JP2007018177A - 処理状態監視方法、処理状態監視プログラム、記録媒体および画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像表示装置は、入力する画像情報に応じた画像を表示する画像表示手段と、装置全体を制御する制御手段とを備える。このうち、制御手段は、入力したコマンドを処理するコマンド処理部と、タイマがタイムアップしたか否かでコマンド処理部の処理状態を監視する状態監視部と、状態処理部の監視動作を延期させる監視動作延期処理部とを備える。この制御手段に、入力したコマンドの処理時間を取得する処理時間取得ステップと、当該処理時間がタイマのタイムアップ時間より十分に短いか否かを判定する処理時間判定ステップと、十分に短くないと判定されると、監視動作延期処理部により、状態監視部の監視動作を、少なくとも処理時間が経過するまで延期させる監視動作延期ステップSC2〜SC4とを実行させる。
【選択図】 図4
Description
この特許文献1に記載の遊技機では、遊技機に特定の異常が検出されると、異常確定情報を生成して記憶手段に記憶する。そして、この異常確定情報に対応させて異常発生時の遊技状態を記憶手段に記憶する。これにより、異常確定情報を指標として回復処理を行うことにより、異常から復帰した遊技機の正常な動作を保証することができる。
第1の方法は、ウォッチドッグタイマを一時的に停止させ、処理が完了した後に、ウォッチドッグタイマを再開する方法である。また、第2の方法は、長い処理を複数の処理に分割して、当該分割した処理の途中にタイマのクリア処理を実行する方法である。
すなわち、第1の方法では、停止したウォッチドッグタイマの再開が不能となると、異常検出を行うことができないという問題がある。また、長い処理中に異常が発生した場合、ウォッチドッグタイマを停止しているため、当該異常の検出が行えないという問題がある。
また、第2の方法では、長く時間のかかる処理を適切に分割することが困難であり、細かく分割してクリア処理を頻繁に行うと、システム性能が低下するという問題がある。一方、処理をある程度大きく分割した場合、機器の仕様変更等や不定期の割込処理によって処理時間が増加すると、クリア処理がなされる前にウォッチドッグタイマのタイムアップが生じてしまうため、正常稼動であるにも関らず異常と見做されるという問題がある。
従って、処理時間が長いコマンド処理においても、確実に、かつ、適切に異常を検出することができる。
本発明によれば、カウンタの設定回数を変えることで、状態監視部の監視動作を延期させる延期期間を調整することができる。
すなわち、カウンタリセットステップでリセットされたカウンタが予め設定された設定回数に達するまで、タイマリセットステップにて、状態監視部のタイマが、当該タイマのタイムアップ時間より短い周期でリセットされる。ここで、コマンドの処理時間に応じて設定回数を予め設定することにより、入力したコマンドの処理完了に応じて状態監視部による監視動作を実行させることができる。従って、コマンド処理終了後に、迅速に、状態監視部による監視動作を再開することができ、当該処理状態に異常があった場合に、当該異常を迅速に検出することができる。
本発明によれば、判定手順にてカウンタが設定回数に達したかを判定し、達していないと判定されると、リセット手順にてタイマがリセットされるとともに、カウントアップ手順にてカウンタが繰り上がる。これによれば、カウンタが設定回数に達したか否かを確実に判定することができ、当該カウンタに応じてタイマのリセットを行うことができる。従って、状態監視部による監視動作の延期を確実に行うことができる。
ここで、画像表示装置においては、画像表示手段の垂直同期周波数に同期して表示バッファの切替等の割込処理が必ず実行される。このため、本発明では、この垂直同期周波数の周期に同期する割込処理に、前述の状態監視部のタイマのリセット処理を含ませることにより、当該タイマのリセットを確実に行うことができる。
また、垂直同期信号の入力に伴う割込処理に、状態監視部のタイマリセットを含ませることにより、新たな周期でタイマのリセット処理を実行する必要がなくなる。これによれば、当該処理のオーバーヘッドによる装置全体の処理性能の低下を防ぐことができる。従って、タイマのリセット処理の追加による性能の低下を防ぐことができる。
本発明によれば、前述したタイムアップ時間に対して十分短くない処理時間を要するコマンド処理を行った後、監視動作延期処理部による状態監視部の監視動作の延期が解除されるので、状態監視部による監視動作を即座に実行することができる。
すなわち、コマンド処理を行った後、カウンタ設定ステップによりカウンタが前述の設定回数以上に設定されることにより、カウンタリセットステップの実行が即座に規制される。これによれば、コマンド処理の実行完了後、状態監視部のタイマが監視動作延期処理部によってリセットされなくなるので、状態監視部は、タイマの計時時間を監視することで、装置の異常が発生した場合に、迅速に当該異常を検出することができる。
すなわち、処理時間取得ステップで取得したコマンドの処理時間が、処理時間判定ステップで、状態監視部のタイマのタイムアップ時間より十分に短くないと判定されると、監視動作延期ステップにより、コマンド処理部における処理状態を監視する状態監視部の監視動作が、少なくとも当該処理時間が経過するまで延期される。これによれば、正常にコマンドを処理しているにも関らずタイムアップ時間を経過したことによって異常が発生したと見做されること、すなわち、異常の誤検出を防ぐことができる。また、コマンド処理において暴走等の異常が発生した場合でも、コマンド処理時間の経過後に、延期されていた状態監視部の監視動作が自動的に再開されることとなるので、確実にコマンド処理における異常を検出することができる。
従って、従来のようにコマンドを分割する必要がなく、また、状態監視部の監視動作を停止させることがないので、異常の誤検出を防ぐことができるとともに、異常があった場合に確実に当該異常を検出することができる。
本発明によれば、当該記録媒体に記録された処理状態監視プログラムを読み取って実行することにより、前述の処理状態監視プログラムと同様の効果を奏することができる。
また、記録媒体として、DAT(Digital Audio Tape)等の磁気テープ、FD(Flexible Disc)等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、光磁気ディスク、ハードディスク装置、および、半導体メモリ等を用いることができ、これらを利用して、前述の処理状態監視プログラムをインストール、実行および配布することができる。
すなわち、制御手段に入力したコマンドの処理時間が、状態監視部のタイマに設定されたタイムアップ時間より十分に短くないと処理時間判定部により判定されると、カウンタリセット部により、タイマのリセット回数を示すカウンタがリセットされる。このカウンタは、監視動作延期処理部のカウンタ取得部により取得され、当該カウンタの値が設定回数に達していないとカウンタ判定部により判定されると、タイマリセット部およびカウントアップ部によるタイマのリセットおよびカウンタの繰上げが行われる。このタイマリセットおよびカウントアップ動作を繰り返すことにより、カウンタが設定回数に達するまでの間、状態監視部によるコマンド処理部の監視動作を延期する。
(1)概略構成
図1は、本実施形態の画像表示装置の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像表示装置1は、パチンコ等の遊戯機に組み込まれる画像表示装置であり、外部の制御装置9から入力するコマンドに応じた処理を実行する。具体的には、入力するコマンドが指定する画像を表示する。また、制御装置9が画像表示装置1の内部に設けられたROMのデータを検査する検査機である場合には、当該検査機から入力する検査コマンドを処理して、検査結果を検査機である制御装置9に出力する。
このような画像表示装置1は、図1に示すように、制御基板2と、画像表示部3とを備えて構成されている。
なお、本実施形態では、画像表示部3は、液晶パネルを備えて構成されているとしたが、有機EL(Electro Luminescence)素子を有する画像表示部としてもよく、また、プラズマディスプレイとしてもよい。さらに、CRT(Cathode Ray Tube)を備えて構成するとしてもよい。
制御基板2は、本発明の制御手段に相当し、制御装置9から入力するコマンドを処理して、画像表示部3を含む装置全体を制御する回路基板として構成されている。
この制御基板2は、演算処理部21、状態監視部22、監視動作延期処理部23、ROM24、RAM25、表示制御部26、CGROM27およびVRAM28を備えて構成されている。
RAM(Random Access Memory)25は、ROM24内に記憶された設定データおよびプログラムが、演算処理部21で処理される際に、当該データおよびプログラムの一部または全部が一時的に記憶される。また、このRAM25は、後述する処理状態監視処理Sにおけるカウンタが記憶される。
演算処理部21は、CPU(Central Processing Unit)等を備えて構成され、制御基板2全体を制御する。この演算処理部21は、制御装置9から入力するコマンドを処理するコマンド処理部211と、後述する状態監視部22と通信する出力ポート212とを備えて構成されている。
このうち、出力ポート212は、信号レベルが反転可能に構成されており、当該信号レベルは、後述する状態監視部22から参照可能とされ、また、コマンド処理部211および監視動作延期処理部23から入力する制御信号により反転するように構成されている。
このうち、コマンド検出部2111は、制御装置9と接続され、当該制御装置9からのコマンド入力を検出する。そして、コマンド検出部2111は、コマンド入力が検出された場合、当該コマンドの種別等を含む制御信号を、レベル設定部2112、処理時間取得部2113、カウンタ設定部2116およびコマンド実行部2117に出力する。
レベル設定部2112は、出力ポート212の信号レベルを設定する。具体的に、レベル設定部2112は、後述する状態監視部22のタイマ223に設定されたタイムアップ時間より短い周期で当該出力ポート212の信号レベルを反転させる。
処理時間判定部2114は、処理時間取得部2113で取得した処理時間が、後述する状態監視部22のタイマ223に設定されたタイムアップ時間より十分に短いか否かを判定する。この判定において、当該処理時間がタイムアップ時間より十分に短くないと判定した場合、処理時間判定部2114は、カウンタリセット部2115に制御信号を出力する。
カウンタリセット部2115は、後述する監視動作延期処理部23のカウントアップ部233によってカウントアップされるカウンタを初期化する。具体的に、カウンタリセット部2115は、処理時間判定部2114から制御信号が入力すると、RAM25に記憶されたカウンタの値を「0」に設定する。
コマンド実行部2117は、コマンド検出部2111からの制御信号が入力すると、コマンドを含む制御信号に応じた処理を実行する。
状態監視部22は、演算処理部21におけるコマンドの処理状態を監視し、当該処理状態に異常が発生した場合に、当該異常を検出し、装置を強制的にリセットさせる。
この状態監視部22は、レベル判定部221と、タイマリセット部222と、タイマ223と、タイマ判定部224と、リセット処理部225とを備えて構成されている。
タイマリセット部222は、レベル判定部221から前述の制御信号が入力すると、タイマ223をリセットする。この処理により、タイマ223の計時が「0」から再開される。
リセット処理部225は、タイマ判定部224からの制御信号が入力すると、画像表示装置1の装置全体をリセットするリセット処理を実行する。具体的に、リセット処理部225は、リセット信号を出力し、装置全体をリセットさせる。
監視動作延期処理部23は、RAM25に記憶されたカウンタの値が設定回数未満である場合に、所定の周期で状態監視部22のタイマ223をリセットして、当該タイマ223の計時時間がタイムアップ時間に達しないようにするものである。すなわち、カウンタの値が設定回数に達するまでの期間、所定の周期でタイマ223をリセットすることによって、状態監視部22の監視動作、すなわち、タイマ223のタイムアップによるリセット処理を延期するものである。この監視動作延期処理部23の処理は、本実施形態では、画像表示部3の垂直同期周波数(60Hz)と同期して行われる。
この監視動作延期処理部23は、カウンタ判定部231、レベル設定部232およびカウントアップ部233を備えて構成されている。
カウントアップ部233は、レベル設定部232による出力ポート212の信号レベル反転に伴い、RAM25に記憶されたカウンタの値を「1」繰り上げる。すなわち、カウンタは、レベル設定部232による信号レベルの反転の回数を示すとともに、当該信号レベルの反転に伴う状態監視部22のタイマ223のリセット回数に対応する。
図2〜図4は、処理状態監視処理Sの処理フローを示す図である。具体的に、図2〜図4は、それぞれ処理状態監視処理Sを構成するコマンド実行処理SA、監視処理SBおよび監視動作延期処理SCの処理フローを示す図である。
前述のように、演算処理部21のコマンド処理部211によるコマンド処理において異常が発生しているか否かは、状態監視部22のタイマ223がリセットされずにタイムアップ時間に達したか否かをタイマ判定部224が判定することによって監視され、異常があった場合、すなわち、タイマ223がタイムアップ時間に達した場合には、リセット処理が実行される。この処理状態監視処理Sは、コマンド処理部211によるコマンド実行処理SA、状態監視部22による監視処理SB、および、監視動作延期処理部23による監視動作延期処理SCが組み合わさって行われる。
以下に、処理状態監視処理Sを、図2〜図4に基づいて説明する。
まず、コマンド処理部211によるコマンド実行処理SAについて説明する。
コマンド実行処理SAでは、図2に示すように、制御装置9からコマンドが入力すると、コマンド処理部211のコマンド検出部2111により当該コマンドの入力が検出される。そして、当該コマンド検出部2111から、レベル設定部2112、処理時間取得部2113、カウンタ設定部2116およびコマンド実行部2117に制御信号が出力される。このうち、当該制御信号が入力したレベル設定部2112により、出力ポート212の信号レベルが反転される(処理SA1)。
この処理SA1の後、コマンド検出部2111からの制御信号が入力したカウンタ設定部2116により、RAM25に記憶されたカウンタの値が、前述の設定回数に設定される(処理SA2)。
この後、処理時間判定部2114は、取得した処理時間が、タイマ223のタイムアップ時間である1秒より十分に短いか否かを判定する(処理時間判定ステップSA4)。具体的に、処理時間判定部2114は、取得した処理時間が0.7秒以下であるか否かを判定する。
一方、取得した処理時間が前述のタイムアップ時間に対して十分に短くない、すなわち、0.7秒より長いと判定すると、処理時間判定部2114は、カウンタリセット部2115に制御信号を出力する。そして、当該制御信号が入力したカウンタリセット部2115は、RAM25に記憶されたカウンタを初期化して、当該カウンタの値を初期値すなわち「0」に設定する(カウンタリセットステップSA6)。この後、コマンド実行部2117は、入力したコマンドに応じた処理を実行する(コマンド実行ステップSA7)。
この後、コマンド処理部211は、処理SA1に戻り、ポート信号の反転が、前述のように、処理SA5またはSA7が完了するごとに実行される。なお、当該処理SA1は、制御装置9からコマンドが入力されなくてもタイマ223のタイムアップ時間より短い周期で実行される。
次に、状態監視部22による監視処理SBについて説明する。
この監視処理SBは、装置の起動とともに開始され、演算処理部21の出力ポート212の信号レベルを監視して、当該信号レベルの反転が行われるとタイマ223をリセットし、信号レベルの反転が行われずリセットされないままタイマ223がタイムアップした場合に、コマンド処理部211におけるコマンド処理に異常が発生したと見做して、画像表示装置1の装置全体をリセットする処理である。
この監視処理SBでは、図3に示すように、まず、状態監視部22のタイマリセット部222によりタイマ223がリセットされ(処理SB1,リセット手順)、これに引き続いてタイマ223による計時が「0」からスタートする(処理SB2)。
この判定処理SB4にて、信号レベルが反転していると判定された場合には、状態監視部22は、処理SB1に戻って再びタイマ223をリセットし、タイマ223の計時を「0」から再開する。
この判定処理SB5にて、タイマ判定部224が、タイマ223の計時時間がタイムアップ時間である1秒に達していないと判定した場合には、状態監視部22は、処理SB3に戻り、出力ポート212の信号レベルの監視を継続する。
このような監視処理SBにより、前述のコマンド処理部211におけるコマンド処理後のタイマ223のリセットが実行された場合には、タイマ223のタイムアップが生じないため、コマンド処理部211におけるコマンド処理が正常に行われていると見做してリセット処理を行わない。一方、タイマ223のリセットが実行されずに、当該タイマ223がタイムアップ時間に達した場合、当該タイマ223のタイムアップを検出することにより、コマンド処理部211におけるコマンド処理において異常があったことを検出することができる。また、異常を検出した場合には、リセット処理部225がリセット信号を出力することにより、画像表示装置1を強制的にリセットすることができる。
次に、監視動作延期処理部23による監視動作延期処理SCについて説明する。
監視動作延期処理SCは、画像表示部3の垂直同期周波数に同期して実行される垂直同期割込処理の一部として実行される。そして、この監視動作延期処理SCは、RAM25に記憶されたカウンタの値を取得して、当該カウンタが予め設定された設定回数未満であれば出力ポート212の信号レベルを反転させ、間接的に状態監視部22のタイマ223をリセットさせることで、状態監視部22によるコマンド処理部211の監視動作を延期させる処理である。
すなわち、監視動作延期処理SCにおいては、図4に示すように、まず、監視動作延期処理部23のカウンタ判定部231により、RAM25に記憶されたカウンタの値が取得され(処理SC1)、当該カウンタの値が前述の設定回数未満であるか否かが判定される(処理SC2,判定手順)。
一方、カウンタ判定部231が、カウンタの値が設定回数未満であると判定した場合には、当該カウンタ判定部231は、レベル設定部232およびカウントアップ部233に制御信号を出力する。そして、当該制御信号が入力したレベル設定部232は、出力ポートの信号レベルを反転させる(処理SC3,リセット手順)。これにより、前述の監視処理SBにおいて、レベル判定部221が信号レベルの反転を検出して、タイマリセット部222によりタイマ223がリセットされる。
また、制御信号が入力したカウントアップ部233は、RAM25に記憶されたカウンタの値を「1」繰り上げる(処理SC4,カウントアップ手順)。この後、監視動作延期処理部23は、監視動作延期処理SCを終了する。
すなわち、処理SC2〜SC4が、本発明のタイマリセットステップに相当し、このタイマリセットステップおよび前述のカウンタリセットステップSA6が、本発明の監視動作延期ステップに相当する。
すなわち、画像表示装置1の制御基板2を構成する演算処理部21に、制御装置9からコマンドが入力すると、レベル設定部2112は、処理SA1において、出力ポート212の信号レベルを反転させ、カウンタ設定部2116は、処理SA2において、RAM25に記憶されたカウンタの値を設定回数に設定する。そして、処理SA3にて処理時間取得部2113により取得された処理時間は、処理SA4にて、処理時間判定部2114により判定され、状態監視部22のタイマ223のタイムアップ時間に対して当該処理時間が十分に短い場合には、コマンド処理部211に入力したコマンドは、そのままコマンド実行部2117により実行される。
この際、当該コマンドの処理時間は、タイマ223のタイムアップ時間に対して十分に短いため、当該コマンドの処理の後、処理SA1による信号レベルの反転、および、これに伴うタイマ223のリセット(処理SB1)はタイムアップ前に行われるので、リセット処理は実行されない。
ここで、監視動作延期処理部23による監視動作延期処理SCは、画像表示部3の垂直同期周波数に同期して実行される。すなわち、監視動作延期処理SCは、コマンド処理がタイムアップ時間に対して十分に短いか否かを判定する際の判定基準である0.7秒よりも短い周期で繰返し実行される。そして、この監視動作延期処理SCでは、処理SC1,SC2において、カウンタ判定部231によりカウンタの値が取得、判定される。
従って、タイムアップ時間に対して十分に短くない時間を要するコマンド処理においても、タイマ223を停止させずに、状態監視部22による異常検出動作を、所定の期間だけ延期することができるので、異常の誤検出等を防ぐことができるとともに、延期期間の満了とともに、適切に、かつ、確実にコマンド処理部211のコマンド処理における異常を検出することができる。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、タイマ223のタイムアップ時間を1秒とし、処理SA4においてコマンド処理時間がタイムアップ時間に対して十分に短いか否かを判定する判定基準時間を0.7秒とし、さらに、監視動作延期処理SCの実行周期を画像表示部3の垂直同期周波数(60Hz)と同期させて1/60秒の周期で行うとしたが、本発明はこれらに限定されるものではなく、大小関係が合っていればよい。具体的に、監視動作延期処理部23によるタイマ223のリセット周期より、タイムアップ時間に対するコマンド処理時間の判定基準時間の方が大きく、また、当該判定基準時間より、タイマ223のタイムアップ時間の方が大きく、それぞれの大小関係に余裕があれば適宜設定してよい。
なお、前記実施形態のように、監視動作延期処理SCの処理SC3での信号レベルの反転に伴うタイマ223のリセット処理を、画像表示部3の垂直同期周波数に同期して実行することにより、当該タイマ223のリセット処理を確実に実行することができるだけでなく、新たな割込処理を実行させる必要がないので、装置全体の性能低下を抑えることができる。
また、処理状態監視プログラムを実行するとした場合、光ディスク等の記録媒体に記録しておき、当該プログラムを適宜読み出して実行するように構成してもよい。
Claims (8)
- 入力する画像情報に応じた画像を表示する画像表示手段と、装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置に用いられ、前記制御手段に入力したコマンドの処理状態を監視する処理状態監視方法であって、
前記制御手段は、
前記コマンドに応じた処理を実行するコマンド処理部と、
タイマを有し、前記タイマによる計時時間が、当該タイマに設定されたタイムアップ時間を経過したか否かで前記コマンド処理部の処理状態を監視する状態監視部と、
前記状態監視部による監視動作を延期させる監視動作延期処理部とを備え、
前記制御手段に、
前記コマンド処理部での前記コマンドの処理時間を取得する処理時間取得ステップと、
取得した前記処理時間が、前記タイムアップ時間より十分に短いか否かを判定する処理時間判定ステップと、
十分に短くないと判定されると、前記監視動作延期処理部により、前記状態監視部の監視動作を、少なくとも前記処理時間が経過するまで延期させる監視動作延期ステップとを実行させることを特徴とする処理状態監視方法。 - 請求項1に記載の処理状態監視方法において、
前記制御手段は、
前記タイマをリセットさせるタイマリセット部を備え、
前記監視動作延期ステップは、
前記タイマをリセットする回数を示すカウンタをリセットするカウンタリセットステップと、
前記カウンタが予め設定された設定回数に達するまで、前記タイムアップ時間より短い周期で、前記タイマをリセットするタイマリセットステップとを備えることを特徴とする処理状態監視方法。 - 請求項2に記載の処理状態監視方法において、
前記タイマリセットステップは、
前記カウンタが前記設定回数に達したか否かを判定する判定手順と、
達していないと判定されると、前記タイマをリセットするリセット手順と、
前記カウンタを繰り上げるカウントアップ手順とを備えることを特徴とする処理状態監視方法。 - 請求項2または請求項3に記載の処理状態監視方法において、
前記タイムアップ時間より短い周期は、前記画像表示手段の垂直同期周波数の周期と略同じであることを特徴とする処理状態監視方法。 - 請求項2から請求項4のいずれかに記載の処理状態監視方法において、
前記制御手段に、
前記コマンドの処理の後、前記カウンタを前記設定回数以上に設定するカウンタ設定ステップを実行させることを特徴とする処理状態監視方法。 - 入力する画像情報に応じた画像を表示する画像表示手段と、装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置に用いられ、前記制御手段に入力したコマンドの処理状態を監視するために、前記制御手段上で実行可能な処理状態監視プログラムであって、
前記制御手段は、
前記コマンドに応じた処理を実行するコマンド処理部と、
タイマを有し、前記タイマによる計時時間が、当該タイマに設定されたタイムアップ時間を経過したか否かで前記コマンド処理部の処理状態を監視する状態監視部と、
前記状態監視部による監視動作を延期させる監視動作延期処理部とを備え、
前記制御手段部に、
前記コマンド処理部での前記コマンドの処理時間を取得する処理時間取得ステップと、
取得した前記処理時間が、前記タイムアップ時間より十分に短いか否かを判定する処理時間判定ステップと、
十分に短くないと判定されると、前記監視動作延期処理部により、前記状態監視部の監視動作を、少なくとも前記処理時間が経過するまで延期させる監視動作延期ステップとを実行させることを特徴とする処理状態監視プログラム。 - 請求項6に記載の処理状態監視プログラムをコンピュータ読取可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
- 入力する画像情報に応じた画像を表示する画像表示手段と、装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、
前記制御手段は、
前記コマンドに応じた処理を実行するコマンド処理部と、
タイマを有し、前記タイマによる計時時間が、当該タイマに設定されたタイムアップ時間を経過するか否かで前記コマンド処理部の処理状態を監視する状態監視部と、
前記状態監視部による監視動作を延期させる監視動作延期処理部とを備え、
前記コマンド処理部は、
前記コマンドの処理時間を取得する処理時間取得部と、
取得した前記処理時間が、前記タイムアップ時間より十分に短いか否かを判定する処理時間判定部と、
十分に短くないと判定されると、前記タイマのリセット回数を示すカウンタをリセットするカウンタリセット部とを備え、
前記監視動作延期処理部は、
前記カウンタの値を取得するカウンタ取得部と、
取得した前記カウンタの値が、予め設定された設定回数に達しているか否かを判定するカウンタ判定部と、
前記カウンタの値が前記設定回数未満であると判定されると、前記タイマをリセットするタイマリセット部、および、前記カウンタの値を繰り上げるカウントアップ部とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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