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JP2007112450A - 自立型紙製容器 - Google Patents

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JP2007112450A JP2005302369A JP2005302369A JP2007112450A JP 2007112450 A JP2007112450 A JP 2007112450A JP 2005302369 A JP2005302369 A JP 2005302369A JP 2005302369 A JP2005302369 A JP 2005302369A JP 2007112450 A JP2007112450 A JP 2007112450A
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Keiichi Omori
啓一 大盛
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Abstract

【課題】基材として伸張紙を用い、別体として口栓が取り付けられる自立型紙製容器において、自立性と口栓シール部の密閉性とを両立させる。
【解決手段】紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を積層した積層シートを材料とし、該積層シートの内面が熱可塑性樹脂層となるように形成され、上部に別体として口栓が取り付けられた自立型紙製容器であって、前記口栓を、前記熱可塑性樹脂層を内面として向い合う前記積層シートに挟み込まれた状態で装着し、前記紙基材の引張破断伸びを、MD方向において10%以上、CD方向/MD方向の比で0.5〜1.0とし、かつ、自立させたときに、前記紙基材のCD方向が縦方向となるように形成した。

Description

本発明は、液体、粘状体または粉体等を充填包装する容器に関し、容器の主体が紙基材から形成されている自立性を持つ自立型紙製容器に関する。
従来から、液体、粘状体あるいは粉体の食品や洗剤などの包装容器として、剛性のない軟包装材を材料として用いながらも、自立性を持つ軟包装袋、例えばスタンディングパウチが用いられている。このような軟包装袋は、自立性を付与するために、自立したときに底部となる部分を断面略W形状に折込みシールして形成される。これにより、内容物の充填によって底部の前後両側が円弧形状に開き、厚み方向に広がった形状となって、自立機能を発揮する。また、このような形状の他、ガゼット形状の容器に底部部分を設け、自立性を付与している自立型軟包装袋もある。
上記自立型軟包装袋は、内容物の絞り出しが容易で、内容物を無駄なく消費できるという軟包装袋としての利点に加え、自立性が付与されていることから、内容物の充填工程を始めとした製造・流通過程、更には家庭での使用時においても取扱いが容易で、しかも、販売時の店頭効果が高いため、広く普及している。また、最近では、合成樹脂等からなる口栓を別体として装着した自立型軟包装袋が、健康食品やアイスクリーム等各種食品の包装容器として使用されるようになってきた。
しかし、上記自立型軟包装袋は、自立性が付与されているとは言うものの、剛性のない合成樹脂複合フィルムを基材として形成されたものが殆どであり、しかもその内容物は、液体、粘状体、粉体といった不定形のものであることから、外力が加わると折れ曲がって形が崩れ、場合によっては自立性が失われることもある。この傾向は、特に、内容物の充填量が多い場合に大きい。また、合成樹脂複合フィルムを基材として形成された軟包装袋は、焼却時に高カロリーの熱が発生するため、焼却炉を傷める可能性が指摘されている。
そこで、例えば特許文献1では、内容物の絞り出しが容易で、内容物を無駄なく消費できるという、軟包装袋の利点は保ちつつ、ある程度の剛性を与えることのできる基材として、伸張紙を用いた自立型紙製容器が提案されている。
特開2003−34340号公報
しかしながら、基材として伸張紙を用いた前記自立型紙製容器であっても、引張破断伸びが10%を超える伸張紙を基材として用いた場合には、自立性が悪くなる。一方、引張破断伸びが10%未満の伸張紙を基材として用いた場合には、例えば、別体として口栓を装着する際、この基材を構成要素とする包装材の伸びが、口栓の外形に追随できなくなり、口栓と包装材との間のシール部(口栓シール部)の密閉性が不完全となる結果、この口栓シール部から、内容物が漏れるおそれがあった。これは、特に、このような自立型紙製容器に外部又は内部から圧力が加わったり、大口径の口栓や複雑な形状の口栓を装着したりした場合等に問題となった。
従って、本発明の目的とするところは、基材として伸張紙を用い、別体として口栓が取り付けられる自立型紙製容器において、自立性と口栓シール部の密閉性とを両立させることにある。
そこで本発明者らは、鋭意検討した結果、基材となる伸張紙の引張破断伸びの方向性に着目することにより、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に係る本発明は、紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を積層した積層シートを材料とし、該積層シートの熱可塑性樹脂層が内面となるように形成され、上部に別体として口栓が取り付けられた自立型紙製容器であって、前記口栓が、前記熱可塑性樹脂層を内面として向い合う前記積層シートに挟まれた状態で装着されており、前記紙基材の引張破断伸びが、MD方向において10%以上、CD方向/MD方向の比で0.5〜1.0であり、かつ、自立させたときに、前記紙基材のCD方向が縦方向となるように形成されたことを特徴とする。
なお、ここで、引張破断伸びとは、JIS P 8113に規定する引張破断伸びを意味し、また、MD方向とは、上記紙基材を抄紙機にて抄造した際の流れ方向(進行方向)を意味し、CD方向とは、上記紙基材を抄紙機にて抄造した際の幅方向(進行方向と直角の方向)を意味している。
このような請求項1に係る本発明では、前記紙基材として、引張破断伸びがMD方向において10%以上のものを用いるので、この紙基材を構成要素とする積層シートは口栓の外径に十分に追随して伸びるため、口栓シール部に優れた密閉性が得られる。従って、自立型紙製容器の外部又は内部から圧力が加わった場合や、大口径の口栓や複雑な形状の口栓を装着する場合でも、口栓シール部から内容物が漏れ出すおそれはない。
また、引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.5以上の紙基材を用いるので、この紙基材を構成材料とする積層シートは、MD方向のみならず、CD方向にもある程度の引張破断伸びを有するものとなり、これを材料として形成される前記自立型紙製容器も、内容物の絞り出しが容易で、内容物を無駄なく消費できるという、従来の軟包装袋の利点を実現することができる。また、引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が1.0以下の紙基材を用いるので、この紙基材を構成材料とする積層シートは、CD方向の引張破断伸びが、一定値以下に抑制されたものとなる。そして、本発明において、この積層シートから形成される前記自立型紙製容器は、自立させたときに縦方向にあたる方向が、引張破断伸びが抑えられている前記紙基材のCD方向となるように形成されているので、内容物の重さによって縦方向が伸び過ぎて剛度が低下することはなく、優れた自立性を有する自立型紙製容器を得ることができる。
また、請求項2に係る本発明は、請求項1に記載の前記紙基材として、坪量が50〜200g/mのものを用いることを特徴とする。
このような請求項2に係る本発明では、前記紙基材として、坪量が50g/m以上のものを用いることにより、強度が十分に確保された自立型紙製容器を得ることができ、一方で坪量が200g/m以下のものを用いることにより、内容物を容易に絞り出せる自立型紙製容器を得ることができる。
また、請求項3に係る本発明は、請求項1又は2に記載の前記紙基材として、MD方向に平行な複数本の溝が設けられたものを用いることを特徴とする。
このような請求項3に係る本発明では、前記紙基材として、MD方向に平行な複数本の溝が設けられたものを用いるので、より優れた自立性を有する自立型紙製容器を得ることができる。
また、請求項4に係る本発明は、請求項1,2又は3に記載の前記紙基材は、ロール周面に周方向に沿った溝をロール幅方向に所定の間隔をあけて複数本設けた硬質ロールと、表面が平坦な軟質ロールとからなる一対のプレスロールを備え、前記硬質ロールと前記軟質ロールのうちの一方のロールの周速度に対して他方のロールの周速度を遅くして回転するように構成された収縮付与装置の前記一対のプレスロール間に紙シートを通すことにより、該紙シートを加圧すると共に収縮して得られるものであることを特徴とする。
このような請求項4に係る本発明では、前記収縮付与装置の前記一対のプレスロール間に紙シートを通すことにより、請求項1に記載の伸び特性を備え、かつ、MD方向に平行な複数本の溝が設けられた紙基材を得ることができるので、MD方向に平行な複数本の溝が設けられた紙基材を用いる、より優れた自立性を有する自立型紙製容器を、比較的安価に得ることができる。
請求項1に係る本発明によれば、紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を積層した積層シートを材料とし、該積層シートの熱可塑性樹脂層が内面となるように形成され、その上部に別体として口栓が取り付けられた自立型紙製容器において、前記紙基材として、MD方向の引張破断伸びが10%以上、引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.5〜1.0のものを用い、かつ、自立型紙製容器を自立させたとき、前記紙基材のCD方向が縦方向となるように形成したので、内容物の絞り出しが容易で、内容物を無駄なく消費できると共に、自立性に優れた自立型紙製容器を得ることができ、しかも、この自立型紙製容器は、口栓の外形に前記積層シートが十分に追随して伸びるため、口栓シール部に優れた密閉性が得られる。従って、本発明に係る自立型紙製容器は、従来よりも、内容物の充填工程を始めとした製造・流通過程、更には家庭での使用時において取扱いが容易で、販売時の店頭効果が高い。しかも、自立型紙製容器の外部又は内部から圧力が加わったり、大口径の口栓や複雑な形状の口栓を装着したりする場合でも、口栓シール部から内容物が漏れ出すおそれはない。また、自立型紙製容器を構成する基材として紙を用いたので、リサイクルが可能であって、焼却処理する場合でも、プラスチックフィルムに比べて発生する熱量が低く、焼却炉を傷めない。
また、請求項2に係る本発明によれば、前記紙基材として、坪量が50〜200g/mのものを用いるので、強度が十分に確保されると共に、内容物を容易に絞り出すことのできる自立型紙製容器を得ることができる。
また、請求項3に係る本発明によれば、前記紙基材として、MD方向に平行な複数本の溝が設けられたものを用いるので、より優れた自立性を有する自立型紙製容器を得ることができる。
また、請求項4に係る本発明によれば、ロール周面に周方向に沿った溝をロール幅方向に所定の間隔をあけて複数本設けた硬質ロールと、表面が平坦な軟質ロールからなる一対のプレスロールを備え、前記硬質ロールと前記軟質ロールのうちの一方のロールの周速度に対して他方のロールの周速度を遅くして回転するように構成される収縮付与装置の前記一対のプレスロール間に紙シートを通すことにより、請求項1に記載の伸び特性を備え、かつ、MD方向に平行な複数本の溝が設けられた紙基材を得ることができるので、MD方向に平行な複数本の溝が設けられた紙基材を用いる、より優れた自立性を有する自立型紙製容器を、比較的安価に得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態の一例について説明する。
本発明の自立型紙製容器は、紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を積層した積層シートを材料とし、該積層シートの熱可塑性樹脂層が内面となるように形成され、上部に別体として口栓が取り付けられた自立型紙製容器であって、前記口栓が、前記熱可塑性樹脂層を内面として向い合う前記積層シートに挟まれた状態で装着されており、前記紙基材の引張破断伸びが、MD方向において10%以上、CD方向/MD方向の比で0.5〜1.0であり、かつ、自立型紙製容器を自立させたときに、前記紙基材のCD方向が縦方向となるように形成されている。
紙基材のMD方向の引張破断伸びが10%未満であると、口栓シール部において、上記積層シートの伸びが口栓の外形に追随できず、この部分から内容物が漏れるおそれがあり、特に、この自立型紙製容器の外部又は内部から圧力が加わったり、大口径の口栓や複雑な形状の口栓を装着したりする場合には、その危険性が高くなる。
また、引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.5未満の紙基材、及びこの紙基材を構成材料とする積層シートは、CD方向の引張破断伸びが小さすぎるため、これを材料として形成される自立型紙製容器においては、内容物の絞り出しが難しくなり、内容物を無駄なく消費できるという、従来の軟包装袋の利点を実現することができなくなる。
一方、紙基材の引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が1.0を超える紙基材、及び、この紙基材を構成材料とする積層シートは、CD方向に、より大きな引張破断伸びを有すると言えるが、本発明において、この積層シートから形成される自立型紙製容器は、自立させたときに、縦方向にあたる方向がCD方向となるように形成されるので、これに内容物を充填して自立させたとき、内容物の重さによってその縦方向が伸び過ぎてしまい、剛度が低下し、自立性の悪いものとなる。
また、紙基材の坪量は50〜200g/mが好ましい。紙基材として、坪量が50〜200g/mのものを用いることで、本発明の自立型紙製容器において、十分な強度を確保すると共に、従来の軟包装袋と同様、内容物を容易に絞り出せるものとすることができる。紙基材の坪量が50g/m未満では、十分な容器の強度が確保できないおそれがある。一方、紙基材の坪量が200g/mを超えると、コストアップとなるばかりではなく、内容物の絞り出しが難しくなる。
さらに、紙基材には、MD方向に平行な複数本の溝を設けることが好ましい。このように、MD方向に平行な複数本の溝を設けることにより、本発明の自立型紙製容器に、より優れた自立性を与えることができる。なお、この紙基材を構成材料とする積層シートの印刷適性の観点から、溝の深さは200μm未満であることが好ましい。溝の深さが200μm以上であると、印刷適性が劣ると共に、溝を設けるための加工エネルギーの増加分が、コストアップに繋がることとなる。
以上の引張伸び特性を備え、かつ、MD方向に平行な複数本の溝が設けられた紙基材は、例えば、特表平11−509276号公報に記載の方法、即ち、ロール周面に周方向に沿った溝をロール幅方向に所定の間隔をあけて複数本設けた硬質ロールと、表面が平坦な軟質ロールとからなる一対のプレスロールを備え、前記硬質ロールと前記軟質ロールのうちの一方のロールの周速度に対して他方のロールの周速度を遅くして回転するように構成された収縮付与装置の前記一対のプレスロール間に紙シートを通すことにより、該紙シートを加圧すると共に収縮する方法により、得ることができる。
なお、本発明で使用される紙基材は、その素材について特に限定されない。もっとも、廃棄物処理や環境負荷の観点から、その繊維分が天然パルプ100%の組成からなる紙であることが好ましい。天然パルプとしては、針葉樹または広葉樹の木材繊維、ミツマタ、コウゾなどの靭皮繊維、バガス、ケナフなどの非木材繊維、木綿繊維、古紙など通常の製紙原料が使用できる。中でも、針葉樹または広葉樹の木材繊維が、汎用性等の点から好ましい。
また、本発明で紙基材に積層される熱可塑性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂の種類は、特に限定されない。例えば、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等を単独または複数種類を組み合わせて用いることができる。また、これらの熱可塑性樹脂からなる熱可塑性樹脂層は、その1層以上を上記紙基材の片面に設けても、両面に設けてもよい。また、これらの熱可塑性樹脂層以外の他の層も、本発明の目的を損ねない範囲で設けてもよい。
さらに、上記紙基材、熱可塑性樹脂層及び他の層には、本発明の目的を害さない限り、種々の添加剤を添加したり、塗工剤を塗工したりすることができる。例えば、これらの添加剤や塗工剤として、紙基材にはサイズ剤等、熱可塑性樹脂層及び他の層には帯電防止剤、耐ブロッキング剤(アクリルビーズ、ガラスビーズ、シリカ等)等、一般的に使用される添加剤や塗工剤を使用することができる。
紙基材と熱可塑性樹脂層との積層方法も、特に限定されない。例えば、溶融した樹脂を押し出し機などで膜状に押し出し、直ちに紙基材上に積層する押出ラミネーション、予め成膜された樹脂フィルムを加熱ロールで紙基材に圧着して積層する熱ラミネーション、紙基材や樹脂フィルムのどちらか一方の面に接着剤や粘着剤を塗布した上で、これらを積層するドライラミネーションやウエットラミネーション、樹脂を溶剤に溶解あるいは分散して紙基材に塗工して乾燥する等、熱可塑性樹脂層の積層方法として公知の種々の方法が使用可能である。
また、本発明においては、従来の口栓に用いられる公知の材料及び方法により成型された、種々の形状の口栓を、その目的に応じて適宜使用することができる。例えば、材料としては、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂を単独または複数種類を組み合わせて用いることができ、成型方法としては、通常の射出成型法等を使用することができる。
次に、本発明を実施例及び比較例によって詳しく説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
[実施例1]
ろ水度300mlCSFに叩解した針葉樹晒クラフトパルプを用い、特表平11−509276号公報に記載の方法、即ち、多筒式長網抄紙機で抄いた紙シートの乾燥工程の途中で、ロール周面に周方向に沿って、幅0.8mmの溝を幅方向に0.5mmの間隔をあけて設けた硬質ロールと、表面が平坦な軟質ロールとからなる一対のプレスロールを備え、前記硬質ロールと前記軟質ロールのうちの一方のロールの周速度に対する他方のロールの周速度が70%となるように回転を調整した収縮付与装置の前記一対のプレスロール間に紙シートを通すことにより、この紙シートを加圧すると共に収縮する方法で、坪量100g/m、引張破断伸びがMD方向25%、CD方向18%(引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.72)の、MD方向に平行な複数本の溝を有する紙基材を得た。
この紙基材の片面に、厚さ40μの低密度ポリエチレン樹脂を押出ラミネーションにより積層して積層シートを得た後、この積層シートから、スタンディングパウチ製袋充填機(オリヒロ製 製品名:ONPACK−13000)を用いて、容器内面が低密度ポリエチレン樹脂層になるように、かつ自立させたときに前記積層シートを構成する紙基材のCD方向が縦方向となるようにして、内部に水が充填された自立型紙製容器を成形した。この自立型紙製容器を図1及び図2に示す。図1は自立型紙製容器を示す斜視図、図2は図1に示す自立型紙製容器の側面図であり、1は自立型紙製容器、2は容器本体3の上部に装着された口栓、4は口栓シール部を示している。なお、図1及び図2において、この自立型紙製容器1を形成している積層シートの構成材料である紙基材に設けられた、MD方向に平行な複数本の溝については、図示を省略している。
自立型紙製容器1の製造工程について図3に基づいて具体的に説明する。図3は自立型紙製容器1を製造する工程を示す概略図であり、まず繰出部10に巻かれた帯状の積層シート11を前記繰出部10から繰り出した後、折込み工程12において、低密度ポリエチレン樹脂層側が内側となるように二つ折りにし、この二つ折りにした前記積層シート11の一方の側端部(自立型紙製容器1の底部となる部分)である折曲げ部分を内側に折り込んで断面略W形状に成形する。そして、二つ折りにした前記積層シート11の他方の側端部(自立型紙製容器1の上部となる部分)に、口栓2をフィーダー(図示省略)により挿入すると同時に、前記口栓2が挿入された前記他方の側端部をシールして前記口栓2を装着する。そして、前記積層シート11の全体を筒状に形成しながら下方へ引き出し、この引き出し工程中に、自立型紙製容器1の底となる部分である前記積層シート11の一方の側端部をシールし(底部シール)、また図中下方に位置する容器との境界部となる部分をシール(横シール)した後、筒状に形成された前記積層シート11の中に挿入された内容物充填パイプ13で内容物として水を所定量充填する。その後、図中上方に位置する容器との境界部となる部分をシール(横シール)して密封した後、この部分を切断すると自立型紙製容器1が得られる。なお、図3においても、この自立型紙製容器1を形成している積層シート11の構成材料である紙基材に設けられた、MD方向に平行な複数本の溝については、図示を省略している。
このようにして製造された自立型紙製容器1の寸法は、高さ200mm、幅150mm、底の厚み80mm、内容量約500mlであった。前記自立型紙製容器1の口栓2としては、口径直径21mmφ、装着部の巾37mm、厚さ24mmの大口径口栓(オリヒロ製TP−1004)を用いた。
得られた自立型紙製容器1について、JIS Z0238に従い、耐圧縮強さを測定した。すなわち、加圧盤と支持台の間に前記自立型紙製容器1を、その正面又は背面が支持台と接するように、横倒しにして置き、圧縮荷重400Nを1分間加え、前記自立型紙製容器1の口栓シール部4からの内容物の漏えい及び容器の破断を目視によって調べた。また、前記自立型紙製容器1を水を充填したままで、1週間実験台上に自立させた後、その形状を観察することで自立性について評価した。
その結果、得られた自立型紙製容器1は、表1に示すように、耐圧縮強さ試験において水の漏えい及び容器の破れは認められなかった。また、自立性の観察においては、容器本体3が折れ曲がることがなく、1週間後も初期の状態を維持していた。
[実施例2]
紙基材の引張破断伸びを、MD方向28%、CD方向15%(引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.54)にした以外は、実施例1と同様にして自立型紙製容器1を成形し、耐圧縮強さを測定し、また、自立性を評価した。
その結果、得られた自立型紙製容器1は、表1に示すように、耐圧縮強さ試験において水の漏えい及び容器の破れは認められなかった。また、自立性の観察においては、容器本体3が折れ曲がることがなく、1週間後も初期の状態を維持していた。
[実施例3]
紙基材の引張破断伸びを、MD方向10%、CD方向9%(引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.90)にした以外は、実施例1と同様にして自立型紙製容器1を成形し、耐圧縮強さを測定し、自立性を評価した。
その結果、得られた自立型紙製容器1は、表1に示すように、耐圧縮強さ試験において水の漏えい及び容器の破れは認められなかった。また自立性の観察においては、容器本体3が折れ曲がることがなく、1週間後も初期の状態を維持していた。
[比較例1]
紙基材として、坪量100g/m、引張破断伸びがMD方向8%、CD方向9%(引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が1.13)のクルパック紙を用いた以外は、実施例1と同様にして自立型紙製容器を成形し、耐圧縮強さを測定し、自立性を評価した。
その結果、得られた自立型紙製容器は、表1に示すように、耐圧縮強さ試験において口栓シール部から水が漏えいし、また自立性の観察においては、1週間後に容器本体が折れ曲がっていた。
[比較例2]
紙基材の引張破断伸びを、MD方向8%、CD方向5%(引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が0.63)にした以外は、実施例1と同様にして自立型紙製容器を成形し、耐圧縮強さを測定し、自立性を評価した。
その結果、得られた自立型紙製容器は、表1に示すように、自立性の観察においては、容器本体が折れ曲がることがなく、1週間後も初期の状態を維持していたが、耐圧縮強さ試験においては、水の漏えいが認められた。
[比較例3]
紙基材の引張破断伸びを、MD方向12%、CD方向18%(引張破断伸びのCD方向/MD方向の比が1.5)にした以外は、実施例1と同様にして自立型紙製容器を成形し、耐圧縮強さを測定し、自立性を評価した。
その結果、得られた自立型紙製容器1は、表1に示すように、耐圧縮強さ試験において水の漏えい及び容器の破れは認められなかったが、自立性の観察においては、1週間後に容器本体が折れ曲がっていた。
Figure 2007112450
なお、表1中、耐圧強度の欄において、「○」は、圧縮強さ試験にて水の漏えい及び容器の破れが認められなかったことを示し、「×」は、圧縮強さ試験にて水の漏えい又は容器の破れが認められたことを示す。また、自立性の欄において、「○」は、1週間後も容器本体の折れ曲がりが観察されなかったことを示し、「×」は、1週間後に容器本体の折れ曲がりが観察されたことを示す。
実施例で用いた自立型紙製容器を示す斜視図である。 図1に示す自立型紙製容器の側面図である。 実施例で用いた自立型紙製容器を製造する工程を示す概略図である。
符号の説明
1 自立型紙製容器
2 口栓
3 容器本体
4 口栓シール部
10 繰出部
11 積層シート
12 折込み工程
13 内容物充填パイプ

Claims (4)

  1. 紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を積層した積層シートを材料とし、該積層シートの熱可塑性樹脂層が内面となるように形成され、上部に別体として口栓が取り付けられた自立型紙製容器であって、前記口栓が、前記熱可塑性樹脂層を内面として向い合う前記積層シートに挟まれた状態で装着されており、前記紙基材の引張破断伸びが、MD方向において10%以上、CD方向/MD方向の比で0.5〜1.0であり、かつ、自立させたときに、前記紙基材のCD方向が縦方向となるように形成されたことを特徴とする自立型紙製容器。
  2. 前記紙基材として、坪量が50〜200g/mのものを用いることを特徴とする請求項1に記載の自立型紙製容器。
  3. 前記紙基材として、MD方向に平行な複数本の溝が設けられたものを用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の自立型紙製容器。
  4. 前記紙基材は、ロール周面に周方向に沿った溝をロール幅方向に所定の間隔をあけて複数本設けた硬質ロールと、表面が平坦な軟質ロールとからなる一対のプレスロールを備え、前記硬質ロールと前記軟質ロールのうちの一方のロールの周速度に対して他方のロールの周速度を遅くして回転するように構成された収縮付与装置の前記一対のプレスロール間に紙シートを通すことにより、該紙シートを加圧すると共に収縮して得られるものであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の自立型紙製容器。
JP2005302369A 2005-10-17 2005-10-17 自立型紙製容器 Pending JP2007112450A (ja)

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