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JP2006218070A - カテーテル - Google Patents

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Shuji Isozaki
修二 磯崎
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Abstract

【課題】
血管等の管状器官内に継続的又は一時的に留置させることができ、ガイドワイヤ外周に沿ってスムーズに移動させることが可能で、血管閉塞具も効率的に留置できるカテーテルを提供する。
【解決手段】
このカテーテル10は、内周を形成する内側樹脂層22と、この内側樹脂層22の少なくとも基端部外周に配置された筒状の補強体23と、内側樹脂層22の先端部外周に配置された形状記憶合金製のコイル24と、最外周に配置された外側樹脂層26とを備えている。そして、形状記憶合金製のコイル24が屈曲形状に付形されており、それによってカテーテル10の先端部21が屈曲形状に付形されている。これによれば、カテーテル10内周は凹凸が生じずに滑らかな面となるので、カテーテル10をスムーズに移動させることができ、血管閉塞具も目的箇所に効率的に留置できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、血管等の管状器官に継続的又は一時的に留置させ、制癌剤等の薬液を注入したり、血管閉塞具等を留置したりするカテーテルに関する。
近年、血管等の管状器官にカテーテルを挿入して、造影剤、制癌剤等の薬液を投与したり、或いは、カテーテルを通してコイル状の血管閉塞具を留置したりすることが行われている。
すなわち、血管等の管状器官内に細く柔軟なガイドワイヤを先行して挿入し、ガイドワイヤ先端を目的箇所に到達させ、このガイドワイヤ外周に沿ってカテーテルを挿入して目的箇所に到達させた後、ガイドワイヤを引き抜いてカテーテルを管状器官内に留置する。そして、カテーテルの基端から薬液を注入したり、若しくは、カテーテル内を通して血管閉塞具を管状器官内に留置し、管状器官の分岐管の一方を閉塞して、薬液を効果的に投与したりしている。
このようなカテーテルとして、下記特許文献1には、チューブ状のカテーテル本体の少なくとも先端部内周に沿って、コイル又はメッシュチューブからなる付形部材を配置し、前記カテーテル本体の先端部に屈曲形状を付与すると共に、前記付形部材の中心軸線に沿って内腔を確保したことを特徴とするカテーテルが開示されている。
上記カテーテルにおいては、カテーテルの先端部が屈曲形状に付形されているので、その先端部が血管等の内壁に押圧固定される。そのため、カテーテルの先端がずれることがないので、制癌剤等の薬液を目的箇所にのみ投与できる。
特開2000−185102号公報
しかしながら、上記特許文献1のカテーテルは、カテーテル本体の先端部内周に、コイル又はメッシュチューブが配置されているので、カテーテルの内周は滑らかではなく、凹凸が生じている。
そのため、ガイドワイヤの外周に沿ってカテーテルを移動させる際に、カテーテルが引っ掛かりやすく、カテーテルの内周に沿ってガイドワイヤを移動させる際には、ガイドワイヤが引っ掛かりやすくなり、また、カテーテル内を通して、コイル状の血管閉塞具を管状器官内に留置させる際にも、血管閉塞具が引っ掛かりやすく、カテーテル若しくは血管閉塞具の留置作業に支障をきたす可能性があった。更に、カテーテル内周の凹凸によって、ガイドワイヤの表面にコーティングされた親水性樹脂膜等を削ってしまう可能性もあった。
したがって、本発明の目的は、血管等の管状器官内に継続的又は一時的に留置させることができ、ガイドワイヤの外周に沿ってスムーズに移動させることが可能で、更に、その内周にてガイドワイヤをスムーズに移動させることができ、血管閉塞具も効率的に留置できるカテーテルを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、チューブ状のカテーテルであって、内周を形成する内側樹脂層と、この内側樹脂層の少なくとも基端部外周に配置された筒状の補強体と、前記内側樹脂層の先端部外周に配置された形状記憶合金製のコイルと、最外周に配置された外側樹脂層とを備え、前記形状記憶合金製のコイルが屈曲形状に付形されており、それによってカテーテルの先端部が屈曲形状に付形されていることを特徴とするカテーテルを提供するものである。
上記第1の発明によれば、内周を形成する内側樹脂層の外周に形状記憶合金製のコイルが配置されており、カテーテル内周は凹凸が生じずに滑らかな面となるので、ガイドワイヤの外周に沿って、カテーテルをスムーズに移動させることが可能となり、カテーテルの内周に沿ってガイドワイヤをスムーズに移動させることもでき、更に、血管閉塞具もカテーテル内をスムーズに通して、管状器官内の目的箇所に効率的に留置できる。
また、カテーテルの先端部は屈曲形状に付形されているので、カテーテルを目的箇所に到達させたら、ガイドワイヤを引き抜くことにより、カテーテルの先端部が形状復帰して、管状器官の内壁に押圧固定されて、カテーテルを管状器官内に継続的又は一時的に留置させることができる。そのため、薬液投与や血管閉塞具の留置等を、目的箇所に確実かつ効果的に行うことができる。しかも、形状記憶合金製のコイルによって、カテーテルの先端部の屈曲形状が維持されているので、繰り返し使用しても真直ぐに伸びたりせず、常に所定の屈曲形状とすることができ、安定して管状器官内に留置することが可能となる。なお、カテーテルの先端部とは、カテーテルの基端部(カテーテルを使用する際に把持する部分)に対して、その反対側におけるカテーテルの端部近辺を意味し、カテーテルの最先端のみを意味するものではない。
更に、カテーテルの内周は平坦なので、カテーテル内において、ガイドワイヤが滑りやすく、カテーテルにガイドワイヤをスムーズに出し入れ可能となり、ガイドワイヤ及びカテーテルの操作性を向上でき、ガイドワイヤの表面にコーティングされた親水性樹脂膜等を削ってしまうこともなくなる。
また、内側樹脂層の基端部外周、すなわち、カテーテルの基端部側には補強体が配置されているので、血管選択時に必要なトルク伝達性、ねじれ・折れ曲がり等を防止する耐キンク性、挿入時に必要なプッシュアビリティを向上させる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記外側樹脂層も、熱処理によって、前記形状記憶合金製のコイルと同じ屈曲形状に付形されているカテーテルを提供するものである。
上記第2の発明によれば、形状記憶合金製のコイルのみならず、外側樹脂層も熱処理によって屈曲形状に付形されているので、屈曲形状に付形されたコイルと相俟って、カテーテルの先端部の屈曲形状を安定させることができると共に、ガイドワイヤを引き抜いた際に、カテーテルの先端部の形状復元性をより向上させることができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記内側樹脂層が、フッ素系樹脂からなるカテーテルを提供するものである。
上記第3の発明によれば、内側樹脂層が、摩擦係数の小さいフッ素系樹脂からなるので、カテーテル内にてガイドワイヤをより滑りやすくなり、ガイドワイヤ及びカテーテルの操作性を更に向上させることができる。
本発明のカテーテルによれば、内周を形成する内側樹脂層の外周に形状記憶合金製のコイルが配置され、カテーテル内周は凹凸が生じずに滑らかな面となるので、カテーテル及びガイドワイヤをスムーズに移動させることができ、血管閉塞具も目的箇所に効率的に留置できる。また、カテーテルの先端部は、形状記憶合金製のコイルによって屈曲形状とされているので、カテーテルを管状器官内に継続的又は一時的に安定して留置でき、薬液投与や血管閉塞具の留置等を確実かつ効果的に行うことができる。更に、カテーテルの内周は平坦なので、ガイドワイヤが滑りやすく、ガイドワイヤ及びカテーテルの操作性を向上でき、カテーテルの基端部には補強体が配置されているので、プッシュアビリティ等を向上させる。
以下、図1〜8を参照して、本発明のカテーテルの一実施形態を説明する。
図1に示すように、本発明のカテーテル10は、チューブ形状をなしたカテーテル本体20と、このカテーテル本体20の基端に連結されるカテーテルハブ30とで構成されている。
カテーテルハブ30は、ポリプロピレン、ナイロン等の合成樹脂で形成され、手で把持しやすいように扁平な形状をなしている。また、カテーテルハブ30はカテーテル本体20に連通する導入管31を有している。この導入管31は、開口部に向けてその内径がテーパ状に広がっており、後述するガイドワイヤ40若しくはコイル状の閉塞具を、カテーテル本体20内に導入するガイドとしての役割を果たす。
カテーテル本体20は、一定外径で延びるチューブ状をなしており、基端はカテーテルハブ30と連結している。そして、カテーテル本体20の先端部21は、屈曲形状に付形されている。すなわち、カテーテル10の先端部は、屈曲形状に付形された形状をなしている。
上記カテーテル本体20は、複数の層が重ねられた多層構造をなしている。図2(便宜上、先端部21が屈曲していない状態となっている)を併せて参照すると、カテーテル本体20の内周には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂や、ポリウレタン、ナイロンエラストマー、ポリエーテルブロックアミド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル等の合成樹脂からなるチューブ状の内側樹脂層22が配置されている。この内側樹脂層22には、BaSO、Bi、W等の粉末を含有させて、X線不透過性としてもよい。なお、この実施形態の場合、内側樹脂層22は、フッ素系樹脂からなっている。
この内側樹脂層22の外周であって、カテーテル本体20の基端側には、筒状の補強体23が配置されている。この補強体23としては、例えば、ステンレス、W、Auメッキを施したW、Ni−Ti合金等の金属からなる金属線材、又はナイロン、ポリエステル等の合成樹脂からなる線材を交互に交差させて形成した、いわゆる編組形状をなしたものや、コイル等からなる。
また、内側樹脂層22の外周で、カテーテル本体20の先端部21側には、形状記憶合金製のコイル24(以下、コイル24という)が配置されている。形状記憶合金としては、例えば、Ni−Ti合金、Ni−Ti−X(X=Fe、Cu、V、Co等)合金、Cu−Zn−X(X=Al、Fe等)合金、Cu−Al−Ni合金等が好ましく使用される。更に、コイル24は屈曲形状に付形されており、それに伴って、カテーテル本体20の先端部21が屈曲形状に付形するようになっている。このコイル24により、カテーテル本体20の先端部21は、適度な柔軟性と、形状復元性との双方を確保している。
また、カテーテル本体20の先端部21近傍には、X線不透過材料からなる環状のマーカー25が設けられている。これにより、X線モニター等により、カテーテル10を挿入した際の位置を視認できる。このマーカー25としては、例えば、Pt、Pt合金、W、Auメッキを施したW、Au等の金属が好ましく用いられる。なお、このマーカー25は、カテーテル本体20の先端面から0.3〜2.0mm(距離Aとする)離れて配置されることが好ましく、これによりX線造影時のマーカー作用を安定して確保している。
上記内側樹脂層22、補強体23、コイル24、マーカー25の更に外周には、チューブ状の外側樹脂層26が被覆されている。この外側樹脂層26としては、ポリウレタン、ナイロンエラストマー、ポリエーテルブロックアミド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル等の熱収縮性の合成樹脂や、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂などが用いられる。また、外側樹脂層26は、BaSO、Bi、W等の粉末を含有させて、X線不透過性としてもよい。なお、この実施形態の場合、外側樹脂層26は、上記の合成樹脂からなっている。
更に、外側樹脂層26の外周には、血管内壁等に対するカテーテル本体20の潤滑性を向上させたり、血栓をなるべく付着させたりしないように、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体等の親水性樹脂がコーティングされていることが好ましい。
そして、この実施形態の場合、外側樹脂層26も熱処理によって、コイル24と同じ屈曲形状に付形されている。
以上の各構成部材からなるカテーテル本体20は、図1及び図3に示すように、その先端部21が屈曲形状に付形された形状をなしている。なお、この実施形態の場合、コイル24及び外側樹脂層26の両者によって、カテーテル本体20の先端部21が屈曲形状に付形されているが、コイル24だけで先端部21を屈曲形状に付形させてもよい。また、カテーテル本体20の先端部21は、図4に示すように様々な形状に付形させてもよい。図4(a)は、先端部21がカテーテル本体20に対して所定角度で斜めに屈曲した形状をなしており、(b)は、(a)の先端部21の更に先端がカテーテル本体20の基端側に向かって折り返されて屈曲した形状をなしている。図4(c)は、先端部21がJ字形に屈曲した形状をなしており、(d)は、(c)の先端部21の更に先端が折り返されて、J字形状に屈曲した形状をなしている。更に図4(e)は、先端部21がループ形状に屈曲した形状をなしている。
次に、本発明のカテーテル10の製造方法の一例について説明する。
まず、コイル24を所定の屈曲形状に付形しておく。すなわち、図5(b)に示す、金属等を所定の屈曲形状に付形してなる付形用芯金50に、コイル24を被せて、その状態で形状記憶処理を施し、その後、付形用芯金50を引き抜いて、図5(a)に示す屈曲形状をなしたコイル24を形成する。
次いで、溶かしたフッ素系樹脂に線材を浸漬させ、線材に所定厚さのフッ素系樹脂を被覆させた状態で加熱して、その後芯線を引き抜くことにより、フッ素系樹脂からなるチューブ状の内側樹脂層22を形成する。
そして、内側樹脂層22内周にマンドレルを挿入した状態で、内側樹脂層22外周上において、その基端から軸方向の途中にまで、ステンレス線材等により、補強体23を編組形状に編み付ける。
次いで、内側樹脂層22の先端部に、補強体23に重ならないように、屈曲形状に付形させたコイル24を被せ、このコイル24に重ならないように、マーカー25を被せる。
そして、上記マーカー25、コイル24、補強体23の外径よりも大きい内径を有する熱収縮性の合成樹脂からなるチューブ状の外側樹脂層26を、マーカー25、コイル24、補強体23の更に外周に被せる。
次いで、ヒーター等の加熱手段によって外側樹脂層26を加熱して、熱収縮させることにより、外側樹脂層26を、マーカー25、コイル24、補強体23、内側樹脂層22の外周に被着させる。
なお、外側樹脂層26を単一の層とするのではなく、複数のチューブを被覆させてもよい。例えば、基端側に硬い樹脂層を被覆させ、それに隣接させて柔らかい樹脂層を被覆させ、更にそれに隣接させてより柔らかい樹脂層を被覆させるといったように、基端から先端に向かって、徐々に硬さが柔らかくなる樹脂層を段階的に被覆させてもよい。こうすると、カテーテル本体20の硬さが先端に向けて徐々に柔らかくなり、硬さ勾配をなだらかにできるので、カテーテル10の耐キンク性やプッシュアビリティを向上できる。また、カテーテル本体20の先端部21のみを別の樹脂層、例えば、外側樹脂層26に比較してより柔軟な樹脂層を被覆させてもよい。
このようにして、外側樹脂層26を、マーカー25、コイル24、補強体23、内側樹脂層22の外周に被着させたらマンドレルを抜き出す。そして、カテーテル本体20の先端部21を、前述した付形用芯金50や型枠等によって、所定の屈曲形状に付形させた状態で、ヒーター等の加熱手段により熱処理する。すると外周の外側樹脂層26が軟化するので、外側樹脂層26によって形状が拘束されていた、コイル24が元の屈曲形状に戻ると共に、外側樹脂層26もコイル24と同じ屈曲形状に付形されることとなる。こうして、カテーテル本体20の先端部21が屈曲形状に付形される。
そして、カテーテル本体20の基端に、カテーテルハブ30の先端を挿入して装着し、保護チューブ32により、その連結部を保護してカテーテル10が形成される。
なお、上記実施形態の場合、内側樹脂層22としてフッ素系樹脂を、外側樹脂層26よして熱収縮性の合成樹脂をそれぞれ選択したが、内側樹脂層22にナイロン等の合成樹脂を、外側樹脂層26にフッ素系樹脂層を選択してもよく、組合せは特に限定されない。
次に、本発明のカテーテル10の使用方法の一例、及び、その作用効果について、図6〜8を参照して説明する。ここでは、カテーテル10を用いて制癌剤等の薬液を投与する方法について説明する。なお、図6及び図8中、Sは皮膚、Vは血管である。
また、この際用いられるガイドワイヤ40としては、公知の各種のものが使用できる。すなわち、超弾性合金や、ステンレスなどからなる芯線に合成樹脂膜を被覆したものや、芯線の外周にコイルを装着し、このコイルの外周を更に合成樹脂膜で被覆したものなどが用いられる。
まず、図6(a)に示すように、周知のセルディンガー法により、鞘状のシース41を、皮膚Sを通して血管V内に挿入する。次に、シース41の基端からガイドワイヤ40を挿入し、ガイドワイヤ40の先端を血管Vの目的箇所に到達させて、その後、ガイドワイヤ40の外周に沿ってカテーテル10を挿入し移動させて、目的箇所に到達させる。
若しくは、図6(a)に示すように、カテーテルハブ30の導入管31からガイドワイヤ40を挿入しておき、ガイドワイヤ40の外周にカテーテル10を配置した状態で、ガイドワイヤ40の先端を少し移動させたら、カテーテル10を追従させて移動させるという操作を繰り返して、カテーテル10を目的箇所に到達させてもよい。
この際、本発明のカテーテル10は、図7に示すように、内側樹脂層22の外周にコイル24が配置されており、カテーテル10内周は凹凸が生じずに滑らかな面となっている。そのため、上述したカテーテルのように、ガイドワイヤ40がカテーテル10内で引っ掛かってしまうことがなく、ガイドワイヤ40の外周に沿って、カテーテル10をスムーズに移動させることができる。また、ガイドワイヤ40がカテーテル10内で引っ掛かってしまうこともないので、カテーテル10の内周に沿ってガイドワイヤ40をスムーズに移動させることが可能となる。同様にして図示はしないが、血管閉塞具を留置する場合であっても、血管閉塞具がカテーテル10内で引っ掛かってしまうことがなく、血管閉塞具をカテーテル10内にてスムーズに通して、管状器官内の目的箇所に効率的に留置できる。なお、この際、カテーテル10の先端部21は、ガイドワイヤ40の剛性によって直線状に引き伸ばされた状態となっている。
そして、目的箇所にカテーテル10を留置したら、ガイドワイヤ40を徐々に引き抜いていく。すると、コイル24の形状復元力によって、カテーテル10の先端部が拡張して、その外径が血管Vの内径よりも大きくなるため、血管Vの内壁に押圧され始める。更に、図6(b)に示すように、ガイドワイヤ40を完全に引き抜くと、コイル24が元の屈曲形状に形状復帰して、血管Vの内壁に押圧固定される。
このように、カテーテル10の先端部21は屈曲形状に付形されているので、カテーテル10を目的箇所に到達させたら、ガイドワイヤ40を引き抜くことにより、カテーテル10の先端部21が形状復帰して、血管Vの内壁に押圧固定されて、カテーテル10を血管V内に継続的又は一時的に留置させることができる。そのため、薬液投与や血管閉塞具の留置等を、目的箇所に確実かつ効果的に行うことができる。しかも、コイル24によって、カテーテル10の先端部21の屈曲形状が維持されているので、繰り返し使用しても真直ぐに伸びたりせず、常に所定の屈曲形状とすることができ、安定して血管V内に留置することが可能となる。
更に、カテーテル10の内周は平坦なので、カテーテル10内において、ガイドワイヤ40が滑りやすく、カテーテル10にガイドワイヤ40をスムーズに出し入れ可能となり、ガイドワイヤ40及びカテーテル10の操作性を向上でき、ガイドワイヤ40の表面にコーティングされた親水性樹脂膜等を削ってしまうこともなくなる。
また、内側樹脂層22の基端部外周、すなわち、カテーテル10の基端側には、補強体23が配置されているので、血管選択時に必要なトルク伝達性、ねじれ・折れ曲がり等を防止する耐キンク性、挿入時に必要なプッシュアビリティを向上させる。
更に、この実施形態の場合、外側樹脂層26も、熱処理によって、コイル24と同じ屈曲形状に付形されている。そのため、コイル24のみならず、外側樹脂層26も熱処理によって屈曲形状に付形されているので、屈曲形状に付形されたコイル24と相俟って、カテーテル10の先端部21の屈曲形状を安定させることができると共に、ガイドワイヤ40を引き抜いた際に、カテーテル10の先端部21の形状復元性をより向上させることができる。
また更に、この実施形態の場合、内側樹脂層22が、摩擦係数の小さいフッ素系樹脂からなるので、カテーテル10内にてガイドワイヤ40をより滑りやすくすることができ、ガイドワイヤ40及びカテーテル10の操作性を更に向上可能となる。
上述のようにカテーテル10の先端部21を血管Vの目的箇所に配置し、ガイドワイヤ40を完全に引き抜いたら、シース41も引き抜いて、薬液注入ポート42を埋め込むこととなる。この薬液注入ポート42は、合成樹脂又は金属製の円錐台形状の容器43の上面開口に、注射針等を差し込むことが可能な図示しないゴム膜を備え、容器43の側壁に薬液流出口44を設けて構成されている。この薬液流出口44に、カテーテル10の切離した基端部を接続して、図8に示すように、皮膚Sを切開して薬液注入ポート42を皮膚Sの下部に埋め込こみ、糸等で締め付け固定して、カテーテル10の留置が終了する。
そして、定期的に制癌剤を投与するときには、図示しない注射器の注射針を、皮膚Sを通して、薬液注入ポート42の図示しないゴム膜に刺し込み、制癌剤が溶解した薬液を薬液注入ポート42に注入する。薬液は、薬液流出口44からカテーテル10内を通り、カテーテル10の先端開口部から流出して、癌に侵された臓器に選択的に注入させることができる。
本発明は、血管等の管状器官内に継続的又は一時的に留置させることができ、ガイドワイヤの外周に沿ってスムーズに移動させることが可能で、血管閉塞具も効率的に留置できるカテーテルとして利用することができる。
本発明のカテーテルの一実施形態を示す斜視図である。 同カテーテルの先端部が付形されていない場合の、先端部付近における断面図である。 同カテーテルの先端部付近を部分拡大した斜視図である。 同カテーテルの先端部の様々な屈曲形状であり、(a)は斜めに屈曲した形状、(b)は(a)の先端部の先端が折り返された形状、(c)はJ字形に屈曲した形状、(d)は(c)の先端部21の先端が折り返されてJ字形状に屈曲した形状、(e)はループ形状に屈曲した形状、をそれぞれ示す説明図である。 同カテーテルのコイルを示しており、(a)はコイルを屈曲させた状態を示す斜視図、(b)はコイルを付形するための付形用芯金を示す斜視図である。 同カテーテルを体内に留置する例を示しており、(a)はシースを用いてガイドワイヤ及びカテーテルを挿入した状態を示す説明図、(b)はガイドワイヤを引き抜いて、カテーテルを留置した状態を示す説明図である。 同カテーテルを、ガイドワイヤ外周に沿って移動させている状態を示す断面図である。 同カテーテルに薬液注入ポートを接続して体内に留置した状態を示す説明図である。
符号の説明
10 カテーテル
20 カテーテル本体
21 先端部
22 内側樹脂層
23 補強体
24 形状記憶合金製のコイル
25 マーカー
26 外側樹脂層
30 カテーテルハブ
31 導入管
32 保護チューブ
40 ガイドワイヤ
41 シース
42 薬液注入ポート
43 容器
44 薬液流出口
50 付形用芯金
S 皮膚
V 血管

Claims (3)

  1. チューブ状のカテーテルであって、内周を形成する内側樹脂層と、この内側樹脂層の少なくとも基端部外周に配置された筒状の補強体と、前記内側樹脂層の先端部外周に配置された形状記憶合金製のコイルと、最外周に配置された外側樹脂層とを備え、前記形状記憶合金製のコイルが屈曲形状に付形されており、それによってカテーテルの先端部が屈曲形状に付形されていることを特徴とするカテーテル。
  2. 前記外側樹脂層も、熱処理によって、前記形状記憶合金製のコイルと同じ屈曲形状に付形されている請求項1記載のカテーテル。
  3. 前記内側樹脂層が、フッ素系樹脂からなる請求項1又は2記載のカテーテル。
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