JP2006307015A - 耐傷付性樹脂組成物、耐傷付性樹脂組成物の製造方法、及び成形品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐傷付性に優れた成形品を、低コストで与える耐傷付性樹脂組成物、耐傷付性樹脂組成物の製造方法、及び成形品を提供する。
【解決手段】 少なくとも(A)熱可塑性樹脂50〜90重量%、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム0〜25重量%、(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤5〜50重量%からなる耐傷付性樹脂組成物。
【選択図】 なし
【解決手段】 少なくとも(A)熱可塑性樹脂50〜90重量%、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム0〜25重量%、(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤5〜50重量%からなる耐傷付性樹脂組成物。
【選択図】 なし
Description
本発明は、新規な熱可塑性樹脂組成物、熱可塑性樹脂組成物の製造方法、及び成形品に関する。さらに詳しくは、耐傷付性に優れた成形品を与える熱可塑性樹脂組成物、熱可塑性樹脂組成物の製造方法、及び成形品に関する。
従来、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂、ABS樹脂に代表されるゴム強化スチレン系樹脂は、その優れた耐衝撃性、耐熱変形性、成形加工性、および良好な表面光沢を有する為、自動車用、家電機器用樹脂材料として各種の用途に使用されている。その一方で、樹脂表面が擦過されると容易に傷が付き易く、タルク等の充填剤が表面に現れて受傷部が白化する現象が見られる。このため、近年、自動車内装部品や家電部品等の分野では、高級感を求める志向のもとに、製品表面の耐傷付性に優れた樹脂材料に対するニーズが高まっている。
耐傷付性に優れた成形品を得る方法として、滑剤などを添加して表面抵抗を低減する方法や、樹脂成形品の表面に塗装を施すことで表面硬度を向上する方法などがあるが、滑剤を添加すると機械的強度などの物性の低下が見られ、塗装を施すと大幅なコスト上昇となる。
下記特許文献1には、コーティング組成物を鋳型内面に塗布し、加熱・乾燥させて薄膜を形成し、基材樹脂原料を注入して鋳込重合する方法が開示されている。しかし、基材原料と重合方法が限られる上に、コスト高は避けられなかった。
特開平1−004312号公報
本発明は、耐傷付性に優れた成形品を、低コストで与える耐傷付性樹脂組成物、耐傷付性樹脂組成物の製造方法、及び成形品を提供することにある。
本発明者らは、特定組成の熱可塑性樹脂組成物によって、上記目的を達成することを見出し、本発明に到達した。
即ち、第1に、本発明は耐傷付性樹脂組成物の発明であり、少なくとも(A)熱可塑性樹脂50〜90重量%、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム0〜25重量%、(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤5〜50重量%からなる。
樹脂成形物の表面が削られると、タルク等の無機充填剤が表面に現れ、周辺との無機充填剤の色差の影響で傷口が目立つ。本発明では、無機充填剤が塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングされているため、樹脂表面との色差を低減することができ、その結果、傷口が目立ち難くなる。
本発明において、塩素化ポリオレフィン系樹脂と無機充填剤の比率は広い範囲でコーティングでき、塩素化ポリオレフィン系樹脂が無機充填剤に対して0.1〜100重量%の割合でコーティングされていることが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の主成分である(A)熱可塑性樹脂樹脂としては、各種成形方法が適用可能な熱可塑性樹脂樹脂を広く用いることができる。この中で、耐傷付性が要求されており、自動車内装材や家電製品筐体に用いられているポリオレフィン樹脂またはアクリロニトリル−スチレン系共重合体樹脂が好ましく例示される。具体的には、ポリプロピレンまたはポリプロピレン系共重合体、ABS樹脂、AS樹脂などが好ましく例示される。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の任意成分である(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムとしては、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−ブテン共重合体ゴム、エチレン−オクテン共重合体ゴム、及びエチレン−プロピレン−共役ジエン共重合体ゴムから選択される1種以上が好ましく例示される。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の無機充填剤をコーティングする塩素化ポリオレフィン系樹脂としては、塩素化ポリエチレンが好ましく例示される。ここで、塩素化ポリエチレンの塩素含有量としては20〜50重量%が好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の無機充填剤としては、特に限定されず、各種樹脂の添加材として公知のものを用いることができる。この中で、タルクが好ましく例示される。
第2に、本発明は上記の耐傷付性樹脂組成物の製造方法の発明である。本発明では、上記(A)〜(C)、及び(C)を構成する(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂、(C−2)無機充填剤の混合順序は制限されず、これらを混合することによって、結果的に、(C−2)無機充填剤はC−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングされ樹脂組成物中で(C)を形成する。即ち、下記1)と2)の形態を取ることができる。
1)(A)熱可塑性樹脂、所望により(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂、及び(C−2)無機充填剤を一括して混合する。
2)予め(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂及び(C−2)無機充填剤を混合して(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤を用意し、該(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤、(A)熱可塑性樹脂、所望により(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混合する。
2)予め(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂及び(C−2)無機充填剤を混合して(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤を用意し、該(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤、(A)熱可塑性樹脂、所望により(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混合する。
なお、上記1)及び2)において、予め、(A)熱可塑性樹脂及び(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混合することも可能である。
第3に、本発明は上記の耐傷付性樹脂組成物が各種成形方法によって成形された成形品である。特に、上記の耐傷付性樹脂組成物が成形されて得られる自動車用内装成形品及び家電製品部品・筐体である。
本発明では、無機充填剤が塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングされているため、樹脂成形物の表面が削られても樹脂表面との色差を低減することができ、その結果、傷口が目立ち難くなる。本発明により得られる、耐傷付性に優れた成形品は、各種用途、例えば自動車内装部品、家電部品・筐体などに適する。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の主成分である(A)熱可塑性樹脂樹脂としては、各種成形可能な熱可塑性樹脂樹脂を広く用いることができる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びこれらの共重合体、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニール、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、液晶性ポリマー、フッ素樹脂、ポリアレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリイミド等の熱可塑性樹脂、及びこれらを2種以上ブレンドした材料を用いることが可能である。
これらの中で、耐傷付性が要求されており、自動車内装材や家電製品筐体に用いられているポリオレフィン樹脂またはアクリロニトリル−スチレン系共重合体樹脂が好ましく例示される。具体的には、ポリプロピレンまたはポリプロピレン系共重合体、ABS樹脂、AS樹脂などが好ましく例示される。
プロピレン系共重合体とは、プロピレンを主体とする単量体成分を重合して得られる重合体であり、プロピレンの含有量は、好ましくは、90〜100重量%であり、さらに好ましくは95〜100重量%である。
プロピレン系共重合体のプロピレンを主体とする単量体成分を重合して得られる重合体には、必要に応じて、エチレンおよび/または炭素数4〜12のα−オレフィンを共重合させることができ、エチレンおよび/または炭素数4〜12のα−オレフィンの含有量は、好ましくは0.1〜10重量%であり、さらに好ましくは0.1〜5重量%である。炭素数4〜12のα−オレフィンとしては、例えば、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン等が挙げられ、好ましくは1−ブテンである。
本発明に用いられるポリプロピレン系共重合体におけるプロピレン−エチレン共重合体におけるエチレンの含有量は、20〜50重量%であり、好ましくは30〜50重量%である。20重量%未満の場合、艶消し効果が不充分(ヘイズが低い)であり、50重量%を超えた場合、耐衝撃性が悪化することがある。
本発明に用いるグラフト共重合体(ABS樹脂)は、次のようなものをいう。ジエン系ゴム10〜70重量部の存在下に芳香族ビニル化合物、55〜85重量%、シアン化ビニル化合物、15〜45重量%及びこれらと共重合可能な他のビニル系化合物、0〜30重量%から成る単量体混合物30〜90重量部を共重合したグラフト共重合体を意味する。
ここでいうジエン系ゴムとは、ポリブタジエン(PBD)、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(SBR)等が挙げられる。上記のABSにおける芳香族ビニル化合物としては、スチレン(ST)、α−メチルスチレン、ρ−メチルスチレン等が例示され、これらの併用も可能である。又、シアン化ビニル化合物としては、アクリロニトリル(AN)、メタクリロニトリルなどが例示されるが、ANがより好ましい。芳香族ビニル化合物、及び、シアン化ビニル化合物と共重合可能なビニル系化合物としては、メチル(メタ)アクリレート、ブチルアクリレート等が例示される。
本発明の耐傷付性に優れた樹脂組成物を得るためには、ABS中の各成分の構成割合が上記の範囲にあることが好ましい。ABS中のジエン系ゴムの量が50重量部を越えると最終組成物の成形性が悪くなる。又、ABS成分中のゴムの量が10重量部未満では最終組成物の機械的物性、特に耐衝撃性が低くなる。又、ABS中でのマトリクス樹脂を形成する単量体混合物中の芳香族ビニル化合物の量が85重量%を越えるとABSの物性が低下し、一方シアン化ビニル化合物の量が45重量%を超えると樹脂組成物が不均一になり樹脂が着色しやすい。芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物と共重合し得る他のビニル単量体は30重量%以下にすることが必要である。30重量%を超えるとABSの物性、特に耐衝撃性や流動性が低下する。
ABSの製造方法としては公知の乳化重合法、塊状縣濁重合法あるいは溶液重合法が挙げられるが、特にゴムラテックスを用いる乳化重合法ABSが後のブレンド作業性が良いと言うことからより好ましい。
本発明に用いる共重合体(AS樹脂)とは次のようなものをいう。すなわち、芳香族ビニル化合物、55〜85重量%、シアン化ビニル化合物15〜45重量%及びこれらと共重合可能な他のビニル系化合物、0〜30重量%からなる単量体混合物を共重合したものである。
上記のAS樹脂における芳香族ビニル化合物としては、スチレン(ST)、α−メチルスチレン(AMS)、β−メチルスチレン等が例示され、これらの併用も可能である。又、シアン化ビニル化合物としては、アクリロニトリル(AN)、メタクリロニトリルなどが例示されるが、ANがより好ましい。芳香族ビニル化合物、及び、シアン化ビニル化合物と共重合可能なビニル系化合物としては、メチル(メタ)アクリレート、ブチルアクリレート等が例示される。
AS樹脂中の芳香族ビニル化合物が55重量%未満であるとASが脆くなり、又、85重量%を超えると樹脂の熱安定性が悪くなる。一方、シアン化ビニル化合物の量が15重量%未満であると、ASの耐薬品性が低く、又、45重量%を越えると成形性が悪くなる。又、第5成分単量体の量は、多くとも30重量%以下にすべきで、それ以上共重合させると流動性などが悪くなる。
又、ASの製造方法としては、乳化重合法、縣濁重合法、塊状重合法などがあるが、どの重合法で作られたものでも問題はない。
本発明で任意成分として用いられる(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムで使用される炭素数3〜20のα−オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン等が挙げられ、これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。好ましくはプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンであり、より好ましくは1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンである。
共重合体ゴムの密度は0.85〜0.885g/cm3であり、好ましくは0.85〜0.875g/cm3であり、より好ましくは0.85〜0.87g/cm3である。密度が0.885g/cm3を超えた場合、(A)熱可塑性樹脂に対する分散性が悪いことがあり、室温及び低温での衝撃強度が低くなることがある。
共重合体ゴムの190℃のMFRは、衝撃強度の観点から、通常、0.3〜30g/10分であり、好ましくは0.5〜20g/10分である。
共重合体ゴムの製造方法としては、特に制限されるものではなく、公知の重合触媒を用いて、公知の重合方法による製造方法が挙げられる。公知の重合触媒としては、例えば、バナジウム化合物、有機アルミニウム化合物およびハロゲン化エステル化合物からなるチーグラー・ナッタ触媒系や、チタン原子、ジルコニウム原子またはハフニウム原子に少なくとも1種以上のシクロペンタジエニルアニオン骨格を有する基が配位したメタロセン化合物とアルモキサンあるいはホウ素化合物とを組み合わせた触媒系、いわゆるメタロセン触媒系が挙げられる。公知の重合方法としては、例えば、炭化水素化合物のような不活性有機溶媒中でエチレンとα−オレフィンを共重合させる方法が挙げられる。
本発明で用いられる(C−1)塩素化ポリオレフィンは、耐候性、難燃性、耐薬品性などの諸特性が良好な柔軟性を有する高分子であり、結晶がないか、または結晶性が低いものはゴムとして、結晶性が高いものは熱可塑性エラストマーとして広く利用されている。また、これらの特長を活かして、他の機能性を賦与する配合物を組み合わせることにより、機能性材料としても多方面に利用されている。
本発明に用いられる塩素化ポリオレフィンの原料ポリオレフィンとしては、エチレンの単独重合体、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン−1等のα−オレフィンの単独重合体、エチレンとα−オレフィンの共重合体、2種以上のα−オレフィンの共重合体等が挙げられる。共重合体としてはランダムまたはブロックのいずれの共重合体であってもよく、原料ポリオレフィンの中でも、ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体が好ましく、より好ましくはポリエチレンである。
本発明の塩素化ポリオレフィンは、上記の原料ポリオレフィンを、均一法、水性懸濁法または気相法などの公知の方法を用いて塩素化して製造されるが、水性懸濁法により得られるものが好ましい。
塩素化ポリオレフィンは、1種単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。好ましい塩素化ポリオレフィンは、塩素化ポリエチレンであり、より好ましくは、水性懸濁法にて塩素化した塩素化ポリエチレンである。
本発明に用いられる塩素化ポリオレフィンの塩素含有量は、20〜50重量%であり、25〜45重量%が好ましく、30〜40重量%が好適である。塩素含有量が20重量%未満あるいは50重量%を超えると柔軟性が低下する傾向がある。
本発明で用いられる(C−2)無機充填剤としては、特に制限されるものではなく、例えば、タルク、マイカ、ワラスナイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸マグネシウム、クレー、アルミナ、シリカ、硫酸カルシウム、炭素繊維、ガラス繊維、金属繊維、けい砂、カーボンブラック、酸化チタン、水酸化マグネシウム、ゼオライト、モリブデン、けいそう土、セリサイト、シラス、水酸化カルシウム、亜硫酸カルシウム、硫酸ソーダ、ベントナイト、黒鉛等が挙げられる。衝撃強度、成形体の光沢や良好な外観を得るという観点から、好ましくは、タルクである。
(C)無機充填剤の平均粒径は限定されないが、小さいほうが本発明の目的に即する。タルクの場合、平均粒径1.5〜10μmが好ましい。
また、タルク等の充填剤は無処理のまま使用しても良く、熱可塑性樹脂との界面接着性を向上させ、熱可塑性樹脂に対する分散性を向上させるために、通常知られているシランカップリング剤、チタンカップリング剤や界面活性剤で表面を処理して使用しても良い。界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸塩類等が挙げられる。
本発明における(C−1)塩素化ポリオレフィン100重量部に対する無機充填剤の配合量は0.1〜100重量%であり、特に50〜100重量%が好適である。配合量が30重量%未満では半導電域までの特性が期待できず、一方、150重量%を超えると機械物性及び柔軟性が大きく低下してくるため好ましくない。
(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を(C−2)無機充填剤にコーティングする方法としては、下記1)〜4)がある。
1)無機充填剤へ塩素化ポリオレフィン系樹脂を直接にコーティングする。
2)無機充填剤や添加剤を樹脂へ混練する時に、同時に塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加しコーティングする。
3)射出成形などの成形時に、マスターバッチとして添加し、成形機内でコーティングする。
4)樹脂ペレットにまぶし外部添加剤として塩素化ポリオレフィン系樹脂を使用し、成形機内でコーティングする。
1)無機充填剤へ塩素化ポリオレフィン系樹脂を直接にコーティングする。
2)無機充填剤や添加剤を樹脂へ混練する時に、同時に塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加しコーティングする。
3)射出成形などの成形時に、マスターバッチとして添加し、成形機内でコーティングする。
4)樹脂ペレットにまぶし外部添加剤として塩素化ポリオレフィン系樹脂を使用し、成形機内でコーティングする。
塩素化ポリオレフィン系樹脂は容易に無機充填剤表面をコーティングするため、上記コーティング方法に限定されず、その他の方法も可能である。
各成分を分割して混合する具体的方法としては、特に制限されるものではないが、例えば、次の(1)〜(5)のような方法が挙げられる。
(1)(A)熱可塑性樹脂と(C−2)無機充填剤を混練した後、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加する方法。
(2)予め、(A)熱可塑性樹脂に(C−2)無機充填剤を高濃度に混練してマスターバッチとし、それを別途(A)熱可塑性樹脂や(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加しながら混練する方法。
(3)(A)熱可塑性樹脂と(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混練した後、(C−2)無機充填剤、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加し混練する方法。
(4)予め、(A)熱可塑性樹脂に(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを高濃度に混練してマスターバッチとし、それに(A)熱可塑性樹脂、(C−2)無機充填剤、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加し混練する方法。
(5)予め、(A)熱可塑性樹脂と(C−2)無機充填剤、(A)熱可塑性樹脂と(B)エチレンと炭素数4〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂をそれぞれ混練しておき、最後にそれらを合わせて混練する方法。
(1)(A)熱可塑性樹脂と(C−2)無機充填剤を混練した後、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加する方法。
(2)予め、(A)熱可塑性樹脂に(C−2)無機充填剤を高濃度に混練してマスターバッチとし、それを別途(A)熱可塑性樹脂や(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加しながら混練する方法。
(3)(A)熱可塑性樹脂と(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混練した後、(C−2)無機充填剤、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加し混練する方法。
(4)予め、(A)熱可塑性樹脂に(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを高濃度に混練してマスターバッチとし、それに(A)熱可塑性樹脂、(C−2)無機充填剤、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂を添加し混練する方法。
(5)予め、(A)熱可塑性樹脂と(C−2)無機充填剤、(A)熱可塑性樹脂と(B)エチレンと炭素数4〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂をそれぞれ混練しておき、最後にそれらを合わせて混練する方法。
本発明の樹脂組成物には、必要に応じて、可塑剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、塩素捕捉剤、離型剤、帯電防止剤、難撚剤、滑剤、着色剤、合成油、ワックス等の種々の添加剤を添加することができる。
滑剤としては、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、p−t−ブチルフェニルサリシレート、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、上記成分を配合、混練する公知の方法によって得られる。混練りは、バンバリーミキサー、押出機又はこれらの組み合わせにより、所定の温度で、樹脂が可塑化するまで行えば良い。
このようにして得られた樹脂組成物は、直接射出成形しても良く、一旦ペレット化し、所望の形態に射出成形しても良い。
以下、本発明の実施例を示して具体的に説明する。しかしながら本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお例中の部及び%は全て重量基準である。
[実施例1]
(A)プロピレン単独重合体58重量%、(B)オレフィン系ゴム22重量%、および(C−2)無機充填剤としてタルク20重量%を含む射出成形用熱可塑性樹脂組成物をベース材として、これに(C−1)塩素化ポリエチレン(デュポン・ダウエラストマー社製「タイリン3611P」)0.2重量%を2軸押出機で混練した。これらの材料でA4サイズの皮シボ有りの平板を射出成形した。ここで、(C−2)無機充填剤(タルク)に対する(C−1)塩素化ポリエチレン比率は1重量%である。
(A)プロピレン単独重合体58重量%、(B)オレフィン系ゴム22重量%、および(C−2)無機充填剤としてタルク20重量%を含む射出成形用熱可塑性樹脂組成物をベース材として、これに(C−1)塩素化ポリエチレン(デュポン・ダウエラストマー社製「タイリン3611P」)0.2重量%を2軸押出機で混練した。これらの材料でA4サイズの皮シボ有りの平板を射出成形した。ここで、(C−2)無機充填剤(タルク)に対する(C−1)塩素化ポリエチレン比率は1重量%である。
[実施例2〜4]
(C−1)塩素化ポリエチレンの量や品名を変えて実施例1と同様に成形を行なった。
(C−1)塩素化ポリエチレンの量や品名を変えて実施例1と同様に成形を行なった。
[比較例]
(C−1)塩素化ポリエチレンを用いず、ベース材自体を実施例1と同様に成形した。
下記表1に各実施例及び比較例の組成を示す。
(C−1)塩素化ポリエチレンを用いず、ベース材自体を実施例1と同様に成形した。
下記表1に各実施例及び比較例の組成を示す。
得られた射出成形平板をテーパースクラッチ試験で傷付性を評価した。受傷レベルは以下の5段階とした。結果を表2にしめす。
5級:全く受傷が認められない。
4級:わずかに受傷が認められるが、ほとんど目立たない。
3級:明らかに受傷が認められるが目立ちが少ない。
2級:受傷がやや著しい。
1級:受傷がかなり著しい。
5級:全く受傷が認められない。
4級:わずかに受傷が認められるが、ほとんど目立たない。
3級:明らかに受傷が認められるが目立ちが少ない。
2級:受傷がやや著しい。
1級:受傷がかなり著しい。
表2の結果より、無機充填剤(タルク)を塩素化ポリエチレンでコーティングした本発明の実施例では、全て4級以上の耐傷付性能を示した。これに対して、塩素化ポリエチレンを添加しない比較例では、強い圧力でスクラッチすると受傷が目立った。
本発明により、耐傷付性に優れた成形品が低コストで得られる。自動車内装部品、家電部品・筐体などに適する。
Claims (14)
- 少なくとも(A)熱可塑性樹脂50〜90重量%、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム0〜25重量%、(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤5〜50重量%からなる耐傷付性樹脂組成物。
- 前記塩素化ポリオレフィン系樹脂が、前記無機充填剤に対して0.1〜100重量%の割合でコーティングされていることを特徴とする請求項1に記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 前記(A)熱可塑性樹脂樹脂が、ポリオレフィン樹脂またはアクリロニトリル−スチレン系共重合体樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 前記(A)ポリオレフィン樹脂が、ポリプロピレンまたはポリプロピレン系共重合体であることを特徴とする請求項3に記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 前記(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムが、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−ブテン共重合体ゴム、エチレン−オクテン共重合体ゴム、及びエチレン−プロピレン−共役ジエン共重合体ゴムから選択される1種以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 前記塩素化ポリオレフィン系樹脂が塩素化ポリエチレンであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 前記塩素化ポリエチレンの塩素含有量が20〜50重量%であることを特徴とする請求項6に記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 前記無機充填剤がタルクであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の耐傷付性樹脂組成物。
- 少なくとも(A)熱可塑性樹脂50〜90重量%、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム0〜25重量%、(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤5〜50重量%からなる耐傷付性樹脂組成物の製造方法であって、これら(A)熱可塑性樹脂、所望により(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム、(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂、及び(C−2)無機充填剤を一括して混合することを特徴とする耐傷付性樹脂組成物の製造方法。
- 少なくとも(A)熱可塑性樹脂50〜90重量%、(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴム0〜25重量%、(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤5〜50重量%からなる耐傷付性樹脂組成物の製造方法であって、予め(C−1)塩素化ポリオレフィン系樹脂及び(C−2)無機充填剤を混合して(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤を用意し、該(C)表面を塩素化ポリオレフィン系樹脂でコーティングした無機充填剤、(A)熱可塑性樹脂、所望により(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混合することを特徴とする耐傷付性樹脂組成物の製造方法。
- 予め、(A)熱可塑性樹脂及び(B)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体ゴムを混合することを特徴とする請求項9または10に記載の耐傷付性樹脂組成物の製造方法。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の耐傷付性樹脂組成物を成形して得られる成形品。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の耐傷付性樹脂組成物を成形して得られる自動車用内装成形品。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の耐傷付性樹脂組成物を成形して得られる家電製品部品・筐体。
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