JP2006018454A - タイヤ挙動シミュレーション方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイヤ構成部材に配置される複数の材料相の物性値に基づいて、ゴムミクロ構造モデル50を用いてタイヤトレッドゴム部材の物性値を予測算出し、予測算出された物性値に基づいて、タイヤ全体モデル46を用いて所定の条件下におけるタイヤの挙動を予測算出する(ステップS16〜S22)。又、タイヤの挙動を再現する再現条件から、タイヤに作用する荷重条件及び路面接触条件を定め、この荷重条件及び路面接触条件をタイヤ全体モデル46に付与してタイヤの挙動を予測算出し、タイヤの挙動の予測算出結果及び前記路面接触条件に基づいて、ゴムミクロ構造モデル50を用いてタイヤトレッドゴムに作用する応力や歪分布を予測算出する(ステップS20〜S28)。
【選択図】図2
Description
例えば、タイヤ構成部材毎に有限要素でモデル化されて構成されたタイヤの有限要素モデルに対してタイヤ構成部材のヤング率やポアソン比等を材料定数として与え、所定の境界条件を与えてタイヤの特性をシミュレーションすることが行われる。
さらに、前記第3のシミュレーションモデルを用いて特性値を算出するステップでは、前記第3のシミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記予測算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく前記特性値の平均値及び分散を出力してもよい。
前記タイヤ構成部材の物性値を予測算出するステップ及び前記タイヤの挙動を予測算出するステップの少なくとも一方では、シミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記予測算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく予測算出結果の平均値及び分散を出力してもよい。勿論、前記データベースを用いる場合においても、前記出力値の平均値及び分散を出力してもよい。
なお、前記第6のシミュレーションモデルを用いて前記部分領域に作用する物理量を算出するステップでは、前記第6のシミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記物理量の算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく前記物理量の平均値及び分散を出力してもよい。
その際、前記タイヤ構成部材の各材料相に作用する物理量を用いて、各材料相のタイヤ使用に伴う物性変化を予測することが好ましい。
また、前記タイヤの挙動を予測算出するステップ及び前記タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出するステップの少なくとも一方では、シミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記予測算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく予測算出結果の平均値及び分散を出力してもよい。勿論、前記データベースを用いる場合においても、出力値として平均値及び分散を算出してもよい。
さらに、タイヤの挙動を再現する再現条件からタイヤに作用する荷重条件及び路面接触条件を定め、この荷重条件及び路面接触条件を、タイヤを再現したモデルに付与してタイヤの挙動を予測算出し、さらに、この予測算出結果に基づいて、タイヤ構成部材の代表領域を再現したモデルを用いて、タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出するので、タイヤ特性からタイヤ構成部材のミクロ構造における特性にスケールを変えて一環した解析を行うことができる。特に、タイヤの使用状況によって変化するタイヤ構成部材の物性値に起因するタイヤ特性の変化を予測することが可能となる。
処理装置10は、入力操作系12、コンピュータ14及びディスプレイ16を有する。
入力操作系12は、マウスやキーボードであり、各種情報をオペレータの指示により入力するデバイスである。
ディスプレイ16は、入力操作系12を用いてオペレータが指示できるように入力画面を表示し、又後述する各種有限要素モデル及びシミュレーション演算結果を表示する部分である。
代表領域は、互いに直交する3方向に連続的に隣接配置することによって不均質材料の塊を構成するように設定された領域であり、例えば直方体形状である。作成される有限要素モデルは、直方体形状の有限要素モデルによって構成される。有限要素モデルを作成することにより有限要素モデルを表す演算可能な全体行列が自動的に生成される。
上記ミクロスケールモデル、メゾスケールモデル及びマクロスケールモデルについては後述する。
シミュレーション演算は、例えばABQUS等の公知の有限要素プログラムを用いて行われる。
図2はタイヤ挙動シミュレーション方法の一例の流れを示すフローチャートである。
図2に示す流れは、タイヤ構成部材であるタイヤトレッドゴム部材のように、カーボンブラック、シリカ等の粒状フィラー材と各種エラストマーとが不均質にブレンドされたゴム部材の代表領域を再現したミクロスケールモデルと、この代表領域に比べて領域の大きいタイヤの部分領域をモデル化したメゾスケールモデルと、タイヤ全体をモデル化したマクロスケールモデルとをそれぞれ作成し、各スケールモデルによるシミュレーション結果を用いて異なるスケールのモデルによるシミュレーションを行う。これらのモデルは、いずれも複数の有限要素によってモデル化された有限要素モデルである。
この段階では、解析対象とするタイヤ構成部材(例えば、タイヤトレッドゴム部材)についての材料定数以外は、予め与えられている材料定数が有限要素に割り当てられる。なお、解析対象とするタイヤ構成部材の代表領域中には複数の材料相が分散配置されており、これらの材料相の有する物性値に基づいて、対応するゴムミクロ構造モデル50の各有限要素に材料定数が付与される。
図4(a)は、不均質材料の代表領域をモデル化したゴムミクロ構造モデル50の断面図の一例である。このモデルは、第1のポリマー相と、第2のポリマー相、粒系フィラー相と、粒系フィラー相の周りを取り巻くフィラー・ポリマー境界相とが、材料相として不均質に分散配置された代表領域をモデル化したものであり、それぞれの材料相として図4(a)中に符号A,B,C,Dが付されている。すなわち、材料特性の異なる複数のエラストマーが材料相として分散配置され、さらに、粒状の補強材が材料相として分散配置されている。この不均質材料は、複数の材料相における弾性率のうち、最大の弾性率は最小の弾性率の100倍以上である。不均質材料を構成する材料相は、エラストマーやフィラー等の固体相であるばかりでなく、気体や液体が満たされた空隙相であってもよい。
ゴムミクロ構造モデル50は、複数の離散点によって形状が特徴付けられた同一の直方体(6面体)形状のボクセル(単位セル)を、直交する三方向に沿って隣接しかつ連続的に複数個配置することによって代表領域を再現している。代表領域は、例えば直方体形状とし互いに直交する3方向にメッシュ分割することにより、直方体形状の有限要素を連続的に配置し、例えば256個×256個×256個の有限要素により構成した有限要素モデルを作成する。このような有限要素モデルについては、例えば特開平9−180002号公報に記載されている。
図4(b)のタイヤトレッドゴムモデル48はタイヤ溝を模擬して凹状を成しており、凹凸形状の路面モデル49(接触対象モデル)に接触する前の状態のモデルが作成される。タイヤトレッドゴムモデル48は、直方体形状(図4(b)中では矩形形状)の有限要素モデルにより構成されている。路面モデル49は凹凸形状の剛体モデルであって、変形しない。路面モデル49は、この他に、路面に水膜、氷雪層が形成された状態をモデル化したものであってもよい。
これら各スケールのモデルは3次元モデルであるが、2次元モデルであってもよい。
ミクロスケールシミュレーション1では、有限要素のそれぞれの配置方向の一方の端部に位置する有限要素の節点(離散点)の挙動が、他方の端部に位置する節点(離散点)の挙動に滑らかに繋がるように周期境界条件が定められ、この周期境界条件の下に所定の外力が付与されて、各有限要素の応力分布、歪分布又は節点変位等が求められ、この代表領域における物性値、例えば不均質材料におけるバルク特性におけるヤング率又はせん断剛性等が求められる。
メゾスケールシミュレーション2では、タイヤトレッドゴムモデル48が路面モデル49に接触させることによって、タイヤトレッドゴム部材が路面に接触したときの摩擦特性が求められる。この場合、路面モデル49の上方から垂直にタイヤトレッドゴムモデル48を押し当てる場合や路面モデル49に対して傾斜させた方向からタイヤトレッドゴムモデル48を押し当てて接触させ、このときの、接触面積、接触圧力、あるいは接触による歪エネルギー、すべり速度、摩擦係数等が求められる。摩擦係数は、路面と接触するゴム材料自身の物性によるが、路面の凹凸、接触圧力、接触面積の大小に応じて変化する特性である。したがって、メゾスケールシミュレーション2では、この特性を路面の凹凸に応じて正確に再現することができる。こうして求められた摩擦係数は、特性値としてタイヤ全体モデル46に付与される。
マクロスケールシミュレーション3では、ミクロスケールシミュレーション1で求められたヤング率やせん断剛性等の物性値が材料定数としてタイヤトレッドゴムモデル48に与えられ、さらに上記摩擦係数が付与されて、所定の条件下でタイヤの転動状態におけるタイヤの挙動がシミュレートされる。所定の条件とは、例えば、タイヤに内圧を付与する際の内圧、路面に対する負荷荷重、タイヤ転動速度、タイヤのスリップ角度、タイヤのキャンバー角度等の条件である。すなわち、マクロスケールシミュレーション3では、タイヤ全体モデル46に別途作成されたリムを再現したリムモデルを装着し、タイヤ全体モデル46とリムモデルとにより囲まれた空洞領域に面するタイヤ全体モデル46の内周面に対して内圧充填処理を施し、この後、別途作成された路面モデル47(図4(c)参照)に接触させて荷重を与え、さらに、所定の転動速度を与えてタイヤ全体モデル46を転動させる。その際、タイヤ全体モデル46にスリップ角度、タイヤのキャンバー角度あるいは、回転トルク等を与える。
軸力及びモーメントは、タイヤに所定の条件を与えることで過渡的に変化する物理量として時系列データで求めてもよいし、定常状態となったときの軸力及びモーメントを求めてもよい。また、タイヤは種々の条件、例えば付与する荷重によって軸力及びモーメントの大きさが種々変化するので、様々な荷重条件における軸力及びモーメントが算出される。
このようにして、タイヤトレッドゴム部材のミクロ構造を再現したゴムミクロ構造モデル50から、タイヤトレッドゴムモデル48、タイヤ全体モデル46を介してスケールの順にシミュレーションを行い、最終的に車両走行シミュレーションを行うことができる。
すなわち、タイヤ全体モデル46に与えられる条件(再現条件)から、荷重条件、及び摩擦係数、スリップ角度又は転動速度等の路面接触条件を定め、これらの条件を用いてマクロシミュレーション3を行った後、メゾスケールシミュレーション4を行う。
メゾスケールシミュレーション4では、マクロスケールシミュレーション3にて算出された、タイヤトレッドゴムモデル48の対応する領域における応力、歪を既知として、すでに作成されてメゾスケールシミュレーション2で用いられたタイヤトレッドゴムモデル48に応力或いは歪が境界条件として与えられ、タイヤトレッドゴムモデル48における応力、歪の解析が行われる。
さらに、メゾスケールシミュレーション4で行われて算出された応力、歪を既知として、ミクロスケールシミュレーション5が行われる(ステップS28)。
ミクロスケールシミュレーション5では、ミクロスケールシミュレーション1で用いられたゴムミクロ構造モデルの対応する領域の応力、歪を既知として、この応力或いは歪がゴムミクロ構造モデル50に境界条件として与えられてゴムミクロ構造モデル50を用いた応力、歪の解析が行われる。
材料定数の調整は、ゴム部材のミクロ構造として分散配置される各材料相の物性値がタイヤの使用状況に応じて変化することを表すためのもので、ゴムミクロ構造モデル50で算出された応力、歪の分布から、材料定数(ヤング率、歪断剛性、ポアソン比等)が修正される。例えば、予めゴムサンプルに所定の歪、応力を所定回数繰り返し与えてゴムサンプルを疲労させ、そのときの疲労に伴う物性値の変化から修正すべき材料定数の修正量を定めた対応表を作成しておく。この対応表を用いて、算出された応力、歪の分布から修正量を求めて、材料定数の調整が行われる。
さらに、図5(f),(g)に示すように、ミクロスケールシミュレーション1,5に対してさらにモデルのスケールが小さいナノスケールシミュレーション6,7を用いてもよい。
ナノスケールシミュレーションとは、ミクロスケールシミュレーションで用いられる各材料相の物性値をこの材料相を構成する分子レベルの分子構造から算出し、また各材料相の応力、歪によって分子構造の挙動を再現するものである。具体的なシミュレーションは、分子動力学法を用いて高分子を表したモデルや、複数の高分子をまとめて1つの球として扱い、球と球とを分子のつながりとして考えてモデル化する粗視化分子動力学法が挙げられる。このようなモデルは、例えば高機能材料設計プラットフォームOCTAを用いることで実現できる。
また、ミクロスケールシミュレーション1,5、メゾスケールシミュレーション2,4、マクロスケールシミュレーション3又はナノスケールシミュレーション6,7等のシミュレーションでは、対応するシミュレーションモデルに誤差変動要因が付与され、例えば、ゴムミクロ構造モデルによる材料相の分散配置の形態を誤差変動要因とし、又路面モデル49の凹凸形状の形態を誤差変動要因とし、シミュレーションを行う際に、この誤差変動要因に基づく予測算出結果の平均値及び分散を出力してもよい。
データベース化に際しては、例えば、材料定数を入力値として定めても、ゴムミクロ構造モデルによる材料相の分散配置の形態を誤差変動要因とすると、この要因に応じて出力値も変動するため、この変動を考慮して、出力値の平均値と分散を同時に出力するようにしてもよい。
12 入力操作系
14 コンピュータ
16 ディスプレイ
18 CPU
20 メモリ
22 ミクロスケールモデル作成部
24 メゾスケールモデル作成部
26 マクロスケールモデル作成部
28 シミュレーション演算部
30 物性値調整部
40 車両
42 タイヤ
46 タイヤ全体モデル
48 タイヤトレッドゴムモデル
50 ゴムミクロ構造モデル
Claims (18)
- タイヤの挙動をシミュレートするシミュレーション方法であって、
タイヤ構成部材の代表領域を再現した第1のシミュレーションモデルを用いて、タイヤ構成部材に配置される複数の材料相の物性値に基づいてタイヤ構成部材の物性値を予測算出するステップと、
タイヤを再現した第2のシミュレーションモデルを用いて、予測算出されたタイヤ構成部材の物性値に基づいて所定の条件下におけるタイヤの挙動を予測算出するステップと、を有するタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記タイヤ構成部材の物性値を予測算出するステップと、前記タイヤの挙動を予測算出するステップの他に、前記タイヤ構成部材の物性値を前記第1のシミュレーションモデルを用いて予測算出した後、前記第1のシミュレーションモデルを表す代表領域に比べて領域の大きいタイヤの部分領域をモデル化した第3のシミュレーションモデルを用いて、予測算出した物性値に基づいて前記部分領域における特性値を算出するステップを有し、
算出された特性値と前記タイヤ構成部材の物性値とに基づいて、前記タイヤの挙動を予測算出する請求項1に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記第3のシミュレーションモデルは、タイヤが接触対象物に接触する接触領域近傍を表したモデルであり、前記特性値は、タイヤが接触する接触対象物を表した接触対象モデルと前記第3のシミュレーションモデルとの接触シミュレーションによって得られる摩擦係数である請求項2に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記第3のシミュレーションモデルを用いて特性値を算出するステップでは、前記第3のシミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記予測算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく前記特性値の平均値及び分散を出力する請求項2又は3に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記タイヤの挙動を予測算出するステップでは、タイヤが路面上を転動する走行状態にあるタイヤの回転軸に作用する軸力及びモーメントを算出し、
この軸力及びモーメントを用いて、前記タイヤを装着した車両の運動の挙動を予測算出する請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記タイヤ構成部材の物性値を予測算出するステップでは、前記複数の材料相の物性値を入力値とし、モデルを用いて予測算出される前記タイヤ構成部材の物性値を出力値とする入出力関係を表したデータベースを予め記憶しておき、このデータベースを用いて前記タイヤ構成部材の物性値を予測算出し、
前記タイヤの挙動を予測算出するステップでは、前記タイヤ構成部材の物性値を入力値とし、モデルを用いて予測算出される結果を出力値とする入出力関係を表したデータベースを予め記憶しておき、このデータベースを用いて前記タイヤの挙動を予測算出する請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記タイヤ構成部材の物性値を予測算出するステップ及び前記タイヤの挙動を予測算出するステップの少なくとも一方では、シミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記予測算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく予測算出結果の平均値及び分散を出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記複数のステップのうち、所定のステップの算出結果を用いて予測算出を行うステップにおいて、予測算出する結果が、予め定められた最適条件を満たすように、前記所定のステップにおいて入力として与えられる前記物性値又は前記特性値を探索する請求項1〜7のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- タイヤの挙動をシミュレートするシミュレーション方法であって、
タイヤの挙動を再現する再現条件からタイヤに作用する荷重条件及び路面接触条件を定め、この荷重条件及び路面接触条件を、タイヤを再現した第4のシミュレーションモデルに付与してタイヤの挙動を予測算出するステップと、
タイヤの挙動の予測算出結果及び前記路面接触条件に基づいて、タイヤ構成部材の代表領域を再現した第5のシミュレーションモデルを用いて、タイヤを構成するタイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出するステップとを、有するタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記タイヤの挙動を予測算出するステップと前記タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出するステップの他に、前記タイヤの挙動を前記第4のシミュレーションモデルを用いて予測算出した後、前記タイヤ構成部材の代表領域に比べて領域の大きいタイヤの部分領域をモデル化した第6のシミュレーションモデルを用いて、前記タイヤ挙動の予測算出結果に基づいて前記部分領域に作用する物理量を算出するステップを有し、
算出された物理量と前記タイヤ挙動の予測算出結果とに基づいて、前記第5のシミュレーションモデルを用いて、前記タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出する請求項9に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記第6のシミュレーションモデルは、タイヤが接触対象物に接触する接触領域近傍を表したモデルであり、前記部分領域に作用する物理量は、タイヤが接触する接触対象物を表した接触対象モデルと前記第6のシミュレーションモデルとの接触シミュレーションによって得られる前記接触近傍領域の応力及び歪の少なくとも一方である請求項10に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記第6のシミュレーションモデルを用いて前記部分領域に作用する物理量を算出するステップでは、前記第6のシミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記物理量の算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく前記物理量の平均値及び分散を出力する請求項10又は11に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記第5のシミュレーションモデルは、前記タイヤ構成部材に配置される複数の材料相を表したモデルであり、各材料相に作用する物理量を予測算出する請求項9〜12のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記タイヤ構成部材の各材料相に作用する物理量を用いて、各材料相のタイヤ使用に伴う物性変化を予測する請求項13に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記再現条件は、車両を再現した車両モデルを用いて車両走行シミュレーションを行うことによって定められる請求項9〜14のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記タイヤの挙動を予測算出するステップでは、前記荷重条件及び路面接触条件を入力条件とし、モデルを用いて為されるタイヤの挙動の予測算出結果を出力結果とする入出力関係を表したデータベースを予め記憶しておき、このデータベースを用いて前記タイヤの挙動を予測算出し、
前記タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出するステップでは、前記タイヤの挙動の予測算出結果を入力条件とし、モデルを用いて為されるタイヤ構成部材に作用する物理量の予測算出結果を出力結果とする入出力関係を表したデータベースを予め記憶しておき、このデータベースを用いて前記タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出する請求項9〜15のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。 - 前記タイヤの挙動を予測算出するステップ及び前記タイヤ構成部材に作用する物理量を予測算出するステップの少なくとも一方では、シミュレーションモデルに誤差変動要因が付与されており、前記予測算出を行う際に、前記誤差変動要因に基づく予測算出結果の平均値及び分散を出力する請求項9〜16のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
- 前記複数のステップのうち、条件を付与して得られる所定のステップにおける算出結果を利用して予測算出を行うステップにおいて、予測算出する結果が予め定められた最適条件を満たすように、前記所定のステップにおいて入力として与えられる条件を探索する請求項9〜17のいずれか1項に記載のタイヤ挙動シミュレーション方法。
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