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JP2006203038A - 窒化膜の形成方法、半導体装置の製造方法、キャパシタの製造方法及び窒化膜形成装置 - Google Patents

窒化膜の形成方法、半導体装置の製造方法、キャパシタの製造方法及び窒化膜形成装置 Download PDF

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JP2006203038A
JP2006203038A JP2005014016A JP2005014016A JP2006203038A JP 2006203038 A JP2006203038 A JP 2006203038A JP 2005014016 A JP2005014016 A JP 2005014016A JP 2005014016 A JP2005014016 A JP 2005014016A JP 2006203038 A JP2006203038 A JP 2006203038A
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Abstract

【課題】半導体基板等にダメージを与えることなく、良質な窒化膜を所望の膜厚で形成し得る窒化膜の形成方法、その窒化膜の形成方法を用いた半導体装置の製造方法及びキャパシタの製造方法、並びに、その窒化膜形成方法に用いられる窒化膜形成装置を提供する。
【解決手段】反応炉内に半導体基板12を導入し、反応炉内を減圧することにより、反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、反応炉を加熱し、反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された窒素ガスを反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、半導体基板上に窒化膜56を形成する第3の工程とを有している。酸素濃度が1ppb以下の超高純度窒素ガスを用いて熱窒化を行うため、熱処理温度を極めて高く設定することなく、極めて良質な窒化膜を形成することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、窒化膜の形成方法、半導体装置の製造方法、キャパシタの製造方法及び窒化膜形成装置に係り、特に、良質な窒化膜を形成し得る窒化膜の形成方法、その窒化膜の形成方法を用いた半導体装置の製造方法及びキャパシタの製造方法、並びに、その窒化膜の形成方法に用いられる窒化膜形成装置に関する。
従来より、トランジスタのゲート絶縁膜の材料としてはシリコン酸化膜が広く用いられている。
しかし、シリコン酸化膜は、比誘電率が4.0程度と比較的低く、絶縁耐圧が10MV/cmと必ずしも十分に高いとはいえない。トランジスタの更なる微細化・高速化のためには、比誘電率が高く、絶縁耐圧の高い材料をゲート絶縁膜の材料として用いることが必要である。また、ゲート絶縁膜の材料としてシリコン酸化膜を用いた場合には、トランジスタのゲート電極中に導入されるボロンがシリコン酸化膜を突き抜けて半導体基板に達してしまう場合があった。
近時、比誘電率が7.2程度と比較的高く、絶縁耐圧も比較的高い材料であるシリコン窒化膜をゲート絶縁膜の材料として用いることが注目されている。シリコン窒化膜をゲート絶縁膜の材料として用いれば、ゲート電極中のボロンが半導体基板に達してしまうのを防止することも可能となる。
シリコン基板上にシリコン窒化膜を熱窒化法により形成する場合には、熱処理温度を極めて高く設定しなければならない。熱処理温度を極めて高く設定した場合には、半導体基板等にダメージが加わる虞がある。このため、シリコン基板上にシリコン酸化膜を形成した後に、窒化雰囲気中で加熱することにより、シリコン酸化膜の一部又はシリコン酸化膜とシリコン基板との界面にシリコン窒化膜を形成する方法が提案されている。このようにして形成される膜は、窒化酸化膜と称されている。
窒化雰囲気としてアンモニアガスを用いた場合には、シリコン酸化膜及びシリコン酸化膜とシリコン基板との界面において窒化が生じる。窒化雰囲気として一酸化窒素を用いた場合には、シリコン酸化膜とシリコン基板との界面において窒化が生じる。
また、プラズマラジカルを用いて窒化する技術も提案されている。
表面科学 Vol.25, No.10, p.618-627 (2004)
しかしながら、アンモニアガスを用いて形成した窒化膜は、表面におけるマイクロラフネスが必ずしも良好ではない。また、一酸化窒素を用いた場合には、シリコン酸化膜とシリコン基板との界面にしかシリコン窒化膜を形成することができない。また、プラズマラジカルを用いて窒化膜を形成する場合には、半導体基板等にダメージが加わる虞がある。
本発明の目的は、半導体基板等にダメージを与えることなく、良質な窒化膜を所望の膜厚で形成し得る窒化膜の形成方法、その窒化膜の形成方法を用いた半導体装置の製造方法及びキャパシタの製造方法、並びに、その窒化膜形成方法に用いられる窒化膜形成装置を提供することにある。
本発明の一観点によれば、反応炉内に半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記半導体基板上に窒化膜を形成する第3の工程とを有することを特徴とする窒化膜の形成方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、反応炉内に半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記半導体基板上に窒化膜より成るゲート絶縁膜を形成する第3の工程と前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第4の工程と、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する第5の工程とを有することを特徴とする半導体装置の形成方法が提供される。
また、本発明の更に他の観点によれば、半導体基板内に、不純物拡散層より成る下部電極を形成する第1の工程と、反応炉内に前記半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第2の工程と、前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第3の工程と、酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記下部電極上に窒化膜より成るキャパシタ誘電体膜を形成する第4の工程と、前記キャパシタ誘電体膜上に上部電極を形成する第5の工程とを有することを特徴とするキャパシタの製造方法が提供される。
また、本発明の更に他の観点によれば、半導体基板上に、ドーパント不純物が導入された半導体層より成る下部電極を形成する第1の工程と、反応炉内に前記半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第2の工程と、前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第3の工程と、酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記下部電極上に窒化膜より成るキャパシタ誘電体膜を形成する第4の工程と、前記キャパシタ誘電体膜上に上部電極を形成する第5の工程とを有することを特徴とするキャパシタの製造方法が提供される。
また、本発明の更に他の観点によれば、酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製するガス精製部と、前記ガス精製部により精製された前記窒素ガスが導入される反応炉であって、内壁が窒化された反応炉と、前記ガス精製部と前記反応炉とを接続する配管であって、内壁が窒化された配管とを有することを特徴とする窒化膜形成装置が提供される。
本発明によれば、酸素や水分の濃度が1ppb以下の超高純度窒素ガスを用いて熱窒化を行うため、熱処理温度を極めて高く設定することなく、極めて良質な窒化膜を形成することができる。従って、本発明によれば、極めて良質な窒化膜を有する半導体装置やキャパシタ等を提供することが可能となる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による窒化膜の形成方法及び窒化膜形成装置を図1乃至図4を用いて説明する。
(窒化膜形成装置)
まず、本実施形態による窒化膜形成装置を図1を用いて説明する。図1は、本実施形態による窒化膜形成装置を示す構成図である。
図1に示すように、本実施形態による窒化膜形成装置は、主として、被精製ガス中の不純物を除去して超高純度ガスを得るための超高純度ガス精製装置(ガス精製手段)10と、半導体基板12等を熱処理するための反応炉(反応室)14と、反応炉を加熱するためのヒータ16と、反応炉16内に導入される不活性ガスや還元性ガス等をプラズマ化するためのプラズマ生成手段18と、反応炉16内の気体を排気するための排気手段20とを有している。
超高純度ガス精製装置10は、被精製ガス中に存在する不純物を極めて高い精製能力で除去し、ガス中の不純物の濃度をそれぞれ1ppb以下にまで低減し得るものである。このような高純度ガス精製装置10としては、例えば、サエス・ゲッターズ株式会社製の窒素ガス用の超高純度ガス精製装置(商標名:MONO TORR)を用いることが可能である。かかる超高純度ガス精製装置は、HO、O、H、CO、CO、CHの濃度を、それぞれ1ppb以下にまで低減することができる。
例えば精製前の窒素ガス中に酸素や水分がそれぞれ1ppmずつ含まれていたとしても、超高純度ガス精製装置10により精製される超高純度窒素ガス中における酸素や水分の濃度は、いずれも1ppb以下となる。
超高純度ガス精製装置10は、窒素ガスの精製みならず、不活性ガス、還元性ガス、又はこれらの混合ガスの精製にも用いることが可能である。
超高純度ガス精製装置10と反応炉14とは配管22により接続されている。配管22の内壁には、窒化処理が施されている。具体的には、配管22の内壁には、膜厚0.5μm〜20μm程度の窒化膜が形成されている。配管22の内壁に窒化処理を施しているのは、配管22の内壁に存在する物質を不動化し、超高純度ガス精製装置10により精製された超高純度窒素ガス中等に不純物が混入するのを防止するためである。このような配管22を用いているため、反応炉14内に導入される超高純度窒素ガス中における酸素や水分の濃度はそれぞれ1ppb以下に維持される。
超高純度ガス精製装置10と反応炉14との間には、流量調整バルブ24が設けられている。また、超高純度ガス精製装置10に被精製ガスを導入するための配管26にも、流量調整バルブ28a、28bが設けられている。
反応炉14は、半導体基板12に対して熱処理等を行い、半導体基板10上に窒化膜等を形成するためのものである。
反応炉14の材料としては、酸素を含まない材料を用いることが望ましい。反応炉14の材料として酸素を含まない材料を用いるのは、以下のような理由によるものである。
即ち、反応炉14の材料として酸素を含む材料を用いた場合には、反応炉14自体に含まれている酸素が反応炉14内に昇華し、反応炉14内における酸素分圧が上昇してしまう。後述するように、反応炉14内の酸素分圧が平衡酸素分圧より低い場合には窒化が進行するが、反応炉14内の酸素分圧が平衡酸素分圧以上の場合には窒化が進行しない。このような理由により、反応炉14の材料として、酸素を含まない材料を用いることが望ましい。
具体的には、反応炉14の材料として、SiC(シリコンカーバイト)、ステンレス、インコネル、SiCによりコーティングされたカーボン等を用いることができる。但し、反応炉14の材料として、単にステンレスやインコネル等を用いた場合には、金属汚染が生じる虞がある。このため、反応炉14の材料としてステンレスやインコネル等を用いる場合には、反応炉14の内壁に予め窒化処理を施しておくことが望ましい。具体的には、反応炉14の内壁に窒化膜(図示せず)を形成しておくことが望ましい。反応炉14の内壁に窒化処理を施すことにより、反応炉14の内壁に存在する物質を不動化させることができ、金属汚染を防止することが可能となる。例えば、高純度窒素ガスを反応炉14内に導入した状態で800〜1100℃の熱処理を600分程度行えば、反応炉14の内壁に膜厚5μm程度の窒化膜を形成することが可能である。窒化膜を膜厚0.5μm程度まで厚く形成すれば、ピンホールが極めて少ない窒化膜が得られる。このため、反応炉14の内壁に存在する物質を確実に不動化させることができ、金属汚染を確実に防止することが可能となる。
なお、反応炉14の内壁を窒化するための熱処理は、一度だけ行えばよく、敢えて再度行う必要はない。
また、反応炉14の材料として、石英(SiO)等を用いてもよい。石英は酸素を含む材料であるが、反応炉14の内壁に十分な窒化処理を施せば、反応炉14の内壁に窒化膜が形成される。反応炉14の内壁に窒化膜を形成すれば、反応炉14内の雰囲気中に酸素が混入するのを防止することが可能である。
反応炉14内には、半導体基板12を固定するための治具30等が配される。治具30の材料としては、上記と同様の理由により、酸素を含まない材料を用いることが望ましい。具体的には、治具30の材料として、SiC、ステンレス、インコネル、SiCによりコーティングされたカーボン等を用いることができる。但し、治具30の材料として、単にステンレスやインコネルを用いた場合には、金属汚染が生じる虞がある。このため、治具30の材料としてステンレスやインコネル等を用いる場合には、治具30の表面に窒化処理を施しておくことが望ましい。具体的には、治具30の表面に窒化膜(図示せず)を形成しておくことが望ましい。治具30の表面に窒化処理を施すことにより、治具30の表面に存在する物質を不動化させることができ、金属汚染を防止することができる。
また、治具30の材料として、石英等を用いてもよい。石英は上述したように酸素を含む材料であるが、治具30の表面に十分な窒化処理を施せば、治具30の表面に窒化膜が形成される。治具30の表面に窒化膜を形成すれば、反応炉14内の雰囲気に酸素が混入するのを防止することが可能である。
反応炉14の周囲には、ヒータ16が設けられている。ヒータ16は、反応炉14を加熱するためのものである。
反応炉14内には、一対の平板電極32a、32bが設けられている。平板電極32a、32bには、高周波電源34が接続されている。一対の平板電極32a、32bと高周波電源34とにより、プラズマ生成手段34が構成されている。プラズマ生成手段34は、一対の平板電極32a、32b間に高周波電源34を用いて高周波電力を印加し、反応炉14内に導入される不活性ガスや還元性ガス等をプラズマ化するためのものである。
反応炉14には、配管35を介して、ロータリーポンプ36とクライオポンプ38とが接続されている。ロータリーポンプ36は、反応炉14内がある程度の真空度に達するまで排気を行うためのものである。クライオポンプ38は、反応室14内の真空度を更に高くするためのためのものである。
反応炉14とロータリーポンプ36との間には、反応炉14から排気された気体を冷却するための冷却器40が設けられている。冷却器40は、クライオポンプ38に導入される気体を予め冷却しておくためのものである。
反応炉14と冷却器40との間には、排気バルブ42が設けられている。また、冷却器40とロータリーポンプ36との間にも、排気バルブ44が設けられている。また、冷却器40とクライオポンプ38との間にも、排気バルブ46が設けられている。
配管35には、配管48を介して、逆止弁50が接続されている。逆止弁50は、反応炉14内を加圧する際や、反応炉14内を常圧にする際に、反応炉14内の気体を排気するためのものである。反応炉14と逆止弁50の間には、排気バルブ52が設けられている。
こうして本実施形態による窒化膜形成装置が構成されている。
本実施形態による窒化膜形成装置は、反応炉14内に導入される窒素ガス中の不純物の濃度を1ppb以下にまで低減する超高純度ガス精製装置10が設けられていることに主な特徴の一つがある。
本実施形態によれば、酸素や水分の濃度が1ppb以下の超高純度窒素ガスを用いて熱窒化法により窒化膜を形成するため、後述するように、熱処理温度を極めて高く設定することなく、良質な窒化膜を形成することができる。
また、本実施形態による窒化膜形成装置は、反応炉14の内壁、配管22の内壁及び治具30の表面が窒化等されていることにも主な特徴の一つがある。
本実施形態によれば、反応炉14の内壁、配管22の内壁及び治具30の表面が窒化等されているため、精製された超高純度窒化ガス中に酸素や水分が混入のを防止することができる。従って、本実施形態によれば、熱処理温度を極めて高く設定することなく、良質な窒化膜を形成することができる。
(窒化膜の形成方法)
次に、本実施形態による窒化膜の形成方法を図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態による窒化膜の形成方法を示す工程断面図である。
まず、図2(a)に示すように、半導体基板12を用意する。半導体基板12としては、例えばシリコン基板を用いる。
次に、図2(b)に示すように、熱酸化法により、半導体基板12表面に酸化膜54を形成する。半導体基板12表面に酸化膜54を形成する際には、図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成する。図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成するのは、反応炉14内に酸化物が付着するのを防止するためである。酸化膜54の膜厚は、例えば10nmとする。半導体基板12としてシリコン基板を用いた場合には、シリコン基板12上にシリコン酸化膜54が形成される。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に、半導体基板12を導入する。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を例えば66.5Paまで減圧する。高純度不活性ガスは、不活性ガスを超高純度ガス精製装置10により精製することにより形成する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスとしては、例えば高純度アルゴンガス等を用いる。なお、不活性ガスはアルゴンガスに限定されるものではなく、他の不活性ガスを用いてもよい。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。超高純度ガス精製装置10を用いてアルゴンガスを精製すれば、アルゴンガス中における酸素や水分の濃度を1ppb以下まで低減することが可能である。反応炉14内を減圧する際における反応炉14内の温度は、例えば900℃とする。こうして、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素等が除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば1000℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。高純度不活性ガスは、不活性ガスを超高純度ガス精製装置10により精製することにより形成することが可能である。反応炉内に導入する高純度不活性ガスとしては、例えば高純度アルゴンガスを用いる。なお、不活性ガスは、アルゴンガスに限定されるものではなく、他の不活性ガスを用いてもよい。反応炉14内の温度を上昇させる際における反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12に含まれている水分及び酸素等が、更に除去される。
なお、ここでは、反応炉14内の温度を上昇させながら高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する場合を例に説明したが、反応炉14内の温度を所定の温度まで上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を例えば1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在している酸化膜54を改質する。高純度不活性ガスとしては、例えば高純度アルゴンガスを用いる。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が容易に窒化されるようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。この後、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。超高純度窒素ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。熱処理温度を高めに設定すると窒化速度が速くなり、熱処理温度を低めに設定すると窒化速度が遅くなるため、熱処理温度を適宜設定することにより、窒化膜56の膜厚を制御することが可能である。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。反応炉14内の圧力を高めに設定すると窒化速度が速くなり、反応炉14内の圧力を低めに設定すると窒化速度が遅くなるため、反応炉14内の圧力を適宜設定することによっても、窒化膜56の膜厚を制御することが可能である。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。熱処理時間を長めに設定すれば窒化膜56の厚さは厚くなり、熱処理時間を短めに設定すれば窒化膜56の膜厚は薄くなるため、熱処理時間を適宜設定することによっても、窒化膜56の膜厚を制御することが可能である。
なお、酸化膜54を窒化する際における熱処理温度は、図3に示すようなエリンガム・ダイヤグラム(Ellingham Diagram)を用いて設定すればよい。
図3に示すエリンガム・ダイヤグラムは、各種酸化物の標準生成自由エネルギー(標準生成ギブスエネルギー)と温度との関係、並びに、これらに対応する平衡酸素分圧を計算により求めて示したものである。横軸は温度(T)を示しており、縦軸は標準生成自由エネルギー(ΔG=RTlnPO2)を示している。外側の目盛りは、酸素分圧PO2を示している。
なお、平衡酸素分圧とは、酸化物の解離が生じるか否かの臨界における酸素分圧のことである。
点Pは、ある温度におけるSiOの標準生成自由エネルギーを示している。例えば、温度1000℃の際におけるSiOの標準生成自由エネルギーは、約−150kcalである。
点Qは、絶対零度におけるSiOの標準生成自由エネルギーを示している。点Qと点Pとを結んだ線の延長線と酸素分圧PO2を示す目盛りが付された線との交点Rは、1000℃におけるSiOの平衡酸素分圧を示す。図3から分かるように、1000℃における平衡酸素分圧は、約1×10−26atmである。
反応炉14内における酸素分圧PO2が平衡酸素分圧以上の場合、即ち、
O2≧1×10−26atm
の場合における反応モデルは、以下の通りとなる。
SiO← Si + O
このような反応モデルでは、SiOにおいて解離が起こらないため、SiO膜の窒化は進行しない。
一方、反応炉内における酸素分圧PO2が平衡酸素分圧より小さい場合、即ち、
O2<1×10−26atm
の場合における反応モデルは、以下の通りとなる。
SiO→ Si + O
このような反応モデルでは、SiOにおいて解離が起こるため、SiO膜の窒化が進行する。
従って、反応炉14内における酸素分圧PO2が平衡酸素分圧より小さくなるような条件で熱処理を行えば、酸化膜を窒化して窒化膜を形成することが可能となる。
図3から分かるように、熱処理温度を高くするほど平衡酸素分圧は高くなり、熱処理温度を低く設定するほど平衡酸素分圧は低くなる。従って、熱処理温度を高めに設定すれば、反応炉14内における酸素分圧が比較的高い場合であっても酸化膜54を窒化することが可能となる。換言すれば、反応炉14内における酸素分圧が比較的高くなってしまう場合には、熱処理温度を高めに設定することにより酸化膜54を窒化することが可能となる。一方、熱処理温度を低めに設定した場合には、反応炉14内における酸素分圧が比較的低い場合でなければ酸化膜54を窒化することができない。換言すれば、反応炉14内における酸素分圧が十分に低い場合には、熱処理温度を比較的低く設定した場合であっても酸化膜54を窒化することが可能である。
このように、反応炉14内における酸素分圧PO2が平衡酸素分圧より小さくなるように、酸化膜54を窒化する際における熱処理温度を適宜設定すればよい。
こうして、図2(c)に示すように、半導体基板12上に形成された酸化膜54の表層部が窒化され、酸化膜54上に窒化膜56が形成された状態となる。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
こうして、半導体基板12上に窒化膜56が形成される。
(評価結果)
次に、本実施形態による窒化膜の形成方法の評価結果を図4を用いて説明する。図4は、X線光電子分光法(XPS:X-ray Photoelectron Spectroscopy)による分析結果を示すグラフである。横軸は電子の結合エネルギーを示しており、縦軸は光電子強度を示している。
評価を行う際には、以下のような条件で窒化を行った。半導体基板12としてはシリコン基板を用いた。シリコン基板12上に形成するシリコン酸化膜54の膜厚は、100nmとした。窒化を行う際における反応炉14内の圧力は、大気圧とした。窒化を行う際における熱処理温度は、900℃とした。反応炉14内に導入する高純度窒素ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とした。窒化を行う際に反応炉14内に導入する超高純度窒素ガスの流量は、5cc/minとした。窒化を行う際における熱処理時間は、2時間とした。
図4から分かるように、窒化前におけるスペクトルのピークは103.3eVであった。このことから、窒化前には、半導体基板10上にシリコン酸化膜(SiO膜)54が確かに形成されていたことが分かる。
また、図4から分かるように、窒化後におけるスペクトルのピークは、101.8eVであった。このことから、窒化後には、半導体基板10上にシリコン酸化膜(Si膜)56が確実に形成されていることが分かる。
このように本実施形態によれば、酸素や水分の濃度が1ppb以下の超高純度窒素ガスを用いて熱窒化を行うため、熱処理温度を極めて高く設定することなく、酸化膜を確実に窒化することができ、極めて良質な窒化膜を得ることができる。従って、本実施形態によれば、極めて良質な窒化膜を有する半導体装置等を提供することが可能となる。
また、本実施形態によれば、酸化膜を窒化する前に、高純度不活性ガス等を用いて酸化膜を改質するため、酸化膜を窒化しやすくすることができる。このため、本実施形態によれば、より良質な窒化膜を形成することができる。
(変形例(その1))
次に、本実施形態による窒化膜の形成方法の変形例(その1)を図5を用いて説明する。図5は、本変形例による窒化膜の形成方法を示す工程断面図である。
本変形例による半導体装置の製造方法は、半導体基板12上に形成された酸化膜54の全体を窒化することに主な特徴がある。
まず、半導体基板12上にシリコン酸化膜54を形成する工程までは、図2(a)及び図2(b)を用いて上述した半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略する(図5(a)及び図5(b)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。高純度不活性ガスとしては、高純度不活性ガスを導入する。高純度不活性ガスとしては、例えば高純度アルゴンガスを用いる。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12内等に含まれている水分及び酸素等が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。高純度不活性ガスとしては、例えば高純度アルゴンガスを導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素等が、十分に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が窒化されやすいようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。反応炉14内に導入する超高純度窒素ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、図5(c)に示すように、酸化膜54全体が窒化され、半導体基板12上に窒化膜56のみが形成された状態となる。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
こうして、半導体基板12上に窒化膜56が形成される。
このように、半導体基板12上に形成した酸化膜54の全体を窒化することにより、窒化膜56を形成してもよい。
(変形例(その2))
次に、本実施形態による窒化膜の形成方法の変形例(その2)を図6を用いて説明する。図6は、本変形例による窒化膜の形成方法を示す工程断面図である。
本変形例による窒化膜の形成方法は、半導体基板12上に酸化膜を形成することなく、窒化膜56を半導体基板12上に直接形成することに主な特徴がある。
まず、図6(a)に示すように、半導体基板12を用意する。半導体基板12としては、例えばシリコン基板を用いる。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に、半導体基板12を導入する。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を例えば100kPaまで減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。反応炉14内を減圧する際における反応炉14内の温度は、例えば900℃とする。こうして、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素等が除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば1000℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内の温度を上昇させる際における反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板内に含まれている水分及び酸素等が、更に除去される。この後、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、半導体基板12表面を窒化する。半導体基板12表面を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。反応炉14内に導入する超高純度窒素ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。超高純度窒素ガス中における酸素や水分の濃度が1ppb以下と極めて低いため、熱処理温度を極めて高く設定することなく、半導体基板12上に熱窒化膜を直接形成することができる。
こうして、図6(b)に示すように、半導体基板12表面が窒化され、半導体基板12上に窒化膜56が直接形成されることとなる。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
このように、本変形例による窒化膜の形成方法は、半導体基板12上に窒化膜56を熱窒化法により直接形成することに主な特徴がある。
本変形例によれば、酸素や水分の濃度が1ppmと極めて低い窒素ガスを反応炉14内に導入しながら熱窒化を行うため、熱処理温度を極めて高く設定することなく、半導体基板12表面を直接窒化することができる。従って、本変形例によれば、半導体基板12等にダメージを加えることなく、半導体基板12上に窒化膜56を直接形成することが可能となる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による半導体装置の製造方法を図7を用いて説明する。図7は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図6に示す第1実施形態による窒化膜の形成方法等と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
まず、図7(a)に示すように、半導体基板12を用意する。半導体基板12としては、例えばシリコン基板を用いる。
次に、例えばLOCOS法により、素子領域58を画定する素子分離膜60を形成する。
次に、図7(b)に示すように、熱酸化法により、半導体基板12表面に酸化膜54を形成する。半導体基板12表面に酸化膜54を形成する際には、図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成する。図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成するのは、反応炉14内に酸化物が付着するのを防止するためである。酸化膜54の膜厚は、例えば10nmとする。半導体基板12としてシリコン基板を用いた場合には、シリコン基板12上にシリコン酸化膜54が形成される。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態による窒化膜の形成方法と同様にして、酸化膜54の表層部を窒化することにより、半導体基板12上に窒化膜56を形成する。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板内等に含まれている水分及び酸素等が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素等が、更に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を例えば1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が窒化されやすいようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。この後、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。高純度窒素ガス中における酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、図7(c)に示すように、酸化膜54の表層部が窒化され、酸化膜54上に窒化膜56が存在している状態となる。これら酸化膜54及び窒化膜56により、トランジスタのゲート絶縁膜62が構成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
次に、全面に、例えばCVD法により、ドーパント不純物が導入されたポリシリコン膜64を形成する。ポリシリコン膜64の膜厚は、例えば200nmとする。
この後、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜64をパターニングする。これにより、ポリシリコンより成るゲート電極64が形成される(図7(d)参照)。
次に、例えばイオン注入法により、ゲート電極64の両側の半導体基板12内にドーパント不純物を導入することにより、ソース/ドレイン拡散層66を形成する。
こうして、半導体基板12上にゲート絶縁膜62を介して形成されたゲート電極64と、ゲート電極64の両側に形成されたソース/ドレイン拡散層66とを有するトランジスタ68が形成される。
こうして、本実施形態による半導体装置が製造される。
このように本実施形態によれば、酸素や水分の濃度が1ppb以下の超高純度窒素を用いて窒化処理を行うため、熱処理温度を極めて高く設定することなく、良質な窒化膜56を形成することができる。良質な窒化膜56によりゲート絶縁膜62が構成されているため、ゲート電極64に含まれるボロン等のドーパント不純物がゲート絶縁膜62を突き抜けて半導体基板12中に達してしまうのを防止することができる。また、良質な窒化膜56を用いてゲート絶縁膜が構成されているため、動作速度が速く、ゲート絶縁膜の寿命を長くすることが可能となる。従って、本実施形態によれば、電気的特性が良好で寿命の長い半導体装置を提供することが可能となる。
(変形例(その1))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その1)を図8を用いて説明する。図8は、本変形例による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
本変形例による半導体装置の製造方法は、半導体基板12上に形成された酸化膜54の全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るゲート絶縁膜62aを形成することに主な特徴がある。
まず、半導体基板12上に酸化膜54を形成する工程までは、図7(a)及び図7(b)を用いて上述した半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略する(図8(a)及び図8(b)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態の変形例(その1)による窒化膜の形成方法と同様にして、酸化膜54全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るゲート絶縁膜62aを形成する。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12内等に含まれている水分及び酸素等が除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板14内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。この後、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。超高純度窒素ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、図8(c)に示すように、酸化膜54全体が窒化され、半導体基板12上に窒化膜56のみから成るゲート絶縁膜62aが形成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
この後の半導体装置の製造方法は、図7(d)を用いて上述した半導体装置の製造方法と同様であるので、説明を省略する(図8(d)参照)。
このように、半導体基板12上に形成した酸化膜54の全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るゲート絶縁膜62aを形成してもよい。
(変形例(その2))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その2)を図9を用いて説明する。図9は、本変形例による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
本変形例による半導体装置の製造方法は、半導体基板12上に酸化膜54を形成することなく、半導体基板12上に窒化膜56より成るゲート絶縁膜62aを直接形成することに主な特徴がある。
まず、半導体基板12上に素子分離膜60を形成する工程までは、図7(a)を用いて上述した半導体装置の製造方法と同様であるので、説明を省略する(図9(a)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に、半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態の変形例(その2)による窒化膜の形成方法と同様にして、半導体基板12表面を窒化することにより、半導体基板12上に窒化膜56を直接形成する。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を例えば66.5Paまで減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。反応炉14内を減圧する際における反応炉14内の温度は、例えば900℃とする。こうして、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12中に含まれている水分及び酸素等が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば1000℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内の温度を上昇させる際における反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素等、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素等が、十分に除去される。この後、高純度不活性ガスを反応炉内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、半導体基板12表面を窒化する。半導体基板12表面を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。超高純度窒素ガスにおける酸素や水分の濃度は、例えば1ppb以下とする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、半導体基板12表面が窒化され、窒化膜56より成るゲート絶縁膜62aが半導体基板12上に直接形成される(図9(b)参照)。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
この後の半導体装置の製造方法は、図7(a)を用いて上述して半導体装置の製造方法と同様であるので、説明を省略する(図9(c)参照)。
このように、窒化膜56より成るゲート絶縁膜62aを半導体基板12上に直接形成してもよい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態によるキャパシタの製造方法を図10を用いて説明する。図10は、本実施形態によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図9に示す第1又は第2実施形態による窒化膜の形成方法等と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
まず、図10(a)に示すように、半導体基板12を用意する。半導体基板12としては、例えばシリコン基板を用いる。
次に、例えばLOCOS法により、素子領域58を画定する素子分離膜60を形成する。
次に、図10(b)に示すように、例えばイオン注入法により、素子領域58の半導体基板12内にN型のドーパント不純物を高濃度に導入する。ドーパント不純物としては、例えばリン(P)又はアンチモン(Sb)を用いる。イオン注入条件は、例えば加速エネルギーを70keV、ドーズ量を1×1015atoms/cmとする。こうして、ドーパント不純物が高濃度に導入されて成るN型の不純物拡散層70が形成される。不純物拡散層70は、キャパシタの下部電極70となるものである。
なお、ここでは、N型のドーパント不純物を導入することによりN型の不純物拡散層70を形成する場合を例に説明したが、P型のドーパント不純物を導入することによりP型の不純物拡散層70を形成してもよい。
次に、図10(c)に示すように、熱酸化法により、半導体基板12表面に酸化膜54を形成する。半導体基板12表面に酸化膜54を形成する際には、図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成する。図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成するのは、反応炉14内に酸化物が付着するのを防止するためである。酸化膜54の膜厚は、例えば5nmとする。半導体基板12としてシリコン基板を用いた場合には、シリコン基板12上にシリコン酸化膜54が形成される。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態による窒化膜の形成方法と同様にして、酸化膜54を窒化することにより、半導体基板12上に窒化膜56を形成する(図10(d)参照)。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内等に含まれている水分及び酸素が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を例えば1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が窒化されやすいようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、酸化膜54の表層部が窒化され、酸化膜54上に窒化膜56が存在している状態となる。これら酸化膜54及び窒化膜56により、キャパシタ誘電体膜72が構成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
次に、全面に、例えばCVD法により、ドーパント不純物が導入されたポリシリコン膜74を形成する。ポリシリコン膜74の膜厚は、例えば200nmとする。
この後、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜74をパターニングする。これにより、ポリシリコンより成る上部電極74が形成される。
こうして、下部電極70と、誘電体膜72と、上部電極74とを有するキャパシタ76が製造される(図10(e)参照)。
この後、下部電極70に電気的に接続された引き出し配線(図示せず)を形成する。
このように本実施形態によれば、超高純度窒素を用いて熱処理を行うことにより窒化膜56を形成するため、極めて良質な窒化膜56を有するキャパシタ誘電体膜72を形成することができる。従って、本実施形態によれば、極めて良好な電気的特性を有するキャパシタ76を提供することが可能となる。
(変形例(その1))
次に、本実施形態によるキャパシタの製造方法の変形例(その1)を図11を用いて説明する。図11は、本変形例によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。
本変形例によるキャパシタの製造方法は、半導体基板12上に形成された酸化膜54の全体を窒化することにより、キャパシタ誘電体膜72aを形成することに主な特徴がある。
まず、半導体基板12上にシリコン酸化膜54を形成する工程までは、図10(a)乃至図10(c)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので説明を省略する(図11(a)乃至図11(c)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態の変形例(その2)による窒化膜の形成方法と同様にして、酸化膜54全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るゲート絶縁膜72aを形成する(図11(d)参照)。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内等に含まれている水分及び酸素が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を例えば1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が窒化されやすいようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、酸化膜54全体が窒化され、半導体基板12上に窒化膜56のみから成るキャパシタ誘電体膜72aが形成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
この後の半導体装置の製造方法は、図10(e)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので、説明を省略する。
こうして、下部電極70と、誘電体膜72aと、上部電極74とを有するキャパシタ76aが製造される(図11(e)参照)。
このように、半導体基板12上に形成した酸化膜54の全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るキャパシタ誘電体膜72aを形成してもよい。
(変形例(その2))
次に、本実施形態によるキャパシタの製造方法の変形例(その2)を図12を用いて説明する。図12は、本変形例によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。
本変形例によるキャパシタの形成方法は、半導体基板12上に酸化膜54を形成することなく、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜を半導体基板12上に直接形成することに主な特徴がある。
まず、半導体基板12内に下部電極70を形成する工程までは、図10(a)及び図10(b)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので、説明を省略する(図12(a)及び図12(b)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に、半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態による窒化膜の形成方法と同様にして、半導体基板12表面を窒化することにより、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜72aを形成する(図12(c)参照)。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を例えば66.5Paまで減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、例えば1ppb以下とする。反応炉14内を減圧する際における反応炉14内の温度は、例えば900℃とする。反応炉14内を減圧する際には、ロータリーポンプ及びクライオポンプを適宜用いる。こうして、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12中に含まれている水分及び酸素が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば1000℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内の温度を上昇させる際における反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、半導体基板12表面を窒化する。半導体基板12表面を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、半導体基板12表面が窒化され、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜72aが半導体基板12上に直接形成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
この後のキャパシタの製造方法は、図10(e)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので、説明を省略する。
こうして、下部電極70と、誘電体膜72aと、上部電極74とを有するキャパシタ76aが製造される(図12(d)参照)。
このように、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜72aを半導体基板12上に直接形成してもよい。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態によるキャパシタの製造方法を図13及び図14を用いて説明する。図13及び図14は、本実施形態によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図12に示す第1乃至第3実施形態による窒化膜の形成方法等と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態によるキャパシタの製造方法は、ドーパント不純物が導入された半導体層80を半導体基板12上に形成することにより、半導体層より成る下部電極80を形成することに主な特徴がある。
まず、素子分離膜60を形成する工程までは、図10(a)に示すキャパシタの製造方法と同様であるので説明を省略する(図13(a)参照)。
次に、図13(b)に示すように、熱酸化法により、素子領域58における半導体基板12表面に酸化膜78を形成する。半導体基板12としてシリコン基板を用いた場合には、シリコン酸化膜78が形成される。シリコン酸化膜78の膜厚は、例えば200nmとする。
次に、全面に、例えばCVD法により、ドーパント不純物が導入されたポリシリコン膜70を形成する。ポリシリコン膜80の膜厚は、例えば200nmとする。
この後、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜80をパターニングする。これにより、ポリシリコンより成る下部電極80が形成される(図13(c)参照)。
次に、図13(d)に示すように、熱酸化法により、下部電極80表面に酸化膜54を形成する。下部電極80表面に酸化膜54を形成する際には、図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成する。図1に示す反応炉14と異なる反応炉を用いて酸化膜54を形成するのは、反応炉14内に酸化物が付着するのを防止するためである。酸化膜54の膜厚は、例えば5nmとする。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態による窒化膜の形成方法と同様にして、酸化膜54の表層部を窒化することにより、窒化膜56を形成する(図14(a)参照)。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内等に含まれている水分及び酸素が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を例えば1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が窒化されやすいようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、酸化膜54の表層部が窒化され、酸化膜54上に窒化膜56が存在している状態となる。これら酸化膜54及び窒化膜56により、キャパシタ誘電体膜82が構成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
次に、全面に、例えばCVD法により、ドーパント不純物が導入されたポリシリコン膜84を形成する。ポリシリコン膜84の膜厚は、例えば200nmとする。
この後、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜84をパターニングする。これにより、ポリシリコンより成る上部電極84が形成される。
こうして、下部電極80と、キャパシタ誘電体膜82と、上部電極84とを有するキャパシタ86が製造される(図14(b)参照)。
このように、ドーパント不純物が導入された半導体層80を半導体基板12上に形成することにより、半導体層より成る下部電極80を形成してもよい。
(変形例(その1))
次に、本実施形態によるキャパシタの製造方法の変形例(その1)を図15及び図16を用いて説明する。図15及び図16は、本変形例によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。
本変形例によるキャパシタの製造方法は、下部電極80上に形成された酸化膜54の全体を窒化することにより、窒化膜86より成るキャパシタ誘電体膜82aを形成することに主な特徴がある。
まず、下部電極80表面に酸化膜54を形成する工程までは、図13(a)乃至図13(d)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので説明を省略する(図15(a)乃至図15(d)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態の変形例(その1)による窒化膜の形成方法と同様にして、酸化膜54全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るゲート絶縁膜82aを形成する(図16(a)参照)。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内等に含まれている水分及び酸素が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば900℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。なお、反応炉14内の温度を上昇させた後に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入してもよい。
次に、反応炉14内の圧力を例えば100kPaに設定し、反応炉14内の温度を例えば1000℃に設定した状態で、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入することにより、半導体基板12上に存在する酸化膜54を改質する。酸化膜54を改質するのは、後工程において酸化膜54が窒化されやすいようにするためである。
なお、酸化膜54を改質する際に、平板電極32a、32b間に高周波電力を印加することにより、高純度不活性ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化した高純度不活性ガスを用いれば、より確実に酸化膜54を改質することができる。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、酸化膜54を窒化する。酸化膜54を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、酸化膜54全体が窒化され、半導体基板12上に窒化膜56のみから成るキャパシタ誘電体膜82aが形成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
この後の半導体装置の製造方法は、図14(b)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので、説明を省略する。
こうして、下部電極80と、キャパシタ誘電体膜82aと、上部電極84とを有するキャパシタ86aが製造される(図16(b)参照)。
このように、下部電極80上に形成した酸化膜54の全体を窒化することにより、窒化膜56のみから成るキャパシタ誘電体膜82aを形成してもよい。
(変形例(その2))
次に、本実施形態によるキャパシタの製造方法の変形例(その2)を図17を用いて説明する。図17は、本変形例によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。
本変形例によるキャパシタの形成方法は、下部電極上に酸化膜54を形成することなく、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜82aを下部電極80上に直接形成することに主な特徴がある。
まず、下部電極80を形成する工程までは、図13(a)乃至図13(c)を用いて上述したキャパシタの製造方法と同様であるので、説明を省略する(図17(a)乃至図17(c)参照)。
次に、図1に示す窒化膜形成装置の反応炉14内に、半導体基板12を導入する。
次に、第1実施形態の変形例(その2)による窒化膜の形成方法と同様にして、下部電極80上に窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜82aを形成する(図17(d)参照)。
即ち、まず、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入しながら、反応炉14内を例えば66.5Paまで減圧する。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。反応炉14内を減圧する際における反応炉14内の温度は、例えば900℃とする。こうして、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12中に含まれている水分及び酸素が、ある程度除去される。
次に、反応炉14内の温度を例えば1000℃まで上昇させながら、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入する。反応炉14内の温度を上昇させる際における反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスの流量は、例えば50cc/分とする。反応炉14内に導入する高純度不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とする。これにより、反応炉14内に存在する水分及び酸素、並びに、半導体基板12内に含まれている水分及び酸素が、十分に除去される。
次に、高純度不活性ガスを反応炉14内に導入するのを中止する。
次に、反応炉14内を所定の熱処理温度に設定した状態で、反応炉14内に超高純度窒素ガスを導入することにより、半導体基板12表面を窒化する。半導体基板12表面を窒化する際における条件は、例えば以下の通りとする。熱処理温度は、例えば1000℃とする。反応炉14内の圧力は、例えば100kPaとする。超高純度窒素ガスの流量は、例えば50cc/分とする。熱処理時間は、例えば60分とする。
こうして、下部電極80表面が窒化され、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜82aが下部電極80上に直接形成される。
この後、反応炉14内から半導体基板12を取り出す。
この後のキャパシタの製造方法は、図14(b)を用いて上述してキャパシタの製造方法と同様であるので、説明を省略する。
こうして、下部電極80と、キャパシタ誘電体膜82aと、上部電極84とを有するキャパシタ86aが製造される(図17(e)参照)。
このように、窒化膜56より成るキャパシタ誘電体膜82aを下部電極80上に直接形成してもよい。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、複数枚の半導体基板12を一括して熱処理し得るバッチ式の窒化膜形成装置を例に説明したが、半導体基板12を一枚ずつ熱処理する枚葉式の窒化膜形成装置を構成してもよい。また、反応炉を大気中に開放することなくウェハの導入、取り出しを行い得るロードロックタイプの窒化膜形成装置を構成してもよい。
また、上記実施形態では、半導体基板12としてシリコン基板を用いる場合を例に説明したが、半導体基板12はシリコン基板に限定されるものではない。本発明の原理は、他のあらゆる材料より成る半導体基板12上に窒化膜56を形成する際に適用することが可能である。例えば、半導体基板12の材料として、ゲルマニウム(Ge)等を用いることができる。また、半導体基板12の材料として、化合物半導体を用いてもよい。
また、上記実施形態では、半導体層80としてシリコン層を形成する場合を例に説明したが、半導体層80の材料はシリコンに限定されるものではない。本発明の原理は、他のあらゆる材料より成る半導体層80上に窒化膜56を形成する際に適用することが可能である。
また、上記実施形態では、下部電極80の材料として半導体を用いる場合を例に説明したが、下部電極80の材料として、アルミニウム(Al)等の金属を用いてもよい。
また、上記実施形態では、酸化膜54を改質する際に反応炉14内に導入するガスとしてアルゴンガスを用いたが、酸化膜54を改質する際に反応炉14内に導入するガスはアルゴンガスに限定されるものではない。例えば、アルゴンガス以外の不活性ガスを反応炉14内に導入するようにしてもよい。反応炉14内に導入するガスとしてアルゴンガス以外の不活性ガスを用いる場合、不活性ガスにおける酸素や水分の濃度は1ppb以下とすることが望ましい。また、還元性ガスを反応炉14内に導入するようにしてもよい。還元性ガスとしては、例えば水素等を用いることができる。反応炉14内に導入するガスとして還元性ガスを用いる場合、還元性ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とすることが望ましい。また、不活性ガスと還元性ガスとの混合ガスを反応炉14内に導入するようにしてもよい。反応炉14内に導入するガスとして混合ガスを用いる場合、混合ガスにおける酸素や水分の濃度は、1ppb以下とすることが望ましい。
また、上記実施形態では、酸化膜54を改質する際にアルゴンガスをプラズマ化する場合を例に説明したが、アルゴンガス以外の不活性ガスをプラズマ化してもよい。また、還元性ガスをプラズマ化してもよい。また、不活性ガスと還元性ガスとの混合ガスをプラズマ化してもよい。プラズマ化したガスを用いることにより、改質を促進することができる。
また、上記実施形態では、窒素用の超高純度ガス精製装置を用いて、不活性ガス、還元性ガス又はこれらの混合ガスをも精製する場合を例に説明したが、不活性ガス、還元性ガス、又はこれらの混合ガスを精製するための超高純度ガス精製装置を、窒素用の超高純度ガス精製装置と別個に設けてもよい。図18は、本発明の変形実施形態による窒化膜形成装置を示す構成図である。図18に示すように、窒素用の超高純度ガス精製装置10と別個に、不活性ガス等を精製するための超高純度ガス精製装置10aが設けられている。例えば、不活性ガス用の超高純度ガス精製装置10aは、HO、O、H、CO、CO、N、CHの濃度を、それぞれ1ppb以下にまで低減することが可能である。超高純度ガス精製装置10aと反応炉14とは配管22aにより接続されている。配管22aの内壁には、窒化処理が施されている。具体的には、配管22aの内壁には、膜厚1μm〜10μm程度の窒化膜が形成されている。配管22aの内壁に窒化処理を施しているのは、配管22aの内壁に存在する物質を不動化し、超高純度ガス精製装置10aにより精製された不活性ガス等に酸素や水分等の不純物が混入するのを防止するためである。このような配管22aを用いているため、反応炉14内に導入される不活性ガス等における酸素や水分の濃度はそれぞれ1ppb以下に維持される。このように、不活性ガス、還元性ガス、又はこれらの混合ガスを精製するための超高純度ガス精製装置10aを、窒素用の超高純度ガス精製装置10と別個に設けてもよい。
以上詳述したように、本発明の特徴をまとめると以下の通りである。
(付記1)
反応炉内に半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、
前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、
酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記半導体基板上に窒化膜を形成する第3の工程と
を有することを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記2)
請求項1記載の窒化膜の形成方法において、
前記第1の工程では、酸素濃度が1ppb以下になるように不活性ガスを精製し、精製された前記不活性ガスを前記反応炉内に導入する
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記3)
請求項1又は2記載の窒化膜の形成方法において、
前記第2の工程では、酸素濃度が1ppb以下になるように不活性ガスを精製し、精製された前記不活性ガスを前記反応炉内に導入する
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記4)
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の窒化膜の形成方法において、
前記反応炉の内壁が窒化されている
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記5)
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の窒化膜の形成方法において、
精製された窒素ガスを前記反応炉内に導入するための配管の内壁が窒化されている
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記6)
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の窒化膜の形成方法において、
前記反応炉内に配されている治具が窒化されている
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記7)
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の窒化膜の形成方法において、
前記第1の工程の前に、前記半導体基板上に酸化膜を形成する第4の工程を更に有し、
前記第3の工程では、前記酸化膜を窒化することにより前記窒化膜を形成する
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記8)
請求項7記載の窒化膜の形成方法において、
前記第2の工程の後、前記第3の工程の前に、不活性ガス、還元性ガス又はこれらの混合ガスを精製し、精製された前記不活性ガス、前記還元性ガス又は前記混合ガスを前記反応炉内に導入することにより、前記酸化膜を改質する第5の工程を更に有する
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記9)
請求項8記載の窒化膜の形成方法において、
前記第5の工程では、精製された前記不活性ガス、前記還元性ガス又は前記混合ガスをプラズマ化し、プラズマ化された前記不活性ガス、前記還元性ガス又は前記混合ガスにより、前記酸化膜を改質する
ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
(付記10)
反応炉内に半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、
前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、
酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記半導体基板上に窒化膜より成るゲート絶縁膜を形成する第3の工程と
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第4の工程と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する第5の工程と
を有することを特徴とする半導体装置の形成方法。
(付記11)
請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の工程の前に、前記半導体基板上に酸化膜を形成する工程を更に有し、
前記第3の工程では、前記酸化膜を窒化することにより前記窒化膜より成る前記ゲート絶縁膜を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記12)
半導体基板内に、不純物拡散層より成る下部電極を形成する第1の工程と、
反応炉内に前記半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第2の工程と、
前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第3の工程と、
酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記下部電極上に窒化膜より成るキャパシタ誘電体膜を形成する第4の工程と、
前記キャパシタ誘電体膜上に上部電極を形成する第5の工程と
を有することを特徴とするキャパシタの製造方法。
(付記13)
請求項12記載のキャパシタの製造方法において、
前記第1の工程の後、前記第2の工程の前に、前記下部電極上に酸化膜を形成する第6の工程を更に有し、
前記第4の工程では、前記酸化膜を窒化することにより前記窒化膜より成る前記キャパシタ誘電体膜を形成する
ことを特徴とするキャパシタの製造方法。
(付記14)
半導体基板上に、ドーパント不純物が導入された半導体層より成る下部電極を形成する第1の工程と、
反応炉内に前記半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第2の工程と、
前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第3の工程と、
酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記下部電極上に窒化膜より成るキャパシタ誘電体膜を形成する第4の工程と、
前記キャパシタ誘電体膜上に上部電極を形成する第5の工程と
を有することを特徴とするキャパシタの製造方法。
(付記15)
請求項14記載のキャパシタの製造方法において、
前記第1の工程の後、前記第2の工程の前に、前記下部電極上に酸化膜を形成する第6の工程を更に有し、
前記第4の工程では、前記酸化膜を窒化することにより前記窒化膜より成る前記キャパシタ誘電体膜を形成する
ことを特徴とするキャパシタの製造方法。
(付記16)
酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製するガス精製部と、
前記ガス精製部により精製された前記窒素ガスが導入される反応炉であって、内壁が窒化された反応炉と、
前記ガス精製部と前記反応炉とを接続する配管であって、内壁が窒化された配管と
を有することを特徴とする窒化膜形成装置。
(付記17)
請求項16記載の窒化膜形成装置において、
前記ガス精製部は、酸素濃度が1ppb以下になるように、不活性ガス、還元性ガス又はこれらの混合ガスをも精製する
ことを特徴とする窒化膜形成装置。
(付記18)
請求項16記載の窒化膜形成装置において、
酸素濃度が1ppb以下になるように、不活性ガス、還元性ガス又はこれらの混合ガスを精製する他のガス精製部と、
前記他のガス精製部と前記反応炉とを接続する他の配管であって、内壁が窒化された他の配管とを更に有する
ことを特徴とする窒化膜形成装置。
(付記19)
請求項16乃至18のいずれか1項に記載の窒化膜形成装置において、
前記反応炉内に配されている治具の表面が窒化されている
ことを特徴とする窒化膜形成装置。
本発明の第1実施形態による窒化膜形成装置を示す構成図である。 本発明の第1実施形態による窒化膜の形成方法を示す工程断面図である。 エリンガム・ダイヤグラムを示す図である。 X線光電子分光法による分析結果を示すグラフである。 本発明の第1実施形態の変形例(その1)による窒化膜の形成方法を示す工程断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例(その2)による窒化膜の形成方法を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例(その1)による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例(その2)による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第3実施形態によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第3実施形態の変形例(その1)によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第3実施形態の変形例(その2)によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第4実施形態によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第4実施形態によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第4実施形態の変形例(その1)によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第4実施形態の変形例(その1)によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第4実施形態の変形例(その2)によるキャパシタの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の変形実施形態による窒化膜形成装置を示す構成図である。
符号の説明
10、10a…超高純度ガス精製装置
12…半導体基板
14…反応炉
16…ヒータ
18…プラズマ生成手段
20…排気手段
22、22a…配管
24…流量調整バルブ
26…配管
28a、28b…流量調整バルブ
30…治具
32a、32b…平板電極
34…高周波電源
35…配管
36…ロータリーポンプ
38…クライオポンプ
40…冷却器
42…排気バルブ
44…排気バルブ
46…排気バルブ
48…配管
50…逆止弁
52…排気バルブ
54…酸化膜
56…窒化膜
58…素子領域
60…素子分離膜
62、62a…ゲート絶縁膜
64…ゲート電極
66…ソース/ドレイン拡散層
68…トランジスタ
70…不純物拡散層、下部電極
72、72a…キャパシタ誘電体膜
74…上部電極
76、76a…キャパシタ
80…下部電極
82、82a…キャパシタ誘電体膜
84…上部電極
86、86a…キャパシタ

Claims (10)

  1. 反応炉内に半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、
    前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、
    酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記半導体基板上に窒化膜を形成する第3の工程と
    を有することを特徴とする窒化膜の形成方法。
  2. 請求項1記載の窒化膜の形成方法において、
    前記第1の工程では、酸素濃度が1ppb以下になるように不活性ガスを精製し、精製された前記不活性ガスを前記反応炉内に導入する
    ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
  3. 請求項1又は2記載の窒化膜の形成方法において、
    前記第2の工程では、酸素濃度が1ppb以下になるように不活性ガスを精製し、精製された前記不活性ガスを前記反応炉内に導入する
    ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の窒化膜の形成方法において、
    前記第1の工程の前に、前記半導体基板上に酸化膜を形成する第4の工程を更に有し、
    前記第3の工程では、前記酸化膜を窒化することにより前記窒化膜を形成する
    ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
  5. 請求項4記載の窒化膜の形成方法において、
    前記第2の工程の後、前記第3の工程の前に、不活性ガス、還元性ガス又はこれらの混合ガスを精製し、精製された前記不活性ガス、前記還元性ガス又は前記混合ガスを前記反応炉内に導入することにより、前記酸化膜を改質する第5の工程を更に有する
    ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
  6. 請求項5記載の窒化膜の形成方法において、
    前記第5の工程では、精製された前記不活性ガス、前記還元性ガス又は前記混合ガスをプラズマ化し、プラズマ化された前記不活性ガス、前記還元性ガス又は前記混合ガスにより、前記酸化膜を改質する
    ことを特徴とする窒化膜の形成方法。
  7. 反応炉内に半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第1の工程と、
    前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第2の工程と、
    酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記半導体基板上に窒化膜より成るゲート絶縁膜を形成する第3の工程と
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第4の工程と、
    前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する第5の工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の形成方法。
  8. 半導体基板内に、不純物拡散層より成る下部電極を形成する第1の工程と、
    反応炉内に前記半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第2の工程と、
    前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第3の工程と、
    酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記下部電極上に窒化膜より成るキャパシタ誘電体膜を形成する第4の工程と、
    前記キャパシタ誘電体膜上に上部電極を形成する第5の工程と
    を有することを特徴とするキャパシタの製造方法。
  9. 半導体基板上に、ドーパント不純物が導入された半導体層より成る下部電極を形成する第1の工程と、
    反応炉内に前記半導体基板を導入し、前記反応炉内を減圧することにより、前記反応炉内及び半導体基板内から酸素及び水分を除去する第2の工程と、
    前記反応炉を加熱し、前記反応炉内及び前記半導体基板内から酸素及び水分を更に除去する第3の工程と、
    酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製し、精製された前記窒素ガスを前記反応炉内に導入しながら、熱処理を行うことにより、前記下部電極上に窒化膜より成るキャパシタ誘電体膜を形成する第4の工程と、
    前記キャパシタ誘電体膜上に上部電極を形成する第5の工程と
    を有することを特徴とするキャパシタの製造方法。
  10. 酸素濃度が1ppb以下になるように窒素ガスを精製するガス精製部と、
    前記ガス精製部により精製された前記窒素ガスが導入される反応炉であって、内壁が窒化された反応炉と、
    前記ガス精製部と前記反応炉とを接続する配管であって、内壁が窒化された配管と
    を有することを特徴とする窒化膜形成装置。
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