JP2006013168A - コイルおよびラインフィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で基板に固定でき、基板に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができるコイル、およびそのコイルを搭載したラインフィルタを提供する。
【解決手段】 基板10に複数の第1の貫通孔が設けられると共に、板状のコア20において、複数の第1の貫通孔11A,11Bに対応する位置に複数の第2の貫通孔21A,21Bが設けられ、基板10の一方の面にそのコア20が取り付けられる。そして、コア20と共にコモンモードチョークコイルを形成する第1および第2のコイル用導体31,32が、各第1の貫通孔11A,11Bおよび各第2の貫通孔21A,21Bに挿通されると共に、コア20を基板10に固定するようにしてコア20に巻かれる。基板10の空き領域には、回路部品が実装される。第1および第2のコイル用導体31,32が固定部材としての機能を兼ねているので、実装用の固定部材をあらたに設ける必要がなくなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 基板10に複数の第1の貫通孔が設けられると共に、板状のコア20において、複数の第1の貫通孔11A,11Bに対応する位置に複数の第2の貫通孔21A,21Bが設けられ、基板10の一方の面にそのコア20が取り付けられる。そして、コア20と共にコモンモードチョークコイルを形成する第1および第2のコイル用導体31,32が、各第1の貫通孔11A,11Bおよび各第2の貫通孔21A,21Bに挿通されると共に、コア20を基板10に固定するようにしてコア20に巻かれる。基板10の空き領域には、回路部品が実装される。第1および第2のコイル用導体31,32が固定部材としての機能を兼ねているので、実装用の固定部材をあらたに設ける必要がなくなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コアと巻線とを有するコイル、および電源ラインや信号ラインなどの導電線上を伝搬するノイズを抑制するラインフィルタに関する。
スイッチング電源、インバータ、照明機器の点灯回路等のパワーエレクトロニクス機器は、電力の変換を行う電力変換回路を有している。電力変換回路は、直流を矩形波の交流に変換するスイッチング回路を有している。そのため、電力変換回路は、スイッチング回路のスイッチング周波数と等しい周波数のリップル電圧や、スイッチング回路のスイッチング動作に伴うノイズを発生させる。このリップル電圧やノイズは他の機器に悪影響を与える。そのため、電力変換回路と他の機器あるいは線路との間には、リップル電圧やノイズを低減する手段を設ける必要がある。
また、最近、家庭内における通信ネットワークを構築する際に用いられる通信技術として電力線通信が有望視され、その開発が進められている。電力線通信は、電力線に高周波信号を重畳して通信を行う。この電力線通信では、電力線に接続された種々の電気・電子機器の動作によって、電力線上にノイズが発生し、このことが、エラーレートの増加等の通信品質の低下を招く。そのため、電力線上のノイズを低減する手段が必要になる。また、電力線通信では、屋内電力線上の通信信号が屋外電力線に漏洩することを阻止する必要がある。
これらのノイズを抑制するために、電源ラインや信号ラインなどにラインフィルタを設けることが有効である。ラインフィルタとしては、インダクタンス素子(インダクタ)とキャパシタとを含むフィルタ、いわゆるLCフィルタがよく用いられている。LCフィルタには、インダクタンス素子とキャパシタとを1つずつ有するものの他に、T型フィルタやπ型フィルタ等がある。また、電磁妨害(EMI)対策用の一般的なノイズフィルタも、LCフィルタの一種である。一般的なEMIフィルタは、コモンモードチョークコイル、ノーマルモードチョークコイル、Xコンデンサ、Yコンデンサ等のディスクリート素子を組み合わせて構成されている。
なお、2本の導電線を伝搬するノイズには、2本の導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモード(ディファレンシャルモード)ノイズと、2本の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズとがある。
特許文献1には、配線基板にトロイダルタイプのコモンモードチョークコイルを装着してノイズフィルタを構成した例が記載されている。また特許文献2には、配線基板にボビンタイプのコモンモードチョークコイルを装着してノイズフィルタを構成した例が記載されている。
また特許文献3には、フェライト基板にスルーホールメッキの施された4列の貫通穴を設けると共に、フェライト基板の上下面に、隣り合う列の貫通穴を結ぶようにして導電性塗料を印刷することで平板状のコイルを形成した例が記載されている。
実開平5−6820号公報
特開平7−15269号公報
特公平6−66192号公報
近年の電子機器の小型化に伴い、ラインフィルタも小型化することが望まれる。特に電源ラインに用いられるラインフィルタの場合には、電源回路周辺に設けられることが多く、空冷ファンからの空気の流れを阻害しないために低背化することが望まれる。しかしながら、上記特許文献1,2に記載のように、単にトロイダルタイプやボビンタイプのコイルを配線基板に実装する構造では小型、低背化を図りにくいという問題がある。
一方、特許文献3に記載の構造では、平板状のコイルを形成していることで、特許文献1,2に記載の構造に比べればコイル自体を低背化しやすい。しかしながら、このコイル構造では、コイル自体は低背化できるものの、そのコイルを他の回路基板に実装して固定した場合、全体として十分に低背化できないという問題がある。すなわち、そのコイルを他の回路基板に実装するためには、コイルと回路基板とを厚み方向から挟み込むような固定部材があらたに必要となり、結果的に十分に低背化できない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、簡単な構成で基板に固定できると共に、基板に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができるコイルを提供することにある。
また、その第2の目的は、簡単な構成でコイルを基板に固定できると共に、コイルを基板に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができるラインフィルタを提供することにある。
また、その第2の目的は、簡単な構成でコイルを基板に固定できると共に、コイルを基板に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができるラインフィルタを提供することにある。
本発明によるコイルは、複数の第1の貫通孔が設けられた基板と、複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられると共に、基板の一方の面に取り付けられた板状のコアと、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔に挿通され、コアを基板に固定するようにしてコアに巻かれ、コアと共にコイルを形成するコイル用導体とを備えたものである。
本発明によるラインフィルタは、少なくともコイルとキャパシタとを含むLCフィルタ型のラインフィルタであって、複数の第1の貫通孔が設けられた基板と、基板上に形成され、少なくともキャパシタを含む回路部品と、複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられると共に、基板の一方の面に取り付けられた板状のコアと、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔に挿通され、コアを基板に固定するようにしてコアに巻かれ、コアと共にコイルを形成するコイル用導体とを備えたものである。
本発明によるコイルおよびラインフィルタにおいて、コイル用導体は、例えば、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔に挿通され、コアが基板に固定されるように基板に固着される複数の導体ピンと、基板に形成され、所定の導体ピン同士を接続する導体によるコイル用配線パターンとで構成することができる。
この場合、基板には、複数の第1の貫通孔として、2つの貫通孔の組が複数並列的に設けられ、コアには、複数の第2の貫通孔として、第1の貫通孔に対応する位置に2つの貫通孔の組が複数並列的に設けられていても良い。そして、各導体ピンは、U字状に形成され、コア側から貫通孔の組に挿通されて基板の他方の面側で基板に固着されると共に、コイル用配線パターンは、隣り合う貫通孔の組に挿通された各導体ピン同士を接続するようにパターン形成されていても良い。
また、本発明によるコイルおよびラインフィルタにおいて、コイル用導体を、コイル用の線材で構成し、そのコイル用の線材が、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔を介してコアと基板とに一体的に巻かれている構成にすることも可能である。
また、本発明によるラインフィルタにおいて、コイル用導体として、第1および第2の巻線を形成する第1および第2のコイル用導体を有し、第1および第2のコイル用導体とコアとでコモンモードチョークコイルが形成されていても良い。またこの場合、回路部品として、第1および第2のキャパシタ、ならびにインダクタンス素子を有し、第1のキャパシタの一端が、第1のコイル用導体によって形成された第1の巻線の途中に接続されると共に、第2のキャパシタの一端が第2のコイル用導体によって形成された第2の巻線の途中に接続され、第1および第2のキャパシタの他端が、インダクタンス素子を介して接地されていても良い。
本発明によるコイルおよびラインフィルタでは、基板に複数の第1の貫通孔が設けられると共に、板状のコアにおいて、複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられ、基板の一方の面にそのコアが取り付けられる。そして、コアと共にコイルを形成するコイル用導体が、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔に挿通されると共に、コアを基板に固定するようにしてコアに巻かれる。以上のような基本構造により、簡単な構成でコイルが基板に固定されると共に、コイルを基板に固定した状態で全体として小型、低背化が図られる。
特に、本発明によるラインフィルタにおいて、コイル用導体として、第1および第2の巻線を形成する第1および第2のコイル用導体を有し、第1および第2のコイル用導体とコアとでコモンモードチョークコイルを形成すると共に、第1および第2の巻線の途中に第1および第2のキャパシタの一端を接続し、他端をインダクタンス素子を介して接地するような構成にした場合には、例えばコモンモードチョークコイルの入出力端にキャパシタを接続するような従来の単純なLCフィルタ型のラインフィルタの回路構成に比べて、コモンモードノイズの低減に優れたフィルタ回路が実現可能となる。
本発明のコイルによれば、複数の第1の貫通孔が設けられた基板と、複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられると共に、基板の一方の面に取り付けられた板状のコアと、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔に挿通され、コアを基板に固定するようにしてコアに巻かれ、コアと共にコイルを形成するコイル用導体とを備えるようにしたので、簡単な構成で基板に固定できると共に、基板に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができる。
本発明のラインフィルタによれば、複数の第1の貫通孔が設けられた基板と、基板上に形成され、少なくともキャパシタを含む回路部品と、複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられると共に、基板の一方の面に取り付けられた板状のコアと、各第1の貫通孔および各第2の貫通孔に挿通され、コアを基板に固定するようにしてコアに巻かれ、コアと共にコイルを形成するコイル用導体とを備えるようにしたので、簡単な構成でコイルを基板に固定できると共に、コイルを基板に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係るラインフィルタは、本発明のコイルを含んで構成されている。本実施の形態に係るラインフィルタは、電源ラインや信号ラインなどに接続され、例えば電力変換回路が発生するリップル電圧やノイズを低減する手段として利用される。また、電力線通信において電力線上のノイズを低減したり、室内電力線上の通信信号が屋外電力線に漏洩することを防止する手段としても利用可能である。
図1は、このラインフィルタの全体構成を示し、図2は、このラインフィルタの要部断面を示している。図3は、このラインフィルタの等価回路を示している。このラインフィルタは、平板状の基板10と、この基板10上に形成され、実装された回路部品と、磁性材料よりなるコア20と、コア20と共にコモンモードチョークコイルを形成する第1および第2のコイル用導体31,32とを備えている。コア20は、平板状に形成され(図1の例では長方形の平板状に形成され)、基板10の一方の面(表面)において例えば中央部に取り付けられている。
基板10とコア20とにはそれぞれ、複数の貫通孔が設けられている。より詳しくは、基板10のコア20が取り付けられる部分に、第1の貫通孔として、2つの貫通孔11A,11B(図2)の組が複数並列的に設けられている。コア20にも第1の貫通孔11A,11Bに対応する位置に、第2の貫通孔として、2つの貫通孔21A,21Bの組が複数並列的に設けられている。
第1および第2のコイル用導体31,32は、各第1の貫通孔11A,11Bおよび各第2の貫通孔21A,21Bに挿通され、コア20を基板10に固定するようにしてコア20に巻かれ、コア20と共にコイルを形成している。
第1のコイル用導体31はより詳しくは、複数の導体ピン31Aと、所定の導体ピン31A同士を接続する導体によるコイル用配線パターン31Bとで構成されている。各導体ピン31Aは、図2に示したように例えばU字状に形成され、コア20側から、各第2の貫通孔21A,21Bおよび各第1の貫通孔11A,11Bに挿通されている。そして、各導体ピン31Aの2つの先端部が、基板10の他方の面(裏面)側でハンダ33によりハンダ付けされ、基板10に固着されている。これにより、コア20が基板10に固定されている。コイル用配線パターン31Bは、基板10の裏面側に形成され、隣り合う貫通孔の組に挿通された各導体ピン31A同士を接続するようにパターン形成されている。より詳しくは、隣り合う一方の導体ピン31Aの1つの先端部が、他方の導体ピン31Aの逆側の先端部に接続されるようにパターン形成されている。コイル用配線パターン31Bは、ハンダ33により導体ピン31Aに導通されている。
このようにして複数の導体ピン31Aがコイル用配線パターン31Bに連続的に接続されることで、全体として1つの第1のコイル用導体31が形成され、全体としてコモンモードチョークコイルの一方の巻線を形成している。ここで、各導体ピン31Aが同一形状でコイル用配線パターン31Bが図示した形態であった場合、図示した中間接続部分P1が、第1のコイル用導体31によって形成された一方の巻線の中点位置となる。この場合、中間接続部分P1を境界として、例えば図1の左側の端部から中間接続部分P1までの第1のコイル用導体31とコア20とで、図3の等価回路における第1のインダクタL1が形成され、中間接続部分P1から図1の右側の端部までの第1のコイル用導体31とコア20とで第2のインダクタL2が形成される。この場合、第1および第2のインダクタL1,L2のインダクタンスは同一の値となる。
第2のコイル用導体32も同様に、複数の導体ピン32Aと、コイル用配線パターン32Bとで構成されている。複数の導体ピン32Aがコイル用配線パターン32Bに連続的に接続されることで、全体として1つの第2のコイル用導体32が形成され、全体としてコモンモードチョークコイルの他方の巻線を形成している。なお、図示した例では同一の貫通孔に、第1のコイル用導体31用の導体ピン31Aと第2のコイル用導体32用の導体ピン32Aとが挿通されているが、導体ピン31Aと導体ピン32Aとに絶縁体による被覆をすることで、2つの導体ピン間がショートすることを防止できる。
ここで、各導体ピン32Aが同一形状でコイル用配線パターン32Bが図示した形態であった場合、図示した中間接続部分P3が、第2のコイル用導体32によって形成された他方の巻線の中点位置となる。この場合、中間接続部分P3を境界として、例えば図1の左側の端部から中間接続部分P3までの第2のコイル用導体32とコア20とで、図3の等価回路における第3のインダクタL3が形成され、中間接続部分P3から図1の右側の端部までの第2のコイル用導体32とコア20とで第4のインダクタL4が形成される。この場合、第3および第4のインダクタL3,L4のインダクタンスは同一の値となる。
なお、各導体ピン31A,32Aの接続位置やコイル用配線パターン31B,32Bの形成位置(形成パターン)については、図1に示したものに限定されず、他の形態を採りうる。
基板10には、一対の入力端子1A,1Bと、一対の出力端子2A,2Bと、グランド端子5とが設けられている。これらの端子は例えば内面がメタライズされたスルーホールで形成されている。一対の入力端子1A,1Bは、それぞれ基板10の第1の辺に沿って所定の間隔を空けて配置されている。グランド端子5は、一対の入力端子1A,1Bの間に配置されている。グランド端子5の周辺には、導体によるグランドパターン55が形成されている。一方、一対の出力端子2A,2Bは、基板10の第1の辺に対向する第2の辺に沿って所定の間隔を空けて配置されている。
基板10の表面には、回路部品(チップ部品)として、第1および第2のキャパシタC1,C2、およびインダクタンス素子(第5のインダクタL5)が実装されている。第1および第2のキャパシタC1,C2は、コア20を挟んでほぼ対向するように、それぞれ基板10の第3および第4の辺に沿った空き領域に実装され、第5のインダクタL5は、同じく基板10の空き領域であってグランド端子5の近傍に配置されている。すなわち、これらの回路部品は同一基板の同一面上に実装されている。また第1および第2のキャパシタC1,C2は互いに対称的に配置されている。第5のインダクタL5は、本発明における「インダクタンス素子」の一具体例に対応する。
基板10にはまた、各回路要素を接続するための導体による配線パターン51A,51B,52A,52B,53A,53B,54が形成されている。配線パターン51A,51B,52A,52Bは、例えば基板10の裏面にパターン形成され、配線パターン53A,53B,54は、例えば基板10の表面にパターン形成されている。ただし、いずれの配線パターンについても、逆側の面に形成することも可能であり、各回路要素との接続位置についても、以下の説明とは逆側の面であっても良い。この場合において、基板10の表面と裏面とに接続する対象物があるときは、例えば内面がメタライズされたスルーホールを用いて接続すれば良い。各回路要素の接続関係は以下のとおりである。
一方の入力端子1Aには、配線パターン51Aを介して第1のコイル用導体31の一端が接続されている。同様に他方の入力端子1Bには、配線パターン51Bを介して第2のコイル用導体32の一端が接続されている。また、一方の出力端子2Aには、配線パターン52Aを介して第1のコイル用導体31の他端が接続されている。同様に他方の出力端子2Bには、配線パターン52Bを介して第2のコイル用導体32の他端が接続されている。配線パターン51A,51B,52A,52Bは、例えば基板10の裏面にパターン形成され、裏面側で第1および第2のコイル用導体31,32の端部に接続されている。
また、第1のキャパシタC1の一端が、基板10の表面において、配線パターン53Aを介して第1のコイル用導体31における中間接続部分P1に接続されている。同様に第2のキャパシタC2の一端が、基板10の表面において、配線パターン53Bを介して第2のコイル用導体32の中間接続部分P3に接続されている。
第1および第2のキャパシタC1,C2の他端は、基板10の表面において、配線パターン54を介して第5のインダクタL5の一端に共通接続されている。第5のインダクタL5の他端は、基板10の表面において、グランドパターン55に共通接続され、接地されている。これにより、第1および第2のキャパシタC1,C2の他端が、第5のインダクタL5を介して接地されている。これにより、回路部品を介して第1および第2の中間接続部分P1,P3が接地されている。
以上のような構成により、図3の等価回路で示されるフィルタ回路が実現されている。このフィルタ回路は、一対の入力端子1A,1Bと、出力端子2A,2Bと、グランド端子5とを備えている。このフィルタ回路はさらに、一方の入力端子1Aと一方の出力端子2Aとの間に直列的に挿入された第1および第2のインダクタL1,L2を備えている。このフィルタ回路はさらに、他方の入力端子1Bと他方の出力端子2Bとの間に直列的に挿入され、第1および第2のインダクタL1,L2と協働してコモンモードノイズを抑制する第3および第4のインダクタL3,L4とを備えている。
第1および第2のインダクタL1,L2は、互いに電磁気的に結合されている。第3および第4のインダクタL3,L4も同様に、互いに電磁気的に結合されている。上述したように第1のコイル用導体31により形成された一方の巻線の途中に接続点(中間接続部分P1)を設け、その巻線の一方の端部から接続点までを第1の巻線部分31aとして第1のインダクタL1が形成され、同様に、その巻線の他方の端部から接続点までを第2の巻線部分31bとして第2のインダクタL2が形成されている。第3および第4のインダクタL3,L4についても同様に、第2のコイル用導体32により形成された他方の巻線の途中に接続点(中間接続部分P3)を設け、その他方の巻線の一方の端部から接続点までを第3の巻線部分32aとして第3のインダクタL3が形成され、その他方の巻線の他方の端部から接続点までを第4の巻線部分32bとして第4のインダクタL4が形成されている。ここで、第1および第2のインダクタL1,L2のインダクタンスは同一の値であることがフィルタとしての性能上、好ましい。第3および第4のインダクタL3,L4のインダクタンスも、同一の値にすることが好ましい。より好ましくは、第1および第2のインダクタL1,L2、ならびに第3および第4のインダクタL3,L4のすべてのインダクタンスを同一の値にすると良い。
第1および第2のインダクタL1,L2を構成する巻線(第1のコイル用導体31)と、第3および第4のインダクタL3,L4を構成する巻線(第2のコイル用導体32)は、共通のコア20に巻かれ、協働してコモンモードノイズを抑制するように互いに結合している。すなわち、すなわちそれらの巻線は、それらにノーマルモードの電流が流れたときに各巻線を流れる電流によってコア20に誘起される磁束が互いに相殺されるような向きにコア20に巻かれている。このように、それらの巻線およびコア20は、コモンモードノイズを抑制し、ノーマルモード信号を通過させるコモンモードチョークコイルを構成している。
このフィルタ回路はさらに、一端が中間接続部分P1に接続された第1のキャパシタC1と、一端が中間接続部分P3に接続された第2のキャパシタC2と、一端が第1および第2のキャパシタC1,C2の各他端に接続され、他端がグランド端子5に接続された第5のインダクタL5とを備えている。
直列に接続された第1のキャパシタC1と第5のインダクタL5は、一端が中間接続部分P1に接続され、他端が接地された第1の直列回路を構成している。また、直列に接続された第2のキャパシタC2と第5のインダクタL5は、一端が中間接続部分P3に接続され、他端が接地された第2の直列回路を構成している。このように、このフィルタ回路では、第1の直列回路と第2の直列回路とで第5のインダクタL5が共通になっている。
次に、本実施の形態に係るラインフィルタの作用、効果について説明する。
まず、図3の等価回路で示されるフィルタ回路としての作用を説明する。始めに、入力端子1A,1Bにコモンモードの電圧Viが印加された場合について説明する。この場合、第1のインダクタL1の一方の端部(中間接続部分P1とは逆側の端部)とアース間、および第3のインダクタL3の一方の端部(中間接続部分P3とは逆側の端部)とアース間に等しい電圧Viが発生する。第1のインダクタL1の一方の端部とアース間に発生した電圧Viは、第1のインダクタL1と第1の直列回路(第1のキャパシタC1と第5のインダクタL5)とによって分圧され、第1のインダクタL1の両端間と第1の直列回路の両端間とに、それぞれ所定の電圧が発生する。なお、図中の矢印は、その先の方が高い電位であることを表している。同様に、第3のインダクタL3の一方の端部とアース間に発生した電圧Viは、第3のインダクタL3と第2の直列回路(第2のキャパシタC2と第5のインダクタL5)とによって分圧され、第3のインダクタL3の両端間と第2の直列回路の両端間とに、それぞれ所定の電圧が発生する。第1のインダクタL1と第2のインダクタL2は互いに電磁気的に結合されているので、第1のインダクタL1の両端間に発生した電圧に応じて、第2のインダクタL2の両端間に所定の電圧が発生する。第2のインダクタL2の他方の端部(中間接続部分P1とは逆側の端部)とアース間の電圧、すなわち端子2Aとアース間の電圧Voは、第2のインダクタL2に発生する電圧と第1の直列回路に発生する電圧との総和で表されるが、これらの電圧は逆向きであることから互いに打ち消し合い、その結果、第1のインダクタL1の一方の端部とアース間に発生した電圧、すなわち端子1Aとアース間に発生した電圧Viよりも小さくなる。
同様に、第3のインダクタL3と第4のインダクタL4は互いに電磁気的に結合されているので、第3のインダクタL3の両端間に発生した電圧に応じて、第4のインダクタL4の両端間に所定の電圧が発生する。その結果、第4のインダクタL4の他方の端部(中間接続部分P3とは逆側の端部)とアース間の電圧、すなわち端子2Bとアース間の電圧Voは、第3のインダクタL3の一方の端部とアース間に発生した電圧、すなわち端子1Bとアース間に発生した電圧Viよりも小さくなる。このようにして、入力端子1A,1Bにコモンモードの電圧が印加された場合には、出力端子2A,2Bに発生するコモンモードの電圧は、入力端子1A,1Bに印加されたコモンモードの電圧よりも小さくなる。
また、このフィルタ回路において、出力端子2A,2Bにコモンモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、入力端子1A,1Bに発生するコモンモードの電圧は、出力端子2A,2Bに印加されたコモンモードの電圧よりも小さくなる。このように、このフィルタ回路によれば、入力端子1A,1Bにコモンモードノイズが印加された場合と、出力端子2A,2Bにコモンモードノイズが印加された場合のいずれの場合にも、コモンモードノイズを抑制することができる。
このフィルタ回路によれば、比較的簡単な構成で、しかも大きなインダクタンスを有するコイルを用いることなく、広い周波数範囲において効果的にコモンモードノイズを抑制することができる。
次に、このラインフィルタの構造的な利点、効果について説明する。このラインフィルタでは、基板10に複数の第1の貫通孔11A,11Bが設けられると共に、板状のコア20において、複数の第1の貫通孔11A,11Bに対応する位置に複数の第2の貫通孔21A,21Bが設けられ、基板10の一方の面にそのコア20が取り付けられる。そして、コア20と共にコモンモードチョークコイルを形成する第1および第2のコイル用導体31,32が、各第1の貫通孔11A,11Bおよび各第2の貫通孔21A,21Bに挿通されると共に、コア20を基板10に固定するようにしてコア20に巻かれる。また基板10の空き領域には、各回路部品が実装される。以上のような基本構造により、簡単な構成でコイルを基板10に固定することができると共に、コイルを基板10に固定した状態で全体として小型、低背化を図ることができる。特に、第1および第2のコイル用導体31,32が固定部材としての機能を兼ねているので、実装用の固定部材をあらたに設ける必要がなくなる。また、コア20を基板10に実装する際には、それぞれに設けられた貫通孔により位置決めを行うことができ、位置決めが容易となる。
また、第1のコイル用導体31により形成された一方の巻線の途中に接続点(中間接続部分P1)を設け、その接続点を第1のキャパシタC1の一端に接続すると共に、第2のコイル用導体32により形成された他方の巻線の途中に接続点(中間接続部分P3)を設け、その接続点を第2のキャパシタC2の一端に接続し、さらに第1および第2のキャパシタC1,C2の他端を、インダクタンス素子(第5のインダクタL5)を介して接地するようにしたので、図3に示したフィルタ回路を実現できる。これにより、例えばコモンモードチョークコイルの入出力端にキャパシタを接続するような従来の単純なLCフィルタ型のラインフィルタの回路構成に比べて、コモンモードノイズの低減に優れたフィルタ回路を実現できる。
また、入力端子1A,1Bなどの各端子と、第1および第2のキャパシタC1,C2などの各回路部品との配置の最適化を行ったことで、各基板の空き領域を効率的に利用しつつ、それぞれの部品間の結合が抑えられ、特性の劣化を防止できる。特に、図示した配置により、第1および第2のキャパシタC1,C2、第5のインダクタL5およびグランド端子5の配線距離を短くできるので、特性劣化が防止される。
[変形例]
図4および図5は、本実施の形態に係るラインフィルタの第1の変形例を示している。なお、図1および図2のラインフィルタと実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。図1および図2のラインフィルタでは、第1および第2のコイル用導体31,32を、導体ピン31A,32Aとコイル用配線パターン31B,32Bとで構成したが、本変形例ではコイル用の線材で構成された第1および第2のコイル用導体131,132を備えている。また、配線パターン51A,51B,52A,52Bが、基板10の裏面ではなく表面にパターン形成されている。ただし、図1および図2のラインフィルタの場合と同様、いずれの配線パターンについても、逆側の面に形成することも可能である。
図4および図5は、本実施の形態に係るラインフィルタの第1の変形例を示している。なお、図1および図2のラインフィルタと実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。図1および図2のラインフィルタでは、第1および第2のコイル用導体31,32を、導体ピン31A,32Aとコイル用配線パターン31B,32Bとで構成したが、本変形例ではコイル用の線材で構成された第1および第2のコイル用導体131,132を備えている。また、配線パターン51A,51B,52A,52Bが、基板10の裏面ではなく表面にパターン形成されている。ただし、図1および図2のラインフィルタの場合と同様、いずれの配線パターンについても、逆側の面に形成することも可能である。
第1および第2のコイル用導体131,132は、各第1の貫通孔11A,11Bおよび各第2の貫通孔21A,21Bに挿通され、図5に示したようにコア20を基板10に固定するようにしてコア20と基板10とに一体的に巻かれ、コア20と共にコモンモードチョークコイルを形成している。なお、図5は、導体の巻き方を概念的に説明したものであり、断面構造を簡略化して示している。図5では、図4の左側から見た断面構成を示し、第1のコイル用導体131の一方の線材131Aの巻き方を概念的に示している。
第1のコイル用導体131はより詳しくは、2本の線材131A,131Bで構成されている。一方の線材131Aの一端は、基板10の表面において配線パターン51Aを介して一方の入力端子1Aに接続されている。他方の線材131Bの一端は、基板10の表面において配線パターン52Aを介して一方の出力端子2Aに接続されている。各線材131A,131Bの他端は、配線パターン53Aを介して第1のキャパシタC1の一端に共通接続されている。
この共通接続されている部分において、各線材131A,131Bが連続的に接続されていることで、全体として1つの第1のコイル用導体131が形成され、全体としてコモンモードチョークコイルの一方の巻線を形成している。ここで、図示した形態では各線材131A,131Bが同一の長さとなるように巻かれており、共通接続されている部分が中間接続部分P1となり、第1のコイル用導体131によって形成された一方の巻線の中点位置となる。この場合、中間接続部分P1を境界として、一方の線材131Aとコア20とで、図3の等価回路における第1のインダクタL1が形成され、他方の線材131Bとコア20とで第2のインダクタL2が形成される。この場合、第1および第2のインダクタL1,L2のインダクタンスは同一の値となる。
第2のコイル用導体132も同様に、2本の線材132A,132Bで構成されている。一方の線材131Aの一端は、基板10の表面において配線パターン51Bを介して他方の入力端子1Bに接続されている。他方の線材132Bの一端は、基板10の表面において配線パターン52Bを介して他方の出力端子2Bに接続されている。各線材132A,132Bの他端は、配線パターン53Bを介して第2のキャパシタC2の一端に共通接続されている。
この共通接続されている部分において、各線材132A,132Bが連続的に接続されていることで、全体として1つの第2のコイル用導体132が形成され、全体としてコモンモードチョークコイルの他方の巻線を形成している。ここで、図示した形態では各線材132A,132Bが同一の長さとなるように巻かれており、共通接続されている部分が中間接続部分P3となり、第2のコイル用導体132によって形成された他方の巻線の中点位置となる。この場合、中間接続部分P3を境界として、一方の線材132Aとコア20とで、図3の等価回路における第3のインダクタL3が形成され、他方の線材132Bとコア20とで第4のインダクタL4が形成される。この場合、第3および第4のインダクタL3,L4のインダクタンスは同一の値となる。
なお、第1および第2のコイル用導体131,132の巻き方や他の回路要素への接続方法については、図4に示したものに限定されず、他の形態を採りうる。また、図4では第1および第2のコイル用導体131,132がそれぞれ2本の線材で構成されているものとしているが、それぞれ1本の線材のみで構成されていても良い。また、それぞれ3本以上の線材で構成されていても良い。
図6は、第2の変形例を示している。図7は、この第2の変形例に係るラインフィルタの等価回路である。本発明によるラインフィルタは、図3に示したフィルタ回路に限らず、少なくともコイル(インダクタ)とキャパシタとを含むLCフィルタ全般に適用可能である。例えば図7に示したように、1つのインダクタL11と1つのキャパシタC11のみで構成されたLCフィルタ回路にも適用可能である。インダクタL11は、一方の入力端子1Aと一方の出力端子2Aとの間の導電線151,152上に直列的に挿入されている。キャパシタC11は、一端が一方の出力端子2A側の導電線152を介してインダクタL11の他端に接続され、他端が他方の入力端子1Bと他方の出力端子2Bとの間の導電線153に接続されている。
この変形例に係るラインフィルタは、図1および図2の構成例と同様、第1の貫通孔11A,11Bが設けられた基板10と、第2の貫通孔21A,21Bが設けられたコア20とを備えている。このラインフィルタはまた、コア20と共にコイルを形成する1つのコイル用導体231を備えている。
コイル用導体231はより詳しくは、複数の導体ピン231Aと、隣接する導体ピン231A同士を接続する導体によるコイル用配線パターン231Bとで構成されている。図1および図2の構成例と同様、複数の導体ピン231Aがコイル用配線パターン231Bを介して連続的に接続されることで、全体として1つのコイル用導体231が形成され、全体としてコイルの巻線を形成している。コイル用導体231とコア20とで、図7の等価回路におけるインダクタL11が形成されている。
基板10の表面には、回路部品(チップ部品)として、図7の等価回路におけるキャパシタC11が実装されている。基板10の表面にはまた、図7の等価回路における導電線151,152,153に対応する導体による配線パターンが形成されている。各配線パターンは、図7の等価回路に対応するように各回路要素に接続されている。これにより、図7の等価回路が実現されている。
なお、図1および図2のラインフィルタの場合と同様、いずれの配線パターンについても、逆側の面に形成することも可能である。また、図6の変形例についても、図4の構成例と同様、コイル用導体231をコイル用の線材で構成することも可能である。
なお、本発明は上記実施の形態および変形例に限定されず、種々の変更が可能である。例えば図1の構成例において、基板10に他の回路部品が実装されていても良い。例えば図3の等価回路において、第5のインダクタL5に並列的に他の回路素子(キャパシタや抵抗素子)が接続されていれば、より優れたフィルタ特性が得られる。このような回路素子がさらに実装されていても良い。
また、例えば図1の構成例では、第1および第2のコイル用導体31,32を、同一の第1の貫通孔11A,11Bおよび第2の貫通孔21A,21Bに挿通し共用するような構成にしたが、貫通孔を共用せず、第1および第2のコイル用導体31,32をそれぞれ別々の貫通孔に挿通するような構成にしても良い。図4の構成例の場合も同様である。また、図1の構成例において、コイル用配線パターン31B,32Bは、基板裏面ではなく表面側にパターン形成されていても良い。
C1…第1のキャパシタ、C2…第2のキャパシタ、C3…第3のキャパシタ、L1…第1のインダクタ、L2…第2のインダクタ、L3…第3のインダクタ、L4…第4のインダクタ、L5…第5のインダクタ(インダクタンス素子)、1A,1B…入力端子、2A,2B…出力端子、5…グランド端子、10…基板、11A,11B…第1の導通孔、20…コア、21A,21B…第2の導通孔、31…第1のコイル用導体(第1の巻線)、31A…第1の導体ピン、31B…第1のコイル用配線パターン、32…第2のコイル用導体(第2の巻線)、32A…第2の導体ピン、32B…第2のコイル用配線パターン、51A,51B,52A,52B,53A,53B,54…配線パターン。
Claims (9)
- 複数の第1の貫通孔が設けられた基板と、
前記複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられると共に、前記基板の一方の面に取り付けられた板状のコアと、
前記各第1の貫通孔および前記各第2の貫通孔に挿通され、前記コアを前記基板に固定するようにして前記コアに巻かれ、前記コアと共にコイルを形成するコイル用導体と
を備えたことを特徴とするコイル。 - 前記コイル用導体は、
前記各第1の貫通孔および前記各第2の貫通孔に挿通され、前記コアが前記基板に固定されるように前記基板に固着される複数の導体ピンと、
前記基板に形成され、所定の導体ピン同士を接続する導体によるコイル用配線パターンと
で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル。 - 前記基板には、前記複数の第1の貫通孔として、2つの貫通孔の組が複数並列的に設けられ、
前記コアには、前記複数の第2の貫通孔として、前記第1の貫通孔に対応する位置に2つの貫通孔の組が複数並列的に設けられ、
前記各導体ピンは、U字状に形成され、前記コア側から前記貫通孔の組に挿通されて前記基板の他方の面側で前記基板に固着されると共に、
前記コイル用配線パターンは、隣り合う前記貫通孔の組に挿通された各導体ピン同士を接続するようにパターン形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のコイル。 - 前記コイル用導体は、コイル用の線材で構成され、
前記コイル用の線材は、前記各第1の貫通孔および前記各第2の貫通孔を介して前記コアと前記基板とに一体的に巻かれている
ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。 - 少なくともコイルとキャパシタとを含むLCフィルタ型のラインフィルタであって、
複数の第1の貫通孔が設けられた基板と、
前記基板上に形成され、少なくともキャパシタを含む回路部品と、
前記複数の第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が設けられると共に、前記基板の一方の面に取り付けられた板状のコアと、
前記各第1の貫通孔および前記各第2の貫通孔に挿通され、前記コアを前記基板に固定するようにして前記コアに巻かれ、前記コアと共にコイルを形成するコイル用導体と
を備えたことを特徴とするラインフィルタ。 - 前記コイル用導体は、
前記各第1の貫通孔および前記各第2の貫通孔に挿通され、前記コアが前記基板に固定されるように前記基板に固着される複数の導体ピンと、
前記基板に形成され、所定の導体ピン同士を接続する導体によるコイル用配線パターンと
で構成されていることを特徴とする請求項5に記載のラインフィルタ。 - 前記基板には、前記複数の第1の貫通孔として、2つの貫通孔の組が複数並列的に設けられ、
前記コアには、前記複数の第2の貫通孔として、前記第1の貫通孔に対応する位置に2つの貫通孔の組が複数並列的に設けられ、
前記各導体ピンは、U字状に形成され、前記コア側から前記貫通孔の組に挿通されて前記基板の他方の面側で前記基板に固着されると共に、
前記コイル用配線パターンは、隣り合う前記貫通孔の組に挿通された各導体ピン同士を接続するようにパターン形成されている
ことを特徴とする請求項6に記載のラインフィルタ。 - 前記コイル用導体は、コイル用の線材で構成され、
前記コイル用の線材は、前記各第1の貫通孔および前記各第2の貫通孔を介して前記コアと前記基板とに一体的に巻かれている
ことを特徴とする請求項5に記載のラインフィルタ。 - 前記コイル用導体として、第1および第2の巻線を形成する第1および第2のコイル用導体を有し、前記第1および第2のコイル用導体と前記コアとでコモンモードチョークコイルが形成されると共に、
前記回路部品として、第1および第2のキャパシタ、ならびにインダクタンス素子を有し、
前記第1のキャパシタの一端が、前記第1のコイル用導体によって形成された第1の巻線の途中に接続されると共に、前記第2のキャパシタの一端が前記第2のコイル用導体によって形成された第2の巻線の途中に接続され、前記第1および第2のキャパシタの他端が、前記インダクタンス素子を介して接地されている
ことを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1項に記載のラインフィルタ。
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |