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JP2007031848A - 扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメント - Google Patents

扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメント Download PDF

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JP2007031848A
JP2007031848A JP2005212913A JP2005212913A JP2007031848A JP 2007031848 A JP2007031848 A JP 2007031848A JP 2005212913 A JP2005212913 A JP 2005212913A JP 2005212913 A JP2005212913 A JP 2005212913A JP 2007031848 A JP2007031848 A JP 2007031848A
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JP
Japan
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cross
section
polyester multifilament
flat
shape
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Pending
Application number
JP2005212913A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsubara
寛 松原
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Teijin Frontier Co Ltd
Original Assignee
Teijin Fibers Ltd
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Publication date
Application filed by Teijin Fibers Ltd filed Critical Teijin Fibers Ltd
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Abstract

【課題】特定の扁平断面を有し、良好な分繊性、安定なパッケージ巻き取り性、安定した染め均一性を得ることができる分繊用ポリエステルマルチフィラメントを得る。
【解決手段】ポリエステルマルチフィラメントであって、該単糸の断面形状が偏平形状であり、該偏平形状は長手方向に丸断面単糸の3〜6個が接合したような形状を有している扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメント。
【選択図】 なし

Description

本発明は、扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントに関するものであり、さらに詳細には、好ましくは、直接紡糸延伸法でドラム形状に巻き上げられた分繊性、パッケージ巻取り性、品質が良好な分繊用ポリエステルマルチフィラメント、およびこれを分繊したモノフィラメントに関する。
近年、分繊は、衣料のみならず、資材用途にも幅広く用いられてきており、その用途が拡大してきている。分繊用親糸マルチフィラメントには、良好な分繊性、安定なパッケージ巻き取り性、安定した染め均一性、優れた外観などが重要な要素となるが、これらを充分に満足できるレベルのものはない。分繊用マルチフィラメントのパッケージの巻き取り性に関しては、種々の提案があり、例えば特許文献1(特開2001−279521号公報)には、分繊用異型断面マルチフィラメント糸のパッケージ巻き取りについての記述があるが、断面形状の詳細な規定および断面効果による分繊性の向上やパッケージ巻き取り性については記載されていない。
特開2001−279521号公報
本発明は、良好な分繊性、安定なパッケージ巻き取り性、安定した染め均一性を得ることができる分繊用ポリエステルマルチフィラメント、およびこれを分繊したモノフィラメントを提供することにある。
本発明は、ポリエステルマルチフィラメントであって、該単糸の断面形状が偏平形状であり、該偏平形状は長手方向に丸断面単糸の3〜6個が接合したような形状を有していることを特徴とする扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントに関する。
ここで、上記分繊用ポリエステルマルチフィラメントは、扁平断面の最大径A(長軸)と該長軸に直交する最大径の長さB(短軸)の比である扁平度A/Bが3〜6であることが好ましい。
次に、本発明は、上記扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントを分繊したモノフィラメントに関する。
本発明の分繊用ポリエステルマルチフィラメントは、特定の扁平断面を有するので、良好な分繊性、安定なパッケージ巻き取り性、安定した染め均一性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明で用いるポリエステルは、好ましくは構成する酸成分の85モル%以上がテレフタル酸からなり、少なくとも1種のグリコール、好ましくはエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールから選ぶことができる。かかるポリエステルには、本発明の目的を阻害しない範囲で従来公知の共重合成分が含まれていてもよく、例えば、かかるポリエステルには、本発明の目的を阻害しない範囲内、好ましくは15モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下の範囲内で従来公知の共重合成分が含まれていてもよく、例えば、イソフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、ρ−オキシ安息香酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のなどの芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性カルボン酸を挙げることができる。また、上記グリコール以外のジオール化合物としては、例えばシクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSのなどの脂肪族、脂環族、芳香族のジオール化合物およびポリオキシアルキレングリコールなどを挙げることができる。また、必要に応じて、適宜、艶消し剤、制電剤、安定剤などの添加剤または、アルカリ減量により繊維表面に微細孔やフィブリルを形成させることができる添加剤などを含むことができる。
かかるポリエステルは任意の方法によって合成したものでよい。例えば、ポリエチレンテレフタレートについて説明すれば、通常、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステルか反応させるか、テレフタル酸ジメチルのなどのテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリコールとをエステル交換反応させるか、またはテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレフタル酸のグリコールエステルおよび/またはその低重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階の反応生成ものを減圧下加圧して所望の重合度になるまで重縮合反応させる第2段階の反応によって製造される。
この重縮合工程で得られるポリエステルは、通常、溶融状態で押し出しながら、冷却後、粒状(チップ状)のものとなす。
得られたポリエステルの固有粘度は、0.40〜0.80、好ましくは0.50〜0.70であることが望ましい。
本発明の扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントは、単糸の断面形状が偏平形状であり、該偏平形状は長手方向に丸断面単糸の3〜6個が接合したような形状を有している偏平断面繊維である。ここで“接合したような”とは、現実にその溶融紡糸の段階で接合されることを示しているのでは無く、結果として“接合したような”形状を有しているという意味である。
本発明の偏平断面繊維の断面形状を図1により説明する。図1(a)〜(e)は偏平断面繊維の断面形状を模式的に示したものであり、(a)は3個、(b)は4個、(c)は5個の丸断面単糸が接合したような形状を示している。
すなわち、本発明の扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントの断面形状は、長手方向(長軸方向)に丸断面単糸が接合したような形状であり、長軸を軸として凸部と凸部(山と山)、凹部と凹部(谷と谷)が対称に互いに重なり合う形をしており、上記のように丸断面単糸の数は3〜6個である。丸断面単糸の数が2個の場合には、単に丸断面繊維に近い分繊性しか得られず、パッケージ巻き取り性などの改善も見られない。一方、丸断面の数が7個以上では、製糸性が低下し、染斑が発生しやすくなる。
以上に説明した本発明の扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントは、例えば、次のような方法で製造することができる。
すなわち、ポリエステルペレットを280〜300℃の温度で紡糸口金から溶融して押し出し、500〜1500m/分、例えば900m/分で引き取り、これを巻き取ることなく、2〜5倍、例えば4倍で直接延伸する直延方式により、本発明のような丸断面が直線状に連結した形状で、さらには前述した扁平度などを満足する扁平断面を有するマルチフィラメントが得られる。
このようにして得られる本発明の分繊ポリエステルマルチフィラメントは、そのままで分繊することもできるし(例えば、特開昭59−116405号公報参照)、あるいは、仮撚加工後、分繊し(例えば、特開平1−229832号公報、特開平10−251926号公報参照)、ポリエステルモノフィラメントとすることができる。
以下、実施例により、本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限られるものではない。実施例における各項目は、次の方法で測定した。
(1)固有粘度
オルソクロロフェノールを溶媒として使用し35℃で測定した。単位は、dL/gである。
(2)分繊性
10kg捲きに巻き取ったドラム状パッケージ50個を分繊速度600m/分で4本のモノフィラメントに糸切れなく分繊できた割合を%で示した。
(3)パッケージ巻き取り性
10kg捲きに巻き取ったドラム状パッケージの端面の糸落ち発生率を%で示した。
(4)染斑
マルチフィラメント糸条を筒編みにして分散染料にて染色後の外観検査による官能評価を行い、次のように評価した。
○:均一に染色されており、染め斑が非常に良好である。
△:若干、染め斑の均一性に欠ける。
×:全体的に均一染色性が悪く、不良。
実施例1
固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレートペレットを、図1(a)に示す単糸断面形状となる吐出孔を4個有した紡糸口金から、紡糸温度290℃で紡出し、油剤を付与し、紡糸速度900m/分で引き取った後、一旦巻き取ることなく、予熱温度100℃、熱セット温度120℃、延伸倍率4.0の条件で延伸し、3,500m/分の速度でドラム状に巻き取り、総繊度66デシテックス本発明の偏平断面形状からなるマルチフィラメントを得た。得られたマルチフィラメントを、上記方法で評価した結果を表1に示す。
実施例2〜3、比較例1〜3
実施例1において、紡糸口金を変更し、表1に示すように断面形状を変更した以外は、実施例1と同様にして分繊用マルチフィラメントを得て、これらを分繊してモノフィラメントを得た。結果を表1に示す。
Figure 2007031848
本発明の分繊用ポリエステルマルチフィラメントは、特定の扁平断面を有するので、良好な分繊性、安定なパッケージ巻き取り性、安定した染め均一性を得ることができる、これから得られる分繊糸(モノフィラメント)は、各種衣料用途に有用である。
扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントの単糸断面の模式図を示すものであり、図1(a)〜(h)はそれぞれ下記のことを示している。 (a)本発明のマルチフィラメントを構成する3つの山を有する単糸の断面図 (b)本発明のマルチフィラメントを構成する4つの山を有する単糸の断面図 (c)本発明のマルチフィラメントを構成する5つの山を有する単糸の断面図 (d)2つの山を有する偏平糸の断面図 (e)7つの山を有する偏平糸の断面図 本発明のポリエステルマルチフィラメントの単糸断面の模式図を示すものであり、各寸法を説明するものである。
符号の説明
A 長軸
B 短軸の最大径

Claims (3)

  1. ポリエステルマルチフィラメントであって、該単糸の断面形状が偏平形状であり、該偏平形状は長手方向に丸断面単糸の3〜6個が接合したような形状を有していることを特徴とする扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメント。
  2. 扁平断面の最大径A(長軸)と該長軸に直交する最大径の長さB(短軸)の比である扁平度A/Bが3〜6である請求項1記載の扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメント。
  3. 請求項1または2記載の扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメントを分繊したモノフィラメント。
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