JP2006128148A - 半導体装置の製造方法および半導体製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 n型不純物が導入されたレジスト膜を除去する工程において、異常生成物の発生を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】 ポリシリコン膜15上にレジスト膜16を形成した後、このレジスト膜16に対して露光・現像することにより、レジスト膜16をパターニングする。パターニングは、ポリシリコン膜15のゲート電極形成領域に開口部17が形成されるように行う。次に、パターニングしたレジスト膜16をマスクにして、開口部17から露出したポリシリコン膜15内にリンを注入する。このとき、マスクであるレジスト膜16にもリンが注入されて硬化層16aが形成される。次に、酸素ガスおよびフォーミングガスを導入して硬化層16aおよびレジスト膜16を除去する。ここで、酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガスに対するフォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にする。
【選択図】 図11
【解決手段】 ポリシリコン膜15上にレジスト膜16を形成した後、このレジスト膜16に対して露光・現像することにより、レジスト膜16をパターニングする。パターニングは、ポリシリコン膜15のゲート電極形成領域に開口部17が形成されるように行う。次に、パターニングしたレジスト膜16をマスクにして、開口部17から露出したポリシリコン膜15内にリンを注入する。このとき、マスクであるレジスト膜16にもリンが注入されて硬化層16aが形成される。次に、酸素ガスおよびフォーミングガスを導入して硬化層16aおよびレジスト膜16を除去する。ここで、酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガスに対するフォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にする。
【選択図】 図11
Description
本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、半導体ウェハ(以下、単にウェハという)上に形成されたレジスト膜を除去する工程に適用して有効な技術に関するものである。
日本特開平10−098026号公報(特許文献1)には、イオン注入処理後におけるレジスト膜のアッシングレートを向上させるとともに、下地の酸化シリコン膜のエッチングを抑制する技術が記載されている。具体的には、処理容器内に配置されたウェハをハロゲンランプで加熱しつつアッシングする際、水素ガス(H2)、窒素ガス(N2)、酸素ガス(O2)およびフッ化炭素ガス(CF4)よりなる混合ガスを供給する。すなわち、水素ガス(H2)、窒素ガス(N2)、酸素ガス(O2)およびフッ化炭素ガス(CF4)よりなる混合ガスを使用して、ウェハに形成されたレジスト膜をアッシングする技術が開示されている。
特開平10−098026号公報
MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)には、導電型不純物を導入したポリシリコン膜をゲート電極とするものがある。このようなゲート電極は、例えば以下のようにして形成される。
半導体基板上にゲート絶縁膜を形成した後、このゲート絶縁膜上にポリシリコン膜を形成する。続いて、このポリシリコン膜上にレジスト膜を形成した後、露光・現像処理を行うことによりレジスト膜をパターニングする。パターニングは、ゲート電極を形成する領域を開口するように行われる。続いて、イオン注入法を使用することにより、開口部から露出したポリシリコン膜内にリンなどのn型不純物を導入する。このとき、主に、開口部から露出したポリシリコン膜内にリンが導入されるが、パターニングしたレジスト膜内にもリンが導入される。レジスト膜内にリンが導入されるとレジスト膜が変質し、レジスト膜の表面に剥離性の悪い硬化層が形成される。
次に、パターニングしたレジスト膜をアッシング処理によって除去した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用して、ポリシリコン膜を加工する。これによりリンを導入したポリシリコン膜よりなるゲート電極を形成することができる。
リンを導入するときにマスクとして使用されたレジスト膜は、上記したようにアッシング処理で除去されるが、このアッシング処理では酸素ガスが使用される。すなわち、酸素ガスとレジスト膜の化学反応を利用して、レジスト膜を除去している。しかし、酸素ガスだけを使用したアッシング処理では、レジスト膜に形成された硬化層を除去することができない。このため、アッシング処理における加熱により、硬化層の下部にあるレジスト膜が膨張し、硬化層を突き破ってレジスト膜が破裂することが生じる。この破裂により生じるレジスト残渣が除去されず、異物としてウェハ上に残ってしまう。
そこで、リンが注入されて硬化層が形成されたレジスト膜のアッシング処理では、酸素ガスだけでなくフォーミングガスも導入されている。フォーミングガスとは、窒素ガスと水素ガスとの混合ガスであり、このフォーミングガスを導入することにより、レジスト膜に形成された硬化層を除去することができる。
しかし、フォーミングガスの割合が高くなると、ポリシリコン膜上に酸化シリコンよりなる異常生成物が発生してしまうという問題点がある。つまり、レジスト膜を除去する際、レジスト膜に含まれるリンとフォーミングガスと酸素ガスが反応してリン酸が生成される。また、レジスト膜を除去することにより露出したポリシリコン膜は、窒素ガスと反応して窒化シリコン膜が形成される。そして、リン酸と窒化シリコン膜が化学反応することにより、酸化シリコン膜が生成される。このようにして、レジスト膜を除去することにより露出したポリシリコン膜上に異常生成物である酸化シリコンが形成される。
レジスト膜の除去が終了すると、次に、ポリシリコン膜を加工してゲート電極を形成する。ゲート電極の形成は、まず、ポリシリコン膜上にレジスト膜を形成した後、このレジスト膜をパターニングすることにより、ゲート電極形成領域上にだけレジスト膜が残るようにする。続いて、パターニングしたレジスト膜をマスクにしてポリシリコン膜をエッチングすることにより、ゲート電極を形成する。
このときのエッチングは、ポリシリコン膜とゲート絶縁膜(酸化シリコン膜)とのエッチング選択比が高い状態で行われる。ここで、上記したように、ポリシリコン膜上には、異常生成物である酸化シリコンが形成されている領域がある。この領域は、エッチングの際、異常生成物である酸化シリコンがマスクとなってしまい、エッチングが充分に行なわれないという問題点が発生する。すなわち、ゲート電極形成領域以外の領域に、異常生成物である酸化シリコンが存在すると、本来エッチングされるべきポリシリコン膜が充分にエッチングされずに残ることになる。すると、正常なMISFETが形成されない。
本発明の目的は、n型不純物が導入されたレジスト膜を除去する工程において、異常生成物の発生を抑制することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本願で開示される一つの発明は、(a)半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、(b)前記ゲート絶縁膜上にシリコン膜を形成する工程と、(c)前記シリコン膜上にレジスト膜を形成する工程と、(d)前記レジスト膜に開口部を形成する工程と、(e)前記開口部から露出する前記シリコン膜にn型不純物を導入する工程と、(f)フッ素を含まない混合ガスを使用して前記レジスト膜を除去する工程と、(g)前記シリコン膜を加工してゲート電極を形成する工程とを備え、前記(f)工程において、前記混合ガス中に含まれるフォーミングガスの前記混合ガス全体に占める体積比率は5%以上30%以下であるものである。
また、本願で開示される一つの発明は、ウェハ上に形成されたレジスト膜を酸素ガスおよびフォーミングガスを使用して除去する半導体製造装置であって、(a)前記ウェハ上に形成された前記レジスト膜を除去するためのチャンバと、(b)前記チャンバ内に導入する前記酸素ガスの流量を調整する第1マスフローコントローラと、(c)前記チャンバ内に導入する前記フォーミングガスの流量を調整する第2マスフローコントローラと、(d)前記第1マスフローコントローラから前記酸素ガスの流量値を入力し、前記第2マスフローコントローラから前記フォーミングガスの流量値を入力する制御部とを備え、前記制御部は、前記酸素ガスの流量値および前記フォーミングガスの流量値に基づいて、前記酸素ガスと前記フォーミングガスを含む混合ガス全体に対する前記フォーミングガスの体積比率を算出し、算出した前記体積比率が5%以上30%以下の範囲内にあるとき前記ウェハの処理を行う一方、算出した前記体積比率が5%以上30%以下の範囲外にあるとき前記ウェハの処理を停止するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
フォーミングガスの混合ガス全体に占める体積比率を5%以上30%以下にした状態で、n型不純物を導入したレジスト膜の除去を行っているので、異常生成物の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置(半導体製造装置)の概略構成を示した模式図である。図1において、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置1は、チャンバ2、マスフローコントローラ(第1マスフローコントローラ)3、マスフローコントローラ(第2マスフローコントローラ)4および制御部5を有している。
図1は、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置(半導体製造装置)の概略構成を示した模式図である。図1において、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置1は、チャンバ2、マスフローコントローラ(第1マスフローコントローラ)3、マスフローコントローラ(第2マスフローコントローラ)4および制御部5を有している。
チャンバ2は、その中で物理的あるいは化学的反応を起させるための密閉した容器である。本実施の形態1では、このチャンバ2内でウェハ上に形成されたイオン注入用レジスト膜の除去が行われる。
マスフローコントローラ3は、チャンバ2内に導入される酸素ガス(O2ガス)の流量を調整できるようになっている。同様に、マスフローコントローラ4は、チャンバ2内に導入されるフォーミングガス(H2ガスとN2ガスの混合ガス)の流量を調整できるように構成されている。このように、チャンバ2内には、マスフローコントローラ3、4で流量が調整された酸素ガスおよびフォーミングガスが導入される。そして、導入した酸素ガスおよびフォーミングガスを使用して、イオン注入用レジスト膜の除去が行われる。
制御部5は、チャンバ2内に導入される酸素ガスとフォーミングガスとのガス比を制御できるように構成されている。具体的に、制御部5は、マスフローコントローラ3およびマスフローコントローラ4に接続されており、マスフローコントローラ3から酸素ガスの流量値を入力し、マスフローコントローラ4からフォーミングガスの流量値を入力することができるようになっている。そして、制御部5は、入力した流量値から、酸素ガスとフォーミングガスを合わせた混合ガス全体に対するフォーミングガスの体積比率を算出するようになっている。また、制御部5は、ホストコンピュータ6と接続されており、このホストコンピュータ6から工程情報を入力できるように構成されている。工程情報とは、どの工程が実施されるかなどを示す情報をいう。
レジスト膜除去装置1では、ウェハロット7からウェハが取り出され、取り出されたウェハがチャンバ2内に搬送されるようになっている。
本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置1では、シリコン膜上に形成されたイオン注入用レジスト膜を除去することを目的としている。このため、本実施の形態1のレジスト膜除去装置1が使用される工程は、例えば、ポリシリコン膜のゲート電極形成領域にリンを導入した後、ポリシリコン膜上に形成されているマスク用のレジスト膜を除去する工程である。
図2は、nチャネル型MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)の製造工程の一部を記載したフローチャートである。図2に示すように、ゲート絶縁膜を形成した後(S11)、このゲート絶縁膜上にポリシリコン膜を形成する(S12)。そして、ポリシリコン膜上にイオン注入用レジスト膜を形成し(S13)、その後、このイオン注入用レジスト膜をパターニングする(S14)。次に、パターニングしたイオン注入用レジスト膜をマスクにしてポリシリコン膜のゲート電極形成領域にリンを注入する(S15)。そして、マスクとして使用したイオン注入用レジスト膜を除去する(S16)。続いて、洗浄(S17)およびアニール(S18)を施した後、ポリシリコン膜をエッチングして、ゲート電極を形成する(S19)。このようにして、nチャネル型MISFETのゲート電極が形成される。この図2で示した工程のうち、レジスト膜除去装置1が使用される工程は、マスクとして使用したイオン注入用レジスト膜を除去するS16である。
上記した工程で使用されるイオン注入用レジスト膜には、リンのイオン注入により、レジスト膜の表面に硬化層が形成されている。
通常レジスト膜の除去には、酸素ガスが使用される。しかし、上記したようにイオン注入用レジスト膜の表面には、レジスト膜が変質した硬化層が形成されている。この硬化層は、酸素ガスによるアッシングでは充分に除去できない。このため、チャンバ2内には、水素ガスと窒素ガスの混合ガスよりなるフォーミングガスが導入されている。フォーミングガスを導入することにより、レジスト膜の表面に形成された硬化層が除去され、レジスト残渣を低減することができる。
ところが、フォーミングガスの割合を高くすると、リンが導入されたレジスト膜において、硬化層を効果的に除去することができる一方、酸化シリコンよりなる異常生成物が形成される。この異常生成物は次のような過程で形成されると考えられている。まず、ポリシリコン膜上に形成されたイオン注入用のレジスト膜を酸素ガスおよびフォーミングガスでアッシングにより除去する。このとき、レジスト膜に導入されたリンと酸素ガスと水素ガスの反応によりリン酸が形成される。一方、ポリシリコン膜の表面には窒素ガスとの反応により窒化シリコン膜が形成される。そして、リン酸と窒化シリコン膜が反応することにより、酸化シリコンよりなる異常生成物が形成される。このようにリンが導入されたレジスト膜を除去する工程で、酸化シリコンよりなる異常生成物が形成される。
この後、ポリシリコン膜を加工してゲート電極が形成される。このゲート電極の形成工程では、酸化シリコン膜と高選択比を取った状態でポリシリコン膜のエッチングが行われる。したがって、ポリシリコン膜上に酸化シリコンよりなる異常生成物が存在すると、この異常生成物がマスクとなって、本来エッチングされるべき領域にあるポリシリコン膜が充分にエッチングされないことになり、ゲート電極が正常に形成されない。
そこで、本実施の形態1では、酸素ガスとフォーミングガスの混合ガス全体に対するフォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にすることにより、レジスト残渣を取り除くとともに、酸化シリコンよりなる異常生成物の発生を抑制している。
図3は、酸素ガスとフォーミングガスの混合ガス全体に対するフォーミングガスの体積比率と、レジスト残渣比および異常生成物比との関係を示したグラフである。すなわち、イオン注入用レジスト膜のアッシングの際に添加するフォーミングガスの量とレジスト残渣比および異常生成物比との関係を示したグラフである。図3において、横軸は、フォーミングガスの体積比率を示したものであり、縦軸は、レジスト残渣比および異常生成物比を示したものである。また、グラフ中の正方形をしたプロットは、レジスト残渣比を示したものであり、菱形をしたプロットは、異常生成物比を示している。
レジスト残渣比は、フォーミングガスを加えないとき(フォーミングガスの体積比率が0%のとき)のレジスト残渣を1とした場合の数値を示している。また、異常生成物比は、フォーミングガスの体積比率が50%のときの異常生成物数を1とした場合の数値を示している。
図3に示すように、フォーミングガスの体積比率を増加させるとレジスト残渣比が低下していることがわかる。例えば、フォーミングガスの体積比率が0%の場合、レジスト残渣比は1であるが、フォーミングガスの体積比率が5%の場合、レジスト残渣比は約0.15に減少していることがわかる。さらに、フォーミングガスの体積比率が10%の場合、レジスト残渣比は約0.05であり、フォーミングガスの体積比率が20%の場合、レジスト残渣比は極めて小さくなっていることがわかる。このことから、酸素ガスに添加するフォーミングガスの量を増加させることによって、レジスト残渣を充分に除去することができることがわかる。
一方、フォーミングガスを導入することにより生成される異常生成物比は、フォーミングガスの体積比率が増加するにつれて、増加していることがわかる。例えば、フォーミングガスの体積比率が10%以下の場合、異常生成物比はほぼ0であり、フォーミングガスの体積比率が30%の場合、異常生成物比は約0.15となっている。さらに、フォーミングガスの体積比が40%の場合、異常生成物比は約0.5となり、フォーミングガスの体積比が50%の場合、異常生成物比は1となっている。このことから、酸素ガスに添加するフォーミングガスの量を減少させるほど、異常生成物の発生を抑制することができることがわかる。
このように、レジスト残渣を取り除く観点からは、フォーミングガスの体積比率を増加させることが望ましい。一方、異常生成物の発生を抑制する観点からは、フォーミングガスの体積比率を減少させることが望ましい。したがって、フォーミングガスの体積比率を極端に増加や減少させることは両方の観点を考慮すると好ましくない。両方の観点を考慮すると、フォーミングガスの体積比率をある特定の範囲に限定する必要がある。図3に示すように、フォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にすることにより、有効にレジスト残渣を取り除くことができるとともに、異常生成物の発生を抑制することができる。具体的には、フォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にすることにより、レジスト残渣比および異常生成物比を0.2以下にすることができる。さらに望ましくは、フォーミングガスの体積比率を10%以上20%以下にすることにより、レジスト残渣比および異常生成物比を0.1以下にすることができる。
次に、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置1の第1動作例について図1および図4を参照しながら説明する。まず、図1に示す制御部5は、ホストコンピュータ6から工程情報を入力する(S101)。工程情報に基づいて、実施する工程がリンイオン注入用レジスト膜の除去工程であるかを判断する(S102)。実施する工程がリンイオン注入用レジスト膜の除去工程でない場合、制御部5は、フォーミングガスの体積比率を監視しない(S103)。一方、実施する工程がリンイオン注入用レジスト膜の除去工程である場合、制御部5は、マスフローコントローラ3から送られてくる酸素ガスの流量値とマスフローコントローラ4から送られてくるフォーミングガスの流量値を入力する。そして、入力した流量値に基づいて、フォーミングガスの体積比率を算出する(S104)。
続いて、制御部5は、算出したフォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下であるかを判断する(S105)。算出したフォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下の範囲外である場合、装置を停止する(S106)。これにより、レジスト残渣あるいは異常生成物が生成される状態でのウェハの処理が抑制される。したがって、不良のウェハを作り込むことを防止でき、歩留まり向上および製品の信頼性向上を図ることができる。
一方、算出したフォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下の範囲にある場合、ウェハの処理を行う。すなわち、ウェハ上に形成されたリンイオン注入用レジスト膜の除去を行う。このとき、フォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下であるため、レジスト残渣および異常生成物の発生を抑制することができる。したがって、歩留まり向上および製品の信頼性向上を図ることができる。
次に、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置1の第2動作例について、図1および図5を参照しながら説明する。第2動作例は、ほぼ第1動作例と同じであるため、異なる部分だけ説明する。第2動作例のうち、第1動作例と異なる点は、フォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下の範囲外にあるときの処理である。この場合、第1動作例では、レジスト膜除去装置1を停止させていた。これに対し、第2動作例では、レジスト膜除去装置1を停止させない。つまり、フォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下の範囲外にあるとき、制御部5は、マスフローコントローラ3、4を調整して、チャンバ2内に導入されるフォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下の範囲内に入るようにする。これにより、レジスト膜除去装置1を停止させずに、常にフォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下の範囲内でウェハの処理を行うことができる。第2動作例によれば、第1動作例と同様の効果が得られる上、レジスト膜除去装置1を停止させることがない。このため、スループット向上を図ることができ、TAT(Turn Around Time)の短縮を図ることができる。
次に、本実施の形態1における半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。本実施の形態1では、例えばCMISFET(Complementary Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)の製造工程について説明する。
図6に示すように、半導体基板(ウェハ)10を用意する。この半導体基板10は、p型の単結晶シリコンよりなり、その主面には、素子分離領域11が形成されている。素子分離領域11は、酸化シリコンよりなり、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法やLOCOS(Local Oxidization Of Silicon)などによって形成される。図6では、STI法で形成した素子分離領域11を示している。すなわち、半導体基板10に溝を形成した後、この溝に酸化シリコン膜を埋め込むことにより形成された素子分離領域11が図6に示されている。
次に、半導体基板10に形成された素子分離領域11によって分けられた活性領域、すなわちnチャネル型MISFETQ1を形成する領域にp型ウェル12を形成する。p型ウェル12は、例えばイオン注入法により、ボロン(B)やフッ化ボロン(BF2)を導入することによって形成される。同様に、pチャネル型MISFETQ2を形成する領域にn型ウェル13を形成する。n型ウェル13は、例えばイオン注入法により、リン(P)や砒素(As)を導入することによって形成される。
続いて、図7に示すように、半導体基板10上に、ゲート絶縁膜14を形成する。ゲート絶縁膜14は、例えば薄い酸化シリコン膜からなり、例えば熱酸化法を使用して形成することができる。
次に、図8に示すように、ゲート絶縁膜14上にポリシリコン膜15を形成する。このポリシリコン膜15は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成することができる。その後、ポリシリコン膜15上にレジスト膜16を塗布する。そして、レジスト膜16に対して露光・現像することにより、レジスト膜16をパターニングする。パターニングは、図9に示すように、nチャネル型MISFETQ1のゲート電極形成領域に開口部17を形成するように行う。
続いて、図10に示すように、パターニングしたレジスト膜16をマスクにしてリンをイオン注入する。これにより、開口部17から露出したポリシリコン膜15内にリンが注入されるとともに、レジスト膜16の表面にもリンが注入される。リンをイオン注入する工程は、ポリシリコン膜15よりなるゲート電極形成領域にリンを導入するものであるが、マスクに使用しているレジスト膜16にもリンが注入される。このとき、レジスト膜16の表面はリンをイオン注入することにより変質し、硬化層16aが形成される。なお、リンは5×1014/cm2以上の量が導入される。
次に、マスクとして使用した硬化層16aを含むレジスト膜16を除去するため、本実施の形態1におけるレジスト膜除去装置1に半導体基板10が搬入される。そして、図11に示すように、半導体基板10を加熱した後、酸素ガスとフォーミングガス(例えば水素ガス3%と窒素ガス97%の混合ガス)との混合ガス18をプラズマ化してレジスト膜16上に導入する。すると、硬化層16aを含むレジスト膜16が除去される。ここで、酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガス18全体に対するフォーミングガスの体積比率が5%以上30%以下になっている。また、フォーミングガスの流量は、例えば100sccm〜10000sccmの範囲である。具体的に、例えば酸素ガスとフォーミングガスとのトータルの流量が4000sccmのとき、フォーミングガスの流量を400sccmとすることができる。このときのフォーミングガスの体積比率は10%となる。このため、リンを含む硬化層16aおよびレジスト膜16を除去する際、レジスト残渣を充分に除去することができるとともに、リンに起因した酸化シリコン系の異常生成物の発生も抑制される。
ここで、従来、硬化層16aを含むレジスト膜16の除去に、酸素ガスとフォーミングガス以外にフッ素系ガスが導入されることがある。しかし、フッ素系ガスは、下地であるポリシリコン膜をエッチングする問題点がある。したがって、フッ素系ガスを使用してレジスト膜16を除去する際、開口部17から露出するポリシリコン膜15がフッ素系ガスによってエッチングされる。一方、レジスト膜16で覆われているポリシリコン膜15は、エッチングされない。このため、レジスト膜16を除去した後、ポリシリコン膜15に段差が生じてしまう。しかし、本実施の形態1では、フッ素系ガスを使用しないため、ポリシリコン膜15に段差が生じない利点がある。
硬化層16aを含むレジスト膜16を除去した後、洗浄およびアニール処理を行うことにより、図12に示すように、ポリシリコン膜15が露出した状態となる。ここで、図12には図示していないが、ポリシリコン膜15のうちnチャネル型MISFETQ1のゲート電極形成領域には、リンが注入されている。
続いて、図13に示すように、ポリシリコン膜15上にレジスト膜19を形成した後、このレジスト膜19に対して露光・現像することにより、パターニングする。パターニングは、pチャネル型MISFETQ2のゲート電極形成領域上に開口部20を形成するように行う。その後、パターニングしたレジスト膜19をマスクにしたイオン注入により、開口部20から露出したポリシリコン膜15にボロン(B)を注入する。このとき、マスクとして機能するレジスト膜19の表面にもボロンが注入され、レジスト膜19の表面に硬化層19aが形成される。
次に、図14に示すように、酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガスをレジスト膜19上に導入する。すると、硬化層19aを含むレジスト膜19が除去される。ここで、レジスト膜19には、リンではなくボロンが注入されている。酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガス21でボロンが注入されているレジスト膜19を除去する際、異常生成物は発生しない。したがって、フォーミングガスの体積比率は5%以上30%以下の範囲内にある必要はない。すなわち、ボロンが注入されたレジスト膜19の除去の際には、異常生成物の発生を考慮する必要はなく、レジスト残渣が充分に取り除くことができる観点からフォーミングガスの体積比率を決定すればよい。つまり、異常生成物は、リンを注入したレジスト膜16を除去する際に生じるものであり、ボロンを注入したレジスト膜19を除去する際には発生しない。
レジスト膜19を除去した後、洗浄およびアニール処理を行うことにより、図15に示すように、ポリシリコン膜15が露出した状態となる。ここで、図15には図示していないが、ポリシリコン膜15のうちnチャネル型MISFETQ1のゲート電極形成領域には、リンが注入されている。同様に、ポリシリコン膜15のうちpチャネル型MISFETQ2のゲート電極形成領域には、ボロンが注入されている。
次に、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用して、ポリシリコン膜15を加工することにより、図16に示すようなゲート電極22a、22bを形成する。ここで、本実施の形態1では、ポリシリコン膜15上に酸化シリコン系の異常生成物が発生しにくくなっていることから、ゲート電極22a、22bを正常に形成することができる。すなわち、異常生成物がマスクとなってポリシリコン膜15のエッチングが充分に行われなくなることを防止することができる。
ゲート電極22aは、nチャネル型MISFETQ1のゲート電極となり、ゲート電極22bはpチャネル型MISFETQ2のゲート電極となる。
続いて、図17に示すように、フォトリソグラフィ技術およびイオン注入法を使用してゲート電極22aの両側にリンや砒素などのn型不純物を導入することにより、低濃度n型不純物拡散領域23、24を形成する。同様に、フォトリソグラフィ技術およびイオン注入法を使用してゲート電極22bの両側にボロンなどのp型不純物を導入することにより、低濃度p型不純物拡散領域25、26を形成する。
次に、半導体基板10上に酸化シリコン膜を形成した後、異方性エッチングを行うことにより、ゲート電極22a、22bの側壁にサイドウォール27を形成する。そして、図18に示すように、フォトリソグラフィ技術およびイオン注入法を使用してリンや砒素などのn型不純物を導入することにより、高濃度n型不純物拡散領域28、29を形成する。同様に、フォトリソグラフィ技術およびイオン注入法を使用してボロンなどのp型不純物を導入することにより、高濃度p型不純物拡散領域30、31を形成する。
次に、高濃度n型不純物拡散領域28、29および高濃度p型不純物拡散領域30、31の表面を露出させた後、半導体基板10上に例えばCVD法を使用してコバルト(Co)膜を堆積させる。そして、熱処理を施すことによって、コバルトシリサイド膜32を形成する。これにより、ポリシリコン膜15とコバルトシリサイド膜32よりなるゲート電極22a、22bを形成することができる。また、高濃度n型不純物拡散領域28、29および高濃度p型不純物拡散領域30、31にコバルトシリサイド膜32を形成することができる。
このようにして、低濃度n型不純物拡散領域23、高濃度n型不純物拡散領域28およびコバルトシリサイド膜32によりnチャネル型MISFETQ1のソース領域が形成され、低濃度n型不純物拡散領域24、高濃度n型不純物拡散領域29およびコバルトシリサイド膜32によりnチャネル型MISFETQ1のドレイン領域が形成される。同様に、低濃度p型不純物拡散領域25、高濃度p型不純物拡散領域30およびコバルトシリサイド膜32によりpチャネル型MISFETQ2のソース領域が形成され、低濃度p型不純物拡散領域26、高濃度p型不純物拡散領域31およびコバルトシリサイド膜32によりpチャネル型MISFETQ2のドレイン領域が形成される。
ここで、例えば高濃度n型不純物拡散領域28、29を形成する際、レジスト膜をマスクにしてリンのイオン注入が行われる。このとき、マスクとして使用されるレジスト膜にもリンが注入される。そして、高濃度n型不純物拡散領域28、29を形成した後、マスクとして使用したレジスト膜は除去される。レジスト膜の除去には、酸素ガスとフォーミングガスが使用されるが、フォーミングガスの体積比率によっては、上述したように酸化シリコン系の異常生成物が形成される。この異常生成物が、例えばレジスト膜で覆われていた高濃度p型不純物拡散領域30、31上に形成されていると、高濃度p型不純物拡散領域30、31上に形成されている酸化シリコン膜の膜厚が他の領域に比べて厚くなる。すると、高濃度p型不純物拡散領域30、31の表面を露出して、コバルトシリサイド膜32を形成する際、高濃度p型不純物拡散領域30、31の表面が露出されず、コバルトシリサイド膜32が形成されないおそれが生じる。したがって、リンが注入されたレジスト膜の除去をする際、酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガス全体に対するフォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にすることが望ましい。
このようにして、nチャネル型MISFETQ1およびpチャネル型MISFETQ2を形成することができる。
続いて、図19を参照しながら配線工程について説明する。半導体基板10上に、例えばCVD法を使用して層間絶縁膜となる絶縁膜40を堆積する。その後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用することにより、絶縁膜40を貫通するコンタクトホール41を形成する。コンタクトホール41の底部では、高濃度n型不純物拡散領域28、29および高濃度p型不純物拡散領域30、31に形成されたコバルトシリサイド膜32が露出される。
次に、コンタクトホール41内にチタン/窒化チタン膜42aおよびタングステン膜42bを埋め込んだプラグ43を形成する。プラグ43は、例えば以下のようにして形成することができる。まず、コンタクトホール41内を含む絶縁膜40上に、例えばスパッタリング法を使用して、チタン/窒化チタン膜42aを形成した後、例えばCVD法を使用してタングステン膜42bをコンタクトホール41内に埋め込むように形成する。そして、絶縁膜40上に形成された不要なチタン/窒化チタン膜42aおよびタングステン膜42bをCMP法やエッチバック法を使用して除去することにより、プラグ43を形成する。
続いて、プラグ43を形成した絶縁膜40上にチタン/窒化チタン膜44a、アルミニウム膜44b、チタン/窒化チタン膜44cを順次形成する。これらの膜は、例えばスパッタリング法を使用して形成することができる。そして、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用して、チタン/窒化チタン膜44a、アルミニウム膜44bおよびチタン/窒化チタン膜44cをパターニングすることにより、配線45を形成する。
本実施の形態1によれば、リンが注入されたレジスト膜を除去する際、酸素ガスとフォーミングガスの混合ガス全体に対するフォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にしたので、レジスト残渣を充分に取り除くことができるとともに、異常生成物の発生を抑制することができる。したがって、製品の歩留まり向上および信頼性向上を図ることができる。
本実施の形態1では、リンが注入されたレジスト膜の下地にポリシリコン膜が形成されている例について説明したが、これに限らず、例えば下地が、単結晶シリコン膜やアモルファスシリコン膜より形成されている場合にも適用することができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、リンが注入されたレジスト膜を除去する際に、酸素ガスとフォーミングガスを使用する例について説明した。本実施の形態2では、リンが注入されたレジスト膜を除去する工程が2段階になっている例について説明する。
前記実施の形態1では、リンが注入されたレジスト膜を除去する際に、酸素ガスとフォーミングガスを使用する例について説明した。本実施の形態2では、リンが注入されたレジスト膜を除去する工程が2段階になっている例について説明する。
本実施の形態2におけるCMISFETの製造方法は、前記実施の形態1とほぼ同様であるため、異なる部分だけ説明する。図6から図11までは前記実施の形態1と同様である。
図11に示すように、リンが注入された硬化層16aおよびレジスト膜16を酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガス18を導入することによって除去する(第1段階)。このとき、混合ガス全体に対するフォーミングガスの体積比率は5%以上30%以下である。続いて、レジスト膜16が除去されて下地であるポリシリコン膜が露出し始めると、図20に示すように、酸素ガスとフォーミングガスとフッ素系ガスの混合ガス47を導入して、硬化層16aよりなるレジスト残渣46の除去を行う(第2段階)。このように、本実施の形態2では、硬化層16aおよびレジスト膜16の除去に使用するガスは、基本的には酸素ガスとフォーミングガスであるが、硬化層16aのレジスト残渣46の除去を加速させるため、フッ素系ガスを使用している。これにより、硬化層16aおよびレジスト膜16を速やかに除去することができる。
フッ素系ガスを使用すると下地であるポリシリコン膜15が削られてしまうが、この削れ量を抑制するため、例えばフッ素系ガスとしてSF6ガスを使用する。ここで、レジスト膜16を除去する最初の段階(図14に示す段階)からSF6ガスを使用すると、レジスト膜16の除去が進行するとともに、レジスト膜16の開口部17から露出するポリシリコン膜15も削ってしまう。このため、レジスト膜16で覆われているポリシリコン膜15と開口部17から露出しているポリシリコン膜15の間に段差ができてしまう。
そこで、本実施の形態2では、レジスト膜16を除去する第1段階では酸素ガスとフォーミングガスとの混合ガス18を使用する。そして、レジスト膜16が除去されて下地であるポリシリコン膜が露出し始めた段階でSF6ガスを使用する。この場合、ポリシリコン膜15はある程度削られるが、ポリシリコン膜15全体に対して同程度の削れが発生するため、開口部17から露出していたポリシリコン膜15とレジスト膜16で覆われていたポリシリコン膜15との間に段差は生じない。すなわち、SF6ガスは、マスクとなるレジスト膜16がなくなった後、硬化層16aよりなるレジスト残渣46の除去を加速するために添加されるので、上述した問題は生じない。
図21は、ポリシリコン膜の削れ量(nm)とSF6ガスの添加量(%)と関係を示したグラフである。ここで、SF6ガスの添加量は、フォーミングガスとSF6ガスとの総量に対するSF6ガスの流量比を示している。図21に示すように、SF6ガスの添加量が、1%から2%に増加すると、ポリシリコン膜の削れ量も1nmから5nmに増加する。すなわち、SF6ガスの添加量が増加すると、ポリシリコン膜の削れ量も増加することがわかる。したがって、下地であるポリシリコン膜の削れを抑えるため、フォーミングガスとSF6ガスの総流量に対するSF6ガスの割合を極力少なくする必要があり、例えば2%以下にすることが望ましい。
本実施の形態2によれば、レジスト膜16を除去する第1段階で、酸素ガスとフォーミングガスだけを使用し、フォーミングガスの体積比率を5%以上30%以下にしているので、レジスト残渣を充分に除去することができるとともに、リンに起因する異常生成物の発生を抑制することができる。また、硬化層16aよりなるレジスト残渣を除去する第2段階で、SF6ガスを添加しているので、レジスト残渣の除去を速やかに行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の半導体装置の製造方法および半導体製造装置は、半導体装置を製造する製造業に幅広く利用することができる。
1 レジスト膜除去装置
2 チャンバ
3 マスフローコントローラ
4 マスフローコントローラ
5 制御部
6 ホストコンピュータ
7 ウェハロット
10 半導体基板
11 素子分離領域
12 p型ウェル
13 n型ウェル
14 ゲート絶縁膜
15 ポリシリコン膜
16 レジスト膜
16a 硬化層
17 開口部
18 混合ガス
19 レジスト膜
19a 硬化層
20 開口部
21 混合ガス
22a ゲート電極
22b ゲート電極
23 低濃度n型不純物拡散領域
24 低濃度n型不純物拡散領域
25 低濃度p型不純物拡散領域
26 低濃度p型不純物拡散領域
27 サイドウォール
28 高濃度n型不純物拡散領域
29 高濃度n型不純物拡散領域
30 高濃度p型不純物拡散領域
31 高濃度p型不純物拡散領域
32 コバルトシリサイド膜
40 絶縁膜
41 コンタクトホール
42a チタン/窒化チタン膜
42b タングステン膜
43 プラグ
44a チタン/窒化チタン膜
44b アルミニウム膜
44c チタン/窒化チタン膜
45 配線
46 レジスト残渣
47 混合ガス
2 チャンバ
3 マスフローコントローラ
4 マスフローコントローラ
5 制御部
6 ホストコンピュータ
7 ウェハロット
10 半導体基板
11 素子分離領域
12 p型ウェル
13 n型ウェル
14 ゲート絶縁膜
15 ポリシリコン膜
16 レジスト膜
16a 硬化層
17 開口部
18 混合ガス
19 レジスト膜
19a 硬化層
20 開口部
21 混合ガス
22a ゲート電極
22b ゲート電極
23 低濃度n型不純物拡散領域
24 低濃度n型不純物拡散領域
25 低濃度p型不純物拡散領域
26 低濃度p型不純物拡散領域
27 サイドウォール
28 高濃度n型不純物拡散領域
29 高濃度n型不純物拡散領域
30 高濃度p型不純物拡散領域
31 高濃度p型不純物拡散領域
32 コバルトシリサイド膜
40 絶縁膜
41 コンタクトホール
42a チタン/窒化チタン膜
42b タングステン膜
43 プラグ
44a チタン/窒化チタン膜
44b アルミニウム膜
44c チタン/窒化チタン膜
45 配線
46 レジスト残渣
47 混合ガス
Claims (6)
- (a)半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
(b)前記ゲート絶縁膜上にシリコン膜を形成する工程と、
(c)前記シリコン膜上にレジスト膜を形成する工程と、
(d)前記レジスト膜に開口部を形成する工程と、
(e)前記開口部から露出する前記シリコン膜にリンを導入する工程と、
(f)少なくとも酸素ガスとフォーミングガスからなりフッ素を含まない混合ガスを使用して前記レジスト膜を除去する工程と、
(g)前記シリコン膜を加工してゲート電極を形成する工程とを備え、
前記(f)工程において、前記混合ガス中に含まれる前記フォーミングガスの前記混合ガス全体に占める体積比率は5%以上30%以下である半導体装置の製造方法。 - (a)半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
(b)前記ゲート絶縁膜上にシリコン膜を形成する工程と、
(c)前記シリコン膜上にレジスト膜を形成する工程と、
(d)前記レジスト膜に開口部を形成する工程と、
(e)前記開口部から露出する前記シリコン膜にリンを導入する工程と、
(f)少なくとも酸素ガスとフォーミングガスからなりフッ素を含まない混合ガスを使用して前記レジスト膜を除去する工程と、
(g)前記シリコン膜を加工してゲート電極を形成する工程とを備え、
前記(f)工程において、前記混合ガス中に含まれる前記フォーミングガスの前記混合ガス全体に占める体積比率は10%以上20%以下である半導体装置の製造方法。 - (a)半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
(b)前記ゲート絶縁膜上にシリコン膜を形成する工程と、
(c)前記シリコン膜上にレジスト膜を形成する工程と、
(d)前記レジスト膜に開口部を形成する工程と、
(e)前記開口部から露出する前記シリコン膜にリンを導入する工程と、
(f)前記レジスト膜を除去する工程と、
(g)前記シリコン膜を加工してゲート電極を形成する工程とを備え、
前記(f)工程は、少なくとも酸素ガスとフォーミングガスからなりフッ素を含まない第1混合ガスを使用した後、フッ素を含む第2混合ガスを使用して前記レジスト膜を除去し、前記第1混合ガス中に含まれる前記フォーミングガスの前記第1混合ガス全体に占める体積比率は5%以上30%以下である半導体装置の製造方法。 - (a)半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
(b)前記ゲート絶縁膜上にシリコン膜を形成する工程と、
(c)前記シリコン膜上にレジスト膜を形成する工程と、
(d)前記レジスト膜に開口部を形成する工程と、
(e)前記開口部から露出する前記シリコン膜にリンを導入する工程と、
(f)前記レジスト膜を除去する工程と、
(g)前記シリコン膜を加工してゲート電極を形成する工程とを備え、
前記(f)工程は、少なくとも酸素ガスとフォーミングガスからなりフッ素を含まない第1混合ガスを使用した後、フッ素を含む第2混合ガスを使用して前記レジスト膜を除去し、前記第1混合ガス中に含まれる前記フォーミングガスの前記第1混合ガス全体に占める体積比率は10%以上20%以下である半導体装置の製造方法。 - ウェハ上に形成されたレジスト膜を酸素ガスおよびフォーミングガスを使用して除去する半導体製造装置であって、
(a)前記ウェハ上に形成された前記レジスト膜を除去するためのチャンバと、
(b)前記チャンバ内に導入する前記酸素ガスの流量を調整する第1マスフローコントローラと、
(c)前記チャンバ内に導入する前記フォーミングガスの流量を調整する第2マスフローコントローラと、
(d)前記第1マスフローコントローラから前記酸素ガスの流量値を入力し、前記第2マスフローコントローラから前記フォーミングガスの流量値を入力する制御部とを備え、
前記制御部は、前記酸素ガスの流量値および前記フォーミングガスの流量値に基づいて、前記酸素ガスと前記フォーミングガスを含む混合ガス全体に対する前記フォーミングガスの体積比率を算出し、算出した前記体積比率が5%以上30%以下の範囲内にあるとき前記ウェハの処理を行う一方、算出した前記体積比率が5%以上30%以下の範囲外にあるとき前記ウェハの処理を停止する半導体製造装置。 - ウェハ上に形成されたレジスト膜を酸素ガスおよびフォーミングガスを使用して除去する半導体製造装置であって、
(a)前記ウェハ上に形成された前記レジスト膜を除去するためのチャンバと、
(b)前記チャンバ内に導入する前記酸素ガスの流量を調整する第1マスフローコントローラと、
(c)前記チャンバ内に導入する前記フォーミングガスに流量を調整する第2マスフローコントローラと、
(d)前記第1マスフローコントローラから前記酸素ガスの流量値を入力し、前記第2マスフローコントローラから前記フォーミングガスの流量値を入力する制御部とを備え、
前記制御部は、前記酸素ガスの流量値および前記フォーミングガスの流量値に基づいて、前記酸素ガスと前記フォーミングガスを含む混合ガス全体に対する前記フォーミングガスの体積比率を算出し、算出した前記体積比率が5%以上30%以下の範囲外にあるとき、前記第1マスフローコントローラおよび前記第2マスフローコントローラを制御して、前記体積比率を5%以上30%以下にする半導体製造装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004310265A JP2006128148A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 半導体装置の製造方法および半導体製造装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008016811A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Hynix Semiconductor Inc | フォトレジストのストリップ方法 |
| JP2011243595A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-12-01 | Sharp Corp | プラズマアッシング方法及びプラズマアッシング装置 |
-
2004
- 2004-10-26 JP JP2004310265A patent/JP2006128148A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008016811A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Hynix Semiconductor Inc | フォトレジストのストリップ方法 |
| US8283242B2 (en) | 2006-07-04 | 2012-10-09 | Hynix Semiconductor Inc. | Method of removing photoresist |
| JP2011243595A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-12-01 | Sharp Corp | プラズマアッシング方法及びプラズマアッシング装置 |
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