JP2007128368A - 生産計画立案装置 - Google Patents
生産計画立案装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007128368A JP2007128368A JP2005321567A JP2005321567A JP2007128368A JP 2007128368 A JP2007128368 A JP 2007128368A JP 2005321567 A JP2005321567 A JP 2005321567A JP 2005321567 A JP2005321567 A JP 2005321567A JP 2007128368 A JP2007128368 A JP 2007128368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- production
- unit
- lot
- allocation
- order
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
【課題】効率的で、無理なく実施できる生産計画の立案を可能とする生産計画立案装置の提供を目的とする。
【解決手段】受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当部66と、前記引当手段により引き当てた材料に相当する製品の生産計画を立案する計画立案部74とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当部66と、前記引当手段により引き当てた材料に相当する製品の生産計画を立案する計画立案部74とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は生産計画立案装置に関し、特に、生産ロット単位による丸め処理を考慮した生産計画を立案する生産計画立案装置に関する。
従来、最終製品の生産計画を立案するために、最終製品の部品である中間品の生産ロット単位を考慮する手段を備える装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この装置は、最終製品の在庫計画を策定する装置であり、最終製品の在庫量を適正に保つために、最終製品の生産計画を立案する手段を備える。この最終製品の生産計画を立案する手段において、この装置は、最終製品の必要量に応じて投入する中間品の数量を、中間品の生産ロット単位の整数倍としている。
特開平8−241353号公報
しかしながら、従来の生産計画は、生産計画に従った生産が実施できるとは限らず、また生産計画の立案にあたって効率性を十分に考慮していないという問題がある。
まず、従来の生産計画は、当該製品を製造するために引き当て可能な原料、材料または中間品の在庫の数量を考慮していない。そのため、当該製品の材料等の在庫が不足するために、実施が不可能ないし困難な生産計画を立案することがある。このような材料等の在庫不足が生じる生産計画は、その不足分を考慮して生産計画を修正する手間を生じさせるか、または、生産現場での能力の限界に近い生産を要求する。
また、従来の生産計画は、生産計画の立案に、生産単位として生産ロット単位のみを用いる。そのため、きめ細かな生産計画を立案することができず、生産の効率性と在庫消費の効率性とを両立させることができない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、効率的で、無理なく実施できる生産計画の立案を可能とする生産計画立案装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る生産計画立案装置は、注文に応じて生産計画を立案する生産計画立案装置であって、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当手段と、前記引当手段により引き当てた材料に相当する製品の生産計画を立案する計画立案手段とを備える。
引当手段は、受注量から引当数分の材料を引き当てる。「引当数」とは、その注文のために引き当て可能な材料のうち実際に引き当てる材料の予定数量である。引当手段は、受注量を生産ロット単位で丸め上げた製品数量に相当する材料等の引き当てができると判断した場合、その生産ロット単位で丸め上げた製品数量に相当する材料数を引当数とする。このように、生産ロット単位で丸め上げた製品数量に相当する材料数を引当数とする場合、製品はロット単位で製造されるため、生産効率が最良となる。
ここで、「生産ロット数」は、製品を生産する単位数量であり、「生産ロット単位」も同義である。また、生産ロット数で「丸め上げる」とは、受注量を生産ロット単位で丸めて切り上げることであり、具体的には、注文数を生産ロット単位で除し、小数点第1位を切り上げることにより得られる整数に生産ロット単位を乗じることである。
また、生産ロット単位で丸め上げた製品数量に相当する材料を引き当てることができないと判断した場合、引き当て可能な材料から生産ロット単位より少ない製品の数量単位であるロット削減単位を用いて、材料等の引当数を算出する。これにより、ロット削減単位によりある程度まとめて生産することができるため、引き当て可能な材料から生産可能な製品を1個単位で最大限製造するよりも、生産効率の低下を抑えた生産計画を立案することが可能となる。また、生産単位として生産ロット単位のみを採用して生産計画を立案する場合に比べて、きめ細かな生産数を計画することが可能となり、在庫の消費効率に優れた生産計画の立案が可能となる。
このように本発明に係る生産計画立案装置は、生産ロット単位、引き当て可能な材料の数量および削減ロット単位を考慮することにより、効率的で、かつ無理なく実施できる生産計画の立案を可能とする。
好ましくは、前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記ロット削減数を用いて前記材料の在庫量以下の最大の数量を算出する。
このようにロット削減単位を用いながら在庫をできるだけ引き当てることにより、生産の効率をある程度維持しながら、在庫の数量を減らすことができ、効率が向上する。
さらに好ましくは、前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量からロット削減数の整数倍を差し引くことにより算出される量に相当する材料を引き当てる。
さらに好ましくは、前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量から前記生産ロット数を差し引いた量にロット削減数の整数倍を加算することにより算出される量に相当する材料を引き当てる。
さらに好ましくは、前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量から生産ロット数を差し引いた量に、予め定めた一定の数量を加算した後、前記ロット削減数の整数倍を加算することにより算出される量に相当する材料を引き当てる。
このような具体的な方法により、ロット削減単位を用いながら在庫をできるだけ引き当てることができ、生産の効率をある程度維持しながら在庫の利用効率を向上させることができる。また、生産に適した算出方法を採り得るため、在庫の利用効率が最も良くなる方法を選択することが可能となり、在庫の利用効率を向上させることができる。
さらに好ましくは、さらに、製品の完成が要望される期日である要望日を取得する要望取得手段を備え、前記引当手段は、前記要望日に応じた期日に前記注文に引き当て可能な材料数を在庫量として材料を引き当てる。
このように期日を考慮することは、要望日に引き当て可能な在庫について精緻な数量を用いることを可能とする。そのため、生産計画の実施可能性を維持しながら、効率の良い在庫の利用が可能となる。
さらに好ましくは、前記引当手段は、製品の完成が要望される期日である要望日および前記受注量を含む要望データを記憶している要望記憶部と、前記要望記憶部から前記要望データを取得する要望取得部と、前記生産ロット数を記憶しているロット単位記憶部と、前記ロット単位記憶部から前記生産ロット数を取得するロット単位取得部と、前記ロット単位取得部により取得される生産ロット数により前記受注量を丸め上げた製品の数量を仮手配数として算出する仮手配数算出部と、一定の数量当たりの前記製品の生産に必要な前記材料数を示す員数比を記憶している製品記憶部と、前記仮手配数と前記員数比とから、前記仮手配数に相当する製品の生産に必要な材料数である当初引当数を算出する当初引当数算出部と、前記要望取得部により取得される前記要望日に応じた期日における前記在庫量と前記当初引当数とを比較する比較部と、前記当初引当数が前記在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、前記当初引当数が前記在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当部とを有する。
このような部位を引当手段が有することにより、引当手段は受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料を算出することができる。また、要望日に引き当て可能な在庫について精緻な数量を用いて生産計画を立案することができる。そのため、生産計画の実施可能性を維持しながら、効率の良い在庫の利用が可能となる。
さらに好ましくは、前記引当手段は、引き当て可能な在庫の中に入庫日が異なる在庫がある場合に、入庫の順序に基づいて引き当てる。
さらに好ましくは、前記引当手段は、引き当て可能な在庫の中に入庫日が異なる在庫がある場合に、新しく入庫した材料から順に引き当てる。
さらに好ましくは、前記引当手段は、引き当て可能な在庫の中に入庫日が異なる在庫がある場合に、在庫のうち古く入庫した材料から順に引き当てる。
このように在庫の取り崩す方法を考慮することは、在庫の利用について正確な管理を可能とする。
さらに好ましくは、前記計画立案手段は、前記引当手段により引き当てた材料に相当する製品数である手配数、および前記引当手段により引き当てられた材料から製品を生産できる期日である手配日を算出することにより製品の生産計画を立案する。
このように手配数および手配日を内容とする生産計画を立案することは、要望に対して手配できる製品の数量と期日を明らかにする。そのため、要望に対して手配できた製品の生産を実行できるとともに、手配できない製品の数量、すなわち別に対処する必要のある製品の数量の把握が可能となり、手配できない製品について無理のない生産計画を立てることが可能となる。
なお、本発明は、このような特徴的な手段を備える生産計画立案装置として実現することができるだけでなく、生産計画立案装置に含まれる特徴的な手段をステップとする生産計画立案方法として実現したり、生産計画立案装置に含まれる特徴的な手段としてコンピュータを機能させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは言うまでもない。
本発明によると、効率的な生産が可能であり、無理なく実施ができる生産計画を立案することができる。また、生産の効率性と在庫消費の効率性とが両立した生産計画の立案が可能となる。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る生産計画立案装置の実施の形態について説明する。
先ず、図1から図9までを参照して、本発明に係る生産計画立案装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係る生産計画立案装置14を備えた生産管理システムの構成を示す概観図である。本発明に係る生産管理システムは、顧客から受け付けた注文と在庫データとに基づいて生産計画30を立案する。そして、その生産計画に従って工場は生産を実施する。
本実施の形態に係る生産管理システムは、本発明に係る生産計画立案装置14と、その生産計画立案装置14に接続された入力機器16および出力機器18と、材料データ記憶部10を有する材料データ端末11と、注文端末24、26とを備える。生産計画立案装置14と材料データ端末11とは、社内LAN(Local Area Network)12を介して接続される。また、生産計画立案装置14と注文端末24、26とは、専用回線や、ゲートウェイ20を介する社内LAN12およびインターネット22等により接続される。
注文端末24、26は、製品を注文するための端末である。注文端末24、26は、顧客の下に置かれ、専用回線、インターネット、LAN等を介して本発明に係る生産計画立案装置14に注文データを送信する。
入力機器16は、ユーザがファクシミリや電話により顧客から受け付けた製品の注文データを入力する機器である。ユーザが入力機器16に入力したデータは、本発明に係る生産計画立案装置14により受け付けられる。具体的には、例えば、本発明に係る生産計画立案装置14に接続されたキーボード、マウス等である。
出力機器18は、本発明に係る生産計画立案装置14へ送信したデータ内容およびそれを基に計算されたデータ内容を表示する機器である。具体的には、例えば、ディスプレイ、プリンタ等である。
材料データ端末11は、材料データ記憶部10へのデータの出入力および材料データ記憶部10の管理をする端末である。材料データ端末11は、その内部または外部に直接接続された材料データ記憶部10を有する。
材料データ記憶部10は、材料データ端末11に接続されており、材料データ10aを記憶している。材料データ10aは、ある期日に倉庫にある原料、材料、中間品の予定数量を含むデータである。
生産計画立案装置14は、生産計画を立案する。注文端末24、26、または入出力機器16に入力される顧客から受け付ける注文データおよび材料データ記憶部10から材料データ端末11を介して取得する材料データ10aをもとに生産計画を立てる。
このように、顧客からの注文と材料データ10aとを用いて生産計画を立案することにより、注文に引き当て可能な材料の数量を考慮した生産計画を立案することができる。
図2は、本発明に係る生産計画立案装置14における生産計画の立案過程の例をイメージで示す図である。まず、顧客からの注文を受けて生産ロット単位で丸め上げた量に相当する製品を生産するという仮の生産計画を立てる。生産ロット単位は、生産効率と在庫削減等を考慮して経営上の観点から決定する、製品を生産する際の単位数量である。例えば、生産ロット単位は、各企業の経営を総合的・戦略的に勘案した際に最も効率よく生産できる製品の単位数量である。
次に、その仮の生産計画の達成に足りる材料等を確保できる場合、仮の生産計画を最終的な生産計画として立案する。また、その仮の生産計画の達成に足りる材料等を確保できない場合、予定する生産数をロット削減単位により減算した生産計画を最終的な生産計画として立案する。ここで、材料等を確保できるか否かは、材料データ記憶部10が記憶している材料データ10aを参照して判断される。
ロット削減単位は、生産ロット単位で丸め上げた量に相当する製品の生産計画を立てることが、材料等の不足によりできない場合に、製品の生産予定数量を調整するために用いる単位数量である。ロット削減単位は、生産設備の物理的制約や生産効率などにより決定される。
本発明の内容を分かり易く説明するため、まず、期日に関するデータを省略して図2に示した具体的数量を用いて説明する。
まず、顧客は、14個のコンデンサ1を注文している。1つのコンデンサ1は1つの素体Aと2本のリード線とから製造されるとする。そのため、14個のコンデンサ1を製造するためには、素体Aが14個必要となる。リード線のように入手が容易な材料は、生産計画を制約する要素として考慮しない。
次に、注文数は、生産ロット単位により丸め上げられる。ここで、生産ロット単位を9個とすると、丸め上げたコンデンサ1の生産量は18個である。18個のコンデンサ1を生産するために必要な材料が確保できる場合、本発明に係る生産計画立案装置14は、18個のコンデンサ1を手配する生産計画を立てる。「手配」とは、生産計画において、ある期日に製品の完成を予定することであり、製品の完成予定日を「手配日」、製品の完成予定数量を「手配数」という。本図の例は、期日を考慮していない。そのため、ここでの「手配」は、生産計画における製品の完成を予定することである。
続いて、本発明に係る生産計画立案装置14は、材料が確保できるか否かを判断するため、引当残を参照する。「引当残」とは、ある期日に引き当て可能な材料等の数量のことである。すなわち、「引当残」は、ある期日に実際に所持し、または所持が予定されている材料の数量から既に使用が予定されている数量を除いた数量である。「在庫量」も同義である。ここでは、素体Aの引当残は、13個であり、注文数を丸め上げることによって得た数量である18個を生産するには足りない。
そのため、引当残に見合うように手配数を調整する必要がある。手配数を調整するため、本発明に係る生産計画立案装置14は、手配数を調整する単位であるロット削減単位を参照する。ここで、ロット削減単位は、3個である。
本発明に係る生産計画立案装置14は、引当数をロット削減単位に相当する材料数で調整することにより、引当数を引当残以下にする。引当数は、丸め上げた手配数をロット削減単位で減算していくことにより算出される製品数に相当する材料数である。本図の例では、製品を1個生産するために必要な材料は1個である。そのため、製品数と材料数との換算は省略でき、引当数は、丸め上げた手配数をロット削減単位で減算していくことにより算出される数量となる。本図に示す例の場合、本発明に係る生産計画立案装置14は、注文数を生産ロット単位で丸め上げた数量である18個から、ロット削減単位である3個を減算する。削減した結果である15個は、引当残である13個より多い。そのため、本発明に係る生産計画立案装置14は、もう一度減算する。削減した結果である12個は、引当残である13個より少ない。そのため、本発明に係る生産計画立案装置14は、引当数が12個であることに基づいて生産計画を立案する。
生産計画とは、具体的には、手配数および手配日の算出である。本図の例では期日を考慮しないため、生産計画は手配数を指す。また、本図の例では、1個のコンデンサ1は、1個の素体Aから生産される。そのため、引当数が12個であることから、手配数が12個という生産計画が立案される。
このように、生産ロット単位およびロット削減単位を用いて手配することにより、効率的な生産計画が立案できる。しかも、その立案計画は、生産計画の実施に材料不足が生じないため、無理なく実施できる。
図3は、本発明に係る生産計画立案装置14における機能的構成を示すブロック図である。本発明に係る生産計画立案装置14は、入力端末24、26または入力機器16から受け付けた注文データ40から作成される要望データ44と材料データ端末11を介して材料データ記憶部10から受け付けた材料データ10aに含まれる引当残とから、生産計画を立案し、結果を出力装置18等に出力する。
本発明に係る生産計画立案装置14は、要望記憶部42と、要望取得部46と、ロット単位記憶部48と、ロット単位取得部52と、仮手配数算出部54と、製品記憶部56と、当初引当数算出部60と、引当残取得部62と、比較部64と、引当部66と、計画立案部74と、計画記憶部68と、引当残書込部76と、表示I/F部78と、要望作成部80とを備える。
要望作成部80は、納品リードタイム記憶部41が記憶している納品リードタイムデータ41aおよび顧客からの注文データ40から要望データ44を作成し、作成した要望データ44を要望記憶部42に格納する。納品リードタイムデータ記憶部41は、本実施の形態に係る生産計画立案装置14の外部にあるサーバまたは端末により管理される記憶部である。
要望記憶部42は、要望作成部80により作成された要望データ44を記憶している。
要望データ44は、顧客からの注文データ40をもとに作成される、工場での最終完成要望を示すデータである。より具体的には、要望データ44は、納品リードタイムデータ41aに含まれる納品リードタイムを注文データ40に対して考慮することにより作成される。「納品リードタイム」とは、工場で製品が完成してから顧客に納品するまでに要する期間のことである。要望データ44は、製品の種別を示す製品品番と、要望数量を示す要望数と、期限を示す要望日とを含む。要望数と注文量とは一致する。
要望データ44は、顧客からの注文データ40をもとに作成される、工場での最終完成要望を示すデータである。より具体的には、要望データ44は、納品リードタイムデータ41aに含まれる納品リードタイムを注文データ40に対して考慮することにより作成される。「納品リードタイム」とは、工場で製品が完成してから顧客に納品するまでに要する期間のことである。要望データ44は、製品の種別を示す製品品番と、要望数量を示す要望数と、期限を示す要望日とを含む。要望数と注文量とは一致する。
要望取得部46は、要望データ44を取得する。要望データ取得部46は、注文データ40をもとに要望作成部80が作成する要望データ44を、要望記憶部42より取得する。
ロット単位記憶部48は、ロット単位データ50を記憶している。ロット単位データ50は、製品毎の生産ロット単位およびロット削減単位を含む。
ロット単位取得部52は、ロット単位記憶部48からロット単位データ50を取得する。
仮手配数算出部54は、仮手配数を算出する。仮手配数とは、要望数を生産ロット単位で丸め上げることにより算出される製品の数量である。すなわち、仮手配数の算出は、受注量を生産ロット数で丸め上げた量を算出することである。
製品記憶部56は、製品データ58を記憶している。製品データ58は、製品品番と、当該製品に必要となる材料等の種別を示す材料品番と、単位数量の製品の製造に必要な材料の数量を比率で表す員数比とを含む。
当初引当数算出部60は、当初引当数を算出する。当初引当数とは、仮手配数の製品の生産に必要な材料の数量である。すなわち、当初引当数の算出は、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料の数量を算出することである。
引当残取得部62は、材料データ端末11を介して材料データ記憶部10から引当残、すなわち在庫量を取得する。材料データ端末11は、材料データ10aを保持している材料データ記憶部10を管理している端末である。材料データ記憶部10は、材料データ10aを記憶しており、材料データ10aは、材料品番毎のある期日に引き当て可能な材料の数量を含む。引当残取得部62は、材料データ記憶部10が記憶している材料データ10aのうち、受注製品の製造に必要な材料について、要望日から生産リードタイムを考慮した期日に引き当て可能な数量を取得する。
「生産リードタイム」とは、材料等の入庫から製品が完成するまでの期間である。生産リードタイムは、材料を工場に運び込むために要する期間や材料から製品が完成するまでの期間等により決定される。
比較部64は、当初引当数と引当残とを比較する。当初引当数と引当残との大きさを比較し、いずれが大きいかという結果を引当部66に引き渡す。
すなわち、比較部64は、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料の数量と材料の在庫量とを比較し、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料の数量が、材料の在庫量以下であること、および材料の在庫量よりも多いことのいずれかの結果を引当部66に引き渡す。
引当部66は、材料を引き当てる。比較部64の結果を受けて、引当残が当初引当数以上の場合、引き当てが可能と判断し、当初引当数を引当数とし、引当数に相当する材料を在庫から引き当てる。また、引当残が当初引当数より少ない場合、引き当てが不可能と判断し、当初引当数をロット削減単位で調整する。具体的には、ロット削減単位を材料ベースの単位数量に換算し、当初引当数から当該単位数量の削減を繰り返す。このようにして得られる引当数のうち引当残を超えない最大の数量を引当数とする。
すなわち、引当部66は、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる。
計画記憶部68は、手配データ70とエラーデータ72とを記憶している。手配データ70は、本発明に係る生産計画立案装置14により手配された製品に関する情報である。エラーデータ72は、製品の要望に対して本発明に係る生産計画立案装置14により手配することができない製品に関する情報である。
計画立案部74は、手配データ70およびエラーデータ72を作成し、これらを計画記憶部68に記憶させる。手配データ70の手配数は、引当部66において算出された引当数および製品記憶部から得られる員数比から算出される。さらに、エラーデータ72は、手配数が要望数に不足する場合や要望に対して手配が立たない場合に作成される。
引当残書込部76は、材料データ端末11を介して材料データ記憶部10に引き当てた材料を取り崩した引当残を書き込む。材料データ記憶部10に書き込まれる引当残は、引当残取得部62が取得する引当残から引当数を差し引いた数量である。
表示I/F部78は、表示要求を受けて、サーバ14に接続されるディスプレイなどの表示部18に出力するインターフェースである。
図4は、要望記憶部42において記憶している要望データ44の内容を示す図である。要望データ44は、注文データ40から作成するデータであり、製品品番、要望日および要望数を含む。
本図は、コンデンサに関する要望データ44の例を示しており、コンデンサ1、コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4という4種類の製品に対して要望が1つずつある場合の要望データ44の例を示す。本図が示す要望データ44は、例えば、コンデンサ1に対する要望は、要望日が2005年8月5日であり、要望数が9000個であることを表す。コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4についても同様である。
図5は、ロット単位記憶部48において記憶されているロット単位データ50の内容を示す図である。ロット単位データ50は、製品毎の製品品番、生産ロット単位およびロット削減単位を含む。
本図は、コンデンサに関するロット単位データ50の例であり、コンデンサ1、コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4という4種類の製品に関するロット単位データ50の例を示す。本図が示すロット単位データ50は、例えば、コンデンサ1について、生産ロット単位は5000個であり、ロット削減単位が1000個であることを表す。コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4についても同様である。
図6は、製品記憶部56において記憶されている製品データ58の内容を示す図である。製品データ58は、製品と当該製品の材料の数量関係に関するデータであり、製品品番、材料品番および員数比を含む。
本図は、コンデンサに関する製品データ58の例であり、コンデンサ1、コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4という4種類の製品に関する製品データ58の例を示す。本図が示す製品データ58は、例えば、コンデンサ1は、材料品番が素体Aである材料から製造され、1個のコンデンサ1は、1個の素体Aを使用して製造されることを表す。コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4についても同様である。
図7は、材料データ記憶部10において記憶されている材料データ10aの内容を示す図である。材料データ10aは、材料の出入庫に関するデータであり、材料品番、入庫日、入庫数、引当残を含む。引当残は、材料の在庫のうち、既に引き当てられた材料を差し引いた残りの数量を示し、当該要望に引き当て可能な材料の最大数を示す。
本図で例示している1行目のデータは、材料品番が素体Aで示される材料の入庫が、2005年8月1日に8500個あること、および材料品番が素体Aで示される材料の引当残が8500個であることを示している。2行目以下のデータは、2行目に2005年8月1日に入庫される材料品番が素体Bで示される材料について、3行目に2005年8月2日に入庫される材料品番が素体Bで示される材料について、4行目に2005年8月2日に入庫される素体Cで示される材料について、入庫数および引当残を示している。
図8は、計画記憶部68において記憶されている手配データ70の内容を示す図である。手配データ70は、生産計画において要望に対して手配ができた製品に関するデータであり、製品品番、手配日、手配数、材料品番および材料の引当数を含む。
本図は、図4に示す要望データ44に対して手配された製品に関するデータの例である。図4の要望データ44を参照しながら、本図の各データについて説明する。
まず、コンデンサ1について、要望日2005年8月5日、要望数9000個の要望があり、これに対して、手配日2005年8月5日、手配数8000個の手配がされており、製品8000個に相当する素体Aが引き当てられている。
次に、コンデンサ2について、要望日2005年8月6日、要望数13000個の要望があり、これに対して、手配日2005年8月6日、手配数15000個の手配がされており、製品15000個に相当する素体Bが引き当てられている。
さらに、コンデンサ3について、要望日2005年8月8日、要望数3500個の要望があり、これに対して、手配日の記載がなく、手配数および素体Cの引当数が0個となっている。手配数が0個ということは、当該要望に対して手配が立たないことを意味する。
さらに、コンデンサ4について、要望日2005年8月10日、要望数8000個の要望があり、これに対して、手配日2005年8月10日、手配数6500個の手配がされており、製品6500個に相当する素体Bが引き当てられている。
図9は、計画記憶部68において記憶されているエラーデータ72の内容を示す図である。エラーデータ72は、要望に対して手配が不足する場合や手配が立たない場合のように、生産計画が立たない要望に関するデータであり、製品品番と、要望日と、要望数と、材料品番と、引当数と、手配エラーとを含む。
本図は、図4に示す要望に対して生産計画が立たない製品に関するデータの例である。
まず、本図に例示するエラーデータ72は、コンデンサ1について、要望日が2005年8月5日、要望数が9000個、材料品番が素体A、引当数が8000個、手配エラーが1000個不足、というデータを含む。このデータは、コンデンサ1の手配が、1000個不足していることを示している。
まず、本図に例示するエラーデータ72は、コンデンサ1について、要望日が2005年8月5日、要望数が9000個、材料品番が素体A、引当数が8000個、手配エラーが1000個不足、というデータを含む。このデータは、コンデンサ1の手配が、1000個不足していることを示している。
次に、本図に例示するエラーデータ72は、コンデンサ2について、エラーデータを含まない。これは、コンデンサ2の手配が十分であるためである。
さらに、本図に例示するエラーデータ72は、コンデンサ3について、要望日が2005年8月8日、要望数が8000個、材料品番が素体C、引当数が0個、手配エラーが手配計画立たず、というデータがある。このデータは、コンデンサ3の手配計画が、立たないことを示している。
さらに、コンデンサ4について、要望日2005年8月10日、要望数8000個、材料品番素体B、引当数6500個、手配エラー1500個不足、というデータがある。このデータは、コンデンサ4の手配が、1500個不足していることを示している。
このような、エラーデータ72の出力は、要望に対して手配が立った分および手配が立たない分の数量を明瞭にする。そのため、手配が立たない分について、材料の入庫予定に従って新たな生産計画を立てることや、すでに他の要望で手配済みの製品を当該要望に当てることなどにより、適切な対処の考案を容易にする。
次に、図10から図14までを参照して、本発明に係る生産計画立案装置14における処理の流れについて説明する。
図10は、生産計画立案装置14が実行する処理のフローチャートである。以下に説明する処理は、注文者と製品品番と納期とによって特定される注文データに対して実行される。
要望取得部46は、要望記憶部42から、受け付けた注文データ40に基づいて要望作成部80が作成し格納した要望データ44を取得する(S1)。注文データ40は、製品品番と、納期と、数量とを含む。
注文データ40の製品品番および要望データ44の製品品番は同一である。また、注文データ40の数量および要望データ44の要望数は同一である。
要望日は、注文データ40の納期から納品リードタイムを差し引いて算出される期日である。そのため、注文データ40の納期と要望データ44の要望日とは、異なる場合がある。
次に、ロット単位取得部52は、要望取得部46から要望データ44に含まれる製品品番を取得し、ロット単位記憶部48から当該製品品番に該当する製品の生産ロット単位およびロット削減単位を取得する(S2)。
続けて、仮手配数算出部54は、要望取得部46から要望数を取得し、その要望数をロット単位取得部52から得られるロット生産単位によって丸め上げることにより仮手配数を算出する(S3)。
さらに続けて、当初引当数算出部60は、製品記憶部56から要望データ44に含まれる製品品番に対応する材料品番と員数比とを取得する(S4)。
さらに続けて、引当残取得部62は、当初引当数算出部60から受ける材料品番に対応する材料の引当残を、材料データ端末11を介して材料データ記憶部10から取得する(S5)。
さらに続けて、当初引当数算出部60は、仮手配数算出部54から得られる仮手配数を取得し、先に取得した員数比を用いて仮手配数の製品を作成するために必要な材料数である当初引当数を算出する(S6)。
さらに続けて、比較部64は、当初引当数算出部60から得られる当初引当数と、引当残取得部62から得られる引当残とを比較する(S7)。当初引当数が引当残を超えない場合(S7でYES)、引当部66は、当初引当数の材料を当該要望に引き当てる引当数とし、引当残取得部62から得た引当残から取り崩す(S11)。
当初引当数が引当数を超える場合(S7でNO)、引当部66は、当初引当数を員数比により製品ベースの数量に換算する(S8)。続けて、引当部66は、その製品ベースの数量からロット削減単位を減算する(S9)。さらに続けて、引当部66は、ロット削減単位により削減した製品数が0より大きいか否かを判断する(S10)。
引当部66がロット削減単位により削減した製品数が0より大きいと判断しない場合(S10でNO)、引当部66は、手配が立たないこと、すなわち引当数が0であるデータを計画立案部74に渡す。
引当部66がロット削減単位により削減した製品数が0より大きいと判断した場合(S10でYES)、引当部66は、ロット削減単位により削減した製品数を、員数比により材料ベースの数量である当初引当数に換算する(S6)。さらに続けて、引当部66は、当初引当数と引当残とを比較する(S7)。当初引当数が引当残を超えない場合(S7でYES)、引当部66は、当初引当数を当該要望に引き当てる引当数とし、その引当数を引当残取得部62から得た引当残から取り崩す(S11)。
削減された引当数が引当残を超える場合(S7でNO)、引当部66は、当初引当数を製品ベースの数量に換算する処理(S8)と、その製品ベースの数量からロット削減単位を減算する処理(S9)と、その削減後の製品数が0より大きいか否かの判断処理(S10)と、その削減後の製品数が0より大きいと判断しない場合に(S10でNO)手配が立たないことを計画立案部74に渡す処理とを順に実行し、また、削減後の数量が0より大きいと判断した場合に(S10でYES)削減後の製品数を材料数に換算する処理(S6)と、削減された引当数と引当残を比較する処理(S7)を順に実行する。
計画立案部74は、引当部66から得られる引当数と製品記憶部56から取得して得られる員数比とから、当該引当数の材料から製造できる製品の数量を手配数として、また要望日を手配日として、手配データ70およびエラーデータ72を作成して(S12)、処理を終了する。
このように、要望データ44をロット単位で丸め上げ、引当残を参照して、丸め上げた製品数をロット削減単位で削減する処理を行うことは、生産効率の低下を抑え、かつ無理なく実施できる生産計画の立案を可能にする。
このような処理について、図11から図15までを参照し、図4から図9までで紹介したデータが作成される手順を説明する。
図11は、一連の注文データを受けて本発明に係る生産計画立案装置14が実行する具体的な処理の手順を示す図である。コンデンサ1、コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4の注文を順に受けた場合に、本発明に係る生産計画立案装置14が実行する処理手順である。
本図は、まず、コンデンサ1について、納期が2005年8月10日、数量が9000個の注文を受けた例を示す。次に、コンデンサ2について、納期が2005年8月11日、数量が13000個の注文を受けた例を示す。さらに、コンデンサ3について、納期が2005年8月13日、数量が3500個の注文を受けた例を示し。さらに、コンデンサ4について、納期が2005年8月15日、数量が8000個の注文を受けた例を示す。
そして、本実施の形態は、注文を受けた順に処理を行う。従って、まず、コンデンサ1について生産計画を立て(S101)、次にコンデンサ2について生産計画を立てる(S102)。さらに、コンデンサ3の生産計画(S103)、コンデンサ4の生産計画(S104)を順に立案する。
図12は、第1の注文データ40を受けて本発明に係る生産計画立案装置14が実行する処理S101の詳細を示す図である。上記の通り、第1の注文の内容は、製品がコンデンサ1、納期が2005年8月10日、数量が9000個である。コンデンサ1の納品リードタイムは5日であり、簡単のため休日は考慮しないこととする。要望取得部46は、取得した第1の注文データ40から作成された要望データ44を取得する(S110)。要望データ44の内容は、図4に示すように、製品がコンデンサ1、要望日が2005年8月5日、数量が9000個である。
ロット単位取得部52は、ロット単位記憶部48から、コンデンサ1の生産ロット単位およびロット削減単位を取得する(S111)。具体的には、ロット単位取得部52は、図5に示すロット単位データ50を取得する。すなわち、ロット単位取得部52は、コンデンサ1の生産ロット単位が5000個であり、コンデンサ1のロット削減単位が1000個であることを取得する。
仮手配数算出部54は、ロット単位取得部52からコンデンサ1の生産ロット単位を受ける。仮手配数算出部54は、9000個の要望数をコンデンサ1の生産ロット単位である5000個で丸め上げることにより仮手配数を10000個と算出する(S112)。
当初引当数算出部60は、製品記憶部56からコンデンサ1の製品データ58を取得する(S113)。具体的には、当初引当数算出部60は、図6で示す製品データ58を取得する。すなわち、当初引当数算出部60は、コンデンサ1という製品の材料を示す材料品番は素体Aであり、員数比は1/1であることを取得する。
引当残取得部62は、材料データ端末11を介してから材料データ10aを取得する(S114)。ここで、生産リードタイムを4日とする。要望日が2005年8月5日であるから、引き当てる材料は、生産リードタイムを差し引いた2005年8月1日以前に入庫している材料が対象となる。コンデンサ1の材料は材料Aであるから、引当残取得部62は、具体的には図7に示すように、2005年8月1日以前に入庫している材料Aの引当残は8500個あることを取得する。ただし、2005年8月1日以前に入庫した材料の引当残はないものとする。
当初引当数算出部60は、仮手配数が10000個であること、および員数比が1/1であることから、当初引当数を10000個と算出する(S115)。
比較部64は、引当残の8500個と当初引当数の10000個とを比較する(S116)。比較部64は、比較した結果、すなわち当初引当数が引当残を超えていること、を引当部66に引き渡す。
引当部66は、比較部64の結果を受けて、当初引当数を削減する(S117)。本図におけるすべての削減単位は、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値を示している。本図に示していない処理は、引当部66が、当初引当数を員数比により製品ベースの数量に換算し、その結果からロット削減単位を削減し、さらにその結果を員数比により材料ベースの数量に換算する処理である。本図の例において、員数比が1/1であるため、コンデンサ1のロット削減単位である1000個は、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値としても同じ数量、すなわち1000個となる。本図の説明における削減単位は、上記と同様に、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値を示す。
引当部66は、当初引当数の10000個から削減単位の1000個を削減することにより、当初引当数を9000個と算出し、8500個の引当残と9000個の当初引当数とを比較する(S118)。
引当部66は、当初引当数が引当残を超えていることから、当初引当数をさらに削減することにより新たな当初引当数を算出する(S119)。新たな当初引当数は、9000個の当初引当数から削減単位である1000個を削減するため、8000個となる。
引当部66は、8500個の引当残と8000個の当初引当数8000個とを比較する(S120)。
引当部66は、当初引当数が引当残を超えていないことから、この8000個の当初引当数を引当数とし、8500個の引当残から取り崩す。取り崩しにより、引当残は、500個となる(S121)。
計画立案部74は、以上の処理に基づいて、手配データ70およびエラーデータ72を作成して(S122)、処理を終了する。手配データ70は、図8で示すように、素体Aの引当残のうち8000個を引き当てること、引き当てた材料から2005年8月5日に8000個のコンデンサ1を手配することを含む。エラーデータ72は、図9で示すように、2005年8月5日に要望のあるコンデンサ1について1000個の不足が生じていることを含む。
図13は、第2の注文データ40を受けて本発明に係る生産計画立案装置14が実行する処理S102の詳細を示す図である。上記の通り、第2の注文の内容は、製品がコンデンサ2、納期が2005年8月11日、数量が13000個である。コンデンサ2の納品リードタイムは5日であり、簡単のため休日は考慮しないこととする。要望取得部46は、取得した第2の注文データ40から作成された要望データ44を取得する(S130)。要望データ44の内容は、図4に示すように、製品がコンデンサ2、要望日が2005年8月6日、数量が13000個である。
ロット単位取得部52は、ロット単位記憶部48から、コンデンサ2の生産ロット単位およびロット削減単位を取得する(S131)。具体的には、ロット単位取得部52は、図5に示すロット単位データ50を取得する。すなわち、ロット単位取得部52は、コンデンサ2の生産ロット単位が5000個であり、コンデンサ2のロット削減単位が1000個であることを取得する。
仮手配数算出部54は、ロット単位取得部52からコンデンサ2の生産ロット単位を受ける。仮手配数算出部54は、13000個の要望数をコンデンサ2の生産ロット単位である5000個で丸め上げることにより仮手配数を15000個と算出する(S132)。
当初引当数算出部60は、製品記憶部56からコンデンサ2の製品データを取得する(S133)。具体的には、当初引当数算出部60は、図6で示す製品データ58を取得する。すなわち、当初引当数算出部60は、コンデンサ2という製品の材料を示す材料品番は素体Bであり、員数比は1/1であることを取得する。
引当残取得部62は、材料データ端末11を介して材料データ記憶部10から材料データ10aを取得する(S134)。ここで、生産リードタイムを4日とする。要望日が2005年8月6日であるから、引き当てる材料は、生産リードタイムを差し引いた2005年8月2日以前に入庫している材料が対象となる。コンデンサ2の材料は材料Bであるから、引当残取得部62は、具体的には図7に示すように、2005年8月2日以前に入庫している材料Bの引当残は、2005年8月1日に入庫した分が12800個あり、2005年8月2日に入庫した分が9000個あることを取得する。ただし、2005年8月1日以前に入庫した材料の引当残はないものとする。
当初引当数算出部60は、仮手配数が15000個であること、および員数比が1/1であることから、当初引当数を15000個と算出する(S135)。
比較部64は、引当残の合計である21800個と当初引当数の15000個とを比較する(S136)。比較部64は、比較した結果、すなわち当初引当数が引当残を超えていないこと、を引当部66に引き渡す。
引当部66は、比較部64の結果を受けて、この15000個の当初引当数を引き当て数とし、21800個の引当残から取り崩す。ここで取り崩しは、入庫の古いものから順になされるとする。取り崩しにより、2005年8月1日に入庫した分の引当残は0個となり、2005年8月2日に入庫した分の引当残は6800個となる(S137)。
計画立案部74は、以上の処理に基づいて、手配データ70を作成して(S138)、処理を終了する。手配データ70は、図8で示すように、素体Bの引当残の合計のうち15000個を引き当てること、引き当てた材料から2005年8月6日に15000個のコンデンサ2を手配することを含む。
図14は、第3の注文データ40を受けて本発明に係る生産計画立案装置14が実行する処理S103の詳細を示す図である。上記の通り、第3の注文の内容は、製品がコンデンサ3、納期が2005年8月13日、数量が3500個である。コンデンサ3の納品リードタイムは5日であり、簡単のため休日は考慮しないこととする。要望取得部46は、取得した第3の注文データ40から作成された要望データ44を取得する(S140)。要望データの内容は、図4に示すように製品がコンデンサ3、要望日が2005年8月8日、数量が3500個である。
ロット単位取得部52は、ロット単位記憶部48から、コンデンサ3の生産ロット単位およびロット削減単位を取得する(S141)。具体的には、ロット単位取得部52は、図5に示すロット単位データ50を取得する。すなわち、ロット単位取得部52は、コンデンサ3の生産ロット単位が4000個であり、コンデンサ3のロット削減単位が2000個であることを取得する。
仮手配数算出部54は、ロット単位取得部52からコンデンサ1の生産ロット単位を受ける。仮手配数算出部54は、3500個の要望数をコンデンサ3の生産ロット単位である4000個で丸め上げることにより仮手配数を4000個と算出する(S142)。
当初引当数算出部60は、製品記憶部56からコンデンサ3の製品データを取得する(S143)。具体的には、当初引当数算出部60は、図6で示す製品データ58を取得する。すなわち、当初引当数算出部60は、コンデンサ3という製品の材料を示す材料品番は素体Cであり、員数比は1/1であることを取得する。
引当残取得部62は、材料データ端末11を介して材料データ記憶部10から材料データ10aを取得する(S144)。ここで、生産リードタイムを4日とする。要望日が2005年8月8日であるから、引き当てる材料は、生産リードタイムを差し引いた2005年8月4日以前に入庫している材料が対象となる。コンデンサ3の材料は材料Cであるから、引当残取得部62は、具体的には、図7に示すように、2005年8月4日以前に入庫している材料Cの引当残は1800個あることを取得する。ただし、2005年8月1日以前に入庫した材料の引当残はないものとする。
当初引当数算出部60は、仮手配数が4000個であること、および員数比が1/1であることから、当初引当数を4000個と算出する(S145)。
比較部64は、引当残の1800個と当初引当数の4000個とを比較する(S146)。比較部64は、比較した結果、すなわち当初引当数が引当残を超えていること、を引当部66に引き渡す。
引当部66は、比較部64の結果を受けて、当初引当数を削減する(S147)。本図におけるすべての削減単位は、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値を示している。本図に示していない処理は、引当部66が、当初引当数を員数比により製品ベースの数量に換算し、その結果からロット削減単位を削減し、さらにその結果を員数比により材料ベースの数量に換算する処理である。本図の例において、員数比が1/1であるため、コンデンサ3のロット削減単位である2000個は、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値としても同じ数量、すなわち2000個となる。本図の説明における削減単位は、上記と同様に、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値を示す。
引当部66は、当初引当数の4000個から削減単位の2000個を削減することにより、当初引当数を2000個と算出し、1800個の引当残と2000個の当初引当数とを比較する(S148)。
引当部66は、当初引当数が引当残を超えていることから、当初引当数をさらに削減することにより新たな当初引当数を算出する(S149)。新たな当初引当数は、2000個の当初引当数から削減単位である2000個を削減するため、0個となる。
引当部66は、当初引当数が0個となったことから、引当数を0個とし、取り崩しも行わない(S150)。従って、引当残は、1800個となる(S151)。
計画立案部74は、以上の処理に基づいて、手配データ70およびエラーデータ72を作成して(S152)、処理を終了する。手配データ70は、図8で示すように、素体Cの引当数が0個、コンデンサ3の手配が0個であることを含む。エラーデータ72は、図9で示すように、手配がたたないことを含む(図9参照)。
図15は、第4の注文データ40を受けて本発明に係る生産計画立案装置14が実行する処理S104の詳細を示す図である。上記の通り、第4の注文の内容は、製品がコンデンサ4、納期が2005年8月15日、数量が8000個である。コンデンサ4の納品リードタイムは5日であり、簡単のため休日は考慮しないこととする。要望取得部46は、取得した第4の注文データ40から作成された要望データ44を取得する(S160)。要望データ44の内容は、図4に示すように、製品がコンデンサ2、要望日が2005年8月10日、数量が8000個である。
ロット単位取得部52は、ロット単位記憶部48から、コンデンサ2の生産ロット単位およびロット削減単位を取得する(S161)。具体的には、ロット単位取得部52は、図5に示すロット単位データ50を取得する。すなわち、ロット単位取得部52は、コンデンサ2の生産ロット単位が4000個、コンデンサ2のロット削減単位が500個であることを取得する。
仮手配数算出部54は、ロット単位取得部52からコンデンサ4の生産ロット単位を受ける。仮手配数算出部54は、8000個の要望数をコンデンサ4の生産ロット単位である4000個で丸め上げることにより仮手配数を8000個と算出する(S162)。
当初引当数算出部60は、製品記憶部56からコンデンサ2の製品データを取得する(S163)。具体的には、当初引当数算出部60は、図6で示す製品データ58を取得する。すなわち、当初引当数算出部60は、コンデンサ4という製品の材料を示す材料品番は素体Bであり、員数比は1/1であることを取得する。
引当残取得部62は、材料データ端末11を介して材料データ記憶部10から材料データ10aを取得する(S164)。ここで、生産リードタイムを4日とする。要望日が2005年8月10日であるから、引き当てる材料は、生産リードタイムを差し引いた2005年8月6日以前に入庫している材料が対象となる。コンデンサ4の材料は材料Bであり、コンデンサ2の材料と共通しているから、引当残取得部62は、具体的には図13に示すように、2005年8月6日以前に入庫している材料Bの引当残は、2005年8月2日に入庫した分の6800個であることを取得する。
当初引当数算出部60は、仮手配数が8000個であること、および員数比が1/1であることから、当初引当数を8000個と算出する(S165)。
比較部64は、引当残の6800個と当初引当数の8000個とを比較する(S166)。比較部64は、比較した結果、すなわち当初引当数が引当残を超えていること、を引当部66に引き渡す。
引当部66は、比較部64の結果を受けて、当初引当数を削減する(S167)。本図におけるすべての削減単位は、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値を示している。本図に示していない処理は、引当部66が、当初引当数を員数比により製品ベースの数量に換算し、その結果からロット削減単位を削減し、さらにその結果を員数比により材料ベースの数量に換算する処理である。本図の例において、員数比が1/1であるため、コンデンサ4のロット削減単位である500個は、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値としても同じ数量、すなわち500個となる。本図の説明における削減単位は、上記と同様に、ロット削減単位を材料ベースの数量に換算した値を示す。
引当部66は、当初引当数の8000個から削減単位の500個を削減することにより、当初引当数を7500個と算出し、6800個の引当残と7500個の当初引当数とを比較する(S168)。
引当部66は、当初引当数が引当残を超えていることから、当初引当数をさらに削減することにより新たな当初引当数を算出する(S169)。新たな当初引当数は、7500個の当初引当数から削減単位である500個を削減するため、7000個となる。
引当部66は、6800個の引当残と7000個の当初引当数とを比較する(S170)。
引当部66は、当初引当数が引当残を超えていることから、当初引当数をさらに削減することにより新たな当初引当数を算出する(S171)。新たな当初引当数は、7000個の当初引当数から削減単位である500個を削減するため、6500個となる。
引当部66は、6800個の引当残と6500個の当初引当数とを比較する(S172)。
引当部66は、当初引当数が引当残を超えていないことから、この6500個の当初引当数を引当数とし、6800個の引当残から取り崩す。取り崩しにより、引当残は、300個となる(S173)。
計画立案部74は、以上の処理に基づいて、手配データ70およびエラーデータ72を作成して(S174)、処理を終了する。手配データ70は、図8で示すように、素体Bの引当残のうち6500個を引き当てること、引き当てた材料から2005年8月10日に6500個のコンデンサ4を手配することを含む。エラーデータ72は、図9で示すように2005年8月10日に要望のあるコンデンサ4について1500個の不足が生じていることを含む。
最後に、図16から図18までを参照して、本発明にかかる生産計画立案装置14において表示される画面例について説明する。
図16は、ロット単位データ50の内容を登録、変更または表示する画面の例を示す図である。ユーザは、このような入力画面に生産ロット単位およびロット削減単位を入力し、予め設定する。またユーザは、入力されているロット単位データ50を確認し、変更することもできる。
図16は、図5に示すロット単位データ50がロット単位記憶部48に記憶されている場合の表示例である。図16で示す画面例は、製品品番がコンデンサ1、コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4である製品の生産ロット単位およびロット削減単位を示す。コンデンサ1について、生産ロット単位は5000個であり、ロット削減単位は1000個である。コンデンサ2について、の生産ロット単位は5000個であり、ロット削減単位は1000個である。コンデンサ3について、の生産ロット単位は4000個であり、ロット削減単位は2000個である。コンデンサ4について、の生産ロット単位は4000個であり、ロット削減単位は500個である。
ロット単位書込み部(図示していない)は、画面の下部に表示されている新規登録ボタン92が押下されると、新たな製品について入力機器16を介して受け付けたユーザの入力内容を、ロット単位記憶部48に記憶させる。
また、ロット単位書込み部は、画面の下部に表示されている変更ボタン94が押下されると、既に登録されている生産ロット単位およびロット削減単位の変更内容を、入力機器16を介して受け付けたユーザの入力内容に置き換えて、ロット単位記憶部48に記憶させる。
さらに、ロット単位読出し部(図示していない)は、画面の下部に表示されている検索ボタン96が押下されると、ロット単位記憶部48に記憶されているロット単位データ50を読み出す。ロット単位読出し部により読み出されたロット単位データ50は、表示I/F78を介して表示部18に画面に表示される。
図17は、計画記憶部68に記憶されているデータのうち手配データ70の内容を表示する画面の例を示す図である。
図17は、図8に示す手配データ70が計画記憶部68記憶されている場合の表示例である。図17で示す画面例は、製品品番がコンデンサ1、コンデンサ2、コンデンサ3およびコンデンサ4である製品の手配データ70を示す。
コンデンサ1について、手配日は2005年8月5日であり、手配数は8000個であり、材料品番は素体Aであり、素体Aの引当数は8000個である。コンデンサ2について、手配日は2005年8月6日であり、手配数は15000個であり、材料品番は素体Bであり、素体Bの引当数は15000個である。コンデンサ3について、手配日はなく、手配数は0個であり、材料品番は素体Cであり、素体Cの引当数は0個である。コンデンサ4について、手配日は2005年8月10日であり、手配数は6500個であり、材料品番は素体Bであり、素体Bの引当数は6500個である。
図18は、計画記憶部68に記憶されているデータのうちエラーデータ72の内容を表示する画面の例を示す図である。
図18は、図9に示すエラーデータ72が計画記憶部68に記憶されている場合の表示例である。図18で示す画面例は、製品品番がコンデンサ1、コンデンサ3およびコンデンサ4である製品のエラーデータ72を示す。
コンデンサ1について、要望日は2005年8月5日であり、要望数は9000個であり、材料品番は素体Aであり、引当数は8000個であり、手配エラーは1000個不足である。コンデンサ3について、要望日は2005年8月8日であり、要望数は3500個であり、材料品番は素体Cであり、引当数は0個であり、手配エラーは計画立たず、であり、手配計画が立たないことを示している。コンデンサ4について、要望日は2005年8月10日であり、要望数は8000個であり、材料品番は素体Bであり、引当数は6500個であり、手配エラーは1500個不足である。
このように、本発明に係る生産計画立案装置14により立案された生産計画は、サーバに接続された出力装置18などにより見ることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る生産計画立案装置14について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、要望取得部46は、受け付けた注文データ40から、自身で要望データ42を作成しても構わない。
また例えば、本発明の実施の形態において、注文データ40の製品品番および要望データ44の製品品番を同一としたが、同一の製品を示す製品品番が両者で異なる場合もある。例えば、注文データの40の製品品番である「コンデンサ1」が示す製品と、要望データ44の製品品番である「CON−1」が示す製品とが同一である場合、両者の対応関係を記憶している製品対応記憶部を参照すること等により、注文データ40から要望データ44を作成する際に変換して、本発明に係る生産計画立案装置14は生産計画を立案する。この場合、製品対応記憶部を、生産計画立案装置14が、その内部に備えても構わない。また、生産計画立案装置14は、外部の製品対応記憶部を参照して要望データ44を作成しても構わない。
さらに例えば、本発明の実施の形態において、1製品の生産計画を立案する場合に、1種類の材料の在庫量のみを考慮したが、1製品の生産に2種類以上の材料の在庫量を考慮して生産計画を立案する場合にも、本発明に係る生産計画立案装置は、適用することができる。この場合、本発明に係る生産計画立案装置は、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する各材料が各材料の在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する各材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する各材料の少なくとも一方が、その材料の在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する各材料を引き当てる。
さらに例えば、材料データ記憶部10を、生産計画立案装置14の内部に備えても構わない。
さらに例えば、納品リードタイム記憶部41を、生産計画立案装置14の内部に備えても構わない。
さらに例えば、生産リードタイム、納品リードタイムなどのリードタイムについて考慮しなくても構わない。例えば、生産に要する時間がわずかである場合や、製品を顧客が取りに来るような場合が、各リードタイムを考慮しない場合に該当する。その場合、本発明に係る生産計画立案装置14が実行する処理は、上記実施の形態において、リードタイムを0としたものとなる。
さらに例えば、引当数を引当残以下にする処理において、いくつかの引当数算出方法が考えられる。
まず、第1の引当数算出方法の変形例は、生産ロット単位が削減ロット単位の整数倍である場合、削減ロット単位を整数倍して、引当残を超えない最大の数量を求めることにより、引当数が算出する方法である。この場合、生産ロット単位による要望数の丸め処理を省略することもできる。
次に、生産ロット単位が削減ロット単位の整数倍でない場合があり、図19を参照して説明する。
図19は、本発明に係る生産計画立案装置14における生産計画の立案過程の他の例をイメージで示す図である。本図は、コンデンサ1の注文が26個あり、この注文に引き当て可能な素体Aの材料数、すなわち素体Aの引当残が25個、生産ロット単位が10個、ロット削減単位が4個の場合の例である。これまでと同様に、コンデンサ1と素体Aとの員数比は1/1とする。すなわち、1個のコンデンサ1は、1個の素体Aにより製造される。
上記の実施の形態で説明した引当数算出方法によると、生産ロット単位による丸め上げの結果得られる仮手配数は、30個である。ロット削減単位による減算を2回行うことにより当初引当数は、引当残以下になり、その数量は22個である。従って、引当数および手配数は22個となる。
第2の引当数算出方法の変形例は、まず生産ロット単位相当の材料数を単位として引当残から可能なだけ引き当てを行い、次にそれにより生じる引当残の端数に対してロット削減単位相当の材料数の単位を可能なだけ積み上げる方法である。例えば、図19について、生産ロット単位が10個、員数比が1/1であることから、生産ロット単位相当の材料数は、10個となる。25個の引当残から可能なだけ引き当てると、引当数は、2単位すなわち20個となる。引当残が25個であるから、端数は5個であり、これに対してロット削減単位相当の材料数の単位は、ロット削減単位が4個、員数比が1/1であることから、4個である。端数の5個に対して、積み上げられるロット削減単位相当の材料数量は、1単位すなわち4個である。従って、引当数は、合計24個となり、手配数も24個となる。
図19の例では、実施の形態で説明した方法よりも、変形例の方が多くの材料を引き当てることができる。
もっとも、変形例の端数処理において、生産ロット単位をロット削減単位で除した余りを先に積み上げるとすれば、実施例の方法と同じ結果となる。例えば、図19について、変形例では、引当残から生産ロット単位で2単位に相当する材料を引き当てることにより生じる端数は、5個である。ここまでは、変形例と同じである。次に、生産ロット単位をロット削減単位で除した余りは、2個である。この2個を端数の5個に対してまず引き当てる。この時点で、引当数は22個であり、引当残は3個となる。3個の引当残にロット削減単位相当の材料数である4個を積み上げることはできない。従って、引当数および手配数は、22個となる。このように、第3の引当数算出方法の変形例は、端数に対して一定数量を先に積み上げた後、ロット削減単位相当の材料を積み上げる方法により引当数を算出する方法である。
これらの引当数の算出方法は、生産設備や経営戦略などを考慮して決定する。本発明に係る生産計画立案装置14は、企業等の各ユーザの実情に柔軟に対応させることができ、その企業に最適な生産計画を立案することが可能である。
本発明は、注文を受けて生産計画を立案する生産計画立案装置に適用でき、特に製品の生産ロット単位を用いた受注生産の生産計画を立案する生産計画立案装置等に適用できる。
10 材料データ記憶部
11 材料データ端末
12 社内LAN
14 生産計画立案装置
16 入力機器
18 出力機器
20 ゲートウェイ
22 インターネット
24、26 注文端末
30 生産計画
40 注文データ
41 納品リードタイム記憶部
42 要望記憶部
44 要望データ
46 要望取得部
48 ロット単位記憶部
50 ロット単位データ
52 ロット単位取得部
54 仮手配数算出部
56 製品記憶部
58 製品データ
60 当初引当数算出部
62 引当残取得部
64 比較部
66 引当部
68 計画記憶部
70 手配データ
72 エラーデータ
74 計画立案部
76 引当残書込部
78 表示I/F部
80 要望作成部
11 材料データ端末
12 社内LAN
14 生産計画立案装置
16 入力機器
18 出力機器
20 ゲートウェイ
22 インターネット
24、26 注文端末
30 生産計画
40 注文データ
41 納品リードタイム記憶部
42 要望記憶部
44 要望データ
46 要望取得部
48 ロット単位記憶部
50 ロット単位データ
52 ロット単位取得部
54 仮手配数算出部
56 製品記憶部
58 製品データ
60 当初引当数算出部
62 引当残取得部
64 比較部
66 引当部
68 計画記憶部
70 手配データ
72 エラーデータ
74 計画立案部
76 引当残書込部
78 表示I/F部
80 要望作成部
Claims (13)
- 注文に応じて生産計画を立案する生産計画立案装置であって、
受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が材料の在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当手段と、
前記引当手段により引き当てた材料に相当する製品の生産計画を立案する計画立案手段とを備える
ことを特徴とする生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記ロット削減数を用いて前記材料の在庫量以下の最大の数量を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量からロット削減数の整数倍を差し引くことにより算出される量に相当する材料を引き当てる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量から前記生産ロット数を差し引いた量にロット削減数の整数倍を加算することにより算出される量に相当する材料を引き当てる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量に相当する材料が前記材料の在庫量より多い場合に、前記受注量を前記生産ロット数で丸め上げた量から生産ロット数を差し引いた量に、予め定めた一定の数量を加算した後、前記ロット削減数の整数倍を加算することにより算出される量に相当する材料を引き当てる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生産計画立案装置。 - さらに、製品の完成が要望される期日である要望日を取得する要望取得手段を備え、
前記引当手段は、前記要望日に応じた期日に前記注文に引き当て可能な材料数を在庫量として材料を引き当てる
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、製品の完成が要望される期日である要望日および前記受注量を含む要望データを記憶している要望記憶部と、
前記要望記憶部から前記要望データを取得する要望取得部と、
前記生産ロット数を記憶しているロット単位記憶部と、
前記ロット単位記憶部から前記生産ロット数を取得するロット単位取得部と、
前記ロット単位取得部により取得される生産ロット数により前記受注量を丸め上げた製品の数量を仮手配数として算出する仮手配数算出部と、
一定の数量当たりの前記製品の生産に必要な前記材料数を示す員数比を記憶している製品記憶部と、
前記仮手配数と前記員数比とから、前記仮手配数に相当する製品の生産に必要な材料数である当初引当数を算出する当初引当数算出部と、
前記要望取得部により取得される前記要望日に応じた期日における前記在庫量と前記当初引当数とを比較する比較部と、
前記当初引当数が前記在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、前記当初引当数が前記在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当部とを有する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、引き当て可能な在庫の中に入庫日が異なる在庫がある場合に、入庫の順序に基づいて引き当てる
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、引き当て可能な在庫の中に入庫日が異なる在庫がある場合に、新しく入庫した材料から順に引き当てる
ことを特徴とする請求項8に記載の生産計画立案装置。 - 前記引当手段は、引き当て可能な在庫の中に入庫日が異なる在庫がある場合に、在庫のうち古く入庫した材料から順に引き当てる
ことを特徴とする請求項8に記載の生産計画立案装置。 - 前記計画立案手段は、前記引当手段により引き当てた材料に相当する製品数である手配数、および前記引当手段により引き当てられた材料から製品を生産できる期日である手配日を算出することにより製品の生産計画を立案する
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の生産計画立案装置。 - 注文に応じて生産計画を立案する生産計画立案方法であって、
受注量を生産ロット数で丸め上げた量が在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量が在庫量より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当ステップと、
前記引当ステップにおいて引き当てられた材料から製品を手配する計画を立案する計画立案ステップとを含む
ことを特徴とする生産計画立案方法。 - 注文に応じて生産計画を立案するプログラムであって、
受注量を生産ロット数で丸め上げた量が在庫量以下である場合に、前記丸め上げた量に相当する材料を引き当て、受注量を生産ロット数で丸め上げた量が在庫数より多い場合に、生産ロット数よりも小さいロット削減数を用いて算出される量に相当する材料を引き当てる引当ステップと、
前記引当ステップにおいて引き当てられた材料から製品を手配する計画を立案する計画立案ステップとをコンピュータに実行させる
ことを特徴とする生産計画立案プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005321567A JP2007128368A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 生産計画立案装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005321567A JP2007128368A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 生産計画立案装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007128368A true JP2007128368A (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=38150963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005321567A Pending JP2007128368A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 生産計画立案装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007128368A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013030021A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 生産管理装置、工程分析方法および工程分析プログラム |
| JP2013030020A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 生産管理装置、生産計画立案方法および生産計画立案プログラム |
| JP2017228218A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | ファナック株式会社 | 製造セルが自律的に製造を行うセル生産システム |
-
2005
- 2005-11-04 JP JP2005321567A patent/JP2007128368A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013030021A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 生産管理装置、工程分析方法および工程分析プログラム |
| JP2013030020A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 生産管理装置、生産計画立案方法および生産計画立案プログラム |
| JP2017228218A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | ファナック株式会社 | 製造セルが自律的に製造を行うセル生産システム |
| US10725460B2 (en) | 2016-06-24 | 2020-07-28 | Fanuc Corporation | Cell production system including manufacturing cell for autonomous manufacturing |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5872677B2 (ja) | 生産計画立案決定方法、生産計画立案装置およびプログラム | |
| US7162318B1 (en) | Resource management and planning using a memory resident data module | |
| US6795742B1 (en) | Production management method in a plurality of production lines | |
| CN112396322A (zh) | 一种基于生产计划的制程工艺单产能评估方法及系统 | |
| EP2610696A1 (en) | Process design/production planning device | |
| JP2019117454A (ja) | 生産計画立案支援システム | |
| CN112561253A (zh) | 基于生产计划的订单分派方法、系统、平台及存储介质 | |
| CN112396323A (zh) | 一种基于生产计划的制程工艺单分配方法及系统 | |
| JP4736651B2 (ja) | 受注・見込み生産混流時の生産計画方法および生産計画システム | |
| WO2016079843A1 (ja) | 生産計画調整支援装置および生産計画調整支援方法 | |
| CN108108933A (zh) | 仓储位置分配方法及装置 | |
| JP2019008501A (ja) | 生産管理システムおよび生産管理方法 | |
| US8321255B1 (en) | Resource management and planning in a distributed manufacturing environment | |
| JP5202177B2 (ja) | 生産計画立案方法、その実行プログラム及びその実行装置 | |
| JP5776797B2 (ja) | プログラム、評価情報生成方法及び評価情報生成システム | |
| JP2007128368A (ja) | 生産計画立案装置 | |
| WO2006082808A1 (ja) | 納期回答プログラム、納期回答方法、及びこの方法を実行するシステム | |
| JP2009301163A (ja) | 生産管理装置、及びプログラム | |
| JP2003345419A (ja) | 回答方法及びシステム | |
| CN116630082A (zh) | 生产资源的分配方法、装置、电子设备及存储介质 | |
| CN116562594A (zh) | 一种pc构件排产方法、装置、管理系统、设备及介质 | |
| Hadad et al. | A revised method for allocating the optimum number of similar machines to operators | |
| JP2005242816A (ja) | コンピュータによる受注交渉支援方法 | |
| JP7042048B2 (ja) | 生産管理装置、生産管理方法、および、生産管理プログラム | |
| JP6037737B2 (ja) | 納期回答装置および方法ならびにプログラム、それを備えた納期回答システム |