JP2005500088A - 管状編物を製造する、特につま先を閉じる方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
管状編物、例えばソックスにおける閉じたつま先を形成する方法が提供され、かかる方法は、品物(M)の二つの垂下端部(L1、L2)を互いに並べてセットする工程と;垂下端部の縫い目の少なくとも一つの第1列(X2)のループの内側に、多数の歯(85)を備えたくし型構造体を挿入する工程と;縫い目の上記第1列(X2)と管状編物(M)の本体との間に設定される縫い目の少なくとも一つの第2のループを互いに縫い合わせる(C)工程と;縫い目の第1列のループを開く工程とから成る。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソックスやストッキングのような管状編物を製造する方法及び特に編物のつま先の二つの垂下部を繋ぎ合わせることにより編物のつま先を閉じる方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
管状編物、特にスポーツウエアなど用の男子用ストッキング及びソックスの製造においては、製品は、特に排他的ではないが針シリンダを備えた機械である丸編み機で編まれる。こうして製造された品物は最初の縁部と最後の縁部を備えている。最後の縁部は品物のつま先を形成するように閉じられなければならない。このため、今までは、連結プロセスが用いられ、この連結プロセスはいわゆる連結機械で行われる。このような連結プロセスは大変な作業となる。かかるプロセスによれば、品物の端縁部の垂下部は引っ張られ、互いに並べてセットされ、そして連結機のフックに掛けられる。この動作を実施する際には、縫い目の所与列の各縫い目又はループをそれぞれのフックに掛ける必要がある。より詳細には、各フックには、品物の端縁部の互いに並べてセットした二つの垂下部に属する同じ列の二つの相応した縫い目又はループが掛けられる。品物がフックに掛けられると、適切な連結が自動的に実施され、フックにセットされる縫い目又はループと交叉する縫いループ又は縫い目の列を成す糸によって特定のシームが形成される。フック上の各対のループには、垂下部を連結するシームの縫い目が対応している。次に、シームに対して外部にセットされる縫い目又はループが切断され、すなわち管状品物のセットされるフックと反対側のフックに隣接した縫い目の列の縫い目が切断される。最後に、管状品物はフックから取り外される。
【0003】
連結操作により、実際に完全でしかも特にスムースな閉じたつま先を得ることができる。しかし、当業者には知られているように、上述の簡単な説明から理解され得るように、かかるプロセスは、縫い合わされることになる列の個々のループ又は縫い目を連結機のフックに掛けるための労力に関して顕著な負担を伴う。作業は、特に鋭い視力をもつスタッフによって行われなければならず、そのため一般的には若い人によってのみ行われ得る。
【0004】
これらの作業を行うのに適したスタッフを見つけるコスト及び困難さにより、連結作業に頼ることはますます普通ではなくなってきている。連結に代わる手段として、管状品物のつま先は、完全に機械化した仕方ですなわちいずれにしても労力に関して少ない負担で得られるシームによって閉じられる。しかし、完成品の品質は、機械化したシームが厚い厚さでシームを形成する完全にランダムな仕方で分布した多数の縫い目の実行を伴う限り低い。編み機と組み合わせたミシンを用いてつま先を閉じる装置及び方法は、WO−A=00/01869に開示されている。
【0005】
EP−A−0635593及びEP−A−0592376には、完成品の閉じたつま先を形成するため管状品物の編んだ繊維の二つの垂下部をつなぎ合わせる方法及び装置が開示されている。この場合、直接丸編み機においてつま先を閉じる作業が行われる。シームは自動的に得られるが、編み機を実質的に変更する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、容易に自動化できしかも高品質の製品を保証する、管状編物のつま先を閉じる方法及びプロセスを提供することにある。
【0007】
別の観点によれば、本発明の別の目的は、公知の連結プロセスの欠点を伴わずに高品質のシームをもつつま先を閉じた管状編物を製造できる管状織物の製造方法を提供することにある。
【0008】
異なる観点によれば、本発明のさらに別の目的は、労力に関して高い負担を伴わずに高品質のシームをもつ管状編物のつま先を閉じることができしかも高レベルの出力を達成できる装置を提供することにある。
【0009】
管状編物を閉じるために、本発明による方法は、特に例えば管状編物の端縁部自体の二つのほぼ直径上対向した部位を把持しそして編物を引っ張ることにより編物の端縁部の二つの垂下部を互いに並べてセットすることにある。端縁部の少なくとも一つの列の縫い目又はループ内に、くし型構造体の歯が挿入され、そしてループはその後に続く縫い合わせのため整列される。こうして、くし型構造体の歯が挿入される列の隣の列の縫い目又はループに編物の垂下部をつなぎ合わせるシームが形成され、一層特に、縫い合わせの行われる縫い目の列は、くし型構造体と管状編物の本体との間に位置した列である。次に、この第2列のループの縫い合わせが行われると、くし型構造体の挿入されたループは開かれる。本発明の好ましい実施の形態によれば、くし型構造体の挿入されるループを開くのは糸を切断することにより行われる。しかし、異なった仕方でループを開く可能性は除外されない。例えば、相対的に高い温度、例えば染色液体の温度で溶融する糸を用いてくし型構造体の歯を受ける縫い目の列を形成することができる。このようにして、つま先を閉じるため管状編物の垂下部をつなぎ合わせると、編物は解放され、その後に続く処理工程に送られる。これら処理工程の一つには、溶融可能な糸が破壊される比較的高温の浴、例えば染浴中に編物を浸漬する工程が含まれる。この処理により垂下部をつなぎ合わせるシームの外側の列は取り外されることになる。以下、縫い目の切断作業について参照するが、この作業は、同じ結果をもたらす異なる作業、すなわちシームの外側の端縁部から管状編物を結果として分離する縫い目を開くことすなわち編物を中断することに代え得ることが理解されるべきである。
【0010】
縫い目を開くことが切断により行われる場合には、例えばブラシ又は他の除去部材を用いて、切断した縫い目の屑を取り除く作業を行うのが有利である。この作業は、溶融可能な糸が用いられ場合に、溶融可能な糸が加熱により完全に除去される限りにおいては必要でない。
【0011】
通常の連結プロセスに比較して、ループの縫い合わせ及びその後の切断すなわちループを開くことは両方とも、従来技術によって縫い合わされ、切断される列以外の縫い目の列において行われる。
【0012】
上記の説明から明らかなように、上記の方法は、自動的でしかも全体を機械化した仕方で都合よく実施できる。これは、くし型構造体の歯が挿入される列の縫い目の長さが編物の残りの縫い目の長さより長い場合に特に容易になる。このようにして、上記列のループ又は縫い目へのくし型構造体の挿入は極めて容易となり、いかなる困難もなしに機械的ハンドによって実行され得る。好ましくは、また縫い合わせの行われる縫い目は、好ましくはくし型構造体の歯が挿入される列の縫い目より短いが、管状編物の残りの縫い目より長い。
【0013】
本方法は有利には全体的に自動化されるが、しかしこれは、実施の形態の一連の実施例に基き例として以下に説明するように、手動又は半手動の仕方で実施する可能性を除外しない。
【0014】
実際には、本発明の方法では、連結機において起きるものと同様に仕方でしかもより簡単かつ自動化可能な方法で、縫い合わせ糸が管状編物の互いに並んでセットした二つの垂下部の個々の対の縫い目と交叉する一連の縫い目又はループを形成する限り、適切な連結シームと等価の、管状編物の垂下部をつなぎ合わせるシームを得ることは可能である。
【0015】
くし型構造体の歯が挿入される縫い目又はループに隣接した列の縫い目又はループがつま先を閉じるシームの対応した縫い目と係合されることを保証するために、ループへの歯の挿入が完全に正常でない場合(例えば端が同じ垂下部の二つの隣接したループと係合する場合)でも、編物の垂下部をつなぎ合わせるシームのピッチがくし型構造体又は縫い目すなわちループのピッチより小さいことは有利に考察され得る。例えば、編まれたシームのピッチは、縫い合わされることになる編物の列のループのピッチ又はくし型構造体のピッチの約数、例えば1/2又は1/3であり得る。
【0016】
実際に、本発明による方法は次の工程を含む。すなわち
上記垂下端部に相応した位置で管状織物の二つのほぼ直径上対向した部位を把持する工程;
上記垂下端部を互いに並べるために上記管状編物を横切って引っ張る工程;
上記管状編物を長手方向に引っ張る工程;
上記くし型構造体の各歯を第1垂下端部のループ及び第2垂下端部の相応したループ内に挿入するようにしてループの上記第1列に上記くし型構造体を挿入する工程;
第1列に隣接した上記少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程;及び
上記第1列のループを切断しそして切断した半ループを滑らせ又は他の仕方でループを開く工程。
【0017】
知られているように、普通、編物の構造は、糸が連続して供給される場合には縫い目の連続した螺旋連続体が形成されるという意味において螺旋状である。管状編物の構造がこの形式のものである場合には、くし型構造体の歯は結局隣接した列に挿入し得ることになり、同様に、縫い合わせで形成したループは、異なる列に属する、互いに並んでセットされた二つの垂下端部の相応した縫い目を接合することで終端し得る。これは、編物の構造の可変形性のために最終結果に実質的に影響しない。
【0018】
しかしながら、本発明の好ましい実施の形態によれば、くし型構造体の歯が挿入される列及び縫い合わせの行われる列はできれば直前直後の幾つかの列と共に、これらの列において縫い目を形成する糸の入口及び出口が存在するようにようにして糸を切断することによって得られ得る。これにより螺旋滋養列の代わりに円形列が得られ、くし型構造体の挿入及び縫い合わせ又は継ぎ合わせ作業が容易となり、重ねずに単一列のレベルで行われる。一つの実施の形態に関する詳細な説明よりこの特殊な特徴は明らかとなる。
【0019】
管状編物のつま先を閉じる本発明による方法は、一般に連結プロセスの場合のように、管状品物を編むプロセスと別個にかつ独立して行われる管状品物の編み作業の時及び(又は)場所と異なる時及び(又は)場所において実施され得る。
【0020】
代わりにかつ有利には、つま先を閉じる方法は直接上記品物を製造する機械において又はかかる機械に隣接した位置で実施され得る。この場合、縫い合わせ方法は管状品物を編む方法と一体にされる。従って本方法は次の工程を含む。すなわち、
最初の縁部から最後の縁部まで管状編物を編む工程;
上記最後の縁部の二つの垂下端部を互いに並べてセットする工程;
上記垂下端部の縫い目の少なくとも一つの第1列のループの内側に、多数の歯を備えたくし型構造体を挿入する工程;
縫い目の上記第1列と管状編物の本体との間に設定される縫い目の少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程;
くし型構造体の歯を挿入した縫い目の第1列のループを開く(例えば切断することにより)工程。
【0021】
いずれの場合にも、品物を編むプロセスは、本発明の好ましい実施の形態によれば、くし型構造体の歯の挿入を容易にするために、縫い目の列又は大きなサイズ又は長さのループの形成を伴う。
【0022】
本発明の別の特徴によれば、管状編物の二つの垂下端部を縫い合わせる装置が提供され、かかる装置は、
上記管状編物の第1列のループに係合する多数の歯を備えたくし型構造体と;
できれば、上記管状編物の端縁部を引っ張りかつ上記管状編物の二つの垂下端部を互いに並べるために、二つのほぼ直径上対向した部位において上記管状編物の一つの端縁部を把持する恥じ部材と;
くし型構造体の下方で互いに並べてセットした垂下端部を互いに縫い合わせる少なくとも一つの針を備えた縫い合わせ手段と;
を結合して成っている。
【0023】
上記管状編物を把持しかつ引っ張る把持部材は省略してもよく、その場合には上記動作は手動で、例えば、垂下端部を互いに並べた品物の端縁部を、互いに並べてセットした二つのバーから成る所謂切断機へ挿入することによって行われ得る。
【0024】
有利には、上記くし型構造体と係合したループを切断する切断部材が、好ましくは切断部材で切断した半ループを取り除く手段と共に設けられ得る。しかし、上記で説明したように、縫い目に隣接したループの開放は切断以外の方法で行うこともできる。その場合、切断部材及び切断した半ループの糸かす取り除く手段は設けられない。
【0025】
本発明の特に有利な実施の形態では、本装置は、くし型構造体と組み合わされかつくし型構造体に平行に設けられた一対のほぼ直線状のバーを有し、これらのバー間で、管状品物は押圧され、そしてくし型構造体の挿入のため互いに並べてセットした垂下端部と係合する。くし型構造体は対のバーと別個に設けられ得、或いはバーの一つによって担持され、上記バーに対して可動にされ得る。
【0026】
内部にくし型構造体を挿入した列のループの切断操作を容易にするために、本発明の特に有利な実施の形態によれば、切断装置はくし型構造体と組合される。切断装置はくし型構造体の歯に形成した座部内に摺動可能に収容された刃を有し得る。有効な切断のために、刃の可動部は、くし型構造体の歯の展開部に平行な構成要素及びくし型構造体の歯の展開部と直交する構成要素を備え得る。くし型構造体に切断部材を組み込む代わりに、切断部材を別の仕方で作りセットすることも可能であるが、くし型構造体に切断部材を組み込むのが構造上の観点から有利である。
【0027】
本発明による装置及び方法の別の有利な特徴は特許請求の範囲に定義される。
【0028】
丸編み機から管状品物を取出して、つま先を縫い合わせるのに適した縫い機の設けられた領域へ移送する機能をもつ本発明による装置について以下説明する。以下の説明は単に本発明による装置及び方法の可能な使用の一つに関するに過ぎず、種々の機械及び機器において実施され得ることが理解されなければならない。例えば、ここで説明した縫い機と組み合わせる代わりに、WO−A−00/01869に開示された形式の装置と組み合わせて、又はEP−A−0679746に開示された装置の一つと組み合わせて、又は他の適当な装置と組み合わせて本発明による装置及び方法を使用することができる。本発明による装置及び方法はまた、例えば2000年1月18日出願の出願中の欧州特許出願第00830020.4号又は2001年1月12日出願の対応の国際特許出願PCT/IT01/00009に開示された形式の機械と組み合わせて使用することもできる。
【0029】
一般に、本発明は、管状品物を取出し取り扱う相応した手段を備えた編み機と組み合わせる代わりに、別個に適用され得る。実際、独立した生産部門で製造された後、管状品物を乱雑にセットした容器からかかる管状品物を取出すことができる。その場合、その後の縫い合わせ工程のために管状品物を用意する工程は、例えば管状ダクトの端部分から成る適当な支持体上で縫い合わせられることになる管状品物をセットする作業者の介在をもくろんで全体として又は部分的に機械化され得る。引張り、位置決め、縫い合わせおよび放出の残りの操作は機械化され得る。
【0030】
本発明の実施の形態の限定しない例を示す添付図面及び以下の説明によって本発明はさらに良く理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
管状品物を取出しそして縫い合わせる装置は、図4には丸編み機と組み合わせて示され、また図1〜図3には丸編み機と切り離して示されている。取出し装置の内部構造は図17〜図28において見ることができる。これら図面の幾つかにおいては表示を簡潔にするため装置の部品は取り外されている。品物を取出しそしてつま先を縫い合わせる単一装置に関して取出し装置及び縫い合わせ装置から成る全体について以下参照して説明する。しかし、ピックアップ装置はつま先を閉じる異なる装置と組合され得る又はその逆にされ得ることが理解される。
【0032】
添付図面において、管状品物をピックアップしそしてつま先を閉じる装置は全体を1で示されており、また符号3は管状品物を製造する丸編み機全体を示している。丸編み機3の本質的構成要素のみを示し、これらの構成要素は特に図17〜図19で見ることができ、それ自体公知の仕方で円形針ベッドを形成する針7のシリンダー5が示されている。針シリンダー5は符号9で示す支持体によってそれ自体の軸線の周りで回転できるように支持され、そして冠歯車11と噛合う部材(図示していない)によって回転するように設定されている。円形ベッドの針7を制御する部材は図示していないが、丸編み機3の他の全ての部材のようにそれ自体公知であり、従ってここではさらに詳細には説明しない。
【0033】
装置1は実質的にU字形の吸引パイプ13を備え、符号13Aで示すその一端は以下に取入れ端部と記載し、符号13Bで示す他端は以下取出し端部と記載する。取入れ端部13Aは丸編み機3の針7のシリンダー5の下側に位置している。このようにして、吸引パイプ13はシリンダー5の内径に無関係の任意の直径を備え得る。
【0034】
吸引パイプ13の内側には、全体を符号15で示す案内要素が設けられている。この案内要素15(図示例では断面円形のほぼ管状形態である)は、丸編み機3の針7のシリンダー5の内側から取入れ端部13Aを通り吸引パイプ13の外側へのびている。案内要素15の頂端部はほぼ丸編み機3の編物形成平面まで達している。
【0035】
案内要素15は二部分から成り、一方の部分は符号15Aで示され、他方の部分は符号15Bで示されている。これら二つの部分は、吸引パイプ13及び案内要素15自体の軸線(すなわち中間線)に対して直交するトレース17の軸線の周りにヒンジ結合されている。この形態にする理由は、つま先を閉じた品物の放出動作についての説明からより一層明瞭となる。
【0036】
案内要素15は吸引パイプ13の内側で、全体を符号19で示す中間セパレーターによって支持され、中間セパレーター19の部品は図8〜図10に示されている。中間セパレーター19はまた吸引パイプ13を二つの連続した部品に分割する機能をもち、これら二つの部品の第1の部品は取入れ端部13Aと中間セパレーター19との間にのび、第2の部品は中間セパレーター19と取出し端部13Bとの間にのびている。
【0037】
図8〜図10に詳細に示すように、中間セパレーター19は一対のジョー21、22から成り、これらのジョー21、22はそれぞれのアクチュエーター23、24によって作動され、アクチュエーター23、24は図示例ではシリンダー・ピストンシステ厶から成っている。ジョー21、22はシリンダー・ピストンアクチュエーター23、24のステムに固定され、符号21V、22Vで示す前方輪郭はV字形である。ジョー21はスロットを備え、このスロットの内側に、二つの前方輪郭21V、22V間に案内要素15を同軸位置に保持してすなわち吸引パイプ15に対して中心決めして把持するようにしてジョー22の前方部分が貫入される。
【0038】
ジョー21、22は、吸引パイプ13に固定される案内フレーム25において摺動する。
【0039】
図9及び図10(図10ではジョー21、22は閉じた状態で示されている)に示すように、ジョー22は符号27で示す内部ダクトを備え、この内部ダクト27は、ジョー自体の輪郭22V及び頂部分に開放している(特に図9参照)。案内フレーム25は内部ダクト27の出口領域に相応した位置にスロット状開口29を備え、内部ダクト27を以下で明らかとなる目的のために加圧空気源(図示していない)に接続するたわみパイプ又はホースを配置できるようにしている。
【0040】
図17、図18及び図19に示すように、案内要素15は(部分15Bに)中空構造体を備え、この中空構造体内にステム15Cが収容され、ステム15Cはヘッド15Eで終端し(特に図17A参照)、上記ステムは案内要素自体の入れ子式に伸縮可能な部分を構成している。符号15Dは伸張ばねを示し、この伸張ばね15Dはステム15Cを案内要素の中空管状部分内へ戻すように作用する。ジョー22の内部ダクト27を通って供給され得る加圧空気は、案内要素15の中空部分15Bの内部領域を加圧して伸張ばね15Dの力に打ち勝つかつ図17〜図19に示す位置に達するまでステム15Cを引き出させる機能をもち、図20ではステム15Cは案内要素15の中空部分の内側の引き込み位置に示されている。
【0041】
吸引パイプ13に沿って通過しなければならない(以下に明らかになるように)管状品物の通過を可能にするために、中間セパレーター19のジョー21、22は開放でき、従って案内要素15を解放できるので、吸引パイプ13内に案内要素15を一時的に支持する別のシステムが設けられる。これらの支持手段は図1、図2及び図3に明暸に見ることができ、残りの図面には簡単化して示されている。これらの支持手段は、吸引パイプ13の伸長方向に沿って間隔を置いて設定されたそれぞれ三つの区分に位置決めされた三組のスライダー31、32、33から成っている。さらに詳細に説明すると、三組のスライダー31、32、33のうち二組、すなわち三つのスライダー31、32の二つの組は吸引パイプの取入れ端部13Aと中間セパレーター19との間の、吸引パイプの軸線に直交する平面に位置決めされている。スライダー33の組は中間セパレーター19と機誘引パイプ13の取出し端部13Bとの間の平面に位置決めされている。スライダー31、32、33の組は、吸引パイプ13の内壁と案内要素15との間の空間から完全に離れるように吸引パイプ13内に突出しないようにして後退すなわち引き込ませられ得る。代わりに、各組のスライダーは、案内要素15と係合して案内要素15を吸引パイプ13内に支持するようにして半径方向内方へ変位され得る。これらの組のスライダー31、32、33を同期させて作動することにより、(以下で明瞭にされる仕方で)吸引パイプ13の取出し端部13Bに向って吸引パイプ13に沿って円形針ベッド37から放出された管状品物を移送することができる。
【0042】
吸引パイプ13は端部分13Cを備え、端部分13Cは吸引パイプの残りの部分に対してそれ自体の軸線の周りで角度を成して動くことができる。吸引パイプ13は端部分13Cの回転運動はアクチュエーター35例えばステッパーモーターによって発生される。ステッパーモーターにより、全体装置の動作モードの詳細な説明から明らかとなるように、管状品物のつま先を縫い合わせる前に管状品物を適当に方向決めするために、吸引パイプ13の部分13Cの角度位置を吸引パイプ13の残りの部分(支持構造体に固定される)に対して調整できる。
【0043】
吸引パイプ13の取出し端部13Bには、全体を37で示す縫い合わせ領域が設けられている。この領域には、吸引パイプ13内から管状品物を取出し、裏返し、縫い合わせることにより上記品物のつま先を閉じ、そして装置から最終的に放出するように吸引パイプ13内に品物を再挿入する機能をもつ複数の部材が配置される。
【0044】
縫い合わせ領域37には、吸引パイプ13、一層正確には吸引パイプ13の部分13Cを包囲するユニット39が設けられている。このユニット39は、図11〜図14を参照して詳細に説明する仕方で、拡張部材及び管状品物を縫い合わせる前にかかる管状品物を裏返す部材を支持している。ユニット39は、吸引パイプ13の端部分13Cに沿って矢印ff39で示す方向に軸方向に移動できる。この目的で、摺動案内部材41及びユニット39の動きを制御するアクチュエーター43が設けられている。
【0045】
ユニット39は図11及び図12の斜視図、図13の横断面図及び図14の下から見た図に詳細に示されている。図11には、ユニット39の一部を成しかつ吸引パイプ13の部分13Cの軸線と同軸であるリング45が示されている。このリング45は多数の径方向プッシャー47を支持しており、これらの径方向プッシャー47は、つま先を縫い合わせる前に管状品物を裏返す部材を構成している。各径方向プッシャー47は、相応したアクチュエーター49、例えば小さなシリンダー・ピストンアクチュエーターによって制御される半径方向可動部を備えている。リング45の下側においてユニット39は内部吸引チャンバー53を画定する壁51を備えている。内部吸引チャンバー53は開口55を介して吸引ラインに接続され、吸引チャンバー53への吸引ラインの接続部は符号57で示されている。
【0046】
ユニット39における吸引チャンバー53内には五枚の整形プレート59が設けられ、これらの整形プレート59は回転スピンドル61で支持されている。各整形プレート59は相応した支持スピンドル61から間隔をあけた位置において、スピンドル61自体に平行にステム63を支持している。整形プレート59は、(表示を簡潔にするため重なるプッシャー47、それらのアクチュエーター49及びリング45を取り除いている図12を特に参照)、スピンドル61の第1の角位置において吸引パイプ13の軸線に対して、一層正確には吸引パイプ13の端部分13Cに対して直交する実質的に連続した壁をを形成するように構成されている。整形プレート59によって形成される壁は後で明らかとなる目的で中心穴65を備えている。
【0047】
整形プレート59は、各スピンドル61をそれ自体の軸線の周りで振動させることによって同時に開放するように制御される。このために、図13及び図14に示す機構が設けられ、この機構は、各スピンドル61の底端部に固定されかつ内歯冠歯車69と噛合うピニオン67を備え、内歯冠歯車69の回転により、ピニオン67及びスピンドル61が自発的に回転させられる。内歯冠歯車69の回転は、ピニオン70によって得られ、ピニオン70は軸72に固定され、この軸72はシリンダー・ピストンアクチュエーター74によって軸72自体の軸線の周りで回転駆動される。
【0048】
ユニット39上で吸引パイプ13の端部分13Cとほぼ整列して、縫い合わせられることになる管状品物を把持する全体を符号71で示す把持部材が設けられている。この把持部材は一対のブラケット73(特に図1〜図3、図5及び図6参照)を備え、これらのブラケット73は、両方向矢印f73で示すように相互に接近及び後退するように動き得る。矢印f73で示す方向の動きは、ブラケット73と組合されかつ水平軸線X及び垂直軸線Yに従う可動部を備える構造体(特に図5及び図6参照)によって支持された一対のシリンダー・ピストンアクチュエーターによって得られる。以下に明瞭になるように、ブラケット73は、吸引パイプ13内に貫入し、管状品物の端縁部を把持し、そしてそれを引張り、後続の縫い合わせ動作用の縫い合わせ機へ移送するために相互に接近できる。
【0049】
管状品物を把持する部材71を支持する構造体はベース構造体75で支持され、このベース構造体75は固定フレーム、例えば丸編み機3のフレーム自体に固定される。ベース構造体75はほぼ直線状である一対のバー77、79を支持している。バー77は、シリンダー・ピストンアクチュエーター(図示していない)によって両方向矢印f81で示すように動くことのできる金属部材81の部分に固定されている。このようにしてバー77は、ベースプレート75に対して代わりに固定されるバー79に近づいたり離れたり動くことができる。
【0050】
固定直線状バー79の下側にはくし型構造体83が設けられ、このくし型構造体83は図16に分離して示されている。くし型構造体83は多数の歯85を備え、そして二つの部分83A、83Bから成り、これらの部分は互いに接続され、切断刃87の摺動用の中間座を画定している。くし型構造体83は、固定直線状バー79の長手方向伸長部に直交する方向に、両方向矢印f83(特に図6参照)で示すように動くことができる。くし型構造体83内に収納した切断刃87はくし型構造体83と一緒に動き、矢印f83で示すようにくし型構造体83の動きに追従する。この動きは、図6に符号89で示すシリンダー・ピストンアクチュエーター又は同等のアクチュエーターによって得られる。
【0051】
特に図16に見られるように、切断刃87は多数のスロット87Aを備え、これらのスロット87Aは刃87の切断エッジ87Bに対して傾斜している。スロット87A内にはピン83Cが挿置され、これらのピン83Cはくし型構造体83の部分83Bに固定されている。刃87はその一端部に付属部分87Cを形成するようにのび、この付属部分87Cに刃自体の切断エッジ87Bに直交するスロット87Dが形成されている。上記スロット87Dには、切断エッジ87Bに平行でシリンダー・ピストンアクチュエーター又は同等のアクチュエーター93によって作動される可動部をもつスライダー91が係合している。アクチュエーター93は特に図6に示すようにベースプレート75で支持されている。スロット87Dにより、切断刃87は、くし型構造体83の両方向矢印f83で示す動きに追従するように、切断エッジ87Bに直交する方向に動くことができ、常にアクチュエーター93との接続を機械的接続を維持する。アクチュエーター93の動作により、刃87に矢印f87(図16)で示す方向にスラスト力が生じ、その結果、(ピン83C及びスロット87Aの構成により)くし型構造体83の長手方向伸長部に平行な一成分と直交する一成分とをもつ動きが生じる。この動きの作用は以下に明暸となるように、管状品物のつま先を縫い合わせるためにくし型構造体83が挿入される縫い目の列のループを切断する作用である。
【0052】
縫い合わせ領域37にはさらに、全体を符号95で示す縫い合わせ機が設けられ、図7には他の機械部材と分離して示されている。縫い合わせ機95は図1、図2及び図3では表示を簡潔にするため省略されている。縫い合わせ機は縫い針96及び縫い糸を吸引する口部99を備えている。符号101は糸巻きから供給され、縫い針96によって適当にピックアップされることになる縫い糸に上下運動を与える所謂“鈎針”を示している。鈎針101の形態は純粋に例として示されている。鈎針は例えば回転又は振動型のものであってもよい。同様に、鈎針と共動する針の形態は異なってもよい。縫い合わせ機95の構造は当業者にはそれ自体公知の形式のものであり、従って、ここでは更に詳しくは説明しない。針96で行われる縫い合わせの形式はいずれにしても装置の動作を参照して更に詳細に説明する。
【0053】
縫い合わせ機95は、図4に全体として符号97で示すアクチュエーターで作動され、図4に矢印f95で示すように縫い合わせ運動する。
【0054】
縫い合わせ機95には、縫い目の外側の繊維部分を切断するためにつま先を縫い合わせた後、管状品物を引き留める保持部材が組み合わせられる。この保持部材は全体を符号103で示され、装置の他の部材に対する保持部材の位置は図4に示され、その構成は図15の斜視図で詳細に示されている。
【0055】
保持部材103は一対のバー105を備え、これらのバー105は縫い合わせ機95の可動部並びに固定バー77及び可動バー79にほぼ平行である。保持バー105は、図15に両方向矢印f105で示す方向にそれ自体の伸長部に直交して動く。このようにして、保持バーは品物を保持するために互いに接近し、品物を解放するために互いに離れる方向に動くことができる。この動きは、縫い合わせ機95に固定した保持部材103の構造体に収納されたシリンダー・ピストンアクチュエーター(図示していない)によって得られる。保持部材103が縫い合わせ機95に固定されるので、保持部材103は、縫い合わせ機95が矢印f95の方向に縫い合わせ動作する際に縫い合わせ機と一体に動かされる。これにより、バー105は、縫い合わせられ手いる管状品物と整列され得る。
【0056】
さらに、刃87によって切断動作を行った後、糸の余りを取り除くシステムが縫い合わせ機95に固定され、このシステムは全体を符号107で示され、そして装置の他の部材に対する位置は図4に示されている。可能な実施の形態における取り除きシステム107の構造は図42の斜視図に示されている。取り除きシステム107は一つ以上のブラシ部材109を備え、ブラシ部材109は吸引口部111内へ挿入される垂直軸の軸線のまわりで回転し、吸引口部111を通ってブラシ部材109によって管状品物から分離された糸の余りは吸引されて取り除かれる。
【0057】
上述の装置の動作について特に図17〜図43を参照して以下に例示する。
【0058】
図17には、丸編み機3の針の円形ベッドの針7によって管状品物Mを編む最後の工程を示している。管状品物は縁部B1から編み始められ、縁部B1は図17では底部分であり、完成した品物では開いたままである。管状品物Mがソックスである場合、上記縁部はソックスの弾性縁部を構成する。最終編み工程で縁部B2が形成され、この縁部B2は縫い合わされて最終製品の閉じたつま先を形成するようにされる。
【0059】
管状品物Mの形成中に、管状品物Mはそれ自体、針7のシリンダー5と案内要素15、一層正確には吸引パイプ13の取入れ端部13Aに対して突出する上記案内要素の部分との間の空間に設定される。この工程において、吸引パイプ13に沿って設定された中間セパレーター19は閉じられ、従ってジョー21、22は案内要素15を把持し、吸引パイプ13内の位置に保持する。好ましくは、スライダー31、32の組の少なくとも一つも把持され、これらスライダーは案内要素と係合する。取入れ端部13Aと中間セパレーター19との間の吸引パイプの部分は、吸引パイプ13の取入れ側において中間セパレーター19に隣接して設定された吸引口部14を通って負圧に保たれる。吸引口部14は吸引ファンなど(図示していない)に接続される。
【0060】
案内要素15から抜き取られ得るステム15Cは、セパレーター部材19のジョーを介して供給される加圧空気によって予め抜き取り位置に押されている。この抜き取り位置において、ステム15Cのヘッド15Eはプレート59の平面上に来て、これらのプレートはヘッド自体を通すように開放される。整形プレート59が閉じると、整形プレート59間の穴65を介してステム15Cはプレート自体の上でヘッド15Eと係合したままとなる。このことは、案内要素15内に圧力がなくても従ってセパレーター部材19のジョーが開いていても、抜き取り位置のままであることを意味している。この形態において、プレート59に固定されたステム63はステム15Cの軸線に対して上方であり、以下に明瞭となる理由でステム63の半径方向負担を軽減するようにして、ステム15Cのヘッド15Eの下方でステムに形成された座に少なくとも部分的に収納される。
【0061】
管状品物Mが丸編み機3の針7の円形ベッドによって完成されると、管状品物Mは針からはずされ、吸引パイプ13内の負圧の結果として吸引パイプ13に沿って図18に示す位置まで、すなわち中間セパレーター19に近づくまで吸引される。吸引パイプ13に沿った品物Mの動きは案内要素15によって案内され、品物Mは吸引パイプ13の内壁と案内要素15との間の自由空間を摺動する。スライダー31、32の作用する横断面を越えて品物M画通過できるようにするために、スライダー31、32は交互に開閉され、それで品物Mの通過中、スライダーの組の一つだけすなわち31か又は32が案内要素15と係合される。このようにして、管状品物Mは、スライダーがセットされる部分を越えて通過でき、図18に示す位置に到達できる。
【0062】
管状品物Mが図19に示す位置に整形プレート59によって形成された壁に支持するようにして吸引パイプ13の取出し端部13Bに管状品物Mを到達させるために、中間セパレーター19はジョー21、22を互いに離れる方向に動かすことによって開放される。そして口部14を介しての吸引は止められ、接続部57を介して可動ユニット39内のチャンバー53に接続された吸引ラインを介しての吸引が作動される。この後者の吸引は前の工程ですなわち図18に示す工程で作動され得る。
【0063】
このようにして、管状品物Mは図19に示す位置に到達し、整形プレート59の閉じた形態によって形成された壁で支持される。また、この場合、管状品物Mの動きは、整形プレート59までのびる案内要素15によって案内される。中間セパレーター19のジョーの開放中、案内要素15を支持するために前に閉じられていたスライダー33は開放され、品物が通過できるようにする。スライダー33の開放は、案内要素15が常に吸引パイプ13内の実質的に中央位置に適切に保持されるようにして中間セパレーター19の閉鎖の新たな動きと同期され得る。代わりに、案内要素の横方向支持は、プレート59によって画定された壁における穴と係合することによって少なくとも部分的にも得られ得る。
【0064】
後続工程の機能は、吸引パイプ13から管状品物Mを取出し、それを裏返して閉じ作業を行い、それにより品物の縁部B2を縫って閉じたつま先を形成することにある。
【0065】
この目的で、図20(吸引パイプ13の端領域だけを示す)に示すように、プレート59は、これらのプレート59に固定されたステム63を半径方向外方へ変位させるように回転スピンドル61によって変位される。
【0066】
プレート59及びステム63は両方とも取出し端部13B上方に及び従って吸引パイプ13の外側に位置しているので、ステム63の分岐の動きは、ステム63が吸引パイプ13の縁部によって画定された邪魔部分の外側の外部半径方向位置(図20に示す)に来る部位までのばされ得る。この位置において、縁部B1に近い品物Mの繊維部分は、吸引パイプ13の邪魔部分の実質的に外側になるようにして伸張される。
【0067】
ステム63が管状品物Mと係合すると、案内要素15の入れ子式に伸縮可能なステム15Cは、案内要素15の部分15B内に引き込められ、従って案内要素15の部分15B内の圧力を低減する。ステムの引き込みは伸張ばね15の作用によって得られる。図20において、ステム15Cは引き込み位置に示されている。
【0068】
ユニット39を矢印f39で示すように垂直下方へ動かすことによって、ステム63は、吸引パイプ13の取出し端部13Bに対して外方向かつ横方向に互いに横にセットされる位置に来る。管状品物はステム63に係合され、従ってステム63に追従し、吸引パイプ13の取出し端部13Bを取巻く領域において吸引パイプ13を外部から包囲する。ステム63が管状品物Mから完全に解放されるまでユニット39は下降し続ける(図22)。
【0069】
吸引パイプ13内から完全に管状品物Mを抜き取り、管状品物Mを吸引パイプ13の外表面にかぶせて裏返すために、プッシャー47は管状品物Mに押圧され(図23)、そしてユニット39は矢印f39で示すようにさらに下方へ変位される(図24)。このようにして、矢印f39で示す可動ユニット39のさらなる下方への動きにより、管状品物Mは、ユニット39が図24に示す位置に到達するまで吸引パイプ13の外表面に沿って引かれる。この位置において、管状品物Mは完全に吸引パイプ13の外側となる。管状品物Mは、丸編み機3によって編まれた形態に対して裏返される。プッシャー47は再び分岐され、管状品物M自体(及び特に最初の縁部B1)の可撓性のため図25に示す位置に留まりかつ吸引パイプ13の外表面に把持する管状品物Mを解放する。管状品物Mが特に長い場合には、閉じた位置におけるプッシャー47によるユニット39の下向き行程は多数回繰り返され得、ユニット39をプッシャー47の先行する開放の後その都度戻して、プッシャー47がユニット39の上向きの行程中に管状品物を再び上方向へ引くのを防止する。
【0070】
図24に示すように、吸引パイプ13は二つのスリット13Dを備え、これらのスリット13Dは取出し端部13Bすなわち吸引パイプ13の縁部から一定のストレッチで吸引パイプの軸線に平行な方向に伸びている。これらスリットの機能は、ブラッケト73が管状品物Mを把持できるようし、そして縫い合わせにより品物のつま先を閉じるため吸引パイプ13から部分的に管状品物Mを摺動できるようにすることにある。しかしながら、この操作を実施する前に、管状品物Mは角度を成した位置決めを必要とし得る。
【0071】
実際、品物のつま先を閉じるようにされた縫い合わせ線は、品物自体に対して非常に正確な方向決めをしなければならず、通常ポケット、すなわちソックス又はストッキングの足部のかかと領域及びつま先領域を形成するようにされた繊維の部分を表している。縫い合わせ線は繊維のこれらのポケットに対して極めて正確な位置を取らなければならない。縫い合わせ動作の前に管状品物を適切に方向決めするために、編み操作中に、例えば品物の糸の色と異なる色の糸の幾つかの縫い目によって品物をマーキングすればよい。こうして得られたマーキングは、吸引パイプ13の取出し端部13Bの近くに設定された光電セル(図示していない)によって検出され得る。管状品物Mの適当な角度を成しての方向決めはこの点においてそれ自体の軸線のまわりでアクチュエーター35によって吸引パイプ13の部分13Cを回転することによって得られる。この回転は、図24の位置から図25の位置へ装置を動かす運動である。これら二つの図面は実際に、吸引パイプ13の取出し端部13Dの近くに形成されたスリット13Dの異なる位置に関してのみ異なっている。二つの図面間の角度位置におけるずれは、管状品物を正確な角度位置に動かすために吸引パイプ13の部分13Cが吸引パイプ自体の残りの部分に対して回転される量を表している。
【0072】
角度位置決めのこの工程中に、又はいずれの場合も適当な瞬時に、ユニット39は、図26に示す位置に達するまで、上方向に戻され、プッシャー47は引き込み位置に留まり、すなわち上記の上向きの動き中に管状品物と接触しない。
【0073】
ユニット39が図26に示す頂部位置に到達すると、プッシャーは、吸引パイプ13の取出し端部13Bの近くにおいて吸引パイプ13の外面に対して管状品物Mを押圧するように再び閉じられる。管状品物Mが吸引パイプ13の部分13Cの外面に対して管状品物Mを押圧することにより再び係合されると、部分13Cは、スリット13Dをそれらの最初の位置すなわち吸引パイプの部分13Cの軸線を含み、図26の平面に直交する平面に動かすように再び回転され得る。再びアクチュエーター35によって得られる吸引パイプ13の部分13Cのこの回転運動は、管状品物Mが摩擦係数の高い材料で有利に被覆されるプッシャー47によって保持される限り、管状品物Mの角度運動を生じさせない。このようにして、吸引パイプ13の部分13Cは管状品物M内で摺動回転し、すなわち管状品物Mの内面上で摺動する。
【0074】
図26の形態において、管状品物Mはその後の縫い合わせ操作のために正確な角度位置にあり、従って、把持部材71のブラケット73によってピックアップされ得る。互いに接近されるブラケット73はこの目的で、吸引パイプ13内で、図26に示す平面に直交する平面に従って、吸引パイプ13の長手方向断面を表す図27に示す位置へ動くまで降下される。従って、ブラケット73は吸引パイプ13の部分13Cの軸線Aを含む平面に位置し、
この平面上にスリット13Dも位置する。このようにして、図27に矢印Df73で示すように、ブラケット73は、管状品物Mの縁部B2を引っ張るために分岐され、従って縁部の二つのフラップを互いに閉じるようにする。ブラケット73の分岐運動は、ブラケットの上昇運動と組み合わされ、こうして図28に示す最終位置に達する。ブラケット73の上昇運動の最終段階では、プッシャー47は管状品物Mを保持し従って管状品物Mを長手方向に引っ張るために再び吸引パイプ13に持ち出され得る。
【0075】
この位置において、管状品物Mの縁部B2は、縁部の二つのフラップが互いに整列するようにして、ブラケット73によって伸張され又は引張られる。ブラケット73は、それらの底端部が直線状バー77、79の僅か上方になるように、垂直位置に移動する。従って直線状バー77、79は互いに近接して縁部B2の適当な位置に管状品物Mを把持する。これは、図28の平面に直交する平面に従って長手方向断面を示す図29に概略的に示される。直線状バー77は固定バー79に接近される。図28において、L1、L2は、把持部材71のブラケット73によって行われた縁部B2の引張の結果として互いに近接した縁部B2の二つの垂下端部を示している。品物は、プッシャー47によるユニット39の僅かな下方運動によって引っ張られ得る。
【0076】
図29Aは、閉じられることになる管状品物の縁部を形成する繊維の垂下端部L1、L2を示す領域の概略拡大図である。繊維の概略断面で示すように、繊維はバー77、79上に設定した一連の列X2を示し、これら列の幾つかは他の列の糸より太い糸で形成されている。上記の厚い列は、比較的厚い繊維の部分を形成し、この部分は互いに並んでセットされたバー77、79上に支持するようにされる。バー77、79は、横方向に引張られるように適当に自由に摺動するままであるように繊維に対して必ずしも押圧される必要はない。長手方向における保持は、図29AにFGで示す太い糸で得られた比較的厚い繊維の部分がバー77、79上に支持することによって保証される。列X2から成る管状品物の部分は後続の切断動作で取り除かれ、その結果、通常、管状品物Mの残りの部分の糸より品質の劣る糸で作られる。
【0077】
縫い合わせ動作中、列X2で形成された縁部は、縫い合わせ機95と組合わされかつ図33及び図34に全体を符号102で示す吸引口部を介しての吸引によって持ち上げられて保持され得る。
【0078】
矢印f83で示す方向の動きにより、くし型構造体83は、この時点で、くし型構造体83の歯85がくし型構造体83に対向して設定される列すなわち直線状バー77、79の直下に位置する列の縫い目すなわちループに貫通するまで、管状品物Mに向って押圧される。図44及びそれに続く図面を参照して詳細に示すようにそして図29Aの線図に見られるように、列(X1で示す)のループは、くし型構造体83の歯85を都合よく挿入できるようにするため、品物の残りのループより長さが長い。
【0079】
くし型構造体83の矢印F83で示す方向の動きは、図29に簡潔にするため図示していないが、前述のアクチュエーター89(図6参照)によって制御される。直線状バー77、79の閉じる動き及びくし型構造体83のその後の動きは、これらの動きを概略平面図で示す図30、図31及び図32に順に示されている。
【0080】
くし型構造体83の歯85が管状品物Mにおけるそれぞれの列の個々のループを貫通すると、可動直線状バー77は、くし型構造体83の歯85が内部に貫通する列の下方の縫い目の列のループに沿って縫い合わせを行う縫い合わせ機95の部材を挿入できるように引き込められ得る。縫い合わせ動作は図33に概略的に示されている。
【0081】
図33には、縫い合わせ機95の針96、口部99及び鈎針101を示している。またくし型構造体83も見ることができ、管状品物Mの縫い目すなわちループの相応した列内に挿入される。縫い合わせ領域は図34に拡大して示されている。図34には、くし型構造体83及び相応した歯85が、互いに接続されかつ間に刃87が設定される二つの部分83A、83B(図16の斜視図に相互に分離して示されている)からどのように構成されるかが明暸に示されており、刃はこの形態においては、引っ込んだ位置すなわち歯85に対して後方に設定した位置にある。
【0082】
縫い合わせ機の部材及び特に針96及び縫い合わせ糸Fを供給する鈎針101の動きは図35に示されている。この実施の形態において、針96は所謂ピストン針すなわち開閉部材96Aを備えた針である。この種の針は従来技術、特に本明細書の前文で引用した特許からそれ自体公知である。しかし、他の形式の針及び(又は)鈎針を用いることもできる。例えば、べら針やアイ(EYE)針を使用してもよい。縫い合わせ動作の順序は図35に明暸に示され、そして他の形式の応用に対してそれ自体知られており、従ってここでは詳細な説明は必要ではない。
【0083】
しかし、図44及びその後に続く図面から一層明らかとなる理由で、針96を備えた縫い合わせ機95によって形成した縫い目のピッチは、くし型構造体83及びそれの歯85のピッチ、すなわち列X1のループのピッチより小さいことが認められるべきである。特に、縫い目のピッチが列X1のループ及び従ってくし型構造体83の歯85のピッチの半分又は三分の一に等しいことをもくろむことができる。
【0084】
図36、図37及び図38には、内部にくし型構造体83の歯85が挿入される列X2のループの後続の切断工程が示されている。この切断動作を実施する前に、図36〜図38に符号Cで示す縫い目によって互いに接合されている管状品物Mの垂下端部L1、L2は、縫い目Cを形成する縫い合わせ機95に支持された保持部材103の保持バー105によって把持され保持される。これにより、切断動作を行なった後でも管状品物Mを保持することができる。切断は、図36の位置から図37の位置へ移動するようにして、くし型構造体83の内部に収容された刃87を動かすことによって行われる。この動きにより、刃87は、前もって内側にくし型構造体83の歯85を挿入した列X2の全てのループを切断する。
【0085】
この時点で、くし型構造体83は品物から離れて図38に示す位置に達するように動くことができ、一方、管状品物Mは、この目的のために設けられそして前もって互いに近接している保持バー105によって保持される。縫い目C上の切断糸の屑は除去装置107によって除去され、この除去装置107は図39にはバー105に平行な水平軸線をもつブラシで概略的に示されているが、実際には図40に示す形状を持ち得る。図41には、図41に符号FRで示す糸の残り屑を除去するブラシ109の作動機構(この場合垂直軸線をもつ)が拡大図で示されている。
【0086】
上記の縫い合わせ、切断および糸屑除去動作が完了すると、品物Mは、丸編み機3で作られた時の形態に相応した最終形態となるように再び表に返してから、装置から外され得る。この目的のために、ユニット39の動き及びスライダー47の作用によって品物を表に返すために、前に行った裏返し動作に対して反転動作が行われる。この時点で、つま先を縫い目フCでで閉じた品物を、吸引口部16(図43)を介して吸引し、装置から外すようにして吸引口部16を介して吸引パイプ13内に負圧が加えられる。
【0087】
ヒンジ軸線17のまわりで、案内要素15の部分15Bを部分15Aに対して動かすことにより取り外しが容易となり、それで案内要素の部分15Bは、吸引口部16の設けられた側に対して反対の側で吸引パイプ13の内壁に接触し、吸引口部16に向って縫い合わせた管状品物Mを移動させる広い通路を形成する。
【0088】
上記の動作が完了すると、装置は、丸編み機3で形成し始めた後続の管状品物Mを縫い合わせるために、図17に示す形態に戻る。
【0089】
図44、図45及び図46には、前に説明した縫い目によって閉じるための管状品物Mの縁部分B2の編物構造を詳細に示している。図44は管状品物の縁領域B2の一部分を示している。符号X1は、内側にくし型構造体83の歯85を挿入する比較的長い縫い目又はループBX1の列を表している。図44に明瞭に示すように、上記ループBX1は、その下に位置し、管状品物の本体を形成している残りのループBXより長さが長い。
【0090】
列X1上には、下側の列のループ又は編み目BXを形成する糸と同じ糸又は品質の劣る糸から成る多数の列X2が設けられている。列X2のループ又は編み目はループBXと同じ寸法である。
【0091】
また、図44において、Cは縫い合わせ機で形成した縫い目である。図44に見られるように、縫い目Cは編み目の列X1の下側に位置した編み目の列X3に相応した位置に形成されている。言い換えれば、縫い目Cは、くし型構造体83の歯85を挿入する列に隣接した編み目又はループの列に形成され、リンキングマシンで行われる通常の縫い目と比較して実質的に異なっている。
【0092】
さらに、縫い目Cのピッチは、品物の列X3及び列X1並びに任意の他の列のループ又は編み目のピッチより大きい。またこれは管状品物の通常のかがり方に比較して実質的に異なっており、管状品物の通常のかがり方では縫い目はかがる編み目又はループのピッチと正確に同じピッチをもつ。ループのピッチより小さい縫い目Cのピッチは、くし型構造体83の歯85によるロープの任意の起こり得る突然の不具合の把持が縫い合わせ動作の最終結果に不利に影響しないようにして選択される。実際に、二つの隣接したループがくし型構造体83の同一歯85に取り込まれる場合でも、縫い目C(ピッチが比較的小さい)はループを把持し、従って品物を完全に縫い合わせることができる。代わりに、従来のリンキングマシンでは、縫い合わせるべき品物をマシンのフックに間違って掛けると、製品に取り戻せない欠陥か生じることになり、その結果その製品は不良品としてはねられなければならない。
【0093】
基本的には、列X3のループは、縫い目Cを形成する縫い糸によって形成した縫い目によって垂下端部L1のループを垂下端部L2の相応したループに接合することで一体に縫い合わせられる。上記縫い糸は縫い目連鎖を形成し、二つの垂下端部を接合する縫い目の間には管状品物の二つの垂下端部を接合しない縫い目が配置される。
【0094】
図45には、縫い合わせの行われる編み目又はループの列X3の二つの部分を示している。編み目又はループX3のこの個々の列の分離表示は、ループのピッチより大きなピッチで行われる縫い合わせ状態を明瞭に示している。符号XC1、XC2は縫い糸によって形成されたループを示している。さらに詳細には、ループXC1は、品物Mの縁部B1の相互に並んでセットされた垂下端部の両方のループを形成している糸と係合するループであり、XC2は二つの垂下端部を接合しない縫い糸によって形成したループを示している。この例では縫い目は単鎖縫い目であるが、異なる実施の形態も除外されない。
【0095】
図46には、図44に示すものと同様にして縫い合わせ領域における品物を示しているが、刃47で切断動作を行った後の状態を示している。前に説明したように、切断は、列X1すなわちくし型構造体の歯85を挿入する列において行われる。従来のリンキングマシンで行われるものと違って、切断によって分離されるこの列の編み目又はループは正確には比較的長さが長く、従来のリンキングマシンの場合には、かかるリンキングマシンのフックに掛けられた編み目の列は、縫い合わせの行われる列である。これに対して、本発明の場合には切断は、縫い目の外側の隣接した列において、すなわち管状品物の本体がセットされる側に対してフックの列の反対側にセットした列において行われる。
【0096】
図44及び図46は、列X2の最初の列、すなわち列X1の直後の列が容易に撓むことのできる断面の大きな糸FGで形成されているのを概略的に示す。列X2の最初の列の代わりに、その直ぐ後に続く列を断面の大きな糸で形成することができ、或いは一つ以上の列を断面の大きな糸で形成してもよい。この糸の働きは、縫い合わせ動作のために品物を用意する工程に関して前に例示したとおりである。
【0097】
前に説明したように、通常の管状品物における編み目の列は螺旋状にのびている。つま先を一層正確にきちんと縫い合わせ又はかがるために、本発明の改良された実施の形態によれば、つま先を形成する垂下端部を接合する縫い目に伴うステッチの列は螺旋状の代わりに円形であることをもくろむことができる。これは、繊維を形成する糸を中断することによって得られる。図47には、糸が中断される領域における列X1、X2、X3の一部分を概略的に示している。この実施の形態において、各列は、I1、I2、I3及びF1、F2、F3で(各列に対して)示される始端及び終端をもつ糸で形成されている。こうして得られる編み目の完全に円形の列X1、X2、X3は、列X1の個々のループ内へ歯85を変形させて挿入することになしにくし型構造体83に沿って整列できる。同様に、縫い目Cのステッチは列X3のループを伴うだけであり、隣接した列のループと干渉しない。
【0098】
上記の図面を参照して、丸編み機3と組み合わせて、縫い合わせた又はかがられた完全な管状品物を出口で得ることのできる複雑な装置を例示してきた。しかし、本発明は、簡単な形態で、例えば半自動又はほとんど完全に手動の装置によって実施され得、いずれの場合にも、同時に高品質の完成品を維持しながら従来のリンキング(かがり操作)より非常に有利な動作でつま先を閉じることができる。
【0099】
図48〜図53には実施的に手動の装置の可能な実施の形態を示し、作業者はつま先を閉じるため手で管状品物を挿入する。この装置は、全体を符号201で示し、ギロチンの形態に形成された挿入案内装置を有し、二本の平行なバーは管状品物を挿入するための通路を画定している。管状品物はMで示されている。挿入案内装置201は三つの部分に分けられている。第1の部分201Aは装置の負荷支持構造体203に固定されている。第2の部分201Bは、例えば、前に説明したくし型構造体83と同じ機能をもつ符号207で示すくし型構造体にアプローチするように、アクチュエーター205の作用によってペダル制御で動かすことができる。
【0100】
案内装置201の第2の部分201Bが取り得る二つの位置は図48及び図49に見ることができる。図48では、第2の部分201Bは第1の部分201Aに整列しているが、図49では、第2の部分201Bはくし型構造体に接触している。
【0101】
案内装置201の第3の部分201Cは装置の構造体に固定され、第2の部分201Bが図49の位置にある時、第2の部分201Bと整列する。
【0102】
くし型構造体207はこの場合多数の堅固な構成要素207Aから成り、これらの構成要素207Aは撓めるようにして互いに接合され、そしてチェーン209に固定されて、二つのホィール211上を走行する閉じた軌道形式のくし型構造体を形成しており、二つのホィール211の一方はモーター駆動される。
【0103】
符号213は全体として、前に説明した縫い合わせ機と同様な縫い合わせ機を示しており、図50に分離して示し、また図51には、くし型構造体の一部すなわちホィール211の一方と組み合わせて示されている。縫い合わせ機213は針215及び振動型の鈎針217を備えている。
【0104】
特に図52に拡大して示すように、くし型構造体207は、それの歯208内にのびるスリットをもち、その中にデイスク型要素219が貫通でき、上記デイスク型要素219は軸221で支持され、この軸221はモーター223で回転駆動される。
【0105】
図53の平面図に示すように、くし型構造体207の下側の縫い合わせ領域には、案内輪郭部材225が設けられ、この案内輪郭部材225は最初の直線状部分225A及び後続の曲線状部分225Bを備えている。曲線状部分225Bは、図53の平面に直交する回転軸線をもちかつモーター(図示していない)によって駆動されるホィール227の縁部にほぼ平行である。ホィール227はデイスク型の刃219の下側に配置され、以下に詳細に説明するように、切断動作中に管状品物に沿って引く機能をもつ。
【0106】
上記の装置は次のように動作する。個々の品物は案内装置201の第1の部分201Aに挿入される。品物は案内装置201の第2の部分201Bまで手で押圧される。この時点で、作業者は品物を引張り、そして特殊な制御装置によって、くし型構造体の歯208が品物のループ内に挿入するようにして、くし型構造体に対して第2の部分201Bを変位させる。品物は前に説明したものと同等の編物構造をもち、前に説明した寸法で同じ目的の列X1、X2、X3を備えている。くし型構造体207が品物に係合すると、くし型構造体207は矢印F207で示す方向に前進し、そして品物を縫い合わせ機へ運ぶ。ここで、縫い合わせ及びデイスク型の刃219による切断動作が行われる。そして糸屑はブラシ231によって取り除かれる。
【0107】
図54は、管状品物の半自動縫い合わせ用の装置301の異なる実施の形態を示している。この装置は、品物を位置決めし引張る装置303及び図48〜図53の装置と同様な縫い合わせ組立体305を有している。
【0108】
位置決め及び引張り装置303は、固定軸309のまわりで回転する円形テーブル307を備えている。円形回転テーブル307は多数の吸引パイプ311を支持し、これらの吸引パイプ311の後部(図示していない)は吸引装置に接続されている。吸引パイプ311は、前に説明した吸引パイプ13の端部分13Cによって行われる作用と同じ作用を行う。吸引パイプ311は端部スリット311を備え、これらの端部スリット311内に、第1の実施の形態に関して説明したブラケット73と同等でありしかもユニット305と組合わされるブラケット313が挿入する。
【0109】
固定軸309は多数(図示例では四つ)の案内部材315を支持しており、相応したアクチュエーター317は、軸309及び吸引パイプ311に平行に、相応したリング319の変換運動を制御し、各リング319はプッシャー47と同等の多数のプッシャー321を支持している。案内部材315は相応したリング319及びプッシャー321と共に四つのステーションを画定し、縫い合わせるべき管状品物を適切に位置決めするためこれらのステーションを各吸引パイプ311が通る。
【0110】
図54の装置の動作について以下説明する。各管状品物はその端縁部を位置311Xにある吸引パイプ311内に挿入される。作業者は品物の端縁部を吸引パイプ内に挿入し、品物がパイプを包むようにしてパイプの外側に品物の弾性始端すなわち広い部分を残す。回転テーブル307は1ステップ回転して、管状品物の取付けらた吸引パイプを次のステーションへ移し、パイプに平行なそれぞれのリング319の軸方向動き及びプッシャー321の動作により管状品物は、前の実施の形態について図24を参照して例示したものと同様にして、吸引パイプの外側に裏返される。
【0111】
それに続く1ステップの回転により、吸引パイプは次のステーションへ移り、そこて、図24及び図26を参照して説明したものと同様にして管状品物の方向決めを行う。
【0112】
さらに1ステップの回転により、吸引パイプはブラケット313と整列し、管状品物をピックアップし、装置305のギロチン型の案内部材に挿入する。この位置からは、管状品物が、縫い合わせ動作中又はその終了時に回転テープル307の回転よりさらに1ステップ変位される吸引パイプの外側に弾性縁部又は広い部分が係合したままである点を除いて、図48〜図53の装置について説明した動作と同じ動作となる。
【0113】
最後のリング319は相応したプッシャー321と共に管状品物を再び表に返すのに用いられ、そして上記管状品物は、最初の実施の形態に関して説明したものと同様にしてパイプを介して吸引により取出される。
【0114】
こうして図54の装置は半自動形態で動作し、手動操作は個々の吸引パイプに管状品物を装着することだけであり、その後の操作サイクルは全て自動的に行われる。
【0115】
品物を裏返すシステムは異なる形態でもよい。例えば、リング319及びプッシャー321の代わりに吸引パイプ311の表面と共動する整形ゴムホィールが用いられ得る。これは特第1のステーションに適用され、品物は吸引パイプの外側で最初に裏返される。
【0116】
図面は、単に本発明の実際の態様を例示するためだけに本発明の可能な実施の形態を例示するだけのものであり、本発明の範囲から逸脱せずに実施の形態及び構成に関して変更できることが理解される。特許請求の範囲における符号の記載は上記の説明及び図面の観点から容易に理解できるようにするためだけのものであり、特許請求の範囲に定義した保護の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0117】
【図1】丸編み機のシリンダーから管状編物をピックアップする装置及び品物のつま先を縫い合わせる装置の斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った側面図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿った図である。
【図4】丸編み機と組合さった装置の斜視図である。
【図5】図面を簡潔にするため要素を省略した縫い合わせ領域の一部を示す斜視図である。
【図6】異なるに観察点から同じ要素を示す図5と同様な図である。
【図7】ピックアップ装置によりピックアップした管状品物のつま先を閉じる縫い合わせ機の斜視図である。
【図8】ピックアップ装置の吸引パイプに沿って設けた中間セパレーターの斜視図である。
【図9】図8の中間セパレーターの内部部材を示す図である。
【図10】中間セパレーターの縦断面図である。
【図11】拡張部材及びつま先を縫い合わせるために管状品物を裏返して準備する部材を支持する可動軸方向ユニットを示す図である。
【図12】部品を取り外した図11のユニットを示す図である。
【図13】図11及び図12のユニットの縦断面図である。
【図14】図13の線XIV−XIVに沿った下から見た図である。
【図15】つま先をふい合わせる最初の工程中に品物を保持する一対のバーを示す図である。
【図16】縫い合わせ中に品物と係合するくし型構造体及びくし型構造体内に収容された切断部材を示す図である。
【図17】〜
【図28】吸引パイプの軸線を通る横断面において、品物をピックアップする装置(又は装置の一部)、拡張部材及びつま先のふい合わせのため品物を裏返して準備する部材を示す図であり、図17Aは吸引パイプの外側領域の拡大図である。
【図29】図28の線XXIX−XXIXに沿った断面図である。
【図29A】図29の中心領域の拡大図である。
【図30】〜
【図32】品物の係合工程及びつま先を縫い合わせるための前工程としてステッチのそれぞれの列にくし型構造体を挿入する工程において品物及びくし型構造体を保持する対のバーを示す、図29の線XXX−XXXに沿った断面図である。
【図33】縫い合わせ中に品物に挿入されるくし型構造体及び縫い合わせ機を示す図である。
【図34】図33の細部の拡大図である。
【図35】縫い合わせ動作中の縫い合わせ機の針の作用を示す概略図である。
【図36】〜
【図39】くし型構造体を内側に挿入した管状品物の列のループを切断する工程を示す図である。
【図40】縫い合わせ列に隣接したループの切断後の糸の屑を取り除く工程を示す図である。
【図41】図40の細部を示す図である。
【図42】糸の屑を取り除くシステムの可能な実施の形態を示す斜視図である。
【図43】縫い合わせ動作後の管状品物の取り外し工程における吸引パイプの端部分の軸方向断面図である。
【図44】〜
【図46】つま先の縫い合わせ中に品物に施したウィービング動作を示す概略図である。
【図47】本発明の改良された実施の形態における縫い合わせの伴う列を示す概略図である。
【図48】及び
【図49】二つの異なるに動作位置における本発明による半自動縫い合わせ装置の斜視図である。
【図49A】図49細部の拡大図である。
【図50】部品を外した図48及び図49の装置と組合さった縫い合わせ機の斜視図である。
【図51】〜
【図53】図48及び図49の装置の縫い合わせ及び切断領域の細部を示す図である。
【図54】本発明による別の半自動装置を示す斜視図である。
【0001】
本発明は、ソックスやストッキングのような管状編物を製造する方法及び特に編物のつま先の二つの垂下部を繋ぎ合わせることにより編物のつま先を閉じる方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
管状編物、特にスポーツウエアなど用の男子用ストッキング及びソックスの製造においては、製品は、特に排他的ではないが針シリンダを備えた機械である丸編み機で編まれる。こうして製造された品物は最初の縁部と最後の縁部を備えている。最後の縁部は品物のつま先を形成するように閉じられなければならない。このため、今までは、連結プロセスが用いられ、この連結プロセスはいわゆる連結機械で行われる。このような連結プロセスは大変な作業となる。かかるプロセスによれば、品物の端縁部の垂下部は引っ張られ、互いに並べてセットされ、そして連結機のフックに掛けられる。この動作を実施する際には、縫い目の所与列の各縫い目又はループをそれぞれのフックに掛ける必要がある。より詳細には、各フックには、品物の端縁部の互いに並べてセットした二つの垂下部に属する同じ列の二つの相応した縫い目又はループが掛けられる。品物がフックに掛けられると、適切な連結が自動的に実施され、フックにセットされる縫い目又はループと交叉する縫いループ又は縫い目の列を成す糸によって特定のシームが形成される。フック上の各対のループには、垂下部を連結するシームの縫い目が対応している。次に、シームに対して外部にセットされる縫い目又はループが切断され、すなわち管状品物のセットされるフックと反対側のフックに隣接した縫い目の列の縫い目が切断される。最後に、管状品物はフックから取り外される。
【0003】
連結操作により、実際に完全でしかも特にスムースな閉じたつま先を得ることができる。しかし、当業者には知られているように、上述の簡単な説明から理解され得るように、かかるプロセスは、縫い合わされることになる列の個々のループ又は縫い目を連結機のフックに掛けるための労力に関して顕著な負担を伴う。作業は、特に鋭い視力をもつスタッフによって行われなければならず、そのため一般的には若い人によってのみ行われ得る。
【0004】
これらの作業を行うのに適したスタッフを見つけるコスト及び困難さにより、連結作業に頼ることはますます普通ではなくなってきている。連結に代わる手段として、管状品物のつま先は、完全に機械化した仕方ですなわちいずれにしても労力に関して少ない負担で得られるシームによって閉じられる。しかし、完成品の品質は、機械化したシームが厚い厚さでシームを形成する完全にランダムな仕方で分布した多数の縫い目の実行を伴う限り低い。編み機と組み合わせたミシンを用いてつま先を閉じる装置及び方法は、WO−A=00/01869に開示されている。
【0005】
EP−A−0635593及びEP−A−0592376には、完成品の閉じたつま先を形成するため管状品物の編んだ繊維の二つの垂下部をつなぎ合わせる方法及び装置が開示されている。この場合、直接丸編み機においてつま先を閉じる作業が行われる。シームは自動的に得られるが、編み機を実質的に変更する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、容易に自動化できしかも高品質の製品を保証する、管状編物のつま先を閉じる方法及びプロセスを提供することにある。
【0007】
別の観点によれば、本発明の別の目的は、公知の連結プロセスの欠点を伴わずに高品質のシームをもつつま先を閉じた管状編物を製造できる管状織物の製造方法を提供することにある。
【0008】
異なる観点によれば、本発明のさらに別の目的は、労力に関して高い負担を伴わずに高品質のシームをもつ管状編物のつま先を閉じることができしかも高レベルの出力を達成できる装置を提供することにある。
【0009】
管状編物を閉じるために、本発明による方法は、特に例えば管状編物の端縁部自体の二つのほぼ直径上対向した部位を把持しそして編物を引っ張ることにより編物の端縁部の二つの垂下部を互いに並べてセットすることにある。端縁部の少なくとも一つの列の縫い目又はループ内に、くし型構造体の歯が挿入され、そしてループはその後に続く縫い合わせのため整列される。こうして、くし型構造体の歯が挿入される列の隣の列の縫い目又はループに編物の垂下部をつなぎ合わせるシームが形成され、一層特に、縫い合わせの行われる縫い目の列は、くし型構造体と管状編物の本体との間に位置した列である。次に、この第2列のループの縫い合わせが行われると、くし型構造体の挿入されたループは開かれる。本発明の好ましい実施の形態によれば、くし型構造体の挿入されるループを開くのは糸を切断することにより行われる。しかし、異なった仕方でループを開く可能性は除外されない。例えば、相対的に高い温度、例えば染色液体の温度で溶融する糸を用いてくし型構造体の歯を受ける縫い目の列を形成することができる。このようにして、つま先を閉じるため管状編物の垂下部をつなぎ合わせると、編物は解放され、その後に続く処理工程に送られる。これら処理工程の一つには、溶融可能な糸が破壊される比較的高温の浴、例えば染浴中に編物を浸漬する工程が含まれる。この処理により垂下部をつなぎ合わせるシームの外側の列は取り外されることになる。以下、縫い目の切断作業について参照するが、この作業は、同じ結果をもたらす異なる作業、すなわちシームの外側の端縁部から管状編物を結果として分離する縫い目を開くことすなわち編物を中断することに代え得ることが理解されるべきである。
【0010】
縫い目を開くことが切断により行われる場合には、例えばブラシ又は他の除去部材を用いて、切断した縫い目の屑を取り除く作業を行うのが有利である。この作業は、溶融可能な糸が用いられ場合に、溶融可能な糸が加熱により完全に除去される限りにおいては必要でない。
【0011】
通常の連結プロセスに比較して、ループの縫い合わせ及びその後の切断すなわちループを開くことは両方とも、従来技術によって縫い合わされ、切断される列以外の縫い目の列において行われる。
【0012】
上記の説明から明らかなように、上記の方法は、自動的でしかも全体を機械化した仕方で都合よく実施できる。これは、くし型構造体の歯が挿入される列の縫い目の長さが編物の残りの縫い目の長さより長い場合に特に容易になる。このようにして、上記列のループ又は縫い目へのくし型構造体の挿入は極めて容易となり、いかなる困難もなしに機械的ハンドによって実行され得る。好ましくは、また縫い合わせの行われる縫い目は、好ましくはくし型構造体の歯が挿入される列の縫い目より短いが、管状編物の残りの縫い目より長い。
【0013】
本方法は有利には全体的に自動化されるが、しかしこれは、実施の形態の一連の実施例に基き例として以下に説明するように、手動又は半手動の仕方で実施する可能性を除外しない。
【0014】
実際には、本発明の方法では、連結機において起きるものと同様に仕方でしかもより簡単かつ自動化可能な方法で、縫い合わせ糸が管状編物の互いに並んでセットした二つの垂下部の個々の対の縫い目と交叉する一連の縫い目又はループを形成する限り、適切な連結シームと等価の、管状編物の垂下部をつなぎ合わせるシームを得ることは可能である。
【0015】
くし型構造体の歯が挿入される縫い目又はループに隣接した列の縫い目又はループがつま先を閉じるシームの対応した縫い目と係合されることを保証するために、ループへの歯の挿入が完全に正常でない場合(例えば端が同じ垂下部の二つの隣接したループと係合する場合)でも、編物の垂下部をつなぎ合わせるシームのピッチがくし型構造体又は縫い目すなわちループのピッチより小さいことは有利に考察され得る。例えば、編まれたシームのピッチは、縫い合わされることになる編物の列のループのピッチ又はくし型構造体のピッチの約数、例えば1/2又は1/3であり得る。
【0016】
実際に、本発明による方法は次の工程を含む。すなわち
上記垂下端部に相応した位置で管状織物の二つのほぼ直径上対向した部位を把持する工程;
上記垂下端部を互いに並べるために上記管状編物を横切って引っ張る工程;
上記管状編物を長手方向に引っ張る工程;
上記くし型構造体の各歯を第1垂下端部のループ及び第2垂下端部の相応したループ内に挿入するようにしてループの上記第1列に上記くし型構造体を挿入する工程;
第1列に隣接した上記少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程;及び
上記第1列のループを切断しそして切断した半ループを滑らせ又は他の仕方でループを開く工程。
【0017】
知られているように、普通、編物の構造は、糸が連続して供給される場合には縫い目の連続した螺旋連続体が形成されるという意味において螺旋状である。管状編物の構造がこの形式のものである場合には、くし型構造体の歯は結局隣接した列に挿入し得ることになり、同様に、縫い合わせで形成したループは、異なる列に属する、互いに並んでセットされた二つの垂下端部の相応した縫い目を接合することで終端し得る。これは、編物の構造の可変形性のために最終結果に実質的に影響しない。
【0018】
しかしながら、本発明の好ましい実施の形態によれば、くし型構造体の歯が挿入される列及び縫い合わせの行われる列はできれば直前直後の幾つかの列と共に、これらの列において縫い目を形成する糸の入口及び出口が存在するようにようにして糸を切断することによって得られ得る。これにより螺旋滋養列の代わりに円形列が得られ、くし型構造体の挿入及び縫い合わせ又は継ぎ合わせ作業が容易となり、重ねずに単一列のレベルで行われる。一つの実施の形態に関する詳細な説明よりこの特殊な特徴は明らかとなる。
【0019】
管状編物のつま先を閉じる本発明による方法は、一般に連結プロセスの場合のように、管状品物を編むプロセスと別個にかつ独立して行われる管状品物の編み作業の時及び(又は)場所と異なる時及び(又は)場所において実施され得る。
【0020】
代わりにかつ有利には、つま先を閉じる方法は直接上記品物を製造する機械において又はかかる機械に隣接した位置で実施され得る。この場合、縫い合わせ方法は管状品物を編む方法と一体にされる。従って本方法は次の工程を含む。すなわち、
最初の縁部から最後の縁部まで管状編物を編む工程;
上記最後の縁部の二つの垂下端部を互いに並べてセットする工程;
上記垂下端部の縫い目の少なくとも一つの第1列のループの内側に、多数の歯を備えたくし型構造体を挿入する工程;
縫い目の上記第1列と管状編物の本体との間に設定される縫い目の少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程;
くし型構造体の歯を挿入した縫い目の第1列のループを開く(例えば切断することにより)工程。
【0021】
いずれの場合にも、品物を編むプロセスは、本発明の好ましい実施の形態によれば、くし型構造体の歯の挿入を容易にするために、縫い目の列又は大きなサイズ又は長さのループの形成を伴う。
【0022】
本発明の別の特徴によれば、管状編物の二つの垂下端部を縫い合わせる装置が提供され、かかる装置は、
上記管状編物の第1列のループに係合する多数の歯を備えたくし型構造体と;
できれば、上記管状編物の端縁部を引っ張りかつ上記管状編物の二つの垂下端部を互いに並べるために、二つのほぼ直径上対向した部位において上記管状編物の一つの端縁部を把持する恥じ部材と;
くし型構造体の下方で互いに並べてセットした垂下端部を互いに縫い合わせる少なくとも一つの針を備えた縫い合わせ手段と;
を結合して成っている。
【0023】
上記管状編物を把持しかつ引っ張る把持部材は省略してもよく、その場合には上記動作は手動で、例えば、垂下端部を互いに並べた品物の端縁部を、互いに並べてセットした二つのバーから成る所謂切断機へ挿入することによって行われ得る。
【0024】
有利には、上記くし型構造体と係合したループを切断する切断部材が、好ましくは切断部材で切断した半ループを取り除く手段と共に設けられ得る。しかし、上記で説明したように、縫い目に隣接したループの開放は切断以外の方法で行うこともできる。その場合、切断部材及び切断した半ループの糸かす取り除く手段は設けられない。
【0025】
本発明の特に有利な実施の形態では、本装置は、くし型構造体と組み合わされかつくし型構造体に平行に設けられた一対のほぼ直線状のバーを有し、これらのバー間で、管状品物は押圧され、そしてくし型構造体の挿入のため互いに並べてセットした垂下端部と係合する。くし型構造体は対のバーと別個に設けられ得、或いはバーの一つによって担持され、上記バーに対して可動にされ得る。
【0026】
内部にくし型構造体を挿入した列のループの切断操作を容易にするために、本発明の特に有利な実施の形態によれば、切断装置はくし型構造体と組合される。切断装置はくし型構造体の歯に形成した座部内に摺動可能に収容された刃を有し得る。有効な切断のために、刃の可動部は、くし型構造体の歯の展開部に平行な構成要素及びくし型構造体の歯の展開部と直交する構成要素を備え得る。くし型構造体に切断部材を組み込む代わりに、切断部材を別の仕方で作りセットすることも可能であるが、くし型構造体に切断部材を組み込むのが構造上の観点から有利である。
【0027】
本発明による装置及び方法の別の有利な特徴は特許請求の範囲に定義される。
【0028】
丸編み機から管状品物を取出して、つま先を縫い合わせるのに適した縫い機の設けられた領域へ移送する機能をもつ本発明による装置について以下説明する。以下の説明は単に本発明による装置及び方法の可能な使用の一つに関するに過ぎず、種々の機械及び機器において実施され得ることが理解されなければならない。例えば、ここで説明した縫い機と組み合わせる代わりに、WO−A−00/01869に開示された形式の装置と組み合わせて、又はEP−A−0679746に開示された装置の一つと組み合わせて、又は他の適当な装置と組み合わせて本発明による装置及び方法を使用することができる。本発明による装置及び方法はまた、例えば2000年1月18日出願の出願中の欧州特許出願第00830020.4号又は2001年1月12日出願の対応の国際特許出願PCT/IT01/00009に開示された形式の機械と組み合わせて使用することもできる。
【0029】
一般に、本発明は、管状品物を取出し取り扱う相応した手段を備えた編み機と組み合わせる代わりに、別個に適用され得る。実際、独立した生産部門で製造された後、管状品物を乱雑にセットした容器からかかる管状品物を取出すことができる。その場合、その後の縫い合わせ工程のために管状品物を用意する工程は、例えば管状ダクトの端部分から成る適当な支持体上で縫い合わせられることになる管状品物をセットする作業者の介在をもくろんで全体として又は部分的に機械化され得る。引張り、位置決め、縫い合わせおよび放出の残りの操作は機械化され得る。
【0030】
本発明の実施の形態の限定しない例を示す添付図面及び以下の説明によって本発明はさらに良く理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
管状品物を取出しそして縫い合わせる装置は、図4には丸編み機と組み合わせて示され、また図1〜図3には丸編み機と切り離して示されている。取出し装置の内部構造は図17〜図28において見ることができる。これら図面の幾つかにおいては表示を簡潔にするため装置の部品は取り外されている。品物を取出しそしてつま先を縫い合わせる単一装置に関して取出し装置及び縫い合わせ装置から成る全体について以下参照して説明する。しかし、ピックアップ装置はつま先を閉じる異なる装置と組合され得る又はその逆にされ得ることが理解される。
【0032】
添付図面において、管状品物をピックアップしそしてつま先を閉じる装置は全体を1で示されており、また符号3は管状品物を製造する丸編み機全体を示している。丸編み機3の本質的構成要素のみを示し、これらの構成要素は特に図17〜図19で見ることができ、それ自体公知の仕方で円形針ベッドを形成する針7のシリンダー5が示されている。針シリンダー5は符号9で示す支持体によってそれ自体の軸線の周りで回転できるように支持され、そして冠歯車11と噛合う部材(図示していない)によって回転するように設定されている。円形ベッドの針7を制御する部材は図示していないが、丸編み機3の他の全ての部材のようにそれ自体公知であり、従ってここではさらに詳細には説明しない。
【0033】
装置1は実質的にU字形の吸引パイプ13を備え、符号13Aで示すその一端は以下に取入れ端部と記載し、符号13Bで示す他端は以下取出し端部と記載する。取入れ端部13Aは丸編み機3の針7のシリンダー5の下側に位置している。このようにして、吸引パイプ13はシリンダー5の内径に無関係の任意の直径を備え得る。
【0034】
吸引パイプ13の内側には、全体を符号15で示す案内要素が設けられている。この案内要素15(図示例では断面円形のほぼ管状形態である)は、丸編み機3の針7のシリンダー5の内側から取入れ端部13Aを通り吸引パイプ13の外側へのびている。案内要素15の頂端部はほぼ丸編み機3の編物形成平面まで達している。
【0035】
案内要素15は二部分から成り、一方の部分は符号15Aで示され、他方の部分は符号15Bで示されている。これら二つの部分は、吸引パイプ13及び案内要素15自体の軸線(すなわち中間線)に対して直交するトレース17の軸線の周りにヒンジ結合されている。この形態にする理由は、つま先を閉じた品物の放出動作についての説明からより一層明瞭となる。
【0036】
案内要素15は吸引パイプ13の内側で、全体を符号19で示す中間セパレーターによって支持され、中間セパレーター19の部品は図8〜図10に示されている。中間セパレーター19はまた吸引パイプ13を二つの連続した部品に分割する機能をもち、これら二つの部品の第1の部品は取入れ端部13Aと中間セパレーター19との間にのび、第2の部品は中間セパレーター19と取出し端部13Bとの間にのびている。
【0037】
図8〜図10に詳細に示すように、中間セパレーター19は一対のジョー21、22から成り、これらのジョー21、22はそれぞれのアクチュエーター23、24によって作動され、アクチュエーター23、24は図示例ではシリンダー・ピストンシステ厶から成っている。ジョー21、22はシリンダー・ピストンアクチュエーター23、24のステムに固定され、符号21V、22Vで示す前方輪郭はV字形である。ジョー21はスロットを備え、このスロットの内側に、二つの前方輪郭21V、22V間に案内要素15を同軸位置に保持してすなわち吸引パイプ15に対して中心決めして把持するようにしてジョー22の前方部分が貫入される。
【0038】
ジョー21、22は、吸引パイプ13に固定される案内フレーム25において摺動する。
【0039】
図9及び図10(図10ではジョー21、22は閉じた状態で示されている)に示すように、ジョー22は符号27で示す内部ダクトを備え、この内部ダクト27は、ジョー自体の輪郭22V及び頂部分に開放している(特に図9参照)。案内フレーム25は内部ダクト27の出口領域に相応した位置にスロット状開口29を備え、内部ダクト27を以下で明らかとなる目的のために加圧空気源(図示していない)に接続するたわみパイプ又はホースを配置できるようにしている。
【0040】
図17、図18及び図19に示すように、案内要素15は(部分15Bに)中空構造体を備え、この中空構造体内にステム15Cが収容され、ステム15Cはヘッド15Eで終端し(特に図17A参照)、上記ステムは案内要素自体の入れ子式に伸縮可能な部分を構成している。符号15Dは伸張ばねを示し、この伸張ばね15Dはステム15Cを案内要素の中空管状部分内へ戻すように作用する。ジョー22の内部ダクト27を通って供給され得る加圧空気は、案内要素15の中空部分15Bの内部領域を加圧して伸張ばね15Dの力に打ち勝つかつ図17〜図19に示す位置に達するまでステム15Cを引き出させる機能をもち、図20ではステム15Cは案内要素15の中空部分の内側の引き込み位置に示されている。
【0041】
吸引パイプ13に沿って通過しなければならない(以下に明らかになるように)管状品物の通過を可能にするために、中間セパレーター19のジョー21、22は開放でき、従って案内要素15を解放できるので、吸引パイプ13内に案内要素15を一時的に支持する別のシステムが設けられる。これらの支持手段は図1、図2及び図3に明暸に見ることができ、残りの図面には簡単化して示されている。これらの支持手段は、吸引パイプ13の伸長方向に沿って間隔を置いて設定されたそれぞれ三つの区分に位置決めされた三組のスライダー31、32、33から成っている。さらに詳細に説明すると、三組のスライダー31、32、33のうち二組、すなわち三つのスライダー31、32の二つの組は吸引パイプの取入れ端部13Aと中間セパレーター19との間の、吸引パイプの軸線に直交する平面に位置決めされている。スライダー33の組は中間セパレーター19と機誘引パイプ13の取出し端部13Bとの間の平面に位置決めされている。スライダー31、32、33の組は、吸引パイプ13の内壁と案内要素15との間の空間から完全に離れるように吸引パイプ13内に突出しないようにして後退すなわち引き込ませられ得る。代わりに、各組のスライダーは、案内要素15と係合して案内要素15を吸引パイプ13内に支持するようにして半径方向内方へ変位され得る。これらの組のスライダー31、32、33を同期させて作動することにより、(以下で明瞭にされる仕方で)吸引パイプ13の取出し端部13Bに向って吸引パイプ13に沿って円形針ベッド37から放出された管状品物を移送することができる。
【0042】
吸引パイプ13は端部分13Cを備え、端部分13Cは吸引パイプの残りの部分に対してそれ自体の軸線の周りで角度を成して動くことができる。吸引パイプ13は端部分13Cの回転運動はアクチュエーター35例えばステッパーモーターによって発生される。ステッパーモーターにより、全体装置の動作モードの詳細な説明から明らかとなるように、管状品物のつま先を縫い合わせる前に管状品物を適当に方向決めするために、吸引パイプ13の部分13Cの角度位置を吸引パイプ13の残りの部分(支持構造体に固定される)に対して調整できる。
【0043】
吸引パイプ13の取出し端部13Bには、全体を37で示す縫い合わせ領域が設けられている。この領域には、吸引パイプ13内から管状品物を取出し、裏返し、縫い合わせることにより上記品物のつま先を閉じ、そして装置から最終的に放出するように吸引パイプ13内に品物を再挿入する機能をもつ複数の部材が配置される。
【0044】
縫い合わせ領域37には、吸引パイプ13、一層正確には吸引パイプ13の部分13Cを包囲するユニット39が設けられている。このユニット39は、図11〜図14を参照して詳細に説明する仕方で、拡張部材及び管状品物を縫い合わせる前にかかる管状品物を裏返す部材を支持している。ユニット39は、吸引パイプ13の端部分13Cに沿って矢印ff39で示す方向に軸方向に移動できる。この目的で、摺動案内部材41及びユニット39の動きを制御するアクチュエーター43が設けられている。
【0045】
ユニット39は図11及び図12の斜視図、図13の横断面図及び図14の下から見た図に詳細に示されている。図11には、ユニット39の一部を成しかつ吸引パイプ13の部分13Cの軸線と同軸であるリング45が示されている。このリング45は多数の径方向プッシャー47を支持しており、これらの径方向プッシャー47は、つま先を縫い合わせる前に管状品物を裏返す部材を構成している。各径方向プッシャー47は、相応したアクチュエーター49、例えば小さなシリンダー・ピストンアクチュエーターによって制御される半径方向可動部を備えている。リング45の下側においてユニット39は内部吸引チャンバー53を画定する壁51を備えている。内部吸引チャンバー53は開口55を介して吸引ラインに接続され、吸引チャンバー53への吸引ラインの接続部は符号57で示されている。
【0046】
ユニット39における吸引チャンバー53内には五枚の整形プレート59が設けられ、これらの整形プレート59は回転スピンドル61で支持されている。各整形プレート59は相応した支持スピンドル61から間隔をあけた位置において、スピンドル61自体に平行にステム63を支持している。整形プレート59は、(表示を簡潔にするため重なるプッシャー47、それらのアクチュエーター49及びリング45を取り除いている図12を特に参照)、スピンドル61の第1の角位置において吸引パイプ13の軸線に対して、一層正確には吸引パイプ13の端部分13Cに対して直交する実質的に連続した壁をを形成するように構成されている。整形プレート59によって形成される壁は後で明らかとなる目的で中心穴65を備えている。
【0047】
整形プレート59は、各スピンドル61をそれ自体の軸線の周りで振動させることによって同時に開放するように制御される。このために、図13及び図14に示す機構が設けられ、この機構は、各スピンドル61の底端部に固定されかつ内歯冠歯車69と噛合うピニオン67を備え、内歯冠歯車69の回転により、ピニオン67及びスピンドル61が自発的に回転させられる。内歯冠歯車69の回転は、ピニオン70によって得られ、ピニオン70は軸72に固定され、この軸72はシリンダー・ピストンアクチュエーター74によって軸72自体の軸線の周りで回転駆動される。
【0048】
ユニット39上で吸引パイプ13の端部分13Cとほぼ整列して、縫い合わせられることになる管状品物を把持する全体を符号71で示す把持部材が設けられている。この把持部材は一対のブラケット73(特に図1〜図3、図5及び図6参照)を備え、これらのブラケット73は、両方向矢印f73で示すように相互に接近及び後退するように動き得る。矢印f73で示す方向の動きは、ブラケット73と組合されかつ水平軸線X及び垂直軸線Yに従う可動部を備える構造体(特に図5及び図6参照)によって支持された一対のシリンダー・ピストンアクチュエーターによって得られる。以下に明瞭になるように、ブラケット73は、吸引パイプ13内に貫入し、管状品物の端縁部を把持し、そしてそれを引張り、後続の縫い合わせ動作用の縫い合わせ機へ移送するために相互に接近できる。
【0049】
管状品物を把持する部材71を支持する構造体はベース構造体75で支持され、このベース構造体75は固定フレーム、例えば丸編み機3のフレーム自体に固定される。ベース構造体75はほぼ直線状である一対のバー77、79を支持している。バー77は、シリンダー・ピストンアクチュエーター(図示していない)によって両方向矢印f81で示すように動くことのできる金属部材81の部分に固定されている。このようにしてバー77は、ベースプレート75に対して代わりに固定されるバー79に近づいたり離れたり動くことができる。
【0050】
固定直線状バー79の下側にはくし型構造体83が設けられ、このくし型構造体83は図16に分離して示されている。くし型構造体83は多数の歯85を備え、そして二つの部分83A、83Bから成り、これらの部分は互いに接続され、切断刃87の摺動用の中間座を画定している。くし型構造体83は、固定直線状バー79の長手方向伸長部に直交する方向に、両方向矢印f83(特に図6参照)で示すように動くことができる。くし型構造体83内に収納した切断刃87はくし型構造体83と一緒に動き、矢印f83で示すようにくし型構造体83の動きに追従する。この動きは、図6に符号89で示すシリンダー・ピストンアクチュエーター又は同等のアクチュエーターによって得られる。
【0051】
特に図16に見られるように、切断刃87は多数のスロット87Aを備え、これらのスロット87Aは刃87の切断エッジ87Bに対して傾斜している。スロット87A内にはピン83Cが挿置され、これらのピン83Cはくし型構造体83の部分83Bに固定されている。刃87はその一端部に付属部分87Cを形成するようにのび、この付属部分87Cに刃自体の切断エッジ87Bに直交するスロット87Dが形成されている。上記スロット87Dには、切断エッジ87Bに平行でシリンダー・ピストンアクチュエーター又は同等のアクチュエーター93によって作動される可動部をもつスライダー91が係合している。アクチュエーター93は特に図6に示すようにベースプレート75で支持されている。スロット87Dにより、切断刃87は、くし型構造体83の両方向矢印f83で示す動きに追従するように、切断エッジ87Bに直交する方向に動くことができ、常にアクチュエーター93との接続を機械的接続を維持する。アクチュエーター93の動作により、刃87に矢印f87(図16)で示す方向にスラスト力が生じ、その結果、(ピン83C及びスロット87Aの構成により)くし型構造体83の長手方向伸長部に平行な一成分と直交する一成分とをもつ動きが生じる。この動きの作用は以下に明暸となるように、管状品物のつま先を縫い合わせるためにくし型構造体83が挿入される縫い目の列のループを切断する作用である。
【0052】
縫い合わせ領域37にはさらに、全体を符号95で示す縫い合わせ機が設けられ、図7には他の機械部材と分離して示されている。縫い合わせ機95は図1、図2及び図3では表示を簡潔にするため省略されている。縫い合わせ機は縫い針96及び縫い糸を吸引する口部99を備えている。符号101は糸巻きから供給され、縫い針96によって適当にピックアップされることになる縫い糸に上下運動を与える所謂“鈎針”を示している。鈎針101の形態は純粋に例として示されている。鈎針は例えば回転又は振動型のものであってもよい。同様に、鈎針と共動する針の形態は異なってもよい。縫い合わせ機95の構造は当業者にはそれ自体公知の形式のものであり、従って、ここでは更に詳しくは説明しない。針96で行われる縫い合わせの形式はいずれにしても装置の動作を参照して更に詳細に説明する。
【0053】
縫い合わせ機95は、図4に全体として符号97で示すアクチュエーターで作動され、図4に矢印f95で示すように縫い合わせ運動する。
【0054】
縫い合わせ機95には、縫い目の外側の繊維部分を切断するためにつま先を縫い合わせた後、管状品物を引き留める保持部材が組み合わせられる。この保持部材は全体を符号103で示され、装置の他の部材に対する保持部材の位置は図4に示され、その構成は図15の斜視図で詳細に示されている。
【0055】
保持部材103は一対のバー105を備え、これらのバー105は縫い合わせ機95の可動部並びに固定バー77及び可動バー79にほぼ平行である。保持バー105は、図15に両方向矢印f105で示す方向にそれ自体の伸長部に直交して動く。このようにして、保持バーは品物を保持するために互いに接近し、品物を解放するために互いに離れる方向に動くことができる。この動きは、縫い合わせ機95に固定した保持部材103の構造体に収納されたシリンダー・ピストンアクチュエーター(図示していない)によって得られる。保持部材103が縫い合わせ機95に固定されるので、保持部材103は、縫い合わせ機95が矢印f95の方向に縫い合わせ動作する際に縫い合わせ機と一体に動かされる。これにより、バー105は、縫い合わせられ手いる管状品物と整列され得る。
【0056】
さらに、刃87によって切断動作を行った後、糸の余りを取り除くシステムが縫い合わせ機95に固定され、このシステムは全体を符号107で示され、そして装置の他の部材に対する位置は図4に示されている。可能な実施の形態における取り除きシステム107の構造は図42の斜視図に示されている。取り除きシステム107は一つ以上のブラシ部材109を備え、ブラシ部材109は吸引口部111内へ挿入される垂直軸の軸線のまわりで回転し、吸引口部111を通ってブラシ部材109によって管状品物から分離された糸の余りは吸引されて取り除かれる。
【0057】
上述の装置の動作について特に図17〜図43を参照して以下に例示する。
【0058】
図17には、丸編み機3の針の円形ベッドの針7によって管状品物Mを編む最後の工程を示している。管状品物は縁部B1から編み始められ、縁部B1は図17では底部分であり、完成した品物では開いたままである。管状品物Mがソックスである場合、上記縁部はソックスの弾性縁部を構成する。最終編み工程で縁部B2が形成され、この縁部B2は縫い合わされて最終製品の閉じたつま先を形成するようにされる。
【0059】
管状品物Mの形成中に、管状品物Mはそれ自体、針7のシリンダー5と案内要素15、一層正確には吸引パイプ13の取入れ端部13Aに対して突出する上記案内要素の部分との間の空間に設定される。この工程において、吸引パイプ13に沿って設定された中間セパレーター19は閉じられ、従ってジョー21、22は案内要素15を把持し、吸引パイプ13内の位置に保持する。好ましくは、スライダー31、32の組の少なくとも一つも把持され、これらスライダーは案内要素と係合する。取入れ端部13Aと中間セパレーター19との間の吸引パイプの部分は、吸引パイプ13の取入れ側において中間セパレーター19に隣接して設定された吸引口部14を通って負圧に保たれる。吸引口部14は吸引ファンなど(図示していない)に接続される。
【0060】
案内要素15から抜き取られ得るステム15Cは、セパレーター部材19のジョーを介して供給される加圧空気によって予め抜き取り位置に押されている。この抜き取り位置において、ステム15Cのヘッド15Eはプレート59の平面上に来て、これらのプレートはヘッド自体を通すように開放される。整形プレート59が閉じると、整形プレート59間の穴65を介してステム15Cはプレート自体の上でヘッド15Eと係合したままとなる。このことは、案内要素15内に圧力がなくても従ってセパレーター部材19のジョーが開いていても、抜き取り位置のままであることを意味している。この形態において、プレート59に固定されたステム63はステム15Cの軸線に対して上方であり、以下に明瞭となる理由でステム63の半径方向負担を軽減するようにして、ステム15Cのヘッド15Eの下方でステムに形成された座に少なくとも部分的に収納される。
【0061】
管状品物Mが丸編み機3の針7の円形ベッドによって完成されると、管状品物Mは針からはずされ、吸引パイプ13内の負圧の結果として吸引パイプ13に沿って図18に示す位置まで、すなわち中間セパレーター19に近づくまで吸引される。吸引パイプ13に沿った品物Mの動きは案内要素15によって案内され、品物Mは吸引パイプ13の内壁と案内要素15との間の自由空間を摺動する。スライダー31、32の作用する横断面を越えて品物M画通過できるようにするために、スライダー31、32は交互に開閉され、それで品物Mの通過中、スライダーの組の一つだけすなわち31か又は32が案内要素15と係合される。このようにして、管状品物Mは、スライダーがセットされる部分を越えて通過でき、図18に示す位置に到達できる。
【0062】
管状品物Mが図19に示す位置に整形プレート59によって形成された壁に支持するようにして吸引パイプ13の取出し端部13Bに管状品物Mを到達させるために、中間セパレーター19はジョー21、22を互いに離れる方向に動かすことによって開放される。そして口部14を介しての吸引は止められ、接続部57を介して可動ユニット39内のチャンバー53に接続された吸引ラインを介しての吸引が作動される。この後者の吸引は前の工程ですなわち図18に示す工程で作動され得る。
【0063】
このようにして、管状品物Mは図19に示す位置に到達し、整形プレート59の閉じた形態によって形成された壁で支持される。また、この場合、管状品物Mの動きは、整形プレート59までのびる案内要素15によって案内される。中間セパレーター19のジョーの開放中、案内要素15を支持するために前に閉じられていたスライダー33は開放され、品物が通過できるようにする。スライダー33の開放は、案内要素15が常に吸引パイプ13内の実質的に中央位置に適切に保持されるようにして中間セパレーター19の閉鎖の新たな動きと同期され得る。代わりに、案内要素の横方向支持は、プレート59によって画定された壁における穴と係合することによって少なくとも部分的にも得られ得る。
【0064】
後続工程の機能は、吸引パイプ13から管状品物Mを取出し、それを裏返して閉じ作業を行い、それにより品物の縁部B2を縫って閉じたつま先を形成することにある。
【0065】
この目的で、図20(吸引パイプ13の端領域だけを示す)に示すように、プレート59は、これらのプレート59に固定されたステム63を半径方向外方へ変位させるように回転スピンドル61によって変位される。
【0066】
プレート59及びステム63は両方とも取出し端部13B上方に及び従って吸引パイプ13の外側に位置しているので、ステム63の分岐の動きは、ステム63が吸引パイプ13の縁部によって画定された邪魔部分の外側の外部半径方向位置(図20に示す)に来る部位までのばされ得る。この位置において、縁部B1に近い品物Mの繊維部分は、吸引パイプ13の邪魔部分の実質的に外側になるようにして伸張される。
【0067】
ステム63が管状品物Mと係合すると、案内要素15の入れ子式に伸縮可能なステム15Cは、案内要素15の部分15B内に引き込められ、従って案内要素15の部分15B内の圧力を低減する。ステムの引き込みは伸張ばね15の作用によって得られる。図20において、ステム15Cは引き込み位置に示されている。
【0068】
ユニット39を矢印f39で示すように垂直下方へ動かすことによって、ステム63は、吸引パイプ13の取出し端部13Bに対して外方向かつ横方向に互いに横にセットされる位置に来る。管状品物はステム63に係合され、従ってステム63に追従し、吸引パイプ13の取出し端部13Bを取巻く領域において吸引パイプ13を外部から包囲する。ステム63が管状品物Mから完全に解放されるまでユニット39は下降し続ける(図22)。
【0069】
吸引パイプ13内から完全に管状品物Mを抜き取り、管状品物Mを吸引パイプ13の外表面にかぶせて裏返すために、プッシャー47は管状品物Mに押圧され(図23)、そしてユニット39は矢印f39で示すようにさらに下方へ変位される(図24)。このようにして、矢印f39で示す可動ユニット39のさらなる下方への動きにより、管状品物Mは、ユニット39が図24に示す位置に到達するまで吸引パイプ13の外表面に沿って引かれる。この位置において、管状品物Mは完全に吸引パイプ13の外側となる。管状品物Mは、丸編み機3によって編まれた形態に対して裏返される。プッシャー47は再び分岐され、管状品物M自体(及び特に最初の縁部B1)の可撓性のため図25に示す位置に留まりかつ吸引パイプ13の外表面に把持する管状品物Mを解放する。管状品物Mが特に長い場合には、閉じた位置におけるプッシャー47によるユニット39の下向き行程は多数回繰り返され得、ユニット39をプッシャー47の先行する開放の後その都度戻して、プッシャー47がユニット39の上向きの行程中に管状品物を再び上方向へ引くのを防止する。
【0070】
図24に示すように、吸引パイプ13は二つのスリット13Dを備え、これらのスリット13Dは取出し端部13Bすなわち吸引パイプ13の縁部から一定のストレッチで吸引パイプの軸線に平行な方向に伸びている。これらスリットの機能は、ブラッケト73が管状品物Mを把持できるようし、そして縫い合わせにより品物のつま先を閉じるため吸引パイプ13から部分的に管状品物Mを摺動できるようにすることにある。しかしながら、この操作を実施する前に、管状品物Mは角度を成した位置決めを必要とし得る。
【0071】
実際、品物のつま先を閉じるようにされた縫い合わせ線は、品物自体に対して非常に正確な方向決めをしなければならず、通常ポケット、すなわちソックス又はストッキングの足部のかかと領域及びつま先領域を形成するようにされた繊維の部分を表している。縫い合わせ線は繊維のこれらのポケットに対して極めて正確な位置を取らなければならない。縫い合わせ動作の前に管状品物を適切に方向決めするために、編み操作中に、例えば品物の糸の色と異なる色の糸の幾つかの縫い目によって品物をマーキングすればよい。こうして得られたマーキングは、吸引パイプ13の取出し端部13Bの近くに設定された光電セル(図示していない)によって検出され得る。管状品物Mの適当な角度を成しての方向決めはこの点においてそれ自体の軸線のまわりでアクチュエーター35によって吸引パイプ13の部分13Cを回転することによって得られる。この回転は、図24の位置から図25の位置へ装置を動かす運動である。これら二つの図面は実際に、吸引パイプ13の取出し端部13Dの近くに形成されたスリット13Dの異なる位置に関してのみ異なっている。二つの図面間の角度位置におけるずれは、管状品物を正確な角度位置に動かすために吸引パイプ13の部分13Cが吸引パイプ自体の残りの部分に対して回転される量を表している。
【0072】
角度位置決めのこの工程中に、又はいずれの場合も適当な瞬時に、ユニット39は、図26に示す位置に達するまで、上方向に戻され、プッシャー47は引き込み位置に留まり、すなわち上記の上向きの動き中に管状品物と接触しない。
【0073】
ユニット39が図26に示す頂部位置に到達すると、プッシャーは、吸引パイプ13の取出し端部13Bの近くにおいて吸引パイプ13の外面に対して管状品物Mを押圧するように再び閉じられる。管状品物Mが吸引パイプ13の部分13Cの外面に対して管状品物Mを押圧することにより再び係合されると、部分13Cは、スリット13Dをそれらの最初の位置すなわち吸引パイプの部分13Cの軸線を含み、図26の平面に直交する平面に動かすように再び回転され得る。再びアクチュエーター35によって得られる吸引パイプ13の部分13Cのこの回転運動は、管状品物Mが摩擦係数の高い材料で有利に被覆されるプッシャー47によって保持される限り、管状品物Mの角度運動を生じさせない。このようにして、吸引パイプ13の部分13Cは管状品物M内で摺動回転し、すなわち管状品物Mの内面上で摺動する。
【0074】
図26の形態において、管状品物Mはその後の縫い合わせ操作のために正確な角度位置にあり、従って、把持部材71のブラケット73によってピックアップされ得る。互いに接近されるブラケット73はこの目的で、吸引パイプ13内で、図26に示す平面に直交する平面に従って、吸引パイプ13の長手方向断面を表す図27に示す位置へ動くまで降下される。従って、ブラケット73は吸引パイプ13の部分13Cの軸線Aを含む平面に位置し、
この平面上にスリット13Dも位置する。このようにして、図27に矢印Df73で示すように、ブラケット73は、管状品物Mの縁部B2を引っ張るために分岐され、従って縁部の二つのフラップを互いに閉じるようにする。ブラケット73の分岐運動は、ブラケットの上昇運動と組み合わされ、こうして図28に示す最終位置に達する。ブラケット73の上昇運動の最終段階では、プッシャー47は管状品物Mを保持し従って管状品物Mを長手方向に引っ張るために再び吸引パイプ13に持ち出され得る。
【0075】
この位置において、管状品物Mの縁部B2は、縁部の二つのフラップが互いに整列するようにして、ブラケット73によって伸張され又は引張られる。ブラケット73は、それらの底端部が直線状バー77、79の僅か上方になるように、垂直位置に移動する。従って直線状バー77、79は互いに近接して縁部B2の適当な位置に管状品物Mを把持する。これは、図28の平面に直交する平面に従って長手方向断面を示す図29に概略的に示される。直線状バー77は固定バー79に接近される。図28において、L1、L2は、把持部材71のブラケット73によって行われた縁部B2の引張の結果として互いに近接した縁部B2の二つの垂下端部を示している。品物は、プッシャー47によるユニット39の僅かな下方運動によって引っ張られ得る。
【0076】
図29Aは、閉じられることになる管状品物の縁部を形成する繊維の垂下端部L1、L2を示す領域の概略拡大図である。繊維の概略断面で示すように、繊維はバー77、79上に設定した一連の列X2を示し、これら列の幾つかは他の列の糸より太い糸で形成されている。上記の厚い列は、比較的厚い繊維の部分を形成し、この部分は互いに並んでセットされたバー77、79上に支持するようにされる。バー77、79は、横方向に引張られるように適当に自由に摺動するままであるように繊維に対して必ずしも押圧される必要はない。長手方向における保持は、図29AにFGで示す太い糸で得られた比較的厚い繊維の部分がバー77、79上に支持することによって保証される。列X2から成る管状品物の部分は後続の切断動作で取り除かれ、その結果、通常、管状品物Mの残りの部分の糸より品質の劣る糸で作られる。
【0077】
縫い合わせ動作中、列X2で形成された縁部は、縫い合わせ機95と組合わされかつ図33及び図34に全体を符号102で示す吸引口部を介しての吸引によって持ち上げられて保持され得る。
【0078】
矢印f83で示す方向の動きにより、くし型構造体83は、この時点で、くし型構造体83の歯85がくし型構造体83に対向して設定される列すなわち直線状バー77、79の直下に位置する列の縫い目すなわちループに貫通するまで、管状品物Mに向って押圧される。図44及びそれに続く図面を参照して詳細に示すようにそして図29Aの線図に見られるように、列(X1で示す)のループは、くし型構造体83の歯85を都合よく挿入できるようにするため、品物の残りのループより長さが長い。
【0079】
くし型構造体83の矢印F83で示す方向の動きは、図29に簡潔にするため図示していないが、前述のアクチュエーター89(図6参照)によって制御される。直線状バー77、79の閉じる動き及びくし型構造体83のその後の動きは、これらの動きを概略平面図で示す図30、図31及び図32に順に示されている。
【0080】
くし型構造体83の歯85が管状品物Mにおけるそれぞれの列の個々のループを貫通すると、可動直線状バー77は、くし型構造体83の歯85が内部に貫通する列の下方の縫い目の列のループに沿って縫い合わせを行う縫い合わせ機95の部材を挿入できるように引き込められ得る。縫い合わせ動作は図33に概略的に示されている。
【0081】
図33には、縫い合わせ機95の針96、口部99及び鈎針101を示している。またくし型構造体83も見ることができ、管状品物Mの縫い目すなわちループの相応した列内に挿入される。縫い合わせ領域は図34に拡大して示されている。図34には、くし型構造体83及び相応した歯85が、互いに接続されかつ間に刃87が設定される二つの部分83A、83B(図16の斜視図に相互に分離して示されている)からどのように構成されるかが明暸に示されており、刃はこの形態においては、引っ込んだ位置すなわち歯85に対して後方に設定した位置にある。
【0082】
縫い合わせ機の部材及び特に針96及び縫い合わせ糸Fを供給する鈎針101の動きは図35に示されている。この実施の形態において、針96は所謂ピストン針すなわち開閉部材96Aを備えた針である。この種の針は従来技術、特に本明細書の前文で引用した特許からそれ自体公知である。しかし、他の形式の針及び(又は)鈎針を用いることもできる。例えば、べら針やアイ(EYE)針を使用してもよい。縫い合わせ動作の順序は図35に明暸に示され、そして他の形式の応用に対してそれ自体知られており、従ってここでは詳細な説明は必要ではない。
【0083】
しかし、図44及びその後に続く図面から一層明らかとなる理由で、針96を備えた縫い合わせ機95によって形成した縫い目のピッチは、くし型構造体83及びそれの歯85のピッチ、すなわち列X1のループのピッチより小さいことが認められるべきである。特に、縫い目のピッチが列X1のループ及び従ってくし型構造体83の歯85のピッチの半分又は三分の一に等しいことをもくろむことができる。
【0084】
図36、図37及び図38には、内部にくし型構造体83の歯85が挿入される列X2のループの後続の切断工程が示されている。この切断動作を実施する前に、図36〜図38に符号Cで示す縫い目によって互いに接合されている管状品物Mの垂下端部L1、L2は、縫い目Cを形成する縫い合わせ機95に支持された保持部材103の保持バー105によって把持され保持される。これにより、切断動作を行なった後でも管状品物Mを保持することができる。切断は、図36の位置から図37の位置へ移動するようにして、くし型構造体83の内部に収容された刃87を動かすことによって行われる。この動きにより、刃87は、前もって内側にくし型構造体83の歯85を挿入した列X2の全てのループを切断する。
【0085】
この時点で、くし型構造体83は品物から離れて図38に示す位置に達するように動くことができ、一方、管状品物Mは、この目的のために設けられそして前もって互いに近接している保持バー105によって保持される。縫い目C上の切断糸の屑は除去装置107によって除去され、この除去装置107は図39にはバー105に平行な水平軸線をもつブラシで概略的に示されているが、実際には図40に示す形状を持ち得る。図41には、図41に符号FRで示す糸の残り屑を除去するブラシ109の作動機構(この場合垂直軸線をもつ)が拡大図で示されている。
【0086】
上記の縫い合わせ、切断および糸屑除去動作が完了すると、品物Mは、丸編み機3で作られた時の形態に相応した最終形態となるように再び表に返してから、装置から外され得る。この目的のために、ユニット39の動き及びスライダー47の作用によって品物を表に返すために、前に行った裏返し動作に対して反転動作が行われる。この時点で、つま先を縫い目フCでで閉じた品物を、吸引口部16(図43)を介して吸引し、装置から外すようにして吸引口部16を介して吸引パイプ13内に負圧が加えられる。
【0087】
ヒンジ軸線17のまわりで、案内要素15の部分15Bを部分15Aに対して動かすことにより取り外しが容易となり、それで案内要素の部分15Bは、吸引口部16の設けられた側に対して反対の側で吸引パイプ13の内壁に接触し、吸引口部16に向って縫い合わせた管状品物Mを移動させる広い通路を形成する。
【0088】
上記の動作が完了すると、装置は、丸編み機3で形成し始めた後続の管状品物Mを縫い合わせるために、図17に示す形態に戻る。
【0089】
図44、図45及び図46には、前に説明した縫い目によって閉じるための管状品物Mの縁部分B2の編物構造を詳細に示している。図44は管状品物の縁領域B2の一部分を示している。符号X1は、内側にくし型構造体83の歯85を挿入する比較的長い縫い目又はループBX1の列を表している。図44に明瞭に示すように、上記ループBX1は、その下に位置し、管状品物の本体を形成している残りのループBXより長さが長い。
【0090】
列X1上には、下側の列のループ又は編み目BXを形成する糸と同じ糸又は品質の劣る糸から成る多数の列X2が設けられている。列X2のループ又は編み目はループBXと同じ寸法である。
【0091】
また、図44において、Cは縫い合わせ機で形成した縫い目である。図44に見られるように、縫い目Cは編み目の列X1の下側に位置した編み目の列X3に相応した位置に形成されている。言い換えれば、縫い目Cは、くし型構造体83の歯85を挿入する列に隣接した編み目又はループの列に形成され、リンキングマシンで行われる通常の縫い目と比較して実質的に異なっている。
【0092】
さらに、縫い目Cのピッチは、品物の列X3及び列X1並びに任意の他の列のループ又は編み目のピッチより大きい。またこれは管状品物の通常のかがり方に比較して実質的に異なっており、管状品物の通常のかがり方では縫い目はかがる編み目又はループのピッチと正確に同じピッチをもつ。ループのピッチより小さい縫い目Cのピッチは、くし型構造体83の歯85によるロープの任意の起こり得る突然の不具合の把持が縫い合わせ動作の最終結果に不利に影響しないようにして選択される。実際に、二つの隣接したループがくし型構造体83の同一歯85に取り込まれる場合でも、縫い目C(ピッチが比較的小さい)はループを把持し、従って品物を完全に縫い合わせることができる。代わりに、従来のリンキングマシンでは、縫い合わせるべき品物をマシンのフックに間違って掛けると、製品に取り戻せない欠陥か生じることになり、その結果その製品は不良品としてはねられなければならない。
【0093】
基本的には、列X3のループは、縫い目Cを形成する縫い糸によって形成した縫い目によって垂下端部L1のループを垂下端部L2の相応したループに接合することで一体に縫い合わせられる。上記縫い糸は縫い目連鎖を形成し、二つの垂下端部を接合する縫い目の間には管状品物の二つの垂下端部を接合しない縫い目が配置される。
【0094】
図45には、縫い合わせの行われる編み目又はループの列X3の二つの部分を示している。編み目又はループX3のこの個々の列の分離表示は、ループのピッチより大きなピッチで行われる縫い合わせ状態を明瞭に示している。符号XC1、XC2は縫い糸によって形成されたループを示している。さらに詳細には、ループXC1は、品物Mの縁部B1の相互に並んでセットされた垂下端部の両方のループを形成している糸と係合するループであり、XC2は二つの垂下端部を接合しない縫い糸によって形成したループを示している。この例では縫い目は単鎖縫い目であるが、異なる実施の形態も除外されない。
【0095】
図46には、図44に示すものと同様にして縫い合わせ領域における品物を示しているが、刃47で切断動作を行った後の状態を示している。前に説明したように、切断は、列X1すなわちくし型構造体の歯85を挿入する列において行われる。従来のリンキングマシンで行われるものと違って、切断によって分離されるこの列の編み目又はループは正確には比較的長さが長く、従来のリンキングマシンの場合には、かかるリンキングマシンのフックに掛けられた編み目の列は、縫い合わせの行われる列である。これに対して、本発明の場合には切断は、縫い目の外側の隣接した列において、すなわち管状品物の本体がセットされる側に対してフックの列の反対側にセットした列において行われる。
【0096】
図44及び図46は、列X2の最初の列、すなわち列X1の直後の列が容易に撓むことのできる断面の大きな糸FGで形成されているのを概略的に示す。列X2の最初の列の代わりに、その直ぐ後に続く列を断面の大きな糸で形成することができ、或いは一つ以上の列を断面の大きな糸で形成してもよい。この糸の働きは、縫い合わせ動作のために品物を用意する工程に関して前に例示したとおりである。
【0097】
前に説明したように、通常の管状品物における編み目の列は螺旋状にのびている。つま先を一層正確にきちんと縫い合わせ又はかがるために、本発明の改良された実施の形態によれば、つま先を形成する垂下端部を接合する縫い目に伴うステッチの列は螺旋状の代わりに円形であることをもくろむことができる。これは、繊維を形成する糸を中断することによって得られる。図47には、糸が中断される領域における列X1、X2、X3の一部分を概略的に示している。この実施の形態において、各列は、I1、I2、I3及びF1、F2、F3で(各列に対して)示される始端及び終端をもつ糸で形成されている。こうして得られる編み目の完全に円形の列X1、X2、X3は、列X1の個々のループ内へ歯85を変形させて挿入することになしにくし型構造体83に沿って整列できる。同様に、縫い目Cのステッチは列X3のループを伴うだけであり、隣接した列のループと干渉しない。
【0098】
上記の図面を参照して、丸編み機3と組み合わせて、縫い合わせた又はかがられた完全な管状品物を出口で得ることのできる複雑な装置を例示してきた。しかし、本発明は、簡単な形態で、例えば半自動又はほとんど完全に手動の装置によって実施され得、いずれの場合にも、同時に高品質の完成品を維持しながら従来のリンキング(かがり操作)より非常に有利な動作でつま先を閉じることができる。
【0099】
図48〜図53には実施的に手動の装置の可能な実施の形態を示し、作業者はつま先を閉じるため手で管状品物を挿入する。この装置は、全体を符号201で示し、ギロチンの形態に形成された挿入案内装置を有し、二本の平行なバーは管状品物を挿入するための通路を画定している。管状品物はMで示されている。挿入案内装置201は三つの部分に分けられている。第1の部分201Aは装置の負荷支持構造体203に固定されている。第2の部分201Bは、例えば、前に説明したくし型構造体83と同じ機能をもつ符号207で示すくし型構造体にアプローチするように、アクチュエーター205の作用によってペダル制御で動かすことができる。
【0100】
案内装置201の第2の部分201Bが取り得る二つの位置は図48及び図49に見ることができる。図48では、第2の部分201Bは第1の部分201Aに整列しているが、図49では、第2の部分201Bはくし型構造体に接触している。
【0101】
案内装置201の第3の部分201Cは装置の構造体に固定され、第2の部分201Bが図49の位置にある時、第2の部分201Bと整列する。
【0102】
くし型構造体207はこの場合多数の堅固な構成要素207Aから成り、これらの構成要素207Aは撓めるようにして互いに接合され、そしてチェーン209に固定されて、二つのホィール211上を走行する閉じた軌道形式のくし型構造体を形成しており、二つのホィール211の一方はモーター駆動される。
【0103】
符号213は全体として、前に説明した縫い合わせ機と同様な縫い合わせ機を示しており、図50に分離して示し、また図51には、くし型構造体の一部すなわちホィール211の一方と組み合わせて示されている。縫い合わせ機213は針215及び振動型の鈎針217を備えている。
【0104】
特に図52に拡大して示すように、くし型構造体207は、それの歯208内にのびるスリットをもち、その中にデイスク型要素219が貫通でき、上記デイスク型要素219は軸221で支持され、この軸221はモーター223で回転駆動される。
【0105】
図53の平面図に示すように、くし型構造体207の下側の縫い合わせ領域には、案内輪郭部材225が設けられ、この案内輪郭部材225は最初の直線状部分225A及び後続の曲線状部分225Bを備えている。曲線状部分225Bは、図53の平面に直交する回転軸線をもちかつモーター(図示していない)によって駆動されるホィール227の縁部にほぼ平行である。ホィール227はデイスク型の刃219の下側に配置され、以下に詳細に説明するように、切断動作中に管状品物に沿って引く機能をもつ。
【0106】
上記の装置は次のように動作する。個々の品物は案内装置201の第1の部分201Aに挿入される。品物は案内装置201の第2の部分201Bまで手で押圧される。この時点で、作業者は品物を引張り、そして特殊な制御装置によって、くし型構造体の歯208が品物のループ内に挿入するようにして、くし型構造体に対して第2の部分201Bを変位させる。品物は前に説明したものと同等の編物構造をもち、前に説明した寸法で同じ目的の列X1、X2、X3を備えている。くし型構造体207が品物に係合すると、くし型構造体207は矢印F207で示す方向に前進し、そして品物を縫い合わせ機へ運ぶ。ここで、縫い合わせ及びデイスク型の刃219による切断動作が行われる。そして糸屑はブラシ231によって取り除かれる。
【0107】
図54は、管状品物の半自動縫い合わせ用の装置301の異なる実施の形態を示している。この装置は、品物を位置決めし引張る装置303及び図48〜図53の装置と同様な縫い合わせ組立体305を有している。
【0108】
位置決め及び引張り装置303は、固定軸309のまわりで回転する円形テーブル307を備えている。円形回転テーブル307は多数の吸引パイプ311を支持し、これらの吸引パイプ311の後部(図示していない)は吸引装置に接続されている。吸引パイプ311は、前に説明した吸引パイプ13の端部分13Cによって行われる作用と同じ作用を行う。吸引パイプ311は端部スリット311を備え、これらの端部スリット311内に、第1の実施の形態に関して説明したブラケット73と同等でありしかもユニット305と組合わされるブラケット313が挿入する。
【0109】
固定軸309は多数(図示例では四つ)の案内部材315を支持しており、相応したアクチュエーター317は、軸309及び吸引パイプ311に平行に、相応したリング319の変換運動を制御し、各リング319はプッシャー47と同等の多数のプッシャー321を支持している。案内部材315は相応したリング319及びプッシャー321と共に四つのステーションを画定し、縫い合わせるべき管状品物を適切に位置決めするためこれらのステーションを各吸引パイプ311が通る。
【0110】
図54の装置の動作について以下説明する。各管状品物はその端縁部を位置311Xにある吸引パイプ311内に挿入される。作業者は品物の端縁部を吸引パイプ内に挿入し、品物がパイプを包むようにしてパイプの外側に品物の弾性始端すなわち広い部分を残す。回転テーブル307は1ステップ回転して、管状品物の取付けらた吸引パイプを次のステーションへ移し、パイプに平行なそれぞれのリング319の軸方向動き及びプッシャー321の動作により管状品物は、前の実施の形態について図24を参照して例示したものと同様にして、吸引パイプの外側に裏返される。
【0111】
それに続く1ステップの回転により、吸引パイプは次のステーションへ移り、そこて、図24及び図26を参照して説明したものと同様にして管状品物の方向決めを行う。
【0112】
さらに1ステップの回転により、吸引パイプはブラケット313と整列し、管状品物をピックアップし、装置305のギロチン型の案内部材に挿入する。この位置からは、管状品物が、縫い合わせ動作中又はその終了時に回転テープル307の回転よりさらに1ステップ変位される吸引パイプの外側に弾性縁部又は広い部分が係合したままである点を除いて、図48〜図53の装置について説明した動作と同じ動作となる。
【0113】
最後のリング319は相応したプッシャー321と共に管状品物を再び表に返すのに用いられ、そして上記管状品物は、最初の実施の形態に関して説明したものと同様にしてパイプを介して吸引により取出される。
【0114】
こうして図54の装置は半自動形態で動作し、手動操作は個々の吸引パイプに管状品物を装着することだけであり、その後の操作サイクルは全て自動的に行われる。
【0115】
品物を裏返すシステムは異なる形態でもよい。例えば、リング319及びプッシャー321の代わりに吸引パイプ311の表面と共動する整形ゴムホィールが用いられ得る。これは特第1のステーションに適用され、品物は吸引パイプの外側で最初に裏返される。
【0116】
図面は、単に本発明の実際の態様を例示するためだけに本発明の可能な実施の形態を例示するだけのものであり、本発明の範囲から逸脱せずに実施の形態及び構成に関して変更できることが理解される。特許請求の範囲における符号の記載は上記の説明及び図面の観点から容易に理解できるようにするためだけのものであり、特許請求の範囲に定義した保護の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0117】
【図1】丸編み機のシリンダーから管状編物をピックアップする装置及び品物のつま先を縫い合わせる装置の斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った側面図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿った図である。
【図4】丸編み機と組合さった装置の斜視図である。
【図5】図面を簡潔にするため要素を省略した縫い合わせ領域の一部を示す斜視図である。
【図6】異なるに観察点から同じ要素を示す図5と同様な図である。
【図7】ピックアップ装置によりピックアップした管状品物のつま先を閉じる縫い合わせ機の斜視図である。
【図8】ピックアップ装置の吸引パイプに沿って設けた中間セパレーターの斜視図である。
【図9】図8の中間セパレーターの内部部材を示す図である。
【図10】中間セパレーターの縦断面図である。
【図11】拡張部材及びつま先を縫い合わせるために管状品物を裏返して準備する部材を支持する可動軸方向ユニットを示す図である。
【図12】部品を取り外した図11のユニットを示す図である。
【図13】図11及び図12のユニットの縦断面図である。
【図14】図13の線XIV−XIVに沿った下から見た図である。
【図15】つま先をふい合わせる最初の工程中に品物を保持する一対のバーを示す図である。
【図16】縫い合わせ中に品物と係合するくし型構造体及びくし型構造体内に収容された切断部材を示す図である。
【図17】〜
【図28】吸引パイプの軸線を通る横断面において、品物をピックアップする装置(又は装置の一部)、拡張部材及びつま先のふい合わせのため品物を裏返して準備する部材を示す図であり、図17Aは吸引パイプの外側領域の拡大図である。
【図29】図28の線XXIX−XXIXに沿った断面図である。
【図29A】図29の中心領域の拡大図である。
【図30】〜
【図32】品物の係合工程及びつま先を縫い合わせるための前工程としてステッチのそれぞれの列にくし型構造体を挿入する工程において品物及びくし型構造体を保持する対のバーを示す、図29の線XXX−XXXに沿った断面図である。
【図33】縫い合わせ中に品物に挿入されるくし型構造体及び縫い合わせ機を示す図である。
【図34】図33の細部の拡大図である。
【図35】縫い合わせ動作中の縫い合わせ機の針の作用を示す概略図である。
【図36】〜
【図39】くし型構造体を内側に挿入した管状品物の列のループを切断する工程を示す図である。
【図40】縫い合わせ列に隣接したループの切断後の糸の屑を取り除く工程を示す図である。
【図41】図40の細部を示す図である。
【図42】糸の屑を取り除くシステムの可能な実施の形態を示す斜視図である。
【図43】縫い合わせ動作後の管状品物の取り外し工程における吸引パイプの端部分の軸方向断面図である。
【図44】〜
【図46】つま先の縫い合わせ中に品物に施したウィービング動作を示す概略図である。
【図47】本発明の改良された実施の形態における縫い合わせの伴う列を示す概略図である。
【図48】及び
【図49】二つの異なるに動作位置における本発明による半自動縫い合わせ装置の斜視図である。
【図49A】図49細部の拡大図である。
【図50】部品を外した図48及び図49の装置と組合さった縫い合わせ機の斜視図である。
【図51】〜
【図53】図48及び図49の装置の縫い合わせ及び切断領域の細部を示す図である。
【図54】本発明による別の半自動装置を示す斜視図である。
Claims (42)
- 管状編物の二つの垂下端部を互いに並べてセットする工程と;
上記垂下端部の縫い目の少なくとも一つの第1列のループの内側に、多数の歯を備えたくし型構造体を挿入する工程と;
縫い目の上記第1列と管状編物の本体との間に設定される縫い目の少なくとも一つの第2のループを互いに縫い合わせる工程と;
縫い目の第1列のループを開く工程と
を含むことを特徴とする管状編物における閉じたつま先の形成方法。 - 上記第2列のループが、縫い糸で形成された縫い目によって上記二つの垂下端部の一つの第1列の各ループを上記二つの垂下端部の一つの第2列の相応したループにつなぎ合わせることで互いに縫い合わされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 上記縫い糸がループの少なくとも一つの連鎖体を形成し、二つの垂下端部をつなぎ合わせる縫い目間に管状編物の垂下端部をつなぎ合わせない縫い目が間隔を置いて配置されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 第1列の上記ループがカッティングによって開かれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- さらに、第1列の上記ループのカッティングによって発生した糸のかすを除去する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 第1列の上記ループが易破壊糸を用いて得られることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 上記易破壊糸が、加熱により破壊できる糸であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 上記第1列のループが上記第2列のループ及び管状編物を形成する残りのループより長い長さをもつことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 上記第2列のループが上記第1列のループより短くしかも管状編物の残りのループより長い長さをもつことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが、上記ループのピッチより小さなピッチをもつシームで縫い合わせられることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが、上記ループのピッチの半分に等しい又はそれより小さい縫い合わせピッチで縫い合わせられることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが、上記くし型構造体の歯のピッチより小さい縫い合わせピッチで縫い合わせられることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが、上記くし型構造体の歯のピッチの半分に等しい又はそれより小さい縫い合わせピッチで縫い合わせられることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 上記垂下端部に相応した位置で管状織物の二つのほぼ直径上対向した部位を把持する工程と;
上記垂下端部を互いに並べるために上記管状編物を横切って引っ張る工程と;
上記管状編物を長手方向に引っ張る工程と;
上記くし型構造体の各歯を第1垂下端部のループ及び第2垂下端部の相応したループ内に挿入するようにしてループの上記第1列に上記くし型構造体を挿入する工程と;
上記少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程と;
上記第1列のループを開く工程と;
を含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。 - 第2列のループの縫い合わせが単一連鎖型のシームによって行われることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 最初の縁部から最後の縁部まで管状編物を編む工程と;
上記最後の縁部の二つの垂下端部を互いに並べてセットする工程と;
上記垂下端部の縫い目の少なくとも一つの第1列のループの内側に、多数の歯を備えたくし型構造体を挿入する工程と;
縫い目の上記第1列と管状編物の本体との間に設定される縫い目の少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程と;
縫い目の第1列のループを開く工程と
を含むことを特徴とする閉じたつま先をもつ管状編物の製造方法。 - 上記第2列のループが、縫い糸で形成された縫い目によって上記二つの垂下端部の一つの第1列の各ループを上記二つの垂下端部の一つの第2列の相応したループにつなぎ合わせることで互いに縫い合わされることを特徴とする請求項16に記載の方法。
- 上記縫い糸が縫い目の少なくとも一つの連鎖体を形成し、二つの垂下端部をつなぎ合わせる縫い目間に管状編物の二つの垂下端部をつなぎ合わせない縫い目が間隔を置いて配置されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 第1列の上記ループがカッティングによって開かれることを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載の方法。
- さらに、第1列の上記ループのカッティングによって発生した糸のかすを除去する工程を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
- 第1列の上記ループが易破壊糸を用いて得られることを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 上記易破壊糸が、加熱により破壊できる糸であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
- 品物の本体が編まれ、品物の本体の編みの端部で、編み目の少なくとも上記第1列に品物の本体を成す列のループより長さの長いループが形成されることを特徴とする請求項16〜22のいずれか一項に記載の方法。
- 編み目の上記第1列の後に、品物の本体を形成する繊維より厚い繊維帯体が形成されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが上記ループのピッチより小さいピッチをもつシームで縫い合わせられることを特徴とする請求項16〜24のいずれか一項に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが上記ループのピッチの半分に等しい又はそれより小さい縫い合わせピッチで縫い合わせられることを特徴とする請求項25に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが、上記くし型構造体の歯のピッチより小さい縫い合わせピッチで縫い合わせられることを特徴とする請求項16〜26のいずれか一項に記載の方法。
- 上記少なくとも一つの第2列のループが、上記くし型構造体の歯のピッチの半分に等しい又はそれより小さい縫い合わせピッチで縫い合わせられることを特徴とする請求項27に記載の方法。
- 上記垂下端部に相応した位置で管状編物の二つのほぼ直径上対向した部位を把持する工程と;
上記垂下端部を互いに並べるために上記管状編物を横切って引っ張る工程と;
上記管状編物を長手方向に引っ張る工程と;
上記くし型構造体の各歯を第1垂下端部のループ及び第2垂下端部の相応したループ内に挿入するようにしてループの上記第1列に上記くし型構造体を挿入する工程と;
上記少なくとも一つの第2列のループを互いに縫い合わせる工程と;
上記第1列のループを開く工程と;
を含むことを特徴とする請求項16〜28のいずれか一項に記載の方法。 - 第2列のループの縫い合わせが単一連鎖型のシームによって行われることを特徴とする請求項16〜29のいずれか一項に記載の方法。
- 管状編物の二つの垂下端部を縫い合わせる及び上記管状編物の閉じたつま先を形成する装置において、
上記管状編物の第1列のループに係合する多数の歯を備えたくし型構造体と;
くし型構造体の下方で互いに並べてセットした垂下端部を互いに縫い合わせる少なくとも一つの針を備えた縫い合わせ手段と;
を結合して成ることを特徴とする装置。 - 上記管状編物の端縁部を引っ張りかつ上記管状編物の二つの垂下端部を互いに並べるために、二つのほぼ直径上対向した部位において上記管状編物の一つの端縁部を把持する把持部材を有することを特徴とする請求項31に記載の装置。
- 上記くし型構造体と係合したループを切断する切断部材を有することを特徴とする請求項31又は請求項32に記載の装置。
- ループを切断することで生じた糸かすを取り除く部材を有することを特徴とする請求項33に記載の装置。
- さらに、上記くし型構造体と組み合わされかつ上記くし型構造体に平行に設けられた一対のほぼ直線状のバーを有し、これらのバー間に、垂下端部を互いに並べてセットして管状編物を押圧することを特徴とする請求項31〜33のいずれか一項に記載の装置。
- 上記くし型構造体が上記バーの一つによって担持され、上記バーに対して可動であることを特徴とする請求項35に記載の装置。
- 上記くし型構造体の歯内に上記くし型構造体に対する座部が形成されることを特徴とする請求項31〜36のいずれか一項に記載の装置。
- 上記切断部材に、くし型構造体の長手方向展開部に平行な構成要素及びくし型構造体の長手方向展開部と直交する構成要素を備えた切断可動部が設けられることを特徴とする請求項31〜37のいずれか一項に記載の装置。
- くし型構造体と係合した縫い目の切断中に管状編物の本体とくし型構造体との間に管状編物を保持する保持部材を有することを特徴とする請求項31〜38のいずれか一項に記載の装置。
- 管状編物の端縁部が挿入されることになる裁断機を有し、上記裁断機及び上記くし型構造体が、上記裁断機に係合した管状編物内にくし型構造体を挿入できるようにするため相対運動することを特徴とする請求項31に記載の装置。
- 上記くし型構造体が撓み性構造体であることを特徴とする請求項31〜40のいずれか一項に記載の装置。
- 請求項31〜41のいずれか一項に記載の装置を有する管状編物を製造する編み機。
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