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JP2005117218A - ノイズ抑制回路 - Google Patents

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JP2005117218A
JP2005117218A JP2003346550A JP2003346550A JP2005117218A JP 2005117218 A JP2005117218 A JP 2005117218A JP 2003346550 A JP2003346550 A JP 2003346550A JP 2003346550 A JP2003346550 A JP 2003346550A JP 2005117218 A JP2005117218 A JP 2005117218A
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Masaru Wazaki
賢 和崎
Yoshihiro Saito
義広 斎藤
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Abstract

【課題】広い周波数範囲においてノイズを抑制でき、且つ小型化が可能なノイズ抑制回路を実現する。
【解決手段】ノイズ抑制回路は、一対の端子1a,1bと、他の一対の端子2a,2bと、端子1a,2a間を接続する導電線3と、端子1b,2b間を接続する導電線4とを備えている。ノイズ抑制回路は、更に、導電線3に挿入された巻線11を備えている。ノイズ抑制回路は、更に、直列に接続されたインダクタ13とキャパシタ14よりなり、一端が巻線11の中点に接続され、他端が導電線4に接続された直列回路15を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電線上を伝搬するノイズを抑制するノイズ抑制回路に関する。
スイッチング電源、インバータ、照明機器の点灯回路等のパワーエレクトロニクス機器は、電力の変換を行う電力変換回路を有している。電力変換回路は、直流を矩形波の交流に変換するスイッチング回路を有している。そのため、電力変換回路は、スイッチング回路のスイッチング周波数と等しい周波数のリップル電圧や、スイッチング回路のスイッチング動作に伴うノイズを発生させる。このリップル電圧やノイズは他の機器に悪影響を与える。そのため、電力変換回路と他の機器あるいは線路との間には、リップル電圧やノイズを低減する手段を設ける必要がある。
リップル電圧やノイズを低減する手段としては、インダクタンス素子(インダクタ)とキャパシタとを含むフィルタ、いわゆるLCフィルタがよく用いられている。LCフィルタには、インダクタンス素子とキャパシタとを1つずつ有するものの他に、T型フィルタやπ型フィルタ等がある。また、電磁妨害(EMI)対策用の一般的なノイズフィルタも、LCフィルタの一種である。一般的なEMIフィルタは、コモンモードチョークコイル、ノーマルモードチョークコイル、Xキャパシタ、Yキャパシタ等のディスクリート素子を組み合わせて構成されている。
また、最近、家庭内における通信ネットワークを構築する際に用いられる通信技術として電力線通信が有望視され、その開発が進められている。電力線通信は、電力線に高周波信号を重畳して通信を行う。この電力線通信では、電力線に接続された種々の電気・電子機器の動作によって、電力線上にノイズが発生し、このことが、エラーレートの増加等の通信品質の低下を招く。そのため、電力線上のノイズを低減する手段が必要になる。また、電力線通信では、屋内電力線上の通信信号が屋外電力線に漏洩することを阻止する必要がある。このような電力線上のノイズを低減したり、屋内電力線上の通信信号が屋外電力線に漏洩することを阻止する手段としても、LCフィルタが用いられている。
なお、2本の導電線を伝搬するノイズには、2本の導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズと、2本の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズとがある。
特許文献1には、変圧器を用いたラインフィルタが記載されている。このラインフィルタは、変圧器とフィルタ回路とを備えている。変圧器の2次巻線は、交流電源から負荷に供給する電力を輸送する2本の導電線のうちの一方に挿入されている。フィルタ回路の2つの入力端は交流電源の両端に接続され、フィルタ回路の2つの出力端は変圧器の1次巻線の両端に接続されている。このラインフィルタでは、フィルタ回路によって電源電圧からノイズ成分を抽出し、このノイズ成分を変圧器の1次巻線に供給することによって、変圧器の2次巻線が挿入された導電線上において電源電圧からノイズ成分を差し引くようになっている。このラインフィルタは、ノーマルモードのノイズを低減する。
特許文献2には、3つのインピーダンス素子で構成されたローパスフィルタが記載されている。このローパスフィルタは、2本の導電線のうちの一方に直列に挿入された2つの高インピーダンス素子と、一端が2つの高インピーダンス素子の間に接続され、他端が2本の導電線のうちの他方に接続された低インピーダンス素子とを備えている。2つの高インピーダンス素子は、それぞれ、コイルと抵抗との並列接続回路で構成され、低インピーダンス素子はキャパシタで構成されている。このローパスフィルタは、ノーマルモードノイズを低減する。
特許文献3には、ノーマルモードノイズを低減するノーマルモードノイズ用フィルタ回路とコモンモードノイズを低減するコモンモードノイズ用フィルタ回路が記載されている。ノーマルモードノイズ用フィルタ回路は、2本の導電線のそれぞれに挿入された2つのコイルと、各コイルの巻線の途中同士を接続するキャパシタとで構成されている。コモンモードノイズ用フィルタ回路は、2本の導電線のそれぞれに挿入された2つのコイルと、各コイルの巻線の途中とアース間に設けられた2つのキャパシタとで構成されている。
特開平9−102723号公報 特開平5−121988号公報(図1) 特許第2784783号公報(第6図)
従来のLCフィルタでは、インダクタンスおよびキャパシタンスで決まる固有の共振周波数を有するため、所望の減衰量を狭い周波数範囲でしか得ることができないという問題点があった。
また、電力輸送用の導電線に挿入されるフィルタには、電力輸送用の電流が流れている状態で所望の特性が得られることと、温度上昇に対する対策が要求される。そのため、通常、電力変換回路用のフィルタにおけるインダクタンス素子では、磁芯として、ギャップ付きのフェライト磁芯が用いられる。しかしながら、このようなインダクタンス素子では、その特性が、空芯のインダクタンス素子の特性に近づくため、所望の特性を実現するためにはインダクタンス素子が大型化するという問題点があった。
また、特許文献1に記載されたラインフィルタでは、フィルタ回路のインピーダンスが0であると共に変圧器の結合係数が1であれば、理論的には、ノイズ成分を完全に除去することができる。しかしながら、実際には、フィルタ回路のインピーダンスは、0になることはなく、更に、周波数に応じて変化する。特に、キャパシタによってフィルタ回路を構成した場合には、このキャパシタと変圧器の1次巻線とによって直列共振回路が構成される。そのため、このキャパシタと変圧器の1次巻線とを含む信号の経路のインピーダンスは、直列共振回路の共振周波数近傍の狭い周波数範囲でのみ小さくなる。その結果、このラインフィルタでは、狭い周波数範囲でしかノイズ成分を除去することができない。これらのことから、実際に構成されたラインフィルタでは、広い周波数範囲においてノイズ成分を効果的に除去することができないという問題点がある。
また、特許文献2に記載されたローパスフィルタも、特許文献3に記載されたフィルタ回路も、ノイズ低減の原理的は従来のLCフィルタと同様であるため、従来のLCフィルタと同様の問題点を有している。
ところで、各国では、電子機器から交流電源線を介して外部へ放出されるノイズ、すなわち雑音端子電圧に関して、種々の規制を設けている場合が多い。例えば、CISPR(国際無線障害特別委員会)の規格では、150kHz〜30MHzの周波数範囲で雑音端子電圧の規格が設定されている。このような広い周波数範囲においてノイズを低減する場合には、特に、1MHz以下の低い周波数の範囲におけるノイズの低減に関して、以下のような問題が発生する。すなわち、1MHz以下の低い周波数の範囲では、コイルのインピーダンスの絶対値は、コイルのインダクタンスをL、周波数をfとして、2πfLで表わされる。従って、一般に、1MHz以下の低い周波数の範囲におけるノイズを低減するには、大きなインダクタンスを有するコイルを含むフィルタが必要になる。その結果、フィルタが大型化する。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、広い周波数範囲においてノイズを抑制でき、且つ小型化が可能なノイズ抑制回路を提供することにある。
本発明の第1のノイズ抑制回路は、第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
第1の導電線に挿入された巻線と、
直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が巻線の途中に接続され、他端が第2の導電線に接続された直列回路とを備えたものである。
ここで、巻線において、直列回路が接続される位置から一方の端部までの部分を第1の部分と呼び、直列回路が接続される位置から他方の端部までの部分を第2の部分と呼ぶ。また、直列回路において、巻線に接続される端部を第1の端部と呼び、第2の導電線に接続される端部を第2の端部と呼ぶ。本発明の第1のノイズ抑制回路では、巻線の一方の端部と直列回路の第2の端部との間にノーマルモードの電圧が印加されると、この電圧が第1の部分と直列回路とによって分圧され、第1の部分の両端間と直列回路の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。第1の部分と第2の部分は電磁気的に結合されているので、第1の部分の両端間に発生した電圧に応じて、第2の部分の両端間に所定の電圧が発生する。その結果、巻線の他方の端部と直列回路の第2の端部との間の電圧は、巻線の一方の端部と直列回路の第2の端部との間に印加された電圧よりも小さくなる。また、本発明の第1のノイズ抑制回路において、巻線の他方の端部と直列回路の第2の端部との間にノーマルモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、巻線の一方の端部と直列回路の第2の端部との間の電圧は、巻線の他方の端部と直列回路の第2の端部との間に印加された電圧よりも小さくなる。なお、第1の導電線、第2の導電線の例としては、単相2線式電力線における各導電線がある他、現在、電力供給のために多く用いられている単相3線式電力線における3線のうちの2線がある。
本発明の第1のノイズ抑制回路において、直列回路の一端は巻線の中点に接続されていてもよい。
本発明の第2のノイズ抑制回路は、第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
第1の導電線に挿入された第1の巻線と、
第2の導電線に挿入された第2の巻線と、
直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が第1の巻線の途中に接続され、他端が第2の巻線の途中に接続された直列回路とを備えたものである。
ここで、第1の巻線において、直列回路が接続される位置から一方の端部までの部分を第1の部分と呼び、直列回路が接続される位置から他方の端部までの部分を第2の部分と呼ぶ。また、第2の巻線において、直列回路が接続される位置から一方の端部までの部分を第3の部分と呼び、直列回路が接続される位置から他方の端部までの部分を第4の部分と呼ぶ。また、直列回路において、第1の巻線に接続される端部を第1の端部と呼び、第2の巻線に接続される端部を第2の端部と呼ぶ。本発明の第2のノイズ抑制回路では、第1の巻線の一方の端部と第2の巻線の一方の端部との間にノーマルモードの電圧が印加されると、この電圧が第1の部分、直列回路および第3の部分によって分圧され、第1の部分の両端間、直列回路の両端間および第3の部分の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。第1の部分と第2の部分は電磁気的に結合されているので、第1の部分の両端間に発生した電圧に応じて、第2の部分の両端間に所定の電圧が発生する。同様に、第3の部分と第4の部分は電磁気的に結合されているので、第3の部分の両端間に発生した電圧に応じて、第4の部分の両端間に所定の電圧が発生する。その結果、第1の巻線の他方の端部と第2の巻線の他方の端部との間の電圧は、第1の巻線の一方の端部と第2の巻線の一方の端部との間に印加された電圧よりも小さくなる。また、本発明の第2のノイズ抑制回路において、第1の巻線の他方の端部と第2の巻線の他方の端部との間にノーマルモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、第1の巻線の一方の端部と第2の巻線の一方の端部との間の電圧は、第1の巻線の他方の端部と第2の巻線の他方の端部との間に印加された電圧よりも小さくなる。
本発明の第2のノイズ抑制回路において、直列回路の一端は第1の巻線の中点に接続され、直列回路の他端は第2の巻線の中点に接続されていてもよい。
本発明の第3のノイズ抑制回路は、第1および第2の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズを抑制する回路であって、
第1の導電線に挿入された第1の巻線と、
第2の導電線に挿入され、第1の巻線と協働してコモンモードノイズを抑制するように第1の巻線に結合された第2の巻線と、
直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が第1の巻線の途中に接続され、他端が接地された第1の直列回路と、
直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が第2の巻線の途中に接続され、他端が接地された第2の直列回路とを備えたものである。
ここで、第1の巻線において、第1の直列回路が接続される位置から一方の端部までの部分を第1の部分と呼び、第1の直列回路が接続される位置から他方の端部までの部分を第2の部分と呼ぶ。また、第2の巻線において、第2の直列回路が接続される位置から一方の端部までの部分を第3の部分と呼び、第2の直列回路が接続される位置から他方の端部までの部分を第4の部分と呼ぶ。また、第1の直列回路において、第1の巻線に接続される端部を第1の端部と呼び、接地される端部を第2の端部と呼ぶ。また、第2の直列回路において、第2の巻線に接続される端部を第3の端部と呼び、接地される端部を第4の端部と呼ぶ。本発明の第3のノイズ抑制回路では、第1の巻線の一方の端部と第2の巻線の一方の端部にコモンモードの電圧が印加されると、第1の巻線の一方の端部とアース間および第2の巻線の一方の端部とアース間に等しい電圧が発生する。第1の巻線の一方の端部とアース間に発生した電圧は、第1の部分と第1の直列回路とによって分圧され、第1の部分の両端間と第1の直列回路の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。同様に、第2の巻線の一方の端部とアース間に発生した電圧は、第3の部分と第2の直列回路とによって分圧され、第3の部分の両端間と第2の直列回路の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。第1の部分と第2の部分は電磁気的に結合されているので、第1の部分の両端間に発生した電圧に応じて、第2の部分の両端間に所定の電圧が発生する。同様に、第3の部分と第4の部分は電磁気的に結合されているので、第3の部分の両端間に発生した電圧に応じて、第4の部分の両端間に所定の電圧が発生する。その結果、第1の巻線の他方の端部と第2の巻線の他方の端部に発生するコモンモードの電圧は、第1の巻線の一方の端部と第2の巻線の一方の端部に印加されたコモンモードの電圧よりも小さくなる。また、本発明の第3のノイズ抑制回路において、第1の巻線の他方の端部と第2の巻線の他方の端部にコモンモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、第1の巻線の一方の端部と第2の巻線の一方の端部に発生するコモンモードの電圧は、第1の巻線の他方の端部と第2の巻線の他方の端部に印加されたコモンモードの電圧よりも小さくなる。
本発明の第3のノイズ抑制回路において、第1の直列回路の一端は第1の巻線の中点に接続され、第2の直列回路の一端は第2の巻線の中点に接続されていてもよい。
本発明の第3のノイズ抑制回路において、第1の直列回路のインダクタとキャパシタのうち、キャパシタの方が第1の巻線に近い位置に配置され、第2の直列回路のインダクタとキャパシタのうち、キャパシタの方が第2の巻線に近い位置に配置され、第1の直列回路のインダクタと第2の直列回路のインダクタは共通になっていてもよい。
本発明のノイズ抑制回路によれば、広い周波数範囲にわたってノイズを抑制でき、且つノイズ抑制回路の小型化が可能になるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路について説明する。本実施の形態に係るノイズ抑制回路は、2本の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路である。図1は、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。このノイズ抑制回路は、一対の端子1a,1bと、他の一対の端子2a,2bと、端子1a,2a間を接続する導電線3と、端子1b,2b間を接続する導電線4とを備えている。ノイズ抑制回路は、更に、導電線3に挿入された巻線11を備えている。巻線11は、磁芯12に巻かれている。ノイズ抑制回路は、更に、直列に接続されたインダクタ13とキャパシタ14よりなり、一端が巻線11の途中に接続され、他端が導電線4に接続された直列回路15を備えている。インダクタ13は、磁芯13bに巻かれた巻線13aを有している。キャパシタ14は、周波数が所定値以上のノーマルモード信号を通過させるハイパスフィルタとして機能する。なお、図1では、インダクタ13とキャパシタ14のうち、インダクタ13の方が巻線11に近い位置に配置されている。しかし、インダクタ13とキャパシタ14の位置関係は、図1に示した関係とは逆でもよい。直列回路15の一端は、巻線11の中点に接続されていることが好ましい。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の作用について説明する。まず、巻線11において、直列回路15が接続される位置から端子1aに接続される一方の端部までの部分を第1の部分11aと呼び、直列回路15が接続される位置から端子2aに接続される他方の端部までの部分を第2の部分11bと呼ぶ。また、直列回路15において、巻線11に接続される端部を第1の端部と呼び、導電線4に接続される端部を第2の端部と呼ぶ。
始めに、図2に示したように、端子1a,1b間にノーマルモードの電圧Viが印加された場合について説明する。この場合には、巻線11の一方の端部と直列回路15の第2の端部との間に電圧Viが印加される。この電圧Viは、第1の部分11aと直列回路15とによって分圧され、第1の部分11aの両端間と直列回路15の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。第1の部分11aと第2の部分11bは電磁気的に結合されているので、第1の部分11aの両端間に発生した電圧に応じて、第2の部分11bの両端間に所定の電圧が発生する。その結果、巻線11の他方の端部と直列回路15の第2の端部との間の電圧、すなわち端子2a,2b間の電圧Voは、端子1a,1b間に印加された電圧Viよりも小さくなる。
また、本実施の形態において、端子2a,2b間にノーマルモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、端子1a,1b間の電圧は、端子2a,2b間に印加された電圧よりも小さくなる。このように、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、端子1a,1bにノーマルモードノイズが印加された場合と、端子2a,2bにノーマルモードノイズが印加された場合のいずれの場合にも、ノーマルモードノイズを抑制することができる。
次に、特に、直列回路15の一端が巻線11の中点に接続されている場合におけるノイズ抑制回路の作用について説明する。ここで、説明をより分かりやすくするために、第1の部分11aと第2の部分11bとの結合係数が1で、キャパシタ14のインピーダンスがゼロであると仮定する。また、第1の部分11a、第2の部分11bおよびインダクタ13の各インダクタンスが等しいものとする。この場合、図2に示したように、端子1a,1b間にノーマルモードの電圧Viが印加されると、この電圧Viは、第1の部分11aとインダクタ13とによって分圧され、第1の部分11aの両端間とインダクタ13の両端間にそれぞれ1/2Viの電圧が発生する。なお、図2中の矢印は、その先の方が高い電位であることを表している。第1の部分11aの両端間に発生した電圧1/2Viに応じて、第2の部分11bの両端間にも電圧1/2Viが発生する。その結果、端子2a,2b間の電圧Voは、第2の部分11bの両端間の電圧1/2Viとインダクタ13の両端間の電圧1/2Viが相殺されることにより、原理的にはゼロとなる。また、端子2a,2b間にノーマルモードの電圧Viが印加された場合も、上記の説明と同様にして、端子1a,1b間の電圧は、原理的にはゼロとなる。
ここで、上述のように第1の部分11a、第2の部分11bおよびインダクタ13の各インダクタンスが等しい場合について考える。これは、第1の部分11a、第2の部分11bおよびインダクタ13の巻線13aの各巻線を等しくすることで実現することができる。この場合、巻線のインダクタンスは巻数の二乗に比例することから、巻線11のインダクタンスは、インダクタ13のインダクタンスの4倍となる。言い換えると、インダクタ13のインダクタンスは、巻線11のインダクタンスの1/4となる。このように、本実施の形態によれば、インダクタ13は、インダクタンスの小さなもので済む。
次に、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の効果を、以下のシミュレーションの結果によって具体的に示す。このシミュレーションでは、以下の数値を使用した。巻線11のインダクタンスは4mHとし、第1の部分11a、第2の部分11bおよびインダクタ13の各インダクタンスは全て1mHとした。また、キャパシタ14のキャパシタンスは4700pFとした。
図3は、シミュレーションによって求めた、ノイズ抑制回路におけるノーマルモードノイズの減衰量の周波数特性を示す特性図である。なお、図3において、横軸は周波数を表し、縦軸はゲインを表している。ゲインが小さいほど、すなわち、マイナス方向のゲインの絶対値が大きいほど、ノイズの減衰量は大きい。図3において、符号20で示した線は、ノイズ抑制回路におけるノーマルモードノイズの減衰量の周波数特性を表している。
図3から、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、150kHz〜1MHzの低い周波数範囲を含む150kHz〜30MHzの広い周波数範囲にわたって、ノーマルモードノイズに対して高い減衰特性を得ることができることが分かる。
また、図3から分かるように、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、ノーマルモードノイズが問題となる1MHz以下の低い周波数の範囲において、ノイズの減衰量が大きくなっている。そのため、本実施の形態によれば、1MHz以下の低い周波数の範囲におけるノーマルモードノイズを効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、導電線3に挿入される巻線11に、インダクタ13とキャパシタ14からなる直列回路15を付加しただけの簡単な構成で、しかも大きなインダクタンスを有するコイルを用いることなく、上記の特性を有するノイズ抑制回路を実現することができる。従って、本実施の形態によれば、ノイズ抑制回路の小型化が可能になる。
以上説明したように、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、比較的簡単な構成で、1MHz以下の低い周波数範囲を含む広い周波数範囲において効果的にノーマルモードノイズを抑制することができ、且つノイズ抑制回路の小型化が可能になる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。本実施の形態に係るノイズ抑制回路は、一対の端子1a,1bと、他の一対の端子2a,2bと、端子1a,2a間を接続する導電線3と、端子1b,2b間を接続する導電線4とを備えている。ノイズ抑制回路は、更に、導電線3に挿入された巻線11と、導電線4に挿入された巻線21とを備えている。巻線11は磁芯12に巻かれ、巻線21は磁芯22に巻かれている。ノイズ抑制回路は、更に、直列に接続されたインダクタ13とキャパシタ14よりなり、一端が巻線11の途中に接続され、他端が巻線21の途中に接続された直列回路15を備えている。インダクタ13は、磁芯13bに巻かれた巻線13aを有している。キャパシタ14は、周波数が所定値以上のノーマルモード信号を通過させるハイパスフィルタとして機能する。なお、図4では、インダクタ13とキャパシタ14のうち、インダクタ13の方が巻線11に近い位置に配置されている。しかし、インダクタ13とキャパシタ14の位置関係は、図4に示した関係とは逆でもよい。直列回路15の一端は巻線11の中点に接続され、直列回路15の他端は巻線21の中点に接続されていることが好ましい。
次に、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の作用について説明する。まず、巻線11において、直列回路15が接続される位置から端子1aに接続される一方の端部までの部分を第1の部分11aと呼び、直列回路15が接続される位置から端子2aに接続される他方の端部までの部分を第2の部分11bと呼ぶ。また、巻線21において、直列回路15が接続される位置から端子1bに接続される一方の端部までの部分を第3の部分21aと呼び、直列回路15が接続される位置から端子2bに接続される他方の端部までの部分を第4の部分21bと呼ぶ。また、直列回路15において、巻線11に接続される端部を第1の端部と呼び、巻線21に接続される端部を第2の端部と呼ぶ。
始めに、端子1a,1b間にノーマルモードの電圧Viが印加された場合について説明する。この場合には、巻線11の一方の端部と巻線21の一方の端部との間に電圧Viが印加される。この電圧Viは、第1の部分11a、直列回路15および第3の部分21aによって分圧され、第1の部分11aの両端間、直列回路15の両端間および第3の部分21aの両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。第1の部分11aと第2の部分11bは電磁気的に結合されているので、第1の部分11aの両端間に発生した電圧に応じて、第2の部分11bの両端間に所定の電圧が発生する。同様に、第3の部分21aと第4の部分21bは電磁気的に結合されているので、第3の部分21aの両端間に発生した電圧に応じて、第4の部分21bの両端間に所定の電圧が発生する。その結果、巻線11の他方の端部と巻線21の他方の端部との間の電圧、すなわち端子2a,2b間の電圧Voは、端子1a,1b間に印加された電圧Viよりも小さくなる。
また、本実施の形態において、端子2a,2b間にノーマルモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、端子1a,1b間の電圧は、端子2a,2b間に印加された電圧よりも小さくなる。このように、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、端子1a,1bにノーマルモードノイズが印加された場合と、端子2a,2bにノーマルモードノイズが印加された場合のいずれの場合にも、ノーマルモードノイズを抑制することができる。
次に、特に、直列回路15の一端が巻線11の中点に接続され、直列回路15の他端が巻線21の中点に接続されている場合におけるノイズ抑制回路の作用について説明する。ここで、説明をより分かりやすくするために、第1の部分11aと第2の部分11bとの結合係数が1で、第3の部分21aと第4の部分21bとの結合係数も1で、キャパシタ14のインピーダンスがゼロであると仮定する。また、第1の部分11a、第2の部分11b、第3の部分21aおよび第4の部分21bの各インダクタンスは互いに等しく、インダクタ13のインダクタンスの1/2であるとする。
この場合、端子1a,1b間にノーマルモードの電圧Viが印加されると、この電圧Viは、第1の部分11a、直列回路15および第3の部分21aによって分圧され、第1の部分11aの両端間および第3の部分21aの両端間にそれぞれ1/4Viの電圧が発生し、直列回路15の両端間に1/2Viの電圧が発生する。なお、図4中の矢印は、その先の方が高い電位であることを表している。第1の部分11aの両端間に発生した電圧1/4Viに応じて、第2の部分11bの両端間にも電圧1/4Viが発生する。同様に、第3の部分21aの両端間に発生した電圧1/4Viに応じて、第4の部分21bの両端間にも電圧1/4Viが発生する。その結果、端子2a,2b間の電圧Voは、第2の部分11bの両端間の電圧1/4Viと、第4の部分21bの両端間の電圧1/4Viと、インダクタ13の両端間の電圧1/2Viが相殺されることにより、原理的にはゼロとなる。また、端子2a,2b間にノーマルモードの電圧Viが印加された場合も、上記の説明と同様にして、端子1a,1b間の電圧は、原理的にはゼロとなる。
本実施の形態に係るノイズ抑制回路は、導電線3,4のインピーダンス特性が平衡になるように構成されている。そのため、このノイズ抑制回路によれば、導電線3,4からの放射電界強度の増加を抑制して、放射ノイズの発生を抑制することができる。本実施の形態におけるその他の構成、作用および効果は、第1の実施の形態と同様である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係るノイズ抑制回路について説明する。本実施の形態に係るノイズ抑制回路は、2本の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズを抑制する回路である。図5は、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。このノイズ抑制回路は、一対の端子1a,1bと、他の一対の端子2a,2bと、端子1a,2a間を接続する導電線3と、端子1b,2b間を接続する導電線4と、グランド端子5と、グランド端子5に接続されたグランド線6とを備えている。
ノイズ抑制回路は、更に、導電線3に挿入された巻線31と、導電線4に挿入された巻線32とを備えている。巻線31と巻線32は、磁芯33に巻かれ、協働してコモンモードノイズを抑制するように互いに結合している。すなわち、巻線31,32は、これらにノーマルモードの電流が流れたときに各巻線31,32を流れる電流によって磁芯33に誘起される磁束が互いに相殺されるような向きに、磁芯33に巻かれている。このように、巻線31,32および磁芯33は、コモンモードノイズを抑制し、ノーマルモード信号を通過させるコモンモードチョークコイルを構成している。
ノイズ抑制回路は、更に、一端が巻線31の途中に接続されたキャパシタ35と、一端が巻線32の途中に接続されたキャパシタ36と、一端がキャパシタ35,36の各他端に接続され、他端がグランド線6に接続されたインダクタ37とを備えている。インダクタ37は、磁芯37bに巻かれた巻線37aを有している。
直列に接続されたキャパシタ35とインダクタ37は、一端が巻線31の途中に接続され、他端が接地された第1の直列回路を構成している。また、直列に接続されたキャパシタ36とインダクタ37は、一端が巻線32の途中に接続され、他端が接地された第2の直列回路を構成している。このように、本実施の形態では、第1の直列回路のインダクタ37とキャパシタ35のうち、キャパシタ35の方が巻線31に近い位置に配置され、第2の直列回路のインダクタ37とキャパシタ36のうち、キャパシタ36の方が巻線32に近い位置に配置され、第1の直列回路のインダクタ37と第2の直列回路のインダクタ37は共通になっている。
しかし、第1の直列回路のインダクタと第2の直列回路のインダクタを共通にせずに、別個に設けてもよい。この場合には、各直列回路において、インダクタとキャパシタの位置関係は、図5に示した関係とは逆でもよい。
次に、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の作用について説明する。まず、巻線31において、第1の直列回路が接続される位置から端子1aに接続される一方の端部までの部分を第1の部分31aと呼び、第1の直列回路が接続される位置から端子2aに接続される他方の端部までの部分を第2の部分31bと呼ぶ。また、巻線32において、第2の直列回路が接続される位置から端子1bに接続される一方の端部までの部分を第3の部分32aと呼び、第2の直列回路が接続される位置から端子2bに接続される他方の端部までの部分を第4の部分32bと呼ぶ。また、第1の直列回路において、巻線31に接続される端部を第1の端部と呼び、接地される端部を第2の端部と呼ぶ。また、第2の直列回路において、巻線32に接続される端部を第3の端部と呼び、接地される端部を第4の端部と呼ぶ。
始めに、端子1a,1bにコモンモードの電圧Viが印加された場合について説明する。この場合には、巻線31の一方の端部とアース間および巻線32の一方の端部とアース間に等しい電圧Viが発生する。巻線31の一方の端部とアース間に発生した電圧Viは、第1の部分31aと第1の直列回路とによって分圧され、第1の部分31aの両端間と第1の直列回路の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。同様に、巻線32の一方の端部とアース間に発生した電圧Viは、第3の部分32aと第2の直列回路とによって分圧され、第3の部分32aの両端間と第2の直列回路の両端間にそれぞれ所定の電圧が発生する。第1の部分31aと第2の部分31bは電磁気的に結合されているので、第1の部分31aの両端間に発生した電圧に応じて、第2の部分31bの両端間に所定の電圧が発生する。その結果、巻線31の他方の端部とアース間の電圧、すなわち端子2aとアース間の電圧Voは、巻線31の一方の端部とアース間に発生した電圧、すなわち端子1aとアース間に発生した電圧Viよりも小さくなる。同様に、第3の部分32aと第4の部分32bは電磁気的に結合されているので、第3の部分32aの両端間に発生した電圧に応じて、第4の部分32bの両端間に所定の電圧が発生する。その結果、巻線32の他方の端部とアース間の電圧、すなわち端子2bとアース間の電圧Voは、巻線32の一方の端部とアース間に発生した電圧、すなわち端子1bとアース間に発生した電圧Viよりも小さくなる。このようにして、端子1a,1bにコモンモードの電圧が印加された場合には、端子2a,2bに発生するコモンモードの電圧は、端子1a,1bに印加されたコモンモードの電圧よりも小さくなる。
また、本実施の形態において、端子2a,2bにコモンモードの電圧が印加された場合も、上記の説明と同様にして、端子1a,1bに発生するコモンモードの電圧は、端子2a,2bに印加されたコモンモードの電圧よりも小さくなる。このように、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、端子1a,1bにコモンモードノイズが印加された場合と、端子2a,2bにコモンモードノイズが印加された場合のいずれの場合にも、コモンモードノイズを抑制することができる。
次に、特に、第1の直列回路の一端が巻線31の中点に接続され、第2の直列回路の一端が巻線32の中点に接続されている場合におけるノイズ抑制回路の作用について説明する。ここで、説明をより分かりやすくするために、第1の部分31aと第2の部分31bとの結合係数が1で、第3の部分32aと第4の部分32bとの結合係数も1で、キャパシタ35,36の各インピーダンスがゼロであると仮定する。また、第1の部分31a、第2の部分31b、第3の部分32a、第4の部分32bおよびインダクタ37の各インダクタンスが等しいものとする。
この場合、端子1a,1bにコモンモードの電圧Viが印加されると、巻線31の一方の端部とアース間および巻線32の一方の端部とアース間に等しい電圧Viが発生する。巻線31の一方の端部とアース間に発生した電圧Viは、第1の部分31aとインダクタ37とによって分圧され、第1の部分31aの両端間とインダクタ37の両端間にそれぞれ1/2Viの電圧が発生する。同様に、巻線32の一方の端部とアース間に発生した電圧Viは、第3の部分32aとインダクタ37とによって分圧され、第3の部分32aの両端間とインダクタ37の両端間にそれぞれ1/2Viの電圧が発生する。なお、図5中の矢印は、その先の方が高い電位であることを表している。第1の部分31aの両端間に発生した電圧1/2Viに応じて、第2の部分31bの両端間にも電圧1/2Viが発生する。その結果、端子2aとアース間の電圧Voは、第2の部分31bの両端間の電圧1/2Viとインダクタ37の両端間の電圧1/2Viが相殺されることにより、原理的にはゼロとなる。同様に、第3の部分32aの両端間に発生した電圧1/2Viに応じて、第4の部分32bの両端間にも電圧1/2Viが発生する。その結果、端子2bとアース間の電圧Voは、第4の部分32bの両端間の電圧1/2Viとインダクタ37の両端間の電圧1/2Viが相殺されることにより、原理的にはゼロとなる。このようにして、端子2a,2bに発生するコモンモードの電圧は、原理的にはゼロとなる。また、端子2a,2bにコモンモードの電圧Viが印加された場合も、上記の説明と同様にして、端子1a,1bに発生するコモンモードの電圧は、原理的にはゼロとなる。
本実施の形態に係るノイズ抑制回路の特性は、ノーマルモードとコモンモードの違いを除けば、第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路と同様である。従って、本実施の形態に係るノイズ抑制回路によれば、コモンモードチョークコイルに、インダクタとキャパシタからなる2つの直列回路を付加しただけの簡単な構成で、しかも大きなインダクタンスを有するコイルを用いることなく、広い周波数範囲において効果的にコモンモードノイズを抑制することができる。また、本実施の形態によれば、ノイズ抑制回路の小型化が可能になる。
なお、各実施の形態に係るノイズ抑制回路は、電力変換回路が発生するリップル電圧やノイズを低減する手段や、電力線通信において電力線上のノイズを低減したり、屋内電力線上の通信信号が屋外電力線に漏洩することを防止する手段として利用することができる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、本発明のノイズ抑制回路は、第1または第2の実施の形態に係るノーマルモードノイズ抑制用の回路と第3の実施の形態に係るコモンモードノイズ抑制用の回路とを備えていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路の作用について説明するための回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路の特性の一例を示す特性図である。 本発明の第2の実施の形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
3,4…導電線、11…巻線、11a…第1の部分、11b…第2の部分、13…インダクタ、14…キャパシタ、15…直列回路。

Claims (7)

  1. 第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
    前記第1の導電線に挿入された巻線と、
    直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が前記巻線の途中に接続され、他端が前記第2の導電線に接続された直列回路と
    を備えたことを特徴とするノイズ抑制回路。
  2. 前記直列回路の一端は前記巻線の中点に接続されていることを特徴とする請求項1記載のノイズ抑制回路。
  3. 第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
    前記第1の導電線に挿入された第1の巻線と、
    前記第2の導電線に挿入された第2の巻線と、
    直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が前記第1の巻線の途中に接続され、他端が前記第2の巻線の途中に接続された直列回路と
    を備えたことを特徴とするノイズ抑制回路。
  4. 前記直列回路の一端は前記第1の巻線の中点に接続され、前記直列回路の他端は前記第2の巻線の中点に接続されていることを特徴とする請求項3記載のノイズ抑制回路。
  5. 第1および第2の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズを抑制する回路であって、
    前記第1の導電線に挿入された第1の巻線と、
    前記第2の導電線に挿入され、前記第1の巻線と協働してコモンモードノイズを抑制するように前記第1の巻線に結合された第2の巻線と、
    直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が前記第1の巻線の途中に接続され、他端が接地された第1の直列回路と、
    直列に接続されたインダクタとキャパシタよりなり、一端が前記第2の巻線の途中に接続され、他端が接地された第2の直列回路と
    を備えたことを特徴とするノイズ抑制回路。
  6. 前記第1の直列回路の一端は前記第1の巻線の中点に接続され、前記第2の直列回路の一端は前記第2の巻線の中点に接続されていることを特徴とする請求項5記載のノイズ抑制回路。
  7. 前記第1の直列回路のインダクタとキャパシタのうち、キャパシタの方が前記第1の巻線に近い位置に配置され、前記第2の直列回路のインダクタとキャパシタのうち、キャパシタの方が前記第2の巻線に近い位置に配置され、前記第1の直列回路のインダクタと前記第2の直列回路のインダクタは共通になっていることを特徴とする請求項5または6記載のノイズ抑制回路。
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