JP2007159574A - ラムザンガムの新規用途 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラムザンガムの可食性組成物用物性改良剤としての用途、詳細には、耐熱性
付与剤、冷凍組成物用増粘安定剤、酸性組成物用増粘剤、高濃度塩分含有組成物用増粘剤
、分散安定剤、澱粉組成物用品質改良剤、保水性改良剤、液状組成物の流動性改良剤、食
感改良剤としての用途。増粘剤組成物として、ラムザンガムとグルコマンナンを含有する
。
【選択図】図1
Description
(1)耐熱性
(2)耐冷凍性
(3)耐酸性
(4)耐塩性
(5)分散安定性
(6)流動性改良(レオロジー的に固体的性質が強い)
(7)水への溶解性(特に常温域)
(8)粘度発現の安定性(液性によらず、一定の粘度を発現する)
項1. ラムザンガムを含むことを特徴とする可食性組成物用物性改良剤。
項2. 耐熱性付与剤である、項1に記載の物性改良剤。
レトルト殺菌などの過酷な加熱処理を施す組成物に使用する増粘剤(物性改良剤)として有用である。
項3. 冷凍組成物用増粘安定剤である、項1に記載の物性改良剤。
冷凍組成物(冷凍食品)用増粘剤(物性改良剤)、更には、冷菓用安定剤として有用である。
項4. 酸性組成物用増粘剤である、項1に記載の物性改良剤。
項5. 高濃度塩分含有組成物用増粘剤である、項1に記載の物性改良剤。
項6. 分散安定剤である、項1に記載の物性改良剤。
項7. 澱粉含有組成物用品質改良剤である、項1に記載の物性改良剤。
項8. 保水性改良剤である、項1に記載の物性改良剤。
項9. 液状組成物の流動性改良剤である、項1に記載の物性改良剤。
液状組成物(食品)に対し、レオロジー的に固体的性質を付与する流動性改良剤として有用である。
項10. 食感改良剤である、項1に記載の物性改良剤。
項12. ラムザンガムを0.01〜10重量%の割合で含む項11記載の可食性組成物。
項13. ラムザンガムを配合することを特徴とする、可食性組成物の物性の改質もしくは改良方法。
項14. 改質もしくは改良される可食性組成物の物性が、耐熱性、耐冷凍性、耐酸性、耐塩性、分散安定性、耐老化性、保水性、流動性または食感である項13記載の物性の改質もしくは改良方法。
項15. ラムザンガムとグルコマンナンを含有することを特徴とする増粘剤組成物。
以下、本発明の物性改良剤の機能毎に述べる。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする耐熱性付与剤に関する。
本発明は、ラムザンガムを含有する耐熱性付与剤を組成物、特に可食性組成物に添加することにより、特にレトルト殺菌やUHT(超高温短時間殺菌)などの過酷な殺菌条件や加熱処理を含む工程で製造しても、粘度の変動が少なく、また、内容成分の凝集や分離などが起こらない、物性や食感の安定性が高い可食組成物品が得られることが特徴である。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする冷凍組成物用増粘剤に関する。本発明は、ラムザンガムを含有する冷凍組成物用増粘剤を組成物、特に可食性組成物に添加することにより、冷凍解凍しても冷凍前の食感や保形性が維持され、離水が発生しない、物性や食感の安定性が高い可食性組成物が得られることが特徴である。即ち、本発明は、ラムザンガムの耐冷凍性付与剤としての用途、並びに該耐冷凍性付与剤を含有することにより耐冷凍性が向上してなる冷凍組成物、特に冷凍可食性組成物を提供するものである。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする酸性組成物用増粘剤に関する。粘度付与の目的で食品ハイドロコロイドを酸性溶液に添加すると、経時的な粘度低下や内容成分の凝集、分離などが起こるなどの問題がある。本発明の増粘剤を組成物、特に可食性組成物に添加することにより、酸性領域下でも経時的な粘度低下や内容成分の凝集・分離が起こらない、物性や食感の安定性が高い組成物を調製することができる。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする高濃度塩分含有組成物用増粘剤に関する。従来、粘度付与の目的で食品ハイドロコロイドを食塩などの塩を高濃度含有する溶液に添加すると、塩析効果による粘度低下や内容成分の凝集、分離などが起こるなどの問題があった。本発明の増粘剤を被検組成物、特に可食性組成物に添加することにより、粘度低下や内容成分の凝集・分離が起こらない、物性や食感の安定性が高い組成物を調製することができる。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする分散安定剤に関する。本発明は、ラムザンガムによる、固相成分(分散質)の液相(分散媒)への分散性の向上及び安定化作用、並びに油相と水相が混在する非混和性溶液の混和性の向上及び安定化作用に基づく。即ち、ラムザンガムを添加することにより、液状組成物中に存在する固形分の分散性および均質性を維持することができるとともに、非混和性の液体が混在する液状組成物の分離を抑えて該液体成分の均質性を保持することができる。即ち、本発明はラムザンガムの分散安定性としての用途、並びに該分散安定性を含有することにより分散性が向上、安定化してなる組成物、特に可食性組成物を提供するものである。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする澱粉含有組成物用品質改良剤(老化抑制剤)に関する。本発明の物性改良剤を澱粉含有組成物、特に澱粉含有食品組成物に添加することにより、釜落ち現象や割れを抑制し、しかも、パサパサとした食感とならずに、しっとりとした食感を保つことができる。即ち、本発明は、ラムザンガムの耐老化性付与剤としての用途、並びに該耐老化付与剤を含有することにより耐老化性が向上してなる澱粉含有組成物、特に可食性澱粉含有組成物を提供するものである。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする保水性改良剤に関する。本発明の保水性改良剤を組成物、特に可食性組成物に添加することにより、冷蔵もしくは常温保存中に可食性組成物から経時的に水分が流出する、いわゆる「離水」を抑制し、水分含量が減少して食感が損なわれたり、味が変化する等の問題を抑制することができる。即ち、本発明は、ラムザンガムの保水性改良剤としての用途、並びに該保水性改良剤を含有することにより保水性が向上してなる組成物、特に可食性組成物を提供するものである。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする、液状組成物の流動性改良剤に関する。
本発明の流動性改良剤を、液状組成物、特に液状の可食性組成物に添加することにより、該可食性組成物の流動性を液状から弱いゲル状に改質することができる。
即ち、本発明は、ラムザンガムの流動性改良剤としての用途、並びに該流動性改良剤を含有することにより流動性を改質してなる液状組成物、特に液状可食性組成物を提供するものである。
本発明は、前記ラムザンガムを含有することを特徴とする食感改良剤に関する。本発明の食感改良剤を組成物、特に可食性組成物に添加することより、例えばスープ類やソース類等の液状食品および冷菓等には滑らかな食感を付与することができ、ハンバーグ、餃子の具等の畜肉加工食品にはジューシーな食感を付与することができ、更には、ケーキやドーナツのような澱粉含有食品にはしっとりとした食感を付与することができる。即ち、本発明は、ラムザンガムの食感改良剤としての用途、並びに該食感改良剤を含有することにより食感が改良してなる組成物、特に可食性組成物を提供するものである。
また、このような一般食品に加えて、蛋白質・リン・カリウム調整食品、塩分調整食品、油脂調整食品、整腸作用食品、カルシウム・鉄・ビタミン強化食品、低アレルギー食品、濃厚流動食、ミキサー食、およびキザミ食等の特殊食品や治療食及びいわゆるトロミ剤と呼ばれる咀嚼・嚥下補助食品等を挙げることができる。
更に、本発明は、ラムザンガムとグルコマンナンを含有することを特徴とする増粘剤組成物に関する。本発明は、ラムザンガムにグルコマンナンを併用することで、ゲル化することなく相乗的に粘度が上昇するという現象に基づく。組成物、特に可食性組成物に、ラムザンガムとグルコマンナンからなる組成物を添加して増粘させることが可能であり、更にグルコマンナンを含有する原材料を使用する可食性組成物であれば、ラムザンガムのみを添加して増粘させることもできる。即ち、本発明は、ラムザンガムとグルコマンナンを含有する増粘剤組成物、並びに該増粘剤組成物を含有することを特徴とする組成物、特に可食性組成物を提供するものである。
20、40、60、80℃の各温度に調整した脱イオン水に、濃度0.5%(固形物換算)になるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpmで10分間攪拌した。溶解温度が20℃の場合は、20℃で1時間以上静置して、溶解温度が40〜80℃の場合は、8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して粘度測定に供した。粘度測定にはB型回転粘度計を用いた。結果を表1および図1に示す。なお、表中記載のずり流動化指数は、6rpmの粘度に対する60rpmの粘度の割合を指し、値が小さいほどずり流動化が大きい、即ち、レオロジー的に固体的な性質が強く、逆に、値が1に近いほどニュートン粘性体に近い粘性挙動であることを示す。
以上の結果から、ラムザンガムは常温でも(加熱なしでも)良好に水に溶解し、溶液はキサンタンガムに比べて固体的な性質が強く、保形性が高い(流動性が低い)ことがわかった。
80℃に加熱した脱イオン水に、濃度0.5%となるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。食塩濃度は0、1、3および5%とした。8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して粘度測定に供した。レトルト加熱は120℃、20分間とし、8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して粘度測定に供した。粘度測定にはB型回転粘度計を用いた。結果を表2、3および図2に示す。
注2)脱イオン水中で80℃、10分間攪拌溶解後、食塩を添加し、更に5分間攪拌。
注2)脱イオン水中で80℃、10分間攪拌溶解後、食塩を添加し、更に5分間攪拌。
80℃に加熱した脱イオン水に、濃度0.5%となるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して粘度測定に供した。その後、溶液を−18℃で約16時間冷凍、20℃で自然解凍(約5時間)して粘度測定に供した。冷凍解凍処理は4回繰り返した。粘度測定にはB型回転粘度計を用いた。結果を表4、5および図3に示す。
80℃に加熱した脱イオン水に、濃度0.5%になるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して粘度測定に供した。溶液のpH調整には0.1N 塩酸を用いた。粘度測定にはB型回転粘度計を用いた。結果を表6、7および図4に示す。
ラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を、2種類の方法で食塩水(食塩濃度1〜5%)中に分散・溶解させた。
80℃に加熱した食塩水に、濃度0.5%となるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、15分間攪拌した(食塩水中にガムを溶解する方法)。
80℃に加熱した脱イオン水に、濃度0.5%となるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。その後、食塩を添加し、2,000rpm、5分間攪拌した。(脱イオン水にガムを溶解後、食塩を添加する方法)。
いずれの溶液調製方法でも、8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して、粘度測定に供した。粘度測定にはB型回転粘度計を用いた。結果を表8、9および図5に示す。
80℃に加熱した脱イオン水に、濃度0.5%となるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して、溶液を調製した。溶液約100mL中にビーズ(6,6ナイロン製、直径3.2mm球形、比重1.14g/mL)20粒を添加、20℃で一晩放置後、ビーズの分散性を目視で観察した。結果を図6に示す。
以上の結果から、ラムザンガムが不溶性固形分の分散性安定性に優れることがわかった。
20℃および80℃に調整した脱イオン水に、濃度0.5%となるようにラムザンガム(あるいは対照としてキサンタンガム)を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。20℃溶解の場合は、20℃で1時間以上静置して動的粘弾性測定に供した。80℃溶解の場合は、8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して動的粘弾性測定に供した。ARES(Rheometric Scientific社)を用い、測定温度:20℃、冶具:直径50mm コーンプレート型、ギャップ0.05mmの条件で、動的粘弾性のひずみ依存性(周波数6.28 rad/s、歪み0.1〜500%)および周波数依存性(周波数0.1〜100 rad/s、歪み1%)を測定した。結果を図7に示す。
ラムザンガムと他の多糖類(グルコマンナン、グァーガム、ローカストビーンガム)を所定の比率(10:0、9:1、7:3、5:5、3:7、1:9、0:10)で予め粉体混合した。80℃に加熱した脱イオン水に、濃度0.5%となるように上記粉体混合物を添加し、プロペラ攪拌機を用いて2,000rpm、10分間攪拌した。8℃で10分間静置後、20℃で1時間以上静置して、粘度測定に供した。粘度測定にはB型回転粘度計を用いた。結果を図8に示す。
表10に処方を示す。水に全原料を加え、80℃で10分間攪拌した。これをアルミパウチに充填し、レトルト殺菌(121℃、20分間)した。
表11に処方を示す。牛乳および水に残りの全原料を加え、80℃で10分間攪拌した。これをアルミパウチに充填し、レトルト殺菌(121℃、20分間)した。
表12に処方を示す。水に焙焼小麦粉およびラムザンガムあるいはタピオカ加工でん粉の粉体混合物を添加し、プロペラ式攪拌機を用いて80℃で10分間攪拌した。残りの全原料を加え、80℃で更に5分間攪拌した。水で重量補正し、均質化(14.7MPa)後、缶容器に充填し、レトルト殺菌(121℃、20分間)した。
表13に処方を示す。予め果糖ぶどう糖液糖に分散したラムザンガムあるいはキサンタンガムを、80℃まで加温した水に添加し、プロペラ式攪拌機を用いて10分間攪拌した。残りの全原料を添加し、80℃で更に5分間攪拌した。水で重量補正した後、90℃まで加熱し、容器に充填した。これを急速凍結(−40℃、3時間)して試料を調製し、流水中で常温に戻して評価した。
表14に処方を示す。全原料を混合し、成形(10g/個)した。これを市販の餃子の皮に包み、餃子を調製した。ホットプレートを用いて底面を焼成(180℃、90秒間)し、蒸煮(85℃、5分間)後、急速凍結(−40℃、3時間)した。電子レンジで再加熱して評価した。
表15に処方を示す。水にキサンタンガムあるいはラムザンガムを添加し、プロペラ式攪拌機を用いて80℃で10分間攪拌した。クエン酸、クエン酸三ナトリウム、スクラロース(1%水溶液として使用)、およびフレーバーを添加後、水を加えて全量を調整した。8℃の水浴中で冷却し、炭酸水と混合後、瓶に充填した。70℃で20分間加熱し、8℃の水浴中で冷却後、5℃で保存した。なお、飲料の最終pHは3.1であった。
表16に処方を示す。水にHMペクチンあるいはラムザンガムを添加し、プロペラ式攪拌機を用いて20℃で10分間攪拌した。砂糖および果汁を添加後、50%クエン酸溶液を加えて、pH3.5に調整した。93℃達温まで加熱後、瓶に充填した。8℃の水浴中で冷却後、5℃で保存した。なお、飲料の最終pHは3.8であった。
表17に処方を示す。予め果糖ぶどう糖液糖に分散させたラムザンガムおよびキサンタンガムを、80℃に加温した水に添加し、プロペラ式攪拌機を用いて10分間攪拌した。これにリンゴ酢、レモン果汁、醸造酢、食塩、L-グルタミン酸ナトリウム、サンライク アミノベース スーパー(N)、およびDL-リンゴ酸を加え、80℃で更に5分間攪拌した。フレーバー類およびバジルチップを添加し、室温まで冷却後、水で重量補正した。
表18に処方を示す。水および果糖ぶどう糖液糖にラムザンガムあるいはキサンタンガムを添加し、プロペラ式攪拌機を用いて80℃で10分間攪拌した。残りの全原料を添加し、80℃で更に5分間攪拌した。水で重量を補正後、同量のサラダ油と混合し、ドレッシングを調製した。
表19に処方を示す。ラムザンガムあるいはキサンタンガムを、80℃に加温した水に添加し、プロペラ式攪拌機を用いて10分間攪拌した。残りの全原料を添加し、90℃になるまで更に攪拌した。水で重量補正した後、ホットパック充填した。
表20に処方を示す。砂糖およびラムザンガムあるいはキサンタンガムを予め混合し、水、液糖、および濃口醤油に添加した後、プロペラ式攪拌機を用いて常温で5分間攪拌した。残りの全原料を加えて更に1分間攪拌した後、加温し、80℃で10分間攪拌した。90℃まで加熱、水で重量補正した後、ホットパック充填した。
表21に処方を示す。水にラムザンガムあるいはキサンタンガムを添加し、プロペラ式攪拌機を用いて80℃で10分間攪拌した。残りの全原料を添加し、90℃になるまで更に攪拌した。水で重量補正した後、ホットパック充填した。
表22に処方を示す。砂糖とラムザンガムあるいはキサンタンガムを予め混合し、80℃に加温した水に添加した後、プロペラ式攪拌機を用いて10分間攪拌した。鍋中で残りの全原料と上記ガム溶液を混合し、全量が100重量部になるまで煮詰め、容器に充填した。
表23に処方を示す。水にラムザンガムあるいはキサンタンガムを添加し、プロペラ式攪拌機を用いて80℃で10分間攪拌した。残りの全原料を添加し、80℃で更に5分間攪拌した。白菜100部に対し、キムチだれ30部を添加し、手でよく混合した。
表24に処方を示す。油脂(「パーミングM」および「パーミングH」)および卵黄を万能混合攪拌機のボールに入れ、ホイッパーを用いて216rpmで1分間混合した。これに糖類(砂糖、「サンマルト みどり」、トレハロース)を加え、216rpmで更に1分30秒間混合した。水に膨張剤(「サンオーバー O-50」)、抹茶、色素(「抹茶サングリーン1739」)、およびフレーバー(マッチャオイル83128)を分散・溶解して別のボールにとり、卵白を添加した後、ホイッパーを用いて216rpmで1分30秒間混合した。ボールの内容物を合わせて木べらで混合し、これに薄力粉、加工でん粉、およびラムザンガムあるいはキサンタンガムの粉体混合物(予め篩過)を加えて混合し、生地を調製した。アルミ箔に生地20gをのせ、蒸し器で15分間蒸煮した。
表25に処方を示す。ショートニングを万能混合攪拌機のボールに量り取り、砂糖およびぶどう糖を加え、フックを用いて126rpmで3分間混合した。全卵を3回に分けて添加し、5分間混合した。薄力粉、膨脹剤(「サンオーバー O-62」)、食塩、ミルククリームEM、ラムザンガムあるいはキサンタンガムの粉体混合物(予め篩過)を加え、63rpmで3分間、次いで126rpmで2分間混合した。牛乳を加え、63rpmで2分間混合し、生地を調製した。圧延棒で伸展した生地を約40gに型抜きし、180℃で片面60秒間ずつ、計2分間フライした。
表26に処方を示す。万能混合攪拌機のボールにショートニングおよび乳化剤(「モノエースSPゴールドAG」)を量り取り、粉糖を加えた後、ビーターを用いて126rpmで3分間混合した。これに糖類(「ソルビットL-70」)、次に白こしあんを加え、126rpmで各3分間混合した。エキスパウダー(「SD紅茶エキスパウダーNO.16691」)の水溶液(90℃の水に溶解後、常温に戻す)およびフレーバー(「ブラックティーオイル NO.9305」)、次に薄力粉、膨脹剤(「サンオーバー O-62」)およびキサンタンガムあるいはラムザンガムの粉体混合物(予め篩過)、最後に全卵を加えて混合し、生地を調製した。生地12gを搾り出し、上火190℃、下火180℃で10分間焼成した。
表27に処方を示す。デキストリンおよびラムザンガムあるいはキサンタンガムを粉体混合した。流動層造粒機(大河原製作所製、UNIGRATT)を用い、温風温度65℃で、粉体仕込み量300gに対し、100mLの脱イオン水を流速10mL/分、スプレー圧4kgf/cm2で噴霧し、噴霧終了後10分間乾燥して造粒物(顆粒)を調製した。得られた造粒物3gを20℃の脱イオン水100mLに添加し、スパーテルを用いて約4回転/秒で攪拌して、評価した。
Claims (15)
- ラムザンガムを含むことを特徴とする可食性組成物用物性改良剤。
- 耐熱性付与剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 冷凍組成物用増粘安定剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 酸性組成物用増粘剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 高濃度塩分含有組成物用増粘剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 分散安定剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 澱粉含有組成物用品質改良剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 保水性改良剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 液状組成物の流動性改良剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- 食感改良剤である、請求項1に記載の物性改良剤。
- ラムザンガムを含むことを特徴とする可食性組成物。
- ラムザンガムを0.01〜10重量%の割合で含む請求項11記載の可食性組成物。
- ラムザンガムを配合することを特徴とする、可食性組成物の物性の改質もしくは改良方法。
- 改質もしくは改良される可食性組成物の物性が、耐熱性、耐冷凍性、耐酸性、耐塩性、分散安定性、耐老化性、保水性、流動性、または食感である請求項13記載の物性の改質もしくは改良方法。
- ラムザンガムとグルコマンナンを含有することを特徴とする増粘剤組成物。
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