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JP2005298164A - フィルムの貼着装置及びフィルム貼着体の製造方法 - Google Patents

フィルムの貼着装置及びフィルム貼着体の製造方法 Download PDF

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JP2005298164A
JP2005298164A JP2004118287A JP2004118287A JP2005298164A JP 2005298164 A JP2005298164 A JP 2005298164A JP 2004118287 A JP2004118287 A JP 2004118287A JP 2004118287 A JP2004118287 A JP 2004118287A JP 2005298164 A JP2005298164 A JP 2005298164A
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film
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adherend
crimping
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JP2004118287A
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Kunio Yamamoto
邦雄 山本
Daijiro Kikuchi
大二郎 菊地
Tomoyo Shimura
朋代 志村
Yasuyuki Ohara
康之 大原
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Tsuchiya KK
Original Assignee
Tsuchiya KK
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Abstract

【課題】 フィルムを被着体の周縁端部に貼着加工する際、貼着不良を抑制するのに適した貼着装置を提供する。
【解決手段】 フィルムの貼着装置2を、被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着させる当接部位6を備える折り返し手段4と、該折り返し手段4によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位26を備える圧着手段24と、前記折り返し手段と前記圧着手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部3、23とから構成する。この貼着装置2によれば、確実にフィルムを周縁端部で折り返して周縁端部と周縁裏面とに貼着することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、被着体の周縁端部を覆うようにフィルムを貼着する装置に関し、特に、貼着不良を抑制して良好な貼着状態を得ることのできるフィルム貼着装置およびフィルム貼着体の製造方法に関する。
近年、車両のドアフレーム、フェンダー、およびピラーなどに対して、例えば塗膜様の意匠層を有するフィルムを貼着加工することがよく行われている。(特許文献1)このようなフィルム貼着加工は、これらの被着体の主たる被着面に対してフィルムを貼着し、ついで、フィルムで被着体の周縁の端部を巻き込んで当該周縁近傍、すわなち、周縁端部、および周縁の裏面側を貼着するように行なわれる。結果として、フィルムによって被着体の被着面が周縁部まで覆われた貼着体が得られる。図7には、貼着体1の表面及び周縁端部1a及び周縁裏面1bにフィルム100が貼着された状態が示されている。このような貼着加工に際しては、貼着面の良好な外観を確保するために、フィルムを当該部分の形状に応じ正確にかつ皺やエア噛みなどを起こさずに貼着する必要がある。
貼着加工の周縁部の貼着加工段階においては、手作業でフィルムを被着体の周縁端部に沿って折り返し、かつ被着体の裏面に手指でフィルムを押圧して圧着する手法が採用されている。しかしながら、手作業で行なうため、折り返し形状、折り返し量、圧着力においてばらつきが生じやすく、この結果、フィルムに皺や伸び、エア噛みなどの貼着不良が発生させることがあった。
特開2002−211832号公報
そこで、本発明は、フィルムを被着体の周縁端部に貼着加工する際、貼着不良を抑制するのに適した貼着装置を提供することを目的とする。また、本発明は、フィルムを被着体の周縁端部に貼着加工する際、貼着不良を抑制できる貼着体の製造方法を提供することを他の目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明者らは、フィルムの周縁端部における折り返し及び圧着と、折り返したフィルムの周縁裏面への圧着とをそれぞれ独立して行う部位を備え、周縁端部に沿って摺動可能な貼着装置によれば、上記した課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。すわなち、本発明によれば以下の手段が提供される。
本発明によれば、フィルムの貼着装置であって、被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着させる当接部位を備える折り返し手段と、該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、前記折り返し手段と前記圧着手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、を備える、貼着装置が提供される。この貼着装置の好ましい形態は、前記折り返し手段は、前記周縁端部近傍の形状に対応した凹状部を有する、上記貼着装置である。また、他の好ましい形態は、前記折り返し手段の前記当接部位は弾性材料で形成された弾性面を有する、上記いずれかの貼着装置である。さらにまた、他の好ましい形態は、前記折り返し手段は、前記周縁端部側に付勢可能に形成されている、上記いずれかの貼着装置である。また、前記折り返し手段は1個あるいは2個以上の回転体で構成される、上記いずれかの貼着装置であり、前記2個以上の折り返し手段は、前記被着体の周縁に追従可能に並設されている、上記貼着装置である。
また、別の好ましい形態としては、前記圧着手段は、前記周縁端部近傍の形状に対応した凹状体である、上記いずれかの貼着装置が提供される。さらに別の好ましい形態としては、前記圧着手段は、前記周縁裏面と前記周縁表面とを押圧可能に挟持する、上記いずれかの貼着装置である。さらにまた、別の好ましい形態としては、前記圧着手段は、前記押圧部位が弾性材料で形成された弾性面を有する、上記いずれかの貼着装置である。また別の好ましい形態は、前記圧着手段は、前記周縁裏面側に付勢可能に形成されている、上記いずれかの貼着装置であり、前記圧着手段は、1個あるいは2個以上の回転体で構成される、上記いずれかの貼着装置である。
また、本発明によれば、フィルムの貼着装置であって、被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着する当接部位を備える手段と、該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、前記折り返し手段と前記圧着手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、を備え、前記折り返し手段は、前記被着体の周縁端部及び周縁表面に当接する当接部位を有し、前記圧着手段は、前記被着体の周縁裏面及び周縁表面を押圧可能に挟持するとともに前記押圧部位は周縁方向に沿って回転する回転体の側面であって弾性材料で形成された弾性面を有している、貼着装置が提供される。
さらに、本発明によれば、フィルムの貼着装置であって、被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着する当接部位を備える折り返し手段と、該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、前記折り返し手段と前記押圧手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、を備え、前記折り返し手段は、前記周縁端部側に付勢可能に形成されるとともに前記当接部位は前記周縁方向に沿って回転する回転体の側面であって弾性材料で形成された弾性面を有しており、前記圧着手段は、前記被着体の周縁裏面側に付勢可能に形成されるとともに前記押圧部位は前記周縁方向に沿って回転する回転体の側面であって弾性材料で形成された弾性面を有している、貼着装置が提供される。
さらにまた、本発明によれば、フィルムの貼着装置であって、被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着する当接部位を備える折り返し手段と、該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に圧着する押圧部位を備える圧着手段と、前記折り返し手段と前記押圧手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、を備え、前記折り返し手段は、前記被着体の周縁端部近傍形状に対応した凹状部に前記当接部位を有する回転体であり、前記圧着手段は、前記被着体の周縁端部近傍形状に対応した凹状体である、貼着装置が提供される。
本発明の他の側面によれば、フィルムが被着体の表面及び周縁端部及びこれに連続する周縁裏面に貼着された貼着体の製造方法であって、前記フィルムを前記被着体の表面に貼着して、該フィルムの外周部分が前記周縁端部から未貼着の状態で延出された状態とする工程と、前記周縁端部に前記いずれかの貼着装置をセットする工程と、該貼着装置を周縁端部に沿って摺動させて前記フィルムの外周部分を前記周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着するとともに、折り返されたフィルムの外周部分を前記被着体の周縁裏面に圧着する工程と、を備える、製造方法が提供される。
本発明のフィルムの貼着装置は、
被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに圧着させる当接部位を備える折り返し手段と、
該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、
前記折り返し手段と前記押圧手段とを前記周縁端部に対して摺動可能に備える基部と、
を備えている。本装置によれば、前記折り返し手段を備えているため、前記フィルムの外周部分を一定の形態で的確に被着体の周縁端部を基部にして折り返すとともに、周縁端部にフィルムを圧着することができる。また、前記圧着手段を備えているため、前記折り返し手段によって的確に折り返された外周部分を確実に被着体の周縁裏面に圧着することができる。これらの折り返し手段と圧着手段とは、いずれも周縁端部に対して摺動可能に備えられているため、被着体の周縁に沿って連続的にフィルムの外周部分を折り返し・圧着できる。この結果、フィルムの外周部分を被着体の周縁端部に沿って貼着する際の貼着不良が抑制され、容易に外観の良好な貼着体を得ることができる。本発明によれば、フィルムの貼着装置のほか、貼着体の製造方法が提供される。以下、本発明の貼着装置の実施形態を、図を参照しながら説明するとともに、貼着体の製造方法について説明する。なお、図に示される形態は、本発明の好ましい形態ではあるが、本発明を限定するものではない。
(貼着装置)
(第1の形態)
図1には、本発明の貼着装置の好ましい第1の形態が示されている。以下、貼着装置2を適宜参照しつつ、本発明の貼着装置の基本的形態と第1の形態における特徴部位について説明する。貼着装置2は、折り返し手段4と圧着手段24とを備えている。なお、本形態における貼着装置2は、被着体1の周縁端部1aを挟持可能な基部3、23を有しており、基部3の当該挟持部位5の最奥部に、被着体1の周縁端部1aが当接される折り返し手段4が備えられており、基部23の当該挟持部位5の対抗する部位に、フィルム100の折り返された外周部分を被着体1の周縁裏面1bに押圧するように圧着手段24が備えられている。
(折り返し手段)
折り返し手段4は、フィルム100によって覆われた被着体1の周縁端部1aに当接する当接部位6を有している。当接部位6は、貼着装置2を周縁方向に沿って摺動させたときに、フィルム100を周縁端部1aを基部に折り返しできる程度の周縁方向に沿った長さを有しており、その幅は、少なくとも周縁端部1aの厚みを有していればよい。この当接部位6の表面あるいは内部は、周縁端部1aの形状に追従できるような弾性材料で構成されていることが好ましい。こうすることで、当接部位6が周縁端部1aに密着してフィルム100を的確にかつ容易に折り返すことができる。さらに、被着体1の周縁端部1aの周縁形状に沿って当接部位6を追従させやすくすることでフィルム100の折り返しを確実に行なうことができるようになる。当接部位6の表面が弾性材料で形成された弾性面を有していることがより好ましい。弾性面を有していることで、周縁端部1a近傍に当接部位6が押付けられて当該近傍に当接部位6を密着させることができ、折返しと圧着とを確実に行うことができる。このような弾性材料は、例えば、通常クッション材に用いられる発泡体等を用いることができる。また、当接部位6の表面及び内部に弾性材料を備える構成に替えて、折り返し手段4を周縁端部1a側に付勢可能に形成する構成を採用することもできる。折り返し手段4を周縁端部1a側に付勢可能とするには、例えば、当接部位6を備える部材をバネなどの弾性体を用いて周縁端部1a側に付勢させた状態とすることによって構成できる。
折り返し手段4は、周縁端部1aに当接する部位に加えて、周縁端部1aに連続する被着体の表面および/または裏面の少なくとも一部に当接する部位を備えていることが好ましい。このような当接部位7を備えることで、より的確にフィルム100の外周部分を折り返すことができるようになる。したがって、折り返し手段4における当接部位としては、周縁端部1aにのみ当接する単なる縦壁状形態の他、周縁裏面1bあるいは周縁表面1cにも当接するL字状形態、周縁裏面1b及び周縁表面1cにも当接する凹状形態の計3種類を提示することができる。第1の形態にあっては、このような追加の当接部位7として、被着体1の周縁表面1cに当接する部位を備えており、L字状の当接部位を構成している。
折り返し手段4は、貼着装置2が被着体1の周縁端部を摺動させる進行方向において圧着手段24(具体的にはその押圧部位26)より先行する部位(前方側)に備えられていればよい。一旦、折り返し手段4によりフィルム100に折り返し形状が付与されるとその折り返し形状は容易に維持されるため(フィルム100は少なくとも周縁端部1aにa着された状態となるから)、その状態でフィルム100を被着体1の周縁裏面1bに圧着すればよいからである。折り返し手段4は、貼着装置2を被着体1の周縁に適用する際の当該周縁に沿った方向の幅にわたって形成されていることがより確実に折り返し状態を維持する点において好ましい。また、貼着装置2を摺動させる際の進行方向に沿って圧着手段24の前後にわたって形成されていることで、貼着装置2を双方向に移動させることが可能となる点において好ましい。第1の形態にあっては、折り返し手段4の当接部位6が貼着装置2の周縁方向に沿う幅のほぼ全体において備えられており、圧着手段24の押圧部位26が当該幅のほぼ中央に備えられている。このため、貼着装置2は、双方向に摺動可能なものとなっている。なお、第1の形態においては、折り返し手段4の当接部位6の貼着装置2の両端側は、フィルム100を折り返しやすいように曲面を有し、また、当接部位6の中央部分よりも周縁端部1a側(圧着手段24側)に突出した構成となっている。
なお、本形態においては、折り返し手段4は摺動に伴って変位しない不動の形態としたが、折り返し手段4は、1個あるいは2個以上の回転体で構成することができる。すわなち、その外周面が周縁方向に沿って回転可能な部材として配置することで、貼着装置2を被着体1の周縁端部1aに沿ってスムーズに摺動させることができるとともに、確実にフィルム100と裏面1cとの間のエア(施工液の場合もある)を追い出し、皺や延びの発生を回避して、良好な状態でフィルムを周縁裏面1bに貼着することができる。さらに、回転体が双方向に回転可能とされることで、貼着方向も双方向とすることができ、貼着装置2を周縁端部1aに対して往復動させて貼着することもできる。
(圧着手段)
圧着手段24は、フィルム100の外周部分を被着体1の周縁の裏面1cに圧着できるものであればよい。したがって、フィルム100に接触して裏面1c側に押圧する押圧部位26を備えている。押圧部位26は折り返し手段4との関係において、被着体1の周縁端部1aが折り返し手段4の当接部位6に押し当てられた状態で、周縁端部1aのすぐ間際の周縁裏面1b側を押圧できるように配置されていることが好ましい。こうすることで、折り返し手段4によって折り返されたフィルム100の外周部分を周縁端部1a及びそれに連続する周縁裏面1bに密着させて周縁に沿ってきれいにフィルム100を貼着することができる。
圧着手段24は、少なくとも押圧部位26の表面あるいは内部に弾性材料を有していることが好ましい。弾性材料を有していることで、周縁の裏面1cの形状に沿ってフィルム100を密着させることができ、エアなどの巻き込みを排除しつつ確実にフィルム100を裏面1cに圧着できる。より好ましくは、押圧部位26の表面が弾性材料で形成されて弾性面を有していることが好ましい。
押圧部位26を周縁の裏面1cに密着させる効果は、圧着手段6が周縁裏面1bに対して付勢されている構成によっても容易に得ることができる。圧着手段6が周縁裏面1bに付勢されることで、押圧部位26を裏面1cに密着させることが可能になるからである。さらに、押圧部位26がその押圧部位26に弾性材料を備えるとともに、圧着手段24が周縁裏面1bに付勢されている場合には、周縁裏面1bにおいて比較的大きな段差があったとしても確実にフィルム100を裏面1cに圧着することができる。本形態においては、押圧部位26は弾性面を有する構成となっている。
圧着手段24は、周縁裏面1bを押圧する押圧部位26の他、周縁表面1cを押圧する部位27を有していることが好ましい。すなわち、被着体1の周縁を挟持するものであることが好ましい。挟持形態であると、貼着装置2を被着体1の周縁に対して安定して保持し摺動させることができるとともに、容易に適切な圧力で押圧できるからである。挟持形態においては、圧着のための圧力は、挟持する部位において対向する部材間の距離で設定することもできるし、対抗する部材間に作用する弾性力あるいは復元力によって調整することができる。
本形態にあっては、圧着手段24は挟持形態を有しており、押圧部位26に対向する押圧部位27を折り返し手段4の追加の当接部位7の一部とすることとし、押圧部位26と押圧部位27とは、弾性体(ここではバネ体)の復元力を用いて適度な圧力で対向された互いに押圧する構成となっている。このような構成を得るための具体的構成は、当業者が必要に応じて適宜設計することができるが、例えば、折り返し手段4を備える第1の基材3を中央部分を支点として圧着手段24を備える第2の基材23に対して揺動可能であって、前記支点に対して第1の基材3の当接部位6、7の反対側を、第2の基材23に対して圧縮された弾性体28を介して固定するように構成することができる。
圧着手段24は、摺動に際してその押圧部位26が変位しない構成とすることもできるが、1個あるいは2個以上の回転体で構成されて押圧部位26が回転する構成とすることが好ましい。すわなち、その外周面が周縁方向に沿って回転可能な筒状あるいは柱状の部材として配置することで、貼着装置2を被着体1の周縁端部1aに沿ってスムーズに摺動させることができるとともに、確実にフィルム100と裏面1cとの間のエア(施工液の場合もある)を追い出し、皺や延びの発生を回避して、良好な状態でフィルムを周縁裏面1bに貼着することができる。さらに、回転体が双方向に回転可能とされることで、貼着方向も双方向とすることができ、貼着装置2を周縁端部1aに対して往復動させて貼着することもできる。特に、折り返し手段4及び圧着手段24のうち、少なくともいずれかが回転体で構成されていることが好ましい。本形態においては、圧着手段24は、断面が円形の1個の短柱状の回転体24aで構成されている。
貼着装置2には、折り返し手段4の当接部位6、7及び圧着手段24の当接部位26、27のいずれか、あるいはこれらのいずれかに加えて被着体1の周縁端部1a、周縁裏面1b、周縁表面1cのいずれと接触する部分に他の部位より低摩擦の滑面層を備えていることが好ましい。こうすることで、フィルム100の折り返しと圧着とを容易に行い、効果的に貼着不良を抑制できる。なお、滑面層はポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂製とすることが好ましい。また、滑面層は、回転する部材よりも、変位しない不動の部材に備えられていることが好ましい。本形態の貼着装置2においては、当接部位6、7の表面に滑面層を備えている。
(貼着体の製造方法)
次に、こうした貼着装置2を用いてフィルム100を被着体1の周縁に貼着して、貼着体を製造する方法について説明する。
まず、貼着装置2をフィルム100を折り返した状態でセットする。図2(a)には、被着体1の主たる被着面にフィルム100が貼られ、周縁端部1aからフィルム100の外周部分が延出された状態が記載されている。貼着装置2の把持部30を把持して、弾性体28の復元力に反する外力を付与して圧着手段24側を開き、この状態で、被着体1の周縁端部1aから延出されたフィルム100の外周部分を、押圧部位26を用いてフィルム100の外周部分を被着体1の周縁裏面1b側に折り返しながら当接部位6で周縁端部1aに当てることによって、フィルム100の外周部分を被着体1の周縁裏面1b側に完全に折り返し、この状態で、把持部30への外力を緩和し、第1の基部3と第2の基部23とを閉じる。フィルム100を折り返した状態を側面側から見た図を図2(b)に示す。こうすることで、フィルム100の外周部分が周縁端部1aで折り返され周縁端部1aに圧着されるとともに、圧着手段24の押圧部位26が、フィルム100の外周部分を被着体1の周縁裏面1bに押圧した状態が形成される。なお、貼着装置2をセットする位置は、好ましくは、フィルム100の外周部分の貼着しようとする周縁の長さのほぼ中央部分であることが好ましい。中央部分にセットして当該中央部分からフィルム100の外周部分を折り返して周縁に沿って一方の端部へ向かって貼着して連続して貼着する距離を周縁全体の約半分とすることで、貼着に際して生じるフィルム100の伸び量を抑制して、フィルム100の伸びによる貼着状態の不具合を抑制することができる。
次いで、貼着装置2の把持部30を把持し折り返し手段4の当接部位6を周縁端部1aに押し当てながら、貼着装置2を周縁のずれか一端側に向けて摺動させる。このとき、当接部位6は貼着装置2を摺動させるのと同時にフィルム100の外周部分を周縁裏面1bに折り返し、周縁端部1aにフィルムを圧着できる。当接部位6に弾性材料を備えるか、折り返し手段4が周縁端部1a側に付勢されている場合には、周縁形状が曲線形状であっても周縁端部1aに密着して連続的な折り返しを容易にしている。さらに、当接部位6及び当接部位7に滑面層を備えている場合には、フィルム100を傷つけることなく、シワやよれを寄せることなく押圧状態で摺動させることができる。
これとほぼ同時に、圧着手段24の押圧部位26は、周縁裏面1bにフィルム100を押圧して、裏面1bに圧着する。押圧部位27を備える場合、周縁端部1a近傍を挟持して、フィルム100を周縁裏面1bに確実に圧着できる。また、圧着手段24は、周縁の長さ方向に沿った摺動に伴い回転する回転体であるため、次々にフィルム100の外周部分をシワなどを発生させることなくエアを排出しつつ折り返すことを可能としている。
なお、貼着装置2においては、圧着手段24が弾性体28の復元力により周縁裏面1bに押し当てられる構成を備えているため、周縁裏面1bにシーラーが厚みを持って塗布されていても、この厚みを吸収しあるいは十分な押圧力でフィルム100を周縁裏面1cに押圧してフィルム100を圧着することができる。また、貼着装置2は、当接部位6、7の表面に滑面層を備えているため、フィルム100で覆われた被着体1の周縁端部1a近傍をスムーズに摺動させることができ、フィルム100に皺や伸び、エア噛みの発生を抑制できる。
被着体1の周縁の一端までフィルム100の貼着を終了したら、そのまま被着体1の周縁を挟持した状態で当初のセット位置まで貼着装置2を摺動させ、セット位置から他端まで貼着装置2を摺動させることで、連続的にフィルム100の外周部分を折り返すとともに周縁裏面1bに圧着することができる。
以上説明したように、貼着装置2によれば、フィルムの外周部分を周縁に沿って正確にかつ確実に貼着できる。しかも、貼着装置2を把持しつつ、被着体1の周縁に沿って摺動させるだけであるため、作業の熟練度に関係なく高い精度で貼着作業を遂行することができる。
(第2の形態)
次に、本発明の好ましい第2の形態について説明する。以下、第2の形態において特徴的な部分を主として説明する。図3には、本発明の貼着装置の好ましい第2の形態が示されている。本形態における貼着装置42は、第1の形態と同様、折り返し手段44と圧着手段64とを備えている。本形態の貼着装置42は、全体として被着体1の周縁端部1aと周縁裏面1bとに対応する略L字形態を備えている。
(折り返し手段)
本形態の貼着装置42は、基部43、63を備えており、これらの基部43、63が略L字形態を構成している。折り返し手段44は、基部43に備えられている。貼着装置42においては、折り返し手段44は、被着体1の周縁方向に沿うことができるように並列され、独立した2つの回転体44a、44bで構成されている。回転体44a、44bは、それぞれ貼着装置42を被着体1の周縁に沿って回転可能に構成されている。回転体44a、44bは、適切な間隔を置いて配列されているが、本形態においては、回転体44a、44bは、互いの回転を妨げない程度に近接して配置されている。また、回転体44a、44bは、回転しても被着体1の周縁端部1aにその側面が常時当接するような筒状体あるいは柱状体形状を有していることが好ましく、本形態にあっては、回転体44a、44bは、それぞれ断面が円形であって、その側面が、それぞれ被着体1の周縁端部1aに当接する当接部位46a、46bを構成する円柱体で形成されている。これらの当接部位46a、46bは、周縁端部1a形状に密着し追従できる弾性材料で構成された弾性面を備えている。当接部位46a、46bは、周縁端部1aの厚みに十分対応できる幅(円柱体の高さに相当する)を有しており、弾性面において周縁端部1aおよびこれに連続する周縁裏面1bおよび周縁表面1cの一部を含んで追従し密着可能となっている。
折り返し手段44は、圧着手段64との関係において、周縁を摺動させる進行方向に沿ってより前方側に位置されるように構成されている。回転体44aは、周縁方向に沿う一方向において圧着手段64より前方に位置されており、回転体44bは、周縁方向に沿う他の方向において圧着手段53より前方に位置されている。結果として、貼着装置42は、周縁方向に沿う双方向に摺動可能となっている。
さらに、各回転体44a、44bは、周縁端部1a方向に付勢されて装着されており、常時十分な押圧力でフィルム100を周縁端部1aに押圧できるようになっている。また、回転体44a、44bは、ほぼ同程度の押圧力で付勢されている。折り返し手段44を周縁端部1aに付勢するには、例えば、回転体44a、44bの回転軸45a、45bを支持する孔部において周縁端部1aの反端側に弾性体48a、48bを収縮可能に介在させて支持する構成を採ることができる。
本貼着装置42においては、折り返し手段44が回転体44a、44bの2個で形成され、それぞれが独立して周縁端部1a側に付勢されているため、周縁形状が曲面であったり、凹凸があったりしても、当接部位46a、46bは周縁形状に確実に追従でき、確実にフィルム100を周縁端部1aに密着及び圧着することができる。また、回転体44a、44bの当接部位46a、46bも弾性面を有しているため、一層確実にフィルム100を周縁端部1aに密着及び圧着させることができる。
(圧着手段)
圧着手段64は、折り返し手段44と協働するように基部63に備えられている。圧着手段64は、周縁方向に沿って回転可能な1個の回転体64aで構成されている。圧着手段64は、柱状体の回転体64aであり、その側面を、フィルム100を周縁裏面1bに常時押圧できる押圧部位66として備えている。本形態においては、回転体64aは、断面円形の短円柱体で形成されている。また、押圧部位66は弾性材料で形成された弾性面を有している。さらに、本形態においては、圧着手段64は、周縁裏面1b方向に付勢されて装着されており、常時十分な押圧力でフィルム100を周縁裏面1bに圧着できるようになっている。すなわち、基部63から周縁裏面1b側へと所定の距離突出されており、フィルム100を被着体1の周縁裏面1bに貼着時には、基部63の表面とおおよそ同一面内まで付勢力に反して変位可能となっている。周縁裏面1b方向に圧着手段64を周縁裏面1bに付勢する構成は、例えば、圧着手段64の回転軸65を支持する孔部において周縁裏面1bの反端側に弾性体68を収縮可能な状態で介在させて支持する構成を採ることができる。
なお、圧着手段64は、貼着装置42においては、折り返し手段44として併設された2個の回転体44a、44bの中間部位に圧着手段64の中心が位置されるように構成されている。また、圧着手段64の周縁方向に沿った基部63の前方部位および/または後方部位には、滑面層67を備えている。滑面層67を備えることで、フィルム100で覆われた被着体1の周縁裏面1bを滑らかに摺動させることができる。なお、このような滑面層47を少なくとも貼着装置42の摺動方向に沿った前方部位に備えることで、良好な状態で圧着手段64に貼着部位を供給することができる。圧着手段64の周縁端部1aの前方部位および後方部位の双方に備えていれば、貼着装置42を周縁方向に沿って双方向摺動を容易にすることができる。なお、このような滑面層67を備えることで、折り返し手段44によるフィルム100の折り返しもスムーズに行うことができるようになる。
本貼着装置42においては、圧着手段64が周縁裏面1b側に付勢されているため、圧着手段64が周縁端部1aに押し当てられていない状態にあっては、その当接部位66は周縁端部1aに当接される滑面層47の面よりも周縁裏面1b側に突出された状態となっており、当接部位66が周縁裏面1bに適度な圧力で押し当てられたときには滑面層47の形成する面とほぼ同一面上に当接部位46が変位するように付勢の程度が調節されている。こうすることで、フィルム100を周縁端部1aに十分にかつ正確に密着および貼着させることができる。
(貼着体の製造方法)
次に、こうした貼着装置42を用いてフィルム100を被着体1の周縁に貼着して、貼着体を製造する方法について説明する。
まず、貼着装置2をフィルム100を折り返した状態でセットする。図4(a)には、被着体1の主たる被着面にフィルム100が貼られ、周縁端部1aからフィルム100の外周部分が延出された状態が記載されている。図4(b)に示すように、被着体1のフィルム100が貼着された側を下に向けた状態とし、その被着体1の周縁表面1cの下方に当接部位46a、46bが来るように貼着装置42を位置させ、貼着装置42を、に周縁表面1cが当接部位46a、46bに当接し、周縁端部1aが圧着手段64の押圧部位66に当接するように上方へ移動させる。こうすることで、フィルム100の外周部分が被着体1の周縁端部1aを基部にして折り曲げられる。
次に、図4(c)に示すように、貼着装置42の折り返し手段44の当接部位46a,46b及び圧着手段64の押圧部位66で周縁端部1aで折り曲げられたフィルム100の外周部分を適度に押圧しながら、貼着装置42を周縁裏面1b側に倒しフィルム100を周縁裏面1bに折り返し密着させる。こうすることで、当接部位46a、46bがフィルム100を周縁端部1aに押圧して圧着し、押圧部位66がフィルム100を周縁裏面1bを押圧し圧着した状態が形成され、セットが完了する。
次いで、貼着装置42を把持して、当接部位46a、46bを周縁端部1aに、押圧部位66を周縁裏面1bに押し当てながら、貼着装置2を周縁のずれか一端側に向けて摺動させる。なお、滑面層67が折り返されたフィルム100の表面を滑走していく程度に貼着装置42を周縁裏面1cに押し当てることが好ましい。このとき、当接部位46a、46bには摺動に伴ってそれぞれ独立に回転しているため、フィルム100の外周部分をシワなどを発生させることなくエアを排出しつつ連続的に順次フィルム100を折り返していくことができる。また、弾性面を備えているため、周縁端部1aの形状に密着してフィルム100を確実に圧着できる。さらにそれぞれが独立して周縁端部1a側に付勢されているため、周縁端部1aの形状によく追従して確実に折り返しと圧着とを行うことができる。
圧着手段64が、滑面層67が折り返されたフィルム100表面を滑走する程度に押し当てられることで、十分な押圧力で押圧部位66がフィルム100を周縁裏面1bに圧着させることができる。また、押圧部位6が周縁裏面1b側に付勢されていることと弾性材料を備えていることで、裏面に凹凸や曲面があってもその形状に十分追従するとともに十分な押圧力でフィルム100を密着させることが可能となっている。貼着装置42においては、折り返し手段44が回転体でかつ弾性材料を備える構成となっているため、周縁の厚みにかかわらず各種の被着体1に適用できる汎用性の高いものとなっている。
なお、貼着装置42においては、折り返し手段44は回転体を用いる構成としたが、これに限定するものではなく変位しないものであってもよい。また、折り返し手段44は縦壁状としたが、L字状や凹状であってもよい。また、折り返し手段44は、回転軸を弾性体により周縁端部1a側に付勢し、当接部位46a、46bに弾性面を備える構成としたが、必ずしも当該構成を要するものでもなく、当該構成に替えてあるいは当接部位の内部に弾性材料を備える構成を採用することもできる。さらに、圧着手段64は、弾性面を有する回転体としたが、これに限定しないで、変位しない不動の押圧形態とすることもできる。
(第3の形態)
図5には、本発明の貼着装置の好ましい第3の形態が示されている。以下、第3の形態において特徴的な部分を主として説明する。本形態における貼着装置82は、折り返し手段84と圧着手段104とを備えている。貼着装置82は、被着体1の周縁端部1aを収容した状態で周縁端部1aに対して摺動可能とするスリット81を備える板状体の基部83を有している。折り返し手段84と圧着手段104はともに基部83のスリット81内に備えられている。
折り返し手段84は、周縁方向に沿って回転可能に構成された二つの回転体84a、84bとから構成されている。回転体84a、84bは、スリット81の一端側と他端側とにそれぞれ備えられているとともに、これらの回転体84a、84b間に圧着手段104が配置されている。
各回転体84a、84bは、それぞれの側面(周面)が当接部位86a、86bを形成する円柱体であり、本形態にあっては、当接部位86a、86bは、周面において周縁端部1aを収容可能な凹状の溝を形成している。したがって、当接部位86a、86bは、周縁端部1aおよびこれに連続する近傍(周縁裏面1bおよび周縁表面1cのそれぞれ周縁端部1a寄りの部分)に当接されるものとなっている。また、各回転体84a、84bは、周縁端部1a側に付勢可能に形成されている。回転体84a、84bを周縁端部1a側に付勢可能とするには、例えば、当接部位86a、86bを備える回転体84a、84bの回転軸を支持する支持孔部においてバネなどの弾性体を用いて周縁端部1a側に付勢させた状態とすることによって構成できる。なお、当接部位86a、86bの表面および内部に弾性材を備える構成としてもよい。
圧着手段104は、フィルム100の外周部分を被着体1の周縁の裏面1cに圧着可能にフィルム100を周縁裏面1bに押圧する部位106を備えている。本形態においては、圧着手段104は、折り返し手段84の回転体84a、84bとの間に配置されている。また、圧着手段104は、周縁裏面1bにフィルム100の折り返し部分を圧着できる程度の押圧部位106を有する他、周縁端部1aおよびこれに連続する周縁表面1c形状に対応した部位を有しており、全体として周縁端部1a近傍を挟持するような凹状を形成している。また、圧着手段104の凹状部位の表層の全体に滑面層を有している。さらに、押圧部位106の内部には、弾性材料を備えており、押圧部位106が周縁裏面1b側に付勢可能に形成されている。
(貼着体の製造方法)
次に、こうした貼着装置82を用いてフィルム100を被着体1の周縁に貼着して、貼着体を製造する方法について説明する。
まず、貼着装置2をフィルム100を折り返した状態でセットする。図6(a)には、被着体1の主たる被着面にフィルム100が貼られ、周縁端部1aからフィルム100の外周部分が延出された状態が記載されている。貼着装置82のスリットの反対側を把持して、被着体1の周縁端部1aから延出されたフィルム100の外周部分を、スリット内の折り返し手段84の回転体84aの当接部位86aに導入する。こうすることで、周縁端部1aでフィルム100の外周部分が周縁裏面1c側に折り返され、周縁端部1a近傍におおよそ圧着させることができ、セットが完了する。次いで、貼着装置82を周縁に沿って摺動させることで、周縁端部1aで折り返されたフィルム100は、周縁裏面1bに圧着される。貼着装置82の摺動に伴い、フィルム100の折り返し及び圧着が連続的に実施される。
貼着装置82においては、回転体84a、84bはそれぞれ凹状の当接部位86a、86bを有しているため、周縁端部1aでフィルム100を折り返すとともに周縁端部1a及びその近傍にフィルム100をおおよそ圧着することができる。また、当接部位86a、86bは貼着装置82の摺動に伴って回転するため、スムーズにフィルム100を折り返し周縁端部1a近傍に圧着できる。したがって、周縁端部1a近傍においてフィルム100のシワやヨレ、エア噛みが抑制される。さらに、回転体84a、84bは、弾性体にて周縁端部1a側に付勢されているため、周縁端部1a形状に追従して当接して確実にフィルム100を周縁端部1aに沿って折り返すとともに圧着できる。特に、本形態においては、2個の回転体84a、84bを有するが、それぞれ独立して回転し、かつ独立して周縁端部1a側に付勢されているため、周縁端部1a形状が曲面や凹凸を有していても、十分に対応できる。
また、圧着手段104が、周縁端部1a近傍に対応した凹状形態を有するために、確実に折り返されたフィルム100を周縁裏面1b他、周縁端部1aにも圧着させることができる。また、この凹状形態の圧着手段104は、表面に滑面層を備えているために、折り返されたフィルム100においてシワや伸びやエア噛みなどの発生を抑制する。さらに、圧着手段104は、押圧部位106が周縁裏面1b側に付勢されているため、周縁裏面1b側に凹凸形状があってもそれに対応して押圧部位106を周縁裏面1bに密着させることができ、確実な圧着を可能としている。
なお、貼着装置82においては、折り返し手段104は回転体を用いる構成としたが、これに限定するものではなく、変位しないで固定されたものであってもよい。また、折り返し手段104は凹状形態としたが、縦壁状やL字状であってもよい。また、折り返し手段104は、回転軸を弾性体により周縁端部1a側に付勢する構成としたが、必ずしも当該構成を要するものでもなく、当該構成に替えてあるいは当該構成とともに当接部位の表面あるいはその内部に弾性材料を備える構成を採用することもできる。さらに、圧着手段104は、凹状形態としたが、これに限定しないで、周縁裏面1bに押圧する押圧部位のみの構成とすることもできる。また、圧着手段104は、変位しない固定形態としたが、回転体として構成することもできる。
以上説明したように、本発明の貼着装置及び貼着体の製造方法によれば、フィルムの外周部分を周縁に沿って正確にかつ確実に貼着でき、貼着不良を効果的に抑制できる。しかも、貼着装置を把持しつつ、被着体の周縁端部に沿って摺動させるだけであるため、作業の熟練度に関係なく高い精度で貼着作業を遂行することができる。
第1の形態の貼着装置の側面図(a)と挟持部位を開拡した状態の正面図(b)である。 第1の形態の貼着装置による貼着体の製造工程を示す図である。 第2の形態の貼着装置の側面図(a)と正面図(b)である。 第2の形態の貼着装置による貼着体の製造工程を示す図である。 第3の形態の貼着装置の側面図(a)と正面図(b)である。 第3の形態の貼着装置による貼着体の製造工程を示す図である。 貼着体の周縁近傍におけるフィルムの貼着状態を示す図である。
符号の説明
1 貼着体、1a 周縁端部、1b 周縁裏面、1c 周縁表面、2、42、82 貼着装置、4、44、84 折り返し手段、6,46,86 当接部位 24、64、104 圧着手段 26、66、106 押圧部位、100 フィルム。

Claims (15)

  1. フィルムの貼着装置であって、
    被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着させる当接部位を備える折り返し手段と、
    該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、
    前記折り返し手段と前記圧着手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、
    を備える、貼着装置。
  2. 前記折り返し手段は、前記周縁端部近傍の形状に対応した凹状部を有する、請求項1に記載の貼着装置。
  3. 前記折り返し手段の前記当接部位は弾性材料で形成された弾性面を有する、請求項1又は2に記載の貼着装置。
  4. 前記折り返し手段は、前記周縁端部側に付勢可能に形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の貼着装置。
  5. 前記折り返し手段は1個あるいは2個以上の回転体で構成される、請求項1〜4のいずれかに記載の貼着装置。
  6. 前記2個以上の折り返し手段は、前記被着体の周縁に追従可能に並設されている、請求項5に記載の貼着装置。
  7. 前記圧着手段は、前記周縁端部近傍の形状に対応した凹状体である、請求項1〜6のいずれかに記載の貼着装置。
  8. 前記圧着手段は、前記周縁裏面と前記周縁表面とを押圧可能に挟持する、請求項1〜7のいずれかに記載の貼着装置。
  9. 前記圧着手段は、前記押圧部位が弾性材料で形成された弾性面を有する、請求項1〜8のいずれかに記載の貼着装置。
  10. 前記圧着手段は、前記周縁裏面側に付勢可能に形成されている、請求項1〜9のいずれかに記載の貼着装置。
  11. 前記圧着手段は、1個あるいは2個以上の回転体で構成される、請求項1〜10のいずれかに記載の貼着装置。
  12. フィルムの貼着装置であって、
    被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着する当接部位を備える手段と、
    該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、
    前記折り返し手段と前記圧着手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、
    を備え、
    前記折り返し手段は、前記被着体の周縁端部及び周縁表面に当接する当接部位を有し、前記圧着手段は、前記被着体の周縁裏面及び周縁表面を押圧可能に挟持するとともに前記押圧部位は周縁方向に沿って回転する回転体の側面であって弾性材料で形成された弾性面を有している、貼着装置。
  13. フィルムの貼着装置であって、
    被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着する当接部位を備える折り返し手段と、
    該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に押圧して圧着する押圧部位を備える圧着手段と、
    前記折り返し手段と前記押圧手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、
    を備え、
    前記折り返し手段は、前記周縁端部側に付勢可能に形成されるとともに前記当接部位は前記周縁方向に沿って回転する回転体の側面であって弾性材料で形成された弾性面を有しており、前記圧着手段は、前記被着体の周縁裏面側に付勢可能に形成されるとともに前記押圧部位は前記周縁方向に沿って回転する回転体の側面であって弾性材料で形成された弾性面を有している、貼着装置。
  14. フィルムの貼着装置であって、
    被着体に予め貼着された前記フィルムの前記被着体の周縁端部より延出された外周部分を、前記被着体の周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着する当接部位を備える折り返し手段と、
    該折り返し手段によって折り返された前記フィルムの前記外周部分を前記被着体の周縁裏面に圧着する押圧部位を備える圧着手段と、
    前記折り返し手段と前記押圧手段とを前記周縁端部に沿って摺動可能に備える基部と、
    を備え、
    前記折り返し手段は、前記被着体の周縁端部近傍形状に対応した凹状部に前記当接部位を有する回転体であり、前記圧着手段は、前記被着体の周縁端部近傍形状に対応した凹状体である、貼着装置。
  15. フィルムが被着体の表面及び周縁端部及びこれに連続する周縁裏面に貼着された貼着体の製造方法であって、
    前記フィルムを前記被着体の表面に貼着して、該フィルムの外周部分が前記周縁端部から未貼着の状態で延出された状態とする工程と、
    前記周縁端部に請求項1〜14のいずれかに記載の貼着装置をセットする工程と、
    該貼着装置を周縁端部に沿って摺動させて前記フィルムの外周部分を前記周縁端部を基部として折り返すとともに当該周縁端部に圧着するとともに、折り返されたフィルムの外周部分を前記被着体の周縁裏面に圧着する工程と、
    を備える、製造方法。
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WO2010101283A1 (en) * 2009-03-02 2010-09-10 Unicharm Corporation Folding apparatus and method of manufacturing absorbent article

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