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JP2006348778A - 圧力センサの異常診断装置 - Google Patents

圧力センサの異常診断装置 Download PDF

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向井  弥寿夫
Masahiko Yamaguchi
正彦 山口
Kuniaki Ueda
邦明 上田
Yasuo Kosaka
匂坂  康夫
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Abstract

【課題】 上流側吸気圧センサと下流側吸気圧センサと大気圧センサの異常の有無を精度良く判定できるようにする。
【解決手段】 エンジン停止中に、上流側吸気圧センサ15の検出値と下流側吸気圧センサ19の検出値と大気圧センサ35の検出値とを比較して、3つの圧力センサ(上流側吸気圧センサ15と下流側吸気圧センサ19と大気圧センサ35)の異常の有無を判定する。エンジン停止中には、吸気管12内の圧力がほぼ大気圧となっているため、3つの圧力センサが全て正常の場合には、3つの圧力センサの検出値がほぼ同じになり、いずれか1つの圧力センサが異常になれば、その異常な圧力センサの検出値が他の2つの正常な圧力センサの検出値と異なってくる。従って、エンジン停止中に、3つの圧力センサの検出値を比較すれば、3つの圧力センサの異常の有無を精度良く判定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の吸気圧センサ等の異常の有無を判定する圧力センサの異常診断装置に関するものである。
従来の吸気圧センサの異常診断技術としては、例えば、特許文献1(特開昭60−4838号公報)に記載されているように、内燃機関の吸気通路に低圧用の吸気圧センサと高圧用の吸気圧センサとを配置したシステムにおいて、高圧用の吸気圧センサの検出値VPBTCが所定値VPBTC17よりも低いときに、低圧用の吸気圧センサの検出値VPBNAが判定値VPBNAH よりも高ければ、低圧用の吸気圧センサの異常有りと判定し、一方、低圧用の吸気圧センサの検出値VPBNAが所定値VPBNA17よりも高いときに、高圧用の吸気圧センサの検出値VPBTCが判定値VPBTCL よりも低ければ、高圧用の吸気圧センサの異常有りと判定するようにしたものがある。
特開昭60−4838号公報(第4頁等)
しかし、上記特許文献1の異常診断技術では、2つの吸気圧センサのうちの一方の吸気圧センサの検出値を基準にして他方の吸気圧センサの異常診断を行うため、例えば、一方の吸気圧センサに異常が発生した場合に、その一方の吸気圧センサの異常な検出値を基準にして他方の吸気圧センサ(正常なセンサ)の異常診断を行ってしまい、他方の吸気圧センサが正常であるにも拘らず異常有りと誤診断してしまう可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、複数の圧力センサの異常の有無を精度良く判定することができる圧力センサの異常診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内燃機関の吸気圧を検出する2つの圧力センサである第1の吸気圧センサ及び第2の吸気圧センサと、大気圧を検出する圧力センサである大気圧センサとを備えたシステムに適用され、内燃機関の停止中又は始動時に3つの圧力センサの検出値を比較して該3つの圧力センサの異常の有無を判定するようにしたものである。
内燃機関の停止中や始動時(例えば、イグニッションスイッチのオン直後で内燃機関がまだ回転していないか又はほとんど吸気していない極低回転時)には、吸気通路内の圧力がほぼ大気圧になっているため、3つの圧力センサ(第1の吸気圧センサと第2の吸気圧センサと大気圧センサ)が全て正常の場合には、これら3つの圧力センサの検出値がほぼ大気圧に相当する圧力で一致し、もし、いずれか1つの圧力センサが異常になれば、その異常な圧力センサの検出値が他の2つの正常な圧力センサの検出値と異なってくる。従って、内燃機関の停止中や始動時に、3つの圧力センサの検出値を比較して、3つの圧力センサの検出値がほぼ一致すると判断されれば、3つの圧力センサが全て正常と判断でき、一方、3つの圧力センサの検出値が一致しないと判断される場合は、3つの圧力センサの検出値の中から検出値が異なる圧力センサを選別することで、3つの圧力センサの中から異常な圧力センサを特定することができ、正常な圧力センサを異常有りと誤診断することを防止することができる。
具体的には、請求項2のように、3つの圧力センサの検出値の一致・不一致を多数決演算により判断し、検出値が一致すると判断される2つ以上の圧力センサを正常な圧力センサと判断し、検出値が不一致と判断される圧力センサを異常な圧力センサと判断するようにすれば良い。このようにすれば、いずれか1つの圧力センサが異常になった場合に、その異常な圧力センサを多数決演算により精度良く特定することができる。
ところで、内燃機関が停止した直後は、まだ、吸気通路内の圧力が大気圧付近になっていない可能性があるため、内燃機関の停止直後に、3つの圧力センサの異常診断を実行すると、圧力センサの異常の有無を誤診断する可能性がある。
そこで、請求項3のように、内燃機関が停止されてから所定時間が経過した後の停止中又は始動時に3つの圧力センサの異常診断を実行するようにすると良い。このようにすれば、内燃機関が停止されてから吸気通路内の圧力がほぼ大気圧となるのに必要な所定時間が経過して、確実に吸気通路内の圧力がほぼ大気圧になった状態で、3つの圧力センサの異常診断を実行することができ、圧力センサの異常診断の信頼性を向上させることができる。
また、本発明は、請求項4のように、内燃機関の吸気通路のうちスロットルバルブよりも上流側に設けたコンプレッサで吸入空気を過給する過給機を備え、第1の吸気圧センサがコンプレッサとスロットルバルブとの間の吸気圧を検出し、第2の吸気圧センサがスロットルバルブの下流側の吸気圧を検出するシステムに適用すると良い。このようにすれば、過給機付き内燃機関のコンプレッサとスロットルバルブとの間の吸気圧(いわゆる過給圧)を検出する上流側吸気圧センサ(第1の吸気圧センサ)と、スロットルバルブ下流側の吸気圧を検出する下流側吸気圧センサ(第2の吸気圧センサ)の異常の有無を精度良く判定することができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管12(吸気通路)の最上流部には、エアクリーナ(図示せず)が設けられ、このエアクリーナの下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ13と、吸気温を検出する吸気温センサ14とが設けられている。このエアフローメータ13と吸気温センサ14の下流側には、後述する排気タービン駆動式過給機24のコンプレッサ26と、このコンプレッサ26で加圧された吸入空気を冷却するインタークーラー27とが設けられ、このインタークーラー27の下流側に、スロットルバルブ16上流側の吸気圧(いわゆる過給圧)を検出する上流側吸気圧センサ15(第1の吸気圧センサ)が設けられている。尚、上流側吸気圧センサ15に吸気温センサを一体的に設けるようにしても良い。この上流側吸気圧センサ15の下流側には、モータ等によって開度調節されるスロットルバルブ16と、このスロットルバルブ16の開度(スロットル開度)を検出するスロットル開度センサ17とが設けられている。
更に、スロットルバルブ16の下流側には、サージタンク18が設けられ、このサージタンク18には、スロットルバルブ16下流側の吸気圧を検出する下流側吸気圧センサ19(第2の吸気圧センサ)が設けられている。また、サージタンク18には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド20が設けられ、各気筒の吸気マニホールド20の吸気ポート近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃料噴射弁21が取り付けられている。また、エンジン11のシリンダヘッドには、各気筒毎に点火プラグ22が取り付けられ、各点火プラグ22の火花放電によって各気筒の混合気に着火される。
このエンジン11には、排気タービン駆動式過給機24が搭載されている。この過給機24は、排気管23に排気タービン25が配置され、吸気管12のうちエアフローメータ13とスロットルバルブ16との間にコンプレッサ26が配置されている。過給機24は、排気タービン25とコンプレッサ26とが連結され、排出ガスの運動エネルギーで排気タービン25を回転駆動することでコンプレッサ26を回転駆動して吸入空気を過給するようになっている。
更に、吸気管12には、スロットルバルブ16の上流側においてコンプレッサ26の上流側と下流側とをバイパスさせる吸気バイパス通路28が設けられ、この吸気バイパス通路28の途中に、吸気バイパス通路28を開閉するエアバイパスバルブ29が設けられている。一方、排気管23には、排気タービン25の上流側と下流側とをバイパスさせる排気バイパス通路30が設けられ、この排気バイパス通路30の途中に、排気バイパス通路30を開閉するウェイストゲートバルブ31が設けられている。
また、エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ32や、エンジン11のクランク軸が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ33が取り付けられている。このクランク角センサ33の出力信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度が検出される。また、アクセルセンサ34によってアクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)が検出され、大気圧センサ35によって大気圧が検出される。この大気圧センサ35は、後述するECU36のケース内に配置されている。
前述した各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)36に入力される。このECU36は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁21の燃料噴射量や点火プラグ22の点火時期を制御する。
また、ECU36は、後述する図2及び図3の圧力センサ異常診断ルーチンを実行することで、エンジン11の停止中に、上流側吸気圧センサ15の検出値MAP1 と下流側吸気圧センサ19の検出値MAP2 と大気圧センサ35の検出値ATPとを比較して、それらの検出値の一致・不一致を判定する多数決演算により上流側吸気圧センサ15と下流側吸気圧センサ19と大気圧センサ35の異常の有無を判定する。尚、エンジン停止中に圧力センサ異常診断を実行するために、図示しないIGスイッチ(イグニッションスイッチ)のオフ後も、暫くの間、ECU36への通電が継続されるようになっている。
エンジン11の停止中には、吸気管12内の圧力がほぼ大気圧となっているため、3つの圧力センサ(上流側吸気圧センサ15と下流側吸気圧センサ19と大気圧センサ35)が全て正常の場合には、これら3つの圧力センサの検出値がほぼ大気圧に相当する圧力で一致し、もし、いずれか1つの圧力センサが異常になれば、その異常な圧力センサの検出値が他の2つの正常な圧力センサの検出値と異なってくる。この点に着目して、本実施例では、エンジン11の停止中に、3つの圧力センサの検出値の一致・不一致を多数決演算により判断し、検出値が一致すると判断される2つ以上の圧力センサを正常な圧力センサと判断し、検出値が不一致と判断される圧力センサを異常な圧力センサと判断するようにしている。
以下、ECU36が実行する図2及び図3の圧力センサ異常診断ルーチンの処理内容を説明する。
図2及び図3に示す圧力センサ異常診断ルーチンは、ECU36の電源オン中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、エンジン11が停止されたか否かを、例えば、IGスイッチがオフされたか否かによって判定する。
このステップ101で、エンジン11が停止されていない(つまり、エンジン運転中)と判定された場合には、ステップ103以降の圧力センサ異常診断に関する処理を実行することなく、ステップ102に進み、エンジン停止時間(エンジン11が停止されてからの経過時間)を計測するカウンタCntのカウント値を「0」にリセットして、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ101で、エンジン11が停止されたと判定されたときに、ステップ103以降の圧力センサ異常診断に関する処理を次のようにして実行する。まず、ステップ103で、エンジン停止時間を計測するカウンタCntのカウント値をカウントアップした後、ステップ104に進み、カウンタCntのカウント値(エンジン停止時間)が所定値CONSTを越えたか否かを判定する。この所定値CONSTは、エンジン11が停止されてから吸気管12内の圧力がほぼ大気圧となるのに必要な所定時間に設定されている。
このステップ104で、カウンタCntのカウント値(エンジン停止時間)が所定値CONSTを越えていないと判定された場合には、まだ、吸気管12内の圧力が大気圧付近になっていない可能性があると判断して、そのまま本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ104で、カウンタCntのカウント値(エンジン停止時間)が所定値CONSTを越えたと判定されたとき、吸気管12内の圧力がほぼ大気圧になったと判断して、図3のステップ105に進み、上流側吸気圧センサ15の検出値MAP1 と下流側吸気圧センサ19の検出値MAP2 と大気圧センサ35の検出値ATPとを比較してこれら3つの検出値の一致・不一致を判定する多数決演算を次のようにして行う。まず、各圧力センサの検出値MAP1 ,MAP2 ,ATPについて、それぞれ偏差(ずれの度合)ΔMAP1 ,ΔMAP2 ,ΔATPを算出する。具体的には、各圧力センサの検出値MAP1 ,MAP2 ,ATPについて、それぞれ他の2つの圧力センサの検出値の平均値に対する差の絶対値を求め、それらを各圧力センサの検出値の偏差ΔMAP1 ,ΔMAP2 ,ΔATPとする。
ΔMAP1 =|MAP1 −(MAP2 +ATP)/2|
ΔMAP2 =|MAP2 −(MAP1 +ATP)/2|
ΔATP=|ATP−(MAP1 +MAP2 )/2|
この後、ステップ106に進み、上流側吸気圧センサ15の検出値の偏差ΔMAP1 が該上流側吸気圧センサ15の最大許容検出誤差に応じて設定された判定値TMap1 よりも大きいか否かを判定し、上流側吸気圧センサ15の検出値の偏差ΔMAP1 が判定値TMap1 よりも大きいと判定されれれば、上流側吸気圧センサ15の検出値MAP1 が他の2つの圧力センサの検出値と不一致であると判断して、ステップ109に進み、上流側吸気圧センサ15が異常であると判定する。
これに対して、上記ステップ106で、上流側吸気圧センサ15の検出値の偏差ΔMAP1 が判定値TMap1 以下であると判定された場合には、ステップ107に進み、下流側吸気圧センサ19の検出値の偏差ΔMAP2 が該下流側吸気圧センサ19の最大許容検出誤差に応じて設定された判定値TMap2 よりも大きいか否かを判定し、下流側吸気圧センサ19の検出値の偏差ΔMAP2 が判定値TMap2 よりも大きいと判定された場合は、下流側吸気圧センサ19の検出値MAP2 が他の2つの圧力センサの検出値と不一致であると判断して、ステップ110に進み、下流側吸気圧センサ19が異常であると判定する。
また、上記ステップ107で、下流側吸気圧センサ19の検出値の偏差ΔMAP2 が判定値TMap2 以下であると判定された場合には、ステップ108に進み、大気圧センサ35の検出値の偏差ΔATPが該大気圧センサ35の最大許容検出誤差に応じて設定された判定値TAtpよりも大きいか否かを判定し、大気圧センサ35の検出値の偏差ΔATPが判定値TAtpよりも大きいと判定された場合は、大気圧センサ35の検出値ATPが他の2つの圧力センサの検出値と不一致であると判断して、ステップ111に進み、大気圧センサ35が異常であると判定する。
一方、上記ステップ106で上流側吸気圧センサ15の検出値の偏差ΔMAP1 が判定値TMap1 以下であると判定され、且つ、上記ステップ107で下流側吸気圧センサ19の検出値の偏差ΔMAP2 が判定値TMap2 以下であると判定され、且つ、上記ステップ108で、大気圧センサ35の検出値の偏差ΔATPが判定値TAtp以下であると判定された場合は、上流側吸気圧センサ15の検出値MAP1 と下流側吸気圧センサ19の検出値MAP2 と大気圧センサ35の検出値ATPとが一致すると判断して、ステップ112に進み、上流側吸気圧センサ15と下流側吸気圧センサ19と大気圧センサ35が全て正常であると判定する。
以上説明した本実施例では、エンジン11の停止中は、吸気管12内の圧力がほぼ大気圧となっていることに着目して、エンジン11の停止中に、上流側吸気圧センサ15の検出値MAP1 と下流側吸気圧センサ19の検出値MAP2 と大気圧センサ35の検出値ATPとを比較して、これら3つの検出値の一致・不一致を判定する多数決演算によって、上流側吸気圧センサ15と下流側吸気圧センサ19と大気圧センサ35の異常の有無を判定するようにしたので、3つの圧力センサの異常の有無を精度良く判定することができる。これにより、異常な圧力センサがある場合には、その異常な圧力センサを特定することができて、正常な圧力センサを異常有りと誤診断することを防止することができる。
しかも、本実施例では、多数決演算を行う際に、各圧力センサの検出値と他の2つの圧力センサの検出値の平均値との差の絶対値が判定値以上であるか否かで、各圧力センサの検出値が他の2つの圧力センサの検出値と不一致であるか否かを判定して、異常な圧力センサを特定するようにしたので、いずれかの圧力センサが異常の場合に、その異常な圧力センサを多数決演算により簡単に精度良く特定することができる利点がある。
また、本実施例では、エンジン11が停止されてから所定時間が経過した後の停止中に、3つの圧力センサの異常診断を実行するようにしたので、エンジン11が停止されてから吸気管11内の圧力がほぼ大気圧となるのに必要な所定時間が経過して、確実に吸気管12内の圧力がほぼ大気圧になった状態で、3つの圧力センサの異常診断を実行することができ、圧力センサの異常診断の信頼性を向上させることができる。
尚、上記実施例では、エンジン11の停止中に、3つの圧力センサの異常診断を実行するようにしたが、エンジン11の始動時(例えば、IGスイッチのオン直後でエンジン11がまだ回転していないか又はほとんど吸気していない極低回転時)に、3つの圧力センサの異常診断を実行するようにしても良い。
また、上記実施例では、3つの圧力センサの検出値の一致・不一致を判定する多数決演算を行う際に、各圧力センサの検出値と他の2つの圧力センサの検出値の平均値との差を算出するようにしたが、各圧力センサの検出値と他の2つの圧力センサの検出値の平均値との比を算出し、この比が1付近であるか否かで検出値の一致・不一致を判定するようにしても良い。或は、3つの圧力センサの中から2つの圧力センサを選択する3種類の組み合わせについて、それぞれ、2つの圧力センサの検出値の差が判定値以下であるか否かで、2つの圧力センサの検出値が一致するか否か(2つの圧力センサが正常であるか否か)を判定し、3種類の組み合わせの判定結果から、検出値が不一致となる異常な圧力センサを特定するようにしても良い等、3つの圧力センサの中から検出値が不一致となる異常な圧力センサを特定する方法は、適宜変更しても良い。
尚、本発明の適用範囲は、排気タービン駆動式過給機(いわゆるターボチャージャ)を備えた過給機付きエンジン11に限定されず、機械駆動式過給機(いわゆるスーパーチャージャ)等の他の方式の過給機を備えた過給機付きエンジンや、過給機を備えていない自然吸気エンジンに本発明を適用しても良く、本発明は2つの吸気圧センサと大気圧センサとを備えたシステムに広く適用して実施できる。
本発明の一実施例におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 圧力センサ異常診断ルーチンの処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 圧力センサ異常診断ルーチンの処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
符号の説明
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管(吸気通路)、15…上流側吸気圧センサ(第1の吸気圧センサ)、16…スロットルバルブ、19…下流側吸気圧センサ(第2の吸気圧センサ)、21…燃料噴射弁、22…点火プラグ、23…排気管、24…過給機、25…排気タービン、26…コンプレッサ、35…大気圧センサ、36…ECU(異常診断手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関の吸気圧を検出する2つの圧力センサである第1の吸気圧センサ及び第2の吸気圧センサと、大気圧を検出する圧力センサである大気圧センサとを備えたシステムに適用され、
    内燃機関の停止中又は始動時に前記3つの圧力センサの検出値を比較して該3つの圧力センサの異常の有無を判定する異常診断手段を備えていることを特徴とする圧力センサの異常診断装置。
  2. 前記異常診断手段は、前記3つの圧力センサの検出値の一致・不一致を多数決演算により判断し、検出値が一致すると判断される2つ以上の圧力センサを正常な圧力センサと判断し、検出値が不一致と判断される圧力センサを異常な圧力センサと判断することを特徴とする請求項1に記載の圧力センサの異常診断装置。
  3. 前記異常診断手段は、内燃機関が停止されてから所定時間が経過した後の停止中又は始動時に前記3つの圧力センサの異常診断を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力センサの異常診断装置。
  4. 内燃機関の吸気通路のうちスロットルバルブよりも上流側に設けたコンプレッサで吸入空気を過給する過給機を備え、
    前記第1の吸気圧センサは、前記コンプレッサと前記スロットルバルブとの間の吸気圧を検出し、
    前記第2の吸気圧センサは、前記スロットルバルブの下流側の吸気圧を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の圧力センサの異常診断装置。
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