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JP2007122758A - 半導体メモリ装置およびその読み出し方法 - Google Patents

半導体メモリ装置およびその読み出し方法 Download PDF

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JP2007122758A
JP2007122758A JP2005308963A JP2005308963A JP2007122758A JP 2007122758 A JP2007122758 A JP 2007122758A JP 2005308963 A JP2005308963 A JP 2005308963A JP 2005308963 A JP2005308963 A JP 2005308963A JP 2007122758 A JP2007122758 A JP 2007122758A
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Takayuki Emori
孝之 江守
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Abstract

【課題】しきい値電圧調整のためのイオン注入工程の追加を行うことなく、データ読み出し時のビット線電圧値を十分大きくする。
【解決手段】各メモリセルMCaが、書き込みトランジスタTW、読み出しトランジスタTR、キャパシタCを有し、書き込みワード線WWLと読み出しワード線RWLのそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、ビット線RBLが列方向に並ぶ複数のメモリセルMCsとMCuで共有されている半導体メモリ装置の読み出し時に、ビット線RBLと基準電位GNDとの間に定電流駆動手段TDを設け、読み出し対象の選択メモリセルMCsの読み出しワード線RWLsに電源電圧Vccを印加し、非選択メモリセルMCuの読み出しワード線RWLuに0[V]を印加し、かつ、定電流駆動手段TDをオンさせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、2つのトランジスタと1つのキャパシタからメモリセルの素子が構成されている半導体メモリ装置の読み出し方法と、当該読み出し方法が適用可能な構成を備える半導体メモリ装置とに関する。
いわゆるゲインセルの一種である2トランジスタ−1キャパシタ型のメモリセルを有する半導体メモリ装置が知られている(たとえば、特許文献1および非特許文献1参照)。
図10に、非特許文献1に記載されているメモリセルの回路図を示す。
図10に示すメモリセルMCaは、書き込みトランジスタTW、読み出しトランジスタTRおよびキャパシタCを有する。書き込みトランジスタTWは、ゲートが書き込みワード線WWLに接続され、ソース,ドレインの一方が書き込みビット線WBLに接続されている。読み出しトランジスタTRは、ゲートが書き込みトランジスタTWのソース,ドレインの他方に接続され、ソースが読み出しビット線RBLに接続され、ドレインが電源電圧Vccを供給するための電圧供給線VSLに接続されている。キャパシタCは、一方電極が読み出しトランジスタTRと書き込みトランジスタTWの接続中点に接続され、他方電極が読み出しワード線RWLに接続されている。このキャパシタCの一方電極、および、これに接続された読み出しトランジスタTRと書き込みトランジスタTWの接続中点が、当該メモリセルMCaの記憶ノードSNをなす。
図11に、特許文献1に記載されているメモリセルの回路図を示す。
図11のメモリセルMCbが図10のメモリセルMCaと異なるのは、読み出しトランジスタTRのドレインが読み出しワード線RWLに接続されている点である。
これにより図10のように電圧供給線VSLを不要として、その配置スペースを削減できる。また、キャパシタCが読み出しトランジスタTRのゲートとドレイン間に接続されていることから、ドレイン不純物領域に対するゲート電極のオーバーラップ容量によりキャパシタCを形成できる。
データの書き込みおよび読み出しに関し、各種制御線に対する電圧制御はメモリセルの種類、すなわちメモリセルMCaであるかメモリセルMCbであるかを問わず、基本的に同じである。以下、非特許文献1に記載されたメモリセルMCaにおいて、データの書き込み動作および読み出し動作を説明する。
図12に、非特許文献1に記載されたメモリセルMCaが列方向に2つ並び、読み出しビット線RBLおよび書き込みビット線WBLを共有している場合を示す。この図において、2つのメモリセルの一方がデータ読み出し対象の選択(selected)メモリセルMCsであり、他方がデータ読み出し対象でない非選択(unselected)メモリセルMCuである。
また図13(A)〜図13(E)に、データの書き込みと読み出しにおける各種ラインの電圧変化を示すタイミングチャートを示す。なお、この図はデータ“1”とデータ“0”との書き込みと読み出しを連続して行う場合を示している。
図13(A)に示すように、データ“1”の書き込みでは、書き込みビット線WBLにハイレベルの電圧、たとえば0.9[V]を設定する。また、選択メモリセルMCsの選択(selected)書き込みワード線WWLs(図12参照)の電圧を、図13(B)に示すように、ビット線電圧が安定したタイミングで0[V]から電源電圧Vcc、たとえば1.8[V]に立ち上げる。
これにより、図12の書き込みトランジスタTWがオンし、書き込みビット線WBLのハイレベル(0.9[V])の電圧が記憶ノードSNに転送される。ここで記憶ノード電位がハイレベルのときは記憶データ“1”が記憶される。
その後、選択書き込みワード線WWLsの電圧および書き込みビット線WBLの電圧をそれぞれ、ハイレベルからローレベルに立ち下げると、データ“1”の書き込みが終了する。
読み出し前の状態では、読み出しビット線RBLをディスチャージして、その電圧を0[V]のフローティングに保っている。
データ“1”の読み出しでは、選択メモリセルMCsの選択(selected)読み出しワード線RWLs(図12参照)の電圧を、図13(C)に示すように、0[V]から電源電圧Vcc、たとえば1.8[V]に立ち上げる。これによりキャパシタCを介して記憶ノードSNの電位を、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trより高くまで上昇させる。その結果、読み出しトランジスタTRがオンし、電源電圧Vccから、オン状態の読み出しトランジスタTRを介して電荷が読み出しビット線RBLに供給される。読み出しビット線RBLは読み出し直前に予め0[V]のフローティング状態としていたため、読み出しビット線RBLの電圧が、たとえば0.2〜0.5[V]程度上昇する。
この電圧上昇を、読み出しビット線RBLに接続されている不図示のセンスアンプで増幅し、データ“1”として読み出す。
その後、選択読み出しワード線RWLsの電圧をハイレベルからローレベルに立ち下げると、データ“1”の読み出しが終了する。
データ“0”の書き込みでは、図13(A)に示すように、書き込みビット線WBLにローレベルの電圧、たとえば0[V]を設定する。その後、データ“1”の書き込み時と同様に、選択書き込みワード線WWLsの電圧を0[V]から電源電圧Vccに立ち上げる。これにより、書き込みトランジスタTWがオンし、設定されている0[V]が記憶ノードSNに転送される。
データ“0”の読み出しでは、選択読み出しワード線RWLsの電圧を0[V]から電源電圧Vccに立ち上げる。このデータ“0”の読み出しでは、記憶ノードSNの電圧が読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trより上昇しない。したがって、読み出しトランジスタTRはオフのままとなり、図13(E)に示すように読み出しビット線RBLの電圧が、0[V]のフローティングのままで変化しない。
以上の書き込みおよび読み出しの動作期間中、非選択メモリセルMCuの非選択(unselected)読み出しワード線RWLu(図12参照)の電圧は、図13(D)に示すようにローレベル、すなわち0[V]で保持される。
このため、非選択メモリセルMCuにおける読み出しトランジスタTRはオンしない。
特開2001−93988号公報 "A New SOI DRAM Gain Cell for Mbit DRAM's, H. Shichijo et al., Extended Abstracts of the 16th Conference on Solid State Device and Materials, A-7-3, 1984, pp.265-268"
ところが、非選択メモリセルMCuにおいて、とくに記憶ノードSNにデータ“1”が保持されている場合、記憶ノード保持電圧が0.9[V]となっていることから、読み出しトランジスタTRは0.9[V]程度のゲートバイアスが印加された状態となる。また、読み出しトランジスタTRのソースとドレイン間にも、最大で電源電圧Vcc、最小でも電源電圧Vccから“1”読み出し時のビット線電圧0.2〜0.5[V]を差し引いた、1[V]を超える電圧が印加される。このため、非選択メモリセルMCuを介して、電源電圧Vccからのオフリーク電流が読み出しビット線RBLに多少なりとも流れ込み、読み出しビット線RBLの電圧がオフリーク起因により上昇する。
一般に、このオフリーク電流は個々の非選択メモリセルMCuでは無視できるほど小さいが、読み出しビット線RBLには多数の非選択メモリセルMCuが接続され、オフリーク電流の積算値はかなり大きくなる。また、オフリーク電流の積算値は、上記読み出しビット線RBLに接続されている多数の非選択メモリセルMCuが記憶しているデータビットの組み合わせに応じて変化する。
このオフリーク電流値の変動が、読み出し時のビット線電圧を変動させる。このオフリーク起因の電圧変動は、データ読み出し時のビット線電圧差の真値、すなわち0.2〜0.5[V]の電圧差にとっては比較的大きなノイズとなる。
以上の理由から、選択メモリセルMCsと同じ読み出しビット線RBLに接続されている非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタTRのオフリーク電流を、可能な限り抑える必要がある。
このため、通常、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trが、“1”データ保持時のハイレベルの記憶ノード電圧(上記例では0.9[V])より数100[mV]程度、高く設定されている。このため、ハイレベルの記憶ノード電位が0.9[V]の上記例では、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trを、最低でも1.0[V]としなければならない(第1の要請)。
一方、キャパシタCの容量値を出来るだけ小さくしてセル面積を抑制する意味では、“1”データ保持時のハイレベルの記憶ノード電圧は可能なかぎり電源電圧Vccに近いほうが望ましい(第2の要請)。
しかし、読み出しトランジスタTRを含むセル内のトランジスタのしきい値電圧を、上記第1の要請に基づき大きく設定すると、“1”データ保持時のハイレベルの記憶ノード電圧を余り大きくできない。なぜなら、上記例において書き込みトランジスタTWのしきい値電圧Vt_twを、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trと同じ1.0[V]とすると、書き込みビット線WBLに設定した電圧0.9[V]を書き込む際に、選択書き込みワード線WWLsの書き込み電圧(電源電圧Vcc)から、書き込みトランジスタTWのしきい値電圧Vt_tw、すなわち1.0[V]を差し引いた0.8[V]までしか、記憶ノードSNに書き込むことができない。このことは、上記第2の要請に反する。
すなわち、キャパシタCの容量値を出来るだけ小さくしてセル面積を抑制するという条件下で、上記第1の要請と上記第2の要請は矛盾してしまう。
この矛盾を解決するためには、書き込みトランジスタTWのしきい値電圧Vt_twよりも、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trを高く設定する必要がある。
ところが、この解決策は以下の欠点を有する。
第1に、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trを制御するためのイオン注入工程が増えて、コスト増となる。
第2に、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trが高いために、データ“1”読み出し時に読み出しビット線RBLに現れる電位は0.2〜0.5[V]と、かなり低い電圧となる。ビット線電圧0.2〜0.5[V]というのは、前述したオフリーク起因の電圧変動に対するノイズマージンを考慮すると低すぎる。とくに標準的なセンスアンプ(シングルエンド型、カレントミラー型)の入力電圧としては、電源電圧が1.8[V]の場合に、上記オフリーク起因の電圧変動の最大値より十分高い0.6[V]以上が求められることから、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trを高く設定すると、標準的なセンスアンプが使用できなくなる。
本発明が解決しようとする課題は、しきい値電圧調整のためのイオン注入工程の追加を行うことなく、データ読み出し時のビット線電圧値を十分大きくすることである。
本発明に係る半導体メモリ装置の第1の読み出し方法は、メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が電圧供給線に接続されている読み出しトランジスタと、前記記憶ノードと読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有されている半導体メモリ装置の読み出し方法であって、前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段を設け、前記ビット線を共有し列方向に並ぶ前記複数のメモリセルのうち、読み出し対象の選択メモリセルの読み出しワード線に電源電圧を印加し、読み出し対象でない非選択メモリセルの読み出しワード線に0[V]を印加し、前記定電流駆動手段をオンさせる。
本読み出し方法では、好適に、前記ビット線ごとに補助手段を設け、読み出し時に前記補助手段を動作させて、前記ビット線の充電をアシストする。
この読み出し方法における作用を述べる。
この読み出し方法では、データ読み出し時に、ビット線ごとに接続されている定電流駆動手段がオンする。このため、読み出し対象の選択メモリセルの記憶ノードにハイレベルが保持されている場合、当該選択メモリセルを介してビット線が充電される一方で、定電流駆動手段がビット線から電流を引き抜く。たとえば、定電流駆動手段が一定のゲートバイアスで駆動するドライバトランジスタである場合、ドライバトランジスは定電流源として動作し、その定電流駆動手段と同じビット線に接続されている複数のメモリセル内の読み出しトランジスタが負荷として機能する。したがって、データ読み出し時に、定電流駆動手段と、その負荷としての複数の読み出しトランジスタとによって、ソースフォロアの出力回路が形成される。
このような回路では、定電流駆動手段の特性曲線と、負荷となるトランジスタの特性曲線(負荷曲線)とが交差する点が、定電流駆動手段の電流駆動能力、負荷の大きさ(複数の読み出しトランジスタの総体的な電流駆動能力)およびビット線の負荷容量等で決まる安定的な動作点となる。したがって、負荷の大きさが変動するような場合を考えると、読み出しトランジスタに対し、動作点を安定点に戻す自己バイアスがかかる。
具体的には、安定点に対応した電流値に照らして負荷電流が大きすぎる場合を考えると、ビット線電位が上昇する分だけ、読み出しトランジスタのソースとゲート間の電圧が小さくなり、当該読み出しトランジスタを流れる負荷電流が減少する。これとは逆に、安定点に対応した電流値に照らして負荷電流が小さすぎる場合を考えると、ビット線電位が低下する分だけ、読み出しトランジスタのソースとゲート間の電圧が大きくなり、当該読み出しトランジスタを流れる負荷電流が増加する。
このような自己バイアスがかかり安定的な動作点に制御される回路では、読み出しトランジスタのしきい値電圧が小さくても安定動作が可能である。また、安定的な動作点に対応したビット線電圧は、定電流駆動手段のオン抵抗と負荷抵抗との分割比で主に決まる、0[V]より十分高い電圧値をとる。
本発明に係る半導体メモリ装置の第2の読み出し方法は、メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が読み出しワード線に接続されている読み出しトランジスタと、前記記憶ノードと前記読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有されている半導体メモリ装置の読み出し方法であって、前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段を設け、前記ビット線を共有し列方向に並ぶ前記複数のメモリセルのうち、読み出し対象の選択メモリセルの読み出しワード線に電源電圧を印加し、読み出し対象でない非選択メモリセルの読み出しワード線に電源電圧と0[V]との間の値を有する中間電圧を印加し、前記定電流駆動手段をオンさせる。
本読み出し方法では、好適に、前記中間電圧を、前記ビット線に読み出した電圧の最大値と同等か、当該最大値より高い値に設定する。
また、好適に、前記ビット線ごとに補助手段を設け、読み出し時に前記補助手段を動作させて、前記ビット線の充電をアシストする。
この第2の読み出し方法の作用を述べる。
第2の読み出し方法が、先の述べた第1の読み出し方法と異なる点は、一つは、メモリセルの構成である。
より詳細には、上記第2の読み出し方法が前提とするメモリセルは、読み出しトランジスタのドレインに読み出しワード線が接続されている点である。
読み出しワード線は、通常、読み出し時のみハイレベルに制御される。このため、非選択のメモリセルでは読み出しワード線をローレベルに維持するのが通常のやり方である。
第2の読み出し方法の他の特徴は、読み出しワード線を中間電圧に制御する点である。本発明で好ましい中間電圧としては、ビット線に読み出した電圧の最大値と同等か、当該最大値より高い値に設定される。とくにこの場合、ビット線にハイレベルのデータが読み出されて、その電位がハイレベルになっても、読み出しトランジスタはビット線電圧を充電するために用いられることはあっても、ビット線電圧を放電することがない。
したがって、定電流駆動手段以外ではビット線から電流を吸い出すパスが存在しない。このため、読み出しトランジスタの自己バイアス動作が、定電流駆動手段による一定の駆動電流により安定する。
本発明に係る半導体メモリ装置は、メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が電圧供給線に接続されている読み出しトランジスタと、前記記憶ノードと読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段が接続され、前記ビット線ごとに補助手段を有する。
本発明に係る他の半導体メモリ装置は、メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が読み出しワード線に接続されている読み出しトランジスタと、前記記憶ノードと前記読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段が接続され、前記ビット線ごとに補助手段を有する。
本発明によれば、しきい値電圧調整のためのイオン注入工程の追加を行うことなく、データ読み出し時のビット線電圧値を十分大きくできるという利点がある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る半導体メモリ装置において、メモリセルアレイと、センスアンプ、ワード線およびビット線の駆動回路を含む周辺回路の主要部とを示すブロック図である。
図示のように、メモリセルアレイは、行列状に配置されているm×n(m,n:任意の自然数)個のメモリセルMC11,MC12,…,MC21,…,MCmnによって構成されている。メモリセルアレイにおいて、同一行の各メモリセルが同じ書き込みワード線WWLj(j=1,2,…,n)および読み出しワード線RWLjに接続され、同一列の各メモリセルが同じ書き込みビット線WBLi(i=1,2,…,m)および読み出しビット線RBLiに接続されている。
メモリセルアレイのn本の書き込みワード線WWLjとn本の読み出しワード線RWLjは、ワード線駆動回路WLDに接続されて、これにより駆動される。
メモリセルアレイのm本の書き込みビット線WBLiとm本の読み出しビット線RBLiは、ビット線駆動回路BLDに接続されて、これにより駆動される。
各列のメモリセルに、“定電流駆動手段”としてのドライバトランジスタTDi、および、センスアンプSAiがそれぞれ接続されている。
ドライバトランジスタTDiは、各列で同じサイズおよびしきい値が設定されているNMOSトランジスタであり、それぞれ対応する読み出しビット線RBLiと基準電圧、たとえばグランド電圧との間に接続されている。m個のドライバトランジスタTDiのゲートは、ドライバ電圧が印加されるドライブ制御線DCLに共通に接続されている。このドライバ電圧は、詳細は後述するが、読み出し時にハイレベルに保持され、ドライバトランジスタTDをオンさせる。
センスアンプSAiは、シングルエンド型のアンプであり、ハイレベルの電源線SPLとローレベルの電源線SNLからの電源供給を受けて動作する。センスアンプSAiは、入力側に接続されている読み出しビット線RBLiの電圧を増幅して出力する。
図2(A)に、メモリセルアレイ内で同一列に属する2つのメモリセルと、ドライバトランジスタTDおよびセンスアンプSAとを示す。この図において、2つのメモリセルの一方がデータ読み出し対象の選択(selected)メモリセルMCsであり、他方がデータ読み出し対象でない非選択(unselected)メモリセルMCuである。
また、図2(B)には、選択メモリセルMCsおよび同一列内に並ぶ全ての非選択メモリセルMCuの、合計n個の読み出しトランジスタTRと、ドライバトランジスタTDとの接続関係を等価回路によって示す。
本実施形態のメモリセルは、図10と同じ基本構成を有することから、その構成とセル基本動作の詳細は省略する。
図2(B)に示すように、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRと、非選択メモリセルMCu(および他の非選択メモリセル)とは、電源電圧Vccを供給する電圧供給線VSLと読み出しビット線RBLとの間に並列接続されている。また、各読み出しトランジスタTRのソースに接続されている読み出しビット線RBLの電圧を、センスアンプSAを介して出力するように構成されている。
したがって、各読み出しトランジスタTRを負荷とし、ドライバトランジスタTDをドライバ(電流源)とするソースフォロア回路が形成されている。
つぎに、ソースフォロア回路の動作を説明する。
当該ソースフォロア回路の負荷となるn個の読み出しトランジスタTRのうち、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRは、記憶データに対応した記憶ノードSNの電圧(V1sまたはV0s)に応じてオンまたはオフする。
ここで、電圧V1sはデータ“1”記憶時に、キャパシタCを介した選択読み出しワード線RWLsによる昇圧後の記憶ノード電圧である。また、電圧V0sはデータ“0”記憶時の同昇圧後の記憶ノード電圧である。
このため選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRは、記憶データに応じて値が異なるオン電流(読み出し電流)Irを読み出しビット線RBLに流す。
また、他の(n−1)個の非選択メモリセルMCuは、その読み出しトランジスタTRのゲート電圧(記憶ノード電圧)が読み出し時に昇圧されない。ただし、非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタTRは、記憶データに対応している記憶ノード電圧値(V1uまたはV0u)に応じたリーク電流Ioffを読み出しビット線RBLに多少なりとも流す。読み出しビット線RBLには、上記読み出し電流Irと、このリーク電流Ioffとの加算電流が流れ、この加算電流はドライバトランジスタTDからグランド電圧に流れる。
詳細は後述するが、“1”データ読み出し時では、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタ抵抗によって当該ソースフォロア回路の負荷が決まり、“0”データ読み出し時では、“1”データを記憶している非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタ抵抗によって当該ソースフォロア回路の負荷が決まる。そして、その何れかの負荷(抵抗)とドライバトランジスタの抵抗(オン抵抗)との分圧比で主に決まる値に、読み出しビット線RBLの電圧(読み出し電圧)のDCレベルを上昇させる作用がある。
このため、シングルエンド型センスアンプ等の標準的なセンスアンプの入力電圧として適したレベルの読み出し電圧を得ることができる。
図3(A)〜図3(F)は、データの書き込みと読み出しにおける各種ラインの電圧変化を示すタイミングチャートである。なお、この図はデータ“1”とデータ“0”との書き込みと読み出しを連続して行う場合を示している。
以下、図3を用いて、本実施形態に係る半導体メモリ装置の動作を説明する。なお、以下の説明では、適宜図2を参照する。
図3(A)に示すように、データ“1”の書き込みでは、書き込みビット線WBLにハイレベルの電圧、たとえば0.8[V]を設定する。また、選択メモリセルMCsの選択書き込みワード線WWLs(図2参照)の電圧を、図3(B)に示すように、ビット線電圧が安定したタイミングで0[V]から電源電圧Vcc、たとえば1.8[V]に立ち上げる。
これにより、図2の書き込みトランジスタTWがオンし、書き込みビット線WBLのハイレベル(0.8[V])の電圧VHが記憶ノードSNに転送される。ここで記憶ノード電位がハイレベルのときは記憶データ“1”が記憶される。
その後、選択書き込みワード線WWLsの電圧および書き込みビット線WBLの電圧をそれぞれ、ハイレベルからローレベルに立ち下げると、データ“1”の書き込みが終了する。
読み出し前の状態では、読み出しビット線RBLをディスチャージして、その電圧を0[V]のフローティングに保っている。
データ“1”の読み出しでは、選択メモリセルMCsの選択読み出しワード線RWLs(図2参照)の電圧を、図3(C)に示すように、0[V]から電源電圧Vcc、たとえば1.8[V]に立ち上げる。また、これとほぼ同時に、図3(F)に示すように、ドライバトランジスタTD(図2参照)のゲートに供給されているドライバ電圧VDを0[V]から、当該ドライバトランジスタTDがオンする電圧、たとえば0.5[V]に立ち上げる。
これにより、ドライバトランジスタTDがオンして、図2(B)に示すソースフォロア回路が動作可能な状態になるとともに、選択メモリセルMCs内でキャパシタCを介して“1”データ記憶ノード電圧が、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trより高く上昇する。
その結果、読み出しトランジスタTRがオンし、電源電圧Vccから、オン状態の読み出しトランジスタTRを介して電荷が読み出しビット線RBLに供給される。
この選択メモリセルMCs内の読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trは、本実施形態では0.4[V]と、書き込みトランジスタTWのしきい値電圧Vt_twと同じに設定されている。このため、読み出しトランジスタTRのしきい値電圧のみ追加イオン注入により高く設定されている場合に比べ、より多くの電流を流すことができ、ビット線充電能力が向上している。また、ドライバトランジスタTDがない場合に比べて、ソースフォロア回路によりビット線電圧が増幅されて、より高いレベルにまで上昇する。その結果、図3(F)に示すように、読み出しビット線RBLの“1”データの読み出し後の電圧は0[V]から、たとえば“0.85[V]”に遷移する。
この電圧上昇を、読み出しビット線RBLに接続されている不図示のセンスアンプで増幅し、データ“1”として読み出す。
その後、選択読み出しワード線RWLsの電圧をハイレベルからローレベルに立ち下げると、データ“1”の読み出しが終了する。
データ“0”の書き込みでは、図3(A)に示すように、書き込みビット線WBLにローレベルの電圧VL、たとえば0[V]を設定する。その後、データ“1”の書き込み時と同様に、選択書き込みワード線WWLsの電圧を0[V]から電源電圧Vccに立ち上げる。これにより、書き込みトランジスタTWがオンし、設定されているローレベルの電圧VL(=0[V])が記憶ノードSNに転送される。
読み出し前の状態では、読み出しビット線RBLをディスチャージして、その電圧を0[V]のフローティングに保っている。
データ“0”の読み出しでは、選択読み出しワード線RWLs(図2参照)の電圧を、図3(C)に示すように、0[V]から電源電圧Vccに立ち上げる。また、これとほぼ同時に、図3(F)に示すように、ドライバトランジスタTD(図2参照)のゲートに供給されているドライバ電圧VDを0[V]から、当該ドライバトランジスタTDがオンする電圧、たとえば0.5[V]に立ち上げる。
このデータ“0”の読み出しでは、記憶ノードSNの電圧が読み出しトランジスタTRのしきい値電圧Vt_trより上昇しない。したがって、この観点からは読み出しトランジスタTRはオフのままとなる。しかし、“1”データを記憶している非選択メモリセルの読み出しトランジスタのリーク電流が流れる。
その結果、図3(E)に示すように読み出しビット線RBLの電圧が、“1”データ読み出しのときより小さい値、たとえば0.35[V]まで上昇する。
以上の書き込みおよび読み出しの動作期間中、図3(D)に示すように、非選択メモリセルMCuの非選択読み出しワード線RWLu(図2参照)の電圧はローレベル、すなわち0[V]で保持される。
このため、非選択メモリセルMCuにおける読み出しトランジスタTRはオフ状態を維持するように制御される。ただし、後述するように、当該非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタTRが常にオフすることを前提としていない。すなわち、記憶データの論理に応じて若干オン電流が当該読み出しトランジスタTRに流れる場合がある。
つぎに、“1”データ読み出しおよび“0”データ読み出しにおける、記憶ノード電圧について述べる。
<選択セルの場合>
選択メモリセルMCsにおいては選択読み出しワード線RWLsに電源電圧Vccを与えることから、データ“1”を保持している記憶ノードSNの昇圧後の電位V1sは、次式(1-1)により表される。また、データ“0”を保持している記憶ノードSNの昇圧後の電位V0sは、次式(1-2)により表される。なお、次式(1-1)および(1-2)において、符号“VH”は昇圧前のデータ“1”が保持されている記憶ノードSNの電圧を、符号“CT”は記憶ノードSNに接続されている全容量を示す。
[数1]
V1s=VH+C/CT×Vcc…(1-1)
V0s=0[V]+C/CT×Vcc
=C/CT×Vcc …(1-2)
上記式における符号“C/CT”は昇圧時のカップリング容量比であり、この値は昇圧の点では大きい方が望ましいが、余り大きくするとキャパシタCの面積が増大し、好ましくない。
一例としてカップリング容量比(C/CT)を“0.3”と比較的小さい値に設定したとする。この場合、図3に示す例では、電源電圧Vcc=1.8[V]、昇圧前の“1”データ記憶ノード電圧VH=0.8[V]を用いて上記式(1-1)から計算すると、昇圧後の“1”データ記憶ノード電圧V1s=1.34 [V]となる。また、昇圧後の“0”データ記憶ノード電圧V0s=0.54 [V]となる。
<非選択セルの場合>
非選択セルにおいては非選択読み出しワード線RWLuに0[V]を与えることから、データが“1”か“0”にかかわらず記憶ノード電圧は書き込み時の電圧から変化しない。
したがって、データ“1”を保持している非選択メモリセルの記憶ノード電圧V1uは、次式(2-1)により表される。また、データ“0”を保持している非選択メモリセルの記憶ノード電圧V0uは、次式(2-2)により表される。
[数2]
V1u=VH… (2-1)
V0u=0[V]…(2-2)
図2(B)に示すソースフォロア回路の動作で既に述べたように、ドライバトランジスタTDに対して並列接続されているn個の読み出しトランジスタTRが負荷となる。そして、その負荷の大きさは、上記4種類の記憶ノード電圧に応じて異なる。
したがって、ドライバトランジスタTDの動作曲線に対して、以上の4種類の記憶ノード電圧V1s,V0s,V1u,V0uに対応する4種類の負荷曲線が交差し、各交点が動作点となり得る。
図4は、ドライバトランジスタのドレイン電圧−電流特性に、4種類の負荷曲線を重ねたグラフである。
図4において符号“D”は、ドライバトランジスタTDのドレイン電圧(すなわち読み出しビット線電圧VRBL)を横軸とし、ドライバトランジスタTDに流れるドレイン電流を縦軸とする電圧−電流特性の曲線(以下、ドライバ曲線)を示す。また、符号“L1s”は、記憶ノード電圧V1sがゲートに設定されている選択メモリセルの読み出しトランジスタTRの負荷曲線を示す。符号“L0s”は、記憶ノード電圧V0sがゲートに設定されている選択メモリセルの読み出しトランジスタTRの負荷曲線を示す。符号“L1u”は、記憶ノード電圧V1uがゲートに設定されている非選択メモリセルの読み出しトランジスタTRの負荷曲線を示す。そして、符号“L0u”は、記憶ノード電圧V0uがゲートに設定されている非選択メモリセルの読み出しトランジスタTRの負荷曲線を示す。
最初に“1”データ読み出し時の動作点を説明する。
データ“1”が記憶されている選択メモリセルに関し、ドライバ曲線Dと一番右の負荷曲線L1sとの交点P1で電流値が一致し、読み出しビット線電圧VRBLが安定する。ドライバ曲線Dと他の3つの負荷曲線L1u,L0s,L0uとの各交点P2〜P4にも安定点は存在するが、一番右の安定点(交点P1)にて“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1が事実上決定する。一番右側の安定点の読み出しビット線電圧VRBL1でドライバ電流と負荷電流が一致し、左側の負荷の電流はほとんど流れないからである。
つぎに、“0”データの読み出しの動作点を説明する。
データ“0”が記憶されている選択メモリセルだけを考えれば、ドライバ曲線Dと右から3番目の負荷曲線L0sとの交点P3のところで読み出しビット線電圧VRBLが安定する。しかし、通常、データ“1”が記憶されている非選択メモリセルの負荷曲線L1uのほうが右側にあるため、その負荷曲線L1uとドライバ曲線Dとの交点で“0”データの読み出し時の最大の読み出しビット線電圧VRBL0が事実上決定する。
センスアンプは“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1と“0”読み出し時の最大の読み出しビット線電圧VRBL0との差をセンスアンプSAが検知してデータを判別する。この電圧差を数100[mV]以上とするよう設計する。
なお、図3の例では、“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1=0.85[V]、“0”読み出し時の最大の読み出しビット線電圧VRBL0=0.35[V]であり、上記センスアンプSAが検出可能な電圧差の条件を満たしている。
上記図4のように動作点を設定する前提としては、ドライバ曲線Dが一定でなければならない。言い換えると、読み出しビット線RBLから流出する電流パスはドライバトランジスタTDを介したパスのみとし、他に電流の流出パスを発生させないことが望ましい。
そのため、ソースフォロア回路の負荷を形成する読み出しトランジスタTRの印加電圧条件に関し、そのドレイン側の電圧をソース側の読み出しビット線電圧と同等かそれ以上としなければならない。その理由は、読み出しトランジスタTRのドレイン電圧が読み出しビット線電圧より低いと、そのパスを通ってビット線電流が流出し、その量がばらつくと動作点も変動し安定動作ができず、これが誤動作の要因となるからである。
しかし、本実施形態では、メモリセルの読み出しトランジスタTRのドレインに電源電圧Vccが印加されていることから、そのような電流の流出パス発生の懸念がない。この点で安定動作が可能である。
また、本実施形態ではドライバトランジスタTDを設けてソースフォロア回路を形成し、その負荷となる読み出しトランジスタは、記憶データが“1”の場合と“0”の場合とで程度の差はあれ共にオンすることを前提としている。
とくに、“0”データの読み出し時の動作点P2は、“1”データを保持している非選択メモリセルの負荷となる読み出しトランジスタの動作状態で決まる。この動作点P2は、ドライバトランジスタTDの電流駆動能力と、同一読み出しビット線RBLに接続されている“1”データ保持の非選択メモリセルMCuの数、読み出しビット線容量等で総合的に決まる。したがって、“1”データ保持の非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタTRがオフしている必要は必ずしもない。このため、メモリセル内で読み出しトランジスタTRのみしきい値電圧を高くする必要もない。
この点に関し、さらに詳細な動作を説明する。
まず、“0”データ読み出し時に、“1”データ保持の非選択メモリセルの読み出しトランジスタ数が多くて読み出しビット線電圧が標準値より上昇しようとすると、各読み出しトランジスタのゲートとソース間の電圧が小さくなるため電流駆動能力が低下して、読み出しビット線電圧の上昇を抑制するように働く。逆に、“1”データ保持の非選択メモリセルの読み出しトランジスタ数が少なくて読み出しビット線電圧が低下しようとすると、各読み出しトランジスタのゲートとソース間の電圧が大きくなり、電流駆動能力を高めて、読み出しビット線電圧の低下を抑制するように働く。
この動作は、“1”データ読み出し時の選択メモリセルMCsにおいても同様である。
以上より明らかなごとく、ソースフォロア回路では、読み出しトランジスタを常にオフさせる必要はなく、しきい値電圧の大小の影響を吸収するように動作点が自己バイアス制御される。したがって、読み出しトランジスタのしきい値電圧の動作点に与える影響は小さい。
その結果、読み出しトランジスタのしきい値電圧を他の書き込みトランジスタより高くする必要がなく、標準の値でよい。
また、ソースフォロア読み出しでは、定電流源として働くドライバトランジスタのオン抵抗と、負荷としての読み出しトランジスタの抵抗との分圧比で主に決まる正の電圧に、読み出しビット線電圧が制御される。このため、“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1は、ソースフォロア読み出しでない場合に比べると、数100[mV]高めの値に設定できる。この結果、標準的なセンスアンプ(シングルエンド型、カレントミラー型)の入力電圧として適正な値の読み出しビット線電圧を得ることが可能となる。たとえば“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1は、電源電圧が1.8[V]の場合0.8[V]以上が可能となる。
以上をまとめると、本実施形態では、読み出しトランジスタのしきい値電圧は標準の値とすることができる。そのため、しきい値電圧制御のイオン注入工程の追加が必要ない。
また、読み出しビット線電圧値は、標準的なセンスアンプであるシングルエンド型センスアンプやカレントミラー型センスアンプの入力電圧に適した値が可能となる。
[第2実施形態]
最初に第2実施形態の概要を述べると、第2実施形態は、図10のメモリセルMCaではなく、図11のメモリセルMCbに本発明を適用したものである。
図11のメモリセルMCbからなるメモリセルアレイのデータ読み出しでは、選択メモリセルの読み出しワード線RWLに電源電圧Vccを印加し、非選択メモリセルの読み出しワード線RWLに中間電圧VMを印加する。中間電圧VMは、電源電圧Vccと基準電圧(たとえばグランド電圧0[V])の間の電圧であれば任意である。本実施形態では、中間電圧としては電源電圧Vccの0.4〜0.6倍を想定している。
以下、第2実施形態の回路構成と動作を順に説明する。図1は、第2実施形態にも適用される。
図5(A)に、メモリセルアレイ内で同一列に属する2つのメモリセルと、ドライバトランジスタTDおよびセンスアンプSAとを示す。この図において、2つのメモリセルの一方がデータ読み出し対象の選択(selected)メモリセルMCsであり、他方がデータ読み出し対象でない非選択(unselected)メモリセルMCuである。
また、図5(B)には、選択メモリセルMCsおよび同一列内に並ぶ全ての非選択メモリセルMCuの、合計n個の読み出しトランジスタTRと、ドライバトランジスタTDとの接続関係を等価回路によって示す。
本実施形態のメモリセルは、図11と同じ基本構成を有することから、その構成とセル基本動作の詳細は省略する。
図5(B)が第1実施形態の図2(B)と異なる点は、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRのドレインが、読み出し時に電源電圧Vccに制御される選択読み出しワード線RWLsに接続されているのに対し、非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタTRのドレインが、読み出し時に前記中間電圧VMに制御される非選択読み出しワード線RWLuに接続されている点である。
図5(B)における他の構成は図2(B)と同じである。また、当該ソースフォロア回路の基本的な動作も、読み出し時に非選択メモリセルMCuに電源電圧Vccの代わりに中間電圧VMを印加する点を除き、第1実施形態と同じである。したがって、ドライバ曲線Dと負荷曲線L1s〜L0uとの関係を示す図4のグラフも、本実施形態において適用できる。
図6(A)〜図6(F)に、データの書き込みと読み出しにおける各種ラインの電圧変化を示すタイミングチャートを示す。なお、この図はデータ“1”とデータ“0”との書き込みと読み出しを連続して行う場合を示している。
この電圧制御が図3と異なる点は、“1”データ読み出しおよび“0”データ読み出し時に、図3(D)の場合は非選択読み出しワード線RWLuの電圧は0[V]で保持していたが、図6(D)の本実施形態の場合、選択読み出しワード線RWLsを1.8[V]に立ち上げるとほぼ同じタイミングで、非選択読み出しワード線RWLuに、たとえば0.9[V]の中間電圧VMを印加する点である。他の電圧制御は図3と同じである。
つぎに、“1”データ読み出しおよび“0”データ読み出しにおける、記憶ノード電圧について述べる。
<選択セルの場合>
選択メモリセルに関しては、その記憶ノード電圧は、リーク電流により減衰がないと仮定すると、データ書き込み時に記憶ノードSNに転送した電圧から、所定の電圧まで昇圧される。この所定の電圧は、選択読み出しワード線RWLsに印加される電源電圧Vccに、キャパシタCの全容量CTに対する容量比(カップリング容量比)を乗じた電圧である。
その昇圧後の記憶ノード電圧は、第1実施形態で述べた式(1-1)と(1-2)と同じ式で表される。
<非選択セルの場合>
非選択メモリセルの記憶ノード電圧は、第1実施形態では昇圧されないのに対して、本実施形態では昇圧される。
非選択セルにおいては非選択読み出しワード線RWLuに中間電圧(たとえば0.9[V])を与えることから、昇圧する電圧が選択メモリセルより小さくなる。
データ“1”を保持している非選択メモリセルの記憶ノード電圧V1uは、次式(3-1)により表される。また、データ“0”を保持している非選択メモリセルの記憶ノード電圧V0uは、次式(3-2)により表される。
[数3]
V1s=VH+C/CT×VM…(3-1)
V0s=0[V]+C/CT×VM
=C/CT×VM …(3-2)
このように本実施形態では、非選択メモリセルMCuにおいても昇圧を行うことから、その読み出しトランジスタTRは一般にオンしやすくなる。その結果、実際に図6(E)に示す例では、“0”データ読み出し時の読み出しビット線RBLが0.7[V]まで上昇している。本例の場合、“1”データ読み出し時と、“0”データ読み出し時の読み出しビット線RBLの電圧差が0.15[V]とやや小さい。
ただし、中間電圧VMの値を最適化することによって、この電圧差を、より大きくすることは可能である。
つぎに、読み出しトランジスタTRのドレインに読み出しワード線RWLが接続されているセル構成において中間電圧VMの印加を行う理由について述べる。
図4のように動作点を設定する前提としては、ドライバ曲線Dが一定でなければならない。言い換えると、読み出しビット線RBLから流出する電流パスはドライバトランジスタTDを介したパスのみとし、他に電流の流出パスを発生させないことが望ましい。
そのため、ソースフォロア回路の負荷を形成する読み出しトランジスタTRの印加電圧条件に関し、そのドレイン側の電圧をソース側の読み出しビット線電圧と同等かそれ以上としなければならない。その理由は、読み出しトランジスタTRのドレイン電圧が読み出しビット線電圧より低いと、そのパスを通ってビット線電流が流出し、その量がばらつくと動作点も変動し安定動作ができず、これが誤動作の要因となるからである。
本実施形態では、メモリセルの読み出しトランジスタTRのドレインに中間電圧VMを印加することにより、そのような電流の流出パス発生を防止している。この点で安定動作が可能である。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、ドライバトランジスタTDと読み出しトランジスタTR群とがソースフォロア回路をデータ読み出し時に形成する。
ソースフォロア回路は、第1実施形態で述べたと同じ理由により、読み出しトランジスタを常にオフさせる必要はなく、しきい値電圧の大小の影響を吸収するように動作点が自己バイアス制御される。したがって、読み出しトランジスタのしきい値電圧の動作点に与える影響は小さい。
その結果、読み出しトランジスタのしきい値電圧を他の書き込みトランジスタより高くする必要がなく、標準の値でよい。
また、ソースフォロア読み出しでは、定電流源として働くドライバトランジスタのオン抵抗と、負荷としての読み出しトランジスタの抵抗との分圧比で主に決まる正の電圧に、読み出しビット線電圧が制御される。このため、“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1(図4参照)は、ソースフォロア読み出しでない場合に比べると、数100[mV]高めの値に設定できる。この結果、標準的なセンスアンプ(シングルエンド型、カレントミラー型)の入力電圧として適正な値の読み出しビット線電圧を得ることが可能となる。たとえば“1”データの読み出し時の読み出しビット線電圧VRBL1は、電源電圧が1.8[V]の場合0.8[V]以上が可能となる。
以上をまとめると、本実施形態では、読み出しトランジスタのしきい値電圧は標準の値とすることができる。そのため、しきい値電圧制御のイオン注入工程の追加が必要ない。
また、読み出しビット線電圧値は、標準的なセンスアンプであるシングルエンド型センスアンプやカレントミラー型センスアンプの入力電圧に適した値が可能となる。
以下の第3〜第5実施形態は、第1および第2実施形態の改善に関する。したがって、適用可能なメモリセルは図10と図11の何れでもよい。
ここで改善しようとする点は、“1”データ読み出しのときに、読み出しビット線RBLを充電する主なトランジスタは、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRのみである。このときメモリセルアレイの規模が大きいと、負荷となる非選択メモリセルMCuの読み出しトランジスタ数が多いため読み出しビット線RBLの負荷容量が大きなものとなる。したがって、充電に時間がかかるという課題がある。
以下の第3〜第5実施形態では、“1”データ読み出し時に選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRを補助する手段を設けることによって、この課題を解決することを目的としている。
[第3実施形態]
図7に、メモリセルアレイ内で同一列に属する選択メモリセルMCsおよび補助メモリセルMCauxと、ドライバトランジスタTDおよびセンスアンプSAとを示す。この補助メモリセルMCauxは、上記“1”データ読み出しを補助する手段であり、図1のメモリセルアレイ内で、n×m個の実効的なメモリセル群とは別に、さらに1段、メモリセル行を追加し、そのメモリセル行に、行方向にm個の補助メモリセルMCauxを並べ、それぞれを対応する読み出しビット線RBLと書き込みビット線WBLに1つずつ接続するようにして挿入される。なお、“1”データ読み出し時の読み出しビット線充電能力をさらに高めたい場合は、補助メモリセルMCauxを2段、あるいは3段以上設けることも可能である。
補助メモリセルMCauxは、図7に示すように、回路構成上は、選択メモリセルMCsと全く同じにしたものを用いている。すなわち、補助メモリセルMCauxは、第1実施形態のメモリセルMCa(図2(A))と同様、書き込みトランジスタTW、読み出しトランジスタTRおよびキャパシタCにより構成される。ただし、書き込みトランジスタTWのゲートは補助書き込みワード線WWLauxに接続され、キャパシタCは補助読み出しワード線RWLauxに接続されている。読み出しトランジスタTRは、選択メモリセルMCsと同様、電源電圧Vccを供給する電圧供給線VSLに接続されている。
補助メモリセルMCauxは、常に“1”データが書き込まれ、リフレッシュ時にも“1”データの再書き込みが実行される。
メモリセルに対する電圧制御は、図3と同様に実行される。
このとき補助メモリセルMCauxの制御に関し、たとえば、図3(C)の選択読み出しワード線RWLsをハイレベル(1.8[V])に立ち上げるとほぼ同時に、補助読み出しワード線RWLauxを0[V]に制御する。
このため、補助メモリセルMCauxの読み出しトランジスタTRがオンし、これにより、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRによる読み出しビット線RBLの充電を補助させる。このとき、補助メモリセルMCauxの記憶ノードSNの昇圧後電圧は、前記式(2-1)により求まる値となる。
つぎに、補助メモリセルMCauxを設けた理由を図3および図7を参照して、より詳細に説明する。
図3に示す“1”データ読み出しは、読み出しビット線RBLを放電し、これを0[V]のフローティングとした状態で行う。そして、“1”データ読み出し時には、図3(C)に示すように、選択読み出しワード線RWLsを1.8[V]のハイレベルに遷移させる。
このとき読み出しビット線RBLの大きな負荷容量を充電する速度は、読み出し速度に大きく影響する。“1”データの読み出しのときは、通常、選択メモリセルMCsのオン電流(図2(B)の読み出し電流Ir)と非選択メモリセルのオン電流(図2(B)のIoff)の合計でもって読み出しビット線RBLを充電する。
“1”データの読み出しにおいて充電速度の一番遅いケースは、非選択メモリセルMCu(図2(B)参照)が全て記憶データ“0”を保持している場合である。このとき選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRが1つだけで、読み出しビット線RBLを充電しなければならない。
そこで、本実施形態では、図3にはとくに示していないが、図3(C)の選択読み出しワード線RWLsをハイレベルに遷移させるとほぼ同時に、図7の補助読み出しワード線RWLauxの電圧を0[V]のままとする。
これにより、読み出しビット線RBLの充電を行う選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRを、補助メモリセルMCauxの読み出しトランジスタTRにより補助し、読み出しビット線RBLの充電速度を短くする。その結果、“1”データの読み出し時間を短くできる。
[第4実施形態]
本実施形態では、上記第3実施形態と同様に補助メモリセルMCauxを用いる“1”データ読み出し方法を、図11に示すメモリセルMCbのセルアレイを有する半導体メモリ装置に適用する。
図8に、メモリセルアレイ内で同一列に属する選択メモリセルMCsおよび補助メモリセルMCauxと、ドライバトランジスタTDおよびセンスアンプSAとを示す。
補助メモリセルMCauxは、図8に示すように、回路構成上は、選択メモリセルMCsと全く同じにしたものを用いている。すなわち、補助メモリセルMCauxは、第2実施形態のメモリセルMCa(図5(A))と同様、書き込みトランジスタTW、読み出しトランジスタTRおよびキャパシタCにより構成される。ただし、書き込みトランジスタTWのゲートは補助書き込みワード線WWLauxに接続され、キャパシタCおよび読み出しトランジスタTRのドレインが補助読み出しワード線RWLauxに接続されている。読み出しトランジスタTRのソースは読み出しビット線RBLに接続されている。
補助メモリセルMCauxは、常に“1”データが書き込まれ、リフレッシュ時にも“1”データの再書き込みが実行される。
メモリセルに対する電圧制御は、図6と同様に実行される。
このとき補助メモリセルMCauxの制御に関し、たとえば、図6(C)および図6(D)で選択読み出しワード線RWLsおよび非選択読み出しワード線RWLuをハイレベル(1.8[V]または中間電圧VM=0.9[V])に立ち上げるとほぼ同時に、補助読み出しワード線RWLauxを中間電圧VMに制御する。
このため、補助メモリセルMCauxの読み出しトランジスタTRがオンし、これにより、選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRによる読み出しビット線RBLの充電を補助させる。このとき、補助メモリセルMCauxの記憶ノードSNの昇圧後電圧は、前記式(3-1)により求まる値となる。
本実施形態では、第1および第2実施形態の利点に加え、第3実施形態の利点、すなわち“1”データ読み出し速度が短縮できるという利点がある。
[第5実施形態]
本実施形態は、上記第3および第4実施形態の変形例を示す。
図9は、メモリセルアレイ内で同一列に属する選択メモリセルMCsおよび補助手段と、ドライバトランジスタTDおよびセンスアンプSAとを示す。
選択メモリセルMCsは、図10のメモリセルMCa、図11のメモリセルMCbの何れでもよい。
第5実施形態では、“1”データ読み出し時に選択メモリセルMCsの読み出しトランジスタTRを補助する手段として、補助トランジスタTauxが、電源電圧Vccを供給する電圧供給線VSLと読み出しビット線RBLとの間に接続されている。
本例の補助トランジスタTauxは単一のNMOSトランジスタからなるが、たとえば、PMOSスイッチで、上記NMOSトランジスタを置き換えることもできる。
補助トランジスタTauxのゲートに供給されている補助ゲート電圧V1auxは、“1”データ読み出し時に、ローレベルからハイレベルに遷移する電圧である。その遷移のタイミングは、図3(C)あるいは図6(C)の選択読み出しワード線RWLsをハイレベルに遷移させるときとほぼ同じとする。
メモリセルMCaによりセルアレイが構成されている場合、この補助ゲート電圧V1auxは第3実施形態と同様に、前記式(2-1)により求まる値となる。
一方、メモリセルMCbによりセルアレイが構成されている場合は、補助ゲート電圧V1auxは第4実施形態と同様に、前記式(3-1)により求まる値となる。
本実施形態では、第4実施形態と同じ利点があり、さらに、補助手段(補助トランジスタTaux)の規模が小さいため、よりセルアレイの面積を縮小しやすいという利点もある。
以上の第1〜第5実施形態では、ビット線として、書き込みビット線と読み出しビット線とを有する場合を説明したが、これを共通の1本のビット線にすることもできる。この場合のビット線は、データ書き込み時には書き込みビット線WBLと同様に機能し、データ読み出し時には読み出しビット線RBLと同様に機能する。なお、ドライバトランジスタTDは、この共通のビット線に接続させるが、データ書き込み時にはドライバトランジスタTDがオンしないように制御することによって、ドライバトランジスタTDが書き込みビット線WBLの機能を阻害することはない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る半導体メモリ装置において、メモリセルアレイと周辺回路の主要部とを示すブロック図である。 (A)は、第1実施形態に関し、同一列に属する構成を示す回路図、(B)は、その読み出しに寄与する部分の等価回路図である。 (A)〜(F)は、第1実施形態の各種ラインの電圧変化を示すタイミングチャートである。 ドライブ曲線と負荷曲線との関係を示すグラフである。 (A)は、第2実施形態に関し、同一列に属する構成を示す回路図、(B)は、その読み出しに寄与する部分の等価回路図である。 (A)〜(F)は、第2実施形態の各種ラインの電圧変化を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に関し、同一列に属する構成を示す回路図である。 第4実施形態に関し、同一列に属する構成を示す回路図である。 第5実施形態に関し、同一列に属する構成を示す回路図である。 先行技術となるメモリセルの回路図である。 先行技術となる他のメモリセルの回路図である。 同一列内の図10と同じメモリセルを示す回路図である。 (A)〜(E)は、図12の各種ラインの電圧変化を示すタイミングチャートである。
符号の説明
MC,MCa,MCb…メモリセル、MCs…選択メモリセル、MCu…非選択メモリセル、MCaux…補助メモリセル、SA…センスアンプ、TD…ドライバトランジスタ、TW…書き込みトランジスタ、TR…読み出しトランジスタ、SN…記憶ノード、C…キャパシタ、Taux…補助トランジスタ、WWL…書き込みワード線、WWLs…選択書き込みワード線、WWLu…非選択書き込みワード線、RWL…読み出しワード線、RWLs…選択読み出しワード線、RWLu…非選択読み出しワード線、RBL…読み出しビット線、WBL…書き込みビット線、VSL…電圧供給線、Vcc…電源電圧、VM…中間電圧、VRBL…読み出しビット電圧、VD…ドライバ電圧、V1aux…補助ゲート電圧、L1s等…負荷曲線、D…ドライバ曲線、P1等…動作点

Claims (11)

  1. メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、
    ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、
    ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が電圧供給線に接続されている読み出しトランジスタと、
    前記記憶ノードと読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、
    前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、
    前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有されている半導体メモリ装置の読み出し方法であって、
    前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段を設け、
    前記ビット線を共有し列方向に並ぶ前記複数のメモリセルのうち、読み出し対象の選択メモリセルの読み出しワード線に電源電圧を印加し、読み出し対象でない非選択メモリセルの読み出しワード線に0[V]を印加し、前記定電流駆動手段をオンさせる
    半導体メモリ装置の読み出し方法。
  2. 前記ビット線ごとに補助手段を設け、
    読み出し時に前記補助手段を動作させて、前記ビット線の充電をアシストする
    請求項1に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  3. 前記補助手段は、前記ビット線ごとに接続され、ハイレベルのデータを保持した補助メモリセルである
    請求項2に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  4. 前記補助手段は、前記ビット線と電圧供給線との間に接続され、読み出し時にオンする補助スイッチである
    請求項2に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  5. メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、
    ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、
    ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が読み出しワード線に接続されている読み出しトランジスタと、
    前記記憶ノードと前記読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、
    前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、
    前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有されている半導体メモリ装置の読み出し方法であって、
    前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段を設け、
    前記ビット線を共有し列方向に並ぶ前記複数のメモリセルのうち、読み出し対象の選択メモリセルの読み出しワード線に電源電圧を印加し、読み出し対象でない非選択メモリセルの読み出しワード線に電源電圧と0[V]との間の値を有する中間電圧を印加し、前記定電流駆動手段をオンさせる
    半導体メモリ装置の読み出し方法。
  6. 前記中間電圧を、前記ビット線に読み出した電圧の最大値と同等か、当該最大値より高い値に設定する
    請求項5に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  7. 前記ビット線ごとに補助手段を設け、
    読み出し時に前記補助手段を動作させて、前記ビット線の充電をアシストする
    請求項5に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  8. 前記補助手段は、前記ビット線ごとに接続され、ハイレベルのデータを保持した補助メモリセルである
    請求項7に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  9. 前記補助手段は、前記ビット線と電圧供給線との間に接続され、読み出し時にオンする補助スイッチである
    請求項7に記載の半導体メモリ装置の読み出し方法。
  10. メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、
    ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、
    ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が電圧供給線に接続されている読み出しトランジスタと、
    前記記憶ノードと読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、
    前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、
    前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、
    前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段が接続され、
    前記ビット線ごとに補助手段を有する
    半導体メモリ装置。
  11. メモリセルアレイを構成する各メモリセルが、
    ゲートが書き込みワード線に接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が記憶ノードに接続されている書き込みトランジスタと、
    ゲートが前記記憶ノードに接続され、ソースとドレインの一方がビット線に接続され、ソースとドレインの他方が読み出しワード線に接続されている読み出しトランジスタと、
    前記記憶ノードと前記読み出しワード線との間に接続されているキャパシタとを有し、
    前記メモリセルアレイ内で前記書き込みワード線と前記読み出しワード線のそれぞれが、行方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、
    前記ビット線が列方向に並ぶ複数のメモリセルで共有され、
    前記ビット線と基準電位との間に定電流駆動手段が接続され、
    前記ビット線ごとに補助手段を有する
    半導体メモリ装置。
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