチップが通信するための第1のアンテナ部が形成されたベース基材と、
前記ベース基材よりも弱い引張破断強度を具備し、前記第1のアンテナ部と接続されることにより前記第2の周波数にて前記ICチップが通信するための第2のアンテナ部が形成されたラベル基材とを有し、
前記ベース基材が、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とが接続されるように前記ラベル基材に貼着されている。
上記のように構成された本発明においては、被着体に貼着された状態においては、第1のアンテナ部と第2のアンテナ部とが接続されており、ベース基材上に搭載されたICチップは、第1のアンテナ部と第2のアンテナ部とを介して第2の周波数にて通信を行う。その後、被着体が第2のアンテナ部が形成された領域にて分離される等、第2のアンテナ部が形成された領域が分離するような引張破断力が加わると、この引張破断力によってラベル基材が破断して第2のアンテナ部が破壊される。一方、第1のアンテナ部が形成されたベース基材は、破断したラベル基材よりも引張破断力が強いため、ラベル基材の破断による亀裂がベース基材に達しても破断されることはなく、それにより、第1のアンテナ部は破壊されない。そのため、ICチップは第1のアンテナ部のみを介して第1の周波数にて通信を行うようになる。
具体的には、前記第1のアンテナ部は、前記ベース基材上に積層された金属箔からなり、
前記第2のアンテナ部は、前記ラベル基材上に塗布された導電性インキからなる構成とすることが考えられる。
以上説明したように本発明においては、被着体に貼着された状態と、その状態から第2のアンテナ部が形成された領域が分離するような引張破断力が加えられた後とでICチップの通信に用いる周波数が変化するため、被着体に貼着された状態から引張破断力を加えるだけでICチップの通信周波数を変えることができ、通信周波数を選択可能な構成を容易に実現することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の非接触型ICラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図1に示すように、第1のアンテナ部となるボウタイアンテナ部120を構成する2つの導体120a,120bが形成されるとともに、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ110が搭載されたベース基材であるフィルム基材150が、第2のアンテナ部となるメアンダアンテナ部130を構成する2つの導体130a,130bが形成されたフィルム基材140に貼着されて構成されている。
フィルム基材150は、PET(ポリエチレンテレフタレート)からなり、一方の面に2つの導体120a,120bが形成されるとともにICチップ110が搭載されており、他方の面の全面に粘着剤151が塗布されている。2つの導体120a,120bは、それぞれ二等辺三角形の形状を有し、二等辺三角形の等しい辺がなす頂点どうしを結んだ直線が二等辺三角形の底辺のそれぞれに対して垂直となるように、かつ、頂点どうしが空隙を有するようにフィルム基材150上に形成されている。この2つの導体120a,120bには、対向する頂点に給電点121a,121bが設けられ、この給電点121a,121bにICチップ110が接続されている。
ICチップ110は、情報の書き込み及び読み出しが、第1の周波数である2.45GHzと、第2の周波数である900MHz〜1000MHzのUHF帯のいずれの周波数帯でも可能なものである。
ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bはそれぞれ、給電点121a,121bから二等辺三角形の底辺までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような長さ、すなわち、2.45GHzの周波数に共振する長さとなっており、さらに、二等辺三角形の形状であることにより広帯域を実現している。この導体120a,120bは、フィルム基材150上に金属箔が積層されて形成されるものであって、フィルム基材150上にエッチングによって形成されている。
フィルム基材140は、PCV(ポリ塩化ビニール)からなり、一方の面の全面に粘着剤141が塗布され、その上に2つの導体130a,130bが形成されており、フィルム基材140と粘着剤141とからラベル基材を構成する。フィルム基材140の材料となるPCVは、脆弱性を有し、フィルム基材150の材料となるPETよりも引張破断力が弱いため、フィルム基材140及び粘着剤141からなるラベル基材はフィルム基材150よりも引張破断力が弱くなっている。また、粘着剤141上に形成された導体130a,130bは、印刷によってフィルム基材140上に塗布された導電性インキから構成されている。
このように導体120a,120bが形成されるとともにICチップ110が搭載されたフィルム基材150は、導体120a,120bが形成されるとともにICチップ110が搭載された面を貼着面として、粘着剤141によってフィルム基材140に貼着されている。フィルム基材150に形成された2つの導体120a,120bのそれぞれ二等辺三角形の底辺側の2つの頂点のうち一方の頂点と、フィルム基材140に形成された2つの導体130a,130bそれぞれの一端とが互いに対向するようにフィルム基材150がフィルム基材140に貼着されている。これにより、フィルム基材150に形成された2つの導体120a,120bとフィルム基材140に形成された2つの導体130a,130bとが接続部131a,131bにてそれぞれ電気的に接続されることになる。また、フィルム基材140のフィルム基材150が貼着された面には剥離紙160が剥離可能に貼着されている。
メアンダアンテナ部130を構成する導体130a,130bはそれぞれ、上述したようにフィルム基材150に形成された2つの導体120a,120bと接続された場合に給電点121a,121bから導体120a,120bを介して接続部131a,131bとは反対側の端部までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さ、すなわち、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数に共振する長さとなっている。
以下に、上記のように構成された非接触型ICラベル100の製造方法について説明する。
まず、一方の面に粘着剤151が塗布されたフィルム基材150の他方の面に、例えば、銅や銀等からなる導電性金属を堆積させ、導電体層を積層する。この際、粘着剤151が塗布された面には剥離紙(不図示)が剥離可能に貼着されている。
次に、フィルム基材150上に積層された導電体層上にて、導体120a,120bの形状に合わせてマスキングを施し、その後、エッチングを行うことにより、導電体層を導体120a,120bの形状にパターンニングし、フィルム基材150上に導体120a,120bからなるボウタイアンテナ部120を形成する。
次に、フィルム基材150の給電点121a,121b上に導電性接着剤を塗布し、この導電性接着剤によってICチップ110を導体120a,120bに電気的に接続した状態でフィルム基材150上に搭載、固定する。
次に、一方の面に粘着剤141が塗布されたフィルム基材140の粘着剤141が塗布された面上に、導電性粒子を含有してなる導電性インキを塗布して導体130a,130bを印刷し、メアンダアンテナ部130を形成する。ここで、導体130a,130bを印刷する導電性インキは、導電性粒子とバインダー樹脂を主成分とするものであって、印刷された導電性インキを乾燥固定化することによって、フィルム基材140上に導体130a,130bを形成する。なお、バインダー自身が導電性を有する場合は、バインダーに導電性粒子を含有させる必要はない。
その後、導体120a,120bが形成されるとともにICチップ110が搭載されたフィルム基材150を、導体120a,120bが形成されるとともにICチップ110が搭載された面を貼着面として、フィルム基材140に塗布された粘着剤141によってフィルム基材140に貼着する。この際、フィルム基材150に形成された2つの導体120a,120bのそれぞれ二等辺三角形の底辺側の2つの頂点のうち一方の頂点と、フィルム基材140に形成された2つの導体130a,130bそれぞれの一端とが互いに対向するようにフィルム基材150をフィルム基材140に貼着する。これにより、フィルム基材150に形成されたボウタイアンテナ部120とフィルム基材140に形成されたメアンダアンテナ部130とが接続部131a,131bにて電気的に接続されることになる。
そして、フィルム基材150に貼着された剥離紙を剥離し、フィルム基材140のフィルム基材150が貼着された面の全面に剥離紙160を剥離可能に貼着する。
以下に、上述した非接触型ICラベル100の使用方法について説明する。
図2は、図1に示した非接触型ICラベル100の使用方法を説明するための図である。
図2(a)に示すように台座部172に蓋部171が被せられた状態の物品ケース170に、メアンダアンテナ部130を構成する導体130a,130bがそれぞれ台座部172と蓋部171とに跨るように非接触型ICラベル100を貼着する。この状態においては、導体120aと導体130aとが接続部131aにて接続されており、また、導体120bと導体130bとが接続部131bにて接続されているため、フィルム基材150上に形成されたボウタイアンテナ部120とフィルム基材140上に形成されたメアンダアンテナ部130とが接続された状態となっている。ここで、ボウタイアンテナ部120の給電点121a,121bから接続部131a,131bを介してメアンダアンテナ部130の接続部131a,131bとは反対側の端部までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われることになる。
この状態から、物品ケース170の蓋部171を開けて台座部172と蓋部171とを分離すると、メアンダアンテナ部130が形成されたフィルム基材140が脆弱性を有するPCVからなるものであるため、非接触型ICラベル100が物品ケース170から剥離せずに、図2(b)に示すように台座部172と蓋部171との境界で破断していく。これにより、台座部172と蓋部171とに跨るように配置された導体130a,130bが破壊される。このフィルム基材140の破断による亀裂は、フィルム基材140に貼着されたフィルム基材150に達する可能性もあるが、フィルム基材150は、PETから構成されてフィルム基材140よりも引張破断力が強いため、フィルム基材140の破断による亀裂がフィルム基材150に達したとしても、フィルム基材150は破断されず、それにより、フィルム基材150に形成された導体120a,120bは破壊されない。
蓋部171を台座部172から完全に分離すると、図2(c)に示すように、物品ケース170に貼着されていた非接触型ICラベル100のうち、フィルム基材150は全く破断されずに蓋部171に貼着されたまま残存し、また、フィルム基材140が破断することによりメアンダアンテナ部130が破壊された状態となる。そのため、この状態においては、ICチップ110に対する情報の書き込みや読み出しは、給電点121a,121bにてICチップ110に接続されたボウタイアンテナ部120のみを介して行われることになる。ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bはそれぞれ、給電点121a,121bから二等辺三角形の底辺までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。
このように本形態においては、非接触型ICラベル100が貼着された物品ケース170について、蓋部171が台座部172に被せられている状態と、蓋部171が台座部172から分離された状態とで、ICチップ110に対して情報の書き込み及び読み出し可能な周波数が異なることになるため、例えば、高額商品や毒劇物等の管理が必要な薬品等が収容された物品ケースに貼着すること等が考えられ、収容された物品が不正に取り出された場合にその旨を検知することができるとともに、蓋部171が台座部172から分離された後においても、ICチップ110に対して情報の書き込みや読み出しを行うことができる。
なお、本形態においては、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bがエッチングによってフィルム基材150上に形成されているが、導体120a,120bの形成方法はこれに限らず、メアンダアンテナ部130を構成する導体130a,130bと同様に導電性インキを用いた印刷によって形成することも考えられる。ただし、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bがエッチングによってフィルム基材150上に形成されている方が、導体120a,120bのフィルム基材150に対する定着力と導体120a,120b自体の凝集力が強いため、上述したようにボウタイアンテナ部120が破壊されないように構成するためには好ましい。
また、本形態においては、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bにメアンダアンテナ部130を構成する2つの導体130a,130bがそれぞれ接続されたダイポールタイプを例に挙げて説明したが、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bのうち一方の導体にメアンダ形状の1つの導体が接続されたモノポールタイプで実現することも考えられる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の非接触型ICラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図3に示すように、第1のアンテナ部となるアンテナ部220が形成されるとともに、通信用のアンテナ211を有し、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ210が搭載されたベース基材であるフィルム基材250が、第2のアンテナ部となるメアンダアンテナ部230を構成する2つの導体230a,230bが形成されたフィルム基材240に貼着されて構成されている。
フィルム基材250は、PET(ポリエチレンテレフタレート)からなり、一方の面に、情報の書き込み及び読み出しが、第1の周波数である2.45GHzと、第2の周波数である900MHz〜1000MHzのUHF帯のいずれの周波数帯でも可能なICチップ210が搭載されるとともに、このICチップ210を3辺で取り囲むようにアンテナ部220が形成されており、他方の面の全面に粘着剤251が塗布されている。アンテナ部220は、その形状が、ICチップ210に設けられたアンテナ211と共振することにより、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような形状、すなわち、2.45GHzの周波数に共振する形状となっている。このアンテナ部220は、フィルム基材250上に金属箔が積層されて形成されるものであって、フィルム基材250上にエッチングによって形成されている。
フィルム基材240は、PCV(ポリ塩化ビニール)からなり、一方の面の全面に粘着剤241が塗布され、その上に2つの導体230a,230bが形成されており、フィルム基材240と粘着剤241とからラベル基材を構成する。フィルム基材240の材料となるPCVは、脆弱性を有し、フィルム基材250の材料となるPETよりも引張破断力が弱いため、フィルム基材240及び粘着剤241からなるラベル基材はフィルム基材250よりも引張破断力が弱くなっている。また、粘着剤241上に形成された導体230a,230bは、印刷によってフィルム基材240上に塗布された導電性インキから構成されている。
このようにアンテナ部220が形成されるとともにICチップ210が搭載されたフィルム基材250は、アンテナ部220が形成されるとともにICチップ210が搭載された面を貼着面として、粘着剤241によってフィルム基材240に貼着されている。フィルム基材250に形成されたアンテナ部220の2つの角部と、フィルム基材240に形成された2つの導体230a,230bそれぞれの一端とが互いに対向するようにフィルム基材250がフィルム基材240に貼着されている。これにより、フィルム基材250に形成されたアンテナ部220とフィルム基材240に形成された2つの導体230a,230bとが接続部231a,231bにてそれぞれ電気的に接続されることになる。また、フィルム基材240のフィルム基材250が貼着された面には剥離紙260が剥離可能に貼着されている。
メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bはそれぞれ、上述したようにフィルム基材250に形成されたアンテナ部220と接続された場合に、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さ、すなわち、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数に共振する長さとなっている。
以下に、上記のように構成された非接触型ICラベル200の製造方法について説明する。
まず、一方の面に粘着剤251が塗布されたフィルム基材250の他方の面に、例えば、銅や銀等からなる導電性金属を堆積させ、導電体層を積層する。この際、粘着剤251が塗布された面には剥離紙(不図示)が剥離可能に貼着されている。
次に、フィルム基材250上に積層された導電体層上にて、アンテナ部220の形状に合わせてマスキングを施し、その後、エッチングを行うことにより、導電体層をアンテナ部220の形状にパターンニングし、フィルム基材250上にアンテナ部220を形成する。
次に、フィルム基材250のアンテナ部220によって囲まれた領域ICチップ210を搭載し、接着剤等によって固定する。
次に、一方の面に粘着剤241が塗布されたフィルム基材240の粘着剤241が塗布された面上に、導電性粒子を含有してなる導電性インキを塗布して導体230a,230bを印刷し、メアンダアンテナ部230を形成する。ここで、導体230a,230bを印刷する導電性インキは、第1の実施の形態にて示したものと同様のものが用いられる。
その後、アンテナ部220が形成されるとともにICチップ210が搭載されたフィルム基材250を、アンテナ部220が形成されるとともにICチップ210が搭載された面を貼着面として、フィルム基材240に塗布された粘着剤241によってフィルム基材240に貼着する。この際、フィルム基材250に形成されたアンテナ部220の2つの角部と、フィルム基材240に形成された2つの導体230a,230bそれぞれの一端とが互いに対向するようにフィルム基材250をフィルム基材240に貼着する。これにより、フィルム基材250に形成されたアンテナ部220とフィルム基材240に形成されたメアンダアンテナ部230とが接続部231a,231bにて電気的に接続されることになる。
そして、フィルム基材250に貼着された剥離紙を剥離し、フィルム基材240のフィルム基材250が貼着された面の全面に剥離紙260を剥離可能に貼着する。
以下に、上述した非接触型ICラベル200の使用方法について説明する。
図4は、図3に示した非接触型ICラベル200の使用方法を説明するための図である。
図4(a)に示すように台座部272に蓋部271が被せられた状態の物品ケース270に、メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bがそれぞれ台座部272と蓋部271とに跨るように非接触型ICラベル200を貼着する。この状態においては、アンテナ部220と導体230a,230bとが接続部231a,231bにてそれぞれ接続されているため、フィルム基材250上に形成されたアンテナ部220とフィルム基材240上に形成されたメアンダアンテナ部230とが接続された状態となっている。ここで、メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bの長さが、接続部231a,231bにてアンテナ部220と接続された場合に、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われることになる。
この状態から、物品ケース270の蓋部271を開けて台座部272と蓋部271とを分離すると、メアンダアンテナ部230が形成されたフィルム基材240が脆弱性を有するPCVからなるものであるため、非接触型ICラベル200が物品ケース270から剥離せずに、図4(b)に示すように台座部272と蓋部271との境界で破断していく。これにより、台座部272と蓋部271とに跨るように配置された導体230a,230bが破壊される。このフィルム基材240の破断による亀裂は、フィルム基材240に貼着されたフィルム基材250に達する可能性もあるが、フィルム基材250は、PETから構成されてフィルム基材240よりも引張破断力が強いため、フィルム基材240の破断による亀裂がフィルム基材250に達したとしても、フィルム基材250は破断されず、それにより、フィルム基材250に形成されたアンテナ部220は破壊されない。
蓋部271を台座部272から完全に分離すると、図4(c)に示すように、物品ケース270に貼着されていた非接触型ICラベル200のうち、フィルム基材250は全く破断されずに蓋部271に貼着されたまま残存し、また、フィルム基材240が破断することによりメアンダアンテナ部230が破壊された状態となる。そのため、この状態においては、ICチップ210に対する情報の書き込みや読み出しは、ICチップ210に設けられたアンテナ211とこのアンテナ211に共振するアンテナ部220のみを介して行われることになる。アンテナ部220は、ICチップ210に設けられたアンテナ211と共振することにより、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような形状となっているため、この状態においては、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。
このように本形態においては、非接触型ICラベル200が貼着された物品ケース270について、蓋部271が台座部272に被せられている状態と、蓋部271が台座部272から分離された状態とで、ICチップ210に対して情報の書き込み及び読み出し可能な周波数が異なることになるため、例えば、高額商品や毒劇物等の管理が必要な薬品等が収容された物品ケースに貼着すること等が考えられ、収容された物品が不正に取り出された場合にその旨を検知することができるとともに、蓋部271が台座部272から分離された後においても、ICチップ210に対して情報の書き込みや読み出しを行うことができる。
なお、本形態においては、アンテナ部220がエッチングによってフィルム基材250上に形成されているが、アンテナ部220の形成方法はこれに限らず、メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bと同様に導電性インキを用いた印刷によって形成することも考えられる。ただし、アンテナ部220がエッチングによってフィルム基材250上に形成されている方が、アンテナ部220のフィルム基材250に対する定着力とアンテナ部220自体の凝集力が強いため、上述したようにアンテナ部220が破壊されないように構成するためには好ましい。
また、本形態においては、アンテナ部220にメアンダアンテナ部230を構成する2つの導体230a,230bがそれぞれ接続されたダイポールタイプを例に挙げて説明したが、アンテナ部220にメアンダ形状の1つの導体が接続されたモノポールタイプで実現することも考えられる。
また、上述した2つの実施の形態においては、メアンダアンテナ部130,230が破壊されていない状態では、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数を用いてICチップ110,210に対する情報の書き込み及び読み出しを可能とし、また、メアンダアンテナ部130,230が破壊された状態では、2.45GHzの周波数を用いてICチップ110,210に対する情報の書き込み及び読み出しを可能としているが、ICチップ110,210に対する情報の書き込み及び読み出しを可能とする周波数はこれらに限らず、メアンダアンテナ部130,230が破壊されていない状態と、メアンダアンテナ部130,230が破壊された状態とで、ICチップ110,210に対する情報の書き込み及び読み出しが可能となる周波数が異なるものであればよい。
また、フィルム基材140,150,240,250に第1のアンテナ部や第2のアンテナ部としてそれぞれ形成されるアンテナの形状は、上述した2つの実施の形態に限らず、適宜設定することができる。
本発明の非接触型ICラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。 図1に示した非接触型ICラベルの使用方法を説明するための図である。 本発明の非接触型ICラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。 図3に示した非接触型ICラベルの使用方法を説明するための図である。 2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載された非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
100,200 非接触型ICラベル
110,210 ICチップ
120 ボウタイアンテナ部
120a,120b,130a,130b,230a,230b 導体
121a,121b 給電点
130,230 メアンダアンテナ部
131a,131b,231a,231b 接続部
140,150,240,250 フィルム基材
141,151,241,251 粘着剤
160,260 剥離紙
170,270 物品ケース
171,271 蓋部
172,272 台座部
211 アンテナ
220 アンテナ部

Claims (1)

  1. 第1及び第2の周波数にて通信可能なICチップが搭載されるとともに、前記第1の周波数にて前記ICチップが通信するための第1のアンテナ部が形成されたベース基材と、
    前記ベース基材よりも弱い引張破断強度を具備し、前記第1のアンテナ部と接続されることにより前記第2の周波数にて前記ICチップが通信するための第2のアンテナ部が形成されたラベル基材とを有し、
    前記ベース基材が、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とが接続されるように前記ラベル基材に貼着されている非接触型ICラベル。
JP2006090786A 2006-03-29 2006-03-29 非接触型icラベル Expired - Fee Related JP4781871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006090786A JP4781871B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 非接触型icラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006090786A JP4781871B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 非接触型icラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007265144A true JP2007265144A (ja) 2007-10-11
JP4781871B2 JP4781871B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=38638053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006090786A Expired - Fee Related JP4781871B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 非接触型icラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4781871B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514242A (ja) * 2006-12-14 2010-04-30 オムニ−アイ・デイ・リミテツド 切り替え可能な放射の強化と減結合
CN110647966A (zh) * 2019-08-08 2020-01-03 深圳盈达机器视觉技术有限公司 电子标签、射频识别系统及物品清点方法
JP2020107250A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 サトーホールディングス株式会社 Rfidラベル及びrfidタグ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514242A (ja) * 2006-12-14 2010-04-30 オムニ−アイ・デイ・リミテツド 切り替え可能な放射の強化と減結合
JP2020107250A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 サトーホールディングス株式会社 Rfidラベル及びrfidタグ
JP7170531B2 (ja) 2018-12-28 2022-11-14 サトーホールディングス株式会社 Rfidラベル及びrfidタグ
CN110647966A (zh) * 2019-08-08 2020-01-03 深圳盈达机器视觉技术有限公司 电子标签、射频识别系统及物品清点方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4781871B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815217B2 (ja) アンテナ回路、icインレット、マルチタグ及びマルチタグ製造方法
JP4541246B2 (ja) 非接触icモジュール
JP5169832B2 (ja) 非接触icタグラベルとその製造方法
JP6265203B2 (ja) 容器
EP2374095B1 (en) Radio frequency identification tag
JP3854124B2 (ja) 非接触式icラベル
JP7170531B2 (ja) Rfidラベル及びrfidタグ
JP2004165531A (ja) 非接触式データキャリア用の両面配線アンテナ回路部材
JP4781871B2 (ja) 非接触型icラベル
JP4750455B2 (ja) Rfidタグセット、rfidタグ、およびrfidタグ部品
CN115298666A (zh) Rfid标签
JP2008186353A (ja) Icタグ用アンテナ
JP2011159212A (ja) 非接触型データ受送信体およびこれを用いた重量物検知装置
JP4827574B2 (ja) 非接触通信媒体
JP4997007B2 (ja) Rf−idメディア及びその製造方法
JP5098588B2 (ja) 非接触型icタグ及び非接触型icタグの製造方法
JP7179264B2 (ja) Icタグ
JP4354317B2 (ja) Icタグ及びその製造方法
KR101144293B1 (ko) Ic 태그
JP4713942B2 (ja) アンテナ部材及びこれを用いた非接触型icカード
JP5195241B2 (ja) 耐熱性icタグストラップ
JP2022063047A (ja) Rfidタグ及びrfidタグの製造方法
JP4894246B2 (ja) Icタグ用基材シート
JP2006209616A (ja) 非接触型icラベル
JP2005309492A (ja) 無線情報媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4781871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees