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JP2007035137A - カートリッジケースおよびディスクカートリッジ - Google Patents

カートリッジケースおよびディスクカートリッジ Download PDF

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JP2007035137A
JP2007035137A JP2005215510A JP2005215510A JP2007035137A JP 2007035137 A JP2007035137 A JP 2007035137A JP 2005215510 A JP2005215510 A JP 2005215510A JP 2005215510 A JP2005215510 A JP 2005215510A JP 2007035137 A JP2007035137 A JP 2007035137A
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博志 金田
Masaru Ikebe
優 池辺
Kenji Hashizume
健二 橋爪
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TDK Corp
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Abstract

【課題】記録再生装置等に対する正確な位置決めが可能なカートリッジケースを提供する。
【解決手段】上シェル3と下シェル4(下シェル本体21a,21b)とを備えて両シェル3,4を重ね合わせて形成したカートリッジ本体内に情報記録媒体(光ディスク)を収容可能に構成され、上シェル3は、基準孔14aが中心部に形成された筒状凸部14,14が主板(天板)の内面に立設されて構成され、下シェル4(下シェル本体21a,21b)は、筒状凸部14の基準孔14aに対する位置決め用ピンの挿入を可能とする挿入孔24が主板(底板22)に開口されて構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、第1シェルおよび第2シェルを備えて情報記録媒体を収容可能に構成されたカートリッジケース、およびそのカートリッジケース内にディスク状の情報記録媒体が収容されて構成されたディスクカートリッジに関するものである。
この種のカートリッジケースを備えたディスクカートリッジとして、インナーシェル、シャッター部材およびディスク状記録媒体がアウターシェル(カートリッジケース)内に収容されて構成されたディスクカートリッジが特開2004−318930号公報に開示されている。このディスクカートリッジでは、第1のシェル(以下、「上シェル」ともいう)と一対の第2のシェル(以下、「下シェル」ともいう)とを備えてアウターシェルが構成され、両下シェルが上シェルにネジ止めされることによってディスク状記録媒体等を収容可能な箱体が形成されている。また、このディスクカートリッジでは、ディスクドライブ内においてアウターシェルを所定の記録再生位置に位置決めするための4つの位置決め部が設けられている。具体的には、一方の下シェルに第1の位置決め部(切り欠き)および第2の位置決め部(基準孔)が形成されると共に、他方の下シェルに第3の位置決め部(切り欠き)および第4の位置決め部(基準孔)が形成されている。
このディスクカートリッジをディスクドライブに装填した際には、ディスクカートリッジがディスクホルダーの案内に従ってドライブ内に移動させられることにより、第1および第3の位置決め部に位置決めピンが挿入される。次いで、ディスクホルダーに設けられた押さえバネによってディスクカートリッジが下方に向けて付勢される。これにより、ディスクホルダー内においてディスクカートリッジ(カートリッジケース)が位置決めされて、ドライブ内におけるディスクカートリッジの移動が規制される。なお、ベースユニットに設けられた位置決めピンによってディスクカートリッジを位置決めするタイプのディスクドライブでは、ディスクカートリッジがドライブ内の記録再生位置に移動させられた際に、第2および第4の位置決め部に位置決めピンが挿入されることでディスクカートリッジがディスクドライブ内で位置決めされる。
特開2004−318930号公報(第3−15頁、図8−31)
ところが、従来のディスクカートリッジには、以下の問題点がある。すなわち、従来のディスクカートリッジでは、両下シェルが上シェルにネジ止めされることによってアウターケース(カートリッジケース)が形成されている。この場合、この種のディスクカートリッジでは、その製造時に両下シェルを上シェルに嵌め合わせた状態(上シェルに両下シェルを重ね合わせた状態)において、上シェルに対して両下シェルが僅かにがたつく状態となっている。したがって、上シェルに下シェルをネジ止めしたときに、上シェルに対して下シェルが僅かに位置ずれした状態で取り付けられることがある。具体的には、図10に示すように、従来のディスクカートリッジ1xでは、上シェル6xに対して両下シェル7x,8xが位置ずれした状態でネジ止めされることがある。なお、同図では、上シェル6xに対する両下シェル7x,8xの位置ずれを誇張して図示している。
この場合、従来のディスクカートリッジ1xでは、前述したように、ディスクドライブ(記録再生装置)に対してディスクカートリッジ1xを位置決めするための位置決め部(第1の位置決め部16x〜第4の位置決め部19x)が下シェル7x,8xに形成されている。したがって、同図に示すように、両下シェル7x,8xが上シェル6xに対して位置ずれした状態では、各位置決め部16x〜19xが本来の位置からずれた位置に存在することとなる。この結果、ディスクカートリッジ1x(アウターシェル2x)が、位置ずれした各位置決め部16x〜19xを利用して記録再生装置内で位置決めされることに起因して、アウターシェル2x内のディスク状記録媒体に対する正確なディスクアクセスが困難となる。このように、従来のディスクカートリッジ1xには、上シェル6xに対する下シェル7x,8xの位置ずれに起因して記録再生装置に対するディスクカートリッジ1xの正確な位置決めが困難になっているという問題点がある。
また、図10に示すように、両下シェル7x,8xが上シェル6xに対して位置ずれした状態では、上シェル6xおよび下シェル7x,8xからなるアウターシェル2xの幅L2xが基準範囲を外れて広くなる。このため、ディスクカートリッジ1xを記録再生装置に装填する際に、アウターシェル2x(下シェル7x,8x)がディスクホルダー等に接触してディスクカートリッジ1xをスムーズに装填するのが困難となるおそれがある。同様にして、両下シェル7x,8xが上シェル6xに対して位置ずれしている状態では、アウターシェル2xの長さL3xが基準範囲を外れて長くなる。このためため、記録再生装置内の記録再生位置にディスクカートリッジ1xを確実に装填するのが困難となるおそれがある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、記録再生装置等に対する正確な位置決めが可能なカートリッジケースおよびディスクカートリッジを提供することを主目的とする。また、記録再生装置等に対する確実かつスムーズな装填が可能なカートリッジケースおよびディスクカートリッジを提供することを他の目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るカートリッジケースは、第1シェルと第2シェルとを備えて当該両シェルを重ね合わせて形成したカートリッジ本体内に情報記録媒体を収容可能に構成され、前記第1シェルは、位置決め用基準孔が中心部に形成された筒状凸部が主板の内面に立設されて構成され、前記第2シェルは、前記筒状凸部の前記位置決め用基準孔に対する位置決め用ピンの挿入を可能とする挿入孔が主板に開口されて構成されている。
また、本発明に係るカートリッジケースは、各々に前記挿入孔が形成された2つのシェル本体を備えて当該両シェル本体を前記第1シェルに別個独立して取り付け可能に前記第2シェルが構成され、前記各挿入孔を介して前記位置決め用ピンの挿入が可能な位置に2つの前記筒状凸部が立設されて前記第1シェルが構成されている。
さらに、本発明に係るカートリッジケースは、外径が前記挿入孔の内径と等しくなるように規定されて前記筒状凸部が形成されている。
また、本発明に係るカートリッジケースは、前記両シェルを重ね合わせた状態において前記第2シェルにおける前記主板の外面と当該筒状凸部の先端面とが面一となるように前記筒状凸部が形成されている。
また、本発明に係るカートリッジケースは、第1シェルと第2シェルとを備えて当該両シェルを重ね合わせて形成したカートリッジ本体内に情報記録媒体を収容可能に構成され、前記第2シェルは、前記第1シェルに重ね合わせた状態で少なくとも前記カートリッジ本体の幅方向において当該第1シェルから突出しないように構成されている。なお、本明細書における「幅方向」とは、記録再生装置等に装填する方向と直交する方向を意味する。
また、本発明に係るカートリッジケースは、2つのシェル本体を備えて当該両シェル本体の間にディスクアクセス用の開口部が形成されるように前記第1シェルの幅方向で当該両シェル本体を離間させて当該第1シェルに取り付け可能に前記第2シェルが構成され、前記第1シェルの幅方向に沿った前記開口部の基準幅と、一方の当該シェル本体における前記幅方向に沿った長さと、他方の当該シェル本体における前記幅方向に沿った長さとの合計長が前記第1シェルの幅よりも小さくなるように前記両シェル本体が構成されている。
また、本発明に係るディスクカートリッジは、上記のいずれかのカートリッジケース内にディスク状の前記情報記録媒体が収容されて構成されている。
本発明に係るカートリッジケースによれば、位置決め用基準孔が形成された筒状凸部を主板の内面に立設して第1シェルを構成すると共に、位置決め用基準孔に対する位置決め用ピンの挿入を可能とする挿入孔を主板に開口して第2シェルを構成したことにより、第1シェルに対して第2シェルが僅かに位置ずれした状態で重ね合わされて取り付けられたとしても、位置決め用ピンが挿入される位置決め用基準孔に位置ずれが生じないため、第1シェルに対する第2シェルの取付け位置の影響を受けることなく、記録再生装置等に対して正確に位置決めすることができる。したがって、このカートリッジケース内にディスク状の情報記録媒体を収容して構成したディスクカートリッジによれば、記録再生装置内において正確に位置決めされたカートリッジケース内の情報記録媒体に対して、ディスクアクセスを正確に行うことができる。
また、本発明に係るカートリッジケースによれば、各々に挿入孔が形成された2つのシェル本体を備えて第2シェルを構成すると共に、各挿入孔を介して位置決め用ピンの挿入が可能な位置に2つの筒状凸部を立設して第1シェルを構成したことにより、第1シェルに取り付けられた両シェル本体間の相対的な位置関係が製品毎に僅かにばらついたとしても、カートリッジケースにおける位置決め用基準孔に位置ずれが生じる事態を回避することができる。したがって、記録再生装置等に対して位置決めを正確に行うことができる。
さらに、本発明に係るカートリッジケースによれば、筒状凸部の外径が挿入孔の内径と等しくなるように規定したことにより、第2シェルを第1シェルに重ね合わせた際に(嵌め合わせた際に)、挿入孔の口縁部が筒状凸部の周面に接触(当接)することで第2シェルが第1シェルに対して大きく位置ずれした状態で嵌め合わされる事態を回避することができる。このため、第1シェルに対する第2シェルの位置ずれに起因してカートリッジケースの最大幅や最大長が基準範囲を外れて大きくなる事態を回避することができる。この結果、カートリッジケースを記録再生装置に対してスムーズに装填することができると共に、記録再生位置まで確実に装填することができる。
また、本発明に係るカートリッジケースによれば、両シェルを重ね合わせた状態において第2シェルにおける主板の外面と筒状凸部の先端面とが面一となるように筒状凸部を形成したことにより、位置決め用ピンの基端部が第1シェルにおける主板の表面(挿入孔の口縁部)に当接して位置決め用ピンの先端部を位置決め用基準孔内の規定位置まで挿入するのが困難となる事態や、筒状凸部が第1シェルの主板から突出して記録再生装置内の各種部品等に引っ掛かる事態を回避することができる。
また、本発明に係るカートリッジケースによれば、第1シェルに重ね合わせた状態で少なくともカートリッジ本体の幅方向において第1シェルから突出しないように第2シェルを構成したことにより、第1シェルに対して第2シェルが僅かに位置ずれした状態で取り付けられた(重ね合わされた)としても、第2シェルが第1シェルから大きくはみ出す(突出する)ことがないため、カートリッジケースの最大幅が第1シェルの幅を超えるという事態を回避することができる。したがって、カートリッジケースを記録再生装置に対してスムーズに装填することができると共に、記録再生位置まで確実に装填することができる。
また、本発明に係るカートリッジケースによれば、第1シェルの幅方向に沿った開口部の基準幅と、一方のシェル本体における幅方向に沿った長さと、他方のシェル本体における幅方向に沿った長さとの合計長が第1シェルの幅よりも小さくなるように両シェル本体を構成したことにより、第1シェルに対して両シェル本体が僅かに位置ずれした状態で取り付けられたとしても、両シェル本体が第1シェルから大きくはみ出す(突出する)ことがないため、カートリッジケースの最大幅が第1シェルの幅を超えるという事態を回避することができる。したがって、カートリッジケースを記録再生装置に対してスムーズに装填することができると共に、記録再生位置まで確実に装填することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るカートリッジケースおよびディスクカートリッジの最良の形態について説明する。
図1〜3に示すディスクカートリッジ1は、各種記録データの記録および再生が可能に構成されたカートリッジ式の情報記録媒体であって、ディスクトレイ5およびシャッタ部材6,6などが光ディスク(本発明における「ディスク状の情報記録媒体」の一例:図示せず)と共にカートリッジケース2内に収納されて構成されている。また、カートリッジケース2は、互いに嵌合可能に(重ね合わせが可能に)形成された上シェル3および下シェル4を備えている。なお、このカートリッジケース2では、上シェル3および下シェル4が相俟って本発明におけるカートリッジ本体を構成する。
上シェル3は、本発明における第1シェルに相当し、図4に示すように、本発明における主板に相当する天板12と、天板12の外縁部に立設されてカートリッジケース2の側面部分を構成する側壁13と、カートリッジケース2内にディスク収容部を形成する隔壁とを備えて、一例として、光透過性を有するポリカーボネートを用いて射出成形されている。また、上シェル3における天板12の内面には、その中心部に位置決め用基準孔14a(以下、基準孔14aともいう)が形成された2つの筒状凸部14,14が立設されている。この場合、このディスクカートリッジ1では、従来のディスクカートリッジ1xにおける第2の位置決め部17xおよび第4の位置決め部19xの位置に対応して筒状凸部14,14の形成位置が規定されている。また、このディスクカートリッジ1では、一方の筒状凸部14(同図において右側)における基準孔14aが平面視丸孔状となるように形成され、他方の筒状凸部14(同図において左側)における基準孔14aがディスクカートリッジ1の幅方向に長い長孔状となるように形成されている。
下シェル4は、本発明における第2シェルに相当し、図5に示すように、本発明におけるシェル本体に相当する一対の下シェル本体21a,21bを備えて、一例として、ポリカーボネートやABS樹脂等の樹脂材料を用いて射出成形されている。具体的には、下シェル4(下シェル本体21a,21b)は、本発明における主板に相当する底板22と、底板22の外縁部に立設されて上シェル3の側壁13と相俟ってカートリッジケース2の側面部分を構成する側壁23と、上シェル3の隔壁と相俟ってカートリッジケース2内にディスク収容部を形成する隔壁(図示せず)とを備えている。また、下シェル4は、図1に示すように、上シェル3に嵌合させた状態(上シェル3に重ね合わせて一体化させた状態)において、両下シェル本体21a,21bにおける底板22,22の間にディスクアクセス用の開口部25が形成されるように配設される。この場合、開口部25は、記録データの記録再生時において、カートリッジケース2内の光ディスクに対するディスクアクセス(記録再生装置によるクランプや、光学ヘッドを介してのレーザービームの照射等)が可能となるようにその開口幅L1(本発明における基準幅:図3参照)や開口長等が規定されている。
また、両下シェル本体21a,21bには、上シェル3における筒状凸部14,14の基準孔14a,14aに対する位置決め用ピンP(図2参照)の挿入を可能とする挿入孔24が底板22に開口されている。この場合、このディスクカートリッジ1では、一方の挿入孔24(図5において右側)が平面視丸孔状となるように形成され、他方の挿入孔24(同図において左側)がディスクカートリッジ1の幅方向に長い長孔状となるように形成されている。また、このディスクカートリッジ1では、前述した筒状凸部14の外径が下シェル4(下シェル本体21a,21b)に形成された挿入孔24の内径と等しくなるように規定されている。したがって、図2に示すように、上シェル3に下シェル4(両下シェル本体21a,21b)を取り付けた状態では、挿入孔24の口縁部が筒状凸部14の周面に接触した状態となる。また、同図に示すように、このディスクカートリッジ1では、両シェル3,4を重ね合わせた状態において下シェル4における底板22の外面と筒状凸部14の先端面とが面一となるように筒状凸部14の高さが規定されている。
また、このディスクカートリッジ1では、図3に示すように、上シェル3に重ね合わせた状態でカートリッジケース2の幅方向において上1シェル3から下シェル4が突出しないように構成されている。具体的には、下シェル4の幅L24が上シェル3の幅L23よりも小さくなるように、下シェル4の大きさ、および上シェル3に対する組み立て位置とが規定されている。より具体的には、下シェル本体21a,21bの間に形成される開口部25の上シェル3の幅方向に沿った開口幅L1(基準幅)と、下シェル本体21aにおける幅方向に沿った長さ(一例として、長さL24a)と、下シェル本体21bにおける幅方向に沿った長さ(一例として、長さL24b)との合計長(幅L24)が上シェル3の幅L23よりも小さくなるように両下シェル本体21a,21bが構成されている。この結果、開口部25の幅が基準幅である開口幅L1となるように両下シェル本体21a,21bを内側に寄せて上シェル3に重ねた状態において両下シェル本体21a,21bにおける両側壁23,23間の幅方向に沿った距離(幅L24)が上シェル3の幅L23よりも小さくなる。さらに、このディスクカートリッジ1では、上シェル3に重ね合わせた状態でカートリッジケース2の長さ方向(記録再生装置に対する挿入方向)において上1シェル3から下シェル4が突出しないように構成されている。具体的には、下シェル4の長さL34が上シェル3の対応する部位の長さL33よりも短くなるように下シェル本体21a,21b(下シェル4)の大きさが規定されている。このように、このカートリッジケース2では、下シェル4(下シェル本体21a,21b)が上シェル3よりも僅かに小さくなるように形成されている。
ディスクトレイ5は、円板状の底板と、底板の外縁部に立設された側壁とで光ディスクを載置可能な浅皿状に形成されて、光ディスクと共にカートリッジケース2内に回動可能に収容されている。この場合、ディスクトレイ5の底板には、下シェル4における開口部25とほぼ同じ大きさの開口部が形成されている。シャッタ部材6は、ディスクトレイ5に対して回動可能に軸支された状態で、下シェル4とディスクトレイ5との間に挟み込まれるようにしてカートリッジケース2内に収容されている。このシャッタ部材6,6は、カートリッジケース2に対するディスクトレイ5の回動に伴い、ディスクトレイ5の底板と相俟って開口部25を閉塞または開口する。
このディスクカートリッジ1の組み立てに際しては、光ディスク、ディスクトレイ5およびシャッタ部材6などを上シェル3上にセットした状態において下シェル本体21a,21b(下シェル4)を上シェル3に重ね合わせる。この際に、図2に示すように、このカートリッジケース2では、上シェル3における筒状凸部14の周面に両下シェル本体21a,21bにおける挿入孔24の口縁部が接触(当接)するようにして上シェル3に下シェル本体21a,21bが嵌め合わされる。したがって、上シェル3に対して下シェル本体21a,21bが大きく位置ずれすることなく嵌め合わされる。次いで、図3に示すように、両下シェル本体21a,21bを上シェル3にネジ止めする。
この場合、前述したように、このディスクカートリッジ1では、上シェル3よりも下シェル4が僅かに小さくなるように下シェル本体21a,21bの各部のサイズが規定されている。したがって、図6に示すように、下シェル本体21a,21bを上シェル3に嵌め合わせた状態(両下シェル本体21a,21bを上シェル3に重ね合わせた状態)際に両下シェル本体21a,21bが上シェル3に対してがたつき、これに起因して下シェル本体21a,21bが上シェル3に対して僅かに位置ずれした状態でネジ止めされたとしても(開口部25の幅L1aが基準幅である開口幅L1よりも僅かに拡ががるように下シェル本体21a,21bがネジ止めされたとしても)、下シェル本体21a,21bが上シェル3から大きくはみ出す(突出する)事態が回避されている。このため、このカートリッジケース2では、上シェル3に対する下シェル本体21a,21bの取り付け姿勢に影響されることなく、上シェル3の幅L23がカートリッジケース2の最大幅になると共に、上シェル3の長さL33がカートリッジケース2の最大長となる。なお、同図では、本発明についての理解を容易とするために、上シェル3に対する両下シェル本体21a,21b(下シェル4)の位置ずれを誇張して図示している。
また、このカートリッジケース2では、記録再生装置に対してディスクカートリッジ1を位置決めするための基準孔14a,14a(筒状凸部14,14)が上シェル3に形成されているため、上シェル3に対する両下シェル本体21a,21bの取付け位置の影響を受けることなく、カートリッジケース2における常に同じ位置に基準孔14a,14aが位置させられる。したがって、このディスクカートリッジ1を記録再生装置に装填した際には、位置決め用ピンP,P(図2参照)が下シェル4の側から挿入孔24,24を介して基準孔14a,14aに挿入された際に、ディスクカートリッジ1が記録再生装置内の所定の記録再生位置に正確に位置決めされる。
このように、このカートリッジケース2およびディスクカートリッジ1によれば、基準孔14aが形成された筒状凸部14を天板12の内面に立設して上シェル3を構成すると共に、筒状凸部14の基準孔14aに対する位置決め用ピンPの挿入を可能とする挿入孔24を底板22に開口して下シェル4(下シェル本体21a,21b)を構成したことにより、上シェル3に対して下シェル4(下シェル本体21a,21b)が僅かに位置ずれした状態で重ね合わされて取り付けられたとしても、位置決め用ピンPが挿入される基準孔14a,14aに位置ずれが生じないため、上シェル3に対する両下シェル本体21a,21bの取付け位置の影響を受けることなく、記録再生装置等に対して正確に位置決めすることができる。したがって、上記のカートリッジケース2内にディスク状の情報記録媒体(この例では、光ディスク)を収容して構成したディスクカートリッジ1によれば、記録再生装置内において正確に位置決めされたカートリッジケース2内の光ディスクに対して、ディスクアクセスを正確に行うことができる。
また、このカートリッジケース2によれば、各々に挿入孔24が形成された2つの下シェル本体21a,21bを備えて下シェル4を構成すると共に、各挿入孔24を介して位置決め用ピンPの挿入が可能な位置に2つの筒状凸部14,14を立設して上シェル3を構成したことにより、上シェル3に取り付けられた下シェル本体21a,21b間の相対的な位置関係が製品毎に僅かにばらついたとしても、カートリッジケース2における基準孔14a,14aに位置ずれが生じる事態を回避することができる。したがって、記録再生装置等に対して位置決めを正確に行うことができる。
さらに、このカートリッジケース2によれば、筒状凸部14の外径が挿入孔24の内径と等しくなるように規定して筒状凸部14を形成したことにより、下シェル本体21a,21bを上シェル3に重ね合わせた際に(嵌め合わせた際に)、挿入孔24の口縁部が筒状凸部14の周面に接触(当接)することで下シェル本体21a,21bが上シェル3に対して大きく位置ずれした状態で嵌め合わされる事態を回避することができる。このため、上シェル3に対する下シェル本体21a,21bの位置ずれに起因してカートリッジケース2の最大幅や最大長が基準範囲を外れて大きくなる事態を回避することができる。この結果、カートリッジケース2を記録再生装置に対してスムーズに装填することができると共に、記録再生位置まで確実に装填することができる。
また、このカートリッジケース2によれば、両シェル3,4を重ね合わせた状態において下シェル4における底板22の外面と筒状凸部14の先端面とが面一となるように筒状凸部14を形成したことにより、位置決め用ピンPの基端部が上シェル3における天板12の表面(挿入孔24の口縁部)に当接して位置決め用ピンPの先端部を基準孔14a内の規定位置まで挿入するのが困難となる事態や、筒状凸部14が上シェル3の天板12から突出して記録再生装置内の各種部品等に引っ掛かる事態を回避することができる。
さらに、このカートリッジケース2では、上シェル3に重ね合わせた状態でカートリッジケース2の幅方向において上シェル3から突出しないように下シェル4が構成されている。具体的には、このカートリッジケース2では、上シェル3の幅方向に沿った開口部25の基準幅(開口幅L1)と、シェル本体21aにおける幅方向に沿った長さL24aと、シェル本体21bにおける幅方向に沿った長さL24bとの合計長(幅L24)が上シェル3の幅L23よりも小さくなるように両シェル本体21a,21bが構成されている。したがって、このカートリッジケース2によれば、上シェル3に対して下シェル本体21a,21bが僅かに位置ずれした状態で取り付けられたとしても、下シェル本体21a,21bが上シェル3の平面視領域から大きくはみ出す(突出する)ことがないため、カートリッジケース2の最大幅が上シェル3の幅L23を超えるという事態や、カートリッジケース2の最大長が上シェル3の長さL33を超えるという事態を回避することができる。したがって、カートリッジケース2を記録再生装置に対してスムーズに装填することができると共に、記録再生位置まで確実に装填することができる。
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、上記のディスクカートリッジ1(カートリッジケース2)では、筒状凸部14の外径が挿入孔24の内径と等しくなるように規定されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、図7に示すディスクカートリッジ1A(カートリッジケース2A)のように、その内径が筒状凸部14の外径よりも大径の挿入孔34を下シェル4A(下シェル本体21a,21b)の底板22に形成することができる。また、ディスクカートリッジ1(カートリッジケース2)では、下シェル本体21a,21bを上シェル3に重ね合わせた状態において筒状凸部14の先端面が下シェル本体21a,21bにおける底板22の表面と面一となるように筒状凸部14の高さが規定されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、図8に示すディスクカートリッジ1B(カートリッジケース2B)のように、その先端面が底板22の表面よりも低くなるように(先端面が底板22の表面よりもカートリッジケース2Bの内側に位置するように)、筒状凸部44の高さを規定して上シェル3Bを構成することもできる。
さらに、上記したディスクカートリッジ1では、別個独立して上シェル3に取付け可能な下シェル本体21a,21bを有する下シェル4を備えてカートリッジケース2を構成しているが、本発明はこれに限定されず、図9に示すディスクカートリッジ1Cのように、上シェル3と、単一の下シェル4Cと備えてカートリッジケース2Cを構成することもできる。この場合、下シェル4Cの幅を上シェル3の幅よりも僅かに狭く規定することにより、上シェル3に対して下シェル4Cが僅かに位置ずれした状態で取り付けられたとしても、下シェル4Cが上シェル3の平面視領域から大きくはみ出す(突出する)ことがないため、カートリッジケース2Cの最大幅が上シェル3の幅を超える事態を回避することができる。また、下シェル4Cの長さを上シェル3の長さよりも僅かに短く規定することにより、上シェル3に対して下シェル4Cが僅かに位置ずれした状態で取り付けられたとしても、下シェル4Cが上シェル3の平面視領域から大きくはみ出す(突出する)ことがないため、カートリッジケース2Cの最大長が上シェル3の長さを超える事態を回避することができる。したがって、カートリッジケース2Cを記録再生装置に対してスムーズに装填することができると共に、記録再生位置まで確実に装填することができる。
また、本発明における第2シェルに形成するディスクアクセス用の開口部は、前述したディスクカートリッジ1におけるカートリッジケース2の開口部25のような前後方向に長い長方形形状の開口形状に限定されるものではなく、カートリッジケースの左右方向に長い長方形形状の開口形状や、方形形状のカートリッジケースにおける対角線方向に長い長方形形状の開口形状であってもよい。さらに、図9に示すディスクカートリッジ1Cにおけるカートリッジケース2Cの開口部25cのように、その開口長がカートリッジケース2C内に収容されている光ディスクの半径程度となるように形成することもできる。また、本発明における位置決め用基準孔については、ディスクカートリッジ1における基準孔14aのように筒状凸部14の基端部側が天板12によって閉塞されたものに限定されず、天板12に基準孔14aと同形の丸孔および長孔を設けて基準孔14aが天板12の表面側に連通するように構成することもできる。
また、本発明に係るディスクカートリッジは、上記のディスクカートリッジ1のようにカートリッジケース2内に光ディスクを収容したものに限定されず、光ディスクに代えて光磁気ディスクや磁気ディスク等の各種のディスク状情報記録媒体をカートリッジケース内に収容して構成することができる。さらに、本発明に係るカートリッジケース内に収容する情報記録媒体については、ディスク状の情報記録媒体に限定されず、テープ状の情報記録媒体等の各種情報記録媒体が含まれる。
ディスクカートリッジ1の外観斜視図である。 ディスクカートリッジ1における筒状凸部14近傍の側面断面図である。 下シェル4側から見たディスクカートリッジ1の平面図である。 内面側から見た上シェル3の平面図である。 外面側から見た下シェル4の平面図である。 上シェル3に対する下シェル4(下シェル本体21a,21b)の取り付け状態の一例を示すカートリッジケース2の平面図である。 ディスクカートリッジ1Aにおける筒状凸部14近傍の側面断面図である。 ディスクカートリッジ1Bにおける筒状凸部44近傍の側面断面図である。 ディスクカートリッジ1Cの外観斜視図である。 従来のディスクカートリッジ1xの平面図である。
符号の説明
1,1A〜1C ディスクカートリッジ
2,2A〜2C カートリッジケース
3,3B 上シェル
4,4A,4C 下シェル
12 天板
13,23 側壁
14,44 筒状凸部
14a 基準孔
21a,21b 下シェル本体
22 底板
24,34 挿入孔
L1,L1a 開口幅
L23,L24 幅
L24a,L24b 長さ
P 位置決め用ピン

Claims (7)

  1. 第1シェルと第2シェルとを備えて当該両シェルを重ね合わせて形成したカートリッジ本体内に情報記録媒体を収容可能に構成され、
    前記第1シェルは、位置決め用基準孔が中心部に形成された筒状凸部が主板の内面に立設されて構成され、
    前記第2シェルは、前記筒状凸部の前記位置決め用基準孔に対する位置決め用ピンの挿入を可能とする挿入孔が主板に開口されて構成されているカートリッジケース。
  2. 前記第2シェルは、各々に前記挿入孔が形成された2つのシェル本体を備えて当該両シェル本体を前記第1シェルに別個独立して取り付け可能に構成され、
    前記第1シェルは、前記各挿入孔を介して前記位置決め用ピンの挿入が可能な位置に2つの前記筒状凸部が立設されている請求項1記載のカートリッジケース。
  3. 前記筒状凸部は、外径が前記挿入孔の内径と等しくなるように規定されて形成されている請求項1または2記載のカートリッジケース。
  4. 前記筒状凸部は、前記両シェルを重ね合わせた状態において前記第2シェルにおける前記主板の外面と当該筒状凸部の先端面とが面一となるように形成されている請求項1から3のいずれかに記載のカートリッジケース。
  5. 第1シェルと第2シェルとを備えて当該両シェルを重ね合わせて形成したカートリッジ本体内に情報記録媒体を収容可能に構成され、
    前記第2シェルは、前記第1シェルに重ね合わせた状態で少なくとも前記カートリッジ本体の幅方向において当該第1シェルから突出しないように構成されているカートリッジケース。
  6. 前記第2シェルは、2つのシェル本体を備えて当該両シェル本体の間にディスクアクセス用の開口部が形成されるように前記第1シェルの幅方向で当該両シェル本体を離間させて当該第1シェルに取り付け可能に構成され、
    前記両シェル本体は、前記第1シェルの幅方向に沿った前記開口部の基準幅と、一方の当該シェル本体における前記幅方向に沿った長さと、他方の当該シェル本体における前記幅方向に沿った長さとの合計長が前記第1シェルの幅よりも小さくなるように構成されている請求項5記載のカートリッジケース。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のカートリッジケース内にディスク状の前記情報記録媒体が収容されて構成されているディスクカートリッジ。
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