JP2006511614A - ナテグリニドの多形性形状 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ナテグリニドの固相化学に関する。
発明の背景
(−)−N−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキサンカルボニル)−D−フェニルアラニンとして知られているナテグリニドは、以下の構造及び特性を有する:
分子量 317.42
正確な質量 317.199093
組成 C71.89% H8.57% N4.41% O15.12%
「得られた湿った溶媒和物結晶(BS:冷却した溶液から)を、溶媒が消えるまで乾燥させる。このための温度は溶媒のタイプと数量に応じて異なることになるが、通常は、60℃より低く、好ましくは50℃低い。温度に下限はないが、[乾燥]は通常、経済上の理由で20℃以上で実施される。乾燥は有利には減圧下で行なわれる:工業的に達成可能な減圧下では、乾燥は短時間で完了することになる。低温での乾燥は、溶媒の事実上の消滅まで続行できるが、それを完全に清浄する必要はない。5重量%の程度までの溶媒が存在したとしても、それは結晶変態中に消滅することになるため、全く問題はない。乾燥した結晶を60〜110℃、好ましくは70〜100℃で加熱することにより、B形への結晶変態がもたらされる。結晶変態は通常、有利には0.5〜48時間以内で実施されるが、1〜24時間が最も好ましい。」
薬学的に有用な化合物の新しい多形性形状の発見は、薬学的製品の性能特性を改善する新しい機会を提供する。それは、製剤学者が、例えばターゲット放出プロフィール又はその他の所望の特徴をもつ薬物の薬学剤形を設計する上で利用できる材料のレパートリを拡大する。ナテグリニドの新しい多形性形状が、今発見されたのである。
本発明は、A、C、D、F、G、I、J、K、L、M、N、O、P、Q、T、U、V、Y、α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)、ε(イプシロン)、σ(シグマ)、θ(シータ)、及びΩ(オメガ)形と呼ばれるナテグリニドの26の結晶性形状を提供する。
1つの態様では、本発明は、A、C、D、F、G、I、J、K、L、M、N、O、P、Q、T、U、V、Y、α、β、γ、δ、ε、σ、θ及びΩ形と呼ばれるナテグリニド(「NTG」)の26個の結晶性形状を提供している。これらの結晶性形状は、なかでもそのXRPDパターン、DSCサーモグラフィー及びTGA分析によって特徴づけされる。同様に提供されているのは、B、E、H、S、及びZ形といったようなその他の多形性形状の調製プロセスである。
ナテグリニドのヘプタン溶媒和形状、θ形は、約7〜約8重量パーセントのヘプタンを有し、構造式NTG*1/4ヘプタンにより表わされている。
室温及び室内の圧力下での貯蔵も同様に、1つの形からもう1つの形への遷移をひき起こす可能性がある。A形は、約一日室温で貯蔵している間に、一部B形に転換する。同様に、同じ条件下で、Q形は、Y形(クロロホルムを含む)へと転換し、一方T形はE形へと転換する。
U形は、有機溶媒中でB形又はH形と攪拌することによって得ることができる。約1時間攪拌することは、U形を得るのに充分である。しかしながら、約5時間以上といったような付加的な攪拌は、δ形への遷移を結果としてもたらす可能性がある。U形は、好ましくは特定された比で、約−15℃〜約10℃という結晶化及びろ過温度での結晶化により得ることもできる。U形は一般に、約25℃〜約35℃の温度で開始し、その後約1時間未満で約0℃〜約10℃の温度まで冷却し(ただし約5℃が好ましい)、その後約1時間未満でろ過した場合に有利な作用を受ける。より高い溶媒対貧溶媒比がθ形に比べU形に有利に作用し得る。
表Xは、高い比率の酢酸エチルの使用に起因して、貧溶媒/溶媒系内の長時間の攪拌にも関わらず、B形からその他の形状への遷移を示していない。好ましくは、溶媒/貧溶媒混合物内でB形の攪拌を通してその他の形を得るために1:1という溶媒対貧溶媒比が使用される。
この実施形態においては広範囲の溶媒/貧溶媒比及び結晶化温度でU形を得ることができる。例えば、表XIは、約1〜約6の溶媒−貧溶媒比でかつ約0℃〜約30℃の最終結晶化温度でU形を得ることができるということを示している。いかなる理論によっても束縛されるわけではないが、特に長い結晶化段階の後の特定的にはδ形及びσ形といったその他の形状の存在は、これらの形状へのU形の遷移の可能性を指摘している。1時間後のB形及びU形の混合物の存在も同様に、B形が溶液から直ちに結晶化され得その後U形へ遷移し、このU形がそれ自体経時的にδ形又はσ形へと変化し得る可能性を指摘している。
下表は、溶媒:貧溶媒系からB形、H形、U形、Z形、δ形、θ形及びσ形を得るにあたっての指針を提供するものである:
酢酸エチル中のδ形の研和は、その他の多形形状のナテグリニドを結果としてもたらす可能性がある。酢酸エチル中約20〜約30℃の温度でδ形ナテグリニドを研和すると、U形が結果として得られ、一方約50℃といったようなより高い温度(40℃以上)での研和はB形を結果としてもたらす。
本発明のプロセスは、その他の多形形状と比べ、少なくとも約95%、より好ましくは少なくとも約98%(wt/wt)の純度でδ形及びB形を得ることを可能にする。これらの形状は、特にH形を含まずに生成され得る。
本発明のプロセスは同様に、ナテグリニドを合成する先行技術のプロセスの最終段階としても実践可能である。
沈殿を誘発するためにも、条件を変更することができる。沈殿を誘発するための好ましい方法は、溶媒の溶解度を低下させることである。溶媒の溶解度は例えば、溶媒を冷却させることによって低減させることができる。
ナテグリニドの新しい結晶性形状をもつ結晶、粉末集合体及び粗粉末から出発して既知の粒径減少方法により規定の粒度のナテグリニドを生成することができる。従来のサイズ削減の主たる作業は、原料材料の摩砕及び摩砕された材料のサイズ毎の選別である。
圧密された固体薬学組成物の患者の胃内での溶解速度は、組成物に崩壊剤を添加することによって加速させることができる。崩壊剤としては、アルギン酸、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム(例えばAc−Di−Sol(登録商標)、Primellose(登録商標))、コロイド二酸化ケイ素、クロスカルメローセナトリウム、クロスポビドン(例えばKollidon(登録商標)、Polyplasdone(登録商標))、グアールガム、マグネシウムケイ酸アルミニウム、メチルセルロース、微結晶性セルロース、ポラクリリンカリウム、粉末セルロース、糊化済澱粉、アルギン酸ナトリウム、グリコール酸澱粉ナトリウム(例えばExplotabe(登録商標))及び澱粉が含まれる。
外観を改善しかつ/又は製品及び単位投薬量レベルの患者による識別を容易にするため、任意の薬学的受容可能な着色料を用いて、固体及び液体組成物を着色することもできる。
液体薬学組成物は、液体担体中に溶解できない活性成分又はその他の賦形剤を組成物全体にわたり均等に分散させるため、乳化剤を含有することができる。本発明の液体組成物の中で有用であり得る乳化剤としては、例えばゼラチン、卵黄、カゼイン、コレステロール、アカシア、トラガカント、コンドラス、ペクチン、メチルセルロース、カルボマー、セトステアリルアルコール及びセチルアルコールが含まれる。
味を改善するために、ソルビトール、サッカリン、サッカリンナトリウム、スクロース、アスパルタム、フルクトース、マンニトール及び転化糖といった甘味剤を添加することもできる。
アルコール、安息香酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニゾール及びエチレンジアミン四酢酸といったような防腐剤及びキレート化剤を、貯蔵安定性を改善するべく摂取にとって安全なレベルで添加することが可能である。
使用すべき賦形剤及び量の選択は、この分野における標準的な手順及び参考研究作業を考慮し経験に基づいて、製剤学者により容易に決定され得る。
本発明の固体組成物には、粉末、粒状物、集合体及び圧密組成物が含まれる。投薬量には、経口、口腔内、直腸内、非経口(皮下、筋肉及び静脈内を含む)、吸入及び点眼投与に適した投薬量が含まれる。任意の与えられたケースにおける最も適切な投与は、治療対象の身体条件の性質及び重症度に左右されるものの、本発明の最も好ましい経路は経口である。投薬量は、単位剤形の形で適切に提示され、薬学技術において周知の方法のいずれかによって調製され得る。
本発明の剤形は、好ましくはハード又はソフトシェルのいずれかの内部に、好ましくは本発明の粉末化又は造粒された固体組成物といった組成物を収納するカプセルであり得る。該シェルは、ゼラチンで作られていてよく、グリセリン及びソルビトールといった可塑化剤及び不透明化剤又は着色剤を任意に含有することができる。
活性成分及び賦形剤は、当該技術分野で既知の方法に従って組成物及び剤形に製剤され得る。
打錠又はカプセル充填用の組成物は、湿式造粒により調製可能である。湿式造粒では、粉末形状の活性成分及び賦形剤の一部又は全てが配合され、次に、粉末を顆粒の形に凝集させる標準的には水といった液体の存在下でさらに混合される。粒状物は、スクリーニングされ、かつ/又は摩砕され、乾燥させられ、次に所望の粒度までスクリーニングされかつ/又は摩砕される。粒状物は次に打錠されてもよいし、又は、打錠に先立ち、流動促進剤及び/又は潤滑剤といったようなその他の賦形剤が添加されてもよい。
STARLIXの投薬量及び製剤を1つの指針として使用することができる。使用される投薬量は、約30〜約240mg、より好ましくは約60〜約120mgのナテグリニドである。好ましくはコーティング錠の形をした本発明の薬学組成物は、食事の約10分〜約1時間前に、好ましくは毎食約15分前に投与される。食事を省く場合には、該用量は摂取しない。薬学組成物は同じく、メタホルミンと組合せた形でも使用可能である。
X線粉末回析
X線粉末回析計、Scintag(登録商標)、可変角度計、Cu−管、固体検出器上で、X線回析を実施した。試料ホルダー:丸計ゼロ背景水晶板を伴う丸形標準アルミニウム試料ホルダー。
試料ホルダー上に試料を置きそのままの状態で即刻分析した。
走査パラメータ:範囲:2〜40度2θ、連続走査、速度:3度1分。
DSC:
DSC821eMettler Toledo(登録商標)、試料重量;3〜5mg、加速速度:10℃/分、るつぼ内の穴数;3.
TGA:
Mettier TG50(登録商標)試料重量;7〜15mg、加熱速度;10℃/分
FTIR:
Perkin-Elmer(登録商標),Spectrum One FTIR分光計、範囲;4000〜400cm-1、走査数;16、回転;4.0cm-1、DRIFT技術。
例1−この例は、1つの溶液からのさまざまな形状のナテグリニドの調製を示している。
ナテグリニド(5g)を三角フラスコ中に入れ、規定の温度まで加熱した。透明な溶液が得られるまで、溶媒を1−ml分量で添加した(一部のケースでは、溶媒を5ml分量で添加した)。150mlの溶媒を添加した後に透明な溶液が得られなかった場合、高温混合物をろ過した。
透明な溶液を室温で結晶化させた。結晶化が起こらなかった場合、又は貧弱であった場合、溶液を3℃で冷凍した。沈殿物をろ過で除去し(結晶化の温度に応じて5℃で又はRTで)、計量し、2つの等しい部分に分割した。1部分を減圧(20〜30mmHg)下で50℃で約3〜10時間一定の重量(±0.01g)まで乾燥させた。詳細は、表IVに提示されている。
表IV.単一の溶媒からのNTGの結晶化に関するデータ
溶媒略号:MeOH−メタノールEtOH−エタノール、n−PrOH−n−プロパノール、IPA−2−プロパノール、n−BuOH−n−ブタノール、EA−酢酸エチル、NM−ニトロメタン、DMF−N,N−ジメチルホルムアミド、DMA−N,N−ジメチルアセタミド、NMP−N−メチルピロリドン、MeCN−アセトニトリル、Ether−ジエチルエーテル、DME−ジメトキシエタン、DCM−ジクロロメタン、DCE−1,2−ジクロロエタン及びCTC−四塩化炭素
ナテグリニド(5g)の三角フラスコ中に入れた。撹拌可能な混合物を調製するために1ml分量で溶媒を添加した。フラスコを室温で磁気攪拌器で撹拌した。室温で固体をろ過し、計量し2つの等しい部分に分割した。1部分を20〜30mm/Hgの圧力下で55℃で、一定の重量に至るまで(±0.01g)乾燥させた。
詳細は、表V及びVIに提示されている。
ポリプロピレンの缶にナテグリニド(3.50g)を添加し、計量した。缶を、溶媒を収納したさらに大きいポリプロピレン容器の中に導入し、室温で貯蔵した。缶を容器から取り出し、計量した(W final)。缶の中味を2つの分量に分割した。1つの分量を55℃の温度及び20〜30mmHgの圧力で、一定の重量(±0.01g)に至るまで乾燥させた。詳細は、表VII内に提示されている。
透明溶液が得られるまで約15分にわたり約55℃で以下の溶媒中にナテグリニド(5g)を溶解させた。約55℃/20〜30mmHgでの蒸発により乾燥するまで溶媒を除去して乾燥ナテグリニドを得た。
表VIII−溶媒除去に関するデータ
室温でD−フェニルアラニン(PheOH,7.73g)を3.5%のNaOH(185ml、3.5当量)で処理して、対応するNa塩の透明な溶液を得た。室温で撹拌しながら3分間にわたり、以上で得たPhe−OHの溶液に対して、純粋なトランス−4−イソプロピルシクロヘキサンカルボニルクロリドの溶液(IPCHAC,9.02g,1.01当量)を添加した。漏斗中のIPCHACの残りをトルエン(1ml)で洗浄し、添加した。結果として得た混合物を1時間撹拌し、10%のHCl(32ml)で処理して、撹拌しながらpHを3に調整した。1時間混合物を撹拌し、ろ過した。固体を水(200ml)で洗浄し、充分吸い込んで33.3gの湿った生成物を得、これは、78℃/2.2mbarでの乾燥後重量が減った。検定98.4%,純度>99%,収量86%
三角フラスコ中に、ナテグリニド(5g)及び貧溶媒(20ml)を入れた。混合物を約15分にわたり約55℃で加熱し、その後、透明な溶液が得られるまで0.25〜1mlの分量で溶媒を添加した。透明な溶液を、室温で撹拌無く結晶化させた。
24時間後に結晶化が起こらなかった場合又は貧弱であった場合、溶液を3〜5℃で冷凍させた。沈殿物をろ過で除去して(結晶化温度に応じてRT又は5℃で)、B形を得た。減圧(20〜30mmHg)下で50℃で、湿潤材料を乾燥させて、乾燥したB形を得た。
L/S−液体/固体比(液体=溶媒+貧溶媒);f−記号R.T→3は、結晶化が室温で開始し、次に混合物を3℃まで冷却して沈殿を完了させたことを意味している。
(A)この例は、酢酸エチル−ヘプタン溶媒系からの結晶化によるナテグリニドデルタ形の調製を示している。
δ形ナテグリニドの調製
3.5%のNaOH溶液(370ml 3.5当量)に対し20℃で撹拌(230min-1)しながら、D−フェニルアラニン(15.44g)を全て一度に添加した。直ちに透明な溶液が形成した。反応溶液に対し5分間、純粋なトランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボキシクロリド(18.03g)を添加した。固体が形成し、温度は32℃まで上昇した。撹拌下で20℃で1時間混合物を撹拌した。15%のH2SO4(56.1g)を反応混合物に対し全て一度に添加し、pHを1〜2に調整した。混合物を1時間20℃で撹拌し、固体生成物をろ過で除去してろ塊−76gの湿潤生成物(水分65%)を得た。EA(200ml)中に生成物を溶解させ、水相を除去した。有機相を減圧下で50℃で濃縮させて、EA95mlを含有する104gの懸濁溶液を得た。溶液をろ過し、30分間高温ヘプタン(54℃,250ml)に添加した。当初形成した固体は、EA溶液を3分の2添加した後完全に溶解した。透明な溶液を25℃まで冷却させ、B−形でシーディングし、215回転min-1で撹拌しながら一晩結晶化させた。固体をろ過して除去し、ヘプタン(30ml)で洗浄した。ろ塊を60℃/20mbarで乾燥させて6.84gのδ−形を得た。収量33%。
35℃まで加熱した3.5%のNaOH溶液(370.12g,2.7当量)に対し撹拌(230min-1)しながら、D−フェニルアラニン(20.00g)を全て一度に添加した。直ちに透明な溶液が形成した。高温反応混合物に対し1分間、純粋なトランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボキシクロリド(23.3g)を全て一度に添加した。混濁溶液が形成し、温度は40℃まで上昇した。撹拌下で40〜43℃で20分間混合物を撹拌した。85%のH2SO4(11.94g)を反応混合物に対し全て一度に添加し、pHを1〜2に調整した。固体生成物をEA(140ml)で抽出した。高温有機抽出物を最初に温水(100ml)で、次に40℃の食塩水(25ml、30.0g)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム(3.05g)で1.5時間にわたり乾燥させた。有機溶液をPTFE0.45μmフィルタを通してろ過し、38℃まで加熱し、それに対して高温ヘプタン(40℃,125ml)を添加した。結果として得た透明溶液を45分間漸進的に13℃まで冷却し、B形をしたNTGをシーディングした。結晶化が開始した。次に、17分間5℃まで混合物を冷却し、16時間撹拌した。固体をろ過で除去し、ヘプタン−EA混合物(5;1,合計180ml)の低温(5℃)混合物で洗浄して36.49gの湿潤生成物(湿潤度42.5%)を得た。湿潤生成物を60℃/13mbarで乾燥させて、20.38gの生成物、δ形を、99.8%を上回る純度で得た。収量55%。
39℃まで加熱した3.5%のNaOH溶液(合計410.5g、2.99当量)に対し撹拌(150min-1)しながら、D−フェニルアラニン(20.02g)を全て一度に添加した。直ちに透明な溶液が形成した。反応混合物に対し全て一度に、純粋なトランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボキシクロリド(24.73g)を添加した。混合物(透明溶液)を、撹拌しながら44〜45℃で25分間撹拌した。酢酸エチル(140ml)とそれに続いてH2SO4の85%溶液(14.08g)を全て一度に、反応混合物に添加してpHを1〜2に調整した。高温有機層を分離し、30℃の水(100ml)で2回洗浄し、PTFE0.45μmフィルタを通してろ過した。透明溶液(141g)を46℃まで加熱し、これに対し150min-1で撹拌しながら高温ヘプタン(46℃,153ml)を添加した。透明溶液を漸進的に28℃まで冷却し、デルタ形をシーディングした。結晶化は24℃で発生した。混合物を24℃で30分間撹拌し、漸進的に5℃まで冷却し、一晩5℃で撹拌した。固体をろ過により除去し、低温(5℃)のヘプタン−EA 混合物(6:1,合計30ml)で洗浄して49.1gの湿潤生成物をデルタ形(湿潤度50%)で得た。湿潤生成物を24時間23℃/20mbarで乾燥させて、純度>99.8%でデルタ形で24.65gの生成物を得た。収量65%。
粗製ナテグリニド(50グラム)を酢酸エチル(200ml)及び水(2.5ml)の中に45℃で溶解させた。50℃の高温ヘプタン(260ml)を添加した。混合物をなお完全に溶解させた。混合物を30℃に冷却させ、δ形ナテグリニド(0.1グラム)をシーディングした。混合物を30分間撹拌し、次に2時間で10℃未満まで冷却した。混合物を一晩5〜10℃で撹拌し、次に真空でろ過した。湿潤生成物を酢酸エチル(100ml)ヘプタン混合物(比 1:3v/v)で洗浄した。湿潤生成物を、一晩50℃で真空オーブン内で乾燥させた。湿潤及び乾燥試料は両方共δ形であった。
約3%のヘプタン(wt/wt)を伴うデルタ形ナテグリニド(10グラム)を60℃で4時間流動層乾燥機の中で乾燥させた。酢酸エチルが検出限界下になった後、残留ヘプタンは1578ppmであった。乾燥生成物の多形形状はデルタである。
これらの手順に従って、一連の実験をさまざまなヘプタン/エチル比、液体/固体化、温度及びシーディングの下で実施した。結果は、表Xにまとめられている。
U形ナテグリニドの調製
3.5%のNaOH溶液(369.73ml,2.7当量)に対し20℃で撹拌(230回転min-1)しながら、D−フェニルアラニン(20.02g)を全て一度に添加した。直ちに透明な溶液が形成した。高温反応溶液に対し1分間、純粋なトランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボキシクロリド(23.9g)を添加した。固体が形成し、温度は32℃まで上昇した。撹拌下で20℃で40分間混合物を撹拌した。85%のH2SO4溶液(11.55g)を反応混合物に対し全て一度に添加し、pHを1〜2に調整した。固体生成物を55分間55℃でEA(150ml)で抽出した。高温有機抽出物を温水(100ml)で洗浄し、その後食塩水(40℃,50ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム(10g)で1.5時間にわたり乾燥させ、ろ過した。減圧下でEAの余剰分を除去し、〜54g(60ml)のEAを含有する溶液を86g得た。最終的にEA溶液をPTFE0.45μmのフィルタを通して、35℃まで加熱させた清浄な滴下漏斗内にろ過した。ヘプタン(320ml)を反応装置内に入れ、5℃まで冷却し、B形をシーディングした。撹拌下で低温ヘプタンに対し5分間、透明で高温のEA溶液を添加した。直ちに沈殿が起こり、固体を得た。混合物を2.5時間5℃で撹拌した。固体をろ過で除去し、低温(5℃)のヘプタン−EA混合物(4.5;1,合計〜120ml)で洗浄し、63.62gの湿潤生成物(湿潤度54%)を得た。60℃/10mbarでろ塊(62.4g)を乾燥させて、U形で〜0.6%のL,トランス異性体(その他の不純物<0.1%)を内含する28.6gの生成物を得た。収量77%。
U形ナテグリニドの試料(〜1g)を6グラム入りバイアルの中に導入し、100℃の油浴の中で8.5時間にわたり加熱した。バイアルを浴から抽出し、結果として得た試料は、XRPDによりU形を示した。
U形ナテグリニドの試料(〜0.5g)を1時間120°まで大気圧下で加熱した。結果として得た試料は、XRPDでU形を示した。
1時間大気圧でδ形ナテグリニドの試料(〜0.5g)を加熱した。結果として得た試料はXRPDによりB形を示した。
室温でイソプロパノール(15ml)中にデルタ形ナテグリニド(5グラム)を溶解させた。溶液を〜0℃まで冷却させた。水(6ml)を加えた。白色固体が突然沈殿した。固体を35℃まで加熱し、結果として完全な溶解をもたらした。溶液を〜7℃まで冷却し、生成物を沈殿させた。生成物を真空でろ過させた。XRPDは、オメガ形の存在を確認した。
例11の生成物を一晩真空オーブン内で50℃で乾燥させ、XRDにより分析した。オメガ形及びZ形の混合物を得た。
δ形ナテグリニド(5グラム)を2時間25℃で酢酸エチル(10ml)中で研和した。湿潤材料を真空下でろ過し、酢酸エチル(10ml)で洗浄した。湿潤生成物を一晩、真空オーブン内で50℃で乾燥させた。湿潤及び乾燥生成物はU形であった。
1時間50℃で酢酸エチル(10ml)中で、δ形ナテグリニド(5グラム)を研和した。混合物を20℃まで冷却し、1時間研和した。湿潤材料を真空でろ過し、酢酸エチル(10ml)で洗浄した。湿潤生成物を一晩、真空オーブン内で50℃で乾燥させた。湿潤及び乾燥生成物を、B形として得た。
B形ナテグリニドは同様に、イソプロパノールからのG形ナテグリニドの沈殿及びそれに続くG形からB形への転換によっても得ることができる。この実施形態においては、δ形ナテグリニドといったようなナテグリニドの1つの形状(約3%のLOD)が、約40〜約50℃の好ましい温度範囲内でIPA/H2O 混合物中に溶解させられる。好ましくは、溶媒混合物中のIPA濃度は約50%〜約70%(v/v)の範囲内にあり、溶媒混合物の体積はナテグリニドの単位重量あたり約5〜約20体積である。
溶解後に得られた溶液は好ましくはB形の結晶をシーディングするため約30℃の温度まで冷却される。シーディングされた溶液は好ましくは約30分から約3時間、シーディング温度で撹拌させられる。次に溶液を約0℃プラス/マイナス5℃まで好ましくは少なくとも約5時間冷却し、好ましくは少なくとも約30分間5℃で撹拌した。沈殿したナテグリニド結晶を回収し、約70〜約90℃の好ましい温度で減圧下で乾燥させて、B形ナテグリニドを得ることができる。
この実施形態では、結晶化の前に、出発材料を任意にIPA又はIPA/H2O 混合物(結晶化混合物と同じ溶媒比)中に溶解させ、その後続いて減圧下で蒸発させることができる。蒸発の後、IPA/H2O 混合物を反応装置内に補給して溶液を得る。蒸発後にB形ナテグリニドが得られる。
IPAを使用することにより、図64に例示されている通りの最終生成物中の不純物としてメチルエステルを除去することができる。
25℃でIPA(240ml)中にナテグリニド(40グラム)を溶解させた。溶液をろ過して不溶性材料を除去した。透明な溶液を50℃まで加熱し、5時間撹拌した。撹拌後、溶媒を減圧下で蒸発させた。XRDにより残渣をテストし、B形であることがわかった。
ナテグリニド(30グラム)を、反応装置内でIPA(150ml)中に溶解させた。ジャケット温度Tj=50℃で減圧下で溶媒を蒸発させた。反応装置にIPA(150ml)を供給することによって溶液を得、Tj=50℃で水(150ml)を補給した。透明な溶液を得、TR=29.4℃まで冷却し、B型結晶をシーディングした。シーディングした溶液をさらに3時間TR=29.4℃で撹拌し、その後、10時間TR=0℃まで冷却した。0℃で、結果として得たスラリーをさらに5時間(一晩)撹拌した。結晶を単離し、90℃で減圧下で乾燥させた。XRDにより湿潤結晶をテストし、G型であることがわかった。乾燥した結晶をXRDによりテストし、B型であることがわかった。
丸底フラスコ内でIPA(200ml)中にナテグリニド(20グラム)を溶解させ、溶媒を50℃の温度で減圧下で蒸発させた。IPA(200ml)と水(200ml)を丸底フラスコ内に補給して透明な溶液を得た。溶液を反応装置に移し、TR=28℃の温度まで冷却した。28℃で溶液にB型結晶をシーディングした。
さらに2時間、28℃でシーディングされた溶液を撹拌し、その後10時間5℃まで冷却した。5℃で、さらに4時間(一晩)溶液を撹拌した。生成物を単離し、減圧下で90℃で乾燥させた。XRDにより湿潤結晶をテストし、G型であることがわかった。乾燥結晶をXRDでテストし、B型であることがわかった。
約7時間約25℃で5体積の水中でδ形ナテグリニドを研和した。結晶を単離させ、90℃で減圧下で乾燥させた。
例(A): 湿潤な出発材料の研和
25℃で250mlの水中で、湿潤なδ形ナテグリニド(約37%のLOD)50グラムを研和した。4時間の研和の後、スラリーの試料を採取し、90℃で減圧下で乾燥させた。XRDにより湿潤結晶をテストし、δ型であることがわかった。XRDによって乾燥結晶をテストし、B型であることがわかった。7時間の研和後、生成物を単離し、90℃で減圧下で乾燥させた。湿潤結晶をXRDによりテストし、δ型であることがわかった。乾燥結晶をXRDによりテストし、B型であることがわかった。
乾燥したδ形ナテグリニド50グラムを25℃で水250ml中で研和した、4.5時間の研和後、スラリーの試料を採取し、90℃で減圧下で乾燥させた。XRDにより湿潤結晶をテストし、Z型であることがわかった。XRDによって乾燥結晶をテストし、B型であることがわかった。7.5時間の研和後、生成物を単離し、90℃で減圧下で乾燥させた。湿潤結晶をXRDによりテストし、E型であることがわかった。乾燥結晶をXRDによりテストし、B型であることがわかった。
例(A):アセトンからの結晶化
δ形ナテグリニド(50グラム)を42℃でアセトン(175ml)中に溶解させた。シーディングのため10℃まで透明な溶液を冷却した。B型結晶でのシーディングの後、シーディングされた溶液を10℃の温度でさらに3時間撹拌し、10時間〜10℃まで冷却し、一晩−10℃で撹拌した。結晶を単離し、90℃で乾燥させた。XRDにより湿潤結晶をテストし、U型であることがわかった。乾燥結晶をテストし、U型であることがわかった。
40℃で酢酸エチル(560ml)中でナテグリニド(20グラム)を溶解させた。不溶性物質を除去するために溶液をろ過した。減圧下で透明な溶液を蒸発させ、酢酸エチル(460ml)を蒸発させた(反応装置内の溶媒体積はナテグリニドの単位重量あたり5体積であった)。溶液を20℃まで冷却し、B型結晶をシーディングした。シーディングした溶液をさらに30分間20℃で撹拌し、1.5時間0℃まで冷却させ、さらに30分間0℃で撹拌した。結晶を単離し、30℃,50℃,90℃で減圧下で乾燥させた。XRDにより湿潤結晶をテストし、U型であることがわかた。乾燥結晶をXRDでテストし、U型であることがわかった。
60mmHgの真空下で60℃で、撹拌された反応装置(7〜10rpm)の中で、デルタ形ナテグリニド(40グラム(1.5%のヘプタン)を乾燥させた。6時間の乾燥後、材料の残留溶媒は、ヘプタン613ppmであった。乾燥させた材料の多形は、出発材料のように、デルタ形にとどまっていた。
25℃で酢酸エチル中にδ形ナテグリニドを溶解させた。溶媒を減圧下で、濁度が現われるまで蒸発させる。混濁溶液を0℃プラス/マイナス5℃まで1時間冷却し、1時間撹拌した。生成物を単離させ、減圧下で50℃で乾燥させた。
δ形ナテグリニド(12グラム)を25℃で酢酸エチル165ml中で溶解させた。濁度が現われるまで、溶媒を減圧下で蒸発させた。蒸発終了時点で、反応装置内の体積は90〜95mlであった。混合物を25℃から5℃まで1時間冷却し、1時間5℃で撹拌した。生成物を単離し、50℃で減圧下で乾燥させた。湿潤及び乾燥結晶の両方をXRD及びDSCによりテストし、B型であることがわかった。
Claims (205)
- B形結晶性ナテグリニドの調製プロセスにおいて、B形ナテグリニドを得るべくA、C、D、F、G、J、Q、T、α、β、δ、ε、θ及びΩ形から成るグループの中から選択されたナテグリニドの結晶性形状を加熱する段階を含んで成る、プロセス。
- ナテグリニドがα形である、請求項1に記載のプロセス。
- ナテグリニドがδ形である、請求項1に記載のプロセス。
- a) C5からC12までの炭化水素中のナテグリニドの懸濁液を調製する段階;
b) アルコール、エステル、ケトン又はそれらの混合物から成るグループの中から選択された溶媒を前記懸濁液に添加して溶液を得る段階;
c) 攪拌せずに溶液からB形ナテグリニドを結晶化させる段階;
c) B形ナテグリニドを回収する段階;
を含んで成る、B形ナテグリニドの調製プロセス。 - 炭化水素が、ヘプタン、ヘキサン、トルエン及びキシレンから成るグループの中から選択されている、請求項4に記載のプロセス。
- 溶媒が、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、n−プロパノール、アセトン及び酢酸エチルから成るグループの中から選択されている、請求項4に記載のプロセス。
- 結晶化が、シーディング及び冷却により実施される、請求項4に記載のプロセス。
- B形が、約15℃より高い結晶化温度で結晶化する、請求項4に記載のプロセス。
- 溶媒/炭化水素の組合せが酢酸エチル/ヘプタン又はヘキサンである、請求項4に記載のプロセス。
- a) 酢酸エチル及びC5〜C12の炭化水素の混合物の中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 前記溶液からB形ナテグリニドを結晶化させる段階;及び
c) B形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成るB形結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 結晶化段階が攪拌せずに実施される、請求項10に記載のプロセス。
- 結晶化が約15℃より高い温度で実施される、請求項10に記載のプロセス。
- B形ナテグリニドを得るのに充分な時間適切な温度でA形ナテグリニドを貯蔵する段階を含んで成る、B形ナテグリニドを調製するためのプロセス。
- a) エステル、ケトン、アミン、アミド、アルコール、ニトリルから成るグループの中から選択されている溶媒の中でナテグリニド溶液を調製する段階;及び
b) B形ナテグリニドを得るため前記溶媒を除去する段階を含んで成る、B形ナテグリニドの調製プロセス。 - 溶媒がアセトニトリル、アセトン、酢酸エチル及びイソプロピルアルコールから成るグループの中から選択されている、請求項14に記載のプロセス。
- 除去段階には、溶媒の蒸発を包含する、請求項14に記載のプロセス。
- 溶媒が約40℃から約70℃までの温度で蒸発させられる、請求項16に記載のプロセス。
- B形ナテグリニドを得るのに充分な時間、適切な温度で酢酸エチル中でδ形ナテグリニドを研和する段階を含んで成る、B形ナテグリニドの調製プロセス。
- 温度が少なくとも約40℃である、請求項18に記載のプロセス。
- a) 酢酸エチル中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) B形ナテグリニドを沈殿させるべく前記溶液を濃縮させる段階;及び
c) B形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成るB形ナテグリニドの調製プロセス。 - a) 水及びイソプロパノールの混合物中でナテグリニド溶液を調製する段階、
b) 前記溶液からB形ナテグリニドを結晶化させる段階、及び
c) B形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、B形ナテグリニドの調製プロセス。 - a) イソプロパノールと水の混合物中でナテグリニド溶液を調製する段階、
b) 約25℃から約35℃までの温度でB形ナテグリニドを前記溶液にシーディングする段階;
c) 前記溶液を攪拌する段階、
d) スラリーを得るために約マイナス5℃から約5℃の温度まで前記溶液を冷却する段階;
e) 前記スラリーを攪拌する段階;
f) 前記スラリーから固体を回収する段階;及び
g) 前記固体を加熱してB形ナテグリニドを得る段階、
を含んで成る、B形ナテグリニドの調製プロセス。 - 17.6、17.9及び19.6±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン、約131及び138℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィー及び、約1741、1726、1621、1600、1538、1211、1191cm-1にピークをもつFTIRスペクトルから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(L形)。
- 結晶性形状が、少なくとも約8時間約100℃の温度で加熱された時点で安定している、請求項23に記載の結晶性形状。
- 請求項23に記載のナテグリニドを得るのに充分な時間D、M及びN形状から成るグループの中から選択されたナテグリニドを加熱する段階を含んで成る、請求項23に記載のB形ナテグリニドの調製プロセス。
- 請求項23に記載のナテグリニドを得るのに充分な時間適切な温度でI形ナテグリニドを貯蔵する段階を含んで成る、請求項23に記載のナテグリニド調製プロセス。
- 4.0、4.6、13.4、13.9及び19.1±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン;約3309、1748、1589cm-1にピークをもつFTIRスペクトル;約106及び128℃に吸熱ピーク及び約113℃に発熱ピークから成るグループの中から選択されたデータを特徴とする、ナテグリニドの1つの結晶性形状(P形)。
- a) 請求項27に記載の結晶性形状を得るべくアセトン、ニトロメタン、及びアセトニトリルから成るグループの中から選択された溶媒中でナテグリニドを研和する段階、ただしニトロメタン中で研和されたナテグリニドがH形でないことを条件とする;及び
b) ナテグリニドの該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項27に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 適切な温度で充分な時間、イプシロン形ナテグリニドを加熱する段階を含んで成る、請求項27に記載のナテグリニド調製プロセス。
- S形ナテグリニドを得るのに充分な時間、K、I、及びα形から成るグループの中から選択されたナテグリニドを加熱する段階を含んで成る、S形ナテグリニドの調製プロセス。
- a) n−ブタノール又はジメチルホルムアミドの中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 前記溶液からナテグリニドを結晶化させる段階;
c) ナテグリニドを回収する段階;
d) S形を得るためにナテグリニドを加熱する段階、
を含んで成る、S形ナテグリニド調製プロセス。 - a) エステル、ケトン、アルコール及びその混合物から成るグループの中から選択された溶媒と貧溶媒の混合物の中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 溶液からU形ナテグリニドを結晶化させる段階;及び
c) U形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、U形SN調製プロセス。 - 前記貧溶媒がC5からC12までの炭化水素である、請求項32に記載のプロセス。
- 前記貧溶媒がヘプタンである、請求項33に記載のプロセス。
- 前記溶媒が、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、n−プロパノール、アセトン及び酢酸エチルから成るグループの中から選択されている、請求項32に記載のプロセス。
- 前記溶媒が酢酸エチルである、請求項35に記載のプロセス。
- 酢酸エチル対貧溶媒の比が約2:1〜約1:1(体積/体積)である、請求項36に記載のプロセス。
- 前記貧溶媒が酢酸エチルよりも約20℃〜約40℃低温である、請求項36に記載のプロセス。
- 前記貧溶媒が約0℃〜約10℃の温度を有し、酢酸エチルが約30℃〜約40℃の温度を有する、請求項38に記載のプロセス。
- U形は、約25℃以上の温度を有する溶液を調製し、その後約0℃〜約10℃の温度まで冷却してU形を結晶化させかつもう1つの形状に遷移する前にU形を回収することによって調製される、請求項32に記載のプロセス。
- a) U形ナテグリニドを自然発生的に沈殿させるべくヘプタンを保持する容器に対し酢酸エチル中のナテグリニド溶液を添加する段階であって、ヘプタンが溶液よりも低温である段階;及び
b) U形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、U形ナテグリニドの調製プロセス。 - U形ナテグリニドを得るのに充分な時間、適切な温度で酢酸エチル中でδ形ナテグリニドを研和する段階を含む、U形ナテグリニド調製プロセス。
- 温度が約20℃〜約30℃である、請求項42に記載のプロセス。
- a) 酢酸エチル又はアセトン中でナテグリニド溶液を調製する段階、
b) U形ナテグリニドを結晶化させるべくナテグリニドの結晶性形状を前記溶液にシーディングする段階、及び
c) U形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成るU形ナテグリニドの調製プロセス。 - 溶液にB形がシーディングされる、請求項44に記載のプロセス。
- 4.8、5.1、19.0、19.4、27.2、28.9及び31.2±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン、約129℃における吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィー及び、約3283、1711、1646、1420、1238cm-1にピークをもつFTIRスペクトルから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(α形)。
- 約8時間約60℃の温度まで加熱された時点で安定している、請求項46に記載の結晶性形状。
- a) 請求項46に記載の結晶性形状を得るべくメタノール、n−ブタノール及びエタノールから成るグループの中から選択された溶媒中でナテグリニドを研和する段階、ここで研和されたナテグリニドがH形ではないことを条件とする;及び
b) α形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、請求項46に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 研和したナテグリニドがU形である、請求項48に記載のプロセス。
- a) n−プロパノール、n−ブタノール、イソプロピルアルコール及びアセトニトリルから成るグループの中から選択された溶媒の中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 請求項46に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る請求項46に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。 - K形及びC形から成るグループの中から選択されたナテグリニドの1形状を、該結晶性形状を得るのに充分な時間加熱する段階を含んで成る、請求項46に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。
- メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン及びジメチルエタンから成るグループの中から選択された溶媒中でナテグリニドを研和する段階を含んで成るα形及びH形の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。
- 研和されたナテグリニドか結晶性形状U形である、請求項52に記載のプロセス。
- 5.6、14.5、18.2、18.9及び19.5±0.2度2θにピークを有するXRPDパターン;約3306、1729、1704、1275cm-1にピークをもつFTIRスペクトル;及び約100及び130℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(δ形)。
- 少なくとも約3ヶ月間、約40℃の温度及び約75%の相対湿度で安定している、請求項54に記載の結晶性形状。
- 約60℃の温度で少なくとも約8時間後に安定している、請求項54に記載の結晶性形状。
- 実質的にH形ナテグリニドを含まない、請求項54に記載の結晶性形状。
- 有機溶媒中で充分な時間無水ナテグリニドを攪拌する段階を含んで成り、ここで有機溶媒が酢酸エチル単独の溶媒以外であることを条件とする、請求項54に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。
- 無水ナテグリニドが、B形、H形、U形、及びθ形から成るグループの中から選択されている、請求項58に記載のプロセス。
- 攪拌が約マイナス15℃から約10℃までの温度で実施される、請求項58に記載のプロセス。
- 有機溶媒が、C5〜C12の炭化水素と酢酸エチルの混合物である、請求項58に記載のプロセス。
- 炭化水素がヘプタンである、請求項61に記載のプロセス。
- 請求項54に記載のナテグリニドを得るのに充分な時間、酢酸エチルとヘプタンの混合物中でU形ナテグリニドを攪拌する段階を含んで成る請求項54に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。
- a) 前記結晶性形状を得るべくジオキサン、クロロホルム及びテトラヒドロフランから成るグループの中から選択された溶媒の中でナテグリニドを研和する段階、ここでクロロホルム中で研和されたナテグリニドがH形でないことを条件とする及び
b) 結晶性形状を回収する段階
を含んで成る、請求項54の記載の結晶性ナテグリニド形状の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがU形である、請求項64に記載のプロセス。
- a) 酢酸エチルとヘプタンの混合物中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液を冷却し、固形物を沈殿させ、かくして混合物を形成させる段階;
c) 請求項54に記載の結晶性形状を得るのに充分な時間、前記混合物を攪拌する段階;及び
d) 前記混合物をろ過する段階、
を含んで成る、請求項54に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 流動床乾燥機で残留溶媒を除去する段階を含んで成る、残留溶媒を実質的に含まない請求項54に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- 該結晶性形状が、除去プロセスの後残留溶媒を約0.5重量%未満しか含有しない、請求項67に記載のプロセス。
- 請求項67に記載のプロセスによって調製される結晶性形状。
- 真空下で少なくとも約40℃の温度で攪拌しながら溶媒を除去する段階を含んで成る、残留溶媒を実質的に含まない請求項54に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- 約5.5、6.1、6.7、14.3±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン;約127℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィー;及び約3303、1705及び1640cm-1にピークをもつFTIRスペクトルから成るグループの中から選択されたデータを特徴とする、ナテグリニドの1つの結晶性形状(δ形)。
- δ形ナテグリニドを得るのに充分な時間有機溶媒中でB形又はU形ナテグリニドを攪拌する段階を含んで成る、請求項71に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- 前記有機溶媒が酢酸エチル及びC5からC12の脂肪族炭化水素の混合物である、請求項72に記載のプロセス。
- 前記炭化水素がヘプタンである、請求項73に記載のプロセス。
- 攪拌が約マイナス15℃から約10℃までの温度で実施される、請求項72に記載のプロセス。
- 6.6、7.5、13.1、16.5、17.4、及び21.1±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン;及び約66及び130℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とする、ナテグリニドの1つの結晶性形状(D形)。
- 固体状態のナテグリニドとエタノール蒸気を接触させる段階を含んで成り、ナテグリニドが該蒸気を吸収する、請求項76に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。
- 接触させられたナテグリニドがH形である、請求項77に記載のプロセス。
- a) エタノール中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 該溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項76に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - a) 請求項1の該結晶性形状を得るべくエタノール中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階;及び
b) 請求項76に記載の該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成り、ここで研和されたナテグリニドがU形ナテグリニドでないことを条件とする、請求項76に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがH形ナテグリニドである、請求項80に記載のプロセス。
- 適切な温度下で充分な時間T形ナテグリニドを貯蔵する段階を含んで成る、E形結晶性ナテグリニドの調製プロセス。
- a) トルエン及びエタノールの混合物中で溶液を調製する段階;
b) 前記溶液からE形ナテグリニドを結晶化させる段階;及び
c) E形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、E形結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - E形ナテグリニドを得るのに充分な時間水中でZ形又はデルタ形ナテグリニドを研和する段階を含んで成る、E形ナテグリニドの調製プロセス。
- 4.8、5.3、15.2、18.9及び19.6±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約53、103、及び128℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(F形)。
- a) n−プロパノール中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 該溶液から結晶性形状を結晶化する段階;及び
c) 前記結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項85に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - n−プロパノール中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階を含んで成る、請求項86に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。
- 14.4、15.3、19.3及び20.3±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約106及び127℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(G形)。
- a) イソプロピルアルコール中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 該溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項88に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - a) 請求項88の該結晶性形状を得るべくイソプロピルアルコール中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階;及び
b) 請求項88に記載の該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項88に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがH形である、請求項90に記載のプロセス。
- a) イソプロパノールと水の混合物の中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 約25℃から約35℃までの温度でB形ナテグリニドを溶液にシーディングする段階;
c) 溶液を攪拌する段階;
d) スラリーを得るために約マイナス5℃から約5℃の温度まで前記溶液を冷却する段階;
e) 前記スラリーを攪拌する段階;及び
f) 前記スラリーから請求項88に記載のナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、請求項88に記載のナテグリニド。 - 5.5、7.4及び16.8±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン、及び約46及び121℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータによって特徴づけされるナテグリニドの1つの結晶性形状(I形)。
- n−ブタノール中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階を含んで成り、ここで研和されたナテグリニドがU形でないことを条件とする、請求項93に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。
- 研和されたナテグリニドがH形である、請求項94に記載のプロセス。
- a) n−ブタノール中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項93に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 4.4、5.2、15.7及び16.6±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約106、126及び137℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータにより特徴づけされるナテグリニドの1つの結晶性形状(O形)。
- 約8時間約60℃の温度まで加熱された時点で安定している、請求項97に記載の結晶性形状。
- 結晶性形状を得るべく固体状態のナテグリニドとメタノール蒸気を接触させる段階を含んで成り、ナテグリニドが該蒸気を吸収する、請求項97に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- 接触させられたナテグリニドがH形である、請求項99に記載のプロセス。
- 7.2、7.9、8.3及び10.7±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約68、106、及び130℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーを特徴とする、ナテグリニドの1つの結晶性形状(T形)。
- a) 請求項101の該結晶性形状を得るべくメタノール中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階、ここで研和されたナテグリニドがU形でないことを条件とする;及び
b) T形ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、請求項101に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがH形である、請求項102に記載のプロセス。
- 構造式NTG・1/4MeOH(wt/wt)により表わされるメタノール溶媒和物の形をした結晶性ナテグリニド。
- O形ナテグリニドメタノール溶媒和物である、請求項104に記載の結晶性ナテグリニド。
- 約20重量%を上回るメタノールを含有することにより特徴づけされるメタノール溶媒和物の形をした結晶性ナテグリニド。
- T形ナテグリニドメタノール溶媒和物である、請求項106に記載の結晶性ナテグリニド。
- 構造式でNTG・3/2EtOH(wt/wt)により表わされるエタノール溶媒和物の形をした結晶性ナテグリニド。
- D形ナテグリニドエタノール溶媒和物である、請求項108に記載の結晶性形状。
- 結晶性ナテグリニドモノイパノレート。
- モノイパノレートがG形ナテグリニドである、請求項110に記載の結晶性ナテグリニド。
- n−ブタノール溶媒和物の形をした結晶性ナテグリニド。
- 結晶性形状がI形n−ブタノール溶媒和物である、請求項112に記載の結晶性ナテグリニド。
- n−プロパノール溶媒和物の形をした結晶性ナテグリニド。
- 溶媒和物が約16%〜約24%のn−プロパノールを含有している、請求項114に記載の結晶性ナテグリニド。
- 溶媒和物がF形n−プロパノール溶媒和物である、請求項114に記載の結晶性ナテグリニド。
- 5.2、8.2及び8.8±0.2度2θにおけるピークをもつXRPDパターンを有する固体状態でのナテグリニドの1つの結晶性形状(C形)。
- 図2に実質的に記述されているようなXRPDパターンを有する、請求項117に記載の結晶性形状。
- a) 請求項117に記載の結晶性形状を得るべくジメチルアセタミド中でナテグリニドの1結晶性形状を研和する段階;及び
b) 請求項117に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項117に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - a) ジメチルアセタミド中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項117に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 8.0、11.2、12.0、15.9、16.1、17.7及び28.1±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン、及び約49、105及び168℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータによって特徴づけされる固体状態でのナテグリニドの1つの結晶性形状(J形)。
- a) N−メチルピロリドン中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る請求項121に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - a) 請求項121に記載の結晶性形状を得るべくN−メチルピロリドン中でナテグリニドの1結晶性形状を研和する段階;及び
b) 請求項121に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項121に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 9.5、15.4、17.1及び21.1±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン、及び約79、105、145及び170℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とする固体状態でのナテグリニドの1つの結晶性形状(K形)。
- a) DMF中でナテグリニド溶液を調製する段階、
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る請求項124に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - a) 請求項124に記載の結晶性形状を得るべくDMF中でナテグリニドの1結晶性形状を研和する段階;及び
b) 前記結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項124に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 4.5、5.8、11.4及び16.4±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン、及び約81及び139℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(V形)。
- a) ジメチルエタン中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る請求項127に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - a) 請求項121に記載の結晶性形状を得るべくジメトキシエタン中でナテグリニドの1結晶性形状を研和する段階、ここで研和されたナテグリニドがU形でないことを条件とする;及び
b) 請求項127に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項127に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがH形である、請求項129に記載のプロセス。
- 4.6、9.4、13.9及び18.8±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約91及び100℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータによって特徴づけされる固体状態でのナテグリニドの1つの結晶性形状(β形)。
- J形結晶性ナテグリニドを加熱する段階を含んで成る、請求項131に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- N−メチルピロリドン中でのH形ナテグリニドの研和から得られた固体を加熱する段階を含んで成る、請求項131に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- 4.4、8.9、18.4、18.8及び19.5±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約93及び136℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(γ形)。
- Nメチルピロリドン中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和して得られた固体を加熱する段階を含んで成り、ここで研和されたナテグリニドがH形でないことを条件とする、請求項134に記載の結晶性形状の調製プロセス。
- 研和されたナテグリニドの結晶性形状がU形ナテグリニドである、請求項135に記載のプロセス。
- 4.2、13.0、13.6、14.3、16.2、16.7及び19.6±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約64、108及び129℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(ε形)。
- a) アセトン、アセトニトリル及びニトロメタンから成るグループの中から選択された溶媒の中でナテグリニド溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る請求項137に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 前記溶媒がニトロメタンである、請求項138に記載のプロセス。
- a) 請求項137に記載の結晶性形状を得るべくニトロメタン中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階、ここで研和された該結晶性形状がU形でないことを条件とする;及び
b) 請求項137に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項137に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 研和された結晶性形状がH形である、請求項140に記載のプロセス。
- ジメチルアセタミド溶媒和物である、ナテグリニドの1つの結晶性形状。
- C形ナテグリニドである、請求項142に記載の結晶性形状。
- n−メチルピロリドン溶媒和物である、ナテグリニドの1つの結晶性形状。
- J形ナテグリニドである、請求項144に記載の結晶性形状。
- ジメチルホルムアミド溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- K形ナテグリニドである、請求項146に記載の結晶性形状。
- ジメトキシエタン溶媒和物である、ナテグリニドのα1結晶性形状。
- V形ナテグリニドである、請求項148に記載の結晶性形状。
- N-メチルピロリドン溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- ガンマ形又はベータ形のナテグリニドである、請求項150に記載の結晶性形状。
- アセトン、アセトニトリル及びニトロメタンから成るグループの中から選択された溶媒の溶媒和物である、ナテグリニドの1つの結晶性形状。
- 溶媒がアセトン又はニトロメタンである、請求項152に記載の結晶性形状。
- イプシロン形ナテグリニドである、請求項152に記載の結晶性形状。
- 6.6、13.3、13.9、16.8、27.2及び28.0±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約70、98及び138℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(A形)。
- a) キシレン中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項155に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 16.2、16.4、17.0、17.8、18.6、19.4及び19.6±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約90、102及び128℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(M形)。
- a) 四塩化炭素中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項157に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。 - 5.3、5.5、8.9、9.9、20.4及び21.1±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約77、100、130及び137℃にもつピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(N形)。
- a) ジクロロエタン中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性ナテグリニドを結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、請求項159に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 5.1、5.6、16.2及び19.8±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン及び約102及び126℃に吸熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータによって特徴づけされるナテグリニドの1つの結晶性形状(Q形)。
- a) クロロホルム中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、請求項161に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。 - a) クロロホルム中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階、ここで研和されたナテグリニドがU形でないことを条件とする;及び
b) 請求項161に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項161に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがH形である、請求項163に記載のプロセス。
- a) 請求項161に記載の結晶性形状を得るべくジクロロエタン中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階;及び
b) 請求項161に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項161に記載の結晶性形状の調製プロセス。 - 該結晶性形状(Y形)が6.1、14.2、15.1及び18.7±0.2度2θにピークをもつXRPDパターンを有する、ナテグリニドの1つの結晶性形状。
- 図166に実質的に描かれている通りのXRPDパターンを有する、請求項166に記載の結晶性形状。
- 約8時間約60℃の温度まで加熱した時点で安定している、請求項166に記載のナテグリニドの結晶性形状。
- 結晶性形状を得るべく、固体状態のナテグリニドをジクロロメタンの蒸気と接触させる段階を含んで成り、接触させられたナテグリニドが蒸気を吸収する、請求項166に記載の結晶性形状のジクロロメタン溶媒和物の調製プロセス。
- a) 請求項166に記載の結晶性形状を得るべくジクロロメタン中でナテグリニドの1つの結晶性形状を研和する段階及び
b) 請求項166に記載の結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項166に記載の結晶性形状のジクロロメタン溶媒和物の調製プロセス。 - 研和されたナテグリニドがH形である、請求項170に記載のプロセス。
- a) ジクロロメタン中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項166に記載のナテグリニドの結晶性形状の調製プロセス。 - 請求項166に記載の結晶性形状を得るのに充分な時間適切な温度でQ形結晶性ナテグリニドを貯蔵する段階を含んで成る、請求項166に記載の結晶性形状のクロロホルム溶媒和物の調製プロセス。
- a) 水性溶媒中でナテグリニドのアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の溶液を調製する段階;
b) Z形ナテグリニドを沈殿させるべく前記前記溶液を酸性化する段階;及び
c) 前記結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、Z形結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 前記水性溶媒が、助溶媒を含まない水である、請求項174に記載のプロセス。
- 塩がカリウム又はナトリウムの塩である、請求項174に記載のプロセス。
- a) 酢酸エチル及びC5〜C12炭化水素の混合物の中でナテグリニド溶液を調製する段階、
b) 前記溶液からナテグリニドの該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 前記結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、Z形結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 前記炭化水素がヘプタンである、請求項177に記載のプロセス。
- ヘプタン対酢酸エチル比が約2〜約4(v/v)である、請求項178に記載のプロセス。
- Z形を得るのに充分な時間、水中でデルタ形ナテグリニドを研和する段階を含む、Z形ナテグリニドの調製プロセス。
- 4.8、7.8、15.5、17.7±0.2度2θにピークをもつXRPDパターン;及び約70℃、104℃、及び130℃に吸熱ピークと約115℃における発熱ピークをもつDSCサーモグラフィーから成るグループの中から選択されたデータを特徴とするナテグリニドの1つの結晶性形状(θ形)。
- a) メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン及び酢酸エチル及びヘプタンから成るグループの中から選択された溶媒の混合物中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) ナテグリニドの該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) ナテグリニドの結晶性形状を回収する段階、
を含んで成る、請求項181に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 結晶化が約0℃〜約10℃の温度で実施される、請求項182に記載のプロセス。
- 溶媒が酢酸エチルである、請求項182に記載のプロセス。
- キシレンの溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- A形ナテグリニドである、請求項185に記載の結晶性形状。
- 四塩化炭素の溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- M形ナテグリニドである、請求項187に記載の結晶性形状。
- ジクロロエタンの溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- N形ナテグリニドである、請求項189に記載の結晶性形状。
- クロロホルムの溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- Y形ナテグリニドである、請求項191に記載の結晶性形状。
- Q形ナテグリニドである、請求項191に記載の結晶性形状。
- ジクロロメタンの溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- Y形ナテグリニドである、請求項194に記載の結晶性形状。
- ヘプタンの溶媒和物である、ナテグリニドの結晶性形状。
- θ形ナテグリニドである、請求項196に記載の結晶性形状。
- 4.5、7.8、15.5、16.9、17.8、19.2、19.7±0.2度2θにピークをもつXRPDパターンを特徴とする、ナテグリニドの1つの結晶性形状(オメガ)。
- a) 水とイソプロパノールの混合物の中でナテグリニドの溶液を調製する段階;
b) 前記溶液から該結晶性形状を結晶化させる段階;及び
c) 該結晶性ナテグリニドを回収する段階、
を含んで成る、請求項198に記載の結晶性ナテグリニドの調製プロセス。 - 水対イソプロパノール比が約1/2〜約1/5(vol/vol)である、請求項199に記載のプロセス。
- 請求項198に記載の結晶性形状を加熱する段階を含んで成る、Z形ナテグリニドの調製プロセス。
- イソプロパノールと水の溶媒和形状である、ナテグリニドの結晶性形状。
- 約50%の水とイソプロパノール(LOD)を含有する、請求項202に記載の結晶性形状。
- A、C、D、F、G、I、J、K、M、N、O、Q及びT、V、Y、ガンマ、イプシロン、シータ、オメガから成るグループの中から選択されたナテグリニドの結晶性形状及び薬学的に受容可能な賦形剤を含んで成る、哺乳動物に投与するための薬学製剤。
- 哺乳動物に対して請求項204に記載の薬学製剤を投与する段階を含んで成る、哺乳動物の血中レベルの糖を低下させる方法。
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