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JP2007008184A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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JP2007008184A
JP2007008184A JP2005187541A JP2005187541A JP2007008184A JP 2007008184 A JP2007008184 A JP 2007008184A JP 2005187541 A JP2005187541 A JP 2005187541A JP 2005187541 A JP2005187541 A JP 2005187541A JP 2007008184 A JP2007008184 A JP 2007008184A
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friction
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JP2005187541A
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Hiroshi Shibazaki
弘 柴崎
Atsushi Ozawa
敦 尾澤
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】
保持力を確保しながらも、操作フィーリングを向上できるステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】
ボール11は、第1の摩擦面と第2の摩擦面が近接する方向に、所定値以上の付勢力(ここでは操作レバー3の回動操作による軸力)が付与されたときは摩擦面の間より退避するので、摩擦面の間にボール11が介在することが回避され、それにより摩擦面に生じる摩擦力を高く確保できる。一方、ボール11は、所定値未満の付勢力が付与されたとき(ここでは操作レバー3の回動操作により軸力が消失又は小さくなったとき)は摩擦面の間に介在するので、チルト・テレスコピック調整時に、第1の摩擦面或いは第2の摩擦面に対して滑動することによって、スムーズな相対移動を可能としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ステアリングシャフトを、チルト方向及びテレスコ方向の少なくとも一方に対して調整可能に支持するステアリングコラム装置に関し、特に運転者に快適なドライピングポジションを供するべくステアリングホイールの調整における操作性を向上させ、かつ、安全性を高めるべく衝突時の位置・姿勢保持(ロック)力を向上させることができるステアリングコラム装置に関する。
ステアリングコラム装置は、車両の重要安全保安部品であり、衝突時に乗員の安全を確保するために衝突時におけるその挙動を、どのように制御するかが非常に重要である。通常は、ステアリングコラム装置自体に衝撃エネルギー吸収機構を設けるともに、ステアリングホイール内に収納したエアーバッグの支持部材としても重要な役割を担っている。
一方、運転者の運転姿勢を最適にするために、一般的なステアリングコラム装置は、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの傾斜角度を調整でき、ステアリングホイールの軸線方向位置を調整できるようになっている。従って、ステアリングコラム装置には、コラム本体(即ちステアリングホイール)の位置や姿勢の調整が容易でなければならず、且つ衝突時には所定の位置や姿勢を確保しなければならないという相反する機能が必要になる。このような相反する機能を両立させるべく、従来のステアリングコラム装置では、種々の工夫がなされているが、ユーザーの操作性に対する要求の高まりなどにより、更なる向上が求められている。
例えば、特許文献1、2には レバーとねじやカムを用いて 軸力を発生させ、相対摩擦面間の摩擦力を発生させることで コラム本体を保持するステアリングコラム装置が開示されている。
実開昭62−82273号公報 実開昭62−82877号公報
ところが、特許文献1、2の機構では、チルト・テレスコピック調整時に相対摩擦面同士がこすれ合う振動が操作者に伝わりやすく、操作フィーリングが悪いという問題もある。これに対し、相対摩擦面間に例えば樹脂製の間座等を挿入すると、操作フィーリングは向上するが、調整後の保持力が低下する恐れがあり、また長期間の使用により樹脂製の間座の変形・破損などを招く恐れもある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、保持力を確保しながらも、操作フィーリングを向上できるステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
本発明のステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトを、チルト方向及びテレスコ方向の少なくとも一方に対して調整可能に支持するステアリングコラム装置において、
第1の摩擦面と、
前記第1の摩擦面と接触することにより摩擦力を発生する第2の摩擦面と、
前記第1の摩擦面と前記第2の摩擦面が近接する方向に、所定値以上の付勢力が付与されたときは前記摩擦面の間より退避するが、前記所定値未満の付勢力が付与されたときは前記摩擦面の間に介在し少なくとも一方の摩擦面に接触可能となる案内体と、を有することを特徴とする。
本発明のステアリングコラム装置によれば、前記案内体は、前記第1の摩擦面と前記第2の摩擦面が近接する方向に、所定値以上の付勢力が付与されたときは前記摩擦面の間より退避するので、チルト・テレスコピック調整後に前記所定値以上の付勢力を付与することにより、前記摩擦面の間に前記案内体が介在することが回避され、それにより前記摩擦面に生じる本来の摩擦力を確保できる。一方、前記案内体は、前記所定値未満の付勢力が付与されたとき(付勢力がゼロの場合も含む)は前記摩擦面の間に介在するので、チルト・テレスコピック調整時には、前記第1の摩擦面或いは前記第2の摩擦面に対して接触(滑動や転動等)することによって、スムーズな相対移動を可能としている。なお、本明細書中、「テレスコ方向」とはステアリングシャフトの軸線方向をいい、「チルト方向」とは、それに交差する方向(特に上下方向)をいうものとする。
前記案内体は前記摩擦面よりも低い摩擦係数を有すると好ましい。
前記案内体は弾性変形可能であって、前記第1の摩擦面と前記第2の摩擦面のうち少なくとも一方に形成された凹部内に配置されていると好ましい。
前記案内体は、一つの摩擦面に少なくとも3つ配置されていると、安定した滑動を提供できるので好ましい。
以下、本発明の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリングコラム装置を図面を参照しつつ説明する。図1Aは、本実施の形態に係るステアリングコラム装置の一部断面正面図である。
図1Aにおいて、不図示の車体に取り付けられたブラケット1は、一対のアーム1a、1aを有している。アーム1a、1aには、図で上下方向(チルト方向とする)に延在する長孔1b、1bが形成されている。一対のアーム1a、1aに挟まれて、中空円筒状のコラム本体2が配置されている。コラム本体2内において、不図示のステアリングホイールと操舵機構とを連結するステアリングシャフトSが、不図示の軸受により回転自在に支持されている。
コラム本体2の側面から、平行にテレスコプレート2a、2aが延在している。テレスコプレート2a、2aには、それぞれ図で紙面垂直方向(テレスコ方向とする)に延在する長孔2b、2bが形成されている。
図1Aで、操作レバー3,外カムプレート4,アーム1aの長孔1b、間座5,テレスコプレート2aの長孔2b、内カムプレート6,カム部材7,内カムプレート6、テレスコプレート2aの長孔2b、間座5,アーム1aの長孔1b、外カムプレート4,カム部材8が、この順序で左から配置され、これらを貫通するボルト9の両端が、ナット10,10により固定されるようになっている。
操作レバー3はカム面3aを有し、操作レバー3側の外カムプレート4は、カム面3aに対向するカム面4aを有している。2つの内カムプレート6はカム面6aを有し、カム部材7は、カム面6aに対向するカム面7aを両端に有している。カム部材8はカム面8aを有し、カム部材8側の外カムプレート4は、カム面8aに対向するカム面4aを有している。各カム面は、所定の角度位相で軸線方向に突出した凸部を有している。
操作レバー3,カム部材7,8は、ボルト9に固定され一体的に回動するようになっている。従って、操作レバー3をある方向に回動させると、カム面4aに対してカム面3aが回動し、カム面6aに対してカム面7aが回動し、カム面4aに対してカム面8aが回動するが、このとき凸部同士が突き合わせ位相位置になると、対向するカム面が離隔するのでボルト9に軸力が発生する。かかる軸力に基づいて、アーム1aは間座5と外カムプレート4とにより挟まれて、所定の摩擦力でチルト方向に位置決めされ、且つテレスコプレート2aは内カムプレート6と間座5とにより挟まれて、所定の摩擦力でテレスコ方向に位置決めされるようになっている。
一方、操作レバー3を回動させて、カムの凸部同士が突き合わない位相位置にすると、対向するカム面が接近可能となるため、ボルト9の軸力が消失する又は小さくなる。従って、アーム1aは間座5と外カムプレート4とに対して相対移動可能となり、それによりチルト方向におけるコラム本体2の位置調整が可能となり、且つテレスコプレート2aは内カムプレート6と間座5とに対して相対移動可能となり、それによりテレスコ方向におけるコラム本体2の位置調整が可能となっている。
図1Bは、図1Aに示す実施の形態の変形例にかかる同様な断面図である。図1Bにおいては、操作レバー3,外カムプレート4,アーム1aの長孔1b、間座5,テレスコプレート2aの長孔2b、テレスコプレート2aの長孔2b、間座5,アーム1aの長孔1b、面押しプレート13が、この順序で左から配置され、これらを右から貫通する頭付きボルト12の左端が、ナット10により固定されるようになっている。なお、一対のテレスコプレート2aの下端同士は、連結部2cにより連結されており、その剛性を高めている。それ以外の構成については、図1Aに示す実施の形態と同様であるので説明を省略する。
本変形例によれば、図1Aの2つの内カムプレート6とカム部材7,8を省略しており、また図で右側の外カムプレート4の代わりに、それからカム面を除去した面押しプレート13を設けている。従って、操作レバー3をある方向に回動させると、1つのカム面4aに対してカム面3aが回動し、頭付きボルト12に軸力を発生させることができる。かかる変形例によれば、図1Aに示す実施の形態に比べ、カムの揚程に対し、対となる摩擦面の数が多くなり、摩擦面間の距離設定が難しくなるが、より簡素な構造となってコスト低減を図れる。なお、本発明は、図1A、1Bの形態に限定されるものではない。
更に、チルト用の長孔2b、2bやテレスコ用の長孔1b、1bと、ボルト9或いは頭付きボルト12との間の金属同士のスベリ接触による抵抗や摩耗を抑制するには、ボルト9或いは頭付きボルト12の周囲に樹脂製のカラーを嵌合させたり、チルト用の長孔2b、2bやテレスコ用の長孔1b、1bの内周に、樹脂を被覆或いは付着させても良い。これと本発明とを組み合わせることにより、金属同士のスベリ接触を防げるので、より好ましいといえる。なお、以下の説明は、図1Aのステアリングコラム装置を中心としているが、図1Bにも適用できることはいうまでもない。
図2は、図1Aの構成の矢印IIで示す部位を拡大して示す図である。図2において、アーム1aは、摩擦面1c、1cをその両側に配置している。間座5は、摩擦面5a、5aをその両側に配置すると共に、各摩擦面5aに円錐形状の凹部5b、5bを形成している。テレスコプレート2aは、摩擦面2c、2cをその両側に配置している。内カムプレート6は、摩擦面6bを、カム面6a(図1A)と反対側の面に配置すると共に、摩擦面6bに円錐形状の凹部6cを形成している。摩擦面に3個以上形成されると好ましい凹部5b、6c内には、案内体である球形のボール11が配置されている。ボール11は、摩擦面に比べ低い摩擦係数を有する樹脂製(例えばP.T.F.Eなど)であると好ましいが、その体積は、凹部5b、6cの容積より小さくなっている。
操作レバー3を回動させて、カムの凸部同士が突き合わない位相位置にすると、ボール11が誇張された図2(a)に示すように、対向する摩擦面1c、5aが離隔し、対向する摩擦面5a、2cが離隔し、対向する摩擦面2c、6bが離隔する。このとき、ボール11は、元の形状に基づいて凹部5b、6cより一部がはみ出す形となり、従って対向する摩擦面間に介在し、対向する摩擦面に対して接触可能となる。それによりチルト方向の位置調整時に、アーム1aが間座5に対して相対移動した場合には、ボール11により摩擦面1c、5a同士が直接接触することが抑制され、且つボール11の滑動によって円滑な相対移動が支援される。又、チルト方向の位置調整時に、テレスコプレート2aが内カムプレート6と間座5に対して相対移動した場合には、ボール11により摩擦面2c、5a及び2c、6b同士が直接接触することが抑制され、且つボール11の滑動によって円滑な相対移動が支援される。
これに対し、操作レバー3を回動させて、凸部同士が突き合う位相位置にすると、発生した軸力により、図2(b)に示すように、対向する摩擦面1c、5aが接触し合い、対向する摩擦面5a、2cが接触し合い、対向する摩擦面2c、6bが接触し合う。このときボール11は、かかる軸力により弾性変形して、凹部5b、6c内に収容されることとなる。従って、対向する摩擦面には本来の摩擦力が発生するので、アーム1aに対してテレスコプレート2aを確実に保持することが可能となる。明らかであるが、摩擦面1c、5aの一方が第1の摩擦面、他方が第2の摩擦面を構成し、摩擦面5a、2cの一方が第1の摩擦面、他方が第2の摩擦面を構成し、摩擦面2c、6bの一方が第1の摩擦面、他方が第2の摩擦面を構成し、これは金属製であると好ましく、更に表面に摩擦力を高める処理が施されているとより好ましい。
本実施の形態によれば、ボール11は、第1の摩擦面と第2の摩擦面が近接する方向に、所定値以上の付勢力(ここでは操作レバー3の回動操作による軸力)が付与されたときは摩擦面の間より退避するので、摩擦面の間にボール11が介在することが回避され、それにより摩擦面に生じる摩擦力を高く確保できる。一方、ボール11は、所定値未満の付勢力が付与されたとき(ここでは操作レバー3の回動操作により軸力が消失又は小さくなったとき)は摩擦面の間に介在するので、チルト・テレスコピック調整時に、第1の摩擦面或いは第2の摩擦面に対して滑動することによって、スムーズな相対移動を可能としている。
図3は、本実施の形態の変形例を示す図2と同様な図である。図3に示す変形例において、図2に示す実施の形態と異なる点は、間座5の凹部を貫通孔5b’としたことである。貫通孔5b’は、間座5の中心に向かうにつれて拡径しており、その内部にボール11を保持できるようになっている。従って、操作レバー3の回動操作により軸力が消失又は小さくなったときは、図3(a)に示すように、摩擦面5a、5aの両面から突出するようになっている。それ以外の構成に関しては、上述した実施の形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
凹部の形状は円錐形に限らず、案内体は球形に限らないし、樹脂製でなくても良い。例えば、図4に示す例では、案内体としてのボール11’を金属製としている。かかる場合、ボール11’に樹脂と同様な弾性変形を生じさせることは難しい。そこで図4においては、凹部B内においてボール11’の奥側にコイルスプリングCを配置している。操作レバー3の回動操作により軸力が生じた場合(所定値以上の付勢力が摩擦面間に生じた場合)、ボール11’は対向する摩擦面(不図示)より押されて、点線で示すように凹部B内へと収容されるので摩擦面間に介在しなくなる。一方、操作レバー3の回動操作により軸力が消失又は小さくなった場合(所定値未満の付勢力が摩擦面間に生じた場合)、ボール11’は、コイルばねCの弾性力により押し出されて、実線で示すように凹部Bから突出し、対向する摩擦面に対して転動可能となるので、チルト・テレスコピック調整時の相対移動がスムーズとなる。
なお、ボール11’の脱落防止のために、図5に示すような抜け止めDを、凹部Bの入口に形成しても良い。かかる抜け止めDは、ボール11’を凹部Bに挿入した後、入口をカシメることで形成できる。
以上、実施の形態を参照して本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、その趣旨を損ねない範囲で適宜変更、改良可能であることはもちろんである。
本実施の形態に係るステアリングコラム装置の一部断面正面図である。 図1Aに示す実施の形態の変形例にかかる同様な断面図である。 図1Aの構成の矢印IIで示す部位を拡大して示す図である。 変形例にかかる図2と同様な図である。 別な変形例にかかる図であり、ボール11’とコイルスプリングCを凹部B内に収容している。 別な変形例にかかる図であり、ボール11’とコイルスプリングCを、抜け止めDを設けた凹部B内に収容している。
符号の説明
1 ブラケット
1a アーム
1b 長孔
1c 摩擦面
2 コラム本体
2a テレスコプレート
2b 長孔
2c 摩擦面
3 操作レバー
3a カム面
4 外カムプレート
4a カム面
5 間座
5a 摩擦面
5b 凹部
5b’ 貫通孔
6 内カムプレート
6a カム面
6b 摩擦面
6c 凹部
7 カム部材
7a カム面
8 カム部材
8a カム面
9 ボルト
10 ナット
11、11’ ボール
12 頭付きボルト
13 面押しプレート
B 凹部
C コイルスプリング
D 抜け止め
S ステアリングシャフト

Claims (4)

  1. ステアリングシャフトを、チルト方向及びテレスコ方向の少なくとも一方に対して調整可能に支持するステアリングコラム装置において、
    第1の摩擦面と、
    前記第1の摩擦面と接触することにより摩擦力を発生する第2の摩擦面と、
    前記第1の摩擦面と前記第2の摩擦面が近接する方向に、所定値以上の付勢力が付与されたときは前記摩擦面の間より退避するが、前記所定値未満の付勢力が付与されたときは前記摩擦面の間に介在し少なくとも一方の摩擦面に接触可能となる案内体と、を有することを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 前記案内体は前記摩擦面よりも低い摩擦係数を有することを特徴とする請求項1に記載のステアリングコラム装置。
  3. 前記案内体は弾性変形可能であって、前記第1の摩擦面と前記第2の摩擦面のうち少なくとも一方に形成された凹部内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリングコラム装置。
  4. 前記案内体は、一つの摩擦面に少なくとも3つ配置されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリングコラム装置。

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