JP2006060364A - 会議システム及び会議制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 発言権を管理する会議システム及びその会議制御方法に関し、発言権要求の順番を含めて管理する。
【解決手段】 IP網を介して複数のユーザA,B,Cの端末と信号制御システム1とメディア制御システム2とを接続し、信号制御システム1の発言権制御部11は、会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する発言権管理テーブル12aを備え、発言権要求に対して発言権管理テーブル12aを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与え、優先度の低い発言権要求者を待ち順に登録し、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与える。
【選択図】 図1
【解決手段】 IP網を介して複数のユーザA,B,Cの端末と信号制御システム1とメディア制御システム2とを接続し、信号制御システム1の発言権制御部11は、会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する発言権管理テーブル12aを備え、発言権要求に対して発言権管理テーブル12aを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与え、優先度の低い発言権要求者を待ち順に登録し、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のユーザがIP網を介して会議を行う会議システム及びその会議制御方法に関する。
遠隔地に散在するユーザ間をオンライン接続して会議を行う会議システムは、会議参加者の発言を自由にすると、同時的に発言する場合が多くなり、発言内容が不明瞭となる問題があった。そこで、発言希望者の中から発言者を指定する会議システムが提案されている。例えば、発言希望者がIDカードを端末により読み取らせることによって発言希望要求を行い、議長側のディスプレイに発言希望者を表示し、その希望順に指定する会議システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
又複数の発言希望者の中で、緊急を要する発言要求に対して、一般発言希望者と区別して議長側に表示することにより、議長が緊急発言要求者に発言権を与える会議システムも知られている(例えば、特許文献2参照)。又電子黒板を用いた会議システムに於いて、複数の会議参加者の電子黒板への書込みの要求の順番等も表示する会議システムも知られている(例えば、特許文献3参照)。
又携帯電話機の通話機能と画像伝送表示機能とを用いて会議を行うシステムも知られており、又IP網を介して複数のユーザ間で、音声及び画像情報を伝送して会議を行うシステムも知られている。例えば、図10に示すように、IP網を介して複数のユーザ間で会議を行うシステムが考えられる。同図に於いて、101は信号制御システム、102はメディア制御システム、111は発言権制御部、112は発言権管理情報部、113はイベント処理機能部、114は信号受信部、115は信号送信部を示し、ユーザA,B,Cが会議の参加メンバとして発言権管理情報部112に登録されている状態を示す。なお、発言権管理情報として、参加メンバと開催者と発言権との項目を有する場合を示し、ユーザAが開催者であり且つ発言権を獲得した状態を示している。又ユーザA,B,Cは、IP網を介して信号制御システム101とメディア制御システム102と接続されている。
信号制御システム101は、IP電話システムに於ける例えばSIP(Session Initiation Protocol)サーバの機能を含むもので、会議参加メンバからの発言権要求を信号受信部114により受信し、イベント処理機能部113によりイベント入力内容を判定し、発言権要求の場合に、発言権管理情報部112を参照して、発言権の登録の可否を判定し、可の場合は、発言権管理情報部112に登録して、信号送信部115から発言の許可を通知し、又不可の場合は、非許可であることを通知する。
例えば、ユーザAが先に発言権要求を送出し、次にユーザBが発言権要求を送出した場合、信号制御システム101の信号受信部114に於いて受信してFIFOメモリに一旦格納し、発言権制御部111のイベント処理機能部113によりFIFOメモリから1イベントを取り出し、発言権管理情報部112を参照して、発言権が登録されていない場合は、その発言権要求に従って登録し、信号送信部115から許可通知を送出する。この場合ユーザAが最初の発言権要求者であったので、前述のように、発言権管理情報部112のユーザA対応に発言権を登録し、そのユーザAに信号送信部115から発言権の許可を通知する。
次の発言権要求のユーザBに対しては、発言権管理情報部112に既にユーザAに対する発言権が登録されているので、ユーザBに対しては非許可を通知する。この発言権管理情報部112の発言権の登録内容をメディア制御システム102に通知する。メディア制御システム102は、ユーザAからの発言情報を、Recieve onlyとして示すように受信して、会議参加メンバのユーザB,Cに対して、Send onlyとして示すようにコピーして送信し、発言権が登録されていない例えばユーザBからの発言情報は廃棄する。従って、同時に複数のユーザの発言内容が送受信されることがなくなる。
図11は、図10に示す会議システムに於ける発言権制御処理のフローチャートを示し、前述の発言権管理情報部112に発言権が登録されていない発言権の空きの時(a1)、信号受信部114にイベント入力(a2)があると、イベント処理機能部113は、発言権「獲得」要求(a3)か、発言権「解放」要求(a5)か、その他(a8)かを判定し、発言権「獲得」要求の場合は、発言権を要求者に与える(a4)。即ち、前述のように、発言権管理情報部112に登録する。そして、要求者に発言権獲得通知を送出する(a5)。又発言権「解放」要求(a6)の場合は、その要求者に発言権解放通知を送出し(a7)、ステップ(a1)に移行する。又イベントがその他(a8)の場合、そのイベントを破棄し(a9)、ステップ(a1)に移行する。
発言権が登録された後のイベント入力(b1)により、発言権制御部111のイベント処理機能部113は、発言権「獲得」要求(b4)か、発言権「解放」要求か、その他(b7)かを判定し、発言権「獲得」要求(b2)の場合は、その要求者に非許可通知を送出して(b3)、ステップ(b1)に移行する。又発言権「解放」要求(b4)の場合は、発言権状態を空き(b5)、即ち、発言権管理情報部112に登録された発言権を削除し、要求者に発言権解放通知を行って(b6)、ステップ(a1)に移行する。又イベントがその他(b7)の場合は、そのイベントを破棄し(b8)、ステップ(b1)に移行する。
図12は、前述の図10に示す会議システムの接続の概要を示すもので、信号制御システム101のアドレスを“10.22.100.1”、メディア制御システム102のアドレスを“10.22.100.2”、ユーザA,B,Cのアドレスを、それぞれ“10.22.100.3”、“10.22.100.4”、“10.22.100.5”とし、メディア制御システム102のSIP−URI(SIP−Uniform Resource Identifier)を“0901234999@10.22.100.1”とし、ユーザA,B,CのSIP−URIをそれぞれ“09012340001@10.22.100.1”、“09012340002@10.22.100.1”、“09012340003@10.22.100.1”とし、ユーザA,B,Cは、同一SIPドメイン名の“10.22.100.1”を有する場合を示す。又実線矢印は、SIP信号の経路、点線矢印は、RTP(Realtime Transport Protocol)パケットの経路を示す。
通話相手の呼出し、会議参加要求、発言権「獲得」要求、発言権「解放」要求、各種要求に対する応答等は、SIP信号により実線矢印の経路で送受信され、音声情報や画像情報等のメディア情報は、RTPパケットにより点線矢印の経路で、メディア制御システム102を介して送受信される。
図13〜図15は、従来例の会議システムに於けるシーケンスチャートを示し、前述の図10及び図12に於けるユーザA,B,Cと信号制御システムとメディア制御システムとを含む会議システムの動作について示すもので、図13は会議参加シーケンスを示す。即ち、ユーザA,B,Cは、それぞれ信号制御システムに対してセッション確立要求“INVITE”を送信し、信号制御システムは、メディア制御システムに対してセッション確立要求“INVITE”を送信する。ユーザAを会議の開催者として、ユーザAが最初に参加メンバとして登録し、信号制御システムから“200 OK”を受信した時の状態1と、次にユーザBが信号制御システムから“200 OK”を受信した時の状態2と、次にユーザCが信号制御システムから“200 OK”を受信した時の状態3とを、発言権管理情報の遷移として示す。この発言権管理情報は、メディア制御システムにも通知されていることになり、ユーザA,B,Cから“ACK”を送出することにより、メディア制御システムは、会議の参加メンバのユーザA,B,C間の音声や画像等のメディアデータの送受信制御が可能の状態となる。
次に図14に示すように、ユーザAが“INFO(発言権「獲得」要求)”を信号制御システムに送出して発言権要求を行う。これをシーケンスF1とし、以下シーケンスF2〜F14について説明する。信号制御システムは、発言権管理情報部に発言権が登録されているか否かを判定し、発言権が登録されていない場合、メディア制御システムに対して“INFO(通話路変更通知)”を送出する(F2)。メディア制御システムは、信号制御システムに応答“200 OK”を送出する(F3)。信号制御システムは、ユーザAの発言権を発言権管理情報部に登録して、ユーザAに応答“200 OK(発言権獲得通知)”を送出する(F4)。メディア制御システムは、ユーザAからの音声等のメディアデータを、他の会議メンバのユーザB,Cに送出し、発言権が登録されていないユーザB,Cからのメディアデータを受信しても廃棄する。
この状態で、ユーザBが“INFO(発言権「獲得」要求)”を信号制御システムに送出すると(F5)、信号制御システムは、発言権管理情報部を参照すると、既に発言権が登録されているから、ユーザBに対して“403 Fobidden(発言権「獲得」要求 非許可通知)”を送出する(F6)。
又図15に示すように、ユーザAが“INFO(発言権「解放」要求)”を送出すると(F7)、信号制御システムは、発言権管理情報部を参照し、ユーザAの発言権が登録されているので、発言権管理情報部に登録されていたユーザAの発言権を削除し、メディア制御システムに“INFO(通話路変更通知)”を送出すると(F8)、メディア制御システムは、信号制御システムに応答“200 OK”を送出する(F9)。信号制御システムは、ユーザAに応答“200 OK(発言権解放通知)”を送出する(F10)。
この状態に於いて、ユーザBから“INFO(発言権「獲得」要求)”を送出すると(F11)、信号制御システムは、発言権管理情報部を参照し、発言権空きの状態であるから、メディア制御システムに“INFO(通話路変更通知)”を送出し(F12)、メディア制御システムからの応答“200 OK”を受信すると(F13)、発言権管理情報部のユーザBに対する発言権を登録し、ユーザBに応答“200 OK(発言権獲得通知)を送出し(F14)、発言権がユーザAからユーザBに交代することになる。
特開平3−201658号公報
特開平8−9063号公報
特開2003−219098号公報
発言権を登録して管理する従来例の例えば特許文献1〜3に於いては、会議を主催する議長が発言権要求者の登録順番に従って発言権を与えるか、更には緊急発言の要求者を区別できるようにするもので、議長が発言権要求者の登録内容をディスプレイ等により確認しながら議事を進行させなければならず、議長の負担が大きい問題がある。
そこで、前述の従来例の図10〜図15に示すように、信号制御システムとメディア制御システムとを用いて、発言権管理を行うことにより、発言権を管理して、会議の議長の負担を軽減する会議システムに於いては、発言権要求の競合が生じた場合に、最先の要求者に発言権が与えられることになり、その後の発言権要求については、登録発言権が解放されるまで非許可通知となる。従って、発言権要求者は、繰り返し発言権要求を送出しなければならない問題がある。その為に、会議中に一度も発言権が与えられない最悪の状態が発生する可能性がある。
本発明は、従来例の問題点を解決するもので、発言権要求の順番を含めて管理することにより、発言権要求者に順次発言を可能とすることを目的とする。
本発明の会議システムは、IP網を介して会議参加メンバの複数のユーザの端末と信号制御システムとメディア制御システムとを接続した会議システムに於いて、前記信号制御システムは、発言権制御部とイベント処理機能部とを含む構成を有し、前記発言権制御部は、会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する発言権管理テーブルを備え、前記イベント処理機能部は、イベント入力内容を判定し、発言権要求に対して前記発言権管理テーブルを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録し、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録して、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録して、それぞれ応答通知する手段を備え、前記メディア制御システムは、前記信号制御システムの前記発言権管理テーブルの会議参加メンバと発言権登録者とを含むメディア制御情報に従って前記会議参加メンバ間のメディアデータの転送を制御する手段を備えている。
又前記イベント処理機能部は、イベント入力内容を判定し、発言権保持者からの発言権の解放要求により、前記発言権管理テーブルに登録された発言権を削除し、前記待ち順に登録されている発言権要求者に発言権の空き通知を行い、該空き通知に従った発言権要求に対して発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録する手段を備えている。
又前記イベント処理機能部は、イベント入力内容を判定し、前記発言権管理テーブルに登録された発言権を削除して、待ち順の先頭に登録された発言権要求者に優先権を与え、他の発言権要求者に対して優先的に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに発言権を登録する手段を備えている。
又本発明の会議制御方法は、IP網を介して会議参加メンバの複数のユーザの端末と信号制御システムとメディア制御システムとを接続した会議システムに於ける会議制御方法に於いて、前記信号制御システムの発言権管理テーブルを、前記会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する構成とし、前記会議参加メンバからの発言権要求のイベント入力に対して、前記発言権管理テーブルを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録し、且つ優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録して、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録して、それぞれ応答通知する過程を含むものである。
又前記信号制御システムのイベント処理機能部に於いて会議参加メンバからのイベント入力内容を判定し、発言権保持者からの発言権の解放要求により、前記発言権管理テーブルに登録された発言権を削除し、前記待ち順に登録されている発言権要求者に発言権の空き通知を行い、該空き通知に従った発言権要求に対して発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録する過程を含むものである。
会議参加メンバの中の発言権の要求者をその要求順に管理して、その要求順に発言権を与えることができるから、会議の議長(開催者)の負担を増加することなく、会議中に一度も発言権が与えられないような問題を解決することができる。又会議参加メンバに対する優先度を設定することにより、優先度の高いユーザの発言権要求を、優先度の低いユーザより優先的に処理し、最高の優先度のユーザは、優先度の低いユーザの発言権を強制的に解放しても発言権を与える処理が可能となる。
本発明の会議システムは、図1を参照して説明すると、IP網を介して会議参加メンバの複数のユーザA,B,Cの端末と信号制御システム1とメディア制御システム2とを接続した会議システムであって、信号制御システム1は、発言権制御部11とイベント処理機能部13を含む構成を有し、発言権制御部11は、会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する発言権管理テーブル12aを備え、イベント処理機能部13は、信号受信部14を介したイベント入力内容を判定し、発言権要求に対して前記発言権管理テーブル12aを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブル12aに登録し、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブル12aの待ち順に登録して、それぞれ発言権要求者に信号送信部15から応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブル12aの待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を発言権管理テーブル12aの待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように発言権管理テーブル12aに登録して、それぞれ信号送信部15から応答通知する手段を備え、メディア制御システム2は、信号制御システム1の発言権管理テーブル12aの会議参加メンバと発言権登録者とを含むメディア制御情報に従って、会議参加メンバ間のメディアデータの転送を制御する手段を備えている。
本発明の会議制御方法は、IP網を介して会議参加メンバの複数のユーザA,B,Cの端末と信号制御システム1とメディア制御システム2とを接続した会議システムに於ける会議制御方法に於いて、信号制御システム1の発言権管理テーブル12aを、会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する構成とし、会議参加メンバからの発言権要求のイベント入力に対して、発言権管理テーブル12aを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように発言権管理テーブル12aに登録し、且つ優先度の低い発言権要求者を発言権管理テーブル12aの待ち順に登録して、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブル12aの待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、この発言権を強制解放して、この発言権保持者を前記発言権管理テーブル12aの待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように発言権管理テーブル12aに登録して、それぞれ応答通知する過程を含むものである。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、1は信号制御システム、2はメディア制御システム、11は発言権制御部、12は発言権管理情報部、12aは発言権管理テーブル、12bは優先度管理テーブル、13はイベント処理機能部、14は信号受信部、15は信号送信部、16はタイマ管理機能部、FIFOは受信信号に対するファースト・イン・ファースト・アウトのメモリ、A,B,Cは会議参加メンバのユーザを示す。
会議参加メンバの各ユーザA,B,Cは、IP網に接続された固定電話機等の固定端末又は携帯電話機等の移動端末を用いることができるもので、移動端末の場合は、モバイルIPとして知られているアドレス制御手段等を適用することができる。又信号制御システム1は、例えば、SIPサーバの機能を含み、会議参加メンバの情報及び発言権の情報を管理すると共に、その情報をメディア制御システム2に通知するもので、メディア制御システム2は、その通知内容に従って、会議参加メンバ間の音声、画像等のメディアデータの送受信経路を制御する手段を備えている。
又信号制御システム1は、発言権制御部11と、信号受信部14と、信号送信部15とを含む構成を有し、その発言権制御部11は、発言権管理情報部12と、イベント処理機能部13と、タイマ管理機能部16とを含む構成を有するものである。又発言権管理情報部12は、発言権管理テーブル12aと、優先度管理テーブル12bとを含む構成を有し、発言権管理テーブル12aは、会議対応に、例えば、参加メンバと、優先度と、開催者と、発言権と、待ち順(キュー)との項目を有するものである。なお、開催者の項目は省略することも可能である。又優先度管理テーブル12bは、予め会議参加メンバ対応に優先度を登録して形成した構成を有するものである。なお、会議開催時に参加メンバ対応の優先度を、例えば、会議の開催者が登録することも可能であるが、予め優先度を登録しておけば、会議開催毎の登録操作は不要となる。
信号制御システム1をSIPサーバとし、ユーザA,B,CをSIPクライアントとして、SIPプロトコルを適用し、INVITシーケンスを実行することにより、メディア制御システム2と各ユーザA,B,Cとの間で、RTPセッションが確立される。例えば、ユーザAが会議の開催者で、ユーザB,Cも会議参加要求を行うことにより、発言権管理テーブル12aの参加メンバの項目に、ユーザA,B,Cが登録され、優先度管理テーブル12bを参照して、ユーザA,B,Cの優先度を、発言権管理テーブル12aに登録する。この場合、ユーザAの優先度を最も高いLv.1、ユーザB,Cの優先度をその次のLv.2とし、ユーザAの発言権が登録され、ユーザBの発言権要求の待ち順が1の状態を、左側に示している。即ち、参加メンバは、ユーザA,B,C、優先度は、ユーザAは、Lv,1、ユーザB,CはLv.2、開催者はユーザA、発言権は丸印で示すユーザA、待ち順は、ユーザBに対して1の場合を示している。この場合、ユーザA,B,Cからの“INFO”のToヘッダの、例えば、roomID=00001により、会議グループ“0001”を識別して管理することができる。
発言権制御については、“INFO”メソッドを適用し、イベント種別は、そのボディ部に設定するもので、各イベント種別は、
・GET:発言権獲得要求
・FREE:発言権解放要求
・CUE:キュー登録通知
・RELEASED:強制解放通知
・IDLE:発言権空き通知
とすることができる。このイベント入力内容をイベント処理機能部13に於いて判定するものである。
・GET:発言権獲得要求
・FREE:発言権解放要求
・CUE:キュー登録通知
・RELEASED:強制解放通知
・IDLE:発言権空き通知
とすることができる。このイベント入力内容をイベント処理機能部13に於いて判定するものである。
ユーザA,B,Cからの会議参加要求のイベント入力をイベント処理機能部13に於いて判定し、その判定に従って発言権管理テーブル12aに参加メンバが登録される。又発言権が登録されていない状態に於いて、ユーザAとその次にユーザBとが発言権要求を行った場合、信号受信部14のFIFOを介してイベント処理機能部13は、受信した信号を順次取り出して処理するものであり、最初のユーザAの発言権要求について、発言権管理テーブル12aを参照すると、発言権は未登録の状態であるから、発言権管理テーブル12aにユーザAの発言権を登録し、ユーザAに信号送信部15から応答OK(獲得)を送信する。次のユーザBからの発言権要求に対しては、発言権管理テーブル12aにユーザAの発言権が登録されているから、待ち順(キュー)にその順番として1を登録し、ユーザBに対しては、応答OK(キュー登録)を送信する。それにより、ユーザBは、次に発言権要求を行うことにより、発言権を獲得することが可能であることを認識できる。なお、ユーザBの次にユーザCが発言権要求を行うと、このユーザCは、待ち順(キュー)に順番として2を登録することになる。
この発言権管理テーブル12aの登録内容をメディア制御システム2にメディア制御として示すように通知することにより、メディア制御システム2は、ユーザAからの音声、画像等のメディアデータを、Recieve onlyとして示すように受信し、ユーザB,Cに対しては、Send onlyとして示すように送信し、発言権を獲得していないユーザBからのメディアデータは、メディア制御システム2に於いて拒否される。即ち、発言権を有するユーザAの発言内容のみが、他の会議参加メンバのユーザB,Cに送信される。
ユーザAが発言権を解放すると、発言権管理テーブル12aに登録されていたユーザA対応の発言権の登録を抹消し、待ち順(キュー)の登録内容を基にユーザBに、発言権空き通知により発言権要求を促すか、或いは、自発的にユーザBが発言権要求を行うことにより、発言権管理テーブル12aにユーザBの発言権が登録される。この発言権管理テーブル12aの変更内容をメディア制御システム2に通知することにより、メディア制御システム2は、ユーザBからのメディアデータをコピーしてユーザA,Cに送信する。即ち、ユーザBの発言内容がユーザA,Cに送信される。
又発言権要求が殆ど同時的な場合は、発言権管理テーブル12aの優先度を参照し、優先度の高いユーザに対して発言権を与え、優先度の低いユーザに対しては待ち順(キュー)に登録する。又優先度の低いユーザが発言権を獲得している状態に於いて、優先度の高いユーザが発言権要求を行った場合は、優先度の低いユーザの発言権を強制的に解放させて、優先度の高いユーザに発言権を与える制御を行い、その処理結果をそれぞれのユーザに通知する。又待ち順(キュー)に登録された発言権要求者は、次の発言権登録の優先権を有するもので、先に登録された発言権が解放されると、前述のように、発言権の空き通知を行い、発言権要求を行った時に、同時的に他のユーザが発言権要求を行っても、待ち順(キュー)に登録された空き通知対象ユーザに優先権が与えられるので、そのユーザが要求した発言権を登録する。この場合の優先権の期間を、タイマ管理機能部16に於いて管理し、所定の設定時間経過により、優先権を放棄したものとして、待ち順(キュー)から削除する。
図2、図3及び図4は、発言権制御処理のフローチャートを示すもので、図2は、発言権空き/登録キューなし、即ち、会議参加メンバが発言権管理テーブル12aに登録された状態からのステップ(A1)〜(A9)による発言権獲得の制御処理を示すもので、図11に示すステップ(a1)〜(a9)に相当する。即ち、発言権状態=空き(A1)から、信号受信部14にユーザからのイベント入力(a2)があると、イベント処理機能部13は、発言権「獲得」要求(A3)か、発言権「解放」要求(A5)か、その他(A8)かを判定し、発言権「獲得」要求の場合は、発言権を要求者に与える(A4)。即ち、発言権管理情報部12の発言権管理テーブル12aに登録する。そして、発言権の要求者に発言権獲得通知を送出する(A5)。又発言権「解放」要求(A6)の場合は、その要求者に発言権解放通知を送出する(A7)。従って、発言権「獲得」要求及び発言権「解放」要求が受け付けられたか否かをユーザは確認することができる。又イベントがその他(A8)の場合、そのイベントを破棄する(A9)。そして、ステップ(A7),(A9)の後は、ステップ(A1)に移行する。又ステップ(A5)の後は、図3の発言権使用中の制御処理となる。
図3は、発言権使用中の状態について、ステップ(B1)〜(B23)により、発言権制御処理を示すもので、図2のステップ(A3)〜(A5)により発言権を獲得したユーザが存在する場合、イベント入力(B1)により、イベント処理機能部13は、前述のステップ(A3),(A6),(A8)と同様に、発言権「獲得」要求か、発言権「解放」要求か、その他かを判定し、発言権「獲得」要求の場合(A2)、待ちキューの有無を判定する(B3)。即ち、発言権管理テーブル12aの待ち順(キュー)に登録されているか否かを判定する。待ちキューなし、即ち、待ち順に登録されていない場合は、優先度の判定を行う(B4)。即ち、発言権保持者が存在する場合に、発言権保持者の優先度と、発言権要求者の優先度とを比較する。
発言権要求者の優先度が高い場合は、優先度の低い発言権保持者の発言権を強制解放して(B5)、その発言権保持者に強制解放を通知し(B6)、発言権を優先度の高い発言権要求者に与える(B7)。即ち、発言権管理テーブル12aに発言権要求者の発言権を登録する。そして、発言権要求者に発言権獲得通知を送出する(B8)。又ステップ(B4)に於いて、発言権保持者の優先度が高い場合、発言権要求者について発言権キューイングを行う(B9)。即ち、発言権管理テーブル12aの待ち順に登録する。そして、発言権要求者に発言権キュー登録を通知する(B10)。この発言権キュー登録通知により、発言権要求者は、現在優先度の高いユーザが発言権を保持し、その発言権が解放された時に、発言権獲得の機会があることを認識することができる。
又ステップ(B3)に於いて、待ちキューあり、即ち、発言権管理テーブル12aの待ち順に登録されているものが存在する場合、この待ちキューの登録者と、今回の発言権要求者との優先度を比較し(B11)、発言権要求者の優先度が待ちキュー登録者より高い場合はステップ(B4)に移行し、反対に低い場合は、自分(発言権要求者)のキュー登録の有無を判定し(B12)、有りの場合はステップ(B14)に移行し、無しの場合は、発言権要求者より低優先度のキューの先頭へ登録し(B13)、ステップ(B14)に移行する。このステップ(B14)に於いては、発言権要求者へ発言権キュー登録を通知する。この場合、優先度を例えば高、中、低の3階層として、優先度の階層対応に待ちキューを設け、同一優先度の階層に属する場合は、発言権要求の順番に従って登録することができる。或いは、優先度と発言権要求の順番とに対応して、優先度が同一ならば、発言権要求順番にキューに登録し、優先度が高い発言権要求者は、優先度の低い発言権要求者を追い越して先頭側に登録することができる。
又イベント入力が発言権「解放」要求の場合(B15)、発言権保持者か否かを判定し(B16)、発言権保持者からの要求の場合、発言権管理テーブル12aの発言権の登録を削除し、発言権状態=空きとする(B17)。そして、要求者に、発言権解放通知を行い(B18)、待ちキューの有無を判定し(B19)、無しの場合は、ステップ(A1)(図2参照)に移行する。又有りの場合は、発言権要求の有無の監視を開始し(B20)、キュー該当者へ発言権空きを通知する(B21)。
又ステップ(B15)に於いて、発言権保持者以外からの発言権「解放」要求の判定の場合、その要求者について待ちキューに登録されているか否かを判定し(B22)、登録されていない場合は、ステップ(B1)に移行し、登録されている場合は、待ちキューから削除して(B23)、ステップ(B1)に移行する。即ち、発言権要求を行って、待ちキューに登録されている場合に、その登録を、発言権「解放」要求によって削除することができる。又イベント入力がその他の場合は(B24)、そのイベント入力を破棄し(B25)、ステップ(B1)に移行する。
図4は、発言権空き/優先権監視中の制御処理のステップ(C1)〜(C28)を示し、図3のステップ(B21)のキュー該当者へ発言権空き通知を行った後、イベント入力(C1)について、イベント処理機能部13は、優先度監視(C2)か、発言権「獲得」要求(C9)か、発言権「解放」要求(C23)か、その他(C29)かを判定する。優先度監視(C2)の場合、即ち、発言権空きの状態に於いて、待ちキューに登録されているユーザは、発言権要求の優先権を有し、その優先期間の終了か否かをタイマ管理機能部16(図1参照)により監視し(C3)、優先期間内の場合は、再度ステップ(B21)と同様に発言権空き通知を行う(C4)。優先期間は、例えば、タイマ管理機能部16にタイマ設定し、設定時間経過を示すタイマ満了通知により、イベント処理機能部13は、優先期間終了を判定することができる。
又優先期間終了の場合は、優先度監視解除を行い(C5)、待ちキューの有無を判定し(C6)、待ちキュー無しの場合は、図2のステップ(A1)に移行する。又待ちキュー有りの場合は、優先度監視開始を行い(C7)、キュー該当者へ発言権空きを通知し(C8)、ステップ(C1)へ移行する。
又イベント入力が発言権「獲得」要求の場合(C9)、優先権監視中の優先者本人か否かを判定し(C10)、本人の場合は、発言権をその本人へ与え(C11)、発言権獲得通知を行い(C12)、タイマ管理処理部16による優先権監視を解除して(C13)、図3のステップ(B1)へ移行する。又発言権「獲得」要求が優先者本人以外の場合、発言権要求者と優先者との優先度の高低を判定し(C14)、発言権要求者の優先度が高い場合、優先度監視を解放し(C15)、優先者をキュー先頭に戻し(C16)、発言権を優先度の高い要求者に与え(C17)、その要求者へ発言権獲得通知を行い(C18)、図3のステップ(B1)に移行する。
又発言権要求者より優先者の優先度が高い場合、待ちキューの有無を判定し(C19)、待ちキュー無しの場合は、発言権の要求に対してキューイングし(C20)、発言権要求者に、発言権要求の応答としてキュー登録の通知を行う(C21)。又待ちキュー有りの場合、発言権要求者のキュー登録であるか否かを判定し(C22)、発言権要求者のキュー登録でない場合は、発言権要求者より低優先度のキューの先頭へ登録し(C23)、そのキュー登録通知を行う(C21)
又発言権「解放」要求(C23)の場合、優先者か否かを判定し(C24)、優先者の場合、即ち、待ちキューに登録されているユーザの場合、ステップ(C2)以降の優先権監視の処理を解除して(C25)、ステップ(A1)(図2参照)へ移行する。又優先者以外の場合、該当登録キューの有無を判定し(C26)、該当登録キュー有りの場合は、その登録キューを削除し(C27)、発言権解放通知を行って(C28)、ステップ(C1)へ移行する。又該当キュー無しの場合は、発言権解放通知を行って(C28)、ステップ(C1)へ移行する。又イベント入力がその他(C29)の場合は、そのイベントを破棄し(C30)、ステップ(C1)へ移行する。
図5〜図9は、発言権制御処理シーケンスチャートを示し、図6〜図9に於けるF1〜F36は順次実行されるシーケンスの一例を示す。図5は、ユーザA,B,Cと、信号制御システムと、メディア制御システムとについての会議参加シーケンスを示すものであり、ユーザA,B,C側とメディア制御システム側とは、“INVITE”、“100 Trying”、“180 Ringing”、“200 OK”、“ACK”の信号シーケンスに従って会議に参加する。この会議参加シーケンスは、図13に示す従来例に類似した処理となるが、図1を参照して説明すると、信号制御システム1に於いては、優先度管理テーブル12bを参照して、発言権管理テーブル12aに参加メンバと共に優先度を登録する。従って、会議参加シーケンスの状態1〜3に於ける発言権管理テーブル12aの内容は、発言権管理情報の遷移の状態1〜3の順序に従って更新される。なお、ユーザAの優先度をLv.1、ユーザBの優先度をLv.3、ユーザCの優先度をLV.2とした場合を示し、この優先度は、Lv.1>Lv.2>Lv.3の順位とする。従って、ユーザAの優先度が最も高く、次はユーザC、その次はユーザBとなる。
発言権管理テーブル12aに会議の参加メンバを登録した後、例えば、ユーザAが発言権要求を行うと、図6に示すように、ユーザAから“INFO(発言権「獲得」要求)”を信号制御システムに送信する(F1)。信号制御システムは、発言権管理テーブル12aに発言権が登録されていない場合に、メディア制御システムに“INFO(通話路変更通知)”を送出し(F2)、このメディア制御システムから応答の“200 OK”を受信すると(F3)、発言権管理テーブル12aのユーザAに対する発言権登録を行って、ユーザAに“200 OK(発言権獲得通知)を送出する(F4)。
この発言権使用中の状態に於いて、ユーザBから“INFO(発言権「獲得」要求)”を送出すると(F5)、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、発言権管理テーブル12aを参照し、ユーザBの優先度は、発言権使用中のユーザAの優先度より低いから、待ち順(キュー)にその順番を示す1を登録する。そして、ユーザBに“200 OK(発言権キュー登録通知)”を送出する(F6)。
この状態に於いて、ユーザCが“INFO(発言権「獲得」要求)”を送出すると(F7)、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、発言権管理テーブル12aを参照し、ユーザAの発言権使用中で、且つユーザBの待ち順(キュー)登録中であるから、優先度を比較する。この場合、優先度は、A>C>Bの順位であるから、ユーザCの待ち順(キュー)を1とし、ユーザBの待ち順(キュー)を繰り下げて2とし、ユーザCに応答の“200 OK(発言権キュー登録通知)”を送出する(F8)。
又ユーザAが発言権使用中に、ユーザBから、図7に示すように、“INFO(発言権「獲得」要求)”を送出すると(F9)、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、図6に於けるシーケンス(F5),(F6)と同様にして、ユーザBを待ち順(キュー)に登録し、“200 OK(発言権キュー登録)”をユーザBに送出する(F10)。次に、ユーザBが“INFO(発言権「解放」要求)”を送出すると(F11)、信号制御システムは、キュー削除として示すように、発言権管理テーブル12aのユーザBの待ち順(キュー)の登録内容を削除し、“200 OK(発言権解放通知)”を送出する(F12)。
又ユーザCが発言権使用中にユーザAが発言権の要求を行った場合、図8に示すように、ユーザAからの“INFO(発言権「獲得」要求)”により(F13)、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、発言権管理テーブル12aを参照し、ユーザCの優先度よりユーザAの優先度が高いので、メディア制御システムに、“INFO(通話路変更通知 ユーザC→ユーザA)”を送出し(F14)、その応答“200 OK”を受信すると(F15)、発言権管理テーブル12aの発言権をユーザCからユーザAに変更し、ユーザCに対して“INFO OK”を送出し(F16)、ユーザCからの応答“200 OK”を受信すると(F17)、ユーザAに応答の“200 OK(発言権獲得通知)”を送出する(F18)。即ち、優先度の高いユーザは、割り込みにより発言権を獲得することができる。
又ユーザCが発言権使用中、且つユーザBが待ち順(キュー)登録の状態に於いて、ユーザAが発言権要求の“INFO(発言権「獲得」要求)”を送出すると(F19)、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、発言権管理テーブル12aを参照し、ユーザAの優先度が最も高いので、メディア制御システムへ“INFO(通話路変更通知 ユーザC→ユーザA)”を送出し(F20)、その応答“200 OK”をメディア制御システムから受信すると(F21)、発言権管理テーブル12aのユーザAに発言権を与えるように更新し、ユーザCに対して“INFO(発言権強制解放通知)”を送出し(F22)、その応答“200 OK”を受信すると、ユーザAに対して“200 OK(発言権獲得通知)”を送出する(F24)。
ユーザAが発言権使用中且つユーザCが待ち順(キュー)登録の状態に於いて、図9に示すように、ユーザAが“INFO(発言権「解放」要求)”を送出すると(F25)、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、発言権管理テーブル12aを参照し、ユーザAの発言権が登録されているので、メディア制御システム2に“INFO(通話路変更通知)”を送出し(F26)、その応答“200 OK”を受信すると(F27)、発言権管理テーブル12aのユーザAの発言権登録を削除する更新を行い、ユーザCの待ち順1を0に更新し、ユーザAに“200 OK(発言権解放通知)”を送出する(F28)。この待ち順0は、優先待ち状態を示す。
この待ち順0のユーザCに対して、信号制御システム1のイベント処理機能部13は、信号送信部15を介して“INFO(発言権空き通知)”を送出する制御を行い(F29)、ユーザCからの応答“200 OK”を受信すると(F30)、タイマ管理機能部16(図1参照)を起動し、ユーザCからの発言権の要求の有無を監視する。そして、タイマ満了により、ユーザCに再度“INFO(発言権空き通知)”を送出し(F31)、応答“200 OK)”を受信すると(F32)、再度タイマを起動する。ユーザCから“INFO(発言権「獲得」要求)”を受信すると(F33)、信号制御システムは、メディア制御システムに対して“INFO(通話路変更通知)”を送出し(F34)、その応答“200 OK”を受信すると(F35)、信号制御システムは、発言権管理テーブル12aのユーザCの発言権登録を行って、ユーザCに応答“200 OK(発言権獲得通知)”を送出する(F36)。
この場合、発言権空き通知は、タイマ満了毎に送出し、予め設定した回数又は優先権の予め設定した監視時間が経過した時に、優先待ち順を強制的に削除することができる。即ち、前述の優先期間の経過か否かを監視し、優先期間経過後に待ち順登録を削除し、次の待ち順のユーザを優先待ち順として、発言権の空き通知を行うことができる。
1 信号制御システム
2 メディア制御システム
11 発言権制御部
12 発言権管理情報部
12a 発言権管理テーブル
12b 優先度管理テーブル
13 イベント処理機能部
14 信号受信部
15 信号送信部
16 タイマ管理機能部
A,B,C ユーザ
2 メディア制御システム
11 発言権制御部
12 発言権管理情報部
12a 発言権管理テーブル
12b 優先度管理テーブル
13 イベント処理機能部
14 信号受信部
15 信号送信部
16 タイマ管理機能部
A,B,C ユーザ
Claims (5)
- IP網を介して会議参加メンバの複数のユーザの端末と信号制御システムとメディア制御システムとを接続した会議システムに於いて、
前記信号制御システムは、発言権制御部とイベント処理機能部とを含む構成を有し、
前記発言権制御部は、会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する発言権管理テーブルを備え、
前記イベント処理機能部は、イベント入力内容を判定し、発言権要求に対して前記発言権管理テーブルを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録し、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録して、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録して、それぞれ応答通知する手段を備え、
前記メディア制御システムは、前記信号制御システムの前記発言権管理テーブルの会議参加メンバと発言権登録者とを含むメディア制御情報に従って前記会議参加メンバ間のメディアデータの転送を制御する手段を備えた
ことを特徴とする会議システム。 - 前記イベント処理機能部は、イベント入力内容を判定し、発言権保持者からの発言権の解放要求により、前記発言権管理テーブルに登録された発言権を削除し、前記待ち順に登録されている発言権要求者に発言権の空き通知を行い、該空き通知に従った発言権要求に対して発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の会議システム。
- 前記イベント処理機能部は、イベント入力内容を判定し、前記発言権管理テーブルに登録された発言権を削除して、待ち順の先頭に登録された発言権要求者に優先権を与え、他の発言権要求者に対して優先的に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに発言権を登録する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の会議システム。
- IP網を介して会議参加メンバの複数のユーザの端末と信号制御システムとメディア制御システムとを接続した会議システムに於ける会議制御方法に於いて、
前記信号制御システムの発言権管理テーブルを、前記会議参加メンバ対応の優先度と発言権と待ち順とを登録する構成とし、前記会議参加メンバからの発言権要求のイベント入力に対して、前記発言権管理テーブルを参照し、発言権要求競合時は、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録し、且つ優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録して、それぞれ発言権要求者に応答通知し、発言権獲得後の発言権要求時に、発言権保持者の優先度が高い時、優先度の低い発言権要求者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、発言権保持者の優先度が低い時、該発言権を強制解放して、該発言権保持者を前記発言権管理テーブルの待ち順に登録し、優先度の高い発言権要求者に発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録して、それぞれ応答通知する過程を含む
ことを特徴とする会議制御方法。 - 前記信号制御システムのイベント処理機能部に於いて会議参加メンバからのイベント入力内容を判定し、発言権保持者からの発言権の解放要求により、前記発言権管理テーブルに登録された発言権を削除し、前記待ち順に登録されている発言権要求者に発言権の空き通知を行い、該空き通知に従った発言権要求に対して発言権を与えるように前記発言権管理テーブルに登録する過程を含むことを特徴とする請求項4記載の会議制御方法。
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