JP2009094691A - 音声制御装置、通信端末、グループ通話システム、音声制御装置制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グループ全体に対する全体通話のための発言権かグループ内の一部のメンバへの個別通話のための発言権かを示す発言権フラグを含む発言権取得要求を通信端末から送信する。この発言権取得要求に含まれている発言権フラグに基づき、グループ全体に対する全体通話のための音声配信処理と、グループ内の一部のメンバへの個別通話のための音声配信処理と、のいずれか一方の処理を音声制御装置において行う。
【効果】ユーザの利便性が損なわれず、呼制御装置の負荷が増加したり、優先制御が複雑になったりすることなく、内緒の会話などを実現できる。
【選択図】 図1
Description
PoC通信は1対1またはグループ間での迅速なコミュニケーション手段であり、PoC通信において、会話を開始するための操作は、ダイヤルボタンを押すのではなく、特定のボタンを押すという簡単な操作である。このボタンを押す操作によって交互に発言権を取得することにより、半二重通信を行うことができる。
通信路が形成されていない状態からPoC通信を開始し、終了するまでの処理について、図18〜図23を参照して説明する。同図には、PoC通信機能を有する3つの通信端末TA、TB及びTCと、PoC通信サービスの制御を行うPoCサーバ100とが示されている。
PoC通信を行うには、前提として、通信路が形成されている状態になっている必要がある。通信路を形成するには、各通信端末からPoCサーバ100に向けて通信路確立要求信号50A、50B、50Cを送信する。これにより、この通信路確立要求信号50A、50B、50Cを受取ったPoCサーバ100は、図19に示されているように、各通信端末との間に通信路51A、51B、51Cを形成する。これら通信路51A、51B、51Cは、例えばGPRS(General Packet Radio Service)網やWLAN(Wireless Local Area Network)等のパケット通信が可能な通信路である。なお、PoCサーバは、加入者情報管理サーバ(Home Location Register Server)200に対して、その通信端末の位置登録処理等を行う。
以上の処理によって通信路51A、51B、51Cを形成した後、Registration処理を行う。本例では、ユーザAの通信端末TAからRegistration処理を行い、ユーザA、ユーザB及びユーザCの三者からなるPoC通話グループを指定する。Registration処理においては、ユーザAの通信端末TA、ユーザBの通信端末TB、ユーザCの通信端末TCからそれぞれREGISTERメッセージ52A、52B、52Cを送信する。この送信されたREGISTERメッセージに対するPoCサーバからの応答信号53A、53B、53Cをそれぞれ受信した後、200OK信号54A、54B、54Cが送出されると、Registration処理が完了となる。
なお、PoC通信を切断する場合は、通信端末からPoCサーバに向けてBYEメッセージを送信する。これにより、その通信端末は、それまで参加していたPoC通話グループから離脱することになる。
以上の処理は、IETF(Internet Engineering Task Force)の仕様書RFC3261に規定されているSIPに従って行われる。
PoC通信においては、発言権を取得しないと発言できない。つまり、発言権を取得している場合にのみ話し手になり、発言権を取得していない場合は聞き手になる。
PoC通信を行っている状態において、発言権を得るためには、RTCPに従った信号を送受信して、Floor Request信号を送信する必要がある。ここでは、図21に示されているように、ユーザAの通信端末TAからFloor Request信号57Aを送信する。このFloor Request信号57Aを受信したPoCサーバが発言権を許可する場合、PoCサーバはFloor Grant信号58AをユーザAの通信端末TAに返信する。このFloor Grant信号58Aが送信された端末に発言権が承諾されたことになる。
このFloor Deny信号59Aは 発言権の要求が拒否されたことを表す。
発言権を有している通信端末において、ボタンを押しながら発話すれば、その音声がパケットデータとして同じPoC通話グループ内の他の通信端末に送信され、そのグループでの通話を行うことができる。ボタンを押している間は、発言権を有していることになるが、ボタンから指を離して押下をやめてしまうと、発言権が消滅する。この場合、ボタン押下をやめると、図23に示されているように、その通信端末からPoCサーバに向けてFloor Release信号60Aが送信され、どの通信端末にも発言権が無い状態(Floor Idle)になる。
上述した標準上の仕組みでは、グループ通話中の発言はグループのすべてのメンバに伝わる。ここで、グループ通話中において、そのグループ内のメンバ同士で個別に通話したいというニーズがある。例えば、グループ通話中の現在の話題に関連する会話を個別に行いたいという場合や、現在の話題と関係の無い内緒の会話を行いたいという場合がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的はユーザの利便性が損なわれず、呼制御装置の負荷が増加したり、優先制御が複雑になったりすることのない音声制御装置、通信端末、グループ通話システム、音声制御装置制御プログラムを提供することである。
(システムの構成例)
図1は、本発明の実施形態によるグループ通話システムの構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、本実施形態によるグループ通話システムは、グループ通話を行う通信端末10a、10b、10c、10dと、これら通信端末が接続可能な移動体通信網200とを含んで構成されている。移動体通信網200には、呼処理を行う呼制御装置20、上述したPoCサーバ100の機能を有し、音声パケットの複製処理などを行う音声制御装置30、グループ管理装置40が接続されており、OMA(Open Mobile Alliance)で規定されるPoC(Push‐to-Talk Over Cellular)の通信網が形成されている。
呼制御装置20は、本例では、SIPによる呼処理を行う装置であり、IMS(IP Multimedia Subsystem) Coreとしての機能を有している。この呼制御装置20はセッションの確立処理を行う。本例では、呼制御装置20は1つだけ設けられているが、通常は複数設けられている。各通信端末に対応して、呼制御装置が存在する状態になることもある。
グループ管理装置40は、通話グループを管理するもので、本例では、GLMS(Group List and Management System)としての機能を有している。このグループ管理装置40は、発信時にグループを作成し、呼制御装置20を介して着信者に着信をかける。
ここで、図2は、音声制御装置30の機能構成例を示すブロック図である。同図に示されているように、音声制御装置30は、通信端末やグループ管理装置との間で信号を授受する情報通信部301と、音声パケットの複製処理を行う音声複製部302と、管理テーブルなどへのアクセスを行うテーブル制御部303と、管理テーブルなどを格納するテーブル記録部304とを含んで構成されている。
図2中の情報通信部301は、例えば、ネットワーク制御部314によって実現される。図2中の音声複製部302は、例えば、CPU311、RAM312によって実現される。図2中のテーブル制御部303は、例えば、CPU311、RAM312、ROM313によって実現される。図2中のテーブル記録部304は、例えば、RAM312、HD315によって実現される。
ここで、図4は、図1中の各通信端末の構成例を示すブロック図である。同図に示されているように、通信端末は、他の装置との間で信号の授受を行うための通信部101と、各種の情報を記憶する記憶部102と、各種の情報を表示する表示部103と、各種の情報の選択や発言権取得要求を送信する際の操作を行うための操作部104と、端末各部の制御を行う制御部105とを含んで構成されている。なお、上記各部は、内部バスBによって相互に接続されている。
また、表示部103には、グループ通話を行っているグループのメンバを特定するための情報の他、発言権を現在取得している端末を示す内容が表示される。
図5は、音声制御装置を制御するプログラムのアルゴリズムの例を示すフローチャートである。同図において、セッション確立状態において、通信端末から発言権取得要求であるFloor Request信号を受信すると(ステップS31)、そのFloor Request信号に含まれている発言権フラグを参照し、グループ全体に対する全体通話のための発言権、上記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための発言権、のいずれを要求するものか判断する(ステップS32)。
この判断の結果、グループ全体に対する全体通話のための発言権取得要求である場合、グループ全体に対する全体通話のための音声配信処理が行われる(ステップS32→S33)。このグループ全体通話のための音声配信処理は、発言権が開放されるまで継続して行われる(ステップS34→S33…)。
ステップS34、ステップS36において、発言権が開放された場合、ステップS31に戻り、処理が継続される。
なお、上記のプログラムは、例えば、HD315に記憶されており、それをRAM312に読み込んで、CPU311すなわちコンピュータによって実行される。
テーブル記録部304の保持する管理テーブルは、発言権とその種別を示すテーブルである。この管理テーブルは、例えば、図6に示されているように、通信端末10a〜10d(具体的には、各通信端末の識別子)と、それらの発言権の取得状態を示す発言権フラグと、取得されている発言権の種別を示す発言権種別との対応関係を示すテーブルである。「発言権フラグ」は、後述するように、「ON」または「OFF」のいずれかに設定される項目である。また、「発言権種別」は、「発言権フラグ」が「ON」に設定されている場合に、その種別が設定される項目である。本例では、後述するように、グループ全体の通話に関する発言権であることを示す「全体」、指定された通信端末10x(xは、a、b、c、dのいずれか)との個別通話に関する発言権である「個別=通信端末10x」のいずれかに設定される項目である。
このように構成された管理テーブルを利用することにより、発言権を現在取得している通信端末と、その発言権の種別とを管理することができる。
グループ管理装置40から音声制御装置30に送られてくる通話グループリストは、例えば、図7に示されているように、通信端末10a〜10d(具体的には、各通信端末の識別子)が含まれている。この通話グループリストは、INVITE信号に含まれる着信者情報に基づき、グループ管理装置40によって作成される。
(システムの動作)
以下、本システムの動作例について、図8〜図14を参照して説明する。本例では通信端末10aが通信端末10b、通信端末10c、通信端末10dへグループ発信した場合の動作について説明する。図8〜図11は、グループ全体の通話と個別通話とが別々のタイミングで行われる場合の動作を示す図である。
最初に、本システムにおける発信処理について図8を参照して説明する。
図8において、通信端末10aからの発信要求として、呼制御装置20へINVITE信号を送信する(ステップS100)。このINVITE信号は呼制御装置20へセッションの確立を要求する信号である。呼制御装置20は、グループ管理装置40へINVITE信号を送信する(ステップS110)。
このINVITE信号を受信したグループ管理装置40は、INVITE信号に含まれる着信者情報から通話グループリストを作成する。そして、グループ管理装置40から音声制御装置30へ、音声複製処理の準備を要求する(ステップS120)。この場合、まず、グループ管理装置40から音声制御装置30へ、リソースハント要求が送信される(ステップS120a)。このリソースハント要求により、通話グループリストが、音声制御装置30へ通知される。通話グループリストを受取った音声制御装置30は、発言権フラグを全員「OFF」の状態に初期化した管理テーブル(図6参照)を作成する。この作成後、音声制御装置30は、リソースハント応答を、グループ管理装置40へ送信する(ステップS120b)。
以上のステップS100からS170までの処理によって、グループ通話のセッションが確立する。
図10に移行し、グループ通話のセッション確立状態(ステップS180)において、通信端末10aのユーザにより、全通信端末(つまり、グループ全体)に配信する発言権の取得操作が行われると(ステップS190)、通信端末10aから音声制御装置30へ、Floor Request信号が送信される(ステップS200)。このFloor Request信号は発言権の取得を要求する信号である。ここでは、個別通話のためのパラメータは付加されず、グループ全体に対する発言権を取得するためのFloor Request信号が送信される。
その後、通信端末10aにおいて、全通信端末に配信する発言権を解放する操作が行われると(ステップS230)、通信端末10aから音声制御装置30へFloor Release信号が送信される(ステップS235)。このFloor Release信号は発言権の解放を要求する信号である。
(特定の通信端末への配信)
ここで、通信端末10bにおいて、通信端末10cへ個別に配信する発言権の取得操作が行われると(ステップS290)、通信端末10bはFloor Request信号を音声制御装置30へ送信する(ステップS300)。このFloor Request信号には通信端末10cへの個別発言である旨のフラグが追加されている。
このFloor Takenを受信した通信端末10cは、通信端末10bが発言権を取得したことを認識し、通信端末画面に通信端末10bが発言権を取得した旨を表示する(ステップS315)。その後、音声制御装置30は、通信端末10bへFloor Grant信号を送信する(ステップS320)。
図12〜図14は、グループ全体の通話と個別通話とが衝突した場合の動作の例を示すシーケンス図である。本例では、通信端末10aからグループ全体の通話と通信端末10bから通信端末10cへの個別通話とが同時に行われる場合、個別通話を優先する。
まず、図12において、図10を参照して説明した場合と同様に、グループ通話のセッション確立状態(ステップS180)において、発言権の取得操作が行われ(ステップS190)、通信端末10aから音声制御装置30へ、グループ全体に対する発言権を取得するためのFloor Request信号が送信される(ステップS200)。
図13に移行し、通信端末10aが全通信端末へ配信する発言権を取得している最中に、通信端末10bが特定の通信端末10cへ配信するための発言権取得操作をすると(ステップS390)、通信端末10bはFloor Requestを音声制御装置30へ送信する(ステップS400)。このFloor Request信号には通信端末10cへの個別発言である旨のフラグが追加されている。
このFloor Takenを受信した通信端末10cは、通信端末10bが発言権を取得したことを認識し、通信端末画面を通信端末10aが全通信端末向け発言権を取得している状態から、通信端末10bが個別向け発言権を取得した状態に上書きする(ステップS415)。また、音声制御装置30は、通信端末10bへFloor Grant信号を送信する(ステップS420)。
ここで、管理テーブルには、通信端末10aの発言権フラグが「ON」、発言権種別が「全体」に設定されている。このため、音声制御装置30は、通信端末10aからRTPパケットを受信すると通信端末10b、10c、10d向けに送信しようとするが、通信端末10bの発言権種別に通信端末10cが設定されていることを認識し、通信端末10cを除外する。この処理により、通信端末10aからのRTPパケットは10b、10d向けにのみ送信される。つまり、個別通話のための個別通話音声が通信端末10cに配信され、その通信端末10c以外の通信端末には全体通話音声が配信される。このように音声制御装置30が処理を行うため、通信端末10bから通信端末10cへの個別通話が実現できる(ステップS425)。
次に、個別通話中にグループ全体通話が終了する場合の動作例について、図15を参照して説明する。同図において、通信端末10aから通信端末10b、10c、10dへの通話が開始され(ステップS225)、すなわち通信端末10aが全通信端末へ配信する発言権を取得している最中に、通信端末10bが特定の通信端末10cへ配信するための発言権取得操作をする(ステップS390)。すると、通信端末10bはFloor Requestを音声制御装置30へ送信する(ステップS400)。このFloor Request信号には通信端末10cへの個別発言である旨のフラグが追加されている。
このFloor Takenを受信した通信端末10cは、通信端末10bが発言権を取得したことを認識し、通信端末画面を通信端末10aが全通信端末向け発言権を取得している状態から、通信端末10bが個別向け発言権を取得した状態に上書きする(ステップS415)。また、音声制御装置30は、Floor Grant信号を通信端末10bへ送信する(ステップS420)。
以上により、通信端末10bから通信端末10cへの個別通話が終了となる(ステップS460)。
図16は、個別通話の発信を、複数の通信端末に対して行う場合の動作の例を示すシーケンス図である。本例では、通信端末10bから通信端末10cおよび通信端末10dへの個別通話が行われる場合について説明する。
同図において、通信端末10bが特定の通信端末10cへ配信するための発言権取得操作をすると(ステップS590)、通信端末10bは音声制御装置30へFloor Request信号を送信する(ステップS600)。このFloor Request信号には通信端末10cおよび通信端末10dへの個別発言である旨のフラグが追加されている。
このFloor Takenを受信した通信端末10c、通信端末10dは、通信端末10bが発言権を取得したことを認識し、通信端末画面を通信端末10aが全通信端末向け発言権を取得している状態から、通信端末10bが個別向け発言権を取得した状態に上書きする(ステップS620a、S620b)。また、音声制御装置30は、Floor Grant信号を通信端末10bへ送信する(ステップS630)。
このように音声制御装置30が処理を行うため、通信端末10bから通信端末10cおよび通信端末10d、すなわち複数の通信端末への個別通話が実現できる(ステップS635)。
以上のように、本システムでは、個別通話の発信を、複数の通信端末に対して行うことも可能である。
(1)通信端末10aがグループ全体へ発信する通話をしている最中に、通信端末10aに対する個別通話が発信される場合が考えられる。この場合、グループ全体への発信と個別通話の着信とは同時に処理される。すなわち、この場合、通信端末10aでは、個別通話の着信音声が再生されつつ、通信端末10aから発信される音声はグループ全体へ発信される。
通信端末10aがグループ全体へ発信する通話の発言権を解放するためのFloor Releaseが送信された場合、Floor Idleは通信端末10aに対して個別通話を発信している端末と、通信端末10a自体に対しては送信されない。すなわち、通信端末10aがグループ全体へ発信中に、通信端末10bが通信端末10aへ個別に発信したと仮定すると、通信端末10aからのFloor Releaseを契機として通信端末10cと通信端末10dにはFloor Idleが送信され、発言権が解放されたことが通知される。
まず、通信端末10bから通信端末10cへ個別通話が要求され、その直後に通信端末10dから通信端末10cへ個別通話が要求された場合、通信端末10dから通信端末10cへ個別通話のFloor Requestに対してFloor Denyが応答される。管理テーブルから通信端末10cへの発信がすでに存在していることがわかるので、通信端末10dから通信端末10cへの発信については発言権取得失敗の処理が行われる。
ここで、図17を参照して、Floor Request信号のデータ構造について説明する。同図(a)はグループ通話を行う際に送信されるFloor Request信号のデータ構造を示す図である。このFloor Request信号のデータ構造は、RTCPによる、Floor Request信号の構造と同様である。すなわち、同図において、「Subtype=0」に設定されているため、この信号はFloor Request信号となる。
一方、同図(b)は、個別通話を行う際に送信されるFloor Request信号のデータ構造を示す図である。このFloor Request信号のデータ構造は、同図(a)の場合とは異なり、「Subtype=16」に設定され、個別通話用のFloor Request信号となる。更に、この個別通話用のFloor Request信号には、個別通話相手を指定するための個別指定部Aが付加されている。その他の部分は、同図(a)の場合と同様の構造である。
以上のデータ構造からなるFloor Request信号を用いることにより、グループ通話のためのセッション確立中において、そのグループ内のメンバ間で個別通話を実現することができる。
ところで、上述した実施形態においては、以下のグループ通話方法が採用されている。すなわち、グループ通話のためのセッション確立後のグループ通話中において、発言権を取得しているユーザである発言権取得ユーザ(例えば、通信端末10aのユーザ)以外の第1のユーザの通信端末(例えば、通信端末10b)から、上記発言権取得ユーザ及び上記第1のユーザ以外の第2のユーザの通信端末(例えば、通信端末10c)を指定した発言権取得要求信号を送信する個別発言権要求ステップと、上記セッション確立状態において、上記発言権取得要求信号を取得した音声制御装置から上記第1のユーザの通信端末(例えば、通信端末10b)および上記第2のユーザ(例えば、通信端末10c)の通信端末へ個別グループ通話開始のための信号を送信する個別グループ通話開始ステップとを含む、グループ通話方法が採用されている。
この方法を採用することにより、グループ通話中の現在の話題と関係の無い内緒の会話を行いたい場合など、グループ通話中において、そのグループ内のメンバ同士で個別に通話したいというニーズに対応可能なグループ通話サービスを実現することができる。
既存のグループ通話では、発言者の発言がグループのすべてのメンバに伝わり、グループ通話の途中で特定のメンバとだけ行う通話を実現することができない。実現しようとする場合、グループ通話のセッションとは別にさらに特定メンバとの通信のためのセッションを並行して確立する必要がある。しかし、この方法では、発言を特定メンバに送信する毎にセッション確立処理が必要になり、レスポンスの悪化、呼制御装置の負荷増、全体向け音声と個別向け音声の優先制御の複雑化が発生する。
なお、上述した例では、グループ通話が可能な通信端末の一例として携帯電話機を挙げ、また、モバイルサービスの標準化団体であるOMAにて、PoCという名称で呼ばれている技術を用いて、多者通話を行う場合を一例に挙げて説明した。ただし、本発明が適用可能な通信端末は携帯電話機に限定されず、また、グループ通話を行うシステムは、上記PoCシステムに限定されない。
20 呼制御装置
30 音声制御装置
40 グループ管理装置
100 PoCサーバ
101 通信部
102 記憶部
103 表示部
104 操作部
105 制御部
200 移動体通信網
301 情報通信部
302 音声複製部
303 テーブル制御部
304 テーブル記録部
314 ネットワーク制御部
Claims (7)
- 複数のメンバによって構成されるグループ内において通信端末によるグループ通話を実現する場合に、発言者の通信端末から送信された音声を前記グループに属する他のメンバの通信端末へ送信する音声制御装置であって、グループ全体に対する全体通話のための発言権か前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための発言権かを示す発言権フラグを含む発言権取得要求を取得する発言権要求取得手段と、前記発言権要求取得手段によって取得された発言権取得要求に含まれている発言権フラグに基づき、前記グループ全体に対する全体通話のための音声配信処理と、前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための音声配信処理と、のいずれか一方の処理を行う音声配信手段とを備えたことを特徴とする音声制御装置。
- 前記音声配信手段は、前記グループ全体に対する全体通話のための全体通話音声と、前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための個別通話音声とが同一の通信端末に配信される場合、その通信端末には前記個別通話音声を優先して配信することを特徴とする請求項1に記載の音声制御装置。
- 前記音声配信手段は、前記グループ全体に対する全体通話のための全体通話音声と、前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための個別通話音声とが同一の通信端末に配信される場合、その通信端末以外の通信端末には前記全体通話音声を配信し続けることを特徴とする請求項1に記載の音声制御装置。
- グループ全体に対する全体通話のための発言権か前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための発言権かを示す発言権フラグを、発言権取得のための発言権取得要求に含めて送信する発言権取得要求送信手段を備えたことを特徴とする通信端末。
- 発信元の通信端末と発信先の複数の通信端末とのグループ通話接続を行うための呼制御を行う呼制御装置と、発信元の通信端末と発信先の少なくとも1つの通信端末とで構成するグループを管理するためのグループ管理装置と、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の音声制御装置とを備えたことを特徴とするグループ通話システム。
- 前記呼制御装置はIMS Coreとして、前記グループ管理装置はGLMSとして、前記音声制御装置はPoC Serverとして、前記通信端末はPoC Clientとして構成され、Push to Talk Over Cellularに準拠する移動体グループ通話システムを実現することを特徴とする請求項5に記載のグループ通話システム。
- 複数のメンバによって構成されるグループ内において通信端末によるグループ通話を実現する場合に、発言者の通信端末から送信された音声を前記グループに属する他のメンバの通信端末へ送信する音声制御装置を制御する音声制御装置制御プログラムであって、コンピュータを、グループ全体に対する全体通話のための発言権か前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための発言権かを示す発言権フラグを含む発言権取得要求を取得する発言権要求取得手段、前記発言権要求取得手段によって取得された発言権取得要求に含まれている発言権フラグに基づき、前記グループ全体に対する全体通話のための音声配信処理と、前記グループ内の一部のメンバへの個別通話のための音声配信処理と、のいずれか一方の処理を行う音声配信手段、として機能させることを特徴とする音声制御装置制御プログラム。
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