[go: up one dir, main page]

JP2007042364A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007042364A
JP2007042364A JP2005223870A JP2005223870A JP2007042364A JP 2007042364 A JP2007042364 A JP 2007042364A JP 2005223870 A JP2005223870 A JP 2005223870A JP 2005223870 A JP2005223870 A JP 2005223870A JP 2007042364 A JP2007042364 A JP 2007042364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
black
pattern
electrode
conductive
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005223870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4976668B2 (ja
Inventor
Yohei Imai
洋平 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2005223870A priority Critical patent/JP4976668B2/ja
Publication of JP2007042364A publication Critical patent/JP2007042364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4976668B2 publication Critical patent/JP4976668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】効率良く製造できるプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】表示電極対310に、複数の透明電極311a,311b、これら透明電極311a,311bの端部に積層されたバス電極黒層313a,313bおよび主導電層314a,314bを設けている。バス電極黒層313a,313bをブラックパターン320と同質の材料にて形成し、その膜厚d2よりも大きな粒径d1を有した導電粒子315を層内部に設けている。このため、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの良好な導通を確保できる。バス電極黒層313a,313bおよびブラックパターン320を同一材料にて一括形成することが可能となり、効率良くプラズマディスプレイパネルを製造できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、放電空間を挟んで対向配置された一対の基板を備えたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法に関する。
一般的に、プラズマディスプレイパネルは、放電空間を介して互いに対向配置された一対のガラス基板である前面基板と背面基板とを備えている。前面基板の内面側には、放電ギャップを介して対向する複数の透明電極およびこれら透明電極の一端部に積層するバス電極を備えた複数の表示電極対、これら表示電極対間に設けられた複数のブラックストライプあるいはブラックマトリックス(以下、ブラックパターンと称す)、これら表示電極対およびブラックパターン上を覆う誘電体層および保護膜、などがそれぞれ設けられている。背面基板の内面側には、前面基板の表示電極と略直交する複数のアドレス電極、これらアドレス電極上を覆うアドレス電極保護層、このアドレス電極保護層上に設けられ放電空間を複数個の放電セルに区画するストライプ状または井桁状の隔壁、前記放電セル内部のそれぞれに充填された赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体層、などがそれぞれ設けられている。そして、これら複数個の放電セル内には希ガスなどの放電ガスが封入されており、それぞれの放電セル内で選択的に放電発光させることにより画像表示が可能とされている。
このような構造のプラズマディスプレイパネルにおいて、ブラックパターンは、絶縁性かつ可視光吸収性の材料にて形成され、外光反射を防止して画像のコントラストを高める。また、バス電極は、例えばAg(銀)を主成分とした金属材料にて直線状に形成され、透明電極へ低抵抗で電力供給する。
ここで、近年、画面のコントラストを更に向上させるために、バス電極を形成する際に、表示側となる下層(透明電極と接触する層)に導電性の黒色ペーストを印刷し、その上に導電性の銀ペーストの白層を印刷して、白黒二層構造のバス電極を形成することが行なわれている。
従来、このような白黒二層構造のバス電極を形成する際は、バス電極黒層およびブラックパターンのそれぞれに要求される電気的性質が異なるため、それぞれは別の材料にて別個の工程で形成されていた。そのため、準備するペースト組成物の数および工程数が多く、製造コストの増大および生産性の低下の大きな要因となっていた。
このような問題に際して、一連の露光・現像・焼成工程により、ブラックパターンとバス電極黒層を一括形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のものは、ブラックパターンとバス電極黒層に同じ絶縁性の黒色系光硬化性組成物を使用して、一連の露光・現像・焼成工程によってブラックパターンとバス電極黒層とを同時に形成し、この際、バス電極黒層を所定の厚さの薄膜状としている。そして、当該バス電極黒層上に導電性粒子を含有したバス電極白層を形成し、白黒二層構造のバス電極を構成するという構成が採用されている。ここで、バス電極黒層が導電性を有していなくても、バス電極黒層が薄膜状に形成されて透明電極とバス電極白層との間に挟持されていることにより、透明電極とバス電極白層との層間導通が確保されている。
特開2004−63247号公報(第5,6頁、図2参照)
しかしながら、上述した特許文献1のような構成では、バス電極黒層が薄膜状であることから外光反射が増え、画素間の黒層による遮光能力が弱まり画質が低下してしまうおそれがある。一方、画質を向上するためにバス電極黒層を厚く形成すると、透明電極とバス電極白層との層間導通において電気抵抗が大きくなり、電力損失が大きくなってしまうおそれがある、という問題が一例として挙げられる。これらのように、特性を損なうことなく良好にプラズマディスプレイパネルを製造できる構成が望まれている。
本発明は、上述したような問題点に鑑みて、効率良く製造できるプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、放電空間を介して対向配置された一対の基板、これら一対の基板のうち一方の基板の内面上に形成された複数の電極対、および、これら電極対間にそれぞれ形成された第1黒層を備えたプラズマディスプレイパネルであって、前記電極対は、前記一方の基板の内面上において放電ギャップを介して対向する複数の透明電極と、これら透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部に積層された第2黒層および主導電層を有したバス電極と、を備えて構成され、前記第2黒層は、前記第1黒層と同質の材料にて形成され、前記第2黒層の膜厚よりも大きな粒径を有した導電粒子を含んでいることを特徴としたプラズマディスプレイパネル。
請求項3に記載の発明は、放電空間を介して対向配置された一対の基板、これら一対の基板のうち一方の基板の内面上に放電ギャップを介して対向する状態に設けられた複数の透明電極をそれぞれ備えた複数の電極対、および、これら電極対間にそれぞれ形成された第1黒層を備えたプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記一方の基板の内面上に前記透明電極を形成する透明電極形成工程と、この透明電極形成工程の後に実施され、前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の前記放電ギャップ間に位置する複数の前記透明電極の互いに対向する端部同士間に亘って、所定の粒径を有した導電粒子を含んだ黒色ペーストを塗布して、黒色パターンを形成する黒色パターン形成工程と、この黒色パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターン上であって前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部に対応する部位に導電性ペーストを塗布して、導電性パターンを形成する導電性パターン形成工程と、この導電性パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターンおよび前記導電性パターンを焼成して、前記黒色パターンの両端側における前記導電性パターンと前記透明電極とに挟まれた部位にて前記導電粒子の前記粒径よりも小さな膜厚の第2黒層を構成させ、当該黒色パターンにおける当該両端の第2黒層にて挟まれた部位にて前記第1黒層を構成させ、前記導電性パターンにて前記主導電層を構成させ、前記第2黒層およびこの第2黒層に積層する前記主導電層にてバス電極を構成させ、前記放電ギャップを介して対向する前記複数の透明電極およびこれら透明電極に積層する前記バス電極にて前記電極対を構成させる焼成工程と、を実施することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法である。
請求項4に記載の発明は、放電空間を介して対向配置された一対の基板、これら一対の基板のうち一方の基板の内面上に放電ギャップを介して対向する状態に設けられた複数の透明電極をそれぞれ備えた複数の電極対、および、これら電極対間に形成された第1黒層を備えたプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記一方の基板の内面上に前記透明電極を形成する透明電極形成工程と、この透明電極形成工程の後に実施され、前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部上に所定の粒径を有した導電粒子を配設する粒子配設工程と、この粒子配設工程の後に実施され、前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の前記放電ギャップ間に位置する複数の前記透明電極の互いに対向する端部同士間に亘って、所定の粒径を有した導電粒子を含んだ黒色ペーストを塗布して、黒色パターンを形成する黒色パターン形成工程と、この黒色パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターン上であって前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部に対応する部位に導電性ペーストを塗布して、導電性パターンを形成する導電性パターン形成工程と、この導電性パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターンおよび前記導電性パターンを焼成して、前記黒色パターンの両端側における前記導電性パターンと前記透明電極とに挟まれた部位にて前記導電粒子の前記粒径よりも小さな膜厚の第2黒層を構成させ、当該黒色パターンにおける当該両端の第2黒層にて挟まれた部位にて前記第1黒層を構成させ、前記導電性パターンにて前記主導電層を構成させ、前記第2黒層およびこの第2黒層に積層する前記主導電層にてバス電極を構成させ、前記放電ギャップを介して対向する前記複数の透明電極およびこれら透明電極に積層する前記バス電極にて前記電極対を構成させる焼成工程と、を実施することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法である。
以下、本発明の一実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの内部構造を示した斜視図である。図2は、前面基板の要部を模式的に示した断面図である。図3は、前面基板の要部を模式的に示した平面図である。なお、本実施の形態では、井桁状の隔壁を備えたプラズマディスプレイパネルを例示するが、これに限らず、本発明はストライプ状などの隔壁を備えたプラズマディスプレイパネルについても適用できる。
〔プラズマディスプレイパネルの構成〕
本実施の形態において、図1に示すように、100はプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)であり、このPDP100は、例えば略平面長方形状に形成され、プラズマ放電による発光を利用して画像を表示する装置である。このPDP100は、画像表示領域を構成する放電空間Hを介して、互いに対向配置された一対の基板である背面基板200および前面基板300を備えている。これら背面基板200および前面基板300は、それぞれの外周縁部に図示しないシールフリットが設けられて封着され、封着された空間の内部が例えば6.7×10Pa(500Torr)程度の減圧状態とされるとともに、当該空間にはHe−Xe(ヘリウム−キセノン)系やNe−Xe(ネオン−キセノン)系の不活性ガスが充填されている。
背面基板200は、例えば板状ガラス材にて平面長方形状に形成されている。この背面基板200の内面上には、複数の直線状のアドレス電極210と、これらアドレス電極210上を覆うアドレス電極保護層220と、アドレス電極保護層220上に設けられ放電空間Hを複数個の放電セル231に区画する井桁状の隔壁230と、前記放電セル231内部に順に充填された赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体層(240R,240G,240B)と、などがそれぞれ設けられている。
具体的には、アドレス電極210は、例えばAl(アルミニウム)などにて形成され、背面基板200の長手方向に略直交して一定の間隔で配設されている。それぞれのアドレス電極210の一端はアドレス電極保護層220の外側に延出しており、これにより図示しないアドレス電極引出部が形成されている。そして、このアドレス電極引出部には図示しない列電極駆動部が電気的に接続され、列電極駆動部を適宜制御することにより、それぞれのアドレス電極210に電圧パルスが印加されるようになっている。
アドレス電極保護層220は、例えばガラスペーストなどにて形成され、背面基板200の内面上におけるアドレス電極引出部を除いた略全面に亘り設けられている。このアドレス電極保護層220は、パネル駆動時において、放電によるアドレス電極210の損耗を防止するとともに、駆動に必要な電荷を蓄積する誘電体層として機能する。なお、アドレス電極保護層220の外周縁部上には前述のシールフリットが設けられている。
隔壁230は、例えばアドレス電極保護層220と同一成分のガラスペーストにて形成され、アドレス電極保護層220上における外周縁部よりも内側、すなわち、放電空間Hと対応する部位に一体形成されている。この隔壁230は、その基端部から頂部までの高さがそれぞれ所定の高さ寸法に設定されており、背面基板200と前面基板300との間隙寸法を規定する。
蛍光体層(240R,240G,240B)は、それぞれの放電セル231で発生した紫外光により励起され、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の可視光を発光する。
前面基板300は、PDP100の表示面を構成し、例えば背面基板200と同一材料にて略同一形状に形成されている。この前面基板の内面上には、図1に示すように、アドレス電極210と略直交する状態で一定の間隔で配列された複数の表示電極対310と、これら表示電極対310間にそれぞれ設けられた第1黒層としての複数のブラックパターン320と、これら表示電極対310およびブラックパターン320上を覆う誘電体層330と、この誘電体層330を覆う保護層340と、などがそれぞれ設けられている。
具体的には、表示電極対310は、放電ギャップG(図2参照)を介して対向する複数対の透明電極311a,311bと、これら透明電極311a,311bの一端部に積層する一対の直線状のバス電極312a,312bとを備えて構成されている。
複数対の透明電極311a,311bは、それぞれITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜で略T字形状に形成されており、対向する背面基板200の所定の放電セル231に一対ずつ対応して設けられている。放電ギャップGは、図2および図3に示すように、一対の透明電極311a,311b間に形成された所定の幅寸法を有した間隙であり、この放電ギャップGにより一対の透明電極311a,311b間が電気的に遮断されている。
バス電極312a,312bは、図1に示すように、一対の透明電極311a,311bにおける放電ギャップG(図2参照)に対して反対側の端部にそれぞれ積層して設けられている。これらバス電極312a,312bのそれぞれの一端は、誘電体層330の外側に延出して、これにより図示しないバス電極引出部が形成されている。そして、このバス電極引出部には図示しない行電極駆動部が電気的に接続されており、この行電極駆動部を適宜制御することにより、それぞれの各透明電極311a,311bへと低抵抗で電圧パルスが印加されるようになっている。
このようなバス電極312a,312bは、図2に示すように、透明電極311a,311b上に積層して設けられた第2黒層としてのバス電極黒層313a,313bと、これらバス電極黒層313a,313bに積層して設けられた主導電層314a,314bとを備えた2層構造となっている。
バス電極黒層313a,313bは、例えば黒色無機顔料などの絶縁性かつ可視光吸収性の材料にて形成されており、後述する焼成工程において黒色パターン320P(図4参照)を焼成することにより形成される。そして、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極黒層313aとバス電極黒層313bとは、当該ブラックパターン320を含めて一連に形成されている。これらバス電極黒層313a,313bにて、前面基板300の外方から照射された可視光が吸収されるようになっている。
このようなバス電極黒層313a,313b中において、図2,3に示すように、複数の透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上には、例えばAgなどの導電性材料にて略球状に形成された導電粒子315がそれぞれ設けられている。これら導電粒子315の粒径d1は、最小でもバス電極黒層313a,313bの膜厚d2以上に設定され、最大でもブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aとバス電極312bとの間の距離d3より小さく設定されていることが好ましい(d2≦d1<d3)。すなわち、導電粒子315の粒径d1をバス電極黒層313a,313bの膜厚d2以上とすることにより、透明電極311a,311bとこれに対応する主導電層314a,314bとの電気的な接続が得られる。この状態において、バス電極黒層313a,313bは、膜厚方向のみに導電性を有し、かつ、膜厚方向に交差する方向には絶縁性を有した、いわゆる異方導電性を有した状態となっている。一方、導電粒子315の粒径d1を距離d3より小さく設定することにより、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aおよびバス電極312b間でのショートが発生しない。
主導電層314a,314bは、例えばAg(銀)を主成分とした金属材料にて形成され、後述する焼成工程において導電性パターン314P(図4参照)を焼成することにより形成される。これら主導電層314a,314bは、パネル駆動の際、主として透明電極311a,311bへの電力供給に寄与する。
複数のブラックパターン320は、バス電極黒層313a,313bと同質の材料にて、直線状に形成されている。このブラックパターン320にて、バス電極黒層313a,313bと同様に、前面基板300の外方から照射された可視光が吸収されるようになっている。
誘電体層330は、例えばガラスペーストなどにて形成され、背面基板200のアドレス電極保護層220と対向して設けられている。この誘電体層330は、パネル駆動時において、放電による表示電極対310の損耗を防止するとともに、駆動に必要な電荷を蓄積する。保護層340は、例えばMgO(酸化マグネシウム)などにて形成され、誘電体層330を保護する。
〔プラズマディスプレイパネルの製造方法〕
次に、上述した構成のPDP100の製造方法として、前面基板300の製造方法について図面に基づいて説明する。図4は、本実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するために前面基板を模式的に示した断面図であり、(A)は透明電極形成工程後の状態を示し、(B)は黒色パターン形成工程後の状態を示し、(C)は導電性パターン形成工程後の状態を示し、(D)は焼成工程後の状態を示したものである。
あらかじめ、前処理工程において、前面基板300の内面側を超音波洗浄処理や中性洗剤を用いた水洗処理などにより十分に洗浄しておく。そして、透明電極形成工程において、例えば、スパッタリング法などにより、前面基板300の内面側の全面に複数の透明電極311a,311bの材料となるITOなどの透明電極材料層を形成し、フォトリソグラフィ法などにより、図4(A)に示すように複数の透明電極311a,311bを形成する。
次に、黒色パターン形成工程において、黒色無機顔料などの絶縁性かつ可視光吸収性の黒色微粒子、および、所定の粒径d1を有した導電粒子315を樹脂に配合して混練し、黒色ペーストを調整しておく。そして、オフセット印刷法や、高精細スクリーン印刷法、高精細ディスペンサ塗布法などの塗布法により、調整した黒色ペーストを、透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の放電ギャップG間に位置する複数の透明電極311a,311bの互いに対向する端部同士間に亘って塗布して、図4(B)に示すように、黒色パターン320Pを形成する。この際、黒色パターン320Pにおける導電粒子315が、複数の透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上に少なくとも1粒以上配置されるように、黒色ペーストの調整段階において導電粒子315の密度を調整しておくことが好ましい。そして、導電粒子315は、ある程度粒子同士が離れた状態に分散して、黒色パターン320Pの膜厚方向と交差する方向に導通していない状態とされていることが好ましい。また、形成する黒色パターン320Pの膜厚は、焼成工程におけるパターンの収縮率を考慮して、適宜調整することが好ましい。すなわち、例えば、黒色パターン320Pの膜厚を導電粒子315の粒径d1と略等しいかそれよりも僅かに大きい値に調整してパターンを塗布する。これにより、焼成工程後には黒色パターン320Pが収縮して、導電粒子315の一部が黒色パターン320Pから突出し、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの確実な導通が得られるようになる。
この後、導電性パターン形成工程において、Agなどの導電性微粒子を樹脂に配合して混練した導電性ペーストを準備しておく。そして、オフセット印刷法や、高精細スクリーン印刷法、高精細ディスペンサ塗布法などの塗布法により、この導電性ペーストを、黒色パターン320P上であって、透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部に対応する部位に塗布して、図4(C)に示すように、導電性パターン314Pを形成する。この状態において、導電性パターン314Pと、黒色パターン320Pにおける導電粒子315とが接触していなくても、焼成工程を経てこれらパターンが収縮することにより、導電性パターン314Pと導電粒子315とが接触するのであれば問題はない。
さらにこの後、焼成工程において、これら黒色パターン320Pおよび導電性パターン314Pを焼成する。この結果、焼成後の黒色パターン320Pおよび導電性パターン314Pは、それぞれのパターンに含まれる樹脂成分が揮発して、焼成工程前と比較して膜厚が収縮する。これにより、図4(D)に示すように、黒色パターン320Pの両端側における導電性パターン314Pと透明電極311a,311bとに挟まれた部位にて、導電粒子315の粒径d1よりも小さな膜厚d2のバス電極黒層313a,313bが構成される。そして、当該黒色パターン320Pにおける当該両端のバス電極黒層313a,313bにて挟まれた部位にて、ブラックパターン320が構成される。また、それぞれの導電性パターン314Pにて主導電層314a,314bが構成され、バス電極黒層313a,313bと、このバス電極黒層313a,313bに積層する主導電層314a,314bとからなるバス電極312a,312bが構成される。そして、放電ギャップGを介して対向する複数の透明電極311a,311bと、これら透明電極311a,311bに積層するバス電極312a,312bとにて、表示電極対310が構成される。
そして、上記焼成工程の後工程として、表示電極対310およびブラックパターン320を被覆する状態に、前面基板300の内面上にダイコータなどによりガラスペーストを塗布して誘電体層330を形成し、さらに、この上にMgOなどによる保護層340を形成して、前面基板300が完成する。
〔プラズマディスプレイパネルの動作〕
上記のようにして製造した前面基板300を備えたPDP100の動作について説明する。前面基板300において、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの導通が確保されている。これにより、外光反射を防ぎ鮮明な画質を得るために、バス電極黒層313a,313bの膜厚d2を厚く形成したとしても、パネルの駆動において、表示電極対310から透明電極311a,311bへと低抵抗で電力が供給される。このため、PDP100全体の駆動に要する消費電力が低減される。
また、バス電極黒層313a,313bは所定の膜厚d2を有して、かつ、各表示電極対310間にはブラックパターン320が設けられている。これにより、前面基板300における放電セル231に対応する部位以外の部位が、殆ど可視光吸収性の黒層にて覆われることになり、前面基板300の外方からの可視光が充分に吸収され、パネル駆動時に、隣接する画素間における放電光同士が互いに干渉し合わない。
さらに、バス電極黒層313a,313bは、膜厚方向のみに導電性を有し、かつ、膜厚方向に交差する方向には絶縁性を有した、いわゆる異方導電性を有した状態となっている。また、ブラックパターン320においても膜厚方向に交差する方向には絶縁性が確保されている。これにより、パネル駆動時に、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aおよびバス電極312b間において、ショートが発生することがなく、所定の放電セル231が正確に点灯する。
〔プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法の作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、PDP100に、放電空間Hを介して対向配置された背面基板200および前面基板300と、前面基板300の内面上に形成された複数の表示電極対310と、これら表示電極対310間にそれぞれ形成されたブラックパターン320とを設けている。表示電極対310に、放電ギャップGを介して対向する複数の透明電極311a,311bと、これら透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部に積層されたバス電極黒層313a,313bおよび主導電層314a,314bを有したバス電極312a,312bと、を設けている。そして、バス電極黒層313a,313bを、ブラックパターン320と同質の材料にて形成し、その膜厚d2よりも大きな粒径d1を有した導電粒子315を層内部に設けている。
このため、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの良好な導通を確保できる。これにより、バス電極黒層313a,313bおよびブラックパターン320を同一材料にて一括形成することが可能となり、製造に使用する材料の種類および製造工程数を大幅に削減することができる。さらに、外光反射を防ぎ鮮明な画質を得るために、バス電極黒層313a,313bの膜厚d2を厚く形成したとしても、パネルの駆動において、表示電極対310から透明電極311a,311bへと低抵抗で電力を供給させることが可能となる。したがって、効率良くPDP100を製造することができるとともに、さらにPDP100の良好な画質特性および低消費電力性を得ることができる。
また、ブラックパターン320に、その膜厚方向と交差する方向に絶縁性を付与している。このため、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極黒層313aとバス電極黒層313bとを、当該ブラックパターン320を含めて一連に形成したとしても、パネル駆動時に、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aおよびバス電極312bの間において、ショートが発生してしまうことを防ぐことができる。これにより、所定の放電セル231を正確に点灯させることができ、かつ、一連に形成されたブラックパターン320およびバス電極黒層313a,313bにて外光反射を好適に防ぐことができる。したがって、PDP100の良好な表示特性を得ることができる。
そして、導電粒子315の粒径d1を、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aとバス電極312bとの間の距離d3よりも小さく設定している。このため、導電粒子315の存在により、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aおよびバス電極312b間で、ショートが発生することを防ぐことができる。
上記PDP100を製造する方法では、透明電極形成工程において、複数の透明電極311a,311bを形成する。そして、黒色パターン形成工程において、導電粒子315を含有した黒色ペーストを、透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の放電ギャップG間に位置する複数の透明電極311a,311bの互いに対向する端部同士間に亘って塗布して、黒色パターン320Pを形成する。さらに、導電性パターン形成工程において、導電性パターン314Pを形成し、その後の焼成工程にて、これら黒色パターン320Pおよび導電性パターン314Pを焼成する。
このため、従来、ブラックパターンとバス電極黒層とを別の材料にて別個の工程で形成していたものを、バス電極黒層313a,313bとブラックパターン320とを、同一の材料を用いて、一連のパターン塗布および焼成工程にて一括形成することができる。このため、製造に使用する材料の種類を削減でき、これとともに製造工程を大幅に削減することができるので、製造コストを低廉なものとすることができる。さらに、上記製造方法により、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの導通が確保された状態で、表示電極対310およびブラックパターン320が得られる。これにより、バス電極黒層313a,313bの膜厚d2によらず、バス電極312a,312bと透明電極311a,311bとの間の導電性が得られるようになるので、十分な低反射率、遮光性を有したバス電極黒層313a,313bが得られるとともに、透明電極311a,311bへ低抵抗で電力を供給することができる。したがって、好適な表示性および低消費電力性を確保しつつ、PDP100を効率良く製造できる。
また、黒色パターン形成工程において、黒色パターン320Pにおける導電粒子315が、複数の透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上に少なくとも1粒以上配置されるように、黒色ペーストの調整段階において導電粒子315の密度を調整しておく。このため、バス電極312a,312bと透明電極311a,311bとの間の確実な導電性を得ることができる。
そして、黒色パターン形成工程において、黒色ペーストの調整段階において導電粒子315の密度を調整しておくことにより、黒色パターン320Pにおいて導電粒子315をある程度粒子同士の間隔が空いた状態に分散させて、黒色パターン320Pの膜厚方向と交差する方向に導通していない状態としている。このため、バス電極黒層313a,313bを、膜厚方向のみに導電性を有し、かつ、膜厚方向に交差する方向には絶縁性を有した、いわゆる異方導電性を有した状態とすることができる。また、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aおよびバス電極312b間で、ショートが発生することを防ぐことができる。
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、前記実施の形態では、前述したように、井桁状の隔壁230を備えた構成を例示したが、これに限らず、本発明はストライプ状など、いずれの形状の隔壁を備えたプラズマディスプレイパネルにおいて使用することができる。
また、前記実施の形態では、複数の直線状の表示電極対310を並列して設ける構成を例示したが、これに限らず、表示電極対の形状は階段状に屈曲した形状などいずれのパターン形状でもよい。このような場合においても、前記実施の形態と同様の作用効果を奏する、すなわち、プラズマディスプレイパネルを効率良く製造できる。
そして、前記実施の形態では、透明電極311a,311bを略T字形状に形成する構成を例示したが、これに限らず、透明電極の形状は矩形状などいずれの形状としてもよい。このような場合においても、前記実施の形態と同様の作用効果を奏する、すなわち、プラズマディスプレイパネルを効率良く製造できる。
さらに、前記実施の形態では、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極黒層313aとバス電極黒層313bとを、当該ブラックパターン320を含めて一連に形成した構成を例示したが、これに限らない。すなわち、バス電極黒層313aと、ブラックパターン320と、バス電極黒層313bとのそれぞれの間に間隙が形成された構成としてもよい。このような構成の場合、前記実施の形態と同様に、バス電極黒層とブラックストライプとを同一材料にて一連のペースト塗布工程および焼成工程にて一括成形することができる。また、バス電極黒層とブラックストライプとが離間しているので、隣接するバス電極間でのショートの発生を確実に防ぐことができる。
また、前記実施の形態では、導電粒子315を略球状に形成するとしたが、これに限らず、たとえば、扁平球状や星型、立方体状など、透明電極311a,311bとこれに対応する主導電層314a,314bとの電気的な接続が確保できる形状であればいずれでも構わない。
そして、前記実施の形態では、前面基板300に表示電極対310およびブラックパターン320を形成する際、図4に示すように、透明電極形成工程と、黒色パターン形成工程と、導電性パターン形成工程と、焼成工程とを順に実施するものとしたが、これに限らない。すなわち、例えば、図5に示すように、黒色ペーストに導電粒子315を混入させずに、導電粒子315を設ける工程と、黒色ペーストを塗布する工程とに分離して実施する構成としてもよい。ここにおいて、図5は、前記実施の形態の変形例におけるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するための、前面基板を模式的に示した断面図であり、(A)は透明電極形成工程後の状態を示し、(B)は粒子配設工程後の状態を示し、(C)は黒色パターン形成工程後の状態を示し、(D)は導電性パターン形成工程後の状態を示し、(E)は焼成工程後の状態を示したものである。なお、図5に示すプラズマディスプレイパネルの製造方法は、図4に示した前記実施の形態のものと、黒色パターン形成工程(図4(B))についてのみ構成が異なるので、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
具体的に、図5に示すPDP100の製造方法では、透明電極形成工程により、前面基板300の内面側に複数の透明電極311a,311bを形成する(図5(A))。次に、粒子配設工程において、所定の粒径d1を有した導電粒子315を透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上に配設する(図5(B))。そして、導電粒子315を設置した後、黒色パターン形成工程において、黒色無機顔料などの絶縁性かつ可視光吸収性の黒色微粒子を樹脂に配合して混練した黒色ペーストを調整し、この黒色ペーストを、透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の放電ギャップG間に位置する複数の透明電極311a,311bの互いに対向する端部同士間に亘って塗布して、黒色パターン350Pを形成する(図5(C))。この後、導電性パターン形成工程において導電性パターン314Pを形成し(図5(D))、焼成工程において、これら黒色パターン350Pおよび導電性パターン314Pを焼成し、図5(E)に示す状態の前面基板300を得る。この場合も、焼成後の黒色パターン350Pおよび導電性パターン314Pは、それぞれのパターンに含まれる樹脂成分が揮発して焼成工程前と比較して膜厚が収縮するので、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの導通が確保される。
このようなプラズマディスプレイパネルの製造方法によれば、前記実施の形態と同様の効果を奏する、すなわち、効率良くPDP100を製造できる。また、当該方法にて製造されたプラズマディスプレイパネルにおいて、ブラックパターン320中には導電粒子315が含まれることがないので、ブラックパターン320を間に挟んで隣接するバス電極312aおよびバス電極312b間でショートが発生することを確実に防ぐことができ、これとともに図4に示した製造方法に比べて使用する導電粒子315の量を削減できる。さらに、各導電粒子315を、より確実に複数の透明電極311a,311bのそれぞれに接触させることができる。
〔実施の形態の作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、PDP100に、前面基板300の内面上に形成された複数の表示電極対310と、これら表示電極対310間にそれぞれ形成されたブラックパターン320とを設けている。そして、表示電極対310に、放電ギャップGを介して対向する複数の透明電極311a,311bと、これら透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部に積層されたバス電極黒層313a,313bおよび主導電層314a,314bを有したバス電極312a,312bと、を設けている。そして、バス電極黒層313a,313bを、ブラックパターン320と同質の材料にて形成し、その膜厚d2よりも大きな粒径d1を有した導電粒子315を層内部に設けている。このため、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの良好な導通を確保できる。これにより、バス電極黒層313a,313bおよびブラックパターン320を同一材料にて一括形成することが可能となり、製造に使用する材料の種類および製造工程数を大幅に削減することができる。さらに、外光反射を防ぎ鮮明な画質を得るために、バス電極黒層313a,313bの膜厚d2を厚く形成したとしても、パネルの駆動において、表示電極対310から透明電極311a,311bへと低抵抗で電力を供給させることが可能となる。したがって、PDP100の画質などの特性を損なうことなく、効率良くPDP100を製造することができる。
また、上記PDP100を製造する方法では、透明電極形成工程において、複数の透明電極311a,311bを形成する。そして、黒色パターン形成工程において、導電粒子315を含有した黒色ペーストを、透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の放電ギャップG間に位置する複数の透明電極311a,311bの互いに対向する端部同士間に亘って塗布して、黒色パターン320Pを形成する。さらに、導電性パターン形成工程において、導電性パターン314Pを形成し、その後の焼成工程にて、これら黒色パターン320Pおよび導電性パターン314Pを焼成する。このため、従来、ブラックパターンとバス電極黒層とを別の材料にて別個の工程で形成していたものを、バス電極黒層313a,313bとブラックパターン320とを、同一の材料を用いて、一連のパターン塗布および焼成工程にて一括形成することができる。また、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの導通が確保された状態で、表示電極対310およびブラックパターン320が得られる。これにより、十分な低反射率、遮光性を有したバス電極黒層313a,313bが得られるとともに、透明電極311a,311bへ低抵抗で電力を供給することができる。したがって、PDP100の画質などの特性を損なうことなく、効率良くPDP100を製造することができる。
さらに、上記PDP100を製造する他の方法では、透明電極形成工程において、複数の透明電極311a,311bを形成する。次に、粒子配設工程において、所定の粒径d1を有した導電粒子315を透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上に配設する。そして、黒色パターン形成工程において、黒色ペーストを透明電極311a,311bにおける放電ギャップGに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の放電ギャップG間に位置する複数の透明電極311a,311bの互いに対向する端部同士間に亘って塗布して、黒色パターン320Pを形成する。さらに、導電性パターン形成工程において、導電性パターン314Pを形成し、その後の焼成工程にて、これら黒色パターン320Pおよび導電性パターン314Pを焼成する。このため、従来、ブラックパターンとバス電極黒層とを別の材料にて別個の工程で形成していたものを、バス電極黒層313a,313bとブラックパターン320とを、同一の材料を用いて、一連のパターン塗布および焼成工程にて一括形成することができる。また、バス電極黒層313a,313b中に含まれた導電粒子315を介して、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとの導通が確保された状態で、表示電極対310およびブラックパターン320が得られる。これにより、十分な低反射率、遮光性を有したバス電極黒層313a,313bが得られるとともに、透明電極311a,311bへ低抵抗で電力を供給することができる。したがって、PDP100の画質などの特性を損なうことなく、効率良くPDP100を製造することができる。
本発明の一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの内部構造を示した斜視図である。 前記実施の形態における前面基板の要部を模式的に示した断面図である。 前記実施の形態における前面基板の要部を模式的に示した平面図である。 前記実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するために前面基板を模式的に示した断面図であり、(A)は透明電極形成工程後の状態を示し、(B)は黒色パターン形成工程後の状態を示し、(C)は導電性パターン形成工程後の状態を示し、(D)は焼成工程後の状態を示したものである。 前記実施の形態の変形例におけるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するために前面基板を模式的に示した断面図であり、(A)は透明電極形成工程後の状態を示し、(B)は粒子配設工程後の状態を示し、(C)は黒色パターン形成工程後の状態を示し、(D)は導電性パターン形成工程後の状態を示し、(E)は焼成工程後の状態を示したものである。
符号の説明
100…プラズマディスプレイパネル
200…背面基板
300…前面基板
310…表示電極対
311a,311b…透明電極
312a,312b…バス電極
313a,313b…バス電極黒層(第2黒層)
314a,314b…主導電層
314P…導電性パターン
315…導電粒子
320…ブラックパターン(第1黒層)
320P,350P…黒色パターン
d1…導電粒子の粒径
d2…バス電極黒層の膜厚
G…放電ギャップ
H…放電空間

Claims (4)

  1. 放電空間を介して対向配置された一対の基板、これら一対の基板のうち一方の基板の内面上に形成された複数の電極対、および、これら電極対間にそれぞれ形成された第1黒層を備えたプラズマディスプレイパネルであって、
    前記電極対は、
    前記一方の基板の内面上において放電ギャップを介して対向する複数の透明電極と、
    これら透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部に積層された第2黒層および主導電層を有したバス電極と、を備えて構成され、
    前記第2黒層は、前記第1黒層と同質の材料にて形成され、前記第2黒層の膜厚よりも大きな粒径を有した導電粒子を含んでいる
    ことを特徴としたプラズマディスプレイパネル。
  2. 請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記第1黒層は、膜厚方向と交差する方向に絶縁性を有している
    ことを特徴としたプラズマディスプレイパネル。
  3. 放電空間を介して対向配置された一対の基板、これら一対の基板のうち一方の基板の内面上に放電ギャップを介して対向する状態に設けられた複数の透明電極をそれぞれ備えた複数の電極対、および、これら電極対間にそれぞれ形成された第1黒層を備えたプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記一方の基板の内面上に前記透明電極を形成する透明電極形成工程と、
    この透明電極形成工程の後に実施され、前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の前記放電ギャップ間に位置する複数の前記透明電極の互いに対向する端部同士間に亘って、所定の粒径を有した導電粒子を含んだ黒色ペーストを塗布して、黒色パターンを形成する黒色パターン形成工程と、
    この黒色パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターン上であって前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部に対応する部位に導電性ペーストを塗布して、導電性パターンを形成する導電性パターン形成工程と、
    この導電性パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターンおよび前記導電性パターンを焼成して、前記黒色パターンの両端側における前記導電性パターンと前記透明電極とに挟まれた部位にて前記導電粒子の前記粒径よりも小さな膜厚の第2黒層を構成させ、当該黒色パターンにおける当該両端の第2黒層にて挟まれた部位にて前記第1黒層を構成させ、前記導電性パターンにて前記主導電層を構成させ、前記第2黒層およびこの第2黒層に積層する前記主導電層にてバス電極を構成させ、前記放電ギャップを介して対向する前記複数の透明電極およびこれら透明電極に積層する前記バス電極にて前記電極対を構成させる焼成工程と、を実施する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 放電空間を介して対向配置された一対の基板、これら一対の基板のうち一方の基板の内面上に放電ギャップを介して対向する状態に設けられた複数の透明電極をそれぞれ備えた複数の電極対、および、これら電極対間に形成された第1黒層を備えたプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記一方の基板の内面上に前記透明電極を形成する透明電極形成工程と、
    この透明電極形成工程の後に実施され、前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部上に所定の粒径を有した導電粒子を配設する粒子配設工程と、
    この粒子配設工程の後に実施され、前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部上、および、隣接する一対の前記放電ギャップ間に位置する複数の前記透明電極の互いに対向する端部同士間に亘って、所定の粒径を有した導電粒子を含んだ黒色ペーストを塗布して、黒色パターンを形成する黒色パターン形成工程と、
    この黒色パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターン上であって前記透明電極における前記放電ギャップに対して反対側の端部に対応する部位に導電性ペーストを塗布して、導電性パターンを形成する導電性パターン形成工程と、
    この導電性パターン形成工程の後に実施され、前記黒色パターンおよび前記導電性パターンを焼成して、前記黒色パターンの両端側における前記導電性パターンと前記透明電極とに挟まれた部位にて前記導電粒子の前記粒径よりも小さな膜厚の第2黒層を構成させ、当該黒色パターンにおける当該両端の第2黒層にて挟まれた部位にて前記第1黒層を構成させ、前記導電性パターンにて前記主導電層を構成させ、前記第2黒層およびこの第2黒層に積層する前記主導電層にてバス電極を構成させ、前記放電ギャップを介して対向する前記複数の透明電極およびこれら透明電極に積層する前記バス電極にて前記電極対を構成させる焼成工程と、を実施する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
JP2005223870A 2005-08-02 2005-08-02 プラズマディスプレイパネル Expired - Fee Related JP4976668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005223870A JP4976668B2 (ja) 2005-08-02 2005-08-02 プラズマディスプレイパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005223870A JP4976668B2 (ja) 2005-08-02 2005-08-02 プラズマディスプレイパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007042364A true JP2007042364A (ja) 2007-02-15
JP4976668B2 JP4976668B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=37800164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005223870A Expired - Fee Related JP4976668B2 (ja) 2005-08-02 2005-08-02 プラズマディスプレイパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4976668B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11329257A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Mitsubishi Electric Corp プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2001143626A (ja) * 1999-05-19 2001-05-25 Toray Ind Inc プラズマディスプレイパネル用部材およびプラズマディスプレイパネルならびにその製造方法
JP2002033198A (ja) * 2000-05-08 2002-01-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置及びその作製方法
JP2003151450A (ja) * 2001-11-05 2003-05-23 Lg Electronics Inc プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11329257A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Mitsubishi Electric Corp プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2001143626A (ja) * 1999-05-19 2001-05-25 Toray Ind Inc プラズマディスプレイパネル用部材およびプラズマディスプレイパネルならびにその製造方法
JP2002033198A (ja) * 2000-05-08 2002-01-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置及びその作製方法
JP2003151450A (ja) * 2001-11-05 2003-05-23 Lg Electronics Inc プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4976668B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7040947B2 (en) Method of forming electrode layers
US20050041001A1 (en) Plasma display panel and manufacturing method
JP2003288847A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP4276210B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4976668B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4894234B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2006318901A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4788304B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
CN101346794B (zh) 等离子显示面板
JP4375113B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
CN101160640B (zh) 等离子体显示面板
JP3555469B2 (ja) ガス放電型表示装置とその製造方法
US8247970B2 (en) Plasma display panel and method of manufacturing the same
WO2007023564A1 (ja) プラズマディスプレイパネルとその製造方法
JP2005166632A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP4428042B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2005116528A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2007184282A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4314983B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4830723B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
US7626335B2 (en) Plasma display panel(apparatus)
CN100485852C (zh) 等离子显示器的电极对结构
JPH11144627A (ja) 放電表示装置
JP2007311145A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法、および、プラズマディスプレイパネル
US20070158687A1 (en) Base substrate, method of separating the base substrate and plasma display panel using the same

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070814

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080709

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120413

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees