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JP2006117120A - ステアリング装置 - Google Patents

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JP2006117120A
JP2006117120A JP2004307320A JP2004307320A JP2006117120A JP 2006117120 A JP2006117120 A JP 2006117120A JP 2004307320 A JP2004307320 A JP 2004307320A JP 2004307320 A JP2004307320 A JP 2004307320A JP 2006117120 A JP2006117120 A JP 2006117120A
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Kiyoaki Tono
清明 東野
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】 摩擦板をコラムに取付ける摩擦板支持ブラケットのコラムへの溶接を不要にすると共に、コラムの形状を簡素にして、製造コストを削減するとともに、ステアリング装置の重量を軽減するようにしたステアリング装置を提供する。
【解決手段】 摩擦板支持部材60は、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131のテレスコ調整溝133、133に、摩擦板支持部材60のバーリング62を挿入し、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131の外側と、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側との間で挟み込まれる。これにより、上下、左右、及び、紙面に垂直方向の摩擦板支持部材60の移動が阻止され、アッパー側ディスタンスブラケット13に対して摩擦板支持部材60が固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明はステアリング装置、特に、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの前後方向位置や傾斜角度を調整できるステアリング装置であって、複数の摩擦板を使用して、ステアリングコラムが前後方向や傾斜方向に移動しないように強固にクランプするようにしたステアリング装置に関する。
ステアリングホイールの前後方向位置や傾斜角度を調整できるステアリング装置では、ステアリングホイールの前後方向位置や傾斜角度を調整した後、その位置から動かないように、ステアリングコラムを強固にクランプする必要がある。そのために、複数の摩擦板を使用して、ステアリングコラムのクランプ時の摩擦力を大きくし、ステアリングコラムを強固にクランプするようにしている。このような摩擦板を使用したステアリング装置として、特許文献1、特許文献2に示したステアリング装置がある。
図7から図11は従来の摩擦板を使用したステアリング装置を示し、図7は従来のステアリング装置の要部を示す正面図である。図8は図7のD−D断面図である。図9は図7のE−E断面図である。図10は図7のF−F断面図である。図11は図7のG−G断面図である。
図7から図11に示すように、従来のステアリング装置は、図7の右側(車体後方側)に図示しないステアリングホイールを取り付けたステアリングシャフト11を、傾動自在及び軸線方向(車体前後方向)移動可能に支持するコラム12を備えたチルト・テレスコピック式ステアリング装置である。
前記コラム12は、図示しない軸受を介して前記ステアリングシャフト11を回転可能に軸支し、コラム12の右側(車体後方側)の下面には、断面コの字状のアッパー側ディスタンスブラケット13が溶接によって固定され、コラム12の左側(車体前方側)の上面には、断面コの字状のロアー側ディスタンスブラケット14が溶接によって固定されている。
図示しない車体には、アッパー側に、断面L字状のアッパー側車体取付けブラケット21が取付けられ、ロアー側には、断面L字状のロアー側車体取付けブラケット22が取付けられている。アッパー側車体取付けブラケット21は、図11で左右方向に延びる左右一対の上板211、211と、この一対の上板211、211からL字状に折り曲げられて下方に延びる側板212、212とで構成されている。この側板212、212が、その内側で、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131を挟み込んでいる。
ロアー側車体取付けブラケット22は、図8で左右方向に延びる左右一対の上板221、221と、この一対の上板221、221からL字状に折り曲げられて下方に延びる側板222、222とで構成されている。この側板222、222が、その内側で、ロアー側ディスタンスブラケット14の側板141、141を挟み込んでいる。
側板141、141には、図7の左右方向(車体前後方向)に延びるテレスコ調整溝142、142が形成されている。コラム12の軸線に対して交差する図8の左右方向から、このテレスコ調整溝142、142と側板222、222を通して、加締めピン143、143が挿入され、加締めて固定されている。
側板222、222と側板141、141の間、及び、側板141、141と加締めピン143、143の頭部との間には、樹脂スペーサ144、樹脂スペーサ145、ワッシャ146が、外側からこの順で挿入されている。これにより、コラム12は、ロアー側車体取付けブラケット22に対して、加締めピン143を支点にして枢動可能に支持されている。また、コラム12は、ロアー側車体取付けブラケット22に対して、テレスコ調整溝142、142に沿って、図7の左右方向(車体前後方向)にテレスコ移動可能に支持されている。
アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131には、図11の左右方向で、コラム12の軸線に対して交差する方向に、テレスコ調整溝132、132が穿設されると共に、前記アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212には、それぞれチルト調整溝213、213が形成されており、これらテレスコ調整溝132、132とチルト調整溝213、213とに締付けロッド31が挿入されている。チルト調整溝213、213は、加締めピン143を中心とする円弧状に形成されている。
前記各側板212、212の外側には、前記締付けロッド31が貫通するチルト調整溝42が形成された複数(本実施形態では2枚)のチルト用摩擦板(摩擦板)41が、チルト方向(図7及び図11の上下方向)に延在して配置されている。
図7及び図11に示すように、各チルト用摩擦板41は、上方のバーリング付孔が、二本の加締めピン43、43により、それぞれ各側板212、212に対して加締めて固定されている。また、各チルト用摩擦板41は、その下方が自由端になっており、チルト締付時の締付ズレを許容するように構成されている。
又、同様に、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の外側には、前記締付けロッド31が貫通するテレスコ調整溝52が形成された複数(本実施形態では2枚)のテレスコ用摩擦板(摩擦板)51が、前記各チルト用摩擦板41と互い違いになるように、テレスコ方向(図7の左右方向)に延在して配置されている。
図7、図9及び図10に示すように、コラム12の下面には、アッパー側ディスタンスブラケット13の左側(車体前方側)と右側(車体後方側)に、摩擦板支持ブラケット53、54が、溶接によって固定されている。車体前方側の摩擦板支持ブラケット53の側板531、531には、図9の左右方向で、コラム12の軸線に対して交差する方向に、貫通孔532、532が穿設されている。
この貫通孔532、532と、各テレスコ用摩擦板51の車体前方側端部のバーリング付孔511、511に、締付けボルト533が左方から挿入され、ナット534により、側板531、531に各テレスコ用摩擦板51の車体前方側端部が取付けられている。
また、車体後方側の摩擦板支持ブラケット54には、図10の左右方向に延びる横板541、541が形成されている。各テレスコ用摩擦板51の車体後方側端部のバーリング付長孔512、512に、横板541、541が挿入されることで、車体後方側の摩擦板支持ブラケット54に、各テレスコ用摩擦板51の車体後方側端部が取付けられている。この結果、各テレスコ用摩擦板51、51は、その車体前方側端部と車体後方側端部が、摩擦板支持ブラケット53、54によって、コラム12に支持されている。
図11に示すように、締付けロッド31の右端には、チルト調整溝42の幅よりも大きな円盤状の頭部311が形成され、前記締付けロッド31の左端の雄ねじ部312には、ボルト32により操作レバー33と一体化された調節ナット34が螺合されている。
運転者が操作レバー33を締付方向に回動すると、調節ナット34が回動し、調節ナット34が図11の右側に移動すると共に、締付けロッド31が左側に移動する。これによって、締付けロッド31の頭部311と調節ナット34の右端面で、互い違いに重ねられたテレスコ用摩擦板51及びチルト用摩擦板41を押圧する。
すると、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側が、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131に押し当てられる。従って、アッパー側車体取付けブラケット21に対してコラム12が固定され、コラム12のチルト方向の変位及びテレスコ方向の変位が阻止される。コラム12はアッパー側車体取付けブラケット21に対して、テレスコ用摩擦板51及びチルト用摩擦板41との間に働く大きな摩擦力によって、大きな保持力で、チルト締付及びテレスコ締付される。
上記した従来の摩擦板を使用したステアリング装置では、テレスコ用摩擦板51をコラム12に取付けるために、摩擦板支持ブラケット53、54をコラム12に溶接によって取付けている。従って、摩擦板支持ブラケット53、54をコラム12に溶接によって取付けるための工数を多く必要とし、ステアリング装置の重量も重くなる傾向にあった。また、コラム12に摩擦板支持ブラケット53、54を形成しているため、コラム12の形状が複雑になり、ハイドロフォーム工法やプレス工法で一体的にコラム12を成形する際の障害になっていた。
特開平10−35511号公報 特開2004−34883号公報
本発明は、摩擦板をコラムに取付ける摩擦板支持ブラケットのコラムへの溶接を不要にすると共に、コラムの形状を簡素にして、製造コストを削減するとともに、ステアリング装置の重量を軽減するようにしたステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体後方側にステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回転可能に軸支するコラム、上記コラムに固定されたディスタンスブラケット、車体に取付け可能で、上記ディスタンスブラケットを両側から挟持する側板を有する車体取付けブラケット、上記車体取付けブラケットの側板に取付けられたチルト用摩擦板、上記車体取付けブラケットの側板と上記ディスタンスブラケットとの間に挟持された摩擦板支持部材、上記摩擦板支持部材に支持され、上記チルト用摩擦板に摺接するテレスコ用摩擦板、上記テレスコ用摩擦板を上記チルト用摩擦板に押圧して、上記車体取付けブラケットの側板を上記ディスタンスブラケットに押圧する締付け装置を備えたことを特徴とするステアリング装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記摩擦板支持部材は、上記ディスタンスブラケットの側板に形成されたテレスコ調整溝に係合する係合凸部を有することを特徴とするステアリング装置である。
第3番目の発明は、第1番目または第2番目のいずれかの発明のステアリング装置において、上記摩擦板支持部材は、上記車体取付けブラケットの両側板と上記ディスタンスブラケットとの間に各々が挟持される二個の摩擦板支持部材で構成されることを特徴とするステアリング装置である。
第4番目の発明は、第1番目から第3番目までのいずれかの発明のステアリング装置において、上記ディスタンスブラケットは、ハイドロフォーム工法によって上記コラムと一体的に成形されていることを特徴とするステアリング装置である。
第5番目の発明は、第3番目または第4番目のいずれかの発明のステアリング装置において、上記二個の摩擦板支持部材を連結する底板が、上記ディスタンスブラケットの側板を連結する底板にカシメ加工によって結合されていることを特徴とするステアリング装置である。
第6番目の発明は、車体後方側にステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回転可能に軸支するコラム、上記コラムに固定されたディスタンスブラケット、車体に取付け可能で、上記ディスタンスブラケットを両側から挟持する側板を有する車体取付けブラケット、上記車体取付けブラケットの側板に取付けられたテレスコ用摩擦板、上記車体取付けブラケットの側板と上記ディスタンスブラケットとの間に挟持された摩擦板支持部材、上記摩擦板支持部材に支持され、上記テレスコ用摩擦板に摺接するチルト用摩擦板、上記チルト用摩擦板を上記テレスコ用摩擦板に押圧して、上記車体取付けブラケットの側板を上記ディスタンスブラケットに押圧する締付け装置を備えたことを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置では、アッパー側ディスタンスブラケットと、アッパー側車体取付けブラケットとの間に挟み込んだ摩擦板支持部材によって、摩擦板を支持するようにしたので、従来のように、溶接によってコラムに摩擦板支持ブラケットを取付けることが不要となるため、コラムの形状が簡素となって、製造コストが削減され、ステアリング装置の重量を軽減することが可能となる。
* 第1の実施形態
図1から図4は本発明の第1の実施形態のステアリング装置を示し、図1は、本発明の第1の実施形態のステアリング装置の要部を示す正面図である。図2は図1のB−B断面図である。図3は図1のA−A断面図である。図4は摩擦板支持部材単体を示し、(1)が正面図、(2)が(1)のC−C断面図である。以下の説明では、上記従来のステアリング装置と異なる構造部分について説明し、重複する説明は省略する。
図1から図4に示すように、本発明の第1の実施形態のステアリング装置は、図1の右側(車体後方側)に図示しないステアリングホイールを取り付けたステアリングシャフトを、傾動自在及び軸線方向(車体前後方向)移動可能に支持するコラム12を備えたチルト・テレスコピック式ステアリング装置である。コラム12の左側(車体前方側)には図示しないロアー側車体取付けブラケットが車体に取付けられ、このロアー側車体取付けブラケットに対してコラム12が枢動可能に、また、図1の左右方向(車体前後方向)にテレスコ移動可能に支持されている。
コラム12の右側(車体後方側)の下面には、断面コの字状のアッパー側ディスタンスブラケット13が溶接によって固定されている。図示しない車体には、コラム12のアッパー側に、断面L字状のアッパー側車体取付けブラケット21が取付けられている。アッパー側車体取付けブラケット21は、図3で左右方向に延びる左右一対の上板211、211と、この一対の上板211、211からL字状に折り曲げて下方に延びる側板212、212とで構成されている。この側板212、212が、その内側で、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131を挟み込んでいる。
アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131には、図3の左右方向で、コラム12の軸線に対して交差する方向に、テレスコ調整溝133、133が穿設されている。テレスコ調整溝133、133の幅(図3の上下方向の寸法)は、締付けロッド31の直径よりも大きく形成されている。また、前記アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212には、それぞれチルト調整溝213、213が形成されており、これらテレスコ調整溝133、133とチルト調整溝213、213とに締付けロッド31が挿入されている。チルト調整溝213、213は、コラム12の枢動中心を中心とする円弧状に形成されている。
各側板212、212の外側には、前記締付けロッド31に貫通されるチルト調整溝42が形成された複数(本実施形態では2枚)のチルト用摩擦板(摩擦板)41が、チルト方向(図1及び図3の上下方向)に延在して配置されている。
図1及び図3に示すように、各チルト用摩擦板41は、上方のバーリング付孔が、二本の加締めピン43、43により、それぞれ各側板212、212に対して加締めて固定されている。各チルト用摩擦板41は、その下方が自由端になっており、チルト締付時の締付ズレを許容するように構成されている。
又、同様にアッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の外側には、前記締付けロッド31が貫通するテレスコ調整溝52が形成された複数(本実施形態では2枚)のテレスコ用摩擦板(摩擦板)51が、前記各チルト用摩擦板41と互い違いになるように、テレスコ方向(図1の左右方向)に延在して配置されている。
図1から図3に示すように、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131の外側と、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側との間には、上記テレスコ用摩擦板51を支持するための摩擦板支持部材60、60が挟み込まれている。
図4に摩擦板支持部材60単体を示す。図4に示すように、摩擦板支持部材60は板材をプレス成形したもので、その中央部にテレスコ調整溝61が形成され、テレスコ調整溝61の周囲にバーリング62が形成されている、また、摩擦板支持部材60の左端にはバーリング付孔63が形成され、摩擦板支持部材60の右端にはL字状の折り曲げ部64が形成されている。
摩擦板支持部材60は、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131
のテレスコ調整溝133、133に、摩擦板支持部材60のバーリング62を挿入し、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131の外側と、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側との間に挟み込まれている。これにより、図3の上下、左右、及び、紙面に垂直方向の摩擦板支持部材60の移動が阻止され、アッパー側ディスタンスブラケット13に対して摩擦板支持部材60が固定される。
図2に示すように、摩擦板支持部材60のバーリング付孔63、63と、各テレスコ用摩擦板51の車体前方側端部のバーリング付孔511、511に、締付けボルト65が挿入され、ナット66を締付けボルト65の両端にねじ込むことにより、摩擦板支持部材60、60に各テレスコ用摩擦板51の車体前方側端部が取付けられている。
また、各テレスコ用摩擦板51の車体後方側端部のバーリング付長孔512、512に、摩擦板支持部材60の折り曲げ部64が挿入されることで、摩擦板支持部材60に、各テレスコ用摩擦板51の車体後方側端部が取付けられている。この結果、各テレスコ用摩擦板51、51は、その車体前方側端部と車体後方側端部が、摩擦板支持部材60によって、コラム12に支持される。
図3に示すように、前記チルト調整溝42の幅よりも大きな円盤状の頭部311を有する前記締付けロッド31の左端の雄ねじ部312には、ボルト32により操作レバー33と一体化された調節ナット34が螺合されている。
運転者が操作レバー33を締付方向に回動すると、調節ナット34が回動し、調節ナット34が図3の右側に移動すると共に、締付けロッド31が左側に移動する。これによって、締付けロッド31の頭部311と調節ナット34の右端面で、互い違いに重ねられたテレスコ用摩擦板51及びチルト用摩擦板41を押圧する。
すると、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側が、摩擦板支持部材60を介して、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131に押し当てられる。従って、アッパー側車体取付けブラケット21に対してコラム12が固定され、コラム12のチルト方向の変位及びテレスコ方向の変位が阻止される。コラム12はアッパー側車体取付けブラケット21に対して、テレスコ用摩擦板51及びチルト用摩擦板41との間に働く大きな摩擦力によって、大きな保持力で、チルト締付及びテレスコ締付される。
次に、運転者が操作レバー32を締付解除方向に回動すると、フリーな状態における間隔がアッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131の外側の幅より広く設定されたアッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側が、挟持方向と反対の方向へそれぞれ弾性復帰するので、テレスコ用摩擦板51及びチルト用摩擦板41との間の摩擦力も解除される。
そこで、前記コラム12は、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212に対してフリーな状態となるため、前記締付けロッド31をチルト用摩擦板41のチルト調整溝42に案内させつつチルト方向に変位させたり、前記締付けロッド31をテレスコ用摩擦板51のテレスコ調整溝52に案内させつつ、コラム12をテレスコ方向に変位させることで、ステアリングホイールのチルト方向及びテレスコ方向の調整を任意に行うことができる。
即ち、第1の実施形態のステアリング装置によれば、アッパー側ディスタンスブラケットと、アッパー側車体取付けブラケットとの間に挟み込んだ摩擦板支持部材によって、テレスコ用摩擦板を支持するようにしたので、従来のように、溶接によってコラムに摩擦板支持ブラケットを取付けることが不要となるため、製造コストが削減され、ステアリング装置の重量を軽減することが可能となる。
* 第2の実施形態
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態のステアリング装置を示す断面図であって、図1のA−A断面図相当である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第2の実施形態は、第1の実施形態のアッパー側ディスタンスブラケット13を、コラム12と一体的にハイドロフォーム工法で成形した例である。すなわち、図5に示すように、第2の実施形態では、コラム12のアッパー側には、アッパー側ディスタンスブラケット13が一体的に形成され、コラム12から下方に連続的に成形されたアッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131に、第1の実施形態と同一形状のテレスコ調整溝133、133が形成されている。
この側板131、131に摩擦板支持部材60のバーリング62を挿入し、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131の外側と、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側との間で摩擦板支持部材60を挟み込む。これにより、図5の上下、左右、及び、紙面に垂直方向の摩擦板支持部材60の移動が阻止され、アッパー側ディスタンスブラケット13に対して摩擦板支持部材60が固定される。摩擦板支持部材60に対するテレスコ用摩擦板51の取付け方法は、第1の実施形態と同様である。
この結果、第1の実施形態と同様に、アッパー側ディスタンスブラケットと、アッパー側車体取付けブラケットとの間に挟み込んだ摩擦板支持部材によって、テレスコ用摩擦板を支持するようにしたので、溶接によってコラムに摩擦板支持ブラケットを取付けることが不要となるため、製造コストが削減され、ステアリング装置の重量を軽減することが可能となると共に、ハイドロフォーム工法で、アッパー側ディスタンスブラケットを、コラムと一体的に成形することが可能となるため、製造コストをより一層低減することが可能となる。
* 第3の実施形態
次に本発明の第3の実施形態について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態のステアリング装置を示す断面図であって、図1のA−A断面図相当である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第3の実施形態は、第2の実施形態と同様に、アッパー側ディスタンスブラケット13を、コラム12と一体的にハイドロフォーム工法で成形した例であり、摩擦板支持部材60をアッパー側ディスタンスブラケット13に固定する方法を変更し、かつ、締付けロッド31を締付けるロック機構として、カムロック機構を採用した例である。
すなわち、図6に示すように、第3の実施形態では、コラム12のアッパー側には、アッパー側ディスタンスブラケット13が一体的に形成され、コラム12から下方に連続的に成形されたアッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131には、第1の実施形態よりも幅の狭い(図6の上下方向の寸法)テレスコ調整溝132、132が形成されている。
この側板131、131の下端をつなぐ底板134には、左右方向の中間位置に、上方に向かってコの字状に折り曲げた凹部135が形成されている。左右の摩擦板支持部材60は、その下端が底板67で一体的に連結され、底板67の左右方向の中間位置には、上方に向かってコの字状に折り曲げた凸部68が形成されている。この凸部68を凹部135に挿入後、凹部135をカシメ加工することで、アッパー側ディスタンスブラケット13に左右の摩擦板支持部材60を固定している。摩擦板支持部材60をアッパー側ディスタンスブラケット13に固定する方法として、カシメ加工に代えて、リベット止めやボルト止めを採用してもよい。
摩擦板支持部材60のテレスコ調整溝61に締付けロッド31を挿入し、アッパー側ディスタンスブラケット13の側板131、131の外側と、アッパー側車体取付けブラケット21の側板212、212の内側との間で摩擦板支持部材60を挟み込む。これにより、図6の上下、左右、及び、紙面に垂直方向の摩擦板支持部材60の移動が阻止され、アッパー側ディスタンスブラケット13に対して摩擦板支持部材60が固定される。摩擦板支持部材60に対するテレスコ用摩擦板51の取付け方法は、第1の実施形態と同様である。
図6に示すように、締付けロッド31の左端外周には、前記チルト調整溝42に挿入されて回り止めされた固定カム35が外嵌されている。この固定カム35の左端面にはカム面が形成され、このカム面に対向するカム面を有する可動カム36が、締付けロッド31の左端外周に回動可能に支承され、可動カム36には操作レバー33が一体的に取付けられている。締付けロッド31の右端には、スラスト軸受37がチルト用摩擦板41にナット38によって押圧されている。
運転者が操作レバー33を締付方向に回動すると、可動カム36が回動し、固定カム35が図6の右側に移動すると共に、締付けロッド31が左側に移動する。これによって、固定カム35の右端面とスラスト軸受37の左端面で、互い違いに重ねられたテレスコ用摩擦板51及びチルト用摩擦板41を押圧する。
この結果、第2の実施形態と同様に、ハイドロフォーム工法で、アッパー側ディスタンスブラケットを、コラムと一体的に成形することが可能となるため、製造コストを削減することが可能になるとともに、二個の摩擦板支持部材が一個で済むため、部品点数が削減されて、管理コストを低減することが可能となる。
上記第1の実施形態から第3の実施形態では、車体取付けブラケット側にチルト用摩擦板を取付け、ディスタンスブラケット側にテレスコ用摩擦板を取付けているが、車体取付けブラケット側にテレスコ用摩擦板を取付け、ディスタンスブラケット側にチルト用摩擦板を取付けるようにしてもよい。すなわち、車体取付けブラケット側にテレスコ調整溝を形成すると共に、テレスコ用摩擦板を取付け、ディスタンスブラケット側にチルト調整溝を形成すると共に、摩擦板支持部材を取付け、この摩擦板支持部材にチルト用摩擦板を取付ければよい。
第2の実施形態及び第3の実施形態では、アッパー側ディスタンスブラケットをコラムと一体的にハイドロフォーム工法で成形しているが、ハイドロフォーム工法に代えてプレス工法によって成形してもよい。また、上記実施形態では、チルト位置とテレスコ位置の両方の位置を調整するステアリング装置に適用した例を示したが、チルト位置またはテレスコ位置のどちらか一方だけを調整するステアリング装置に適用してもよい。
本発明の第1の実施形態のステアリング装置の要部を示す正面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のA−A断面図である。 摩擦板支持部材単体を示し、(1)が正面図、(2)が(1)のC−C断面図である。 本発明の第2の実施形態のステアリング装置を示し、図1のA−A断面図相当である。 本発明の第3の実施形態のステアリング装置を示し、図1のA−A断面図相当である。 従来のステアリング装置の要部を示す正面図である。 図7のD−D断面図である。 図7のE−E断面図である。 図7のF−F断面図である。 図7のG−G断面図である。
符号の説明
11 ステアリングシャフト
12 コラム
13 アッパー側ディスタンスブラケット
131 側板
132 テレスコ調整溝
133 テレスコ調整溝
134 底板
135 凹部
14 ロアー側ディスタンスブラケット
141 側板
142 テレスコ調整溝
143 加締めピン
144 樹脂スペーサ
145 樹脂スペーサ
146 ワッシャ
21 アッパー側車体取付けブラケット
211 上板
212 側板
213 チルト調整溝
22 ロアー側車体取付けブラケット
221 上板
222 側板
31 締付けロッド
311 頭部
312 雄ねじ部
32 ボルト
33 操作レバー
34 調整ナット
35 固定カム
36 可動カム
37 スラスト軸受
38 ナット
41 チルト用摩擦板
42 チルト調整溝
43 加締めピン
51 テレスコ用摩擦板
511 バーリング付孔
512 バーリング付長孔
52 テレスコ調整溝
53 摩擦板支持ブラケット
531 側板
532 貫通孔
533 締付けボルト
534 ナット
54 摩擦板支持ブラケット
541 横板
60 摩擦板支持部材
61 テレスコ調整溝
62 バーリング
63 バーリング付孔
64 折り曲げ部
65 締付けボルト
66 ナット
67 底板
68 凹部

Claims (6)

  1. 車体後方側にステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回転可能に軸支するコラム、
    上記コラムに固定されたディスタンスブラケット、
    車体に取付け可能で、上記ディスタンスブラケットを両側から挟持する側板を有する車体取付けブラケット、
    上記車体取付けブラケットの側板に取付けられたチルト用摩擦板、
    上記車体取付けブラケットの側板と上記ディスタンスブラケットとの間に挟持された摩擦板支持部材、
    上記摩擦板支持部材に支持され、上記チルト用摩擦板に摺接するテレスコ用摩擦板、
    上記テレスコ用摩擦板を上記チルト用摩擦板に押圧して、上記車体取付けブラケットの側板を上記ディスタンスブラケットに押圧する締付け装置を備えたこと
    を特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記摩擦板支持部材は、
    上記ディスタンスブラケットの側板に形成されたテレスコ調整溝に係合する係合凸部を有すること
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載されたステアリング装置において、
    上記摩擦板支持部材は、
    上記車体取付けブラケットの両側板と上記ディスタンスブラケットとの間に各々が挟持される二個の摩擦板支持部材で構成されること
    を特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載されたステアリング装置において、
    上記ディスタンスブラケットは、ハイドロフォーム工法またはプレス工法によって上記コラムと一体的に成形されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項3または請求項4のいずれかに記載されたステアリング装置において、
    上記二個の摩擦板支持部材を連結する底板が、上記ディスタンスブラケットの側板を連結する底板にカシメ加工によって結合されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  6. 車体後方側にステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回転可能に軸支するコラム、
    上記コラムに固定されたディスタンスブラケット、
    車体に取付け可能で、上記ディスタンスブラケットを両側から挟持する側板を有する車体取付けブラケット、
    上記車体取付けブラケットの側板に取付けられたテレスコ用摩擦板、
    上記車体取付けブラケットの側板と上記ディスタンスブラケットとの間に挟持された摩擦板支持部材、
    上記摩擦板支持部材に支持され、上記テレスコ用摩擦板に摺接するチルト用摩擦板、
    上記チルト用摩擦板を上記テレスコ用摩擦板に押圧して、上記車体取付けブラケットの側板を上記ディスタンスブラケットに押圧する締付け装置を備えたこと
    を特徴とするステアリング装置。
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