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JP2006350161A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006350161A JP2005178911A JP2005178911A JP2006350161A JP 2006350161 A JP2006350161 A JP 2006350161A JP 2005178911 A JP2005178911 A JP 2005178911A JP 2005178911 A JP2005178911 A JP 2005178911A JP 2006350161 A JP2006350161 A JP 2006350161A
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竜利 山田
Yoshihiko Yoshizaki
好彦 吉崎
Kazuo Okunishi
一雄 奥西
Atsushi Kawai
敦 河合
Takeo Mae
豪郎 前
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract


【課題】中間転写部材表面上のトナー像を記録媒体に2次転写する画像形成装置において、中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写するための2次転写部材のクリーニングを、像担持体等の消耗品の短命化を抑制して行う。
【解決手段】画像形成装置のプリント動作において、記録媒体Sが中間転写部材4と2次転写部材5とのニップ部Nに突入する前の時間帯で、2次転写部材5に転写電圧とは逆極性のクリーニング用逆極性電圧を時間T1印加し、その後、転写電圧と同極性のクリーニング用同極性電圧を時間T2印加するクリーニング電圧印加処理を少なくとも一回実施し、その後、記録媒体Sが中間転写部材4と2次転写部材5とのニップ部Nへ突入するまで、2次転写部材5に転写電圧とは逆極性の電圧を印加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置、特に、像担持体上に形成されるトナー像を、走行する中間転写部材表面上に1次転写し、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写する画像形成装置に関する。
像担持体上に形成されるトナー像を、走行する中間転写部材表面上に1次転写し、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写するタイプの画像形成装置としては、代表例として、いわゆる4サイクル型のカラー画像形成装置やタンデム型のカラー画像形成装置を挙げることができる。
4サイクル型のカラー画像形成装置では、感光体ドラム或いは感光体ベルトのような像担持体に対してイエロー現像装置、マゼンタ現像装置、シアン現像装置及びブラック現像装置が、例えばこの順序で臨設されているとともに、画像露光装置や中間転写部材(一般的には回転駆動され、表面が走行する無端の中間転写ベルト)も臨設されている。
このような4サイクル型のカラー画像形成装置において、4色の現像装置全部を用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、像担持体上に画像露光装置からイエロー色のための静電潜像が形成され、これがイエロー現像装置により現像されてイエロートナー像が形成され、該イエロートナー像が像担持体から中間転写部材上に1次転写される。さらに、イエロートナー像の形成にひき続いて、同様にしてマゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像が順次形成され、これらが、中間転写部材表面上に順次重ねて1次転写される。このように中間転写部材上に1次転写された多重トナー像は、2次転写部材により記録媒体上に2次転写され、該記録媒体に定着される。
タンデム型のカラー画像形成装置では、中間転写部材(一般的には回転駆動され、表面が走行する無端の中間転写ベルト)に沿って、イエロー画像形成部、マゼンタ画像形成部、シアン画像形成部及びブラック画像形成部が、例えばこの順序で配置されており、各画像形成部には、感光体のような像担持体、各色用の画像露光装置及び各色用の現像装置等が含まれている。
このようなタンデム型カラー画像形成装置において、4色の画像形成部の全部を用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、イエロー画像形成部ではイエロートナー像が形成されて中間転写部材上に1次転写され、マゼンタ画像形成部ではマゼンタトナー像が形成されて、イエロートナー像に重なるように中間転写部材に1次転写され、同様にしてシアン画像形成部によりシアントナー像が、ブラック画像形成部によりブラックトナー像がそれぞれ形成され、中間転写部材上に、先行するトナー像に重ねて1次転写される。このように中間転写部材上に1次転写された多重トナー像は、2次転写部材により記録媒体上に2次転写され、該記録媒体に定着される。
このように中間転写部材表面上にトナー像を形成して、これを2次転写部材により記録媒体上に2次転写する画像形成装置における2次転写部材としては、ローラ形態等の回転部材であって、記録媒体をその裏面側から中間転写部材へ押圧し、中間転写部材とともに該記録媒体を搬送するものが広く採用されている。
また、かかる2次転写部材を用いて中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写するにあたっては、2次転写部材に転写電圧(トナー像におけるトナーの正規の帯電極性とは逆極性の転写電圧)が印加される。
ところで、このように、中間転写部材表面上にトナー像を形成して、これを2次転写部材により記録媒体に2次転写する画像形成装置においては、トナー像の2次転写処理時以外のときに、2次転写部材表面が直接中間転写部材表面に接触することになる。2次転写後、中間転写部材表面に残留していることがある転写残トナーは、通常、クリーニング装置により除去されるのであるが、それでもなお、2次転写部材が直接接触する中間転写部材表面部分にトナーが付着していることがある。かかるトナーは、2次転写部材表面に転移し、次に記録媒体にトナー像を2次転写するために該2次転写部材が記録媒体の裏面に接触したとき、該記録媒体裏面を汚してしまう。
この点、例えば、特許第2687786号公報は、表面にトナー像が形成されるトナー像形成体(例えば感光体や中間転写部材)からトナー像を記録媒体上に転写させる転写ローラについて、トナー像形成体から記録媒体へのトナー像転写後、該転写ローラに正規転写電圧とは逆極性の電圧を印加することで、転写ローラ上に付着した正規帯電極性のトナーをトナー像形成体へ移動させ、次いで、転写ローラに正規転写電圧を印加することで、転写ローラに付着した逆極性帯電トナーをトナー像形成体へ移動させ、それにより転写ローラをクリーニングすることを開示している。
特許第2687786号公報
しかしながら、特許第2687786号公報で開示されている転写ローラのクリーニング方法によると、クリーニングのための、転写ローラへの正規転写電圧とは逆極性の電圧印加及びその後の正規転写電圧の印加は、画像形成装置の電源投入時、ジャム処理後の装置カバーの再閉時、プンリト動作終了時に実施される。
かかる画像形成装置の電源投入時、ジャム処理後の装置カバーの再閉時、プンリト動作終了時における転写ローラクリーニングのための転写ローラ回転時間は、転写ローラクリーニングを行わなかったとした場合のそれより長くなり、それにともなって、トナー像形成体(例えば感光体ドラム或いは中間転写部材)等の消耗品の駆動時間も、転写ローラクリーニングを行わなかったとした場合のそれより長くなり、転写ローラクリーニングのために、それら消耗品の寿命が、それだけ短くなっしまう。
そこで本発明は、像担持体上に形成されるトナー像を、走行する中間転写部材表面上に1次転写し、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写する画像形成装置であって、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写するための2次転写部材のクリーニングを、像担持体等の消耗品の短命化を抑制して行える画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、
像担持体上に形成されるトナー像を、走行する中間転写部材表面に1次転写し、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写する画像形成装置であり、
前記中間転写部材上のトナー像を前記記録媒体に2次転写させるための2次転写部材であって、該記録媒体を裏面側から前記中間転写部材表面に押圧しつつ該中間転写部材とともに該記録媒体を搬送する回転可能の2次転写部材と、
前記2次転写部材に、前記中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写させるための転写電圧、該転写電圧とは逆極性のクリーニング用逆極性電圧又は該転写電圧と同極性のクリーニング用同極性電圧を印加可能の2次転写部材用電圧印加装置と、
該2次転写部材用電圧印加装置の制御部とを備えており、
該制御部は、画像形成装置のプリント動作において、記録媒体が前記中間転写部材と2次転写部材とのニップ部に突入する前の時間帯で、前記2次転写部材に前記クリーニング用逆極性電圧が時間T1印加され、その後、該2次転写部材に前記クリーニング用同極性電圧が時間T2印加されるクリーニング電圧印加処理が少なくとも一回実施され、その後、前記記録媒体が前記中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで、該2次転写部材に前記転写電圧とは逆極性の電圧が印加されるように、前記2次転写部材用電圧印加装置を制御する画像形成装置を提供する。
この画像形成装置によると、画像形成装置のプンリト動作において、換言すれば、プリント動作実行のために像担持体等の消耗品のうち1又は2以上を駆動しなければならない状態のときに、2次転写部材に対し前記クリーニング電圧印加処理が実施され、さらにその後、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで、該2次転写部材に転写電圧とは逆極性の電圧が印加される。
従って、従来のように、画像形成装置の電源投入時、ジャム処理後の装置カバーの再閉時、プンリト動作終了時等に2次転写部材のクリーニング処理を実行する場合と比べると、2次転写部材のクリーニングのために像担持体等の消耗品の駆動時間を長びかせてしまうことは抑制され、それだけ消耗品の短命化を抑制しつつ2次転写部材のクリーニングを行える。
本発明に係る画像形成装置においては、画像形成装置のプンリト動作中に2次転写部材のクリーニングを実施するが、それは、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部に突入する前の時間帯で実施されるので、画像形成に支障はない。
クリーニングにあたっては、2次転写部材に転写電圧とは逆極性のクリーニング用逆極性電圧(すなわち、トナーの正規帯電極性と同極性の電圧)が時間T1印加されることで、2次転写部材に付着していることがある正規帯電極性に帯電しているトナーは中間転写部材へ移動する。また、その後、2次転写部材に転写電圧と同極性のクリニーング用同極性電圧が時間T2印加されることで、2次転写部材に付着していることがある逆極性に帯電したトナーも中間転写部材へ移動する。かくして、2次転写部材は、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部に突入する前にクリーニングされる。
さらにその後には、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで、該2次転写部材に転写電圧とは逆極性の電圧が印加されるので、先のクリーニング後に新たに、2次転写部材に中間転写部材からトナーが付着することが抑制される。
かくして、記録媒体裏面のトナー汚れをそれだけ抑制することができる。
なお、ここで、「記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで」には、「記録媒体が該ニップ部へ突入する直前まで」という場合も、「記録媒体が該ニップ部に突入し始めるまで(さらに言えば、記録媒体の画像形成領域外のマージン部の一部が該ニップ部に突入し始めるまで)」という場合も、いずれも含まれる。
前記クリーニング用同極性電圧は転写電圧と同じでもよいし、異なっていてもよい。
また、少なくとも1回の前記クリーニング電圧印加処理後、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで印加される、転写電圧とは逆極性の電圧は、前記クリーニング用逆極性電圧と同じ電圧でもよい。
クリーニング電圧印加処理において2次転写部材に前記クリーニング用逆極性電圧を印加する時間T1や前記クリーニング用同極性電圧を印加する時間T2は、2次転写部材の所望のクリーニングがなされるように、画像形成装置等に応じて、予め実験等により定めておくことができる。
また、2次転写部材に前記クリーニング用逆極性電圧が時間T1印加され、その後、該2次転写部材にクリーニング用同極性電圧が時間T2印加されるクリーニング電圧印加処理を実施する回数も、2次転写部材の所望のクリーニングがなされるように、画像形成装置等に応じて、予め実験等により、定めておくことができる。
クリーニング電圧印加処理を実施する回数に関して言えば、前記制御部として、前記2次転写部材の汚染要因に応じて、前記2次転写部材用電圧印加装置に、前記クリーニング電圧印加処理を少なくとも一回実施させるものを採用してもよい。
ここで、「2次転写部材の汚染要因」とは、2次転写部材がトナー付着により汚染される要因であり、代表例として、ジャム(記録媒体詰まり)を挙げることができる。ジャムが発生すると、プリント動作が中断され、プリント動作終了時の所謂プロセス後処理が実行されていないため、中間転写部材や像担持体がプリントで消費されなかったトナーで汚れていたり、像担持体上に残留電位がある等のために、プリント動作におけるプロセス前処理に要する時間が長くなるとともに2次転写部材のトナー汚染も増すので、該長くなったプロセス前処理時間を利用して、前記2次転写部材へのクリーニング電圧印加処理回数を増やしてもよい。
そこで、前記制御部は、前記2次転写部材の汚染要因として前記プリント動作前のジャム処理実施の有無を採用し、前記プリント動作前にジャム処理が実施されていたときは、前記2次転写部材用電圧印加装置に前記クリーニング電圧印加処理を複数回実施させ、ジャム処理が実施されていなかったときは、前記2次転写部材用電圧印加装置に前記クリーニング電圧印加処理を、ジャム処理が実施されていたときの回数より少ない回数実施させるものであってもよい。
以上説明したように本発明によると、像担持体上に形成されるトナー像を、走行する中間転写部材表面上に1次転写し、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写する画像形成装置であって、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写するための2次転写部材のクリーニングを、像担持体等の消耗品の短命化を抑制して行える画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の1例を示している。
図1に示す画像形成装置は、タンデム型のフルカラープリンタである。このプリンタは、駆動ローラ31とこれに対向するローラ32に巻き掛けられた無端の中間転写ベルト4を有している。転写ベルト4は中間転写ベルト駆動部4D(図2参照)により回転駆動される駆動ローラ31により図中反時計方向(図中矢印方向)に回転駆動可能である。
対向ローラ32には転写ベルト4上の2次転写残トナー等を清掃するクリーナCLが臨んでおり、駆動ローラ31には2次転写ローラ5が臨んでいる。
2次転写ローラ5の表層部は弾性材料で形成されており、図示省略の押圧手段にて中間転写ベルト4に押圧され、中間転写ベルト4との間にニップ部Nを形成し、中間転写ベルト4の回転に従動して、或いは、後述するように該ニップ部Nに送り込まれる記録媒体Sの移動に従動して回転する。2次転写ローラ5には、2次転写ローラ用電圧印加装置PW(図2参照)から転写電圧等の電圧を印加することができる。
中間転写ベルト4及び2次転写ローラ5の上方には定着装置6が配置されており、下方にはタイミングローラ対70が配置されており、さらにその下方に、記録紙等の記録媒体を収容した記録媒体収容カセット8が配置されている。
定着装置6は図示省略のハロゲンランプヒータ等の熱源を内蔵した定着ローラ61とこれに圧接される加圧ローラ62とを含むものである。
記録媒体収容カセット8に収容された記録媒体Sは、所定のタイミングで媒体供給ローラ81にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対70へ供給することができる。
タイミングローラ対70の入口側には記録媒体Sを検出するタイミングローラ前センサSE1が配置されている。
また、ローラ81にて記録媒体Sが供給され始めると、媒体供給センサSE2がこれを検出する。
中間転写ベルト4の上方には、画像形成された記録媒体Sを排出するための排出トレイTが配置されている。定着装置6から出てくる画像形成された記録媒体Sは、搬送ローラ対71にて搬送し、さらに排出ローラ対72にて排出トレイT上へ排出可能である。排出ローラ対72の出口側には記録媒体の排出を検出する排出センサSE3が設けられている。
前記中間転写ベルト4を巻き掛けたローラ31、32の間には、転写ベルト4に沿って、ローラ32から31に向けて、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kがこの順序で配置されている。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、静電潜像担持体としてドラム型の感光体11を備えており、該感光体の周囲に帯電装置12、画像露光装置13、現像装置14、1次転写ローラ2及び感光体上の1次転写残トナー等を除去するクリーナ15がこの順序で配置されている。1次転写ローラ2は転写ベルト4を間にして感光体1に対向している。露光装置13は、図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームを用いて感光体11に画像露光を施せるものである。
各画像形成部における現像装置14は、それには限定されないが、本例では、負帯電性トナーを採用するもので、感光体11上に形成される静電潜像を現像バイアスが印加される現像ローラ141で反転現像することができる。
図2に、このプリンタの制御回路の概略を示す。この回路には、プリンタの動作全体を制御する制御部Contが含まれている。制御部Contには操作パネルPA、タイミングローラ前センサSE1、媒体供給センサSE2、排出センサSE3、Y、M、C、Kの各画像形成部、中間転写ベルト駆動部4D、2次転写ローラ用電圧印加装置PWが接続されており、制御部Contは、この他、プリンタ動作制御に必要な各種情報、信号が図示省略の部分から入力されるとともに、プリンタ動作制御に必要な各種情報、信号を図示省略の部分へ出力する。
Y、M、C、Kの各画像形成部における感光体11の駆動モータ(図示省略)、帯電装置12への帯電電圧印加装置、画像露光装置13、現像装置14の現像ローラ14の駆動モータ(図示省略)及び現像バイアス印加装置(図示省略)や、中間転写ベルト駆動部4D、2次転写ローラ用電圧印加装置PW等は、制御部Contの指示に基づき、所定のタイミングで動作する。 後述する2次転写ローラ5のクリーニング制御は、制御部Contの指示のもとに行われる。2次転写ローラ5のクリーニングのための、電圧印加装置PWの制御部は、この制御部Contに含まれている。
このプリンタによると、制御部Contの指示のもとに次のように画像形成がなされる。
電源が投入されると、各画像形成部における感光体11の表面電位を一様にする、定着装置6を定着温度に設定する等の初期処理が実施され、プリント動作に備えた待機状態が設定される。
かかる待機状態において、ユーザーによる操作パネルPA(図2)上のプリント開始キー操作によるプリント開始指示があると、プリント動作が始まる。このプリント動作においては、先ず、プロセス前処理が実施され、各画像形成部の感光体11が帯電装置12により帯電開始され、該感光体表面電位が安定せしめられる。次いで画像形成プロセスに入るが、画像形成は、Y、M、C、Kの画像形成部のうち1又は2以上を用いて行われる。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像が形成され、これが転写ベルト4に1次転写される。
すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体11が図中時計方向に回転駆動され、帯電装置12にて表面が一様に所定電位に帯電せしめられた感光体11の該帯電域に画像露光装置13からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体11上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像装置14の現像バイアスが印加された現像ローラ141にて現像されて可視イエロートナー像となり、該トナー像が1次転写ローラ2にて転写ベルト4上に転写される。なお、このとき、1次転写ローラ2には図示省略の電源から1次転写電圧が印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいてマゼンタトナー像が形成されて転写ベルト4に転写され、シアン画像形成部Cにおいてシアントナー像が形成されて転写ベルト4に転写され、ブラック画像形成部Kにおいてブラックトナー像が形成されて転写ベルト4に転写される。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像はこれらが中間転写ベルト4上に重ねて転写されるタイミングで形成される。
かくして転写ベルト4上に形成された多重トナー像は転写ベルト4の回動により2次転写ローラ5へ向け移動する。
一方、記録媒体Sが記録媒体収容カセット8から媒体供給ローラ81にて引き出され、タイミングローラ対70へ供給される。ここで、該記録媒体Sはタイミングローラ前センサSE1により検出される。記録媒体Sは、通常は、前記のプロセス前処理の終了時には、タイミングローラ対70へ到達し、待機している。
このようにタイミングローラ対70のところで待機する記録媒体Sは、中間転写ベルト4にて送られてくる多重トナー像に合わせて、転写ベルト4と2次転写ローラ5とのニップ部Nに供給され、制御部Contの指示のもとに電圧印加装置PWから転写電圧が印加された2次転写ローラ5にて該多重トナー像が記録媒体S上に2次転写される。その後記録媒体Sは定着装置6に通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録媒体Sに定着される。記録媒体Sはひき続き、搬送ローラ対71及び排出ローラ対72にて排出トレイTに排出される。
記録媒体Sの後端が定着装置6を出ると、各画像形成部の感光体表面電位を一様に均す等のプリント終了時処理(プロセス後処理)が実施され、かくしてプロセス後処理も終了することで1連のプリント動作が終了すると各画像形成部の感光体駆動モータ等は停止する。
以上説明したようにして画像形成されるのであるが、この画像形成装置では、プリント動作における前記プロセス前処理等の時間帯を利用して、より正確に言えば、プリント動作において、且つ、記録媒体が中間転写ベルト4と2次転写ローラ5とのニップ部Nへ突入する前の時間帯に、制御部Contによる2次転写ローラ用電圧印加装置PWの制御のもとに、2次転写ローラ4がクリーニングされ、記録媒体S裏面のトナー汚れが抑制される。
かかる制御部Contによる2次転写ローラクリーニング制御を図3のフローチャートに基づいて説明する。
プリント動作におけるプロセス前処理に入ると、先ず、クリーニング回数Nを0に初期設定する(ステップS1)。次いで、電圧印加装置PWから転写ローラ5に、転写電圧とは逆極性のクリーニング用逆極性電圧を、実験等により予め定めておいた時間T1の間印加させ、これにより転写ローラ4に付着していることがある正規帯電極性に帯電したトナーを転写ベルト4へ移動させ、かかるトナーを除去するクリーニングを行う(S2、S3)。
ひき続き、電圧印加装置PWから転写ローラ5に、転写電圧と同極性のクリーニング用同極性電圧(本例では転写電圧と同じ電圧)を、実験等により予め定めておいた時間T2の間印加させ、これにより転写ローラ4に付着していることがある正規帯電極性とは逆極性に帯電したトナーを転写ベルト4へ移動させ、かかるトナーを除去するクリーニングを行う(S4、S5)。
なお、ここでは、時間T1、T2はそれぞれ、少なくとも転写ローラ5が1回転するに要する時間である。また、制御部Contは、時間T1、T2等を計測する計測部を有しており、該計測部で時間T1、T2や後述する時間T3等を計測できる。
かかるクリーニング電圧印加処理が1回済むと、クリーニング回数を1回インクリメントし(S6)、ジャム履歴の有無をみる(S7)。ジャムが発生すると、プリント動作が中断され、プリント動作終了時の所謂プロセス後処理が実行されていないため、中間転写ベルト4や画像形成部の感光体11がプリントで消費されなかったトナーで汚れていたり、感光体11上に残留電位がある等のために、次のプリント動作におけるプロセス前処理に要する時間が長くなるとともに2次転写ローラ5のトナー汚染も増す。
そこで、ジャム履歴が無いときは、ステップ9へ進むが、ジャム履歴があるときは、長くなったプロセス前処理時間を利用して、2次転写ローラ5へのクリーニング電圧印加処理回数を2回に増やし、もう一度、ステップS2からS8を繰り返し、ステップ9へ移る。
ステップS9では、再び、転写電圧とは逆極性の電圧(本例では前記のクリーニング用逆極性電圧と同じ電圧)を2次転写ローラ5へ印加開始させる。これにより、転写ベルト4から2次転写ローラ5へ再びトナーが付着することを抑制する。
なお、ジャム処理履歴の有無は、例えば、媒体供給ローラ81に臨む媒体供給センサSE2がオンしてからの経過時間を制御部Contが計測し、その経過時間が、センサSE2オン後にタイミングローラ前センサSE1がオンするまでの通常の時間より長くなってくると、媒体詰まり(ジャム)が発生したとする等により検出され、ジャム履歴は制御部Contに記憶される。
ステップ9で転写電圧とは逆極性の電圧を2次転写ローラ5へ印加開始したあと、タイミングローラ前センサSE1がオンしているか否か、すなわち、タイミングローラ対70へ記録媒体Sが来ているか否かを判断し、センサSE1がオンしていることを確認すると、その後、時間T3の間、ひき続き転写電圧とは逆極性の電圧を2次転写ローラ5へ印加し続け、その後に、転写ベルト4上のトナー像を記録媒体Sへ2次転写するための転写電圧を転写ローラ5へ印加開始させる(S9〜S12)。
ここで時間T3は、タイミングローラ対70から中間転写ベルト4と2次転写ローラ5とのニップ部Nへ記録媒体が突入するまでに要する時間である。
次いで、タイミングローラ前センサSE1がオフとなって後、時間T4が経過すると、再び、転写ローラ5に転写手電圧とは逆極性の電圧(本例では、ステップS9で印加した電圧と同じ電圧)を印加し(S15)、次の記録媒体の有無をみて、次の記録媒体があれば、ステップS10〜S16を繰り返して、無ければそのまま、制御を終了する(S16)。
ここ時間T4は、記録媒体Sの後端がタイミングローラ対70を離れてから定着装置6を通過し終わるまでに要する時間である。
以上説明した2次転写ローラ5のクリーニング処理によると、画像形成装置のプンリト動作において、換言すれば、2次転写ローラ5のクリーニングに関係なくプリント動作実行のために感光体11等の消耗品のうち1又は2以上を駆動しなければならない状態のときに、2次転写ローラ5に対しクリーニング電圧が印加される。
従って、従来のように、画像形成装置の電源投入時、ジャム処理後の装置カバーの再閉時、プンリト動作終了時等に2次転写部材のクリーニング処理を実行する場合と比べると、2次転写ローラ5のクリーニングのために感光体11等の消耗品の駆動時間を長引かせてしまうことは抑制され、それだけ消耗品の短命化を抑制しつつ2次転写ローラ5のクリーニングを行える。
本発明は、中間転写部材上のトナー像を2次転写部材を用いて記録媒体上へ転写する画像形成装置において、2次転写部材のクリーニングを、感光体のごとき像担持体等の消耗品の短命化を抑制しつつ実施することに利用できる。
本発明に係る画像形成装置例(プリンタ)の概略構成を示す図である。 図1の画像形成装置の動作制御回路の概略を示すブロック図である。 2次転写ローラクリーニング制御例を示すフローチャートである。
符号の説明
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
11 感光体
12 帯電装置
13 画像露光装置
14 現像装置
141 現像ローラ
2 1次転写ローラ
31 駆動ローラ
32 対向ローラ
4 中間転写ベルト
CL クリーナ
5 2次転写ローラ
6 定着装置
61 定着ローラ
62 加圧ローラ
70 タイミングローラ対
71 搬送ローラ対
72 排出ローラ対
T 排紙トレイ
8 記録媒体収容カセット
81 媒体供給ローラ
SE1 タイミングローラ前センサ
SE2 媒体供給センサ
SE3 排出センサ
4D 中間転写ベルト駆動部
PW 2次転写ローラ用電圧印加装置
PA 操作パネル

Claims (3)

  1. 像担持体上に形成されるトナー像を、走行する中間転写部材表面に1次転写し、該中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写する画像形成装置であり、
    前記中間転写部材上のトナー像を前記記録媒体に2次転写させるための2次転写部材であって、該記録媒体を裏面側から前記中間転写部材表面に押圧しつつ該中間転写部材とともに該記録媒体を搬送する回転可能の2次転写部材と、
    前記2次転写部材に、前記中間転写部材上のトナー像を記録媒体に2次転写させるための転写電圧、該転写電圧とは逆極性のクリーニング用逆極性電圧又は該転写電圧と同極性のクリーニング用同極性電圧を印加可能の2次転写部材用電圧印加装置と、
    該2次転写部材用電圧印加装置の制御部とを備えており、
    該制御部は、画像形成装置のプリント動作において、記録媒体が前記中間転写部材と2次転写部材とのニップ部に突入する前の時間帯で、前記2次転写部材に前記クリーニング用逆極性電圧が時間T1印加され、その後、該2次転写部材に前記クリーニング用同極性電圧が時間T2印加されるクリーニング電圧印加処理が少なくとも一回実施され、その後、前記記録媒体が前記中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで、該2次転写部材に前記転写電圧とは逆極性の逆極性電圧が印加されるように、前記2次転写部材用電圧印加装置を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記2次転写部材の汚染要因に応じて、前記2次転写部材用電圧印加装置に、前記クリーニング電圧印加処理を少なくとも一回実施させる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記2次転写部材の汚染要因として前記プリント動作前のジャム処理実施の有無を採用し、前記プリント動作前にジャム処理が実施されていたときは、前記2次転写部材用電圧印加装置に前記クリーニング電圧印加処理を複数回実施させ、ジャム処理が実施されていなかったときは、前記2次転写部材用電圧印加装置に前記クリーニング電圧印加処理を、ジャム処理が実施されていたときの回数より少ない回数実施させる請求項2記載の画像形成装置。
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